以下では、本出願の実施形態の添付の図面を参照しながら本出願の実施形態の技術的解決策を説明する。
図1は、本出願の一実施形態が適用可能な通信システムの図である。図1に示されているように、通信システム10は、1つ以上のアクセスネットワークデバイス20と、1つ以上の端末デバイス30とを含む。アクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間のインターフェースは、Uuインターフェース(またはエアインターフェースと呼ばれる)であり得、アクセスネットワークデバイス20と端末デバイス30との間ではエアインターフェースリソースを通じてデータが送信され得る。例えば、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスの1つ以上のセルの通信カバレッジ内に位置し得、端末デバイスにサーブするセルは1つ以上存在し得る。端末デバイスにサーブするセルが複数存在する場合、端末デバイスは、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation、CA)、デュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)、協調マルチポイント(coordinated multipoint、CoMP)送信、および多送受信ポイント(multiple transmission and reception point、mTRP)などの送信技術のうちの1つ以上を使用して作動し得る。
(1)端末デバイス
端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment、UE)、モバイルステーション(mobile station、MS)、モバイル端末(mobile terminal、MT)などと呼ばれることもあり、音声および/またはデータ接続をユーザに提供するデバイスであり、例えば、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイスや車載デバイスである。現在、端末デバイスのいくつかの例は、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パームトップコンピュータ、モバイルインターネットデバイス(mobile internet device、MID)、ウェアラブルデバイス、仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)デバイス、産業制御(industrial control)の無線端末、自動運転(self driving)の無線端末、遠隔医療外科(remote medical surgery)の無線端末、スマートグリッド(smart grid)の無線端末、輸送安全(transportation safety)の無線端末、スマートシティ(smart city)の無線端末、およびスマートホーム(smart home)の無線端末である。
(2)アクセスネットワークデバイス
アクセスネットワークデバイスは、端末を無線ネットワークに接続する無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)ノード(またはデバイス)であり、基地局と呼ばれることもある。現在、RANノードのいくつかの例は、ノードB(Node B、NB)、連続進化型ノードB(gNB)、送受信ポイント(transmission reception point、TRP)、進化型ノードB(evolved Node B、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、基地トランシーバ局(base transceiver station、BTS)、ホーム基地局(例えば、home evolved NodeBまたはhome Node B、HNB)、ベースバンドユニット(base band unit、BBU)、およびワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wifi)アクセスポイント(access point、AP)である。
(3)端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとの通信
端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとの通信は、特定のプロトコル層構造に従って行われる。例えば、コントロールプレーンプロトコル層構造は、無線リソース制御(radio resource control、RRC)層、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)層、無線リンク制御(radio link control、RLC)層、媒体アクセス制御(media access control、MAC)層、および物理層(physical layer、PHY)を含み得る。ユーザプレーンプロトコル層構造は、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層を含み得る。可能な一実装において、PDCP層の上にはサービスデータ適応プロトコル(service data adaptation protocol、SDAP)層がさらに含まれ得る。SDAP層、PDCP層、RLC層、MAC層、および物理層は、まとめてアクセス層と呼ばれることがある。前述のプロトコル層の具体的な説明については、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)の関連する技術仕様を参照されたい。
(4)CU-DU分割アーキテクチャ
例えば、いくつかの可能なネットワーク構造では、アクセスネットワークデバイスが1つ以上の中央ユニット(centralized unit、CU)と1つ以上の分散ユニット(distributed unit、DU)を含み得、複数のDUが1つのCUによって集中制御され得る。このアーキテクチャは、CU-DU分割アーキテクチャと呼ばれることがある。例えば、CUとDUとの間のインターフェースは、F1インターフェースと呼ばれることがある。コントロールプレーン(control panel、CP)インターフェースはF1-Cインターフェースであり得、ユーザプレーン(user panel、UP)インターフェースはF1-Uインターフェースであり得る。
CUの処理機能とDUの処理機能は、無線ネットワークのプロトコル層に基づいて分割され得る。例えば、図2Aに示されているように、PDCP層およびPDCP層より上のプロトコル層の機能はCU上に設定され、PDCP層より下のプロトコル層(例えば、RLC層とMAC層)の機能はDU上に設定される。プロトコル層に基づくCUおよびDUの処理機能への分割が一例にすぎず、処理機能が代わりに別の方式で分割されてもよいことは理解されよう。例えば、RLC層より上のプロトコル層の機能はCU上に設定され、RLC層およびRLC層より下のプロトコル層の機能はDU上に設定される。別の例として、CUまたはDUは、分割によってプロトコル層のより多くの機能を有することもあり得る。別の例として、CUまたはDUは、分割によってプロトコル層のいくつかの処理機能をさらに有することもあり得る。これは、本出願の実施形態で限定されない。
さらに、CUの機能は、1つのエンティティを使用することによって、または別々のエンティティを使用することによって、実施され得る。例えば、CUの機能はさらに分割され得る、すなわち、コントロールプレーンとユーザプレーンが分割され、別々のエンティティを使用することによって、すなわちコントロールプレーンCUエンティティ(すなわち、CU-CPエンティティ)とユーザプレーンCUエンティティ(すなわち、CU-UPエンティティ)を使用することによって、実施される。RANデバイスの機能を共同で完遂するため、CU-CPエンティティとCU-UPエンティティはDUに結合され得る。CU-CPエンティティとCU-UPエンティティとの間のインターフェースはE1インターフェースであり得、CU-CPエンティティとDUとの間のインターフェースはF1-Cインターフェースであり得、CU-UPエンティティとDUとの間のインターフェースはF1-Uインターフェースであり得る。1つのCU-CPには、1つのDUと1つのCU-UPが接続され得る。同じCU-CPの制御のもとで、1つのDUが複数のCU-UPに接続され得、1つのCU-UPが複数のDUに接続され得る。複数のCU-CPの協調のもとで、1つのCU-UPが代わりに複数の協調CU-CPに接続されてもよく、これによりCU-CPの柔軟性が向上する。図2Bは、エアインターフェースプロトコルスタック分布の図である。図2Bに示されているように、ユーザプレーンとコントロールプレーンの両方について、エアインターフェースプロトコルスタックは、RLC層、MAC層、およびPHY層がDU上にあり、PDCP層およびPDCP層より上のプロトコル層がCU上にあるようにすることができる。
図2Aおよび図2Bに示されているアーキテクチャでは、CUによって生成されるシグナリングがDUを通じて端末デバイスへ送信され得、または端末デバイスによって生成されるシグナリングがDUを通じてCUへ送信され得ることに留意されたい。DUは、シグナリングを解析せずにプロトコル層でシグナリングを直接封入することによって、シグナリングを端末デバイスまたはCUへ透過的に送信できる。以下の実施形態において、DUと端末デバイスとの間のそのようなシグナリングの送信が関与する場合、DUによるシグナリングの送信または受信はこのシナリオを含む。例えば、RRC層またはPDCP層でのシグナリングは、最終的には物理層でデータとして処理されて端末デバイスへ送信され、または物理層で受信データから変換される。このアーキテクチャでは、RRC層またはPDCP層でのシグナリングがDUによって送信されると、またはDUと無線周波数装置とによって送信されると、考えることもできる。
本出願の本実施形態において、通信システムに含まれるアクセスネットワークデバイスの数と端末デバイスの数が限定されないことは理解されよう。さらに、アクセスネットワークデバイスと端末デバイスに加えて、通信システムは、コアネットワークデバイスや中継デバイスといった別のデバイスやネットワークエレメントをさらに含み得る。これは、本出願のこの実施形態で限定されない。
図1に示されている通信システムは、様々な無線アクセス技術(radio access technology、RAT)をサポートし得る。例えば、図1に示されている通信システムは、第4世代(4th generation、4G)通信システム(ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)通信システムと呼ばれることもある)、第5世代(5th generation、5G)通信システム(ニューラジオ(new radio、NR)通信システムと呼ばれることもある)、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)システム、または将来指向の進化型システムであり得る。本出願の実施形態で説明される通信システムとサービスシナリオは、本出願の実施形態の技術的解決策をより明確に説明することを意図しており、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対する限定を構成するものではない。当業者は、通信システムの進化と新しいサービスシナリオの出現にともない、本出願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることを知ることができる。
