JP7843870B2 - 空調システム、室外機及び室内機 - Google Patents

空調システム、室外機及び室内機

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Description

本開示は、空調システム、室外機及び室内機に関する。
近年、オフィスビル、店舗等の空調を行う空調システムにおいて、高度な制御の実現、空調機が備えるセンサデータを活用した空調機の故障解析、故障前兆予知などのサービス実現のため、通信の高速化がより求められる傾向にある。
空調システムにおける通信を高速化するため、特許文献1のように高周波信号を用いた通信方式の採用が検討されている。
特許6702471号公報
ところで、空調システムにおける伝送ライン(すなわち、集中伝送ライン及び内外伝送ライン)の配線長は、数100mから1km程度に達することがある。従来、低周波信号を用いた通信方式では、受信した信号を増幅して再送信するリピータを用いることで、このように長い配線長の通信、すなわち、長距離通信に対応していた。
一般に、リピータは、信号の内容による制御は行わず、一方のケーブルから流れてきた信号の増幅、波形の整形などを行って他方のケーブルに送信する。しかし、高周波信号を用いた通信では、原理的にリピータを構成するのが難しいという課題がある。
このため、空調システムにおいて、高周波信号を用いて通信する構成を取り入れつつ、長距離通信に対応することを可能にするための新たな技術の提案が望まれているのが実情である。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、高周波信号を用いて通信しつつ、長距離通信に対応することが可能な空調システム、室外機及び室内機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る空調システムは、
コーディネータと、複数のノードとを含む複数の機器を備え、
前記コーディネータは、
伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第1通信手段と、
前記複数のノード毎に、前記コーディネータから当該ノードに至るまでの経路における、リンク数と各ノードのアドレスとを含む第1ルート情報が格納された第1ルートテーブルを記憶する第1ルートテーブル記憶手段と、
受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第1ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第1転送手段と、を備え、
前記複数のノードのそれぞれは、
前記伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第2通信手段と、
第2ルートテーブルを記憶する第2ルートテーブル記憶手段と、
受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第2ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第2転送手段と、を備える。
本開示によれば、高周波信号を用いて通信しつつ、長距離通信に対応することが可能となる。
実施の形態における空調システムの全体構成を示す図 実施の形態における室外機のハードウェア構成を示すブロック図 実施の形態における室内機のハードウェア構成を示すブロック図 実施の形態における集中コントローラのハードウェア構成を示すブロック図 実施の形態における室外機の機能構成を示す図 実施の形態における通信フレームのフォーマットを示す図 実施の形態における室内機の機能構成を示す図 実施の形態における隣接テーブルについて説明するための図 実施の形態における隣接テーブルについて説明するための図 実施の形態における隣接テーブルについて説明するための図 実施の形態における通常時のコーディネータの動作手順を示すフローチャート 実施の形態における通常時のノードの動作手順を示すフローチャート
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本開示の実施の形態における空調システム1の全体構成を示す図である。空調システム1は、本開示に係る空調システムの一例である。空調システム1は、例えば、ビル、店舗等の建物の空気調和を行うシステムであり、室外機2a,2bと、室内機3a~3lと、集中コントローラ4とを備える。
<室外機2a,2b、室内機3a~3l>
室外機2aは、集中伝送ラインである伝送ライン5に接続されるとともに、内外伝送ラインである伝送ライン6aに接続される。室外機2aと、室内機3a~3iとは、伝送ライン6aを介して接続されるとともに、冷媒を循環させるための図示しない第1冷媒配管を介して接続される。すなわち、室外機2aと室内機3a~3iとは、一の冷媒系統を構成する。
室外機2bは、伝送ライン5に接続されるとともに、内外伝送ラインである伝送ライン6bに接続される。室外機2bと、室内機3j~3lとは、伝送ライン6bを介して接続されるとともに、上記の第1冷媒配管とは異なる図示しない第2冷媒配管を介して接続される。すなわち、室外機2bと室内機3j~3lとは、一の冷媒系統を構成する。
以下、室外機2a,2bにおいて共通する説明については、特に個々を指定せずに室外機2と表記し、室内機3a~3lにおいて共通する説明については、特に個々を指定せずに室内機3と表記し、伝送ライン6a,6bにおいて共通する説明については、特に個々を指定せずに伝送ライン6と表記する
