JP7696147B1 - ボールバルブの開閉ハンドル固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のボールバルブに簡単な作業で装着することができ、かつ、セキュリティを確保することができるボールバルブの開閉ハンドル固定具を提供する。【解決手段】第1実施形態の開閉ハンドル固定具15は、開閉ハンドル11の回転を阻止する第1プレート16と、第1プレート16にスライド可能に取り付けられ、開閉ハンドル11と第1プレート16の位置関係を保持する第2プレート17を備え、第1プレート16には、錠の掛け金を挿通させる第1施錠孔20,21と、開閉ハンドル11と開閉ハンドル11の回転を規制するバルブ本体2のストッパー12とを挟持する挟持部22,23が設けられ、第2プレート17には、錠の掛け金を挿通させる第2施錠孔30,31と、開閉ハンドル11と第1プレート16との隙間に挿入される挿入部33が設けられており、第1プレート16で開閉ハンドル11の回転を阻止し、かつ、第2プレート17をスライドさせて挿入部33を隙間に挿入したときに、第1施錠孔20と第2施錠孔30、第1施錠孔21と第2施錠孔31が重なるように配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、手動操作による開閉ハンドルを有するボールバルブに装着され、不用意な誤操作や不正操作により開閉される恐れがなく、ボールバルブのセキュリティを確保するための錠を装着することが可能なボールバルブの開閉ハンドル固定具に関する。
従来、ボールバルブの開閉ハンドルをロックする構造として、例えば下記の特許文献1に開示された回転弁のロック構造や、特許文献2に開示されたロック機構付きのボールバルブが知られている。特許文献1のロック構造は、バルブ本体の外部に設けられたストッパーと、弁体の全開時または全閉時にストッパーの外面に係合される係合部が形成されたロック部材と、ロック部材をストッパーへの係合方向に付勢するばねを備えている。また、特許文献2のボールバルブは、ハンドルの回動範囲においてバルブ本体側に設けられたロックねじによるロック機構を備えている。
特許文献1のロック構造によると、全開用と全閉用ではストッパーの位置が異なり、全閉用は特殊ボディとなる。また、特許文献2のボールバルブによると、バルブ本体側に予めロックねじが取り付けられており、専用のバルブボディが必要となる。したがって、どちらの構造も既存の標準バルブに使用することができないという問題がある。また、どちらの構造もハンドルの回転動作をロックすることはできるが、セキュリティを確保するための錠を装着することができないという問題がある。なお、特許文献1には、ストッパーを有する既存の回転弁に対してハンドルを交換するだけで適用することができるとの記載がある。しかし、ハンドルを交換するために分解作業が必要になるため、ロック部材の装着に時間が掛かり面倒である。
また、ボールバルブの開閉ハンドルをロックする構造として、例えば特許文献3に開示されたバルブハンドル固定保持具が知られている。特許文献3の固定保持具は、弁箱の対向する両側面に嵌るコ字状本体と、その本体からハンドル方向に伸びて開弁方向前側のハンドル側面に当接する当て板とからなる。この固定保持具は、コ字状本体を弁箱の側面に嵌めて当て板でハンドルの回転を阻止する構造であるため、既存の標準バルブに嵌めて使用することができ、装着時にハンドルの分解作業は必要ない。しかし、無理にハンドルを回すと、ハンドルの軸を中心に回転しようとする力が加わって固定保持具のコ字状本体に捻じれが生じ、ばね性のある当て板が撓んでしまう。全開時であれば固定保持具が多少動いても影響は少ないが、全閉時に撓みによってバルブの開度が少しでも開くと流体が流れてしまうという問題がある。また、固定保持具の孔に紐を通してバルブや配管に括っておくことはできるが、セキュリティを確保するための錠を装着することはできないという問題がある。
