以下、実施形態におけるプログラム91、商取引支援システム1、取引管理装置6、および、商取引方法に関して、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同じ機能を有する部材、部位については、同一の符号が付され、同一の符号が付されている部材、部位について、繰り返しの説明は省略される。
(用語の定義)
本明細書において、「クーポン」とは、商品またはサービス等の代金の支払いに金銭の代わりに利用可能なものを意味する。
本明細書において、「会員」とは、クーポンを使用する人のうち、取引管理装置6に会員登録されている人を意味する。会員は、会員消費者であると言うこともできる。会員には、他の会員と区別するための会員IDが付与されている。
本明細書において、「非会員」とは、クーポンを使用する人のうち、取引管理装置6に会員登録されていない人を意味する。非会員は、非会員消費者であると言うこともできる。
(第1の実施形態)
図1乃至図35を参照して、第1の実施形態におけるプログラム91、商取引支援システム1、取引管理装置6、および、商取引方法について説明する。図1は、第1の実施形態における商取引支援システム1の一例を模式的に示す図である。図2は、消費者端末2(より具体的には、携帯情報端末2a)の機能ブロック図である。図3は、取引管理装置6の記憶装置65(より具体的には、店舗情報データベース651)に記憶されている情報の一例を模式的に示すテーブル651tである。図4は、取引管理装置6の記憶装置65(より具体的には、会員情報データベース653)に記憶されている情報の一例を模式的に示すテーブル653tである。図5および図6は、取引管理装置6の記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)に記憶されている情報の一例を模式的に示すテーブル655tである。図7は、クーポン購入処理の完了通知が、消費者端末2のディスプレイ23に表示されている様子を模式的に示す図である。図8は、消費者端末2から取引管理装置6に、取引情報(S-1、P-1、J-1)が送信されている様子を模式的に示す図である。図9は、店舗端末5から取引管理装置6に、取引情報(S-1、P-1、J-1)が送信されている様子を模式的に示す図である。図10は、副クーポン発行処理の完了通知が、消費者端末2のディスプレイ23に表示されている様子を模式的に示す図である。図11は、消費者端末2から第2消費者端末41に、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1が伝達される様子を模式的に示す図である。図12は、店舗端末5から取引管理装置6に、第2取引情報(S-2、P-2、K-1)が送信されている様子を模式的に示す図である。図13は、消費者端末2からプリンタ46に、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1を印刷するための印刷指令が送信されている様子を模式的に示す図である。図14は、店舗端末5から取引管理装置6に、第2取引情報(S-2、P-2、K-1)が送信されている様子を模式的に示す図である。図15は、第1の実施形態における商取引方法の一例を示すフローチャートである。図16は、会員登録工程を実行中の様子を模式的に示す図である。図17は、ログイン処理工程を実行中の様子を模式的に示す図である。図18は、主クーポン選択処理工程を実行中の様子を模式的に示す図である。図19は、アンケートが、消費者端末2のディスプレイ23に表示されている様子を模式的に示す図である。図20は、主クーポンの購入代金の支払い方法について、第1消費者からの入力が受け付けられている様子を模式的に示す図である。図21は、主クーポン使用処理工程の一例を示すシーケンス図である。図22は、店舗を特定する店舗識別情報S-1が、消費者端末2のカメラを用いて読み取られる様子を模式的に示す図である。図23は、金額情報入力処理工程が実行されている様子を模式的に示す図である。図24は、消費者端末2のディスプレイ23に、店舗を特定する店舗識別情報S-1と、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1と、使用される主クーポンに関する情報とが表示されている様子を模式的に示す図である。図25は、消費者端末2のディスプレイ23に、取引が完了したことを示す情報が表示されている様子を模式的に示す図である。図26は、主クーポン使用処理工程の他の一例を示すシーケンス図である。図27は、消費者端末2のディスプレイ23に、支払いに使用される主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1が表示されている様子を模式的に示す図である。図28は、消費者端末2のディスプレイ23に、ユーザスキャン方式およびストアスキャン方式のうちの一方を選択可能な決済方式選択画面が表示されている様子を模式的に示す図である。図29は、副クーポン取得処理工程の一例を示すシーケンス図である。図30は、主クーポンから副クーポンに変更する金額の入力が行われている様子を模式的に示す図である。図31は、副クーポン使用処理工程の一例を示すシーケンス図である。図32は、副クーポン未使用金額回収処理工程の一例を示すシーケンス図である。図33は、副クーポンの利用停止手続きが行われる様子を模式的に示す図である。図34は、消費者端末2のディスプレイ23に、副クーポンの利用が停止されたことを示す情報が表示されている様子を模式的に示す図である。図35は、副クーポン未使用金額回収処理工程の他の一例を示すシーケンス図である。
(商取引支援システム1)
図1に記載の例では、商取引支援システム1は、第1消費者の端末である消費者端末2と、店舗側の端末である店舗端末5と、取引管理装置6とを備える。付加的に、商取引支援システム1は、ウェブサイト管理装置7を備えていてもよい。取引管理装置6およびウェブサイト管理装置7の各々は、複数のコンピュータまたは複数のサーバを含んでいてもよい。また、取引管理装置6の一部と、ウェブサイト管理装置7の一部とが、共通化されていてもよい。
消費者端末2は、典型的には、第1消費者によって操作される携帯型のコンピュータ(以下、「携帯情報端末2a」という。)である。消費者端末2は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末である。なお、第1消費者が所有する複数の端末が、協働して、主クーポンを利用した商取引を実行するための消費者端末2として機能してもよい。例えば、第1消費者の自宅にあるパソコン2bを用いて、主クーポンが購入され、第1消費者の携帯情報端末2aを用いて、当該主クーポンが使用される場合も想定される。この場合、当該パソコン2bと、当該携帯情報端末2aとが、協働して、消費者端末2として機能する。
図2に例示されるように、消費者端末2は、ユーザインターフェース21と、ディスプレイ23と、通信インターフェース24と、記憶装置25と、プロセッサ27と、を有する。付加的に、消費者端末2は、カメラ29を有することが好ましい。
図1に記載の例では、ユーザインターフェース21は、ディスプレイ23上に配置されたタッチパネル式の入力装置21aを含む。代替的に、あるいは、付加的に、ユーザインターフェース21は、キーボード21b、マウス等であってもよい。
ディスプレイ23は、第1消費者が視認可能な文字、記号、図形を画像として表示する。消費者端末2は、ネットワーク11等を介して他の装置(例えば、取引管理装置6)と有線または無線で通信可能である。消費者端末2の通信インターフェース24は、他の装置(例えば、取引管理装置6)から送信される各種情報を受信し、また、他の装置(例えば、取引管理装置6)に各種情報を送信するためのインターフェースである。
図2に記載の例において、記憶装置25は、プログラム91、プログラム91の実行に必要なデータ94、および、その他の情報を記憶する。プロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、後述の第1処理手段271、第2処理手段272、リクエスト手段273、出力手段274等として機能させる。なお、プロセッサ27がプログラム91を実行する際に、当該プログラムの一部は、ネットワーク11を介して提供されてもよい。
カメラ29は、ユーザインターフェース21の一部としての撮像ボタン(タッチパネルの一部が撮像ボタンとして機能してもよい。)が操作されることに応じて、画像データを取得する。また、カメラ29によって取得された画像データは、記憶装置25に記憶される。
図1に記載の例では、店舗端末5は、スキャナ51を備えたPOS装置である。代替的に、店舗端末5は、カメラを備えた携帯情報端末(例えば、スマートフォン)であってもよい。店舗端末5は、ネットワーク11を介して、取引管理装置6に情報伝達可能に接続される。
図1に記載の例では、取引管理装置6は、プロセッサを含む処理装置63と、記憶装置65とを有する。記憶装置65は、店舗情報データベース651と、会員情報データベース653と、クーポン情報データベース655と、を有していてもよい。
記憶装置65は、店舗情報を記憶する。図3に記載の例では、記憶装置65(より具体的には、店舗情報データベース651)は、店舗名と、店舗を特定する店舗識別情報S(換言すれば、店舗ID)と、店舗所在地(例えば、店舗の住所)とを対応付けて記憶している。記憶装置65は、店舗を特定する店舗識別情報S(換言すれば、店舗ID)と、クーポン使用に伴う当該店舗における売上情報とを対応付けて記憶していてもよい。
記憶装置65は、会員情報を記憶する。図4に記載の例では、記憶装置65(より具体的には、会員情報データベース653)は、会員名と、会員を特定する会員識別情報(換言すれば、会員ID)と、会員連絡先(例えば、メールアドレス、電話番号)と、会員住所とを対応付けて記憶している。
