JP7784293B2 - 光学装置 - Google Patents
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Description
特許文献1は、光源から気体に光を照射した後、当該気体によって散乱された当該光を受光素子が受光することで、当該気体に含まれている粒子を検出する光学装置を開示している。
そこで本発明は、コンパクトな構成で物体に光を効率良く照射することができる光学装置を提供することを目的とする。
従来、球面状の反射面と回転楕円面状の反射面とを用いて照明した物体からの拡散光を受光素子に効率良く集光する光学装置が提案されている。
例えば、回転楕円面状の反射面の焦点と球面状の反射面の中心とが互いに同一の位置に有る光学系を用いて大気中に含まれる微粒子を検出する検出装置が知られている。
また、球面状の反射面を用いて光源からの光を物体に照射することで物体の表面を検査する検査装置が知られている。
そこで本実施形態は、コンパクトな構成で光源からの光を物体に効率良く照射することができる光学装置を提供することを目的としている。
本実施形態に係る光学装置1は、光源100、第1の反射面101及び第2の反射面102を備えている。
なお光源100としては、発光ダイオードの代わりに、レーザー光源や分光光源等の発光素子や発光装置を用いても構わない。
第2の反射面102は、ミラー等の反射手段であり、光源100の中心を含むと共に、物体103に平行な基準面に垂直な断面内(紙面に平行な断面)において直線形状を有している。
受光素子104は、フォトダイオード(PD)等の受光手段であり、第2の反射面102によって反射された光の一部を受光する。
そして、第1の反射面101によって物体103に向けて反射された当該光は、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面102に入射する。
そして、再び物体103によって反射された当該光の一部は、再び第2の反射面102に入射する。
そして、再び第2の反射面102によって反射された当該光の一部は、受光素子104に入射する。
なお物体103としては、白色板の代わりに、紙、粉末、液体状あるいは気体状の物体等を用いても構わない。
ここで例えば、主物質1031としては硫酸バリウムのような反射率に応じて入射した光の一部を反射する物質が考えられると共に、不純物1032としては黒鉛のような吸収率に応じて入射した光の一部を吸収する物質が考えられる。
本実施形態に係る光学装置1において照明される物体103は、反射率に応じて入射した光の一部を反射する主物質1031と、吸収率に応じて入射した光の一部を吸収する不純物1032とによって構成されていれば上記の組み合わせに限られず、多種多様な組み合わせが考えられる。
このとき、物体103aに対して第1の反射面101によって反射された光Aが入射すると、光Aが物体103aの内部で主物質1031と相互作用することで、光Bが物体103aの表面から拡散反射される。
このとき、物体103bに対して第1の反射面101によって反射された光Aが入射すると、光Aが物体103bの内部で主物質1031及び不純物1032と相互作用することで、光Cが物体103bの表面から拡散反射される。
これにより、物体103bにおける主物質1031に対する不純物1032の割合を検知することができる。
次に、物体103bの表面から拡散反射された光Cは、上記のように第2の反射面102によって反射されることで、図3(b)に示されているように、再び物体103bに入射する。
次に、物体103bの表面から拡散反射された光Dは、上記のように第2の反射面102によって反射されることで、図3(c)に示されているように、再び物体103bに入射する。
そして、物体103bに対して第2の反射面102によって反射された光Dが入射すると、光Dが物体103bの内部で主物質1031及び不純物1032と相互作用することで、光Eが物体103bの表面から拡散反射される。
そして、上記のように不純物1032は入射した光の一部を吸収するため、物体103bによって反射される光の光量は、当該相互作用の回数が増大するにつれて、減少していく。
そして図3(a)に示されているように、不純物1032が含まれている物体103bに対して第1の反射面101によって反射された光Aが入射すると、光Aが不純物1032と相互作用(一回目)することによって一部が吸収された後、光Cが物体103bの表面から拡散反射される。
このとき光Cの相対光量RIは、0.90に減少しているとする。
このとき光Dの相対光量RIは、0.81に減少する。
これにより光Eの相対光量RIは、0.73に減少する。
具体的には、物体103cでは不純物1032の含有量が主物質1031に対して1%、物体103dでは不純物1032の含有量が主物質1031に対して2%、物体103bでは不純物1032の含有量が主物質1031に対して3%となっている。
また図5(b)に示されているように、物体103dに対して第1の反射面101によって反射された光Aが入射すると、光Aが不純物1032と相互作用することによって一部が吸収された後、光Gが物体103dの表面から拡散反射されるとする。
すなわちこの場合、光Hは図3(a)に示されている光Cと同一である。
ここで、不純物1032の含有量に関する検知量Tは、図2(a)に示されている不純物1032が含まれていない物体103aの表面から反射される光Bの相対光量RI(=1)と、対応する物体の表面から反射される光の相対光量RIとの間の差、すなわち以下の式(1)のように定義される。
