JP7804494B2 - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JP7804494B2
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Description

本発明は、測定装置に関する。
光を測定することによって周囲の物体までの距離情報を取得するLiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)などの測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。FMCW方式(FMCW:Frequency Modulated Continuous Wave)の測定装置では、周波数変調した照射光を対象物に照射し、対象物からの反射光と参照光とを干渉させた干渉波のビート周波数に基づいて、対象物までの距離や対象物との相対速度を測定する。
特表2020-502503号公報
FMCW方式の測定装置では、周波数が増加する漸増期間と、周波数が減少する漸減期間とが交互に繰り返されるように光を変調させ、漸増期間におけるビート周波数と、漸減期間におけるビート周波数とに基づいて、対象物までの距離を算出する。但し、対象物の相対速度が大きくなると、対象物までの距離を正確に算出できなくなることがある(後述)。
本発明は、対象物までの距離を正確に算出することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一形態は、周波数が増加する漸増期間と、周波数が減少する漸減期間と、周波数が一定の一定期間とを所定順で繰り返すように周波数変調した測定光を生成する生成装置と、前記測定光を対象物に照射するとともに、対象物からの反射光と前記測定光とを干渉させる光学装置と、前記反射光と前記測定光との干渉波を検出し、ビート信号を出力する検出装置と、前記漸増期間における前記ビート信号のビート周波数を示す第1周波数と、前記漸減期間における前記ビート信号のビート周波数を示す第2周波数と、前記一定期間における前記ビート信号のビート周波数を示す第3周波数とに基づいて、前記対象物までの距離を求める信号処理装置とを備える測定装置である。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、対象物までの距離を正確に算出することができる。
図1は、測定装置1の全体構成の説明図である。 図2Aは、周波数変調光の周波数の時間変化を示す説明図である。図2Bは、測定光と反射光の周波数の時間変化の説明図である。 図3は、解析部42が行う処理のフロー図である。 図4は、測定光と反射光の大小関係の各種パターンを示す説明図である。 図5A及び図5Bは、算出頻度の説明図である。 図6は、変形例のフロー図である。 図7は、変形例の測定光と反射光の周波数の説明図である。 図8A及び図8Bは、時間の経過に応じて周波数が増加又は減少するように光を変調させた場合の説明図である。 図9は、対象物90が動いている場合の測定光と反射光の周波数の時間変化を示すグラフである。 図10は、対象物90の相対速度が速い場合の影響の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、同一の又は類似する構成について共通の符号を付して重複した説明を省略することがある。
<全体構成>
図1は、測定装置1の全体構成の説明図である。
測定装置1は、対象物90までの距離を測定する装置である。測定装置1は、いわゆるLiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)としての機能を有する。測定装置1は、FMCW方式(FMCW:Frequency Modulated Continuous Wave)にて対象物90までの距離を測定する。すなわち、測定装置1は、周波数変調した測定光(照射光)を対象物90に照射し、対象物90からの反射光と測定光(参照光)とを干渉させ、干渉光の検出結果であるビート信号の周波数(ビート周波数)に基づいて、対象物90までの距離を測定する。なお、測定装置1は、対象物90までの距離だけでなく、対象物90との相対速度も測定可能である。
測定装置1は、生成装置10と、光学装置20と、検出装置30と、信号処理装置40とを有する。
生成装置10は、周波数を変調させた光(周波数変調光)を生成する装置である。生成装置10は、周波数変調光を光学装置20に出力する。生成装置10から出力した光(測定光)は、一部は対象物90に照射する照射光となり、一部は反射光に干渉させる参照光となる。生成装置10は、信号発生器11と、電流源12と、レーザ光源13と、温調器14とを有する。
信号発生器11は、電流源12を制御するための電圧信号を生成する。信号発生器11は、例えば波形発生器であり、例えば三角波の電圧信号を生成して電流源12に出力する。
電流源12は、光源を制御するための電流信号を生成する。電流源12は、信号発生器11の電圧信号に応じた電流信号を生成する。例えば、電流源12は、三角波の電圧信号に応じた三角波の電流信号を生成してレーザ光源13に出力する。
レーザ光源13は、周波数を変調させた光(周波数変調光)を出射する。例えば、レーザ光源13は、分布帰還型(DFB)レーザ素子を用いて構成される。レーザ光源13は、電流源12の電流信号に応じた周波数のレーザ光を生成する。レーザ光は、例えば193.4024~193.4266THz(λ=1549.903~1550.097nm)の範囲で周波数変調したレーザ光を生成する。例えば、レーザ光源13は、三角波の電流信号に応じて周波数を徐々に増加又は減少させたレーザ光(周波数変調光)を生成する。レーザ光源13は、レーザ光を光学装置20に出力する。
