JP7841165B1 - 永久磁石式回転電動機及びこれを用いた圧縮機 - Google Patents

永久磁石式回転電動機及びこれを用いた圧縮機

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明和 柴田
裕樹 太田
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Abstract

【課題】電動機の性能を確保しつつ原価低減を図ると共に笛吹き現象による騒音の発生を抑制可能な永久磁石式回転電動機及びこれを用いた圧縮機を提供する。
【解決手段】永久磁石式回転電動機100は、複数の磁石挿入孔13cを有する回転子鉄心13と永久磁石11と磁性材料製の一対の端板16とを有する回転子10を備え、回転子鉄心13は、隣接する2つの磁石挿入孔13cの間に設けられる凹部12と、磁石挿入孔13cの径方向外側において周方向に離間して設けられる一対のスリット13a,13aと、を備え、一対の端板16のうち少なくとも一方の端板16は、凹部12及び一対のスリット13a,13aの各軸方向外側端を覆うカバー部16aと、一対のスリット13a,13aの間に配置される切欠部16bと、を備え、切欠部16bは、軸方向視において、少なくとも永久磁石11と重なる位置まで延びている。
【選択図】図4

Description

本開示は、永久磁石式回転電動機及びこれを用いた圧縮機に関する。
近年、地球規模での急激な気候変動に伴い、環境負荷の低減が強く求められており、産業分野においても消費エネルギーの削減が重要な課題となっている。特に、冷凍サイクル装置に用いられる圧縮機においては、駆動源である電動機の高効率化が強く推進されており、消費電力の低減要求は年々高まっている。
このような状況下において、製品の競争力を維持するためには、原価低減も並行して求められる。電動機の原価低減手段としては、構成材料の見直しや部品仕様の簡素化などが挙げられるが、これらの変更により圧縮機の性能が低下することは許容されない。
このような背景のもと、電動機の性能を維持しつつ原価低減を図るための技術として、回転子の構造に工夫を加える試みがなされている。例えば、特許文献1には、軸方向に貫通する貫通孔、又は、切欠きで構成される磁石収容部を有する円筒型の磁性材料で形成された回転子鉄心と、該回転子鉄心の軸方向端部に設けられる端板とを含む回転子が開示されている。端板は、磁性材料で形成されている。これにより、端板を磁性材料にすることによって原価低減を図っている。
また、特許文献1の回転子は、回転子鉄心が磁石収容部に近接し、軸方向に貫通する貫通孔又は切欠きで構成される非磁性空間を備え、端板は、軸方向において非磁性空間に重なる開口部を備えている。これにより、回転子鉄心及び端板に設けられた非磁性空間によって、隣接する磁極への磁束の漏れを抑制することができ、回転子の磁気特性の向上が図られている。その結果、電動機の効率を維持しつつ原価低減を図ることができる。
特開2022-150458号公報
しかしながら、電動機の駆動により回転子が高速回転すると共に圧縮機内部の圧縮流体が軸方向に高速で移動すると、軸方向に貫通する貫通孔又は切欠きで構成される非磁性空間を圧縮流体が通過することによって、笛吹き現象による騒音が発生する恐れがある。
本開示の目的は、電動機の性能を確保しつつ原価低減を図ると共に笛吹き現象による騒音の発生を抑制可能な永久磁石式回転電動機及びこれを用いた圧縮機を提供することにある。
本開示のスクロール圧縮機は、
ヨークと、前記ヨークからその径方向の内側に向かって延び電機子巻線が巻回される複数のティースと、を有する固定子と、
外周表面近傍に複数の磁石挿入孔を有する回転子鉄心と、前記複数の磁石挿入孔に挿入される複数の板状の永久磁石と、前記回転子鉄心の軸方向両外側に設けられる磁性材料製の一対の端板と、を有する回転子と、を備え、
前記回転子鉄心は、隣接する2つの前記磁石挿入孔の間に設けられる凹部と、前記磁石挿入孔の径方向外側において周方向に離間して設けられる一対のスリットと、を備え、
前記一対の端板のうち少なくとも一方の端板は、前記凹部及び前記一対のスリットの各軸方向外側端を覆うカバー部と、前記一対のスリットの間に配置される切欠部と、を備え、
前記切欠部は、軸方向視において、少なくとも前記永久磁石と重なる位置まで延びている。
