JP7643294B2 - 排気管の断熱構造 - Google Patents

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Description

本開示は、排気管の断熱構造に関する。
従来の排気管の断熱構造として、例えば特許文献1に記載の排ガス保温構造付きエキゾーストパイプがある。この従来の排気管の断熱構造では、エキゾーストパイプが排ガスの流れ方向に複数の分割されており、その接続部の外周側を覆うように保護シールド部材が設けられている。保護シールド部材の一端側は、下流側のヒートインシュレータに固定されている一方、保護シールド部材の他端側は、上流側のヒートインシュレータに非固定となっている。保護シールド部材の内周と上流側のヒートインシュレータの外周との間には、所定間隙を有する重なり部が設けられている。
特開2019-39325号公報
上述した排気管には、車両に対して排気管を取り付けるためのブラケットが設けられる場合がある。この場合、ブラケットには、車両に対する排気管の吊り点となるゴム部材が取り付けられる。一方で、排気管には、高温の排気ガスが流れるため、排気管自体が高温となる。したがって、排気管の吊り点となるゴム部材に熱害が及ばないような工夫が必要となる。
本開示は、上記課題の解決のためになされたものであり、排気管の吊り点となるゴム部材に熱害が及ぶことを抑制できる排気管の断熱構造を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る排気管の断熱構造は、車両の内燃機関に接続される排気管の断熱構造であって、排気管と、排気管を覆うヒートインシュレータと、車両に対する排気管の吊り点となるゴム部材が取り付けられるブラケットと、を備え、ヒートインシュレータは、排気管を露出させる開口部を有し、開口部には、排気管とブラケットとの間に断熱層が形成されるようにブラケットの土台部が設けられている。
この排気管の断熱構造では、ブラケットの土台部によって排気管とブラケットとの間に断熱層が形成されている。これにより、高温の排気ガスによって排気管自体が高温となった場合でも、ブラケットへの熱を断熱層で遮断することが可能となる。したがって、排気管の吊り点となるゴム部材に熱害が及ぶことを抑制できる。
排気管は、当該排気管の屈曲又は膨出により張り出す張出領域を有し、ヒートインシュレータは、張出領域よりも上流側の排気管を覆う第1ヒートインシュレータと、張出領域よりも下流側の排気管を覆う第2ヒートインシュレータと、によって構成され、土台部は、第2ヒートインシュレータに設けられた開口部に配置されている。この場合、ブラケットを介して排気管をバランス良く支持することが可能となる。
断熱層は、排気管と土台部とによって密閉されていてもよい。この場合、断熱層に異物が侵入して排気管などの高温部分に接触することを防止できる。
開口部及び土台部は、排気管を車両に取り付けた状態において排気管の上側となる位置に設けられていてもよい。この場合、排気管の吊り点となるゴム部材に対してブラケットのアクセス性を向上できる。また、開口部及び土台部が排気管の下側となる位置に設けられている場合と比べて、開口部及び土台部の周辺が枯草などの異物に晒されることを抑制できる。
開口部における排気管とヒートインシュレータとの間の隙間部分には、ワイヤメッシュが配置されていてもよい。これにより、枯草などの異物が外部からヒートインシュレータ内部に侵入することを抑制できる。
本開示によれば、排気管の吊り点とのなるゴム部材に熱害が及ぶことを抑制できる。
本開示の一実施形態に係る排気管の断熱構造を示す側面図である。 図1に示した排気管の断熱構造の一部拡大斜視図である。 図2におけるIII-III線断面図である。 図1に示した排気管の断熱構造をヒートインシュレータを除いた状態で示す斜視図である。 図1に示した排気管の断熱構造の要部拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の一側面に係る排気管の断熱構造の好適な実施形態について詳細に説明する。
