以下は、ユーティリティグリッド内の故障を位置付ける方法、装置、及びシステムに関する様々な概念、及び方法、装置、及びシステムの実装形態の、より詳細な説明である。上記で紹介され、以下にさらに詳細に議論される様々な概念は、多数の方法の任意において実装され得る。
ユーティリティグリッド、又はユーティリティ配電システムは、電気を配り得る。ユーティリティグリッドを管理するシステムは、アナログ電圧波形などの、計量デバイスからの測定値に基づいて、ユーティリティグリッド内の計量デバイス(例えば、メータ、アダプタ、スマートグリッドチップ、又は他の電気測定デバイス)に対する故障又は停電の発生地又は原因を位置付け得る。各計量デバイスは、PONがトリガされる前、トリガされるとき、或いはトリガされた後などの、所定の条件がトリガされるとき、少なくとも1つの変化率を判定し得る。各計量デバイスは、電気の低下中の変化率の値を含む時系列(例えば、PON開始からPON終了まで)を生成し得る。いくつかのケースでは、システムは、測定値を、個々の計量デバイスから受信し、測定値に基づいて変化率(例えば、各計量デバイスと関連付けられたそれぞれの値)を計算し得る。システムは、様々な計量デバイスからの計算された変化率(例えば、各計量デバイスからの時系列と関連付けられた少なくとも1つの値)をマップ上にプロットし、時系列を生成し得る。時系列は、停電中の電気の特性(例えば、勾配、パターン、挙動、又は波形)を含み得る。システムは、時系列(又は時系列の特性)を、電気的(例えば、電圧又は電流)挙動のパターン(例えば、停電中の計量デバイスの過去のデータに基づいて、或いは故障位置に対する計量デバイスに関して計算され、或いは判定された物理的に推測される電気特性に基づいて判定される)と比較し得る。1つ又は複数のパターンとの類似性を含む比較に基づいて、システムは、故障位置の上流、下流、又は比較的近くなどの、故障位置(例えば、停電の発生地)に対する計量デバイスの位置を判定し得る。したがって、システムは、第1のパターンと関連付けられた1つ又は複数の計量デバイスから下流に、或いは第2のパターンと関連付けられた1つ又は複数の計量デバイスから上流に位置付けられるなどの、停電の発生地を位置付けることができ、それによって、サービス(例えば、電気ユーティリティ又は配電)を復旧する時間を短縮し、CAIDIスコアを減少させ、配電サービスのより少ない中断から顧客満足を向上させ得る。
ここで図1を参照すると、例示的なユーティリティ配電環境は、示される。ユーティリティ配電環境は、ユーティリティグリッド100を含み得る。ユーティリティグリッド100は、コンピューティングデバイス700又はデータ処理システム202(例えば、図2と併せて)などの、1つ又は複数のデバイス、アセット、又はデジタル計算デバイス及びシステムを有する配電グリッドを含み得る。簡単な概要では、ユーティリティグリッド100は、サブシステム送電バス102を介して、且つ/或いは変電所変圧器104を介して、電圧調整変圧器106aに接続され得る電源101を含む。電圧調整変圧器106aは、電圧コントローラ108によってレギュレータインタフェース110で制御され得る。電圧調整変圧器106aは、任意に、任意の配電変圧器114を介して1次配電回路112上で2次利用回路116と、1つ又は複数の電気或いは電子デバイス119とに結合され得る。電圧調整変圧器106aは、異なる電圧レベルで電気を供給する各タップ出力106bを有する複数のタップ出力106bを含み得る。ユーティリティグリッド100は、任意の電位変圧器120a-120nを介して2次利用回路116に結合され得る監視デバイス118a-118nを含み得る。監視或いは計量デバイス118a-118nは、バス102に結合された電源101から回路112又は116に接続された1つ又は複数の電気デバイス119に供給される電気の測定値及び連続電圧信号を検出し得る(例えば、連続的に、周期的に、時間間隔に基づいて、イベント又はトリガに応答して)。電圧コントローラ108は、通信媒体122を介して、計量デバイス118a-118nによって取得された測定値を受信し、測定値を使用し、電圧タップ設定に関する判定を行い、表示をレギュレータインタフェース110に提供し得る。レギュレータインタフェースは、電圧調整変圧器106aと通信し、出力タップレベル106bを調整し得る。
また、図1を参照し、さらなる詳細では、ユーティリティグリッド100は、電源101を含む。電源101は、配電のために電力を生成するように構成されている設備などの発電所を含み得る。電源101は、電力を生成するエンジン又は他の装置を含み得る。電源101は、電力又はエネルギーを1つ状態から別の状態に変換することによって、電力を生成し得る。いくつかの実施形態では、電源101は、発電所(power plant)、発電所(power station)、発電所(generating station)、発電所(powerhouse)、又は発電所(generating plant)と呼ばれ、或いは含み得る。いくつかの実施形態では、電源101は、磁場と導体との間に相対運動を生成することによって、機械力を電力に変換する回転機械などの、発電機を含み得る。電源101は、例えば、石炭、石油、及び天然ガスなどの化石燃料、原子力、又は太陽光、風、波、及び水力発電などの、よりクリーンな再生可能資源を含む1つ又は複数のエネルギー源を使用し、発電機を回転させ得る。
いくつかの実施形態では、ユーティリティグリッド100は、1つ又は複数の変電所送電バス102を含む。変電所送電バス102は、電源101から変電所104又は配電ポイント114に電気を配るために使用される架空送電線をサポートする構造物(例えば、鋼製鉄塔、コンクリート、木材など)などの、送電塔を含み、或いは指し得る。送電塔102は、高圧AC及びDCシステムにおいて使用されることがあり、多種多様な形状及びサイズがある。例示的な一実施例では、送電塔は、15-55メートルデバイス以上の高さに及び得る。送電塔102は、例えば、懸垂、終端、張力、及び転位を含む様々なタイプであり得る。いくつかの実施形態では、ユーティリティグリッド100は、送電塔102に加えて、或いは送電塔102の代わりに、地下送電線を含み得る。
いくつかの実施形態では、ユーティリティグリッド100は、変電所(substation)104又は変電所(electrical substation)104又は変電所変圧器104を含む。変電所は、電気生成、送電、及び配電システムの一部であり得る。いくつかの実施形態では、変電所104は、電圧をハイ(high)からロー(low)に、或いはその逆を変換し、或いはいくつかの他の機能の任意を実行し、配電を容易にする。いくつかの実施形態では、ユーティリティグリッド100は、発電所101と消費者電気デバイス119との間に、異なる電圧レベルでそれらを介して流れる電流を有するいくつかの変電所104を含み得る。
変電所104は、(例えば、監視制御及びデータ取得システム又はデータ処理システム202を介して)遠隔に操作され、監視され、制御され得る。変電所は、1つ又は複数の変圧器を含み、高い送電電圧と、より低い配電電圧との間で、或いは2つの異なる送電電圧の相互接続において、電圧レベルを変化し得る。
調整変圧器106は、(1)配電のために使用されるマルチタップ自動変圧器(単相又は3相)、又は(2)変電所変圧器104に統合され、送電及び配電の両方のために使用され得る負荷時タップ切換器(3相変圧器)を含み得る。本明細書に説明される示されたシステムは、単相配電システム又は3相配電システムのいずれかとして実装され得る。ユーティリティグリッド100は、交流(AC)配電システムを含むことがあり、用語電圧は、いくつかの実施形態では、「RMS電圧」を指し得る。
ユーティリティグリッド100は、配電ポイント114又は配電変圧器114を含むことがあり、配電システムを指し得る。いくつかの実施形態では、配電ポイント114は、電力の供給における最終段階又は最終段階付近であり得る。例えば、配電ポイント114は、電気を、送電システム(1つ又は複数の送電塔102を含み得る)から個々の消費者119に運び得る。いくつかの実施形態では、例えば、配電システムは、変電所104を含み、送電システムに接続し、変圧器の使用と共に送電電圧を2kV-35kVの間に及ぶ中電圧に下げ得る。1次配電線又は回路112は、この中電圧の電力を宅内119の近くに位置付けられた配電変圧器に運ぶ。配電変圧器は、電圧を電化製品の利用電圧にさらに下げることができ、この電圧で2次配電線又は回路116を介して数名の顧客119に給電し得る。商業用及び住宅用の顧客119は、サービスドロップを介して2次配電線に接続され得る。いくつかの実施形態では、高負荷を要求する顧客は、1次配電レベル又は副送電レベルで直接的に接続され得る。
ユーティリティグリッド100は、1つ又は複数の消費者サイト119を含み、或いは結合し得る。消費者サイト119は、例えば、ビル、家屋、ショッピングモール、工場、オフィスビル、住宅ビル、商業ビル、スタジアム、映画館などを含み得る。消費者サイト119は、電力線(地上又は地下)を介して電気を配電ポイント114から受け取るように構成され得る。消費者サイト119は、電力線を介して配電ポイント114に結合され得る。消費者サイト119は、サイト計量デバイス118a-n又は高度メータリングインフラストラクチャ(「AMI」)にさらに結合され得る。サイト計量デバイス118a-nは、制御可能な1次回路セグメント112と関連付けられ得る。関連付けは、データベース内のデータファイルにポインタ、リンク、フィールド、データレコード、又は他のインジケータとして格納され得る。
ユーティリティグリッド100は、サイト計量デバイス118a-n又はAMIを含み得る。サイト計量デバイス118a-nは、エネルギー使用量を測定し、収集し、解析し、要求に応じて或いはスケジュール通りのいずれかで、電力メータ、ガスメータ、ヒートメータ、及び水道メータなどの計量デバイスと通信し得る。サイト計量デバイス118a-nは、ハードウェア、ソフトウェア、通信、消費者エネルギーディスプレイ及びコントローラ、顧客関連システム、メータデータ管理(MDM)ソフトウェア、又は供給者ビジネスシステムを含み得る。いくつかの実施形態では、サイト計量デバイス118a-nは、リアルタイムで、或いは時間間隔に基づいて、電気使用量のサンプルを取得し、情報を伝達し、送信し、或いは他の方法で提供し得る。いくつかの実施形態では、サイト計量デバイス118a-nによって収集された情報は、メータ観測又は計量観測と呼ばれることがあり、電気使用量のサンプルを含み得る。いくつかの実施形態では、サイト計量デバイス118a-nは、サイト計量デバイス118a-nの固有識別子、消費者の固有識別子、タイムスタンプ、日付スタンプ、温度読み取り値、湿度読み取り値、周囲温度読み取り値などのさらなる情報と共に、計量観測値を伝達し得る。いくつかの実施形態では、各消費者サイト119(又は電子デバイス)は、対応するサイト計量デバイス又は監視デバイス118a-118nを含み、或いは結合され得る。
監視デバイス118a-118nは、通信媒体122a-122nを介して電圧コントローラ108に結合され得る。電圧コントローラ108は、ユーティリティグリッドを介して供給され、或いは提供される電気を調整し、或いは制御することを容易にする電気の値を(例えば、離散時間的に、連続的に、或いは時間間隔に基づいて、或いは条件/イベントに応答して)計算し得る。例えば、電圧コントローラ108は、供給される電気(例えば、電源101から供給される)が、1つ又は複数の電気デバイス119による変動する電気消費の結果として、下回って、或いは上回って低下しない推定された逸脱電圧レベルを計算し得る。逸脱電圧レベルは、所定の信頼レベル及び検出された測定値に基づいて計算され得る。電圧コントローラ108は、サンプリングされた信号を計量デバイス118a-118nから受信する電圧信号処理回路126を含み得る。計量デバイス118a-118nは、サンプリングされた電圧信号が時系列(例えば、スペクトルエイリアスのない均一な時系列又は不均一な時系列)としてサンプリングされるように、電圧信号を処理し、サンプリングし得る。
電圧信号処理回路126は、通信媒体122a-nを介して、信号を計量デバイス118a-nから受信し、信号を処理し、それらを電圧調整決定処理回路128に供給し得る。本明細書では、用語「回路(サーキット)」は、使用されるが、用語は、本開示を特定のタイプのハードウェア又は設計に限定することを意味されず、用語「要素」、「ハードウェア」、「デバイス」、又は「装置」などの、概して既知の他の用語は、用語「回路(サーキット)」と同義に、或いは用語「回路(サーキット)」の代わりに使用されることがあり、同じ機能を実行し得る。例えば、いくつかの実施形態では、機能性は、例えば、1つ又は複数ののデジタル信号処理アルゴリズムを実装する、1つ又は複数のデジタルプロセッサを使用して実施され得る。調整決定処理回路128は、定義された決定境界に関する電圧位置を判定し、判定された位置に応答してタップ位置及び設定を設定し得る。例えば、電圧コントローラ108の調整決定処理回路128は、電気デバイスに供給される電気の電圧レベル出力を調整するために使用される逸脱電圧レベルを計算し得る。したがって、調整変圧器106の複数のタップ設定のうちの1つは、レギュレータインタフェース110を介して電圧コントローラ108によって連続的に選択され、計算された逸脱電圧レベルに基づいて、電気を1つ又は複数の電気デバイスに供給し得る。電圧コントローラ108はまた、レギュレータインタフェース110を介して、電圧調整変圧器106a又は出力タップ設定106bについての情報を受信し得る。レギュレータインタフェース110は、電圧コントローラ108からの指示信号に応答して、電圧調整変圧器106の複数のタップ設定のうちの1つを選択するためのプロセッサ制御回路を含み得る。計算された逸脱電圧レベルが変化するとき、調整変圧器106aの他のタップ設定106b(又は設定)は、電圧コントローラ108によって選択され、1つ又は複数の電気デバイス119に供給される電気の電圧レベルを変化する。
