以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
また、以下の説明において、「プロセッサ」は、1以上のプロセッサである。少なくとも1つのプロセッサは、典型的には、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサであるが、GPU(Graphics Processing Unit)のような他種のプロセッサでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、シングルコアでもよいしマルチコアでもよい。
また、少なくとも1つのプロセッサは、処理の一部又は全部を行うハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit))といった広義のプロセッサでもよい。
また、以下の説明において、「xxxテーブル」といった表現により、入力に対して出力が得られる情報を説明することがあるが、この情報は、どのような構造のデータでもよいし、入力に対する出力を発生するニューラルネットワークのような学習モデルでもよい。従って、「xxxテーブル」を「xxx情報」と言うことができる。
また、以下の説明において、各テーブルの構成は一例であり、1つのテーブルは、2以上のテーブルに分割されてもよいし、2以上のテーブルの全部又は一部が1つのテーブルであってもよい。
また、以下の説明において、「プログラム」を主語として処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサによって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶部及び/又はインタフェース部などを用いながら行うため、処理の主語が、プロセッサ(或いは、そのプロセッサを有するコントローラのようなデバイス)とされてもよい。
プログラムは、計算機のような装置にインストールされてもよいし、例えば、プログラム配布サーバ又は計算機が読み取り可能な(例えば非一時的な)記録媒体にあってもよい。また、以下の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
また、以下の説明において、種々の対象の識別情報として、識別番号が使用されるが、識別番号以外の種類の識別情報(例えば、英字や符号を含んだ識別子)が採用されてもよい。
また、以下の説明において、同種の要素を区別しないで説明する場合には、参照符号(又は、参照符号のうちの共通符号)を使用し、同種の要素を区別して説明する場合は、要素の識別番号(又は参照符号)を使用することがある。
また、以下の説明において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
各情報処理装置は演算装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成されている。コンピュータの基本ハードウェア構成および、当該ハードウェア構成により実現されるコンピュータの基本機能構成は後述する。端末装置10、サーバ20のそれぞれについて、後述するコンピュータの基本ハードウェア構成およびコンピュータの基本機能構成と重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
<概要>
以下の実施形態では、仮想空間で実施されるイベントにおいて、当該イベントに視聴者として参加するユーザが、当該イベントで行われる演者のパフォーマンス等に対してギフトを提供する技術について説明する。ここで、本開示にかかる技術を実現する際において適宜使用される装置等に関しては限定されず、ユーザが所持するスマートフォン、タブレット端末などの端末装置のほか、据え置き型のPC(Personal Computer)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等のデバイスなどさまざまな装置を用いることができる。
本実施の形態に係るシステム1では、仮想空間で実施されるイベントに視聴者として参加するユーザが、当該イベントで行われる演者のパフォーマンス等に対してギフトを提供する際に、ユーザにとって満足度の高いギフト提供を実現することのできる技術を提供する。
<1 システム全体の構成図>
図1は、第1の実施形態におけるシステム1の全体の構成を表している。
図1に示すように、システム1は、端末装置10と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して通信接続する。
端末装置10は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)が利用する装置である。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他に、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等であるとしてもよい。端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、5G、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することによりネットワーク80に接続される。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
サーバ20は、システム1に係る一連の処理を管理する装置である。例えば、サーバ20は、ユーザに関する情報、ギフトに関する情報等を記憶する。また例えば、サーバ20は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)からのギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されたギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)の視覚的な表示状態を評価し、評価結果に基づいて、第1のオブジェクトの視認性を向上させる。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
本実施形態において、各装置(端末装置、サーバ等)を情報処理装置として把握することもできる。すなわち、各装置の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することができ、システム1を複数の装置の集合体として形成してもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るシステム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はシステム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1のシステム1を構成する端末装置10のブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス1301およびディスプレイ1302を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、モーションセンサ170と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調、および周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス1301と、ディスプレイ1302とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。また、端末装置10は、物理的に入力可能なキーボード(図示せず)を備え、当該キーボードを介して、ユーザの入力操作を受け付けてもよい。
ディスプレイ1302は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ1302は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。位置情報センサ150は、情報機器間の近距離通信システムで用いられる通信規格に基づく送受信装置であるとしてもよい。具体的には、位置情報センサ150は、Bluetooth(登録商標)モジュールなど2.4GHz帯を使用して、Bluetooth(登録商標)モジュールを搭載した他の情報機器からのビーコン信号を受信する。
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
また、カメラ160は、端末装置10を使用するユーザ、出演者等の身体の動きを取得する。具体的には、例えば、カメラ160は、ユーザの口の動き、顔の各部位(目、眉等)の動きを取得する。当該動きの取得は、既存のあらゆる技術を利用してよい。
モーションセンサ170は、ジャイロセンサ、加速度センサ等により構成され、端末装置10の傾きを検出する。
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部180は、ユーザ情報1801等を記憶する。当該情報は、端末装置10の記憶部180に保持される他、後述するサーバの記憶部202にデータベースとして記憶されたものを、ネットワーク80を介して取得してもよい。
ユーザ情報1801は、ユーザ(第1のユーザ)を識別するID、ユーザ名、年齢、性別等ユーザに関連する情報である。ユーザ情報1801に含まれる情報の詳細は、後述する。なお、イベントは、仮想空間で実施されるさまざまな催しであり、例えば、仮想空間で実施される音楽のライブイベント、仮想空間で実施されるトークイベント、仮想空間で実施される物販イベント、仮想空間で実施されるゲームイベント、仮想空間で実施されるファッションショーに関するイベント、仮想空間で実施される会議イベント、仮想空間で実施される展示会イベント、などを含めることができる。
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部1901と、送受信部1902と、データ処理部1903と、報知制御部1904としての機能を発揮する。
入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス1301等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部1901は、タッチ・センシティブ・デバイス1301に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部1902は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部1903は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
データ処理部1903は、イベントに係る入力操作をユーザから受け付け、当該イベントに係る各種処理を実行させるための処理を制御する。例えば、データ処理部1903は、ユーザから受け付けたイベントの実施に係る各種情報をサーバ、または仮想空間の管理者の端末装置に送信する処理を実行させる。
報知制御部1904は、表示画像をディスプレイ1302に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をカメラ160に発生させる処理を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース2021と、ギフト情報データベース2022等を記憶する。
ユーザ情報データベース2021は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)に関する各種情報を格納するためのデータベースである。当該データベースが保持する各レコードの詳細は後述する。
ギフト情報データベース2022は、仮想空間で実施されるイベントに視聴者として参加するユーザが提供できるギフトに関する情報を格納するためのデータベースである。ギフトは、イベントにおいてパフォーマンスを行う出演者を応援するため、イベントを盛り上げるため、などに、ユーザからの提供要求に応じて出演者等に対して提供されるものである。
ギフトには、例えば、ギフトを表すオブジェクトとして仮想空間に配置されるギフトコンテンツが含まれる。ギフトコンテンツは、主に動画データ、画像データ(仮想空間内を移動する画像を含む)で構成され、当該ギフトの特徴を表す表示態様で仮想空間に配置される。ギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)は、仮想空間の任意の位置に配置されることができるが、特定の位置あるいは特定の対象に配置されることもできる。特定の位置には、例えば、ユーザが視聴するイベントが行われる仮想空間における特定の位置、ユーザが視聴するイベントに出演する出演者に対応するアバターオブジェクトの頭上に対応する位置、など予め設定された位置が含まれる。また特定の対象には、ユーザが視聴するイベントに出演する出演者に対応するアバターオブジェクトの部位(手首、頭部、脚部、背部等)に対応する位置、ユーザが視聴するイベントが行われる仮想空間に配置されるオブジェクトに対応する位置、など予め設定された位置が含まれる。例えば、アバターオブジェクトの部位に対応する位置にギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)が配置される場合としては、腕時計(ギフト)を表すオブジェクトである場合に、当該オブジェクトをアバターオブジェクトの手首に対応する位置に装着させることにより、当該オブジェクトが配置されることができる。また例えば、アバターオブジェクトの部位に対応する位置にギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)が配置される場合としては、帽子(ギフト)を表すオブジェクトである場合に、当該オブジェクトをアバターオブジェクトの頭部に対応する位置に装着させることにより、当該オブジェクトが配置されることができる。また例えば、アバターオブジェクトの部位に対応する位置にギフトコンテンツ(ギフトを表すオブジェクト)が配置される場合としては、バックパック(ギフト)を表すオブジェクトである場合に、当該オブジェクトをアバターオブジェクトの背部に対応する位置に装着させることにより、当該オブジェクトが配置されることができる。なおギフトコンテンツには、オブジェクト以外にも、テキストデータで構成されるもの、音楽・音声データで構成されるものも含めることができる。またギフトには、いわゆる「投げ銭」と呼ばれる金銭または金銭に代替する手段を含めることができる。この場合、投げ銭は、オブジェクトとして仮想空間に配置されるギフトコンテンツとともにイベントの出演者等に対して提供されてもよく、当該ギフトコンテンツを伴わず単独でイベントの出演者等に対して提供されてもよい。