<<室外機2>>
室外機2は、本開示に係るコーディネータの一例であり、室外機の一例である。図2に示すように、室外機2は、ハードウェア構成として、第1通信インタフェース20と、第2通信インタフェース21と、メインユニット22と、制御回路23と、補助記憶装置24とを備える。第1通信インタフェース20は、伝送ライン5を介して集中コントローラ4及び他の室外機2と高周波通信するためのインタフェースである。本実施の形態では、集中コントローラ4と室外機2間、及び、室外機2同士間において、伝送ライン5を介して100kHz以上の高周波信号を用いた通信方式で通信が行われる。
第2通信インタフェース21は、本開示に係る第1通信手段の一例である。第2通信インタフェース21は、伝送ライン6を介して各室内機3と高周波通信するためのインタフェースである。本実施の形態では、室外機2と室内機3間、及び、室内機3同士間において、伝送ライン6を介して100kHz以上の高周波信号を用いた通信方式で通信が行われる。
メインユニット22は、一般的な室外機の本来的な機能を実現するための構成部であり、例えば、圧縮機、室外ファン、電子膨張弁、室外電磁弁等のアクチュエータと、冷媒配管の温度を計測する配管温度センサ、外気温度を計測する外気温度センサ等のセンサとを備える。制御回路23は、当該室外機2を統括的に制御するマイクロコントローラである。制御回路23によって実現される室外機2の機能の詳細については後述する。
補助記憶装置24は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。補助記憶装置24には、ホップ機能を実現し、且つ、空調制御を行うためのプログラムである室外機プログラムと、室外機プログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
室外機2は、室外機プログラム又は室外機プログラムを更新するための更新プログラムを図示しないサーバから集中コントローラ4を介して取得して補助記憶装置24に保存することが可能である。また、これらのプログラムは、CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid-State Drive)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。室外機2は、そのような記録媒体が自身に直接又は間接的に装着されると、当該記録媒体から室外機プログラム又は更新プログラムを読み出して補助記憶装置24に保存することも可能である。
<<室内機3>>
室内機3は、本開示に係るノードの一例であり、室内機の一例である。図3に示すように、室内機3は、ハードウェア構成として、通信インタフェース30と、メインユニット31と、制御回路32と、補助記憶装置33とを備える。通信インタフェース30は、本開示に係る第2通信手段の一例である。通信インタフェース30は、伝送ライン6を介して室外機2及び他の室内機3と高周波通信するためのインタフェースである。
メインユニット31は、一般的な室内機の本来的な機能を実現するための構成部であり、例えば、室内ファン、室内電磁弁等のアクチュエータと、冷媒配管の温度を計測する配管温度センサ、室内温度を計測する室内温度センサ等のセンサとを備える。制御回路32は、当該室内機3を統括的に制御するマイクロコントローラである。制御回路32によって実現される室内機3の機能の詳細については後述する。
補助記憶装置33は、例えば、EEPROM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。補助記憶装置33には、ホップ機能を実現し、且つ、空調制御を行うためのプログラムである室内機プログラムと、室内機プログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
室内機3は、室内機プログラム又は室内機プログラムを更新するための更新プログラムを図示しないサーバから集中コントローラ4を介して取得して補助記憶装置33に保存することが可能である。また、これらのプログラムは、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク、USBメモリ、HDD、SSD、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。室内機3は、そのような記録媒体が自身に直接又は間接的に装着されると、当該記録媒体から室内機プログラム又は更新プログラムを読み出して補助記憶装置33に保存することも可能である。
<集中コントローラ4>
集中コントローラ4は、空調システム1を構成する各機器(すなわち、室外機2a,2b及び室内機3a~3l)を集中して制御するための装置であり、当該建物内の制御室等、関係者以外が立ち入ることのできない場所に設置される。図4に示すように、集中コントローラ4は、ハードウェア構成として、通信インタフェース40と、操作受付部41と、ディスプレイ42と、制御回路43と、補助記憶装置44とを備える。
