JP7761156B2 - 制御装置、電力変換装置、電力変換装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

制御装置、電力変換装置、電力変換装置の制御方法およびプログラム

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Description

本開示は、制御装置、電力変換装置、電力変換装置の制御方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、スイッチング制御信号に従って直流電力を三相交流電力に変換するように構築された電力変換回路と、電力変換制御回路とを備えた電力変換装置が開示されている。電力変換制御回路は、三相交流出力電圧の正相電圧および三相交流出力電流の正相電流に基づいて正相電流指令信号を算出する。電力変換制御回路は、三相交流出力電圧の計測値および三相交流出力電流の計測値それぞれをdq変換する。これにより、逆相電圧のd軸成分である第一軸逆相電圧値と、逆相電圧のq軸成分である第二軸逆相電圧値と、逆相電流のd軸成分である第一軸逆相電流値と、逆相電流のq軸成分である第二軸逆相電流値とが算出される。電力変換制御回路は、逆相電流におけるd軸成分指令である第一軸逆相電流指令値を第二軸逆相電圧値に基づいて算出するとともに、逆相電流におけるq軸成分指令である第二軸逆相電流指令値を第一軸逆相電圧値に基づいて算出する。電力変換制御回路は、第一軸逆相電流指令値と第二軸逆相電流指令値と第一軸逆相電流値と第二軸逆相電流値とに基づいて逆相電流指令信号を算出し、且つ、正相電流指令信号と逆相電流指令信号とに基づいてスイッチング制御信号を生成する。
日本特許第6819818号公報
特許文献1では、正相電流指令信号と逆相電流指令信号とを合算した信号を、電力変換回路を制御する電流指令値として用いている。この場合、正相と逆相の位相関係によっては、合算後の電流指令値の振幅が過大となるおそれがあった。
本開示は、電流指令値の振幅を任意の値に制限できる制御装置、電力変換装置、電力変換装置の制御方法およびプログラムを得ることを目的とする。
本開示に係る制御装置は、正相d軸電流指令値と正相q軸電流指令値とを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力する第1変換部と、逆相d軸電流指令値と逆相q軸電流指令値とを二相三相変換して、前記三相の逆相電流指令値を出力する第2変換部と、前記三相の正相電流指令値と前記三相の逆相電流指令値を加算して前記三相の電流指令値を出力する加算部と、前記三相の電流指令値に基づきインバータを制御するインバータ制御部と、振幅補正部と、を備え、前記振幅補正部は、前記正相d軸電流指令値と前記正相q軸電流指令値と前記逆相d軸電流指令値と前記逆相q軸電流指令値とから、前記三相の振幅値を算出し、前記三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、前記三相の電流指令値の振幅が前記規定値を超えないように補正を行う。
本開示に係る電力変換装置の制御方法は、正相d軸電流指令値と正相q軸電流指令値とを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力することと、逆相d軸電流指令値と逆相q軸電流指令値とを二相三相変換して、前記三相の逆相電流指令値を出力することと、前記三相の正相電流指令値と前記三相の逆相電流指令値を加算して前記三相の電流指令値を出力することと、前記三相の電流指令値に基づきインバータを制御することと、前記正相d軸電流指令値と前記正相q軸電流指令値と前記逆相d軸電流指令値と前記逆相q軸電流指令値とから、前記三相の振幅値を算出することと、前記三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、前記三相の電流指令値の振幅が前記規定値を超えないように補正を行うことと、を含む。
本開示に係るプログラムは、電力変換装置を制御する制御装置のプロセッサで実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、正相d軸電流指令値と正相q軸電流指令値とを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力することと、逆相d軸電流指令値と逆相q軸電流指令値とを二相三相変換して、前記三相の逆相電流指令値を出力することと、前記三相の正相電流指令値と前記三相の逆相電流指令値を加算して前記三相の電流指令値を出力することと、前記三相の電流指令値に基づきインバータを制御することと、前記正相d軸電流指令値と前記正相q軸電流指令値と前記逆相d軸電流指令値と前記逆相q軸電流指令値とから、前記三相の振幅値を算出することと、前記三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、前記三相の電流指令値の振幅が前記規定値を超えないように補正を行うことと、を実行させるように構成されている。
本開示に係る制御装置電力変換装置の制御方法およびプログラムでは、三相の電流指令値の振幅が規定値を超えないように補正が行われる。従って、電流指令値の振幅を任意の値に制限できる。
実施の形態1に係る電力変換装置の構成を説明する図である。 実施の形態1に係る制御装置の構成を説明する図である。 実施の形態1に係る三相の電流指令値の振幅の補正方法を示すフローチャートである。 比較例に係る制御装置の構成を説明する図である。 実施の形態1に係る制御装置が有する処理回路のハードウェア構成例を示す図である。 実施の形態2に係る制御装置の構成を説明する図である。 実施の形態3に係る制御装置の構成を説明する図である。 実施の形態4に係る制御装置の構成を説明する図である。
