1.第1実施形態
(1)電子帳票システムの概略
以下、第1実施形態に係る電子帳票システム100を説明する。第1実施形態に係る電子帳票システム100は、例えば、電子帳票システム100が設置された工場、プラント等における「4M変動管理」をペーパーレスで実現するシステムである。4M変動管理とは、(i)製品の生産に用いる原料(Material)に関する管理、(ii)工場、プラント等の作業者(Man)に関する管理、(iii)工場、プラント等の稼働(Method)に関する管理、(iv)工場、プラント等の設備(Machine)に関する管理を含む概念である。
原料に関する管理においては、例えば、原料が枯渇したことを通知する原料切れ通知、原料情報の管理がなされる。作業者に関する管理においては、例えば、作業者情報の管理、各種情報の多言語対応、工場、プラント等でトラブルが発生した場合の担当者の呼び出し(トラブルコール)などがなされる。稼働に関する管理においては、例えば、製品の検査結果の管理、作業手順書などの作業に関する文書の管理、生産ロットに関する情報の管理などがなされる。設備に関する管理においては、例えば、設備で発生したトラブルの通知、設備点検の管理がなされる。
(2)電子帳票システムの全体構成
図1を用いて、電子帳票システム100の全体構成を説明する。図1は、電子帳票システムの全体構成を示す図である。電子帳票システム100は、データベース装置1と、第1クライアント端末T1と、第2クライアント端末T2と、を主に備える。
データベース装置1は、プロセッサと、記憶装置(例えば、RAM、ROM、ハードディスク、SSDなど)と、ネットワークインタフェースと、を備えるコンピュータシステムであって、電子帳票システム100に関連する各種アプリケーション、データ、情報などを管理するサーバである。
データベース装置1は、例えば、第1クライアント端末T1、第2クライアント端末T2からの指令に基づいて、帳票データDに含まれる情報を用いて、電子帳票システム100が設置された工場、プラント等に関する各種データを解析できる。各種データの解析結果は、第1クライアント端末T1、第2クライアント端末T2に送信され、作業者及び管理者がその内容を閲覧できる。
第1クライアント端末T1は、ネットワーク(例えば、WAN、LAN、インターネットなど)を介して、データベース装置1と通信可能なタブレット端末、スマートフォンなどの携帯端末である。第1クライアント端末T1は、電子帳票システム100が設置された工場、プラント等で作業を行う作業者が使用する。作業者は、第1クライアント端末T1を用いて後述する帳票アプリケーションAPを実行し、帳票データDの入力、登録を実行する。
第2クライアント端末T2は、パーソナルコンピュータなどの端末であり、データベース装置1の管理者が主に使用する。データベース装置1の管理者は、第2クライアント端末T2を用いてデータベース装置1にアクセスして、帳票アプリケーションAPを作成する。なお、帳票アプリケーションAPの作成については、後ほど詳しく説明する。
なお、第1クライアント端末T1は、第2クライアント端末T2と同様の機能を有していてもよい。具体的には、データベース装置1の管理者は、第1クライアント端末T1を用いてデータベース装置1に管理者としてログインして、帳票アプリケーションAPを作成する。
また、第2クライアント端末T2は、第1クライアント端末T1と同様の機能を有していてもよい。具体的には、データベース装置1の管理者は、第2クライアント端末T2を用いて帳票アプリケーションAPを実行し、帳票データDの入力、登録を実行する。
(3)データベース装置の機能ブロック構成
図2を用いて、データベース装置1の機能ブロック構成を説明する。図2は、データベース装置及びクライアント端末の機能ブロック構成を示す図である。以下に説明するデータベース装置1の各機能ブロックの一部又は全部は、データベース装置1を構成するコンピュータシステムの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。データベース装置1は、記憶部11と、アプリケーション提供部13と、アプリケーション作成部15と、を機能ブロックとして有する。
記憶部11は、データベース装置1にて管理されている各種情報を記憶する。具体的には、記憶部11は、帳票アプリケーションAPと、候補帳票データCNDの組み合わせデータCDと、帳票データDと、ユーザ情報UIと、を記憶する。
帳票アプリケーションAPは、第1クライアント端末T1、第2クライアント端末T2にて実行可能であり、帳票データDの入力、登録などをクライアント端末にて行うためのコンピュータプログラムである。帳票アプリケーションAPは、例えば、クライアント端末のWebブラウザ上で実行されるWebアプリケーションである。
ユーザは、クライアント端末にて実行されている帳票アプリケーションAPを通じて、4M変動管理を行う。帳票アプリケーションAPは、4M変動管理におけるデータ管理、各種通知の用途毎に作成される。そのため、データベース装置1は、複数の帳票アプリケーションAPを記憶部11に記憶している。データベース装置1にて管理されている帳票アプリケーションAPの具体例については、後ほど詳しく説明する。
