JP7792003B2 - 磁気センサシステム - Google Patents
磁気センサシステムInfo
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Description
本開示は、磁気センサシステムに関する。特に、本開示は、角度センサ及び多回転センサを備える磁気センサシステムと、磁気トラックを監視するように配設された磁気インクリメンタルセンサに関する。
磁気単一回転角度センサ及び多回転センサは、一般に、デバイスが回転している回数及びその正確な角度位置の両方を監視する必要性がある用途において使用される。一例が、車両のハンドルである。
磁気多回転センサ及び単一回転センサは、典型的には、印加される外部磁界の影響を受けやすい磁気抵抗素子を使用する。多回転センサ内の磁気抵抗素子の抵抗は、センサの周辺内の磁界を回転させることによって変更され得る。磁気抵抗素子の抵抗の変動は、磁界における回転数を判定するためにトラッキングすることができ、磁界における回転数は、監視されているデバイスにおける回転数に変換され得る。同様に、単一回転センサにおける磁気抵抗素子の抵抗における変動は、磁界角度を判定するためにトラッキングすることができ、磁界角度は、監視されているデバイスの角度位置に変換され得る。
本開示は、アルキメデスらせん状構造から形成され、それによって、より高い精度の角度測定を提供するトラックを有する回転ディスクを使用するインクリメンタルセンサシステムと一緒に、回転をカウントし、かつ大まかな角度位置情報を提供するための回転磁石と併せて、磁気多回転センサ及び絶対角度センサを実装する、磁気感知システムを提供する。この点において、多回転センサ及び角度センサを備える磁気感知デバイスは、回転シャフトの端に装着された磁石に近接して配設される。磁気感知デバイスは、第1のレベルの分解能及び精度まで回転シャフトの回転数及び絶対角度を測定するために、回転磁界を検出する。回転ディスクはまた、回転シャフトに結合され、磁性材料から形成される。次いで、トラックは、磁気インクリメンタルセンサが、ディスクがシャフトとともに回転するにつれて周期的に変化する磁界を検出するように、磁気ディスクに形成される。次に、磁気感知デバイスによって提供される角度測定から開始して、インクリメンタルセンサによって出力された信号を使用して、角度位置のより高い分解能の測定を提供することができる。
本開示の第1の態様は、磁気センサシステムであって、回転可能シャフトに装着された磁石と、磁石の近傍にある磁気感知デバイスと、を備え、磁気感知デバイスは、回転可能シャフトが回転するにつれて磁石によって生成される磁界の配向を検出するように構成された角度センサと、回転可能シャフトが回転するにつれて磁石によって生成された磁界の回転数を検出するように構成された磁気多回転センサと、回転可能シャフトに装着された磁気ディスクであって、ディスクは、磁気ディスクによって生成される磁界の変化を誘起するための少なくとも第1のトラックを備え、第1のトラックは、磁気ディスクの周囲に分布する複数の湾曲セグメントから形成されている、磁気ディスクと、回転可能シャフトが回転するにつれて第1のトラックによって誘起される磁界の変化を検出するように構成された第1のインクリメンタルセンサと、を備える、磁気センサシステムを提供する。
複数の湾曲セグメントは、磁気ディスクの周囲に分布する複数のアルキメデスらせんセグメントを備え得る。
システムは、磁気感知デバイス及び第1のインクリメンタルセンサと通信する処理回路を更に備え得る。処理回路は、角度センサからの出力信号に基づいて第1の角度測定値を判定し、第1の角度測定値と、第1のインクリメンタルセンサからの出力信号とに基づいて、第2の角度測定値を判定するように構成され、第2の角度測定値は、第1の角度測定値よりも高い分解能を有する。
いくつかの配設において、角度センサからの出力信号は、正弦成分及び余弦成分を含み得る。同様に、第1のインクリメンタルセンサからの出力信号は、正弦成分及び余弦成分を含み得る。
第1のインクリメンタルセンサからの出力信号は、角度センサからの出力信号よりも1回転当たりの周期性が大きい場合がある。
1回転当たりの第1のインクリメンタルセンサからの出力信号の周期性は、第1のトラックの構成に依存し得る。例えば、周期性は、湾曲セグメントの数、湾曲セグメントの勾配、及び湾曲セグメント間の距離のうちの少なくとも1つに依存し得る。
いくつかの配設において、複数の湾曲セグメントは、突起、穴、盲穴、又はくぼみのうちの1つとして形成され得る。
システムは、回転可能シャフトが回転するにつれて第1のトラックによって誘起される磁界の変化を検出するように構成された少なくとも第2のインクリメンタルセンサを更に備え得る。いくつかの配設において、第1のインクリメンタルセンサ及び第2のインクリメンタルセンサは、第1のトラックの両側に配設され得る。
そのような場合、処理回路は、第2のインクリメンタルセンサと更に通信し、かつ第1及び第2のインクリメンタルセンサからの出力信号の平均に基づいて第2の角度測定値を判定するように更に構成され得る。
システムは、回転可能シャフトが回転するにつれて第1のトラックによって誘起される磁界の変化を検出するように構成された複数のインクリメンタルセンサを備え得る。複数のインクリメンタルセンサは、第1のトラックの周りに等距離に位置付けられている。
磁気ディスクは、磁気ディスクによって生成される磁界の変化を誘起するための特徴のセットを備える第2のトラックを更に備え得る。そのような配設において、特徴のセットは、突起、穴、盲穴、又はくぼみのうちの1つであり得る。第2のインクリメンタルトラックは、好ましくは、磁気ディスクの中心軸に対して第1のインクリメンタルトラックとは異なる半径方向位置に提供される。例えば、第2のインクリメンタルトラックは、第1のインクリメンタルトラックよりも中心軸から更に遠くに位置付けられ得るか、又はその逆であり得る。システムは、回転可能シャフトが回転するにつれて第2のトラックによって誘起される磁界の変化を検出するように構成された少なくとも第3のインクリメンタルセンサを更に備え得る。