一実施形態における永久磁石式回転電動機をその回転軸に直交する平面で切った断面図 図1における回転子の外側鉄心部付近を示す拡大図 同実施形態における永久磁石式回転電動機の端板を示す平面図 同実施形態における永久磁石式回転電動機を示す平面図 同実施形態における永久磁石式回転電動機を備える圧縮機の断面図 他の実施形態における永久磁石式回転電動機を示す平面図
一実施形態に係る永久磁石式回転電動機100(以下、単に電動機100とする)について、図1~図5を参照しながら説明する。なお、各図(図6も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。図1は、電動機100をその回転軸に直交する平面で切った断面図である。図2は、図1における回転子10の外側鉄心部13D付近を示す拡大図である。
図1に示すように、電動機100は、固定子1と回転子10とを備える。固定子1は、円筒状のヨーク6と、複数のティース3を有し、複数のティース3により、複数のスロット部2が形成されている。不図示の電機子巻線が、各ティース3を取り囲むように巻回され、スロット部2内に配される。
回転子10は、回転子鉄心13と複数(例えば6枚)の永久磁石11とにより構成される。回転子鉄心13は、複数の磁石挿入孔13cを備える。磁石挿入孔13cは、回転子鉄心13の外周表面近傍に形成され、回転子鉄心13を軸方向に貫通している。外周表面近傍とは、例えば、回転子鉄心13の外径の70%よりも径方向外側に位置していることを示す。回転子鉄心13の軸方向視において、磁石挿入孔13cは、周方向に沿って直線状に延びている。複数の磁石挿入孔13cは、周方向に沿ってそれぞれ等間隔に配置されている。
各磁石挿入孔13cには、それぞれ板状の永久磁石11が挿入されている。例えば、1つの磁石挿入孔13cに対して1枚の永久磁石11が挿入されている。回転子10の磁極は、永久磁石11によって形成されている。
回転子鉄心13は、隣接する2つの磁石挿入孔13c(永久磁石11)の間に設けられる凹部12を備える。凹部12は、回転子鉄心13の外周表面から、隣接する2つの磁石挿入孔13c(永久磁石11)を繋ぐ仮想直線まで凹んでいる。これにより、隣り合う永久磁石11間での界磁磁束の短絡を防止することができる。仮想直線は、隣接する2つの磁石挿入孔13cの各内周面を結ぶ直線であることが好ましい。
回転子鉄心13には、凹部12が少なくとも1つ以上(例えば6つ)設けられている。凹部12は、回転子鉄心13の軸方向に沿って延びている。凹部12は、磁石挿入孔13c(永久磁石11)と同数設けられていることが好ましい。凹部12は、軸方向において回転子鉄心13を貫通している。
回転子鉄心13は、磁石挿入孔13c(永久磁石11)の径方向外側に設けられる一対のスリット13a,13aを備える。一対のスリット13a,13aは、磁石挿入孔13c(永久磁石11)の外径側に位置する外側鉄心部13Dに設けられている。スリット13aは、回転子鉄心13の軸方向に沿って延びている。スリット13aは、軸方向において回転子鉄心13を貫通している。
一対のスリット13a,13aは、それぞれ周方向に離間して配置され、例えば、永久磁石11の幅方向両端部の外径側に位置する外側鉄心部13Dの各端部13D1(図2参照)にそれぞれ設けられている。各端部13D1には、1つのスリット13aのみが形成されている。外側鉄心部13Dにおいて、一対の端部13D1の間に位置する中央部13D2(図2参照)は中実である。これにより、界磁磁束の短絡をさらに防止できると共に、磁束分布の円滑化を図ることができ、電機子反作用の低減を図ることができる。その結果、電動機100の効率向上が可能となる。また、簡易な構成にすることによって回転子鉄心13の製造時に多くの精密刃具を必要とせず、回転子鉄心13の成形性を容易に維持することができる。
図1及び図2に示すように、ティース3は、ヨーク6から径方向の内側に向かって延びるティース基部7と、ティース基部7の先端側に設けられ、円周方向に沿って延びるティース円弧部4と、を備える。
ティース円弧部4は、内周面が円弧状をなすティース中央部8と、一対のティース拡大部5を備える。一対のティース拡大部5は、ティース中央部8の円周方向の両端に位置している。各ティース拡大部5と外側鉄心部13Dとの距離は、ティース中央部8と外側鉄心部13Dとの距離よりも大きく構成されている。本実施形態においては、ティース拡大部5の内面は、円周方向の外側に向かうにつれて、外側鉄心部13Dからの距離が大きくなるように構成されている。即ち、ティース拡大部5の内面は、ティース中央部8の内面よりも径方向において外側に位置している。
