JP7841875B2 - 学習モデル作成装置、計画作成装置、学習モデル作成方法、計画作成方法、およびプログラム - Google Patents
学習モデル作成装置、計画作成装置、学習モデル作成方法、計画作成方法、およびプログラムInfo
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Description
本発明の計画作成装置は、前記学習モデル作成装置で作成された前記学習モデルを用いて、前記計画を作成する計画作成装置であって、前記学習モデル作成用製品データと異なる前記製品データである計画作成用製品データを取得する計画作成用製品データ取得手段と、前記計画作成用製品データに基づいて、前記計画表現画像である計画作成用計画表現画像を作成する計画作成用画像作成手段と、前記計画作成用画像作成手段により作成された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記計画の良否に対する確信度を算出する確信度算出手段と、前記確信度算出手段により算出された前記確信度に基づいて、前記学習モデルに入力された前記計画作成用計画表現画像を修正する計画表現画像修正手段と、前記計画表現画像修正手段により修正された前記計画作成用計画表現画像が、前記計画作成用計画表現画像を修正するための計算についての所定の計算終了条件を満たす場合に、当該修正された前記計画作成用計画表現画像に基づいて、前記計画を作成する計画作成手段と、を備え、前記確信度算出手段は、前記計画表現画像修正手段により修正された前記計画作成用計画表現画像が前記計算終了条件を満たさない場合、前記計画表現画像修正手段により修正された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記確信度を再び算出する。
本発明の計画作成方法は、前記学習モデル作成方法で作成された前記学習モデルを用いて、前記計画を作成する計画作成方法であって、計画作成用製品データ取得手段が、前記学習モデル作成用製品データと異なる前記製品データである計画作成用製品データを取得する計画作成用製品データ取得工程と、計画作成用画像作成手段が、前記計画作成用製品データに基づいて、前記計画表現画像である計画作成用計画表現画像を作成する計画作成用画像作成工程と、確信度算出手段が、前記計画作成用画像作成工程により作成された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記計画の良否に対する確信度を算出する確信度算出工程と、計画表現画像修正手段が、前記確信度算出工程により算出された前記確信度に基づいて、前記学習モデルに入力された前記計画作成用計画表現画像を修正する計画表現画像修正工程と、計画作成手段が、前記計画表現画像修正工程により修正された前記計画作成用計画表現画像が、前記計画作成用計画表現画像を修正するための計算についての所定の計算終了条件を満たす場合に、当該修正された前記計画作成用計画表現画像に基づいて、前記計画を作成する計画作成工程と、を備え、前記確信度算出工程は、前記計画表現画像修正工程により修正された前記計画作成用計画表現画像が前記計算終了条件を満たさない場合、前記計画表現画像修正工程により修正された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記確信度を再び算出する。
本発明のプログラムの第2の例は、前記計画作成装置の各手段としてコンピュータを機能させる。
図1は、学習モデル作成装置110および計画作成装置120の機能的な構成の一例を示す図である。学習モデル作成装置110および計画作成装置120のハードウェアは、例えば、プロセッサ、主記憶装置、補助記憶装置、および各種のインターフェースを備える情報処理装置を用いることにより実現される。なお、本実施形態では、学習モデル作成装置110および計画作成装置120が別々の装置である場合を例示する。しかしながら、学習モデル作成装置110および計画作成装置120は、1つの装置で実現されても良い。以下に、本実施形態の学習モデル作成装置110および計画作成装置120の一例を、学習モデル作成装置110、計画作成装置120の順に説明する。