通信インタフェース40は、伝送ライン5に接続される室外機2(すなわち、室外機2a,2b)と高周波通信するためのインタフェースである。操作受付部41は、例えば、キーボード、マウス、キーパッド、押しボタン、タッチパネル、タッチパッド等の1つ以上の入力デバイスを含んで構成され、ユーザからの入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に係る信号を制御回路43に出力する。ディスプレイ42は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等の表示デバイスを含んで構成される。ディスプレイ42は、制御回路43の制御の下、空調システム1を構成する各機器の動作を監視するための画面、各機器を制御するための画面等を表示する。
制御回路43は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)等を含んで構成され、集中コントローラ4を統括的に制御する。補助記憶装置44は、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ、HDD等で構成される。読み書き可能な不揮発性の半導体メモリは、例えば、EEPROM、フラッシュメモリ等である。補助記憶装置44には、空調システム1を構成する各機器を集中して制御するためのプログラムである集中制御プログラムと、集中制御プログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
集中コントローラ4は、集中制御プログラム又は集中制御プログラムを更新するための更新プログラムを図示しないサーバから通信により取得して補助記憶装置44に保存することが可能である。また、これらのプログラムは、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク、USBメモリ、HDD、SSD、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。集中コントローラ4は、そのような記録媒体が自身に直接又は間接的に装着されると、当該記録媒体から集中制御プログラム又は更新プログラムを読み出して補助記憶装置44に保存することも可能である。
<室外機2の機能構成>
図5に示すように、室外機2は、機能構成として、集中通信フレーム送受信部200と、内外通信フレーム送受信部201と、データ処理部202と、ホップ処理部203と、ルートテーブル更新部204とを備える。これらの機能部は、室外機2が備える制御回路23が補助記憶装置24に記憶されている上述した室外機プログラムを実行することで実現される。
集中通信フレーム送受信部200は、伝送ライン5を介して他の機器(集中コントローラ4又は他の室外機2)から送信された通信フレームを受信する。また、集中通信フレーム送受信部200は、データ処理部202によって生成された通信フレームを伝送ライン5を介して他の機器に送信する。図6に、本実施の形態における伝送ライン5及び伝送ライン6のそれぞれを介して送受信される通信フレームのフォーマットの一例を示す。集中通信フレーム送受信部200は、送信先アドレス1が自身(すなわち、当該室外機2)の通信アドレス(以下「アドレス」と略称する。)と一致する通信フレームを受信し、受信した通信フレームを補助記憶装置24に保存する。アドレスは、例えば、MAC(Media Access Control address)アドレスである。
内外通信フレーム送受信部201は、伝送ライン6を介して他の機器(すなわち、室内機3)から送信された通信フレームを受信する。詳細には、内外通信フレーム送受信部201は、送信先アドレス1が自身のアドレスと一致する通信フレームを受信し、受信した通信フレームを補助記憶装置24に保存する。また、内外通信フレーム送受信部201は、データ処理部202によって生成された通信フレームを伝送ライン6を介して他の機器に送信する。
データ処理部202は、集中通信フレーム送受信部200によって受信された通信フレームのデータフレームに含まれるデータに基づいた処理を実行する。また、データ処理部202は、必要に応じて、他の機器(すなわち、集中コントローラ4又は他の室外機2)に対する指令又は通知を示すデータを生成し、生成したデータが格納された通信フレームを生成する。この際、データ処理部202は、送信元アドレス1及びデータフレームの送信元アドレス2に自身のアドレスをセットし、送信先アドレス1及びデータフレームの送信先アドレス2に当該他の機器のアドレスをセットする。データ処理部202は、生成した通信フレームを集中通信フレーム送受信部200を介して当該他の機器に送信する。
また、データ処理部202は、内外通信フレーム送受信部201によって受信された通信フレームのフレームタイプがデータフレームであり、且つ、データフレームの送信先アドレス2が自身のアドレスと一致する場合、データフレームに含まれるデータに基づいた処理を実行する。また、データ処理部202は、必要に応じて、他の機器(すなわち、自身と同じ伝送ライン6に接続されるいずれかの室内機3)に対する指令又は通知を示す通信フレームを生成する。
この際、データ処理部202は、送信元アドレス1及び送信元アドレス2に自身のアドレスをセットし、送信先アドレス2に最終の宛先となる機器(すなわち、当該他の機器)のアドレスをセットする。以下、最終の宛先となる機器を最終宛先と略称する。データ処理部202は、コーディネータ用のルートテーブルである第1ルートテーブルを参照して、自身から当該最終宛先に至るまでの経路を示す第1ルート情報を取得する。コーディネータとは、伝送ライン6の通信において中枢となる1台の機器をいい、本実施の形態では、室外機2がコーディネータとなる。
