JPH01101392A - 単流固体再循環コーキング法 - Google Patents

単流固体再循環コーキング法

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JPH01101392A
JPH01101392A JP63232117A JP23211788A JPH01101392A JP H01101392 A JPH01101392 A JP H01101392A JP 63232117 A JP63232117 A JP 63232117A JP 23211788 A JP23211788 A JP 23211788A JP H01101392 A JPH01101392 A JP H01101392A
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solids
coking
approximately
solid
zone
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JP63232117A
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Francis X Mayer
フランシス ザヴィア メイアー
William E Lewis
ウイリアム アーネスト ルイス
Joseph P Matula
ジョセフ ポール マテューラ
David W Staubs
ディヴィッド ウェイン ストーブス
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Exxon Research and Engineering Co
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G69/00Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process
    • C10G69/02Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process plural serial stages only
    • C10G69/06Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process plural serial stages only including at least one step of thermal cracking in the absence of hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B55/00Coking mineral oils, bitumen, tar, and the like or mixtures thereof with solid carbonaceous material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G31/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for
    • C10G31/11Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for by dialysis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
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    • C10G9/005Coking (in order to produce liquid products mainly)

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はスクラバーボトムを濾過して固体積載部分およ
び実質的に固体を含まない濾液を得る重質石油原料に対
する流動式コーキング法に関する。
固体積載部分はコーキング帯域に再循環され、実質的に
固体を含まない濾液は水素化処理することができる。
発明の背景 重質石油原料を軽質で一層有用な液体生成物に転化する
ために多くの研究が長年にわたってなされてきた。この
転化の達成に何年もかかって開発された1つの方法は流
動コーキングである。普通の流動コーキングにおいて、
重質石油原料が高温の微細コークス粒子の流動層内へ噴
射され、従ってコークス粒子の表面上に均一に分配され
、そこで蒸気およびコークスに分解される。蒸気は同伴
コークス粒子の大部分を除去するサイクロンを通過する
。次いで蒸気はスクラバー中へ排出され、そこで残留コ
ークス粒子が除去され、生成物は冷却されて重質液体を
凝縮する。生じたスラリーは通常約1〜約3重量%のコ
ークス粒子を含み、コーキングリアクターへ再循環され
る。スクラバーのオーバーヘッド生成物はガス、ナフサ
、並びに軽質および重質軽油に分離する分留に送られる
リアクター容器中のコークス粒子は下方へ、リアクター
の基部のストリッピング帯域へ流れ、そこでストリッピ
ング水蒸気が間隙生成物蒸気をコークス粒子またはそれ
らの間から、並びに若干の吸着液体をコークス粒子から
除去する。次いでコークス粒子はスタンドパイプを下っ
てライナー中へ流れてバーナーへ導かれ、そこでコーク
スの一部を燃焼させ、非燃焼高温コークスが再循環され