ネットワーク140は、有線或いは無線リンクを介して接続され得る。有線リンクは、デジタル加入者線(DSL)、同軸ケーブル回線、又は光ファイバ回線を含み得る。無線リンクは、BLUETOOTH(登録商標)、Wi-Fi、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX)、赤外線チャネル、又はサテライトバンドを含み得る。無線リンクはまた、1G、2G、3G、又は4Gとみなす規格を含む、モバイルデバイス間で通信するために使用される任意のセルラネットワーク規格を含み得る。ネットワーク規格は、国際電気通信連合によって維持される仕様などの仕様又は規格を満たすことによって、1つ又は複数の世代のモバイル電気通信規格とみなされ得る。例えば、3G規格は、次世代移動通信-2000(IMT-2000)仕様に対応し、4G規格は、次世代移動通信アドバンスト(IMT-Advanced)仕様に対応し得る。セルラネットワーク規格の実施例は、AMPS、GSM、GPRS、UMTS、LTE、LTE Advanced、Mobile WiMAX、及びWiMAX-Advancedを含む。セルラネットワーク規格は、様々なチャネルアクセス方式、例えば、FDMA、TDMA、CDMA、又はSDMAを使用し得る。いくつかの実施形態では、異なるタイプのデータは、異なるリンク及び規格を介して送信され得る。他の実施形態では、同じタイプのデータは、異なるリンク及び規格を介して送信され得る。
ネットワーク140は、任意のタイプ及び/又は形態のネットワークであり得る。ネットワーク140の地理的範囲は、広く変化することがあり、ネットワーク140は、ボディエリアネットワーク(BAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、例えば、イントラネット、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、又はインターネットであり得る。ネットワーク140のトポロジは、任意の形態であることがあり、例えば、以下の、ポイントツーポイント、バス、スター、リング、メッシュ、又はツリーの任意を含み得る。ネットワーク140は、仮想であり、他のネットワーク140の1つ又は複数の層上に位置するオーバーレイネットワークであり得る。ネットワーク140は、本明細書に説明される動作をサポートすることができる当業者に知られているような任意のそのようなネットワークトポロジであり得る。ネットワーク140は、例えば、イーサネットプロトコル、インターネットプロトコルスイート(TCP/IP)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)技術、SONET(Synchronous Optical Networking)プロトコル、又はSDH(Synchronous Digital Hierarchy)プロトコルを含む、プロトコルの異なる技術及び層又はスタックを利用し得る。TCP/IPインターネットプロトコルスイートは、アプリケーション層、トランスポート層、インターネット層(例えば、IPv6を含む)、又はリンク層を含み得る。ネットワーク140は、ブロードキャストネットワーク、電気通信ネットワーク、データ通信ネットワーク、又はコンピュータネットワークの一種であり得る。
ユーティリティグリッド100の1つ又は複数のコンポーネント、アセット、又はデバイスは、ネットワーク140を介して通信し得る。ユーティリティグリッド100は、パブリックネットワーク又はプライベートネットワークなどの、1つ又は複数のネットワークを使用し得る。ユーティリティグリッド100は、ネットワーク140を介して、ユーティリティグリッド100と通信し、インタフェースし、或いは制御するように設計され、構築されたデータ処理システム202と通信し、或いはインタフェースし得る。ユーティリティグリッド100の各アセット、デバイス、又はコンポーネントは、1つ又は複数のコンピューティングデバイス700、又はコンピューティングデバイス700の一部分、又はコンピューティングデバイス700のいくつか或いは全ての機能性を含み得る。
図2を参照すると、ユーティリティグリッド内の故障を位置付ける例示的なシステムを示すブロックダイアグラムは、示される。システム200は、少なくとも1つのユーティリティグリッド100、少なくとも1つのデータ処理システム202、又は少なくとも1つのサーバ204を含み、インタフェースし、アクセスし、或いは他の方法で通信し得る。データ処理システム202は、ユーティリティグリッド100を管理し、或いはユーティリティグリッド100内の1つ又は複数の故障又は停電の発生地を位置付けるための、本明細書で議論される特徴又は機能性を実行するように構成されている1つ又は複数のコンポーネント(例えば、1つ又は複数のプロセッサ、メモリ、データベース、インタフェースなど)を含み得る。データ処理システム202は、ユーティリティグリッド100において位置付けられた計量デバイスに対応し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、ユーティリティグリッド100又はサーバ204から離れたコンピューティングデバイスであり得る。いくつかの他のケースでは、データ処理システム202は、特徴及び機能性を実行し、ユーティリティグリッド100を管理するように構成されている、サーバ204とは異なる別のサーバであり得る。データ処理システム202は、ネットワーク140を介して、システム200の他のコンポーネント(例えば、ユーティリティグリッド100又はサーバ204)に、或いはシステム200の他のコンポーネントから、データを送信し、或いは受信し得る。ユーティリティグリッド100及びネットワーク140は、図1と併せて参照され得る。ユーティリティグリッド100又はシステム200の1つ又は複数のデバイス、コンポーネント、又はシステム(例えば、データ処理システム202、サーバ204、計量デバイス118など)は、ハードウェア、ソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアコンポーネントの組み合わせで構成され得る。
サーバ204は、ハードウェア、ソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアコンポーネントの組み合わせで実装され得る。サーバ204は、データ処理システム202及びユーティリティグリッド100からのリモートコンピューティングデバイス又はリモート処理コンポーネントであり得る。いくつかのケースでは、サーバ204は、データをデータ処理システム202から格納するように構成されているなどの、クラウドストレージデバイスを含み、或いはクラウドストレージデバイスであり得る。例えば、サーバ204は、ユーティリティグリッド100の測定され、或いは処理されたデータなどの、データをデータ処理システム202から受信し得る。サーバ204は、データ処理システム202による検索のためにこれらのデータを格納し得る。いくつかのケースでは、サーバ204は、1つ又は複数の処理論理又はコンポーネントを含み、データ処理システム202から受信され命令に従って、1つ又は複数のタスクを実行し得る。例えば、サーバ204は、委任されたタスク又は目的をデータ処理システム202から受信し得る。サーバ204は、データ処理システム202から受信されたデータを処理し、処理されたデータをデータ処理システム202に送信し返し得る。いくつかのケースでは、サーバ204は、データ処理システム202の他の特徴又は機能性を実行し得る。
ネットワーク140は、ユーティリティグリッド100、データ処理システム202、及びサーバ204などの、通信のためのデバイス、コンポーネント、又はシステムを結合し得る。例えば、システム200内のデバイス又はシステム(例えば、データ処理システム202、サーバ204、ユーティリティグリッド100など)は、ネットワーク140を介して情報を通信し、或いは交換し得る。
データ処理システム202は、1つ又は複数の特徴を実行し(例えば、電気特性を収集し、処理し)、ユーティリティグリッド100における故障の位置を三角測量するように構成されている計量デバイス118のうちの1つなどの、少なくとも1つの計量デバイス118を含み、或いは対応し得る。データ処理システム202は、ユーティリティグリッド100の計量デバイス又はコンピューティングデバイス上に存在し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、ユーティリティグリッド100の外部の、或いはユーティリティグリッド100から離れたコンピューティングデバイス又はサーバ上に存在し得る。例えば、データ処理システム202は、クラウドコンピューティング環境又は分散コンピューティング環境に存在し、或いは実行し得る。データ処理システム202は、ユーティリティグリッド100全体に位置付けられた複数のローカルコンピューティングデバイス上に存在し、或いは実行し得る。例えば、ユーティリティグリッド100は、各々がデータ処理システム202の1つ又は複数のコンポーネント又は機能性で構成されている複数のローカルコンピューティングデバイスを含み得る。
データ処理システム202は、ユーティリティグリッド100(例えば、配電グリッド)上の故障の位置を位置付け、或いは判定する1つ又は複数のコンポーネント、例えば、少なくとも1つのインタフェース206、少なくとも1つの電気検出器208、少なくとも1つの時系列生成器210、少なくとも1つのメータロケータ212、及び少なくとも1つのデータベース214を含み得る。データ処理システム202のコンポーネント(例えば、インタフェース206、電気検出器208、時系列生成器210、メータロケータ212、又はデータベース214)の各々は、ハードウェア、又は、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせを使用して実装され得る。データ処理システム202の各コンポーネントは、メモリユニット(例えば、メモリ715又はストレージデバイス725)からフェッチされた命令に応答し、処理する論理回路(例えば、中央処理装置又はCPU)を含み得る。データ処理システム202の各コンポーネントは、マイクロプロセッサ又はマルチコアプロセッサを含み、或いは使用し得る。マルチコアプロセッサは、単一のコンピューティングコンポーネント上に2つ以上の処理ユニットを含み得る。データ処理システム202の各コンポーネントは、任意のこれらのプロセッサ、又は本明細書に説明されるように動作することができる任意の他のプロセッサに基づき得る。各プロセッサは、命令レベルの並列性、スレッドレベルの並列性、異なるレベルのキャッシュなどを利用し得る。例えば、データ処理システム202は、ネットワーク140を介して通信する少なくとも1つのプロセッサを有するコンピューティングデバイス又はサーバなどのうちの少なくとも1つの論理デバイスを含み得る。
データ処理システム202のコンポーネント及び要素(例えば、インタフェース206、電気検出器208、時系列生成器210、メータロケータ212、又はデータベース214)は、別個のコンポーネント、単一のコンポーネント、又はデータ処理システム202の一部であり得る。例えば、データ処理システム202の個々のコンポーネント又は要素は、同時に動作し、本明細書で議論される少なくとも1つの特徴又は機能を実行し得る。別の実施例では、データ処理システム202のコンポーネントは、個々の命令又はタスクを実行し得る。さらに別の実施例では、データ処理システム202のコンポーネントは、本明細書で議論される1つ又は複数の特徴又は機能を実行する単一のコンポーネントであり得る。データ処理システム202のコンポーネントは、インタフェース206を介してなど、互いに接続され、或いは互いに通信可能に結合され得る。データ処理システム202の様々なコンポーネント間の接続は、有線又は無線、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。対応するシステム又はコンポーネントは、他のコンピューティングデバイス上でホストされ得る。
インタフェース206は、ネットワーク140、システム200内のデバイス(例えば、サーバ204又はユーティリティグリッド100)、又はデータ処理システム202のコンポーネントとインタフェースし得る。インタフェース206は、図1と併せてなど、1つ又は複数の計量デバイス118の通信インタフェースと類似の特徴及び機能性を含み、前述されたコンポーネントとインタフェースし得る。例えば、インタフェース206は、標準電話回線LAN又はWANリンク(例えば、802.11、T1、T3、ギガビットイーサネット、インフィニバンド)、ブロードバンド接続(例えば、ISDN、フレームリレー、ATM、ギガビットイーサネット、Ethernet-over-SONET、ADSL、VDSL、BPON、GPON、FiOSを含む光ファイバ)、無線接続、又は上記の任意或いは全てのいくつかの組み合わせを含み得る。接続は、様々な通信プロトコル(例えば、TCP/IP、イーサネット、ARCNET、SONET、SDH、ファイバ分散データインタフェース(FDDI)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac CDMA、GSM、WiMax、及び直接非同期接続)を使用して確立され得る。インタフェース206は、少なくとも、内蔵ネットワークアダプタ、ネットワークインタフェースカード、PCMCIAネットワークカード、EXPRESSCARDネットワークカード、カードバスネットワークアダプタ、ワイヤレスネットワークアダプタ、USBネットワークアダプタ、モデム、又はシステム200内の1つ又は複数のデバイスを任意のタイプの通信できるネットワークにインタフェースするのに適した任意の他のデバイスを含み得る。インタフェース206は、1つ又は複数の前述されたコンポーネントと通信し、ユーティリティグリッド100内の個々の計量デバイス118への配電を代表するデータなどの、サーバ204又はユーティリティグリッド100のうちの少なくとも1つからデータを受信し得る。
データ処理システム202は、測定値を、ユーティリティグリッド100内の2つ以上の計量デバイスから取得し得る。計量デバイスは、計量デバイス118のうちの少なくとも2つを含み、或いは指し得る。データ処理システム202は、測定値をサーバ204から取得し得る。例えば、計量デバイス118は、ストレージ又は処理のために、測定値又はデータをサーバ204に送信してもよい。このケースでは、データ処理システム202は、1つ又は複数の計量デバイス118から収集された、測定され、或いは処理されたデータをサーバ204からアクセスし、或いは取得し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、計量デバイス118のうちの少なくとも1つに対応し得る。例えば、データ処理システム202の少なくとも1つのコンポーネント(例えば、電気検出器208)は、電気信号又は電力を、変電所104(又は配電ポイント114)から受信し、測定(例えば、計量デバイス118の測定回路の1つ又は複数の特徴)を実行し得る。
