JP7698939B2 - 端末がコントロールプレーンを介してユーザデータを送受信する通信方法、基地局及びプログラム - Google Patents
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Description
基地局1は、複数のアンテナ局と制御局とからなる1つのRAN(Radio Access Network)として機能する。基地局は、5Gによれば「gNB」と称され、複数の端末2と無線通信する。
端末2は、基地局1と無線通信すると共に、当該基地局1を介してコアシステム3に収容される。端末は、一般に「UE(User Equipment)」と称される。
端末2は、例えばIoT(Internet of things)デバイスを想定する。IoTデバイスは、電力供給が乏しいことが多く、消費電力を減らすことが重要となる。その中でも、通信処理は、IoTデバイスにおける主な電力消費を要する。特に、ユーザデータの増加は、無線区間のプロトコル処理(IPヘッダなどの付与や削除)の増加となって、消費電力を増加させる。
コアシステム3は、コントロールプレーン機能(装置)31とユーザプレーン機能(装置)32とから構成される。
コントロールプレーン(Control-Plane)機能31は、通信確立などの制御信号を送受信するネットワーク装置群であって、以下のようなネットワーク装置群を有する。
AMF(Access and Mobility Management Function)
SMF(Session Management Function)
AMFは、端末に対する一元的に登録管理、接続管理及び移動管理を担う。
SMFは、端末に対するIP(Internet Protocol)アドレスの割り当てや、UPFに対するセッション管理を担う。
ユーザプレーン(User-Plane)機能32は、ユーザデータを送受信するために、UPF(User Plane Function)の装置群を有する。
UPFは、端末との間でセッションを確立し、ユーザデータのルーティング及び転送処理を担う。
エッジサーバ4は、例えばMEC(Multi-access Edge Computing)サーバを想定する。ここでのMECサーバは、端末2としてのIoTデバイスからのアクセスを考慮したエッジコンピューティングとして機能する。
基地局1は、端末2から受信したNASパケット(ユーザデータ)を、コントロールプレーン機能31のAMFへ転送する。AMFは、そのユーザデータをSMFへ転送する。コントロールプレーン機能31のSMFは、受信したユーザデータを、N4-u Sessionを介して、ユーザプレーン機能32のUPFへ転送する。
図2(a)によれば、ユーザプレーン機能32のUPFは、ユーザデータを、Point-to-Point Protocolを用いて、対象サーバへ転送している。
また、図2(b)によれば、ユーザプレーン機能32のUPFは、ユーザデータを、Point-to-Point Protocolを用いて、MECサーバ4へ転送している。この場合、端末2、基地局1及びMECサーバ4と、物理的に又は論理的に近隣のUPFへ転送されている。
一方で、低消費電力のIoTデバイスとしては、身体観測などのウェアラブルデバイスが想定される。このようなIoTデバイスであっても、消費電力の削減に加え、低遅延での通信も要求されてきている。
それにも関わらず、ユーザデータは、センター局にあるコントロールプレーン機能31を経由することとなる。その結果、コアシステム3内における伝搬遅延が増加し、低遅延での通信が実現できないという課題が生じていた。
勿論、Control Plane CIoT 5GS Optimization機能を利用して、ユーザデータの低遅延化を実現するためには、コントロールプレーン機能31(AMFやSMF)もローカル局に近いエッジに配置することも考えられる。しかしながら、これは、導入コストの増大や、他のコントロールプレーン機能31などの通信事業設備との連携の複雑さにつながる。
基地局は、端末から、コントロールセッションを介してユーザデータを送受信するべきセッション確立要求を受信した際に、当該セッション確立要求を、コアシステムのコントロールプレーン機能へ転送し、
コアシステムのユーザプレーン機能は、コアシステムのコントロールプレーン機能からの指示によって、基地局との間にユーザプレーンのセッションを確立すると共に、当該端末にIPアドレスを割り当てることなく、
基地局は、端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるユーザデータを、コアシステムのユーザプレーン機能との間で送受信する
ことを特徴とする。
基地局は、端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるコントロールデータを、コアシステムのコントロールプレーン機能との間で送受信する
ことも好ましい。
端末は、ユーザデータを、端末-コアシステム間機能レイヤのパケットではなく、端末-基地局間機能レイヤのパケットに含める
ことも好ましい。
5GS(5th Generation System)規格の移動通信システムによれば、
端末-コアシステム間機能レイヤは、NAS(Non-Access Stratum)に基づくものであり、
端末-基地局間機能レイヤは、RRC(Radio Resource Control)に基づくものである
ことも好ましい。
基地局は、端末との間にユーザプレーンのセッションを確立しない
ことも好ましい。
端末は、基地局を介してコアシステムのコントロールプレーン機能との間で実行される位置登録シーケンスの際に、コントロールプレーンを介してユーザデータを送信するか否かを表すフラグを、基地局及びコアシステムのコントロールプレーン機能へ通知する
ことも好ましい。
コアシステムの複数のユーザプレーン機能の中で、当該端末と通信する基地局と物理的に又は論理的に近隣に位置するエッジサーバと通信可能なユーザプレーン機能が選択され、
端末と当該エッジサーバとの間で、ユーザデータが送受信される
ことも好ましい。