なお、ボールバルブの開閉ハンドルに錠を装着することが可能な構造として、例えば特許文献4に開示されたロック機構付きバルブが知られている。特許文献4のバルブは、開放用施錠孔と閉止用施錠孔が形成されたロックプレートと、ロックプレートの各施錠孔に合致する施錠孔が形成されたハンドルとからなるロック機構を備えている。しかし、このバルブによると、ロック機構を設ける場合には施錠孔が形成されたハンドルに交換するための分解作業が必要になる。また、南京錠のシャックルと施錠孔との間にクリアランスがあると、全閉時にバルブ開度が若干開いて流体が流れてしまうという問題がある。しかもロックプレートとハンドルの2枚の板を重ね合わせた状態で合致した両者の施錠孔に南京錠のシャックルを挿入しなければならず、シャックルの湾曲部まで挿入できないと施錠や解錠の作業が行い難くなる。施錠孔を大きくすればシャックルを挿入し易くなるが、シャックルとの間のクリアランスが増加するとハンドルの可動範囲が広がってしまう。したがって、施錠孔とシャックルとの間のクリアランスはできる限り狭い方が望ましく、南京錠のサイズに厳しい制約があり、ユーザー側で南京錠の種類を自由に選定して使用することができないという問題がある。
特開2009-243546号公報 特開2003-097741号公報 特開2017-172712号公報 実公平03-034535号公報
本発明は以上のような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、既存のボールバルブに簡単な作業で装着することができ、かつ、セキュリティを確保することができるボールバルブの開閉ハンドル固定具を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本発明に係るボールバルブの開閉ハンドル固定具は、ボールバルブの開閉ハンドルを固定する開閉ハンドル固定具であって、前記開閉ハンドルの回転を阻止する第1プレートと、前記第1プレートにスライド可能に取り付けられ、前記開閉ハンドルと前記第1プレートの位置関係を保持する第2プレートを備え、前記第1プレートには、錠の掛け金を挿通させる第1施錠孔と、前記開閉ハンドルと前記開閉ハンドルの回転を規制するバルブ本体のストッパーとを挟持する挟持部が設けられ、前記第2プレートには、錠の掛け金を挿通させる第2施錠孔と、前記開閉ハンドルと前記第1プレートとの隙間に挿入される挿入部が設けられており、前記第1プレートで前記開閉ハンドルの回転を阻止し、かつ、前記第2プレートをスライドさせて前記挿入部を前記隙間に挿入したときに、前記第1施錠孔と前記第2施錠孔が重なるように配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係るボールバルブの開閉ハンドル固定具において、前記第1プレートは水平方向に伸びるガイド片を有し、前記第2プレートは水平方向に伸びるスライド片を有しており、前記ガイド片に取り付けられた前記スライド片が、前記スライド片に設けられたスリットに沿って平行移動するように構成されていてもよい。
また、本発明に係るボールバルブの開閉ハンドル固定具において、前記第1プレートは水平方向に伸びるガイド片を有し、前記第2プレートは水平方向に伸びるスライド片を有しており、前記ガイド片に取り付けられた前記スライド片が、ねじを支点にして回転動作するように構成されていてもよい。
また、本発明に係るボールバルブの開閉ハンドル固定具において、前記第1プレートに前記第2プレートのスライド方向を誘導する傾斜面を備えたスロープ部が設けられていてもよい。
本発明に係るボールバルブの開閉ハンドル固定具によれば、既存のボールバルブを分解せずに簡単な作業で開閉ハンドルに取り付けることができ、また全開時のロックおよび全閉時のロックのどちらにも対応することができ、さらにサイズや種類の異なる錠を選んで装着することができるという効果がある。