学習モデル作成装置110は、生産計画または物流計画である計画を作成するために用いられる学習モデルを作成する。本実施形態では、学習モデル作成装置110が、製品を生産する際の生産計画を作成するために用いられる学習モデルを作成する場合を例示する。生産計画として、例えば、熱延スケジュール(熱間圧延を行うスラブ(鋼材)の圧延順を含むスケジュール)が挙げられる。ただし、生産計画は、製品の生産順を含んでいれば、熱延スケジュールに限定されない。また、学習モデル作成装置110は、生産計画に代えて物流計画を作成するために用いられる学習モデルを作成しても良い。物流計画を作成するために用いられる学習モデルを作成する場合には、以下の説明において、例えば、生産順を搬送順に置き替えれば良い。また、学習モデルは、教師あり学習を行うことによって作成される学習モデル(機械学習モデル)であれば良いが、本実施形態では、学習モデルがCNN(Convolutional Neural Network)である場合を例示する(ただし、CNNのアルゴリズム自体は、後述する計算が行われるように公知のCNNのアルゴリズムに対して変更され、公知のCNNのアルゴリズムとは異なる)。
教師データ取得部111は、学習モデル作成用製品データと、当該学習モデル作成用製品データに対応する良否判定データと、を含む教師データを取得する。
学習モデル作成用製品データは、計画に含まれる複数の製品のそれぞれについての製品データであって、製品の仕様を含む複数の項目の値と、当該計画における製品の処理順と、を有する製品データである。
学習モデル作成用画像作成部112は、教師データ取得部111により取得された教師データに含まれる学習モデル作成用製品データに基づいて、学習モデル作成用計画表現画像を作成する。
学習モデル作成部113は、学習モデル作成用計画表現画像230を用いた教師あり学習を行うことによって、計画表現画像を入力とし、計画の良否に対する確信度を出力とする学習モデルを作成して記憶部114に記憶する。前述したように本実施形態では、学習モデルがCNNである場合を例示する。
畳み込み層320では、画像に対して、カーネル(フィルタ)を用いた畳み込み演算が行われる。図4は、畳み込み演算の概要の一例を説明する図である。図4に示す例では、畳み込み演算では使用されるカーネルが、学習モデル作成用計画表現画像230の列に割り当てられた複数の項目(製造仕様m)のうちの1つの項目(製造仕様m)に対して個別に設定される場合を例示する。具体的に図4では、サイズに対してカーネル411が設定され、材質に対してカーネル412が設定され、品質に対してカーネル413が設定される場合を例示する。
以上のように学習モデル作成用計画表現画像230において2以上M未満の項目(製造仕様m)に対して同一のカーネルを設定する場合、以下の説明において、2以上M未満の項目(図2に示す例では、例えばサイズおよび材質)を1つの項目(製造仕様m)と見なせば良い。
例えば、或る材質の製品の次に生産する製品の材質が特定の材質(例えば、図4において、材質Fの製品の次に生産する製品は材質C)であるのが好ましい場合がある。このような場合、或る材質の製品の次に生産する製品の材質が特定の材質であるような関係が多く含まれている生産計画が良い生産計画である。そこで、このような特徴が抽出され易くなるように、材質に対して設定されるカーネル412の列方向(縦方向)の大きさを小さくする。
本実施形態では、学習モデル作成用計画表現画像230において、製品仕様mの第v行第h列の画素値をxv,h mと表記する。ここで、画素値xv,h mを表記する際に、hには、学習モデル作成用計画表現画像230においてカーネル411~413が適用される領域毎に数値が設定されるものとする。本実施形態では、学習モデル作成用計画表現画像230におけるサイズに対応する領域にカーネル411が設定される。したがって、例えば、画素値xv,h mを表記する際に、図2にサイズ(m=1)に対応する領域のh1 1列を示すhの数値は「1」となり、hmax 1列を示すhの数値は「6」となる。また、画素値xv,h mを表記する際に、材質(m=2)に対応する領域のh1 2列を示すhの数値は「1」となり、hmax 2列を示すhの数値は「6」となる。また、画素値xv,h mを表記する際に、品質(m=3)に対応する領域のh1 3列を示すhの数値は「1」となり、hmax 3列を示すhの数値は「5」となる。このようにして図5に示すxv,h mが学習モデル作成用計画表現画像230の画素値として定められる。また、カーネル411~413の重みをwl,s m_fcと表記する。ここで、m_fcは、製造仕様mについての畳み込み層320を識別する記号である。図3~図5に示す例では、1つの製造仕様mにそれぞれ1つの畳み込み層320が作成されるので、fc=1となる。1つの製造仕様mに複数の畳み込み層320が作成される場合には、fcは2以上の値をとり得る(なお、後述する数式ではfcの数をFcと表記している)。lは、畳み込み層320を構成する特徴マップの要素の位置であって、入力層310に入力される画像の列方向(縦方向)に対応する方向の要素の位置を識別する番号(行番号)であり、sは、畳み込み層320を構成する特徴マップの要素の位置であって、入力層310に入力される画像の行方向(横方向)に対応する方向の要素の位置を識別する番号(列番号)である。また、カーネル411~413の列方向(縦方向)の要素の数をkr mと表記し、カーネル411~413の行方向(横方向)の要素の数をkc mと表記する。
