JP7841756B2 - サプライチェーンの管理システム及び管理方法 - Google Patents

サプライチェーンの管理システム及び管理方法

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Description

本発明はサプライチェーンの管理システム及び管理方法に関するものである。
自動車生産や航空機生産のように多品種の部品の集積体である物品の製造においては、多数の部品メーカー(事業体)が連鎖的に構成されるサプライチェーンが形成される。サプライチェーンにおける部品需給がスムーズになされるよう種々の管理手法が提案されている。
例えば生産管理においては、業務(生産工程:タスク)をボックスで表現し、それらを矢印で結んで図示し(PERT図の作成)、各工程のリードタイムのから最も工程に時間を要する系統を特定し(クリティカルパスの特定)、当該クリティカルパスの遅延が全体の生産を遅延させることになる。このようにクリティカルパスを特定して全体のプロジェクトを管理する手法(クリティカルパス法)が知られている。
またサプライチェーンの生産管理(需給計画)の手段として、特許文献1に、所定の案件情報(納入物の仕様と、サプライチェーン設計案の評価基準)と、品目情報(納入物を構成する部品の品目)と、生産拠点情報(各生産拠点で生産される部品の品目と、生産条件)を取得し、所定の評価基準を満たす調整案を作成して、サプライチェーンを構築する設計方法が開示されている。
特開2021-5186号公報。
新たな製品の生産のためのサプライチェーンを設計する場合、特許文献1に開示されているように所定の評価基準を採用し、需給変動に対応して最適なサプライチェーンを再設計することができるが、現実に稼働しているサプライチェーン(生産ライン)においては、事業体が各々の生産契約(納入時限を含む)に基づいて既に部品供給が行われており、完成品の需給変動に対しての柔軟性に欠ける。
このため既存のサプライチェーンにおいて部品需給が滞ると生産全体に影響を及ぼすことを鑑み、従前においてはクリティカルパス法を採用して、リードタイムが長い工程をボトルネックとして認識し、工程管理を行う事も提案されているが、部品供給者(サプライヤー)は独立した企業体であり、当然企業秘密を有しており、サプライチェーンを構成する他の企業体を含め外部に対する技術情報開示を嫌う。
そこで本発明は、サプライチェーンを構成する企業体からの取得情報をできるだけ少なくして、ボトルネック(BN)となる工程を見出し、且つ当該ボトルネック該当工程を当事者(該当企業体及びサプライチェーンのスケジュール管理者:サプライチェーンディレクターSD)のみが知ることができるようにしたサプライチェーンの管理システム及び管理方法を提案した。
本発明の請求項1記載に係るサプライチェーンの管理システムは、部品供給が連鎖的に行われる多数の事業体で構成されるサプライチェーンの管理システムであって、適宜なネットワークを介して接続される各部品供給事業体の端末装置と管理装置で構成され、管理装置が、完成品の部品構成並びに部品製造の各事業体の需給ラインに基づく供給パスを特定するサプライチェーン構造特定部と、所定のデータ保持及び演算処理を行う演算部と、各部品供給事業体の端末装置からのデータ取得と通知を行う入出力部で構成され、前記演算部及び入出力部が、各事業体の端末装置から受領する製造リードタイムデータ及び事業体間の搬送リードタイムデータを取得するデータ取得手段と、取得データから完成品の部品数に対応した供給リードタイム及び各供給パスの供給リードタイムを算出し、最長パス(クリティカルパス)を決定し、最長パス内の最長供給リードタイムの工程を特定してボトルネック候補(BN候補)を決定するBN候補特定処理手段と、BN候補の事業体に通知する通知手段と、BN候補通知受領の事業体から、当該部品の製造工程において、工程分割可能な場合に、分割した分割製造リードタイムデータを取得する分割データ取得手段と、再度前記の分割製造リードタイムデータを組み入れて再度BN候補を決定する再BN候補決定手段と、再BN候補通知手段と、再度の分割製造データの取得並びに再度のBN候補決定処理を、事業体から分割製造リードタイムが取得されない状態まで繰り返して、BN工程を特定する処理手段を備えてなることを特徴とする。