るコークスリアクターの熱要求を十分に満たす残余の加
熱に十分な空気が噴射される。バーナー中で消費される
もの以上の正味コークスは生成物コークスとして抜取ら
れる。
他の型の流動式コーキング法は3容器:リアクター、加
熱器およびガス化装置、を用いる。リアクター中に生じ
たコークスは抜取られ、加熱器を通過させ、そこで揮発
性物質の一部が除去される。
次いでコークスはガス化装置へ移動させ、そこで高温度
で空気および水蒸気と反応して一酸化炭素、二酸化炭素
、水素、窒素、水蒸気および硫化水素の混合物を形成す
る。ガス化装置中で生じたガスは加熱器中で熱交換して
リアクター熱要求の一部を与える。残余の熱はガス化装
置と加熱器との間にコークスを循環することにより供給
される。
なお他の型の流動式コーキング法はいわゆる単流コーキ
ング法であり、スクラバーのボトム留分をより普通に再
循環して消滅させる代りに直接水素化処理装置へ送る。
そのような単流法の不利益はボトム留分が微細コ−クス
粒子を積載して水素化処理装置の閉塞を生ずることであ
る。
従って、従来技術の不利益により制約されず、実質的に
固体を含まないスクラバーボトム留分を生ずる流動式コ
ーキング法に対する技術的要求が存在する。
発明の概要 本発明によれば、固体粒子の流動層中、流動コ−キング
条件下に維持されるコーキング帯域中で重質炭化水素油
を通常液体の炭化水素を含む気体生成物およびコークス
に分解し、コーキング帯域から高温気体生成物をスクラ
ビング帯域へ移動させそこでそれを冷却してそれにより
凝縮した重質炭化水素ボトム留分並びに気体および通常
液体の物質を含む軽質生成物を生成させる方法であって
、(al前記スクラビング帯域のボトム留分の少くとも
一部分を、生じた固体の少くとも約95%を保持するこ
とができ、少くとも0.05〜0.5ガロン毎分毎平方
フィート(gpm/ft” )のフラックスを維持でき
る濾過装置を含むことを特徴とする精密濾過(m1cr
ofiltration )系へ送り、(b)生した実
質的に固体を含まない濾液を生成物流として捕集し、(
c)濾過固体をコーキング帯域へ再循環することを含む
方法が捉供される。
本発明の好ましい態様において、実質的に固体を含まな
い濾液は約316〜約438℃(約600〜約820°
F)の温度で、約500〜約10.00O3CF/B 
(標準立方フィート毎バレル)の水素処理流量で水素処
理されて硫黄、窒素および金属のような成分を除去され
、並びに水素対炭素比を高められる。
本発明のなお他の好ましい態様において、他の固体積載
物質、例えば接触分解ボトム、スラリー接触水素化転化
ボトムおよびオイルスラッジをスクラバーボトム留分と
ともに精密濾過系に通してこれらの系中に存在する固体
もまた除去し、コーキング帯域へ再循環することができ
る。
発明の説明 図面を参照すると、炭化水素油、例えば約566t” 
<約1050°F”)の大気圧沸点を有する減圧蒸留残
油をライン10により流動コーキングリアクター14へ
送る。説明を簡単にするため、減圧残油がここに使用さ
れる炭化水素油を示すために使用されるけれども、流動
コーキングに適する他の炭化水素油もまた使用できると
理解される。
そのような油の限定的でない例には重質およびリデュー
スト石油原油、石油常圧蒸留残油、ピッチ、タールサン
ド油、ビチューメン、けつ岩油、コールリキッド、アス
ファルト並びにそれらの混合物が包含される。典型的に
はそれらのフィードは少くとも約5重量%、一般に約5
〜約50重置%、好ましくは約7重量%以上のコンラド
ソン炭素含量を有する。(コンラドソン炭素含量に関し
てはASTM試験D189−65参照)。
コーキング帯域を示す固体の流動層12(例えば約40
〜約1,000ミクロン、好ましくは約150ミクロン
の平均粒径を有するコークス粒子)がリアクター14中
に維持され、上面16を有する。流動化ガスはライン1
8を通して、約0.5〜5フイ一ト毎秒の範囲内の見か
け流動化速度を得る十分な量でリアクターの基部に導入
される。流動化ガスは気化した通常気体の炭化水素、水
素、硫化水素、水蒸気およびそれらの混合物を含むこと
ができる。好ましくは流動化ガスは水蒸気である。コー
クス粒子の流れはコーキング帯域の実際の温度以上約5
6〜約556℃(約100〜約1.000°F)、好ま
しくは約83〜約167℃(約150〜約300°F)
でライン22により、加熱器またたはバーナーから、コ
ーキング帯域の温度を約454〜約760℃(約850
〜約14000F)、好ましくは約482〜約649℃
(約900〜約1200°F)に維持する十分な量入れ
られる。コーキング帯域中の圧力は約O〜約10、5 
kg/cd (ゲージ圧)〔約0〜約150ボンド毎平
方インチゲージ(ρsig )、好ましくは約0.4〜
約3.2 kg/c+4 (ゲージ圧)(約5〜約45
psig )の範囲内に維持される。リアクターの下部
はストリッピング帯域として役立ちコークス粒子から吸
蔵炭化水素物質を除去する。ストリップされた比較的低
温のコークスはコークスバーナー、コークス加熱器また
はコークスガス化装置中へ送るライン20によりストリ
ッピング帯域から抜取られ、そこでコークスは加熱され
、ライン22を通ってコーキング帯域へ再循環されて吸
熱コーキング反応に対する熱を供給する。加熱器は米国
特許第2.881,130号に開示された普通のコーク
スバーナーとして操作することができ、それはこ−に参
照される。あるいは加熱器は米国特許第3.661.5
43号、第3,702,516号および第3,759.