本発明の開閉ハンドル固定具が装着されるボールバルブの一例を示す全体図であって、(A)は全開時の状態、(B)は全閉時の状態を示す図である。 第1実施形態の開閉ハンドル固定具の構造を示す外観図である。 第1実施形態の開閉ハンドル固定具をボールバルブに装着する際の手順を示す説明図である。 第1実施形態の開閉ハンドル固定具において第1プレートと開閉ハンドルとの位置関係を示す説明図である。 第1実施形態の開閉ハンドル固定具において第2プレートを第1プレートと開閉ハンドルの間にスライドさせた時の状態を示す説明図である。 第1実施形態の開閉ハンドル固定具に南京錠を施錠した時の状態を示す説明図である。 第2実施形態の開閉ハンドル固定具の構造を示す外観図である。 第2実施形態の開閉ハンドル固定具をボールバルブに装着する際の手順を示す説明図である。 第2実施形態の開閉ハンドル固定具において第1プレートと開閉ハンドルとの位置関係を示す説明図である。 第2実施形態の開閉ハンドル固定具において第2プレートを第1プレートと開閉ハンドルの間にスライドさせた時の状態を示す説明図である。 第2実施形態の開閉ハンドル固定具に南京錠を施錠した時の状態を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明のボールバルブの開閉ハンドル固定具(以下、単に「開閉ハンドル固定具」という。)が装着されるボールバルブは、半導体、食品、医療などの各分野で取り扱われる流体について、開閉ハンドルを手動で操作することにより流体が通る内部の流体通路を全開または全閉に切り替えることができる手動弁である。
図1に示すように、ボールバルブ1は、金属製のバルブ本体2の管内に、流入ポート3から流出ポート4にかけて連通する、流体が流れる流体通路5が形成されている。バルブ本体2の内部には、金属製のボール6と、ボール6の上部に連結されたステム7とからなる弁体が内蔵されている。ボール6の中心には全開時に流体通路5に連通する流路孔8が貫通形成されている。バルブ本体2の上部には、回転可能に支持されたステム7にナット9で締め付け固定された板状のハンドル本体10の上に開閉ハンドル11が設けられており、開閉ハンドル11の回転を規制する突起状のストッパー12が設けられている。バルブ本体2の両端には、連結用のフランジ13が設けられており、フランジ13の四隅には継手やマニホールドなどをボルトで連結するためのボルト孔14が形成されている。
図1(A)に示すように、開閉ハンドル11を操作して反時計回りに90°回転させると、ハンドル本体10がストッパー12の側面に衝突し、開閉ハンドル11の回転が規制される。このとき、ステム7に連結されたボール6が連動して反時計回りに90°回転し、ボール6の流路孔8と流体通路5が連通する。これにより、流入ポート3から流入した流体は、流体通路5と流路孔8を通って流出ポート4から流出する。これがボールバルブ1の全開時の状態である。
これに対し、図1(B)に示すように、開閉ハンドル11を操作して時計回りに90°回転させると、ハンドル本体10がストッパー12の正面に衝突し、開閉ハンドル11の回転が規制される。このとき、ステム7に連結されたボール6が連動して時計回りに90°回転し、ボール6の流路孔8が流体通路5に対して直交する。これにより、流入ポート3から流入した流体は、流体通路5の途中でボール6によって遮断される。これがボールバルブ1の全閉時の状態である。
図2に示すように、第1実施形態の開閉ハンドル固定具15は、図1に示す開閉ハンドル11を固定し、全閉時に不用意な誤操作や不正操作による開閉ハンドル11の回転を阻止するロック機能を有するものである。開閉ハンドル固定具15は、開閉ハンドル11の回転を阻止する第1プレート16と、開閉ハンドル11と第1プレート16の位置関係を保持する第2プレート17と、両プレートを連結するねじ18を備えて構成されている。
第1プレート16は、所定形状に加工(抜き加工・曲げ加工)された金属板からなり、垂直方向に拡がる第1板金部19の左右両側に、錠の掛け金を挿通させる円形の第1施錠孔20,21が貫通形成されている。第1板金部19の下端部には、所定長さL1(ハンドル本体10の幅とストッパー12の厚みを合わせた長さ)に切り欠いた一対の挟持部22,23が設けられている。また、第1板金部19から水平方向に延長して伸びるガイド片24には、ねじ18を挿通させる2個のめねじ孔25,26と、第2プレート17のスライド方向を誘導する傾斜面を備えた2個のスロープ部27,28が設けられている。