T=1-RI ・・・(1)
また、不純物1032の含有量が1%である物体103cの表面から反射される光Fを受光素子104が受光したときの検知量Tは、0.10×(1/3)=0.03と求まる。
すなわち、物体103c、物体103d及び物体103bそれぞれにおいて入射した光が不純物1032と一回だけ相互作用する場合に、図6(a)に示されているような検知量Tが得られる。
この場合、不純物1032の含有量が3%である物体103bの表面から反射される光Hは図3(c)に示されている光Eと同一となる。
そして、光Eの相対光量RIは、図4に示されているように0.73であることから、光Hを受光素子104が受光したときの検知量Tは、式(1)から0.27と求まる。
また、不純物1032の含有量が2%である物体103dの表面から反射される光Gを受光素子104が受光したときの検知量Tは、0.27×(2/3)=0.18と求まる。
図6(a)及び(b)に示されているように、物体103の内部において光と不純物1032との間の相互作用の回数を増やすことで、検知量Tを増大させることができる。
そして検知量Tが増大することで、物体103における不純物1032の含有量を精度良く決定することができる。
また、物体103からの光を第2の反射面102によって反射することで、物体103を複数回照明することができ、これにより光と物体103を構成する主物質1031や不純物1032との間の相互作用の回数を増やすことができる。
図7(a)及び(b)はそれぞれ、第二実施形態に係る光学装置2の一部投影図及び一部上面図を示している。
また図7(c)は、第二実施形態に係る光学装置2の図7(a)中の7C-7C線で切断した断面図を示している。
なお光源100としては、発光ダイオードの代わりに、レーザー光源や分光光源等の発光素子や発光装置を用いても構わない。
基板105は、光源100及び受光素子104を保持する部材であり、開口部105a(第1の開口部)が形成されている。
なお反射素子200の材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
なお第2の反射面201、第1の反射面202及び第3の反射面203には、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
具体的に第1の反射面202及び第3の反射面203は、曲率半径Rが7.5mm、コーニック係数Kが-0.444である回転楕円面の一部となっている。
また、第3の反射面203を形成する回転楕円面の受光素子104側の面頂点と焦点とを通る(含む)光軸O2は、基準面RPに対してθ=20.964°だけ傾いている。
換言すると、光軸O1及びO2はそれぞれ、基板105の表面(基板面)に対して非平行である。
また第2の反射面201は、曲率半径Rが18mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
すなわち第1の反射面202及び第2の反射面201は、互いに異なる形状を有する。具体的に第1の反射面202及び第2の反射面201は、互いに異なる曲率を有する。
また受光素子104は、第3の反射面203の一方の焦点(第1の焦点)を含むように配置されている。
なお第1の反射面202及び第3の反射面203それぞれの他方の焦点は、第2の反射面201の中心と同一の位置に有ることが好ましい。
そして物体103は、第1の反射面202及び第3の反射面203それぞれの他方の焦点の少なくとも一方を含むように配置される。
そして第1の反射面202によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面201及び第3の反射面203に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面201及び第3の反射面203に入射する。
そして、第3の反射面203によって反射された光の一部は、受光素子104に入射する。
また第3の反射面203とは、物体103からの光の一部を受光素子104に向けて反射する反射領域と定義される。
なおここで、受光素子104によって受光された光の受光光量の総量を100%としている。
換言すると、本実施形態に係る光学装置2では上記の構成を採ることで、物体103と第2の反射面201との間で10回以上往復した光、すなわち物体103によって10回以上反射された光を受光素子104に導光することが可能となる。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、反射素子200の外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
そして、上記の構成を採ることにより、物体103と第2の反射面201との間で光が往復する回数、すなわち光が物体103によって反射される回数を更に増やすことができる。
図9(a)及び(b)はそれぞれ、第三実施形態に係る光学装置3の一部投影図及び一部上面図を示している。
また図9(c)は、第三実施形態に係る光学装置3の図9(a)中の9C-9C線で切断した断面図を示している。
なお本実施形態に係る光学装置3は、反射素子200の代わりに反射素子300を設けていること以外は、第二実施形態に係る光学装置2と同一の構成であるため、同一の部材には同一の符番を付して説明を省略する。
なお反射素子300の材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
