JP7674232B2 - 試験装置 - Google Patents

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本発明は試験装置に関し、例えば材料曲げ試験装置に関する。
シート状材料の一般的な曲げ試験方法として、3点折り曲げ試験方法がある。例えば、特許文献1には、シート状試験片の両端部が2個のローラ上に行き渡るようにしてローラに載せられていて、その中央部に押し金具の先端部を当て、クロスバーを上方に移動することで徐々にシート状試験片を押してシート状試験片を曲げ角θが最大180°まで折り曲げることができる曲げ試験装置が記載されている。
特開2003-307477号公報
試験片に、より大きなひずみを与えるためには、ポンチ(押し金具)先端の曲率Rを小さくし、かつポンチ自体を薄くする必要がある。
しかしながら特許文献1の曲げ試験装置において、ポンチを薄くすると、ポンチが座屈する恐れがあるという問題がある。
一実施形態の試験装置は、押し治具にサポートを付けるようにした。
本発明の試験装置は、ポンチの幅方向に交差する方向での変形に対する剛性を確保でき、ポンチを試験片に押し込む過程での座屈を抑制できる。
曲げ試験装置の一例を示す略図である。 曲げ試験装置の一例を示す略図である。 曲げ試験装置の一例を示す略図である。 曲げ試験装置の一例を示す略図である。 実施の形態1にかかる試験装置の上面図である。 実施の形態1にかかる試験装置の正面図である。 実施の形態1にかかる試験装置の側面図である。 実施の形態1にかかる試験装置の正面図である。 実施の形態1にかかる試験装置の側面図である。 実施の形態1にかかる曲げポンチ131及びポンチ支え132の上面図である。 実施の形態1にかかる試験装置の正面図である。 実施の形態1にかかる試験装置の側面図である。 実施の形態2にかかる試験装置の上面図である。 実施の形態2にかかる試験装置の正面図である。 実施の形態2にかかる試験装置の側面図である。
まず、発明が解決しようとする課題の詳細について説明し、その後に本実施の形態でどのように課題を解決したかを説明する。
図1~図4は、曲げ試験装置の一例を示す略図である。図1に示すように、ローラ11とローラ12の上に試験片21が載置される。そして、曲げポンチ13がローラ11とローラ12の間で試験片21を押圧する。この押圧により試験片21が曲がったときに、曲げポンチ13が試験片21に加えた荷重を測定することになる。
試験片21を小さい曲率Rで大きく曲げるためには、曲げポンチ13を薄くし、曲げポンチ13の先端の曲率Rを小さくする必要がある。しかし、曲げポンチ13の先端の曲率Rを小さくすると、同時に曲げポンチ13の剛性も低下し、図1に示すように曲げポンチ13の押込み時に座屈してしまう。このため、試験片21に与えられるひずみ量に上限がある。
一方、曲げポンチ13の剛性を補う方法として、図2に示すように、曲げポンチ13の先端から離れるに従って厚みを増すことが考えられる。
しかしながら、曲げポンチ13の厚みが増すと、図3に示すように、試験片21が曲げポンチ13に干渉してしまう。したがって、図4に示すように試験片21が曲げポンチ13に干渉しないように曲げポンチ13の厚みが小さいことが望ましい。
このように、曲げポンチ13の座屈を防ぐと共に、試験片21が曲げポンチ13に干渉しない試験装置が望まれている。これらの課題を解決する方法は、以下に示す実施の形態で説明する。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図5は、実施の形態1にかかる試験装置の上面図である。また、図6は、実施の形態1にかかる試験装置の正面図である。そして、図7は、実施の形態1にかかる試験装置の側面図である。図5~図7において、試験装置100は、ローラ101-1と、ローラ101-2と、軸受102-1と、軸受102-2と、押入部材103と、バックアップ104-1~104-4とを備える。また、押入部材103は、曲げポンチ131と、ポンチ支え132と、装置接続部133とを備える。
ローラ101-1及びローラ101-2は、円筒形状のローラである。ローラ101-1とローラ101-2は、回転軸が平行となるように離間して設けられている。また、押入部材103の押入方向を高さ方向と定義すると、ローラ101-1及びローラ101-2は同じ高さとなるように設置されている。
またローラ101-1及びローラ101-2は、円筒の側面に試験片21の厚みの1/3程度の溝を設けられることが望ましい。このような構成とすることにより、試験片21がローラ軸方向へ移動してしまうことを抑制すると共に、ローラ101-1及びローラ101-2の溝と試験片21の摩擦を減らすことができる。