以下ではまず、本出願の実施形態における関連する技術的特徴について説明する。これらの解説が、本出願の実施形態を理解しやすくすることを意図するものであり、本出願で主張される保護範囲に対する限定と見なされるべきではないことに留意されたい。
1.セルハンドオーバ
セルハンドオーバは、レイヤ1/レイヤ2に基づいて実施されるセルハンドオーバ(略してレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバと呼ばれる)と、レイヤ3に基づいて実施されるセルハンドオーバ(略してレイヤ3ハンドオーバと呼ばれる)を含み得る。レイヤ1/レイヤ2に基づいて実施されるセルハンドオーバは、レイヤ1またはレイヤ2に基づいて実施されるセルハンドオーバであり得、またはレイヤ1およびレイヤ2に基づいて実施されるセルハンドオーバであり得る。レイヤ1は物理層であり得、レイヤ2はMAC層であり得、レイヤ3はRRC層であり得る。
さらに、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバは、以下の2つのタイプを含み得る。
(1)アクセスネットワークデバイスによってトリガされるレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバ:例えば、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって報告されるビームレベル測定結果に基づいて、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セルからレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバ基準を満たすターゲットセルを選択し、そのターゲットセルに端末デバイスをハンドオーバすることを命令するために、端末デバイスへレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバ命令を送信する。ビームレベル測定結果は、レイヤ1測定結果と呼ばれることもある。
(2)レイヤ1/レイヤ2条件付きハンドオーバ(conditional handover、CHO)とも呼ばれる、端末デバイスによってトリガされるレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバ:例えば、端末デバイスは、ビームレベル測定結果に基づいて、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セルからレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバ基準を満たすターゲットセルを選択し、そのターゲットセルへの自律ハンドオーバをトリガし、アクセスネットワークデバイスはハンドオーバ命令を配信しない。
レイヤ3ハンドオーバは、以下の2つのタイプを含み得る。
(1)アクセスネットワークデバイスによってトリガされるレイヤ3ハンドオーバ:例えば、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスによって報告されるセルレベル測定結果に基づいて、レイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルからレイヤ3ハンドオーバ基準を満たすターゲットセルを選択し、そのターゲットセルに端末デバイスをハンドオーバすることを命令するために、端末デバイスへレイヤ3ハンドオーバ命令を送信する。セルレベル測定結果は、レイヤ3測定結果と呼ばれることもある。
(2)レイヤ3 CHOとも呼ばれる、端末デバイスによってトリガされるレイヤ3ハンドオーバ:例えば、端末デバイスは、セルレベル測定結果に基づいて、レイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルからレイヤ3ハンドオーバ基準を満たすターゲットセルを選択し、そのターゲットセルへの自律ハンドオーバをトリガし、アクセスネットワークデバイスはハンドオーバ命令を配信しない。
2.ビームレベル測定結果とセルレベル測定結果
可能な一実装において、端末デバイスがビームレベル測定結果を得るプロセスは、以下の通りであり得る:アクセスネットワークデバイスがセルの複数のビーム方向に基準信号を送信する。基準信号は、同期信号/物理ブロードキャストチャネルブロック(synchronization signal/physical broadcast channel block、SSB)、チャネル状態情報基準信号(channel state information reference signal、CSI-RS)、チャネルサウンディング基準信号(sounding reference signal、SRS)、または別の可能な基準信号であり得る。これは具体的に限定されない。相応に、端末デバイスは、基準信号に基づいて、アクセスネットワークデバイスによって指示された時間周波数リソースに対して測定を行う。例えば、端末デバイスは、サンプリングによって、ある期間内に基準信号に対応するビームの複数の一時的な信号強度を得、得た複数の信号強度を重み付けして、または組み合わせて、ビームの測定結果を得ることができる。ビームの測定結果は、ビーム品質(beam quality)と呼ばれることもある。さらに、ビームの測定結果をレイヤ1フィルタリングによってフィルタして、ビームのフィルタ済み測定結果を得ることができる。例えば、端末デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによってレイヤ1フィルタリングパラメータが構成されてよい。あるいは、端末デバイスは、複数の得られた信号強度をフィルタして、ビームのフィルタ済み測定結果をさらに得ることもできる。セルレベル測定結果は、端末デバイスがセル内の複数のビームの測定結果を組み合わせることによって、または重み付けすることによって、得ることができる。例えば、セルの測定結果は、アクセスネットワークデバイスの構成を通じてセル内の少なくとも1つのビームを組み合わせることによって得ることができる。セルの測定結果は、セル品質(cell quality)と呼ばれることもある。さらに、セルの測定結果をレイヤ3フィルタリングによってフィルタして、セルのフィルタ済み測定結果を得ることができる。例えば、端末デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによってレイヤ3フィルタリングパラメータが構成されてよい。
3.無線リンク障害
端末デバイスとアクセスネットワークデバイスとの通信の信頼性を維持するには、端末デバイスがサービングセルで無線リンク監視(radio link monitoring、RLM)を行い、無線リンク監視結果に基づいて、無線リンク障害(radio link failure、RLF)が発生したかどうか判断する必要がある。
例えば、サービングセルの無線リンク品質が時間窓(説明を容易にするため、以下では時間窓を第3の時間窓と呼ぶ)内に非同期閾値未満であることを検出すると、端末デバイスの物理層はRRC層に「非同期指示」を1回報告でき、または、サービングセルの無線リンク品質が第3の時間窓内に同期閾値以上であることを検出すると、端末デバイスの物理層はRRC層に「同期指示(in-sync indication)」を1回報告できる。さらに、RRC層で端末デバイスによって連続的に検出される「非同期指示」の数が閾値より高い場合は(例えば、閾値はN310)、端末デバイスがタイマ1を始動させる(例えば、タイマ1はT310)。タイマ1のタイミング窓で「同期指示」を検出しない場合、端末デバイスは、RLFが発生したと判断できる。タイマ1が始動されて作動している場合に、RRC層で端末デバイスによって連続的に検出される「同期指示」の数が閾値(例えば、閾値はN311)以上であれば、端末デバイスはタイマ1を停止させ、無線リンクが回復され、RLFが発生していないと見なすことができる。N310、N311、タイマ1のタイミング窓の持続時間、および第3の時間窓の持続時間は、端末デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成されてよい。
上記が、RLFが発生するケースの一例を説明していることは理解されよう。別の可能なケースでは、端末デバイスはさらに、RLFが発生したと判断できる。例えば、端末デバイスはさらに、以下の条件のうちの少なくとも1つが満たされた場合に、RLFが発生したと判断できる:(1)ランダムアクセスで問題が発生した、例えば、端末デバイスによってランダムアクセスを開始する失敗の回数が既定の閾値以上である。(2)RLC層における再送の回数が最大再送回数を超える。(3)連続したアップリンク・リスン・ビフォア・トーク(listen before talk、LBT)障害が発生する、すなわち、端末デバイスが複数回立て続けにチャネルを先取りしそこなう。
4.無線リンク品質
無線リンク品質は、物理層チャネル品質、例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)品質または物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH)品質であり得る。
例えば、無線リンク品質は、ビームレベル測定結果に基づいて得られ得る。例えば、セル1内のN1個のビームの測定結果を得るために、端末デバイスがセル1でビームレベル測定を行う場合、端末デバイスは、N1個のビームのうちの少なくとも1つの測定結果の平均値をセル1の無線リンク品質として使用し得、または端末デバイスは、N1個のビームの中で比較的良好な測定結果を有するN2個のビームの測定結果の平均値をセル1の無線リンク品質として使用し得る。N1とN2は正の整数であり、N2はN1未満である。
本出願の実施形態では、前述の関連する技術的特徴の説明に基づいて、端末デバイスによって無線リンクを回復する実装を検討する。
本出願のこの実施形態で提供される可能な通信方法は以下の通りである:サービングセルの無線リンクで問題が発生したことを端末デバイスが検出した後、端末デバイスは、無線リンクを回復するために、セル選択(cell selection)手順によってセル選択基準を満たすターゲットセルを選択し、ターゲットセルにアクセスするためにRRC再確立を実行することができる。
以下では、図3を参照して可能な実施手順を説明する。
図3は、本出願の一実施形態による通信方法に対応する概略フローチャートである。図3に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
S301:アクセスネットワークデバイスによって管理される第1のセルが端末デバイスのサービングセルであると判断した後、アクセスネットワークデバイスは、第1のセル内の端末デバイスへ構成情報1を送信できる。
例えば、アクセスネットワークデバイスは、複数の方式で構成情報1を端末デバイスへ送信できる。例えば、アクセスネットワークデバイスは、第1のセル内の端末デバイスへRRCメッセージを送信でき、このRRCメッセージは構成情報1を含む。