なお第2の反射面301、第1の反射面302及び第3の反射面303には、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
具体的に第1の反射面302及び第3の反射面303はそれぞれ、図9(a)において斜線部で示されているように、コーニック係数Kが-1.0≦K<0.0の範囲にある非球面である。
より具体的に第1の反射面302及び第3の反射面303は、曲率半径Rが7.5mm、コーニック係数Kが-0.444である回転楕円面の一部となっている。
なお第2の反射面301としては、多数の微細なコーナーキューブの代わりに、多数の微細な球体が配置されている等、再帰反射機能を有する種々の形状を有する再帰反射面を用いてもよい。
また受光素子104は、第3の反射面303の一方の焦点を含むように配置されている。
そして物体103は、第1の反射面302及び第3の反射面303それぞれの他方の焦点の少なくとも一方を含むように配置される。
そして第1の反射面302によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面301及び第3の反射面303に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面301及び第3の反射面303に入射する。
そして、第3の反射面303によって反射された光の一部は、受光素子104に入射する。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、反射素子300の外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
加えて、再帰反射機能を有するように第2の反射面301を形成することで、第二実施形態に係る光学装置2に比べて、反射素子300の厚みを薄くすることができる。
図10(a)及び(b)はそれぞれ、第四実施形態に係る光学装置4の一部投影図及び一部上面図を示している。
また図10(c)は、第四実施形態に係る光学装置4の図10(a)中の10C-10C線で切断した断面図を示している。
なお本実施形態に係る光学装置4は、反射素子200の代わりに反射素子400を設けていること以外は、第二実施形態に係る光学装置2と同一の構成であるため、同一の部材には同一の符番を付して説明を省略する。
なお反射素子400の材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
なお第2の反射面401、第1の反射面402及び第3の反射面403には、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
具体的に第1の反射面402及び第3の反射面403はそれぞれ、図10(a)において斜線部で示されているように、コーニック係数Kが-1.0≦K<0.0の範囲にある非球面である。
より具体的に第1の反射面402及び第3の反射面403は、曲率半径Rが7.5mm、コーニック係数Kが-0.444である回転楕円面の一部となっている。
そして第1の部分反射面4011は、曲率半径Rが15mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
また第3の部分反射面4013は、曲率半径Rが18mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
そして、第1の部分反射面4011、第2の部分反射面4012及び第3の部分反射面4013それぞれの中心は、互いに同一の位置に有る。
また受光素子104は、第3の反射面403の一方の焦点を含むように配置されている。
そして物体103は、第1の反射面402及び第3の反射面403それぞれの他方の焦点の少なくとも一方を含むように配置される。
そして第1の反射面402によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面401及び第3の反射面403に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面401及び第3の反射面403に入射する。
そして、第3の反射面403によって反射された光の一部は、受光素子104に入射する。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、反射素子400の外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
なお、第1の部分反射面4011、第2の部分反射面4012及び第3の部分反射面4013それぞれの曲率半径Rを互いに同一にする、すなわち第2の反射面401をフレネル面の形状に設計しても本実施形態に係る光学装置4と同等の効果を得ることができる。
図11(a)及び(b)はそれぞれ、第五実施形態に係る光学装置5の一部投影図及び一部上面図を示している。
また図11(c)、(d)及び(e)はそれぞれ、第五実施形態に係る光学装置5の図11(a)中の11C-11C線、11D-11D線及び11E-11E線で切断した断面図を示している。
受光素子1003は、フォトダイオード(PD)等の受光手段である。
基板1005は、第1の光源1001、第2の光源1002及び受光素子1003を保持する部材であり、開口部1005aが形成されている。
なお反射素子500の材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