第1ルートテーブルは、コーディネータと同じ伝送ライン6に接続される全てのノード(すなわち、全ての室内機3)毎に、コーディネータから当該ノードに至るまでの経路に関する情報である第1ルート情報が格納されたデータテーブルであり、補助記憶装置24に記憶される。補助記憶装置24は、本開示に係る第1ルートテーブル記憶手段の一例である。第1ルート情報には、当該経路のリンク数と、コーディネータと当該経路における最初のノード(すなわち、当該経路においてコーディネータと通信可能なノード)間のリンクコストと、各ノードのアドレスと、各ノード間のリンクコストと、リンクコストの合算値(以下「経路コスト」という。)とが含まれている。リンクコストは、コーディネータとノード間、ノード同士間の通信品質に基づいて算出される。
データ処理部202は、通信フレームの送信先アドレス1に、取得した第1ルート情報における最初のノードのアドレスをセットする。なお、当該第1ルート情報のリンク数が1の場合、当該最初のノードのアドレスは、最終宛先のアドレスと同一となる。データ処理部202は、以上のようにして生成した通信フレームを内外通信フレーム送受信部201を介して当該最終宛先又は中継先のノードに送信する。
ホップ処理部203は、本開示に係る第1転送手段の一例である。ホップ処理部203は、内外通信フレーム送受信部201によって受信された通信フレームのフレームタイプがデータフレームであり、且つ、データフレームの送信先アドレス2が自身のアドレスと一致しない場合、当該送信先アドレス2と、第1ルートテーブルとに基づいて、当該通信フレームの転送先となるノード(以下「転送先ノード」という。)を選択する。ホップ処理部203は、当該通信フレームの送信先アドレス1に選択した転送先ノードのアドレスをセットし、当該通信フレームを内外通信フレーム送受信部201を介して当該転送先ノードに転送する。
ルートテーブル更新部204は、詳細は後述するが、起動時及び起動後においては定期的に第1ルートテーブルを更新する。
<室内機3の機能構成>
図7に示すように、室内機3は、機能構成として、内外通信フレーム送受信部300と、データ処理部301と、ホップ処理部302と、ルートテーブル更新部303とを備える。これらの機能部は、室内機3が備える制御回路32が補助記憶装置33に記憶されている上述した室内機プログラムを実行することで実現される。
内外通信フレーム送受信部300は、伝送ライン6を介して他の機器(すなわち、室外機2又は他の室内機3)から送信された通信フレームを受信する。詳細には、内外通信フレーム送受信部300は、送信先アドレス1が自身のアドレスと一致する通信フレームを受信し、受信した通信フレームを補助記憶装置33に保存する。また、内外通信フレーム送受信部300は、データ処理部301によって生成された通信フレームを伝送ライン6を介して他の機器に送信する。
データ処理部301は、内外通信フレーム送受信部300によって受信された通信フレームのフレームタイプがデータフレームであり、且つ、データフレームの送信先アドレス2が自身のアドレスと一致する場合、データフレームに含まれるデータに基づいた処理を実行する。また、データ処理部301は、必要に応じて、他の機器(すなわち、自身と同じ伝送ライン6に接続される室外機2又はいずれかの室内機3)に対する指令又は通知を示す通信フレームを生成する。
この際、データ処理部301は、送信元アドレス1及び送信元アドレス2に自身のアドレスをセットし、送信先アドレス2に当該他の機器である最終宛先のアドレスをセットする。データ処理部301は、ノード用のルートテーブルである第2ルートテーブルを参照して、当該最終宛先と直接的に通信可能であるか否かを判定する。第2ルートテーブルは、自身と直接的に通信可能である機器毎に、コーディネータから当該機器を経由して自身に至るまでの経路に関する第2ルート情報が格納されたデータテーブルであり、補助記憶装置33に記憶される。補助記憶装置33は、本開示に係る第2ルートテーブル記憶手段の一例である。
第2ルート情報には、当該経路のリンク数と、各機器間のリンクコストと、各機器のアドレスと、経路コストとが含まれている。当該最終宛先と直接的に通信可能であると判定した場合、データ処理部301は、通信フレームの送信先アドレス1に当該最終宛先のアドレスをセットする。一方、当該最終宛先と直接的に通信可能でないと判定した場合、データ処理部301は、第2ルートテーブルを参照して、自身と直接的に通信可能な機器であり、且つ、対応する経路コストが最も小さい機器のアドレスを取得する。
データ処理部301は、通信フレームの送信先アドレス1に、取得したアドレスをセットする。なお、当該第2ルート情報のリンク数が1の場合、当該アドレスは、コーディネータのアドレスと同一となる。データ処理部301は、以上のようにして生成した通信フレームを内外通信フレーム送受信部300を介して当該最終宛先又は中継先の機器(コーディネータ又はノード)に送信する。
ホップ処理部302は、本開示に係る第2転送手段の一例である。ホップ処理部302は、内外通信フレーム送受信部300によって受信された通信フレームのフレームタイプがデータフレームであり、且つ、データフレームの送信先アドレス2が自身のアドレスと一致しない場合、当該送信先アドレス2と、第2ルートテーブルとに基づいて、当該通信フレームの転送先となる機器(以下「転送先機器」という。)を選択する。ホップ処理部302は、当該通信フレームの送信先アドレス1に選択した転送先機器のアドレスをセットし、当該通信フレームを内外通信フレーム送受信部300を介して当該転送先機器に転送する。
