JP7844594B1 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP7844594B1 JP2024199963A JP2024199963A JP7844594B1 JP 7844594 B1 JP7844594 B1 JP 7844594B1 JP 2024199963 A JP2024199963 A JP 2024199963A JP 2024199963 A JP2024199963 A JP 2024199963A JP 7844594 B1 JP7844594 B1 JP 7844594B1
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Abstract

【課題】第1の電極と第2の電極との相対的位置関係がずれた場合でも、高品質の通信を行うことができるようにする。
【解決手段】通信システムは、第1の電極と、前記第1の電極に対して、電界結合、磁界結合、又は、電界及び磁界結合する第2の電極とを有し、前記第2の電極は、所定の方向において2か所以上の屈曲部を有し、前記第2の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離は、前記第1の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離より長い。
【選択図】図2

Description

本開示は、通信システムに関する。
電磁界結合を用いた無線通信技術の発展により、生産システムやロボット装置等の機器内において平行移動や回転動作に対応する部分の配線を無線化し、高速データ伝送を行うシステムが提案されている。平行移動に対応する近接無線通信のための技術として、特許文献1のように、結合させた伝送線路間で近接無線通信を行う方法が開示されている。
特開2014-33432号公報
平行移動しながら無線通信を行う手段として、特許文献1のように、伝送線路を通信カプラとして使用することができる。生産システムのような機器内の配線をこの通信カプラに置き換える場合、狭い空間に通信カプラを設置する必要があり、カプラの小型化が求められる。
また、平行移動しながら安定した通信を行うためには、カプラ同士の対向状態を保ち、一定の結合状態を維持する必要があるが、機械的な制約により、カプラ同士の横ずれが回避できない場合がある。特許文献1の形態で横ずれに対応するためには、カプラの信号線を太くする必要があり、カプラの厚みが大きくなるという課題がある。
本開示は、第1のカプラと第2のカプラとの相対的位置関係がずれた場合でも、高品質の通信を行うことができるようにすることを目的とする。
通信システムは、所定の方向に延伸する第1のカプラと、前記第1のカプラに対して、電界結合、磁界結合、又は、電界及び磁界結合する第2のカプラとを有し、前記第1のカプラは、前記所定の方向に対して平行な第1の電極と、前記所定の方向に対して平行であり前記第1の電極と所定の距離離れて配置される第2の電極を有し、前記第2のカプラは、所定の方向において2か所以上の屈曲部を有する第3の電極と第4の電極とを有し、前記第の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離は、前記第1の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離より長く、前記第4の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離は、前記第2の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離より長く、前記第3の電極と前記第4の電極の前記所定の方向と垂直方向における離間距離は、前記第1の電極と前記第2の電極の前記所定の方向と垂直方向における離間距離と同一である
本開示によれば、第1のカプラと第2のカプラとの相対的位置関係がずれた場合でも、高品質の通信を行うことができる。
第1の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの具体的な構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作原理を説明するための図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作原理を説明するための図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作原理を説明するための図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作をシミュレーションした結果の図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作をシミュレーションした結果の図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作を説明するための図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作をシミュレーションした結果の図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの具体的な構成例を示す図である。 第2の実施形態に係る無線通信システムの構成を示すである。 第2の実施形態に係る無線通信システムの具体的な構成例を示す図である。 第2の実施形態に係る無線通信システムの動作をシミュレーションした結果の図である。 第2の実施形態に係る無線通信システムの動作を説明するための図である。