第2プレート17は、所定形状に加工(抜き加工・曲げ加工)された金属板からなり、垂直方向に拡がる第2板金部29の左右両側に、第1プレート16に対応するように第1施錠孔20,21と同じ大きさの円形の第2施錠孔30,31が貫通形成されている。また、第2板金部29から水平方向に延長して伸びるスライド片32には、ハンドル本体10の底面とガイド片24との隙間に挿入される挿入部33と、長手方向に貫通形成されたスリット34が設けられている。
第1プレート16と第2プレート17は、ねじ18によって一体化される。スリット34に嵌めたねじ18を左側のめねじ孔25に通した後、ねじ山35に潰し加工を施すことにより、第1プレート16と第2プレート17が外れることなく連結される。また、第1プレート16と第2プレート17の間にはクリアランスが設けられており、ねじ18で取り付けられた第1プレート16がスリット34に沿って平行移動することにより、第2プレート17が第1プレート16に対して横方向(本実施形態では右側)にスライド可能に取り付けられている。なお、めねじ孔25のねじ溝にねじ18を締め付けることにより、第1プレート16と第2プレート17を固定することが可能であり、バルブ本体2に開閉ハンドル固定具15を取り付けて錠を装着する前に、第1プレート16と第2プレート17がスライドしないように仮止めする機能も有している。
第1実施形態の開閉ハンドル固定具15をボールバルブ1に装着する際には、図3に示す手順で行う。まず、図3(A)に示すように、第1プレート16と第2プレート17をスライドさせて最大幅に拡げた状態の開閉ハンドル固定具15を、全閉状態のボールバルブ1の開閉ハンドル11に対して直交する向きにして上から被せる。これにより、図3(B)に示すように、第1プレート16が開閉ハンドル11に嵌め込み固定される。
ここで、図4に示すようにボールバルブ1を上面から見ると、開閉ハンドル固定具15を装着していない時には、開閉ハンドル11は反時計回りに回転可能であるため、誤操作や不正操作によってバルブを開けることができてしまう。ところが、開閉ハンドル固定具15を装着した時には、図4に拡大して示すように、第1プレート16の左側の挟持部22がストッパー12の背面に当接し、右側の挟持部23がハンドル本体10の側面に当接する。一対の挟持部22,23は長さが固定された金属製の切り欠きで構成されているため、撓みが発生せず少ないガタで規制することが可能である。このため、ストッパー12とハンドル本体10が一対の挟持部22,23に挟まれて開閉ハンドル11の動きが規制されるので、開閉ハンドル11の回転を確実にロックすることができ、全閉時に流体が流出ポート4から流れ出る恐れがない。
次に、図3(B)に示すように、第2プレート17を図の右側の開閉ハンドル方向にスライド移動させ、開閉ハンドル固定具15の幅を縮小させる。これにより、図3(C)に示すように、スライド片32の挿入部33がガイド片24の上に重なり、開閉ハンドル11と第1プレート16の位置関係が保持される。
ここで、図5に示すようにボールバルブ1を正面から見ると、ガイド片24とハンドル本体10との間にはプレート1枚分の隙間が設けられているので、第2プレート17をスライドさせた時に挿入部33がこの隙間に挿入され、挿入部33がガイド片24の上に重なって保持される。このとき、挿入部33がガイド片24の上に少しでも重なっていれば第2プレート17は外れない。しかも、挿入部33が誤って第1プレート16の下に潜り込まないように、ガイド片24の右側にスロープ部28が設けられている。このため、挿入部33がスロープ部28の傾斜面に従ってガイド片24の上へと誘導されるので、第2プレート17を第1プレート16と開閉ハンドル11の間の正しい位置にスライドさせて設置することができる。