軸受102-1は、ローラ101-1に接して荷重を受ける。同様に、軸受102-2は、ローラ101-2に接して荷重を受ける。
押入部材103は、ローラ101-1とローラ101-2の間に入出可能に設けられる。そして、押入部材103は、ローラ101-1及びローラ101-2上に載置された被測定試料を所定の速度でローラ101-1とローラ101-2の間に押入する。
曲げポンチ131は、所定の幅を有し、被測定試料を押圧する。例えば曲げポンチ131は、板状形状が好適である。曲げポンチ131の厚さは、ローラ101-1とローラ101-2の間隙未満である。また、曲げポンチ131の幅は、ローラ101-1の幅、ローラ101-2の幅及び被測定試料の幅よりも大きい。
ポンチ支え132は、曲げポンチ131の幅方向の端面に固定して設けられる。そして、ポンチ支え132は、曲げポンチ131の変形を防ぐ。ポンチ支え132は、曲げポンチ131の幅方向の両端面に設けられるのが好適である。なお、曲げポンチ131の強度を十分に補強できるのであれば、曲げポンチ131の幅方向の一端面に設ける形態であってもよい。なお、試料片の曲げ部の観察ができるように曲げポンチ131の先端はポンチ支え132を配置しないことが望ましい。
装置接続部133は、図示しない押圧手段及び荷重測定手段と接続する構成である。押圧手段は、曲げポンチ131をローラ101-1とローラ101-2の間に入出する方向に移動させる。荷重測定手段は、例えばプッシュブルゲージであり、押入部材にかかる荷重(N)を測定する。
バックアップ104-1~104-4は、ローラ中心軸の移動を抑制する構成である。
バックアップ104-1~104-4は、円筒形状でローラとの接触面を最小限にすることで、ローラの回転を阻害しない。このように、バックアップ104-1~104-4を、あらかじめお互いのガタを詰めて設置しておくことにより、試験時のローラ移動を抑制できる。
次に試験装置100が試験片21を押圧する動作について説明する。図8は、実施の形態1にかかる試験装置の正面図である。そして、図9は、実施の形態1にかかる試験装置の側面図である。図8及び図9では、試験装置100が試験片21を押圧し始めた状態を示している。
図10に示すように、曲げポンチ131の幅はローラ101-1及びローラ101-2の幅よりも大きくしている。図10は、実施の形態1にかかる曲げポンチ131及びポンチ支え132の上面図である。図10は、図9のA-A’断面である。このような構成とすることにより、試験装置100では、ポンチ支え132がローラ101-1とローラ101-2と干渉しない。
図11は、実施の形態1にかかる試験装置の正面図である。そして、図12は、実施の形態1にかかる試験装置の側面図である。図11に示すように、曲げポンチ131がローラ101-1とローラ101-2の間にまで押入しているが、図12に示すように、ポンチ支え132がローラ101-1とローラ101-2に干渉していない。
また、図11に示すようにポンチ支え132は曲げポンチ131の先端にまで伸びていないので、試験片21の曲げ部分がポンチ支え132で覆われることがない。したがって、試験片21の曲げ部分を観察することができる。
このように実施の形態1の試験装置によれば、ポンチ支えを曲げポンチの幅方向の端面に設けることにより、ポンチ支えがローラに干渉せずに、ポンチを押し込む過程での座屈を抑制できる。
また、実施の形態1の試験装置によれば、試験片を載置するローラの、円筒の側面に試験片の厚みの1/3程度の溝を設けることにより、試験片がローラ軸方向へ移動してしまうことを抑制できる。
また、実施の形態1の試験装置によれば、ローラの移動を規制する円筒状のバックアップを設けることにより、ローラ軸受けにガタがあったとしても、ローラの移動を防止できる。
(実施の形態2)
図13は、実施の形態2にかかる試験装置の上面図である。また、図14は、実施の形態2にかかる試験装置の正面図である。そして、図15は、実施の形態2にかかる試験装置の側面図である。
図13~図15において、試験装置200は、ローラ201-1と、ローラ201-2と、軸受202-1と、軸受202-2と、押入部材203と、バックアップ204-1~204-4とを備える。また、押入部材203は、曲げポンチ231と、ポンチ支え
232と、装置接続部233とを備える。
ローラ201-1及びローラ201-2は、円筒形状のローラである。ローラ201-1とローラ201-2は、回転軸が平行となるように離間して設けられている。また、押入部材103の押入方向を高さ方向と定義すると、ローラ201-1及びローラ201-2は同じ高さとなるように設置されている。
なお、ローラ201-1及びローラ201-2は、ローラ101-1及びローラ101-2と異なり、円筒の側面に溝がない。