また本発明の請求項4記載に係るサプライチェーンの管理方法は、部品供給が連鎖的に行われる多数の事業体で構成されるサプライチェーンの管理システムにおける管理方法であって、管理システムが、所定の演算処理を行うプロセッサと、ネットワークで接続する入出力インターフェイスを備えた管理装置と各事業体の端末装置で構成され、前記管理装置のプロセッサは、完成品の部品構成並びに部品製造の供給パスを特定するサプライチェーン構造を特定するステップと、各該事業体の端末装置から受領する製造リードタイムデータ及び事業体間の搬送リードタイムデータを取得するデータ取得ステップと、取得データから完成品の部品数に対応した供給リードタイム及び各供給パスの供給リードタイムを算出し、最長パス(クリティカルパス)を決定し、最長パス内の最長供給リードタイムの工程を特定してボトルネック候補(BN候補)を決定するBN候補特定ステップと、BN候補の事業体に通知する通知ステップと、BN候補通知受領の事業体から、当該部品の製造工程において、工程分割可能な場合に、分割した分割製造リードタイムデータを取得する分割データ取得ステップと、再度前記の分割製造リードタイムデータを組み入れて再度BN候補を決定する再BN候補決定ステップと、再BN候補通知ステップと、再度の分割製造データの取得並びに再度のBN候補決定ステップを、事業体から分割製造リードタイムが取得されない状態まで繰り返して、BN工程を特定することを特徴とする。
而して、サプライチェーンにおける各事業体の製造リードタイムデータを取得して、最初のBN候補を検出し、BN候補となった事業体は、その製造工程において分割管理できる工程で分割し、分割した工程を各々独立した製造リードタイムデータ(分割製造リードタイム)として管理装置に通知し、管理装置において前記分割リードタイムデータを含めてBN候補を再検出する。このBN候補通知と分割製造リードタイムデータの取得を繰り返すことで、無駄な製造リードタイムデータを取得することなくサプラチェーンにおけるボトルネック工程(BN工程)を特定でき、当該工程の改善(製造リードタイムの短縮)によってサプライチェーンの部品供給ラインが強化される(不測の事態に対する耐久・対応性が高められる)。勿論搬送リードタイムがBN候補となる場合は、当該搬送工程に関わる事業体に通知して、搬送工程の改善によってサプライチェーンの効率化を実現できる。更に事情変更(自然災害、需給の急変動、特定事業体の製造ライン停止等)が生じた際には、前記事情変更に伴う想定データを入力することで、事情変更後の想定BN工程を特定(検出)することによって予め適宜な対策を講じることもできる。
特にサプライチェーンを構成する事業体は製造工程などの技術情報の開示を嫌うが、BN候補となった事業体のみが工程分割を行い、分割リードタイムデータを提示することになるので、サプライチェーン全体では非公開情報の開示が少なくなり、且つBN工程の特定に際して最小の技術情報開示ですむことになる。
また本発明の請求項2記載のサプライチェーンの管理システムは、請求項1記載の管理システムにおいて、事業体端末から管理装置への製造リードタイムデータ及び分割製造リードタイムデータ送信時には、事業体が暗号キーを付し、管理装置の演算部にクリティカルパスとなる供給パスの各製造リードタイムデータ又は分割製造リードタイムデータから算出した供給リードタイムを、事業体名及び分割工程名を匿名とし、前記暗号キーで匿名が解除されるグラフを作成するグラフ作成手段を備え、入出力部に事業体に対する前記グラフの通知手段を備えてなるものである。
また本発明の請求項3記載のサプライチェーンの管理システムは、請求項2記載の管理システムと同様にグラフ作成手段とグラフの通知手段を備えるが、暗号キーの付与を管理装置で行い、前記通知手段に該当する事業体に対して付与した暗号キーの通知も行うものである。
また本発明の請求項5、6記載に係るサプライチェーンの管理方法は、請求項4記載の発明において、更にデータ取得ステップ及び分割データ取得ステップにおいて、取得データ毎に異なる暗号キーを各事業体又は管理装置が付与し、最終BN候補工程が特定した後、クリティカルパスとなる供給パスの各製造リードタイムデータ又は分割製造リードタイムデータから算出した供給リードタイムを、事業体名及び分割工程名を匿名とし、前記暗号キーで匿名が解除されるグラフを作成して事業体(全事業体若しくは希望する事業体)に通知するものである。