電気検出器208は、デジタル化されたサンプルにおいて正確に分解するために、アナログ電圧波形を高いサンプリングレート(例えば、0.5KHz、1KHz、2KHz、3KHz、6kHz又はそれよりも高く)で測定し、或いは検出し得る。いくつかのケースでは、電気検出器208は、アナログ電流波形をサンプリングレート(例えば、1kHz又はそれよりも高く)で測定し得る。電気検出器208は、アナログ波形(例えば、電圧又は電流波形)を、ユーティリティグリッド100上の特定の位置(例えば、それぞれの計量デバイス118又はデータ処理システム202の位置)で測定し得る。アナログ波形は、電源101又は変電所104のうちの少なくとも1つによって供給される電圧、電流、又は電力を表し得る。他のデータ処理システム又は計量デバイス118は、停電を経験している様々な計量デバイス118に関して、ユーティリティグリッド100における故障の位置を三角測量することなどの、本明細書で議論される同様の特徴又は機能性を実行し得る。
電気検出器208は、二乗平均平方根(RMS)信号を、RMS電圧信号、RMS電流信号、又はRMS電力信号などの、アナログ波形から判定し得る。実施例を提供する目的のために、電圧波形又はRMS電圧信号は、停電を検出し、故障を位置付けるために使用され得るが、他の電気波形又は信号(例えば、電流、電力など)は、測定され、同様の特徴を実行するために使用され得る。例えば、電気検出器208は、電圧波形の、ピーク、ピークツーピーク、又は平均のうちの少なくとも1つに基づいてRMS電圧信号を判定し得る。電気検出器208は、RMS信号の半サイクルを、測定された波形から判定し得る(例えば、RMS信号は、波形を半サイクルだけ遅れさせてもよい)。いくつかのケースでは、電気検出器208は、対応する波形の半サイクルよりも大きい或いは小さいRMS信号を計算し得る。
測定値に基づいて、電気検出器208は、ユーティリティグリッド100における電気の特性を判定し得る。例えば、RMS信号は、電気検出器208によって測定され、検出され、判定され、或いは他の方法で特徴付けられた電気の特性に対応し、或いは表し得る。いくつかのケースでは、アナログ波形は、電気検出器208によって検出された電気の特性に対応し、或いは表し得る。電気の特性は、安定(例えば、一定のVrms)、変動、増加、減少、低下、又は他のパターン若しくは挙動のうちの少なくとも1つを含み得る。電気の特性は、変電所104から配られた電気に基づいて、或いは1つ又は複数の計量デバイス118(又はデータ処理システム)における中断に起因して、或いは1つ又は複数の計量デバイス118(又はデータ処理システム)間の中断に起因して、変化し得る。いくつかのケースでは、電気の特性は、ブレーカが変電所104でトリップされるか否かに基づき得る。
電気検出器208は、信号(例えば、Vrms、Irms、Prmsなど)と閾値との間の比較に基づいてなど、閾値を下回る電気の特性(例えば、RMS信号)の低下を検出し得る。閾値は、低下閾値、特性閾値、又は最小電気閾値を含み、対応し、或いは呼ばれ得る。閾値は、データ処理システム202の管理者又は計量デバイス118の製造業者によって構成されており、或いは設定され得る。閾値は、計量デバイス118又はエンティティ(例えば、ビルなど)に供給される電気の平均、最大、又は予想される振幅(例えば、量)に関するパーセンテージ又は値であり得る。例えば、閾値は、90%、85%、80%などに設定されてもよい。別の実施例では、計量デバイス118に供給される平均電気又は予想される電気が120Vrmsである場合、閾値は、108Vrms、102Vrms、96Vrmsなどに設定されてもよい。このケースでは、閾値は、個々の計量デバイス118に供給される電気に関してであってもよい。いくつかのケースでは、異なる計量デバイス118は、異なる振幅(例えば、170Vrms、150Vrmsなど)で供給され得る。
電気検出器208は、電気の低下(例えば、電気にの特性)を判定するように、波形を測定し、検出し、或いは取得することに応答して、RMS信号を連続的に(例えば、サンプルレートで)判定し得る。いくつかのケースでは、電気検出器208は、波形を使用して、閾値を下回る電圧の低下に応答して、RMSを計算し得る。例えば、電気検出器208は、ピーク、ピークツーピーク、又は平均電圧のうちの少なくとも1つが所定の閾値(例えば、振幅、パーセンテージ、最小値など)を下回って低下することを判定し得る。電気検出器208は、電気の低下に応答して、対応する波形のVrmsを判定し得る。電気検出器208は、例えば、波形の電圧が閾値を下回って低下する期間前に、閾値を下回って低下する期間に、或いは閾値を下回って低下する期間後にVrmsを判定し得る。
電気検出器208は、閾値を下回る電気的低下(例えば、電気の低下又は電気の特性)に応答して、停電通知(PON)タイマを設定し、或いはトリガし得る。PONタイマは、カウントダウン又はタイマを、電気が閾値を下回って低下する時間から開始し得る。例えば、PONタイマは、0.2ms、0.1ms、0.05ms、0.025msなどに設定され、或いは予め構成されていてもよい。PONタイマは、閾値を上回って復旧する電気(例えば、電圧)に応答して、停止され、或いはリセットされ得る。電気信号が閾値を上回って復旧せず、或いは増加しない(例えば、閾値を下回るRMSを維持し、或いは持続する)場合、電気検出器208は、タイムアウトを、PONタイマに基づいて、或いはPONタイマから検出し得る。PONタイマは、規格(例えば、PON規格、メータ規格など)に基づいて、計量デバイスの製造業者によって、或いはデータ処理システム202の管理者によって、予め構成され得る。
タイムアウトに応答して、電気検出器208は、PON送信プロセスをトリガし得る。例えば、電気検出器208は、PONタイマのタイムアウトに応答して、PONを、サーバ204、ユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイス、第2のデータ処理システム、少なくとも1つの他の計量デバイス、又はネットワーク140に接続された他のデバイスに送信し得る。いくつかのケースでは、電気検出器208は、停電を経験するユーティリティグリッド100に位置付けられた計量デバイスのサブセットなどの、様々な他の計量デバイスからPONを受信し得る。PONは、少なくとも、それぞれの計量デバイスの識別子(例えば、計量デバイスID)と、1つ又は複数のタイムスタンプとを含み得る。タイムスタンプは、とりわけ、PON開始(例えば、PONタイマの開始)、PON終了(例えば、PONタイマのタイムアウト)、PON送信プロセスのトリガのうちの少なくとも1つと関連付けられ得る。計量デバイスIDは、位置、測定された波形、計算されたRMS信号、生成された時系列などの、それぞれの計量デバイスと関連付けられた情報を取得するために使用され得る。例えば、電気検出器208(例えば、又は時系列生成器210又はメータロケータ212)は、計量デバイスIDと関連付けられた位置、電気測定データなどの、関連付けられた計量デバイス情報を格納する計量デバイスのリスト(例えば、計量デバイスID)を含むテーブルにアクセスし得る。したがって、電気検出器208、又はデータ処理システム202の他のコンポーネント(例えば、時系列生成器210又はメータロケータ212)は、停電を経験しているユーティリティグリッド100に位置付けられた様々な計量デバイスによって測定され、或いは計算された電気の特性を検索し、或いは取得し得る。いくつかのケースでは、計量デバイスのリスト及び関連付けられた情報のリストを含むテーブルは、サーバ204に格納されてもよい。いくつかのケースでは、テーブルは、データ処理システム202にローカル、又は個々の計量デバイス118にローカルなどの、データベース214に格納され得る。いくつかのケースでは、1つ又は複数の計量デバイスは、PONと共に、或いはPONの一部として、電気の特性を含む情報を送信し得る。
いくつかのケースでは、検出され、或いは測定された波形は、停電前に、或いは停電中、電力のタイプに基づいてなど、特性において変化し得る。例えば、電気検出器208は、単相、3相電力(例えば、A相、B相、及びC相)などの波形を測定し、或いは検出し得る。ゾーン(例えば、計量デバイスのエリア又は位置)内、或いは同じ変電所104の下で計量デバイスを接続する電力線は、類似のタイプの電力(例えば、単相或いは3相電力)を供給し得る。いくつかのケースでは、特定の計量デバイスは、他の計量デバイスとは異なる電力のタイプを受信してもよい。例えば、第1の計量デバイスは、単相電力の波形を測定してもよく、第2の計量デバイスは、3相電力の別の波形を測定してもよい。単相電力に関して、電気検出器208は、単一の波形を経時的に測定し得る。3相電力に関して、電気検出器208は、3相と関連付けられた3つの波形を測定し、或いは検出し得る。電気検出器208、時系列生成器210、又はメータロケータ212は、本明細書で議論されるように、1つ又は複数の相を解析し得る。
例えば、計量デバイス、ユーティリティグリッド100、又はデータ処理システム202の管理者又はオペレータによる事前構成に基づいて、電気検出器208は、時系列を生成するための計量デバイスによって測定された、相の1つ又は複数の相のRMS信号を判定し得る。電気検出器208は、どの相が故障したか、例えば、電気の低下を引き起こされ、それによって、PON送信プロセスをトリガする相に基づいて、どの相を解析するかを判定し得る。いくつかのケースでは、電気検出器208は、複数の故障相を解析することを判定してもよい。したがって、電気検出器208は、測定された波形の1つ又は複数の相のRMS信号を判定し、少なくとも1つの時系列を生成するための時系列生成器210を提供し得る。
時系列生成器210は、低下の検出に続く所定のサイクル数の電気の特性の変化率の時系列を生成し得る。時系列生成器210は、1つ又は複数の計量デバイスの電気の特性の低下(例えば、閾値よりも低いRMS信号)を検出することに応答して、時系列を生成し得る。いくつかのケースでは、時系列生成器210は、PONをユーティリティグリッド100内の計量デバイスから受信することに応答して、時系列を生成してもよい。PONを受信することは、少なくとも、PONを送信する計量デバイスのサブセットのRMS信号、タイムスタンプ(例えば、PON開始、PON終了など)、計量デバイスID、PONを送信する計量デバイスの位置などを蓄積すること、又は取得することに対応し、或いは含み得る。例えば、時系列生成器210は、アクティブな計量デバイスの数と、停電に応答して受信されたPONの数とのカウントを監視し得る。時系列生成器210は、メータの総数の50%、70%、85%、90%、95%などの、停電を経験している計量デバイスから、PONの所定の部分(例えば、RMS信号及び少なくともPON開始のタイムスタンプを含む)を取得することに応答して、時系列を生成するように進め得る。
いくつかのケースでは、時系列生成器210は、10、20、50などの、少なくとも所定の数のPONを受信することに応答して、時系列生成プロセスを開始してもよく、個々のPONは、それぞれのメータと関連付けられてもよい。いくつかのケースでは、少なくとも1つの計量デバイスは、電気が、PON送信プロセスをトリガすることに続いて、閾値を上下して変動させるときなど、複数のPONを送信してもよい。別の実施例では、時系列生成器210は、PON(例えば、PON送信プロセス)をトリガすることに続いて、通知を受信し、或いは電気検出器208によってトリガされ、時系列を生成してもよい。
いくつかのケースでは、時系列生成器210は、PON(例えば、第1のPON)を受信し、或いは検出したことに続いて、所定の時間に、時系列生成プロセスを開始してもよい。例えば、所定の時間は、0.1秒、0.05秒などの、停電を経験している様々な計量デバイス(例えば、計量デバイスの総数の80%、90%など)を提供し、PONを送信する任意の時間の長さであってもよい。したがって、時系列生成器210は、第1のPONを受信した後、所定の時間待機し(例えば、1つ又は複数の計量デバイスの電気の特性は、閾値を上回って上昇しない)、時系列を生成するためのデータを収集し得る。
時系列を生成するために、時系列生成器210は、RMS信号(例えば、RMS電圧信号、RMS電流信号など)の時間微分(例えば、dV/dt、dI/dtなど)を判定し得る。信号の導関数は、特定の時点におけるRMS信号の変化率を表し得る。例えば、より高いdV/dtは、より大きい変化率に対応し、より低いdV/dtは、より低い電気の変化率(例えば、特定の計量デバイスの電気の低下率)に対応する。時系列生成器210は、電気低下中の期間(例えば、信号の時点)におけるRMS信号の導関数を計算し、或いは判定し得る。導関数を判定する時間は、PON開始時、PON開始前、或いはPON開始後などの、イベント(例えば、とりわけ、PON開始)に基づいて、計量デバイス又はデータ処理システム202の管理者によって予め構成され得る。PON開始時間は、異なる変化率で、計量デバイス間で変化し得る。実施例の目的のために、時系列生成器210は、それぞれのメータと関連付けられたPON開始タイムスタンプにおいて、1つ又は複数の計量デバイスの本明細書の導関数を判定し得る。いくつかの他のケースでは、時系列生成器210は、電気低下中の別の時点(例えば、PON開始前又は開始後)において、導関数を判定し得る。
時系列生成器210は、PONを送信した様々な計量デバイスの導関数を生成し得る。いくつかのケースでは、個々の計量デバイスは、時系列生成器210が、計算された導関数又は生成された時系列のうちの少なくとも1つを他の計量デバイスから受信し得るように(例えば、既存の時系列を更新するために)、データ処理システム202の1つ又は複数の特徴又は機能性を含み得る。