ギフトは、主に、イベントの視聴者であるユーザが金銭または金銭に代替する手段(ポイント等)を課金することによって提供される。課金とは、例えば、ギフトを提供するために、当該ギフトに対して設定される購入額(購入額に相当するポイント等の指標を含む)を金銭または金銭に代替する手段によって支払う行為をいう。ユーザが課金を行うと、ギフトの購入が確定して当該ギフトが提供対象である出演者等に対して提供される。課金は、このような行為に限られず、例えば、金銭または金銭に代替する手段によって当該イベントで使用可能な専用通貨を事前に購入し、購入した専用通貨を使って支払う行為を含めることができる。
当該データベースが保持する各レコードの詳細は後述する。
制御部203は、例えばプロセッサ29により構成され、このプロセッサ29がプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、ユーザ情報取得モジュール2033、ギフト提供操作受付モジュール2034、ギフト配置モジュール2035、評価モジュール2036、視認性向上モジュール2037、レイヤ切替モジュール2038、視点切替モジュール2039、表示態様変更モジュール2040等に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
ユーザ情報取得モジュール2033は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)に関する情報を取得する一連の処理を制御する。ユーザに関する情報には、例えば、識別IDに関する情報、ユーザの氏名に関する情報、ユーザの年齢に関する情報、ユーザの性別に関する情報、ユーザの連絡先に関する情報、お気に入りの出演者に関する情報、過去の提供ギフトの総額に関する情報等が含まれる。具体的には、例えば、ユーザ情報取得モジュール2033は、第1のユーザが利用する端末装置10から、記憶部180に格納されているユーザ情報1801を受け付けることにより、当該情報を取得しても良い。また、ユーザ情報取得モジュール2033は、サーバ20の記憶部202に保持されているユーザ情報データベース2021を参照することにより当該情報を取得してもよい。他にも、ユーザ情報取得モジュール2033は、第1のユーザから直接ユーザに関する各種情報の入力を受け付けることで、当該情報を取得してもよい。
ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)からギフトを提供する操作を受け付ける一連の処理を制御する。具体的に、ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴する第1のユーザが利用する端末装置10を介して、イベントの出演者に対してギフトを提供するための操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、第1のユーザから受け付けた、ギフト提供の操作に関する情報をサーバ20へ送信する。サーバ20のギフト提供操作受付モジュール2034は、端末装置10から当該情報を受信する。例えば、サーバ20は、端末装置10から当該情報を受信すると、第1のユーザが視聴するイベントで提供可能なギフトに関する情報を端末装置10へ送信する。
ここで、ギフトを提供する操作は、イベントを視聴する第1のユーザによって行われる操作であって、第1のユーザがイベントの出演者等に対してギフトを提供するために行うあらゆる操作を含むことができる。例えば、ギフトを提供する操作は、第1のユーザに対して、第1のユーザが視聴するイベントで提供可能なギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)を提示することを要求する操作を含むことができる。この場合、例えば、ギフト提供操作受付モジュール2034は、第1のユーザから、当該ユーザに対して、第1のユーザが視聴するイベントで提供可能なギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)を提示することを要求する操作を受け付ける。サーバ20は、第1のユーザからの操作に応じて、ギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した確認に関する情報をディスプレイ1302上に表示する。また例えば、ギフトを提供する操作は、イベントで提供可能なギフトの中から少なくとも1つのギフトを指定する操作を含むことができる。この場合、例えば、第1のユーザにはイベントで提供できるギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)が提示されており、ギフト提供操作受付モジュール2034は、第1のユーザから、提示されたギフトに関する情報(ギフト一覧に関する情報)の中から少なくとも1つのギフトを指定する操作を受け付ける。
ギフト配置モジュール2035は、ギフト提供操作受付モジュール2034が受け付けた、ユーザ(第1のユーザ)からのギフトを提供する操作に応じて、ギフトを表すオブジェクトを、第1のユーザが視聴するイベントが実施されている仮想空間に配置する一連の処理を制御する。具体的に、ギフト配置モジュール2035は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから受け付けた、ギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)を、当該仮想空間に配置する。ギフト配置モジュール2035は、ギフトを表すオブジェクトを仮想空間の任意の位置に配置することができるが、オブジェクトによって予め配置位置が設定されている場合には、当該設定された位置に配置することができる。
ギフト配置モジュール2035は、仮想空間が複数のレイヤによって構成されている場合には、ギフトを表すオブジェクトを当該複数のレイヤから選択される任意のレイヤに配置することができる。この場合、ギフト配置モジュール2035は、時間の経過において、より新しい時間に仮想空間に配置されるギフトを表すオブジェクトを、他のギフトを表すオブジェクトよりも上層側のレイヤに配置することができる。またギフト配置モジュール2035は、ギフトを表すオブジェクトの配置タイミングによらず、ランダムに選択されるレイヤに当該オブジェクトを配置することもできる。またギフト配置モジュール2035は、ギフトを表すオブジェクトの種別、課金価格などに応じて設定されるレイヤに該オブジェクトを配置することもできる。なお仮想空間が複数のレイヤによって構成される場合において、レイヤの数は有限とすることができる。例えば、レイヤが多層にわたり設定されている場合に、相当数のギフトを表すオブジェクトが仮想空間に配置されると、後述するレイヤ切替モジュール2038によってレイヤの切替をおこなってもオブジェクト同士の重畳を解消できない状況が起こり得る。そこでレイヤの数を、例えば、三層(この場合、各層に1つのギフトを表すオブジェクトを配置し、合計3つのオブジェクトを配置可能とする)に設定し、4つ以上のギフトが仮想空間に配置される場合には、時系列的に提供タイミングが早いオブジェクトを対象レイヤから消去する処理を行ってもよい。このような処理を行うことで、ギフトを表すオブジェクトの表示の優先度を、レイヤの数によって調整することでギフト(オブジェクト)の視認性を確保することができるとともに、過剰なレイヤ切替によってギフト(オブジェクト)について違和感のある演出や表現になることを防止することができる。
またギフト配置モジュール2035は、仮想空間が三次元の空間によって構成されている場合に、ギフトを表すオブジェクトを仮想空間における任意の空間位置に配置することができる。この場合、ギフト配置モジュール2035は、時間の経過において、より新しい時間に仮想空間に配置されるギフトを表すオブジェクトを、第1のユーザが視聴するイベントの通常の視点位置において、他のギフトを表すオブジェクトよりも上側(手前側)に配置することができる。またギフト配置モジュール2035は、ギフトを表すオブジェクトの配置タイミングによらず、ランダムに選択される空間位置に当該オブジェクトを配置することもできる。またギフト配置モジュール2035は、ギフトを表すオブジェクトの種別、課金価格などに応じて設定される空間位置に該オブジェクトを配置することもできる。
またギフト配置モジュール2035は、ギフトを表すオブジェクトを仮想空間に配置する場合には、基本的に、当該オブジェクトを不透過の表示状態(当該オブジェクトの本来の表示状態であり、透過状態で表示させない透過率0%の表示状態)で仮想空間に配置する。しかし、ギフト配置モジュール2035は、予め設定された条件によって、ギフトを表すオブジェクトを一定の透過率の表示態様で仮想空間に配置することもできる。
この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトが仮想空間に配置された表示状態に関する情報をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
なおギフト配置モジュール2035によってギフトを表すオブジェクトを配置させる位置(レイヤ、空間位置等)、配置させるタイミング、配置させる期間等については、例えば、オブジェクトごとに設定されており、配置位置の設定条件に関する情報が、任意のデータベースに格納されることにより管理されていてもよい。
評価モジュール2036は、ギフト配置モジュール2035により仮想空間に配置されたギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)の表示状態を評価する一連の処理を制御する。具体的に、評価モジュール2036は、ギフトを提供するユーザ(第1のユーザ)が利用する端末装置の表示画面に表示される、ギフト配置モジュール2035によって仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態を評価する。視覚的な表示状態には、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示され、第1のユーザが視認できる第1のオブジェクトの表示状態が含まれる。例えば、評価モジュール2036は、第1のオブジェクトの視覚的な表示状態として、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳しているか否かを評価する。第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳しているとは、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部が第2のオブジェクトの背後に位置するなどして、第1のオブジェクトの少なくとも一部が視認できない状態にあることをいう。
また評価モジュール2036は、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトがどの程度重畳しているかを評価することができる。例えば、評価モジュール2036は、第1のオブジェクトにおける重畳部分の面積割合を評価することができる。具体的には、評価モジュール2036は、第1のオブジェクトにおける所定面積割合以上の部分上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳しているか否かを評価することができる。この場合、第2のオブジェクトが重畳している第1のオブジェクトにおける重畳部分の面積割合は、表示画面に表示される第1のオブジェクトの平面視における全体面積の内、第2のオブジェクトが重畳している部分(重畳部分)の平面視における面積が占める割合として評価されることができる。
また評価モジュール2036による第1のオブジェクトの表示状態の評価は、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとが一定位置に静止する静的な表示態様で表示される場合だけではなく、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが時間の経過とともに移動する動的な表示態様で表示される場合においても実行されることができる。第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが動的な表示態様で表示される場合において、評価モジュール2036は、所定の期間において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳しているか否かを評価することができる。さらにこの場合において、評価モジュール2036は、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳している期間を評価することができる。
視認性向上モジュール2037は、評価モジュール2036により、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる一連の処理を制御する。具体的に、視認性向上モジュール2037は、評価モジュール2036によって、第1のユーザからのギフト提供により仮想空間に配置された第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。重畳部分の視認性を向上させる処理には、表示画面において視認できない、第2のオブジェクトが重畳した第1のオブジェクトの少なくとも一部(重畳部分)を、部分的もしくは完全に視認できる状態にする処理を含めることができる。部分的に視認できる状態とは、例えば、第1のオブジェクトにおける重畳部分の一部について第2のオブジェクトが重畳しなくなることで当該一部が視認できる状態、もしくは第2のオブジェクトが透過状態で表示されるなどして、第1のオブジェクトにおける重畳部分が一定の透過率で視認できる状態である。完全に視認できる状態とは、第2のオブジェクトが第1のオブジェクト上に重畳しなくなることで第1のオブジェクトにおける重畳部分がなくなった状態(第1のオブジェクトがすべて視認できる状態)である。
視認性向上モジュール2037による第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理は、さまざまな手段で実行されることができる。例えば、視認性向上モジュール2037は、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示される、第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの間でレイヤを切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。このような処理は、後述するレイヤ切替モジュール2038によって実行することもできる。
また例えば、視認性向上モジュール2037は、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示される、仮想空間を視認する視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。このような処理は、後述する視点切替モジュール2039によって実行することもできる。
また例えば、視認性向上モジュール2037は、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示される、第2のオブジェクトの表示態様を変更するにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。このような処理は、後述する表示態様変更モジュール2040によって実行することもできる。