磁気ディスクは、強磁性材料を含み得る。
角度センサは、異方性磁気抵抗(AMR)ベースの単一回転センサ、巨大磁気抵抗(GMR)ベースの単一回転センサ、トンネル磁気抵抗(TMR)ベースの単一回転センサ、ホール効果センサ、及び誘導センサのうちの1つであり得る。
磁気多回転センサは、巨大磁気抵抗(GMR)ベースの多回転センサ、又はトンネル磁気抵抗(TMR)ベースの多回転センサである。
本開示の更なる態様は、回転可能シャフトの位置を監視する方法を提供し、磁石及び磁気ディスクは、回転可能シャフトに装着されており、この方法は、角度センサを使用して、回転可能シャフトが回転するにつれて磁石によって生成される磁界の配向を検出することと、第1のインクリメンタルセンサを使用して、回転可能シャフトが回転するにつれて磁気ディスクによって生成された磁界の変化を検出することであって、変化は、磁気ディスク上に形成された第1のトラックによって誘起され、第1のトラックは、磁気ディスクの周囲に分布する複数の湾曲セグメントを備える、検出することと、角度センサからの出力信号に基づいて第1の角度測定値を判定することと、第1の角度測定値と、第1のインクリメンタルセンサからの出力信号とに基づいて、第2の角度測定値を判定することと、を含み、第2の角度測定値は、第1の角度測定値よりも高い分解能を有する。
複数の湾曲セグメントは、磁気ディスクの周囲に分布する複数のアルキメデスらせんセグメントを備え得る。
方法は、磁気多回転センサを使用して、回転可能シャフトが回転するにつれて磁石によって生成された磁界の回転数を検出することを更に含み得る。
本開示の更なる態様は、磁気センサシステムであって、回転可能シャフトに装着された第1の磁石と、第1の磁石の近傍にある磁気感知デバイスであって、回転可能シャフトが回転するにつれて第1の磁石によって生成される磁界の配向を検出するように構成された角度センサと、回転可能シャフトが回転するにつれて第1の磁石によって生成された磁界の回転数を検出するように構成された磁気多回転センサと、を備える、磁気感知デバイスと、更なる磁界を生じさせるように構成された少なくとも1つのバイアス磁石と、回転可能シャフトが回転されるように配設された第1の磁気ターゲットによって誘起される更なる磁界の変化を検出するように構成された少なくとも第1の更なる磁気センサであって、第1の磁気ターゲットは、更なる磁界の変化を誘起するための第1の数の特徴を有している、少なくとも第1の更なる磁気センサと、を備える、磁気センサシステムを提供する。
システムは、回転可能シャフトによって回転されるように配設された第2の磁気ターゲットによって誘起された更なる磁界への変化を検出するように構成された第2の更なる磁気センサを更に備え得、第2の磁気ターゲットは、磁界の変化を誘起するための第2の数の特徴を有している。
システムは、第1の更なる磁気センサ及び第2の更なる磁気センサと通信する処理回路を更に備え得、処理回路は、第1の更なる磁気センサ及び第2の更なる磁気センサによって取得された測定値の間の差を検出し、第1の更なる磁気センサ及び第2の更なる磁気センサから取得された測定値の間の検出された差に基づいて、回転可能シャフトの回転角度に関連するシャフト回転角度情報を生成するように構成されている。
本開示は、以下の添付の図面を参照する場合のみの例として、ここに説明される。
以下の実施形態の詳細な説明は、本発明の具体的な実施形態の様々な説明を提示する。しかしながら、本発明は、数多くの異なる方法で具現化することができる。この説明では、図面を参照するが、同様の参照番号は、同一又は機能的に類似する要素を示し得る。図に例解される要素は、必ずしも縮尺どおりに描かれていないことが理解されるであろう。また、特定の実施形態は、図面に例解されているよりも多くの要素及び/又は図面に例解されている要素のサブセットを含むことができることが理解されるであろう。更に、いくつかの実施形態は、2つ以上の図面から特徴の任意の好適な組み合わせを組み込むことができる。
磁気多回転センサ及び単一回転センサは、回転シャフトの回転カウント及び角度位置を監視するために使用することができる。このような磁気感知は、自動車用途、医療用途、産業制御用途、消費者用途、及び回転コンポーネントの位置に関する情報を必要とする他の用途のホストなどの、多様な異なる用途に適用され得る。
産業及び自動車用途において、シャフトの複数の回転を測定可能である正確な角度測定システムが必要とされる場合がある。ステアリング角度測定、ラックアンドピニオン、及び/又はリードねじ用途などのシステムは、多くの場合、これらの測定能力を有する必要がある。多くの用途において、シャフト端は容易にアクセスできないため、磁気センサ配設をシャフトの端に配置することはできない。追加的に、既知の角度センサシステムは、いくつかの用途に必要な分解能及び精度情報を提供しない。1つの解決策は、光学エンコーダを使用することであるが、これらは、非常に高価であり得る。別の解決策は、回転シャフトに結合された機械的歯車から多回転情報を取得することを実装することであるが、歯車の歯のピッチは歯車の直径に依存し、角度センサは歯のピッチに対して構築されなければならない。したがって、全ての角度センサが全ての歯車で使用できるわけではなく、実用的ではない。
したがって、本開示は、アルキメデスらせん状構造から形成され、それによって、より高い精度の角度測定を提供するトラックを有する回転ディスクを使用するインクリメンタルセンサシステムと一緒に、回転をカウントし、かつ大まかな角度位置情報を提供するための回転磁石と併せて、磁気多回転センサ及び絶対角度センサを実装する、磁気感知システムを提供する。