記憶装置65は、クーポン情報を記憶する。図5に記載の例では、記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)は、主クーポンを特定する主クーポン識別情報J(換言すれば、主クーポンID)と、主クーポンの残高を示す主クーポン残高と、主クーポンを購入した会員の会員識別情報とを対応付けて記憶している。記憶装置65は、主クーポン識別情報Jと、主クーポンの発行額(換言すれば、発行時における主クーポンの残高)とを対応付けて記憶していてもよい。
図5に例示されるように、記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)は、主クーポンを特定する主クーポン識別情報Jと、主クーポンの残高を示す主クーポン残高と、主クーポンを購入した会員の会員識別情報と、主クーポンを基礎として発行された副クーポンを特定する副クーポン識別情報Kと、副クーポンの残高を示す副クーポン残高とを対応付けて記憶していてもよい。
取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2、および/または、店舗端末5から受け取る情報、および、記憶装置65に記憶された情報に基づいて、決済処理およびその他の処理を行う。
ウェブサイト管理装置7は、会員消費者および非会員消費者がアクセスするウェブサイトを管理する。
図7(あるいは、図23等)に記載の例では、消費者端末2のディスプレイ23に、第1消費者に紐付けられて発行された主クーポンMを示す情報(換言すれば、第1消費者に関連付けられて発行された主クーポンMを示す情報)が表示されている。なお、図2に記載の例において、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、第1消費者に紐付けられて発行された主クーポンを示す情報をディスプレイ23に表示させる第1処理手段271として機能させる。
第1消費者は、ディスプレイ23に表示された、主クーポンMを示す情報を視認することにより、自己所有の主クーポンMの存在を確認することができる。また、第1消費者は、ユーザインターフェース21を介して、主クーポンMを選択することにより、主クーポンMを、商品の購入またはサービスの享受に対する対価の支払いに利用することができる。図7に例示されるように、主クーポンMを示す情報は、主クーポンMの名称E1を含んでいてもよく、主クーポンMの残高E2を含んでいてもよく、主クーポンMの使用可能地域の名称E3を含んでいてもよく、主クーポンMの使用期限E4を含んでいてもよく、主クーポンMを特定する主クーポン識別情報J-1を含んでいてもよい。また、主クーポンMを特定する主クーポン識別情報J-1は、2次元バーコードBC1の形式で提供される識別情報であってもよいし、識別番号の形式で提供される識別情報であってもよいし、その他の形式で提供される識別情報であってもよい。主クーポン識別情報および副クーポン識別情報の各々は、2次元バーコードの形式と、文字列の形式との間で、相互変換可能であることが好ましい。
図2に記載の例において、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、主クーポンMを用いて商品の購入またはサービスの享受に対する支払い手続の少なくとも一部を実行する第2処理手段272として機能させる。
図8に記載の例では、消費者端末2(より具体的には、第2処理手段272)は、(1)商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-1(例えば、図3に示される店舗A1を特定する情報)と、(2)主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1(より具体的には、購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報)と、(3)主クーポンMを特定する主クーポン識別情報J-1とを、通信インターフェース24を介して、取引管理装置6に送信する。こうして、第2処理手段272は、商品の購入またはサービスの享受に対する支払い手続の一部を実行する。また、店舗識別情報S-1、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1、および、主クーポン識別情報J-1を受け取る取引管理装置6は、支払い手続の他の一部(より具体的には、決済処理)を実行する。
図3(b)および図5(b)には、主クーポンMが3,000円利用されることにより、店舗A1の売上が3,000円増加された状態(図3(b)を参照。)、および、主クーポン識別情報が△△である主クーポンの残高が3,000円減少された状態(図5(b)を参照。)が示されている。
他方、図9に記載の例では、消費者端末2(より具体的には、第2処理手段272)は、主クーポンMを特定する主クーポン識別情報J-1を、店舗端末5aが読み取り可能な形式(例えば、2次元バーコードBC1の形式)でディスプレイ23に表示させる。こうして、第2処理手段272は、商品の購入またはサービスの享受に対する支払い手続の一部を実行する。店舗端末5a(より具体的には、店舗端末5aのカメラまたは店舗端末5aのスキャナ51a)は、ディスプレイ23に表示された主クーポンMを特定する主クーポン識別情報J-1を読み取る。また、店舗端末5aは、読み取った主クーポン識別情報J-1と、商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-1と、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1(より具体的には、購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報)とを、取引管理装置6に送信する。こうして、店舗端末5aは、商品の購入またはサービスの享受に対する支払い手続の一部を実行する。更に、店舗識別情報S-1、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1、および、主クーポン識別情報J-1を受け取る取引管理装置6は、支払い手続の他の一部(より具体的には、決済処理)を実行する。
図3(b)および図5(b)には、主クーポンMが3,000円利用されることにより、店舗A1の売上が3,000円増加された状態(図3(b)を参照。)、および、主クーポン識別情報が△△である主クーポンの残高が3,000円減少された状態(図5(b)を参照。)が示されている。
図2に記載の例において、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、リクエスト手段273として機能させる。リクエスト手段273は、主クーポンMの少なくとも一部(例えば、5,000円)を、第1消費者とは異なる第2消費者が使用可能な副クーポンNに変更する依頼を取引管理装置6に送信する。
取引管理装置6は、消費者端末2から上述の依頼を受信することに応じて、副クーポンNを発行する。図5(b)および図6(a)に記載の例では、クーポン識別情報が△△である主クーポンについて、5,000円分が副クーポンに変更されることにより、当該主クーポンの残高が5,000円減少され、5,000円の副クーポンが発行された様子が示されている。
取引管理装置6の処理装置63は、副クーポンの発行処理の完了通知と、発行された副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1とを消費者端末2に送信する。また、消費者端末2は、ディスプレイ23に、副クーポンの発行処理の完了通知情報を表示する。図10に記載の例では、ディスプレイ23に表示される完了通知情報に、副クーポンの名称F1と、副クーポンの残高F2と、主クーポンの名称E1と、主クーポンの残高E2とが含まれている。
図11には、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1(例えば、副クーポンNを特定する2次元バーコードBC2)が、第1消費者の消費者端末2から第2消費者の第2消費者端末41に伝達される例が示されている。当該伝達は、消費者端末2から第2消費者端末41に、副クーポン識別情報K-1を送信することにより実行されてもよい。代替的に、当該伝達は、消費者端末2のディスプレイ23に表示された副クーポン識別情報K-1(例えば、副クーポンNを特定する2次元バーコードBC2)を、第2消費者端末41のカメラが読み取ることによって実行されてもよい。
図2に記載の例において、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1を出力する出力手段274として機能させる。
図11に記載の例では、消費者端末2(より具体的には、出力手段274)は、副クーポン識別情報K-1を、通信インターフェース24を介して、第2消費者端末41に送信する。代替的に、出力手段274は、副クーポン識別情報K-1を、第2消費者端末41が読み取り可能な形式(例えば、2次元バーコードBC2の形式)でディスプレイ23に表示させてもよい。
