JP7705331B2 - 作業機械における油圧制御システム - Google Patents
作業機械における油圧制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7705331B2 JP7705331B2 JP2021160907A JP2021160907A JP7705331B2 JP 7705331 B2 JP7705331 B2 JP 7705331B2 JP 2021160907 A JP2021160907 A JP 2021160907A JP 2021160907 A JP2021160907 A JP 2021160907A JP 7705331 B2 JP7705331 B2 JP 7705331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pilot pressure
- supply
- control valve
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
そこで従来、第一、第二の両方の制御弁を、共通の電磁比例弁から出力されるパイロット圧で作動させるようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。このように第一、第二の二つの異なる制御弁に共通する電磁比例弁を用いることで、電磁比例弁の数を減少させることができる。
請求項2の発明は、第一、第二油圧ポンプと、第一、第二の両方の油圧ポンプを油圧供給源とする油圧アクチュエータと、第一油圧ポンプから油圧アクチュエータへの供給流量を制御する第一制御弁と、第二油圧ポンプから油圧アクチュエータへの圧油供給流量を制御する第二制御弁とを備えてなる作業機械の油圧制御システムにおいて、第一、第二制御弁は、これら第一、第二制御弁に共用される共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧により作動して油圧アクチュエータへの供給用弁路をそれぞれ開口する一方、共用電磁比例弁は、油圧アクチュエータ用操作具の操作量の増加に伴い高圧となるパイロット圧を出力する構成にすると共に、第二制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧を、第一制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧よりも高圧に設定して、共用電磁比例弁が第一制御弁開口開始パイロット圧以上かつ第二制御弁開口開始パイロット圧未満のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一制御弁の供給用弁路は開くが第二制御弁の供給用弁路は閉じていることで第一油圧ポンプからの供給流量のみが油圧アクチュエータに供給される一方、共用電磁比例弁が第二制御弁用開口開始パイロット圧以上のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一および第二制御弁の供給用弁路が開くことで第一および第二油圧ポンプからの合計流量が油圧アクチュエータに供給される構成にするにあたり、油圧アクチュエータ用操作具の操作量が予め設定される設定値のときに共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧を第二制御弁開口開始パイロット圧に設定する一方、共用電磁比例弁からの出力パイロット圧は、操作具操作量が設定値以上のときの操作量増加に対するパイロット圧の増加曲線が上凸状となるように設定されることを特徴とする作業機械における油圧制御システムである。
請求項3の発明は、第一、第二油圧ポンプと、第一、第二の両方の油圧ポンプを油圧供給源とする油圧アクチュエータと、第一油圧ポンプから油圧アクチュエータへの供給流量を制御する第一制御弁と、第二油圧ポンプから油圧アクチュエータへの圧油供給流量を制御する第二制御弁とを備えてなる作業機械の油圧制御システムにおいて、第一、第二制御弁は、これら第一、第二制御弁に共用される共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧により作動して油圧アクチュエータへの供給用弁路をそれぞれ開口する一方、共用電磁比例弁は、油圧アクチュエータ用操作具の操作量の増加に伴い高圧となるパイロット圧を出力する構成にすると共に、第二制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧を、第一制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧よりも高圧に設定して、共用電磁比例弁が第一制御弁開口開始パイロット圧以上かつ第二制御弁開口開始パイロット圧未満のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一制御弁の供給用弁路は開くが第二制御弁の供給用弁路は閉じていることで第一油圧ポンプからの供給流量のみが油圧アクチュエータに供給される一方、共用電磁比例弁が第二制御弁用開口開始パイロット圧以上のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一および第二制御弁の供給用弁路が開くことで第一および第二油圧ポンプからの合計流量が油圧アクチュエータに供給される構成にするにあたり、前記共用電磁比例弁は、油圧アクチュエータ用操作具の操作に基づいて制御装置から出力される電流値に応じて増減するパイロット圧を出力すると共に、共用電磁比例弁の電流値のキャリブレーションは、第一制御弁の供給用弁路の開口開始時の電流値と第二制御弁の供給用弁路の開口開始時の電流値との二ポイントで行うことを特徴とする作業機械における油圧制御システムである。