温調器14は、レーザ光源13(特にレーザ素子)を所定の温度に調整する。温調器14は、例えば温度センサ14Aと熱電素子(例えばペルチェ素子)を有し、温度センサ14Aによってレーザ光源13の温度を測定し、温度センサ14Aの測定結果に基づいて熱電素子をフィードバック制御することによってレーザ光源13を所定の温度に調整する。
光学装置20は、周波数変調した光(測定光)を対象物90に照射し、対象物90からの反射光と参照光(測定光)とを干渉させる装置である。光学装置20は、生成装置10から入力された測定光の一部を対象物90に照射する照射光とし、生成装置10から入力された測定光の一部を参照光とし、対象物90からの反射光と参照光とを干渉させて干渉光(干渉波)を生成する。光学装置20は、反射光と参照光とを干渉させた干渉光(干渉波)を検出装置30に出力する。光学装置20は、分岐器21と、サーキュレータ22と、光学系23と、光導波路24と、結合器25とを有する。
分岐器21は、生成装置10の周波数変調光を分岐する。分岐器21は、例えば光カプラにより構成される。分岐した一方の光は、サーキュレータ22に出力され、対象物90に照射する照射光となる。分岐した他方の光は、光導波路24に出力され、反射波と干渉させる参照光となる。
サーキュレータ22は、分岐器21からの光(照射光)を光学系23に導くとともに、光学系23からの光(反射光)を結合器25に導く。
光学系23は、対象物90に向かって光を照射するとともに、反射光を集光して出力する。光学系23は、例えばレンズ、ミラー、プリズムなどの光学エレメントにより構成される。光学系23は、例えば、照射光を対向物に向かって照射する投光用光学系と、反射光を集光する受光用光学系とを有する。光学系23は、照射光を走査させる機能を有していても良い。光学系23は、集光した反射光をサーキュレータ22に出力する。なお、反射光は、サーキュレータ22を介して、結合器25に入力される。
光導波路24は、分岐器21から結合器25までの間の所定長の光路を構成する。光導波路24は、所定の光路長で参照光を分岐器21から結合器25へ導く。光導波路24は、例えば光ファイバにより構成される。
結合器25は、サーキュレータ22からの反射光と、光導波路24からの参照光とを結合する。結合器25は、例えば光カプラにより構成される。結合器25は、反射光と参照光とを干渉させる干渉器として機能し、反射光と参照光とを干渉させた干渉光(干渉波)を生成する。結合器25は、干渉光を検出装置30に出力する。
検出装置30は、反射光と参照光との干渉光を検出し、ビート信号を出力する装置である。検出装置30は、光電変換器31と、増幅器32とを有する。
光電変換器31は、検出した光信号(ここでは干渉光)の強度に応じた電気信号(電流信号)を出力する。光電変換器31は、例えばフォトダイオードである。光電変換器31が検出する干渉光は、周波数の異なる反射光と参照光とが干渉することによって振幅が周期的に変わる波である。
増幅器32は、光電変換器31の電流信号を電圧信号に変換して出力する。増幅器32は、例えばトランスインピーダンス増幅器により構成される。増幅器32から出力されるビート信号は、反射光と参照光の周波数の差を示す信号となる。ビート信号のビート周波数は、干渉光のうなり成分の周波数に相当する。また、ビート信号のビート周波数は、反射光と参照光の周波数の差に相当する。
信号処理装置40は、ビート信号に基づいて対象物90までの距離を求める装置である。信号処理装置40は、不図示のA/D変換器、演算装置、記憶装置等を有する。演算装置は、例えばCPU、GPU、MPUなどの演算処理装置で構成される。記憶装置は、主記憶装置と補助記憶装置とにより構成され、プログラムやデータを記憶する装置である。記憶装置に記憶されているプログラムを演算装置が実行することにより、対象物90までの距離を測定するための各種処理が実行される。図1には、信号処理装置40が実行する各種処理が機能ブロックとして示されている。
信号処理装置40は、信号取得部41と、解析部42と、出力部43とを有する。信号取得部41は、検出装置30のビート信号をデジタル信号として取り込む。信号取得部41は、例えばA/D変換器(A/D変換ボード等)により構成される。解析部42は、ビート信号に基づいて対象物90までの距離を求める。解析部42の処理については、後述する。出力部43は、解析部42の解析結果を外部に出力する。例えば、出力部43は、対象物90までの距離を示す距離データや、対象物90の相対速度を示す速度データを、外部装置である車両ECUに出力する。
<参考説明1>
本実施形態の解析部42の処理について説明する前に、まず一般的なFMCW方式による測定方法について説明する。
図8A及び図8Bは、時間の経過に応じて周波数が増加又は減少するように光を変調させた場合の説明図である。図8Aは、測定光と反射光の周波数の時間変化を示すグラフであり、横軸は時間を示し、縦軸は周波数を示している。なお、周波数が増加する期間のことを漸増期間と呼び、周波数が減少する期間のことを漸減期間と呼ぶことがある。図8Bは、ビート信号の周波数解析結果(高速フーリエ変換(FFT)による解析結果)を示すグラフであり、横軸は周波数を示し、縦軸は振幅(強度)を示している。まず、対象物90が静止している場合(対象物90との相対速度がゼロの場合)について説明する。