計画作成装置120は、学習モデル作成装置110で作成された学習済みの学習モデルを用いて、生産計画または物流計画を作成する。前述したように本実施形態では、学習モデル作成装置110が、鋼板等の製品を生産する際の生産計画を作成するために用いられる学習モデルを作成する場合を例示する。したがって、本実施形態では、計画作成装置120が生産計画を作成する場合を例示する。
図7において、学習モデル作成装置110により作成されたCNNに対して、教師データに含まれる学習モデル作成用計画表現画像230とは異なる計画表現画像を入力する。そうすると、出力層340から、良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2がそれぞれ出力される。計画作成装置120は、良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2の、それぞれの目標値に対する誤差である確信度誤差を算出する。前述したように本実施形態では、確信度が「1」である場合に確信度が最も高いことを示し、確信度が「0」である場合に確信度が最も低いことを示すものとする。したがって、本実施形態では、良計画に対する確信度Y1の目標値が「1」であり、不良計画に対する確信度Y2の目標値が「0」である場合を例示する。
計画作成用製品データ取得部121は、教師データ取得部111により取得された教師データに含まれる学習モデル作成用製品データとは異なる製品データである計画作成用製品データを取得する。計画作成用製品データは、学習モデル作成用製品データと同様に、或る1つの生産計画に含まれる各製品の、仕様を含む複数の項目の値と、当該製品の当該生産計画における生産順と、を有する。学習モデル作成装置110(教師データ取得部111)が取得する教師データに含まれる製品データ(学習モデル作成用製品データ)と区別するために、計画作成用製品データ取得部121が取得する製品データを、必要に応じて計画作成用製品データと称する。計画作成用製品データは、修正対象の生産計画に含まれる各製品の、仕様を含む複数の項目(製造仕様m)の値と、当該製品の当該生産計画における生産順と、を有する。なお、計画作成装置120は、良否判定データ220を取得する必要はない。また、計画作成用製品データ取得部121が取得する学習モデル作成用製品データは、1つで良い(すなわち、計画作成用製品データ取得部121が取得する学習モデル作成用製品データは、1つの生産計画における製品データで良い)。
計画作成用画像作成部122は、計画作成用製品データ取得部121により取得された計画作成用製品データに基づいて、計画作成用計画表現元画像および計画作成用計画表現画像を作成する。計画作成用計画表現元画像および計画作成用計画表現画像を作成する方法は、学習モデル作成用計画表現元画像210および学習モデル作成用計画表現画像230を作成する方法と同じである。そこで、以下の説明では、学習モデル作成装置110(学習モデル作成用画像作成部112)が作成する計画表現元画像(学習モデル作成用計画表現画像230)と区別するために、計画作成用画像作成部122が作成する計画表現画像を、必要に応じて、計画作成用計画表現画像と称する。また、計画作成装置120では、学習モデル作成装置110で作成されたCNNを用いる。そこで、以下では、必要に応じて数式を含め、図2~図6を参照しながら説明した記号と同じ記号を付して説明を行う。また、説明の都合上、計画作成用計画表現画像が図2等に示す画像であるとし、計画作成用計画表現画像についても必要に応じて符号230を付して説明する。
確信度算出部123は、記憶部114に記憶された学習モデル(CNNの入力層310)に、計画作成用画像作成部122により作成された計画作成用計画表現画像230を入力することにより、当該計画作成用計画表現画像230により表される生産計画の良否に対する確信度を算出する。本実施形態では、確信度算出部123が、良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2を算出する場合を例示する。
計画表現画像修正部124は、確信度算出部123により算出された確信度(良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2)に基づいて、確信度算出部123により学習モデル(CNN)の入力層310に入力された計画作成用計画表現画像230を修正する。本実施形態では、計画表現画像修正部124が、評価値算出部124aと、誤差偏微分値算出部124bと、修正部124cと、判定部124dと、を有する場合を例示する。