なお第2の反射面501、第1の反射面502、第4の反射面503及び第3の反射面504には、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
具体的に第1の反射面502、第4の反射面503及び第3の反射面504は、曲率半径Rが7.5mm、コーニック係数Kが-0.444である回転楕円面の一部となっている。
また第2の反射面501は、曲率半径Rが18mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
また図11(d)に示されているように、第2の光源1002は、第4の反射面503の一方の焦点を含むように配置されている。
また図11(e)に示されているように、受光素子1003は、第3の反射面504の一方の焦点を含むように配置されている。
また物体103は、第1の反射面502、第4の反射面503及び第3の反射面504それぞれの他方の焦点の少なくとも一つを含むように配置される。
そして第1の反射面502によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面501及び第3の反射面504に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面501及び第3の反射面504に入射する。
そして図11(e)に示されているように、第3の反射面504によって反射された光の一部は、受光素子1003に入射する。
そして第4の反射面503によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面501及び第3の反射面504に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面501及び第3の反射面504に入射する。
そして図11(e)に示されているように、第3の反射面504によって反射された光の一部は、受光素子1003に入射する。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、反射素子500の外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
またその場合には、複数の波長の光を受光することができるように複数の受光素子1003を設けても構わない。
更に、受光素子1003にフィルタを設けることで、受光する光の波長を選択することも可能である。
図12(a)及び(b)はそれぞれ、第六実施形態に係る光学装置6の一部投影図及び一部上面図を示している。
また図12(c)、(d)及び(e)はそれぞれ、第六実施形態に係る光学装置6の図12(a)中の12C-12C線、12D-12D線及び12E-12E線で切断した断面図を示している。
なお本実施形態に係る光学装置6は、反射素子500の代わりに反射素子600を設けていること以外は、第五実施形態に係る光学装置5と同一の構成であるため、同一の部材には同一の符番を付して説明を省略する。
なお反射素子600の材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
なお第2の反射面601、第1の反射面602、第4の反射面603及び第3の反射面604には、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
具体的に第1の反射面602、第4の反射面603及び第3の反射面604は、曲率半径Rが9mm、コーニック係数Kが-1である回転放物面の一部となっている。
また第2の反射面601は、曲率半径Rが18mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
また図12(d)に示されているように、第2の光源1002は、第4の反射面603の焦点(第1の焦点)を含むように配置されている。
そして物体103は、第2の反射面601の中心近傍を含むように配置される。
そして第1の反射面602によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面601及び第3の反射面604に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面601及び第3の反射面604に入射する。
そして図12(e)に示されているように、第3の反射面604によって反射された光の一部は、受光素子1003に入射する。
そして第4の反射面603によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面601及び第3の反射面604に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面601及び第3の反射面604に入射する。
そして図12(e)に示されているように、第3の反射面604によって反射された光の一部は、受光素子1003に入射する。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、反射素子600の外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
これにより、物体103の位置が変化しても受光素子1003によって受光される光の光量、すなわち検知量Tの変化を小さくすることができる。
図13(a)及び(b)はそれぞれ、第七実施形態に係る光学装置7の一部投影図及び一部上面図を示している。
また図13(c)は、第七実施形態に係る光学装置7の基準面に垂直な断面で切断した図を示している。