端末から、コントロールセッションを介してユーザデータを送受信するべきセッション確立要求を受信した際に、当該セッション確立要求を、コアシステムのコントロールプレーン機能へ転送し、
コアシステムのコントロールプレーン機能から当該コアシステムのユーザプレーン機能への指示によって、当該コアシステムのユーザプレーン機能との間でユーザプレーンのセッションを確立すると共に、当該端末にIPアドレスを割り当てることなく、
端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるユーザデータを、コアシステムのユーザプレーン機能との間で送受信する
ことを特徴とする。
端末から、コントロールセッションを介してユーザデータを送受信するべきセッション確立要求を受信した際に、当該セッション確立要求を、コアシステムのコントロールプレーン機能へ転送し、
コアシステムのコントロールプレーン機能から当該コアシステムのユーザプレーン機能への指示によって、当該コアシステムのユーザプレーン機能との間でユーザプレーンのセッションを確立すると共に、当該端末にIPアドレスを割り当てることなく、
端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるユーザデータを、コアシステムのユーザプレーン機能との間で送受信する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
5GS規格の移動通信システムによれば、コントロールプレーンにおけるプロトコル構成は、以下のようになる。
端末 基地局 コアシステム(AMF)
<----------------NAS----------------->
<-----RRC---->(基地局)<----NGAP---->
図3によれば、図2と比較して、端末2は、ユーザデータを、端末-コアシステム間機能レイヤのパケットではなく、端末-基地局間機能レイヤのパケットに含める。
端末-コアシステム間機能レイヤ :NAS(Non-Access Stratum)
端末-基地局間機能レイヤ :RRC(Radio Resource Control)
基地局-コアシステム間機能レイヤ:NGAP(NG Application Protocol)
ユーザデータをNASパケットに格納することなく、RRCパケットに格納することによって、基地局1はユーザデータを取得することが可能となる。
図3によれば、図2と比較して、基地局1は、端末2とコアシステム3との間を以下のように中継制御する。
(1)基地局1は、端末2との間でコントロールプレーンを介して送受信される「ユーザデータ」を、コアシステム3のユーザプレーン機能(UPF)32との間で送受信する。
(2)基地局1は、端末2との間でコントロールプレーンを介して送受信される「コントロールデータ」を、コアシステムのコントロールプレーン機能(AMF)31との間で送受信する。
尚、基地局1は、UPFとの間のユーザプレーンのN3セッションと、端末2とを対応付ける「UE Context」を保持する。
端末<---RRC--->(基地局)<---GTP--->コアシステム(UPF)
GTP:GPRS(General Packet Radio System) Tunneling Protocol
UPFは、MECサーバ4から受信したユーザデータを、ユーザプレーンのセッションを介して基地局1へ転送する。基地局1は、ユーザデータをRRCパケットに格納して、コントロールプレーンを介して端末2へ転送する。
コントロールプレーンにおける位置登録要求のNASパケットには、以下のような「コントロールプレーンを介してユーザデータを送信するか否かを表すフラグ」(本願発明の実行を表すフラグ)が付与される。
「C-Plane user data low-latency forwarding」
端末2は、そのフラグを付与して、基地局1及びコアシステム3のコントロールプレーン機能31へ通知する。
AMFは、位置登録応答に、同じフラグを付与することによって、本願発明の実行における「許可」又は「不可」を返答する。
位置登録応答は、AMFから基地局1を介して、端末2へ返信される。
基地局1は、端末2からセッション確立要求を受信した際に、当該セッション確立要求を、コアシステム3のコントロールプレーン機能31へ転送する。
「C-Plane user data low-latency forwarding」
「C-Plane user data low-latency forwarding」
また、PDUセッション確立応答には、N2 SM情報(UE Context)も含めて、基地局1へ送信する。基地局1は、「本願発明の実行有り」を認識すると共に、N2 SM情報(UE Context)を保持する。基地局1は、端末2からコントロールプレーンを介してユーザデータを受信した際に、N2 SM情報に基づいて、そのユーザデータを、いずれのN3セッションを用いてUPFへ転送すればよいのか、を認識する。逆に、UPFからN3セッションを介して受信したユーザデータを、いずれのコントロールプレーンを用いて端末2へ転送すればよいのか、を認識する。
コントロールプレーンを介したユーザデータの送受信は、IoTデバイスのような低消費電力の端末に有効となる。
また、コアシステム内では、端末及び基地局と物理的又は論理的に近隣に配置されたユーザプレーン機能が選択されるために、ユーザデータの宛先がMECサーバである場合に低遅延化を実現することができる。
尚、端末におけるコントロールプレーンを介したユーザデータの低遅延化を実現するために、コアシステム内に別途の設備装置を設置する必要もなく、導入コストの削減や、他のコントロールプレーン機能との間で特段の連携制御も必要ない。
2 端末、IoTデバイス
3 コアシステム
31 コントロールプレーン機能
32 ユーザプレーン機能
4 MECサーバ、エッジサーバ
Claims (9)
- 端末が、ユーザデータを、コントロールプレーンを介して基地局及びコアシステムとの間で送受信する通信方法において、
基地局は、端末から、コントロールセッションを介してユーザデータを送受信するべきセッション確立要求を受信した際に、当該セッション確立要求を、コアシステムのコントロールプレーン機能へ転送し、