時系列生成器210は、電気の低下を検出し、或いはPONを送信する計量デバイス118からのRMS信号の導関数に基づいて、値の時系列を生成し得る。時系列は、計量デバイス及びそれぞれのメータと関連付けられたdV/dt(又はdI/dtなど)のプロットを生成するために使用され得る。時系列生成器210は、x軸に計量デバイス、y軸にdV/dtなどの、プロットの軸のうちの1つに計量デバイス及びdV/dt値を含むことができ、或いはその逆も同様である。時系列生成器210は、(例えば、サーバ204又はデータベース214から取得された)位置に基づいて、計量デバイスを配置し得る。例えば、時系列生成器210は、本明細書の実施例で議論されるように、電源101、変電所104から最も近くから最も遠くまでの時系列における計量デバイスのリストを配置し得る。いくつかのケースでは、時系列生成器210は、計量デバイスを、変電所104に最も遠くから最も近くまで配置してもよい。したがって、計量デバイスの位置及び判定された導関数に基づいて、時系列生成器210は、PONを送信した計量デバイス間で計算されたメトリクス(例えば、dV/dt)を比較するための時系列を生成し、故障までのの距離を判定し、或いは推定し得る。
いくつかのケースでは、時系列生成器210は、3相電力などの、1つ又は複数の相の時系列を生成してもよい。例えば、時系列生成器210は、PONをトリガされた少なくとも1つの故障相を特定し得る。時系列生成器210は、様々なメータの少なくとも1つの故障相と関連付けられたRMS信号の導関数(例えば、メトリック)を計算し得る。したがって、時系列生成器210は、メータによって測定された少なくとも1つの相の導関数に基づいて時系列を生成し得る。いくつかのケースでは、時系列生成器210は、個々のメータによって測定された様々な相の複数の時系列を生成してもよい。
時系列生成器210は、他の値の中でも、時系列を、例えば、100に正規化し得る。時系列の正規化は、それぞれのメータの位置に対応し、或いはそれぞれのメータの位置の近くにある故障位置の尤度パーセンテージを表し得る。例えば、第1の計量デバイス、第2の計量デバイス、及び第3の計量デバイスは、配電グリッドに位置付けられ得る。時系列生成器210は、時系列における3つの計量デバイスのdV/dtを判定し、プロットし得る。例えば、第1の計量デバイスの第1のdV/dtは、10Vrms/μsであってもよく、第2の計量デバイスの第2のdV/dtは、5Vrms/μsであってもよく、第3の計量デバイスの第3のdV/dtは、2Vrms/μsであってもよい。100に正規化するとき、例えば、時系列生成器210は、100を、計算された最高次導関数(例えば、このケースでは10)で除算することによって、全ての導関数に対する乗数(例えば、正規化係数又はスケーリング値)を判定し得る。この実施例では、時系列生成器210は、乗数が導関数を正規化するための100/10=10であることを判定し得る。したがって、第1の計量デバイスのdV/dtは、100に正規化され、第2の計量デバイスは、50に正規化され、第3の計量デバイスは20に正規化される。時系列生成器210は、他の特徴、機能性、又は技術を実行し、時系列(例えば、時系列の値)を正規化し得る。いくつかのケースでは、時系列生成器210は、正規化された導関数を使用し、時系列を生成し得る。
メータロケータ212は、時系列に基づいて、ユーティリティグリッド100上の故障に対する1つ又は複数の計量デバイスの位置を判定し得る。メータロケータ212は、生成された時系列を使用し、計量デバイス間のメトリクス(例えば、dV/dt)を比較し、故障に対する計量デバイスの位置を判定し得る。計量デバイス間の比較は、PON開始期間における、或いはPON開始時間フレームとPON終了時間フレームとの間の、電気の特性の最も高い変化率(例えば、dV/dt)を有する1つ又は複数の計量デバイスを判定するように、計量デバイス間の計算された導関数の大きさを比較することを指し、或いは含み得る。
いくつかのケースでは、比較は、時系列を1つ又は複数の所定のパターンと比較することを含み、或いは対応し得る。例えば、メータロケータ212は、時系列を、データベース214に格納され、或いは外部デバイス(例えば、サーバ204又はユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイス)から取得された少なくとも1つの所定のパターンと比較してもよい。メータロケータ212は、時系列を1つ又は複数のパターンと比較し、或いは一致させ、故障の相対位置を特定し得る。パターンは、停電又は故障中に測定され、計算され、或いは記録された様々な計量デバイスの過去の導関数データを表し、或いは含み得る。1つ又は複数のパターンは、とりわけ、A相故障、B相故障、C相故障、複数の故障相の組み合わせ、1線地絡(SLG)故障、二重SLG故障、線間地絡(line-to-line-to-ground)故障、ボルト締め線間(bolted line-to-line)故障、3相ボルト締め故障のうちの少なくとも1つと関連付けられ得る。1つ又は複数のパターンは、変電所104に位置付けられたサーキットブレーカがトリップされるか否かと関連付けられ得る。例えば、メータロケータ212は、PONにおいて示された故障のタイプ(例えば、故障のタイプを検出する計量デバイス)、又はブレーカが変電所104でトリップされたか否かに基づいて、系列を特定のパターンと比較し得る。メータロケータ212は、故障のタイプ及びブレーカトリップに関する情報を、その他のデバイスの中でも、PONを送信する個々の計量デバイス、ユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイス、又は変電所104と関連付けられたコンピューティングデバイス(例えば、電気又は機器イベントを監視する)、サーバ204のうちの少なくとも1つから取得し得る。
いくつかのケースでは、メータロケータ212は、時系列を1つ又は複数のパターンと比較し、最も高い類似性を有する少なくとも1つのパターンを特定してもよい。例えば、メータロケータ212は、時系列への他の特性の中でも、類似のインクリネーション率、デクリネーション率、持続率のうちの少なくとも1つを有する少なくとも1つのパターンを特定し得る。パターンは、相対的な上り分及び相対的な下り部分、又はパターンの他のサブセットを含み得る。時系列に相当するパターンを特定すると、メータロケータ212は、パターンにおいて特定された過去の故障の表示に基づいて、時系列における故障の相対位置(例えば、データ処理システム202又は少なくとも1つの計量デバイス118の位置に対する)を特定し、或いは判定し得る。
例えば、パターンは、電気の低下の特性(例えば、図3に示されるなどの、電圧波形の低下のパターン)に基づいて、故障の位置を示してもよい。パターンは、過去の停電中のグリッド100内の様々な計量デバイスからの過去の計量データに基づき得る。パターンは、例えば、データ処理システム202の管理者によって、管理され、編集され、或いは構成され得る。いくつかのケースでは、パターンは、正規化された時系列のピーク(例えば、最高ポイント又は最大値)における故障位置を示し得る。ピークは、インクリネーション(例えば、上り勾配)とデクリネーション(例えば、下り勾配)との間の移行ポイントであってもよい。パターンは、停電中、1つ又は複数の過去の生成され、或いは正規化された時系列などの、過去のデータに基づき得る。パターンは、他のデバイスの中でも、データ処理システム202、ユーティリティグリッド100内の1つ又は複数の計量デバイス、他のデータ処理システム、サーバ204(例えば、クラウドコンピューティングデバイス)によって、過去に生成されてもよい。故障位置の1つ又は複数の実施例は、少なくとも図4-図5Cに示され得る。いくつかのケースでは、パターンは、停電中の電気(例えば、電圧又は電流)の物理的に推測される特性に基づいて生成されてもよい。例えば、電気の変化率などの、各計量デバイスの停電中の電気の特性は、故障位置からの距離、又は計量デバイスが故障位置から上流或いは下流にあるか否かのうちの少なくとも1つに基づいて、異なっていてもよい。電気の物理学に従って、サーバ204(又はネットワーク140内の他のデバイス)は、故障位置から上流又は下流の様々な位置と関連付けられた予想される電気の特性(例えば、変化率又は測定変動)を判定し得る。したがって、パターンは、例えば、メータロケータ212の予想される物理的に推論された電気特性に基づいて生成され、計量デバイスからの測定値をパターンと比較し得る。
メータロケータ212は、時系列が、故障位置の上流に位置付けられた計量デバイスを表す1つ又は複数のパターンと類似の動作を示すことを判定し得る。メータロケータ212は、時系列が、故障位置の下流に位置付けられた計量デバイスを表す1つ又は複数のパターンと類似の挙動を示すことを判定し得る。時系列が少なくとも1つのパターンと一致し、或いは類似している場合、メータロケータ212は、時系列(例えば、正規化された時系列)における計量デバイスと関連付けられた故障位置へのマッピングのための、類似の(例えば、比較可能な)パターンからの故障位置を使用し得る。例えば、パターンは、故障位置が、時系列の他の部分の中でも、ピークに(例えば、最高次導関数値又は正規化された値)、ピークの近くに(例えば、ピーク前或いはピーク後に)、パターン及び時系列が複数のピークを含む場合、少なくとも1つのピークにあることを示し得る。いくつかのケースでは、メータロケータ212は、複数の相を複数のパターンと比較し、時系列と一致させ、或いは類似しているパターンのセットを判定し得る。例えば、メータロケータ212は、時系列と類似の、停電中の挙動を有するパターンのセット(例えば、A相-C相と関連付けられた3つのパターン)を特定し得る。メータロケータ212は、パターンのセットにおける第1のパターン、第2のパターン、及び第3のパターンを、それぞれ、A相-C相と関連付けられた計算された導関数と比較し得る。個々の相のパターン又は挙動は、例えば、少なくとも図5Bに示され得る。パターンは、時系列又は正規化された時系列と比較される他のタイプのパターンの中でも、変動、インクリネーション又はデクリネーションの険しさ、ピークの数、上り又は下りの区間を含み得る。
時系列が少なくとも1つのパターンに類似しない場合、メータロケータ212は、例えば、データ処理システム202の管理者又はユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイスに時系列を送信するように予め構成されていてもよい。いくつかのケースでは、時系列が少なくとも1つのパターンと一致しない場合、メータロケータ212は、PON開始期間に、或いはPON開始期間前後に電圧の最も大きい変化を有する1つ又は複数の計量デバイスと関連付けられた位置を、故障位置に最も近い計量デバイスとして選択し、或いは特定してもよい。例えば、メータロケータ212は、故障位置の最も高い尤度を表す正規化された時系列における1つ又は複数の計量デバイスを特定し得る。したがって、メータロケータ212は、1つ又は複数の計量デバイスの位置(例えば、パターンに適合し、或いは、故障位置の近くに、若しくは故障位置にある最も高い尤度と関連付けられた)を特定し、1つ又は複数の計量デバイスに関する故障のおおよその位置又は相対位置を推定し、或いは判定し得る。
故障位置に最も近い、或いは故障位置における1つ又は複数の計量デバイスを特定することに応答して、メータロケータ212は、計量デバイスの位置を、表示のために、或いは警告として提供し得る。例えば、メータロケータ212は、少なくとも1つの計量デバイスの位置を、管理者又はオペレータによって操作される表示デバイス又は外部デバイス(例えば、ユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイス)に特定し、提供し得る。管理者は、少なくとも1つの故障位置と関連付けられた1つ又は複数の計量デバイスの位置にアクセスし、閲覧し、或いは他の方法で取得して、修理し、或いは電力線へのメンテナンスを実行することなどによってなど、計量デバイス118又はエンティティ(例えば、ビルなど)への電力を復旧し得る。したがって、電気の特性の低下に応答して故障位置を提供することによって、データ処理システム202(例えば、そのコンポーネント)は、顧客平均停電継続時間指標(CAIDI)スコアを向上させ、或いは電気をユーティリティグリッド100から利用する顧客満足を増加させ得る。
データ処理システム202は、本明細書で議論されるように、収集され、測定され、取得され、或いは他の方法で受信された情報又はデータを格納するデータベース214を含み得る。データベース214は、データストレージ、データリポジトリ、メモリデバイスなどと呼ばれ得る。データベース214は、少なくとも、特性ストレージ216、時系列ストレージ218、パターンストレージ220、及び計量デバイス位置ストレージ222を含み得る。データベース214は、配電グリッド内の故障を位置付けるための情報を格納する他のタイプのストレージを含み得る。いくつかのケースでは、データベース214に格納された情報は、他のクラウドストレージデバイスの中でも、サーバ204にアップロードされ、処理のためにデータベース214にダウンロードされ得る。いくつかの他のケースでは、データベース214に格納された情報は、データ処理システム202にローカルであってもよい。データベース214は、データ処理システム202の1つ又は複数のコンポーネント(例えば、電気検出器208、時系列生成器210、又はメータロケータ212)、又はユーティリティグリッド100内の他の計量デバイス、サーバ204などの、少なくとも1つの外部デバイスによってアクセスされ得る。
特性ストレージ216は、電気検出器208又はメータによって測定された電気の特性を含み、格納し、或いは維持し得る。特性ストレージ216は、他のメータの電気の特性を格納し得る。特性ストレージ216は、測定された電気と関連付けられたタイムスタンプを含み得る。例えば、特性ストレージ216は、電気検出器208、又はグリッド内の1つ又は複数の計量デバイスからの測定値を連続的に格納し得る。特性ストレージ216は、測定値と関連付けられたms、μsなどのタイムスタンプを含み得る。電気の特性は、測定された波形又は計算されたRMS信号のうちの少なくとも1つを含み、或いは対応し得る。
時系列ストレージ218は、様々なメータと関連付けられた時系列を含み、格納し、或いは維持し得る。時系列は、時系列生成器210によって生成され得る。例えば、時系列を生成することに応答して、時系列ストレージ218は、時系列を、ストレージのために時系列生成器210から受信し得る。時系列ストレージ218は、それぞれのメータと関連付けられたRMS信号の導関数(例えば、dV/dt、dI/dtなど)を格納し得る。例えば、時系列生成器210は、RMS信号の導関数を計算し、計算結果を時系列ストレージ218に格納してもよい。時系列生成器210は、導関数を使用し、時系列を生成し得る。時系列ストレージ218は、他の値の中でも、導関数を100に正規化することなどの、正規化された時系列を格納し得る。時系列ストレージ218は、正規化された時系列に対応し得る故障位置の尤度の時系列又はプロットを格納し得る。