レイヤ切替モジュール2038は、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示される、第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの間でレイヤを切り替える一連の処理を制御する。具体的には、レイヤ切替モジュール2038は、評価モジュール2036により、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のレイヤが第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤよりも下層側に位置することで、第1のユーザからのギフト提供により仮想空間に配置された第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のレイヤと第2のレイヤとの間でレイヤを切り替えて、第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。レイヤ切替モジュール2038による視認性向上の処理は、例えば、仮想空間に配置される各オブジェクトが異なるレイヤに配置されており、各レイヤのオブジェクト同士(この場合、第1のオブジェクトと第2のオブジェクト同士)が重畳して表示されている表示状態(レイヤの上下の位置関係であり、イベントを視聴する第1のユーザから見て、各オブジェクトが手前側(上側)と奥側(下側)に配置されている表示状態)において適用することができる。
またレイヤ切替モジュール2038は、第1のレイヤと第2のレイヤとの間でレイヤを切り替えて、第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させた後において所定条件を満たした場合に、再度第1のレイヤと第2のレイヤとの間でレイヤを切り替える(レイヤを切り替える前の状態に戻す)ことができる。所定条件は、例えば、第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させてから一定期間経過した場合とすることができる。例えば、第2のオブジェクトがイベントを構成する重要なオブジェクトである場合、レイヤが切り替えられたことにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性が向上するが、この表示状態が継続されてしまうと第1のユーザにとってイベントを十分に楽しめないおそれがある。この場合、一定期間経過した後に、レイヤを切り替える(元のレイヤに戻す)ことで、第1のユーザのイベントに対する満足度を維持することができる。
視点切替モジュール2039は、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示される、仮想空間を視認する視点位置を切り替える一連の処理を制御する。具体的には、視点切替モジュール2039は、評価モジュール2036により、第1の視点位置において、第1のユーザからのギフト提供により仮想空間に配置された第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。視点切替モジュール2039による視認性向上の処理は、例えば、三次元の仮想空間にオブジェクトが配置されており、仮想空間を視認する視点位置を複数もしくは連続的に切り替えることが可能な表示環境において適用することができる。
視点切替モジュール2039による視点位置を切り替える処理は、第1の視点位置において、第1のオブジェクトの少なくとも一部が第2のオブジェクトの背後に配置することによって行われる。この場合、第2のオブジェクトとしては、他のユーザが提供したギフトを表すオブジェクトが対象として含まれ得るが、イベントの出演者に対応するアバターオブジェクトも対象となり得る。例えば、第1のオブジェクトが仮想空間に配置される際に、その配置位置がランダムとなるように設定されている場合には、第1のオブジェクトがこれら第2のオブジェクトの背後に配置され得る。また、第1のオブジェクトが、第2のオブジェクトであるアバターオブジェクトに装着される(例えば、第1のオブジェクトがアバターオブジェクトの背中に装着される羽の形態を有するオブジェクトである場合、第1のオブジェクトがアバターオブジェクトの腰部に装着される尻尾の形態を有するオブジェクトである場合、第1のオブジェクトがアバターオブジェクトの頭部に装着される帽子の形態を有するオブジェクトである場合等)場合において、その装着位置によって、第1のオブジェクトがこれら第2のオブジェクトの背後に配置され得る。このように、視点切替モジュール2039は、第1のユーザからのギフト提供により仮想空間に配置された第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの、第1の視点位置における配置位置の関係によって視点位置を切り替える処理を行う。
また視点切替モジュール2039は、視点位置を、第1の視点位置から第2の視点位置へ切り替えられた後において所定条件を満たした場合に、当該視点位置を、第2の視点位置から第1の視点位置へ切り替える(視点位置を、切り替え前の位置に戻す)ことができる。所定条件としては、さまざまな条件を設定することができる。例えば、所定条件は、第1の視点位置から第2の視点位置へ切り替えられてから一定期間経過した場合とすることができる。第1の視点位置から第2の視点位置へ切り替えられたことにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性が向上するが、第1のユーザがイベントを視聴する場合の通常の視点位置が第1の視点位置である場合がある。この場合、第2の視点位置を継続させてしまうと、第1のユーザにとってイベントを十分に楽しめないおそれがあるため、一定期間経過した後に、視点位置を第2の視点位置からイベントを視聴する場合の通常の視点位置(第1の視点位置)に切り替えることで、第1のユーザのイベントに対する満足度を維持することができる。また例えば、所定条件は、第1の視点位置において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していない状態となった場合とすることができる。例えば、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが動的な表示態様で表示される場合において、時間の経過により、第1の視点位置における第1のオブジェクトにおける重畳が解消している場合がある。この場合、視点位置を第2の視点位置から第1の視点位置に切り替えることで、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を確保できるとともに、通常の視点位置(第1の視点位置)でイベントを視聴できるので、第1のユーザのイベントに対する満足度を維持することができる。
表示態様変更モジュール2040は、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示される、第2のオブジェクトの表示態様を変更することにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる一連の処理を制御する。例えば、具体的には、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第2のオブジェクトが非表示となるように第2のオブジェクトの表示態様を変更することにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。第2のオブジェクトが非表示とは、第2のオブジェクトを仮想空間から消失させるなどして、第2のオブジェクトが表示画面に表示されていない状態である。また例えば、具体的には、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第2のオブジェクトが透過状態で表示されるように第2のオブジェクトの表示態様を変更することにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。第2のオブジェクトが透過状態で表示されるとは、第2のオブジェクトの透過率を高める表示態様とすることにより、当該透過処理が行われた第2のオブジェクトの背景が透けて見える状態で表示画面に表示されている状態である。透過率は適宜設定することができる。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース2021のデータ構造を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報データベース2021は、項目「ユーザID」と、項目「ユーザ氏名」と、項目「年齢」と、項目「性別」と、項目「連絡先」と、項目「お気に入りの出演者」と、項目「過去の提供ギフト」と、項目「総課金額」と、項目「備考」等を含む。
項目「ユーザID」は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザを識別する情報である。
項目「ユーザ氏名」は、ユーザ(第1のユーザ)の氏名を示す情報である。このとき、当該レコードは、ユーザの本名だけでなく、ユーザが仮想空間上で使用する名称(ハンドルネーム)の情報をあわせて保持していてもよい。
項目「年齢」は、ユーザ(第1のユーザ)の年齢を示す情報である。
項目「性別」は、ユーザ(第1のユーザ)の性別を示す情報である。
項目「連絡先」は、ユーザ(第1のユーザ)の連絡先を示す情報である。連絡先を示す情報には、ユーザの住所、電話番号等が含まれる。
項目「お気に入りの出演者」は、ユーザ(第1のユーザ)が出演者として予め登録している出演者を示す情報である。当該レコードに記憶される出演者に関する情報は、例えば、予め登録された複数の出演者(仮想空間で実施されるイベントに過去に出演した出演者のほか、今後出演する可能性のある出演者を含む)に関する情報の中から、ユーザによって選択された少なくとも一の出演者に関する情報である。出演者に関する情報には、例えば、出演者の名称、出演者の所属先に関する情報等が含まれる。
項目「過去の提供ギフト」は、ユーザ(第1のユーザ)が、仮想空間で実施された過去のイベントにおいて出演者等に対して提供したギフトに関する情報である。
項目「総課金額」は、ユーザ(第1のユーザ)が、仮想空間で実施された過去のイベントにおいて、出演者等に対するギフトの提供時に行った課金に相当する金銭、イベントへの参加費用として支払った金銭、イベントに関連する物品・グッズの購入時に支払った金銭などの総額に関する情報である。総ギフト額には、ユーザが支払った金銭のほか、金銭に代替する手段(ポイント等)を含めることができる。
項目「備考」は、ユーザ(第1のユーザ)の情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。サーバ20は例えば、上記項目以外に保持を必要とする情報がある場合には、当該レコードに記録してもよい。
図5は、サーバ20が記憶するギフト情報データベース2022のデータ構造を示す図である。
図5に示すように、ギフト情報データベース2022は、項目「ギフトID」と、項目「ギフト名称」と、項目「カテゴリ」と、項目「課金価格」と、項目「備考」等を含む。
項目「ギフトID」は、仮想空間で実施されるイベントにおいて提供可能なギフトを識別する情報である。
項目「ギフト名称」は、ギフトの名称を示す情報である。
項目「データ種別」は、ギフトを表すギフトコンテンツに関するデータの種別を示す情報である。データの種別を示す情報には、動画データ、画像データ、音楽・音声データ、テキストデータ等が含まれる。
項目「課金価格」は、ギフトを提供するために必要なギフトを購入するための課金価格に関する情報である。課金価格に関する情報は、金銭に相当する具体的な課金額に関する情報のほか、ポイントなどの金銭に代替する手段の場合における金銭に対応する情報等が含まれる。また、課金の必要がない無料のギフトの場合には、「0円」、「無料」などで表される情報が含まれる。
項目「備考」は、ギフトの情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。サーバ20は例えば、上記項目以外に保持を必要とする情報がある場合には、当該レコードに記録してもよい。
<3 第1の実施形態の動作例>
以下、システム1が、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザの操作入力に基づいて、当該イベントの出演者に対してギフトを提供する際に実行される一連の処理について説明する。
図6は、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)が、イベントの出演者に対してギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されたギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)の視認性を向上させる際の一連の処理を表すフローチャートである。なお、本開示において、動作フローはこれに限られない。すなわち、端末装置10が一連の全ての処理を実行しても良いし、サーバ20が一連の全ての処理を実行してもよい。
ステップS601において、第1のユーザから、ギフトを提供する操作を受け付ける。例えば、ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴する第1のユーザが利用する端末装置10を介して、ギフトの提供対象である出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。具体的には、例えば、第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、ギフトの提供対象である出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、第1のユーザから受け付けた当該ギフト提供の操作に関する情報をサーバ20へ送信する。ギフト提供操作受付モジュール2034は、端末装置10から当該情報を受信する。
ステップS651において、サーバ20の制御部203は、ステップS601で第1のユーザから受け付けたギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に、ギフトを表す第1のオブジェクトを配置する。具体的に、ギフト配置モジュール2035は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)から受け付けた、ギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)を、当該仮想空間に配置する。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトが仮想空間に配置された表示状態に関する情報を第1のユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