この点において、多回転センサ及び角度センサを備える磁気感知デバイスは、回転シャフトの端に装着された磁石に近接して配設される。磁気感知デバイスは、第1のレベルの分解能及び精度まで回転シャフトの回転数及び絶対角度を測定するために、回転磁界を検出する。回転ディスクはまた、回転シャフトに結合され、磁性材料から形成される。次いで、トラックは、磁気インクリメンタルセンサが、ディスクがシャフトとともに回転するにつれて周期的に変化する磁界を検出するように、磁気ディスクに形成される。次に、磁気感知デバイスによって提供される角度測定から開始して、インクリメンタルセンサによって出力された信号を使用して、角度位置のより高い分解能の測定を提供することができる。
図1は、本開示による磁気センサシステム100の第1の実施例を例解する。永久磁気リング101が、回転可能シャフト102の端に装着され、回転可能シャフト102自体は、監視される何らかの機械システムに結合される。磁気絶対角度センサ(本明細書では単一回転センサとも称される)及び磁気多回転センサを備える磁気感知デバイス103は、磁石101に近接して位置付けられる。より具体的には、磁気感知デバイス103は、シャフト102の回転軸と整列されず、代わりに、回転軸に垂直な平面内に配置される限り、「シャフト外」に位置付けられる。磁気角度センサ及び多回転センサの更なる詳細を以下に説明する。磁気感知デバイス103は、シャフト102とともに回転するときに磁石101によって生成される回転磁界の変化を測定し、それによって、シャフト102の回転数及び角度位置を、例えば、度数の単位で、第1のレベルの精度及び分解能まで判定する。
ディスク104はまた、シャフト102とともに回転するように、シャフト102に接続されている。ディスク104は、柔らかい強磁性材料を含み、かつ互い違いに配設されてディスク104の周囲に分布する複数の湾曲セグメント105Aを備えるトラック105が提供されている。セグメント105Aは、互いに隣接して配置されたアルキメデスらせんの小さい重複セクションのように形成され、各セグメント105Aは、隣接するセグメント105Aからオフセットされる。すなわち、セグメント105Aは、各セグメント105Aの半径が、ディスク104の周りに特定の方向に延在するにつれて減少するように湾曲され、各セグメント105Aは、ディスク104の周囲の異なる点で開始及び終了する。
この実施例において、半径は、セグメント105Aが時計回りの方向に延在するにつれて減少するが、セグメント105Aは、それらが逆時計回り(反時計回り)の方向にディスク104の周りに延在するにつれて半径が減少するように構成され得ることが当然ながら理解されるであろう。
図1を引き続き参照すると、磁気インクリメンタルセンサ106が、それが磁界又はトラック105によって引き起こされる磁界の変化を測定するように、トラック105に関連して配置される。この点において、トラック105のセグメント105Aは、インデント、隆起突起、穴、又はディスク104が回転するにつれて変化する磁界を生じさせることができる任意の他の特徴として形成され得る。次いで、インクリメンタルセンサ106によって出力された信号を使用して、例えば、アーク分の単位で、測定された角度位置の分解能及び精度を更に増加させることができる。
図2Aは、磁気単一回転センサの出力信号201の実施例を例解し、出力信号201は、1回転当たり1回又は2回繰り返す正弦及び余弦信号を含む。例えば、180°の分解能を有する絶対角度センサは、1回転当たり2回で正弦及び余弦信号を繰り返し、一方、360°の分解能を有する絶対角度センサは、1回転当たり1回で正弦及び余弦信号を繰り返す。次いで、正弦及び余弦信号の逆正接を計算して、磁界角度、したがって、回転シャフトの角度位置を出力することができる。
正弦及び余弦信号が2回転ごとに繰り返す場合、多回転センサ(又は何らかの他の象限検出手段)の回転カウントを使用して、例えば、角度センサが0°~180°の回転を測定しているか、又は180°~360°の回転を測定しているか、完全回転のどの半回転が角度センサによって測定されているかを解決することができる。
図2Bは、インクリメンタルセンサ106の出力信号202の実施例を例解する。出力信号202も正弦及び余弦信号を含むが、これらの信号は、1回転当たりに複数の周期を有する(有意に2よりも多い)。単一回転センサと同様に、正弦及び余弦信号の逆正接が計算されて、角度測定を提供する。しかしながら、正弦及び余弦の各繰り返しは、各回転のより小さい部分に対応する。例えば、12の周期性について、各正弦及び余弦信号は、30°の回転に対応し、したがって、各正弦及び余弦信号の逆正接は、30°の回転ごとにより高い分解能の測定を提供する。
アルキメデスらせんセグメント105Aを有するトラック105を使用することの1つの利点は、1回転当たりの周期の数を、ディスク104の直径及びトラック105とは無関係に調整できることである。この場合、セグメント105Aの数は、1回転当たりの出力信号202の周期の数に等しい。しかしながら、セグメント105A間の距離又はセグメント105Aの傾斜は、任意の好適な周期性、したがって分解能を提供するように調整することができる。理想的には、磁気感知デバイス103内の絶対角度センサの精度は、インクリメンタルセンサ106のどの周期に位置付けられているかを結論づけるのに十分であり、したがって、インクリメンタルトラック105のセグメント105A及び/又は周期の数は、この要件を満たすために制限される必要がある。アルキメデスらせんセグメント105Aを用いて、これは、ほぼ全てのディスク直径及び必要とされる任意のピッチに対して達成することができる。
トラック105は、任意の好適な製造方法を使用して形成され得る。例えば、トラック105は、好適なスタンピング又はインプリントツールを使用して形成され得る。同様に、トラック105は、ディスク104の柔らかい強磁性材料にエッチングすることによって、又はハードフォトレジストマスクを適用し、マスクの周りをエッチングして複数の隆起したセグメント105Aを残すことによって形成され得る。
