(TCI、空間関係、QCL)
NRでは、送信設定指示状態(Transmission Configuration Indication state(TCI状態))に基づいて、信号及びチャネルの少なくとも一方(信号/チャネルと表現する)のUEにおける受信処理(例えば、受信、デマッピング、復調、復号の少なくとも1つ)、送信処理(例えば、送信、マッピング、プリコーディング、変調、符号化の少なくとも1つ)を制御することが検討されている。
TCI状態は下りリンクの信号/チャネルに適用されるものを表してもよい。上りリンクの信号/チャネルに適用されるTCI状態に相当するものは、空間関係(spatial relation)と表現されてもよい。
TCI状態とは、信号/チャネルの疑似コロケーション(Quasi-Co-Location(QCL))に関する情報であり、空間受信パラメータ、空間関係情報(Spatial Relation Information)などと呼ばれてもよい。TCI状態は、チャネルごと又は信号ごとにUEに設定されてもよい。
QCLとは、信号/チャネルの統計的性質を示す指標である。例えば、ある信号/チャネルと他の信号/チャネルがQCLの関係である場合、これらの異なる複数の信号/チャネル間において、ドップラーシフト(Doppler shift)、ドップラースプレッド(Doppler spread)、平均遅延(average delay)、遅延スプレッド(delay spread)、空間パラメータ(spatial parameter)(例えば、空間受信パラメータ(spatial Rx parameter))の少なくとも1つが同一である(これらの少なくとも1つに関してQCLである)と仮定できることを意味してもよい。
なお、空間受信パラメータは、UEの受信ビーム(例えば、受信アナログビーム)に対応してもよく、空間的QCLに基づいてビームが特定されてもよい。本開示におけるQCL(又はQCLの少なくとも1つの要素)は、sQCL(spatial QCL)で読み替えられてもよい。
QCLは、複数のタイプ(QCLタイプ)が規定されてもよい。例えば、同一であると仮定できるパラメータ(又はパラメータセット)が異なる4つのQCLタイプA-Dが設けられてもよい。
ある制御リソースセット(Control Resource Set(CORESET))、チャネル又は参照信号が、別のCORESET、チャネル又は参照信号と特定のQCL(例えば、QCLタイプD)の関係にあるとUEが想定することは、QCL想定(QCL assumption)と呼ばれてもよい。
UEは、信号/チャネルのTCI状態又はQCL想定に基づいて、当該信号/チャネルの送信ビーム(Txビーム)及び受信ビーム(Rxビーム)の少なくとも1つを決定してもよい。
TCI状態は、例えば、対象となるチャネル(言い換えると、当該チャネル用の参照信号(Reference Signal(RS)))と、別の信号(例えば、別のRS)とのQCLに関する情報であってもよい。TCI状態は、上位レイヤシグナリング、物理レイヤシグナリング又はこれらの組み合わせによって設定(指示)されてもよい。
物理レイヤシグナリングは、例えば、下り制御情報(Downlink Control Information(DCI))であってもよい。
TCI状態又は空間関係が設定(指定)されるチャネルは、例えば、下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel(PDSCH))、下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel(PDCCH))、上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))、上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel(PUCCH))の少なくとも1つであってもよい。
また、当該チャネルとQCL関係となるRSは、例えば、同期信号ブロック(Synchronization Signal Block(SSB))、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal(CSI-RS))、測定用参照信号(Sounding Reference Signal(SRS))、トラッキング用CSI-RS(Tracking Reference Signal(TRS)とも呼ぶ)、QCL検出用参照信号(QRSとも呼ぶ)の少なくとも1つであってもよい。
SSBは、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal(PSS))、セカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal(SSS))及びブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel(PBCH))の少なくとも1つを含む信号ブロックである。SSBは、SS/PBCHブロックと呼ばれてもよい。
TCI状態のQCLタイプXのRSは、あるチャネル/信号(のDMRS)とQCLタイプXの関係にあるRSを意味してもよく、このRSは当該TCI状態のQCLタイプXのQCLソースと呼ばれてもよい。
〔データ用物理レイヤ手順/アンテナポートQCL〕
UEは、そのUEと、与えられたサービングセルと、を目的するDCIを伴う検出されたPDCCHに従って、PDSCHの復号のための上位レイヤパラメータPDSCH-Config内のM個までのTCI-State(TCI状態)設定のリストを設定されることができる。ここで、Mは、UE能力maxNumberConfiguredTCIstatesPerCCに依存する。
各TCI-Stateは、1つ又は2つの下りリンク参照信号と、PDSCHのDMRSポート、PDCCHのDMRSポート、又はCSI-RSリソースのCSI-RSポートと、の間のQCL関係の設定のためのパラメータを含む。そのQCL関係は、第1DL RSに対する上位レイヤパラメータqcl-Type1と、(もし設定されれば)第2DL RSに対する上位レイヤパラメータqcl-Type2と、によって設定される。
2つのDL RSのケースにおいて、参照が同じDL RSへの参照であるか異なるDL RSへの参照であるかに関わらず、複数QCLタイプは同じでない。各DL RSに対応するQCLタイプは、QCL-Info内の上位レイヤパラメータqcl-Typeによって与えられ、以下の値の1つを取る。
- 'typeA':{Doppler shift,Doppler spread,average delay,delay spread}
- 'typeB':{Doppler shift,Doppler spread}
- 'typeC':{Doppler shift,average delay}
- 'typeD':{Spatial Rx parameter}
〔RRCプロトコル仕様/RRC IE/TCI状態〕
TCI-State(TCI状態)は、1つ又は2つのDL参照信号(RS)を、対応するQCLタイプに関連付ける。もしそのRSに対して追加physical cell identifier(PCI)が設定される場合、両方のDL RSに対して同じ値が設定される。
(統一(unified)/共通(common)TCIフレームワーク)
統一TCIフレームワークによれば、複数種類(UL/DL)のチャネル/RSを共通のフレームワークによって制御できる。統一TCIフレームワークは、Rel.15のようにTCI状態又は空間関係をチャネルごとに規定するのではなく、共通ビーム(共通TCI状態)を指示し、それをUL及びDLの全てのチャネルへ適用してもよいし、UL用の共通ビームをULの全てのチャネルに適用し、DL用の共通ビームをDLの全てのチャネルに適用してもよい。
DL及びULの両方のための1つの共通ビーム、又は、DL用の共通ビームとUL用の共通ビーム(全体で2つの共通ビーム)が検討されている。
UEは、UL及びDLに対して同じTCI状態(ジョイントTCI状態、ジョイントTCIプール、ジョイント共通TCIプール、ジョイントTCI状態セット)を想定してもよい。UEは、UL及びDLのそれぞれに対して異なるTCI状態(セパレートTCI状態、セパレートTCIプール、ULセパレートTCIプール及びDLセパレートTCIプール、セパレート共通TCIプール、UL共通TCIプール及びDL共通TCIプール)を想定してもよい。
MAC CEに基づくビーム管理(MAC CEレベルビーム指示)によって、UL及びDLのデフォルトビームを揃えてもよい。PDSCHのデフォルトTCI状態を更新し、デフォルトULビーム(空間関係)に合わせてもよい。
DCIに基づくビーム管理(DCIレベルビーム指示)によって、UL及びDLの両方用の同じTCIプール(ジョイント共通TCIプール、ジョイントTCIプール、セット)から共通ビーム/統一TCI状態が指示されてもよい。X(>1)個のTCI状態がMAC CEによってアクティベートされてもよい。UL/DL DCIは、X個のアクティブTCI状態から1つを選択してもよい。選択されたTCI状態は、UL及びDLの両方のチャネル/RSに適用されてもよい。
TCIプール(セット)は、RRCパラメータによって設定された複数のTCI状態であってもよいし、RRCパラメータによって設定された複数のTCI状態のうち、MAC CEによってアクティベートされた複数のTCI状態(アクティブTCI状態、アクティブTCIプール、セット)であってもよい。各TCI状態は、QCLタイプA/D RSであってもよい。QCLタイプA/D RSとしてSSB、CSI-RS、又はSRSが設定されてもよい。
1以上のTRPのそれぞれに対応するTCI状態の個数が規定されてもよい。例えば、ULのチャネル/RSに適用されるTCI状態(UL TCI状態)の個数N(≧1)と、DLのチャネル/RSに適用されるTCI状態(DL TCI状態)の個数M(≧1)と、が規定されてもよい。N及びMの少なくとも一方は、上位レイヤシグナリング/物理レイヤシグナリングを介して、UEに通知/設定/指示されてもよい。
本開示において、N=M=X(Xは任意の整数)と記載される場合は、UEに対して、X個の(X個のTRPに対応する)UL及びDLに共通のTCI状態(ジョイントTCI状態)が通知/設定/指示されることを意味してもよい。また、N=X(Xは任意の整数)、M=Y(Yは任意の整数、Y=Xであってもよい)と記載される場合は、UEに対して、X個の(X個のTRPに対応する)UL TCI状態及びY個の(Y個のTRPに対応する)DL TCI状態(すなわち、セパレートTCI状態)がそれぞれ通知/設定/指示されることを意味してもよい。
例えば、N=M=1と記載される場合は、UEに対し、単一のTRPに対する、1つのUL及びDLに共通のTCI状態が通知/設定/指示されることを意味してもよい(単一TRPのためのジョイントTCI状態)。
また、例えば、N=1、M=1と記載される場合は、UEに対し、単一のTRPに対する、1つのUL TCI状態と、1つのDL TCI状態と、が別々に通知/設定/指示されることを意味してもよい(単一TRPのためのセパレートTCI状態)。
また、例えば、N=M=2と記載される場合は、UEに対し、複数の(2つの)TRPに対する、複数の(2つの)のUL及びDLに共通のTCI状態が通知/設定/指示されることを意味してもよい(複数TRPのためのジョイントTCI状態)。
また、例えば、N=2、M=2と記載される場合は、UEに対し、複数(2つ)のTRPに対する、複数の(2つの)UL TCI状態と、複数の(2つの)DL TCI状態と、が通知/設定/指示されることを意味してもよい(複数TRPのためのセパレートTCI状態)。
なお、上記例においては、N及びMの値が1又は2のケースを説明したが、N及びMの値は3以上であってもよいし、N及びMは異なってもよい。
Rel.17においてN=M=1がサポートされることが検討されている。Rel.18以降において他のケースがサポートされることが検討されている。
図1Aの例において、RRCパラメータ(情報要素)は、DL及びULの両方用の複数のTCI状態を設定する。MAC CEは、設定された複数のTCI状態のうちの複数のTCI状態をアクティベートしてもよい。DCIは、アクティベートされた複数のTCI状態の1つを指示してもよい。DCIは、UL/DL DCIであってもよい。指示されたTCI状態は、UL/DLのチャネル/RSの少なくとも1つ(又は全て)に適用されてもよい。1つのDCIがUL TCI及びDL TCIの両方を指示してもよい。
この図の例において、1つの点は、UL及びDLの両方に適用される1つのTCI状態であってもよいし、UL及びDLにそれぞれ適用される2つのTCI状態であってもよい。
RRCパラメータによって設定された複数のTCI状態と、MAC CEによってアクティベートされた複数のTCI状態と、の少なくとも1つは、TCIプール(共通TCIプール、ジョイントTCIプール、TCI状態プール)と呼ばれてもよい。MAC CEによってアクティベートされた複数のTCI状態は、アクティブTCIプール(アクティブ共通TCIプール)と呼ばれてもよい。
なお、本開示において、複数のTCI状態を設定する上位レイヤパラメータ(RRCパラメータ)は、複数のTCI状態を設定する設定情報、単に「設定情報」と呼ばれてもよい。また、本開示において、DCIを用いて複数のTCI状態の1つを指示されることは、DCIに含まれる複数のTCI状態の1つを指示する指示情報を受信することであってもよいし、単に「指示情報」を受信することであってもよい。
図1Bの例において、RRCパラメータは、DL及びULの両方用の複数のTCI状態(ジョイント共通TCIプール)を設定する。MAC CEは、設定された複数のTCI状態のうちの複数のTCI状態(アクティブTCIプール)をアクティベートしてもよい。UL及びDLのそれぞれに対する(別々の、separate)アクティブTCIプールが、設定/アクティベートされてもよい。
DL DCI、又は新規DCIフォーマットが、1以上(例えば、1つ)のTCI状態を選択(指示)してもよい。その選択されたTCI状態は、1以上(又は全て)のDLのチャネル/RSに適用されてもよい。DLチャネルは、PDCCH/PDSCH/CSI-RSであってもよい。UEは、Rel.16のTCI状態の動作(TCIフレームワーク)を用いて、DLの各チャネル/RSのTCI状態を決定してもよい。UL DCI、又は新規DCIフォーマットが、1以上(例えば、1つ)のTCI状態を選択(指示)してもよい。その選択されたTCI状態は、1以上(又は全て)のULチャネル/RSに適用されてもよい。ULチャネルは、PUSCH/SRS/PUCCHであってもよい。このように、異なるDCIが、UL TCI及びDL DCIを別々に指示してもよい。
Rel.17 NR以降では、MAC CE/DCIにより、異なるphysical cell identifier(PCI)に関連付けられたTCI状態へのビームのアクティベーション/指示がサポートされることが想定される。また、Rel.18 NR以降では、MAC CE/DCIにより、異なるPCIを有するセルへのサービングセルの変更が指示されることがサポートされることが想定される。
〔データ用物理レイヤ手順/アンテナポートQCL〕
あるCC内のPDSCHのDMRS及びPDCCHのDMRSと、CSI-RSと、のための参照信号を提供するために、さらに、もし、あるCC内の動的グラント及び設定グラントベースのPUSCH及びPUCCHリソースと、SRSと、のためのUL TX(送信)空間フィルタが利用可能である場合、そのUL TCIフィルタの決定のための参照を提供するために、PDSCH-Config(PDSCH設定)内において、UEは、128個までのDLorJointTCIState(DL又はジョイントのTCI状態)設定のリストを設定されることができる。
もしそのCC内のBWP内に、DLorJointTCIState又はUL-TCIState(UL TCI状態)の設定がない場合、そのUEは、参照CCの参照BWPからのDLorJointTCIState又はUL-TCIStateの設定を適用できる。もしそのUEが同じバンド内のいずれかのCC内においてDLorJointTCIState又はUL-TCIStateを設定された場合、そのバンド内のSpatialRelationInfoPos(位置用空間関係情報)を除く、TCI-State、SpatialRelationInfo(空間関係情報)、PUCCH-SpatialRelationInfo(PUCCH空間関係情報)を設定されると想定しない。そのUEは、そのUEがsimultaneousTCI-UpdateList1-r16(同時TCI更新リスト1)、simultaneousTCI-UpdateList2-r16(同時TCI更新リスト2)、simultaneousSpatial-UpdatedList1-r16(同時空間更新リスト1)、又はsimultaneousSpatial-UpdatedList2-r16(同時空間更新リスト2)によってCCリスト内の任意のCC内のTCI-Stateを設定される場合に、そのUEが、そのCC内の任意のCC内のDLorJointTCIState又はUL-TCIStateを設定されない、と想定する。
そのUEは、もし利用可能であれば、CC/DL BWPの1つ、又は、CC/DL BWPのセットに対する、DCIフィールド'Transmission Configuration Indication'(TCI)のコードポイントへ、DLのチャネル/信号に対する1つのTCI状態と、ULのチャネル/信号に対する1つのTCI状態と、を伴う、8個までの、TCI状態及び/又はTCI状態のペアをマップすることに用いられるアクティベーションコマンドを受信する。CC/DL BWPのセットに対して、さらに、もし利用可能であればCC/DL BWPの1つに対して、TCI状態IDのセットがアクティベートされる場合、指示されたCC内の全てのDL及び/又はULのBWPに対して、TCI状態IDの同じセットが適用される。ここで、CCの適用可能リストは、そのアクティベーションコマンド内において指示されたCCによって決定される。もしそのアクティベーションコマンドが、DLorJointTCIState及び/又はUL-TCIStateを、1つのみのTCIコードポイントへマップする場合、そのUEは、その指示されたDLorJointTCIState及び/又はUL-TCIStateを、CC/DL BWPの1つ又はCC/DL BWPのセットへ適用し、もし1つの単一TCIコードポイントに対する指示されたマッピングが適用されると、その指示されたDLorJointTCIState及び/又はUL-TCIStateを、CC/DL BWPの1つ又はCC/DL BWPのセットへ適用する。
DLorJointTCIStateを設定されたTCI状態のQCL-Info内のQCLタイプA/DソースRSに対するbwp-id又はcellが設定されない場合、そのUEは、TCI状態が適用されるCC/DL BWP内に、そのQCLタイプA/DソースRSが設定される、と想定する。
(TCI状態の指示)
Rel.17統一TCIフレームワークは、以下のモード1から3をサポートする。
[モード1]MAC CEベースTCI状態指示(MAC CE based TCI state indication)
[モード2]DLアサインメントを伴うDCIベースTCI状態指示(DCI based TCI state indication by DCI format 1_1/1_2 with DL assignment)
[モード3]DLアサインメントを伴わないDCIベースTCI状態指示(DCI based TCI state indication by DCI format 1_1/1_2 without DL assignment)
Rel.17 TCI状態ID(例えば、tci-StateId_r17)を伴って設定されアクティベートされたTCI状態を伴うUEは、1つのCCに対し、Rel.17 TCI状態IDを伴う指示TCI状態(indicated TCI state)を提供するDCIフォーマット1_1/1_2を受信する、又は、同時TCI更新リスト1又は同時TCI更新リスト2(例えば、simultaneousTCI-UpdateList1 or simultaneousTCI-UpdateList2)によって設定されたCCリストと同じCCリスト内の全てのCCに対し、Rel.17 TCI状態IDを伴う指示TCI状態を提供するDCIフォーマット1_1/1_2を受信する。DCIフォーマット1_1/1_2は、もしDLアサインメントが利用可能であればそれを伴ってもよいし、伴わなくてもよい。
もしDCIフォーマット1_1/1_2がDLアサインメントを伴わない場合、UEは、そのDCIに対して、以下を想定(検証)できる。
- CS-RNTIがDCIのためのCRCのスクランブルに用いられる。
- 以下のDCIフィールド(特別フィールド)の値が以下のようにセットされる:
- redundancy version(RV)フィールドがall '1's。
- modulation and coding scheme(MCS)フィールドがall '1's。
- new data indicator(NDI)フィールドが0。
- frequency domain resource assignment(FDRA)フィールドが、FDRAタイプ0に対してall '0's、又は、FDRAタイプ1に対してall '1's、又は、ダイナミックスイッチ(DynamicSwitch)に対してall '0's(DL semi-persistent scheduling(SPS)又はULグラントタイプ2スケジューリングのリリースのPDCCHの検証(validation)と同様)。
なお、上記モード2/モード3におけるDCIは、ビーム指示DCIと呼ばれてもよい。
Rel.15/16において、もしUEがDCIを介するアクティブBWP変更をサポートしない場合、UEは、BWPインディケータフィールドを無視する。Rel.17 TCI状態のサポートと、TCIフィールドの解釈と、の関係についても、同様の動作が検討されている。もしUEがRel.17 TCI状態を伴って設定された場合、DCIフォーマット1_1/1_2内にTCIフィールドが常に存在すること、もしUEがDCIを介するTCI更新をサポートしない場合、UEは、TCIフィールドを無視すること、が検討されている。
Rel.15/16において、TCIフィールドが存在するか否か(DCI内TCI存在情報、tci-PresentInDCI)は、CORESETごとに設定される。