ステップS652において、サーバ20の制御部203は、第1のユーザが利用する端末装置の表示画面に表示される、ステップS651で仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態を評価する。具体的に、評価モジュール2036は、仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態として、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳しているか否かを評価する。
ステップS653において、サーバ20の制御部203は、ステップS652で第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。具体的に、視認性向上モジュール2037は、評価モジュール2036によって、第1のユーザからのギフト提供により仮想空間に配置された第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、同じ仮想空間に配置された第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理として、第2のオブジェクトが重畳していることによって視認できない第1のオブジェクトの少なくとも一部(重畳部分)を、部分的もしくは完全に視認できる状態にする処理を行う。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトの視認性を向上させた表示状態に関する情報を第1のユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
このような処理により、第1のユーザからのギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されたギフトを表す第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。これにより、イベントを視聴する第1のユーザは、自身が提供したギフトを表すオブジェクトが他のオブジェクトから視覚的に遮られることがなくイベントでのギフト提供を楽しむことができるので、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
図7は、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)が、イベントの出演者に対してギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されたギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)の視認性を向上させる際の一連の処理を表す他のフローチャートである。このフローチャートは、ユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示される、第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとのレイヤが異なる場合の処理について説明する。なお、本開示において、動作フローはこれに限られない。すなわち、端末装置10が一連の全ての処理を実行しても良いし、サーバ20が一連の全ての処理を実行してもよい。
ステップS701において、第1のユーザから、ギフトを提供する操作を受け付ける。例えば、ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴する第1のユーザが利用する端末装置10を介して、ギフトの提供対象である出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。具体的には、例えば、第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、ギフトの提供対象である出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、第1のユーザから受け付けた当該ギフト提供の操作に関する情報をサーバ20へ送信する。ギフト提供操作受付モジュール2034は、端末装置10から当該情報を受信する。
ステップS751において、サーバ20の制御部203は、ステップS701で第1のユーザから受け付けたギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に、ギフトを表す第1のオブジェクトを配置する。具体的に、ギフト配置モジュール2035は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから受け付けた、ギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)を、当該仮想空間に配置する。ギフト配置モジュール2035は、第1のオブジェクトを、すでに仮想空間に配置された第2のオブジェクトのレイヤと異なるレイヤに配置する。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトが仮想空間に配置された表示状態に関する情報をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
ステップS752において、サーバ20の制御部203は、第1のユーザが利用する端末装置の表示画面に表示される、ステップS751で仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態を評価する。具体的に、評価モジュール2036は、仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態として、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳しているか否かを評価する。
ステップS753において、サーバ20の制御部203は、ステップS752で第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤが第2ののオブジェクトが配置される第2のレイヤよりも下層側に位置することで、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、レイヤを切り替えて第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。具体的に、レイヤ切替モジュール2038は、評価モジュール2036によって、第1のレイヤが第2のレイヤよりも下層側に位置することで、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、レイヤを切り替えて第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させた表示状態に関する情報をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
このような処理により、第1のユーザからのギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されたギフトを表す第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、同じ仮想空間に異なるレイヤに配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、レイヤを切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。これにより、イベントを視聴する第1のユーザは、自身が提供したギフトを表すオブジェクトが他のオブジェクトから視覚的に遮られることがなくイベントでのギフト提供を楽しむことができるので、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
図8は、仮想空間で実施されるイベントにおいて、イベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)が、イベントの出演者に対してギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されたギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)の視認性を向上させる際の一連の処理を表す他のフローチャートである。このフローチャートは、第1のユーザら提供されるギフトを表す第1のオブジェクトなどが三次元の仮想空間に配置されており、仮想空間を視認する視点位置を複数もしくは連続的に切り替えることが可能な場合の処理について説明する。なお、本開示において、動作フローはこれに限られない。すなわち、端末装置10が一連の全ての処理を実行しても良いし、サーバ20が一連の全ての処理を実行してもよい。
ステップS801において、第1のユーザから、ギフトを提供する操作を受け付ける。例えば、ギフト提供操作受付モジュール2034は、イベントを視聴する第1のユーザが利用する端末装置10を介して、ギフトの提供対象である出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。具体的には、例えば、第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、ギフトの提供対象である出演者に対するギフトを指定する操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、第1のユーザから受け付けた当該ギフト提供の操作に関する情報をサーバ20へ送信する。ギフト提供操作受付モジュール2034は、端末装置10から当該情報を受信する。
ステップS851において、サーバ20の制御部203は、ステップS801で第1のユーザから受け付けたギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に、ギフトを表す第1のオブジェクトを配置する。具体的に、ギフト配置モジュール2035は、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザ(第1のユーザ)から受け付けた、ギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)を、当該仮想空間に配置する。ギフト配置モジュール2035は、第1のオブジェクトを三次元の仮想空間に配置する。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトが仮想空間に配置された表示状態に関する情報を第1のユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
ステップS852において、サーバ20の制御部203は、第1のユーザが利用する端末装置の表示画面に表示される、ステップS851で仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態を評価する。具体的に、評価モジュール2036は、仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態として、第1の視点位置において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳しているか否かを評価する。
ステップS853において、サーバ20の制御部203は、ステップS652で第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、ステップS852で第1の視点位置において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。具体的に、視点切替モジュール2039は、評価モジュール2036によって、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトの視認性を向上させた表示状態に関する情報を第1のユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
このような処理により、第1の視点位置において、第1のユーザからのギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されたギフトを表す第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、同じ仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。これにより、イベントを視聴する第1のユーザは、自身が提供したギフトを表すオブジェクトが他のオブジェクトから視覚的に遮られることがなくイベントでのギフト提供を楽しむことができるので、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
ある局面において、サーバ20は、評価モジュール2036によって、ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に配置されるギフトを表す第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、同じ仮想空間に配置される複数のオブジェクト(第2のオブジェクト)が重畳していると評価される場合に、視認性向上モジュール2037が、第1のオブジェクト上に重畳しているすべてのオブジェクトに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を行ってもよい。例えば、ユーザから提供されるギフトを表す第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと複数の第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとのレイヤが異なる場合において、レイヤ切替モジュール2038は、第1のレイヤと複数の第2のレイヤを切り替えて、第1のレイヤをすべての第2のレイヤよりも上層側に配置させることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。また例えば、ユーザから提供されるギフトを表す第1のオブジェクトなどが三次元の仮想空間に配置されており、仮想空間を視認する視点位置を複数もしくは連続的に切り替えることが可能な場合において、視点切替モジュール2039は、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に複数の第2のオブジェクトがいずれも重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させることができる。このような処理により、ユーザが提供したギフトを表す第1のオブジェクト上に複数のオブジェクトが重畳していた場合でも、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性が向上されるので、イベントを視聴する第1のユーザは、自身が提供したギフトを表すオブジェクトが他のオブジェクトから視覚的に遮られることがなくイベントでのギフト提供を楽しむことができ、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