図12に記載の例では、第2消費者端末41は、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1を、店舗端末5bが読み取り可能な形式(例えば、2次元バーコードBC2の形式)で第2消費者端末41のディスプレイ43に表示させる。店舗端末5b(より具体的には、店舗端末5bのカメラまたは店舗端末5bのスキャナ51b)は、ディスプレイ43に表示された副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1(例えば、副クーポンNを特定する2次元バーコードBC2)を読み取る。また、店舗端末5bは、読み取った副クーポン識別情報K-1と、商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-2(例えば、図3に示される店舗A2を特定する情報)と、副クーポンの利用金額を示す第2金額情報P-2(より具体的には、購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報)とを、取引管理装置6に送信する。取引管理装置6は、受け取った店舗識別情報S-2、第2金額情報P-2、および、副クーポン識別情報K-1に基づいて、決済処理を実行する。
図3(c)および図6(b)には、副クーポンNが2,000円利用されることにより、店舗A2の売上が2,000円増加された状態(図3(c)を参照。)、および、主クーポン識別情報が△△である主クーポンに紐付けられた副クーポンの残高が2,000円減少された状態(図6(b)を参照。)が示されている。
以上のとおり、第1の実施形態では、主クーポンMを基礎として発行された副クーポンNを、第2消費者の支払いに使用することができる。こうして、柔軟なクーポンの使用が許容される。
図13に記載の例では、消費者端末2(より具体的には、出力手段274)は、プリンタ46に、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1(例えば、副クーポンNを特定する2次元バーコードBC2)を印刷するための印刷指令を送信する。プリンタ46は、当該印刷指令に基づいて、紙媒体47に、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1(例えば、副クーポンNを特定する2次元バーコードBC2)を印刷する。
図14に記載の例では、店舗端末5b(より具体的には、店舗端末5bのカメラまたは店舗端末5bのスキャナ51b)は、紙媒体47に印刷された副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1(例えば、副クーポンNを特定する2次元バーコードBC2)を読み取る。また、店舗端末5bは、読み取った副クーポン識別情報K-1と、商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-2(例えば、図3に示される店舗A2を特定する情報)と、副クーポンの利用金額を示す第2金額情報P-2(より具体的には、商品またはサービスの価格を示す金額情報)とを、取引管理装置6に送信する。取引管理装置6は、受け取った店舗識別情報S-2、第2金額情報P-2、および、副クーポン識別情報K-1に基づいて、決済処理を実行する。
図3(c)および図6(b)には、副クーポンが2,000円利用されることにより、店舗A2の売上が2,000円増加された状態(図3(c)を参照。)、および、主クーポン識別情報が△△である主クーポンに紐付けられた副クーポンの残高が2,000円減少された状態(図6(b)を参照。)が示されている。
以上のとおり、第1の実施形態では、主クーポンMを基礎として発行された副クーポンNを、第2消費者の支払いに使用することができる。こうして、柔軟なクーポンの使用が許容される。
例えば、第1消費者が主クーポンMを使い切れない場合に、第1消費者は、主クーポンMの少なくとも一部を、副クーポンNに変更することができる。よって、第1消費者の家族等が副クーポンNを用いて買い物を行うことにより、主クーポンが無駄なく使用され、クーポンを利用した消費が拡大する。
また、第1消費者が、店舗A1で主クーポンMを使用するのと同時に、第2消費者が、店舗A1とは異なる店舗A2で副クーポンNを使用することもできる。この場合、例えば、一緒に旅行中の第1消費者と第2消費者とが、お土産を買うために、別々に行動することが許容される。
上述の例では、会員消費者である第1消費者に紐付けられて発行された主クーポンMの少なくとも一部が、非会員消費者である第2消費者が使用可能な副クーポンNに変更される。副クーポンNは、非会員消費者が使用することも可能である。よって、更に柔軟なクーポンの使用が許容される。
(任意付加的な構成)
続いて、図1乃至図35を参照して、第1の実施形態において採用可能な任意付加的な構成について説明する。
(回収依頼手段275)
図2に記載の例において、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、回収依頼手段275として機能させる。回収依頼手段275は、副クーポンNのうちの未使用金額の回収を取引管理装置6に依頼する。
より具体的には、回収依頼手段275は、未使用金額回収の対象となる副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1、および、当該副クーポンの利用停止依頼を含む未使用金額回収依頼情報を取引管理装置6に送信する。取引管理装置6は、受け取った副クーポン識別情報K-1、および、副クーポンの利用停止依頼に基づいて、副クーポン識別情報K-1によって特定される副クーポンの利用を不可能にする。また、取引管理装置6は、当該副クーポンNのうちの未使用金額に対応する金額分だけ、副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンMの残高を増額する。こうして、副クーポンNのうちの未使用金額が回収されて、当該回収された未使用金額が、主クーポンMの一部に再変更される。
図6(c)には、副クーポン識別情報が△△△である副クーポンの利用が不可能になるように、当該副クーポンの残高がゼロに変更され、当該副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの残高が、3,000円増額された様子が示されている。
消費者端末2が、副クーポンNのうちの未使用金額の回収を依頼する回収依頼手段275として機能する場合、副クーポンのうちの未使用金額が使用されずに放置されることが防止される。また、上述の例では、回収依頼手段275は、取引管理装置6に、副クーポンNのうちの未使用金額に対応する金額分だけ、当該副クーポンNの発行の基礎とされた主クーポンの残高が増額されるように依頼する。この場合、回収された未使用金額が、副クーポンNの発行の基礎とされた主クーポンに集められることにより、クーポンの残高が、複数のクーポンに分散する弊害が解消される。
上述の例では、消費者端末2が、副クーポンの未使用金額の回収を取引管理装置6に依頼するタイミングと、消費者端末2が、副クーポンの発行を取引管理装置6に依頼するタイミングとが、互いに異なる。代替的に、消費者端末2が、副クーポンの未使用金額の回収を取引管理装置6に依頼するタイミングと、消費者端末2が、副クーポンの発行を取引管理装置6に依頼するタイミングとが同じであってもよい。
より具体的には、主クーポンの少なくとも一部を副クーポンに変更する依頼に、副クーポンの使用期限情報R(必要であれば、図30を参照。)が含まれていてもよい。この場合、図2における消費者端末2のリクエスト手段273(より具体的には、主クーポンの少なくとも一部を、副クーポンに変更する依頼を取引管理装置6に送信するリクエスト手段273)が、上述の回収依頼手段275としても機能する。より具体的には、回収依頼手段275を兼用するリクエスト手段273は、副クーポンの使用期限の経過に応じて当該副クーポンのうちの未使用金額が自動的に回収されるよう、取引管理装置6に依頼するように構成される。
副クーポンの使用期限の経過に応じて副クーポンのうちの未使用金額が自動的に回収されるように構成される場合、当該未使用金額が確実に回収される。よって、残高がゼロでない副クーポンがそのまま放置されることが防止される。
(第1の実施形態における商取引方法)
続いて、第1の実施形態における商取引方法の一例について説明する。第1の実施形態における商取引方法は、商取引支援システム1を用いて実行される。
(主クーポン購入処理工程)
第1ステップST1において、主クーポンの購入処理が実行される。第1ステップST1は、主クーポン購入処理工程である。主クーポン購入処理工程は、複数のサブステップを含む。
サブステップST1-1において、ウェブサイト管理装置7によって管理されるウェブサイトを用いて、第1消費者の会員登録が行われる。サブステップST1-1は、会員登録工程である。図16には、サブステップST1-1(会員登録工程)を実行中の様子が示されている。
会員登録工程は、例えば、第1消費者が、ウェブサイト管理装置7が管理する会員登録用のウェブサイトにアクセスし、当該ウェブサイトの入力フォームに、必要情報を入力することにより実行される。入力フォームに入力された会員情報は、図4に例示されるように、取引管理装置6の記憶装置65(より具体的には、会員情報データベース653)に記憶される。
なお、第1消費者が、既に、取引管理装置6に会員登録されている場合には、サブステップST1-1(会員登録工程)は、省略される。
サブステップST1-2において、ウェブサイト管理装置7が管理する会員専用ウェブサイトに対する第1消費者のログイン処理が実行される。サブステップST1-2は、ログイン処理工程である。ログイン処理工程は、図17に例示されるように、第1消費者が、ウェブサイトのログイン情報入力フォームに、ログインIDおよびパスワードを入力することにより実行される。
サブステップST1-3において、購入対象としての主クーポンの選択処理が実行される。サブステップST1-3は、主クーポン選択処理工程である。主クーポン選択処理工程は、図18に例示されるように、会員専用ウェブサイト上で、第1消費者が、購入対象の主クーポンを選択することにより実行される。
図18に記載の例では、主クーポン選択処理工程は、複数種類の主クーポンを、消費者端末2のディスプレイ23に表示させることと、複数種類の主クーポンのうちの1つを第1消費者が選択するのを受け付けることとを含む。図18に記載の例では、第1消費者は、〇〇町プレミアム商品券Cを選択可能であり、〇〇町プレミアム商品券Dを選択可能である。