DCIフォーマット1_1におけるTCIフィールドは、上位レイヤパラメータtci-PresentInDCIが有効にされない場合に0ビットであり、そうでない場合に3ビットである。もしBWPインディケータフィールドが、アクティブBWP以外のBWPを指示する場合、UEは、以下の動作に従う。
[動作]もしそのDCIフォーマット1_1を伝達するPDCCHに用いられるCORESETに対して上位レイヤパラメータtci-PresentInDCIが有効にされない場合、UEは、指示されたBWP内の全てのCORESETに対してtci-PresentInDCIが有効にされないと想定し、そうでない場合、UEは、指示されたBWP内の全てのCORESETに対してtci-PresentInDCIが有効にされると想定する。
DCIフォーマット1_2におけるTCIフィールドは、上位レイヤパラメータtci-PresentInDCI-1-2が設定されない場合に0ビットであり、そうでない場合に上位レイヤパラメータtci-PresentInDCI-1-2によって決定される1又は2又は3ビットである。もしBWPインディケータフィールドが、アクティブBWP以外のBWPを指示する場合、UEは、以下の動作に従う。
[動作]もしそのDCIフォーマット1_2を伝達するPDCCHに用いられるCORESETに対して上位レイヤパラメータtci-PresentInDCI-1-2が設定されない場合、UEは、指示されたBWP内の全てのCORESETに対してtci-PresentInDCIが有効にされないと想定し、そうでない場合、UEは、指示されたBWP内の全てのCORESETに対してtci-PresentInDCI-1-2が、そのDCIフォーマット1_2を伝達するPDCCHに用いられるCORESETに対して設定されたtci-PresentInDCI-1-2と同じ値を伴って設定されると想定する。
図2Aは、DCIベースのジョイントDL/UL TCI状態指示の一例を示す。ジョイントDL/UL TCI状態指示用のTCIフィールドの値に対し、ジョイントDL/UL TCI状態を示すTCI状態IDが関連付けられている。
図2Bは、DCIベースのセパレートDL/UL TCI状態指示の一例を示す。セパレートDL/UL TCI状態指示用のTCIフィールドの値に対し、DLのみのTCI状態を示すTCI状態IDと、ULのみのTCI状態を示すTCI状態IDと、の少なくとも1つのTCI状態IDが関連付けられている。この例において、TCIフィールドの値000から001は、DL用の1つのTCI状態IDのみに関連付けられ、TCIフィールドの値010から011は、UL用の1つのTCI状態IDのみに関連付けられ、TCIフィールドの値100から111は、DL用の1つのTCI状態IDと、UL用の1つのTCI状態IDとの両方に関連付けられている。
(指示TCI状態/設定TCI状態)
Rel.17TCI状態について、統一/共通TCI状態は、(Rel.17の)DCI/MAC CE/RRCを用いて指示されるRel.17TCI状態(指示Rel.17TCI状態(indicated Rel.17 TCI state))を意味してもよい。
本開示において、指示Rel.17TCI状態、指示TCI状態(indicated TCI state)、統一/共通TCI状態、複数種類の信号(チャネル/RS)に適用されるTCI状態、複数種類の信号(チャネル/RS)のためのTCI状態、は互いに読み替えられてもよい。
指示Rel.17TCI状態は、(Rel.17のDCI/MAC CE/RRCを用いて更新された、)PDSCH/PDCCにおけるUE固有の受信、動的グラント(DCI)/設定(configured)グラントのPUSCH、及び、複数の(例えば、全ての)固有(dedicated)PUCCHリソース、の少なくとも1つと共有されてもよい。DCI/MAC CE/RRCにより指示されるTCI状態は、指示TCI状態、統一TCI状態と呼ばれてもよい。
Rel.17TCI状態について、統一TCI状態以外のTCI状態は、(Rel.17の)MAC CE/RRCを用いて設定されるRel.17TCI状態(設定Rel.17TCI状態(configured Rel.17 TCI state))を意味してもよい。本開示において、設定Rel.17TCI状態、設定TCI状態(configured TCI state)、統一TCI状態以外のTCI状態、特定種類の信号(チャネル/RS)に適用されるTCI状態、は互いに読み替えられてもよい。
設定Rel.17TCI状態は、(Rel.17のDCI/MAC CE/RRCを用いて更新された、)PDSCH/PDCCにおけるUE固有の受信、動的グラント(DCI)/設定(configured)グラントのPUSCH、及び、複数の(例えば、全ての)固有(dedicated)PUCCHリソース、の少なくとも1つと共有されなくてもよい。設定Rel.17TCI状態は、CORESETごと/リソースごと/リソースセットごとにRRC/MAC CEで設定され、上述した指示Rel.17TCI状態(コモンTCI状態)が更新されても、設定Rel.17TCI状態は更新されない構成であってもよい。
UE固有のチャネル/信号(RS)に対して、指示Rel.17TCI状態が適用されることが検討されている。また、非UE固有のチャネル/信号に対して、指示Rel.17TCI状態及び設定Rel.17TCI状態のいずれかを適用するかについて上位レイヤシグナリング(RRCシグナリング)を用いてUEに通知することが検討されている。
設定Rel.17TCI状態(TCI状態ID)に関するRRCパラメータは、Rel.15/16におけるTCI状態のRRCパラメータと同じ構成とすることが検討されている。設定Rel.17TCI状態は、RRC/MAC CEを用いて、CORESETごと/リソースごと/リソースセットごとに設定/指示されることが検討されている。また、当該設定/指示について、UEは、特定のパラメータに基づいて判断することが検討されている。
UEに対し、指示TCI状態の更新と、設定TCI状態の更新と、が別々に行われることが検討されている。例えば、UEに対し、指示TCI状態についての統一TCI状態が更新された場合、設定TCI状態の更新が行われなくてもよい。また、当該更新について、UEは、特定のパラメータに基づいて判断することが検討されている。
また、PDCCH/PDSCHについて、指示Rel.17TCI状態が適用されるか、指示Rel.17TCI状態が適用されない(設定Rel.17TCI状態が適用される、指示Rel.17TCI状態とは別に設定されたTCI状態が適用される)か、について、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)を用いて切り替えることが検討されている。
また、セル内(intra-cell)のビーム指示(TCI状態の指示)について、UE固有のCORESET及び当該CORESETに関連するPDSCHと、非UE固有のCORESET及び当該CORESETに関連するPDSCHと、に対して指示Rel.17TCI状態がサポートされることが検討されている。
また、セル間(inter-cell)のビーム指示(例えば、L1/L2インターセルモビリティ)について、UE固有のCORESET及び当該CORESETに関連するPDSCHに対して、指示Rel.17TCI状態がサポートされることが検討されている。
Rel.15において、CORESET#0に対しTCI状態を指示するかどうかは基地局の実装次第であった。Rel.15では、TCI状態を指示されたCORESET#0について、当該指示されたTCI状態が適用される。TCI状態が指示されないCORESET#0に対して、最新(最近)のPRACH送信時に選択したSSBとQCLが適用される。
Rel.17以降の統一TCI状態フレームワークにおいて、CORESET#0に関するTCI状態について検討がされている。
例えば、Rel.17以降の統一TCI状態のフレームワークでは、CORESET#0のRel.17 TCI状態指示について、サービングセルに関連づけられた指示Rel.17TCI状態(indicated Rel-17 TCI state associated with the serving cell)を適用するかどうかは、RRCによりCORESETごとに設定され、適用しない場合には、既存のMAC CE/RACHシグナリングメカニズム(legacy MAC CE/RACH signalling mechanism)が利用されてもよい。
なお、CORESET#0に適用されるRel.17TCI状態に関連するCSI-RSは、サービングセルPCI(物理セルID)に関連するSSBとQCLされてもよい(Rel.15と同様)。
CORESET#0、共通サーチスペース(common search space(CSS))を伴うCORESET、CSSとUE固有サーチスペース(UE-specific search space(USS))を伴うCORESET、に対し、CORESETごとに、指示Rel.17TCI状態に従うか否かがRRCパラメータによって設定されてもよい。そのCORESETに対し、指示Rel.17TCI状態に従うことを設定されない場合、設定Rel.17TCI状態が、そのCORESETに適用されてもよい。
(CORESETを除く)非UE個別(non-UE-dedicated)のチャネル/RSに対し、チャネル/リソース/リソースセットごとに、指示Rel.17TCI状態に従うか否かがRRCパラメータによって設定されてもよい。そのチャネル/リソース/リソースセットに対し、指示Rel.17TCI状態に従うことを設定されない場合、設定Rel.17TCI状態が、そのチャネル/リソース/リソースセットに適用されてもよい。
(beam application time(BAT))
Rel.17におけるDCIベースビーム指示(DCI-based beam indication)において、ビーム/統一TCI状態の指示の適用時間(ビーム適用時間(BAT)の条件)に関し、以下の検討1及び2が検討されている。
[検討1]
指示されたTCIを適用する最初のスロットは、ジョイント又はセパレートDL/ULビーム指示に対する肯定応答(acknowledgement(ACK))の最後のシンボルの少なくともYシンボル後であることが検討されている。指示されたTCIを適用する最初のスロットは、ジョイント又はセパレートDL/ULビーム指示に対するACK/否定応答(negative acknowledgement(NACK))の最後のシンボルの少なくともYシンボル後であることが検討されている。Yシンボルは、UEによって報告されたUE能力に基づき、基地局によって設定されてもよい。そのUE能力は、シンボルの単位で報告されてもよい。
図3の例においてACKは、ビーム指示DCIによってスケジュールされたPDSCHに対するACKであってもよい。この例においてPDSCHが送信されなくてもよい。この場合のACKは、ビーム指示DCIに対するACKであってもよい。
Rel.17のDCIベースビーム指示に対し、BWP/CCごとに少なくとも1つのYシンボルがUEに設定されることが検討されている。
複数CCの間においてSCSが異なる場合、Yシンボルの値も異なるため、複数CCの間において、適用時間が異なる可能性がある。
[検討2]
CAのケースに対し、そのビーム指示の適用タイミング/BATは、以下の選択肢1から3のいずれかに従ってもよい。
[選択肢1]その最初のスロット及びYシンボルの両方は、そのビーム指示を適用する1つ以上のキャリアの内、最小SCSを伴うキャリア上において決定される。
[選択肢2]その最初のスロット及びYシンボルの両方は、そのビーム指示を適用する1つ以上のキャリアと、そのACKを運ぶULキャリアと、の内、最小SCSを伴うキャリア上において決定される。
[選択肢3]その最初のスロット及びYシンボルの両方は、そのACKを運ぶULキャリア上において決定される。
Rel.17のCC同時ビーム更新機能として、CAにおいて複数CC間においてビームを共通化することが検討されている。検討2によれば、複数CCの間において適用時間が共通になる。
CAに対するビーム指示の適用時間(Yシンボル)は、ビーム指示が適用されるキャリアの内、最小SCSを伴うキャリア上において決定されてもよい。Rel.17のMAC CEベースビーム指示(単一のTCIコードポイントのみがアクティベートされた場合)は、MAC CEアクティベーションのRel.16適用タイムラインに従ってもよい。
これらの検討に基づき、以下の動作が仕様に規定されることが検討されている。
[動作]
UEが、TCI状態指示を伝えるDCIに対応するHARQ-ACK情報を伴うPUCCHの最後のシンボルを送信する場合、Rel.17TCI状態を伴う指示されたTCI状態は、そのPUCCHの最後のシンボルから少なくともYシンボル後である最初のスロットから適用を開始されてもよい。Yは、上位レイヤパラメータ(例えば、BeamAppTime_r17[シンボル])であってもよい。その最初のスロットとYシンボルとの両方は、ビーム指示が適用されるキャリアの内、最小SCSを伴うキャリア上において決定されてもよい。UEは、ある時点において、DL及びUL用のRel17TCI状態を伴う指示された1つのTCI状態を想定してもよいし、UL用のRel17TCI状態を伴う(DLとは別に)指示された1つのTCI状態を想定してもよい。
Y[シンボル]の代わりにX[ms]が用いられてもよい。
適用時間に関し、UEが以下のUE能力1及び2の少なくとも1つを報告することが検討されている。
[UE能力1]
SCSごとの最小適用時間(ACKを運ぶPUCCHの最後のシンボルと、ビームが適用される最初のスロットと、の間のYシンボルの最小値)。
[UE能力2]
ビーム指示PDCCH(DCI)の最後のシンボルと、ビームが適用される最初のスロットと、の間の最小時間ギャップ。ビーム指示PDCCH(DCI)の最後のシンボルと、ビームが適用される最初のスロットと、の間のギャップが、UE能力(最小時間ギャップ)を満たしてもよい。
UE能力2は、既存のUE能力(例えば、timeDurationForQCL)であってもよい。
ビームの指示と、そのビームが適用されるチャネル/RSとの関係は、UE能力1及び2の少なくとも1つを満たしてもよい。
適用時間に関し、基地局によって設定されるパラメータ(例えば、BeamAppTime_r17)は、オプショナルフィールドになることが考えられる。
(セル内(intra-cell)/セル間(inter-cell)のビームの指示/管理)
Rel.17 NR以降では、MAC CE/DCIにより、異なるPCIに関連付けられたTCI状態へのビーム指示がサポートされることが想定される。また、Rel.18 NR以降では、MAC CE/DCIにより、異なるPCIを有するセルへのサービングセルの変更が指示されることがサポートされることが想定される。
指示Rel.17TCI状態は、セル内において、UE個別(UE-dedicated)のチャネル/RSと、非UE個別(non-UE-dedicated)のチャネル/RSと、に共有(適用)されてもよい。
指示Rel.17TCI状態は、セル間において、UE個別のチャネル/RSのみに共有(適用)されてもよい。
セル間において、非UE個別のチャネル/RSに対し、PDSCH(PDSCH設定)ごと/CORESET(CORESET設定)ごとに指示Rel.17TCI状態に従うか否かがRRCパラメータによって設定されてもよい。UE個別のチャネル/RSは、そのRRCパラメータに従わず、常に指示Rel.17TCI状態に従ってもよい。
本開示において、非UE個別のCORESETは、CSSを伴うCORESETを意味してもよく、UE個別のCORESETは、USSを伴うCORESETを意味してもよい。本開示において、非UE個別のPDSCHは、CSSを伴うCORESETによってスケジュールされたPDSCHを意味してもよいし、タイプ3CSS以外のCSSを伴うCORESETによってスケジュールされたPDSCHを意味してもよい。本開示において、UE個別のPDSCHは、USSを伴うCORESETによってスケジュールされたPDSCHを意味してもよいし、USS又はタイプ3CSSを伴うCORESETによってスケジュールされたPDSCHを意味してもよい。例えば、PDSCH設定(PDSCH-Config)ごとに、指示Rel.17TCI状態に従うか否かがRRCパラメータ(例えば、followUnifiedTCIstate)によって設定され、この設定は、UE個別のPDSCHに適用されず(UE個別のPDSCHは、常にRel.17TCI状態に従い)、非UE個別のPDSCHに適用されてもよい。
(指示TCI状態が適用されるチャネル/RS)
MAC CE/DCIによる指示TCI状態("indicated TCI state")は、以下のチャネル/RSに適用されてもよい。
[PDCCH]
・CORESET0に対し、followUnifiedTCIState(統一TCI状態に従うこと)が設定された場合、指示TCI状態が適用される。そうでない場合、そのCORESETに対し、Rel.15仕様が適用される。すなわち、CORESET0は、MAC CEによってアクティベートされたTCI状態に従う、又は、SSBとQCLされる。
・USS/CSSタイプ3を伴う、インデックス0以外のCORESETに対し、常に指示TCI状態が適用される。
・少なくともCSSタイプ3以外のCSSを伴う、インデックス0以外のCORESETに対し、統一TCI状態に従うことが設定された場合、指示TCI状態が適用される。そうでない場合、そのCORESETに対する設定TCI状態("configured TCI state")が、そのCORESETに適用される。
[PDSCH]
・全てのUE個別(UE-dedicated)PDSCHに対し、常に指示TCI状態が適用される。
・非UE個別(non-UE-dedicated)PDSCH(CSS内のDCIによってスケジュールされたPDSCH)に対し、(そのPDSCHをスケジュールするPDCCHのCORESETに対して)followUnifiedTCIStateが設定された場合、指示TCI状態が適用されてもよい。そうでない場合、そのPDSCHに対する設定TCI状態が、そのPDSCHに適用される。PDSCHに対し、followUnifiedTCIStateが設定されない場合、非UE個別PDSCHが指示TCI状態に従うかどうかが、そのPDSCHのスケジューリングに用いられたCORESETに対し、followUnifiedTCIStateが設定されたか否かに応じて決定されてもよい。
[CSI-RS]
・CSI取得(acquisition)又はビーム管理(management)のためのA-CSI-RSに対し、(そのA-CSI-RSをトリガするPDCCHのCORESETに対して)followUnifiedTCIStateが設定された場合、指示TCI状態が適用される。その他のCSI-RSに対し、そのCSI-RSに対する設定TCI状態("configured TCI state")が適用される。
[PUCCH]
・全ての個別(dedicated)PUCCHリソースに対し、常に指示TCI状態が適用される。
[PUSCH]
・動的(dynamic)/設定(configured)グラントPUSCHに対し、常に指示TCI状態が適用される。
[SRS]
・ビーム管理の用途のA-SRSと、コードブック(CB)/ノンコードブック(NCB)/アンテナスイッチングの用途のA/SP/P-SRSのための、SRSリソースセットに対し、統一TCI状態に従うことが設定された場合、指示TCI状態が適用される。その他のSRSに対し、そのSRSリソースセット内の設定TCI状態が適用される。
(分析)
ところで、Rel.18以降において、ビーム指示DCIによって指示されたTCI状態の数に応じて、シングルTRP又はマルチTRPの設定/動作を切り替えることが検討されている。
一方、Rel.18において、4つまでのTRPを用いるcoherent joint transmission(CJT)をサポートすることが検討されている。joint transmission(JT)は、複数のポイント(例えば、TRP)から単一のUEへの同時データ送信を意味してもよい。
Rel.17は、2つのTRPからのNCJTをサポートする。2つのTRPからのPDSCHは、独立にプリコードされ、独立に復号されてもよい。周波数リソースは、オーバーラップしなくてもよいし(non-overlapping)、部分的にオーバーラップしてもよいし(partial-overlapping)、完全にオーバーラップしてもよい(full-overlapping)。オーバラップが起こる場合、1つのTRPからのPDSCHは、他のTRPからのPDSCHへの干渉になる。
CJTについて、4つのTRPからのデータは、コヒーレントにプリコードされ、同じ時間-周波数リソース上においてUEへ送信されてもよい。例えば、4つのTRPからのチャネルを考慮し、同じプリコーディング行列が用いられてもよい。コヒーレントは、複数の受信信号の位相の間に一定の関係があることを意味してもよい。4TRPジョイントプリコーディングを用いて、信号品質が改善され、4つのTRPの間位において干渉がなくてもよい。データは、4つのTRPの外の干渉のみを受けてもよい。
CJTのサポートのために、指示TCI状態は最大2より多く(例えば、BWP/CCあたり最大4つ)、RRC/MAC CE/DCIによって2つより多いTCI状態を通知されたUEは、シングルTRP又はマルチTRPのいずれの動作を行うかの判断ができなくなることが考えられる。
この場合において、特定の数より大きい(以上)の指示TCI状態が指示される場合、UEはマルチTRPを適用することを判断することが考えられる。例えば、1つの指示TCI状態が指示される場合、UEはシングルTRPの動作を適用し、2つ以上の指示TCI状態が指示される場合、UEはマルチTRPの動作を適用することが考えられる。
また、Rel.16/17のマルチTRPでは、PDCCHの繰り返し(repetition)を除き、スケジューリングDCIによってシングルTRP及びマルチTRPを切り替えることができる。
Rel.16で規定されるシングルDCIベースのマルチTRPのNCJT/繰り返しでは、TCIフィールドで指示されるTCI状態の数でシングルTRP及びマルチTRPを切り替えることができる。
Rel.16で規定されるマルチDCIベースのマルチTRPのNCJT/繰り返しでは、各CORESETプールインデックスに対応するDCIで指示されるTCI状態が同じか否かに基づいてシングルTRP及びマルチTRPを切り替えることができる。
Rel.17で規定される、シングルDCIベースのマルチTRPのPUSCHの繰り返しでは、シングルTRPのPUSCH繰り返しとマルチTRPのPUSCH繰り返しとの間の切り替えのために、DCIフォーマット0_1/0_2内のSRSリソースセットインディケータフィールドに基づいて、シングルTRP及びマルチTRPを切り替えることができる。