以下、図面を参照しながら、本開示の一側面に係る排気管の断熱構造の好適な実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、説明の便宜上、車両への排気管の取付状態を基準として、「上」「下」の用語を用いる。また、排気管における排気ガスの流れ方向を基準として「上流」「下流」の用語を用いる。
図1は、本開示の一実施形態に係る排気管の断熱構造を示す側面図である。同図に示すように、排気管の断熱構造1は、排気管10を第1ヒートインシュレータ20及び第2ヒートインシュレータ30によって断熱する構造体である。排気管10は、当該排気管10の屈曲又は膨出により鉛直下方に張り出す張出領域19を有している。第1ヒートインシュレータ20は、張出領域19よりも上流側の排気管10を覆うように配置されている。第2ヒートインシュレータ30は、張出領域19よりも下流側の排気管10を覆うように配置されている。
排気管10は、車両に搭載される内燃機関に接続され、内燃機関の燃焼室での燃焼で生じた排気ガスを排出する排気通路を構成する。排気管10は、内燃機関に接続された状態において、例えば車両の前後方向に沿って延在する。内燃機関の一例としては、ディーゼルエンジンが挙げられる。排気管の断熱構造1が適用される車両としては、例えば乗用車、ピックアップトラック、バス、ダンプなどが挙げられる。
排気管10の上流側には、例えばターボチャージャ、DOC(Diesel Oxidation Catalyst)、DPF(DieselParticulate Filter)等が設けられている。排気管10の下流側には、例えばSCR(SelectiveCatalytic Reduction)が設けられている。図1の例では、還元剤(例えば尿素水)をSCRに噴射するためのインジェクタ50が排気管10に配置されている。インジェクタ50は、排気管10の上流側を向くように排気管10の壁部に取り付けられている。また、排気管10の下流側には、車両への排気管10の取り付けに用いるブラケット60及び土台部70が設けられている。ブラケット60及び土台部70の構成については、後述する。
排気管10は、上流側の接続部11と、屈曲部12,13,14とを有している。接続部11には、排気管10の上流側(内燃機関側)に配置された別の排気管が接続される。接続部11から延びる直線部分15は、上流側の排気管の配管経路に合わせ、インジェクタ50に向かって下方に傾斜している。屈曲部12は、当該屈曲部12よりも下流側に延びる直線部分16の傾斜が直線部分15の傾斜よりも小さくなるように排気管10を屈曲させている。屈曲部12よりも下流側の直線部分15の延在方向は、直線部分15よりもインジェクタ50の方向に沿ったものとなる。
屈曲部13は、インジェクタ50の基端部付近に設けられている。屈曲部13は、当該屈曲部13よりも下流側の直線部分17の傾斜が直線部分16の傾斜よりも大きくなるように排気管10を屈曲させている。屈曲部13よりも下流側の直線部分17は、インジェクタ50の取付位置に向かって下方に延在している。屈曲部14は、インジェクタ50よりも下流側の直線部分18がインジェクタ50の軸方向に沿って延びるように、屈曲部13のすぐ下流で排気管を屈曲させている。インジェクタ50よりも下流側の直線部分18は、水平面に対して僅かに上方に傾斜した状態で延在している。
これらの屈曲部12,13,14により、排気管10の配管経路は、例えば車両の下部構成(例えばサスペンションのクロスメンバ当)との干渉を回避可能な経路となっている。また、車両後方に向かって還元剤を噴射するように取り付けられたインジェクタ50により、排気管10の内部において還元剤を下流側に向かって噴射することが可能となっている。