以下、本発明を適用できる好適な諸実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、複数の図面に亘って共通する構成部材については共通の符号を付している。そのため、複数の図面を相互に参照して共通する構成部材を説明し、共通の符号を付した構成部材については適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本開示の第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る無線通信システム10の概略構成を示す模式図である。無線通信システム10は、図1に示すように、送信電極101、バッファ102、終端器103、送信信号源104、受信電極111、受信回路112、及び終端器113を有する。
図2のように、送信カプラ131は、差動線路の送信電極101とグランド導体121を有する。送信カプラ131は、例えば、プリント基板上に形成される。
送信信号源104は、送信信号Viを形成し、バッファ102に接続される。
バッファ102は、送信信号源104が生成したシングルエンド送信信号Viを入力し、差動送信信号を送信電極101に出力する。
送信電極101は、一端にバッファ102が接続され、バッファ102が生成した差動送信信号を入力し、無線差動送信信号を送信する。
終端器103は、送信電極101のバッファ102が接続されていない他端に接続され、伝送線路を整合終端する。
図2のように、受信カプラ132は、差動線路の受信電極111とグランド導体122を有する。受信カプラ132は、例えば、プリント基板上に形成される。受信電極111は、送信電極101と電磁界結合し、送信電極101から無線差動受信信号を受信する。
ここで、受信電極111は、送信電極101に対して、電界結合、磁界結合、又は、電界及び磁界結合していればよい。
受信回路112は、受信電極111の一端に接続され、受信電極111で受信した差動受信信号Vrを処理し、シングルエンド信号Voを出力する。
終端器113は、受信電極111の受信回路112が接続されていない他端に接続され、伝送線路を整合終端する。
送信電極101は、図1に示すように、受信電極111に比べて、所定の方向に長く、受信電極111は、送信電極101との距離を保ちつつ、所定の方向と垂直な方向に対して受信電極111の中心と送信電極101の中心の位置関係が変化しながら(以下、横ずれ)、相対的に移動する手段を有し、移動しながら無線通信を行う。送信電極101と受信電極111は、所定の方向に、相対的に移動可能である。
受信電極111は、図1に示すように、所定の方向に沿って複数の屈曲部を有するメアンダ形状を有する。受信電極111の所定の方向と垂直方向における最遠点間距離は、送信電極101の所定の方向と垂直方向における最遠点間距離より長い。送信電極101は、直線形状を有する。
図2は、第1の実施形態にかかる伝送線路の構成例を示す図である。送信カプラ131と受信カプラ132は、それぞれ、プリント基板上に形成される。
送信カプラ131は、プリント基板の下面に設けられるグランド導体121と、プリント基板の上面に設けられる差動線路の送信電極101を有する。受信カプラ132は、プリント基板の上面に設けられるグランド導体122と、プリント基板の下面に設けられる差動線路の受信電極111を有する。
図3は、図2で示した伝送線路を受信電極111側から垂直視した図を示す。図3(a)は、送信電極101と受信電極111が相互に横ずれすることなく対向している様子を示す。図3(b)は、送信電極101と受信電極111が相互に小さい横ずれ量で対向している様子を示す。図3(c)は、送信電極101と受信電極111が相互に大きい横ずれ量で対向している様子を示す。
図4は、図2で示した伝送線路において受信電極111が屈曲していない場合に受信電極111側から垂直視した図を示す。図4で示す送信電極101及び受信電極111は、図3で示す送信電極101及び受信電極111と同じ厚さの基板上に同じ線路幅、線路間隔を持つインピーダンスが等しい差動線路で形成されているとする。
図4(a)は、送信電極101と受信電極111が相互に横ずれすることなく対向している様子を示す。図4(b)は、送信電極101と受信電極111が相互に小さい横ずれ量で対向している様子を示す。図4(c)は、送信電極101と受信電極111が相互に大きい横ずれ量で対向している様子を示す。