組み合わせデータCDは、帳票アプリケーションAPの帳票入力画面IDの各入力フォームに入力される可能性がある帳票データDの候補(候補帳票データCNDと呼ぶ)の組み合わせを記憶する。組み合わせデータCDは、候補帳票データCNDの組み合わせを複数個記憶している。組み合わせデータCDは、帳票入力画面の特定の入力フォームに特定の帳票データDが入力されたときに、残りの入力フォームに入力し表示する帳票データDを決定するために用いられる。
後述するように、本実施形態の電子帳票システム100では、帳票アプリケーションAPの帳票入力画面IDにおいて2以上の特定の帳票データDが入力された場合に、当該2以上の特定の帳票データDにて定まる他の帳票データDが自動的に入力フォームに入力され表示される。このように、2以上の特定の帳票データの組み合わせにより他の帳票データDを決定する場合には、従来は、特定の帳票データDのそれぞれについて複数の候補帳票データCNDを定義したマスタデータが必要であり、さらに、候補帳票データCNDの複数の組み合わせを定義したマスタデータが必要となる。つまり、従来は、複数のマスタデータを管理する必要があった。
一方、本実施形態の電子帳票システム100では、帳票アプリケーションAP毎に専用の組み合わせデータCDを作成し、記憶部11に記憶している。また、後述するように、帳票アプリケーションAPを用いて入力された2以上の特定の帳票データDの組み合わせで定まる他の帳票データDは、当該帳票アプリケーションAPに対して生成された組み合わせデータCDを用いて決定される。このように、本実施形態では、候補帳票データCNDを複数のマスタデータで管理する必要がなくなるので、候補帳票データCNDの管理が容易となる。
帳票データDは、4M変動管理に関する各種データである。具体的には、帳票データDは、例えば、設備の点検作業に関連するデータ(例えば、設備にて測定された圧力、温度などの測定データ)、製品の生産に関連するデータ(例えば、製品の生産に用いる部品、金型などのデータ)である。
ユーザ情報UIは、第1クライアント端末T1、第2クライアント端末T2を用いてデータベース装置1にログインできるユーザを管理する情報である。具体的には、ユーザ情報UIには、データベース装置1にログインする際に用いる、ユーザIDと、パスワードと、が記録されている。また、ユーザ情報UIには、各ユーザが使用を希望する帳票アプリケーションAPのリストが記録されている。
ユーザ情報UIにおいて、ユーザ(ユーザID)は、所定の属性によって定められたユーザグループ単位で管理されている。このユーザグループは、例えば、作業者(ユーザ)が属する組織、部課、チームなどの単位で定められる。例えば、各ユーザグループには、同じ組織、部課、チームなどに属する作業者(ユーザ)が属している。ユーザ情報UIは、帳票データDの閲覧、データ操作などのアクセス権を上記ユーザグループ毎に管理する。
アプリケーション提供部13は、データベース装置1にアクセスした第1クライアント端末T1、第2クライアント端末T2から実行要求のあった帳票アプリケーションAPを、これらのクライアント端末に提供する。また、アプリケーション提供部13は、帳票アプリケーションAPを実行しているクライアント端末にて入力された帳票データDを、記憶部11に記憶して登録する。
アプリケーション作成部15は、帳票アプリケーションAPを作成する。具体的には、アプリケーション作成部15は、アプリケーション作成プログラムを第2クライアント端末T2に実行させることで、第2クライアント端末T2の表示部23にアプリケーション作成画面GUI1(図4)を表示させる。
電子帳票システム100の管理者は、第2クライアント端末T2を操作し、アプリケーション作成画面GUI1上で、帳票入力画面IDの骨子を作成する。帳票入力画面IDは、帳票アプリケーションAPを実行する第1クライアント端末T1の表示部21に表示される。アプリケーション作成部15は、アプリケーション作成画面GUI1を用いて作成された帳票入力画面IDの骨子に基づいて、帳票アプリケーションAPを生成し、記憶部11に記憶する。
また、アプリケーション作成部15は、アプリケーション作成画面GUI1上で作成された帳票入力画面IDの骨子に基づいて、当該骨子に含まれる各入力フォームに対応するカラムを有するテーブルデータファイルTDを生成する。さらに、アプリケーション作成部15は、各カラムに候補帳票データCNDが関連付けられたテーブルデータファイルTDに基づいて、組み合わせデータCDを生成し、記憶部11に記憶する。
アプリケーション作成画面GUI1を用いた帳票アプリケーションAPの作成、テーブルデータファイルTDの生成、及び、組み合わせデータCDの生成は、後ほど詳しく説明する。
(4)帳票アプリケーションの具体例
以下、図3を用いて、電子帳票システム100にて用いられる帳票アプリケーションAPの具体例を説明する。図3は、帳票アプリケーションの帳票入力画面の一例を示す図である。なお、以下に説明する帳票アプリケーションAPは、電子帳票システム100で用いられる帳票アプリケーションAPの一部であり、以下に説明する以外の帳票アプリケーションAPも電子帳票システム100では自由に作成し使用できる。