676号に開示されたように熱交換帯域として操作する
ことができ、それらの特許はすべてこ\に参照される。
コーキング帯域において、ライン10を経て導入される
炭化水素油はコークス粒子の高温流動層との接触により
接触的に、熱的に、またはその両方で転化され、粒子の
表面上に形成される析出物および気体生成物を生ずる。
気体生成物は566’c (1,050’ F)以上で
沸騰する物質を含め軽質および重質炭化水素物質並びに
同伴コークス粒子を含み、スクラビング帯域24へ移動
させる。
スクラビング帯域において、ガス状コークス生成物が冷
却され、重質炭化水素物質が凝縮される。
軽質生成物は、気体および常態で液体の炭化水素物質を
含み、次の普通の分留およびガス回収のためにライン2
6を経てスクラバーの上部から取出される。スクラバー
のボトム留分は気体コーキング装置生成物の凝縮部分並
びに比較的高濃度の、約3重量%までの微細コークス粒
子を含む、スクラバーボトム留分の少くとも一部がライ
ン28を経て取出され、精密濾過系30へ送られる。こ
のボトム留分はフィードのコンラドソン炭素含量の約0
.5〜1.5倍、好ましくは0.7〜1.2倍、より好
ましくは約0.8〜1.0倍のコンラドソン炭素含量を
存する。
本発明の実施における使用に適する精密濾過系はスラリ
ー中の微細コークス粒子を選択的に除去し、同時に有効
なフラックス(浸透流量)を維持する有効な、実質的に
均一な孔径を有するものが含まれる。有効なフラックス
という語により、我々は精密濾過系の濾過装置が、それ
を通る流体の流量が少くとも約0.05〜0.5ガロン
毎分毎平方フィート(gpm/ft” )であるように
選ばれることを表わす。有効な実質的に均一な孔径とい
う語により、我々は濾過装置の実質的にすべての細孔が
はり同じ大きさであること、および孔径が約すブミクロ
ン〜約50ミクロンの平均径を有する粒子を少く上も約
95%、好ましくは少くAも約99%保持するものであ
ることを表わす。さらに、使用に適する精密濾過系はス
クラバーボトム留分による化学的および物理的攻撃に対
し実質的に耐性である材料から構成される。
そのような材料の限定的でない例にはセラミックス並び
にステンレス鋼およびニッケル基合金例えばモネル(M
onel )およびインコネル(Inconel)〔と
もにインタナショ′ナル・ニッケル・カンパニー社(I
nternational N1ckel Compa
ny Inc、 )から人手できる〕並びにハステロイ
(Hastelloy )〔キャボット・コーポレーシ
ョン(cabotCorρoration )から入手
できる〕からなる群から選ばれる金属が包含される。
使用に適する好ましい精密濾過系にはステンレス鋼を含
む焼結多孔性金属メンブラン系が包含される。そのよう
な系はモット・メタラジカル・コーポレーション(Mo
tt Metallurgical Corporat
ion)およびボール・コーポレーション(PallC
orporation)から入手できる。そのような焼
結多孔性金属メンブランは一般に不連続°の均一な大き
さの金属粒子から2段階操作で作られる。粒子は初めに
所望の基本形状に加圧成形され、次いで加圧下に加熱さ
れる。生じたメンブランは金属粒子間の空間に由来する
多孔性構造を有する。有効な孔径は出発粒子径および加
熱の程度により密度増加によりモニターして決定するこ
とができる。そのような系が平らなシート、管、および
「ソックス」 (いわゆるチューブシートに取付ける管
)の形状で利用できるけれども、使用に好ましい形状は
図面に例示されるようなソックス形状である。
濾過装置はまた金網または金網と焼結多孔性メンブラン
との複合体からなることができることは本発明の範囲内
にある。
本発明の精密濾過系は流通方式、十字流方式、またはそ
れらの組合せで運転することができる。
好ましくは流通方式である。流通方式においてフィード
流は通常メンブラン表面に垂直であり、メンブラン表面
上に保持されるものを除いてすべての物質が浸透物とし
て出る。流通は高い濃度を生じ、従って液体回収を最大
にする利点を有する。
流通処理の潜在的制約は圧力の変動および(または)メ
ンブラン表面上のコークスの蓄積による初めに比較的高
く次いで低下する浸透速度である。