光源7031は、発光ダイオード(LED)等の発光手段である。なお光源7031としては、発光ダイオードの代わりに、レーザー光源や分光光源等の発光素子や発光装置を用いても構わない。
また照明レンズ7032は、光源7031から出射した光に対して所定の屈折作用を施す。
受光素子7041は、フォトダイオード(PD)等の受光手段である。
また結像レンズ7042は、入射した光を受光素子7041上に集光する。
なお反射素子700の材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
なお第2の反射面701及び第1の反射面702には、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
以下に示すように、本実施形態に係る光学装置7では、第1の反射面702は、第一乃至第六実施形態に係る光学装置における第3の反射面の機能も担っている。
具体的に第1の反射面702は、曲率半径Rが28.8mm、コーニック係数Kが-1である回転放物面の一部となっている。
また第2の反射面701は、曲率半径Rが18mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
また受光ユニット704は、第2の反射面701の中心近傍からの光(発散光)が第1の反射面702を介して受光素子7041上に集光されるように配置されている。
そして物体103は、第2の反射面701の中心及び第1の反射面702の焦点の少なくとも一方を含むように配置される。
そして第1の反射面702によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面701及び第1の反射面702に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面701及び第1の反射面702に入射する。
そして、第1の反射面702によって反射された光の一部は、結像レンズ7042を通過した後、受光素子7041に入射する。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、反射素子700の外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
これにより、光源7031及び受光素子7041を配置することができる領域を広げることが可能となる。
図14(a)は、第八実施形態に係る光学装置8の一部投影図を示している。
また図14(b)は、第八実施形態に係る光学装置8の図14(a)中の14B-14B線で切断した断面図を示している。
受光素子104は、フォトダイオード(PD)等の受光手段である。
第1の基板1051及び第2の基板1052はそれぞれ、光源100及び受光素子104を保持する部材である。
また第2の反射素子800bは、物体103を通過した光を反射する機能を有しており、材料としては樹脂が用いられる。
なお第1の反射素子800a及び第2の反射素子800bの材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
また第2の反射素子800bには、いずれも金属蒸着が施されたミラー面である、第4の反射面801b(第2の反射面)及び第3の反射面802bが形成されている。
なお第2の反射面801a、第1の反射面802a、第4の反射面801b及び第3の反射面802bには、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
具体的に第1の反射面802a及び第3の反射面802bは、曲率半径Rが7.5mm、コーニック係数Kが-0.444である回転楕円面の一部となっている。
また第2の反射面801a及び第4の反射面801bは、曲率半径Rが18mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
また受光素子104は、第3の反射面802bの一方の焦点を含むように配置されている。
そして物体103は、第1の反射面802a及び第3の反射面802bそれぞれの他方の焦点の少なくとも一方を含むように配置される。
そして第1の反射面802aによって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射されるか、若しくは物体103を透過する。
一方、物体103を透過した当該光の一部は、第4の反射面801bに入射する。
また、第4の反射面801bによって物体103に向けて反射された光は、物体103によって第4の反射面801b又は第3の反射面802bに向けて反射されるか、若しくは物体103を透過する。
そして、第3の反射面802bによって反射された光の一部は、受光素子104に入射する。
また図15(b)は、本実施形態に係る光学装置8において光が物体103bによって反射される、若しくは物体103bを透過する様子を示した模式図である。
このとき、物体103aに対して第1の反射面802aによって反射された光Aが入射すると、光Aが物体103aの内部で主物質1031と相互作用することで、光Bが物体103aの表面から拡散反射されると共に、光Iが物体103aの裏面から拡散透過する。
なおここで、物体103aの表面及び裏面とはそれぞれ、物体103aの第2の反射面801a及び第4の反射面801bに対向する面とする。
このとき、物体103bに対して第1の反射面802aによって反射された光Aが入射すると、光Aが物体103bの内部で主物質1031及び不純物1032と相互作用することで、光Cが物体103bの表面から拡散反射されると共に、光Jが物体103bの裏面から拡散透過する。