パターンストレージ220は、停電中の電気の特性の過去のパターン(例えば、又は時系列又は正規化された時系列)を含み、格納し、或いは維持し得る。パターンは、単相電力、3相電力、3相電力の個々の相などと関連付けられ得る。パターンは、少なくとも1つの相の停電中に測定され、解析され、或いは構築された過去のパターンであり得る。パターンストレージ220は、それぞれのパターンと関連付けられた故障位置を格納し得る。例えば、パターンストレージ220は、時系列のピークに、ピーク前に、或いはピーク後にある故障位置を格納し、或いは示してもよい。パターンストレージ220は、他のタイプのパターンの中でも、インクリネーション率、デクリネーション率、ピークの数、変動率を含み得る。パターンは、変電所104でのブレーカが停電に起因してトリップされたか否かと関連付けられ得る。パターンストレージ220は、パターンを時系列(又は正規化された時系列)と比較するように、メータロケータ212によってアクセスされ得る。例えば、パターンを時系列と比較することによって、メータロケータ212は、パターンに示された故障位置へのマッピングに基づいて、計量デバイスの位置に対する故障位置を特定し得る。1つ又は複数のパターンは、1つ又は複数の計量デバイスに対する故障の実際の位置(例えば、電力線を修理する電気技師によって判定されるなど)に応答して、ユーティリティグリッド100の管理者又はデータ処理システム202のコンポーネントによってなど、更新され得る。いくつかのケースでは、1つ又は複数のパターンは、例えば、過去の時系列と、計量デバイスに対する報告された故障位置とを使用して訓練された機械学習エンジンによって生成されてもよい。
計量デバイス位置ストレージ222は、メータの位置を含み、格納し、或いは維持し得る。計量デバイス位置ストレージ222は、ユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイス(例えば、又は管理者が提供した位置)又はサーバ204によって提供された計量デバイスの位置を格納し得る。計量デバイス位置ストレージ222は、ユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイス又はサーバ204によって報告された位置における計量デバイスの利用可能性又は変化に基づいて、1つ又は複数の計量デバイスの位置を更新し得る。計量デバイス位置ストレージ222は、計量デバイスの位置と関連付けられた計量デバイスIDを含み得る。いくつかのケースでは、故障位置を判定することに応答して、計量デバイス位置ストレージ222は、個々の計量デバイスの位置に対する故障の位置を格納し、或いは含んでもよい。例えば、オペレータ又は電気技師は、少なくとも1つの計量デバイスの位置を検索し、故障からの距離、方向、又は位置を判定してもよい。計量デバイス位置ストレージ222は、配電グリッドに加えられた新しい計量デバイスの特定、既存の計量デバイスの除去などを受信すると、計量デバイスの位置を更新し得る。
ここで図3を参照すると、波形及びRMS信号における例示的なシミュレートされた故障特性300のグラフは、描写される。シミュレートされた故障特性300は、波形グラフ302及びRMS信号グラフ304を含み得る。グラフ302及び304(例えば、サブプロット)を生成し、或いは計算するための、本明細書で議論される1つ又は複数の特徴又は機能性は、図2と併せて、少なくともシステム200の1つ又は複数のデバイス、コンポーネント、又はシステム(例えば、データ処理システム202、サーバ204、ネットワーク140、計量デバイス118、又はユーティリティグリッド100のコンピューティングデバイス)によって実行され得る。例えば、データ処理システム202は、配電グリッドに位置付けられた1つ又は複数の計量デバイスと関連付けられた電気の特性(例えば、電圧、電流、電力など)を測定し、波形グラフ302を生成し、或いは構築し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、データを様々な計量デバイスから取得し、波形グラフ302を生成し、或いは提示し得る。別の実施例では、測定された波形を使用して、データ処理システム202は、対応するRMS値又は信号を計算し、或いは判定し得る。データ処理システム202は、例えば、RMS信号グラフ304のように、RMS信号を生成し、提示し得る。
さらなる実施例では、高サンプリングレート又は高分解能で、(例えば、グラフ302の)デジタル化された波形を利用することによって、データ処理システム202は、停電を経験している計量ポイントに関する計算を実行し、停電の特性(例えば、電気の特性の低下)を判定し得る。例えば、データ処理システム202は、停電中、電圧の挙動における特性(例えば、他のパターンの中でも、変動、増加、減少)を計算し得る。他の実施例では、データ処理システム202は、停電中、電流又は電力の挙動における特性を計算してもよい。特性に基づいて、データ処理システム202は、同じく停電を受ける他の計量デバイス(例えば、計量デバイスと同じ停電)と比較して、故障までの相対距離を判定し得る。相対距離は、故障の位置に対する停電を経験している1つ又は複数の計量デバイスの距離を指し得る。
また、図3を参照すると、データ処理システム202は、電圧及び電流波形におけるシミュレートされた故障特性に基づいてなどの、故障の特性を計算し、特定し得る。例えば、ユーティリティグリッド100の計量デバイスによって測定され得る時間の関数としての電圧波形及び対応する二乗平均平方根(「RMS」)信号である。データ処理システム202は、例えば、波形又はRMS信号を測定する計量デバイスを含み、波形又はRMS信号を測定する計量デバイスの一部であり、或いは、波形又はRMS信号を測定する計量デバイスに対応し得る。電圧波形は、グラフ302に示され得る。
データ処理システム202は、故障の上流に、故障に、或いは故障の下流に配置され、或いは位置付けられた計量デバイスなどの、様々な計量デバイスからグラフ302の電圧波形を測定し得る。このケースでは、故障は、シミュレートされた1線地絡(「SLG」)故障であり得る。例えば、波形又は信号306は、故障の上流の少なくとも1つの計量デバイスに対応し得る。波形又は信号308は、故障における少なくとも1つの計量デバイスに対応し得る。波形又は信号310は、故障の下流の少なくとも1つの計量デバイスに対応し得る。下流の計量デバイスは、変電所104から、より遠い計量デバイスを指し得る。上流の計量デバイスは、変電所104に、より近い計量デバイスを指し得る。
データ処理システム202(又はサーバ204)は、グラフ302の波形に対応するグラフ304のRMS信号を計算し得る。RMS信号は、半サイクルごとに計算されるRMS値に起因してなど、波形を半サイクルだけ遅れさせ得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、半サイクルよりも多い或いは少ないなどの、他のサイクルでRMS信号を計算してもよい。RMS信号を時間の関数として表すサブプロット又はグラフ304は、RMS電圧がその公称値の閾値(例えば、データ処理システム202又はユーティリティグリッド100の管理者又はオペレータによって設定された他の所定の閾値の中でも、80%、0.8/単位(「pu」)、120Vrms)を下回って低下する時点の表示を含み得る。RMS電圧が閾値を下回って低下するこの時点は、停電通知(「PON」)開始と呼ばれることがあり、ポイント312として提示され得る。ポイント312又はPON開始は、同じVrms値であり得る。いくつかのケースでは、PON開始は、異なる期間であってもよい。さらに、サブプロットは、電圧が、PONがトリガされ、データ処理システム202に送信される、0.8puを下回って持続された後の所定の時間(例えば、データ処理システム202の管理者又はオペレータによって構成可能)の表示を含み得る。所定の時間後のポイントは、PON終了と呼ばれ、或いはラベル付けされ、ポイント314として提示され得る。図3のサブプロット又はグラフ302及び304は、シミュレートされた故障特性の実施例である。このように、電圧波形特性は、故障への計量デバイスの位置に依存して異なり得る。
図4を参照すると、3相故障の存在下で、例示的なRMS電圧時間微分(例えば、RMS電圧信号)の挙動のグラフ400は、描写される。上記からのさらなる実施例では、0.8puとPONとの間のRMS電圧信号を使用して、データ処理システム202は、1サンプルの長さから、PON開始からPON終了までなどの、データクリップ全体までに及ぶデータウィンドウにわたって、様々な統計パラメータ(例えば、最小値、最大値、標準偏差、平均値など)を、RMS電圧信号の1次時間微分(例えば、dV/dtと表記される)から判定し、或いは計算し得る。グラフ400は、上流のサーキットブレーカをトリップしない3相故障に関してなどの、1次導関数(例えば、RMS信号)の一般的な挙動の一実施例を含み得る。単相故障、又は上流のサーキットブレーカをトリップすることがあり、或いはトリップしないことがある他の故障に関するRMS信号は、類似の或いは変化する信号挙動を提供し得る。データ処理システム202は、ブレーカがトリップされ、或いはるトリップされないかのいずれかの任意の故障のタイプに関して、本明細書で議論される1つ又は複数の動作又は特徴を適用し、或いは実行し、1つ又は複数の計量デバイスに少なくとも対する故障位置を判定し得る。
例えば、データ処理システム202は、計算されたメトリクス(例えば、RMS電圧信号の1次時間微分)を、停電を経験しているユーティリティグリッド100内の他の計量デバイス、又はPONをデータ処理システム202(又はヘッドエンドシステム)などに送信した計量デバイスと比較することによって、故障までの計量デバイスの相対距離を計算し得る。計算された相対距離は、グラフ400に示され得る。グラフ400は、故障位置406の上流或いは下流の様々な計量デバイスの例示的なパターン又は派生的な挙動を含み得る。線402は、故障位置406から上流の計量デバイスを表すことがあり、線404は、故障位置406から下流の計量デバイスを表すことがある。上流の計量デバイスは、変電所104に、より近いことがあり、下流の計量デバイスは、変電所104から、より遠いことがある。例えば、計量デバイスのPON開始時間に、或いはPON開始時間前後に計算された導関数に基づいて、データ処理システム202は、上流の計量デバイスの導関数がゼロに傾かない浅い勾配を提供することを特定し得る。データ処理システム202は、線402との線404の比較に基づいてなど、下流の計量デバイスの導関数がゼロに傾く、より急な勾配を提供することを特定し得る。3相、不平衡回路のB相上のSLG故障のシミュレーションを使用した、メトリックと他の計量デバイスとの間の比較の例示的なプロットは、少なくとも図5Aに示され得る。グラフ400のパターンに加えて他のパターンは、少なくとも図5A-図5Cに示され得る。
図5Aを参照すると、故障が発生した相上の例示的な正確な1線地絡(「SLG」)故障の位置決めのグラフ500Aは、描写される。x軸に沿った各要素(時々、刻み、増分、又は位置と呼ばれる)は、停電中、PONをデータ処理システム202に報告したB相上の計量デバイスを表し得る。グラフ500A(例えば、又は他のグラフ500B-C)は、故障位置の尤度を表す正規化された時系列を表し得る。グラフ500Aの計算された正規化された導関数は、PONを報告する3相電力線のB相を表し得る。このケースでは、少なくとも説明の目的のために、計量デバイスの配置は、変電所104から、それぞれ、最も近くから最も遠くにとして、左から右に提示され得る。いくつかのケースでは、x軸に沿って、表記されたL及びMは、それぞれ、計量デバイス及びサンプルを表してもよい。いくつかの他のケースでは、表記されたL及びMは、それぞれ、位置、エリア、又は一般的な位置、及び位置における計量デバイスを表してもよい。例えば、L1において、M1(例えば、L1における計量デバイス1又は第1の計量デバイス)は、M2(例えば、L1における計量デバイス2又は第2の計量デバイス)よりも変電所104に近いことがある。別の実施例では、グラフ500A-CのL1-L11は、変電所104から、最も近くから最も遠くまでの位置を表し得る。
この実施例では、故障は、グラフ500A-C内の縦線によって示されるなどの、計量デバイスL6.M1とL6.M2との間で発生し得る(例えば、故障位置502)。変電所104に位置付けられたサーキットブレーカは、故障後の現実的な時間遅延でトリップされ得る(例えば、全3相から電力を除去する)。計量デバイスL1.M1-L6.M1は、故障位置502から上流にあり得る(例えば、上流の計量デバイス504)。計量デバイスL6.M2-L11.M2は、故障位置502から下流にあり得る(例えば、下流の計量デバイス506)。グラフ400のパターンと同様に、上流の計量デバイス504(例えば、変電所104から故障位置502までの近くに位置付けられる)の導関数は、ゼロに傾かない浅い上り挙動を示し得る。さらに、下流の計量デバイス506(例えば、故障位置502から前方の)の導関数は、(例えば、上流の計量デバイス504と比較して)ゼロに傾く、より急な下り挙動を示し得る。
ユーティリティグリッド100内の各計量デバイスに関して、データ処理システム202は、それぞれのメトリクスを、故障中に記録されたRMS電圧信号の1次時間微分から計算し得る(例えば、以前の実施例を参照すると、0.8puからPONトリガまで)。データ処理システム202は、例えば、図5A-図5Cにプロットされるように、計算されたメトリクスを100に正規化し得る。したがって、上記の技術又はアルゴリズムを使用して、データ処理システム202は、計量デバイス、又は故障に最も近い2つの計量デバイス(例えば、L6.M1及びL6.M2)を位置付け得る。例示的な図5Aに示されるように、上流の計量デバイス504と下流の計量デバイス506との間の非対称な挙動は、3相サーキットブレーカがトリップされた後、計量デバイスが変電所104から、より遠い下流にある場合、より遅く低下し得るA相及びC相上の潜伏電圧に起因し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、グラフ400、グラフ500Aなどのうちの少なくとも1つに示されるパターンを、1つ又は複数の計量デバイスに対する故障の位置を判定するなどの、生成された時系列と比較し得る。この実施例では、グラフ500Aは、故障位置502に対する計量デバイスの位置L1.M1-L11.M2を示し得る。