ルートテーブル更新部303は、起動時及び起動後においては定期的に第2ルートテーブルを更新する。以下、空調システム1の起動時における、室外機2のルートテーブル更新部204及び室内機3のルートテーブル更新部303の処理について詳細に説明する。
ルートテーブル更新部204は、ハローメッセージ(図6参照)が含まれた通信フレームを内外通信フレーム送受信部201を介してブロードキャスト送信する。なお、詳細は後述するが、ノードである室内機3が送信するハローメッセージには、コーディネータに至るまでの経路におけるリンク数と、当該経路における各ノード間のリンクコストと、当該経路における各ノードのアドレスとが含まれる。しかし、コーディネータである室外機2がハローメッセージを送信する場合では、ハローメッセージには、これらの情報は含まれていない。
室外機2から、ハローメッセージが含まれた通信フレームを内外通信フレーム送受信部300を介して受信すると、室内機3のルートテーブル更新部303は、受信した通信フレームの受信品質に基づいて当該通信フレームの送信元の機器(すなわち、室外機2)との間のリンクコストである第1リンクコストを算出する。受信品質は、例えば、電波強度(電界強度ともいう。)、S/N比(信号対雑音比)等である。ルートテーブル更新部303は、第1リンクコストを算出すると、隣接テーブルに、図8に示すようなレコードを登録する。隣接テーブルは、自身が直接的に通信可能な全ての機器毎に、コーディネータから当該機器を経由して自身に至るまでの経路に関する情報が格納されたデータテーブルであり、補助記憶装置33に記憶される。
図8に示すように、隣接テーブルの各レコードには、当該ハローメッセージの送信元の機器のアドレスである送信元アドレスと、送信元の機器のタイプと、当該レコードの状態と、第1リンクコストと、第2リンクコストと、中継リンクコストと、中継アドレスと、経路コストとが含まれる。隣接テーブルは、第2ルートテーブルが更新される度にクリアされる。
室内機3のルートテーブル更新部303は、隣接テーブルに上記のレコードを登録すると、リンク要求(図6参照)が含まれた通信フレームを生成し、生成した通信フレームを内外通信フレーム送受信部300を介してブロードキャスト送信する。リンク要求には、算出された第1リンクコストと、送信先アドレス(すなわち、当該ハローメッセージの送信元の機器のアドレス)とが含まれている。
自身宛のリンク要求が含まれた通信フレームを内外通信フレーム送受信部201を介して受信すると、室外機2のルートテーブル更新部204は、受信した通信フレームの受信品質に基づいて当該通信フレームの送信元の機器(すなわち、室内機3)との間のリンクコストである第2リンクコストを算出する。ルートテーブル更新部204は、算出した第2リンクコストと、送信先アドレス(すなわち、当該リンク要求の送信元の機器のアドレス)とが格納されたリンク応答(図6参照)が含まれた通信フレームを生成し、生成した通信フレームを内外通信フレーム送受信部201を介してブロードキャスト送信する。
自身宛のリンク応答が含まれた通信フレームを内外通信フレーム送受信部300を介して受信すると、室内機3のルートテーブル更新部303は、当該リンク応答に含まれる第2リンクコストを隣接テーブルにおける当該室外機2に対応するレコードに格納する(図9参照)。ルートテーブル更新部303は、第1リンクコストと第2リンクコストとに基づいて中継リンクコスト及び経路コストを決定し、決定した中継リンクコスト及び経路コストを当該レコードに格納する。本実施の形態では、ルートテーブル更新部303は、第1リンクコストと第2リンクコストのうち、大きい方の値を中継リンクコスト及び経路コストに決定する。また、ルートテーブル更新部303は、当該レコードの状態を片方向から双方向に更新する。
各室内機3(すなわち、各ノード)のルートテーブル更新部303は、コーディネータ又は他のノードからハローメッセージを受信し、隣接テーブルにおける当該ハローメッセージに対応するレコードの状態が双方向に更新される度に、当該レコードの内容に基づくハローメッセージをブロードキャスト送信する。ルートテーブル更新部303におけるハローメッセージの送信からリンク応答の送信に至るまでの処理は、室外機2のルートテーブル更新部204と同様である。また、ルートテーブル更新部303は、他の室内機3からハローメッセージを受信する度に上記同様の処理を実行し、コーディネータから当該他の室内機3を経由して自身に至るまでの経路に関する情報を隣接テーブルに格納する(図10参照)。
各室内機3(すなわち、各ノード)のルートテーブル更新部303は、起動後、一定時間が経過すると、隣接テーブルに基づいて第2ルートテーブルを更新する。具体的には、ルートテーブル更新部303は、隣接テーブルにおける各レコードから、中継リンクコストと、中継アドレスと、経路コストとを含む情報を抽出し、抽出した情報に基づいて第2ルートテーブルを更新する。隣接テーブルにおいて、送信元アドレスが同一である複数のレコードが存在する場合、ルートテーブル更新部303は、経路コストが最小のレコードから上記の情報を抽出する。
ルートテーブル更新部303は、第2ルートテーブルの更新が完了すると、更新後の第2ルートテーブルを示すトポロジーレポート(図6参照)を生成し、生成したトポロジーレポートが含まれた通信フレームを内外通信フレーム送受信部300を介してブロードキャスト送信する。各室内機3(すなわち、各ノード)から送信されたトポロジーレポートが含まれた通信フレームは、当該トポロジーレポートで示される経路に沿ってコーディネータまで中継される。