図10A~Bは、本明細書に説明される実施例のいずれかと併せて使用され得る磁気ディスク1004及びトラック1005の構成の実施例を例解しており、図10Bは、図10Aの「X」と示されている線を横切って取られた磁気ディスク1004の断面を示す。この実施例において、トラック1005のアルキメデスらせんセグメント1005Aは、ディスク1004に形成された穴1005Aとして形成される。
図11A~Cは、トラックが磁気ディスク1104に形成され得る方法の更なる実施例を例解する。図11Aに示されるように、アルキメデスらせんセグメント1105Aは、磁気ディスク1104の中に部分的にのみ延在する磁気ディスク1104内のインデントとして形成される。図11Bでは、アルキメデスらせんセグメント1105Aは、隆起突起1105Aとして形成されるが、磁気ディスク1104の表面をエッチングする。図11Cでは、アルキメデスらせんセグメント1105Aは、ここでも磁気ディスク1104内のインデントとして形成されるが、この実施例では、セグメント1105Aは、図11Aに示される正方形のプロファイルではなく、湾曲したプロファイル又は波形のプロファイルを有する。
図3は、回転可能シャフト302の端に装着された磁石301の回転を測定するために使用され得る磁気感知システム300の第2の実施例を示す。磁気感知システム300は、図1に示される磁気センサシステムと実質的に同じであるが、この実施例では、第2の磁気インクリメンタルセンサ307が、回転磁気ディスク304の反対側に位置付けられている。回転磁気ディスク304はここでもディスク104の周囲に分布する複数の湾曲セグメント105Aを備えるトラック105を備える。両方のインクリメンタルセンサ306、307の組み合わせは、各センサ306、307によって測定された位置を数学的に平均化することによって、磁気ディスク304による任意の機械的偏心経験の一次補償を可能にする。実際、等しい角度距離によって分離された任意の数のインクリメンタルセンサを使用して、偏心を更に補償することができることが認識されるであろう。例えば、0°、90°、180°及び270°に位置付けられた4つのインクリメンタルセンサ、又は0°、120°及び240°に位置付けられた3つのインクリメンタルセンサが使用され得る。
図4は、回転可能シャフト402の端に装着された磁石401の回転を測定するために使用され得る磁気感知システム400の第3の実施例を示す。磁気感知システム400は、図1に示されるものと実質的に同じである。この実施例において、磁気ディスク404はここでも、第1の半径方向位置でディスク404の周囲に分布する複数の湾曲セグメント505Aを備える第1のトラック405を、第2の半径方向位置で磁気ディスク404に配列された第2のインクリメンタルトラック408と、第2のトラック408に関連して配設された第2のインクリメンタルセンサ409と一緒に備える。この実施例において、第1のインクリメンタルトラック405は、ディスク404の中心軸からより小さい半径方向距離に位置付けられ、一方、第2のインクリメンタルトラック408は、ディスク404の中心軸からより大きい半径方向距離に位置付けられるが、第1のインクリメンタルトラック405は、第2のインクリメンタルトラック408よりも中心軸から更に遠くに位置付けられ得ることが認識されるであろう。第2のインクリメンタルトラック408は、アルキメデスらせんセグメント、又は等間隔に離間された穴、くぼみ、インボリュート歯車形状などの他の交互構造で作製することができる。この実施例において、第2のトラック408は、複数のスロットを備え、かつ有意に高い数の周期を有するセンサ信号、したがって、より高いレベルの分解能及び精度を提供する。この配設では、第1のインクリメンタルセンサ406及び第1のインクリメンタルトラック405の出力を使用して、第2のインクリメンタルトラック408上の第2のインクリメンタルセンサ409の位置を判定することができ、第2のインクリメンタルトラック408は、次いで、例えば、アーク秒の単位で、シャフト402の角度位置のより高い分解能及びより高い精度の測定を提供する。
図3を参照して説明されるように、機械的偏心によって引き起こされるシステム内の振れは、磁気トラック、好ましくは、最高の分解能を有するトラック上の複数のセンサを使用することによって低減することができる。例えば、図4を参照して説明されるシステムに実質的に対応する図5に示されるように、2つのインクリメンタルセンサ509及び510は、この場合では、第2の磁気トラック508である最高分解能のトラックの両側に配設され得る。前で説明されるように、等距離に離間された任意の数のインクリメンタルセンサが使用され得、そこからトラック508による任意の半径方向の移動を補償するために平均測定値が計算される。
図6は、本明細書に説明される磁気センサシステムの構成要素間の信号経路の実施例を例解する。磁気感知デバイス103(すなわち、単一回転センサ多回転センサ)及びインクリメンタルセンサ106の信号は、最初に信号調節される601(例えば、増幅される、アナログデジタル変換される、フィルタリングされる、オフセット補正される、振幅補正される、位相補正されるなど)。信号調節601は、複数の信号処理構成要素によって実行され得ることが認識されるであろう。次いで、コントローラ602は、データを処理して、複数の回転を含む角度位置を計算し、これは、次いで、ユーザインターフェースに出力され得る。角度位置はまた、具体的な用途に応じて、他の制御手段に供給され得る。例えば、角度位置は、モータ整流のための制御システムに供給され得る。実際、角度位置は、精密加工、顕微鏡テーブル、光学ステッパ、ロボットアームなどの高精度位置付けを使用する任意のシステムに供給され得ることが認識されるであろう。