図19に例示されるように、主クーポン選択処理工程は、第1消費者が選択した主クーポンについて、第1消費者が購入可能要件を満たしているか否かを確認する工程を含んでいてもよい。図19に記載の例では、主クーポン購入処理工程は、第1消費者が購入可能要件を満たしているか否かを確認するためのアンケートを、消費者端末2のディスプレイ23に表示させることと、当該アンケートに対する回答を受け付けることとを含む。
サブステップST1-4において、選択された主クーポンについて、代金の支払い処理が実行される。サブステップST1-4は、支払い処理工程である。図20に記載の例では、支払い処理工程は、主クーポンの購入代金の支払い方法について、第1消費者からの入力を受け付けることを含む。主クーポンの購入代金の支払いは、クレジットカード決済により行われてもよいし、銀行振り込み(例えば、インターネットバンキング)により行われてもよい。
サブステップST1-5において、第1消費者を特定する情報と、第1消費者が購入した主クーポンを特定する情報とが対応付けられて、取引管理装置6の記憶装置65に記憶される。サブステップST1-5は、記憶工程である。
記憶工程は、第1消費者が主クーポンを購入することに応じて実行される。図5(a)に記載の例では、記憶工程は、取引管理装置6の記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)に、第1消費者を特定する会員識別情報(「H001」)と、第1消費者が購入した主クーポンを特定する主クーポン識別情報(「△△」)と、当該主クーポンの残高(「24,000円」)とを対応付けて記憶することを含む。
サブステップST1-6において、取引管理装置6から消費者端末2に、主クーポン購入の完了通知と、購入された主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1とが送信される。サブステップST1-6は、主クーポン購入完了通知工程である。図7に例示されるように、主クーポン購入完了通知工程において、消費者端末2のディスプレイ23に、第1消費者が購入した主クーポンMを示す情報が表示されることが好ましい。
(主クーポン使用処理工程の第1例:ユーザスキャン方式)
第2ステップST2において、主クーポンの使用処理が実行される。第2ステップST2は、主クーポン使用処理工程である。図21に例示されるように、主クーポン使用処理工程は、複数のサブステップ(ST2-1乃至ST2-7)を含む。
図21に例示されるように、サブステップST2-1において、消費者端末2を用いて、ウェブサイト管理装置7が管理する会員専用ウェブサイトへのログイン処理が実行される。サブステップST2-1は、ログイン処理工程である。ログイン処理工程は、ウェブサイトのログイン情報入力フォームに、ログインIDおよびパスワードを入力することにより実行されてもよいし(必要であれば、図17を参照。)、消費者端末2上で専用アプリを起動させることにより自動的に実行されてもよい。
第1消費者が、既に、会員専用ウェブサイトにログインしている場合等には、サブステップST2-1は省略される。
図21に例示されるように、サブステップST2-2において、消費者端末2を用いて、店舗を特定する情報の入力処理が実行される。サブステップST2-2は、店舗情報入力処理工程である。
図22に記載の例では、店舗情報入力処理工程は、店舗を特定する店舗識別情報S-1(例えば、2次元バーコード)を、消費者端末2のカメラを用いて読み取ることにより実行される。代替的に、店舗情報入力処理工程は、消費者端末2のユーザインターフェース21を用いて、店舗を特定する識別情報を入力することにより実行されてもよい。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を店舗識別情報取得手段276として機能させる。店舗識別情報取得手段276は、消費者端末2のカメラ29またはユーザインターフェース21を介して、店舗を特定する店舗識別情報S-1を取得する。
図21に例示されるように、サブステップST2-3において、消費者端末2を用いて、支払いに使用する主クーポンの選択処理が実行される。サブステップST2-3は、使用クーポン選択処理工程である。使用クーポン選択処理工程は、例えば、消費者端末2のディスプレイ23に表示された複数の主クーポンの中から今回使用する主クーポンを、ユーザインターフェース21を用いて選択することにより実行される。図23には、使用クーポン選択処理工程が実行された後の状態が示されている。
サブステップST2-3は、サブステップST2-2の実行前に実行されてもよいし、サブステップST2-2の実行後に実行されてもよい。また、使用可能な主クーポンが1個しかない場合には、サブステップST2-3は省略されてもよい。
図21に例示されるように、サブステップST2-4において、消費者端末2を用いて、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1の入力処理(より具体的には、第1消費者が購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報の入力処理)が実行される。サブステップST2-4は、金額情報入力処理工程である。
図23に記載の例では、金額情報入力処理工程は、消費者端末2のユーザインターフェース21を用いて、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1を入力することにより実行される。代替的に、金額情報入力処理工程は、商品またはサービスに紐付けされたバーコード(例えば、2次元バーコード)を、消費者端末2のカメラ29を用いて読み取ることにより自動的に実行されてもよい。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を金額情報取得手段277として機能させる。金額情報取得手段277は、消費者端末2のカメラ29またはユーザインターフェース21を介して、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1を取得する。
図24に例示されるように、消費者端末2が、店舗を特定する店舗識別情報S-1、および、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1を取得した後、消費者端末2のディスプレイ23には、店舗を特定する店舗識別情報S-1と、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1と、使用される主クーポンに関する情報(より具体的には、使用される主クーポンの名称E1を示す情報)とが同時に表示されることが好ましい。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を第3処理手段278として機能させる。第3処理手段278は、消費者端末2のディスプレイ23に、店舗を特定する店舗識別情報S-1と、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1と、使用される主クーポンに関する情報(E1)とを同時に表示させる。
図24に記載の例では、消費者端末2のディスプレイ23に、上述の店舗識別情報S-1と、上述の金額情報P-1と、使用される主クーポンに関する情報(E1)とが、第1消費者から視認し易いように、天地順方向に表示されるとともに、上述の店舗識別情報S-1と、上述の金額情報P-1と、使用される主クーポンに関する情報(E1)とが、店員から視認し易いように、天地逆方向に表示されている。この場合、第1消費者および店員は、消費者端末2に表示された取引情報を、同時かつ容易に確認することができる。
サブステップST2-5において、図8、図21に例示されるように、消費者端末2から、取引管理装置6に、(1)商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-1、(2)主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1、および、(3)主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1を含む取引情報が送信される。サブステップST2-5は、取引情報送信工程である。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を第2処理手段272として機能させる。第2処理手段272は、(1)商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-1、(2)主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1、および、(3)主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1を含む取引情報を、通信インターフェース24を介して取引管理装置6に送信する。
図21に例示されるように、サブステップST2-6において、取引管理装置6の処理装置63は、取引管理装置6が消費者端末2から上述の取引情報を受け取ることに応じて、決済処理を実行する。サブステップST2-6は、決済処理工程である。
決済処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る店舗識別情報S-1および金額情報P-1に基づいて、店舗識別情報S-1によって特定される店舗の売上を、金額情報P-1が示す金額分だけ増額する。図3(b)に記載の例では、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る店舗識別情報S-1および金額情報P-1に基づいて、店舗識別情報S-1によって特定される店舗A1の売上を、金額情報P-1が示す金額分だけ増額し、増額後の店舗A1の売上を、記憶装置65(より具体的には、店舗情報データベース651)に記憶させる。