図中のfは、測定光(照射光、参照光)と反射光との周波数の差を示している。Δtは、対象物90までの間を光が往復するのにかかる時間を示している。Tは、漸増期間又は漸減期間(周波数を変調させる変調時間)を示している。Fは、変調周波数幅(周波数の増加幅や減少幅)を示している。
ここでは、時間の経過に応じて周波数が直線的に増加するため、グラフの傾きが一定であることから、Δtは、次式(1)の通りになる。
Δt=(T/F)・f ・・・(1)
ここで、光の速度をcとし、対象物90までの距離をRとすると、対象物90までの間を光が往復するのに時間Δtかかることから、距離Rは、次式(2)の通りになる。
2R=c・Δt
R=(c・T/2F)・f ・・・(2)
上式(2)のうち、周波数fは、図8Bに示すようにビート信号をFFT解析することによって求めることができる。また、光の速度c、変調時間T及び変調周波数幅Fは、既知である。このため、ビート信号をFFT解析して周波数fを求めることによって、対象物90までの距離Rを算出することができる。
図9は、対象物90が動いている場合の測定光と反射光の周波数の時間変化を示すグラフである。反射光のグラフに示されるように、対象物90が動いている場合、ドップラー効果によって周波数がシフトする。
図中のfdopは、ドップラー効果による周波数のシフト量(ドップラーシフト周波数)を示している。fupは、漸増期間中における測定光(照射光、参照光)と反射光との周波数の差を示している。fdnは、漸減期間中における測定光(照射光、参照光)と反射光との周波数の差を示している。
周波数fupは、漸増期間中のビート信号をFFT解析することによって求めることができる。また、周波数fdnは、漸減期間中のビート信号をFFT解析することによって求めることができる。なお、ビート信号の周波数解析は、漸増期間と漸減期間のそれぞれで別個に行われることになる。そして、周波数fup及び周波数fdnに基づいて、次式(3)のように周波数fを求めることができ、前述の式(2)に基づいて距離Rを求めることができる。
=(fup+fdn)/2 ・・・(3)
また、周波数fup及び周波数fdnに基づいて、次式(4)のようにドップラーシフト周波数fdopを求めることができ、次式(5)に基づいて相対速度Vを求めることができる。
dop=(fup-fdn)/2 ・・・(4)
V=(λ/2)・fdop ・・・(5)
(λは、光の波長)
<参考説明2:相対速度が速い場合>
図10は、対象物90の相対速度が速い場合の影響の説明図である。ここでは、説明のため、図中の周波数fup及び周波数fdnの大きさは、図9の周波数fup及び周波数fdnの大きさと同じにしている。
図10に示すように、対象物90の相対速度が大きくなると、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも大きくなることがある。但し、ビート信号の周波数解析によってビート周波数を求めた場合、測定光と反射光との周波数の差の絶対値が求められることになるため、測定光の周波数と反射光の周波数の大小関係を判別できない。このため、図10に示す状況下でビート信号の周波数解析で得られる周波数fup及び周波数fdnは、図9に示す状況下での周波数fup及び周波数fdnと同じ値になる。このため、図10に示す状況下で求められた周波数fup及び周波数fdnを、前述の式(2)(3)に適用して距離Rを求めると、対象物までの距離を正しく算出できない。
このように、対象物90の相対速度が大きくなり、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも大きくなると、対象物までの距離を正しく算出できない。同様に、対象物90の相対速度が大きくなり、漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも小さくなると、対象物までの距離を正しく算出できない。
図2Aは、周波数変調光の周波数の時間変化を示す説明図である。図中の横軸は時間を示し、縦軸は周波数を示している。
図2Aを示すように、生成装置10は、漸増期間、漸減期間及び一定期間を所定順で繰り返すように周波数変調した測定光を生成する。言い換えると、生成装置10は、漸増期間、漸減期間及び一定期間を含む期間を所定周期で繰り返すように周波数変調した測定光を生成する。一定期間は、周波数が一定の期間である。なお、生成装置10の信号発生器11は、漸増期間に電圧を増加させ、漸減期間に電圧を減少させ、一定期間に電圧を一定にさせた電圧信号を出力する。言い換えると、信号発生器11は、三角波と三角波の間に電圧を一定にさせた一定期間を設けた電圧信号を出力する。このような電圧信号を信号発生器11が出力することによって、電流源12は、漸増期間に電流を増加させ、漸減期間に電流を減少させ、一定期間に電流を一定にさせた電流信号を出力する。これにより、レーザ光源13は、図2Aに示すように周波数が時間変化する光(周波数変調光)を出力することになる。
図2Bは、測定光(照射光、参照光)と反射光の周波数の時間変化の説明図である。図中の横軸は時間を示し、縦軸は周波数を示している。
信号処理装置40の信号取得部41は、検出装置30のビート信号をデジタル信号とし取り込み、解析部42は、ビート信号に対して周波数解析(例えばFFT解析)を行う。解析部42は、漸増期間中のビート信号に対して周波数解析を行うことによって、周波数fup(第1周波数)を取得する。解析部42は、漸減期間中のビート信号に対して周波数解析を行うことによって、周波数fdn(第2周波数)を取得する。解析部42は、一定期間中のビート信号に対して周波数解析を行うことによって、周波数f(第3周波数)を取得する。fは、一定期間中における測定光(照射光、参照光)と反射光との周波数の差(詳しくは、測定光と反射光との周波数の差の絶対値)を示している。このため、一定期間中のビート信号を周波数解析することによって得られる周波数fは、ドップラー効果による周波数のシフト量(ドップラーシフト周波数)を示すことになる(但し、周波数fは、ドップラーシフト周波数fdopの絶対値に相当する)。