ティース3と外側鉄心部13Dとが径方向に並んだ状態において、ティース円弧部4の一方のティース拡大部5が、外側鉄心部13Dの一方のスリット13aに対向し、ティース円弧部4の他方のティース拡大部5が、外側鉄心部13Dの他方のスリット13aに対向するように構成されている。これにより、ティース円弧部4の円周方向の端部に界磁磁束が集中することを防止することができるので、磁束分布の円滑化を図ることができ、トルク変動も低く抑えることが可能である。即ち、凹部12とスリット13aとの組み合わせのみでは、界磁磁束がティース円弧部4の円周方向の端部に集中することで、磁束分布が円滑に変化し難くなってしまい、トルク変動が大きくなってしまう可能性があるが、これを防止することができる。
図2に示すように、回転子10の外側鉄心部13Dは、径方向の外端部に、ロータ円弧部14と、一対のロータ拡大部15とを有する。ロータ円弧部14は、ティース3に対向する外周面が円弧状をなしている。各ロータ拡大部15は、スリット13aと凹部12との間に位置している。各ロータ拡大部15とティース円弧部4との距離は、ロータ円弧部14とティース円弧部4との距離よりも大きく構成されている。これにより、さらに磁束分布の円滑化を図ることができ、トルク変動を低く抑えることができる。本実施形態においては、ロータ拡大部15の外面は、円周方向の外側に向かうにつれて、ティース円弧部4からの距離が大きくなるように構成されている。即ち、ロータ拡大部15の外面は、ロータ円弧部14の外面よりも径方向において内側に位置している。
図3は、電動機100が備える端板16を示す平面であり、図4は、電動機100を示す平面図である。図3及び図4に示すように、電動機100は、回転子鉄心13の軸方向両外側に設けられる磁性材料製の一対の端板16を備える。端板16を磁性材料で形成することによって、SUS300系やアルミニウムなどの非磁性材料で形成した場合と比べ、原価低減を図ることができる。磁性材料は、例えば、鉄やケイ素鋼、フェライトなどである。端板16は、回転子鉄心13と同じ材料で形成されていてもよく、回転子鉄心13と異なる材料で形成されていてもよい。
端板16は、回転子鉄心13の軸方向外側端と接触し、一対の端板16は、回転子鉄心13を挟むように設けられている。一対の端板16によって、磁石挿入孔13cに挿入された永久磁石11が保持されている。
一対の端板16のうち少なくとも一方の端板16は、凹部12及び一対のスリット13aの各軸方向外側端(貫通空間)を覆うカバー部16aを備えている。カバー部16aは、軸方向視において凹部12及び一対のスリット13aと重なる位置に設けられている。これにより、圧縮流体が凹部12及びスリット13aを通過することを妨げ、笛吹き現象による騒音を抑制できる。本実施形態においては、一対の端板16のそれぞれにカバー部16aが設けられている。なお、カバー部16aは、他方の端板にのみ設けられていてもよい。一方の端板16とは、後述する圧縮機200に配置される上側の端板16であってもよく、下側の端板16であってもよい(図5参照)。
カバー部16aが凹部12及び一対のスリット13aの各軸方向外側端(貫通空間)を覆うとは、カバー部16aが凹部12及び一対のスリット13aを完全に覆っている場合のみを意味せず、各部が僅かに露出している場合も含まれる。本実施形態において、カバー部16aは、永久磁石11の幅方向端部及び外側鉄心部13Dの端部13D1を覆っている。カバー部16aが永久磁石11の幅方向端部を覆っていることによって、例えば、永久磁石11の保持が可能になる。カバー部16aが外側鉄心部13Dの端部13D1を覆っていることによって、端板16の強度を高めることができる。
一対の端板16のうち少なくとも一方の端板16は、一対のスリット13aの間に設けられる切欠部16bを備える。切欠部16bは、軸方向視において、少なくとも端板16の外周縁から永久磁石11と重なる位置まで延びている。これにより、永久磁石11の一部を露出させることによって永久磁石11と端板16との接触部分を削減し、端板16を経路として隣接した永久磁石11に向かう漏洩磁束を抑制して、電動機100の性能を高めることができる。これにより、電動機100の性能を確保しつつ原価低減を図ると共に笛吹き現象による騒音の発生を抑制できる。本実施形態においては、一対の端板16のそれぞれに切欠部16bが設けられている。なお、切欠部16bは、他方の端板にのみ設けられていてもよい。