図5は、図1で示す無線通信システム10における入力信号Vi、受信信号Vr、出力信号Voの波形を模式的に示した図である。図5に示す点線の閾値Th1及びTh2は、受信回路112のコンパレータ閾値の一例を示す線である。入力信号Viは、送信信号源104で生成される信号である。受信信号Vrは、受信電極111で受信した信号である。出力信号Voは、受信回路112から出力される信号であり、受信信号Vrを基に入力信号Viを復元した波形である。受信回路112は、受信電極111が受信した差動受信信号を基に、シングルエンド送信信号Viを復元し、出力信号Voを出力する。
受信回路112は、受信信号Vrが閾値Th1より大きくなると、以降、出力信号Voをハイレベルに維持する。そして、受信回路112は、受信信号Vrが閾値Th2より小さくなると、以降、出力信号Voをローレベルに維持する。
図5(a)は、図4(a)に示すように、直線形状の受信電極111と送信電極101が相互に横ずれすることなく対向しているときの波形を示す。図5(b)は、図4(c)に示すように、直線形状の受信電極111と送信電極101が相互に横ずれして対向しているときの波形の一例を示す。
図5(c)は、図3(a)に示すように、本実施形態の屈曲部を有する受信電極111と送信電極101が相互に横ずれすることなく対向しているときの波形を示す。図5(d)は、図3(c)に示すように、本実施形態の屈曲部を有する受信電極111と送信電極101が図5(b)の場合と同じだけ相互に横ずれして対向しているときの波形を示す。
図5(a)及び(b)に示すように、直線形状の受信電極111では、送信電極101及び受信電極111が相互に横ずれするに従って、受信信号Vrが小さくなっていき、受信回路112のコンパレータで受信信号Vrの波形が検出できなくなってしまう。これは、図4に示すように、横ずれが大きくなると、送信電極101と受信電極111の対向面積が小さくなり、送信電極101と受信電極111の結合が弱まるためである。
一方、図5(c)及び(d)に示すように、本実施形態の屈曲部を有する受信電極111の場合、横ずれしても、受信信号Vrが小さくならず、受信信号Vrの波形の検出が容易に可能となる。これは、図3に示すように、受信電極111が屈曲しているため、横ずれしたときの送信電極101と受信電極111の対向面積の減少量が抑えられ、送信電極101と受信電極111の結合状態を維持しやすいためである。
図6は、図3で示す伝送線路に対して電磁界シミュレーションを行い、受信信号Vrの波形を解析した結果を示す図である。図6(a)、(b)、(c)は、それぞれ、図3(a)、(b)、(c)に示す状態に対応した解析結果である。横ずれしていない図6(a)の場合、受信信号Vrのピーク値は約34mVである。横ずれが小さい図6(b)の場合、受信信号Vrのピーク値は約34mVである。横ずれが大きい図6(c)の場合、受信信号Vrのピーク値は約24mVである。この場合、コンパレータの閾値Th1及びTh2の絶対値を20mV辺りに設定しておけば、受信信号Vrを検出可能となる。
図7は、図4で示す伝送線路に対して電磁界シミュレーションを行い、受信信号Vrの波形を解析した結果を示す図である。図7(a)、(b)、(c)は、それぞれ、図4(a)、(b)、(c)に示す状態に対応した解析結果である。横ずれしていない図7(a)の場合、受信信号Vrのピーク値は約36mVである。横ずれが小さい図7(b)の場合、受信信号Vrのピーク値は約26mVである。横ずれが大きい図7(c)の場合、受信信号Vrのピーク値は約6mVである。この場合、コンパレータの閾値Th1及びTh2の設定が困難であり、受信信号Vrを正しく検出できない可能性が高い。
上記結果は、受信電極111が屈曲部を有する形状にすることにより、横ずれした際の受信信号Vrの減少量を小さくできる効果があることを示している。
なお、受信電極111は、図3のように、所定の方向において、2か所以上の屈曲部を有する必要がある。
図8は、図2で示した伝送線路において受信電極111が屈曲部を1か所しか持たない場合に受信電極111側から垂直視した図を示す。図8(a)は、送信電極101と受信電極111が相互に横ずれすることなく対向している様子を示す。図8(b)は、受信電極111が屈曲していない方向である左方向に横ずれして対向している様子を示す。図8(c)は、受信電極111が屈曲している方向である右方向に横ずれして対向している様子を示す。
図9は、図8で示す伝送線路に対して電磁界シミュレーションを行い、受信信号Vrの波形を解析した結果を示す図である。図9(a)、(b)、(c)は、それぞれ、図8(a)、(b)、(c)に示す状態に対応した解析結果である。横ずれしていない図9(a)の場合、受信信号Vrのピーク値は約32mVである。左に横すれした図9(b)の場合、受信信号Vrのピーク値は約30mVである。右に横ずれした図9(c)の場合、反転した受信信号Vrが得られる。
上記結果は、受信電極111の屈曲部が1か所しかない場合、横ずれ方向によっては結合が弱くなり、受信信号Vrが小さくなる、あるいは反転してしまうことを示している。そのため、受信電極111の屈曲部は、2か所以上必要であることを示している。