即ち供給リードタイムをグラフ化して事業体(全部若しくは希望する事業体)に通知されるが、当該グラフの企業体名及び分割工程名は匿名とされ、所定の暗号キーで特定の企業名並びに分割工程名が解除され表示される。従って事業体が自身で付与した暗号キー、或いは管理装置で付与し管理装置から通知された暗号キーを以て、供給パスにおける自己の部品製造リードタイムの位置づけを知ることができ、他事業体に関しては匿名が維持されることになる。
本発明の構成は上記のとおりで、サプライチェーンを構成する事業体の内、事業体の製造リードタイムデータ以外の情報開示(製造工程の分割の可否並びに分割製造リードタイムデータ)が求められるのはBN候補と特定された場合のみであるから、事業体としては情報提供しやすく、且つサプライチェーンにおけるBN事業体・BN工程の特定を最小情報で効率的に特定でき、当該BN工程のリードタイム改善によって、サプライチェーン全体の柔軟性(需給変動に対する対応性)が強化される。
本発明装置の実施形態のブロック図。 同サプライチェーンの構成説明図。 同工程分割の説明図。 同供給リードタイムの出力グラフ。
本発明の実施形態について説明すると、サプライチェーンの管理システムは、管理装置とサプライチェーンを構成する部品製造事業体(サプライヤ1~3311)の各端末装置を、適宜なネットワーク04を介して通信可能に結ばれており、管理装置と端末装置との間でデータのやり取りが行われ、管理装置において適宜な処理がなされる。
管理装置は、既知のデータ(部品製造の各事業体間の需給関係)に基づいて作成されるサプライチェーン構造特定部01、所定の演算処理を行う演算部02、及び事業体の端末装置との間において所定の通知並びにデータ受領する入出力部03で構成されている。
次に管理装置並びに端末装置の動作・処理について説明する。管理装置のサプライチェーン構造特定部01は、サプライチェーン全体の完成品に至る部品製造供給パスを、例えば図2(PERT図)に示すように部品製造事業体(サプライヤ1~3311)の部品製造の需給関係の流れを特定して把握(データとして記録)しておく。
最初に各事業体端末装置から各事業体の部品製造全体の製造リードタイムデータと事業体間の搬送リードタイムデータを入出力部03で受領する。搬送リーザタイムデータは、当該事業体の部品納入日時と完成部品出荷日時と、部品供給パス構造から導くことができる。尚データ受領は複数回とし当該データの平均値を採用する。
特に前記の製造リードタイムデータ並びに搬入リードタイムデータ(製造リードタイムデータ部品)の送信時に、事業体側が当該送信データ毎にデータ名(事業体名・工程名)の暗号キーを付与するか、或いはデータ受領する管理装置の入出力部でデータ名毎に暗号キーを付与する。従って後述するグラフ表示の際に、事業体名・工程名が匿名化され、情報漏洩の危険性が少なくなるので、企業体にデータ提供を促すことができる。
管理装置の演算部02では、前記の各事業体の部品製造全体の平均製造リードタイムデータと事業体間の平均搬送リードタイムデータを完成品の部品数・製造バッチ数に対応した供給リードタイムに換算し、全ての部品供給パスについて供給リードタイムを合算する。合算結果から最長パス(クリティカルパス)を決定し、更に前記最長パス内における最長供給リードタイムの事業体を特定する。
例えば事業体2,21,211,2111の供給パスの合算値が最長の場合、当該供給パイをクリティカルパスと決定する。
クリティカルパスが特定されると当該供給パスから供給リードタイムが長い事業体(例として事業体21とする)を特定し、事業体21をサプライチェーンのボトルネック候補(BN候補)と判定する。
ボトルネック候補(BN候補)が特定されると、入出力部03から事業体21の端末装置に「BN候補」の通知を行う。
事業体における部品製造は、単一工程によるとは限らず、事業体内部においても部品製造供給パスが成立しており、サプライチェーンにおけるボトルネック(BN)が当該事業体の製造工程にあるとは確定することができず、また仮に当該事業体をBNとして特定した場合、当該事業体のいずれの製造工程がBNとなるかは不明である。