これは四分式または少くとも半連続操作を必要とする。
十字流方式において、フィード流はメンブラン表面に平
行し、浸透物が抜取られるよりも高い流量である。生ず
るフィードの側部乱れがメンブラン表面における固体蓄
積を限定する傾向がある。
初期の、ときどき無視できる傾斜後、十字流における浸
透流量が理想的にはメンブラン表面上の物質が限定され
て一定かつ比較的高く保たれるであろう。
十字流処理の明らかな利点は連続的な浸透流量である。
流通と比較した十字流の不利益は達成できる限定された
回収および生ずる濃度に対する限界である。流通方式は
一定フイード流条件で一定フイード圧下に運転できる。
その方法はメンブラン表面上に徐々に固体が蓄積する。
これらの固体はプロセスを続けるために定期的に除去し
なければならない。本発明の目的には定フィード流条件
が好ましい。これは可変圧力操作で、しかし定浸透また
は濾液産出盪を生ずる。プロセスは予め定めた最大圧力
まで続け、その時点でフィード流を止め、次のサイクル
前に保持物質(濾過ケーク)をメンブランから除去しな
ければならない。
次に図面に戻ると、フィードはライン28を経て系の底
部付近に入り、メンブランソックス38付近の下方空間
を満たす。液体はソックスを通って濾過され、同時に固
体がその外部表面上に保持される。透明濾液はソックス
の内部およびハウジングの上部を満たした後、浸透液出
口36から出る。倒立または「インサイド/アウト」設
計において、メンブランソックスを取付けるチューブシ
ートがハウジングの底部に配置され、ソックスがその開
端を下方へ向けて倒立される。フィードはフィード入口
で装置内に入り、ハウジングの底部および固体を捕集す
るソックスの内部を満たす。
固体を含まない浸透液または濾液はハウジングの底部付
近のチューブシートの上方に位置する出口から出る。
各処理サイクルの終りに、典型的には精密濾過装置中の
圧力がソックスメンブラン上の固体のケーキングによっ
て望ましくない水準例えば約2.8kg/ad(約40
psi)に達したとき、フィード人口弁42を閉じ、浸
透液出口44もまた閉じてメンブランソックスをライン
40を経て短接続時間の流体の脈動で逆流させてケーク
固体を除去する。
流体は蒸気、液体、または蒸気と液体との混合物である
ことができる。通常、この逆流は約1.4〜約14kg
/ci(約20〜約200psi)、好ましくは約2.
8〜約1kg/cd<約40〜約100psi)の圧力
である。次いでボトムドレン弁46を開くと逆流ガスが
上部で膨張し、浸透液を押してメンブランを逆流し、ケ
ーク固体(濾過ケーク)を除去し、メンブランを再生し
、生じた固体積載スラリーまたは濃縮物を強制的にドレ
ンからライン32を通してコーキング帯域へ進める。再
生サイクルは典型的には約30〜45秒を要する。この
固体積載濃縮物の少くとも一部をリアクター中へ導入す
る炭化水素油と混合することができることが理解される
精密濾過系内へライン34を通して他の固体含有炭化水
素物質例えば接触分解ボトム、水素化転化ボトムおよび
オイルスラッジを尋人することもまた本発明の範囲内に
ある。
濾液はライン36を通して次の処理、例えば水素化処理
、脱歴などへ送ることができる。濾液または浸透液の品
質を向上するために水素化処理装置48へ送ることが好
ましい。用いた「水素化処理」いう語は高い温度および
圧力で水素と接触させることにより炭化水素油の品質を
向上させる任意の種々の方法を示す。そのような方法に
は比較的低い苛酷度の反応条件下のハイドロソファイニ
ング;比較的高い苛酷度の適当な分解反応を伴なう反応
条件下のハイドロファイニング例えば水素化異性化、水
素化脱アルキル、並びに水素の存在下の炭化水素油の他
の反応が含まれる。それらの例には水素化脱流、水素化
異性化および水素化分解が包含される。水素化処理に対
し使用に適する触媒には任意の公知水素化処理触媒が含
まれる。
そのような触媒の限定的でない例には1種またはそれ以
上のVIB族および1種またはそれ以上の■族の金属を
アルミナ、シリカ、またはアルミナ−シリカ担体上に含
むものが包含される。VIB族および■族はサージェン
ト・アンド・カンパニー(B、 H9Sargent 
and Company)、著作権1962、ダイナ・