コアシステムのユーザプレーン機能は、コアシステムのコントロールプレーン機能からの指示によって、基地局との間にユーザプレーンのセッションを確立すると共に、当該端末にIPアドレスを割り当てることなく、
基地局は、端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるユーザデータを、コアシステムのユーザプレーン機能との間で送受信する
ことを特徴とする通信方法。 - 基地局は、端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるコントロールデータを、コアシステムのコントロールプレーン機能との間で送受信する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 - 端末は、ユーザデータを、端末-コアシステム間機能レイヤのパケットではなく、端末-基地局間機能レイヤのパケットに含める
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信方法。 - 5GS(5th Generation System)規格の移動通信システムによれば、
端末-コアシステム間機能レイヤは、NAS(Non-Access Stratum)に基づくものであり、
端末-基地局間機能レイヤは、RRC(Radio Resource Control)に基づくものである
ことを特徴とする請求項3に記載の通信方法。 - 基地局は、端末との間にユーザプレーンのセッションを確立しない
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信方法。 - 端末は、基地局を介してコアシステムのコントロールプレーン機能との間で実行される位置登録シーケンスの際に、コントロールプレーンを介してユーザデータを送信するか否かを表すフラグを、基地局及びコアシステムのコントロールプレーン機能へ通知する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信方法。 - コアシステムの複数のユーザプレーン機能の中で、当該端末と通信する基地局と物理的に又は論理的に近隣に位置するエッジサーバと通信可能なユーザプレーン機能が選択され、
端末と当該エッジサーバとの間で、ユーザデータが送受信される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信方法。 - 端末とコアシステムとの間に介在し、コントロールプレーンを介してユーザデータを送受信する基地局において、
端末から、コントロールセッションを介してユーザデータを送受信するべきセッション確立要求を受信した際に、当該セッション確立要求を、コアシステムのコントロールプレーン機能へ転送し、
コアシステムのコントロールプレーン機能から当該コアシステムのユーザプレーン機能への指示によって、当該コアシステムのユーザプレーン機能との間でユーザプレーンのセッションを確立すると共に、当該端末にIPアドレスを割り当てることなく、
端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるユーザデータを、コアシステムのユーザプレーン機能との間で送受信する
ことを特徴とする基地局。 - 端末とコアシステムとの間に介在し、コントロールプレーンを介してユーザデータを送受信する基地局に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
端末から、コントロールセッションを介してユーザデータを送受信するべきセッション確立要求を受信した際に、当該セッション確立要求を、コアシステムのコントロールプレーン機能へ転送し、
コアシステムのコントロールプレーン機能から当該コアシステムのユーザプレーン機能への指示によって、当該コアシステムのユーザプレーン機能との間でユーザプレーンのセッションを確立すると共に、当該端末にIPアドレスを割り当てることなく、
端末との間でコントロールプレーンを介して送受信されるユーザデータを、コアシステムのユーザプレーン機能との間で送受信する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2022135512A JP7698939B2 (ja) | 2022-08-29 | 2022-08-29 | 端末がコントロールプレーンを介してユーザデータを送受信する通信方法、基地局及びプログラム |
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| JP2022135512A Active JP7698939B2 (ja) | 2022-08-29 | 2022-08-29 | 端末がコントロールプレーンを介してユーザデータを送受信する通信方法、基地局及びプログラム |
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| JP2014143616A (ja) | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Ntt Docomo Inc | ユーザ装置、ゲートウェイ装置、無線基地局、移動通信システム及び移動通信方法 |
| WO2021049347A1 (ja) | 2019-09-10 | 2021-03-18 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム |
| WO2022066892A1 (en) | 2020-09-24 | 2022-03-31 | Taehun Kim | Release message in small data transmission procedure |
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- 2022-08-29 JP JP2022135512A patent/JP7698939B2/ja active Active
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