決済処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1および主クーポン識別情報J-1に基づいて、主クーポン識別情報J-1によって特定される主クーポンの残高を、金額情報P-1が示す金額分だけ減額する(換言すれば、主クーポンの利用金額分だけ減額する)。図5(b)に記載の例では、取引管理装置6の処理装置63は、金額情報P-1および主クーポン識別情報J-1に基づいて、主クーポン識別情報J-1によって特定される主クーポンの残高を、金額情報P-1が示す金額分だけ減額し、減額後の主クーポンの残高を、記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)に記憶させる。
図21に例示されるように、サブステップST2-7において、取引管理装置6は、消費者端末2に、取引完了通知を送信する。サブステップST2-7は、取引完了通知工程である。取引完了通知工程は、消費者端末2のディスプレイ23に、取引が完了したことを示す情報を表示させることを含むことが好ましい。
図25に記載の例では、取引が完了したことを示す情報は、店舗を特定する店舗識別情報S-1と、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1と、使用された主クーポンに関する情報(より具体的には、主クーポンの名称E1を示す情報)と、を含む。図25に記載の例では、上述の店舗識別情報S-1と、上述の金額情報P-1と、使用された主クーポンに関する情報とが、店員から視認し易いように、天地逆方向に表示されている。この場合、店員は、消費者端末2に表示された取引完了通知を、容易に確認することができる。
(主クーポン使用処理工程の第2例:ストアスキャン方式)
第2ステップST2’において、主クーポンの使用処理が実行される。第2ステップST2’は、主クーポン使用処理工程である。図26に例示されるように、主クーポン使用処理工程は、複数のサブステップ(ST2’-1乃至ST2’-8)を含む。
図26に例示されるように、サブステップST2’-1において、消費者端末2を用いて、ウェブサイト管理装置7が管理する会員専用ウェブサイトへのログイン処理が実行される。サブステップST2’-1は、ログイン処理工程である。ログイン処理工程は、ウェブサイトのログイン情報入力フォームに、ログインIDおよびパスワードを入力することにより実行されてもよいし(必要であれば、図17を参照。)、消費者端末2上で専用アプリを起動させることにより自動的に実行されてもよい。
第1消費者が、既に、会員専用ウェブサイトにログインしている場合等には、サブステップST2’-1は省略される。
図26に例示されるように、サブステップST2’-2において、消費者端末2を用いて、支払いに使用する主クーポンの選択処理が実行される。サブステップST2’-2は、使用クーポン選択処理工程である。使用クーポン選択処理工程は、例えば、消費者端末2のディスプレイ23に表示された複数の主クーポンの中から今回使用する主クーポンを、ユーザインターフェース21を用いて選択することにより実行される。
なお、使用可能な主クーポンが1個しかない場合には、サブステップST2’-2は省略されてもよい。
図26に例示されるように、サブステップST2’-3において、支払いに使用される主クーポンの表示処理が実行される。サブステップST2’-3は、使用クーポン表示処理工程である。
使用クーポン表示処理工程では、支払いに使用される主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1が、店舗端末5aが読み取り可能な形式(例えば、2次元バーコードBC1の形式)で、消費者端末2のディスプレイ23に表示される。図27には、使用クーポン表示処理工程が実行された後の状態が示されている。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、支払いに使用される主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1を、店舗端末5aが読み取り可能な形式でディスプレイ23に表示させる第2処理手段272として機能させる。
図26に例示されるように、サブステップST2’-4において、店舗端末5aを用いて、第1消費者が購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報の入力処理が実行される。サブステップST2’-4は、金額情報入力処理工程である。
金額情報入力処理工程は、例えば、商品またはサービスに紐付けされたバーコードを、店舗端末5aのスキャナまたはカメラを用いて読み取ることにより自動的に実行される。第1消費者が購入する商品またはサービスの代金の支払いが、主クーポンを用いて実行される場合には、第1消費者が購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報が、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1に対応する。よって、金額情報入力処理工程の実行により、店舗端末5aは、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1を取得することとなる。
サブステップST2’-4は、サブステップST2’-1乃至サブステップST2’-3の実行前に実行されてもよいし、サブステップST2’-1乃至サブステップST2’-3の実行後に実行されてもよいし、サブステップST2’-1乃至サブステップST2’-3のいずれかと同じタイミングで実行されてもよい。
図26に例示されるように、サブステップST2’-5において、支払いに使用される主クーポンの読取処理が実行される。サブステップST2’-5は、使用クーポン読取処理工程である。
使用クーポン読取処理工程では、支払いに使用される主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1が、店舗端末5a(より具体的には、店舗端末5aのスキャナまたはカメラ)によって読み取られる。使用クーポン読取処理工程の実行により、店舗端末5aは、主クーポン識別情報J-1を取得する。
サブステップST2’-6において、図9、図26に例示されるように、店舗端末5aから、取引管理装置6に、(1)商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-1、(2)主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1、および、(3)主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1を含む取引情報が送信される。サブステップST2’-6は、取引情報送信工程である。
図26に例示されるように、サブステップST2’-7において、取引管理装置6の処理装置63は、取引管理装置6が店舗端末5aから上述の取引情報を受け取ることに応じて、決済処理を実行する。サブステップST2’-7は、決済処理工程である。
決済処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、店舗端末5aから受け取る店舗識別情報S-1および金額情報P-1に基づいて、店舗識別情報S-1によって特定される店舗の売上を、金額情報P-1が示す金額分だけ増額する。図3(b)に記載の例では、取引管理装置6の処理装置63は、店舗端末5aから受け取る店舗識別情報S-1および金額情報P-1に基づいて、店舗識別情報S-1によって特定される店舗A1の売上を、金額情報P-1が示す金額分だけ増額し、増額後の店舗A1の売上を、記憶装置65(より具体的には、店舗情報データベース651)に記憶させる。
決済処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、主クーポンの利用金額を示す金額情報P-1および主クーポン識別情報J-1に基づいて、主クーポン識別情報J-1によって特定される主クーポンの残高を、金額情報P-1が示す金額分だけ減額する(換言すれば、主クーポンの利用金額分だけ減額する)。図5(b)に記載の例では、取引管理装置6の処理装置63は、金額情報P-1および主クーポン識別情報J-1に基づいて、主クーポン識別情報J-1によって特定される主クーポンの残高を、金額情報P-1が示す金額分だけ減額し、減額後の主クーポンの残高を、記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)に記憶させる。
図26に例示されるように、サブステップST2’-8において、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2および店舗端末5aの各々に、取引完了通知を送信する。サブステップST2’-8は、取引完了通知工程である。取引完了通知工程は、消費者端末2のディスプレイ23および店舗端末5aのディスプレイの各々に、取引が完了したことを示す情報を表示させることを含むことが好ましい。
(ユーザスキャン方式およびストアスキャン方式のうちの一方の選択)