なお、解析部42が取得した周波数fup、fdn及びfは、いずれも、測定光と反射光との周波数の差の絶対値を示すことになる。このように得られた周波数fup、fdn及びfに基づいて、解析部42は、次のように対象物90の距離(及び相対速度)を求める。
図3は、解析部42が行う処理のフロー図である。図中の各処理は、信号処理装置40を構成する演算処理装置が解析プログラムを実行することにより実現される。図4は、測定光と反射光の大小関係の各種パターンを示す説明図である。なお、図中のパターンB及びCの場合には、周波数fup及び周波数fdnを前述の式(2)(3)に適用することによって距離Rを求めることが可能である。但し、図中のパターンA及びDの場合には、対象物90の相対速度が大きくなった結果、前述の式(2)(3)を用いても距離Rを正しく算出できない状況となる。
・S001~S005
解析部42は、周波数fupと周波数fdnとの大小関係を比較し、周波数fdnが周波数fupより大きいか否かを判定する(S001)。ここでは、解析部42は、周波数fdnが周波数fupより大きいか否かを判定する(fup<fdn)。ここでは、周波数fupと周波数fdnとが同じ場合にはS001でYESと判定される(fup≦fdn)。但し、周波数fupと周波数fdnとが同じ場合にS001でNOと判定されても良い。
測定光と反射光の大小関係が図4のパターンA及びパターンBに該当する場合、周波数fdnが周波数fupより大きいため、解析部42は、S001でYESと判定することになる。一方、測定光と反射光の大小関係が図4のパターンC及びパターンDに該当する場合、周波数fupが周波数fdnより大きいため、解析部42は、S001でNOと判定することになる。
周波数fdnが周波数fupより大きい場合(S001でYES)、解析部42は、次の2つの条件(条件A)を満たすか否かを判定する(S002)。なお、S002の判定は、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも大きいか否かの判定に相当する。
[条件A]
条件Aにおけるαは、所定の閾値である。パターンAに該当する場合、測定結果に異常が無ければ、1番目の条件式の右辺の値は、ほぼゼロになる。そこで、条件Aの2番目の条件式において、1番目の条件式の右辺の値が閾値αより小さいかどうかを判定することによって、周波数fup、fdn及びfの測定結果に異常が無いかどうかを判定している。なお、エラー判定が不要であれば、条件Aの2つの条件のうちの2番目の条件式を無くしても良い。この点については、次述の条件B~Dにおいても同様である。
解析部42は、条件Aを満たすと判定した場合(S002でYES)、パターンAに該当すると判別する(S011)。一方、条件Aを満たさないと判定した場合(S002でNO)、解析部42は、次の2つの条件(条件B)を満たすか否かを判定する(S003)。なお、S003の判定は、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも小さいか否かの判定に相当する。
[条件B]
条件Bにおけるαは、前述の条件Aと同様に、所定の閾値である。パターンBに該当する場合、測定結果に異常が無ければ、1番目の条件式の左辺の値は、ほぼゼロになる。そこで、条件Bの2番目の条件式において、1番目の条件式の左辺の値が閾値αより小さいかどうかを判定することによって、周波数fup、fdn及びfの測定結果に異常が無いかどうかを判定している。
解析部42は、条件Bを満たすと判定した場合(S003でYES)、パターンBに該当すると判別する(S012)。一方、条件Bを満たさないと判定した場合(S003でNO)、解析部42は、エラーを報知する(S015)。なお、周波数fup、fdn及びfの測定結果に異常がある場合、条件Aや条件Bの2番目の条件式の左辺の値が閾値αを超えるため、条件A及び条件Bのどちらも満たさないことになり、エラーとなる。
周波数fdnが周波数fupより小さい場合(S001でNO)、解析部42は、次の2つの条件(条件C)を満たすか否かを判定する(S004)。なお、S004の判定は、漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも大きいか否かの判定に相当する。
[条件C]
条件Cにおけるαは、前述の条件A,Bと同様に、所定の閾値である。パターンCに該当する場合、測定結果に異常が無ければ、1番目の条件式の左辺の値は、ほぼゼロになる。そこで、条件Cの2番目の条件式において、1番目の条件式の左辺の値が閾値αより小さいかどうかを判定することによって、周波数fup、fdn及びfの測定結果に異常が無いかどうかを判定している。
解析部42は、条件Cを満たすと判定した場合(S004でYES)、パターンCに該当すると判別する(S013)。一方、条件Cを満たさないと判定した場合(S004でNO)、解析部42は、次の2つの条件(条件D)を満たすか否かを判定する(S005)。なお、S005の判定は、漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも小さいか否かの判定に相当する。
[条件D]