各実施の形態に係る制御装置、電力変換装置、電力変換装置の制御方法およびプログラムについて図面を参照して説明する。同じまたは対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電力変換装置1の構成を説明する図である。電力変換装置1は、図1中左側の入力端が、図示しない直流電源と接続されている。また、電力変換装置1は、図1中右側の出力端が図示しない交流電力系統と接続されている。電力変換装置1は、直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を交流電力系統に出力する。本実施形態における電力変換装置1は、例えば太陽光発電(PV:Photovoltaics)用の電力変換装置(PV-PCS:Photovoltaics-Power Conditioning System)である。この場合、直流電源は例えば太陽光パネルである。直流電源の種類および電力変換装置1の用途は限定されない。
電力変換装置1は、直流スイッチ11と、直流コンデンサ12と、インバータ13と、交流リアクトル14と、交流コンデンサ15と、交流スイッチ16とを有する。また、電力変換装置1は、第1電流センサ21と、第1電圧センサ22と、第2電流センサ23と、第2電圧センサ24と、第3電流センサ25と、制御装置30とを有する。なお、図1において制御装置30の配線は省略されているが、電力変換装置1の各要素と制御装置30とは電気的に接続されている。
直流母線2は、直流電源とインバータ13の直流端とを接続する。直流母線2は、直流電力をインバータ13に供給する。直流母線2には、例えば、直流電源からインバータ13の直流端に向かって順に、第1電流センサ21と、直流スイッチ11と、第1電圧センサ22と、直流コンデンサ12とが配されている。
交流回路3は、インバータ13の交流端と交流電力系統とを接続する。交流回路3は、例えば三相三線式の三相交流回路である。三相三線式の三相交流回路では、電流または電圧の位相を互いにずらした三系統の単相交流を組み合わせた三相交流電力が、三本の電線またはケーブルを用いて供給される。交流回路3は、インバータ13によって変換された交流電力を交流電力系統側に供給する。交流回路3には、例えば、インバータ13の交流端から交流電力系統に向かって順に、第2電流センサ23と、交流リアクトル14と、交流コンデンサ15と、交流スイッチ16と、第2電圧センサ24と、第3電流センサ25とが配されている。
交流電力系統は、交流回路3を介しインバータ13の交流端と接続される。交流電力系統は、図示しない変圧器と接続される。交流電力系統は、例えば変圧器によって変圧された交流電力を受電設備に供給するための、発電・変電・送電・配電を統合したシステムである。交流電力系統は、例えば不特定の負荷に接続される。
直流スイッチ11は直流遮断器であり、直流母線2において第1電流センサ21と第1電圧センサ22との間に設けられる。直流スイッチ11は、制御装置30または図示しないオペレータ等からの投入指示または開放指示に従って、直流電源とインバータ13との間の直流母線2を接続または遮断する。直流スイッチ11が開放されると、直流電源からインバータ13に供給される直流電力が遮断される。
直流コンデンサ12は、直流母線2において、第1電圧センサ22とインバータ13の直流端との間に設けられる。直流コンデンサ12は、直流電源から出力される直流電圧を平滑化する平滑コンデンサである。直流コンデンサ12の電圧は、直流スイッチ11が投入されているときは、直流電力により充電されて上昇し、直流スイッチ11が開放されているときは、図示しない放電回路、放電抵抗等により放電されて低下する。
インバータ13は、直流端が直流母線2を介して直流コンデンサ12および直流スイッチ11と接続され、交流端が交流リアクトル14と接続される。インバータ13は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等の複数のスイッチング素子で構築される。インバータ13は、例えば、後述のPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御部65で生成されるスイッチング素子のゲート駆動信号であるパルス幅変調信号によって制御される。
インバータ13は、直流電源から供給される直流電力を一端側から取得し、パルス幅変調信号による制御に従い、取得した直流電力を交流電力に変換して、出力端である他端側から出力して交流電力系統側に供給する。なお、以下では、パルス幅変調信号は、「PWM信号」とも称される。
交流リアクトル14は、インバータ13の交流端と直列に接続される。交流リアクトル14は、例えば、分岐点15aを介してL型に接続された交流コンデンサ15とともに、LCフィルタ回路を構成する。LCフィルタ回路は、インバータ13のスイッチング素子がスイッチングするときに発生するリプルを低減させることができる。
交流コンデンサ15は、電荷を蓄積および放出する電子部品であり、分岐点15aを介して交流リアクトル14とL型に接続される。交流コンデンサ15が交流リアクトル14とともにフィルタ回路を構成することで、交流電力系統側に高調波電流が流出することを抑制できる。
交流スイッチ16は交流遮断器であり、交流コンデンサ15と交流電力系統との間に直列に設けられる。交流スイッチ16は、例えば、制御装置30または図示しないオペレータ等からの投入指示または開放指示に従って、インバータ13と交流電力系統との間の交流回路3を接続または遮断する。交流スイッチ16が開放されるとインバータ13から交流電力系統に供給される交流電力が遮断される。