これにより、物体103bにおける主物質1031に対する不純物1032の割合を検知することができる。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、第1の反射素子800a及び第2の反射素子800bの外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
加えて本実施形態に係る光学装置8では、物体103を透過した光を検出することも可能である。
また本実施形態に係る光学装置8では、第1の基板1051及び第2の基板1052を互いに別体として設けているが、これに限らず互いに一体として設けても構わない。
図16(a)は、第九実施形態に係る光学装置9の一部投影図を示している。
また図16(b)は、第九実施形態に係る光学装置9の図16(a)中の16B-16B線で切断した断面図を示している。
受光素子104は、フォトダイオード(PD)等の受光手段である。
第1の基板1051及び第2の基板1052はそれぞれ、光源100及び受光素子104を保持する部材である。
なお反射素子900の材料としては、樹脂の代わりに金属等、種々の材料を用いても構わない。
なお第2の反射面901及び第1の反射面902には、金属蒸着を施す代わりに、全反射や光沢コーティング等の種々の反射手段を設けても構わない。
また第2の反射面901を含む反射素子900の一部には、図16(a)及び(b)に示されているように、物体103によって反射された光の一部が通過する開口部905(第2の開口部)が形成されている。
具体的に第1の反射面902は、曲率半径Rが7.5mm、コーニック係数Kが-0.444である回転楕円面の一部となっている。
また第2の反射面901は、曲率半径Rが18mm、コーニック係数Kが0である球面の一部となっている。
一方、受光素子104は、反射素子900の外部に配置されている。
そして物体103は、第1の反射面902の他方の焦点を含むように配置される。
そして第1の反射面902によって物体103に向けて反射された当該光が、物体103によって反射された後、一部が第2の反射面901に入射するか、若しくは開口部905を通過した後に受光素子104に入射する。
そして、物体103によって再び反射された当該光の一部は、第2の反射面901に再び入射するか、若しくは開口部905を通過した後に受光素子104に入射する。
そして検知量Tが更に増大することで、物体103における不純物1032の含有量を更に精度良く決定することができる。
また、反射素子900の外部に配置されている物体103を効率良く照明することが可能である。
加えて本実施形態に係る光学装置9では、第2の基板1052及び物体103が互いに離間されていることで、双方の配置の自由度を高めることができる。
図17(a)及び(b)はそれぞれ、本実施形態に係る計測装置50の模式的断面図を示している。
なお、本実施形態に係る計測装置50に設けられている光源100、反射素子200及び基板105の構成は、第二実施形態に係る光学装置2と同一であるため、説明を省略する。
演算装置2000は、受光素子104の出力、具体的には受光素子104によって受光された光の光量に基づいて、検知量T、ひいては物体103における不純物1032の含有量等を算出するための種々の演算を行う。
出力装置4000は、例えばモニターや外部出力端末であり、演算装置2000によって算出された種々の演算結果を出力する。
ここで標準物体113としては、予め特性が分かっている、具体的には不純物の含有量が分かっている、例えば標準白色板を用いる。
そして、演算装置2000が当該検出された光量に対して平均化処理等を行うことで、光量I1が取得された後、当該光量I1を標準物体113における検出結果として記憶装置3000に保存する。
ここで被検物体123とは、検査対象としての不純物が含まれている物体である。
次に、演算装置2000が当該検出された光量に対して平均化処理等を行うことで、光量I2が取得される。
そして、演算装置2000によって算出された結果が出力装置4000によって出力される。
図18は、本実施形態に係る計測装置50が搭載された画像形成装置60の要部副走査断面図を示している。
画像形成装置60は、光走査装置61、62、63、64、及び像担持体としての感光体ドラム81、82、83、84を備えている。
また画像形成装置60は、現像器31、32、33、34、計測装置50、搬送ベルト51、プリンタコントローラ53、定着器54及び用紙カセット95を備えている。
その後、各色の静電潜像が現像器31、32、33、34によって各色トナー像に現像され、現像された各色トナー像が搬送ベルト51によって搬送された被転写材に転写器によって多重転写される。そして、転写されたトナー像が定着器54によって定着され、1枚のフルカラー画像が形成される。
そして、用紙カセット95から給送された被転写材に含まれている水分量を本実施形態に係る計測装置50を用いて計測することができ、当該計測結果に基づいて画像形成装置60において種々の調整を行うことができる。
また画像形成装置60は、それぞれ4個の光走査装置及び感光体ドラムの構成に限定されるものではない。例えば、光走査装置と感光体ドラムとがそれぞれ1個のみで構成されていても構わない。また、光走査装置と感光体ドラムとがそれぞれ2個、3個、若しくは5個以上で構成されていても構わない。