排気管10は、屈曲部14の屈曲により張り出す張出領域19を有している。すなわち、排気管10では、屈曲部14よりも下流側の一定範囲が屈曲部14の屈曲により形成された張出領域19となっている。張出領域19は、一例として、排気管10を含む排気通路のうち、最も鉛直下方に位置する点(地上高が最小の点)を含んだ領域となっている。張出領域19において、排気管10の内部には、分散板(不図示)が配置されている。分散板は、例えば排気管10の内部において、インジェクタと正対するように配置されている。分散板は、排気管10を通る排気ガスを攪拌し、排気管10内の排気酸素濃度のばらつきを抑制する機能を有している。
図2は、図1に示した排気管の断熱構造1の一部拡大斜視図である。図3は、図2におけるIII-III線断面図である。図2及び図3に示すように、第1ヒートインシュレータ20は、張出領域19よりも上流側の排気管10の外表面に沿って設けられた一対の遮熱板21,22を有している。第2ヒートインシュレータ30は、張出領域19よりも下流側の排気管10の外表面に沿って設けられた一対の遮熱板31,32を有している。第1ヒートインシュレータ20は、排気管10の軸方向から見た場合に、遮熱板21,22による左右分割構造となっている。同様に、第2ヒートインシュレータ30は、排気管10の軸方向から見た場合に、遮熱板31,32による左右分割構造となっている。
遮熱板21は、第1ヒートインシュレータ20において水平方向の一方側に配置されている。遮熱板22は、第1ヒートインシュレータ20において水平方向の他方側に配置されている。遮熱板31は、第2ヒートインシュレータ30において水平方向の一方側に配置されている。遮熱板32は、第2ヒートインシュレータ30において水平方向の他方側に配置されている。遮熱板21,22,31,32は、例えばプレス等により形成され、いずれも断面略半円状をなしている。遮熱板21,22,31,32の構成材料としては、例えばステンレス鋼等を用いることができる。
第1ヒートインシュレータ20を構成する一対の遮熱板21,22のそれぞれは、円弧部21a,22aと、下端部21b、22bと、上端部21c,22cとを含んでいる。下端部21b,22bの重なり部分が接合され、上端部21c,22cの重なり部分が接合されることで、第1ヒートインシュレータ20が筒状に形成されている。下端部21b,22b及び上端部21c,22cは、例えば第1ヒートインシュレータ20の全体の振動抑制を考慮した接合位置にて、スポット溶接等によって接合されている。
第2ヒートインシュレータ30を構成する一対の遮熱板31,32のそれぞれは、円弧部31a,32aと、下端部31b、32bと、上端部31c,32cとを含んでいる。下端部31b,32bの重なり部分が接合され、上端部31c,32cの重なり部分が接合されることで、第2ヒートインシュレータ30が筒状に形成されている。下端部31b,32b及び上端部31c,32cは、例えば第2ヒートインシュレータ30の全体の振動抑制を考慮した接合位置にて、スポット溶接等によって接合されている。
第1ヒートインシュレータ20の下流側端部20aと第2ヒートインシュレータ30の上流側端部30aとは、排気管10の周方向に沿うと共に外部に連通する隙間部分S3,S4が形成されるように重複部分Rを有している。本実施形態では、第2ヒートインシュレータ30の上流側端部30aが重複部分Rにおいて拡径し、第1ヒートインシュレータ20の下流側端部20aに対して排気管10の径方向の外側となるように配置されている。
図3に示すように、重複部分Rにおいて、一対の遮熱板21,22には、径方向の外側に膨出する段差部23,24が設けられている。遮熱板21の段差部23は、円弧部21aと下端部21bとの間に設けられた1つの屈曲部と、円弧部21aと上端部21cとの間に設けられた1つの屈曲部とによって構成されている。遮熱板22の段差部24は、円弧部22aと下端部22bとの間に設けられた1つの屈曲部と、円弧部22aと上端部22cとの間に設けられた1つの屈曲部とによって構成されている。これにより、第1ヒートインシュレータ20と排気管10との間には、下端部21b,22b側の段差部23,24と排気管10との間に位置する隙間部分S1と、上端部21c,22c側の段差部23,24と排気管10との間に位置する隙間部分S2とが形成されている。