第1電流センサ21は、例えば、公知の直流電流計または直流電流センサである。第1電流センサ21は、直流電源と直流スイッチ11との間に配置され、直流電源から流れる直流電流iDCの値を検出する。なお、第1電流センサ21が配置される位置は、図1に示される位置には限られず、直流電流iDCの値を検出可能な位置であれば良い。第1電流センサ21によって検出された直流電流iDCは、制御装置30によって取得される。
第1電圧センサ22は、例えば公知の直流電圧計または直流電圧センサである。第1電圧センサ22は、直流スイッチ11と直流コンデンサ12との間に配置され、直流コンデンサ12の直流電圧vDCの値を検出する。なお、第1電圧センサ22が配置される位置は、図1に示される位置には限られず、直流電圧vDCの値を検出可能な位置であれば良い。第1電圧センサ22によって検出された直流電圧vDCは、制御装置30によって取得される。
第2電流センサ23は、例えば公知の交流電流計または交流電流センサである。第2電流センサ23は、インバータ13と交流リアクトル14との間に配置され、インバータ13の出力電流であり三相交流電流であるインバータ出力電流iACの値を検出する。なお、第2電流センサ23が配置される位置は、図1に示される位置には限られず、インバータ出力電流iACの値を検出可能な位置であれば良い。第2電流センサ23によって検出されたインバータ出力電流iACは、制御装置30によって取得される。
第2電圧センサ24は、例えば公知の交流電圧計または交流電圧センサである。第2電圧センサ24は、交流スイッチ16と交流電力系統との間に配置され、交流電力系統における三相交流電圧である系統電圧vGridの値を検出する。なお、第2電圧センサ24が配置される位置は、図1に示される位置には限られず、系統電圧vGridの値を検出可能な位置であれば良い。第2電圧センサ24によって検出された系統電圧vGridは、制御装置30によって取得される。
第3電流センサ25は、例えば公知の交流電流計または交流電流センサである。第3電流センサ25は、交流スイッチ16と交流電力系統との間に配置され、交流電力系統に流れる三相交流電流である系統電流iGridの値を検出する。なお、第3電流センサ25が配置される位置は、図1に示される位置には限られず、系統電流iGridの値を検出可能な位置であれば良い。第3電流センサ25によって検出された系統電流iGridは、制御装置30によって取得される。
制御装置30は電力変換装置1を制御する。制御装置30は、例えば、電力変換装置1の内部または外部に設けられ、インバータ13を始めとする電力変換装置1の各構成と、有線または無線によって接続されている。なお、制御装置30は、不図示のインバータ制御回路の機能として実現されていても良い。制御装置30は、例えば、図示しない上位装置からの指示または図示しない操作部を介したオペレータからの指示に従って動作しても良い。なお、上位装置は、例えば、複数台の電力変換装置1を統括的に監視および制御し、各電力変換装置1と有線または無線で接続されている。
制御装置30は、PLL(Phase Locked Loop)制御部41と、変換部42と、変換部43と、電力制御部31の構成または機能を有する。また、制御装置30は、MPPT(Maximum Power Point Tracking:最大電力点追従)制御部55と、減算部56と、直流電圧制御部57の構成または機能を有する。さらに、制御装置30は、加算部61と、変換部32と、変換部33と、積算部34と、減算部63と、電流制御部64と、PWM制御部65の構成または機能を有する。
PLL制御部41は、第2電圧センサ24と、変換部42、43に接続される。PLL制御部41は系統電圧vGridの情報を取得する。PLL制御部41は、系統電圧vGridに基づいてPLL制御を行い、系統電圧vGridに同期した基準位相θの情報を変換部42、43に出力する。
変換部42は、第2電圧センサ24と、PLL制御部41と、電力制御部31と接続される。変換部42は、系統電圧vGridの情報と、PLL制御部41から出力される基準位相θの情報とを取得する。変換部42は、取得した基準位相θに基づいて三相二相変換を行い、系統電圧vGridを正相d軸電圧の値と正相q軸電圧の値とに変換する。三相二相変換はdq変換とも呼ばれる。なお、dq変換の基準位相θは、例えばq軸電圧成分を0とする。変換部42は、正相d軸電圧の値の情報と正相q軸電圧の値の情報とを電力制御部31に出力する。
変換部42は、さらに第2電流センサ23と、第3電流センサ25と、電力制御部31と接続される。変換部42は、インバータ出力電流iACの情報と、系統電流iGridの情報と、PLL制御部41から出力される基準位相θの情報とを取得する。変換部42は、取得した基準位相θに基づいて三相二相変換を行い、インバータ出力電流iACと系統電流iGridとを正相d軸電流の値と正相q軸電流の値とにそれぞれ変換する。なお、dq変換の基準位相θは、例えば、q軸電圧成分を0とする。変換部42は、正相d軸電流の値の情報と正相q軸電流の値の情報とを電力制御部31に出力する。インバータ出力電流の正相d軸電流の値は後述する正相d軸電流測定値Ipd_fbkに該当し、正相q軸電流の値は後述する正相q軸電流測定値Ipq_fbkに該当する。
変換部43は第2電圧センサ24と、PLL制御部41と、電力制御部31と接続される。変換部43は、系統電圧vGridの情報と、PLL制御部41から出力される基準位相θの情報とを取得する。変換部43は、取得した基準位相θに基づいて三相二相変換を行い、系統電圧vGridを逆相d軸電圧の値と逆相q軸電圧の値とに変換する。変換部43は、逆相d軸電圧の値の情報と逆相q軸電圧の値の情報とを電力制御部31に出力する。