図7は、多回転(MT)センサ702及び単一回転(ST)センサ704を含む、本開示の実施例に使用される例示的な磁気感知デバイス7の概略ブロック図を例解する。図7に示される磁気感知デバイス7は、図1及び図3~6に示される実施例で使用される磁気感知デバイス103、303、403、503のうちのいずれでもあり得ることが認識されるであろう。MTセンサ702は、好ましくは、巨大磁気抵抗(GMR)又はトンネル磁気抵抗(TMR)ベースのMTセンサである。STセンサ704は、任意の磁気STセンサ、例えば、異方性磁気抵抗(AMR)、巨大磁気抵抗(GMR)又はトンネル磁気抵抗(TMR)ベースのセンサ、ホールセンサ又は誘導センサであり得る。
感知デバイス7はまた、処理回路706と、MTセンサ702、STセンサ704、及び処理回路706が配置されている集積回路700と、を備える。処理回路706は、MTセンサ702から信号SMT712を受信し、受信信号を処理して、回転カウントデコーダ708を使用して回転カウントを判定し、回転カウントデコーダ708は、MTセンサ702の近傍で回転する外部磁界、例えば、回転シャフト102、302、402、502に装着されたリング磁石103、303、403、503によって生成される磁界の回転数を表す回転カウントを出力する。同様に、処理回路706は、STセンサ704からも信号SST714を受信し、角度デコーダ710を使用して受信信号を処理して、外部磁界の角度位置を出力する。
図8は、本開示の実施形態によるインターフェース回路806を有する、図7のSTセンサ704を提供し得るST角度センサ8の実施例を示す概略図である。インターフェース回路806は、処理回路706の一部であることができる。代替的に、インターフェース回路806は、処理回路706と角度センサ8の出力との間の別個の回路であることができる。図8に示されるように、角度センサ8は、第1のホイートストンブリッジ802、及び第2のホイートストンブリッジ804を含む。
第1のホイートストンブリッジ802及び第2のホイートストンブリッジ804は、それぞれ、回転磁界を感知し、0~2πラジアンの角度にも対応する0~360度の回転角度情報を提供するために、AMR素子などの磁気抵抗素子を含むことができる。追加的に、各AMR素子は、第1のホイートストンブリッジ802が第2のホイートストンブリッジ804に対して回転されるように、AMRプロセスを使用して集積回路上にパターン化されることができる。第1のホイートストンブリッジ802及び第2のホイートストンブリッジ804を互いに対して回転させることによって、図2Aを参照して上で説明されるように、回転磁界の三角法の正弦及び余弦は、0~360度の範囲にわたって判定されることができる。
図8に示されるように、第1のホイートストンブリッジ802及び第2のホイートストンブリッジ804の両方は、それぞれ、供給電圧VDD及び接地GNDに電気的に接続されている。例解されるように、インターフェース回路206は、第1のホイートストンブリッジ802の感知ノードから電圧VSIN1及びVSIN2を受信し、第2のホイートストンブリッジ804の感知ノードから電圧VCOS1及びVCOS2を受信する。図8の電圧VSIN1、VSIN2、VCOS1、及びVCOS2は、図7の信号714の成分を表すことができる。インターフェース回路806は、磁界に関連付けられた正弦及び余弦信号を、それぞれ、決定するために、電圧VSIN1及びVSIN2並びに電圧VCOS1及びVCOS2を処理することができる。正弦及び余弦信号から、インターフェース回路806は、0~360度の磁界の角度を決定することができる。図8の実施例において、インターフェース回路806は、単一回転角度出力データST_OUTPUTを提供する。
図9は、図7に示されるMTセンサ702を提供し得る、磁気多回転センサ9の磁気ストリップ902レイアウト表現の実施例を示す。
図9では、磁気ストリップ902は、複数の磁気抵抗素子904、好ましくは、GMRベースの磁気抵抗素子、及び/又は、TMRベースの磁気抵抗素子を備える。この例では、磁気ストリップ902は、らせん構成で物理的にレイアウトされるGMRベースの磁気抵抗トラックである。したがって、磁気ストリップ902は、互いに直列で配設される磁気抵抗素子904で形成される複数のセグメントを有する。磁気抵抗素子904は、磁気整列状態に応じて抵抗を変化させる可変抵抗として機能する。磁気ストリップ902の端は、ドメイン壁生成器(DWG)906に結合され、DWG906は、磁気ストリップ902のいずれかの端に結合され得ると認識されるであろう。DWG906は、外部磁界の回転、又はセンサ9の動作磁気ウィンドウ 何らかの他の強い外部磁界の印加に応じて、ドメイン壁を生成する。次いで、これらのドメイン壁は、磁気ストリップ902内に注入され、磁気ドメインが変化するにつれて、磁気抵抗素子904の抵抗も、結果として生じる磁気整列の変化に起因して変化する。
磁気抵抗素子904の変化する抵抗をドメイン壁が生成されるにつれて測定するために、磁気ストリップ902は、反対側の角の対の間に電圧を印加するために、供給電圧VDD908及び接地GND910に電気的に接続される。電圧供給の中間の角には、ハーフブリッジ出力を提供するように電気接続912が提供される。したがって、多回転センサ9は、複数のホイートストンブリッジ回路を備え、各ハーフブリッジ912は、外部磁界の半回転、つまり、180°の回転に対応する。電気接続912での電圧の測定値は、したがって、磁気抵抗素子904の抵抗の変化を測定するために使用することができる。磁気抵抗素子904は、したがって、例えば、電圧測定値を回転カウントデコーダ708に出力することによって、磁界における回転数を判定するために使用することができる。
図9に示される実施例は、4つのらせん巻線と、8つのハーフブリッジ912と、を備え、したがって、外部磁界の4つの全回転をカウントするように構成されている。しかしながら、多回転センサは、磁気抵抗素子904の数に依存して、任意の数のらせん巻線を有し得ることが理解される。概して、多回転センサは、らせん巻線と同じ数の回転をカウントすることができる。