切欠部16bの周方向に沿った幅(最大幅)は、一対のスリット13a,13aの離間幅よりも小さい。切欠部16bの幅(最大幅)は、一対のスリット13a,13aの離間幅の80%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましい。切欠部16bの周方向中央は、外側鉄心部13Dの中央部13D2の周方向中央と実質的に一致することが好ましい。
切欠部16bは、軸方向視において矩形状(例えば長方形)に形成されていることが好ましい。なお、切欠部16bは、軸方向視において三角形状や五角形状、六角形状などの多角形状、半円形状、長穴形状などに形成されていてもよい。
切欠部16bは、永久磁石11よりも径方向内側まで延びていることが好ましい。切欠部16bによって永久磁石11の外径側から内径側まで露出していることが好ましい。端板16の中心から切欠部16bまでの最小距離は、回転子鉄心13の中心から永久磁石11までの最小距離よりも小さいことが好ましい。斯かる構成によれば、永久磁石11と端板16との隣接部位をさらに削減し、端板16を経路として隣接した永久磁石11に向かう漏洩磁束及び永久磁石11の表裏で生じる漏洩磁束を抑制して、電動機100の性能をさらに高めることができる。本実施形態において、切欠部16bは、磁石挿入孔13cよりも径方向内側まで延びているが、これに限られない。
図5は、電動機100を備える圧縮機200の断面図を示している。図5に示すように、圧縮機200は、圧力容器を兼ねた筒状のケース203と、電動機100と、駆動軸202と、圧縮機構部201とを備える。
固定子1は、ケース203に支持されている。回転子10には駆動軸202が取り付けられている。駆動軸202はケース203に回転可能に支持されている。圧縮機構部201は、スクロール式の圧縮機構部である。圧縮機200では、回転子10の回転が駆動軸202を介して、圧縮機構部201に伝達され、圧縮機構部201でガスが圧縮され、圧縮ガスはケース203外に排出される。
このように、電動機100のトルクは、駆動軸202を介して圧縮機構部201に直接伝達されるため、電動機100のトルク変動は、圧縮機200全体の振動及び騒音の原因となる。しかしながら、圧縮機200が本実施形態のトルク変動を低減した電動機100を備え、圧縮機構部201を電動機100により駆動することにより、圧縮機200において、効率を向上させ、振動及び騒音を低減させることができる。
(変形例)
上記実施形態において、電動機100は、6極、9スロットであったが、磁極の数及びスロット数はこれに限らない。また、ティース拡大部5の内面は、円周方向の外側に向かうにつれて、外側鉄心部13Dからの距離が大きくなるように構成されていたが、これに限られない。各ティース拡大部5と外側鉄心部13Dとの距離が、ティース中央部8と外側鉄心部13Dとの距離よりも大きく構成されていれば良く、ティース拡大部5の内面は、円周方向に沿って、外側鉄心部13Dとの距離が一定であっても良い。
上記実施形態において、ロータ拡大部15の外面は、円周方向の外側に向かうにつれて、ティース円弧部4からの距離が大きくなるように構成されていたが、これに限られない。各ロータ拡大部15とティース円弧部4との距離は、ロータ円弧部14とティース円弧部4との距離よりも大きく構成されていれば良く、ロータ拡大部15の外面は、円周方向に沿って、ティース円弧部4との距離が一定であっても良い。
上記実施形態において、カバー部16aは、永久磁石11の幅方向端部及び外側鉄心部13Dの端部13D1を覆っているが、これに限られない。例えば、図6に示すように、端板16は、一対の第2切欠部16c,16cを備え、永久磁石11の幅方向端部及び外側鉄心部13Dの端部13D1が露出していてもよい。斯かる例によれば、永久磁石11をさらに露出させることによって、端板16を経路として隣接した永久磁石11に向かう漏洩磁束を抑制して、電動機100の性能を高めることができる。
[1]