変換部43は、さらに第2電流センサ23と、第3電流センサ25と、電力制御部31と接続される。変換部43は、インバータ出力電流iACの情報と、系統電流iGridの情報と、PLL制御部41から出力される基準位相θの情報とを取得する。変換部43は、取得した基準位相θに基づいて三相二相変換を行い、インバータ出力電流iACと系統電流iGridとを逆相d軸電流の値と逆相q軸電流の値とにそれぞれ変換する。変換部43は、逆相d軸電流の値の情報と逆相q軸電流の値の情報とを電力制御部31に出力する。インバータ出力電流の逆相d軸電流の値は後述する逆相d軸電流測定値Ind_fbkに該当し、逆相q軸電流の値は後述する逆相q軸電流測定値Inq_fbkに該当する。
電力制御部31は、変換部42、43と、加算部61と、変換部32、33と接続される。電力制御部31は、変換部42から正相d軸電圧、正相q軸電圧、正相d軸電流および正相q軸電流の値の情報を取得する。さらに電力制御部31は、変換部43から逆相d軸電圧、逆相q軸電圧、逆相d軸電流および逆相q軸電流の値の情報を取得する。電力制御部31は、取得した情報に基づいて、後述する正相d軸電流指令値と正相q軸電流指令値Ipq_refと逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refの値を求めても良い。
MPPT制御部55は、第1電流センサ21と、第1電圧センサ22と、減算部56と接続される。MPPT制御部55は、第1電流センサ21の検出値である直流電流iDCの情報と、第1電圧センサ22の検出値である直流電圧vDCの情報とを取得する。MPPT制御部55は、取得した直流電流iDCの情報と、直流電圧vDCの情報とに基づいて、例えば公知の山登り法に基づくMPPT制御を行い、直流電圧指令値v DCを算出する。MPPT制御部55によるMPPT制御のリミッタの範囲は、例えば装置毎に定められている。
減算部56は、第1電圧センサ22と、MPPT制御部55と接続される。減算部56は、第1電圧センサ22の検出値である直流電圧vDCの情報と、MPPT制御部55から出力される直流電圧指令値v DCの情報とを取得する。減算部56は、直流電圧指令値v DCから直流電圧vDCを減算した値を算出する。減算部56は、算出した値の情報を直流電圧制御部57に出力する。
直流電圧制御部57は、減算部56と、加算部61と接続される。直流電圧制御部57は、減算部56から出力される、直流電圧指令値v DCから直流電圧vDCを減算した値の情報を取得する。直流電圧制御部57は、取得した情報を制御して、正相d軸電流指令値を算出する。直流電圧制御部57は、算出した正相d軸電流指令値の情報を加算部61に出力する。
加算部61は、電力制御部31と、直流電圧制御部57と、変換部32と接続される。加算部61は、電力制御部31から出力されるd軸電流指令値の情報と、直流電圧制御部57から出力されるd軸電流指令値の情報とを取得する。加算部61は、取得したd軸電流指令値を加算した値を算出する。加算部61は、加算した値の情報を正相d軸電流指令値Ipd_refとして変換部32に出力する。
次に、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refと逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refとから、U相、V相、W相の三相の電流指令値を算出する方法について図1~3を用いて説明する。
図1に示されるように、変換部32は、電力制御部31と、加算部61と、積算部34と接続される。変換部32は、電力制御部31から出力される正相q軸電流指令値Ipq_refの情報と、加算部61から出力される正相d軸電流指令値Ipd_refの情報とを取得する。変換部32は、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refとを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力する。
変換部33は、電力制御部31と、積算部34と接続される。変換部33は、電力制御部31から出力される逆相d軸電流指令値Ind_refの情報と、逆相q軸電流指令値Inq_refの情報とを取得する。変換部33は、逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refとを二相三相変換して、三相の逆相電流指令値を出力する。
図2は、実施の形態1に係る制御装置30の構成を説明する図である。図2では制御装置30の要部が示されており、一部の構成が省略されている。図2に示されるように、変換部32、33の出力側には加算部35が設けられる。加算部35は、三相の正相電流指令値と三相の逆相電流指令値を加算して、三相の電流指令値を出力する。三相の電流指令値は、U相電流指令値、V相電流指令値およびW相電流指令値である。加算部35の出力側には積算部34が設けられる。三相の電流指令値は積算部34に入力される。
次に、三相の電流指令値の振幅の補正方法について説明する。電力制御部31と積算部34は、振幅補正部に該当する。振幅補正部は、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refと逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refとから、U相、V相、W相の三相の振幅値を算出する。振幅補正部は、算出した三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、三相の電流指令値の振幅が規定値を超えないように補正を行う。具体的には、振幅補正部は、加算部35から出力された三相の電流指令値に、三相の振幅値のうち最大の振幅値の逆数を積算することで、補正を行う。