電子帳票システム100で実行される帳票アプリケーションAPとして、製品の生産に必要な部品に関連する帳票データDを入力するためのアプリケーションがある。この帳票アプリケーションAPは、図3に示すような帳票入力画面ID1を表示する。帳票入力画面ID1には、4つの入力フォームIF1~IF4が配置される。入力フォームIF1は、部品の品目番号を帳票データDとして入力するためのフォームである。入力フォームIF2は、金型番号を帳票データDとして入力するためのフォームである。入力フォームIF3は、部品の名称を帳票データDとして入力するためのフォームである。入力フォームIF4は、部品の寸法を帳票データDとして入力するためのフォームである。
帳票入力画面ID1の下部には、入力フォームIF1~IF4に入力された帳票データDを登録(データベース装置1の記憶部11に記憶)するためのボタンB1が配置される。
帳票入力画面ID1において、入力フォームIF1~IF4のそれぞれに、各入力フォームの項目名ITM1~ITM4が付されている。
(5)帳票アプリケーション作成プログラム
以下、図4を用いて、帳票アプリケーションAPを作成するための帳票アプリケーション作成プログラムを説明する。図4は、アプリケーション作成画面の一例を示す図である。帳票アプリケーション作成プログラムは、第2クライアント端末T2にて実行されることで、第2クライアント端末T2の表示部23に、図4に示すようなアプリケーション作成画面GUI1を表示させる。アプリケーション作成画面GUI1は、帳票アプリケーションAPにて表示される帳票入力画面IDの骨子を作成するためのユーザインタフェースである。帳票アプリケーションAPは、アプリケーション作成画面GUI1を用いて作成された帳票入力画面IDの骨子に基づいて生成される。
アプリケーション作成画面GUI1は、部品リスト表示部PLと、部品配置領域FI1と、保存ボタンB5と、エクスポートボタンB6と、キャンセルボタンB7と、を有する。部品リスト表示部PLは、部品配置領域FI1に配置できる部品PAのリストを表示する。部品配置領域FI1に配置された部品PAは、帳票アプリケーションAPでは入力フォームIFに変換される。
部品配置領域FI1は、部品PAを配置するための領域である。なお、部品PAが配置されていない部品配置領域FI1の上部には、ヘッダー部品PA’が予め配置されている。
部品リスト表示部PLに表示された部品PAは、例えば、ドラッグ・アンド・ドロップ操作により部品配置領域FI1の所望の位置に移動でき、部品配置領域FI1の当該所望の位置に配置できる。部品配置領域FI1における部品PAの配置順番は、帳票アプリケーションAPの生成時に、帳票入力画面IDに反映される。つまり、部品配置領域FI1における部品PAの配置と、帳票入力画面IDにおける対応する入力フォームIFの配置の順番は、同じとなる。
部品配置領域FI1に配置された部品PAには、部品削除ボタンB8と、部品編集ボタンB9と、部品複製ボタンB10と、が配置される。部品削除ボタンB8は、当該部品削除ボタンB8が配置された部品PAを削除するためのボタンである。
部品編集ボタンB9は、当該部品編集ボタンB9が配置された部品PAの設定をするためのボタンである。部品編集ボタンB9が押されると、部品PA(入力フォームIF)を設定するための設定画面(図示せず)が表示され、当該設定画面内で各種設定が可能となる。なお、各入力フォームIFに付される項目名ITMも、当該設定画面内で設定できる。なお、ヘッダー部品PA’には、部品編集ボタンB9のみが配置される。
部品複製ボタンB10は、当該部品複製ボタンB10が配置された部品PAを複製するためのボタンである。
保存ボタンB5は、所望の部品PAが配置された部品配置領域FI1を帳票入力画面IDの骨子として帳票アプリケーションAPを生成し、生成した帳票アプリケーションAPをデータベース装置1の記憶部11に保存するためのボタンである。
エクスポートボタンB6は、所望の部品PAが配置された部品配置領域FI1を帳票入力画面IDの骨子として用い、当該骨子(部品配置領域FI1)に含まれる各入力フォーム(部品PA)に対応するカラムを有するテーブルデータファイルTDを生成するためのボタンである。キャンセルボタンB7は、アプリケーション作成画面GUI1を用いた帳票入力画面IDの骨子の作成を中止するためのボタンである。
このように、アプリケーション作成画面GUI1においては、部品リスト表示部PLから選択された任意の部品PAを部品配置領域FI1の任意の位置に配置して、任意の形態の帳票入力画面IDの骨子を作成できる。すなわち、アプリケーション作成画面GUI1を用いることにより、帳票入力画面IDにおいて任意の入力フォームIFが任意の順番に配置された任意の形態の帳票アプリケーションAPが生成される。
(6)電子帳票システムの動作
(6-1)帳票アプリケーション生成動作
以下、電子帳票システム100の動作を説明する。まず、図5を用いて、帳票アプリケーションAPの作成動作を説明する。図5は、帳票アプリケーションの生成動作を示すフローチャートである。以下では、図3に示すような帳票入力画面ID1をクライアント端末の表示部に表示させ、当該帳票入力画面ID1を用いて帳票データDの入力と登録を行うための帳票アプリケーションAPを生成する動作を例にとって説明する。