構成情報1は、第1のセルの構成情報と端末デバイスの少なくとも1つの候補セルの構成情報とを含み得る。例えば、少なくとも1つの候補セルは、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セル、および/またはレイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルを含み得る。
候補セルのうちの1つを一例として用いると、候補セルの構成情報は、候補セル内の端末デバイスの構成情報を含み得、他の可能な情報を、例えば、候補セルの関連情報を、さらに含み得る。これは具体的に限定されない。加えて、第1のセルの構成情報については、候補セルの構成情報を参照されたい。詳細は再度説明しない。
(1)候補セル内の端末デバイスの構成情報は、候補セル内の端末デバイスの無線リソース構成情報、候補セル内の端末デバイスの無線ベアラ(radio bearer、RB)構成情報、候補セル内の端末デバイスのマルチコネクティビティ(multi-connectivity、MC)構成情報、および候補セルによって端末デバイスに割り当てられるセル無線ネットワーク一時識別子(cell-radio network temporary identifier、C-RNTI)のうちの少なくとも1つを含み得、マルチコネクティビティは、DC、CA、CoMP、およびmTRPのうちの1つであり得、またはこれらの組み合わせであり得る。(2)候補セルの関連情報は、候補セルの基準信号構成情報(例えば、SSB構成情報、CSI-RS構成情報、およびSRS構成情報)、候補セルのビーム測定構成情報、例えば、送信構成指示子(transmission configuration indicator、TCI)状態構成情報、および候補セルの物理セル識別子(physical cell identity、PCI)のうちの少なくとも1つを含み得る。
第1のセルと候補セルが同じアクセスネットワークデバイスに属することがあり得、または第1のセルと候補セルが別々のアクセスネットワークデバイスに属することもあり得ることは理解されよう。第1のセルと候補セルとが別々のアクセスネットワークデバイスに属する場合、第1のセルが属するアクセスネットワークデバイスは、Xnインターフェースを通じて、候補セルが属するアクセスネットワークデバイスから候補セルの構成情報を得ることができる。
S302:端末デバイスは、第1のセルで無線リンク監視を行い、無線リンク監視結果に基づいて、RLFが発生したと判断する。RLFが発生したと端末デバイスが判断する具体的な実装については、前述の説明を参照されたい。
ここで、端末デバイスは、RLFが発生したと判断した後に、第1のセルの構成情報を解放し(例えば、全ての無線ベアラの送信を中断する、すなわち、無線ベアラでコントロールプレーンシグナリングとユーザプレーンサービスデータを送信できない)、アクセスネットワークデバイスによって第1のセル内の端末デバイスへ送信される少なくとも1つの候補セルの構成情報をさらに解放する。
S303:端末デバイスがセル選択手順を実行し、セル選択手順を通じてセル選択基準を満たすセル(例えば、第2のセル)を選択した後、端末デバイスは、第2のセルでRRC接続再確立手順を能動的に開始する。例えば、端末デバイスは、ランダムアクセス手順を通じて第2のセル内のアクセスネットワークデバイスへRRC接続再確立要求メッセージを送信する。
セル選択手順の具体的な実装については、従来の技術を参照されたい。
S304:第2のセルにおいて、端末デバイスからRRC接続再確立要求メッセージを受信した後、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスへRRC接続再確立メッセージを送信でき、RRC接続再確立メッセージは、端末デバイスによって現在アクセスされている第2のセルが端末デバイスの新しいサービングセルであることを指示する。
S305:RRC接続再確立メッセージを受信した後、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスへRRC接続再確立完了メッセージを送信する。
S306:端末デバイスがRRC再確立手順を完了した後、アクセスネットワークデバイスは、第2のセル内の端末デバイスへ第2のセルの構成メッセージを送信でき、相応に、端末デバイスは、第2のセルの構成情報を受信できる。
S307:端末デバイスは、第2のセルの構成情報に基づいてアクセスネットワークデバイスと通信し(すなわち、無線リンクを回復し)、例えば、無線ベアラの送信を回復する。
図3に示されている手順から、端末デバイスがRRC再確立を実行して無線リンクを回復できることが分かる。しかしながら、RRC再確立手順では、端末デバイスが少なくとも1つの候補セルの構成情報を解放する。したがって、端末デバイスが候補セルのうちの1つを新しいサービングセルとして選択する場合でも、アクセスネットワークデバイスは、新しいサービングセルの構成情報を端末デバイスへ再送する必要がある。このため、送信リソースの消費は多大である。加えて、端末デバイスは、第1のセルの構成情報を解放する(例えば、全ての無線ベアラの送信を中断する)必要があり、RRC再確立が完了した後にのみ無線ベアラの送信を回復できる。このため、通信中断遅延は大きい。
本出願のこの実施形態で提供される別の可能な通信方法は以下の通りである:サービングセルの無線リンクで問題が発生したことを端末デバイスが検出した後、端末デバイスはターゲットセルを選択できる。ターゲットセルがセルハンドオーバに対応する候補セルである場合は、無線リンクを回復するために、端末デバイスがターゲットセルへのハンドオーバのためにセルハンドオーバを実行でき、ターゲットセルがセルハンドオーバに対応する候補セルでない場合は、無線リンクを回復するために、端末デバイスがRRC再確立を実行してターゲットセルにアクセスすることができる。
ここでの「端末デバイスがターゲットセルを選択する」実装が、前述のレイヤ1/レイヤ2 CHOで端末デバイスによってターゲットセルを選択する実装、および前述のレイヤ3 CHOで端末デバイスによってターゲットセルを選択する実装と異なり得ることに留意されたい。ターゲットセルがレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セルである場合、ここでの「ターゲットセルに端末デバイスをハンドオーバする」実装は、前述のレイヤ1/レイヤ2 CHOでターゲットセルに端末デバイスをハンドオーバする実装と同じであり得る。ターゲットセルがレイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルである場合、ここでの「ターゲットセルに端末デバイスをハンドオーバする」実装は、前述のレイヤ3 CHOでターゲットセルに端末デバイスをハンドオーバする実装と同じであり得る。
以下では、実施形態1を参照して、前述の通信方法のいくつかの可能な実装を説明する。
実施形態1
図4は、本出願の実施形態1による通信方法に対応する概略フローチャートである。図4に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
S401:アクセスネットワークデバイスは、第1のセル内の端末デバイスへ少なくとも1つの候補セルの構成情報を送信し、相応に、端末デバイスは、第1のセル内で少なくとも1つの候補セルの構成情報を受信できる。詳細については、S301を参照されたい。
例えば、アクセスネットワークデバイスはさらに、第1のセル内の端末デバイスへイネーブル情報を送信でき、イネーブル情報は、サービングセルの無線リンクで問題が発生した後に端末デバイスがセルハンドオーバをトリガすることを可能にするために使用される。相応に、端末デバイスはイネーブル情報を受信でき、図4に示されている後続の方法手順をさらに実行することができる。そうでない場合は(すなわち、アクセスネットワークデバイスが端末デバイスへイネーブル情報を送信せず、相応に、端末デバイスがイネーブル情報を受信しない)、図3を参照されたい。
S402:端末デバイスは、第1のセルの無線リンクが第1の条件を満たすと判断した場合に、第2のセルを選択し、第2のセルはターゲットセルと呼ばれることもある。
例えば、第1のセルの無線リンク品質が第1の条件を満たすことは、(1)第1のセルの無線リンク品質が第1の閾値未満であること、(2)第1のセルの無線リンク品質が第1の時間窓において常に第1の閾値未満であること、(3)端末デバイスによって連続的に検出される非同期指示の数が第2の閾値以上であること、(4)端末デバイスによって連続的に検出される非同期指示の数が第2の閾値以上になった後に、端末デバイスがタイマ2を始動させ、タイマ2のタイミング窓内に同期指示を検出しないこと、および(5)第1のセルでRLFが発生すること、のうちの少なくとも1つを含み得る。「未満」は「より低い」に置き換えられ得、「より大きい」は「より高い」に置き換えられ得る。第1の条件は、端末デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成されてよい。例えば、アクセスネットワークデバイスは、第1のセル内の端末デバイスへ第1の情報を送信し、第1の情報は、第1の条件を構成するために使用される(例えば、第1の情報は、第1の閾値、第2の閾値、タイマ2のタイミング窓の持続時間、および第1の時間窓の持続時間を含む)。第1の閾値は非同期閾値と異なり得、第2の閾値はN310と異なり得、第1の時間窓と第3の時間窓は同じであり得、または異なり得る。これは具体的に限定されない。
端末デバイスが第2のセルを選択する具体的な実装は複数あり得る。以下では、実装1と実装2を参照し、「少なくとも1つの候補セルが、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セルとレイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルとを含み、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セルが、セルaとセルbとを含み、レイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルが、セルbとセルcとを含む」一例を用いて、2つの可能な実装を説明する。少なくとも1つの候補セルが、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セル、すなわち、{セルa、セルb}のみを含み得、または、少なくとも1つの候補セルが、レイヤ3ハンドオーバに対応する候補セル、すなわち、{セルb、セルc}のみを含み得ることは理解されよう。例えば、アクセスネットワークデバイスは、レイヤ1/レイヤ2に対応する候補セルのみを含む、またはレイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルのみを含む、またはレイヤ1/レイヤ2に対応する候補セルとレイヤ3に対応する候補セルとを含む、またはプロトコルで合意され得る、少なくとも1つの候補セルを、端末デバイスのために構成できる。
実装1
端末デバイスは、少なくとも1つの候補セル(すなわち、{セルa、セルb、セルc})の無線リンク品質またはセルレベル測定結果に基づいて、{セルa、セルb、セルc}から第2のセルを選択できる。