最後に、図6に示すように、ボールバルブ1に装着した開閉ハンドル固定具15に錠(本実施形態では南京錠36)を設置する。第1プレート16で開閉ハンドル11の回転を阻止し、かつ、第2プレート17をスライドさせて挿入部33を隙間に挿入した状態のとき、第1施錠孔20と第2施錠孔30、第1施錠孔21と第2施錠孔31がそれぞれ重なるように配置されている、このため、重なった2個の施錠孔(第1施錠孔20と第2施錠孔30、第1施錠孔21と第2施錠孔31)に南京錠36のシャックル37を挿入して施錠することが可能になる。したがって、開閉ハンドル固定具15が開閉ハンドル11から外れることがなく、作業者以外の者が開閉ハンドル11を操作するのを防止し、ボールバルブ1のセキュリティを確保することができる。
また、本実施形態の開閉ハンドル固定具15は、開閉ハンドル11を挟んだ左右両側(上流側と下流側)にそれぞれ一組の施錠孔(第1施錠孔20,21と第2施錠孔30,31)が設けられているため、いずれか一組に南京錠36を施錠すればロックが可能である。また、第1プレート16にはめねじ孔25,26とスロープ部27,28が左右両側に設けられており、図2(B)に示すように挿入部33を反対向きに形成した第2プレート17を右側のめねじ孔26に連結すれば、第2プレート17を第1プレート16に対して反対の左側にスライドさせることもできる。
なお、本実施形態では第1施錠孔20,21と第2施錠孔30,31の内径をφ8mmとし、南京錠36のシャックル37の太さがφ8mm近くのものを使用したが、シャックル37の太さはこれに限られない。図5に示したように、第1施錠孔20と第2施錠孔30、第1施錠孔21と第2施錠孔31が部分的に重なった小さな径の状態であっても、挿入部33がガイド片24の上に少しでも重なっていれば第2プレート17は外れない。このため、仮に掛け金の太さがφ1mm程度の細いワイヤーであっても施錠することが可能である。したがって、錠の掛け金はセキュリティレベルに合わせて様々な太さのものを使用することができる。錠の種類についても、鍵で施錠や解錠を行うシリンダー式の南京錠に限られず、孔に通して施錠や解錠を行うものであればダイヤル式やプッシュボタン式などの錠を使用することができる。
以上が開閉ハンドル11を全開側に回転するのをロックする構造であるが、これとは反対に、開閉ハンドル11を全閉側に回転するのをロックする構造を採用することも可能である。図7に示すように、第2実施形態の開閉ハンドル固定具38は、図1に示す開閉ハンドル11を固定し、全開時に不用意な誤操作や不正操作による開閉ハンドル11の回転を阻止するロック機能を有するものである。開閉ハンドル固定具38は、開閉ハンドル11の回転を阻止する第1プレート39と、開閉ハンドル11と第1プレート39の位置関係を保持する第2プレート40と、両プレートを連結するねじ41を備えて構成されている。
第1プレート39は、所定形状に加工(抜き加工・曲げ加工)された金属板からなり、断面コ字状の第1板金部42には、所定長さL2(ハンドル本体10の幅とストッパー12の幅を合わせた長さ)の一対の挟持部43,44が設けられている。第1板金部42から水平方向に延長して伸びるガイド片45には、錠の掛け金を挿通させる円形状の第1施錠孔46が貫通形成され、第2プレート40のスライド方向を誘導する傾斜面を備えた1個のスロープ部47が設けられている。第1板金部42の端部には、ねじ41を挿通させる1個のめねじ孔48が設けられている。
第2プレート40は、所定形状に加工(抜き加工)された金属板からなり、水平方向に平面L字状に拡がるスライド片49に、第1プレート39に対応するように第1施錠孔46と同じ大きさの円形の第2施錠孔50が貫通形成されている。また、スライド片49には、ハンドル本体10の底面とガイド片45との隙間に挿入される挿入部51と、ねじ41を挿通させる1個の貫通孔52が設けられている。