図28に例示されるように、消費者端末2は、ユーザスキャン方式T1およびストアスキャン方式T2のうちの一方を選択可能な決済方式選択画面をディスプレイ23に表示する。本明細書において、ユーザスキャン方式とは、消費者端末2から取引管理装置6に、(1)商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報、(2)主クーポン(または、副クーポン)の利用金額を示す金額情報、および、(3)主クーポンを特定する主クーポン識別情報(または、副クーポンを特定する副クーポン識別情報)、を送信する方式を意味する。また、本明細書において、ストアスキャン方式とは、店舗端末5から取引管理装置6に、(1)商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報、(2)主クーポン(または、副クーポン)の利用金額を示す金額情報、および、(3)主クーポンを特定する主クーポン識別情報(または、副クーポンを特定する副クーポン識別情報)、を送信する方式を意味する。
(副クーポン取得処理工程)
第3ステップST3において、副クーポンの取得処理が実行される。第3ステップST3は、副クーポン取得処理工程である。副クーポン取得処理工程(第3ステップST3)は、主クーポン使用処理工程(第2ステップST2)の実行後に、実行されてもよい。換言すれば、主クーポンの少なくとも一部が、商品またはサービスの代金の支払いに使用された後、主クーポンに基づいて、副クーポンが取得されてもよい。代替的に、副クーポン取得処理工程(第3ステップST3)は、主クーポン使用処理工程(第2ステップST2)の実行前に、実行されてもよい。換言すれば、未使用の主クーポンに基づいて、副クーポンが取得されてもよい。
図29に例示されるように、副クーポン取得処理工程は、複数のサブステップ(ST3-1乃至ST3-7)を含む。
図29に例示されるように、サブステップST3-1において、消費者端末2を用いて、ウェブサイト管理装置7が管理する会員専用ウェブサイトへのログイン処理が実行される。サブステップST3-1は、ログイン処理工程である。ログイン処理工程は、ウェブサイトのログイン情報入力フォームに、ログインIDおよびパスワードを入力することにより実行されてもよいし(必要であれば、図17を参照。)、消費者端末2上で専用アプリを起動させることにより自動的に実行されてもよい。
第1消費者が、既に、会員専用ウェブサイトにログインしている場合等には、サブステップST3-1は省略される。
図29に例示されるように、サブステップST3-2において、消費者端末2を用いて、副クーポン発行の基礎となる主クーポンの選択処理が実行される。サブステップST3-2は、基礎クーポン選択処理工程である。基礎クーポン選択処理工程は、例えば、消費者端末2のディスプレイ23に表示された複数の主クーポンの中から副クーポン発行の基礎となる主クーポンを、ユーザインターフェース21を用いて選択することにより実行される。図30には、使用クーポン選択処理工程が実行された後の状態が示されている。
図30に例示されるように、サブステップST3-3において、消費者端末2を用いて、選択された主クーポンから副クーポンに変更する金額を示す変更金額情報Qの入力処理が実行される。サブステップST3-3は、変更金額情報入力処理工程である。
図30に記載の例では、変更金額情報入力処理工程は、消費者端末2のユーザインターフェース21を用いて、副クーポンに変更する金額を示す変更金額情報Qを入力することにより実行される。
図30に例示されるように、サブステップST3-4において、消費者端末2を用いて、副クーポンの使用期限の入力処理が実行される。サブステップST3-4は、使用期限入力処理工程である。
図30に記載の例では、使用期限入力処理工程は、消費者端末2のユーザインターフェース21を用いて、副クーポンの使用期限を示す使用期限情報Rを入力することにより実行される。
サブステップST3-4(使用期限入力処理工程)は、省略されてもよい。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を副クーポン発行依頼情報取得手段279として機能させる。副クーポン発行依頼情報取得手段279は、(1)副クーポンの発行の基礎となる主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1、(2)副クーポンに変更する金額を示す変更金額情報Q、および、(3)副クーポンの使用期限を示す使用期限情報Rを取得する。なお、サブステップST3-4(使用期限入力処理工程)が省略される場合には、副クーポン発行依頼情報取得手段279による使用期限情報Rの取得も省略される。
図29に例示されるように、サブステップST3-5において、消費者端末2から、取引管理装置6に、(1)副クーポンの発行の基礎となる主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1、(2)副クーポンに変更する金額を示す変更金額情報Q、および、(3)副クーポンの使用期限を示す使用期限情報R、を含む副クーポン発行依頼情報が送信される。サブステップST3-5は、副クーポン発行依頼情報送信工程である。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、リクエスト手段273として機能させる。リクエスト手段273は、取引管理装置6に、(1)副クーポンの発行の基礎となる主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1、(2)副クーポンに変更する金額を示す変更金額情報Q、および、(3)副クーポンの使用期限を示す使用期限情報R、を含む副クーポン発行依頼情報を送信する。
なお、サブステップST3-4(使用期限入力処理工程)が省略される場合には、リクエスト手段273による使用期限情報Rの送信も省略される。
図29に例示されるように、サブステップST3-6において、取引管理装置6の処理装置63は、取引管理装置6が消費者端末2から上述の副クーポン発行依頼情報を受け取ることに応じて、副クーポン発行処理を実行する。サブステップST3-6は、副クーポン発行処理工程である。
副クーポン発行処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る主クーポン識別情報J-1および変更金額情報Qに基づいて、主クーポン識別情報J-1によって特定される主クーポンの残高を、変更金額情報Qが示す金額分だけ減額する。また、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る主クーポン識別情報J-1および変更金額情報Qに基づいて、変更金額情報Qが示す金額に対応する残高を有する副クーポンを発行する。
また、図6(a)に例示さるように、取引管理装置6の処理装置63は、記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)に、(1)副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1と、(2)当該主クーポンの残高と、(3)発行された副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1と、(4)副クーポンの残高と、を対応付けて記憶させる。
なお、副クーポン発行依頼情報に使用期限情報Rが含まれる場合には、取引管理装置6の処理装置63は、記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)に、(1)上述の主クーポン識別情報J-1と、(2)当該主クーポンの残高と、(3)上述の副クーポン識別情報K-1と、(4)当該副クーポンの残高と、(5)副クーポンの使用期限を示す使用期限情報Rとを対応付けて記憶させる(図6(a)を参照。)。
図29に例示されるように、サブステップST3-7において、取引管理装置6は、消費者端末2に、副クーポンの発行処理の完了通知と、発行された副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1とを送信する。サブステップST3-7は、副クーポン発行完了通知工程である。副クーポン発行完了通知工程は、消費者端末2のディスプレイ23に、副クーポンの発行が完了したことを示す情報を表示させることを含むことが好ましい。
図10に記載の例では、副クーポンの発行が完了したことを示す情報は、副クーポンの名称F1を示す情報と、副クーポンの残高F2と、副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの名称E1を示す情報と、主クーポンの残高E2と、を含む。
(副クーポン出力処理工程)
第4ステップST4において、消費者端末2を用いて、副クーポンの出力処理が実行される。第4ステップST4は、副クーポン出力処理工程である。
図11に記載の例では、副クーポン出力処理工程は、消費者端末2が、副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1を、第2消費者端末41に送信することを含む。代替的に、副クーポン出力処理工程は、消費者端末2のディスプレイ23に、副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1を表示することと、第2消費者端末41がディスプレイ23に表示された副クーポン識別情報K-1を読み取ることと、を含んでいてもよい。
更に代替的に、図13に例示されるように、副クーポン出力処理工程は、消費者端末2が、プリンタ46に、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1を印刷するための印刷指令を送信することと、プリンタ46が、当該印刷指令に基づいて、紙媒体47に、副クーポンNを特定する副クーポン識別情報K-1を印刷することと、を含んでいてもよい。
(副クーポン使用処理工程:ストアスキャン方式)