まず、ステップS1において、第2クライアント端末T2にて、帳票アプリケーション作成プログラムが実行される。これにより、第2クライアント端末T2の表示部23に、図5に示すようなアプリケーション作成画面GUI1が表示される。
次に、ステップS2において、アプリケーション作成画面GUI1の部品配置領域FI1に部品PAを配置して、帳票アプリケーションAPの骨子を作成する。図3に示す帳票入力画面ID1に対しては、図6に示すような骨子が生成される。図6は、部品を配置後のアプリケーション作成画面の一例を示す図である。
図6に示すように、部品配置領域FI1には、5つの部品PA1~PA5が配置されている。部品PA1は、「品目番号」とのタイトルが付されたテキストフィールド部品である。部品PA2は、「金型」とのタイトルが付されたテキストフィールド部品である。部品PA3は、「品目名称」とのタイトルが付されたテキストフィールド部品である。部品PA4は、「寸法」とのタイトルが付されたテキストフィールド部品である。部品PA5は、「登録」との名称が付されたボタン部品である。ヘッダー部品PA’には、「部品供給」との文字が付されている。
その後、ステップS3において、部品PA1~PA5を配置した部品配置領域FI1を骨子として、帳票アプリケーションAPが生成される。帳票アプリケーションAPの生成は、アプリケーション作成画面GUI1の保存ボタンB5が押されることで開始される。
具体的には、まず、部品PA1~PA5を配置した部品配置領域FI1の情報が、データベース装置1のアプリケーション作成部15に送信される。次に、アプリケーション作成部15が、部品配置領域FI1に配置された部品PA1~PA4を帳票データDの入力を受け付ける入力フォームIF1~IF4に変換し、部品PA5を帳票データDの登録を行うボタンB1に変換する。部品PA1~PA4に付されたタイトルは、それぞれ、帳票入力画面ID1の項目名ITM1~4に変換される。これにより、図3に示すような帳票入力画面ID1を表示し、帳票データDの入力と登録とを行う帳票アプリケーションAPが生成される。
上記のステップS1~S3を実行することにより生成された帳票アプリケーションAPにおいては、入力フォームIF1に品目番号に関する帳票データDが入力され、かつ、入力フォームIF2に金型に関する帳票データDが入力されると、入力フォームIF3、IF4には、それぞれ、入力フォームIF1、IF2に入力された2つの帳票データDの組み合わせで定まる、品目名称に関する帳票データD、及び、寸法に関する帳票データDが自動的に入力される。
生成された帳票アプリケーションAPにおいて上記の機能を実現するために、生成された帳票アプリケーションAPに対して専用の組み合わせデータCDが生成される。具体的には、以下のようにして生成される。
まず、ステップS4において、アプリケーション作成部15が、部品配置領域FI1に配置された部品PA1~PA5に基づいて、テーブルデータファイルTDを生成する。テーブルデータファイルTDの生成は、アプリケーション作成画面GUI1のエクスポートボタンB6を押すことで開始される。
テーブルデータファイルTDは、部品配置領域FI1に配置された部品PAのうち、帳票データDの入力をするためのフォームを生成する部品に対応するカラム(列)と、各カラムにおいて行方向に並んで配置されるセルCEと、を有する電子ファイルである。このようなテーブルデータファイルTDとしては、例えば、CSV(Comma Separated Value)ファイル、各種表計算ソフトウェアで用いられるファイル、JSONなどの、複数のデータを1つのデータ毎に区切って管理する形式のファイルを用いることができる。
図6に示すような部品PA1~PA5が配置された部品配置領域FI1からは、例えば、図7に示すようなテーブルデータファイルTDが生成される。図7は、テーブルデータファイルの一例を示す図である。図7に示す例では、テーブルデータファイルTDは、部品PA1~PA4(すなわち、入力フォームIF1~IF4)に対応する4つのカラムCOL1~COL4と、各カラムCOL1~COL4において行方向に並んで配置されたセルCEと、を有する。
図7に示すように、各カラムCOL1~COL4の2行目のセルCEには、それぞれ、対応する部品PA1~PA4のタイトル、すなわち、対応する入力フォームIF1~IF4の項目名ITM1~ITM4が関連付けされている。これにより、テーブルデータファイルTDのカラムに候補帳票データCNDを関連付ける(入力する)際に、どのカラムのセルCEにどの候補帳票データCNDを関連付けるべきかを容易に認識できる。
なお、帳票入力画面IDに、リストボックスのような複数の帳票データDから1つの帳票データDを選択可能な入力フォームIFが配置され、当該入力フォームIFに入力された帳票データDが他の帳票データDを自動的に定めるデータとして用いられる場合、この入力フォームIFで選択可能となっている複数の帳票データDが、候補帳票データCNDとして、テーブルデータファイルTDの対応するカラムに関連付けられる。