磁気抵抗素子904は、磁気整列状態の変化を表すセンサ出力を提供するように、任意の好適な方式で電気的に接続され得るとも理解される。例えば、磁気抵抗素子904は、米国特許公開第2017/0261345号(2016年3月8日に出願された米国特許出願第15/064544号に対応する)に説明されているように、マトリクス配設で接続され得、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
別の実施形態において、MTセンサ702は、閉ループらせんであり得、内側及び外側らせん巻線の磁気抵抗素子は、連続らせんを形成するために一緒に接続される。そのような配設は、一緒に接続された多数のらせんの効果を提供し、これは、非常に多数の回転をカウントすることを可能にする。
図12は、追加のセンサシステムと一緒に、回転をカウントし、かつ大まかな角度位置情報を提供するための回転磁石と併せて、磁気多回転センサ及び絶対角度センサを実装し、それによって、より高い精度の角度測定を提供する磁気感知システム12の更なる実施例を例解する。この実施例において、永久磁気リング1201が、回転可能シャフト1202の端に装着され、回転可能シャフト1202自体は、監視される何らかの機械システムに結合される。磁気絶対角度センサ(本明細書では単一回転センサとも称される)及び磁気多回転センサを備える磁気感知デバイス1203は、磁石1201に近接して位置付けられる。より具体的には、磁気感知デバイス1203は、シャフト1202の回転軸と直接整列される限り、「シャフト上」に位置付けられる。磁気感知デバイス1203は、図1、及び図3~図9を参照して説明されるものと同じ磁気感知デバイスであり得ることが当然ながら認識されるであろう。この実施例において、磁気感知デバイス1203は、基板1204、例えば、プリント基板(PCB)の表面に装着される。
システム12は、更なる基板1211に装着された一対の磁気センサ1212及び1214を更に備え、センサ1212及び1214の背面にバックバイアス磁石1210が位置付けられている。磁気センサ5及び6は、異方向性磁気抵抗(AMR)センサ素子、巨大磁気抵抗(GMR)センサ素子、トンネル磁気抵抗センサ素子、任意の磁気抵抗感知素子(xMR)、又は他の好適な磁気センサ技術に基づき得るが、これらに限定されない。
磁気センサ1212及び1214は、それぞれ、2つの移動するターゲット1216及び1218の表面に近接して位置付けられる。本実施形態において、ターゲット1216及び1218は、シャフト1202に固定された歯状歯車である。動作において、センサ1212及び1214は、磁気ターゲット1216及び1218が回転し、磁石1210によって生成された磁界と相互作用する結果として、センサ1212及び1214を通過する磁界方向の測定可能な変化を検出する。センサ1212及び1214は、シャフト1202の0°~360°の絶対回転位置を測定するように構成される。これを行うために、第1のターゲット歯車1216には、第2のターゲット歯車1218よりも多い又は少ない歯が提供されている。例として、ターゲット歯車1216は、n個の歯を有し得、一方、ターゲット歯車1218は、n-1個又はn+1個の歯を有し得る。そのような例において、Nonius原理は、適用され得、歯車1216及び1218の両方の絶対回転角度は、センサ1212及び1214の位置で、ターゲット1218上の歯でターゲット1216上の歯の相対変位を測定することによって推測されることができる。特に、ターゲット歯車1216及び1218の歯の数が1つずつ異なっているとき、磁気センサ1212及び1214の位置での隣接する歯車1216と1218との間の相対オフセットは、シャフト1202の全回転に対して一意に変化する。このように、センサ1212及び1214からの測定値を比較することによって、0°~360°の入力シャフト1202の絶対回転角度は、測定されることができる。この点において、センサ1212及び1214は各々、それぞれの磁気ターゲット1216及び1218が回転するときに、正弦及び余弦成分を含む信号を生じさせる。次いで、各センサ信号の「逆正接」(すなわち、正接値を余弦値で割ったもの)が計算され、次いで、各センサ1212及び1214に対して判定された逆正接値の差が判定されて、回転角度の測定値を提供することができる。
使用中、磁気センサ1212及び1214を使用して、上で説明されるNonius原理を使用して、第1のレベルの分解能及び精度に回転シャフト1202の絶対角度を提供する。この測定された回転角度に基づくと、磁気センサ1212及び1214、並びにそれぞれのターゲット歯車1216及び1218のうちの1つを使用して、より高い精度の測定値を取得することができる。その理由は、Nonius原理を使用すると、磁気ターゲット歯車1216及び1218の各々から測定する際に存在し得る任意の誤差が、逆正接値の差が計算されるときに累積し始め、累積誤差を補正するための更なる処理が必要となるからである。したがって、磁気ターゲット歯車1216及び1218のうちの一方のみの測定からより正確な角度測定を取得することができる。同様に、上で説明されるように、各磁気センサ1212及び1214は、それぞれのターゲット歯車1216及び1218の各歯に対して正弦及び余弦信号を生じさせ、これは、磁気感知デバイス1203と比較して、回転角度のより高い分解能測定を提供する。この点において、ターゲット歯車1216及び1218の歯が、正確な測定を提供するために、形状及びサイズにおいて均一であることもまた重要である。磁気感知デバイス1203は次いで、回転数を測定するために使用される。磁気感知デバイス1203はまた、回転シャフト1202の絶対角度の追加の測定値を提供し得、これは、磁気センサ1212及び1214によって提供される角度測定値を検証するために使用され得る。