端末デバイスが少なくとも1つの候補セルの無線リンク品質に基づいて少なくとも1つの候補セルから第2のセルを選択する場合、可能な一実装は以下の通りである:端末デバイスは、{セルa、セルb、セルc}の無線リンク品質に基づいて、{セルa、セルb、セルc}の中で無線リンク品質が第2の条件を満たすセルがあるかどうか判断する。{セルa、セルb、セルc}の中で無線リンク品質が第2の条件を満たすセルがある場合は、そのセルが第2のセルとして使用される。この場合、第2のセルは少なくとも1つの候補セルに属する、すなわち、第2のセルは{セルa、セルb、セルc}のうちの1つである。第2のセルの無線リンク品質が第2の条件を満たすことは、(1)第2のセルの無線リンク品質が、第3の閾値以上であること、(2)第2のセルの無線リンク品質が、第2の時間窓において常に第3の閾値以上であること、(3)第2のセルの無線リンク品質が、少なくとも1つの候補セルのうちの第2のセル以外の候補セルの無線リンク品質以上であること、(4)第2のセルの無線リンク品質が、第2の時間窓において常に少なくとも1つの候補セルのうちの第2のセル以外の候補セルの無線リンク品質以上であること、(5)第2のセルの無線リンク品質が、第1のセルの無線リンク品質を上回ること、(6)第2のセルの無線リンク品質が、第2の時間窓において常に第1のセルの無線リンク品質を上回ること、(7)第2のセルの無線リンク品質が、第1のセルの無線リンク品質とオフセットとの合計を上回ること、(8)第2のセルの無線リンク品質が、第2の時間窓において常に第1のセルの無線リンク品質とオフセットとの合計を上回ること、のうちの少なくとも1つを含み得る。オフセットは、正の値であってよく、または負の値であってもよい。
少なくとも1つの候補セルのうち、ただ1つのセルが第2の条件を満たし得ること、または複数のセルが第2の条件を満たし得ることは理解されよう。少なくとも1つの候補セルのうちの複数のセルが第2の条件を満たす場合、例えば、{セルa、セルb、セルc}のうちのセルaとセルbの両方が第2の条件を満たす場合は、以下の3つの方式が存在し得る:方式1:端末デバイスは、セルaおよびセルbのビームレベル測定結果に基づいて、セルaおよびセルbのうちの1つを第2のセルとして選択できる。例えば、セルaに1つのビーム(ビーム1と呼ばれる)があり、ビーム1の測定結果がセルbの全てのビームの測定結果より良好であるなら、端末デバイスはセルaを第2のセルとして選択できる。方式2:端末デバイスは、セルaおよびセルbのセルレベル測定結果に基づいて、セルaおよびセルbのうちの1つを第2のセルとして選択できる。例えば、セルaの測定結果がセルbの測定結果より良好であるなら、端末デバイスは、セルaを第2のセルとして選択できる。方式3:これは端末デバイスの内部実装に左右される、すなわち、端末デバイスそのものがセルaまたはセルbを第2のセルとして選択すると判断する。例えば、方式1、方式2、および方式3のうちの特定の方式がプロトコルで合意されてよく、または端末デバイスによって使用される特定の方式をアクセスネットワークデバイスが指示してもよい。
加えて、無線リンク品質が第2の条件を満たすセルが{セルa、セルb、セルc}にない場合、すなわち、端末デバイスが{セルa、セルb、セルc}から適当なセルを選択しない場合は、端末デバイスがセル選択手順を実行し、セル選択手順を通じてセル選択基準を満たすセルを選択することができ、そのセルが第2のセルとなる。この場合、第2のセルは少なくとも1つの候補セルに属さない、すなわち、第2のセルは{セルa、セルb、セルc}以外のセルである。
端末デバイスが少なくとも1つの候補セルのセルレベル測定結果に基づいて少なくとも1つの候補セルから第2のセルを選択する場合、可能な一実装は以下の通りである:端末デバイスは、{セルa、セルb、セルc}のセルレベル測定結果に基づいて、セルレベル測定結果が第3の条件を満たすセルが{セルa、セルb、セルc}にあるかどうかを判断する。セルレベル測定結果が第3の条件を満たすセルが{セルa、セルb、セルc}にある場合は、そのセルが第2のセルとして使用される。この場合、第2セルは{セルa、セルb、セルc}のうちの1つである。第2のセルのセルレベル測定結果が第3の条件を満たすことは、(1)第2のセルのセルレベル測定結果が、第4の閾値以上であること、(2)第2のセルのセルレベル測定結果が、少なくとも1つの候補セルのうちの第2のセル以外の候補セルのセルレベル測定結果以上であること、(3)第2のセルのセルレベル測定結果が、第1のセルのセルレベル測定結果を上回ること、のうちの少なくとも1つを含み得る。
加えて、セルレベル測定結果が第3の条件を満たすセルが{セルa、セルb、セルc}にない場合、すなわち、端末デバイスが{セルa、セルb、セルc}から適当なセルを選択しない場合は、端末デバイスがセル選択手順を実行し、セル選択手順を通じてセル選択基準を満たすセルを選択することができ、そのセルが第2のセルとなる。この場合、第2のセルは少なくとも1つの候補セルに属さない。通常、端末デバイスがアイドル状態でセル選択手順を実行することに留意されたい。この場合、端末デバイスは、第1の測定期間にセル選択手順を実行できる。しかしながら、本出願のこの実施形態では、端末デバイスが接続状態でセル選択手順を実行して、適当なターゲットセルを選択する。この場合、端末デバイスは、第2の測定期間にセル選択手順を実行できる。第2の測定期間は、第1の測定期間より短くてもよい。例えば、本出願のこの実施形態において、端末デバイスは、セルのリアルタイム無線リンク品質に基づいてセル選択手順を実行できる。
可能な一実装において、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスへ第2の情報を送信でき、第2の情報は、無線リンク品質に基づいて第2のセルを選択することを端末デバイスに指示する。任意に選べることとして、第2の情報のために第2の条件がさらに構成されてもよい。例えば、第2の情報は、第3の閾値、オフセット、および第2の時間窓の持続時間を含み得る。相応に、端末デバイスは、第2の情報を受信した後に、少なくとも1つの候補セルの無線リンク品質に基づいて第2のセルを選択できる。そうでない場合(すなわち、アクセスネットワークデバイスが端末デバイスへ第2の情報を送信せず、相応に、端末デバイスが第2の情報を受信しない)、端末デバイスは、少なくとも1つの候補セルのセルレベル測定結果に基づいて第2のセルを選択できる。
実装2
端末デバイスは、第2の候補セルリストに含まれるセルの無線リンク品質またはセルレベル測定結果に基づいて、第2の候補セルリストに含まれるセルから第2のセルを選択できる。第2の候補セルリストは第1の候補セルリストと異なり得、第1の候補セルリストは少なくとも1つの候補セルを含む、すなわち、第1の候補セルリストは{セルa、セルb、セルc}であり得る。一例において、第1の候補セルリストに含まれる全てのセルに加えて、第2の候補セルリストは別のセルをさらに含み得る。例えば、第2の候補セルリストは{セルa、セルb、セルc、セルd}である。この場合、端末デバイスによって選択される第2のセルの実装については、実装1を参照されたい。端末デバイスによって選択される第2のセルは、少なくとも1つの候補セルに属している場合があり、または少なくとも1つの候補セルに属していない場合もある。
例えば、第2の候補セルリストは、端末デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成されてよい。例えば、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスへセルリスト構成情報を送信でき、セルリスト構成情報は、第2の候補セルリストを構成するために使用される。
さらに、選択された第2のセルが少なくとも1つの候補セルに属していると端末デバイスが判断した場合(例えば、第2のセルが、セルa、セルb、またはセルcである)、端末デバイスは、全ての無線ベアラの送信を中断できるが、少なくとも1つの候補セルの構成情報は解放せず、後ほどS403Aを実行して無線リンクを回復することができる。選択された第2のセルが少なくとも1つの候補セルに属していないと端末デバイスが判断した場合(例えば、第2のセルがセルdである)、端末デバイスは、全ての無線ベアラの送信を中断し、少なくとも1つの候補セルの構成情報を解放し、後ほどS403Bを実行して無線リンクを回復することができる。
S403A:端末デバイスは、第1のセルから第2のセルにハンドオーバされ、第2のセルの構成情報に基づいて第2のセル内のアクセスネットワークデバイスと通信する。
ここで、第2のセルがセルaである場合、端末デバイスは、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバのためにレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバを実行できる。第2のセルがセルcである場合、端末デバイスは、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバのためにレイヤ3ハンドオーバを実行できる。第2のセルがセルbである(すなわち、第2のセルがレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セルとレイヤ3ハンドオーバに対応する候補セルの両方である)場合は、以下の3つの方式が存在し得る:方式1:端末デバイスは、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバのためにレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバを実行する。方式2:端末デバイスは、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバのためにレイヤ3ハンドオーバを実行する。方式3:これは、端末デバイスの内部実装に左右される、すなわち、端末デバイスそのものが、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバのためにレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバを実行すると判断する、または第1のセルから第2のセルへのハンドオーバのためにレイヤ3ハンドオーバを実行すると判断する。例えば、方式1、方式2、および方式3のうちの特定の方式がプロトコルで合意されてよく、または端末デバイスによって使用される特定の方式をアクセスネットワークデバイスが指示してもよい。
例えば、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバを実行した後、端末デバイスは、第2のセルにおいて、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたことをアクセスネットワークデバイスに通知でき、このハンドオーバは、端末デバイスによってトリガされたセルハンドオーバである。例えば、ハンドオーバは、前述の方式(例えば、実装1または実装2)に基づいて第2のセルを選択するために端末デバイスによってトリガされるセルハンドオーバである。複数の具体的な通知方式があり得、例えば、通知方式1と通知方式2があり得る。