図3は、実施の形態1に係る三相の電流指令値の振幅の補正方法を示すフローチャートである。電力制御部31の振幅計算部31aは、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refと逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refとから、三相の振幅値を算出する(ステップ21)。具体的には、U相、V相、W相それぞれの振幅を計算する。振幅計算部31aは、さらに算出した三相の振幅値のうち最大の振幅値を抽出する。次に、電力制御部31の比較部31bは、最大の振幅値と規定値とを比較する(ステップ22)。規定値は、例えば電力変換装置1の定格値である。図2の例では、比較部31bは定格値を100%として、最大の振幅値が100%を超過するか否かを判別している。なお、規定値は定格値に限らず、任意の値に設定されても良い。
最大の振幅値が規定値以下の場合は、制御を終了する。最大の振幅値が規定値より大きい場合、電力制御部31の逆数演算部31cは最大の振幅値の逆数を演算して、積算部34に出力する(ステップ23)。積算部34は、三相の電流指令値のそれぞれに最大の振幅値の逆数をかけ算した結果を、補正後の三相の電流指令値として出力する(ステップ24)。以上から、三相の電流指令値の振幅の補正が完了する。
次に、三相の振幅値を算出する方法について詳細に説明する。三相の電流指令値は二相三相変換の逆変換式を用いることで、数式1で表すことができる。
ここで、Iu、Iv、Iwは三相の電流指令値であり、Ipu、Ipv、Ipwは三相の正相電流指令値であり、Inu、Inv、Inwは三相の逆相電流指令値である。また、ipdは正相d軸電流指令値、ipqは正相q軸電流指令値、indは逆相d軸電流指令値、inqは逆相q軸電流指令値を示す。数式1を変換することで以下の数式2が得られる。
数式2を用いることで、正相d軸電流指令値ipdと正相q軸電流指令値ipqと逆相d軸電流指令値indと逆相q軸電流指令値inqとから、U相、V相、W相の三相の振幅値を算出することができる。
なお、図1と図2とでは、積算部34の数および位置が異なっている。図1では、変換部32、33の出力側に別個に積算部34が設けられている。このように、振幅補正部は、変換部32が出力する三相の正相電流指令値と、変換部33が出力する三相の逆相電流指令値に、それぞれ最大の振幅値の逆数を積算することで補正を行っても良い。逆数を積算した後、補正後の三相の正相電流指令値と、補正後の三相の逆相電流指令値は、減算部63で加算される。この方法によっても、図2の構成と同様の三相の電流指令値の振幅の補正が可能である。
次に、図1を用いて補正後の三相の電流指令値によるインバータ13の制御について説明する。減算部63は、第2電流センサ23と、積算部34と接続される。減算部63は、第2電流センサ23の検出値であるインバータ出力電流iACの情報と、補正後の三相の電流指令値i ACの情報とを取得する。なお、上述の通り、減算部63には、補正後の三相の電流指令値i ACに代えて、補正後の三相の正相電流指令値と補正後の三相の逆相電流指令値が入力されても良い。減算部63は、三相の電流指令値i ACからインバータ出力電流iACを減算した値を算出する。減算部63は、算出した値の情報を電流制御部64に出力する。
電流制御部64は、減算部63と、PWM制御部65と接続される。電流制御部64は、減算部63から出力される値の情報を取得する。電流制御部64は、取得した情報を制御して電圧指令値を算出する。電流制御部64は、算出した電圧指令値をPWM制御部65に出力する。
PWM制御部65は、インバータ13と、電流制御部64と接続される。PWM制御部65は、電流制御部64から電圧指令値を取得する。PWM制御部65は、取得した電圧指令値に基づいてPWM制御を行い、PWM信号であるゲート信号を発生させる。PWM制御部65は、発生させたゲート信号をインバータ13に出力し、インバータ13のスイッチング素子を制御して、インバータ13の動作を統括的に制御する。なお、PWM制御部65は、三相の電流指令値に基づきインバータ13を制御するインバータ制御部の一例である。
図4は比較例に係る制御装置830の構成を説明する図である。比較例に係る制御装置830は、振幅の補正が行われていない点が本実施の形態の制御装置30と異なる。この場合、正相と逆相の電流指令値の位相関係によっては、合算後の三相の電流指令値の振幅が過大となることがある。つまり、比較例では正相と逆相を合算した後の振幅が考慮されていないため、定格値を超えた値が出力される可能性があった。
これに対し本実施の形態では、正相電流指令値と逆相電流指令値から三相の電流指令値の振幅値を演算する。そして、三相のうち振幅値が最大の相の電流が規定値を超過する場合には、振幅値が最大の相の電流が規定値と一致するように電流指令値を補正できる。従って、電流指令値の振幅を任意の値に制限できる。また、本実施の形態の電力変換装置1は、正相と逆相の両方を用いることができるため、例えば逆相を出力する必要があるシステムにおいても本実施の形態の適用が可能である。
本実施の形態では、振幅値が最大の相の電流が規定値と一致するように補正がなされた。これに限らず、算出した三相の振幅値に基づき、三相の電流指令値の振幅が規定値を超えないように補正が実施されれば良い。
また、本実施の形態では正相d軸電流指令値Ipd_ref、正相q軸電流指令値Ipq_ref、逆相d軸電流指令値Ind_ref、逆相q軸電流指令値Inq_refが、測定値に基づき設定される例について説明した。これに限らず、正相d軸電流指令値Ipd_ref、正相q軸電流指令値Ipq_ref、逆相d軸電流指令値Ind_ref、逆相q軸電流指令値Inq_refは、電力制御部31または制御装置30が予め保持していても良い。正相d軸電流指令値Ipd_ref、正相q軸電流指令値Ipq_ref、逆相d軸電流指令値Ind_ref、逆相q軸電流指令値Inq_refは、電力変換装置1の外部からの指令に応じて、電力制御部31が出力しても良い。
また、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相d軸電流測定値Ipd_fbkの差分を打ち消すようにフィードバック制御が行われても良い。フィードバック制御にはPI補償器を用いることができる。この場合、図2に示される正相d軸電流指令値Ipd_refは、フィードバック制御後の信号であっても良い。同様に、正相q軸電流指令値Ipq_ref、逆相d軸電流指令値Ind_refおよび逆相q軸電流指令値Inq_refはフィードバック制御後の信号であっても良い。
図5は、実施の形態1に係る制御装置30が有する処理回路のハードウェア構成例を示す図である。制御装置30の各機能は、処理回路により実現することができる。一態様として、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ91と少なくとも1つのメモリ92とを備える。他の態様として、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア93を備える。
処理回路がプロセッサ91とメモリ92とを備える場合、各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、メモリ92に格納される。プロセッサ91は、メモリ92に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、制御装置30は、コンピュータとプログラムとによっても実現可能であり、プログラムは、記憶媒体に記憶されることも、ネットワークを通して提供されることも可能である。
処理回路が専用のハードウェア93を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、またはこれらを組み合わせたものである。各機能はこのようなハードウェア93で実現されても良い。制御装置30が有する各機能は、一部または全部がハードウェア93によって構成されてもよく、一部または全部が、プロセッサ91が実行するプログラムとして構成されても良い。
プロセッサ91で実行されるプログラムは、プロセッサ91に、少なくとも以下の第1から第6処理を実行させるように構成されていると言える。第1処理は、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refとを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力する処理である。第2処理は、逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refとを二相三相変換して、三相の逆相電流指令値を出力する処理である。第3処理は、三相の正相電流指令値と三相の逆相電流指令値を加算して三相の電流指令値を出力する処理である。第4処理は、三相の電流指令値に基づきインバータを制御する処理である。第5処理は、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refと逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refとから、三相の振幅値を算出する処理である。第6処理は、三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、三相の電流指令値の振幅が規定値を超えないように補正を行う処理である。
プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RISC(Reduced Instruction Set Computer)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)または別の処理ユニットであっても良い。また、プロセッサ91は、それらの二つ以上の組合せであっても良い。
メモリ92は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)または半導体メモリ等の、揮発性または不揮発性の記憶媒体である。また、メモリ92は、それらの二つ以上の組合せであっても良い。メモリ92は、例えば図示しないバス等により、各種の情報の入出力が可能なように制御装置30の各部と接続されている。メモリ92は、例えば、制御装置30の各部の動作に必要なプログラムを記憶するとともに、制御装置30の各部により、各種の情報の書き込みおよび読み出しが行われる。
メモリ92は、例えば、第1電流センサ21等の各センサ等によって取得された値を記憶する。また、メモリ92は、例えば、上述の規定値、定格値、振幅の補正のためのプログラム等を記憶している。また、メモリ92は、例えば、電力制御部31等の各部による演算結果等を記憶する。なお、メモリ92は、制御装置30の外部に設けられて有線または無線で制御装置30と接続されていても良く、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disc)等の外部記憶媒体等であっても、オンラインストレージ等であっても良い。
上述した変形は、以下の実施の形態に係る制御装置、電力変換装置、電力変換装置の制御方法およびプログラムについて適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る制御装置、電力変換装置、電力変換装置の制御方法およびプログラムについては実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る制御装置230の構成を説明する図である。実施の形態1では、変換部32、33の後段で振幅の補正が実施された。これに対し本実施の形態では、変換部32、33の前段で振幅の補正が実施される点が実施の形態1と異なる。つまり、本実施の形態では変換部32、33の入力側に積算部34が設けられる。他の構成は実施の形態1の構成と同様である。
実施の形態1と同様に、電力制御部31は、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refと逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refとから、三相の振幅値を算出する(ステップ21)。振幅計算部31aは、さらに算出した三相の振幅値のうち最大の振幅値を抽出する。次に、電力制御部31の比較部31bは、最大の振幅値と規定値とを比較する(ステップ22)。最大の振幅値が規定値以下の場合は、制御を終了する。最大の振幅値が規定値より大きい場合、電力制御部31の逆数演算部31cは最大の振幅値の逆数を演算して、積算部34に出力する(ステップ23)。
積算部34は、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refのそれぞれに、最大の振幅値の逆数をかけ算した結果を、変換部32に出力する(ステップ24)。また、積算部34は、逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refのそれぞれに、最大の振幅値の逆数をかけ算した結果を、変換部33に出力する(ステップ24)。
変換部32は、補正後の正相d軸電流指令値Ipd_refと補正後の正相q軸電流指令値Ipq_refとを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力する。変換部33は、補正後の逆相d軸電流指令値Ind_refと補正後の逆相q軸電流指令値Inq_refとを二相三相変換して、三相の逆相電流指令値を出力する。加算部35は、三相の正相電流指令値と三相の逆相電流指令値を加算して、三相の電流指令値を出力する。以上から、三相の電流指令値の振幅の補正が完了する。
本実施の形態の振幅補正部は、正相d軸電流指令値Ipd_refと正相q軸電流指令値Ipq_refと逆相d軸電流指令値Ind_refと逆相q軸電流指令値Inq_refに、それぞれ三相の振幅値のうち最大の振幅値の逆数を積算することで補正を行う。この場合も、三相の電流指令値の振幅の補正を行うことができ、電流指令値の振幅を任意の値に制限できる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る制御装置330の構成を説明する図である。本実施の形態の制御装置330は、実施の形態1の制御装置30に対して、振幅計算部31d、減算部31e、PI補償器31fおよび積算部36をさらに備えている。他の構成は実施の形態1の構成と同様である。
振幅計算部31dは、正相d軸電流測定値Ipd_fbkと正相q軸電流測定値Ipq_fbkと逆相d軸電流測定値Ind_fbkと逆相q軸電流測定値Inq_fbkとから、三相の電流測定値の振幅値であるフィードバック振幅値を算出する。この際、上述の数式2を用いることで、正相d軸電流測定値ipdと正相q軸電流測定値ipqと逆相d軸電流測定値indと逆相q軸電流測定値inqとから、U相、V相、W相の三相のフィードバック振幅値を算出することができる。
減算部31eには、補正後の三相の電流指令値の振幅と、三相のフィードバック振幅値が入力される。補正後の三相の電流指令値の振幅は、実施の形態1と同様の演算により、最大の振幅値の逆数を積算することによって補正されている。PI補償器31fは、補正後の三相の電流指令値の振幅と、フィードバック振幅値との差を打ち消すように、三相の電流指令値の振幅をさらに補正するための信号を出力する。積算部36において、積算部34から出力された補正後の三相の電流指令値のそれぞれに、PI補償器31fからの信号が積算される。
このように本実施の形態の振幅補正部は、積算部34による補正後の三相の電流指令値の振幅と、フィードバック振幅値との差を打ち消すように、フィードバック制御によってさらに三相の電流指令値の振幅を補正する。本実施の形態では、実施の形態1の効果に加えて、PI補償器31fによるフィードバック制御により、制御偏差を打ち消すことができる。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4に係る制御装置430の構成を説明する図である。本実施の形態の制御装置430は、実施の形態2の制御装置230に対して、実施の形態3で説明した振幅計算部31d、減算部31e、PI補償器31fおよび積算部36をさらに備えている。他の構成は実施の形態2の構成と同様である。
実施の形態3と同様に振幅計算部31dは、正相d軸電流測定値Ipd_fbkと正相q軸電流測定値Ipq_fbkと逆相d軸電流測定値Ind_fbkと逆相q軸電流測定値Inq_fbkとから、フィードバック振幅値を算出する。フィードバック振幅値は三相の電流測定値の振幅値である。
減算部31eには、補正後の三相の電流指令値の振幅と、三相のフィードバック振幅値が入力される。補正後の三相の電流指令値の振幅は、実施の形態2と同様の演算により、最大の振幅値の逆数を積算することによって補正されている。PI補償器31fは、補正後の三相の電流指令値の振幅と、フィードバック振幅値との差を打ち消すように、三相の電流指令値の振幅をさらに補正するための信号を出力する。加算部35から出力された補正後の三相の電流指令値のそれぞれに、積算部36においてPI補償器31fからの信号が積算される。
このように本実施の形態では、振幅値の逆数の積算による補正後の三相の電流指令値の振幅と、フィードバック振幅値との差を打ち消すように、フィードバック制御により三相の電流指令値の振幅をさらに補正する。本実施の形態においてもPI補償器31fによるフィードバック制御により、制御偏差を打ち消すことができる。