そこでBN候補通知を受領した事業体21は、部品製造工程において、図3に示すように製造工程21A,21B,21Cにおいて、分割できる分割点P3を設定する。事業体21が最初に通知した製造リードタイムデータは「P1-P2」であったが、分割点P3の設定によって分割製造リードタイムデータ(P1-P3,P3-P2)を分割工程名(暗号キー付与)と共に管理装置に送信する。即ちサプライチェーンにおける事業体21の製造リードタイムは、(P1-P2)であるが、これが分割されて(P1-P3)と(P3-P2)となる。
分割製造リードタイムデータを取得すると、事業体21の製造リードタイムデータを前記の分割製造リードタイムデータに置き換えて、再度クリティカルパス内の供給リードタイムが長い事業体若しくは工程を特定し、サプライチェーンのBN候補と判定する。「BN候補」が特定されると再度該当する事業体に対して「BN候補」である通知をなす。
この「BN候補」の特定、通知、分割製造リードタイムデータの取得を繰り返すことで、最終的に「BN工程」が特定される。尚管理装置が取得(入力)された製造分割リードタイム毎に暗号キーが付与した場合は、入力した事業体に当該暗号キーが通知される。
従って「BN工程」が特定されると、「BN工程」に対して製造工程の改善(例えば所定量の在庫確保、製造時間短縮の対応)を行う事で、サプライチェーン全体の改善となる。
尚クリティカルパスにおいて分割製造リードタイムの取得・BN候補の特定を繰り返すうちに搬送供給リードタイム(事業体間の部品納入搬送工程)が「BN工程」と特定される場合は、当該搬送工程についての改善を検討すればよい。
また「BN工程」が特定した際には、図4に示すようにサプライチェーンにおけるクリティカルパスを担う事業体名や工程名を匿名状態として、当該時に取得している製造リードタイムデータ及び分割製造リードタイムデータに基づく供給リードタイムの一覧グラフを作成し、当該供給パスの事業体に提供する。提供を受けた事業体は自らの暗号キーを入力することで、自らの供給リードタイムのレベルを知ることができる。
具体的には、先の例として挙げた事業体21の21A工程が「BN工程」であったとした場合、事業体21が自ら付与した暗号キー若しくは通知された暗号キーを入力すると、「BN工程」の「X工程:21A工程名」「Y工程:21B工程名+21C工程名」のみが表示される。また他の事業体33が自らの暗号キーを入力すると、「Z工程名:事業体33の名称」のみが表示され、他は匿名となる。
また管理装置が暗号キーを付与した場合は、サプライチェーンのスケジュール管理者SDは、暗号キー無しに出力グラフの匿名性を解除できるプログラムとしておくことができる。従ってSDは必要に応じて出力グラフの匿名部分を解除して、所望の事業体名や工程名を知ることができるが、それ以外の者に対しては出力グラフの事業体名・工程名の匿名性は確保される。
また特に事業者が暗号キーを付した場合は、サプライチェーンの管理上、SDのみ或いは注意喚起の意味で当該供給パスの事業体に対して「BN工程」の暗号キーが解除され「BN工程名或いは事業体名」が開示され、それ以外についてはSDであっても事業体名・工程名の匿名性が確保されていると、各事業体の匿名性がより確実に確保されることになる。SDが例えば何らかの問題が生じた特定事業体の供給リードタイムデータを知りたいときには、その特定事業体から暗号キーの提供を受けるとデータの取得が可能となり、サプライチェーン全体の管理運営に手助けとなる。
01 サプライチェーン構造特定部
02 演算部
03 入出力部
04 ネットワーク
1・・・3312 事業主体

Claims (6)

  1. 部品供給が連鎖的に行われる多数の事業体で構成されるサプライチェーンの管理システムであって、適宜なネットワークを介して接続される各部品供給事業体の端末装置と管理装置で構成され、
    管理装置が、
    完成品の部品構成並びに部品製造の各事業体の需給ラインに基づく供給パスを特定するサプライチェーン構造特定部と、所定のデータ保持及び演算処理を行う演算部と、各部品供給事業体の端末装置からのデータ取得と通知を行う入出力部で構成され、
    前記演算部及び入出力部が、
    各事業体の端末装置から受領する製造リードタイムデータ及び事業体間の搬送リードタイムデータを取得するデータ取得手段と、
    取得データから完成品の部品数に対応した供給リードタイム及び各供給パスの供給リードタイムを算出し、最長パス(クリティカルパス)を決定し、最長パス内の最長供給リードタイムの工程を特定してボトルネック候補(BN候補)を決定するBN候補特定処理手段と、