ある局面において、サーバ20は、評価モジュール2036によって、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、視点切替モジュール2039によって、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置が切り替えられた後において所定条件を満たした場合に、視点位置を第2の視点位置から第1の視点位置へ切り替える(視点位置を元に戻す)処理が行われてもよい。このような処理により、第1の視点位置がイベントを視聴する場合の通常の視点位置である場合に、第2の視点位置を継続させてしまうと、第1のユーザにとってイベントを十分に楽しめないおそれがあるため、所定条件を満たした場合に、視点位置を第2の視点位置からイベントを視聴する場合の通常の視点位置(第1の視点位置)に切り替えることで、第1のユーザが提供したギフトを表す第1のオブジェクトの視認性を確保しつつ、第1のユーザのイベントに対する満足度を維持することができる。この場合、所定条件を、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理が行われてから一定期間経過した場合に設定してもよい。またこの場合、所定条件を、第1の視点位置において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、第2のオブジェクトが重畳している状態となった場合に設定してもよい。
またこの場合において、サーバ20は、第1の視点位置から第2の視点位置へ切り替えられた後において所定条件を満たしていない場合であっても、第1のユーザから新たなギフトを表すオブジェクトが提供された場合には、視点切替モジュール2039によって、視点位置を第2の視点位置から第1の視点位置へ切り替える(視点位置を元に戻す)処理が行われてもよい。第1の視点位置がイベントを視聴する場合の通常の視点位置である場合に、第1のユーザは、新たなギフトを表すオブジェクトを提供したタイミングにおいては、第1の視点位置でイベントを視聴することを希望する場合がある。そこでこのような処理により、新たなギフトを表すオブジェクトが提供されるタイミングでは、第1のユーザは、常に第1の視点位置でイベントを視聴することができるため、ユーザのイベントに対する満足度を高めるとともに、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
ある局面において、サーバ20は、第1のユーザから、視点位置の切り替えを許可する操作を受け付ける処理を実行させ、受け付けた視点位置の切り替えを許可する操作に応じて、視点切替モジュール2039によって、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理が行われてもよい。イベントを視聴するユーザによっては、自身が提供するギフトを表すオブジェクトが仮想空間に配置されるたびに視点位置が切り替えられることを好まない場合がある。そこでこのような処理により、第1のユーザが視点位置の切り替えを許可する操作を行った場合のみ視点位置が切り替えられるので、ユーザのイベントに対する満足度を高めるとともに、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
ある局面において、サーバ20は、表示態様変更モジュール2040によって第2のオブジェクトの表示態様を変更する処理において、表示画面において第2のオブジェクトが非表示となるように第2のオブジェクトの表示態様を変更することにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を行ってもよい。このような処理により、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に重畳している第2のオブジェクトが消失した表示状態となるので、第1のオブジェクトの視認性をより向上させることができる。
ある局面において、サーバ20は、評価モジュール2036によって、重畳部分の視認性を向上させる処理において、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトにおける所定面積割合以上の部分上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、視認性向上モジュール2037(レイヤ切替モジュール2038、視点切替モジュール2039)によって、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を行ってもよい。このような処理により、第2のオブジェクトが重畳している第1のオブジェクトの重畳部分が比較的小さい(第1のオブジェクトの視認性が阻害される割合が小さい)場合には、視認性を向上させる処理が行われないので、視認性向上の処理負荷を不用意に増大させることが回避されるとともに、ユーザは本来の表示状態でイベントの視聴を楽しむことができる。
ある局面において、サーバ20は、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが動的な表示態様で表示されている場合において、視認性向上モジュール2037(レイヤ切替モジュール2038、視点切替モジュール2039)によって、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳している期間において、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を行ってもよい。このような処理により、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳している期間だけ第1のオブジェクトの視認性を向上させる処理を行うことができるので、それ以外の期間(第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳している表示状態が解消した期間)は、ユーザは本来の表示状態でイベントの視聴を楽しむことができる。
ある局面において、サーバ20は、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが動的な表示態様で表示されている場合には、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限してもよい。第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが動的な表示態様で表示されている場合には、時間の経過によって、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳している表示状態が解消する。そこでこのような処理により、視認性向上の処理負荷を不用意に増大させることが回避されるとともに、ユーザは本来の表示状態でイベントの視聴を楽しむことができる。
ある局面において、サーバ20は、提供されるギフトの種類等に応じて、当該ギフトを表すオブジェクトの視認性を向上させる処理を制限してもよい。具体的には、ユーザ等によって提供されるギフトが無料のギフトである場合には、サーバ20は、当該ギフトを表すオブジェクトの視認性を向上させる処理を制限する。ユーザ等にとって無料のギフトは気軽に提供できるギフトであるため、仮想空間に大量に配置されることが想定される。このような場合には、ギフト同士の重畳等が多数発生し、ギフトを表すオブジェクトの視認性を向上させる処理を行っても視認性を向上できないおそれがある。このように、例えば、無料のギフト(オブジェクト)の視認性を向上させる処理を制限し、有料のギフト(オブジェクト)の視認性を向上させる処理のみを実行することで、ユーザが本来期待するギフトの優先的な表示が行われ、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。なおこの場合、仮想空間に大量に配置された無料のギフトが視認性を阻害するおそれもあるため、例えば、無料のギフトについては、仮想空間に同時に配置できるギフト数を制限する処理、新しい無料のギフト(オブジェクト)が仮想空間に配置された場合にはそれ以前に配置されていた無料のギフト(オブジェクト)を仮想空間から消失させる処理、等を行うこともできる。
<4 第1の実施形態の画面例>
図9~15は、本発明において開示される、システム1を利用し、仮想空間で実施されるイベントを視聴するユーザの操作入力に基づいて、当該イベントの出演者に対してギフトを提供する操作を行う一連の処理の際に表示される各種画面例を示す図である。
図9は、イベントを視聴するユーザが、ギフトを提供するイベントの出演者を選択する操作を行う際の画面例を示す。
図9において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者一覧表示領域901、出演者選択操作表示領域902等を表示する。なおこの画面は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。また例えば、この画面を、ライブなどのイベントが視認できる程度に半透明状にディスプレイ1302に表示させることができる。このようにすることで、ユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
出演者一覧表示領域901は、イベントの出演者の一覧等を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、出演者一覧表示領域901に、例えば、イベントに出演するすべての出演者の画像9011と出演者名8012を表示する。各出演者の画像9011および出演者名9012の情報は、ユーザが押下する等の操作入力を受け付けるボタンとして機能する。制御部190は、ユーザから当該画像等を押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行する。
出演者選択操作表示領域902は、ユーザがギフトを提供する出演者を選択して確定させる操作を行うための情報を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、出演者選択操作表示領域902に、出演者選択リスト9021、ギフト提供ボタン9022等を表示する。
出演者選択リスト9021は、ユーザがギフト提供の対象として選択する出演者に関する情報をプルダウン式に表示する。出演者に関する情報の表示方式はこれに限定されない。制御部190は、ユーザから当該リストに含まれる出演者を選択する操作入力を受け付けると、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行する。なお、出演者選択操作表示領域902には、テキスト「画像をクリックでも選択可能です」が表示されており、上記した各出演者の画像9011および出演者名9012の情報を押下する等の操作入力でも、ギフトを提供する出演者を選択する処理を実行することができる。
ギフト提供ボタン9022は、ユーザの操作によってギフトを提供する対象の出演者を確定させ、ギフトを提供する操作を行うためのボタンである。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを提供する操作を実行する。
図10は、イベントを視聴するユーザが、出演者に対してギフトを提供する際の画面例を示す。
図10において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、説明文章表示領域1001、ギフト一覧表示領域1002、ギフト選択操作表示領域1003等を表示する。なおこの画面は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。また例えば、この画面を、ライブなどのイベントが視認できる程度に半透明状にディスプレイ1302に表示させることができる。このようにすることで、ユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
説明文章表示領域1001は、ユーザが判定結果に関する情報を確認するために参照する説明文章等を表示する。説明文章表示領域1001には、例えば、ユーザが選択したギフト提供対象となる出演者に関する情報等が表示される。
ギフト一覧表示領域1002は、ユーザが視聴するイベントで提供するギフトの一覧等を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト一覧表示領域1002に、例えば、ユーザが視聴するイベントで提供可能なすべてのギフトの画像(ギフトを表すオブジェクト)10021、ギフト名10022を表示する。各オブジェクト10021およびギフト名10022の情報は、ユーザが押下する等の操作入力を受け付けるボタンとして機能する。制御部190は、ユーザから当該画像等を押下する等の操作入力を受け付けると、ギフトを選択する処理を実行する。
ギフト選択操作表示領域1003は、ユーザが提供するギフトを確定させる操作を行うための情報を表示する。ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ギフト選択操作表示領域1003に、ギフト選択リスト10031、確定ボタン10032等を表示する。
ギフト選択リスト10031は、ユーザが提供するギフトに関する情報をプルダウン式に表示する。ギフトに関する情報の表示方式はこれに限定されない。制御部190は、ユーザから当該リストに含まれるギフトを選択する操作入力を受け付けると、ギフトを選択する処理を実行する。なお、ギフト選択操作表示領域1003には、テキスト「画像をクリックでも選択可能です」が表示されており、上記した各オブジェクト10021の画像およびギフト名10022の情報を押下する等の操作入力でも、ギフトを選択する処理を実行することができる。
確定ボタン10032は、ユーザの操作によって選択されたギフトを確定するためのボタンである。制御部190は、ユーザから当該ボタンを押下する等の操作入力を受け付けると、選択したギフトを確定(指定)する処理を実行する。
図11は、イベントを視聴するユーザからのギフトを提供する操作に応じて、ユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示されるギフトを表すオブジェクトの画面例を示す。この画面例では、ユーザ(第1のユーザ)からのギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)が他のオブジェクト(第2のオブジェクト)と異なるレイヤにおいて仮想空間に配置される場合について説明する。
図11において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1101等を表示する。