図3に示すように、重複部分Rにおいて、一対の遮熱板31,32には、径方向の外側に膨出する段差部33,34が設けられている。遮熱板31の段差部33は、円弧部31aと下端部31bとの間に設けられた2つの屈曲部と、円弧部31aと上端部31cとの間に設けられた2つの屈曲部とによって構成されている。遮熱板32の段差部34は、円弧部32aと下端部32bとの間に設けられた2つの屈曲部と、円弧部32aと上端部32cとの間に設けられた2つの屈曲部とによって構成されている。これにより、第1ヒートインシュレータ20と第2ヒートインシュレータ30との間には、下端部21b,22b側の段差部23,24と下端部31b,32b側の段差部33,34との間に位置する隙間部分S3と、上端部21c,22c側の段差部23,24と上端部31c,32c側の段差部33,34との間に位置する隙間部分S4とが形成されている。
図3及び図4に示すように、隙間部分において、少なくとも張出領域19の張出方向側(ここでは鉛直下方側)の部分には、ワイヤメッシュ40が配置されている。ワイヤメッシュ40は、例えばステンレス鋼等によって形成されている。ワイヤメッシュ40は、水などの液体を通過させる一方で、枯草などの異物を捕捉する。
本実施形態では、ワイヤメッシュ40は、隙間部分S3,S4を含む排気管10の周方向の全周にわたって配置されている。ワイヤメッシュ40は、隙間部分S3,S4では、略一定の厚さをもって配置されている。ワイヤメッシュ40は、第1ヒートインシュレータ20における遮熱板21,22の円弧部21a,22aと、第2ヒートインシュレータ30における遮熱板31,32の円弧部31a,32aとの間では、圧縮された状態で配置されている。
隙間部分S3,S4を含む排気管10の周方向の全周へのワイヤメッシュの配置にあたっては、例えば第1ヒートインシュレータ20の下流側端部20a及び第2ヒートインシュレータ30の上流側端部30aの一方にスポット溶接によって予めワイヤメッシュ40を接合しておくことができる。その状態で、第1ヒートインシュレータ20の下流側端部20aを覆うように一対の遮熱板31,32を配置し、下端部31b,32b及び上端部31c,32cをスポット溶接等によって接合することで、隙間部分S3,S4を含む排気管10の周方向の全周にわたってワイヤメッシュ40を容易に配置できる。
次に、上述したブラケット60及び土台部70について、詳細に説明する。図4は、図1に示した排気管の断熱構造をヒートインシュレータを除いた状態で示す斜視図である。また、図5は、図1に示した排気管の断熱構造の要部拡大断面図である。
図4及び図5に示すように、排気管の断熱構造1には、車両への排気管10の取り付けに用いるブラケット60及び土台部70が設けられている。ブラケット60及び土台部70の配置にあたって、本実施形態では、第2ヒートインシュレータ30の一部から排気管10を露出させる開口部35(図1及び図5参照)が設けられている。開口部35は、例えば平面視において角部に丸みを持つ矩形状をなしており、第2ヒートインシュレータ30の周面に沿って設けられている。本実施形態では、開口部35及び土台部70は、排気管10を車両に取り付けた状態において、排気管10の上側となる位置に設けられている。
ブラケット60は、例えばステンレス鋼によって形成されている。ブラケット60は、土台部70に固定される基端部61と、基端部61の一方縁から立ち上がる立ち上がり部62と、立ち上がり部62の先端から屈曲する先端部63とを備え、側面視において略C字状をなしている。先端部63は、基端部61の他方縁よりも長く延在している。先端部63には、スタッドボルトBを挿通させる挿通孔64が設けられている。
先端部63には、図5に示すように、車両に対する排気管10の吊り点となるゴム部材Dが取り付けられる。ゴム部材Dは、例えば車両側のフレームFに予め固定されており、スタッドボルトBに対応するボルト孔が設けられている。先端部63の挿通孔64に挿通させたスタッドボルトBをゴム部材Dのボルト孔に螺合することにより、車両への排気管10の取り付けを行うことができる。