通知方式1:端末デバイスは、第2のセル内のアクセスネットワークデバイスへ第3の情報を送信でき、第3の情報は、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたことを指示し、このハンドオーバは、端末デバイスによってトリガされたセルハンドオーバである。換言すると、端末デバイスは、明示的な方式でアクセスネットワークデバイスに通知できる。第3の情報は、端末デバイスの識別子、第1のセルの識別子(すなわち、ソースセルの識別子)、および指示情報aをのうちの少なくとも1つを含み得、指示情報aは、端末デバイスによってトリガされるセルハンドオーバを指示する。例えば、第3の情報は、第2のセル内の端末デバイスによって開始されるランダムアクセス手順のメッセージで搬送されてよい。例えば、ランダムアクセス手順が4ステップランダムアクセス手順であるなら、第3の情報は、4ステップランダムアクセス手順のメッセージ3で搬送されてよく、または、ランダムアクセス手順が2ステップランダムアクセス手順であるなら、第3の情報は、2ステップランダムアクセス手順のメッセージAで搬送されてよい。さらに、任意に選べることとして、第3の情報は、メッセージ3またはメッセージAのMAC制御要素(control element、CE)で搬送されてもよい。あるいは、第3の情報は、ランダムアクセス手順のメッセージ以外のメッセージで搬送されてもよい。
通知方式2:端末デバイスは、第2のセル内のアクセスネットワークデバイスへ第4の情報を送信でき、第4の情報は、第1のリソース上で搬送され、第1のリソースは、端末デバイスによってトリガされるセルハンドオーバに対応するリソースである。換言すると、端末デバイスは暗黙的な方式でアクセスネットワークデバイスに通知できる。第4の情報は、第2のセル内の端末デバイスによって開始されるランダムアクセス手順のメッセージ(例えば、メッセージ3またはメッセージA)で搬送されてよく、またはランダムアクセス手順のメッセージ以外のメッセージで搬送されてもよい。例えば、第1のリソースは、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)リソースであってよく、第1のリソースは、端末デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成されてよい。例えば、アクセスネットワークデバイスは、第1のセル内の端末デバイスへ第5の情報を送信でき、第5の情報は、第1のリソースを構成するために使用される。
例えば、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバを実行した後、端末デバイスはさらに、第2のセル内のアクセスネットワークデバイスへダウンリンクビーム情報を送信できる。ダウンリンクビーム情報は、第2のセル内の端末デバイスへダウンリンクデータを送信するためにアクセスネットワークデバイスによって使用されるダウンリンクビームを指示する。ダウンリンクビームは、ターゲットSSBに対応するビームより狭いビームであってよく、ターゲットSSBは、第2のセルでランダムアクセスを開始するために端末デバイスによって使用されるランダムアクセスリソースに関連付けられたSSBであってよい。例えば、ダウンリンクビーム情報は、第3の情報または第4の情報に含まれてよく、または端末デバイスによってアクセスネットワークデバイスへ追加的に送信されてもよい。これは具体的に限定されない。
ダウンリンクビーム情報はビーム(例えば、第1のビーム)を指示でき、第1のビームは、端末デバイスによって判断される第2のセルの複数のビームの中で最適な測定結果を有するビームであってよい。相応に、アクセスネットワークデバイスは、ダウンリンクビーム情報に基づいて第1のビームを通じて第2のセル内の端末デバイスへダウンリンクデータを送信できる。あるいは、ダウンリンクビーム情報は、端末デバイスによって判断された複数の候補ビームを指示することもできる。相応に、アクセスネットワークデバイスは、ダウンリンクビーム情報に基づいて複数の候補ビームから1つのダウンリンクビーム(例えば、第2のビーム)を選択し、第2のビームを通じて第2のセル内の端末デバイスへダウンリンクデータを送信することができる。
S403B:端末デバイスは、第2のセルにアクセスするためにRRC再確立を実行する。
ここで、端末デバイスは、少なくとも1つの候補セルの構成情報を解放し、第2のセルでRRC接続再確立手順を開始することができる。具体的な実装については、図3を参照されたい。
図4に示されている手順において、少なくとも1つの候補セルの構成情報、第1の情報、第2の情報、第5の情報、イネーブル情報などが、同じメッセージで搬送されてよく、または別々のメッセージで搬送されてもよいことは理解されよう。これは具体的に限定されない。
実施形態1の方法によると、端末デバイスは、無線リンクで問題が発生したことを検出した後に、少なくとも1つの候補セルの構成情報を解放しなくてよい。端末デバイスは、候補セルのうちの1つを新しいサービングセルとして選択した後に、新しいサービングセルの構成情報に基づいてアクセスネットワークデバイスと通信でき、アクセスネットワークデバイスが新しいサービングセルの構成情報を端末デバイスへ再送する必要はない。これにより、送信リソースを効果的に節約できる。加えて、端末デバイスは、ソースセルから新しいサービングセルへのハンドオーバのためにセルハンドオーバをトリガできる。したがって、RRC再確立手順と比較して、この方法を用いれば、通信を速やかに回復し、通信中断遅延を効果的に低減することができる。
前述の実施形態1は、アクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの通信の観点から本出願のこの実施形態の実施手順を説明している。アクセスネットワークデバイスはCUと1つ以上のDUとを含み得るので、以下では、CU、DU、および端末デバイス間の通信の観点から、実施形態2を参照して、いくつかの可能な実施手順を説明する。
実施形態2
アクセスネットワークデバイスがCUと1つ以上のDUとを含む場合、実施形態1の第1のセルと第2のセルは、CUによって管理される別々のDUに属し得る。例えば、第1のセルは第1のDUに属し、第2のセルは第2のDUに属する。あるいは、第1のセルと第2のセルが同じDUに属することもあり得る。例えば、第1のセルと第2のセルの両方が第2のDUに属する。以下では、これら2つのケースについて可能な手順を個別に説明する。
ケース1:第1のセルが第1のDUに属し、第2のセルが第2のDUに属する。
図5は、本出願の実施形態2による通信方法に対応する概略フローチャートである。図5に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
S501:CUは、第1のセルが属する第1のDUを通じて端末デバイスへ少なくとも1つの候補セルの構成情報を送信し、第1のセルは端末デバイスのサービングセルである。
例えば、CUは第1のDUへRRCメッセージを送信でき、次いで第1のDUが端末デバイスへRRCメッセージを転送する。このRRCメッセージは、少なくとも1つの候補セルの構成情報を含む。
S502:端末デバイスは、第1のセルの無線リンクが第1の条件を満たすと判断した場合に、第2のセルを選択する。
ここでは、第2のセルが少なくとも1つの候補セルに属する一例を説明に用いる。
S503:端末デバイスは第1のセルから第2のセルにハンドオーバされる。
S501~S503の具体的な実装については、実施形態1を参照されたい。
S504:第2のDUは、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたと判断する。
ここで、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたと第2のDUが判断する実装は複数あり得る。例えば、端末デバイスは第2のDUへ第3の情報を送信できる。相応に、第2のDUは、端末デバイスから第3の情報を受信した後に、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたと判断できる。別の例として、端末デバイスは第2のDUへ第4の情報を送信できる。相応に、第2のDUは、端末デバイスから第4の情報(第4の情報は第1のリソース上で搬送される)を受信した後に、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたと判断できる。具体的な実装については、実施形態1を参照されたい。
S505:第2のDUは、CUへ第1の指示情報を送信し、第1の指示情報は、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたことを指示する。
任意に選べることとして、第2のDUはさらに、CUへ第1のダウンリンクデータ配信状況(downlink data delivery status、DDDS)情報を送信でき、第1のDDDS情報は、第2のDUを通じて端末デバイスへ送信されるダウンリンクデータのトラフィックを制御するためにCUによって使用される。例えば、第1のDDDS情報は、第2のDUによって既にキャッシュされているデータ量を含み得る。
例えば、第1の指示情報は、端末デバイスの識別子、第2のセルの識別子(すなわち、ターゲットセルの識別子)、および指示情報bのうちの少なくとも1つを含み得、指示情報bは、端末デバイスによってトリガされるセルハンドオーバを指示する。
可能な一実装において、指示情報bは第1のDDDS情報であってよい(すなわち、端末デバイスによってトリガされるセルハンドオーバは、第1のDDDS情報を使用して暗黙的に指示される)。この場合、第1の指示情報内の指示情報bは、F1インターフェース上でユーザプレーンデータフレームを使用して送信されてよく、他の情報(例えば、端末デバイスの識別子および/または第2のセルの識別子)は、ユーザプレーンデータフレームを使用して送信されてよく、またはF1インターフェース上でコントロールプレーンメッセージを使用して送信されてもよい。これは具体的に限定されない。あるいは、別の可能な実装では、指示情報bが他の可能な情報であってもよい。この場合、第1の指示情報は、F1インターフェースメッセージのコントロールプレーンメッセージを使用して送信されてよい。
S506:CUは、第1のDUへ第2の指示情報を送信し、第2の指示情報は、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたことを指示する。相応に、第1のDUは第2の指示情報を受信し、端末デバイスとの通信を停止する(例えば、端末デバイスへのダウンリンクデータ送信を停止する)。
例えば、第2の指示情報は、端末デバイスの識別子、第2のセルの識別子、および指示情報cのうちの少なくとも1つを含み得、指示情報cは、端末デバイスによってトリガされるセルハンドオーバを指示する。第2の指示情報は、F1インターフェース上でコントロールプレーンメッセージで搬送されてよい。
S507:第1のDUはCUへ第3の指示情報を送信し、第3の指示情報は、第1のDUによって端末デバイスへ正常に送信されなかったデータパケットを指示する。さらに、第1のDUは、端末デバイスへのダウンリンクデータ送信を停止できる。