出演者表示領域1101は、仮想空間で実施されるイベントに出演する出演者によって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、2名の出演者が表示されており、第1のユーザから提供されるギフト(ギフトを表す第1のオブジェクト11012)の提供を受ける出演者に対応するアバターオブジェクト11011Aとし、第1のユーザからギフト提供を受けていない出演者に対応するアバターオブジェクト11011Bとしている。例えば、サーバ20のギフト配置モジュール2035が、ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、仮想空間にギフトを表す第1のオブジェクト10012を配置することにより、ユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に第1のオブジェクト11012を表示する。この画面例では、第1のユーザから提供されたギフトを表す第1のオブジェクトの一部上に、すでに仮想空間に配置されているギフトを表すオブジェクト(第2のオブジェクト11013)が重畳している状態で表示されている。この場合、サーバ20の評価モジュール2036によって、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクト11012が配置される第1のレイヤが第2のオブジェクト11013が配置される第2のレイヤよりも下層側に位置することで、第1のオブジェクト11012の少なくとも一部上に第2のオブジェクト11013が重畳していると評価される。
図12は、イベントを視聴するユーザからのギフトを提供する操作に応じて、ユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示されるギフトを表すオブジェクトの画面例を示す。この画面例では、仮想空間に配置されるオブジェクトの配置位置を切り替えることにより、図11に示した、仮想空間に配置された第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させた後の表示状態について説明する。
図12において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1201等を表示する。
出演者表示領域1201は、仮想空間で実施されるイベントに出演する出演者によって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、2名の出演者が表示されており、第1のユーザから提供されるギフト(ギフトを表す第1のオブジェクト12012)の提供を受ける出演者に対応するアバターオブジェクト12011Aとし、第1のユーザからギフト提供を受けていない出演者に対応するアバターオブジェクト10011Bとしている。例えば、サーバ20のギフト配置モジュール2035により第1のユーザが提供したギフトを表す第1のオブジェクト12012が仮想空間に配置された後に、サーバ20のレイヤ切替モジュール2038により、表示画面において、第1のオブジェクト12012が配置される第1のレイヤと第2のオブジェクト12013とが配置される第2のレイヤとのレイヤが切り替えられることにより、第1のレイヤが第2のレイヤよりも上層側に配置されている。具体的には、レイヤ切替モジュール2038は、評価モジュール2036によって、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクト12012が配置されるレイヤが第2のオブジェクト12013が配置されるレイヤよりも下層側に位置することで、第1のオブジェクト12012の少なくとも一部上に、第2のオブジェクト12013が重畳していると評価された場合に、第1のレイヤと第2のレイヤとのレイヤを切り替えて、第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させることにより、第1のオブジェクト12012における重畳部分の視認性を向上させている。
図13は、イベントを視聴するユーザからのギフトを提供する操作に応じて、ユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示されるギフトを表すオブジェクトの画面例を示す。この画面例では、ユーザ(第1のユーザ)からのギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)が他のオブジェクト(第2のオブジェクト)とともに、三次元の仮想空間に配置されている場合について説明する。
図13において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1311等を表示する。
出演者表示領域1311は、仮想空間で実施されるイベントに出演する出演者によって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、2名の出演者が表示されており、第1のユーザから提供されるギフト(ギフトを表す第1のオブジェクト13112)の提供を受ける出演者に対応するアバターオブジェクト13111Aとし、第1のユーザからギフト提供を受けていない出演者に対応するアバターオブジェクト13111Bとしている。例えば、サーバ20のギフト配置モジュール2035が、ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、仮想空間にギフトを表す第1のオブジェクト13112を配置することにより、ユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に第1のオブジェクト13112を表示する。この画面例では、第1の視点位置(図13に示す視点位置)において、第1のユーザから提供されたギフトを表す第1のオブジェクトの一部上に、すでに仮想空間に配置されているギフトを表すオブジェクト(第2のオブジェクト13113)が重畳している状態で表示されている。この場合、サーバ20の評価モジュール2036によって、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1の視点位置において、第1のオブジェクト13112の少なくとも一部上に第2のオブジェクト13113が重畳していると評価される。
図14は、イベントを視聴するユーザからのギフトを提供する操作に応じて、ユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示されるギフトを表すオブジェクトの画面例を示す。この画面例では、仮想空間の視点位置を切り替えることにより、図13に示した、仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視認性を向上させた後の表示状態について説明する。
図14において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1401等を表示する。
出演者表示領域1401は、仮想空間で実施されるイベントに出演する出演者によって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、2名の出演者が表示されており、第1のユーザから提供されるギフト(ギフトを表す第1のオブジェクト14012)の提供を受ける出演者に対応するアバターオブジェクト14011Aとし、第1のユーザからギフト提供を受けていない出演者に対応するアバターオブジェクト14011Bとしている。例えば、サーバ20のギフト配置モジュール2035により第1のユーザが提供したギフトを表す第1のオブジェクト14012が仮想空間に配置された後に、サーバ20の視点切替モジュール2039により、表示画面において、第1の視点位置から第2の視点位置に切り替えられた表示状態で第1のオブジェクト14012と他のオブジェクト(第2のオブジェクト14013)とが配置されている。具体的には、視点切替モジュール2039は、評価モジュール2036によって、ユーザが利用する端末装置10の表示画面における第1の視点位置において、第1のオブジェクト14012の少なくとも一部上に、第2のオブジェクト14013が重畳していると評価された場合に、第1の視点位置から、第1のオブジェクト14012上に第2のオブジェクト14013が重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクト14012における重畳部分の視認性を向上させている。
図15は、イベントを視聴するユーザからのギフトを提供する操作に応じて、ユーザが利用する端末装置10の表示画面に表示されるギフトを表すオブジェクトの画面例を示す。この画面例では、ユーザ(第1のユーザ)によって提供されたギフトを表すオブジェクト(第1のオブジェクト)とともに仮想空間に配置される他のオブジェクト(第2のオブジェクト)の表示態様を変更することにより、仮想空間に配置された第1のオブジェクトの視認性を向上させた後の表示状態について説明する。
図15において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1501等を表示する。
出演者表示領域1501は、仮想空間で実施されるイベントに出演する出演者によって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、2名の出演者が表示されており、第1のユーザから提供されるギフト(ギフトを表す第1のオブジェクト15012)の提供を受ける出演者に対応するアバターオブジェクト15011Aとし、第1のユーザからギフト提供を受けていない出演者に対応するアバターオブジェクト15011Bとしている。例えば、サーバ20のギフト配置モジュール2035により、第1のユーザが提供したギフトを表す第1のオブジェクト15012が仮想空間に配置された後に、サーバ20の表示態様変更モジュール2040により、表示画面において、第2のオブジェクトが透過状態となるように表示態様が変更された表示状態で表示されている。具体的には、視点切替モジュール2039は、評価モジュール2036によって、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクト15012の少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、表示画面において第2のオブジェクト15013が透過状態で表示されるように第2のオブジェクト15013の表示態様を変更することにより、第1のオブジェクト15012における重畳部分の視認性を向上させている。
(第2の実施形態)
以下の実施形態では、ユーザ(第1のユーザ)からのギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置される当該ギフトを表す第1のオブジェクトと異なる他のオブジェクト(第2のオブジェクト)が第1のユーザによって提供されたギフトを表すオブジェクトである場合において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認する技術について説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成を持つ部分(例えば、端末装置10、サーバ20等)についての説明は省略し、第2の実施形態に特有の構成、処理についてのみ説明する。
<5 第2の実施形態におけるサーバ20の機能的な構成>
図3に示すように、サーバ20は、新たに確認モジュール2041と、視点切替操作受付モジュール2042と、制限モジュール2043とを備える。
確認モジュール2041は、第2のオブジェクトが、第1のユーザから提供されたギフトを表すオブジェクトである場合において、評価モジュール2036により、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるか否かを確認する一連の処理を制御する。具体的に、確認モジュール2041は、第2のオブジェクトが、第1のユーザから提供されたギフトを表すオブジェクトである場合に、評価モジュール2036により、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるか否かを確認する。仮想空間に配置される第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとがともに第1のユーザによって提供されたギフトを表すオブジェクトである場合において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合であっても、第1のユーザにとって必ずしも第1のオブジェクトの表示を優先したいとは限らない場合がある。例えば、第1のユーザによって提供された第2のオブジェクトが第1のユーザにとって優先したいギフトを表すオブジェクトである場合には、第1のユーザにとって、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させない方が望ましい。確認モジュール2041は、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるか否かを確認する処理として、例えば、第1のユーザに対して、当該視認性を向上させるための操作と、当該視認性を向上させないための操作(現行の表示状態を維持するための操作)とをいずれかを選択させるための情報を提示することができる。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるか否かを確認するための情報を第1のユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
視点切替操作受付モジュール2042は、確認モジュール2041による第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付ける一連の処理を制御する。この場合、端末装置10は、第1のユーザから受け付けた、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作に関する情報をサーバ20へ送信する。サーバ20の視点切替操作受付モジュール2042は、端末装置10から当該情報を受信する。例えば、サーバ20は、端末装置10から当該情報を受信すると、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作に関する情報を端末装置10へ送信する。
制限モジュール2043は、確認モジュール2041による第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付けない場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限する一連の処理を制御する。具体的に、制限モジュール2043は、確認モジュール2041による第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させないための操作を受け付けた場合(当該視認性を向上させるための操作を受け付けない場合)に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限する。制限モジュール2043による制限処理が行われた場合には、視認性向上モジュール2037による第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理が行われない。また制限モジュール2043は、確認モジュール2041により、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否の確認が行われた後一定期間内に第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させないための操作を受け付けなかった場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限することもできる。