第5ステップST5において、副クーポンの使用処理が実行される。第5ステップST5は、副クーポン使用処理工程である。図31に例示されるように、副クーポン使用処理工程は、複数のサブステップ(ST5-1乃至ST5-7)を含む。
図31に例示されるように、サブステップST5-1において、店舗端末5bを用いて、第2消費者が購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報の入力処理が実行される。サブステップST5-1は、第2の金額情報入力処理工程である。
第2の金額情報入力処理工程は、例えば、商品またはサービスに紐付けされたバーコードを、店舗端末5bのスキャナまたはカメラを用いて読み取ることにより自動的に実行される。第2消費者が購入する商品またはサービスの代金の支払いが、副クーポンNを用いて実行される場合には、第2消費者が購入する商品またはサービスの価格を示す金額情報が、副クーポンの利用金額を示す第2金額情報P-2に対応する。よって、第2の金額情報入力処理工程の実行により、店舗端末5bは、副クーポンの利用金額を示す第2金額情報P-2を取得することとなる。
図31に例示されるように、サブステップST5-2において、支払いに使用される副クーポンが提示される。サブステップST5-2は、副クーポン提示工程である。図12に例示されるように、副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1が、第2消費者の第2消費者端末41に記憶されている場合には、副クーポン提示工程は、副クーポン識別情報K-1が表示された第2消費者端末41のディスプレイ43を提示することを含む。代替的に、図14に例示されるように、副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1が、紙媒体47に印刷されている場合には、副クーポン提示工程は、当該紙媒体47を提示することを含む。
図31に例示されるように、サブステップST5-3において、支払いに使用される副クーポンの読取処理が実行される。サブステップST5-3は、副クーポン読取処理工程である。
副クーポン読取処理工程では、支払いに使用される副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1が、店舗端末5b(より具体的には、店舗端末5bのスキャナまたはカメラ)によって読み取られる。副クーポン読取処理工程の実行により、店舗端末5bは、副クーポン識別情報K-1を取得する。
サブステップST5-4において、図12、図14、図31に例示されるように、店舗端末5bから、取引管理装置6に、(1)商品またはサービスを提供する店舗を特定する店舗識別情報S-2、(2)副クーポンの利用金額を示す第2金額情報P-2、および、(3)副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1を含む第2取引情報が送信される。サブステップST5-4は、第2の取引情報送信工程である。
図31に例示されるように、サブステップST5-5において、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る上述の第2取引情報に基づいて、第2決済処理を実行する。サブステップST5-5は、第2の決済処理工程である。
第2の決済処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、店舗端末5bから受け取る店舗識別情報S-2および第2金額情報P-2に基づいて、店舗識別情報S-2によって特定される店舗の売上を、第2金額情報P-2が示す金額分だけ増額する。図3(c)に記載の例では、取引管理装置6の処理装置63は、店舗端末5bから受け取る店舗識別情報S-2および第2金額情報P-2に基づいて、店舗識別情報S-2によって特定される店舗A2の売上を、第2金額情報P-2が示す金額分だけ増額し、増額後の店舗A2の売上を、記憶装置65(より具体的には、店舗情報データベース651)に記憶させる。
第2の決済処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、副クーポンの利用金額を示す第2金額情報P-2および副クーポン識別情報K-1に基づいて、副クーポン識別情報K-1によって特定される副クーポンの残高を、第2金額情報P-2が示す金額分だけ減額する(換言すれば、副クーポンの利用金額分だけ減額する)。図6(b)に記載の例では、取引管理装置6の処理装置63は、第2金額情報P-2および副クーポン識別情報K-1に基づいて、副クーポン識別情報K-1によって特定される副クーポンの残高を、第2金額情報P-2が示す金額分だけ減額し、減額後の副クーポンの残高を、記憶装置65(より具体的には、クーポン情報データベース655)に記憶させる。
図31に例示されるように、サブステップST5-6において、取引管理装置6は、店舗端末5bに、取引完了通知を送信する。サブステップST5-6は、第2の取引完了通知工程である。第2の取引完了通知工程は、店舗端末5bのディスプレイに、取引が完了したことを示す情報を表示させることを含むことが好ましい。
図31に例示されるように、サブステップST5-7において、取引管理装置6は、消費者端末2に、副クーポンが使用されたことを示す使用通知を送信する。サブステップST5-7は、副クーポン使用通知工程である。副クーポン使用通知工程は、消費者端末2のディスプレイ23に、副クーポンが使用されたことを示す情報を表示させることを含むことが好ましい。
図6(b)に例示されるように、取引管理装置6は、記憶装置65に、副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1と、当該副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1と、主クーポンを所有する会員を特定する会員識別情報(「H001」)と、を対応付けて記憶している。よって、取引管理装置6は、記憶装置65に記憶された情報に基づいて、副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンを所有する会員を特定することができ、当該会員の消費者端末2に、副クーポンが使用されたことを示す使用通知を送信することができる。
副クーポン使用通知工程が実行されることにより、第1消費者が、第2消費者の近くにいない場合においても、第1消費者は、自身が発行を依頼した副クーポンの使用を速やかに知ることができる。よって、副クーポンの不正使用の可能性が低減される。なお、副クーポンが使用されたことを示す情報には、副クーポンが使用された店舗A2を特定する情報が含まれていてもよい。この場合、第1消費者は、副クーポンが使用された店舗A2を把握することができる。第2消費者が、第1消費者の子供である場合には、副クーポンが使用されたことを示す情報(例えば、副クーポンが使用された店舗A2を特定する情報)に基づいて、子供の所在地確認をすることができる。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、使用通知受取手段280として機能させる。使用通知受取手段280は、副クーポンNが使用されたことを示す使用通知を、通信インターフェース24を介して取引管理装置6から受け取る。また、使用通知受取手段280は、当該使用通知を、ディスプレイ23に表示させる。
使用通知受取手段280は、副クーポンが使用された店舗を特定する情報を、通信インターフェース24を介して取引管理装置6から受け取ってもよい。また、使用通知受取手段280は、副クーポンが使用された店舗を特定する情報を、ディスプレイ23に表示させてもよい。
図12、図14、図31に記載の例では、副クーポン使用処理工程(第5ステップST5)が、ストアスキャン方式で実行されている。代替的に、副クーポン使用処理工程(第5ステップST5)が、ユーザスキャン方式で実行されもよい。より具体的には、第2消費者が、会員消費者であり、且つ、副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1が、第2消費者の第2消費者端末41に記憶されている場合には、副クーポン使用処理工程を、ユーザスキャン方式で実行することが可能である。
(副クーポン未使用金額回収処理工程の第1例)
第6ステップST6において、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理が実行される。第6ステップST6は、副クーポン未使用金額回収処理工程である。図32に例示されるように、副クーポン未使用金額回収処理工程は、複数のサブステップ(ST6-1乃至ST6-5)を含む。
図32に例示されるように、サブステップST6-1において、消費者端末2を用いて、ウェブサイト管理装置7が管理する会員専用ウェブサイトへのログイン処理が実行される。サブステップST6-1は、ログイン処理工程である。ログイン処理工程は、ウェブサイトのログイン情報入力フォームに、ログインIDおよびパスワードを入力することにより実行されてもよいし(必要であれば、図17を参照。)、消費者端末2上で専用アプリを起動させることにより自動的に実行されてもよい。
第1消費者が、既に、会員専用ウェブサイトにログインしている場合等には、サブステップST6-1は省略される。
図32に例示されるように、サブステップST6-2において、消費者端末2を用いて、未使用金額回収の対象となる副クーポンの選択処理が実行される。サブステップST6-2は、副クーポン選択処理工程である。副クーポン選択処理工程は、例えば、消費者端末2のディスプレイ23に表示された複数の副クーポンの中から未使用金額回収の対象となる副クーポンを、ユーザインターフェース21を用いて選択することにより実行される(なお、発行された副クーポンが1個しかない場合には、サブステップST6-2は省略されてもよい。)。図33には、副クーポン選択処理工程が実行された後の状態が示されている。