評価値算出部124aは、確信度算出部123により算出された確信度(良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2)に基づいて、評価関数Eの値を算出する。評価関数Eは、確信度の目標値に対する誤差である確信度誤差を(関数を定めるパラメータとして)含む。前述したように本実施形態では、確信度誤差として、良計画に対する確信度Y1の目標値1に対する誤差である良計画確信度誤差と、不良計画に対する確信度Y2の目標値0に対する誤差である不良計画確信度誤差と、を用いる場合を例示し、評価関数Eが以下の(3)式である場合を例示する。
誤差偏微分値算出部124bは、確信度算出部123により算出された確信度(良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2)を用いて、誤差偏微分値∂E/∂xv,h mを算出する。誤差偏微分値∂E/∂xv,h mは、評価関数Eの値を、計画作成用計画表現画像230の画素値xv,h mで偏微分した値である。なお、前述したように本実施形態では、確信度算出部123により算出される確信度が、良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2であり、確信度誤差が、良計画確信度誤差(1-Y1)および不良計画確信度誤差(0-Y2)である場合を例示する。本実施形態では、誤差偏微分値算出部124bが、第1部分偏微分値算出部124b1と、第2部分偏微分値算出部124b2と、部分偏微分値合成部124b3と、を有する場合を例示する。
第1部分偏微分値算出部124b1は、確信度算出部123により算出された確信度(良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2)と、出力層340に入力される計算値uk 0とを用いて、評価関数Eの値を出力層340に入力される計算値uk 0で偏微分した値である第1部分偏微分値∂E/uk 0を算出する。
以下に、プーリング層330、および出力層340における処理で行われる計算の一例を説明する。
第2部分偏微分値算出部124b2は、確信度算出部123により計画作成用計画表現画像230を入力層310に入力することにより学習済みCNNで行われる計算の結果を用いて、出力層340に入力される計算値uk 0(プーリング層330から出力層340へ入力される、プーリング層330の各成分の重み付きの線形和uk 0)を計画作成用計画表現画像230の画素値xv,h mで偏微分した値である第2部分偏微分値∂uk 0/∂xv,h mを算出する。
以上のように第1部分偏微分値算出部124b1により(7)式の右辺の∂E/u1 0、∂E/u2 0(第1部分偏微分値)が算出され、第2部分偏微分値算出部124b2により(7)式の右辺の∂u1 0/∂xv,h m、∂u2 0/∂xv,h mが算出される。部分偏微分値合成部124b3は、第1部分偏微分値∂E/u1 0、∂E/u2 0と、第2部分偏微分値∂u1 0/∂xv,h m、∂u2 0/∂xv,h mと、を用いて(7)式により、誤差偏微分値∂E/∂xv,h m(v=1,2,・・・,vmax、h=1,2,・・・,hmax m)を算出する。
修正部124cは、誤差偏微分値算出部124b(部分偏微分値合成部124b3)により算出された誤差偏微分値∂E/∂xv,h mを用いて、学習モデルに入力された計画作成用計画表現画像230を修正する。本実施形態では、修正部124cが、以下の(16)式により、当該誤差偏微分値∂E/∂xv,h mの算出元の計画作成用計画表現画像230(修正対象の計画作成用計画表現画像230(の画素値xv,h m))を修正する場合を例示する。
判定部124dは、計画作成用計画表現画像230を修正するための計算についての所定の計算終了条件を満たすか否かを判定する。計算終了条件は、特に限定されないが、本実施形態では、判定部124dが、修正部124cにより修正された計画作成用計画表現画像230に基づく計算終了条件を満たすか否かを判定する場合を例示する。例えば、判定部124dは、以下の(17)式のように、評価関数Eの値が閾値ε1以下である場合に、計算終了条件を満たすと判定し、そうでない場合に、計算終了条件を満たさないと判定する。また、判定部124dは、例えば、以下の(18)式のように、繰り返し回数がRのときの計画作成用計画表現画像230(修正部124cにより修正された最新の計画作成用計画表現画像230)の画素値xv,h m(R)と、繰り返し回数がR-1のときの計画作成用計画表現画像230(修正部124cにより1回前に修正された計画作成用計画表現画像230)の画素値xv,h m(R-1)との差の絶対値の最大値が閾値ε2以下である場合に、計算終了条件を満たすと判定し、そうでない場合に、計算終了条件を満たさないと判定しても良い。また、前述したように、計算終了条件として、繰り返し計算の回数が所定値であるという条件を採用しても良い。