<6 第2の実施形態における動作例>
以下、システム1が、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認する際の一連の処理について説明する。
図16は、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認する際の一連の処理を表すフローチャートである。なお、本フローチャートにおいても、ユーザが使用する端末装置10の制御部190とサーバ20とが情報をやりとりすることで一連の処理を実行する例を開示するが、これに限られない。
ステップS1651において、サーバ20の制御部203は、第2のオブジェクトが、第1のユーザから提供されたギフトを表すオブジェクトである場合に、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認する。具体的には、確認モジュール2041は、評価モジュール2036によって、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認する。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否の確認に関する情報をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
ステップS1601において、サーバ20の制御部203は、ステップS1651で要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付ける。具体的には、例えば、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に表示した所定の操作画面に対し、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付ける。この場合、端末装置10は、ユーザから受け付けた当該操作に関する情報をサーバ20へ送信する。なおこのステップにおいて、サーバ20の制御部203は、ステップS1651で要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付ける代わりに、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付けない処理を行うことができる。この場合には、サーバ20の制御部203は、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限する。具体的には、例えば、制限モジュール2043は、重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付けない場合に、ステップS1652における第1のオブジェクトにおける前記重畳部分の視認性を向上させる処理を制限する。
ステップS1652において、サーバ20の制御部203は、ステップS1601での第1のユーザからの操作に応じて、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。具体的に、視認性向上モジュール2037は、評価モジュール2036によって、第1のユーザからのギフト提供により仮想空間に配置された第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理として、第1のユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第2のオブジェクトが重畳していることによって、視認できない第1のオブジェクトの少なくとも一部(重畳部分)を、部分的もしくは完全に視認できる状態にする処理を行う。この場合、サーバ20は、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させた表示状態に関する情報をユーザが利用する端末装置10へ送信する。端末装置10は、受信した情報に対応する第1のオブジェクトをディスプレイ1302上に表示する。
このような処理により、仮想空間に配置される第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとがともに同じユーザ(第1のユーザ)によって提供されたギフトを表すオブジェクトである場合において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳している場合であっても、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとのどちらの表示を優先したいのかを、第1のユーザに確認する機会を与えることができる。これにより、第1のユーザは、表示を優先したいギフトを表すオブジェクトを自身で選択することができるので、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
<7 第2の実施形態の画面例>
図17は、本発明において開示される、システム1を利用し、第1のユーザから提供されたギフトを表す第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとが重畳し、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳している表示状態である場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトの視認性向上の要否を確認する一連の処理の際に表示される画面例を示す図である。
図17は、第1のユーザから提供されたギフトを表す第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、第2のオブジェクトが重畳している表示状態である場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトの視認性向上の要否を確認する際の画面例を示す。この画面例では、第1のユーザからのギフトを提供する操作に応じて、当該ギフトを表す第1のオブジェクトが第2のオブジェクトと異なるレイヤにおいて仮想空間に配置される場合について説明する。
図17において、ユーザが利用する端末装置10の制御部190は、ディスプレイ1302に、出演者表示領域1701、要否選択操作表示領域1702等を表示する。なおこの画面は、ディスプレイ1302の全面に表示されている必要はない。例えば、この画面を、ディスプレイ1302の一部に表示させることができる。また例えば、この画面を、ライブなどのイベントが視認できる程度に半透明状にディスプレイ1302に表示させることができる。このようにすることで、ユーザは、ライブなどのイベントを楽しみながら画面の操作を行うことができる。
出演者表示領域1701は、仮想空間で実施されるイベントに出演する出演者によって行われるパフォーマンス等を表示する。この画面例では、2名の出演者が表示されており、第1のユーザから提供されるギフト(ギフトを表す第1のオブジェクト17012)の提供を受ける出演者に対応するアバターオブジェクト17011Aとし、第1のユーザからギフト提供を受けていない出演者に対応するアバターオブジェクト17011Bとしている。例えば、サーバ20のギフト配置モジュール2035が、ユーザからのギフトを提供する操作に応じて、仮想空間にギフトを表す第1のオブジェクト17012を配置することにより、ユーザが利用する端末装置10のディスプレイ1302に第1のオブジェクト17012を表示する。この画面例では、第1のユーザから提供されたギフトを表す第1のオブジェクト17012の一部上に、すでに仮想空間に配置されている第1のユーザから提供された第2のオブジェクト17013が重畳している状態で表示されている。この場合、サーバ20の評価モジュール2036によって、ユーザが利用する端末装置10の表示画面において、第1のオブジェクト17012が配置される第1のレイヤが第2のオブジェクト17013が配置される第2のレイヤよりも下層側に位置することで、第1のオブジェクト17012の少なくとも一部上に、第2のオブジェクト17013が重畳していると評価される。
要否選択操作表示領域1702は、第1のユーザが、第1のオブジェクトの視認性を向上させるための処理を行うか否かを選択するための情報を表示する。第1のユーザが利用する端末装置10の制御部190は、要否選択操作表示領域1702に、説明文章表示領域17021、優先表示可ボタン17022、優先表示不可ボタン17023等を表示する。
説明文章表示領域17021は、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトの視認性向上の要否を確認する説明文章等を表示する。説明文章表示領域17021には、例えば、ユーザ名とともに、第1のユーザが提供したギフト(第1のオブジェクト17012)が、自身が提供したギフト(第2のオブジェクト17013)と重なって表示されているため、第1のオブジェクトを優先的に表示させるか否かを確認する情報等が表示される。
優先表示可ボタン17022は、第1のユーザの操作によって、第1のオブジェクト17012を優先的に表示させる操作を行うためのボタンである。具体的には、第1のユーザがボタンを押下することにより、視点切替モジュール2039が、第1のオブジェクト17012が配置される第1のレイヤと第2のオブジェクト17013が配置されるレイヤとのレイヤを切り替えて、第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる。
優先表示不可ボタン17023は、第1のユーザの操作によって、第1のオブジェクト17012を優先的に表示させない(現行の表示状態を維持する)操作を行うためのボタンである。具体的には、第1のユーザがボタンを押下することにより、制限モジュール2043が、第1のオブジェクト17012における重畳部分の視認性を向上させる処理を制限して、第1のオブジェクト17012の少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳している表示状態が維持される。
ある局面において、サーバ20は、評価モジュール2036によって、第1のユーザからのギフトを提供する操作に応じて仮想空間に配置されるギフトを表す第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、第1のユーザから提供された他のギフトを表すオブジェクト(第2のオブジェクト)および他のユーザ(第2のユーザ)から提供された他のギフトを表すオブジェクト(第2のオブジェクト)が重畳していると評価される場合に、視認性向上モジュール2037が、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を行うとともに、確認モジュール2041が、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるか否かを確認する処理をおこなってもよい。このような処理により、他のユーザ(第2のユーザ)から提供されたギフトを表すオブジェクトに対しては、第1のユーザから提供されたギフトを表す第1のオブジェクトの視認性を向上させる一方で、第1のユーザ自身から提供されたギフトを表すオブジェクトに対しては、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとのどちらの表示を優先したいのかを、第1のユーザに確認する機会を与えることができる。これにより、第1のユーザは、表示を優先したいギフトを表すオブジェクトを自身で選択することができるので、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
ある局面において、サーバ20は、確認モジュール2041による第1のオブジェクトの重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付けない場合に、制限モジュール2043によって、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限する処理を行ってもよい。このような処理により、仮想空間に配置される第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとがともに同じユーザ(第1のユーザ)によって提供されたギフトを表すオブジェクトである場合において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳している場合であっても、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとのどちらの表示を優先したいのかを、第1のユーザに確認する機会を与えることができる。これにより、第1のユーザは、表示を優先したいギフトを表すオブジェクトを自身で選択することができるので、ユーザのギフティング意欲を高めることができる。
<8 コンピュータの基本ハードウェア構成>
図18は、コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ90は、プロセッサ911、主記憶装置912、補助記憶装置913、通信IF991(インタフェース、Interface)を少なくとも備える。これらは通信バス921により相互に電気的に接続される。
プロセッサ911とは、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアである。プロセッサ911は、演算装置、レジスタ、周辺回路等から構成される。
主記憶装置912とは、プログラム、及びプログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものである。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
補助記憶装置913とは、データ及びプログラムを保存するための記憶装置である。例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
通信IF991とは、有線又は無線の通信規格を用いて、他のコンピュータとネットワークを介して通信するための信号を入出力するためのインタフェースである。