図5Bを参照すると、全3相間の正確なSLG故障位置の例示的なグラフ500Bは、示される。グラフ500Bに描写された故障は、グラフ500Aの故障に類似し得る。この実施例では、データ処理システム202は、3つの電力の全相(例えば、A相、B相、及びC相)の時系列を生成し、正規化し得る。グラフ500Aの以前の実施例を参照すると、B相は、非故障相(例えば、A相及びC相)なしで示され得る。例えば、グラフ500Bは、グラフ500Aの時系列動作に類似のB相線510を含み得る。A相及びC相の計算された時系列は、それぞれ、線508及び線512に対応し得る。この実施例に示されるように、判定されたメトリクス(例えば、B相)の故障位置502における大きさは、A相又はC相などの、非故障相と比較されるように、故障相上で、より高い(例えば、故障位置のおおよそ90%-95%の尤度を示す)。
非故障相(例えば、このケースでは、A相及びC相)は、異なる動作又はパターンを示し得る。例えば、グラフ500Bの線508及び線512は、停電中(例えば、PON開始時間に、或いはPON開始時間前後に)、それぞれ、A相及びC相電力の挙動を示し得る。グラフ500Bの実施例では、A相のパターン(例えば、線508)は、L1.M1からL5.M2へのわずかな上り勾配、及びL6.M2からL9.M1への急な下り勾配を含み、或いは示し得る。グラフ500Bの別の実施例では、B相のパターン(例えば、線512)は、上流の計量デバイス504から下流の計量デバイス506への緩やかなインクリネーション(例えば、小さい増加)を示し得る。他のパターンは、非故障相によって示されてもよい。
データ処理システム202は、少なくとも1つの故障相の正規化された時系列を所定のパターンと比較し得る。この実施例では、データ処理システム202は、B相を、グラフ400、500A、及び500Bのうちの少なくとも1つに示されるパターンなどの、パターンと比較し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、1つ又は複数の他の相(例えば、故障相又は非故障相)を少なくとも1つのさらなるパターンと比較してもよい。例えば、SLG故障では、データ処理システム202は、グラフ500Bに示されるなどの、3相を、個々の相と関連付けられた3つのパターンと比較し得る。所定のパターンは、故障の過去の位置を示し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、1つ又は複数のそれぞれのパターンと比較された時系列の1つ又は複数の相間の類似性に基づいて、故障位置を判定し、或いは特定し得る。
ここで図5Cを参照すると、例示的なグラフ500Cは、計算されたメトリクスが、データ処理システム202によって使用され、故障のタイプ及び上流のサーキットブレーカ動作の関数として故障挙動を成功裏に区別し得ることを示す。特に、データ処理システム202は、本明細書で議論されるように、他の計量デバイスと比較された計算されたメトリクスを使用し、故障挙動を区別し得る。データ処理システム202は、各計量デバイスにおけるB相信号上の3つの線(例えば、線510、514、及び516)を計算し得る。図5Cのブレーカトリップを有するSLG故障線(例えば、線510として表される)は、図5A-図5BなどのB相線に対応し得る。
図5Cのブレーカトリップを有さないSLG故障線(例えば、線516として表される)は、上流のサーキットブレーカがトリップしないことを除いて、ブレーカトリップを有するSLG故障線と同じ条件(例えば、類似の故障位置502又は類似のタイプの故障)にあり得る。このケースでは、ブレーカトリップを有さないSLG故障B相のパターンは、例えば、故障位置の上流の0に傾かない、より急な上りと、故障位置の下流の0に傾く、より浅い下りとを含み、或いは示し得る。ブレーカトリップを有さないB相のケースでは、電圧は、故障位置502の上流の1つ又は複数(又は3つ全て)の相上で維持されてもよい(例えば、上流の計量デバイス504に関して維持される)。したがって、故障位置502の下流の計量デバイス(例えば、下流の計量デバイス506)は、電力を失ったので、より高いスコア(例えば、高いパーセンテージの尤度又は変化率)を有すると見られ得るが、上流のものは、ブレーカが、線516のケースではトリップしなかったので、変電所104にまだ接続され、電力を供給される。
さらに、図5Cのブレーカトリップを有さない3相故障線(例えば、線514として表される)は、同じ条件(例えば、とりわけ、上流のブレーカトリップなし、類似の故障位置502)を示し得るが、3相故障に関してである。この実施例では、SLG故障のブレーカトリップなしの線(例えば、線516)に見られるように、非故障相からの電圧サポートの損失に起因して、線514の下流の計量デバイス506と関連付けられたスコアは、例えば、計量デバイスの電圧がより速く低下するので、線516と比較して、より高いことがある。グラフ500Cの様々な故障シナリオは、1つ又は複数の計量デバイス又はデータ処理システム202によって、過去に生成され、或いは捕捉されたパターンのサブセットであり得る。したがって、データ処理システム202は、生成された時系列又は正規化された時系列を、少なくとも1つのパターン(例えば、故障の過去の位置を示す)と関連付け、或いは比較し、故障位置502を特定し得る。
図5A-図5Cに示されるように、データ処理システム202は、生成された時系列を1つ又は複数のパターン(例えば、異なるタイプの故障を表す)と比較し、故障位置を判定し得る。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、故障位置502が、計量デバイスに、或いは2つの計量デバイスの間にあることを判定してもよい。いくつかのケースでは、データ処理システム202は、故障位置502が時系列又は正規化された時系列のピークにあることを判定してもよい。いくつかの他のケースでは、データ処理システム202は、故障位置502が、生成された時系列のピークにないことがあることを判定してもよい。例えば、他のメトリクスの中でも、導関数を計算するために使用されるRMS信号の期間、故障のタイプ、故障相の数のうちの少なくとも1つに基づいて、所定のパターンは、停電中の相の挙動及び故障の判定された位置を示し得る。したがって、データ処理システム202は、生成された時系列を1つ又は複数のパターンと比較し、配電グリッドにおける様々な計量デバイスに対する故障位置502を判定し得る。
したがって、前述された技術を使用することによって、データ処理システム202は、電力を失った、或いは停電を経験した計量デバイスの中で、停電の発生地を位置付け得る。したがって、例えば、大きい地理的エリアにわたって計量デバイスに影響する停電に関して、データ処理システム202は、故障を位置付け、ユーティリティサービスを顧客に復旧する時間を短縮することができ、それによって、サービスの顧客満足を増加させ、ユーティリティグリッド100のCAIDIスコアを向上させ得る。いくつかのケースでは、停電によって影響される計量デバイスが正確で、高解像度のタイムスタンプ能力を有する場合、データ処理システム202は、電圧が最初に閾値(例えば、0.8pu)を下回ったときのタイムスタンプを計量デバイスから受信し、計量デバイスから受信された最も古いタイムスタンプによって示される故障に最も近いプロキシミティ(proximity)を判定し得る。
図6を参照すると、ユーティリティグリッド内の故障を位置付けるための方法600の例示的なフローダイアグラムである。例示的な方法600は、ユーティリティグリッド100(例えば、コンピューティングデバイス、計量デバイス118など)、システム200(例えば、データ処理システム202、サーバ204など)、又はコンピューティングデバイス700のうちの1つ又は複数のコンポーネントによって実行され(executed)、実行され(performed)、或いは他の方法で実施され得る。ACT602では、方法600は、電気の特性を監視することを含み得る。ACT604では、方法600は、電気の特性の低下が閾値を下回っているか否かを判定することを含み得る。ACT606では、方法600は、時系列を生成することを含み得る。ACT608では、方法600は、時系列を所定のパターンと比較することを含み得る。ACT610では、方法600は、時系列がパターンと一致するか否かを判定することを含み得る。ACT612では、方法600は、故障の位置に対する計量デバイスの位置を判定することを含み得る。
また、さらなる詳細において図6を参照すると、ACT602では、配電グリッド上に位置付けられた計量デバイス(例えば、データ処理システム)は、電気の特性を監視し得る。電気の特性は、波形又はRMS信号を含み、或いは指し得る。電気の特性は、計量デバイスによって測定された電圧、電流、電力などの特性のうちの少なくとも1つに対応し得る。配電グリッド内の他の計量デバイスは、本明細書で議論されるように、計量デバイスと同様の1つ又は複数の特徴、機能性、又は動作を実行し得る。配電グリッド内の計量デバイスは、情報を互いと通信し、或いは共有することがあり、それによって、故障位置に対する個々の計量デバイスの位置を三角測量し得る(例えば、故障に対する計量デバイスの位置を特定する)。
ACT604では、計量デバイスは、監視された電気の特性に基づいて、電気の特性(例えば、信号又は波形の挙動)が閾値を下回って低下するか否かを判定し得る。閾値は、例えば、計量デバイス、データ処理システム、又は配電グリッドの電気技師、オペレータ、又は管理者によって判定されてもよい。いくつかのケースでは、計量デバイスが低下を検出しない場合、計量デバイスは、電気特性を監視し続け得る(例えば、ACT602に戻る)。
計量デバイスは、閾値を下回る電気の特性の低下を検出し得る。低下は、配電グリッド上の故障を示し得る。例えば、計量デバイスは、RMS信号が、所定の時間フレーム(例えば、0.5μs、0.25μsなど)の間、閾値を下回って低下し、持続することを判定し得る。計量デバイスは、所定の時間フレームの間、閾値を下回る持続された信号に応答して、低下を検出し得る。
例えば、閾値を下回る信号低下を検出することに応答して、計量デバイスは、PONタイマを開始してもよい(例えば、PON開始時間に)。所定の時間フレームに続いて、計量デバイスは、タイマを終了してもよい(例えば、PON終了時間に)。この実施例では、計量デバイスは、PON終了に応答して、電気の特性の低下を検出し得る。いくつかの他のケースでは、計量デバイスは、閾値を下回る信号低下に応答して、電気の特性の低下を検出してもよい。
計量デバイスは、電気の特性の低下を検出することに応答して、PON(例えば、PON送信プロセス)をトリガし得る。PONは、少なくとも計量デバイスID及びタイムスタンプを含み得る。計量デバイス(又は他の計量デバイス)は、計量デバイスIDを使用し、とりわけ、測定された波形(例えば、電圧、電流など)、RMS信号などの、それぞれの計量デバイスIDと関連付けられた情報を取得し得る。タイムスタンプは、少なくとも、電気の特性が閾値を下回って低下する時間、PON開始時間、PON終了時間などを含み得る。計量デバイスは、PONを、少なくとも1つの他の計量デバイスに送信し、低下中の電気特性を解析し得る。いくつかのケースでは、計量デバイスは、1つ又は複数のPONを他の計量デバイスから受信し、低下中の信号の挙動を処理してもよい。いくつかのケースでは、計量デバイスは、他の計量デバイスから、或いは他の計量デバイスに、PONを同時に送受信してもよい。
ACT606では、計量デバイスは、閾値を下回る電気の低下を検出することに応答して、或いは閾値を下回る電気の低下を検出することに続いて、時系列を生成し得る。時系列を生成するために、計量デバイスは、例えば、電圧信号又は電流信号のうちの1つのRMS(例えば、RMS信号)の時間微分に基づいて、電気の特性の変化率(例えば、メトリック)を判定し、或いは計算し得る。計量デバイスは、様々な他の計量デバイスのRMSの導関数を判定し得る。計量デバイスは、低下の検出に続く所定のサイクル数の電気の特性の変化率の時系列を生成し得る。所定のサイクル数は、例えば、配電グリッド又は計量デバイスのオペレータによって予め設定され、或いは予め構成されていてもよい。いくつかのケースでは、所定のサイクル数は、停電によって影響される計量デバイスの総数を指し得る。例えば、計量デバイスは、様々な計量デバイスの低下の時間に、或いは低下の時間前後に導関数を判定し、時系列を生成し得る。
いくつかのケースでは、所定のサイクル数は、(例えば、PON開始時間に)低下を検出した後の期間又は波形サイクル数を指し得る。例えば、計量デバイスは、所定の期間(例えば、それぞれのPON終了まで)、信号挙動又は計算された変化率を、故障によって影響された様々な計量デバイスから収集してもよい。計量デバイスは、配電グリッド内の計量デバイスの変化率で時系列を更新し得る。したがって、所定のサイクル数に応答して、計量デバイスは、配電グリッドにおける計量デバイスの停電中(例えば、PON開始時間に、或いはPON開始時間前後に)の電気挙動の変化率を代表する時系列を集計し、生成し得る。
いくつかのケースでは、計量デバイスは、トリガされたPONに応答して、所定のサイクル数の時系列を生成し得る。例えば、計量デバイスは、PONタイマのタイムアウト(例えば、閾値を下回って持続された電気)に応答して、PONをトリガしてもよい。計量デバイスは、所定のサイクル数に関して、とりわけ、測定されたRMS、変化率のうちの少なくとも1つを含む、1つ又は複数の他の計量デバイスからのPONを受信し得る。PONを受信することに応答して、計量デバイスは、他の計量デバイスからのデータで生成し、更新し得る。いくつかのケースでは、計量デバイスは、情報を少なくとも1つの他の計量デバイスに送信し、時系列を生成し得る。
時系列は、変電所に関する計量デバイスの位置に基づく計量デバイスのリスト又はアレイを含み得る。例えば、計量デバイスは、変電所から最も近くから最も遠くまでの時系列のx軸において、計量デバイスをリストし得る。この実施例では、時系列のy軸は、電気の特性又はRMSの変化率の大きさを含み、或いは示し得る。いくつかの他のケースでは、計量デバイスの位置は、変電所に最も遠くから最も近くまでリストされてもよい。