例えば、図3に示す帳票入力画面ID1の入力フォームIF1が、複数の帳票データDから1つの帳票データDを選択可能なリストボックスとされ、この入力フォームIF1で「A」、「B」、「C」、「D」との4つの帳票データDを選択可能となっている場合には、図8に示すように、6行×4列のテーブルデータファイルTDが生成され、カラムCOL1の3行目から6行目までのセルCEに、それぞれ、「A」、「B」、「C」、「D」が、入力フォームIF1で入力される可能性がある候補帳票データCNDとして関連付けられる。図8は、候補帳票データが予め関連付けられたテーブルデータファイルの一例を示す図である。
上記のように、本実施形態では、テーブルデータファイルTDの生成時に、入力フォームIFで選択可能となっている複数の帳票データDに対応する候補帳票データCNDを、当該テーブルデータファイルTDの対応するカラムに予め関連付けることができる。この結果、一部の候補帳票データCNDについては、テーブルデータファイルTDのカラムへの関連付け作業を省略できる。上記の例では、カラムCOL1への候補帳票データCNDの入力が不要である。この結果、テーブルデータファイルTDへの候補帳票データCNDの関連付けに関する作業量を減少できる。
テーブルデータファイルTDが生成された後、ステップS5において、テーブルデータファイルTDの各カラムに含まれる複数のセルCEのそれぞれに、当該カラムに対応する入力フォームIFに入力される可能性がある帳票データDの候補である候補帳票データCNDを関連付ける。この関連付けは、例えば、表計算ソフトウェア、テキストエディタなどのテーブルデータファイルTDを編集可能なソフトウェアを用いて、テーブルデータファイルTDに含まれるセルCEに候補帳票データCNDを入力することで実現できる。
テーブルデータファイルTDの各セルCEに候補帳票データを関連付けて、例えば、図9に示すようなテーブルデータファイルTDを作成できる。図9は、候補帳票データを関連付けたテーブルデータファイルの一例を示す図である。
図9に示すように、テーブルデータファイルTDのカラムCOL1、COL2の1行目のセルCEには、それぞれ、「*」との記号(アスタリスク)が関連付けられている。この記号は、特定の入力フォームIFに入力された帳票データDと一致するか否かの比較対象となる候補帳票データCNDが関連付けられていることを示す識別子である。
以下に、上記の識別子の意味を、図9に示すテーブルデータファイルTDの例を用いて具体的に説明する。図9では、上記の識別子は、カラムCOL1、COL2に関連付けられている。このことは、カラムCOL1に関連付けられたどの候補帳票データCNDが入力フォームIF1に入力された帳票データDと一致するかが判断され、かつ、カラムCOL2に関連付けられたどの候補帳票データCNDが入力フォームIF2に入力された帳票データDと一致するかが判断されることを意味する。その一方、識別子がないカラムCOL3、COL4に関連付けられた候補帳票データCNDは、帳票入力画面IDで入力された帳票データDと一致するか否かの比較対象となっていないことを意味する。つまり、上記の識別子がないカラムCOL3、COL4に関連付けられた候補帳票データCNDが、それぞれ、他の入力フォームIF3、IF4に自動的に入力される帳票データDの候補となる。
より具体的には、例えば、入力フォームIF1に「001-0002」との帳票データDが入力され、かつ、入力フォームIF2に「K0001-01」との帳票データDが入力された場合を考える。この場合、「001-0002」との候補帳票データCNDと「K0001-01」との候補帳票データCNDとが、テーブルデータファイルTDのカラムCOL1、COL2の5行目のセルCEに関連付けられている。その結果、入力フォームIF3の帳票データDは、テーブルデータファイルTDのカラムCOL3の5行目のセルCEに関連付けられている「部品0001」との候補帳票データCNDと決定される。また、入力フォームIF4の帳票データDは、テーブルデータファイルTDのカラムCOL4の5行目のセルCEに関連付けられている「21」との候補帳票データCNDと決定される。
このように、テーブルデータファイルTDの同一の行に関連付けられている複数の候補帳票データCNDの組み合わせが、入力フォームIF1~IF4に入力される帳票データDの組み合わせとなる。従って、テーブルデータファイルTDの同一の行に関連付けられている複数の候補帳票データCNDの組み合わせを「組み合わせCC」と呼ぶこととする。図10に示すように、テーブルデータファイルTDには、この組み合わせCCが複数個存在する。つまり、組み合わせデータCDには、組み合わせCCが複数記憶される。
なお、図9に示すテーブルデータファイルTDにおいては、入力フォームIF1、IF2に対応するカラムCOL1、COL2に関連付けられている候補帳票データCNDは、一意に決まる設定値の組み合わせである。一方、その他のカラムCOL3、COL4に関連付けられている候補帳票データCNDは、カラムCOL1、COL2に関連付けられている候補帳票データCNDの組み合わせで決定される初期値である。これにより、特定の設定値が帳票データDとして入力フォームIF1、IF2に入力されたときに、それに対応する初期値を帳票データDとして他の入力フォームIF3、IF4に自動的に入力し表示される。