以上のように、永久磁石式回転電動機100は、ヨーク6と、ヨーク6からその径方向の内側に向かって延び電機子巻線が巻回される複数のティース3と、を有する固定子1と、外周表面近傍に複数の磁石挿入孔13cを有する回転子鉄心13と、複数の磁石挿入孔13cに挿入される複数の板状の永久磁石11と、回転子鉄心13の軸方向両外側に設けられる磁性材料製の一対の端板16と、を有する回転子10と、を備え、回転子鉄心13は、隣接する2つの磁石挿入孔13cの間に設けられる凹部12と、磁石挿入孔13cの径方向外側において周方向に離間して設けられる一対のスリット13a,13aと、を備え、一対の端板16のうち少なくとも一方の端板16は、凹部12及び一対のスリット13a,13aの各軸方向外側端を覆うカバー部16aと、一対のスリット13a,13aの間に配置される切欠部16bと、を備え、切欠部16bは、軸方向視において、少なくとも永久磁石11と重なる位置まで延びている。
斯かる構成によれば、永久磁石11の一部を露出させることによって、永久磁石11と端板16との接触部分を削減し、端板16を経路として隣接した永久磁石11に向かう漏洩磁束を抑制して、電動機100の性能を高めることができる。また、端板16を磁性材料で形成することによって原価低減を図ることができる。さらに、端板16が凹部12及び一対のスリット13aの各軸方向外側端を覆うカバー部16aを備えていることによって、圧縮流体が凹部12及びスリット13aを通過することを妨げ、笛吹き現象による騒音を抑制できる。その結果、電動機100の性能を確保しつつ原価低減を図ると共に笛吹き現象による騒音の発生を抑制できる。
[2]
上記[1]に記載の永久磁石式回転電動機100において、切欠部16bは、永久磁石11よりも径方向内側まで延びている、という構成であることが好ましい。
斯かる構成によれば、永久磁石11と端板16との隣接部位をさらに削減し、端板16を経路として隣接した永久磁石11に向かう漏洩磁束及び永久磁石11の表裏で生じる漏洩磁束を抑制して、電動機100の性能をさらに高めることができる。
[3]
圧縮機200は、上記[1]又は[2]に記載の永久磁石式回転電動機100と、永久磁石式回転電動機100によって駆動される圧縮機構部201と、を備える。
なお、永久磁石式回転電動機及び圧縮機は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、永久磁石式回転電動機及び圧縮機は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記した各種の変形例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
1…固定子、2…スロット部、3…ティース、4…ティース円弧部、5…ティース拡大部、6…ヨーク、7…ティース基部、8…ティース中央部、10…回転子、11…永久磁石、12…凹部、13…回転子鉄心、13D…外側鉄心部、13D1…端部、13D2…中央部、13a…スリット、13c…磁石挿入孔、14…ロータ円弧部、15…ロータ拡大部、16…端板、16a…カバー部、16b…切欠部、16c…第2切欠部、100…永久磁石式回転電動機(電動機)、200…圧縮機、201…圧縮機構部、202…駆動軸、203…ケース

Claims (3)

  1. ヨークと、前記ヨークからその径方向の内側に向かって延び電機子巻線が巻回される複数のティースと、を有する固定子と、
    外周表面近傍に複数の磁石挿入孔を有する回転子鉄心と、前記複数の磁石挿入孔に挿入される複数の板状の永久磁石と、前記回転子鉄心の軸方向両外側に設けられる磁性材料製の一対の端板と、を有する回転子と、を備え、
    前記回転子鉄心は、隣接する2つの前記磁石挿入孔の間に設けられる凹部と、前記磁石挿入孔の径方向外側において周方向に離間して設けられる一対のスリットと、を備え、
    前記一対の端板のうち少なくとも一方の端板は、前記凹部及び前記一対のスリットの各軸方向外側端を覆うカバー部と、前記一対のスリットの間に配置される切欠部と、を備え、
    前記切欠部は、軸方向視において、少なくとも前記永久磁石と重なる位置まで延びている、永久磁石式回転電動機。
  2. 前記切欠部は、前記永久磁石よりも径方向内側まで延びている、請求項1に記載の永久磁石式回転電動機。
  3. 請求項1又は2に記載の永久磁石式回転電動機と、
    前記永久磁石式回転電動機によって駆動される圧縮機構部と、を備える、圧縮機。
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