請求項2の発明とすることにより、第一油圧ポンプからの供給圧油に第二油圧ポンプからの供給圧油が合流することにタイミングを合わせて、操作具操作量の増加に対する油圧アクチュエータへの供給流量の増加比率が大きくなって、微操作と急操作との両方の良好な操作性を確保できる。
請求項3の発明とすることにより、第一油圧ポンプからの圧油に第二油圧ポンプからの圧油を合流させる合流開始と、第二油圧ポンプからの供給流量を制御する第二制御弁の供給用弁路の開口開始とのタイミングを正確に合わせることができる。
図1は、本発明の油圧制御システムが設けられた作業機械の一例である油圧ショベル1を示す図であって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2の上方に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に装着される作業機4等の各部から構成されており、さらに該作業機4は、基端部が上部旋回体3に上下揺動自在に支持されるブーム5、該ブーム5の先端部に前後揺動自在に支持されるスティック6、該スティック6の先端部に揺動自在に取付けられるバケット7等から構成されていると共に、油圧ショベル1には、前記ブーム5、スティック6、バケット7をそれぞれ揺動せしめるためのブームシリンダ8、スティックシリンダ9、バケットシリンダ10や、下部走行体2を走行せしめるための左右の走行モータ(図示せず)、上部旋回体3を旋回せしめるための旋回モータ11(図2に図示)等の各種油圧アクチュエータが備えられている。
図2において、A、Bは可変容量型の第一、第二油圧ポンプ、Aa、Baは第一、第二油圧ポンプA、Bの容量を可変する容量可変手段、12は油タンクである。また、8、9、10、11は前記ブームシリンダ、スティックシリンダ、バケットシリンダ、旋回モータであって、本実施の形態では、ブームシリンダ8およびスティックシリンダ9は第一、第二油圧ポンプA、Bの両方の油圧ポンプを油圧供給源とし、バケットシリンダ10は第一油圧ポンプAを油圧供給源とし、旋回モータ11は第二油圧ポンプBを油圧供給源とするように構成されている。尚、本実施の形態では、ブームシリンダ8が本発明の油圧アクチュエータに相当する。
ここで、前記ブーム用流量制御弁29は、図4に示す如く、ブーム用共用電磁比例弁41から出力されるパイロット圧が第二設定パイロット圧(本発明の第二制御弁開口開始パイロット圧に相当する)Pp2以上のときに供給用弁路29aが開口するように設定されていると共に、その開口面積は、パイロット圧の増加に伴い大きくなるように設定されている。そして、ブーム用流量制御弁29にパイロット圧を出力するブーム用共用電磁比例弁41は、後述するようにブーム用方向切換弁23の伸長側パイロットポート23aにもパイロット圧を出力するように構成されており、本実施の形態では、該ブーム用共用電磁比例弁41が本発明の共用電磁比例弁に相当し、また、ブーム用共用電磁比例弁41からパイロット圧が供給されるブーム用方向切換弁23、ブーム用流量制御弁29が本発明の第一制御弁または方向切換弁、第二制御弁または流量制御弁にそれぞれ相当する。尚、ブーム用流量制御弁29の供給用弁路29aが開口するパイロット圧の設定は、例えばブーム用流量制御弁29の弁体を供給用弁路29a閉鎖側に付勢する弾機の付勢力を調整することで行うことができる。また、本実施の形態では、ブーム用方向切換弁23以外の方向切換弁(旋回用方向切換弁24、スティック用方向切換弁25、バケット用方向切換弁26)は本発明の方向切換弁に相当せず、スティック用流量制御弁30は本発明の流量制御弁に相当しない。
まず、第一、第二油圧ポンプA、Bの何れか一方の油圧ポンプから圧油供給される旋回用、バケット用の方向切換弁24、26について説明する。旋回用方向切換弁24は、旋回モータ11に対する給排流量制御を行うと共に給排方向を切換えるクローズドセンタ型のスプール弁であって、コントローラ40から出力される制御信号に基づいてパイロット圧を出力する旋回用左旋回側、右旋回側電磁比例弁44a、44b(図3に図示)にそれぞれ接続される左旋回側、右旋回側のパイロットポート24a、24bと、旋回用供給油路18に接続されるポンプポート24pと、油タンク12に至るタンクラインTに接続されるタンクポート24tと、旋回モータ11の左旋回側ポート11aに接続される一方のアクチュエータポート24cと、旋回モータ11の右旋回側ポート11bに接続される他方のアクチュエータポート24dとを備えている。