土台部70は、例えば第2ヒートインシュレータ30を構成する一対の遮熱板31,32と同様に、ステンレス鋼によって形成されている。土台部70は、図4及び図5に示すように、一面側が開口する箱型の本体部71と、本体部71における開口側の縁の全周にわたって設けられたフランジ部72とを有している。本体部71の頂面71aは、例えば排気管10の下流側に向かって排気管10からの距離が小さくなるような傾斜面となっている。本体部71の頂面71aには、例えば溶接によってブラケット60の基端部61が固定されている。排気管10からの本体部71の高さには、特に制限はないが、本実施形態では、頂面71aの全面が開口部35よりも外側に位置するような高さとなっている。
フランジ部72は、排気管10の周面に沿った湾曲形状をなしている。フランジ部72は、例えば溶接等によって、開口部35から露出する排気管10の周面に隙間無く固定されている。フランジ部の固定により、排気管10とブラケット60との間には、図5に示すように、排気管10と本体部71とによって密閉された内部空間Vが形成されている。内部空間Vには、空気が充填されている。内部空間Vの空気は、排気管10とブラケット60との間の断熱層80として機能する。
開口部35の形成により、排気管10と第2ヒートインシュレータ30との間には、隙間部分S5が形成されている。この隙間部分S5に対しては、図5に示すように、ワイヤメッシュ90が配置されている。ワイヤメッシュ90は、例えばステンレス鋼等によって形成されている。ワイヤメッシュ90は、上述した隙間部分S3,S4を含む排気管10の周方向の全周にわたって配置されたワイヤメッシュ40(図3参照)と同様に、水などの液体を通過させる一方で、枯草などの異物を捕捉する。
ワイヤメッシュ90は、開口部35の縁の全周にわたって、排気管10と第2ヒートインシュレータ30との間の隙間部分S5に配置されている。本実施形態では、土台部70のフランジ部72が隙間部分S5まで延びており、ワイヤメッシュ90は、第2ヒートインシュレータ30とフランジ部72との間を埋めるように、土台部70の周りに配置されている。
以上説明したように、この排気管の断熱構造1では、ブラケット60の土台部70によって排気管10とブラケット60との間に断熱層80が形成されている。これにより、高温の排気ガスによって排気管10自体が高温となった場合でも、ブラケット60への熱を断熱層80で遮断することが可能となる。したがって、排気管10の吊り点となるゴム部材Dに熱害が及ぶことを抑制できる。
排気管の断熱構造1では、排気管10は、当該排気管10の屈曲又は膨出により張り出す張出領域19を有している。また、ヒートインシュレータは、張出領域19よりも上流側の排気管10を覆う第1ヒートインシュレータ20と、張出領域19よりも下流側の排気管を覆う第2ヒートインシュレータ30とによって構成されている。そして、土台部70は、第2ヒートインシュレータ30に設けられた開口部35に配置されている。このような構成により、ブラケット60を介して排気管10をバランス良く支持することが可能となる。
排気管の断熱構造1では、断熱層80が排気管10と土台部70とによって密閉されている。これにより、断熱層80に異物が侵入して排気管10などの高温部分に接触することを防止できる。
排気管の断熱構造1では、開口部35及び土台部70は、排気管10を車両に取り付けた状態において排気管10の上側となる位置に設けられている。このような構成によれば、排気管10の吊り点となるゴム部材Dに対してブラケット60のアクセス性を向上できる。また、開口部35及び土台部70が排気管10の下側となる位置に設けられている場合と比べて、開口部35及び土台部70の周辺が枯草などの異物に晒されることを抑制できる。
排気管の断熱構造1では、開口部35における排気管10と第2ヒートインシュレータ30との間の隙間部分S5には、ワイヤメッシュ90が配置されている。これにより、枯草などの異物が外部から第2ヒートインシュレータ30の内部に侵入することを抑制できる。