スライド・カンパニー(Dyna 5lide Com
pany)による元素の周期表の族を示す。そのような
水素化処理触媒は米国特許第4.051.021号に開
示され、それはこ\に参照される。
本発明の実施に使用できる典型的な水素化処理条件は次
のとおりである: 典型的範囲 好ましい範囲 温度°F 運転の開始    600−750   ゛650−7
00運転(7)It      725−825   
730−800圧力、psi      400−10
.000 500−3,000水素流量、SCF/B’
  500−10.000 1.000−4,000空
間速度、LIISV20.05−5.0  0.08−
1.01、5CF/B=標準立方フィート毎バレル2、
 LH3V=時間基準時間基準液 空間速度例は本発明の例示のために与えられる。
実施例1および2 22.1重量%のコンラドソン炭素含量及び6.9の1
5.6℃(60°F)API比重を有する減圧蒸留残油
を約510℃(約950°F)で流動コーキングした。
コーーカー装置は単流方式および普通の再循環方式の両
方で運転した。すなわち再循環方式はスクラバーボトム
留分を再循環して消耗させる。装置は42KB/SO(
1,000バレル/運転日)でラインアウトし、スクラ
バーボトムは試験に対する調製中リアクターに再循環し
た。第1サイクル試験(24時間持続)中に生成物の試
料を採取し、分析した。次いで装置を再循環方式から流
通(○/T)方式に徐々に、約6時間にわたってリアク
ターに再循環したスクラバーボトムの割合を低下させる
過渡期を経てついにスクラバーボトムをすべて生成物と
して取出した。平行してフィード流量を42KB/S口
から52KB/SDに増加し、リアクターに対する全フ
ィード流量を一定に保った。単流スクラバーボトムの試
料を約9時間にわたり採取し、分析した。装置を再循環
方式に戻し、試料を再び24時間にわたって採取し、分
析した。再循環および単流方式の両方に対する分析結果
を表iに示される。再循環方式に対するデータは2試験
結果の平均である。
H,S       O,730,54−0,19C,
−C413,7612,Q8  −1.68全液体  
   52.70 61.12   +8.42□  
全コークス   32.81 26.26  −6.5
5too、oo  too、oo    。
上表は普通の流動コーキングに比べた本発明のコーキン
グ法の利点を示す。例えば全液体収率が15%以上増加
し、コークス生成が約20%低下し、かつC+  Ca
生成が12%以上低下した。
実施例3 実施例1に示したように単流方式で運転した流動式コー
キング法のスクラバーボトム流の一部を4つの別の流れ
にわけた。それぞれを204℃(400°F)の温度で
精密濾過系に通し、その濾過装置の孔径は図面の30お
よび表■に示されるように異なった。精密濾過系のメン
ブランソックスは表■に示した実質的に均一な孔径を有
するo、srt”の焼結ステンレス鋼単一要素であった
系が5.6 kg/cm (80pst)の圧力に達し
たそれぞれのときに精密濾過系中への流れの導入を止め
、メンブランソックス要−素を水蒸気で逆流させ、濾過
ケーキを除き、その後系中への流れの導入を再開した。
実施例4 単流方式の流動式コーキング法で生じたスクラバーボト
ム流を前記の、しかし0.5ミクロンの平均粒径を有す
る0、 94 f’t’単一焼結ステンレス鋼要素から
なるメンブランソックスを含む精密濾過系に通した。流
れを204〜316℃(400〜600°F)の温度で
5日間精密濾過系に通した。
精密濾過系を通る流れの通過を、圧力が1.4〜2、8
 kg/cd (20〜40 psi)に達したそれぞ
れのときに止め、メンブランソックスを窒素ガス脈動で
逆流して濾過ケークを除去し、その後流れの通過を他の
サイクルに対して再開した。結果は表■に示される。
表−見 孔径、ミクロン        0.5サイクル数  
         130フランクス流量、gpm/f
 L”    0.2〜0.53固体濃度、重量%  
     1.6〜6.0メジアンサイズ、ミクロン 
  50〜78濾液固体濃度、ρps+       
 0〜44ケーク厚さ、インチ     0.2〜1.