トポロジーレポートが含まれた通信フレームを内外通信フレーム送受信部201を介して受信すると、室外機2のルートテーブル更新部204は、当該トポロジーレポートに基づいて第1ルートテーブルを更新する。以降、ルートテーブル更新部204は、定期的に、ハローメッセージが含まれた通信フレームを内外通信フレーム送受信部201を介してブロードキャスト送信する。これにより、各ノードが保持する第2ルートテーブルが定期的に更新され、コーディネータが保持する第1ルートテーブルが定期的に更新される。
<コーディネータの動作手順>
図11は、通常時におけるコーディネータ(すなわち、室外機2)の動作手順を示すフローチャートである。
(ステップS100)
コーディネータは、ノード(すなわち、室内機3)からデータフレームを受信したか否かを判定する。ノードからデータフレームを受信した場合(ステップS100;YES)、コーディネータの処理は、ステップS101に遷移する。一方、ノードからデータフレームを受信していない場合(ステップS100;NO)、コーディネータの処理は、ステップS105に遷移する。
(ステップS101)
コーディネータは、当該データフレームの最終宛先が自身か否か、具体的には、当該データフレームに含まれる送信先アドレス2が自身のアドレスと同一であるか否かを判定する。当該データフレームの最終宛先が自身である場合(ステップS101;YES)、コーディネータの処理は、ステップS102に遷移する。一方、当該データフレームの最終宛先が自身ではない場合(ステップS101;NO)、コーディネータの処理は、ステップS103に遷移する。
(ステップS102)
コーディネータは、当該データフレームに含まれるデータに基づいた処理を実行する。その後、コーディネータの処理は、ステップS100に戻る。
(ステップS103)
コーディネータは、最終宛先のアドレス、すなわち、当該データフレームに含まれる送信先アドレス2と、第1ルートテーブルとに基づいて、転送先のノードを選択する。その後、コーディネータの処理は、ステップS104に遷移する。
(ステップS104)
コーディネータは、選択したノードに当該データフレームを転送する。その後、コーディネータの処理は、ステップS100に戻る。
(ステップS105)
コーディネータは、いずれかのノードに対して、指令又は通知を示すデータフレームの生成が必要であるか否かを判定する。データフレームの生成が必要な場合(ステップS105;YES)、コーディネータの処理は、ステップ106に遷移する。一方、データフレームの生成が必要でない場合(ステップS105;NO)、コーディネータの処理は、ステップ100に戻る。
(ステップS106)
コーディネータは、当該ノードに対して、指令又は通知を示すデータフレームを生成する。その後、コーディネータの処理は、ステップS107に遷移する。
(ステップS107)
コーディネータは、当該ノード(すなわち、最終宛先)のアドレスと、第1ルートテーブルとに基づいて、送信先のノードを選択する。その後、コーディネータの処理は、ステップS108に遷移する。
(ステップS108)
コーディネータは、選択したノードに生成したデータフレームを送信する。その後、コーディネータの処理は、ステップS100に戻る。
<ノードの動作手順>
図12は、通常時における各ノード(すなわち、各室内機3)の動作手順を示すフローチャートである。
(ステップS200)
ノードは、他の機器(すなわち、コーディネータ又は他のノード)からデータフレームを受信した否かを判定する。他の機器からデータフレームを受信した場合(ステップS200;YES)、ノードの処理は、ステップS201に遷移する。一方、他の機器からデータフレームを受信していない場合(ステップS200;NO)、ノードの処理は、ステップS205に遷移する。
(ステップS201)
ノードは、当該データフレームの最終宛先が自身か否か、具体的には、当該データフレームに含まれる送信先アドレス2が自身のアドレスと同一であるか否かを判定する。当該データフレームの最終宛先が自身である場合(ステップS201;YES)、ノードの処理は、ステップS202に遷移する。一方、当該データフレームの最終宛先が自身ではない場合(ステップS201;NO)、ノードの処理は、ステップS203に遷移する。
(ステップS202)
ノードは、当該データフレームに含まれるデータに基づいた処理を実行する。その後、ノードの処理は、ステップS200に戻る。
(ステップS203)
ノードは、最終宛先のアドレス、すなわち、当該データフレームに含まれる送信先アドレス2と、第2ルートテーブルとに基づいて、転送先の機器を選択する。その後、ノードの処理は、ステップS204に遷移する。
(ステップS204)
ノードは、選択した機器に当該データフレームを転送する。その後、ノードの処理は、ステップS200に戻る。
(ステップS205)
ノードは、他のいずれかの機器(すなわち、コーディネータ又は他のノード)に対して、指令又は通知を示すデータフレームの生成が必要であるか否かを判定する。データフレームの生成が必要な場合(ステップS205;YES)、ノードの処理は、ステップ206に遷移する。一方、データフレームの生成が必要でない場合(ステップS205;NO)、ノードの処理は、ステップ200に戻る。
(ステップS206)
ノードは、当該機器に対して、指令又は通知を示すデータフレームを生成する。その後、ノードの処理は、ステップS207に遷移する。
(ステップS207)