図13は、追加のセンサシステムと一緒に、回転をカウントし、かつ大まかな角度位置情報を提供するための回転磁石と併せて、磁気多回転センサ及び絶対角度センサを実装し、それによって、より高い精度の角度測定を提供する磁気感知システム13の更なる実施例を提供する。図13に示される磁気感知システムは、図12のものと同様であるが、この実施例では、1つの磁気センサ1312及びターゲット歯車1316のみが提供される。前述のように、永久磁気リング1301が、回転可能シャフト1302の端に装着され、回転可能シャフト1302自体は、監視される何らかの機械システムに結合される。磁気絶対角度センサ(本明細書では単一回転センサとも称される)及び磁気多回転センサを備える磁気感知デバイス1303は、磁石1301に近接して、「オンシャフト」位置に位置付けられ、基板1304、例えば、プリント回路基板(PCB)の表面に装着される。
追加の磁気センサ1312は、更なる基板1311に装着され、センサ1312の背面にバックバイアス磁石1310が位置付けられている。前述のように、磁気センサ1312は、磁気ターゲット1316が回転し、磁石1310によって生成された磁界と相互作用する結果として、センサ1312を通過する磁界方向の測定可能な変化を検出し、それによって、360°角度情報を提供する。
使用中、磁気感知デバイス1303を使用して回転数NDを測定し第1のレベルの分解能及び精度まで回転シャフト1302の絶対角度を提供する。この測定された回転角度に基づき、より高い精度の測定が、磁気センサ1312及びターゲット歯車1316を使用して行うことができる。
図12及び13に示される配設では、図6に関して示されるものと同様の処理回路を使用することができ、磁気センサ1212、1214、及び1312の信号は、信号調節601の処理コンポーネントに入力されることが認識されるであろう。
前述の説明は、要素又は特徴を、一緒に「接続される」又は「結合される」ものとして参照し得る。本明細書で使用されるとき、特段の明示的な記載がない限り、「接続される」とは、1つの要素/特徴が別の要素/特徴に直接的又は間接的に接続されることを意味し、必ずしも機械的に接続されるわけではない。同様に、特段の明示的な記載がない限り、「結合される」とは、1つの要素/特徴が別の要素/特徴に直接的又は間接的に結合されることを意味し、必ずしも機械的に結合されるわけではない。このように、図に示される様々な概略図は、要素及び構成要素の例示的な配設を描写するが、追加の介在要素、デバイス、特徴、又は構成要素は、実際の実施形態において存在し得る(描写される回路の機能性が悪影響を受けないと仮定する)。
本発明は、特定の実施形態の観点から説明されているが、本明細書に記載された特徴及び利点の全てを提供するわけではない実施形態を含む、当業者に明らかな他の実施形態も、本発明の範囲内である。また、上で説明される様々な実施形態は、更なる実施形態を提供するために組み合わせることができる。加えて、一実施形態の文脈で示される特定の特徴は、他の実施形態にも組み込むことができる。
Claims (20)
- 磁気感知システムであって、
回転可能シャフトに装着された磁石と、
前記磁石の近傍にある磁気感知デバイスと、を備え、
前記磁気感知デバイスは、
前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記磁石によって生成される磁界の配向を検出するように構成された角度センサと、
前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記磁石によって生成された前記磁界の回転数を検出するように構成された磁気多回転センサと、
前記回転可能シャフトに装着された磁気ディスクであって、前記磁気ディスクは、前記磁気ディスクによって生成される磁界の変化を誘起するための少なくとも第1のトラックを備え、前記第1のトラックは、前記磁気ディスクの周囲に分布する複数の湾曲セグメントから形成されている、磁気ディスクと、
前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記第1のトラックによって誘起される前記磁界の変化を検出するように構成された第1のインクリメンタルセンサと、を備える、磁気感知システム。 - 前記複数の湾曲セグメントは、前記磁気ディスクの周囲に分布する複数のアルキメデスらせんセグメントを備える、請求項1に記載の磁気感知システム。
- 前記磁気感知デバイス及び前記第1のインクリメンタルセンサと通信する処理回路を更に備え、
前記処理回路は、
前記角度センサからの出力信号に基づいて第1の角度測定値を判定し、
前記第1の角度測定値と、前記第1のインクリメンタルセンサからの出力信号とに基づいて、第2の角度測定値を判定するように構成され、
前記第2の角度測定値は、前記第1の角度測定値よりも高い分解能を有する、請求項1に記載の磁気感知システム。 - 前記第1のインクリメンタルセンサからの前記出力信号は、前記角度センサからの前記出力信号よりも1回転当たりの周期性が大きい、請求項3に記載の磁気感知システム。
- 1回転当たりの前記第1のインクリメンタルセンサからの前記出力信号の周期性は、前記第1のトラックの構成に依存する、請求項3に記載の磁気感知システム。
- 前記周期性は、湾曲セグメントの数、前記湾曲セグメントの勾配、及び前記湾曲セグメント間の距離のうちの少なくとも1つに依存する、請求項5に記載の磁気感知システム。
- 前記処理回路は、第2のインクリメンタルセンサと更に通信し、かつ前記第1のインクリメンタルセンサ及び第2のインクリメンタルセンサからの前記出力信号の平均に基づいて前記第2の角度測定値を判定するように更に構成されている、請求項3に記載の磁気感知システム。
- 前記複数の湾曲セグメントは、突起、穴、盲穴、又はくぼみのうちの1つとして形成されている、請求項1に記載の磁気感知システム。