    BN候補の事業体に通知する通知手段と、
    BN候補通知受領の事業体から、当該部品の製造工程において、工程分割可能な場合に、分割した分割製造リードタイムデータを取得する分割データ取得手段と、
    再度前記の分割製造リードタイムデータを組み入れて再度BN候補を決定する再BN候補決定手段と、
    再BN候補通知手段と、
    再度の分割製造データの取得並びに再度のBN候補決定処理を、事業体から分割製造リードタイムが取得されない状態まで繰り返して、BN工程を特定する処理手段を備えてなることを特徴とするサプライチェーンの管理システム。
  2. 事業体端末から管理装置への製造リードタイムデータ及び分割製造リードタイムデータの送信時に、事業体が暗号キーを付し、管理装置の演算部がクリティカルパスとなる供給パスの各製造リードタイムデータ又は分割製造リードタイムデータから算出した供給リードタイムを、事業体名及び分割工程名を匿名とし、前記暗号キーで匿名が解除されるグラフを作成するグラフ作成手段を備え、入出力部に事業体に対する前記グラフの通知手段を備えてなる請求項1記載のサプライチェーンの管理システム。
  3. 事業体端末から製造リードタイムデータ及び分割製造リードタイムデータ受領時には、管理装置において暗号キーを付し、管理装置の演算部が、クリティカルパスとなる供給パスの各製造リードタイムデータ又は分割製造リードタイムデータから算出した供給リードタイムを、事業体名及び分割工程名を匿名とし、前記暗号キーで匿名が解除されるグラフを作成するグラフ作成手段を備え、入出力部に事業体に対する前記グラフ及び事業体に対して付与した暗号キーの通知手段を備えてなる請求項1記載のサプライチェーンの管理システム。
  4. 部品供給が連鎖的に行われる多数の事業体で構成されるサプライチェーンの管理システムおける管理方法であって、
    管理システムが、所定の演算処理を行うプロセッサと、ネットワークで接続する入出力インターフェイスを備えた管理装置と各事業体の端末装置で構成され、
    前記管理装置のプロセッサは、完成品の部品構成並びに部品製造の供給パスを特定するサプライチェーン構造を特定するステップと、
    各事業体の端末装置から受領する製造リードタイムデータ及び事業体間の搬送リードタイムデータを取得するデータ取得ステップと、
    取得データから完成品の部品数に対応した供給リードタイム及び各供給パスの供給リードタイムを算出し、最長パス(クリティカルパス)を決定し、最長パス内の最長供給リードタイムの工程を特定してボトルネック候補(BN候補)を決定するBN候補特定ステップと、
    BN候補の事業体に通知する通知ステップと、
    BN候補通知受領の事業体から、当該部品の製造工程において、工程分割可能な場合に、分割した分割製造リードタイムデータを取得する分割データ取得ステップと、
    再度前記の分割製造リードタイムデータを組み入れて再度BN候補を決定する再BN候補決定ステップと、
    再BN候補通知ステップと、再度の分割製造データの取得並びに再度のBN候補決定ステップを、事業体から分割製造リードタイムが取得されない状態まで繰り返して、BN工程を特定する
    ことを特徴とするサプライチェーンの管理方法。
  5. 請求項4記載のサプライチェーンの管理方法において、データ取得ステップにおいて、事業体が暗号キーを付与したデータを取得し、
    最終のBN工程が特定した後、クリティカルパスとなる供給パスの各製造リードタイムデータ又は分割製造リードタイムデータから算出した供給リードタイムを、事業体名及び分割工程名を匿名とし、前記暗号キーで匿名が解除されるグラフを作成して事業体に通知する方法
  6. 請求項4記載のサプライチェーンの管理方法において、データ取得ステップにおいて、事業体から受領したデータに暗号キーを付与し、
    最終のBN工程が特定した後、クリティカルパスとなる供給パスの各製造リードタイムデータ又は分割製造リードタイムデータから算出した供給リードタイムを、事業体名及び分割工程名を匿名とし、前記暗号キーで匿名が解除されるグラフを作成して、事業体に該当する暗号キーと共に前記グラフを通知する方法
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