ノードは、当該機器(すなわち、最終宛先)のアドレスと、第2ルートテーブルとに基づいて、送信先の機器を選択する。その後、ノードの処理は、ステップS208に遷移する。
(ステップS208)
ノードは、選択した機器に生成したデータフレームを送信する。その後、ノードの処理は、ステップS200に戻る。
以上説明したように、本実施の形態における空調システム1では、コーディネータである室外機2及びノードである各室内機3は、ホップによって内外伝送ラインである伝送ライン6上のデータフレームを中継するため、リピータでの中継が困難な高周波通信を用いた構成にも対応でき、内外伝送ラインにおける通信距離を延ばすことが可能となる。
また、各ノードが保持する第2ルートテーブルは、コーディネータ(本実施の形態では、室外機2)と各ノード間のリンクコストをベースに生成されるため、室外機2と各室内機3間のトラフィックが室内機3同士間のトラフィックより格段に多い内外伝送ラインに適した経路を生成することができる。また、現地の設置環境(配置、配線長、ノイズなど)に応じてホップ機能を最適化することが可能となる。
(変形例1)
コーディネータは、室外機2に限定されず、室内機3であってもよい。
(変形例2)
集中伝送ラインである伝送ライン5に接続される各機器(すなわち、集中コントローラ4、室外機2a,2b)が、伝送ライン5用のホップ機能を備え、ホップによって伝送ライン5上のデータフレームが中継されるようにしてもよい。このようにすると、集中伝送ラインを介して高周波通信が行われる場合であっても、集中伝送ラインにおける通信距離を延ばすことが可能となる。この場合、例えば、集中コントローラ4がコーディネータになり、室外機2a,2bがノードとなる。集中コントローラ4をコーディネータにすることで、集中コントローラ4と各室外機2間のトラフィックが室外機2同士間のトラフィックより格段に多い集中伝送ラインに適した経路を生成することができる。
(変形例3)
集中伝送ラインである伝送ライン5を介した通信が、例えば、10kHz以下の低周波信号を用いた通信方式で行われるようにしてもよい。あるいは、上記の変形例2の構成を採用する場合、内外伝送ラインである伝送ライン6を介した通信が低周波信号を用いた通信方式で行われるようにしてもよい。
(変形例4)
各ノード(すなわち、各室内機3)において、隣接テーブルに基づいて第2ルートテーブルを更新する際、ハローメッセージの送信元のアドレスが同一である複数のレコードが存在する場合、経路コストとリンク数とに基づいて、情報を抽出するレコードを決定してもよい。この場合、例えば、当該各レコードにおいて、リンク数をリンクコストに換算し(例えば、リンクコスト=リンク数×5)、換算した値と経路コストの合算値が最小となるレコードを情報を抽出するレコードに決定してもよい。
(変形例5)
コーディネータ及び各ノードは、一定時間(例えば、10ms)以内に受信した自身が最終宛先でないデータフレームを、予め定めた条件の下、まとめて送信してもよい。このとき、ペイロード1に複数のデータフレームが格納される。例えば、アドレス“XX”のコーディネータが、最終宛先がアドレス“YY”のノードであるデータフレーム(以下「データフレームA」という。)と、最終宛先がアドレス“ZZ”のノードであるデータフレーム(以下「データフレームB」という。)とを一定時間以内に受信した場合について説明する。この場合、コーディネータは、アドレス“YY”と、第1ルートテーブルとに基づいて、データフレームAの転送先のノードを選択し、アドレス“ZZ”と、第1ルートテーブルとに基づいて、データフレームBの転送先のノードを選択する。
そして、双方の転送先のノードが同一の場合、コーディネータは、送信先アドレス1に当該ノードのアドレスをセットし、ペイロード1にデータフレームAとデータフレームBとを連結して格納した通信フレームを生成し、生成した通信フレームを当該ノードに送信する。このように複数のデータフレームをまとめて送信することで、1つのデータフレームずつ送信する場合に比べ、スループット及び応答性を向上させることが可能となる。
(変形例6)
内外伝送ラインである伝送ライン6に、室外機2及び室内機3以外にホップ機能を有する中継装置がノードとして接続されるようにしてもよい。また、変形例2の構成を採用する場合、集中伝送ラインである伝送ライン5に、集中コントローラ4及び室外機2以外にホップ機能を有する中継装置がノードとして接続されるようにしてもよい。
(変形例7)
空調システムでは、最大配線長が規約で定められているため、最大ホップ数(すなわち、最大リンク数)を予測することができる。例えば、1ホップでの通信距離が200mであり、最大配線長が1kmの場合、最大ホップ数は4~5となる。ホップ数が予測された最大ホップ数を超える場合、配線ミスなどの可能性があるため、集中コントローラ4を介してユーザに報知されるようにしてもよい。また、規約上の最大配線長ではなく、その建物での最大配線長が図面などによって確認できる場合、その値を集中コントローラ4に入力して、ホップ数が妥当かどうかを検証できるようにしてもよい。
(変形例8)
室外機2の機能部(図5参照)の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。また、室内機3の機能部(図7参照)の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。専用のハードウェアとは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はこれらの組合せである。