そして、旋回用方向切換弁24は、左旋回側、右旋回側の両パイロットポート24a、24bにパイロット圧が入力されていない状態では、旋回モータ11に対する給排制御を行わない中立位置Nに位置しているが、左旋回側パイロットポート24aにパイロット圧が入力されることにより左旋回側作動位置Xに切換わって、ポンプポート24pから一方のアクチュエータポート24cに至る供給用弁路24eと、他方のアクチュエータポート24dからタンクポート24tに至る排出用弁路24fとを開き、また、右旋回側パイロットポート24bにパイロット圧が入力されることにより右旋回側作動位置Yに切換わって、ポンプポート24pから他方のアクチュエータポート24dに至る供給用弁路24eと、一方のアクチュエータポート24cからタンクポート24tに至る排出用弁路24fとを開くように構成されている。そして、左旋回側作動位置Xまたは右旋回側作動位置Yに位置しているときの旋回モータ11に対する供給流量および排出流量は、供給用弁路24e、排出用弁路24fの開口面積によって制御されるようになっている。
ブーム用方向切換弁23は、ブームシリンダ8に対する給排流量制御および再生流量制御を行うと共に給排方向を切換えるクローズドセンタ型のスプール弁であって、コントローラ40から出力される制御信号に基づいてパイロット圧を出力するブーム用共用電磁比例弁41、ブーム用縮小側電磁比例弁43にそれぞれ接続される伸長側、縮小側のパイロットポート23a、23bと、ブーム用メイン側供給油路14およびブーム用サブ側供給油路17に接続されるポンプポート23pと、タンクラインTに接続されるタンクポート23tと、ブームシリンダ8のヘッド側ポート8aに接続される一方のアクチュエータポート23cと、ブームシリンダ8のロッド側ポート8bに接続される他方のアクチュエータポート23dとを備えている。そして、ブーム用方向切換弁23は、伸長側、縮小側の両パイロットポート23a、23bにパイロット圧が入力されていない状態では、ブームシリンダ8に対する給排制御を行わない中立位置Nに位置しているが、伸長側パイロットポート23aにパイロット圧が入力されることにより伸長側作動位置Xに切換わって、ポンプポート23pから一方のアクチュエータポート23cに至る供給用弁路23eと、他方のアクチュエータポート23dからタンクポート23tに至る排出用弁路23fとを開き、また、縮小側パイロットポート23bにパイロット圧が入力されることにより縮小側作動位置Yに切換わって、ポンプポート23pから他方のアクチュエータポート23dに至る供給用弁路23eと、一方のアクチュエータポート23cからタンクポート23tに至る排出用弁路23fとを開くと共に、一方のアクチュエータポート23cからの排出油の一部を再生油として他方のアクチュエータポート23dに供給する再生用弁路23gを開くように構成されている。そして、前記供給用弁路23e、排出用弁路23f、再生用弁路23gの開口面積は、前記ブーム用共用電磁比例弁41、ブーム用縮小側電磁比例弁43から出力されるパイロット圧によって移動するスプールの移動量に応じて増減制御されるようになっていると共に、ブームシリンダ8からの排出流量、再生流量は、排出用弁路23f、再生用弁路23gの開口面積によってそれぞれ制御されるようになっている。また、ブームシリンダ8への供給流量は、流量制御弁が設けられていないブーム用メイン側供給油路14を経由する第一油圧ポンプAからブームシリンダ8への供給流量については、ブーム用方向切換弁23の供給用弁路23eの開口面積によって制御される一方、ブーム用流量制御弁29が設けられているブーム用サブ側供給油路17を経由する第二油圧ポンプBからブームシリンダ8への供給流量については、ブーム用流量制御弁29およびブーム用方向切換弁23の供給用弁路29a、23eの開口面積によって制御されるようになっている。
つまり、ブーム用操作具がブーム下降側(ブームシリンダ8縮小側)に操作された場合、ブーム用縮小側電磁比例弁43からブーム用方向切換弁23の縮小側パイロットポート23bにパイロット圧が出力されてブーム用方向切換弁23は縮小側作動位置Yに切換わるが、後述するようにブーム用共用電磁比例弁41からブーム用流量制御弁29にパイロット圧は出力されず、これにより縮小側作動位置Yのブーム用方向切換弁23には第一油圧ポンプAからの圧油のみが供給されて、第二油圧ポンプBからの圧油は供給されないようになっている。これは、ブーム下降時には、ブームシリンダ8のヘッド側油室から排出される高圧の油が、縮小側作動位置Yのブーム用方向切換弁23の再生用弁路23gを経由してロッド側油室に供給される構成になっているため、第二油圧ポンプBからの圧油供給を必要としないからである。そして、ブーム下降側に操作された場合、第一油圧ポンプAからブームシリンダ8への供給流量は、縮小側作動位置Yのブーム用方向切換弁23の供給用弁路23eの開口面積によって制御されるようになっている。
つまり、スティック用操作具が操作された場合、スティック用伸長側あるいは縮小側電磁比例弁45a、45bからスティック用方向切換弁25の伸長側あるいは縮小側パイロットポート25a、25bにパイロット圧が出力されてスティック用方向切換弁25は伸長側あるいは縮小側作動位置X、Yに切換わるが、スティック用操作具の操作量が設定値LS未満の場合にはスティック流量制御用電磁比例弁42からスティック用流量制御弁30にパイロット圧は出力されず、スティック用流量制御弁30の供給用弁路30aは閉じた状態に維持される。これによりスティック用方向切換弁25には第二油圧ポンプBからの圧油のみが供給されて、第一油圧ポンプAからの圧油は供給されないと共に、第二油圧ポンプBからスティックシリンダ9への供給流量は、スティック用方向切換弁25の供給用弁路25eの開口面積によって制御されるようになっている。