第1プレート39と第2プレート40は、ねじ41によって一体化される。貫通孔52に嵌めたねじ41をめねじ孔48に通した後、ねじ山53に潰し加工を施すことにより、第1プレート39と第2プレート40が外れることなく連結される。また、第1プレート39と第2プレート40の間にはクリアランスが設けられており、第2プレート40がねじ41を支点にして回転動作することにより、第2プレート40が第1プレート39に対してスライド可能に取り付けられている。なお、めねじ孔48のねじ溝にねじ41を締め付けることにより、第1プレート39と第2プレート40を固定することが可能であり、バルブ本体2に開閉ハンドル固定具38を取り付けて錠を装着する前に、第1プレート39と第2プレート40がスライドしないように仮止めする機能も有している。
第2実施形態の開閉ハンドル固定具38をボールバルブ1に装着する際には、図8に示す手順で行う。まず、図8(A)に示すように、第1プレート39と第2プレート40をスライドさせて90°の角度に拡げた状態の開閉ハンドル固定具38を、全開状態のボールバルブ1の開閉ハンドル11に対して平行する向きにして上から覆い被せる。これにより、第1プレート39が開閉ハンドル11に嵌め込み固定される。
ここで、図9に示すようにボールバルブ1を上面から見ると、開閉ハンドル固定具38を装着していない時には、開閉ハンドル11は時計回りに回転可能であるため、誤操作や不正操作によってバルブを閉じることができてしまう。ところが、開閉ハンドル固定具38を装着した時には、図9に拡大して示すように、第1プレート39の左側の挟持部43がハンドル本体10の側面に当接し、右側の挟持部44がストッパー12の側面に当接する。一対の挟持部43,44は金属製の第1板金部42を断面コ字状に曲げ加工して所定長さに設計されているため、撓みが発生し難く少ないガタで規制することが可能である。このため、ハンドル本体10とストッパー12が一対の挟持部43,44に挟まれて開閉ハンドル11の動きが規制されるので、開閉ハンドル11の回転を確実にロックすることができる。
次に、図8(B)に示すように、第2プレート40を第1プレート39の方向にスライド回転させ、開閉ハンドル固定具38の角度を縮小させる。これにより、図8(C)に示すように、スライド片49がガイド片45の上に重なり、開閉ハンドル11と第1プレート39の位置関係が保持される。
ここで、図10に示すようにボールバルブ1を側面から見ると、ガイド片45とハンドル本体10との間にはプレート1枚分の隙間が設けられているので、第2プレート40をスライドさせた時に挿入部51がこの隙間に挿入され、挿入部51がガイド片45の上に重なって保持される。このとき、挿入部51がガイド片45の上に少しでも重なっていれば第2プレート40は外れない。しかも、挿入部51が誤って第1プレート39の下に潜り込まないように、ガイド片45にスロープ部47が設けられている。このため、挿入部51がスロープ部47の傾斜面に従ってガイド片45の上へと誘導されるので、第2プレート40を第1プレート39と開閉ハンドル11の間の正しい位置にスライドさせて設置することができる。
最後に、図11に示すように、ボールバルブ1に装着した開閉ハンドル固定具38に錠(本実施形態では南京錠36)を設置する。第1プレート39で開閉ハンドル11の回転を阻止し、かつ、第2プレート40をスライドさせて挿入部51を隙間に挿入した状態のとき、第1施錠孔46と第2施錠孔50が重なるように配置されている、このため、重なった2個の施錠孔(第1施錠孔46と第2施錠孔50)に南京錠36のシャックル37を挿入して施錠することが可能である。したがって、開閉ハンドル固定具38が開閉ハンドル11から外れることがなく、作業者以外の者が開閉ハンドル11を操作するのを防止し、ボールバルブ1のセキュリティを確保することができる。
なお、本実施形態においても、図8(B)に示したように、第1施錠孔46と第2施錠孔50が部分的に重なった小さな径の状態であっても、挿入部51がガイド片45の上に少しでも重なっていれば第2プレート40は外れない。このため、仮に掛け金が細いワイヤーであっても施錠することが可能である。