ACT608では、計量デバイスは、時系列を少なくとも1つの所定のパターンと比較し得る。所定のパターンは、とりわけ、上り勾配、下り勾配、ゼロ勾配のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかのケースでは、下り勾配のデクリネーションは、上り勾配のインクリネーションよりも大きくてもよい。いくつかの他のケースでは、デクリネーションは、インクリネーションよりも小さくてもよい。いくつかの他のケースでは、デクリネーション及びインクリネーションは、類似の率で増加し、或いは減少してもよい。パターンは、上り又は下りの変化率(又は変化の欠如)を時系列における異なる位置で示し得る。計量デバイスは、所定のパターンを、ローカルデータストレージ、リモートデータストレージ、又はクラウドストレージから検索し、或いは取得し得る。パターンは、計量デバイス又は他の計量デバイスによって生成された過去の時系列に基づき得る。パターンは、電力線を固定し、或いは故障を位置付ける電気技師によってマークされ、確認され、若しくは承認されるなどの、時系列における計量デバイスの位置に対する過去の故障位置を示し得る。
ACT610では、計量デバイスは、時系列がパターンのうちの少なくとも1つと一致するか否かを判定し得る。例えば、計量デバイスは、ゼロに傾かない第1の勾配と、及びゼロに傾く第2の勾配とを有する時系列の部分を特定し得る。計量デバイスは、インクリネーション率(例えば、第1の勾配の)及びデクリネーション率(例えば、第2の勾配の)を、パターンにおける勾配の変化率と比較し得る。いくつかのケースでは、インクリネーション率は、変電所から最も近い計量デバイスから最も遠い計量デバイスまでのデクリネーション率よりも大きいことがある。いくつかの他のケースでは、インクリネーション率は、デクリネーション率よりも小さいことがある。パターンは、計量デバイスによって経験された故障のタイプを示し得る。いくつかのケースでは、パターンは、故障を有する1つ又は複数の相(例えば、3相電力の)を示してもよい。したがって、計量デバイスは、生成された時系列の変化率の挙動をパターンと比較し、2つが一致するか否かを判定し得る。
パターンが一致しない場合、計量デバイスは、例えば、電気の特性を監視し続け(例えば、ステップ602に戻る)、さらなる電気特性を取得し、或いは別の時系列を生成し得る。いくつかのケースでは、計量デバイスは、別の比較のために、さらなるパターンを、別の計量デバイスのクラウドストレージ又はローカルストレージから取得してもよい。パターンが時系列の変化率の挙動と一致する場合、計量デバイスは、ステップ612に進み、故障の位置を判定し得る。
ステップ612では、計量デバイスは、配電グリッド上の故障の位置(例えば、故障位置)に対する配電グリッド上の計量デバイスの位置を判定し得る。計量デバイスは、所定のパターンとの変化率の時系列の比較に基づいて、故障までの相対位置を判定し得る。例えば、計量デバイスは、計量デバイス(例えば、判定を実行する計量デバイス)の位置が、所定のパターンに基づいて、計量デバイスの第1のサブセットの下流と、計量デバイスの第2のサブセットの上流とにあることを判定し得る。この実施例では、時系列又はパターンの上り勾配は、計量デバイスの位置の上流の計量デバイスの第1のサブセットと関連付けられ得る。さらに、時系列又はパターンの下り勾配は、計量デバイスの位置の下流の計量デバイスの第2のサブセットと関連付けられ得る。
パターンに基づいて、計量デバイスは、故障位置が計量デバイスの位置に、或いは計量デバイスの位置の近くにあることを検出し得る。例えば、パターンは、計量デバイスの第1のサブセットの下流と、計量デバイスの第2のサブセットの上流との故障位置を示してもよい。別の実施例では、パターンは、故障位置を、時系列のピークに、或いは時系列のピーク前後に示してもよい。パターンは、故障位置を、時系列の挙動内の他のポイント(例えば、他の計量デバイスの位置)に示して得る。いくつかのケースでは、故障位置は、2つの計量デバイスの間にあってもよい。例えば、計量デバイスは、計量デバイスの第1のサブセットの下流と、計量デバイスの第2のサブセットの上流とにある、類似の変化率又はRMS挙動を有する第2の計量デバイスを特定し得る。パターンとの比較に基づいて、計量デバイスは、故障位置が計量デバイスの位置と第2の計量デバイスの位置との間にあることを判定し得る。
計量デバイスは、ネットワークを介して、配電グリッド上の第2の計量デバイス又は故障位置のうちの少なくとも1つの位置の表示を、メモリに結合された1つ又は複数のプロセッサを含むコンピューティングシステムに提供し得る。いくつかのケースでは、計量デバイスは、故障に対する計量デバイスの位置の表示をコンピューティングシステムに提供し得る。コンピューティングシステムは、電気技師、オペレータ、又は管理者によって操作され得る。例えば、表示を受信することに応答して、オペレータは、判定された故障位置に移動し、電気を計量デバイス(又は、故障の下流の計量デバイス)に復旧させてもよい。いくつかのケースでは、計量デバイスは、故障に対する計量デバイスの位置を提供してもよい。いくつかの他のケースでは、所定のパターンと比較された生成された時系列に基づいて、計量デバイスは、故障が第2の計量デバイス(例えば、第2の計量デバイス)に、或いは第2の計量デバイスの近くに位置付けられることを判定し得る。したがって、計量デバイスは、第2の計量デバイスの位置の表示(例えば、判定された故障位置に対応する)を、オペレータのコンピューティングシステムに提供し得る。
いくつかのケースでは、故障位置が第1の計量デバイスと第2の計量デバイスとの間にある場合、計量デバイスは、第1の計量デバイスの位置、第2の計量デバイスの位置、又は両方の位置の表示をコンピューティングシステムに提供してもよい。第1の計量デバイス又は第2の計量デバイスなどの、1つの計量デバイスの位置を提供するとき、計量デバイスは、故障がそれぞれの計量デバイスの下流或いは上流にあると判定されるか否かを示し得る。例えば、第1の計量デバイスが第2の計量デバイスよりも変電所に近く、故障が2つの計量デバイスの間にある場合、計量デバイスは、故障が第1の計量デバイスの下流、或いは第2の計量デバイスの上流にあることを示し得る。
上記の実施例からさらに、コンピューティングシステムは、配電グリッド上に位置付けられた計量デバイスによって生成された変化率の様々な時系列を受信し得る。コンピューティングシステムは、個々の計量デバイスによって経験され、或いは検出されるなどの、電気の特性の低下に応答して、時系列を受信し得る。コンピューティングシステムは、時系列を受信することに応答して、時系列の値を正規化(例えば、変化率を正規化)し得る。コンピューティングシステムは、複数の時系列の正規化された値に基づいて、計量デバイスの各々(例えば、各計量デバイスの位置)における故障位置の尤度を判定し得る。例えば、様々な計量デバイスの正規化された変化率は、他の評価の中でも、パーセンテージ、値、特性、等級(例えば、A-F)として表される故障位置の尤度に対応し、或いは表し得る。尤度に基づいて、コンピューティングシステムは、故障が少なくとも第1の計量デバイスの上流と、少なくとも第2の計量デバイスの下流とに位置付けられることを判定し得る。
いくつかのケースでは、コンピューティングシステムは、尤度に基づいて、故障が変電所の隣(例えば、配電グリッド上の計量デバイスの上流)にあることを判定してもよい。いくつかの他のケースでは、コンピューティングシステムは、故障が電力線の近く、或いは電力線の端(例えば、配電グリッド上の下流の計量デバイス、変電所から最も遠い計量デバイスの上流)にあることを判定してもよい。いくつかのケースでは、コンピューティングシステムは、データ処理システムに対応し、データ処理システムを含み、或いはデータ処理システムの一部であり得る。
いくつかのケースでは、配電グリッドは、計量デバイスとは異なる位置に位置付けられた第2の計量デバイスを含み得る。第2の計量デバイスは、計量デバイス又はデータ処理システムと同様の1つ又は複数の特徴又は機能性を実行し、故障位置に対する第2の計量デバイスの位置を判定し得る。例えば、第2の計量デバイスは、配電グリッド上の故障(例えば、第1の計量デバイスによって検出された同じ故障)を示す閾値を下回る電気の特性の第2の低下を検出し得る。第2の計量デバイスは、閾値を下回る電気の特性の第2の低下に応答して、電気の特性の第2の変化率の第2の時系列を生成し得る。第2の計量デバイスは、第2の低下の検出に続く所定のサイクル数の第2の時系列を生成し得る。第2の計量デバイスは、第2の時系列を所定のパターン(又は別の所定のパターン)と比較し得る。第2の計量デバイスは、所定のパターンとの、第2の変化率の第2の時系列の比較(例えば、第2の比較)に基づいて、配電グリッド上の故障の位置に対する配電グリッド上の第2の計量デバイスの位置を判定し得る。したがって、第2の計量デバイスは、第2の計量デバイスの位置又は故障位置の表示をコンピューティングシステムに提供し得る。
図7は、例示的なコンピュータシステム700のブロックダイアグラムである。コンピュータシステム又はコンピューティングデバイス700は、データ処理システム202、又はデータ処理システム202などのそのコンポーネントを含み、或いは実装するために使用され得る。コンピューティングシステム700は、情報を通信するための少なくとも1つのバス705又は他の通信コンポーネントと、情報を処理するためにバス705に結合された少なくとも1つのプロセッサ710又は処理回路とを含む。コンピューティングシステム700はまた、情報を処理するためのバスに結合された1つ又は複数のプロセッサ710又は処理回路を含み得る。コンピューティングシステム700はまた、情報、及びプロセッサ710によって実行される命令を格納するために、バス705に結合されたランダムアクセスメモリ(RAM)又は他の動的ストレージデバイスなどの、少なくとも1つのメインメモリ715を含む。メインメモリ715はまた、位置情報、ユーティリティグリッドデータ、コマンド命令、デバイスステータス情報、ユーティリティグリッド内外の環境情報、電気の特性に関する情報、又はプロセッサ710による命令の実行中の他の情報を格納するために使用され得る。コンピューティングシステム700は、プロセッサ710のための静的情報及び命令を格納するために、バス705に結合された少なくとも1つのリードオンリメモリ(ROM)720又は他の静的ストレージデバイスをさらに含み得る。ソリッドステートデバイス、磁気ディスク又は光ディスクなどの、ストレージデバイス725は、バス705に結合され、情報及び命令を永続的に格納し得る。
コンピューティングシステム700は、データ処理システム又はユーティリティグリッドの管理者などのユーザに情報を表示するための、液晶ディスプレイ、又はアクティブマトリクスディスプレイなどの、ディスプレイ765にバス705を介して結合され得る。キーボード又は音声インタフェースなどの、入力デバイス760は、情報及びコマンドをプロセッサ710に通信するためにバス705に結合され得る。入力デバイス760は、タッチスクリーンディスプレイ765を含み得る。入力デバイス760はまた、方向情報及びコマンド選択をプロセッサ710に通信し、ディスプレイ765上のカーソル移動を制御するための、マウス、トラックボール、又はカーソル方向キーなどの、カーソル制御を含み得る。ディスプレイ765は、データ処理システム202、又は図1若しくは図2の他のコンポーネントの一部であり得る。
本明細書に説明されるプロセス、システム、及び方法は、メインメモリ715に含まれる命令の配置を実行するプロセッサ710に応答して、コンピューティングシステム700によって実装され得る。そのような命令は、ストレージデバイス725などの、別のコンピュータ可読媒体からメインメモリ715に読み込まれ得る。メインメモリ715に含まれる命令の配置の実行は、コンピューティングシステム700に、本明細書に説明される例示的なプロセスを実行させる。マルチプロセシング配置における1つ又は複数のプロセッサは、メインメモリ715に含まれる命令を実行するために採用され得る。ハードワイヤード回路は、本明細書に説明されるシステム及び方法と共に、ソフトウェア命令の代わりに、或いはソフトウェア命令と組み合わせて使用され得る。本明細書に説明されるシステム及び方法は、ハードウェア回路及びソフトウェアの任意の特定の組み合わせに限定されない。
例示的なコンピューティングシステムは、図7に説明されたが、本明細書に説明される動作を含む対象は、本明細書に開示される構造及びそれらの構造的均等物を含む、他のタイプのデジタル電子回路において、或いはコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアにおいて、或いはそれらの1つ又は複数の組み合わせにおいて実装され得る。
本明細書の説明のいくつかは、システムコンポーネント(例えば、仲裁(arbitration)コンポーネント)の態様の構造的独立性を強調し、これらのシステムコンポーネントの動作及び責任のうちの1つのグループ分けを示す。同様の全体的な動作を実行する他のグループ分けは、本願の範囲内であると理解される。モジュールは、ハードウェアにおいて、或いは非一時的コンピュータ可読記憶媒体上のコンピュータ命令として実装されることがあり、モジュールは、様々なハードウェアベース或いはコンピュータベースのコンポーネントにわたって分散されることがある。
上述されたシステムは、これらのコンポーネントの任意或いは各々のうちの複数のものを提供することができ、これらのコンポーネントは、スタンドアロンシステム上、或いは分散システムにおける複数のインスタンス化上のいずれかで提供され得る。さらに、上述されたシステム及び方法は、1つ又は複数の製造物品上に、或いは1つ又は複数の製造物品内に具現化された1つ又は複数のコンピュータ可読プログラム又は実行可能命令として提供され得る。製造物品は、クラウドストレージ、ハードディスク、CD-ROM、フラッシュメモリカード、PROM、RAM、ROM、又は磁気テープであり得る。概して、コンピュータ可読プログラムは、LISP、PERL、C、C++、C#、PROLOGなどの任意のプログラミング言語において、或いはJAVAなどの任意のバイトコード言語において実装され得る。ソフトウェアプログラム又は実行可能命令は、オブジェクトコードとして1つ又は複数の製造物品上に、或いは1つ又は複数の製造物品内に格納され得る。