一方、スティック用操作具の操作量が設定値LS以上の場合には、スティック流量制御用電磁比例弁42からスティック用流量制御弁30にパイロット圧が出力され、これによりスティック用流量制御弁30の供給用弁路30aが開くようになっている。しかして、スティック用操作具が設定値LS以上操作された場合には、スティック用方向切換弁25に第一、第二の両方の油圧ポンプA、Bからの圧油が供給されると共に、第一、第二油圧ポンプA、Bからスティックシリンダ9への供給流量は、スティック用方向切換弁25およびスティック用流量制御弁30の供給用弁路25e、30aの開口面積によって制御されるようになっている。
尚、図2には、前述した複数の電磁比例弁のうち、ブーム用方向切換弁23、ブーム用流量制御弁29にパイロット圧を出力するブーム用共用電磁比例弁41、ブーム用縮小側電磁比例弁43のみを図示してある。また、図2中、35はパイロット圧の油圧供給源となるパイロットポンプである。
コントローラ40は、ブーム用、旋回用、スティック用、バケット用の各操作検出手段50~53から検出信号が入力されると、これら検出信号に基づいて、操作具操作量の増加に応じて第一、第二油圧ポンプA、Bの吐出流量を増加させるべく目標吐出流量を求め、該目標吐出流量が得られるように第一、第二油圧ポンプA、Bの容量可変手段Aa、Baに制御信号を出力する。この場合、操作される油圧アクチュエータ(ブームシリンダ8、旋回モータ11、スティックシリンダ9、バケットシリンダ10)の油圧供給源となる第一、第二油圧ポンプA、Bに応じて、第一、第二油圧ポンプA、Bの吐出流量は個別制御される。
一方、ブーム用操作具のブーム上昇側、スティック用操作具の操作量が第二設定値L2、設定値LS以上の場合には、ブーム用メイン側供給油路14に接続される第一油圧ポンプA、スティック用メイン側供給油路19に接続される第二油圧ポンプBからのみの供給流量だけでは不足する不足分を、ブーム用サブ側供給油路17に接続される第二油圧ポンプB、スティック用サブ側供給油路15に接続される第一油圧ポンプAから供給するべく、第一、第二油圧ポンプA、Bの両方の油圧ポンプに対する目標供給流量をそれぞれ設定する。そして、ブーム用方向切換弁23、スティック用方向切換弁25の供給用弁路23e、25e、およびブーム用流量制御弁29、スティック用流量制御弁30の供給用弁路29a、30aの開口面積が前記目標供給流量に応じた開口面積となるように、ブーム用共用電磁比例弁41、スティック用伸長側、縮小側電磁比例弁45a、45b、スティック流量制御用電磁比例弁42に対して制御信号が出力される。
まず、ブーム用操作具が単独でブーム上昇側に操作されると、コントローラ40は、操作具操作量に基づいて第一、第二油圧ポンプA、Bの吐出流量を制御するが、この場合、操作具操作量が前記第一設定値L1から第二設定値L2までのあいだは、操作具操作量の増加に応じて第一油圧ポンプAの吐出流量を最低流量から漸次増加させて操作具操作量が第二設定値L2のときに最大流量に達するように制御する一方、第二油圧ポンプBの吐出流量は最低流量に保持する。そして、操作具操作量が第二設定値L2以上になると、第一油圧ポンプAの吐出流量を最大流量に保持する一方、第二油圧ポンプBの吐出流量を操作具操作量の増加に応じて漸次増加させる(図6(B)参照)。
さらに、コントローラ40は、ブーム上昇側に操作されると、ブーム用共用電磁比例弁41に、操作具操作量に応じたパイロット圧を出力するように制御信号を出力する。該ブーム用共用電磁比例弁41からのパイロット圧は、ブーム用方向切換弁23の伸長側パイロットポート23aおよびブーム用流量制御弁29に出力されるが、この場合、コントローラ40は、操作具操作量の増加に応じて漸次高圧となるパイロット圧を出力するようにブーム用共用電磁比例弁41を制御すると共に、操作具操作量が第一設定値L1のときに第一設定パイロット圧Pp1が出力され、第二設定値L2のときに第二設定パイロット圧Pp2が出力されるように制御する。そして、ブーム用方向切換弁23は、伸長側パイロットポート23aにパイロット圧が入力されることにより伸長側作動位置Xに切換わって供給用弁路23eを開くが、該供給用弁路23eは、操作量が第一設定値L1のときに出力される第一設定パイロット圧Pp1で開口開始し、パイロット圧の増加に応じて開口面積が増加するように制御される。一方、ブーム用流量制御弁29の供給用弁路29aは、操作具操作量が第二設定値L2未満、つまりパイロット圧が第二設定パイロット圧Pp2未満の場合には閉じており、操作具操作量が第二設定値L2のときに出力される第二設定パイロット圧Pp2で開口開始するとともに、パイロット圧の増加に応じて開口面積が増加するように制御される(図5(A)参照)。