ネットワークは、インターネット、LAN、無線基地局等によって構築される各種移動通信システム等で構成される。例えば、ネットワークには、3G、4G、5G移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、所定のアクセスポイントによってインターネットに接続可能な無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))等が含まれる。無線で接続する場合、通信プロトコルとして例えば、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。有線で接続する場合は、ネットワークには、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により直接接続するものも含む。
なお、各ハードウェア構成の全部または一部を複数のコンピュータ90に分散して設け、ネットワークを介して相互に接続することによりコンピュータ90を仮想的に実現することができる。このように、コンピュータ90は、単一の筐体、ケースに収納されたコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
<9 コンピュータ90の基本機能構成>
コンピュータ90の基本ハードウェア構成(図11)により実現されるコンピュータの機能構成を説明する。コンピュータは、制御部、記憶部、通信部の機能ユニットを少なくとも備える。
なお、コンピュータ90が備える機能ユニットは、それぞれの機能ユニットの全部または一部を、ネットワークで相互に接続された複数のコンピュータ90に分散して設けても実現することができる。コンピュータ90は、単一のコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
制御部は、プロセッサ911が補助記憶装置913に記憶された各種プログラムを読み出して主記憶装置912に展開し、当該プログラムに従って処理を実行することにより実現される。制御部は、プログラムの種類に応じて様々な情報処理を行う機能ユニットを実現することができる。これにより、コンピュータは情報処理を行う情報処理装置として実現される。
記憶部は、主記憶装置912、補助記憶装置913により実現される。記憶部は、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶する。また、プロセッサ911は、プログラムに従って記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置912または補助記憶装置913に確保することができる。また、制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ911に、記憶部に記憶されたデータの追加、更新、削除処理を実行させることができる。
データベースは、リレーショナルデータベースを指し、行と列によって構造的に規定された表形式のテーブル、マスタと呼ばれるデータ集合を、互いに関連づけて管理するためのものである。データベースでは、表をテーブル、マスタ、表の列をカラム、表の行をレコードと呼ぶ。リレーショナルデータベースでは、テーブル、マスタ同士の関係を設定し、関連づけることができる。
通常、各テーブル、各マスタにはレコードを一意に特定するための主キーとなるカラムが設定されるが、カラムへの主キーの設定は必須ではない。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ911に、記憶部に記憶された特定のテーブル、マスタにレコードを追加、削除、更新を実行させることができる。
また、記憶部に、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶させることにより、本開示にかかる情報処理装置、情報処理システムが製造されたものとして捉えることができる。
なお、本開示におけるデータベース、マスタは、情報が構造的に規定された任意のデータ構造体(リスト、辞書、連想配列、オブジェクトなど)を含み得る。データ構造体には、データと、任意のプログラミング言語により記述された関数、クラス、メソッドなどを組み合わせることにより、データ構造体と見なし得るデータも含むものとする。
通信部は、通信IF991により実現される。通信部は、ネットワークを介して他のコンピュータ90と通信を行う機能を実現する。通信部は、他のコンピュータ90から送信された情報を受信し、制御部へ入力することができる。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ911に、受信した情報に対する情報処理を実行させることができる。また、通信部は、制御部から出力された情報を他のコンピュータ90へ送信することができる。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク、SSD、光ディスク、光磁気ディスク、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
本明細書中に記載されている構成要素により実現される機能は、当該記載された機能を実現するようにプログラムされた、汎用プロセッサ、特定用途プロセッサ、集積回路、ASICs (Application Specific Integrated Circuits)、CPU (a Central Processing Unit)、従来型の回路、および/又はそれらの組合せを含む、circuitry又はprocessing circuitryにおいて実装されてもよい。プロセッサは、トランジスタやその他の回路を含み、circuitry又はprocessing circuitryとみなされる。プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行する、programmed processorであってもよい。
本明細書において、circuitry、ユニット、手段は、記載された機能を実現するようにプログラムされたハードウェア、又は実行するハードウェアである。当該ハードウェアは、本明細書に開示されているあらゆるハードウェア、又は、当該記載された機能を実現するようにプログラムされた、又は、実行するものとして知られているあらゆるハードウェアであってもよい。
当該ハードウェアがcircuitryのタイプであるとみなされるプロセッサである場合、当該circuitry、手段、又はユニットは、ハードウェアと、当該ハードウェア及び又はプロセッサを構成する為に用いられるソフトウェアの組合せである。
<10 変形例>
本実施形態の変形例について説明する。すなわち、以下のような態様を採用してもよい。
(1)情報処理装置であって、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
(2)方法であって、コンピュータを情報処理装置として機能させ、当該情報処理装置に、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ29を備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、ギフトを提供する操作を受け付けるステップ(S601)と、受け付けたギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に、ギフトを表す第1のオブジェクトを配置するステップ(S651)と、第1のユーザが利用する端末装置の表示画面に表示される、配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態を評価するステップ(S652)と、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳している評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるステップ(S653)と、を実行させるプログラム。
(付記2)
プログラムは、プロセッサに、さらに、表示画面に表示される、第1のオブジェクトが配置される第1のレイヤと第2のオブジェクトが配置される第2のレイヤとの間でレイヤを切り替えるステップ(S753)を実行させ、表示画面において、第1のレイヤが第2のレイヤよりも下層側に位置することで、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、レイヤを切り替えて第1のレイヤを第2のレイヤよりも上層側に配置させることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
プログラムは、プロセッサに、さらに、表示画面に表示される仮想空間を視認する視点位置を切り替えるステップ(S853)を実行させ、第1の視点位置において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記1に記載のプログラム。
(付記4)
プログラムは、プロセッサに、さらに、視点位置が、第1の視点位置から第2の視点位置へ切り替えられた後において所定条件を満たした場合に、視点位置を、第2の視点位置から第1の視点位置へ切り替えるステップを実行させる、付記3に記載のプログラム。
(付記5)
所定条件が、第1の視点位置から第2の視点位置へ切り替えられてから一定期間経過した場合である、付記4に記載のプログラム。
(付記6)
所定条件が、第1の視点位置において、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態となった場合である、付記4に記載のプログラム。
(付記7)
プログラムは、プロセッサに、さらに、第1のユーザから、視点位置の切り替えを許可する操作を受け付けるステップを実行させ、受け付けた視点位置の切り替えを許可する操作に応じて、第1の視点位置から、第1のオブジェクト上に第2のオブジェクトが重畳していない状態で表示される第2の視点位置へ、視点位置を切り替えることにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記3に記載のプログラム。
(付記8)
プログラムは、プロセッサに、さらに、第2のオブジェクトの表示態様を変更するステップをさらに実行させ、表示画面において第2のオブジェクトが非表示となるように第2のオブジェクトの表示態様を変更することにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記1に記載のプログラム。
(付記9)
プログラムは、プロセッサに、さらに、第2のオブジェクトの表示態様を変更するステップをさらに実行させ、表示画面において第2のオブジェクトが透過状態で表示されるように第2のオブジェクトの表示態様を変更することにより、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記1に記載のプログラム。
(付記10)
第2のオブジェクトが、第1のユーザとは異なる第2のユーザから提供されたギフトを表すオブジェクトである、付記1に記載のプログラム。
(付記11)
重畳部分の視認性を向上させるステップにおいて、第1のオブジェクトにおける所定面積割合以上の部分上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記1に記載のプログラム。
(付記12)
第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが動的な表示態様で表示されている場合において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳している期間において、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記1に記載のプログラム。
(付記13)
第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの少なくともいずれかが動的な表示態様で表示されている場合において、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限する、付記1に記載のプログラム。
(付記14)
第2のオブジェクトが、第1のユーザから提供されたギフトを表すオブジェクトである場合に、プログラムは、プロセッサに、さらに、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳していると評価された場合に、第1のユーザに対して、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認するステップ(S1651)を実行させる、付記1に記載のプログラム。
(付記15)
プログラムは、プロセッサに、さらに、重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付けるステップ(S1601)を実行させ、第1のユーザからの操作に応じて、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる、付記1に記載のプログラム。
(付記16)
プログラムは、プロセッサに、さらに、重畳部分の視認性を向上させる処理の要否を確認した第1のユーザから、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるための操作を受け付けない場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる処理を制限するステップを実行させる、付記1に記載のプログラム。
(付記17)
プロセッサ29を備えるコンピュータによって実行される方法であって、プロセッサ29は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、ギフトを提供する操作を受け付けるステップ(S601)と、受け付けたギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に、ギフトを表す第1のオブジェクトを配置するステップ(S651)と、第1のユーザが利用する端末装置の表示画面に表示される、配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態を評価するステップ(S652)と、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳している評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させるステップ(S653)と、を実行する方法。
(付記18)
制御部203を備える情報処理装置であって、制御部203は、仮想空間で実施されるイベントを視聴する第1のユーザから、ギフトを提供する操作を受け付ける機能(S601)と、受け付けたギフトを提供する操作に応じて、仮想空間に、ギフトを表す第1のオブジェクトを配置する機能(S651)と、第1のユーザが利用する端末装置の表示画面に表示される、配置された第1のオブジェクトの視覚的な表示状態を評価する機能(S652)と、表示画面において、第1のオブジェクトの少なくとも一部上に、仮想空間に配置される第2のオブジェクトが重畳している評価された場合に、第1のオブジェクトにおける重畳部分の視認性を向上させる機能(S653)と、を有する情報処理装置。