条件Dにおけるαは、前述の条件A~Cと同様に、所定の閾値である。パターンDに該当する場合、測定結果に異常が無ければ、1番目の条件式の右辺の値は、ほぼゼロになる。そこで、条件Dの2番目の条件式において、1番目の条件式の右辺の値が閾値αより小さいかどうかを判定することによって、周波数fup、fdn及びfの測定結果に異常が無いかどうかを判定している。
解析部42は、条件Dを満たすと判定した場合(S005でYES)、パターンDに該当すると判別する(S014)。一方、条件Dを満たさないと判定した場合(S005でNO)、解析部42は、エラーを報知する(S016)。なお、周波数fup、fdn及びfの測定結果に異常がある場合、条件Cや条件Dの2番目の条件式の左辺の値が閾値αを超えるため、条件C及び条件Dのどちらも満たさないことになり、エラーとなる。
上記のように、解析部42は、S001~S005の判定を行うことによって、漸増期間や漸減期間における測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別している。例えば、解析部42は、S001~S003の判定を行うことによって、周波数fup、fdn及びfに基づいて漸増期間における測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別している。また、解析部42は、S001、S004及びS005の判定を行うことによって、周波数fup、fdn及びfに基づいて漸減期間における測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別している。言い換えると、解析部42は、周波数fup、fdn及びfに基づいて、S001~S005の判定を行うことによって、前述の式(2)(3)を用いて距離Rを算出できるか否かを判定する。なお、S001~S005の判定の順序は、これに限られるものではない。また、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数より大きい場合に該当するか否か(パターンAに該当するか否か)、若しくは、漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数より小さい場合に該当するか否か(パターンDに該当するか否か)の判定方法は、これに限られるものではない(変形例参照)。
・S011
解析部42は、S001でYESと判定し、且つ、条件Aを満たす場合(S002でYES)には、パターンAに該当すると判定する。この場合、解析部42は、次式(6)に基づいて周波数fを算出するとともに、前述の式(2)を用いて周波数fに基づいて距離Rを算出する(S011)。
=(-fup+fdn)/2 ・・・(6)
・S012
解析部42は、S001でYESと判定し、且つ、条件Bを満たす場合(S003でYES)には、パターンBに該当すると判定する(S012)。この場合、解析部42は、次式(7)に基づいて周波数fを算出するとともに、前述の式(2)を用いて周波数fに基づいて距離Rを算出する(S012)。
=(fup+fdn)/2 ・・・(7)
・S013
解析部42は、S001でNOと判定し、且つ、条件Cを満たす場合(S004でYES)には、パターンCに該当すると判定する(S013)。この場合、解析部42は、前述のS012の場合と同様に、上式(7)に基づいて周波数fを算出するとともに、前述の式(2)を用いて周波数fに基づいて距離Rを算出する(S013)。
・S014
解析部42は、S001でNOと判定し、且つ、条件Dを満たす場合(S005でYES)には、パターンDに該当すると判定する(S013)。この場合、解析部42は、次式(8)に基づいて周波数fを算出するとともに、前述の式(2)を用いて周波数fに基づいて距離Rを算出する(S014)。
=(fup-fdn)/2 ・・・(8)
上記の通り、解析部42は、周波数fup、fdn及びfに基づいて漸増期間や漸減期間における測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別し(S001~S005)、その判別結果に応じた関数を用いて、周波数fup及びfdnに基づいて周波数fを算出するとともに、周波数fに基づいて距離Rを算出する(S011~S014)。これにより、対象物90までの距離Rを正確に算出することができる。
なお、パターンBやパターンCに示すように、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数より小さく、且つ、漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数より大きい場合には、解析部42は、所定の関数(前述の式(3)(7))を用いて、周波数fup及びfdnに基づいて距離Rを算出することができる(S012、S013)。一方、パターンAに示すように漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数より大きい場合、又は、パターンDに示すように漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数より小さい場合には、前述の式(3)(7)を用いて距離Rを算出すると不正確になる。このため、このような場合には、前述の式(3)(7)とは別の関数(前述の式(6)(8))を用いて、周波数fup及びfdnに基づいて距離Rを算出する(S011、S014)。