しかして、ブーム上昇側の操作具操作量が第二設定値L2未満の場合には、第一油圧ポンプAの吐出流量のみがブーム用方向切換弁23のポンプポート23pに供給されると共に、該ブーム用方向切換弁23の供給用弁路23eの開口面積によってブームシリンダ8への供給流量制御が行われる。一方、操作具操作量が第二設定値L2以上になると、第一油圧ポンプAの吐出流量と、ブーム用流量制御弁29によって制御された第二油圧ポンプBの流量との合計流量がポンプポート25pに供給されると共に、ブームシリンダ8への供給流量は、ブーム用方向切換弁23およびブーム用流量制御弁29の供給用弁路23e、29aの開口面積によって制御されるようになっている。
さらに、本実施の形態では、第一制御弁を、油圧アクチュエータに対する供給用弁路および排出用弁路を有すると共に給排方向を切換える方向制御弁とし、該第一制御弁のポンプポートに第一、第二油圧ポンプをそれぞれ接続するメイン側供給油路、サブ側供給油路を設けると共に、第二制御弁は、前記サブ側供給油路に配され、第二油圧ポンプから方向切換弁への供給流量を制御する流量制御弁としたが、これに限定されることなく、例えば、第一、第二制御弁を、第一、第二油圧ポンプにそれぞれ接続される二つの方向切換弁で構成したものであっても、本発明を実施できる。
5 ブーム
8 ブームシリンダ
14 ブーム用メイン側供給油路
17 ブーム用サブ側供給油路
23 ブーム用方向切換弁
29 ブーム用流量制御弁
40 コントローラ
41 ブーム用共用電磁比例弁
A 第一油圧ポンプ
B 第二油圧ポンプ
L2 第二設定値
Pp1 第一設定パイロット圧
Pp2 第二設定パイロット圧
Claims (3)
- 第一、第二油圧ポンプと、第一、第二の両方の油圧ポンプを油圧供給源とする油圧アクチュエータと、第一油圧ポンプから油圧アクチュエータへの供給流量を制御する第一制御弁と、第二油圧ポンプから油圧アクチュエータへの圧油供給流量を制御する第二制御弁とを備えてなる作業機械の油圧制御システムにおいて、
第一、第二制御弁は、これら第一、第二制御弁に共用される共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧により作動して油圧アクチュエータへの供給用弁路をそれぞれ開口する一方、共用電磁比例弁は、油圧アクチュエータ用操作具の操作量の増加に伴い高圧となるパイロット圧を出力する構成にすると共に、
第二制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧を、第一制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧よりも高圧に設定して、共用電磁比例弁が第一制御弁開口開始パイロット圧以上かつ第二制御弁開口開始パイロット圧未満のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一制御弁の供給用弁路は開くが第二制御弁の供給用弁路は閉じていることで第一油圧ポンプからの供給流量のみが油圧アクチュエータに供給される一方、共用電磁比例弁が第二制御弁用開口開始パイロット圧以上のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一および第二制御弁の供給用弁路が開くことで第一および第二油圧ポンプからの合計流量が油圧アクチュエータに供給される構成にするにあたり、
第二制御弁は、第二油圧ポンプを第一制御弁のポンプポートに接続するサブ側供給油路に配されて第二油圧ポンプから第一制御弁への供給流量を制御する流量制御弁であり、
第一制御弁は、共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧に応じてスプールが移動するスプール弁であって、パイロット圧が第二制御弁用開口開始パイロット圧未満のときのスプール移動領域である第一領域においては、第一油圧ポンプからの供給圧油が第一制御弁の供給用弁路を通って油圧アクチュエータに供給される一方、パイロット圧が第二制御弁用開口開始パイロット圧以上のときのスプール移動領域である第二領域においては、第一、第二の両方の油圧ポンプからの供給圧油が第一制御弁の供給用弁路を通って油圧アクチュエータに供給されるとともに、パイロット圧が第二制御弁用開口開始パイロット圧のときのスプール移動位置を中心として予め設定される所定範囲のスプール移動領域である合流開始領域においては、パイロット圧に対する供給用弁路の開口面積の変化がフラット状となるように設定されることを特徴とする作業機械における油圧制御システム。 - 第一、第二油圧ポンプと、第一、第二の両方の油圧ポンプを油圧供給源とする油圧アクチュエータと、第一油圧ポンプから油圧アクチュエータへの供給流量を制御する第一制御弁と、第二油圧ポンプから油圧アクチュエータへの圧油供給流量を制御する第二制御弁とを備えてなる作業機械の油圧制御システムにおいて、
第一、第二制御弁は、これら第一、第二制御弁に共用される共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧により作動して油圧アクチュエータへの供給用弁路をそれぞれ開口する一方、共用電磁比例弁は、油圧アクチュエータ用操作具の操作量の増加に伴い高圧となるパイロット圧を出力する構成にすると共に、