そして、計画表現画像修正部124は、判定部124dにより、計算終了条件を満たすと判定された場合、修正部124cにより修正された最新の計画作成用計画表現画像230を、最終的な修正後の計画作成用計画表現画像230として決定する。
計画作成部125は、計画表現画像修正部124により修正された計画作成用計画表現画像230が、計画作成用計画表現画像230を修正するための計算についての所定の計算終了条件を満たす場合に、当該修正された計画作成用計画表現画像230に基づく生産計画を作成する。以下の説明では、当該計画作成用計画表現画像230を、必要に応じて、最終修正後の計画作成用計画表現画像230と称する。
まず、計画作成部125は、例えば、生産が必要な複数の製品のそれぞれについての製造仕様mを示すデータを入力する。そして、計画作成部125は、最適な計画作成用計画表現画像230において全ての製造仕様mの値が「1」の画素値の画素(黒の画素)に対応する値となる製品を特定することを、入力したデータに含まれる全ての製品のそれぞれについて実行する。これにより、入力したデータに含まれる全ての製品の生産順が決定される。計画作成部125は、このようにして決定した製品の生産順を含む情報を、生産計画を示す情報として出力する。出力の形態として、例えば、コンピュータディスプレイへの表示、計画作成装置120の内部または外部の記憶装置への記憶、および外部装置への送信のうち、少なくとも1つが採用される。
次に、図8のフローチャートを参照しながら、本実施形態の学習モデル作成装置110を用いて行われる学習モデル作成方法の一例を説明する。
次に、ステップS903において、確信度算出部123は、図8のフローチャートによる処理が実行されることにより記憶部114に記憶された学習モデル(CNNの入力層310)に、ステップS902で作成された計画作成用計画表現画像230を入力することにより、当該計画作成用計画表現画像230により表される生産計画の良否に対する確信度(良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2)を算出する。
次に、ステップS905において、第1部分偏微分値算出部124b1は、ステップS903で算出された確信度(良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2)および出力層340に入力される計算値u1 0、u2 0を用いて、(8)式より、第1部分偏微分値∂E/u1 0、∂E/u2 0を算出する。
以上のように本実施形態では、学習モデル作成装置110は、生産計画に含まれる複数の製品のそれぞれについての製造仕様mの値と、当該生産計画における製品の生産順と、を有する学習モデル作成用製品データと、当該生産計画の良否を示す良否判定データと、を含む教師データを取得する。学習モデル作成装置110は、学習モデル作成用製品データに基づいて、複数の製造仕様mのそれぞれを列に対応させ、且つ、複数の製品の生産順を行に対応させ、且つ、製造仕様mの値を画素値に対応させた画像である学習モデル作成用計画表現画像230を作成する。学習モデル作成装置110は、学習モデル作成用計画表現画像230を用いた教師あり学習を行うことによって、計画表現画像を入力とし、生産計画の良否に対する確信度(良計画に対する確信度Y1および不良計画に対する確信度Y2)を出力とする学習モデル(CNN)を作成する。したがって、暗黙知等が考慮された高精度な生産計画を、人の介在を可及的に要さずに作成するための学習モデルを構築することができる。例えば、生産計画の作成に際して考慮すべき制約条件や評価項目が多く必ずしも明確でないケースや、計画立案者の経験や勘に基づく暗黙知であるケースに対し、良好な生産計画の立案のために必要な特徴を自動的に抽出して、当該特徴が反映された生産計画が作成されるように、学習モデルを自動的に学習することができる。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
111 教師データ取得部
112 学習モデル作成用画像作成部
113 学習モデル作成部
114 記憶部
120 計画作成装置
121 計画作成用製品データ取得部
122 計画作成用画像作成部
123 確信度算出部
124 計画表現画像修正部
124a 評価値算出部
124b 誤差偏微分値算出部
124b1 第1部分偏微分値算出部
124b2 第2部分偏微分値算出部
124b3 部分偏微分値合成部
124c 修正部
124d 判定部
125 計画作成部
210 学習モデル作成用計画表現元画像
220 良否判定データ
230 計画表現元画像(学習モデル作成用計画表現画像、計画作成用計画表現画像)