Rel.17で規定される、シングルDCIベースのマルチTRPのPUCCHの繰り返しでは、1つ又は2つの空間関係が1つのPUCCHリソース(リソースグループ)に対してアクティベートされ、DCI(に含まれるPUCCHリソースインディケータ(PRI)/制御チャネル要素(CCE)インデックス)によって1つのPUCCHリソースが選択されることによって、シングルTRP及びマルチTRPを切り替えることができる。
Rel.17で規定される、PDCCHの繰り返しでは、DCIによって1つのCORESETのアクティブTCI状態の数(すなわち、シングルTRPとマルチTRP)を切り替える方法はない。
これらを踏まえると、Rel.18以降に規定される統一TCI状態に関する動作においても、スケジューリングDCIによってシングルTRPとマルチTRPとの切り替えを行うようにすることが望ましい。
しかしながら、統一TCI状態に関する動作において、DCIによるTRP数の切り替えを行う方法について検討が十分でない。この検討が十分でなければ、通信品質の低下、スループットの低下など、を招くおそれがある。
そこで、本発明者らは、統一TCI状態に関する動作においても、シングルTRPとマルチTRPとの切り替えを適切に行うことができ、各チャネル/信号に適用するQCL想定/TCI状態を適切に決定できる方法を着想した。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。各実施形態に係る無線通信方法は、それぞれ単独で適用されてもよいし、組み合わせて適用されてもよい。
本開示において、「A/B」及び「A及びBの少なくとも一方」は、互いに読み替えられてもよい。また、本開示において、「A/B/C」は、「A、B及びCの少なくとも1つ」を意味してもよい。
本開示において、通知、アクティベート、ディアクティベート、指示(又は指定(indicate))、選択(select)、設定(configure)、更新(update)、決定(determine)などは、互いに読み替えられてもよい。本開示において、サポートする、制御する、制御できる、動作する、動作できるなどは、互いに読み替えられてもよい。
本開示において、無線リソース制御(Radio Resource Control(RRC))、RRCパラメータ、RRCメッセージ、上位レイヤパラメータ、フィールド、情報要素(Information Element(IE))、設定などは、互いに読み替えられてもよい。本開示において、Medium Access Control制御要素(MAC Control Element(CE))、更新コマンド、アクティベーション/ディアクティベーションコマンドなどは、互いに読み替えられてもよい。
本開示において、上位レイヤシグナリングは、例えば、Radio Resource Control(RRC)シグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、ブロードキャスト情報などのいずれか、又はこれらの組み合わせであってもよい。
本開示において、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC Control Element(MAC CE))、MAC Protocol Data Unit(PDU)などを用いてもよい。ブロードキャスト情報は、例えば、マスタ情報ブロック(Master Information Block(MIB))、システム情報ブロック(System Information Block(SIB))、最低限のシステム情報(Remaining Minimum System Information(RMSI))、その他のシステム情報(Other System Information(OSI))などであってもよい。
本開示において、物理レイヤシグナリングは、例えば、下りリンク制御情報(Downlink Control Information(DCI))、上りリンク制御情報(Uplink Control Information(UCI))などであってもよい。
本開示において、インデックス、識別子(Identifier(ID))、インディケーター、リソースIDなどは、互いに読み替えられてもよい。本開示において、シーケンス、リスト、セット、グループ、群、クラスター、サブセットなどは、互いに読み替えられてもよい。
本開示において、パネル、UEパネル、パネルグループ、ビーム、ビームグループ、プリコーダ、Uplink(UL)送信エンティティ、送受信ポイント(Transmission/Reception Point(TRP))、基地局、空間関係情報(Spatial Relation Information(SRI))、空間関係、SRSリソースインディケーター(SRS Resource Indicator(SRI))、制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))、Physical Downlink Shared Channel(PDSCH)、コードワード(Codeword(CW))、トランスポートブロック(Transport Block(TB))、参照信号(Reference Signal(RS))、アンテナポート(例えば、復調用参照信号(DeModulation Reference Signal(DMRS))ポート)、アンテナポートグループ(例えば、DMRSポートグループ)、グループ(例えば、空間関係グループ、符号分割多重(Code Division Multiplexing(CDM))グループ、参照信号グループ、CORESETグループ、Physical Uplink Control Channel(PUCCH)グループ、PUCCHリソースグループ)、リソース(例えば、参照信号リソース、SRSリソース)、リソースセット(例えば、参照信号リソースセット)、CORESETプール、下りリンクのTransmission Configuration Indication state(TCI状態)(DL TCI状態)、上りリンクのTCI状態(UL TCI状態)、統一されたTCI状態(unified TCI state)、共通TCI状態(common TCI state)、指示TCI状態(indicated TCI state)、擬似コロケーション(Quasi-Co-Location(QCL))、QCL想定などは、互いに読み替えられてもよい。
また、空間関係情報Identifier(ID)(TCI状態ID)と空間関係情報(TCI状態)は、互いに読み替えられてもよい。「空間関係情報」は、「空間関係情報のセット」、「1つ又は複数の空間関係情報」などと互いに読み替えられてもよい。TCI状態及びTCIは、互いに読み替えられてもよい。
また、パネルIdentifier(ID)とパネルは互いに読み替えられてもよい。つまり、TRP IDとTRP、CORESETグループIDとCORESETグループなどは、互いに読み替えられてもよい。
本開示において、TRP、送信ポイント、パネル、DMRSポートグループ、CORESETプール、TCIフィールドの1つのコードポイントに関連付けられた2つのTCI状態の1つ、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、シングルTRPを用いるチャネル/信号の送信/受信は、当該チャネル/信号の送信/受信(例えば、NCJT/CJT/繰り返し)において、TCI状態(ジョイント/セパレート/指示TCI状態)が等しい、又は、当該チャネル/信号の送信/受信(例えば、NCJT/CJT/繰り返し)において、TCI状態(ジョイント/セパレート/指示TCI状態)の数が1つである、と読み替えられてもよい。
シングルTRPを用いるチャネル/信号の送信/受信は、当該チャネル/信号の送信/受信(例えば、NCJT/CJT/繰り返し)において、TCI状態(ジョイント/セパレート/指示TCI状態)が異なる、又は、当該チャネル/信号の送信/受信(例えば、NCJT/CJT/繰り返し)において、異なるTCI状態(ジョイント/セパレート/指示TCI状態)の数が複数(例えば、2つ)である、と読み替えられてもよい。
本開示において、シングル(単一)TRP、シングルTRPシステム、シングルTRP送信、シングルPDSCH、は互いに読み替えられてもよい。本開示において、マルチ(複数)TRP、マルチTRPシステム、マルチTRP送信、マルチPDSCH、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、シングルDCI、シングルPDCCH、シングルDCIに基づくマルチTRP、少なくとも1つのTCIコードポイント上の2つのTCI状態をアクティベートされること、TCIフィールドの少なくとも1つのコードポイントが2つのTCI状態にマップされること、特定のチャネル/CORESETに対して特定のインデックス(例えば、TRPインデックス、CORESETプールインデックス、又は、TRPに対応するインデックス)が設定されること、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、シングルTRP、シングルTRPを用いるチャネル/信号、1つのTCI状態/空間関係を用いるチャネル、マルチTRPがRRC/DCIによって有効化されないこと、複数のTCI状態/空間関係がRRC/DCIによって有効化されないこと、いずれのCORESETに対しても1のCORESETプールインデックス(CORESETPoolIndex)値が設定されず、且つ、TCIフィールドのいずれのコードポイントも2つのTCI状態にマップされないこと、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、マルチTRP、マルチTRPを用いるチャネル/信号、複数のTCI状態/空間関係を用いるチャネル、マルチTRPがRRC/DCIによって有効化されること、複数のTCI状態/空間関係がRRC/DCIによって有効化されること、シングルDCIに基づくマルチTRPとマルチDCIに基づくマルチTRPとの少なくとも1つ、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、マルチDCIに基づくマルチTRP、CORESETに対して1のCORESETプールインデックス(CORESETPoolIndex)値が設定されること、特定のチャネル/CORESETに対して複数の特定のインデックス(例えば、TRPインデックス、CORESETプールインデックス、又は、TRPに対応するインデックス)が設定されること、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、TRP#1(第1TRP)は、CORESETプールインデックス=0に対応してもよいし、TCIフィールドの1つのコードポイントに対応する2つのTCI状態のうちの1番目のTCI状態に対応してもよい。TRP#2(第2TRP)TRP#1(第1TRP)は、CORESETプールインデックス=1に対応してもよいし、TCIフィールドの1つのコードポイントに対応する2つのTCI状態のうちの2番目のTCI状態に対応してもよい。
本開示において、シングルDCI(sDCI)、シングルPDCCH、シングルDCIに基づくマルチTRPシステム、sDCIベースMTRP、少なくとも1つのTCIコードポイント上の2つのTCI状態をアクティベートされること、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、マルチDCI(mDCI)、マルチPDCCH、マルチDCIに基づくマルチTRPシステム、mDCIベースMTRP、2つのCORESETプールインデックス又はCORESETプールインデックス=1(又は1以上の値)が設定されること、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、ビーム指示DCI、ビーム指示MAC CE、ビーム指示DCI/MAC CEは互いに読み替えられてもよい。言い換えれば、UEに対する指示TCI状態に関する指示は、DCI及びMAC CEの少なくとも1つを用いて行われてもよい。
本開示において、繰り返し(repetition)、繰り返し送信、繰り返し受信、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、チャネル、信号、チャネル/信号、は互いに読み替えられてもよい。本開示おいて、DLチャネル、DL信号、DL信号/チャネル、DL信号/チャネルの送信/受信、DL受信、DL送信、は互いに読み替えられてもよい。本開示おいて、ULチャネル、UL信号、UL信号/チャネル、UL信号/チャネルの送信/受信、UL受信、UL送信、は互いに読み替えられてもよい。
本開示において、各チャネル/信号/リソースにTCI状態/QCL想定を適用することは、各チャネル/信号/リソースの送受信にTCI状態/QCL想定を適用することを意味してもよい。
本開示において、第1のTRPに第1のTCI状態が対応してもよい。本開示において、第2のTRPに第2のTCI状態が対応してもよい。本開示において、第nのTRPに第nのTCI状態が対応してもよい。
本開示において、第1のCORESETプールインデックスの値(例えば、0)、第1のTRPインデックスの値(例えば、1)、及び、第1のTCI状態(第1のDL/UL(ジョイント/セパレート)TCI状態)は互いに対応してもよい。本開示において、第2のCORESETプールインデックスの値(例えば、1)、第2のTRPインデックスの値(例えば、2)、及び、第2のTCI状態(第2のDL/UL(ジョイント/セパレート)TCI状態)は互いに対応してもよい。
なお、下記本開示の各実施形態においては、複数TRPを利用する送受信における複数のTCI状態の適用について、2つのTRPを対象とする方法(すなわち、N及びMの少なくとも一方が2である場合)について主に説明するが、TRPの数は3以上(複数)であってもよく、TRPの数に対応するよう各実施形態が適用されてもよい。言い換えれば、N及びMの少なくとも一方は、2より大きい数であってもよい。
本開示において、SFNを利用してDL信号(PDSCH/PDCCH)を受信することは、同一時間/周波数リソースを用いて、かつ/または、同一データ(PDSCH)/制御情報(PDCCH)を、複数の送受信ポイントから受信すること、を意味してもよい。また、SFNを利用してDL信号を受信することは、同一時間/周波数リソースを用いて、かつ/または、同一データ/制御情報を、複数のTCI状態/空間ドメインフィルタ/ビーム/QCLを利用して受信すること、を意味してもよい。
(無線通信方法)
<第0の実施形態>
本実施形態では、各チャネルに対する指示TCI状態のマッピング/関連付けについて説明する。
UEは、ビーム指示DCI/MAC CEを利用して、y個の指示TCI状態を指示されてもよい。当該yは、例えば、最大4であってもよいし、最大で4より大きい数であってもよいし、最大で4より小さい数であってもよい。
UEは、y個の指示TCI状態のうち、x個の指示TCI状態を選択し、各チャネル/信号に適用してもよい。
UEは、xに関する情報と、y個の指示TCI状態のうちどのx個の指示TCI状態を適用するかに関する情報と、の少なくとも1つを、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)/DCIを用いて受信してもよい。
当該xは、各チャネル/信号の種類によって異なってもよい。当該yは、各チャネル/信号の種類によって異なってもよいし、同じであってもよい。
シングルTRPの動作の場合、yは第1の値(例えば、1)であってもよい。例えば、yが1である場合、UEは、Rel.17で規定される統一TCI状態の動作を行うと想定してもよい。
マルチTRP動作の場合、yは第2の値(例えば、2)であってもよい。また、マルチTRP動作の場合、yは第3の値(例えば、4)であってもよい。マルチTRP動作の場合にyを第3の値とすることで、より柔軟なビーム指示を行うことができる。
CJTに関する動作の場合、yは第3の値(例えば、4)であってもよい。
なお、本開示の各実施形態では、ジョイントTCI状態を主な例として記載するが、セパレート(UL/DL)TCI状態についても適宜適用が可能である。
ジョイントTCI状態についてy個の指示TCI状態が指示される場合、セパレート(UL/DL)TCI状態について2y個の指示TCI状態が指示されてもよい。例えば、最大で4つのジョイントTCI状態が指示される場合、最大で4つのUL TCI状態と、最大で4つのDL TCI状態と、が指示されてもよい(すなわち、最大で8つ)。
本開示において、同一のBWP/CC内では、ジョイントTCI状態及びセパレート(UL/DL)TCI状態のいずれか片方がRRC/MAC CE/DCIで設定/指示されてもよい。また、本開示において、同一のBWP/CC内では、ジョイントTCI状態及びセパレート(UL/DL)TCI状態の両方がRRC/MAC CE/DCIで設定/指示されてもよい。
《シングルDCIベースのマルチTRPのPDCCH》
UEに対して、設定/指示TCI状態(ジョイント/DL TCI状態)と、CORESET/CORESETグループと、のマッピング/対応関係が設定されてもよい。
当該設定は、上位レイヤシグナリング(RRC)を用いて設定されてもよい。
1つのCORESETごとに、指示TCI状態(例えば、第1/第2の指示TCI状態)についての1つの又は複数(例えば、2つ)のインデックスが設定されてもよい。
統一TCI状態に従うこと(例えば、followUnifiedTCIstate)が設定されるCORESETについて、当該CORESETに対し、y個の指示TCI状態から選択されたx個のTCI状態が適用されてもよい。
例えば、single frequency network(SFN)スキーム(例えば、SFNスキームA/B)が設定されないCORESETについての当該xは、第1の値(例えば、1)であってもよい。例えば、SFNスキーム(例えば、SFNスキームA/B)が設定されるCORESETについての当該xは、第2の値(例えば、2)であってもよい。
《シングルDCIベースのマルチTRPのPDSCH》
シングルDCIベースのマルチTRPのPDSCHが設定される場合、スケジューリングDCIによる、シングルTRPのPDSCHとマルチTRPのPDSCHとの切り替えがサポートされてもよい。
PDSCHに対し、y個の指示TCI状態から選択されたx個のTCI状態が適用されてもよい。
例えば、シングルTRPのPDSCHについての当該xは、第1の値(例えば、1)であってもよい。例えば、マルチTRPのPDSCH(例えば、シングルDCIベースのマルチTRPによるNCJT/繰り返し/SFN)についての当該xは、第2の値(例えば、2)であってもよい。
《シングルDCIベースのマルチTRPのPUCCH》
マルチTRPのPUCCH(繰り返し)が設定される場合、スケジューリングDCIによる、シングルTRPのPUCCH(繰り返し)とマルチTRPのPUCCH(繰り返し)との切り替えがサポートされてもよい。
PUCCHに対し、y個の指示TCI状態から選択されたx個のTCI状態が適用されてもよい。当該xは、スケジューリングDCIによって示されてもよい。
例えば、シングルTRPのPUCCH(繰り返し)についての当該xは、第1の値(例えば、1)であってもよい。例えば、マルチTRPのPUCCH(繰り返し)についての当該xは、第2の値(例えば、2)であってもよい。
マルチTRPのPUCCH(繰り返し)が設定されない場合、PUCCHに対し、y個の指示TCI状態から選択された1つのTCI状態が適用されてもよい。
当該1つのTCI状態の選択は、予め仕様で規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRC)で設定されもよい。
PDSCHと関連するPUCCHのTCI状態は、同じであってもよいし、異なってもよい。例えば、PDSCHに対し2つのTCI状態を要し、当該PDSCHに関連するPUCCHが1つのTCI状態を要する場合、UEは、PDSCH/PUCCHのために2つ(x=2)のTCI状態を選択し、PUCCHについての2番目のTCI状態を無視してもよい。
《シングルDCIベースのマルチTRPのPUSCH》
マルチTRPのPUSCH繰り返し(CB/NCBの複数(例えば、2つ)のSRSリソースセット)が設定される場合、スケジューリングDCI内の特定のフィールドによる、シングルTRPのPUSCH繰り返しとマルチTRPのPUSCH繰り返しとの切り替えがサポートされてもよい。
当該特定のフィールドは、例えば、SRSリソースセットインディケータフィールドであってもよい。当該スケジューリングDCIは、例えば、DCIフォーマット0_1/0_2であってもよい。
PUSCHに対し、y個の指示TCI状態から選択されたx個のTCI状態が適用されてもよい。当該xは、スケジューリングDCIによって示されてもよい。
例えば、シングルTRPのPUSCH(繰り返し)についての当該xは、第1の値(例えば、1)であってもよい。例えば、マルチTRPのPUSCH(繰り返し)についての当該xは、第2の値(例えば、2)であってもよい。
マルチTRPのPUSCH(繰り返し)が設定されない場合、PUSCHに対し、y個の指示TCI状態から選択された1つのTCI状態が適用されてもよい。
当該1つのTCI状態の選択は、予め仕様で規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRC)で設定されもよい。
《マルチDCIベースのマルチTRPのPDCCH》
CORESETプールインデックス(CORESETPoolIndex)の値に対応するDCI(DCIフォーマット1_1/1_2(DLアサインメントあり/なし))内における特定のフィールドを用いて、同じCORESETプールインデックスの値に対応する指示TCI状態(ジョイント/DL/UL TCI状態)が指示されてもよい。
第1の値(例えば、0)のCORESETプールインデックスについて、y1個の指示TCI状態が指示され、第2の値(例えば、1)のCORESETプールインデックスについて、y2個の指示TCI状態が指示されてもよい。
第1の値のCORESETプールインデックスが設定されるCORESETについて、当該CORESETに対し、y1個の指示TCI状態から選択されたx個のTCI状態が適用されてもよい。
第2の値のCORESETプールインデックスが設定されるCORESETについて、当該CORESETに対し、y2個の指示TCI状態から選択されたx個のTCI状態が適用されてもよい。
例えば、SFNスキーム(例えば、SFNスキームA/B)が設定されないCORESETについての当該xは、第1の値(例えば、1)であってもよい。例えば、SFNスキーム(例えば、SFNスキームA/B)が設定されるCORESETについての当該xは、第2の値(例えば、2)であってもよい。
1つのCORESETごとに、指示TCI状態(例えば、第1/第2の指示TCI状態)についての1つの又は複数(例えば、2つ)のインデックスが設定されてもよい。当該設定は、上位レイヤシグナリング(RRC)を用いて設定されてもよい。
《指示TCI状態に関する数》
以下では、各チャネル/信号についての上記x及びyについて詳述する。
上記xは、上記y(y1及びy2を含む)個の指示TCI状態のうちの、各チャネル/信号に適用するTCI状態の数であってもよい。
上記xは、適用されるチャネル/信号ごと別々に決定されてもよい。上記xは、適用されるチャネル/信号ごと異なることがサポートされてもよい。
上記y個の指示TCI状態のうち、適用されるチャネル/信号ごと別々に適用されるTCI状態が決定されてもよい。上記y個の指示TCI状態のうち、適用されるチャネル/信号ごとに適用されるTCI状態が異なることがサポートされてもよい。
上記y個の指示TCI状態のうち、適用されるチャネル/信号のリソース/リソースセット/CORESETごと別々に、適用されるTCI状態が決定されてもよい。上記y個の指示TCI状態のうち、適用されるチャネル/信号のリソース/リソースセット/CORESETごとに、適用されるTCI状態が異なることがサポートされてもよい。
[CSI-RS/TRS/SSB/SRS]
特定の参照信号(例えば、CSI-RS/TRS/SSB/SRS)についてのxは、特定の値であってもよい。
当該特定の値は、1であってもよい。
また、当該特定の値は、2以上であってもよい。例えば、マルチTRPを利用する特定の参照信号の繰り返しでは、xが2以上であってもよい。
特定の参照信号のタイプは、特定のタイプ(例えば、A/SP/P)であってもよい。
特定の参照信号は、CSI-RS/SRSに限定されてもよい。
特定の参照信号は、上位レイヤシグナリング(RRC)で設定されてもよい。例えば、特定の参照信号は、特定のRRCパラメータ(例えば、followUnifiedTCIstate)が設定される参照信号であってもよい。
当該特定の参照信号は、特定の用途/目的の参照信号であってもよい。例えば、当該特定の参照信号は、繰り返しありのCSI-RS(CSI-RS with repetition)、繰り返しなしのCSI-RS(CSI-RS without repetition)、トラッキング参照信号の情報(trs-info)を有するCSI-RS、ビームマネジメント用のCSI-RS、用途(usage)がCB/NCB/ビームマネジメント/アンテナスイッチングのSRS、の少なくとも1つであってもよい。
[PDSCH]
特定のチャネル(例えば、PDSCH)についてのxは、特定の値であってもよい。
特定の値は、例えば、2以上の値(例えば、2)であってもよい。
例えば、シングルDCIベースのマルチTRPのPDSCH(NCJT/繰り返し/SFN)について、当該特定の値が2であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が2であるとき、シングルDCIベースのマルチTRPのPDSCH(NCJT/繰り返し/SFN)の受信を想定/判断してもよい。
特定の値は、例えば、1であってもよい。
例えば、シングルTRPのPDSCH、及び、マルチDCIベースのマルチTRPのPDSCH、の少なくとも一方について、当該特定の値が1であってもよい。当該マルチDCIベースのマルチTRPのPDSCHは、CORESETプールインデックスごとに1つの指示TCI状態が指示される場合であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が1であるとき、シングルTRPのPDSCH、及び、マルチDCIベースのマルチTRPのPDSCH、の少なくとも一方の受信を想定/判断してもよい。
なお、マルチDCIベースのマルチTRPのPDSCHについて、1つのDCIによってCORESETプールインデックス向けに複数(例えば、2つ)の指示TCI状態が指示される場合、上記xは2であってもよい。
[PDCCH]
特定のチャネル(例えば、PDCCH)についてのxは、特定の値であってもよい。
特定の値は、例えば、2以上の値(例えば、2)であってもよい。
例えば、SFNのPDCCH(例えば、CORESETに対してSFNスキーム(スキームA/B)が設定される場合)について、当該特定の値が2であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が2であるとき、SFNのPDCCHの受信を想定/判断してもよい。
特定の値は、例えば、1であってもよい。
例えば、SFNのPDCCH以外のPDCCHについて、当該特定の値が1であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が1であるとき、SFNのPDCCH以外のPDCCHの受信を想定/判断してもよい。
PDCCHに対するxは、CORESET/サーチスペースごとに決定/設定/指示されてもよい。また、PDCCHに対するxは、あるBWP/CCにおける複数(例えば、全ての)CORESET/サーチスペースについて決定/設定/指示されてもよい。
[PUCCH]
特定のチャネル(例えば、PUCCH)についてのxは、特定の値であってもよい。
特定の値は、例えば、2以上の値(例えば、2)であってもよい。
例えば、PUCCHの繰り返し(例えば、ビームの循環的(cyclic)/逐次的(sequential)ホッピングが設定される場合)、及び、Simultaneous Transmission across multiple panels(STxMP)のPUCCH(例えば、周波数分割多重(FDM)/空間分割多重(SDM)/SFNのPUCCHの繰り返し)、の少なくとも一方について、当該特定の値が2であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が2であるとき、PUCCHの繰り返し、及び、STxMPのPUCCH、の少なくとも一方の受信を想定/判断してもよい。
特定の値は、例えば、1であってもよい。
例えば、PUCCHの繰り返し、及び、STxMPのPUCCH、の少なくとも一方以外のPUCCHについて、当該特定の値が1であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が1であるとき、PUCCHの繰り返し、及び、STxMPのPUCCH、の少なくとも一方以外のPUCCHの受信を想定/判断してもよい。
PUCCHに対するxは、PUCCHの用途に基づいて決定されてもよい。例えば、PUCCHにおいて特定のUCI(例えば、HARQ-ACK)が含まれない場合、当該PUCCHに対するxは1であってもよい。例えば、PUCCHにおいて特定のUCI(例えば、HARQ-ACK)が含まれる場合、当該PUCCHに対するxが2であることが許容されてもよい。
PUCCHに対するxは、PUCCHのトリガの方法に基づいて決定されてもよい。例えば、PUCCHがDCIによってトリガされない場合、当該PUCCHに対するxは1であってもよい。例えば、PUCCHがDCIによってトリガされる場合(例えば、HARQ-ACKが送信されるPUCCHの場合)、当該PUCCHに対するxが2であることが許容されてもよい。
PUCCHに対するxは、BWP/CCにおけるPUCCHリソース/リソースグループごとに決定/設定/指示されてもよい。
また、PUCCHに対するxは、あるBWP/CCにおける複数(例えば、全ての)PUCCHリソース/リソースグループについて決定/設定/指示されてもよい。
図4A及び図4Bは、PUCCHリソース/リソースグループと指示TCI状態との関連付けの一例を示す図である。図4Aに示す例において、UEに対し、PUCCHリソースグループ(PUCCHリソースグループ#1-#4)、及び、PUCCHリソース(PUCCHリソース#1-#8)が設定される。これらPUCCHリソース/リソースセットは、あるCC(CC#1)内のあるBWP(BWP#1)において設定されてもよい。PUCCHリソースグループとPUCCHリソースの対応関係は、図4Aに示す通りである。
図4Bは、ビーム指示TCI状態によって指示される4つのTCI状態と、各TCI状態に対応するインデックスとの関連付けを示す図である。
図4Aに示す通り、PUCCHリソースグループごとに、適用するTCI状態に関するインデックスが関連付けられる。UEは、当該関連付けられるインデックスと、図4Bに示されるインデックスに対応するTCI状態とに基づいて、各PUCCHに対応するTCI状態と、当該TCI状態の数を判断してもよい。
このように、PUCCHリソース単位/リソースグループ単位で指示TCI状態のインデックスを設定/決定/指示することで、スケジューリングDCI(に含まれるPRI/CCEインデックスフィールド)でシングルTRP及びマルチTRPの動作を切り替えることができる。
また、PUCCHリソース単位/リソースグループ単位による指示TCI状態のインデックスの設定/指示/更新は、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)/DCI(ビーム指示DCI)を用いて行われてもよい。
また、PUCCHリソースに適用される指示TCI状態、及び、指示TCI状態の数(x)の少なくとも一方に基づいて、同一のDCIがスケジュールするPDSCHに適用される指示TCI状態、及び、指示TCI状態の数(x)の少なくとも一方が決定されてもよい。
また、同一のDCIがスケジュールするPDSCHに適用される指示TCI状態、及び、指示TCI状態の数(x)の少なくとも一方に基づいて、PUCCHリソースに適用される指示TCI状態、及び、指示TCI状態の数(x)の少なくとも一方が決定されてもよい。
[PUSCH]
特定のチャネル(例えば、PUSCH)についてのxは、特定の値であってもよい。
特定の値は、例えば、2以上の値(例えば、2)であってもよい。
例えば、PUSCHの繰り返し(例えば、CB/NCBの複数(例えば、2つ)のSRSリソースセットが設定される場合)、及び、STxMPのPUSCH(例えば、周波数FDM/SDM/SFNのPUSCHの繰り返し、及び、PUSCHの各レイヤをそれぞれ別のビームで送信する場合)、の少なくとも一方について、当該特定の値が2であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が2であるとき、PUSCHの繰り返し、及び、STxMPのPUSCH、の少なくとも一方の受信を想定/判断してもよい。
特定の値は、例えば、1であってもよい。
例えば、PUSCHの繰り返し、及び、STxMPのPUSCH、の少なくとも一方以外のPUSCHについて、当該特定の値が1であってもよい。
例えば、UEは、当該特定の値が1であるとき、PUSCHの繰り返し、及び、STxMPのPUSCH、の少なくとも一方以外のPUSCHの受信を想定/判断してもよい。
本実施形態におけるPUSCHは、例えば、コンフィギュアドグラントのPUSCH、及び、DCIでスケジュールされるPUSCH、の少なくとも一方であってもよい。
PUCCHに対するxは、PUSCHをスケジュールするDCIに基づいて決定されてもよい。例えば、PUSCHが特定のDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0_1/0_2)でスケジュールされる場合、当該PUCCHに対するxは2であってもよい。例えば、PUSCHが特定のDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0_1/0_2)以外のDCIフォーマットでスケジュールされる場合、当該PUSCHに対するxは1であってもよい。
以上第0の実施形態によれば、各チャネル/信号に対して適用する指示TCI状態の数を適切に決定することができる。
<第1の実施形態>
本実施形態では、指示TCI状態の適用を詳述する。
本実施形態における動作の概要を、図5A-図5Cを用いて説明する。
図5Aは、第1の実施形態に係る指示TCI状態の適用の一例を示す図である。
UEは、まず、ビーム指示DCIを受信してもよい。また、UEは、各チャネル/信号をスケジュール/トリガするDCI(スケジューリング/トリガリングDCI)を受信してもよい。
図5Aに示す例において、UEは、まず、ビーム指示DCI(DCI#0)を受信する。ついで、UEは、PDSCH#1-#4をそれぞれスケジュールするDCI(スケジューリングDCI)である、DCI#1-#4を受信する。
ビーム指示DCIは、y個の指示TCI状態を指示してもよい。当該指示TCI状態は、当該指示TCI状態に対応するインデックスによって識別されてもよい。
例えば、DCI#0は、4個の指示TCI状態を指示し、各指示TCI状態は第1-第4のインデックスで識別される(図5B参照)。
UEは、PDSCH#1-#4に対応するHARQ-ACKの送信から、特定の時間(ビーム適用時間(BAT)、BeamAppTime_r17で示される時間)経過後に、新たなビーム指示DCIによって指示される指示TCI状態(例えば、図5Cに示す対応関係を参照)に更新してもよい。
UEは、スケジューリングDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、ビーム指示DCIに基づく指示TCI状態のうち、どのTCI状態を適用するか判断してもよい。
例えば、UEは、スケジューリングDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、1つ又は複数(例えば、2つ)の指示TCI状態に関するインデックスを指示されてもよい。
複数の指示TCI状態に関するインデックスを指示される場合、UEは、当該指示される複数の指示TCI状態のうち、特定の方法に基づいて、適用するTCI状態と、TCI状態の順番と、の少なくとも一方を判断してもよい。
当該特定の方法については、以下で詳述する。
図5Aに示す例では、DCI#1によってPDSCH#1に第1のインデックスの指示TCI状態を適用すること、DCI#2によってPDSCH#2に第2のインデックスの指示TCI状態を適用すること、DCI#3によってPDSCH#3に、第1のインデックスの指示TCI状態(第1のTCI状態)と、第2のインデックスの指示TCI状態(第2のTCI状態)とを適用すること、及び、DCI#4によってPDSCH#4に、第3のインデックスの指示TCI状態(第1のTCI状態)と、第4のインデックスの指示TCI状態(第2のTCI状態)とを適用すること、が示されている。
以下では、各チャネル/信号に適用する指示TCI状態の判断に係る上記特定の方法について説明する。
UEは、下記実施形態1-1から1-4に記載される少なくとも1つの方法に従ってもよい。
《実施形態1-1》
UEは、スケジューリング/トリガリングDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、各チャネル/信号に適用するTCI状態と、TCI状態の順番と、の少なくとも一方を判断してもよい。
UEは、特定のフィールドに基づいて、y個の指示TCI状態から、x個(1つ又は複数)のTCI状態を選択/決定してもよい。
当該特定のフィールドは、Rel.18以降に規定される新たなフィールドであってもよい。
本開示において、スケジューリング/トリガリングDCIは、チャネル(例えば、PUSCH/PDSCH/PUCCH)をスケジュールするDCIであってもよいし、信号(例えば、SRS/CSI-RS)をトリガするDCIであってもよい。スケジューリング/トリガリングDCIは、特定のDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0_1/0_2/1_1/1_2)であってもよい。
当該特定のフィールドは、y個の指示TCI状態のインデックスのいずれかを示すフィールドであってもよい。
特定のフィールドのコードポイントと、指示TCI状態のインデックスと、の対応関係が、UEに対し規定/設定/指示/通知されてもよい(図6B参照)。UEは、特定のフィールドと当該対応関係とに基づいて、スケジュール/トリガされるチャネル/信号に適用するTCI状態(指示TCI状態のインデックス)を判断してもよい。
当該対応関係は、予め仕様で規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)でUEに設定/指示されてもよいし、特定のDCIで指示されてもよい。
当該特定のDCIは、例えば、ビーム指示DCIであってもよい。UEは、ビーム指示DCIによって、特定のフィールドの各コードポイントに対応するインデックスを更新されてもよい。
当該特定のフィールドは、特定のビット数(例えば、2ビット)を有してもよい。当該特定のビット数は、予め仕様で規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)でUEに設定されてもよい。
UEは、特定のフィールドで指示されるインデックスに対応する指示TCI状態を、スケジューリング/トリガリングDCIに対応するチャネル(例えば、PDSCH/PUSCH/PUCCH)/信号(例えば、CSI-RS/TRS)に適用してもよい。
図6A及び図6Bは、実施形態1-1に係る指示TCI状態の適用の一例を示す図である。図6Aに示す例において、UEは、スケジューリングDCI(DCI#4)によって、PDSCH#4及びPUCCH#4をスケジュールされる。
図6Aに示す例において、UEは、スケジューリングDCIに含まれるフィールドを用いて、チャネルに適用するTCI状態のインデックスを指示される。図6Bに示す例では、当該フィールドはコードポイント「00」を示す。
UEは、上述の図6Bに示すような対応関係に基づき、コードポイント「00」に対応する第1のインデックスを指示される。UEは、当該第1のインデックスに対応する指示TCI状態を、PDSCH#4及びPUCCH#4に適用する。図6Bに示す例では、PDSCH#4に第1のインデックスの指示TCI状態(ジョイント/DL TCI状態)であるTCI状態#1が適用され、PUCCH#4に第1のインデックスの指示TCI状態(ジョイント/UL TCI状態)であるTCI状態#1が適用される例が記載される。
なお、本実施形態におけるDLのチャネル/信号は、スケジューリング/トリガリングDCIによってスケジュール/トリガされるPDSCH/RSに限られない。本実施形態におけるDLのチャネル/信号は、他の任意のPDSCH(例えば、スケジュールされるPDSCH以外のPDSCH)であってもよいし、他の任意のRS(例えば、トリガされるRS以外のRS)であってもよい。
また、本実施形態におけるULのチャネル/信号は、スケジューリング/トリガリングDCIによってスケジュール/トリガされるPUSCH/PUCCH/RSに限られない。本実施形態におけるULのチャネル/信号は、他の任意のPUSCH/PUCCH(例えば、スケジュールされるPUSCH/PUCCH以外のPUSCH/PUCCH)であってもよいし、他の任意のRS(例えば、トリガされるRS以外のRS)であってもよい。
[実施形態1-1のバリエーション]
スケジューリングDCIに含まれる特定のフィールドは、1つ又は複数であってもよい。
UEは、複数(例えば、2つ)の特定のフィールド(ここでは、第1のフィールド及び第2のフィールドとする)に基づいて、各チャネル/信号に適用するTCI状態を判断してもよい。
UEは、第1のフィールドによって、指示TCI状態に関する第1のインデックスを指示され、第2のフィールドによって、指示TCI状態に関する第2のインデックスを指示されてもよい。
UEは、チャネル/信号に適用するTCI状態が1つである場合、第1(又は第2)のフィールドに基づいて、当該1つのTCI状態を判断してもよい。
UEは、チャネル/信号に適用するTCI状態が複数(例えば、2つ)である場合、第1のフィールド及び第2のフィールドに基づいて、当該2つのTCI状態を判断してもよい。
第1のフィールドで示されるインデックス(第1のインデックス)に関する対応関係と、第2のフィールドで示されるインデックス(第2のインデックス)に関する対応関係とは、共通の対応関係であってもよい。また、第1のフィールドで示されるインデックス(第1のインデックス)に関する対応関係と、第2のフィールドで示されるインデックス(第2のインデックス)に関する対応関係とは、別々の(異なる)対応関係であってもよい。
図7A及び図7Bは、実施形態1-1のバリエーションに係る指示TCI状態の適用の一例を示す図である。図7Aに示す例において、UEは、スケジューリングDCI(DCI#4)によって、PDSCH#4、PUCCH#4(PUCCH#4-1及びPUCCH#4-2)をスケジュールされる。
図7Aに示す例において、UEは、スケジューリングDCIに含まれるフィールドを用いて、チャネルに適用するTCI状態のインデックスを指示される。図7Aに示す例では、第1のインデックスを示すフィールドによってコードポイント「00」が示され、第2のインデックスを示すフィールドによってコードポイント「10」が示される。
UEは、図7Bに示すような対応関係に基づき、適用するTCI状態を判断する。図7Bに示す例では、第1のインデックスに関する対応関係と、第2のインデックスに関する対応関係とが、共通である場合を示している。
図7Aに示す例では、PDSCH#4に適用するTCI状態は1つである。このとき、UEは、コードポイント「00」が示す第1のインデックスに対応する指示TCI状態(ここでは、TCI状態#1)を、PDSCH#4に適用する。
また、図7Bに示す例では、PUCCH#4(PUCCH#4-1及びPUCCH#4-2)に適用するTCI状態は2つである。このとき、UEは、コードポイント「10」が示す第2のインデックスに対応する指示TCI状態(ここでは、TCI状態#1及びTCI状態#4)を、PUCCH#4(それぞれPUCCH#4-1及びPUCCH#4-2)に適用する。
なお、本開示において、複数(例えば、2つ)のTCI状態が適用されるチャネル/信号は、マルチTRPを利用するチャネル/信号を意味してもよい。
なお、上記図7A及び図7Bに記載するような、1つ又は複数のインデックスを指示するDCIフィールドに関する動作は、UEに対し、マルチTRPのPUCCH(繰り返し)が設定された場合にのみ使用/適用されてもよい。UEは、マルチTRPのPUCCH(繰り返し)が設定されない場合、1つ又は複数のインデックスを指示するDCIフィールドが存在しないと想定してもよい。
また、本開示において、1つの指示TCI状態を要する動作(例えば、シングルTRPの動作)が設定され、複数の指示TCI状態が指示される場合、UEは、当該複数の指示TCI状態から、RRC/MAC CE/DCI(新規DCIフィールド)を用いて1つの指示TCI状態を決定してもよい。
当該新規DCIフィールドのビット数は、指示される指示TCI状態の数(例えば、y)に基づいて決定されてもよい。
図8は、スケジューリングDCIによって指示される指示TCI状態、指示TCI状態の数/順序に関する情報の一例を示す図である。図8に示す例では、スケジューリングDCIに含まれる特定のフィールドのコードポイントと、ビーム指示DCIによって指示される指示TCI状態、指示TCI状態の数/順序と、の対応関係が示される。
UEは、上記特定のフィールドを用いて、当該対応関係に示す1つのコードポイントを指示されてもよい。
図8に示す例では、コードポイント「00」は、対応するPDSCHに、1つの指示TCI状態を適用することを示し、適用されるTCI状態が第1のTCI状態であることを示している。また、コードポイント「01」は、対応するPDSCHに、1つの指示TCI状態を適用することを示し、適用されるTCI状態が第2のTCI状態であることを示している。
また、図8に示す例では、コードポイント「10」は、対応するPDSCHに、2つの指示TCI状態を適用することを示し、適用されるTCI状態が、最初に、第1のTCI状態、次いで、第2のTCI状態、の順番であることを示している。また、コードポイント「11」は、対応するPDSCHに、2つの指示TCI状態を適用することを示し、適用されるTCI状態が、最初に、第2のTCI状態、次いで、第1のTCI状態、の順番であることを示している。
例えば、UEが、スケジューリングDCIのフィールド(例えば、TCIフィールド)によって、第1のインデックスの指示TCI状態と、第2のインデックスの指示TCI状態を指示され、スケジューリングDCIの特定のフィールドによって、1つのTCI状態の適用及び第1のTCI状態の適用(すなわち、上記コードポイント「00」)を指示される場合、UEは、第1のインデックスの指示TCI状態を、スケジューリングDCIに対応するPDSCHに適用する。
なお、図8に示す対応関係は、予め仕様で規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)でUE対して設定/更新されてもよい。
《実施形態1-2》
UEは、スケジューリング/トリガリングDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、各チャネル/信号に適用するTCI状態と、TCI状態の順番と、の少なくとも一方を判断してもよい。
UEは、当該特定のフィールドに基づいて、y個の指示TCI状態から、x個(1つ又は複数)のTCI状態を選択/決定してもよい。
当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドであってもよい。当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドが拡張されたフィールドであってもよい。
特定のDLチャネル(例えば、PDSCH)について、DCIに含まれる特定のフィールドが、x個のTCI状態の指示に用いられてもよい。
UEは、特定のDLチャネルについてのx個のTCI状態の決定について、以下の実施形態1-2-1及び1-2-2の少なくとも1つに従ってもよい。
[実施形態1-2-1]
UEは、DCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、特定のDLチャネル(例えば、PDSCH)に適用する指示TCI状態を決定してもよい。
当該DCIは、例えば、当該特定のチャネルをスケジュールするDCI(例えば、DCIフォーマット1_1/1_2)であってもよい。
当該DCIは、例えば、ビーム指示DCI以外のDCIであってもよい。
当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドであってもよい。当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドが拡張されたフィールドであってもよい。
当該特定のフィールドは、Rel.17の動作では使用されないフィールドであってもよい。
当該特定のフィールドは、例えば、TCI状態(TCI)フィールドであってもよい。また、当該特定のフィールドは、TCI状態(TCI)フィールド以外のフィールドであってもよい。
UEは、当該特定のフィールドで指示されるTCI状態を、当該特定のDLチャネル(例えば、PDSCH)と、当該特定のDLチャネルに関連するULチャネル(例えば、PUCCH)に適用してもよい。
図9は、実施形態1-2-1に係るTCI状態の指示の一例を示す図である。図9に示す例において、スケジューリングDCI内のTCIフィールドのコードポイントに、1つ又は複数(2つ)の適用するTCI状態のインデックスと、第1-第4のジョイントTCI状態の少なくとも1つと、が対応する。
図9に示す例において、UEは、指示されるTCIフィールドに基づいて、スケジューリングDCIでスケジュールされるDLチャネルに適用するTCI状態のインデックスを判断する。このとき、UEが適用するTCI状態は、現在適用されているビーム指示DCIによる指示TCI状態である。図9に示す例において、UEは、スケジューリングDCI内のTCIフィールドに対応する指示TCI状態(第1-第4のジョイントTCI状態)については、スケジュールされるDLチャネルには適用しない。
なお、スケジューリングDCI内のTCIフィールドに対応する指示TCI状態(第1-第4のジョイントTCI状態)は、当該スケジューリングDCIでスケジュールされるDLチャネルに対応するULチャネル(HARQ-ACK)の送信後、BAT経過後に適用されるTCI状態を示してもよい。
[実施形態1-2-2]
UEは、DCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、特定のDLチャネル(例えば、PDSCH)に適用する指示TCI状態を決定してもよい。
当該DCIは、例えば、特定のDCI(例えば、DCIフォーマット1_1/1_2)であってもよい。
当該特定のDCIは、DLアサインメントありのDCI(DCI with DL assignment)、DLチャネル(PDSCH)をスケジュールするDCI、であってもよい。当該特定のDCIは、DLアサインメントなしのDCI(DCI without DL assignment)、DLチャネル(PDSCH)をスケジュールしないDCI、であってもよい。
当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドであってもよい。当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドが拡張されたフィールドであってもよい。
UEは、当該特定のフィールドで指示されるTCI状態を、当該特定のDLチャネル(例えば、PDSCH)と、当該特定のDLチャネルに関連するULチャネル(例えば、PUCCH)に適用してもよい。
図10は、実施形態1-2-2に係るTCI状態の指示の一例を示す図である。図10に示す例において、スケジューリングDCI内のTCIフィールドのコードポイントに、1つ又は複数(2つ)の適用するTCI状態のインデックスと、第1-第4のジョイントTCI状態の少なくとも1つと、のいずれかが対応する。
図10に示す例において、UEは、指示されるTCIフィールドに基づいて、スケジューリングDCIでスケジュールされるDLチャネルに適用するTCI状態のインデックスを判断する。
UEは、1つ又は複数(2つ)の適用するTCI状態のインデックスと対応するコードポイント(例えば、図10におけるコードポイント「000」-「011」)が指示される場合、指示TCI状態について更新をせず、すでに指示された複数の(y個)の指示TCI状態のうち、指示されたインデックスに対応する指示TCI状態を、チャネル/信号に適用する。
UEは、第1-第4のジョイントTCI状態の少なくとも1つと対応するコードポイント(例えば、図10におけるコードポイント「100」-「111」)が指示される場合、すでに指示された複数の(y個)指示TCI状態を、当該コードポイントで指示される指示TCI状態に更新してもよい。
なお、図10に記載される対応関係は、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)を用いてUEに設定/指示されてもよい。図10に記載した通り、当該対応関係には、TCI状態の更新の有無を示す情報(列(column))が含まれてもよいし、含まれなくてもよい。
なお、図10に記載される対応関係は、DLアサインメントありのDCI(DCI with DL assignment)、DLチャネル(PDSCH)をスケジュールするDCI、に関する対応関係であってもよいし、DLアサインメントなしのDCI(DCI without DL assignment)、DLチャネル(PDSCH)をスケジュールしないDCI、に関する対応関係であってもよい。
図11は、実施形態1-2-2に係るTCI状態の指示の他の例を示す図である。図11に示す例において、スケジューリングDCI内のTCIフィールドのコードポイントに、第1-第4のジョイントTCI状態の少なくとも1つと、のいずれかが対応する。
図11は、前述の図10と比較し、指示されるTCIフィールドのコードポイントの全てに、第1-第4のジョイントTCI状態の少なくとも1つが対応する。
この場合、UEは、いずれのコードポイントを指示された場合であっても、すでに指示された複数の(y個)指示TCI状態を、当該コードポイントで指示される指示TCI状態に更新してもよい。
なお、図11に記載される対応関係は、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)を用いてUEに設定/指示されてもよい。図11に記載した通り、当該対応関係には、TCI状態の更新の有無を示す情報(列(column))が含まれてもよいし、含まれなくてもよい。
なお、図11に記載される対応関係は、DLアサインメントなしのDCI(DCI without DL assignment)、DLチャネル(PDSCH)をスケジュールしないDCI、に関する対応関係であってもよい。
図11に記載される対応関係は、PDSCHのスケジュールがない場合、及び、PDSCH用に適用するTCI状態のインデックスを通知する必要がない場合、の少なくとも一方において使用されてもよい。この場合のPUCCHに対するTCI状態の適用は、前述の実施形態1-2-1が適用されてもよいし、後述する実施形態1-3が適用されてもよい。
《実施形態1-3》
UEは、スケジューリング/トリガリングDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、各チャネル/信号に適用するTCI状態と、TCI状態の順番と、の少なくとも一方を判断してもよい。
UEは、当該特定のフィールドに基づいて、y個の指示TCI状態から、x個(1つ又は複数)のTCI状態を選択/決定してもよい。
当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドであってもよい。当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールドが拡張されたフィールドであってもよい。
当該特定のフィールドは、例えば、PRIフィールド、及び、CCEインデックスフィールド、の少なくとも1つであってもよい。
特定のULチャネル(例えば、PUCCH)について、DCIに含まれる特定のフィールドが、x個のTCI状態の指示に用いられてもよい。
UEに対し、予め上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)/物理レイヤシグナリング(DCI)を用いて、PUCCHリソース(リソースグループ)ごとに、x個のTCI状態に対応するインデックスが設定/アクティベート/指示されてもよい。
例えば、UEは、DCIによるPUCCHのリソースの指示に基づいて、PUCCHリソース(リソースグループ)ごとに対応する(x個又はy個)のTCI状態を判断してもよい。
図12は、実施形態1-3に係るTCI状態の指示の一例を示す図である。図12に示す例において、UEに対し、PUCCHリソースグループ(PUCCHリソースグループ#1-#4)、及び、PUCCHリソース(PUCCHリソース#1-#8)が設定される。これらPUCCHリソース/リソースセットの設定は、あるCC(CC#1)内のあるBWP(BWP#1)におけるPUCCH設定(PUCCH-Config)を用いて行われる。PUCCHリソースグループとPUCCHリソースの対応関係は、図12に示すとおりである。
また、図12に示す通り、PUCCHリソースグループごとに、適用するTCI状態に関するインデックスが関連付けられる。UEは、当該関連付けられるインデックスと、選択するPUCCHリソース(PRI/CCEインデックスフィールド)とに基づいて、ビーム指示DCIで指示されたy個のTCI状態から、x個のTCI状態を判断する。
このように、PUCCHリソース単位/リソースグループ単位で指示TCI状態のインデックスを設定/決定/指示することで、スケジューリングDCI(に含まれるPRI/CCEインデックスフィールド)でシングルTRP及びマルチTRPの動作を切り替えることができる。
また、PUCCHリソース単位/リソースグループ単位による指示TCI状態のインデックスの設定/指示/更新は、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)/DCI(ビーム指示DCI)を用いて行われてもよい。
以下では、ビーム指示DCI/MAC CEによって、指示TCI状態が更新されるケースについて説明する。
以下実施形態1-3-1及び1-3-2では、UEに対し、1つの指示TCI状態が関連する(設定される)PUCCHリソース#Aと、複数(例えば、2つ)の指示TCI状態が関連する(設定される)PUCCHリソース#Bとが、上位レイヤシグナリング(RRC)を用いて、それぞれ1つ又は複数設定されるケースを仮定する。
[実施形態1-3-1]
UEは、ビーム指示DCI/MAC CEによって、統一TCI状態(指示TCI状態)について1つのTCI状態(指示TCI状態)に更新することを指示されてもよい。
UEは、PUCCHリソース#Aについて、指示される新たな1つのTCI状態に更新してもよい。
UEは、PUCCHリソース#Bについて、指示される新たな1つのTCI状態に更新してもよい(オプション1-3-1-1)。すなわち、UEは、PUCCHリソース#Bに関連する複数(例えば、2つ)の指示TCI状態の全てを、指示される新たな1つのTCI状態に更新してもよい。
UEは、PUCCHリソース#Bについて、指示される新たな1つのTCI状態に更新しなくてもよい(オプション1-3-1-2)。UEは、PUCCHリソース#Bについて、1つの指示TCI状態に更新する指示を無視してもよい。複数(例えば、2つ)の指示TCI状態が関連するPUCCHリソース#Bは、1つのTCI状態を指示するビーム指示DCI/MAC CEによってTCI状態を更新されなくてもよい。
UEは、PUCCHリソース#Bに関連する少なくとも1つ(一部)のTCI状態について、指示される新たな1つのTCI状態に更新してもよい(オプション1-3-1-3)。例えば、PUCCHリソースに第1のTCI状態と第2のTCI状態とが関連する場合、UEは、第1のTCI状態又は第2のTCI状態のいずれかを、指示される新たな1つのTCI状態に更新すると判断してもよい。
オプション1-3-1-3において、更新されるTCI状態(例えば、上記第1のTCI状態又は第2のTCI状態)は、予め仕様で規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)でUEに設定されてもよい。
[実施形態1-3-2]
UEは、ビーム指示DCI/MAC CEによって、統一TCI状態(指示TCI状態)について複数(例えば、2つ)のTCI状態(指示TCI状態)に更新することを指示されてもよい。
UEは、PUCCHリソース#Aについて、指示される新たな複数(例えば、2つ)のTCI状態に更新してもよい(オプション1-3-2-1)。
UEは、PUCCHリソース#Aについて、指示される新たな複数(例えば、2つ)のTCI状態に更新しなくてもよい(オプション1-3-2-2)。UEは、PUCCHリソース#Aについて、複数(例えば、2つ)の指示TCI状態に更新する指示を無視してもよい。1つの指示TCI状態が関連するPUCCHリソース#Aは、複数(例えば、2つ)のTCI状態を指示するビーム指示DCI/MAC CEによってTCI状態を更新されなくてもよい。
UEは、PUCCHリソース#Aに関連する1つのTCI状態について、指示される新たな複数(例えば、2つ)のTCI状態のいすれか1つに更新してもよい(オプション1-3-2-3)。例えば、ビーム指示DCI/MAC CEによって第1のTCI状態と第2のTCI状態との更新を指示される場合、UEは、PUCCHリソース#Aに関連する1つのTCI状態を、当該第1のTCI状態又は当該第2のTCI状態のいずれかに更新すると判断してもよい。
オプション1-3-2-3において、更新に用いられるTCI状態(例えば、上記第1のTCI状態又は第2のTCI状態)は、予め仕様で規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)でUEに設定されてもよい。
UEは、PUCCHリソース#Bについて、指示される新たな複数(例えば、2つ)のTCI状態に更新してもよい。
上記実施形態1-3-1/1-3-2において、UEは、特定の方法に基づいて、複数(例えば、2つ)のTCI状態から1つのTCI状態を選択してもよい。
当該特定の方法は、例えば、予め仕様で規定されてもよい。例えば、UEは、複数(例えば、2つ)のTCI状態のうち、第1(又は、第2/最後)のTCI状態を選択してもよい。また、例えば、UEは、複数(例えば、2つ)のTCI状態のうち、最も低い(又は、高い)インデックスのTCI状態を選択してもよい。
また、当該特定の方法は、例えば、TCI状態/PUCCHと、TRPに関するインデックス(例えば、CORESETプールインデックス/TRP ID/TRPインデックス)との対応関係に基づく方法であってもよい。UEは、TCI状態/PUCCHに関連するTRPに基づいて、いずれのTCI状態が更新されるかを判断してもよい。
UEに対し、PUCCHリソース(リソースグループ)と、TRPに関するインデックスとの関連付けが設定されてもよい。もし指示TCI状態にTRPに関するインデックスが関連付けられる場合(例えば、第1/第2のTCI状態、及び、CORESETプールインデックスの少なくとも一方が、ビーム指示DCIに関連付けられる場合)、各PUCCHリソース(リソースグループ)について、UEは、当該TRPに関するインデックスに関連付くTCI状態を更新すると判断してもよい。
《実施形態1-4》
UEは、スケジューリング/トリガリングDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、各チャネル/信号に適用するTCI状態と、TCI状態の順番と、の少なくとも一方を判断してもよい。
UEは、当該特定のフィールドに基づいて、y個の指示TCI状態から、x個(1つ又は複数)のTCI状態を選択/決定してもよい。
当該特定のフィールドは、既存の(Rel.17までに規定される)フィールド(又は、既存のフィールドが拡張されたフィールド)と、新たに(Rel.18以降に)規定されるフィールドと、の少なくとも1つであってもよい。
当該既存のフィールドは、例えば、SRSリソースセットインディケータフィールドであってもよい。また、当該既存のフィールドは、例えば、SRSリソースセットインディケータフィールド以外のフィールドであってもよい。
特定のULチャネル(例えば、PUSCH)について、DCIに含まれる特定のフィールドが、x個のTCI状態の指示に用いられてもよい。
[実施形態1-4-1]
特定の用途(例えば、コードブック/ノンコードブック)の複数(例えば、2つ)のSRSリソースセットが設定される場合、UEは、特定のフィールド(例えば、SRSリソースセットインディケータフィールド)を用いて、チャネル(例えば、PUSCH)に適用する指示TCI状態のインデックスを指示されてもよい。
このとき、UEは、特定のフィールド(例えば、SRSリソースセットインディケータフィールド)に基づいて、シングルTRPを利用するPUSCHの繰り返しと、マルチTRPを利用するPUSCHの繰り返しと、のいずれを行うかを判断してもよい。
図13は、実施形態1-4に係るDCI内のフィールドの一例を示す図である。図13に示す例において、SRSリソースセットインディケータフィールドのコードポイントと、シングルTRP/マルチTRPスキームと、の関連付けが示される。
例えば、UEが、SRSリソースセットインディケータフィールドのコードポイント「0(00)」を指示される場合、第1のTRP(TRP#1)を用いるシングルTRPの動作を指示されたと判断する。
例えば、UEが、SRSリソースセットインディケータフィールドのコードポイント「1(01)」を指示される場合、第2のTRP(TRP#2)を用いるシングルTRPの動作を指示されたと判断する。
例えば、UEが、SRSリソースセットインディケータフィールドのコードポイント「2(10)」を指示される場合、第1のTRP(TRP#1)及び第2のTRP(TRP#2)を用いるマルチTRPの動作を指示されたと判断する。このとき、UEは、第1のTCI状態を第1のTRPに関するチャネルに、第2のTCI状態を第2のTRPに関するチャネルに、それぞれ適用することを指示されたと判断する。
例えば、UEが、SRSリソースセットインディケータフィールドのコードポイント「3(11)」を指示される場合、第1のTRP(TRP#1)及び第2のTRP(TRP#2)を用いるマルチTRPの動作を指示されたと判断する。このとき、UEは、第1のTCI状態を第2のTRPに関するチャネルに、第2のTCI状態を第1のTRPに関するチャネルに、それぞれ適用することを指示されたと判断する。
なお、第1のTRPは、(Rel.17の)CB/NCBの第1のSRSリソースセットに対応してもよい。Rel.18以降では、UEは、第1のTRPを第1のTCI状態と判断してもよい。また、第2のTRPは、(Rel.17の)CB/NCBの第2のSRSリソースセットに対応してもよい。Rel.18以降では、UEは、第2のTRPを第2のTCI状態と判断してもよい。
[実施形態1-4-2]
y個の指示TCI状態からx個(1つ又は複数)のTCI状態を選択/決定するための特定のフィールドは、上記実施形態1-1に記載されるフィールドであってもよい。
言い換えれば、上記実施形態1-1が、特定のULチャネル(例えば、PUSCH)に適用するTCI状態の選択/決定のために用いられてもよい。
例えば、上記実施形態1-1に記載される特定のフィールドは、1つ又は複数のインデックスを指示してもよい。1つ又は複数のインデックスを指示するDCIフィールドに関する動作は、UEに対し、マルチTRPのPUSCH繰り返し(用途がCB/NCBの2つのSRSリソースセット)が設定された場合にのみ使用/適用されてもよい。UEは、マルチTRPのPUSCH繰り返し(用途がCB/NCBの2つのSRSリソースセット)が設定されない場合、1つ又は複数のインデックスを指示するDCIフィールドが存在しないと想定してもよい。
なお、上述の実施形態1-4-1及び1-4-2は、組み合わせて用いられてもよいし、それぞれ単独で用いられてもよい。
例えば、上述の実施形態1-4-1及び1-4-2のいずれを用いるかが、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)を用いてUEに設定されてもよい。
以上第1の実施形態によれば、各チャネル/信号に適用する指示TCI状態を適切に決定することができるとともに、適用されるTCI状態の数に基づいて、シングルTRPの動作とマルチTRPの動作をDCIによって切り替えることができる。
<変形例>
本開示の各実施形態における、各チャネル/信号に適用するTCI状態に関するインデックスに関するフィールドは、特定のDCIフォーマットにおいて含まれなくてもよい。
当該特定のDCIフォーマットは、例えば、PUSCHをスケジュールするDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0_0/0_1)であってもよい。
特定のDCIフォーマットに当該インデックスに関するフィールドが含まれない場合、UEは、当該特定のDCIフォーマット以外のDCIフォーマットで指示される当該インデックスに関するフィールドに基づいて、当該特定のDCIフォーマットでスケジュール/トリガされるチャネル/信号に適用するTCI状態のインデックスを導出してもよい。
特定のDCIフォーマットに当該インデックスに関するフィールドが含まれない場合、UEは、予め規定されているインデックス(例えば、最低(1番目)/最大のインデックス)、又は、上位レイヤシグナリング(RRC/MAC CE)による設定、を用いて、当該特定のDCIフォーマットでスケジュール/トリガされるチャネル/信号に適用するTCI状態のインデックスを決定してもよい。
<補足>
[UEへの情報の通知]
上述の実施形態における(ネットワーク(Network(NW))(例えば、基地局(Base Station(BS)))から)UEへの任意の情報の通知(言い換えると、UEにおけるBSからの任意の情報の受信)は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC CE)、特定の信号/チャネル(例えば、PDCCH、PDSCH、参照信号)、又はこれらの組み合わせを用いて行われてもよい。
上記通知がMAC CEによって行われる場合、当該MAC CEは、既存の規格では規定されていない新たな論理チャネルID(Logical Channel ID(LCID))がMACサブヘッダに含まれることによって識別されてもよい。
上記通知がDCIによって行われる場合、上記通知は、当該DCIの特定のフィールド、当該DCIに付与される巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check(CRC))ビットのスクランブルに用いられる無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier(RNTI))、当該DCIのフォーマットなどによって行われてもよい。
また、上述の実施形態におけるUEへの任意の情報の通知は、周期的、セミパーシステント又は非周期的に行われてもよい。
[UEからの情報の通知]
上述の実施形態におけるUEから(NWへ)の任意の情報の通知(言い換えると、UEにおけるBSへの任意の情報の送信/報告)は、物理レイヤシグナリング(例えば、UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC CE)、特定の信号/チャネル(例えば、PUCCH、PUSCH、PRACH、参照信号)、又はこれらの組み合わせを用いて行われてもよい。
上記通知がMAC CEによって行われる場合、当該MAC CEは、既存の規格では規定されていない新たなLCIDがMACサブヘッダに含まれることによって識別されてもよい。
上記通知がUCIによって行われる場合、上記通知は、PUCCH又はPUSCHを用いて送信されてもよい。
また、上述の実施形態におけるUEからの任意の情報の通知は、周期的、セミパーシステント又は非周期的に行われてもよい。
[各実施形態の適用について]
上述の実施形態の少なくとも1つは、特定の条件を満たす場合に適用されてもよい。当該特定の条件は、規格において規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング/物理レイヤシグナリングを用いてUE/BSに通知されてもよい。
上述の実施形態の少なくとも1つは、特定のUE能力(UE capability)を報告した又は当該特定のUE能力をサポートするUEに対してのみ適用されてもよい。
当該特定のUE能力は、以下の少なくとも1つを示してもよい:
・上記実施形態の少なくとも1つについての特定の処理/動作/制御/情報(例えば、統一TCI状態を利用するシングルTRP及びマルチTRPの動作の切り替え)をサポートすること、
・各チャネル/信号に適用する指示TCI状態のインデックスをDCIで通知することをサポートすること、
・サポートするy及びx少なくとも一方の数。
また、上記特定のUE能力は、全周波数にわたって(周波数に関わらず共通に)適用される能力であってもよいし、周波数(例えば、セル、バンド、バンドコンビネーション、BWP、コンポーネントキャリアなどの1つ又はこれらの組み合わせ)ごとの能力であってもよいし、周波数レンジ(例えば、Frequency Range 1(FR1)、FR2、FR3、FR4、FR5、FR2-1、FR2-2)ごとの能力であってもよいし、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing(SCS))ごとの能力であってもよいし、Feature Set(FS)又はFeature Set Per Component-carrier(FSPC)ごとの能力であってもよい。
また、上記特定のUE能力は、全複信方式にわたって(複信方式に関わらず共通に)適用される能力であってもよいし、複信方式(例えば、時分割複信(Time Division Duplex(TDD))、周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD)))ごとの能力であってもよい。
また、上述の実施形態の少なくとも1つは、UEが上位レイヤシグナリング/物理レイヤシグナリングによって、上述の実施形態に関連する特定の情報(又は上述の実施形態の動作を実施すること)を設定/アクティベート/トリガされた場合に適用されてもよい。例えば、当該特定の情報は、統一TCI状態を利用するシングルTRP及びマルチTRPの動作の切り替えを有効化することを示す情報、特定のリリース(例えば、Rel.18/19)向けの任意のRRCパラメータなどであってもよい。
UEは、上記特定のUE能力の少なくとも1つをサポートしない又は上記特定の情報を設定されない場合、例えばRel.15/16/17の動作を適用してもよい。
(付記A)
本開示の一実施形態に関して、以下の発明を付記する。
[付記A-1]
ビーム指示に用いられる第1の下り制御情報(DCI)と、下りリンク(DL)信号をスケジュール又はトリガする第2のDCIとを受信する受信部と、
前記第2のDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、前記第1のDCIで指示される複数のTransmission Configuration Indication(TCI)状態から、前記DL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態を判断し、前記DL信号が、1つの送受信ポイント(TRP)を利用する信号、及び、複数のTRPを利用する信号のいずれであるかを判断する制御部と、を有する端末。
[付記A-2]
前記特定のフィールドによって1つのTCI状態を指示される場合、前記制御部は、前記DL信号が前記1つの送受信ポイントを利用する信号であると判断し、
前記特定のフィールドによって複数のTCI状態を指示される場合、前記制御部は、前記DL信号が前記複数の送受信ポイントを利用する信号であると判断する、付記A-1に記載の端末。
[付記A-3]
前記特定のフィールドは、前記DL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の数と、前記DL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の順番と、の少なくとも一方を示す、付記A-1又は付記A-2に記載の端末。
[付記A-4]
前記DL信号は、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)であり、
前記制御部は、前記PDSCHに対応する物理上りリンク制御チャネルに適用するTCI状態を、前記第1のDCI及び前記第2のDCIの特定のフィールドに基づいて判断する、付記A-1から付記A-3のいずれかに記載の端末。
(付記B)
本開示の一実施形態に関して、以下の発明を付記する。
[付記B-1]
ビーム指示に用いられる第1の下り制御情報(DCI)と、上りリンク(UL)信号をスケジュール又はトリガする第2のDCIとを受信する受信部と、
前記第2のDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、前記第1のDCIで指示される複数のTransmission Configuration Indication(TCI)状態から、前記UL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態を判断し、前記UL信号が、1つの送受信ポイント(TRP)を利用する信号、及び、複数のTRPを利用する信号のいずれであるかを判断する制御部と、を有する端末。
[付記B-2]
前記特定のフィールドによって1つのTCI状態を指示される場合、前記制御部は、前記UL信号が前記1つの送受信ポイントを利用する信号であると判断し、
前記特定のフィールドによって複数のTCI状態を指示される場合、前記制御部は、前記UL信号が前記複数の送受信ポイントを利用する信号であると判断する、付記B-1に記載の端末。
[付記B-3]
前記特定のフィールドは、前記UL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の数と、前記UL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の順番と、の少なくとも一方を示す、付記B-1又は付記B-2に記載の端末。
[付記B-4]
前記UL信号は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)であり、
前記制御部は、さらに、PUCCHリソース又はPUCCHリソースグループごとに設定されるインデックスに基づいて、前記PUCCHに適用する1つ又は複数のTCI状態を判断する、付記B-1から付記B-3のいずれかに記載の端末。
(無線通信システム)
以下、本開示の一実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、本開示の上記各実施形態に係る無線通信方法のいずれか又はこれらの組み合わせを用いて通信が行われる。
図14、一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。無線通信システム1(単にシステム1と呼ばれてもよい)は、Third Generation Partnership Project(3GPP)によって仕様化されるLong Term Evolution(LTE)、5th generation mobile communication system New Radio(5G NR)などを用いて通信を実現するシステムであってもよい。
また、無線通信システム1は、複数のRadio Access Technology(RAT)間のデュアルコネクティビティ(マルチRATデュアルコネクティビティ(Multi-RAT Dual Connectivity(MR-DC)))をサポートしてもよい。MR-DCは、LTE(Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA))とNRとのデュアルコネクティビティ(E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC))、NRとLTEとのデュアルコネクティビティ(NR-E-UTRA Dual Connectivity(NE-DC))などを含んでもよい。
EN-DCでは、LTE(E-UTRA)の基地局(eNB)がマスタノード(Master Node(MN))であり、NRの基地局(gNB)がセカンダリノード(Secondary Node(SN))である。NE-DCでは、NRの基地局(gNB)がMNであり、LTE(E-UTRA)の基地局(eNB)がSNである。
無線通信システム1は、同一のRAT内の複数の基地局間のデュアルコネクティビティ(例えば、MN及びSNの双方がNRの基地局(gNB)であるデュアルコネクティビティ(NR-NR Dual Connectivity(NN-DC)))をサポートしてもよい。
無線通信システム1は、比較的カバレッジの広いマクロセルC1を形成する基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する基地局12(12a-12c)と、を備えてもよい。ユーザ端末20は、少なくとも1つのセル内に位置してもよい。各セル及びユーザ端末20の配置、数などは、図に示す態様に限定されない。以下、基地局11及び12を区別しない場合は、基地局10と総称する。
ユーザ端末20は、複数の基地局10のうち、少なくとも1つに接続してもよい。ユーザ端末20は、複数のコンポーネントキャリア(Component Carrier(CC))を用いたキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation(CA))及びデュアルコネクティビティ(DC)の少なくとも一方を利用してもよい。
各CCは、第1の周波数帯(Frequency Range 1(FR1))及び第2の周波数帯(Frequency Range 2(FR2))の少なくとも1つに含まれてもよい。マクロセルC1はFR1に含まれてもよいし、スモールセルC2はFR2に含まれてもよい。例えば、FR1は、6GHz以下の周波数帯(サブ6GHz(sub-6GHz))であってもよいし、FR2は、24GHzよりも高い周波数帯(above-24GHz)であってもよい。なお、FR1及びFR2の周波数帯、定義などはこれらに限られず、例えばFR1がFR2よりも高い周波数帯に該当してもよい。
また、ユーザ端末20は、各CCにおいて、時分割複信(Time Division Duplex(TDD))及び周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD))の少なくとも1つを用いて通信を行ってもよい。
複数の基地局10は、有線(例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)に準拠した光ファイバ、X2インターフェースなど)又は無線(例えば、NR通信)によって接続されてもよい。例えば、基地局11及び12間においてNR通信がバックホールとして利用される場合、上位局に該当する基地局11はIntegrated Access Backhaul(IAB)ドナー、中継局(リレー)に該当する基地局12はIABノードと呼ばれてもよい。
基地局10は、他の基地局10を介して、又は直接コアネットワーク30に接続されてもよい。コアネットワーク30は、例えば、Evolved Packet Core(EPC)、5G Core Network(5GCN)、Next Generation Core(NGC)などの少なくとも1つを含んでもよい。
コアネットワーク30は、例えば、User Plane Function(UPF)、Access and Mobility management Function(AMF)、Session Management Function(SMF)、Unified Data Management(UDM)、ApplicationFunction(AF)、Data Network(DN)、Location Management Function(LMF)、保守運用管理(Operation、Administration and Maintenance(Management)(OAM))などのネットワーク機能(Network Functions(NF))を含んでもよい。なお、1つのネットワークノードによって複数の機能が提供されてもよい。また、DNを介して外部ネットワーク(例えば、インターネット)との通信が行われてもよい。
ユーザ端末20は、LTE、LTE-A、5Gなどの通信方式の少なくとも1つに対応した端末であってもよい。
無線通信システム1においては、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM))ベースの無線アクセス方式が利用されてもよい。例えば、下りリンク(Downlink(DL))及び上りリンク(Uplink(UL))の少なくとも一方において、Cyclic Prefix OFDM(CP-OFDM)、Discrete Fourier Transform Spread OFDM(DFT-s-OFDM)、Orthogonal Frequency Division Multiple Access(OFDMA)、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)などが利用されてもよい。
無線アクセス方式は、波形(waveform)と呼ばれてもよい。なお、無線通信システム1においては、UL及びDLの無線アクセス方式には、他の無線アクセス方式(例えば、他のシングルキャリア伝送方式、他のマルチキャリア伝送方式)が用いられてもよい。
無線通信システム1では、下りリンクチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel(PDSCH))、ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel(PBCH))、下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel(PDCCH))などが用いられてもよい。
また、無線通信システム1では、上りリンクチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))、上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel(PUCCH))、ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel(PRACH))などが用いられてもよい。
PDSCHによって、ユーザデータ、上位レイヤ制御情報、System Information Block(SIB)などが伝送される。PUSCHによって、ユーザデータ、上位レイヤ制御情報などが伝送されてもよい。また、PBCHによって、Master Information Block(MIB)が伝送されてもよい。
PDCCHによって、下位レイヤ制御情報が伝送されてもよい。下位レイヤ制御情報は、例えば、PDSCH及びPUSCHの少なくとも一方のスケジューリング情報を含む下り制御情報(Downlink Control Information(DCI))を含んでもよい。
なお、PDSCHをスケジューリングするDCIは、DLアサインメント、DL DCIなどと呼ばれてもよいし、PUSCHをスケジューリングするDCIは、ULグラント、UL DCIなどと呼ばれてもよい。なお、PDSCHはDLデータで読み替えられてもよいし、PUSCHはULデータで読み替えられてもよい。
PDCCHの検出には、制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))及びサーチスペース(search space)が利用されてもよい。CORESETは、DCIをサーチするリソースに対応する。サーチスペースは、PDCCH候補(PDCCH candidates)のサーチ領域及びサーチ方法に対応する。1つのCORESETは、1つ又は複数のサーチスペースに関連付けられてもよい。UEは、サーチスペース設定に基づいて、あるサーチスペースに関連するCORESETをモニタしてもよい。
1つのサーチスペースは、1つ又は複数のアグリゲーションレベル(aggregation Level)に該当するPDCCH候補に対応してもよい。1つ又は複数のサーチスペースは、サーチスペースセットと呼ばれてもよい。なお、本開示の「サーチスペース」、「サーチスペースセット」、「サーチスペース設定」、「サーチスペースセット設定」、「CORESET」、「CORESET設定」などは、互いに読み替えられてもよい。
PUCCHによって、チャネル状態情報(Channel State Information(CSI))、送達確認情報(例えば、Hybrid Automatic Repeat reQuest ACKnowledgement(HARQ-ACK)、ACK/NACKなどと呼ばれてもよい)及びスケジューリングリクエスト(Scheduling Request(SR))の少なくとも1つを含む上り制御情報(Uplink Control Information(UCI))が伝送されてもよい。PRACHによって、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブルが伝送されてもよい。
なお、本開示において下りリンク、上りリンクなどは「リンク」を付けずに表現されてもよい。また、各種チャネルの先頭に「物理(Physical)」を付けずに表現されてもよい。
無線通信システム1では、同期信号(Synchronization Signal(SS))、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal(DL-RS))などが伝送されてもよい。無線通信システム1では、DL-RSとして、セル固有参照信号(Cell-specific Reference Signal(CRS))、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal(CSI-RS))、復調用参照信号(DeModulation Reference Signal(DMRS))、位置決定参照信号(Positioning Reference Signal(PRS))、位相トラッキング参照信号(Phase Tracking Reference Signal(PTRS))などが伝送されてもよい。
同期信号は、例えば、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal(PSS))及びセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal(SSS))の少なくとも1つであってもよい。SS(PSS、SSS)及びPBCH(及びPBCH用のDMRS)を含む信号ブロックは、SS/PBCHブロック、SS Block(SSB)などと呼ばれてもよい。なお、SS、SSBなども、参照信号と呼ばれてもよい。
また、無線通信システム1では、上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal(UL-RS))として、測定用参照信号(Sounding Reference Signal(SRS))、復調用参照信号(DMRS)などが伝送されてもよい。なお、DMRSはユーザ端末固有参照信号(UE-specific Reference Signal)と呼ばれてもよい。
(基地局)
図15は、一実施形態に係る基地局の構成の一例を示す図である。基地局10は、制御部110、送受信部120、送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース(transmission line interface)140を備えている。なお、制御部110、送受信部120及び送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース140は、それぞれ1つ以上が備えられてもよい。
なお、本例では、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有すると想定されてもよい。以下で説明する各部の処理の一部は、省略されてもよい。
制御部110は、基地局10全体の制御を実施する。制御部110は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路などから構成することができる。
制御部110は、信号の生成、スケジューリング(例えば、リソース割り当て、マッピング)などを制御してもよい。制御部110は、送受信部120、送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース140を用いた送受信、測定などを制御してもよい。制御部110は、信号として送信するデータ、制御情報、系列(sequence)などを生成し、送受信部120に転送してもよい。制御部110は、通信チャネルの呼処理(設定、解放など)、基地局10の状態管理、無線リソースの管理などを行ってもよい。
送受信部120は、ベースバンド(baseband)部121、Radio Frequency(RF)部122、測定部123を含んでもよい。ベースバンド部121は、送信処理部1211及び受信処理部1212を含んでもよい。送受信部120は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、RF回路、ベースバンド回路、フィルタ、位相シフタ(phase shifter)、測定回路、送受信回路などから構成することができる。
送受信部120は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。当該送信部は、送信処理部1211、RF部122から構成されてもよい。当該受信部は、受信処理部1212、RF部122、測定部123から構成されてもよい。
送受信アンテナ130は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるアンテナ、例えばアレイアンテナなどから構成することができる。
送受信部120は、上述の下りリンクチャネル、同期信号、下りリンク参照信号などを送信してもよい。送受信部120は、上述の上りリンクチャネル、上りリンク参照信号などを受信してもよい。
送受信部120は、デジタルビームフォーミング(例えば、プリコーディング)、アナログビームフォーミング(例えば、位相回転)などを用いて、送信ビーム及び受信ビームの少なくとも一方を形成してもよい。
送受信部120(送信処理部1211)は、例えば制御部110から取得したデータ、制御情報などに対して、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)レイヤの処理、Radio Link Control(RLC)レイヤの処理(例えば、RLC再送制御)、Medium Access Control(MAC)レイヤの処理(例えば、HARQ再送制御)などを行い、送信するビット列を生成してもよい。
送受信部120(送信処理部1211)は、送信するビット列に対して、チャネル符号化(誤り訂正符号化を含んでもよい)、変調、マッピング、フィルタ処理、離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform(DFT))処理(必要に応じて)、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform(IFFT))処理、プリコーディング、デジタル-アナログ変換などの送信処理を行い、ベースバンド信号を出力してもよい。
送受信部120(RF部122)は、ベースバンド信号に対して、無線周波数帯への変調、フィルタ処理、増幅などを行い、無線周波数帯の信号を、送受信アンテナ130を介して送信してもよい。
一方、送受信部120(RF部122)は、送受信アンテナ130によって受信された無線周波数帯の信号に対して、増幅、フィルタ処理、ベースバンド信号への復調などを行ってもよい。
送受信部120(受信処理部1212)は、取得されたベースバンド信号に対して、アナログ-デジタル変換、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform(FFT))処理、逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform(IDFT))処理(必要に応じて)、フィルタ処理、デマッピング、復調、復号(誤り訂正復号を含んでもよい)、MACレイヤ処理、RLCレイヤの処理及びPDCPレイヤの処理などの受信処理を適用し、ユーザデータなどを取得してもよい。
送受信部120(測定部123)は、受信した信号に関する測定を実施してもよい。例えば、測定部123は、受信した信号に基づいて、Radio Resource Management(RRM)測定、Channel State Information(CSI)測定などを行ってもよい。測定部123は、受信電力(例えば、Reference Signal Received Power(RSRP))、受信品質(例えば、Reference Signal Received Quality(RSRQ)、Signal to Interference plus Noise Ratio(SINR)、Signal to Noise Ratio(SNR))、信号強度(例えば、Received Signal Strength Indicator(RSSI))、伝搬路情報(例えば、CSI)などについて測定してもよい。測定結果は、制御部110に出力されてもよい。
伝送路インターフェース140は、コアネットワーク30に含まれる装置(例えば、NFを提供するネットワークノード)、他の基地局10などとの間で信号を送受信(バックホールシグナリング)し、ユーザ端末20のためのユーザデータ(ユーザプレーンデータ)、制御プレーンデータなどを取得、伝送などしてもよい。
なお、本開示における基地局10の送信部及び受信部は、送受信部120、送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース140の少なくとも1つによって構成されてもよい。
送受信部120は、ビーム指示に用いられる第1の下り制御情報(DCI)と、下りリンク(DL)信号をスケジュール又はトリガする第2のDCIとを送信してもよい。制御部110は、前記第2のDCIに含まれる特定のフィールドを用いて、前記第1のDCIで指示される複数のTransmission Configuration Indication(TCI)状態から、前記DL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態を指示し、前記DL信号が、1つの送受信ポイント(TRP)を利用する信号、及び、複数のTRPを利用する信号のいずれであるかを指示してもよい(第0、第1の実施形態)。
送受信部120は、ビーム指示に用いられる第1の下り制御情報(DCI)と、上りリンク(UL)信号をスケジュール又はトリガする第2のDCIとを送信してもよい。制御部120は、前記第2のDCIに含まれる特定のフィールドを用いて、前記第1のDCIで指示される複数のTransmission Configuration Indication(TCI)状態から、前記UL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態を指示し、前記UL信号が、1つの送受信ポイント(TRP)を利用する信号、及び、複数のTRPを利用する信号のいずれであるかを指示してもよい(第0、第1の実施形態)。
(ユーザ端末)
図16は、一実施形態に係るユーザ端末の構成の一例を示す図である。ユーザ端末20は、制御部210、送受信部220及び送受信アンテナ230を備えている。なお、制御部210、送受信部220及び送受信アンテナ230は、それぞれ1つ以上が備えられてもよい。
なお、本例では、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有すると想定されてもよい。以下で説明する各部の処理の一部は、省略されてもよい。
制御部210は、ユーザ端末20全体の制御を実施する。制御部210は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路などから構成することができる。
制御部210は、信号の生成、マッピングなどを制御してもよい。制御部210は、送受信部220及び送受信アンテナ230を用いた送受信、測定などを制御してもよい。制御部210は、信号として送信するデータ、制御情報、系列などを生成し、送受信部220に転送してもよい。
送受信部220は、ベースバンド部221、RF部222、測定部223を含んでもよい。ベースバンド部221は、送信処理部2211、受信処理部2212を含んでもよい。送受信部220は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、RF回路、ベースバンド回路、フィルタ、位相シフタ、測定回路、送受信回路などから構成することができる。
送受信部220は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。当該送信部は、送信処理部2211、RF部222から構成されてもよい。当該受信部は、受信処理部2212、RF部222、測定部223から構成されてもよい。
送受信アンテナ230は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるアンテナ、例えばアレイアンテナなどから構成することができる。
送受信部220は、上述の下りリンクチャネル、同期信号、下りリンク参照信号などを受信してもよい。送受信部220は、上述の上りリンクチャネル、上りリンク参照信号などを送信してもよい。
送受信部220は、デジタルビームフォーミング(例えば、プリコーディング)、アナログビームフォーミング(例えば、位相回転)などを用いて、送信ビーム及び受信ビームの少なくとも一方を形成してもよい。
送受信部220(送信処理部2211)は、例えば制御部210から取得したデータ、制御情報などに対して、PDCPレイヤの処理、RLCレイヤの処理(例えば、RLC再送制御)、MACレイヤの処理(例えば、HARQ再送制御)などを行い、送信するビット列を生成してもよい。
送受信部220(送信処理部2211)は、送信するビット列に対して、チャネル符号化(誤り訂正符号化を含んでもよい)、変調、マッピング、フィルタ処理、DFT処理(必要に応じて)、IFFT処理、プリコーディング、デジタル-アナログ変換などの送信処理を行い、ベースバンド信号を出力してもよい。
なお、DFT処理を適用するか否かは、トランスフォームプリコーディングの設定に基づいてもよい。送受信部220(送信処理部2211)は、あるチャネル(例えば、PUSCH)について、トランスフォームプリコーディングが有効(enabled)である場合、当該チャネルをDFT-s-OFDM波形を用いて送信するために上記送信処理としてDFT処理を行ってもよいし、そうでない場合、上記送信処理としてDFT処理を行わなくてもよい。
送受信部220(RF部222)は、ベースバンド信号に対して、無線周波数帯への変調、フィルタ処理、増幅などを行い、無線周波数帯の信号を、送受信アンテナ230を介して送信してもよい。
一方、送受信部220(RF部222)は、送受信アンテナ230によって受信された無線周波数帯の信号に対して、増幅、フィルタ処理、ベースバンド信号への復調などを行ってもよい。
送受信部220(受信処理部2212)は、取得されたベースバンド信号に対して、アナログ-デジタル変換、FFT処理、IDFT処理(必要に応じて)、フィルタ処理、デマッピング、復調、復号(誤り訂正復号を含んでもよい)、MACレイヤ処理、RLCレイヤの処理及びPDCPレイヤの処理などの受信処理を適用し、ユーザデータなどを取得してもよい。
送受信部220(測定部223)は、受信した信号に関する測定を実施してもよい。例えば、測定部223は、受信した信号に基づいて、RRM測定、CSI測定などを行ってもよい。測定部223は、受信電力(例えば、RSRP)、受信品質(例えば、RSRQ、SINR、SNR)、信号強度(例えば、RSSI)、伝搬路情報(例えば、CSI)などについて測定してもよい。測定結果は、制御部210に出力されてもよい。
なお、本開示におけるユーザ端末20の送信部及び受信部は、送受信部220及び送受信アンテナ230の少なくとも1つによって構成されてもよい。
送受信部220は、ビーム指示に用いられる第1の下り制御情報(DCI)と、下りリンク(DL)信号をスケジュール又はトリガする第2のDCIとを受信してもよい。制御部210は、前記第2のDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、前記第1のDCIで指示される複数のTransmission Configuration Indication(TCI)状態から、前記DL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態を判断し、前記DL信号が、1つの送受信ポイント(TRP)を利用する信号、及び、複数のTRPを利用する信号のいずれであるかを判断してもよい(第0、第1の実施形態)。
前記特定のフィールドによって1つのTCI状態を指示される場合、制御部210は、前記DL信号が前記1つの送受信ポイントを利用する信号であると判断してもよい。前記特定のフィールドによって複数のTCI状態を指示される場合、制御部210は、前記DL信号が前記複数の送受信ポイントを利用する信号であると判断してもよい(第0、第1の実施形態)。
前記特定のフィールドは、前記DL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の数と、前記DL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の順番と、の少なくとも一方を示してもよい(第1の実施形態)。
前記DL信号は、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)であってもよい。制御部210は、前記PDSCHに対応する物理上りリンク制御チャネルに適用するTCI状態を、前記第1のDCI及び前記第2のDCIの特定のフィールドに基づいて判断してもよい(第1の実施形態)。
送受信部220は、ビーム指示に用いられる第1の下り制御情報(DCI)と、上りリンク(UL)信号をスケジュール又はトリガする第2のDCIとを受信してもよい。制御部210は、前記第2のDCIに含まれる特定のフィールドに基づいて、前記第1のDCIで指示される複数のTransmission Configuration Indication(TCI)状態から、前記UL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態を判断し、前記UL信号が、1つの送受信ポイント(TRP)を利用する信号、及び、複数のTRPを利用する信号のいずれであるかを判断してもよい(第0、第1の実施形態)。
前記特定のフィールドによって1つのTCI状態を指示される場合、制御部210は、前記UL信号が前記1つの送受信ポイントを利用する信号であると判断してもよい。前記特定のフィールドによって複数のTCI状態を指示される場合、制御部210は、前記UL信号が前記複数の送受信ポイントを利用する信号であると判断してもよい(第0、第1の実施形態)。
前記特定のフィールドは、前記UL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の数と、前記UL信号に適用する1つ又は複数のTCI状態の順番と、の少なくとも一方を示してもよい(第1の実施形態)。
前記UL信号は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)であってもよい。制御部210は、さらに、PUCCHリソース又はPUCCHリソースグループごとに設定されるインデックスに基づいて、前記PUCCHに適用する1つ又は複数のTCI状態を判断してもよい(第1の実施形態)。
(ハードウェア構成)
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
ここで、機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、みなし、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)、送信機(transmitter)などと呼称されてもよい。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施形態における基地局、ユーザ端末などは、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図17は、一実施形態に係る基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局10及びユーザ端末20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、本開示において、装置、回路、デバイス、部(section)、ユニットなどの文言は、互いに読み替えることができる。基地局10及びユーザ端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサによって実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法を用いて、2以上のプロセッサによって実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。
基地局10及びユーザ端末20における各機能は、例えば、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004を介する通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(Central Processing Unit(CPU))によって構成されてもよい。例えば、上述の制御部110(210)、送受信部120(220)などの少なくとも一部は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部110(210)は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically EPROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(Compact Disc ROM(CD-ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD))及び時分割複信(Time Division Duplex(TDD))の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の送受信部120(220)、送受信アンテナ130(230)などは、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部120(220)は、送信部120a(220a)と受信部120b(220b)とで、物理的に又は論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、Light Emitting Diode(LED)ランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、基地局10及びユーザ端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor(DSP))、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアを用いて各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