本開示は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、第2ヒートインシュレータ30の上流側端部30aが第1ヒートインシュレータ20の下流側端部20aに対して排気管10の径方向の外側に配置されているが、この配置関係が反転していてもよい。すなわち、第1ヒートインシュレータ20の下流側端部20aが第2ヒートインシュレータ30の上流側端部30aに対して排気管10の径方向の外側に配置されていてもよい。また、上記実施形態では、第2ヒートインシュレータ30に設けられた開口部35に土台部70が配置されているが、第1ヒートインシュレータ20に設けられた開口部35に土台部70が配置されていてもよい。
上記実施形態では、開口部35及び土台部70は、排気管10を車両に取り付けた状態において排気管10の上側となる位置に設けられているが、これに限られるものではない。開口部35及び土台部70は、排気管10を車両に取り付けた状態において排気管10の左右側或いは下側となる位置に設けられていてもよい。
断熱層80は、必ずしも排気管10と土台部70とによって密閉されていなくてもよい。例えば土台部70が箱型ではなく、フレーム状をなしていてもよい。この場合でも、排気管10とブラケット60との間に空気による断熱層80が形成されるため、上述した作用効果を奏し得る。土台部70をフレーム状とする場合でも、排気管10の軸方向を向く面については、断熱層80を仕切る壁面を設けることが好ましい。こうすることで、断熱層80に枯草などの異物が侵入することを抑制できる。
1…排気管の断熱構造、10…排気管、19…張出領域、20…第1ヒートインシュレータ、30…第2ヒートインシュレータ、35…開口部、60…ブラケット、70…土台部、80…断熱層、90…ワイヤメッシュ、D…ゴム部材、S5…隙間部分。

Claims (7)

  1. 車両の内燃機関に接続される排気管の断熱構造であって、
    排気管と、
    前記排気管を覆うヒートインシュレータと、
    前記車両に対する排気管の吊り点となるゴム部材が取り付けられるブラケットと、を備え、
    前記ヒートインシュレータは、前記排気管を露出させる開口部を有し、
    前記開口部には、前記排気管と前記ブラケットとの間に断熱層が形成されるように前記ブラケットの土台部が設けられ
    前記ゴム部材は、前記車両のフレームに固定されており、
    前記開口部と前記ゴム部材との間の空間には、前記開口部から見て前記ゴム部材が遮蔽されるように前記車両のフレームの少なくとも一部が位置している排気管の断熱構造。
  2. 前記排気管は、当該排気管の屈曲又は膨出により張り出す張出領域を有し、
    前記ヒートインシュレータは、
    前記張出領域よりも上流側の前記排気管を覆う第1ヒートインシュレータと、
    前記張出領域よりも下流側の前記排気管を覆う第2ヒートインシュレータと、によって構成され、
    前記土台部は、前記第2ヒートインシュレータに設けられた前記開口部に配置されている請求項1記載の排気管の断熱構造。
  3. 前記断熱層は、前記排気管と前記土台部とによって密閉されている請求項1又は2記載の排気管の断熱構造。
  4. 前記開口部及び前記土台部は、前記排気管を前記車両に取り付けた状態において前記排気管の上側となる位置に設けられている請求項1~3のいずれか一項記載の排気管の断熱構造。
  5. 前記開口部における前記排気管と前記ヒートインシュレータとの間の隙間部分には、ワイヤメッシュが配置されている請求項1~4のいずれか一項記載の排気管の断熱構造。
  6. 前記開口部と前記ゴム部材とは、前記排気管の軸方向に離間している請求項1~5のいずれか一項記載の排気管の断熱構造。
  7. 前記ゴム部材は、前記開口部に対して前記排気管の下流側に離間し、
    前記土台部の頂面は、前記排気管の下流側に向かうにつれて前記排気管からの距離が徐々に小さくなるような傾斜面となっている請求項6記載の排気管の断熱構造。
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