第二制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧を、第一制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧よりも高圧に設定して、共用電磁比例弁が第一制御弁開口開始パイロット圧以上かつ第二制御弁開口開始パイロット圧未満のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一制御弁の供給用弁路は開くが第二制御弁の供給用弁路は閉じていることで第一油圧ポンプからの供給流量のみが油圧アクチュエータに供給される一方、共用電磁比例弁が第二制御弁用開口開始パイロット圧以上のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一および第二制御弁の供給用弁路が開くことで第一および第二油圧ポンプからの合計流量が油圧アクチュエータに供給される構成にするにあたり、
油圧アクチュエータ用操作具の操作量が予め設定される設定値のときに共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧を第二制御弁開口開始パイロット圧に設定する一方、共用電磁比例弁からの出力パイロット圧は、操作具操作量が設定値以上のときの操作量増加に対するパイロット圧の増加曲線が上凸状となるように設定されることを特徴とする作業機械における油圧制御システム。 - 第一、第二油圧ポンプと、第一、第二の両方の油圧ポンプを油圧供給源とする油圧アクチュエータと、第一油圧ポンプから油圧アクチュエータへの供給流量を制御する第一制御弁と、第二油圧ポンプから油圧アクチュエータへの圧油供給流量を制御する第二制御弁とを備えてなる作業機械の油圧制御システムにおいて、
第一、第二制御弁は、これら第一、第二制御弁に共用される共用電磁比例弁から出力されるパイロット圧により作動して油圧アクチュエータへの供給用弁路をそれぞれ開口する一方、共用電磁比例弁は、油圧アクチュエータ用操作具の操作量の増加に伴い高圧となるパイロット圧を出力する構成にすると共に、
第二制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧を、第一制御弁が供給用弁路を開口開始するパイロット圧よりも高圧に設定して、共用電磁比例弁が第一制御弁開口開始パイロット圧以上かつ第二制御弁開口開始パイロット圧未満のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一制御弁の供給用弁路は開くが第二制御弁の供給用弁路は閉じていることで第一油圧ポンプからの供給流量のみが油圧アクチュエータに供給される一方、共用電磁比例弁が第二制御弁用開口開始パイロット圧以上のパイロット圧を出力する油圧アクチュエータ用操作具の操作量では、第一および第二制御弁の供給用弁路が開くことで第一および第二油圧ポンプからの合計流量が油圧アクチュエータに供給される構成にするにあたり、
前記共用電磁比例弁は、油圧アクチュエータ用操作具の操作に基づいて制御装置から出力される電流値に応じて増減するパイロット圧を出力すると共に、共用電磁比例弁の電流値のキャリブレーションは、第一制御弁の供給用弁路の開口開始時の電流値と第二制御弁の供給用弁路の開口開始時の電流値との二ポイントで行うことを特徴とする作業機械における油圧制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021160907A JP7705331B2 (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 作業機械における油圧制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021160907A JP7705331B2 (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 作業機械における油圧制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023050680A JP2023050680A (ja) | 2023-04-11 |
| JP7705331B2 true JP7705331B2 (ja) | 2025-07-09 |
Family
ID=85805773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021160907A Active JP7705331B2 (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 作業機械における油圧制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7705331B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007254055A (ja) | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーン用ウインチの油圧回路 |
| CN203188273U (zh) | 2013-04-02 | 2013-09-11 | 中联重科股份有限公司渭南分公司 | 挖掘机液压控制系统及液压挖掘机 |