(変形例)
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル、シンボル及び信号(シグナル又はシグナリング)は、互いに読み替えられてもよい。また、信号はメッセージであってもよい。参照信号(reference signal)は、RSと略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)、パイロット信号などと呼ばれてもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier(CC))は、セル、周波数キャリア、キャリア周波数などと呼ばれてもよい。
無線フレームは、時間領域において1つ又は複数の期間(フレーム)によって構成されてもよい。無線フレームを構成する当該1つ又は複数の各期間(フレーム)は、サブフレームと呼ばれてもよい。さらに、サブフレームは、時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ここで、ニューメロロジーは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing(SCS))、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM)シンボル、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)シンボルなど)によって構成されてもよい。また、スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(PUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(PUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。なお、本開示におけるフレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット、シンボルなどの時間単位は、互いに読み替えられてもよい。
例えば、1サブフレームはTTIと呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(3GPP Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(Resource Block(RB))は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(サブキャリア(subcarrier))を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBは、時間領域において、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックによって構成されてもよい。
なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(Physical RB(PRB))、サブキャリアグループ(Sub-Carrier Group(SCG))、リソースエレメントグループ(Resource Element Group(REG))、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(Resource Element(RE))によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(Bandwidth Part(BWP))(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL BWP(UL用のBWP)と、DL BWP(DL用のBWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
なお、上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix(CP))長などの構成は、様々に変更することができる。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースは、所定のインデックスによって指示されてもよい。
本開示においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式などは、本開示において明示的に開示したものと異なってもよい。様々なチャネル(PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、情報、信号などは、上位レイヤから下位レイヤ及び下位レイヤから上位レイヤの少なくとも一方へ出力され得る。情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、本開示における情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、下り制御情報(Downlink Control Information(DCI))、上り制御情報(Uplink Control Information(UCI)))、上位レイヤシグナリング(例えば、Radio Resource Control(RRC)シグナリング、ブロードキャスト情報(マスタ情報ブロック(Master Information Block(MIB))、システム情報ブロック(System Information Block(SIB))など)、Medium Access Control(MAC)シグナリング)、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。
なお、物理レイヤシグナリングは、Layer 1/Layer 2(L1/L2)制御情報(L1/L2制御信号)、L1制御情報(L1制御信号)などと呼ばれてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。また、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC Control Element(CE))を用いて通知されてもよい。
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真(true)又は偽(false)で表される真偽値(boolean)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line(DSL))など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用され得る。「ネットワーク」は、ネットワークに含まれる装置(例えば、基地局)のことを意味してもよい。
本開示において、「プリコーディング」、「プリコーダ」、「ウェイト(プリコーディングウェイト)」、「擬似コロケーション(Quasi-Co-Location(QCL))」、「Transmission Configuration Indication state(TCI状態)」、「空間関係(spatial relation)」、「空間ドメインフィルタ(spatial domain filter)」、「送信電力」、「位相回転」、「アンテナポート」、「アンテナポートグル-プ」、「レイヤ」、「レイヤ数」、「ランク」、「リソース」、「リソースセット」、「リソースグループ」、「ビーム」、「ビーム幅」、「ビーム角度」、「アンテナ」、「アンテナ素子」、「パネル」などの用語は、互換的に使用され得る。
本開示においては、「基地局(Base Station(BS))」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNB(eNodeB)」、「gNB(gNodeB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(Transmission Point(TP))」、「受信ポイント(Reception Point(RP))」、「送受信ポイント(Transmission/Reception Point(TRP))」、「パネル」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head(RRH)))によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本開示において、基地局が端末に情報を送信することは、当該基地局が当該端末に対して、当該情報に基づく制御/動作を指示することと、互いに読み替えられてもよい。
本開示においては、「移動局(Mobile Station(MS))」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment(UE))」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、無線通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体(moving object)に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。
当該移動体は、移動可能な物体をいい、移動速度は任意であり、移動体が停止している場合も当然含む。当該移動体は、例えば、車両、輸送車両、自動車、自動二輪車、自転車、コネクテッドカー、ショベルカー、ブルドーザー、ホイールローダー、ダンプトラック、フォークリフト、列車、バス、リヤカー、人力車、船舶(ship and other watercraft)、飛行機、ロケット、人工衛星、ドローン、マルチコプター、クアッドコプター、気球及びこれらに搭載される物を含み、またこれらに限られない。また、当該移動体は、運行指令に基づいて自律走行する移動体であってもよい。
当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
図18は、一実施形態に係る車両の一例を示す図である。車両40は、駆動部41、操舵部42、アクセルペダル43、ブレーキペダル44、シフトレバー45、左右の前輪46、左右の後輪47、車軸48、電子制御部49、各種センサ(電流センサ50、回転数センサ51、空気圧センサ52、車速センサ53、加速度センサ54、アクセルペダルセンサ55、ブレーキペダルセンサ56、シフトレバーセンサ57、及び物体検知センサ58を含む)、情報サービス部59と通信モジュール60を備える。
駆動部41は、例えば、エンジン、モータ、エンジンとモータのハイブリッドの少なくとも1つで構成される。操舵部42は、少なくともステアリングホイール(ハンドルとも呼ぶ)を含み、ユーザによって操作されるステアリングホイールの操作に基づいて前輪46及び後輪47の少なくとも一方を操舵するように構成される。
電子制御部49は、マイクロプロセッサ61、メモリ(ROM、RAM)62、通信ポート(例えば、入出力(Input/Output(IO))ポート)63で構成される。電子制御部49には、車両に備えられた各種センサ50-58からの信号が入力される。電子制御部49は、Electronic Control Unit(ECU)と呼ばれてもよい。
各種センサ50-58からの信号としては、モータの電流をセンシングする電流センサ50からの電流信号、回転数センサ51によって取得された前輪46/後輪47の回転数信号、空気圧センサ52によって取得された前輪46/後輪47の空気圧信号、車速センサ53によって取得された車速信号、加速度センサ54によって取得された加速度信号、アクセルペダルセンサ55によって取得されたアクセルペダル43の踏み込み量信号、ブレーキペダルセンサ56によって取得されたブレーキペダル44の踏み込み量信号、シフトレバーセンサ57によって取得されたシフトレバー45の操作信号、物体検知センサ58によって取得された障害物、車両、歩行者などを検出するための検出信号などがある。
情報サービス部59は、カーナビゲーションシステム、オーディオシステム、スピーカー、ディスプレイ、テレビ、ラジオ、といった、運転情報、交通情報、エンターテイメント情報などの各種情報を提供(出力)するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。情報サービス部59は、外部装置から通信モジュール60などを介して取得した情報を利用して、車両40の乗員に各種情報/サービス(例えば、マルチメディア情報/マルチメディアサービス)を提供する。
情報サービス部59は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ、タッチパネルなど)を含んでもよいし、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ、タッチパネルなど)を含んでもよい。
運転支援システム部64は、ミリ波レーダ、Light Detection and Ranging(LiDAR)、カメラ、測位ロケータ(例えば、Global Navigation Satellite System(GNSS)など)、地図情報(例えば、高精細(High Definition(HD))マップ、自動運転車(Autonomous Vehicle(AV))マップなど)、ジャイロシステム(例えば、慣性計測装置(Inertial Measurement Unit(IMU))、慣性航法装置(Inertial Navigation System(INS))など)、人工知能(Artificial Intelligence(AI))チップ、AIプロセッサといった、事故を未然に防止したりドライバの運転負荷を軽減したりするための機能を提供するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。また、運転支援システム部64は、通信モジュール60を介して各種情報を送受信し、運転支援機能又は自動運転機能を実現する。
通信モジュール60は、通信ポート63を介して、マイクロプロセッサ61及び車両40の構成要素と通信することができる。例えば、通信モジュール60は通信ポート63を介して、車両40に備えられた駆動部41、操舵部42、アクセルペダル43、ブレーキペダル44、シフトレバー45、左右の前輪46、左右の後輪47、車軸48、電子制御部49内のマイクロプロセッサ61及びメモリ(ROM、RAM)62、各種センサ50-58との間でデータ(情報)を送受信する。
通信モジュール60は、電子制御部49のマイクロプロセッサ61によって制御可能であり、外部装置と通信を行うことが可能な通信デバイスである。例えば、外部装置との間で無線通信を介して各種情報の送受信を行う。通信モジュール60は、電子制御部49の内部と外部のどちらにあってもよい。外部装置は、例えば、上述の基地局10、ユーザ端末20などであってもよい。また、通信モジュール60は、例えば、上述の基地局10及びユーザ端末20の少なくとも1つであってもよい(基地局10及びユーザ端末20の少なくとも1つとして機能してもよい)。
通信モジュール60は、電子制御部49に入力された上述の各種センサ50-58からの信号、当該信号に基づいて得られる情報、及び情報サービス部59を介して得られる外部(ユーザ)からの入力に基づく情報、の少なくとも1つを、無線通信を介して外部装置へ送信してもよい。電子制御部49、各種センサ50-58、情報サービス部59などは、入力を受け付ける入力部と呼ばれてもよい。例えば、通信モジュール60によって送信されるPUSCHは、上記入力に基づく情報を含んでもよい。
通信モジュール60は、外部装置から送信されてきた種々の情報(交通情報、信号情報、車間情報など)を受信し、車両に備えられた情報サービス部59へ表示する。情報サービス部59は、情報を出力する(例えば、通信モジュール60によって受信されるPDSCH(又は当該PDSCHから復号されるデータ/情報)に基づいてディスプレイ、スピーカーなどの機器に情報を出力する)出力部と呼ばれてもよい。
また、通信モジュール60は、外部装置から受信した種々の情報をマイクロプロセッサ61によって利用可能なメモリ62へ記憶する。メモリ62に記憶された情報に基づいて、マイクロプロセッサ61が車両40に備えられた駆動部41、操舵部42、アクセルペダル43、ブレーキペダル44、シフトレバー45、左右の前輪46、左右の後輪47、車軸48、各種センサ50-58などの制御を行ってもよい。
また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の基地局10が有する機能をユーザ端末20が有する構成としてもよい。また、「上りリンク(uplink)」、「下りリンク(downlink)」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイドリンク(sidelink)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りリンクチャネル、下りリンクチャネルなどは、サイドリンクチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末20が有する機能を基地局10が有する構成としてもよい。
本開示において、基地局によって行われるとした動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)を含むネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、基地局以外の1つ以上のネットワークノード(例えば、Mobility Management Entity(MME)、Serving-Gateway(S-GW)などが考えられるが、これらに限られない)又はこれらの組み合わせによって行われ得ることは明らかである。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Beyond(LTE-B)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、6th generation mobile communication system(6G)、xth generation mobile communication system(xG(xは、例えば整数、小数))、Future Radio Access(FRA)、New-Radio Access Technology(RAT)、New Radio(NR)、New radio access(NX)、Future generation radio access(FX)、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切な無線通信方法を利用するシステム、これらに基づいて拡張、修正、作成又は規定された次世代システムなどに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE又はLTE-Aと、5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において使用する「判断(決定)(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。例えば、「判断(決定)」は、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
また、「判断(決定)」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
また、「判断(決定)」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。つまり、「判断(決定)」は、何らかの動作を「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
本開示に記載の「最大送信電力」は送信電力の最大値を意味してもよいし、公称最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)を意味してもよいし、定格最大送信電力(the rated UE maximum transmit power)を意味してもよい。
本開示において使用する「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的であっても、論理的であっても、あるいはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。
本開示において、2つの要素が接続される場合、1つ以上の電線、ケーブル、プリント電気接続などを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域、光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びこれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「以下」、「未満」、「以上」、「より多い」、「と等しい」などは、互いに読み替えられてもよい。また、本開示において、「良い」、「悪い」、「大きい」、「小さい」、「高い」、「低い」、「早い」、「遅い」、「広い」、「狭い」、などを意味する文言は、原級、比較級及び最上級に限らず互いに読み替えられてもよい。また、本開示において、「良い」、「悪い」、「大きい」、「小さい」、「高い」、「低い」、「早い」、「遅い」、「広い」、「狭い」などを意味する文言は、「i番目に」(iは任意の整数)を付けた表現として、原級、比較級及び最上級に限らず互いに読み替えられてもよい(例えば、「最高」は「i番目に最高」と互いに読み替えられてもよい)。
本開示において、「の(of)」、「のための(for)」、「に関する(regarding)」、「に関係する(related to)」、「に関連付けられる(associated with)」などは、互いに読み替えられてもよい。
以上、本開示に係る発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示に係る発明が本開示中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本開示に係る発明は、請求の範囲の記載に基づいて定まる発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とし、本開示に係る発明に対して何ら制限的な意味をもたらさない。