例えば、第3の指示情報は、第1のDUによって正常に送信されなかったPDCP PDUの連番(sequence number、SN)、および第1のDUによって正常に送信されたPDCP PDUの最高連番のうちの少なくとも1つを含み得る。
例えば、第3の指示情報は、第2のDDDS情報に含まれてよく、F1インターフェース上でユーザプレーンデータフレームを使用して送信され、または、第3の指示情報は、F1インターフェース上でコントロールプレーンメッセージを使用して送信されてもよい。これは具体的に限定されない。
S508:CUは、第3の指示情報に基づいて第2のDUを通じて端末デバイスへデータパケットを送信する。
例えば、第3の指示情報が、第1のDUによって正常に送信されなかったPDCP PDUの連番を含む場合、CUは、第2のDUを通じて、連番に対応するPDCP PDUを再送できる。第3の指示情報が、第1のDUによって正常に送信されたPDCP PDUの最高連番を含む場合、CUは、第2のDUを通じて端末デバイスへ、最高連番の後のPDCP PDUを送信できる。
加えて、第2のDUの観点から、端末デバイスはさらに、第2のDUへダウンリンクビーム情報を送信できる(ダウンリンクビーム情報については、実施形態1を参照されたい)。したがって、S505では、第2のDUが、ダウンリンクビーム情報に基づいて対応するダウンリンクビームを通じて端末デバイスへデータパケットを送信できる。
ケース2:第1のセルと第2のセルの両方が第2のDUに属する。
図6は、本出願の実施形態2による通信方法に対応する概略フローチャートである。図6に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
S601:CUは、第1のセルが属する第2のDUを通じて端末デバイスへ少なくとも1つの候補セルの構成情報を送信し、第1のセルは端末デバイスのサービングセルである。
S602:端末デバイスは、第1のセルの無線リンクが第1の条件を満たすと判断した場合に、第2のセルを選択する。
ここでは、第2のセルが少なくとも1つの候補セルに属する一例を説明に用いる。
S603:端末デバイスは第1のセルから第2のセルにハンドオーバされる。
S601~S603の具体的な実装については、実施形態1を参照されたい。
S604:第2のDUは、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたと判断する。
S605:第2のDUは、CUへ第1の指示情報と第4の指示情報を送信し、第1の指示情報は、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたことを指示し、第4の指示情報は、第2のDUによって端末デバイスへ正常に送信されなかったデータパケットを指示する。
ここで、第4の指示情報については、第3の指示情報の説明を参照されたい。
S606:CUは、第2のDUによって端末デバイスへ正常に送信されなかったデータパケットに基づいて、第2のDUを通じて端末デバイスへデータパケットを送信する。
図6に示されている前述のステップの具体的な実装については、図5を参照されたい。
実施形態2の方法によると、端末デバイスは、第1のセルの無線リンクで問題が発生したことを検出した後に、第1のセルから第2のセル(第2のセルは少なくとも1つの候補セルに属する)にハンドオーバされ、第1のセルで受信された第2のセルの構成情報に基づいてターゲットDU(すなわち、第2のセルが属するDU)と通信でき、CUが端末デバイスへ第2のセルの構成情報を再送する必要はない。これにより、送信リソースを効果的に節約し、通信中断遅延を低減することができる。さらに、ソースDU(すなわち、第1のセルが属するDU)は、ソースDUによって端末デバイスへ正常に送信されなかったデータパケットを指示するために、CUへ指示情報を送信できるので、CUは、ターゲットDUを通じて端末デバイスへ正常に送信されなかったデータパケットを送信でき、データパケット損失リスクが効果的に回避される。
実施形態2において、「S501~S504」または「S601~S604」で説明されている解決策が以下の通りであることは理解されよう:端末デバイスが実施形態1の方式に基づいて第2のセルを選択し、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバのためにレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバを実行する。さらに、第2のDUは、端末デバイスによって送信される第3の情報または第4の情報に基づいて、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたと判断できる。別の可能な実施形態において、「S501~S504」または「S601~S604」は、以下と置き換えられ得る:端末デバイスがレイヤ1/レイヤ2 CHOによって第1のセルから第2のセルにハンドオーバされる。さらに、第2のDUは、端末デバイスによって送信されるハンドオーバ完了情報に基づいて、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたと判断できる。例えば、ハンドオーバ完了情報は、レイヤ1/レイヤ2メッセージであってよく、ハンドオーバ完了情報は、ダウンリンクビーム情報を含み得る。あるいは、端末デバイスが第2のDUへダウンリンクビーム情報を追加的に送信してもよい。
実施形態3
実施形態3では、CU、DU、および端末デバイス間の通信の観点から、アクセスネットワークデバイスによってトリガされるレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバの可能な実施手順を説明する(アクセスネットワークデバイスによってトリガされるレイヤ3ハンドオーバは、これを参照して実施され得る)。
図7は、本出願の実施形態3による通信方法に対応する概略フローチャートである。図7に示されているように、本方法は以下のステップを含む。
S701:CUは、第1のセルが属する第1のDUを通じて端末デバイスへ少なくとも1つの候補セルの構成情報を送信する。
ここで、少なくとも1つの候補セルは、レイヤ1/レイヤ2ハンドオーバに対応する候補セルを含み得る。
S702:端末デバイスは、第1のセルと少なくとも1つの候補セルに対してビームレベル測定を行い、ビームレベル測定結果を第1のDUに報告する。
S703:第1のDUは、ビームレベル測定結果に基づいて少なくとも1つの候補セルから1つのターゲットセルを選択し、例えば、ターゲットセルは第2のセルであり、端末デバイスへレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバ命令を送信し、このハンドオーバ命令は、第1のセルから第2のセルに端末デバイスをハンドオーバすることを命令する。相応に、端末デバイスはハンドオーバ命令を受信し、ハンドオーバ命令に従って第1のセルから第2のセルにハンドオーバされる。
ここで、ビームレベル測定結果に基づいて第1のDUによってターゲットセルを選択する実装については、従来技術を参照されたい。
例えば、レイヤ1ハンドオーバ命令はダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)であってよく、レイヤ2ハンドオーバ命令はMAC CEであってよい。ハンドオーバ命令は、第2のセルの識別情報とダウンリンクビーム情報とを含み得、ダウンリンクビーム情報は、端末デバイスへダウンリンクデータを送信するために第2のセルが属する第2のDUによって使用されるダウンリンクビームを指示する。
S704:第1のDUはCUへ第3の指示情報を送信し、第3の指示情報は、第1のDUによって端末デバイスへ正常に送信されなかったデータパケットを指示する。さらに、第1のDUは、端末デバイスへのダウンリンクデータ送信を停止できる。
S705:端末デバイスは、第2のDUへハンドオーバ完了情報を送信し、このハンドオーバ完了情報は、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたことを指示する。
任意に選べることとして、端末デバイスはさらに、第2のDUへダウンリンクビーム情報を送信してもよい。可能な一実装において、端末デバイスによって第2のDUへ送信されるダウンリンクビーム情報は、S703にてレイヤ1/レイヤ2ハンドオーバ命令で搬送されるダウンリンクビーム情報であってよい。その後、第2のDUは、ダウンリンクビーム情報に基づいて対応するダウンリンクビームを通じて端末デバイスへデータパケットを送信できる。
可能な一実装において、ハンドオーバ完了情報は、レイヤ1/レイヤ2メッセージであってよい。この場合、ハンドオーバ完了情報は、ダウンリンクビーム情報を含み得る。あるいは、端末デバイスが第2のDUへダウンリンクビーム情報を追加的に送信してもよい。
S706:第2のDUはCUへ通知情報を送信し、通知情報は、端末デバイスが第1のセルから第2のセルにハンドオーバされたことをCUに通知するために使用される。
例えば、通知情報は、第1のDDDS情報を含み得、第1のDDDS情報は、第2のDUによって既にキャッシュされているデータ量を含み得る。
S707:CUは、第3の指示情報に基づいて第2のDUを通じて端末デバイスへデータパケットを送信する。
実施形態3の方法によると、第1のDUは、端末デバイスへハンドオーバ命令を送信した後に、CUへ第3の指示情報を送信できるので、CUは、ターゲットDU(すなわち、第2のDU)を通じて端末デバイスへ正常に送信されなかったデータパケットを送信でき、データパケット損失リスクが効果的に回避される。加えて、端末デバイスは、第2のDUへダウンリンクビーム情報を送信できるので、第2のDUは、ダウンリンクビーム情報に基づいて対応するビームを通じて端末デバイスへダウンリンクデータを送信できる。
実施形態1から実施形態3については、次のことが理解されよう。
(1)実施形態1から実施形態3は、端末デバイスのサービングセルが1つのセルである一例を用いて説明されている。別の可能なケースでは、例えば、端末デバイスがデュアルコネクティビティモードで動作する場合、実施形態1から実施形態3の解決策は、デュアルコネクティビティの主基地局ハンドオーバに適用可能であり得、または二次基地局(secondary node、SN)/二次セルグループ(secondary cell group、SCG)追加または二次基地局/二次セルグループ変更に適用可能であり得る。例えば、二次基地局/二次セルグループのセルの無線リンクが第1の条件を満たすと判断した後、端末デバイスは、実施形態1の方法を用いてセルの無線リンクを回復することもできる。
(2)実施形態1から実施形態3で説明されているフローチャートのステップ番号は、実行手順の一例にすぎず、ステップの実行順序を限定するものではない。本出願の実施形態において、互いに時系列依存関係を持たないステップ間には、厳密な実行順序がない。それぞれのフローチャートに示されている全てのステップが、必ずしも実行されるステップであるとは限らない。実際の要件に従って各フローチャートに基づいていくつかのステップが削除されてもよく、または実際の要件に従って各フローチャートに基づいて別の可能なステップが追加されてもよい。
(3)上記は、実施形態1から実施形態3の異なる実施形態の違いに焦点を当てており、実施形態1から実施形態3は、他の違いの内容を除いて、互いに参照できる。加えて、同じ実施形態において、異なる実装または異なる例も互いに参照できる。