上記のようにして、候補帳票データCNDをテーブルデータファイルTDの各カラムに関連付けた後、ステップS6において、各カラムに候補帳票データCNDが関連付けられたテーブルデータファイルTDに基づいて、組み合わせデータCDが生成される。
具体的には、アプリケーション作成画面GUI1において組み合わせデータCDを生成する指令(インポート指令)がされると、候補帳票データCNDが関連付けられたテーブルデータファイルTDが、データベース装置1に送信される。テーブルデータファイルTDを受信したデータベース装置1のアプリケーション作成部15が、テーブルデータファイルTDを、データベース装置1にて管理可能なデータ形式に変換して、組み合わせデータCDを生成する。
このように、組み合わせデータCDが、帳票入力画面IDに含まれる各入力フォームIFに対応するカラムを有するテーブルデータファイルTDを生成し、テーブルデータファイルTDの各カラムに対応する候補帳票データCNDを関連付けて生成されることにより、任意の帳票入力画面IDに対して適切な組み合わせデータCDを生成できる。なぜなら、テーブルデータファイルTDはアプリケーション作成画面GUI1の部品配置領域FI1における部品PAの配置に基づいて生成されるので、部品配置領域FI1にどのように部品PAが配置されても、つまり、帳票入力画面IDにおいて入力フォームIFがどのように配置されても、生成されるテーブルデータファイルTDは、帳票入力画面IDにおける入力フォームIFの配置に従ったカラムを有するからである。
例えば、図3に示すような4つの入力フォームIF1~IF4を含む帳票入力画面IDを表示する帳票アプリケーションAPに対しては、図7~図9に示すような、各入力フォームIF1~IF4に対応する4つのカラムを有するテーブルデータファイルTDが生成される。
(6-2)帳票データ登録動作
次に、図10を用いて、電子帳票システム100において、帳票アプリケーションAPを用いて帳票データDを入力し登録する動作を説明する。図10は、帳票データを登録する動作を示すフローチャートである。以下では、上記のステップS1~S6を実行して生成された帳票アプリケーションAPを特定のユーザが使用できるようにし、当該ユーザが、使用可能となった帳票アプリケーションAPを用いて帳票データDを入力し登録する動作を説明する。また、以下では、図3に示すような帳票入力画面IDを表示させる帳票アプリケーションAPを用いて帳票データDを入力し登録することとする。
まず、電子帳票システム100のユーザが、ステップS11において、第1クライアント端末T1又は第2クライアント端末T2を用いて、データベース装置1にログインする。
データベース装置1にログイン後、ユーザは、ステップS12において、自身が使用したい帳票アプリケーションAPを、ユーザが実行可能な帳票アプリケーションAPとして登録する。この結果、例えば、図11に示す開始画面GUI2が表示される。図11は、開始画面の一例を示す図である。
使用したい帳票アプリケーションAPを登録後、ステップS13において、ユーザが使用しているクライアント端末にて、帳票データDを入力するための帳票アプリケーションAPが実行される。具体的には、図11に示す開始画面GUI2の第1アイコンICO1に対してユーザによる操作(例えば、クリック、第1アイコンICO1を押す動作)が行われると、クライアント端末が、第1アイコンICO1に対応する帳票アプリケーションAPの実行要求をデータベース装置1に送信する。
当該実行要求を受信したデータベース装置1のアプリケーション提供部13は、第1アイコンICO1に対応する帳票アプリケーションAP、すなわち、図3に示すような帳票入力画面ID1を用いて帳票データDを入力するための帳票アプリケーションAPを、実行要求を送信したクライアント端末に提供する。
帳票アプリケーションAPの提供を受けたクライアント端末は、当該帳票アプリケーションAPを実行する。これにより、クライアント端末の表示部には、図3に示すような帳票入力画面ID1が表示される。
帳票アプリケーションAPを実行後、ユーザは、ステップS14において、クライアント端末の表示部に表示された帳票入力画面ID1の各入力フォームIF1~IF4に、帳票データDを入力する。本実施形態においては、帳票入力画面ID1の特定の2つの入力フォームIF1、IF2に帳票データDが入力されると、この2つの帳票データDの組み合わせに基づいて、他の入力フォームIF3、IF4に入力され表示される帳票データDが自動的に決定される。具体的には、ステップS14では、図12に示されたプロセスに従った処理が実行される。図12は、帳票データの入力動作におけるクライアント端末及びデータベース装置で実行される処理、及び、クライアント端末とデータベース装置との間でのデータフローを示す図である。
ステップS141において、ユーザが、帳票入力画面ID1の特定の2つの入力フォームIF1、IF2に帳票データDを入力すると、ステップS142において、入力された2つの帳票データDが、クライアント端末からデータベース装置1へと送信される。
当該2つの帳票データDがデータベース装置1により受信されると、ステップS143において、アプリケーション提供部13が、記憶部11に記憶された組み合わせデータCDから、受信した2つの帳票データDと一致する2つの候補帳票データCNDを含む組み合わせCCを抽出する。
例えば、組み合わせデータCDが、図9にて示したテーブルデータファイルTDと同一のデータ構造を有しており、入力フォームIF1に「001-0001」との帳票データDが入力され、入力フォームIF2に「K0001-01」との帳票データDが入力された場合、カラムCOL1に「001-0001」と一致する候補帳票データCNDが関連付けられ、かつ、カラムCOL2に「K0001-01」と一致する候補帳票データCNDが関連付けられたセルCEを有する行が、組み合わせCCとして抽出される。図9のテーブルデータファイルTDでは、3行目の4つのセルCEにより構成される組み合わせCCが抽出される。
組み合わせCCを抽出後、ステップS144において、アプリケーション提供部13は、抽出した組み合わせCCに含まれる候補帳票データCNDのうち、特定の入力フォームIF1、IF2と一致するか否かの比較対象となっていない候補帳票データCNDを、特定の入力フォームIF1、IF2以外の他の入力フォームIF3、IF4に入力する帳票データDとして決定する。
上記の例では、テーブルデータファイルTDの3行目の組み合わせCCが特定されているので、カラムCOL3の3行目のセルCEに関連付けられた「部品0001」との候補帳票データCNDが、入力フォームIF3に入力すべき帳票データDとして決定される。また、カラムCOL4の3行目のセルCEに関連付けられた「11」との候補帳票データCNDが、入力フォームIF4に入力すべき帳票データDとして決定される。
他の入力フォームIF3、IF4に入力する帳票データDを決定後、ステップS145において、アプリケーション提供部13は、決定した帳票データDを、当該帳票データDをいずれの入力フォームに入力するかの情報とともに、クライアント端末に送信する。
上記の帳票データDを受信したクライアント端末は、ステップS146において、特定の入力フォームIF1、IF2以外の他の入力フォームIF3、IF4に、受信した帳票データDを入力し表示する。
帳票データDの入力動作として、上記のステップS141~S146が実行されることで、例えば、図13に示すように、ユーザが、帳票入力画面ID1の入力フォームIF1に「001-0001」との帳票データDを入力し、入力フォームIF2に「K0001-01」との帳票データDを入力すると、図14に示すように、帳票入力画面ID1の入力フォームIF3に「部品0001」との帳票データDが自動的に入力され、入力フォームIF4に「11」との帳票データDが自動的に入力される。図13及び図14は、帳票データの入力動作を模式的に示す図である。
また、例えば、ユーザが、帳票入力画面ID1の入力フォームIF1に「001-0002」との帳票データDを入力し、入力フォームIF2に「K0001-02」との帳票データDを入力すると、組み合わせデータCDの4行目の組み合わせCCが抽出される。抽出された組み合わせCCのカラムCOL3に関連付けられた「部品0002」との候補帳票データCNDが、入力フォームIF3に入力される帳票データDとして抽出され、当該組み合わせCCのカラムCOL4に関連付けられた「22」との候補帳票データCNDが、入力フォームIF4に入力される帳票データDとして抽出される。
この結果、ユーザが、帳票入力画面ID1の入力フォームIF1に「001-0002」との帳票データDを入力し、入力フォームIF2に「K0001-02」との帳票データDを入力すると、帳票入力画面ID1の入力フォームIF3に「部品0002」との帳票データDが自動的に入力され、入力フォームIF4に「22」との帳票データDが自動的に入力される。
上記のように、データベース装置1は、候補帳票データCNDの組み合わせCCを組み合わせデータCDに複数個記憶している。これにより、上記にて説明したように、特定の入力フォームIF1、IF2に帳票データDの異なる組み合わせが入力された場合でも、当該異なる組み合わせから定まる他の帳票データDを適切に決定できる。この結果、1つの帳票アプリケーションAPにおいて、特定の入力フォームIF1、IF2に帳票データDの異なる組み合わせが入力された場合でも、帳票入力画面ID1の他の入力フォームに適切な帳票データDを自動的に入力し表示できる。そして、ユーザは入力フォームIF4に表示された寸法「11」を基準値として、製造した部品0001の寸法を実測し、例えば実測結果11.5などを入力フォームIF4に上書きして登録ボタンB1を押すことで、部品0001の検定結果をデータベース装置に記憶させる。
図10のフローチャートに戻り、上記のようにして帳票入力画面ID1の各入力フォームIF1~IF4に帳票データDを入力後、ステップS15において、ユーザが帳票入力画面ID1のボタンB1を押すことで、各入力フォームIF1~IF4に入力された帳票データDが、データベース装置1に登録される。具体的には、ボタンB1が押されると、各入力フォームIF1~IF4に入力された帳票データDが、データベース装置1に送信される。データベース装置1が受信した帳票データDを記憶部11に記憶することで、帳票データDが登録される。
(7)実施形態の特徴
上記実施形態は、下記のようにも説明できる。
電子帳票システム(例えば、電子帳票システム100)は、クライアント端末(例えば、第1クライアント端末T1、第2クライアント端末T2)と、データベース装置(例えば、データベース装置1)と、を含む。クライアント端末は、3以上の入力フォーム(例えば、入力フォームIF1~IF4)を配置して帳票入力画面(例えば、帳票入力画面ID1)を作成し、帳票入力画面の各入力フォームに対する帳票データ(例えば、帳票データD)の入力を受け付ける帳票アプリケーション(例えば、帳票アプリケーションAP)を実行する。
データベース装置は、クライアント端末にて入力された帳票データを記憶する記憶部(例えば、記憶部11)を有する。データベース装置の記憶部は、候補帳票データ(例えば、候補帳票データCND)の組み合わせ(例えば、組み合わせCC)を複数記憶する。候補帳票データは、帳票入力画面の各入力フォームに入力される可能性がある帳票データである。
上記の電子帳票システムのクライアント端末において、帳票入力画面に含まれる少なくとも2つの特定の入力フォーム(例えば、入力フォームIF1、IF2)に帳票データが入力された場合に、データベース装置は、特定の入力フォームに入力された帳票データの全てと一致する候補帳票データの組み合わせを一つ記憶部から抽出する。
クライアント端末は、抽出された組み合わせに含まれる候補帳票データのうち、特定の入力フォームに入力された帳票データ以外の他の候補帳票データを、特定の入力フォーム以外の他の入力フォーム(例えば、入力フォームIF3、IF4)に入力する帳票データとして表示する。
上記の電子帳票システムでは、データベース装置が、3以上の入力フォームを有する帳票入力画面の各入力フォームに入力される可能性がある候補帳票データの組み合わせを複数記憶している。また、帳票入力画面に含まれる少なくとも2つの特定の入力フォームに帳票データが入力された場合に、データベース装置は、特定の入力フォームに入力された帳票データの全てと一致する候補帳票データの組み合わせを一つ記憶部から抽出する。
その後、クライアント端末が、抽出された組み合わせに含まれる候補帳票データのうち、特定の入力フォームに入力された帳票データ以外の他の候補帳票データを、特定の入力フォーム以外の他の入力フォームに入力する帳票データとして表示させる。すなわち、少なくとも2つの帳票データの特定の組み合わせにより定まった他の帳票データが、帳票入力画面の特定の入力フォーム以外の入力フォームに表示される。
このように、データベース装置が、候補帳票データの組み合わせを複数個記憶していることにより、1つの帳票アプリケーションにおいて、少なくとも2つの特定の入力フォームに帳票データの異なる組み合わせが入力された場合でも、当該帳票データの組み合わせから定まる帳票データを適切に決定し、決定した帳票データを帳票入力画面の他の入力フォームに自動的に入力し表示できる。
2.他の実施形態
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(A)上記の第1実施形態において説明されたフローチャートに含まれる各ステップの処理順及び/又は処理内容は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更できる。例えば、帳票アプリケーションAPの生成動作において、組み合わせデータCDを先に生成し、その後、帳票アプリケーションAPを生成してもよい。すなわち、図6のステップS4~S6を先に実行し、その後、ステップS3を実行してもよい。
(B)組み合わせデータCDにおいては、特定の入力フォームIFに特定の帳票データDが入力された場合に、他の入力フォームを表示状態から非表示状態にするか、又は、他の入力フォームを非表示状態から表示状態にするための識別子が、候補帳票データCNDとして、当該他の入力フォームに対応するカラムに関連付けられていてもよい。例えば、表示状態を切り替える他の入力フォームに対応するカラムに「FALSE」との文字を識別子として関連付けることで、特定の入力フォームIFに特定の帳票データDが入力された場合に、他の入力フォームの表示状態(表示から非表示、又は、非表示から表示)を切り替えることができる。
(C)特定の入力フォームに入力された帳票データDと一致するか否かの比較対象となる候補帳票データCNDは、当該候補帳票データCNDが関連付けられている組み合わせデータCD以外の他の組み合わせデータCDから取得されてもよい。これにより、他の組み合わせデータCDに登録されている候補帳票データCNDを、自身の候補帳票データCNDとして抽出して自身の組み合わせデータCDとして取り込むことができる。
(D)帳票入力画面IDに含まれる入力フォームIFの個数は任意とできる。また、他の帳票データDを決定するための特定の帳票データD(特定の入力フォームIF)の個数も任意とできる。
(E)特定の入力フォームIFに入力された帳票データDとの比較対象となる候補帳票データCNDが関連付けられていることを示す識別子として、「*」との記号(アスタリスク)以外の記号、文字(列)等を使用できる。
(F)帳票アプリケーションAPは、データベース装置1から提供されるWebアプリケーションに限られず、クライアント端末において独立して実行可能な形式のアプリケーションであってもよい。