310 入力層
320 畳み込み層
321~326 畳み込み層を構成する特徴マップの要素
330 プーリング層
331~333 プーリング層の出力表(圧縮された特徴マップの要素)
340 出力層
411~413 カーネル(フィルタ)
Claims (12)
- 生産計画または物流計画である計画を作成するために用いられる学習モデルを作成する学習モデル作成装置であって、
前記計画に含まれる複数の製品のそれぞれについての製品データであって、前記製品の仕様を含む複数の項目の値と、当該計画における前記製品の処理順と、を有する製品データである学習モデル作成用製品データと、当該計画の良否を示す良否判定データと、を含む教師データを取得する教師データ取得手段と、
前記教師データに含まれる前記学習モデル作成用製品データに基づいて、前記複数の項目のそれぞれを行および列の一方に対応させ、且つ、前記複数の製品の処理順を行および列の他方に対応させ、且つ、前記項目の値を画素値に対応させた画像である計画表現画像を学習モデル作成用計画表現画像として作成する学習モデル作成用画像作成手段と、
前記学習モデル作成用画像作成手段により作成された前記学習モデル作成用計画表現画像を用いた教師あり学習を行うことによって、前記計画表現画像を入力とし、前記計画の良否に対する確信度を出力とする学習モデルを作成する学習モデル作成手段と、
を備える、学習モデル作成装置。 - 前記学習モデルは、CNN(Convolutional Neural Network)である、請求項1に記載の学習モデル作成装置。
- 前記複数の項目の数をMとして、
前記CNNにおける畳み込み演算の際に使用されるカーネルは、1つの前記項目または前記学習モデル作成用計画表現画像において2以上M未満の前記項目に対して個別に設定され、
前記1つの項目または前記2以上M未満の項目に対して設定された前記カーネルは、前記計画表現画像における当該1つの項目または当該2以上M未満の項目に対応する領域内でのみスライドされる、請求項2に記載の学習モデル作成装置。 - 前記1つの項目または前記2以上M未満の項目に対して設定される前記カーネルの、前記計画表現画像において前記複数の製品の処理順を対応させる行または列の長手方向における大きさは、前記計画表現画像における当該1つの項目または当該2以上M未満の項目に対応する領域の当該方向における大きさと同じであり、
前記1つの項目または前記2以上M未満の項目に対して設定される前記カーネルは、前記計画表現画像において前記複数の項目を対応させた行または列の長手方向にのみスライドされる、請求項3に記載の学習モデル作成装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の学習モデル作成装置で作成された前記学習モデルを用いて、前記計画を作成する計画作成装置であって、
前記学習モデル作成用製品データと異なる前記製品データである計画作成用製品データを取得する計画作成用製品データ取得手段と、
前記計画作成用製品データに基づいて、前記計画表現画像である計画作成用計画表現画像を作成する計画作成用画像作成手段と、
前記計画作成用画像作成手段により作成された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記計画の良否に対する確信度を算出する確信度算出手段と、
前記確信度算出手段により算出された前記確信度に基づいて、前記学習モデルに入力された前記計画作成用計画表現画像を修正する計画表現画像修正手段と、
前記計画表現画像修正手段により修正された前記計画作成用計画表現画像が、前記計画作成用計画表現画像を修正するための計算についての所定の計算終了条件を満たす場合に、当該修正された前記計画作成用計画表現画像に基づいて、前記計画を作成する計画作成手段と、
を備え、
前記確信度算出手段は、前記計画表現画像修正手段により修正された前記計画作成用計画表現画像が前記計算終了条件を満たさない場合、前記計画表現画像修正手段により修正された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記確信度を再び算出する、計画作成装置。 - 前記計画表現画像修正手段は、
前記確信度算出手段により算出された前記確信度を用いて、前記確信度の目標値に対する誤差である確信度誤差を含む評価関数の値を、前記計画作成用計画表現画像の画素値で偏微分した値である誤差偏微分値を算出する誤差偏微分値算出手段と、
前記誤差偏微分値算出手段により算出された前記誤差偏微分値を用いて、前記学習モデルに入力された前記計画作成用計画表現画像を修正する修正手段と、
を有する、請求項5に記載の計画作成装置。 - 前記計画作成装置は、請求項2~4のいずれか1項に記載の学習モデル作成装置で作成された前記CNNを用いて、前記計画を作成し、