- 前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記第1のトラックによって誘起される前記磁界の変化を検出するように構成された少なくとも第2のインクリメンタルセンサを更に備える、請求項1に記載の磁気感知システム。
- 前記第1のインクリメンタルセンサ及び前記第2のインクリメンタルセンサは、前記第1のトラックの両側に配設されている、請求項9に記載の磁気感知システム。
- 前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記第1のトラックによって誘起される前記磁界の変化を検出するように構成された複数のインクリメンタルセンサを備え、
前記複数のインクリメンタルセンサは、前記第1のトラックの周りに等距離に位置付けられている、請求項1に記載の磁気感知システム。 - 前記磁気ディスクは、前記磁気ディスクによって生成される磁界の変化を誘起するための特徴のセットを備える第2のトラックを更に備える、請求項1に記載の磁気感知システム。
- 特徴の前記セットは、突起、穴、盲穴、又はくぼみのうちの1つである、請求項12に記載の磁気感知システム。
- 前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記第2のトラックによって誘起される前記磁界の変化を検出するように構成された少なくとも第3のインクリメンタルセンサを更に備える、請求項12に記載の磁気感知システム。
- 前記角度センサは、異方性磁気抵抗(AMR)ベースの単一回転センサ、巨大磁気抵抗(GMR)ベースの単一回転センサ、トンネル磁気抵抗(TMR)ベースの単一回転センサ、ホール効果センサ、及び誘導センサのうちの1つである、請求項1に記載の磁気感知システム。
- 前記磁気多回転センサは、巨大磁気抵抗(GMR)ベースの多回転センサ、又はトンネル磁気抵抗(TMR)ベースの多回転センサである、請求項1に記載の磁気感知システム。
- 回転可能シャフトの位置を監視する方法であって、
磁石及び磁気ディスクが前記回転可能シャフトに装着され、
前記方法は、
角度センサを使用して、前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記磁石によって生成される磁界の配向を検出することと、
第1のインクリメンタルセンサを使用して、前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記磁気ディスクによって生成された前記磁界の変化を検出することであって、前記変化は、前記磁気ディスク上に形成された第1のトラックによって誘起され、前記第1のトラックは、前記磁気ディスクの周囲に分布する複数の湾曲セグメントを備える、検出することと、
前記角度センサからの出力信号に基づいて第1の角度測定値を判定することと、
前記第1の角度測定値と、前記第1のインクリメンタルセンサからの出力信号とに基づいて、第2の角度測定値を判定することと、を含み、
前記第2の角度測定値は、前記第1の角度測定値よりも高い分解能を有する、方法。 - 前記複数の湾曲セグメントは、前記磁気ディスクの周囲に分布する複数のアルキメデスらせんセグメントを備える、請求項17に記載の方法。
- 磁気多回転センサを使用して、前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記磁石によって生成された前記磁界の回転数を検出することを更に含む、請求項17に記載の方法。
- 磁気センサシステムであって、
回転可能シャフトに装着された第1の磁石と、
前記第1の磁石の近傍にある磁気感知デバイスであって、
前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記第1の磁石によって生成される磁界の配向を検出するように構成された角度センサと、
前記回転可能シャフトが回転するにつれて前記第1の磁石によって生成された前記磁界の回転数を検出するように構成された磁気多回転センサと、を備える磁気感知デバイスと、
更なる磁界を生じさせるように構成された少なくとも1つのバイアス磁石と、
前記回転可能シャフトが回転されるように配設された第1の磁気ターゲットによって誘起される前記更なる磁界の変化を検出するように構成された少なくとも第1の更なる磁気センサであって、前記第1の磁気ターゲットは、前記更なる磁界の変化を誘起するための第1の数の特徴を有している、少なくとも第1の更なる磁気センサと、を備える磁気センサシステム。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US202163265722P | 2021-12-20 | 2021-12-20 | |
| US63/265,722 | 2021-12-20 | ||
| PCT/EP2022/086806 WO2023118012A1 (en) | 2021-12-20 | 2022-12-19 | A magnetic sensor system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025500385A JP2025500385A (ja) | 2025-01-09 |
| JP7792003B2 true JP7792003B2 (ja) | 2025-12-24 |
Family
ID=
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| JP2019191155A (ja) | 2018-03-12 | 2019-10-31 | エヌテエヌ−エスエヌエール ルルモン | 回転部材の少なくとも1つの回転パラメータを決定するためのシステム |
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