以上の結果から、屈曲部を有する伝送線路を用いて受信電極111を形成することで、基板を変更することなく、横ずれに強くなる効果がある。これにより、アンテナの薄型化が可能となる。
受信電極111は、所定の方向において、送信電極101より短い。なお、本実施形態では、所定の方向の長さが短い電極を受信電極111、所定の方向の長さが長い電極を送信電極101として説明したが、短いカプラが送信カプラ、長いカプラが受信カプラであっても良い。
なお、本実施形態では、送信カプラ131と受信カプラ132は、それぞれ、伝送線路が差動線路であるとして説明したが、マイクロストリップ線路や、グランド付きコプレーナ線路であっても良い。グランド付きコプレーナ線路の場合、伝送線路と同じ平面にあるグランド導体の形状は、伝送線路と同様に屈曲する。
なお、本実施形態では、伝送線路の形を、Sinカーブ(正弦波)を描くメアンダ形状として示したが、メアンダの形状はこれに限定されない。図10は、本実施形態の効果を得ることができる受信電極111の伝送線路のメアンダ形状の一例を示す図である。
第1の実施形態によれば、送信電極101及び受信電極111が相互に横ずれしても、送信電極101及び受信電極111間の結合が維持できるため、安定した通信が可能な薄型の無線通信システム10が実現する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、所定の方向の長さが短いカプラが屈曲部を有する伝送線路で形成されている場合について説明した。そこで、第2の実施形態では、所定の方向の長さが長いカプラが屈曲部を有する場合について同様の効果が得られる形態を示す。
図11は、第2の実施形態に係る無線通信システム20の概略構成を示す模式図である。図11において、図1に示す構成と同様の機能の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
無線通信システム20は、図11に示すように、送信電極201、バッファ102、終端器103、送信信号源104、受信電極211、受信回路112、及び終端器113を有する。
送信カプラは、差動線路の送信電極201とグランド導体を有し、例えば、プリント基板上に形成される。
送信信号源104は、バッファ102に接続される。
送信電極201は、一端にバッファ102が接続され、他端に終端器103が接続される。
受信カプラは、差動線路の受信電極211とグランド導体を有し、例えば、プリント基板上に形成される。受信電極211は、送信電極201と電磁界結合し、送信電極201で生成した無線信号を受信する。
受信回路112は、受信電極211の一端に接続される。
終端器113は、受信電極211の受信回路112が接続されていない他端に接続される。
バッファ102は、シングルエンド送信信号Viを入力し、差動送信信号を送信電極201に出力する。送信電極201は、差動送信信号を送信する差動線路の電極である。受信電極211は、差動受信信号Vrを受信する差動線路の電極である。受信回路112は、受信電極211が受信した差動受信信号Vrを基に、シングルエンド送信信号Viを復元する。
送信電極201は、図11に示すように、受信電極211に比べて、所定の方向に長く、受信電極211は、送信電極201との距離を保ちつつ、横ずれしながら相対的に移動する手段を有し、移動しながら無線通信を行う。送信電極201と受信電極211は、所定の方向において、相対的に移動可能である。
送信電極201は、図11に示すように、所定の方向に沿って複数の屈曲部を有するメアンダ形状を有する。送信電極201の所定の方向と垂直方向における最遠点間距離は、受信電極211の所定の方向と垂直方向における最遠点間距離より長い。受信電極211は、直線形状を有する。受信電極211は、所定の方向において、送信電極201より短い。
送信電極201は、第1の屈曲部と第2の屈曲部と第3の屈曲部を有する。第1の屈曲部と第2の屈曲部との間の所定の方向における距離は、第2の屈曲部と第3の屈曲部との間の所定の方向における距離と略同じである。
図12は、第2の実施形態に係る伝送線路の構成例を示す図である。送信カプラと受信カプラは、それぞれ、プリント基板上に形成される。送信カプラは、差動線路の送信電極201と、グランド導体を有する。受信カプラは、差動線路の受信電極211とグランド導体を有する。
図12(a)は、送信電極201と受信電極211が相互に横ずれすることなく対向している様子を示す。図12(b)は、送信電極201と受信電極211が相互に小さい横ずれ量で対向している様子を示す。図12(c)は、送信電極201と受信電極211が相互に大きい横ずれ量で対向している様子を示す。
図13は、図12で示す伝送線路に対して電磁界シミュレーションを行い、受信信号Vrの波形を解析した結果を示す図である。図13(a)、(b)、(c)は、それぞれ、図12(a)、(b)、(c)に示す状態に対応した解析結果である。横ずれしていない図13(a)の場合、受信信号Vrのピーク値は約34mVである。横ずれが小さい図13(b)の場合、受信信号Vrのピーク値は約36mVである。横ずれが大きい図13(c)の場合、受信信号Vrのピーク値は約24mVである。この場合、コンパレータの閾値Th1及びTh2の絶対値を20mV辺りに設定しておけば、受信信号Vrを検出可能となる。
上記結果は、送信電極201が屈曲部を有する形状にすることにより、横ずれした際の受信信号Vrの減少量を小さくできる効果があることを示している。
なお、送信電極201は、2か所以上の屈曲部を有し、かつ、受信電極211の所定の方向の長さは、送信電極201の所定の方向の2か所の屈曲部を含む長さ以上である必要がある。
図14は、第2の実施形態において受信電極211が、送信電極201の屈曲部を1か所しか含まない長さの場合に、受信電極211側から垂直視した図を示す。図14(a)は、送信電極201と受信電極211が相互に横ずれすることなく対向している様子を示す。図14(b)は、受信電極211が左方向に横ずれして対向している様子を示す。図14(c)は、受信電極211が右方向に横ずれして対向している様子を示す。
図14に示すように、受信電極211が、送信電極201の屈曲部を1か所しか含まない長さの場合、受信電極211と送信電極201の所定の方向における位置関係によって、一方に横ずれしたときは結合が維持できるが、他方に横ずれしたときに結合が維持できなくなる。そのため、送信電極201は、2か所以上の屈曲部を有し、かつ、受信電極211の所定の方向の長さは、送信電極201の所定の方向の2か所の屈曲部を含む長さ以上である必要がある。
第2の実施形態によれば、送信電極201及び受信電極211が相互に横ずれしても、送信電極201及び受信電極211間の結合が維持できるため、安定した通信が可能な薄型の無線通信システム20が実現する。
以上、第1及び第2の実施形態によれば、横ずれしても送信カプラ及び受信カプラの結合を維持できる薄型の送信カプラ及び受信カプラを提供し、通信品質を向上させることができる。
なお、上述の実施形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されない。すなわち、本開示はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態の開示は、以下の構成を含む。
(項目1)
第1の電極と、
前記第1の電極に対して、電界結合、磁界結合、又は、電界及び磁界結合する第2の電極とを有し、
前記第2の電極は、所定の方向において2か所以上の屈曲部を有し、
前記第2の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離は、前記第1の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離より長いことを特徴とする通信システム。
(項目2)
前記第1の電極は、直線形状であることを特徴とする項目1に記載の通信システム。
(項目3)
前記第2の電極は、メアンダ形状であることを特徴とする項目1又は2に記載の通信システム。
(項目4)
前記第2の電極は、第1の屈曲部と第2の屈曲部と第3の屈曲部を有し、
前記第1の屈曲部と前記第2の屈曲部との間の前記所定の方向における距離は、前記第2の屈曲部と前記第3の屈曲部との間の前記所定の方向における距離と略同じであることを特徴とする項目1~3のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目5)
前記第1の電極は、差動線路の電極であり、
前記第2の電極は、差動線路の電極であることを特徴とする項目1~4のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目6)
前記第1の電極と第1のグランド導体を有する第1のカプラと、
前記第2の電極と第2のグランド導体を有する第2のカプラをさらに有することを特徴とする項目1~5のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目7)
前記第1のカプラは、マイクロストリップ線路であり、
前記第2のカプラは、マイクロストリップ線路であることを特徴とする項目6に記載の通信システム。
(項目8)
前記第1のカプラは、コプレーナ線路であり、
前記第2のカプラは、コプレーナ線路であることを特徴とする項目6に記載の通信システム。
(項目9)
前記第1の電極と前記第2の電極は、前記所定の方向に、相対的に移動可能であることを特徴とする項目1~8のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目10)
前記第1の電極は、送信電極であり、
前記第2の電極は、受信電極であることを特徴とする項目1~9のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目11)
前記第2の電極は、前記所定の方向において、前記第1の電極より短いことを特徴とする項目1~10のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目12)
前記送信電極は、差動送信信号を送信する差動線路の電極であり、
前記受信電極は、差動受信信号を受信する差動線路の電極であり、
シングルエンド送信信号を入力し、差動送信信号を前記送信電極に出力するバッファと、