上記は主に、通信装置間の相互作用の観点から、本出願の実施形態で提供される解決策を説明している。前述の機能を実施するために、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスが、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含み得ることは理解されよう。当業者は、本出願の実施形態において、本明細書で開示されている実施形態を参照して説明されている例のユニットおよびアルゴリズムステップが、ハードウェアによって、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって、実装され得ることに容易く気づくはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、またはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的解決策の具体的な用途と設計上の制約しだいで決まる。当業者は、具体的な用途ごとに様々な方法を用いて説明されている機能を実装できるが、その実装が本出願の範囲を超えると考えるべきではない。
本出願の実施形態では、前述の方法の例に基づいて、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスで機能ユニット分割が行われてよい。例えば、各機能ユニットを対応する各機能に基づく分割によって得ることができ、または2つ以上の機能を1つのユニットに統合することもできる。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合ユニットが使用される場合、図8は、本出願の一実施形態による装置の可能な一例のブロック図である。図8に示されているように、装置800は、処理ユニット802と通信ユニット803とを含み得る。処理ユニット802は、装置800の動作を制御し、かつ管理するように構成される。通信ユニット803は、装置800と別のデバイスとの通信をサポートするように構成される。任意に選べることとして、通信ユニット803はトランシーバユニットとも呼ばれ、受信作業と送信作業を実行するようにそれぞれ構成された受信ユニットおよび/または送信ユニットを含み得る。装置800は、装置800のプログラムコードおよび/またはデータを記憶するように構成された記憶ユニット801をさらに含み得る。
装置800は、前述の実施形態における端末デバイスであってよい。処理ユニット802は、前述の方法の例で端末デバイスの動作を実行する際に装置800をサポートできる。あるいは、処理ユニット802は、方法の例で端末デバイスの内部動作を主に実行し、通信ユニット803は、装置800と別のデバイスとの通信をサポートできる。
例えば、一実施形態において、通信ユニット803は、第1のセルにおいて、アクセスネットワークデバイスから少なくとも1つの候補セルの構成情報を受信するように構成され、処理ユニット802は、第1のセルの無線リンクが第1の条件を満たす場合に、第2のセルを選択し、第2のセルが少なくとも1つの候補セルに属している場合は、第1のセルから第2のセルへのハンドオーバを実行し、かつ第1のセルで受信された第2のセルの構成情報に基づいて、通信ユニット803を通じて第2のセル内のアクセスネットワークデバイスと通信し、または第2のセルが少なくとも1つの候補セルに属していない場合は、第2のセルにアクセスするためにRRC再確立を実行するように構成される。
装置800は、前述の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスであってもよい。処理ユニット802は、前述の方法の例でアクセスネットワークデバイスの動作を実行する際に装置800をサポートできる。あるいは、処理ユニット802は、方法の例でアクセスネットワークデバイスの内部動作を主に実行し、通信ユニット803は、装置800と別のデバイスとの通信をサポートできる。
前述の装置におけるユニットの分割が論理的な機能分割にすぎないことを理解されたい。実際の実装時には、ユニットの全部または一部が1つの物理的なエンティティに統合されてもよく、または物理的に分離されてもよい。加えて、装置内の全てのユニットが処理素子によって呼び出されるソフトウェアの形態で実装されてもよく、もしくはハードウェアの形態で実装されてもよく、または、いくつかのユニットが処理素子によって呼び出されるソフトウェアの形態で実装されてもよく、いくつかのユニットがハードウェアの形態で実装されてもよい。例えば、それぞれのユニットは個別に配置された処理素子であってもよく、または実装のために装置のチップに統合されてもよい。加えて、それぞれのユニットは代わりに、ユニットの機能を実行するために装置の処理素子によって呼び出されるプログラムの形態でメモリに記憶されてもよい。加えて、ユニットの全部または一部が一体化されていてもよく、または独立して実装されていてもよい。本書における処理素子は、プロセッサと呼ばれることもあり、信号処理能力を有する集積回路であってよい。実装の過程で、前述の方法または前述のユニットにおける作業は、プロセッサ素子内のハードウェア集積論理回路を使用することによって実装されてよく、または処理素子がソフトウェアを呼び出す形態で実装されてもよい。
一例において、前述の装置のいずれか1つの中のユニットは、前述の方法を実施するように構成された1つ以上の集積回路であってよく、例えば、1つ以上の特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、1つ以上のマイクロプロセッサ(digital signal processor、DSP)、1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、またはこれらの形態の集積回路のうちの少なくとも2つの組み合わせであってよい。別の例として、処理素子がプログラムをスケジュールする形態で装置内のユニットが実装され得る場合、その処理素子は、プロセッサであってよく、例えば汎用中央処理装置(central processing unit、CPU)、またはプログラムを呼び出すことができる別のプロセッサであってよい。さらに別の例として、ユニットは、システム・オン・チップ(system-on-a-chip、SOC)の形態で統合され実装されてもよい。
受信のための前述のユニットは、装置のインターフェース回路であり、別の装置から信号を受信するように構成される。例えば、装置がチップ方式で実装される場合、受信ユニットは、別のチップまたは装置から信号を受信するように構成されたチップのインターフェース回路である。送信のための前述のユニットは、装置のインターフェース回路であり、別の装置に信号を送信するように構成される。例えば、装置がチップ方式で実装される場合、送信ユニットは、別のチップまたは装置へ信号を送信するように構成されたチップのインターフェース回路である。
図9は、本出願の一実施形態によるアクセスネットワークデバイスの構造の図である。このアクセスネットワークデバイス(または基地局)は、前述の方法の実施形態でアクセスネットワークデバイスの機能を実行するために、図1に示されている通信システムで使用され得る。図9に示されているように、アクセスネットワークデバイス90は、1つ以上のDU 901と1つ以上のCU 902とを含み得る。DU 901は、少なくとも1つのアンテナ9011と、少なくとも1つの無線周波数ユニット9012と、少なくとも1つのプロセッサ9013と、少なくとも1つのメモリ9014とを含み得る。DU 901は主に、無線周波数信号を受信/送信し、無線周波数信号とベースバンド信号との変換を実行し、かつ部分的ベースバンド処理を実行するように構成される。CU 902は、少なくとも1つのプロセッサ9022と少なくとも1つのメモリ9021とを含み得る。
CU 902は主に、ベースバンド処理の実行、アクセスネットワークデバイスの制御などを行うように構成される。DU 901とCU 902は、物理的に一緒に配置されてよく、または物理的に分離されてもよい、すなわち、基地局は分散基地局であってもよい。CU 902は、アクセスネットワークデバイスのコントロールセンターであり、処理ユニットと呼ばれることもあり、主にベースバンド処理機能を完遂するように構成される。例えば、CU 902は、前述の方法の実施形態でアクセスネットワークデバイスに関連する作業手順を実行するようにアクセスネットワークデバイスを制御するように構成されてよい。
加えて、任意に選べることとして、アクセスネットワークデバイス90は、1つ以上の無線周波数ユニットと、1つ以上のDUと、1つ以上のCUとを含み得る。DUは、少なくとも1つのプロセッサ9013と少なくとも1つのメモリ9014とを含み得、無線周波数ユニットは、少なくとも1つのアンテナ9011と少なくとも1つの無線周波数ユニット9012とを含み得、CUは、少なくとも1つのプロセッサ9022と少なくとも1つのメモリ9021とを含み得る。
一例において、CU 902は1つ以上の基板を含み得る。複数の基板が単一のアクセス指示で一無線アクセスネットワーク(例えば、5Gネットワーク)を共同でサポートしてよく、または別々のアクセス規格で複数無線アクセスネットワーク(例えば、LTEネットワーク、5Gネットワーク、もしくは別のネットワーク)を別々にサポートしてもよい。メモリ9021とプロセッサ9022は1つ以上の基板にサーブできる。すなわち、それぞれの基板にメモリとプロセッサが配置されてよい。あるいは、複数の基板が同じメモリと同じプロセッサを共有してもよい。加えて、それぞれの基板には必要な回路がさらに配置されてもよい。DU 901は1つ以上の基板を含み得る。複数の基板が単一のアクセス指示で一無線アクセスネットワーク(例えば、5Gネットワーク)を共同でサポートしてよく、または別々のアクセス規格で複数無線アクセスネットワーク(例えば、LTEネットワーク、5Gネットワーク、もしくは別のネットワーク)を別々にサポートしてもよい。メモリ9014とプロセッサ9013は1つ以上の基板にサーブできる。すなわち、それぞれの基板にメモリとプロセッサが配置されてよい。あるいは、複数の基板が同じメモリと同じプロセッサを共有してもよい。加えて、それぞれの基板には必要な回路がさらに配置されてもよい。
図9に示されているアクセスネットワークデバイスは、前述の方法の実施形態でアクセスネットワークデバイスに関連する全てのプロセスを実施できる。図9に示されているアクセスネットワークデバイス内のモジュールの作業および/または機能は、前述の方法の実施形態で対応する手順を実施するためにそれぞれ使用される。詳細については、前述の方法の実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳しい説明を適切に省略する。
図10は、本出願の一実施形態による端末デバイスの構造の図である。この端末デバイスは、図1に示されている通信システムに適用され得、前述の実施形態で端末デバイスの作業を実施するように構成される。図10に示されているように、端末デバイスは、アンテナ1010と、無線周波数部1020と、信号処理部1030とを含む。アンテナ1010は、無線周波数部1020に接続される。ダウンリンク方向では、無線周波数部1020が、アンテナ1010を通じて、ネットワークデバイスによって送信される情報を受信し、ネットワークデバイスによって送信される情報を処理のために信号処理部1030へ送信する。アップリンク方向では、信号処理部1030が端末デバイスの情報を処理し、処理された情報を無線周波数部1020へ送信し、無線周波数部1020は端末デバイスの情報を処理し、次いで処理された情報をアンテナ1010を通じてネットワークデバイスへ送信する。
信号処理部1030は、それぞれの通信プロトコル層でデータを処理するように構成されたモデムサブシステムを含み得る。信号処理部1030は、端末デバイスのオペレーティングシステムおよびアプリケーション層を処理するように構成された中央処理サブシステムをさらに含み得る。加えて、信号処理部1030は、他のサブシステムを、例えばマルチメディアサブシステムや周辺サブシステムを、さらに含み得る。マルチメディアサブシステムは、端末デバイスのカメラまたはスクリーンディスプレイを制御するように構成される。周辺サブシステムは、別のデバイスに接続するように構成される。モデムサブシステムは、別個に配置されたチップであってもよい。
モデムサブシステムは1つ以上の処理素子1031を含み得、例えば、主制御CPUと別の集積回路とを含み得る。加えて、モデムサブシステムは、記憶素子1032とインターフェース回路1033とをさらに含み得る。記憶素子1032は、データとプログラムを記憶するように構成される。しかしながら、前述の方法で端末デバイスによって実行される方法を実行するために使用されるプログラムは、記憶素子1032に記憶されなくてもよく、モデムサブシステムの外部のメモリに記憶され、使用されるときにモデムサブシステムによってロードされ使用される。インターフェース回路1033は、別のサブシステムと通信するように構成される。
モデムサブシステムは、チップを使用して実装されてよい。このチップは、少なくとも1つの処理素子とインターフェース回路とを含む。処理素子は、端末デバイスによって実行されるいずれかの方法のステップを実行するように構成される。インターフェース回路は、他の装置と通信するように構成される。一実装において、前述の方法のステップを実施する端末デバイスのユニットは、処理素子によってスケジュールされるプログラムによって実装されてよい。例えば、端末デバイスに使用される装置は、処理素子と記憶素子とを含む。処理素子は、前述の方法の実施形態で端末デバイスによって実行される方法を実行するために、記憶素子に記憶されたプログラムを呼び出す。記憶素子は、処理素子が同一チップ上に位置する記憶素子であってよい、すなわちオンチップ記憶素子であってよい。
別の実装において、前述の方法で端末デバイスによって実行される方法を実行するために使用されるプログラムは、処理素子とは異なるチップ上に配置された記憶素子内にあってもよい、すなわちオフチップ記憶素子内にあってもよい。この場合、処理素子は、前述の方法の実施形態で端末デバイスによって実行される方法を呼び出して実行するために、オフチップ記憶素子からオンチップ記憶素子にプログラムを呼び出す、またはロードする。
さらに別の実装において、前述の方法のステップを実施する端末デバイスのユニットは、1つ以上の処理素子として構成されてもよい。これらの処理素子は、モデムサブシステム内に配置される。本書における処理素子は、集積回路であってよく、例えば、1つ以上のASIC、1つ以上のDSP、1つ以上のFPGA、または各種集積回路の組み合わせであってよい。これらの集積回路は、共に統合されてチップを形成し得る。
前述の方法のステップを実施する端末デバイスのユニットは、共に統合され、SOCの形態で実装されてもよい。SOCチップは、前述の方法を実施するように構成される。少なくとも1つの処理素子と記憶素子はチップに統合されてよく、処理素子は、端末デバイスによって実行される前述の方法を実施するために、記憶素子に記憶されたプログラムを呼び出す。あるいは、端末デバイスによって実行される前述の方法を実施するために、少なくとも1つの集積回路がチップに統合されてもよい。あるいは、前述の実装を参照し、いくつかのユニットの機能は、処理素子によって呼び出されるプログラムによって実施されてもよく、いくつかのユニットの機能は、集積回路によって実施される。
端末デバイスに使用される前述の装置が、少なくとも1つの処理素子とインターフェース回路とを含み得ることが分かる。少なくとも1つの処理素子は、前述の方法の実施形態で提供される端末デバイスによって実行される方法のいずれか1つを実行するように構成される。処理素子は、第1の方式で、具体的には、記憶素子に記憶されたプログラムを呼び出すことによって、端末デバイスによって実行される一部または全部のステップを実行してよく、または、第2の方式で、具体的には、プロセッサ素子内のハードウェア集積論理回路を命令と組み合わせて使用することによって、端末デバイスによって実行される一部または全部のステップを実行してもよく、または勿論、第1の方式と第2の方式を組み合わせることによって、端末デバイスによって実行される一部または全部のステップを実行してもよい。
ここでの処理素子は、上述したものと同じであり、プロセッサを使用して実装されてよい。処理素子の機能は、図8で説明されている処理ユニットの機能と同じであってよい。例えば、処理素子は、汎用プロセッサであってよく、例えばCPUであってよく、または前述の方法を実施するように構成された1つ以上の集積回路であってもよく、例えば、1つ以上のASIC、1つ以上のマイクロプロセッサDSP、もしくは1つ以上のFPGAであってもよく、またはこれらの集積回路形態のうちの少なくとも2つの組み合わせであってもよい。記憶素子は、メモリを使用して実装されてよい。記憶素子の機能は、図8で説明されている記憶ユニットの機能と同じであってよい。記憶素子は、メモリであってよく、または複数のメモリの総称であってもよい。
図10に示されている端末デバイスは、前述の方法の実施形態で端末デバイスに関連する全てのプロセスを実施できる。図10に示されている端末デバイス内のモジュールの作業および/または機能は、前述の方法の実施形態で対応する手順を実施することを意図している。詳細については、前述の方法の実施形態の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、ここでは詳しい説明を適切に省略する。
本出願の実施形態では「システム」と「ネットワーク」という用語が互換的に使用され得る。「少なくとも1つの」は1つ以上を意味し、「複数の」は2つ以上を意味する。「および/または」という用語は、関連する対象の関連関係を記述し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、Aおよび/またはBは以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する場合、AとBの両方が存在する場合、およびBのみが存在する場合を示すことができ、AとBは単数であっても複数であってもよい。「以下の項目(個)のうちの少なくとも1つ」またはその類似表現は、単一の項目(個)または複数の項目(個)の任意の組み合わせを含む、これらの項目の任意の組み合わせを示す。例えば、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」は、A、B、C、AB、AC、BC、またはABCを含む。加えて、別段の指定がない限り、本出願の実施形態における「第1」および「第2」などの序数は、複数の対象を区別するために使用され、複数の対象の順序、時系列、優先度、または重要度を限定するためには使用されない。
当業者は、本出願の実施形態が、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解するはずである。したがって、本出願は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを含む実施形態の形態を使用できる。加えて、本出願は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つ以上のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリ、CD-ROM、光学式メモリなどを含むが、これらに限定されない)上に実装されたコンピュータプログラム製品の形態を使用できる。
本出願は、本出願による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されている。コンピュータプログラム命令を使用して、フローチャートおよび/またはブロック図の各プロセスおよび/または各ブロック実施できること、ならびにフローチャートおよび/またはブロック図のプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実施できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または他の何らかのプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサに提供されてよく、その結果、コンピュータまたは他の何らかのプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令は、フローチャートの1つ以上のプロセスおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックにおいて特定の機能を実施する装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、特定の方式で作動することをコンピュータまたは他の何らかのプログラム可能データ処理デバイスに命令できるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよく、その結果、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、命令装置を含む人工物を生成する。命令装置は、フローチャートの1つ以上のプロセスおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックで特定の機能を実施する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラム可能データ処理デバイスにロードされてもよく、その結果、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で一連の作業およびステップが実行され、それによってコンピュータ実施処理が生成される。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行される命令は、フローチャートの1つ以上のプロセスおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックで特定の機能を実施するためのステップを提供する。
当業者が本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく本出願に対して様々な修正および変更を行うことができることは明らかである。本出願は、本出願のこれらの修正および変更が以下の特許請求の範囲とそれらの同等の技術とによって定められる保護範囲内に入る限りは、本出願のこれらの修正および変更を包含することを意図している。