上記の各変形例に係る技術思想は、それぞれ単独で実現されてもよいし、適宜組み合わせることで実現されてもよい。
本開示は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能である。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
本開示は、複数の空調機を備える空調システムに好適に採用され得る。
1 空調システム、2,2a,2b 室外機、3,3a~3l 室内機、4 集中コントローラ、5 集中伝送ライン、6,6a,6b 内外伝送ライン、20 第1通信インタフェース、21 第2通信インタフェース、22,31 メインユニット、23,32,43 制御回路、24,33,44 補助記憶装置、30,40 通信インタフェース、41 操作受付部、42 ディスプレイ、200 集中通信フレーム送受信部、201,300 内外通信フレーム送受信部、202,301 データ処理部、203,302 ホップ処理部、204,303 ルートテーブル更新部

Claims (5)

  1. コーディネータと、複数のノードとを含む複数の機器を備え、
    前記コーディネータは、
    伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第1通信手段と、
    前記複数のノード毎に、前記コーディネータから当該ノードに至るまでの経路における、リンク数と各ノードのアドレスとを含む第1ルート情報が格納された第1ルートテーブルを記憶する第1ルートテーブル記憶手段と、
    受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第1ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第1転送手段と、を備え、
    前記複数のノードのそれぞれは、
    前記伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第2通信手段と、
    第2ルートテーブルを記憶する第2ルートテーブル記憶手段と、
    受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第2ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第2転送手段と、を備える、空調システム。
  2. コーディネータと、複数のノードとを含む複数の機器を備え、
    前記コーディネータは、
    伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第1通信手段と、
    第1ルートテーブルを記憶する第1ルートテーブル記憶手段と、
    受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第1ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第1転送手段と、を備え、
    前記複数のノードのそれぞれは、
    前記伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第2通信手段と、
    当該ノードと直接的に通信可能である機器毎に、前記コーディネータから当該機器を経由して当該ノードに至るまでの経路における、リンク数と各機器のアドレスと経路コストとを含む第2ルート情報が格納された第2ルートテーブルを記憶する第2ルートテーブル記憶手段と、
    受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第2ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第2転送手段と、を備える、空調システム。
  3. 前記コーディネータは、一定時間以内に受信した複数のデータフレームの転送先が同一の場合、当該複数のデータフレームをまとめて転送する、請求項1又は2に記載の空調システム。
  4. 伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第1通信手段と、
    複数の室内機毎に、自身から当該室内機に至るまでの経路における、リンク数と各室内機のアドレスとを含む第1ルート情報が格納された第1ルートテーブルを記憶する第1ルートテーブル記憶手段と、
    受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第1ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第1転送手段と、を備える、室外機。
  5. 伝送ラインを介して他の機器と高周波通信するための第2通信手段と、
    自身と直接的に通信可能である機器毎に、室外機から当該機器を経由して自身に至るまでの経路における、リンク数と各機器のアドレスと経路コストとを含む第2ルート情報が格納された第2ルートテーブルを記憶する第2ルートテーブル記憶手段と、
    受信したデータフレームの転送が必要な場合、前記第2ルートテーブルを参照して転送先となる機器を選択し、選択した機器に前記データフレームを転送する第2転送手段と、を備える、室内機。
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