前記受信電極が受信した差動受信信号を基に、前記シングルエンド送信信号を復元する受信回路をさらに有することを特徴とする項目10に記載の通信システム。
(項目13)
前記第1の電極は、受信電極であり、
前記第2の電極は、送信電極であることを特徴とする項目1~9のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目14)
前記第1の電極は、前記所定の方向において、前記第2の電極より短いことを特徴とする項目1~10、13のいずれか1項に記載の通信システム。
(項目15)
前記第1の電極の前記所定の方向の長さは、前記第2の電極の前記所定の方向の2か所の屈曲部を含む長さ以上であることを特徴とする項目14に記載の通信システム。
(項目16)
前記送信電極は、差動送信信号を送信する差動線路の電極であり、
前記受信電極は、差動受信信号を受信する差動線路の電極であり、
シングルエンド送信信号を入力し、差動送信信号を前記送信電極に出力するバッファと、
前記受信電極が受信した差動受信信号を基に、前記シングルエンド送信信号を復元する受信回路をさらに有することを特徴とする項目13に記載の通信システム。
10、20 無線通信システム
101、201 送信電極
102 バッファ
103、113 終端器
104 送信信号源
111、211 受信電極
112 受信回路

Claims (10)

  1. 所定の方向に延伸する第1のカプラと、
    前記第1のカプラに対して、電界結合、磁界結合、又は、電界及び磁界結合する第2のカプラとを有し、
    前記第1のカプラは、前記所定の方向に対して平行な第1の電極と、前記所定の方向に対して平行であり前記第1の電極と所定の距離離れて配置される第2の電極を有し、
    前記第2のカプラは、所定の方向において2か所以上の屈曲部を有する第3の電極と第4の電極とを有し
    前記第の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離は、前記第1の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離より長く、
    前記第4の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離は、前記第2の電極の前記所定の方向と垂直方向における最遠点間の距離より長く、
    前記第3の電極と前記第4の電極の前記所定の方向と垂直方向における離間距離は、前記第1の電極と前記第2の電極の前記所定の方向と垂直方向における離間距離と同一であることを特徴とする通信システム。
  2. 前記第の電極及び前記第4の電極は、正弦波を有するメアンダ形状であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第の電極及び前記第4の電極は、第1の屈曲部と第2の屈曲部と第3の屈曲部を有し、
    前記第1の屈曲部と前記第2の屈曲部との間の前記所定の方向における距離は、前記第2の屈曲部と前記第3の屈曲部との間の前記所定の方向における距離と略同じであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記第1のカプラは、差動信号を送信するカプラであり、
    前記第2のカプラは、差動信号を受信するカプラであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記第1のカプラは第1のグランド導体をさらに
    前記第2のカプラは第2のグランド導体をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記第1のカプラは、マイクロストリップ線路であり、
    前記第2のカプラは、マイクロストリップ線路であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記第1のカプラは、コプレーナ線路であり、
    前記第2のカプラは、コプレーナ線路であることを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記第1のカプラと前記第2のカプラのいずれか一方は、前記所定の方向に、相対的に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  9. 前記第2のカプラは、前記所定の方向において、前記第1のカプラより短いことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  10. シングルエンド送信信号を入力し、差動送信信号を前記第1のカプラに出力するバッファと、
    前記第2のカプラが受信した差動受信信号を基に、前記シングルエンド送信信号を復元する受信回路をさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信システム。
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