前記誤差偏微分値算出手段は、
前記確信度算出手段により算出された前記確信度と、前記CNNの出力層に入力される計算値とを用いて、前記評価関数の値を前記CNNの出力層に入力される計算値で偏微分した値である第1部分偏微分値を算出する第1部分偏微分値算出手段と、
前記計画作成用計画表現画像を前記CNNの入力層に入力することにより前記CNNで行われる計算の結果を用いて、前記CNNの出力層に入力される計算値を前記計画作成用計画表現画像の画素値で偏微分した値である第2部分偏微分値を算出する第2部分偏微分値算出手段と、
前記第2部分偏微分値と、前記第1部分偏微分値とを用いて、前記誤差偏微分値を算出する部分偏微分値合成手段と、
を有する請求項6に記載の計画作成装置。 - 前記第2部分偏微分値算出手段は、第1計算よりも前記CNNの入力層側で行われる計算である第2計算による計算値を、前記計画作成用計画表現画像の画素値で偏微分した値を用いて、当該第1計算による計算値を、前記計画作成用計画表現画像の画素値で偏微分した値を算出することを、前記計画作成用計画表現画像の画素値で偏微分する前記第1計算による計算値が、前記CNNの出力層に入力される計算値になるまで、前記計画作成用計画表現画像の画素値で偏微分される前記第1計算による計算値が算出される前記CNNの位置を前記CNNの入力層側から出力層側に向けて変更して行うことを含む計算を行うことにより、前記第2部分偏微分値を算出する、請求項7に記載の計画作成装置。
- 生産計画または物流計画である計画を作成するために用いられる学習モデルを作成する学習モデル作成方法であって、
教師データ取得手段が、前記計画に含まれる複数の製品のそれぞれについての製品データであって、前記製品の仕様を含む複数の項目の値と、当該計画における前記製品の処理順と、を有する製品データである学習モデル作成用製品データと、当該計画の良否を示す良否判定データと、を含む教師データを取得する教師データ取得工程と、
学習モデル作成用画像作成手段が、前記教師データに含まれる前記学習モデル作成用製品データに基づいて、前記複数の項目のそれぞれを行および列の一方に対応させ、且つ、前記複数の製品の処理順を行および列の他方に対応させ、且つ、前記項目の値を画素値に対応させた画像である計画表現画像を学習モデル作成用計画表現画像として作成する学習モデル作成用画像作成工程と、
学習モデル作成手段が、前記学習モデル作成用画像作成工程により作成された前記学習モデル作成用計画表現画像を用いた教師あり学習を行うことによって、前記計画表現画像を入力とし、前記計画の良否に対する確信度を出力とする学習モデルを作成する学習モデル作成工程と、
を備える、学習モデル作成方法。 - 請求項9に記載の学習モデル作成方法で作成された前記学習モデルを用いて、前記計画を作成する計画作成方法であって、
計画作成用製品データ取得手段が、前記学習モデル作成用製品データと異なる前記製品データである計画作成用製品データを取得する計画作成用製品データ取得工程と、
計画作成用画像作成手段が、前記計画作成用製品データに基づいて、前記計画表現画像である計画作成用計画表現画像を作成する計画作成用画像作成工程と、
確信度算出手段が、前記計画作成用画像作成工程により作成された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記計画の良否に対する確信度を算出する確信度算出工程と、
計画表現画像修正手段が、前記確信度算出工程により算出された前記確信度に基づいて、前記学習モデルに入力された前記計画作成用計画表現画像を修正する計画表現画像修正工程と、
計画作成手段が、前記計画表現画像修正工程により修正された前記計画作成用計画表現画像が、前記計画作成用計画表現画像を修正するための計算についての所定の計算終了条件を満たす場合に、当該修正された前記計画作成用計画表現画像に基づいて、前記計画を作成する計画作成工程と、
を備え、
前記確信度算出工程は、前記計画表現画像修正工程により修正された前記計画作成用計画表現画像が前記計算終了条件を満たさない場合、前記計画表現画像修正工程により修正された前記計画作成用計画表現画像を前記学習モデルに入力して前記確信度を再び算出する、計画作成方法。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の学習モデル作成装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項5~8のいずれか1項に記載の計画作成装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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