例示的且つ非限定的なモジュール実装要素は、本明細書で判定される任意の値を提供するセンサ;本明細書で判定される値への先駆けである任意の値を提供するセンサ;通信チップ、発振水晶、通信リンク、ケーブル、ツイストペア配線、同軸配線、シールド配線、トランスミッタ、レシーバ、又はトランシーバを含むデータリンク又はネットワークハードウェア;論理回路;ハードワイヤード論理回路;モジュール仕様に従って構成されている特定の非一時的状態における再構成可能論理回路;少なくとも電気的、油圧的、或いは空気圧的なアクチュエータを含む任意のアクチュエータ;ソレノイド;オペアンプ;アナログ制御要素(バネ、フィルタ、積分器、加算器、除算器、ゲイン要素);又はデジタル制御要素を含む。
本明細書に説明される対象及び動作は、デジタル電子回路において、或いは本明細書に開示される構造及びそれらの構造的均等物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアにおいて、或いは1つ又は複数のそれらの組み合わせにおいて実装され得る。本明細書に説明される対象は、データ処理装置による実行のための、或いはデータ処理装置の動作を制御する1つ又は複数のコンピュータ記憶媒体上にエンコードされた1つ又は複数のコンピュータプログラム、例えば、コンピュータプログラム命令の1つ又は複数の回路として実装され得る。代替的或いは追加的に、プログラム命令は、人工的に生成された伝搬信号、例えば、データ処理装置による実行のための適切な受信装置への送信に関する情報をエンコードするために生成される、機械的に生成された電気信号、光信号、又は電磁信号上にエンコードされ得る。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読ストレージデバイス、コンピュータ可読ストレージ基板、ランダムア或いはシリアルアクセスメモリアレイ又はデバイス、又は1つ又は複数のそれらの組み合わせであることがあり、或いは含まれることがある。コンピュータ記憶媒体は、伝搬信号ではないが、コンピュータ記憶媒体は、人工的に生成された伝搬信号にエンコードされたコンピュータプログラム命令のソース又はデスティネーションであり得る。コンピュータ記憶媒体はまた、1つ又は複数の別個のコンポーネント又は媒体(例えば、複数のCD、ディスク、又は他のストレージデバイスは、クラウドストレージを含む)であることがあり、或いは含まれることがある。本明細書に説明される動作は、1つ又は複数のコンピュータ可読ストレージデバイスに格納され、又は他のソースから受信されたデータに関して、データ処理装置によって実行された動作として実装され得る。
用語「コンピューティングデバイス」、「コンポーネント」、又は「データ処理装置」などは、例として、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、システムオンチップ、又は複数のもの、又は前述の組み合わせを含む、データを処理するための様々な装置、デバイス、及びマシンを包含する。装置は、特殊用途の論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)を含み得る。装置はまた、ハードウェアに加えて、当該コンピュータプログラムの実行環境を生成するコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォームランタイム環境、仮想マシン、又はそれらのうちの1つ又は複数の組み合わせを構成するコードを含み得る。装置及び実行環境は、ウェブサービス、分散コンピューティング、グリッドコンピューティングインフラストラクチャなどの、様々な異なるコンピューティングモデルインフラストラクチャを実現し得る。
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、アプリ、スクリプト、又はコードとしても知られている)は、コンパイル型言語又はインタプリタ型言語、宣言型言語又は手続き型言語を含む、任意の形式のプログラミング言語において記述されることができ、スタンドアロンプログラムとして、或いはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクト、又はコンピューティング環境における使用に適した他のユニットとして含む、任意の形式で展開されることができる。コンピュータプログラムは、ファイルシステムにおけるファイルに対応し得る。コンピュータプログラムは、他のプログラム又はデータ(例えば、マークアップ言語文書において格納された1つ又は複数のスクリプト)を保持するファイルの一部分において、当該プログラム専用の単一ファイルにおいて、或いは複数の調整されたファイル(例えば、1つ又は複数のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部分を格納するファイル)において格納され得る。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、或いは1つのサイトに位置付けられ、若しくは複数のサイトにわたって分散され、通信ネットワークによって相互接続される複数のコンピュータ上で、実行されるように展開され得る。
本明細書に説明されるプロセス及び論理フローは、1つ又は複数のコンピュータプログラムを実行する1つ又は複数のプログラマブルプロセッサによって実行され、入力データ上で動作し、出力を生成することによって、動作を実行し得る。プロセス及び論理フローはまた、特殊用途の論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)によって実行されることがあり、装置はまた、特殊用途の論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)として実装されることがある。コンピュータプログラム命令及びデータを格納するのに適したデバイスは、不揮発性メモリ、媒体及びメモリデバイスを含むことがあり、例えば、EPROM、EEPROM及びフラッシュメモリデバイスといった半導体メモリデバイス、例えば、内蔵ハードディスク又はリムーバブルディスといった磁気ディスク、光磁気ディスク、及びCD ROM及びDVD-ROMディスクを例として含む。プロセッサ及びメモリは、特殊用途の論理回路によって補足され、或いは組み込まれ得る。
本明細書に説明される対象は、例えば、データサーバとしての、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム、又は、ミドルウェアコンポーネント、例えば、アプリケーションサーバを含むコンピューティングシステム、又は、フロントエンドコンポーネント、例えば、ユーザが本明細書に説明される対象の一実装形態と相互作用し得るグラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するクライアントコンピュータを含むコンピューティングシステム、又は1つ又は複数のそのようなバックエンド、ミドルウェア、或いはフロントエンドコンポーネントの組み合わせにおいて実装され得る。システムのコンポーネントは、デジタルデータ通信の任意の形態又は媒体、例えば、通信ネットワークによって相互接続され得る。通信ネットワークの実施例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)及びワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えば、インターネット)、及びピアツーピアネットワーク(例えば、アドホックピアツーピアネットワーク)を含む。
動作は、特定の順序で図面に描写されるが、そのような動作は、示された特定の順序で、或いは連続的な順序で実行されることを必要とされず、全ての示された動作は、実行されることを必要とされない。本明細書に説明された動作は、異なる順序で実行され得る。
ここで、いくつかの例示的な実装形態を説明してきたが、前述は、例示的であり、限定的ではなく、例として提示されていることが明らかである。特に、本明細書に提示された実施例の多くは、方法行為又はシステム要素の具体的な組み合わせを含むが、これらの行為及びこれらの要素は、同じ目的を達成するために他の方法で組み合わされ得る。一実装形態と関連して議論された行為、要素及び特徴は、他の実装形態又は実装形態における同様の役割から除外されることを意図されない。
本明細書で使用される語句及び用語は、説明の目的のためであり、限定的なものとみなされるべきではない。本明細書における「含む(including)」、「含む(comprising)」、「有する(having)」、「含む(containing)」、「含む(involving)」、「を特徴とする(characterized by)」、「を特徴とする(characterized in that)」、及びそのバリエーションの使用は、その後にリストされる項目、その均等物、及び追加項目、ならびにその後にリストされる項目のみから構成される代替的な実施形態を包含することを意味される。一実装形態では、本明細書に説明されるシステム及び方法は、説明される要素、行為、又はコンポーネントのうちの1つ、2つ以上の各組み合わせ、又は全てから構成される。
単数形で言及される本明細書のシステム及び方法の実装形態又は要素又は行為への任意の言及はまた、複数のこれらの要素を含む実装形態を包含してもよく、本明細書の任意の実装形態又は要素又は行為への複数形の任意の言及はまた、単一の要素のみを含む実装形態を包含してもよい。単数形又は複数形での言及は、現在開示されているシステム又は方法、それらのコンポーネント、行為、又は要素を、単一或いは複数の構成に限定することを意図されない。任意の情報、行為、又は要素に基づく任意の行為又は要素への言及は、行為又は要素が任意の情報、行為、又は要素に少なくとも部分的に基づく実装形態を含んでもよい。
本明細書に開示される任意の実装形態は、任意の他の実装形態又は実施形態と組み合わされることがあり、「一実装形態(an implementation)」、「いくつかの実装形態」、「一実装形態(one implementation)」などへの言及は、必ずしも相互に排他的ではなく、実装形態と関連して説明される特定の特徴、構造、又は特性が、少なくとも1つの実装形態又は実施形態に含まれ得ることを示すことを意図される。本明細書に使用されるそのような用語は、必ずしも全てが同じ実装形態を指すものではない。任意の実装形態は、本明細書に開示される態様及び実装形態と一致する任意の方法で、包括的或いは排他的に、任意の他の実装形態と組み合わされてもよい。
「又は(或いは、若しくは)」への言及は、「又は(或いは、若しくは)」を使用して説明される任意の用語が、単一、2つ以上、及び全ての説明される用語のうちの任意を示し得るように、包括的なものとして解釈され得る。例えば、「「A」及び「B」のうちの少なくとも1つ」への言及は、「A」のみ、「B」のみ、ならびに「A」と「B」との両方を含み得る。「含む(comprising)」又は他のオープンな用語と併せて使用されるそのような言及は、さらなる項目を含み得る。
図面、詳細な説明、又は任意の請求項における技術的特徴の後に参照符号が続く場合、参照符号は、図面、詳細な説明、及び特許請求の範囲の分かりやすさを高めるために含まれている。したがって、参照符号も、それらの欠如も、任意の請求項の要素の範囲に対して限定的な効果を有さない。
本明細書に開示された対象の教示及び利点から実質的に逸脱することなく、様々な要素のサイズ、寸法、構造、形状及び比率、パラメータの値、取り付け配置、材料の使用、色、方位のバリエーションなどの、説明された要素及び行為の修正は、生じ得る。例えば、一体的に形成されたものとして示された要素は、複数の部品又は要素から構成されることがあり、要素の位置は、逆にされ、或いは他の方法で変えられることがあり、離散的な要素又は位置の性質又は数は、変更され、或いは変えられることがある。他の置換、修正、変更、及び省略はまた、本開示の範囲から逸脱することなく、開示された要素及び動作の設計、動作条件、及び配置においてを行われ得る。
本明細書に説明されたシステム及び方法は、その特性から逸脱することなく、他の具体的な形態で具体化され得る。したがって、本明細書に説明されたシステム及び方法の範囲は、前述の説明よりもむしろ、添付された特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び均等性の範囲内に入る変更は、そこに包含される。
本明細書は、多くの具体的な実装形態の詳細を含むが、これらは、発明の範囲又は特許請求され得るものの限定として解釈されるべきではなく、むしろ、特定の態様の特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態のコンテキストにおいて本明細書に説明された特定の特徴はまた、単一の実施形態において組み合わせて実装され得る。逆に、単一の実施形態のコンテキストにおいて説明された様々な特徴はまた、別個に、或いは任意の適切なサブコンビネーションで、複数の実施形態において実装され得る。さらに、特徴は、特定の組み合わせで動作するものとして上述されることがあり、当初はそのように特許請求されることさえあるが、特許請求された組み合わせからの1つ又は複数の特徴は、いくつかのケースでは、組み合わせから削除されることがあり、特許請求された組み合わせは、サブコンビネーション又はサブコンビネーションのバリエーションを対象とすることがある。
同様に、動作が特定の順序で図面に描写されるが、これは、所望の結果を実現するために、そのような動作が、示された特定の順序で、或いは連続的な順序で実行されること、又は全ての示された動作が実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。特定の状況下では、マルチタスク及び並列処理は、有利であり得る。さらに、上述された実施形態における様々なシステムコンポーネントの分離は、全ての実施形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、概して、説明されたプログラムコンポーネント及びシステムは、単一のソフトウェア製品に統合され、或いは複数のソフトウェア製品にパッケージ化され得ることを理解されるべきである。
したがって、対象の特定の実施形態は、説明された。いくつかのケースでは、特許請求の範囲に記載された動作は、異なる順序で実行され、さらに所望の結果を実現し得る。さらに、添付の図に描写されたプロセスは、所望の結果を実現するために、示された特定の順序、又は連続的な順序を必ずしも必要としない。