0サイクル時間、分       9〜92実施例5 前記の、約1〜2重量%固体を含む単流コーキング方式
のスクラバーボトム流をプロセス軽油と混合し、品質向
上のために固定層水素化処理装置へ送る。水素化処理装
置の固定層がスクラバーボトム流中の粒子の存在のため
に一定時間後に閉塞を経験することが認められよう。
実施例6 前記実施例を、しかしスクラバーボトム流を精密濾過系
に通して粒状物質を実質的にすべて除去して繰返す。濾
液をプロセス軽油と混合して固定層水素化処理装置に導
入する。固定層が長時間にわたって閉塞しないことが認
められよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1態様の略工程系統図である。 12・・・流動層、 14・・・コーキングリアクター、 24・・・スクラバー、 30・・・精密濾過系、 38・・・メンブランソックス、 48・・・水素化処理装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固体粒子の流動層中、流動コーキング条件下に維
    持されるコーキング帯域中で重質炭化水素油を常態で液
    体の炭化水素を含む気体生成物およびコークスに分解し
    、高温気体生成物を前記コーキング帯域からスクラビン
    グ帯域へ移動させる方法において、 (a)前記スクラビング帯域から生じた固体含有ボトム
    留分の少くとも一部を、固体の少くとも約95%を保持
    することができ有効フラックスを維持できる実質的に均
    一な孔径を有する濾過装置を含むことを特徴とする精密
    濾過系へ送り、 (b)生じた実質的に固体を含まない濾液を生成物流と
    して捕集し、 (c)濾過固体をコーキング帯域へ再循環する、ことを
    含む方法。
  2. (2)炭化水素油が減圧蒸留残油である、請求項(1)
    記載の方法。
  3. (3)精密濾過系の濾過装置が焼結多孔性金属メンブラ
    ンからなる、請求項(1)記載の方法。
  4. (4)金属が鉄基およびニッケル基の合金から選ばれる
    、請求項(3)記載の方法。
  5. (5)鉄基合金がステレンス鋼である、請求項(4)記
    載の方法。
  6. (6)コーキング帯域が約454〜約760℃(約85
    0〜約1400゜F)の温度および約0〜約10.5k
    g/cm^2(ゲージ圧)(約0〜約150psig)
    の圧力で維持される、請求項(1)記載の方法。
  7. (7)コーキング帯域が約482〜約649℃(約90
    0〜約1200゜F)の温度および約0.4〜約3.2
    kg/cm^2(ゲージ圧)(約5〜約45psig)
    の圧力で維持される、請求項(6)記載の方法。
  8. (8)他の固体積載流をスクラバーボトム留分とともに
    精密濾過系に通し、他の固体積載流が接触分解ボトム、
    スラリー接触水素化転化ボトムおよびオイルスラッジか
    らなる群から選ばれる、請求項(1)記載の方法。
  9. (9)実質的に固体を含まない濾液が約316〜427
    ℃(約600〜800°F)の温度、約28〜700k
    g/cm^2(約400〜10,000psi)の圧力
    、および約500〜約10,000標準立方フィート毎
    フィードバレルの水素処理流量で水素化処理される、請
    求項(1)記載の方法。
  10. (10)精密濾過系の濾過装置が、金属がスクラバーボ
    トム留分に化学的および物理的に耐性の鉄基およびニッ
    ケル基の合金からなる群から選ばれる焼結多孔性金属メ
    ンブランからなる、請求項(9)記載の方法。
  11. (11)フラックスが少くとも約0.1gpm/ft^
    2である、請求項(1)記載の方法。
JP63232117A 1987-09-16 1988-09-16 単流固体再循環コーキング法 Pending JPH01101392A (ja)

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US07/097,117 US4834864A (en) 1987-09-16 1987-09-16 Once-through coking with solids recycle
US097117 1987-09-16

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ID=22261218

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EP0308094A3 (en) 1989-05-10

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