各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いても良い。
1 電力変換装置、2 直流母線、3 交流回路、11 直流スイッチ、12 直流コンデンサ、13 インバータ、14 交流リアクトル、15 交流コンデンサ、15a 分岐点、16 交流スイッチ、21 第1電流センサ、22 第1電圧センサ、23 第2電流センサ、24 第2電圧センサ、25 第3電流センサ、30 制御装置、31 電力制御部、31a 振幅計算部、31b 比較部、31c 逆数演算部、31d 振幅計算部、31e 減算部、31f PI補償器、32 変換部、33 変換部、34 積算部、35 加算部、36 積算部、41 PLL制御部、42 変換部、43 変換部、55 MPPT制御部、56 減算部、57 直流電圧制御部、61 加算部、63 減算部、64 電流制御部、65 PWM制御部、91 プロセッサ、92 メモリ、93 ハードウェア、230 制御装置、330 制御装置、430 制御装置、830 制御装置

Claims (8)

  1. 正相d軸電流指令値と正相q軸電流指令値とを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力する第1変換部と、
    逆相d軸電流指令値と逆相q軸電流指令値とを二相三相変換して、前記三相の逆相電流指令値を出力する第2変換部と、
    前記三相の正相電流指令値と前記三相の逆相電流指令値を加算して前記三相の電流指令値を出力する加算部と、
    前記三相の電流指令値に基づきインバータを制御するインバータ制御部と、
    振幅補正部と、
    を備え、
    前記振幅補正部は、
    前記正相d軸電流指令値と前記正相q軸電流指令値と前記逆相d軸電流指令値と前記逆相q軸電流指令値とから、前記三相の振幅値を算出し、
    前記三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、前記三相の電流指令値の振幅が前記規定値を超えないように補正を行うことを特徴とする制御装置。
  2. 前記振幅補正部は、前記三相の電流指令値に前記最大の振幅値の逆数を積算することで前記補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記振幅補正部は、前記三相の正相電流指令値と前記三相の逆相電流指令値にそれぞれ前記最大の振幅値の逆数を積算することで前記補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記振幅補正部は、前記正相d軸電流指令値と前記正相q軸電流指令値と前記逆相d軸電流指令値と前記逆相q軸電流指令値に、それぞれ前記最大の振幅値の逆数を積算することで前記補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記振幅補正部は、
    正相d軸電流測定値と正相q軸電流測定値と逆相d軸電流測定値と逆相q軸電流測定値とから、前記三相の電流測定値の振幅値であるフィードバック振幅値を算出し、
    前記補正後の前記三相の電流指令値の振幅と、前記フィードバック振幅値との差を打ち消すように、さらに前記三相の電流指令値の振幅を補正することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 請求項1からの何れか1項に記載の制御装置と、
    前記インバータと、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  7. 電力変換装置の制御方法であって、
    正相d軸電流指令値と正相q軸電流指令値とを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力することと、
    逆相d軸電流指令値と逆相q軸電流指令値とを二相三相変換して、前記三相の逆相電流指令値を出力することと、
    前記三相の正相電流指令値と前記三相の逆相電流指令値を加算して前記三相の電流指令値を出力することと、
    前記三相の電流指令値に基づきインバータを制御することと、
    前記正相d軸電流指令値と前記正相q軸電流指令値と前記逆相d軸電流指令値と前記逆相q軸電流指令値とから、前記三相の振幅値を算出することと、
    前記三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、前記三相の電流指令値の振幅が前記規定値を超えないように補正を行うことと、
    を含むことを特徴とする電力変換装置の制御方法。
  8. 電力変換装置を制御する制御装置のプロセッサで実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    正相d軸電流指令値と正相q軸電流指令値とを二相三相変換して、三相の正相電流指令値を出力することと、
    逆相d軸電流指令値と逆相q軸電流指令値とを二相三相変換して、前記三相の逆相電流指令値を出力することと、
    前記三相の正相電流指令値と前記三相の逆相電流指令値を加算して前記三相の電流指令値を出力することと、
    前記三相の電流指令値に基づきインバータを制御することと、
    前記正相d軸電流指令値と前記正相q軸電流指令値と前記逆相d軸電流指令値と前記逆相q軸電流指令値とから、前記三相の振幅値を算出することと、
    前記三相の振幅値のうち最大の振幅値が予め定められた規定値を超えた場合に、前記三相の電流指令値の振幅が前記規定値を超えないように補正を行うことと、
    を実行させるように構成されていることを特徴とするプログラム。
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