図32に例示されるように、サブステップST6-3において、消費者端末2から、取引管理装置6に、(1)未使用金額回収の対象となる副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1、および、(2)当該副クーポンの利用停止依頼RE、を含む未使用金額回収依頼情報が送信される。サブステップST6-3は、未使用金額回収依頼情報送信工程である。
図2に記載の例では、消費者端末2のプロセッサ27は、プログラム91を実行することにより、消費者端末2を、回収依頼手段275として機能させる。回収依頼手段275は、取引管理装置6に、(1)未使用金額回収の対象となる副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1、および、(2)当該副クーポンの利用停止依頼RE、を含む未使用金額回収依頼情報を送信する。
図32に例示されるように、サブステップST6-4において、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る上述の未使用金額回収依頼情報に基づいて、未使用金額回収処理を実行する。サブステップST6-4は、未使用金額回収処理工程である。
未使用金額回収処理工程では、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る副クーポン識別情報K-1、および、当該副クーポンの利用停止依頼REに基づいて、当該副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの残高を、当該副クーポンのうちの未使用金額に対応する金額分だけ増額する(図6(c)を参照。)。こうして、副クーポンのうちの未使用金額が回収される。また、取引管理装置6の処理装置63は、消費者端末2から受け取る副クーポン識別情報K-1、および、当該副クーポンの利用停止依頼REに基づいて、当該副クーポンの残高をゼロに変更し(図6(c)を参照。)、当該副クーポンの利用を禁止する。
図6(b)に記載の例では、取引管理装置6は、記憶装置65に、(1)副クーポン発行の基礎とされた主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1と、(2)当該主クーポンの残高と、(3)副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1と、(4)当該副クーポンの残高とを対応付けて記憶している。よって、取引管理装置6の処理装置63は、副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの残高を、副クーポンのうちの未使用金額に対応する金額分だけ増額する処理を容易に実行することができる。
図32に例示されるように、サブステップST6-5において、取引管理装置6は、消費者端末2に、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理の完了通知を送信する。サブステップST6-5は、回収処理完了通知工程である。回収処理完了通知工程は、消費者端末2のディスプレイ23に、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理が完了したことを示す情報を表示させることを含むことが好ましい。
図34に記載の例では、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理が完了したことを示す情報は、副クーポンの利用が停止されたことを示す情報と、副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの名称E1を示す情報と、主クーポンの残高E2と、を含む。
(副クーポン未使用金額回収処理工程の第2例)
第6ステップST6’において、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理工程が実行される。第6ステップST6’は、副クーポン未使用金額回収処理工程である。図35に例示されるように、副クーポン未使用金額回収処理工程は、複数のサブステップ(ST6’-1乃至ST6’-3)を含む。
図35に例示されるように、サブステップST6’-1において、取引管理装置6の処理装置63は、記憶装置65に記憶された副クーポン識別情報K-1と、当該副クーポン識別情報K-1によって特定される副クーポンの使用期限情報R(図6(b)を参照。)とに基づいて、当該副クーポンの使用期限が経過したか否かを判定する。使用期限が経過している場合、サブステップST6’-2に進む。他方、使用期限が経過していない場合、サブステップST6’-1に戻る。なお、副クーポンの使用期限情報Rは、取引管理装置6が、消費者端末2から事前に取得している情報(例えば、図29におけるサブステップST3-5を参照。)である。副クーポンの使用期限情報Rが示す副クーポンの使用期限は、当該副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの使用期限の有無とは関係なく設定可能であることが好ましい。また、当該副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの使用期限が決められている場合には、上述の副クーポンの期限は、主クーポンの使用期限の到来前の日時に設定可能であることが好ましい。
図35に例示されるように、サブステップST6’-2において、取引管理装置6の処理装置63は、未使用金額回収処理を実行する。サブステップST6’-2は、未使用金額回収処理工程である。
未使用金額回収処理工程において、取引管理装置6の処理装置63は、使用期限を経過した副クーポンについて、当該副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの残高を、当該副クーポンのうちの未使用金額に対応する金額分だけ増額する(図6(c)を参照。)。こうして、当該副クーポンのうちの未使用金額が回収される。また、取引管理装置6の処理装置63は、使用期限を経過した副クーポンの残高をゼロに変更し(図6(c)を参照。)、当該副クーポンの利用を禁止する。
図6(b)に記載の例では、取引管理装置6は、記憶装置65に、(1)副クーポン発行の基礎とされた主クーポンを特定する主クーポン識別情報J-1と、(2)当該主クーポンの残高と、(3)発行された副クーポンを特定する副クーポン識別情報K-1と、(4)当該副クーポンの残高とを対応付けて記憶している。よって、取引管理装置6の処理装置63は、副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの残高を、副クーポンのうちの未使用金額に対応する金額分だけ増額する処理を容易に実行することができる。
図35に例示されるように、サブステップST6’-3において、取引管理装置6は、消費者端末2に、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理の完了通知を送信する。サブステップST6’-3は、回収処理完了通知工程である。回収処理完了通知工程は、消費者端末2のディスプレイ23に、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理が完了したことを示す情報を表示させることを含むことが好ましい。
図34に記載の例では、副クーポンのうちの未使用金額の回収処理が完了したことを示す情報は、副クーポンの利用が停止されたことを示す情報と、副クーポンの発行の基礎とされた主クーポンの名称E1を示す情報と、主クーポンの残高E2と、を含む。
副クーポン未使用金額回収処理工程の第2例では、副クーポンの使用期限の経過に応じて未使用金額が自動的に回収される。よって、第2例では、副クーポンのうちの未使用金額が確実に回収される。よって、残高がゼロでない副クーポンがそのまま放置されることが防止される。
上述の実施形態において、主クーポンおよび副クーポンの各々は、所定の地域のみで使用可能な地域振興クーポンであってもよい。より具体的には、主クーポンおよび副クーポンの各々は、日本国内の特定の地域(例えば、特定の市区町村、あるいは、特定の商店街)のみで使用可能なものであってもよい。代替的に、あるいは、付加的に、主クーポンおよび副クーポンの各々は、特定の商品または特定のサービスの代金の支払いにのみ利用可能なものであってもよい。例えば、主クーポンおよび副クーポンの各々は、「GO TO トラベル」用のクーポンのように、旅行代金に充当されるクーポンであってもよいし、主クーポンおよび副クーポンの各々は、「GO TO EAT」用のクーポンのように、外食の食事代に充当されるクーポンであってもよい。
上述の実施形態において、取引管理装置6は、主クーポンを基礎として副クーポン(以下、便宜的に「子クーポン」と呼ぶ。)を発行することができるが、当該副クーポンを基礎として更なる副クーポン(以下、便宜的に「孫クーポン」と呼ぶ。)を発行することはできないことが好ましい。孫クーポンの発行が禁止されることにより、第1消費者とは関係のない第1消費者にとっての他人が、主クーポンを根源としたクーポンを使用することが抑制される。
本発明は上記実施形態または各変形例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施形態または各変形例は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、実施形態または各変形例で用いられる種々の技術は、技術的矛盾が生じない限り、他の変形例にも適用可能である。さらに、実施形態または各変形例における任意付加的な構成は、適宜省略可能である。