以上説明したように、第1実施形態の開閉ハンドル固定具15と第2実施形態の開閉ハンドル固定具38によれば、ボールバルブ1が狭い空間に設置される場合であっても、装着や脱着の作業を容易に行うことができる。作業時に開閉ハンドル固定具15,38の高さ方向に必要なスペースは開閉ハンドル11の上部から約10mm以下に抑えられているため、ボールバルブ1の上の壁が近くて狭いスペースしかない場合であっても作業を行うことが可能である。また、ボールバルブ1の前後、左右のいずれかの方向にスペースの制約がある場合であっても、第1実施形態の開閉ハンドル固定具15は左右どちらかのスライド方向を選択することができ、第2実施形態の開閉ハンドル固定具38はバルブ本体2の幅の範囲内でスライド回転させることができ、コンパクトな設計であるため作業スペースに合わせて柔軟に対応することができる。
1:ボールバルブ
2:バルブ本体
3:流入ポート
4:流出ポート
5:流体通路
6:ボール
7:ステム
8:流路孔
9:ナット
10:ハンドル本体
11:開閉ハンドル
12:ストッパー
13:フランジ
14:ボルト孔
15:第1実施形態の開閉ハンドル固定具
16:第1プレート
17:第2プレート
18:ねじ
19:第1板金部
20:第1施錠孔
21:第1施錠孔
22:挟持部
23:挟持部
24:ガイド片
25:めねじ孔
26:めねじ孔
27:スロープ部
28:スロープ部
29:第2板金部
30:第2施錠孔
31:第2施錠孔
32:スライド片
33:挿入部
34:スリット
35:ねじ山
36:南京錠
37:シャックル
38:第2実施形態の開閉ハンドル固定具
39:第1プレート
40:第2プレート
41:ねじ
42:第1板金部
43:挟持部
44:挟持部
45:ガイド片
46:第1施錠孔
47:スロープ部
48:めねじ孔
49:スライド片
50:第2施錠孔
51:挿入部
52:貫通孔
53:ねじ山

Claims (4)

  1. ボールバルブの開閉ハンドルを固定する開閉ハンドル固定具であって、
    前記開閉ハンドルの回転を阻止する第1プレートと、
    前記第1プレートにスライド可能に取り付けられ、前記開閉ハンドルと前記第1プレートの位置関係を保持する第2プレートを備え、
    前記第1プレートには、錠の掛け金を挿通させる第1施錠孔と、前記開閉ハンドルと前記開閉ハンドルの回転を規制するバルブ本体のストッパーとを挟持する挟持部が設けられ、
    前記第2プレートには、錠の掛け金を挿通させる第2施錠孔と、前記開閉ハンドルと前記第1プレートとの隙間に挿入される挿入部が設けられており、
    前記第1プレートで前記開閉ハンドルの回転を阻止し、かつ、前記第2プレートをスライドさせて前記挿入部を前記隙間に挿入したときに、前記第1施錠孔と前記第2施錠孔が重なるように配置されている
    ことを特徴とするボールバルブの開閉ハンドル固定具。
  2. 前記第1プレートは水平方向に伸びるガイド片を有し、前記第2プレートは水平方向に伸びるスライド片を有しており、
    前記ガイド片に取り付けられた前記スライド片が、前記スライド片に設けられたスリットに沿って平行移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のボールバルブの開閉ハンドル固定具。
  3. 前記第1プレートは水平方向に伸びるガイド片を有し、前記第2プレートは水平方向に伸びるスライド片を有しており、
    前記ガイド片に取り付けられた前記スライド片が、ねじを支点にして回転動作するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のボールバルブの開閉ハンドル固定具。
  4. 前記第1プレートに前記第2プレートのスライド方向を誘導する傾斜面を備えたスロープ部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のボールバルブの開閉ハンドル固定具。

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