既に説明した通り、一定期間中のビート信号を周波数解析することによって得られる周波数fは、ドップラー効果による周波数のシフト量(ドップラーシフト周波数)に相当する。このため、解析部42は、一定期間におけるビート信号の周波数fに基づいて次式(9)を用いて相対速度Vを算出しても良い。
V=(λ/2)・f ・・・(9)
なお、上式(9)に基づいて相対速度Vを求める際に、解析部42は、周波数fdnが周波数fupより大きい場合(S001でYES)、対象物90が近づく方向に移動していると判定することになる。逆に、周波数fdnが周波数fupより小さい場合(S001でNO)、対象物90が遠ざかる方向に移動していると判定する。このように、解析部42は、対象物90の相対速度Vを求めるとともに、対象物90が移動する向き(近づくか、遠ざかるか)を求めることができる。言い換えると、解析部42は、周波数fdnが周波数fupより大きい場合には、fdop=-fとしてドップラーシフト周波数fdopを算出し、前述の式(5)を用いて相対速度Vを算出しても良い。また、解析部42は、周波数fdnが周波数fupより小さい場合には、fdop=fとしてドップラーシフト周波数fdopを算出し、前述の式(5)を用いて相対速度Vを算出しても良い。
<算出頻度について>
図5A及び図5Bは、算出頻度の説明図である。
既に説明した通り、生成装置10は、漸増期間、漸減期間及び一定期間を所定順で繰り返すように周波数変調した測定光を生成する(図2Aも参照)。図5A及び図5Bには、漸増期間、漸減期間及び一定期間を含む期間が所定の周期T0で繰り返すことが示されている。漸増期間、漸減期間及び一定期間の各期間をTとすると、期間T0(繰り返し周期T0)は、期間Tの3倍となる。
また、既に説明した通り、解析部42は、漸増期間中のビート信号に対して周波数解析を行うことによって周波数fupを取得し、漸減期間中のビート信号に対して周波数解析を行うことによって周波数fdnを取得し、一定期間中のビート信号に対して周波数解析を行うことによって周波数fを取得することによって、周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出する。言い換えると、距離Rや相対速度Vを算出するためには、周波数fup、fdn及びfを取得する必要があり、漸増期間、漸減期間及び一定期間を含む所定の期間T0を要する。本実施形態では一定期間を設ける必要があるため、図5A及び図5Bに示す繰り返し周期T0は、図9に示す場合の繰り返し周期と比べると、一定期間の分だけ長い期間になり、図9に示す場合の繰り返し周期の1.5倍となる。
図5Aに示すように、解析部42は、繰り返し周期T0ごとに距離Rや相対速度Vを算出しても良い。すなわち、図5Aに示すように、解析部42は、或る期間T1において周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出し、期間T1の後の次の期間T2において周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出しても良い。但し、図5Aに示すように、距離Rや相対速度Vを算出することを周期T0で繰り返した場合、参考説明の場合と比べて、時間的な分解能が低下してしまう。
そこで、図5Bに示すように、解析部42は、繰り返し周期T0よりも短い周期Tで、異なる組み合わせの周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出することを繰り返す。すなわち、図5Bに示すように、解析部42は、一定期間が漸増期間及び漸減期間の後になる期間(例えば期間T1)における周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出すること、一定期間が漸増期間と漸減期間との間になる期間(例えば期間T2)における周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出すること、及び、一定期間が漸増期間及び漸減期間の前になる期間(例えば期間T3)における周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出すること、を順に繰り返し行うことによって、周期Tごとに距離Rや相対速度Vを算出する。つまり、解析部42は、漸増期間、漸減期間及び一定期間を含む期間T0に周波数fup、fdn及びfを取得して距離Rや相対速度Vすることを、周期T0よりも短い周期Tずつ期間T0をシフトさせながら繰り返す。言い換えると、解析部42は、或る期間(例えば期間T1)において周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出し、次に、その期間(例えば期間T1)と重複する期間(例えば期間T2)において周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出することを繰り返すことによって、周期Tごとに距離Rや相対速度Vを算出する。これにより、距離Rや相対速度Vの算出周期を短くでき、時間的な分解能を高めることができる。
<変形例1>
漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数より大きい場合に該当するか否か(パターンAに該当するか否か)、若しくは、漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数より小さい場合に該当するか否か(パターンDに該当するか否か)の判定方法は、前述のS001~S005における判定に限られるものではない。