また、第二乃至第九実施形態に係る光学装置では全ての非球面を回転楕円面のみ若しくは回転放物面のみで形成していたが、これに限られない。すなわち、一部の非球面を回転楕円面に形成すると共に残りの非球面を回転放物面に形成したり、一部の非球面に高次の非球面形状を付加しても、本実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、第二乃至第九実施形態に係る光学装置において第1の反射面を球面の一部になるように形成すると共に、第2の反射面を非球面の一部になるように形成しても、本実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、第一乃至第九実施形態に係る光学装置において、光源や受光素子を配置する領域や個数等も本実施形態の要旨の範囲内で変更することが可能である。
この場合には、受光素子についても互いに波長が異なる複数の光をそれぞれ独立して検知することができるように構成してもよい。
100 光源
101 第1の反射面
102 第2の反射面
103 物体
Claims (19)
- 光源と、
受光素子と、
前記光源からの光を物体に向けて反射する第1の反射面と、
前記第1の反射面とは異なる形状を備え、前記物体からの前記光の一部を前記物体に向けて反射する第2の反射面と、
前記第2の反射面によって反射された後、前記物体によって反射された前記光の一部を前記受光素子に向けて反射する第3の反射面と、
前記受光素子の出力に基づいて前記物体における少なくとも一種類の物質の含有量を算出する演算部とを有することを特徴とする計測装置。 - 前記第1及び第2の反射面は、互いに異なる曲率を有することを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
- 光軸との交点を原点、光軸に平行な軸をX軸、光軸に垂直な断面をYZ断面、曲率半径をR、コーニック係数をKとし、前記第1、第2及び第3の反射面の形状を
と表したとき、前記第1、第2及び第3の反射面の少なくとも一つは、
-1.0≦K<0.0
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の計測装置。 - 前記第1の反射面は、
-1.0≦K<0.0
なる条件を満たすことを特徴とする請求項3に記載の計測装置。 - 前記光源は、前記第1の反射面の第1の焦点を含むように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の計測装置。
- 前記第1の反射面は、回転楕円面の一部であることを特徴とする請求項4または5に記載の計測装置。
- 前記物体は、前記第1の反射面の第2の焦点を含むように配置されることを特徴とする請求項6に記載の計測装置。
- 前記第2の反射面は、球面の一部であり、
前記第1の反射面の第2の焦点と前記第2の反射面の中心とは、互いに同一の位置にあることを特徴とする請求項6または7に記載の計測装置。 - 前記第1の反射面は、回転放物面の一部であることを特徴とする請求項4または5に記載の計測装置。
- 前記第1の反射面によって反射された前記光が通過する開口部が形成されている、前記光源を保持する基板を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の計測装置。
- 前記第1の反射面の光軸は、前記基板の表面に対して非平行であることを特徴とする請求項10に記載の計測装置。
- 前記第2の反射面は、球面の一部であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の計測装置。
- 前記第2の反射面は、多数の微細なコーナーキューブが配置されている形状を備えていることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の計測装置。
- 前記第1及び第2の反射面は、互いに接続されていることを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の計測装置。
- 前記光源は、互いに波長が異なる複数の光を出射することを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の計測装置。
- 前記第3の反射面は焦点を有する曲面の一部であり、前記受光素子は該焦点を含むように配置されていることを特徴とする請求項1乃至15の何れか一項に記載の計測装置。
- 前記受光素子は、互いに波長が異なる複数の光をそれぞれ検知することを特徴とする請求項1乃至16の何れか一項に記載の計測装置。
- 被走査面を走査する光走査装置と、該光走査装置により前記被走査面に形成される静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像された該トナー像を被転写材に転写する転写器と、転写された該トナー像を該被転写材に定着させる定着器と、該被転写材を前記物体として計測を行う請求項1乃至17の何れか一項に記載の計測装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 被走査面を走査する光走査装置と、外部機器から出力された信号を画像データに変換して該光走査装置に入力するプリンタコントローラと、被転写材を前記物体として計測を行う請求項1乃至17の何れか一項に記載の計測装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
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