軸受202-1は、ローラ201-1に接して荷重を受ける。同様に、軸受202-2は、ローラ201-2に接して荷重を受ける。
押入部材203は、ローラ201-1とローラ201-2の間に入出可能に設けられる。そして、押入部材203は、ローラ201-1及びローラ201-2上に載置された被測定試料を所定の速度でローラ201-1とローラ201-2の間に押入する。
曲げポンチ231は、所定の幅を有し、被測定試料を押圧する。例えば曲げポンチ231は、板状形状が好適である。曲げポンチ231の厚さは、ローラ201-1とローラ201-2の間隙未満である。また、曲げポンチ231の幅は、ローラ201-1の幅、ローラ201-2の幅及び被測定試料の幅よりも大きい。
ポンチ支え232は、曲げポンチ231を挟んで摺動(スライド)可能できるように、曲げポンチ231の2つの主面に設けられる。そして、ポンチ支え232は、曲げポンチ231の変形を防ぐ。すなわち、ポンチ支え232は、ガイドとして、曲げポンチ231を支持する。ポンチ支え232の位置及び大きさは、押込み初期の座屈を防止できるものであればよい。
装置接続部233は、図示しない押圧手段及び荷重測定手段と接続する構成である。押圧手段は、曲げポンチ231をローラ201-1とローラ201-2の間に入出する方向に移動させる。荷重測定手段は、例えばプッシュブルゲージであり、押入部材にかかる荷重(N)を測定する。
バックアップ204-1~204-4は、ローラ中心軸の移動を抑制する構成である。
バックアップ204-1~204-4は、円筒形状でローラとの接触面を最小限にすることで、ローラの回転を阻害しない。バックアップ204-1は、ローラ201-1の水平方向の動きを抑制するローラである。バックアップ204-2は、ローラ201-1の下方向の動きを抑制するローラである。バックアップ204-3は、ローラ201-2の下方向の動きを抑制するローラである。バックアップ204-4は、ローラ201-2の水平方向の動きを抑制するローラである。
ガイド205-1及び205-2は、試験片21の厚みの1/3程度の溝を設けられたガイドである。ガイド205-1及び205-2は、溝の底面が、ローラ201-1とローラ201-2の上面と同じ高さになるように配置されている。また、試験片21がローラ201-1とローラ201-2の上面に載置された際に、試験片21の両端がガイド205-1及び205-2上に位置するように、ガイド205-1及び205-2は配置されている。なお、試験片21が曲がり始めると、試験片21は、ガイド205-1及び205-2の溝から離れるが、試験片21が曲げポンチ231とローラ201-1及びローラ201-2に挟まれた状態では、奥行き方向には移動しづらくなるため問題ない。
このように実施の形態2の試験装置によれば、ポンチの幅方向に交差する方向からポンチを支えることにより、押し込み初期の座屈を防止できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態1では、ローラ101-1及びローラ101-2において、円筒の側面に試験片21の厚みの1/3程度の溝を設けているが、溝の深さや形状は試験片の形状に合わせて適宜変更されたものであってもよい。
11、12、101-1、101-2、201-1、201-2 ローラ
13 ポンチ
21 試験片
100、200 試験装置
102-1、102-2、202-1、202-2 軸受
103、203 押入部材
104-1~104-4、204-1~204-4 バックアップ
131、231 曲げポンチ
133、233 装置接続部
205-1、205-2 ガイド

Claims (1)

  1. 回転軸が平行となるように離間して設けられた1対のローラと、
    当該1対のローラ間に入出可能に設けられ、当該ローラ上に載置された被測定試料を所定の速度で当該1対のローラ間に押入する押入部材と、
    前記押入部材にかかる荷重を測定する荷重測定手段と、
    前記1対のローラの水平方向の動きを抑制するローラである第1のバックアップと、
    前記1対のローラの下方向の動きを抑制するローラである第2のバックアップと、
    溝を設けられたガイドと、有する試験装置であって、
    前記押入部材は、
    所定の幅を有し、前記被測定試料を押圧するポンチと、
    前記ポンチの幅方向に交差する方向への前記ポンチの変形を防ぐポンチ支えと、を備え
    試験片が前記1対のローラの上面に載置された際に、当該試験片の両端が前記ガイドに位置するように前記ガイドが配置されている、試験装置。
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