図6は、変形例のフロー図である。図中の各処理は、信号処理装置40を構成する演算処理装置が解析プログラムを実行することにより実現される。
・S101~S103
解析部42は、周波数fupと周波数fdnとの大小関係を比較し、周波数fdnが周波数fupより大きいか否かを判定する(S101)。この処理は、前述のS001と同様である。
周波数fdnが周波数fupより大きい場合(S101でYES)、解析部42は、周波数fdnが周波数fの2倍よりも小さいか否かを判定する(S102)。解析部42は、周波数fdnが周波数fの2倍よりも小さい場合(S102でYES)、測定光と反射光の大小関係が図4のパターンAに該当すると判別する(S011)。一方、周波数fdnが周波数fの2倍よりも大きい場合(S102でNO)、測定光と反射光の大小関係が図4のパターンBに該当すると判別する(S012)。
また、周波数fdnが周波数fupより小さい場合(S101でNO)、解析部42は、周波数fupが周波数fの2倍よりも小さいか否かを判定する(S103)。解析部42は、周波数fupが周波数fの2倍よりも大きい場合(S103のNO)、測定光と反射光の大小関係が図4のパターンCに該当すると判別する(S013)。一方、解析部42は、周波数fupが周波数fの2倍よりも小さい場合(S103のYES)、測定光と反射光の大小関係が図4のパターンDに該当すると判別する(S014)。
上記のように、解析部42は、S101及びS102の判定を行うことによって、周波数fup、fdn及びfに基づいて漸増期間における測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別している。また、解析部42は、S101及びS103の判定を行うことによって、周波数fup、fdn及びfに基づいて漸減期間における測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別している。言い換えると、解析部42は、周波数fup、fdn及びfに基づいて、S101、S102及びS103の判定を行うことによって、前述の式(2)(3)を用いて距離Rを算出できるか否かを判定する。
解析部42は、S101~S103の判別結果に応じた関数を用いて、周波数fup及びfdnに基づいて周波数fを算出するとともに(S011~S014)、周波数fに基づいて距離Rを算出する。なお、図6のS011~S014の処理は、図3のS011~S014の処理と同様である。これにより、変形例においても、対象物90までの距離Rを正確に算出することができる。
<変形例2>
上記の説明では、一定期間は、漸減期間の後に設けられている。但し、漸増期間、漸減期間及び一定期間の順序は、これに限られるものではない。
図7は、変形例の測定光と反射光の周波数の説明図である。図中には、周波数変調光の周波数の時間変化が示されており、図中の横軸は時間を示し、縦軸は周波数を示している。
変形例では、一定期間は、漸増期間の後に設けられている。変形例の生成装置10は、図7に示すように、漸増期間、一定期間及び漸減期間を順に繰り返すように周波数変調した測定光を生成する。
変形例においても、解析部42は、漸増期間、漸減期間及び一定期間のそれぞれに対応するビート周波数fup、fdn及びfを求め、求められた3つのビート周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出することが可能である。
また、変形例においても、図7に示すように、解析部42は、繰り返し周期T0よりも短い周期Tで、異なる組み合わせの周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rや相対速度Vを算出することを繰り返すことが望ましい。これにより、距離Rや相対速度Vの算出周期を短くでき、時間的な分解能を高めることができる。但し、解析部42は、繰り返し周期T0ごとに距離Rや相対速度Vを算出しても良い。
===小括===
上記の測定装置1は、生成装置10と、光学装置20と、検出装置30と、信号処理装置40とを備えている。信号処理装置40は、図9に示すように、漸増期間及び漸減期間のそれぞれに対応するビート周波数fup及びfdnを求め、このビート周波数fup及びfdnに基づいて距離Rを算出する。但し、図10に示すように、対象物90の相対速度が大きくなると、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数よりも大きくなることがあり、図9に示す場合と同様に距離Rを算出すると、対象物までの距離を正確に算出できなくなることがある。そこで、本実施形態の生成装置10は、周波数が増加する漸増期間と、周波数が減少する漸減期間と、周波数が一定の一定期間とを所定順で繰り返すように周波数変調した測定光を生成する。また、信号処理装置40は、漸増期間、漸減期間及び一定期間のそれぞれに対応するビート周波数fup(第1周波数)、fdn(第2周波数)及びf(第3周波数)に基づいて対象物までの距離Rを求める。このように、ビート周波数fup(第1周波数)及びfdn(第2周波数)だけでなく、一定期間のビート周波数f(第3周波数)も用いて対象物までの距離Rを求めることによって、対象物までの距離を正確に算出することができる。
上記の信号処理装置40は、周波数fup、fdn及びfに基づいて、測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別する。例えば、上記の信号処理装置40は、図3のS001~S005の処理や、図6のS101~S103の処理によって、周波数fup、fdn及びfに基づいて漸増期間や漸減期間における測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係を判別する。そして、信号処理装置40は、測定光の周波数と反射光の周波数との大小関係に応じた関数(前述の式(3)(7)、式(6)(8)を用いて周波数fup(第1周波数)及びfdn(第2周波数)に基づいて対象物までの距離Rを求める。これにより、対象物までの距離を正確に算出することができる。
また、上記の信号処理装置40は、図4に示すパターンBやパターンCに示すように、漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数より小さく、且つ、漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数より大きい場合には、所定の関数(前述の式(3)(7))を用いて、周波数fup及びfdnに基づいて距離Rを算出する(S105、S106)。一方、パターンAに示すように漸増期間における反射光の周波数が測定光の周波数より大きい場合、又は、パターンDに示すように漸減期間における反射光の周波数が測定光の周波数より小さい場合には、別の関数(前述の式(6)(8))を用いて、周波数fup及びfdnに基づいて距離Rを算出する(S104、S107)。これにより、対象物までの距離を正確に算出することができる。
また、図5B及び図7に示すように、信号処理装置40は、周波数fup、fdn及びfに基づいて距離Rを求めることを、周波数変調光の繰り返し周期T0よりも短い周期(例えば周期T)で繰り返すことが望ましい。これにより、一定期間を設けることによって繰り返し周期T0が長くなっても、距離Rの算出周期を短くできる。
以上、本発明の実施形態につき詳述したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記の実施形態は本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施形態の構成の一部について、他の構成に追加、削除、置換することが可能である。
1 測定装置、
10 生成装置、11 信号発生器、
12 電流源、13 レーザ光源、
14 温調器、14A 温度センサ、
20 光学装置、21 分岐器、
22 サーキュレータ、23 光学系、
24 光導波路、25 結合器、
30 検出装置、31 光電変換器、32 増幅器、
40 信号処理装置、41 信号取得部、
42 解析部、43 出力部、
90 対象物

Claims (4)

  1. 周波数が増加する漸増期間と、周波数が減少する漸減期間と、周波数が一定の一定期間とを所定順で繰り返すように周波数変調した測定光を生成する生成装置と、
    前記測定光を対象物に照射するとともに、対象物からの反射光と前記測定光とを干渉させる光学装置と、
    前記反射光と前記測定光との干渉波を検出し、ビート信号を出力する検出装置と、
    前記漸増期間における前記ビート信号のビート周波数を示す第1周波数と、前記漸減期間における前記ビート信号のビート周波数を示す第2周波数と、前記一定期間における前記ビート信号のビート周波数を示す第3周波数とに基づいて、前記対象物までの距離を求める信号処理装置と
    を備え
    前記信号処理装置は、
    前記第1周波数、前記第2周波数及び前記第3周波数に基づいて、前記測定光の周波数と前記反射光の周波数との大小関係を判別し、
    前記大小関係に応じた関数を用いて、前記第1周波数及び前記第2周波数に基づいて前記距離を求める、
    測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置であって、
    前記信号処理装置は、
    前記漸増期間における前記反射光の周波数が前記測定光の周波数より小さく、且つ、前記漸減期間における前記反射光の周波数が前記測定光の周波数より大きい場合には、所定の関数を用いて、前記第1周波数及び前記第2周波数に基づいて前記距離を求め、
    前記漸増期間における前記反射光の周波数が前記測定光の周波数より大きい場合、又は、前記漸減期間における前記反射光の周波数が前記測定光の周波数より小さい場合には、前記所定の関数とは別の関数を用いて、前記第1周波数及び前記第2周波数に基づいて前記距離を求める、
    測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の測定装置であって、
    前記漸増期間、前記漸減期間及び前記一定期間を含む期間が所定周期で繰り返されており、
    前記信号処理装置は、前記第1周波数、前記第2周波数及び前記第3周波数に基づいて前記距離を求めることを、前記所定周期よりも短い周期で繰り返す、
    測定装置。
  4. 請求項3に記載の測定装置であって、
    前記信号処理装置は、
    前記一定期間が前記漸増期間及び前記漸減期間の後になる前記期間における前記第1周波数、前記第2周波数及び前記第3周波数に基づいて前記距離を求めること、
    前記一定期間が前記漸増期間と前記漸減期間との間になる前記期間における前記第1周波数、前記第2周波数及び前記第3周波数に基づいて前記距離を求めること、及び、
    前記一定期間が前記漸増期間及び前記漸減期間の前になる前記期間における前記第1周波数、前記第2周波数及び前記第3周波数に基づいて前記距離を求めること、
    をそれぞれ行う、
    測定装置。
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