| JP2017180712A (ja) | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
| US20180002896A1 (en) | 2015-01-08 | 2018-01-04 | Volvo Construction Equipment Ab | Drive control method of hydraulic actuator of construction machine |
| JP2021028499A (ja) | 2019-08-09 | 2021-02-25 | キャタピラー エス エー アール エル | 油圧制御システム |
-
2021
- 2021-09-30 JP JP2021160907A patent/JP7705331B2/ja active Active
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007254055A (ja) | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーン用ウインチの油圧回路 |
| CN203188273U (zh) | 2013-04-02 | 2013-09-11 | 中联重科股份有限公司渭南分公司 | 挖掘机液压控制系统及液压挖掘机 |
| US20180002896A1 (en) | 2015-01-08 | 2018-01-04 | Volvo Construction Equipment Ab | Drive control method of hydraulic actuator of construction machine |
| JP2017180712A (ja) | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
| JP2021028499A (ja) | 2019-08-09 | 2021-02-25 | キャタピラー エス エー アール エル | 油圧制御システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023050680A (ja) | 2023-04-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN111033056B (zh) | 液压回路 | |
| JP6621130B2 (ja) | 油圧アクチュエータ制御回路 | |
| US11692332B2 (en) | Hydraulic control system | |
| JP6614695B2 (ja) | 油圧アクチュエータ制御回路 | |
| JP7633823B2 (ja) | 油圧制御システム | |
| JP7240161B2 (ja) | 油圧駆動システム | |
| WO2014192458A1 (ja) | 建設機械の油圧駆動装置 | |
| JP2010285828A (ja) | 作業機械および作業機械の制御方法 | |
| CN113302403B (zh) | 用于工程机器的液压控制回路 | |
| CN104929997B (zh) | 工程机械用液压回路 | |
| CN113167056B (zh) | 用于工程机器的液压控制回路 | |
| JP7245055B2 (ja) | 油圧駆動システム | |
| JP7705331B2 (ja) | 作業機械における油圧制御システム | |
| JP5150529B2 (ja) | パイロット切換機構付き流量制御弁 | |
| JP7649919B2 (ja) | ショベル系建設機械における油圧制御システム | |
| JP7587061B2 (ja) | 作業機械における油圧制御システム | |
| JP2023135535A (ja) | 液圧駆動装置 | |
| WO2023176732A1 (ja) | 液圧駆動装置 | |
| JP2025123830A (ja) | 作業機械における油圧制御システム | |
| JP2005076826A (ja) | 流体圧駆動回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240711 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20250331 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250410 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250516 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250626 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250627 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7705331 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |