JP7639482B2 - モータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、モータユニットに関する。
モータユニットにおいては、磁気不平衡によって生ずる電磁誘導電圧や回転摩擦に起因して生じる静電気等により、シャフトに電荷が溜まる現象が発生する。シャフトに溜まった電荷を逃がす装置を有するモータが知られている。例えば、回転軸と接触するアース部材を有し、前記アース部材を通じて前記回転軸をアースする車両の軸アース装置であって、前記アース部材は、前記回転軸の端面と摺接して導通する摺接部を有する車両の軸アース装置が知られている(例えば、特開2019-192491号公報参照)。
特開2019-192491号公報
特許文献1の除電装置は、シャフトの端面に突き当てて接触させる。除電装置はバネ等の付勢手段にて、シャフトの端面に押し当てられる。一方で、駆動装置の歯車(ギヤ)には、はば歯車が多く用いられる。一方向のみに回転する場合はよいが、双方向に回転する場合や、力行もしくは回生によりはすば歯車の力を受ける方向が変更となった場合、シャフトが軸方向に動く。この場合、特許文献1の除電装置では、シャフト(回転軸)の凹部の深さを深くする必要がある。しかし、凹部の深さを深くした場合、除電装置を端部(端面)に接触することができず、十分な除電性能を確保することは困難であった。

そこで、本発明は、シャフトに、除電装置を接触させ続けるともに、回転時のシャフトの軸方向の移動による押す力にも対応する。
本発明の例示的なモータユニットは、シャフト、除電装置と、を有する。前記シャフトははすば歯車を備える。前記シャフトは回転軸を中心として回転する。前記除電装置は、接触部材、付勢部材、及び、ケースを備える。前記除電装置は少なくとも1つ設けられる。前記ケースは前記接触部材と前記付勢部材を収容する。前記付勢部材は、前記シャフトの端部の端面に向けて、前記シャフトの軸方向と平行な方向に前記接触部材を付勢する。前記接触部材は導電性を有する。前記接触部材は前記付勢部材の付勢によって前記端面に接触する。前記接触部材の前記軸方向のストロークの最大量は、前記シャフトの前記軸方向の移動幅よりも大きい。
本発明の例示的なモータユニットによれば、回転時のシャフトの軸方向の移動よって、シャフトが除電装置を押しても、除電装置はシャフトが押す力に対応する。しかも、除電装置をシャフトに接触させ続けることができる。
図1は、実施形態に係るモータユニットの一例を示す概念図である。 図2は、実施形態に係るシャフトの一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る除電装置とシャフトの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る除電装置の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る除電装置の一例を示す図である。 図6は、第1変形例に係るモータユニットの一例を示す図である。 図7は、第2変形例に係るモータユニットの一例を示す図である。 図8は、第4変形例に係るモータユニットの一例を示す図である。 図9は、第5変形例に係るモータユニットの一例を示す図である。 図10は、第6変形例に係るモータユニットの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るモータユニット1を説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
本明細書において、モータ2のロータ21及びモータシャフト22の回転軸J2と平行な方向をモータユニット1の「軸方向」と称する。軸方向一方側N及び軸方向他方側Tは、図1に示すとおり定義する。また、回転軸J2と直交する径方向を単に「径方向」と称する。また、回転軸J2を中心とする周方向を単に「周方向」と称する。さらに、本明細書において「平行な方向」は、完全に平行な場合のみでなく、略平行な方向も含む。そして、所定の方向または平面に「沿って延びる」とは、厳密に所定の方向に延びる場合に加えて、厳密な方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
以下、図1~図10を用いて、実施形態及び変形例に係るモータユニットの一例を説明する。
<モータユニット1>
図1は、実施形態に係るモータユニット1の一例を示す概念図である。なお、図1は、あくまで概念図である。図1での各部の配置及び寸法は、実際のモータユニット1と同じとは限らない。
モータユニット1は、動力源として車両に搭載されてもよい。車両は、例えば、ハイブリッド自動車(HV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)、電気自動車(EV)である。なお、モータユニット1は、自動車の以外の車両の動力源として使用されてもよい。
具体的に、図1に示すように、モータユニット1は、モータ2、減速装置3、ハウジング5、及び、除電装置6を有する。ハウジング5はモータ2、減速装置3、及び、除電装置6を収容する。モータ2はロータ21及びステータ25を有する。モータ2は、シャフトとして、モータシャフト22を備える。モータシャフト22はロータ21に取り付けられて回転し、第1はば歯車71が固定される。ステータ25はロータ21の径方向外側を覆う。モータ2は、モータシャフト22の軸方向一方側Nに配置される。減速装置3は、モータシャフト22の軸方向他方側Tに位置する。

<モータ2>
モータ2は直流ブラシレスモータである。モータ2を駆動するための電力は、不図示のインバータから供給される。ロータ21はモータシャフト22を備え、回転軸J2を中心として回転する。モータユニット1が車両に取り付けられ、車両が水平面にある場合、回転軸J2は水平方向に延びる。ステータ25はロータ21の径方向外方に位置する。モータ2は、ステータ25の内方にロータ21が回転可能に配置されたインナーロータ型モータである。
<ロータ21>
インバータからステータ25に電力が供給されると、ロータ21は回転する。図1に示すように、ロータ21は、モータシャフト22、ロータコア21aを有する。また、ロータ21はロータマグネット(不図示)を備える。モータシャフト22は、回転軸J2を中心として車両の幅方向に延びる。モータシャフト22は、回転軸J2を中心として回転する。モータシャフト22の内部では、後述する潤滑液CL(冷却液)が流れる。例えば、潤滑液CLは油である。そのため、モータシャフト22は中空部221を有する。中空部221は、モータシャフト22の内部に設けられ、回転軸J2に沿って延びる。言い換えると、モータシャフト22は、内部に、軸方向に延びる空洞が設けられる。モータシャフト22の軸方向他方側Tに流入口220が設けられる。潤滑液CLは流入口220から中空部221に流入する。また、中空部221を設けることにより、中空部221に導線を配線することが可能になる。モータシャフト22を軽量化することもできる。
第1ベアリング41、第2ベアリング42、第3ベアリング43及び第4ベアリング44はハウジング5に固定される。第1ベアリング41、第2ベアリング42、第3ベアリング43及び第4ベアリング44はモータシャフト22を回転可能に支持する。
ロータコア21aは、薄板状の電磁鋼板を積層して形成される。ロータコア21aは、軸方向に沿って延びる円柱体である。ロータコア21aには、複数のロータマグネットが固定される。複数のロータマグネットは、磁極を交互にして周方向に沿って並ぶ。
<モータシャフト22>
図2は、実施形態に係るモータシャフト22の一例を示す図である。モータシャフト22は分割可能でもよい。例えば、ハウジング5のうち、モータ収容空間501内の部分と、減速装置収容空間502内の部分とに分割可能である。以下の説明では、モータ収容空間501側のモータシャフト22であって、軸方向一方側Nのシャフトを第1シャフト22aと称する。減速装置収容空間502側のシャフトであって、軸方向他方側Tのモータシャフト22を第2シャフト22bと称する。
図2は、実施形態に係るモータシャフト22の一例を示す。図2の上側の部分が第1シャフト22aであり、下側の部分が第2シャフト22bである。図2は、第1ベアリング41、第2ベアリング42、第3ベアリング43、及び、第4ベアリング44が取り付けられた状態を示す。
実施形態に係る第1シャフト22aと第2シャフト22bは、スプライン嵌合構造により、連結されてもよい。スプライン嵌合構造の場合、分割された一方のシャフトの内周面に雌スプラインが設けられ、分割された他方のシャフトに雄スプラインが設けられる。
なお、第1シャフト22aと第2シャフト22bは、雄ねじ及び雌ねじを用いたねじカップリングによって、連結されてもよい。また、第1シャフト22aと第2シャフト22bは、圧入、又は、溶接によって、連結されてもよい。圧入、溶接等の固定方法を採用する場合、軸方向に延びる凹部及び凸部を組み合わせるセレーションが採用されてもよい。なお、モータシャフト22は、単一の部材として形成されてもよい。
モータシャフト22は第1はすば歯車71を備える。つまり、第1はすば歯車71がモータシャフト22の外周面に配置される。図2に記すように、第1はすば歯車71は第2シャフト22bに設けられてもよい。第1はすば歯車71とモータシャフト22とは、単一の部材で形成されていてもよい。第1はすば歯車71は、モータシャフト22とともに、回転軸J2を中心に回転する。
<ステータ25>
ステータ25はステータコア(不図示)を含む。また、図1に示すように、ステータ25はコイル27を有する。また、ステータ25はインシュレータ(不図示)を有する。ステータ25はハウジング5に保持される。ステータコアは、円環状のヨークの内周面から径方向内方に延びる複数の磁極歯(不図示)を有する。磁極歯に電線を巻き付けることでコイル27が形成される。コイル27は、バスバ(不図示)を介し、インバータユニット(不図示)に接続される。なお、ハウジング5の内部の軸方向一方側Nの端部には、バスバ(不図示)が配置される。バスバは、インバータユニットとコイル27とを接続し、コイル27に電力を供給する。コイル27には、軸方向一方側Nから電力が供給される。
<レゾルバ28>
モータシャフト22の軸方向一方側Nの端部には、レゾルバ28(図1参照)が取り付けられる。レゾルバ28は、ロータ21の位置、すなわち、回転角度を検出する。レゾルバ28は、モータシャフト22に固定されるレゾルバロータ281及びハウジング5に固定されるレゾルバステータ282を有する。

レゾルバロータ281及びレゾルバステータ282は環状である。レゾルバステータ282の内周面とレゾルバロータ281の外周面とは、径方向に対向する。レゾルバステータ282は、ロータ21の回転時に定期的にレゾルバロータ281の位置を検出する。これにより、レゾルバ28はロータ21の位置の情報を取得する。
<減速装置3>
減速装置3はハウジング5(減速装置収容空間502)に収容される。減速装置3は複数のギヤと複数のシャフトを含む。上述のとおり、減速装置3は、軸方向他方側Tにおいてモータシャフト22に接続される。減速装置3は、カウンタシャフト31と、出力シャフト32と、を有する。
<カウンタシャフト31>
カウンタシャフト31は中間軸J4に沿って延びる。中間軸J4は回転軸J2と平行である。カウンタシャフト31の軸方向の両端部は、それぞれ、第5ベアリング45及び第6ベアリング46の貫通孔に通される。カウンタシャフト31は第5ベアリング45及び第6ベアリング46に回転可能に支持される。これらのベアリングは、ハウジング5内に設けられる。つまり、カウンタシャフト31は、中間軸J4を中心として回転可能である。カウンタシャフト31は、中間ドライブギヤである第2はすば歯車72、及び、ファイナルドライブギヤである第3ギヤ73を有する。
第2はすば歯車72及び第3ギヤ73は、カウンタシャフト31に配置される。第2はすば歯車72は、第1はすば歯車71と噛み合う。第3ギヤ73は、出力シャフト32のリングギヤ74と噛み合う。モータシャフト22のトルクは、第1はすば歯車71から第2はすば歯車72に伝達される。そして、第2はすば歯車72に伝達されたトルクは、カウンタシャフト31を介して第3ギヤ73に伝達される。第3ギヤ73に伝達されたトルクは、出力シャフト32のリングギヤ74に伝達される。このように、カウンタシャフト31は、モータ2の出力トルクを、出力シャフト32に伝達する。各ギヤのギヤ比及びギヤの個数は、必要とされる減速比に応じて種々変更可能である。
<出力シャフト32>
出力シャフト32は出力軸J5に沿って延びる。出力軸J5は回転軸J2及び中間軸J4と平行である。出力シャフト32は、出力軸J5を中心として回転可能である。出力シャフト32は、ハウジング5の外部に突出する。出力シャフト32には、車両の駆動輪に接続されるドライブシャフト(不図示)が接続される。出力シャフト32のトルクは駆動輪に伝わる。出力シャフト32は、車両の旋回時に、左右の駆動輪の速度差を吸収し、出力シャフト32の左右に同じトルクを伝える機構を備えてもよい。
このように、カウンタシャフト31はモータシャフト22と接続される。カウンタシャフト31は、モータ2の出力トルクを出力シャフト32へ伝達する。カウンタシャフト31は、モータ2の回転速度を減速比に応じて減ずる。また、カウンタシャフト31は、モータ2の出力トルクを減速比に応じて増大させる。なお、減速装置3は、モータユニット1の動作停止時に車両をロックするパーキング機構(不図示)を有してもよい。
<ハウジング5>
図1に示すように、ハウジング5は、第1ハウジング51、ベアリングホルダ52、カバー部材53、及び、第2ハウジング54と、を有する。第1ハウジング51は、ステータ25およびロータ21を収容する第2ハウジング54は第1ハウジング51の軸方向他方側Tに位置する。第2ハウジング54は、減速装置3を収容する。また、ハウジング5はカバー部材53を備える。実施形態では、カバー部材53として、第1カバー部材531を備える。第1カバー部材531は、軸方向においてハウジング5の外側から除電装置6を覆う。カバー部材53は除電装置6をハウジング5内に収容する。これにより、除電装置6をハウジング5内に収容することができる。

第1ハウジング51、ベアリングホルダ52、第1カバー部材531、及び、第2ハウジング54は、導電性金属で形成される。例えば、ハウジング5の材料は、鉄、アルミ、又は、これらの合金でもよい。しかし、材料はこれらに限定されない。なお、第1ハウジング51、ベアリングホルダ52、第1カバー部材531及び第2ハウジング54の材料は同じでもよいし、異なってもよい。
<第1ハウジング51>
第1ハウジング51は、第1筒部511、隔壁部512、及び、突出部513を有する。第1筒部511は軸方向に延びる筒体である。第1筒部511は、軸方向一方側Nに開口を有する。隔壁部512は、第1筒部511の軸方向他方側Tの端部から径方向内方に拡がる。隔壁部512には、回転軸J2に沿って貫通する貫通孔514が設けられる。貫通孔514は断面円形であり、中心線が回転軸J2と重なる。そして、モータシャフト22は、貫通孔514を貫通する。モータシャフト22は、第2ベアリング42及び第4ベアリング44を介して隔壁部512に回転可能に支持される。第2ベアリング42は、隔壁部512の貫通孔514の軸方向一方側Nに配置される。第4ベアリング44は、隔壁部512の貫通孔514の軸方向他方側Tに配置される。これにより、モータシャフト22は、軸方向の中間部分を回転可能に支持される。その結果、回転するモータシャフト22の振れ、たわみ等が抑制される。
突出部513は平板状である。突出部513は第1筒部511の外周面の軸方向他方側Tから鉛直下方に拡がる。モータユニット1において、第1筒部511、隔壁部512及び突出部513は、単一の部材で形成される。隔壁部512及び突出部513は、第2ハウジング54の軸方向一方側Nの端部を閉じる。
突出部513には、第1駆動軸通過孔515が設けられる。第1駆動軸通過孔515は、突出部513を軸方向に貫通する孔である。出力シャフト32は、第1駆動軸通過孔515を回転可能な状態で貫通する。潤滑液CLの漏れを抑制するため、オイルシール(不図示)が出力シャフト32と第1駆動軸通過孔515との間に設けられる。出力シャフト32の先端には、車輪を回転させる車軸(不図示)が接続される。
<ベアリングホルダ52>
ベアリングホルダ52は、径方向に拡がる。ベアリングホルダ52は、第1筒部511の軸方向一方側Nにねじを用いて固定される。しかし、固定の手法はこれに限定されない。ねじ込み、圧入等、他の手法を用いて、ベアリングホルダ52が強固に固定されてもよい。
これにより、ベアリングホルダ52は、第1ハウジング51と電気的に接続される。電気的に接続とは、物理的に接触して導電可能な場合を含むとともに、略同電位となる程度に接近している場合も含む。つまり、電気的に接続している部材同士は、同電位または略同電位となる。以下、電気的に接続という場合、同様の構成であることを意味する。モータユニット1において、第1ハウジング51とベアリングホルダ52とは、同電位である。なお、ハウジング5はアースされている。言い換えると、ハウジング5はアースと電気的に接続されている。ハウジング5の電荷はアースに向けて流れる。
また、第1筒部511とベアリングホルダ52とは密着する。ここで、密着とは、ハウジング5の内部の潤滑液CLが外部に漏れず、かつ、外部の水、埃、塵等の異物が侵入しない程度の密閉性を有していることを指す。以下、密着という場合、同様の構成であることを意味する。
ベアリングホルダ52は凹部521を有する。凹部521は、ベアリングホルダ52の軸方向一方側Nの面から軸方向他方側Tに凹む。凹部521の底面には、軸方向に貫通する貫通孔520が形成される。貫通孔520は、中心が回転軸J2と一致し、貫通孔520をモータシャフト22が貫通する。モータシャフト22の軸方向一方側Nの端部は、凹部521の内部に配置される。
ベアリングホルダ52の軸方向他方側Tには、第1ベアリング41が配置される。貫通孔520を貫通するモータシャフト22は、第1ベアリング41を介してベアリングホルダ52に回転可能に支持される。
凹部521の内部には、レゾルバ28のレゾルバステータ282が固定される。すなわち、レゾルバステータ282は、ベアリングホルダ52に固定される。ベアリングホルダ52に配置されたレゾルバステータ282の中心線は回転軸J2と一致する。レゾルバステータ282はベアリングホルダ52に不図示のねじによって固定されてもよい。また、レゾルバステータ282はベアリングホルダ52に圧入、又は、接着によって固定されてもよい。他の固定方法が採用されてもよい。
モータシャフト22のロータコア21aよりも軸方向他方側Tは、貫通孔514を貫通する。ロータコア21aよりも軸方向一方側Nの部分は、貫通孔520を貫通する。そして、軸方向においてモータシャフト22のロータコア21aを挟んだ両側は、第1ベアリング41及び第2ベアリング42を介してハウジング5に回転可能に支持される。このとき、モータシャフト22は、回転軸J2周りに回転可能である。
<第1カバー部材531>
第1カバー部材531は、ベアリングホルダ52の軸方向一方側Nに取り付けられる。第1カバー部材531は、軸方向一方側Nからベアリングホルダ52の凹部521を覆う。また、第1カバー部材531は、ベアリングホルダ52に密着する。また、ベアリングホルダ52と第1カバー部材531とは、電気的に接続される。そのため、第1カバー部材531と第1ハウジング51とは、同電位となる。このため、第1カバー部材531の電荷が除去される。
<第2ハウジング54>
第2ハウジング54は、軸方向一方側Nに開口する凹形状である。第2ハウジング54は、第2筒部541と、閉塞部542とを有する。第2筒部541の軸方向一方側Nの端部は、第1ハウジング51の隔壁部512に取り付けられる。第2筒部541は、隔壁部512の外縁部と軸方向に重なる。第2筒部541は、隔壁部512と密着し、電気的に接触する。ねじ止めにより、第2筒部541が隔壁部512に固定されてもよいし、溶接、又は、圧入により固定されてもよい。他の固定方法が採用されてもよい。第2筒部541の開口は、隔壁部512に覆われる。
第2筒部541と閉塞部542とは、単一の部材で形成される。閉塞部542は、板状であり、第2筒部541の軸方向他方側Tの端部から径方向内方に拡がる。第2筒部541、閉塞部542及び隔壁部512で囲まれる空間が、減速装置収容空間502である。モータシャフト22の軸方向他方側Tの端部が、第3ベアリング43を介して閉塞部542に回転可能に支持される。
閉塞部542には、第2駆動軸通過孔543が形成される。第2駆動軸通過孔543は、閉塞部542を軸方向に貫通する孔である。出力シャフト32は、第2駆動軸通過孔543を回転可能な状態で貫通する。潤滑液CLの漏れを抑制するため、出力シャフト32と第2駆動軸通過孔543との間は、オイルシール(不図示)が設けられる。出力シャフト32は、出力軸J5回りに回転する。
<潤滑液CLの循環>
ハウジング5の内部には、潤滑液CLが充填される。潤滑液CLは減速装置3の各ギヤ及びベアリングを潤滑する。潤滑液CLはモータ2の冷却にも用いられる。つまり、モータユニット1の潤滑用の潤滑液CLは、モータ2の冷却液でもある。
図1に示すように、潤滑液CLは減速装置収容空間502の下部領域に溜まる。出力シャフト32の一部(リングギヤ74)は、減速装置収容空間502に貯留する潤滑液CLに浸かる。出力シャフト32の動作によって、貯留する潤滑液CLは掻きあげられて、減速装置収容空間502の内部に拡散される。掻きあげられた潤滑液CLは、減速装置収容空間502の内部の各ギヤに供給される。掻きあげられた潤滑液CLは、各ベアリングにも供給される。潤滑液CLは各ギヤ及び各ベアリングの潤滑に利用される。
図1に示すように、減速装置収容空間502の上部領域には、オイルリザーブ皿57が配置される。オイルリザーブ皿57は上方に開口する。掻きあげられた潤滑液CLの一部は、オイルリザーブ皿57に流入する。オイルリザーブ皿57に溜まった潤滑液CLは、不図示のオイル供給路及び流入口220を介して、モータシャフト22の中空部221に流入する。中空部221の潤滑液CLは、軸方向一方側Nに向かって流れる。中空部221内を流れた潤滑液CLは、ステータ25に散布される。これにより、潤滑液CLはステータ25も冷却する。
モータシャフト22の回転時の軸方向一方側Nへの気流の抜けにより、負圧が発生する。この負圧によって、潤滑液CLを流入口220からモータシャフト22の内部に引き込むことができる。これにより、モータ2の全体に潤滑液CLを供給することができる。また、モータ2を安定して冷却することができる。
<液循環部8>
モータユニット1は、潤滑液CLを循環させる液循環部8を有する。液循環部8は、配管部81、ポンプ82、オイルクーラ83、及び、モータオイルリザーバ84を有する。配管部81は、ハウジング5に形成される配管である。配管部81は、ポンプ82と第1筒部511の内部に配置されたモータオイルリザーバ84とを繋ぐ。配管部81はモータオイルリザーバ84に潤滑液CLを供給する。ポンプ82は、減速装置収容空間502の下部領域に貯留される潤滑液CLを吸い込む。ポンプ82は、電動ポンプ82でもよい。ポンプ82は、モータユニット1の出力シャフト32の出力の一部を利用して駆動してもよい。上述以外のポンプ82が用いられてもよい。
オイルクーラ83は、ポンプ82とモータオイルリザーバ84との間に配置される。つまり、ポンプ82で吸引された潤滑液CLは、配管部81を介してオイルクーラ83を通過してモータオイルリザーバ84に送られる。オイルクーラ83には、例えば、外部から供給される冷媒が供給される。例えば、冷媒は水である。そして、冷媒と潤滑液CLとの熱交換によって、潤滑液CLの温度が下がる。なお、オイルクーラ83は液冷式に限定されない。オイルクーラ83は、車両の走行風で冷却する空冷式でもよい。オイルクーラ83を用いることで、モータ2の冷却効率を高めることができる。
モータオイルリザーバ84は、モータ収容空間501の上部領域に配置される。モータオイルリザーバ84は上方に開口したトレイである。モータオイルリザーバ84の底部には、滴下孔が形成されている。滴下孔から滴下した潤滑液CLは、モータ2を冷却する。滴下孔は、例えば、ステータ25のコイル27の上部に形成され、コイル27が潤滑液CLによって冷却される。
<除電装置6>
図1、図3~図5を用いて、実施形態に係る除電装置6の一例を説明する。図3は、実施形態に係る除電装置6とシャフトの一例を示す図である。図4、図5は、実施形態に係る除電装置6の一例を示す図である。
まず、除電装置6は、モータユニット1に少なくとも1つ設けられる。実施形態の説明では、モータシャフト22の軸方向一方側Nに除電装置6を設ける例を説明する。つまり、実施形態に係るモータユニット1では、本実施形態の説明では、除電装置6の接触部材61が接するシャフトとは、ロータ21に取り付けられて回転するモータシャフト22である。モータシャフト22に溜まる電荷を除去することができる。
また、除電装置6の接触部材61は、モータシャフト22の軸方向一方側の端面と接する(図1参照)。具体的に、モータシャフト2の軸方向一方側Nの端部において、シャフトの電荷を除去することができる。

図3は、除電装置6とモータシャフト22の端面との接触の一例を示す。モータシャフト22の端面とは、モータシャフト22の端部の面であり、径方向に広がる面である。図3の例では、端面は、軸方向及び周方向に垂直であり、径方向に平行である。
図3~図5に示すように、除電装置6は接触部材61を備える。接触部材61は端面と接する。例えば、端面の中心と接触部材61の中心が一致する。また、接触部材61は導電性を有する。また、除電装置6は、付勢部材62、及び、ケース63を備える。図4、図5に示すように、ケース63は接触部材61と付勢部材62を収容する。図5に示すように、付勢部材62は接触部材61を付勢する。付勢部材62は、シャフト(モータシャフト22)の端面に向けて、シャフトの軸方向と平行な方向に付勢する。接触部材61は、導電性を有し、付勢部材62の付勢によって端面に接触する。
ケース63は、モータユニット1の第1カバー部材531、又は、ベアリングホルダ52と接される。そして、ケース63は固定板64を備えてもよい。図4、図5では、固定板64の例として、平面視長円の板が示されている。また、図4、図5に示すように、固定板64は貫通孔を備えてもよい。図4、図5は、固定板64が2つの貫通孔を備える例を示す。なお、固定板64は貫通孔を備えてもよいし、1つの貫通孔を備えてもよいし、3つ以上の貫通孔を備えてもよい。
固定板64は、除電装置6を固定するための部材である。例えば、ハウジング5、第1カバー部材531に設けられる突起が固定板64の貫通孔を通ってもよい。これにより、除電装置6の位置が固定されてもよい。このように、さらに、除電装置6は、第1カバー部材531と接続されて固定されてもよい。これにより、端面に向かい合う位置に除電装置6を配置することができる。また、固定板64は、接触部材61と、ハウジング5(カバー部材53又はベアリングホルダ52)と、の電気的な接続に利用できる。導線で固定板64とハウジング5が繋がれてもよい。固定板64の材料は、例えば、導電性金属である。例えば、導電性金属は、鉄、アルミ、銅、又は、これらの合金でもよい。しかし、材料はこれらに限定されない。

接触部材61、ケース63(固定板64を含む)の材料は、例えば、導電性金属である。例えば、導電性金属は、鉄、アルミ、銅、又は、これらの合金でもよい。しかし、材料はこれらに限定されない。なお、接触部材61の材料は、モータシャフト22の材料と同じでもよい。これにより、接触部材61はハウジング5と電気的に接続される。接触部材61とハウジング5とが電気的に接続されるので、モータシャフト22の電荷は、接触部材61を経て、ハウジング5に流れる。つまり、モータシャフト22は除電され、アースされる。
ここで、モータシャフト22は、第1シャフト22aと第2シャフト22bが軸方向に連結されたシャフトである。モータシャフト22(第1シャフト22a)はロータ21に取り付けられて回転する。そして、接触部材61は、第1シャフト22a側の端面と接してもよい。これにより、連結された(スプライン嵌合された)モータシャフト22に溜まる電荷を除去することができる。このため、複数の部材を連結したシャフトを用いる場合でも、第1はすば歯車71を備えたモータシャフト22が軸方向に移動しても、除電装置6は、モータシャフト22の押す力に対応できる。
<接触部材61>
次に、図5を用いて、接触部材61の一例を説明する。図5は、端面に接触部材61を接触させる状態において、回転軸J2を含む平面で除電装置6を切断したときの断面図である。
図5に示すように、ケース63は、軸方向と平行な断面が凹形状である。ケース63は軸方向に延びる穴部65を備える。穴部65の奥側に付勢部材62が配置される。穴部65の開口側に接触部材61が配置される。しかも、付勢部材62によって、接触部材61をシャフトの端面に接触させ続けることができる。除電装置6をモータユニット1に取り付けたとき、穴部65の長手方向は、軸方向と平行になる。言い換えると、ケース63は筒状である。穴部65の開口は、モータシャフト22の端面と向かい合う面に設けられる。穴部65の奥側に付勢部材62が設けられる。付勢部材62よりも穴部65の開口側に接触部材61が配置される。

例えば、接触部材61は金属製の棒部材である。接触部材61の長手方向の一端が穴部65にさし込まれる。接触部材61の長手方向の他端がモータシャフト22の端面と接する。図3、図4に示す接触部材61は、四角柱の形状である。しかし、接触部材61は、円柱形状でもよいし、四角以外の角柱でもよい。
また、付勢部材62は、接触部材61をモータシャフト22の端面に向けて、軸方向に付勢する。摩耗によって接触部材61の長さが変化しても、付勢によって、接触部材61は端面と接触し続ける。例えば、付勢部材62は、コイルばねである。なお、付勢部材62は、コイルばね以外のばねでもよい。また、付勢部材62は、ばねに限られない。
<接触部材61のストローク>
図5を用いて、接触部材61のストロークをついて説明する。本説明でのストロークとは、穴部65での接触部材61の軸方向での往復移動の長さ(距離)を意味する。図5の上段の図は、接触部材61が最大限突出した状態(以下、A状態と称する)の一例を示す。図5の下段の図は、接触部材61が穴部65に最大限押し込まれた状態(以下、B状態と称する)の一例を示す。
軸方向の穴部65の奥側(穴底)には付勢部材62が設けられる。付勢部材62が最大限圧縮されるまで、穴部65に接触部材61を押し込むことができる。言い換えると、穴部65に接触部材61を押し込められる量(距離)に上限がある。また、接触部材61の一部は、穴部65にさし込まれていなくてはならない。接触部材61を端面に向けて押し出す量(距離)にも上限がある。
具体的に、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は決まっている。接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、A状態の接触部材61の穴部65の奥側の端部の位置から、B状態の接触部材61の穴部65の奥側の端部の位置までの軸方向の長さである。図5の双方向矢印は、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1の一例を示す。
ここで、モータシャフト22は、第1はすば歯車71を備える。はすば歯車は、平歯車と比べ、噛み合いのなめらかさ及び強度の点で優れ、音が静かであるというメリットがある。しかし、はすば歯車は、トルクが掛かると軸方向の力(スラスト荷重)が生ずる。なお、第1ベアリング41、第2ベアリング42、第3ベアリング43、第4ベアリング44には、軸方向の力(スラスト)に十分耐える軸受が用いられる。また、第1シャフト22aと第2シャフト22bの接続部分も軸方向の力(スラスト)に耐える。
モータシャフト22を回転させたとき、第1はすば歯車71の軸方向の力によって、モータシャフト22が軸方向一方側N又は軸方向他方側Tに移動する。移動方向は、第1はすば歯車71のねじれの方向及びモータ2の回転方向による。モータシャフト22が移動しても、接触部材61はモータシャフト22の端面に接し続けることが好ましい。さらに、モータシャフト22が最大限移動しても、接触部材61が穴部65に限界以上に押し込まれないことが好ましい。

そこで、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、回転時のシャフト(モータシャフト22)の軸方向の移動幅よりも大きい。軸方向一方側Nにおいて、回転時のモータシャフト22の軸方向の移動幅は予め測定することができる。除電装置6の接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたモータシャフト22の軸方向の移動幅よりも大きい。
これにより、モータシャフト22に溜まる電荷は、接触部材61を通り、ハウジング5に流れる。このため、除電装置6によって、モータシャフト22に溜まる電荷を除去することができる。そして、はすば歯車を用いる場合、モータシャフト22が回転すると、モータシャフト22が軸方向に移動する。接触部材61は軸方向に付勢されているので、モータシャフト22が軸方向に移動しても、接触部材61はモータシャフト22の端面に接し続ける。このため、モータシャフト22の電荷を除去し続けることができる。ここで、モータシャフト22が軸方向に移動して、モータシャフト22が除電装置6の接触部材61を強く押し込む場合がある。しかし、接触部材61の軸方向でのストローク量は、モータシャフト22の軸方向の移動幅よりも大きい。従って、はすば歯車を用いることによって、モータシャフト22が押しても、除電装置6は押す力に対応できる。
具体的に、モータシャフト22が最大限、軸方向一方側Nに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向一方側N)にまだ押し込むことができる位置に、除電装置6は配置される。また、モータシャフト22が最も軸方向他方側Tに位置している状態でも、接触部材61がモータシャフト22の端面と接する位置に、除電装置6は配置される。つまり、モータシャフト22が最も軸方向他方側Tに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、除電装置6は配置される。
<第1変形例>
次に、図6を用いて、第1変形例に係るモータユニット1Aを説明する。第1変形例に係るモータユニット1Aは実施形態に係るモータユニット1と除電装置6の設置位置が異なる。しかし、設置位置以外の点は、実施形態に係るモータユニット1と同様である。例えば、除電装置6の構成、及び、除電装置6及び接触部材61がハウジング5と電気的に接続される点は、共通している。同じ部分については、特に説明する場合を除き、詳細な説明を省略する。説明を省略した部分については、実施形態の説明が援用される。
図6は、第1変形例に係るモータユニット1Aの一例を示す図である。第1変形例に示すように、除電装置6と接するシャフトは、ロータ21に取り付けられて回転するモータシャフト22でもよい。そして、接触部材61は、モータシャフト22の軸方向他方側Tの端面と接してもよい。つまり、除電装置6は、モータシャフト22の軸方向一方側Nの端面と接触部材61が接する位置に設けられてもよい。図6は、接触部材61がモータシャフト22の軸方向他方側Tの端面と接する例を示す。図6の場合、第2シャフト22bと接触部材61が接する。
なお、カバー部材53として、軸方向他方側Tに設けられた除電装置6を覆う第2カバー部材532が設けられてもよい。この場合、カバー部材53(第2カバー部材532)は、軸方向においてハウジング5の外側から除電装置6を覆う。第2カバー部材532は除電装置6をハウジング5内に収容する。除電装置6は、第2カバー部材532と接続されて固定されてもよい。第2カバー部材532は、第2ハウジング54に固定される。除電装置6はハウジング5と電気的に接続される。
軸方向他方側Tにおいて、回転時のモータシャフト22の軸方向の移動幅は予め測定することができる。第1変形例でも、除電装置6の接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたモータシャフト22の軸方向の移動幅よりも大きい。
モータシャフト22に溜まる電荷を除去することができる。具体的に、モータシャフト22の軸方向他方側Tの端部において、シャフトの電荷を除去することができる。さらに、第1はすば歯車71から近く、モータシャフト22の移動の影響を受けやすい端面に接触部材61を接触させても、除電装置6は軸方向の移動によるモータシャフト22の押す力に対応できる。
具体的に、モータシャフト22が最大限、軸方向他方側Tに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向他方側T)にまだ押し込むことができる位置に、除電装置6は配置される。また、モータシャフト22が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、接触部材61がモータシャフト22の端面と接する位置に、除電装置6は配置される。つまり、モータシャフト22が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、除電装置6は配置される。
ここで、接触部材61は、第2シャフト22b側の端面と接する。連結された(スプライン嵌合された)モータシャフト22に溜まる電荷を除去することができる。複数の部材を連結したシャフトを用いる場合でも、除電装置6はモータシャフト22の軸方向の移動に基づいて押す力に対応できる。

<第2変形例>
次に、図7を用いて、第2変形例に係るモータユニット1Bを説明する。第2変形例に係るモータユニット1Bは実施形態に係るモータユニット1と除電装置6の設置位置が異なる。しかし、設置位置以外の点は、実施形態に係るモータユニット1と同様である。例えば、除電装置6の構成、及び、除電装置6及び接触部材61がハウジング5と電気的に接続される点は、共通している。同じ部分については、特に説明する場合を除き、詳細な説明を省略する。説明を省略した部分については、実施形態の説明が援用される。
図7は、第2変形例に係るモータユニット1Bの一例を示す図である。第2変形例に示すように、接触部材61と接するシャフトは、ロータ21に取り付けられて回転するモータシャフト22でもよい。除電装置6は複数設けられる。モータシャフト22の軸方向一方側Nの端面と接触部材61が接する位置に1つの除電装置6が設けられてもよい。さらに、モータシャフト22の軸方向他方側Tの端面と接触部材61が接する位置にも他の除電装置6が設けられてもよい。言い換えると、モータシャフト22の軸方向一方側Nの端面よりも、軸方向一方側Nに1つめの除電装置6が設けられてもよい。また、モータシャフト22の軸方向他方側Tの端面よりも、軸方向他方側Tに2つめの除電装置6が設けられてもよい。なお、実施形態と同様に、軸方向他方側に設けられた除電装置6を覆う第1カバー部材531が設けられてもよい。軸方向一方側Nの除電装置6はハウジング5と電気的に接続される。

また、第1変形例と同様に、カバー部材53として、軸方向他方側Tに設けられた除電装置6を覆う第2カバー部材532が設けられてもよい。この場合、カバー部材53(第2カバー部材532)は、軸方向においてハウジング5の外側から除電装置6を覆う。カバー部材53は除電装置6をハウジング5内に収容する。除電装置6は、第2カバー部材532と接続されて固定されてもよい。第2カバー部材532は、第2ハウジング54に固定される。除電装置6はハウジング5と電気的に接続される。
モータシャフト22の軸方向の両端に除電装置6を設けることができる。モータシャフト22に溜まる電荷を、効率よく除去することができる。モータシャフト22と接するベアリングでの放電を限りなく減らすことができる。
軸方向一方側Nにおいて、回転時のモータシャフト22の軸方向の移動幅は予め測定することができる。軸方向一方側Nの除電装置6において、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたモータシャフト22の軸方向一方側Nでの移動幅よりも大きい。具体的に、モータシャフト22が最大限、軸方向一方側Nに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向一方側N)にまだ押し込むことができる位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。また、モータシャフト22が最も軸方向他方側Tに位置している状態で、接触部材61がモータシャフト22の端面と接する位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。つまり、モータシャフト22が最も軸方向他方側Tに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。
軸方向他方側Tにおいて、回転時のモータシャフト22の軸方向の移動幅は予め測定することができる。軸方向他方側Tの除電装置6において、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたモータシャフト22の軸方向他方側Tでの移動幅よりも大きい。具体的に、モータシャフト22が最大限、軸方向他方側Tに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向他方側T)にまだ押し込むことができる位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。また、モータシャフト22が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、接触部材61がモータシャフト22の端面と接する位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。つまり、モータシャフト22が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。
<第3変形例>
次に、第3変形例に係るモータユニット1を説明する。第3変形例は、実施形態、第1変形例、及び、第2変形例と、除電装置6の設置位置の基準が異なる。はすば歯車を用いる場合、回転時のシャフトの端部の軸方向の移動幅は、軸方向の一方側と他方側で差が出ることがある。例えば、はすば歯車から端面までのベアリング(軸受)の個数によって、軸方向の移動幅に差が出る場合がある。第3変形例に示すように、除電装置6(接触部材61)と接するシャフトは、ロータ21に取り付けられて回転するモータシャフト22でもよい。除電装置6は、モータシャフト22の軸方向一方側Nの端面と、モータシャフト22の軸方向他方側Tの端面と、のうち、回転時の軸方向の移動幅が少ない方の端面と接触部材61が接する位置に設けられてもよい。
軸方向の移動幅が少ない方の端面と接触部材61が接する位置に除電装置6を設けることができる。軸方向の移動幅が多い方の端面と接触部材61が接する位置に除電装置6を設ける場合に比べ、接触部材61の軸方向でのストローク量の最大値を小さくすることができる。除電装置6を小型化することができる。
<第4変形例>
次に、図8を用いて、第4変形例に係るモータユニット1Cを説明する。第4変形例に係るモータユニット1Cは実施形態に係るモータユニット1と除電装置6の設置位置が異なる。しかし、設置位置以外の点は、実施形態に係るモータユニット1と同様である。例えば、除電装置6の構成、及び、除電装置6及び接触部材61がハウジング5と電気的に接続される点は、共通している。同じ部分については、特に説明する場合を除き、詳細な説明を省略する。説明を省略した部分については、実施形態の説明が援用される。
図8は、第4変形例に係るモータユニット1Cの一例を示す図である。第4変形例に示すように、減速装置3は、第1はすば歯車71と噛み合う第2はすば歯車72を備えるカウンタシャフト31を備える。除電装置6は、カウンタシャフト31の軸方向一方側Nの端面と接触部材61とが接する位置に設けられる。言い換えると、カウンタシャフト31の軸方向一方側Nの端面よりも、軸方向一方側Nに除電装置6が設けられてもよい。なお、カウンタシャフト31を支持する第5ベアリング45、第6ベアリング4には、軸方向の力(スラスト)に十分耐える軸受が用いられる。この場合、除電装置6は、第2ハウジング54に固定される。除電装置6はハウジング5と電気的に接続される。

モータシャフト22の駆動を受けて回転するカウンタシャフト31に溜まる電荷を除去することができる。具体的に、第2はすば歯車72の軸方向一方側Nの端部において、カウンタシャフト31の電荷を除去することができる。さらに、第2はすば歯車72を備えるカウンタシャフト31が軸方向に移動したとき、カウンタシャフト31が除電装置6の接触部材61を強く押し込む場合があり得る。しかし、接触部材61の軸方向でのストローク量は、モータシャフト22の軸方向の移動幅よりも大きい。従って、カウンタシャフト31が押しても、除電装置6は押す力に対応できる。
軸方向一方側Nにおいて、回転時のカウンタシャフト31の軸方向の移動幅は予め測定することができる。軸方向一方側Nの除電装置6において、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたカウンタシャフト31の軸方向一方側Nでの移動幅よりも大きい。そして、カウンタシャフト31が最大限、軸方向一方側Nに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向一方側N)にまだ押し込むことができる位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。また、カウンタシャフト31が最も軸方向他方側Tに位置している状態で、接触部材61がカウンタシャフト31の端面と接する位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。つまり、カウンタシャフト31が最も軸方向他方側Tに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。

<第5変形例>
次に、図9を用いて、第5変形例に係るモータユニット1Dを説明する。第5変形例に係るモータユニット1Dは実施形態に係るモータユニット1と除電装置6の設置位置が異なる。しかし、設置位置以外の点は、実施形態に係るモータユニット1と同様である。例えば、除電装置6の構成、及び、除電装置6及び接触部材61がハウジング5と電気的に接続される点は、共通している。同じ部分については、特に説明する場合を除き、詳細な説明を省略する。説明を省略した部分については、実施形態の説明が援用される。
図9は、第5変形例に係るモータユニット1Dの一例を示す図である。第5変形例に示すように、減速装置3は、第1はすば歯車71と噛み合う第2はすば歯車72を備えるカウンタシャフト31を備える。除電装置6は、カウンタシャフト31の軸方向他方側Tの端面と接触部材61とが接する位置に設けられる。カウンタシャフト31を支持する第5ベアリング45、第6ベアリング4には、軸方向の力(スラスト)に十分耐える軸受が用いられる。言い換えると、カウンタシャフト31の軸方向他方側Tの端面よりも、軸方向他方側Tに除電装置6が設けられてもよい。

なお、カバー部材53として、カウンタシャフト31の軸方向他方側Tに設けられた除電装置6を覆う第3カバー部材533が設けられてもよい。この場合、カバー部材53(第3カバー部材533)は、軸方向においてハウジング5の外側から除電装置6を覆う。第3カバー部材533は除電装置6をハウジング5内に収容する。除電装置6は、第3カバー部材533と接続されて固定されてもよい。第3カバー部材533は、第2ハウジング54に固定される。除電装置6はハウジング5と電気的に接続される。
モータシャフト22の駆動を受けて回転するカウンタシャフト31に溜まる電荷を除去することができる。具体的に、軸方向他方側Tの端部において、カウンタシャフト31の電荷を除去することができる。さらに、第2はすば歯車72から近く、カウンタシャフト31の移動の影響を受けやすい端面に接触部材61を接触させても、除電装置6は軸方向の移動によるカウンタシャフト31の押す力に対応できる。
軸方向他方側Tにおいて、回転時のカウンタシャフト31の軸方向の移動幅は予め測定することができる。軸方向他方側Tの除電装置6において、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたカウンタシャフト31の軸方向他方側Tでの移動幅よりも大きい。そして、カウンタシャフト31が最大限、軸方向他方側Tに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向他方側T)にまだ押し込むことができる位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。また、カウンタシャフト31が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、接触部材61がカウンタシャフト31の端面と接する位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。つまり、カウンタシャフト31が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。

<第6変形例>
次に、図10を用いて、第6変形例に係るモータユニット1Eを説明する。第6変形例に係るモータユニット1Eは実施形態に係るモータユニット1と除電装置6の設置位置が異なる。しかし、設置位置以外の点は、実施形態に係るモータユニット1と同様である。例えば、除電装置6の構成、及び、除電装置6及び接触部材61がハウジング5と電気的に接続される点は、共通している。同じ部分については、特に説明する場合を除き、詳細な説明を省略する。説明を省略した部分については、実施形態の説明が援用される。
図10は、第6変形例に係るモータユニット1Eの一例を示す図である。第6変形例に示すように、減速装置3は、第1はすば歯車71と噛み合う第2はすば歯車72を備えるカウンタシャフト31を備える。そして、除電装置6(接触部材61)と接するシャフトは、カウンタシャフト31でもよい。なお、カウンタシャフト31を支持する第5ベアリング45、第6ベアリング4には、軸方向の力(スラスト)に十分耐える軸受が用いられる。そして、除電装置6は複数設けられてもよい。カウンタシャフト31の軸方向一方側Nの端面と接触部材61が接する位置に1つの除電装置6が設けられてもよい。さらに、カウンタシャフト31の軸方向他方側Tの端面と接触部材61が接する位置に他の除電装置6が設けられてもよい。言い換えると、カウンタシャフト31の軸方向一方側Nの端面よりも、軸方向一方側Nに1つめの除電装置6が設けられてもよい。また、カウンタシャフト31の軸方向他方側Tの端面よりも、軸方向他方側Tに2つめの除電装置6が設けられてもよい。
なお、カバー部材53として、カウンタシャフト31の軸方向他方側Tに設けられた除電装置6を覆う第3カバー部材533が設けられてもよい。この場合、カバー部材53(第3カバー部材533)は、軸方向においてハウジング5の外側から除電装置6を覆う。第3カバー部材533は除電装置6をハウジング5内に収容する。除電装置6は、第3カバー部材533と接続されて固定されてもよい。第3カバー部材533は、第2ハウジング54に固定される。除電装置6はハウジング5と電気的に接続される。
カウンタシャフト31の軸方向の両端に除電装置6を設けることができる。カウンタシャフト31に溜まる電荷を、効率よく除去することができる。カウンタシャフト31と接するベアリングでの放電を限りなく減らすことができる。
軸方向一方側Nにおいて、回転時のカウンタシャフト31の軸方向の移動幅は予め測定することができる。軸方向一方側Nの除電装置6において、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたカウンタシャフト31の軸方向一方側Nでの移動幅よりも大きい。カウンタシャフト31が最大限、軸方向一方側Nに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向一方側N)にまだ押し込むことができる位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。また、カウンタシャフト31が最も軸方向他方側Tに位置している状態で、接触部材61がカウンタシャフト31の端面と接する位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。つまり、カウンタシャフト31が最も軸方向他方側Tに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、軸方向一方側Nの除電装置6は配置される。
軸方向他方側Tにおいて、回転時のカウンタシャフト31の軸方向の移動幅は予め測定することができる。軸方向他方側Tの除電装置6において、接触部材61の軸方向のストロークの最大量L1は、測定されたカウンタシャフト31の軸方向他方側Tでの移動幅よりも大きい。カウンタシャフト31が最大限、軸方向他方側Tに移動している状態で、接触部材61を軸方向の穴部65の奥側(軸方向他方側T)にまだ押し込むことができる位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。また、カウンタシャフト31が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、接触部材61がカウンタシャフト31の端面と接する位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。つまり、カウンタシャフト31が最も軸方向一方側Nに位置している状態で、付勢部材62が最大まで接触部材61を付勢していない位置に、軸方向他方側Tの除電装置6は配置される。
第4変形例から第6変形例においては、モータシャフト22に接する除電装置6を設けてもよい(図8~図10参照)。つまり、モータシャフト22とカウンタシャフト31のそれぞれに、除電装置6が設けられてもよい。また、第4変形例から第6変形例においては、モータシャフト22の一方側の端面と他方側の端面の少なくとも一方のみに除電装置6が設けられてもよいし、両方に除電装置6が設けられてもよい。
また、図8(第4変形例)に示すように、モータシャフト22の軸方向一方側Nの端面と接する位置に1つめの除電装置6が設けられ、カウンタシャフト31の軸方向一方側Nの端面と接する位置に2つめの除電装置6が設けられてもよい。つまり、はすば歯車を備えた複数のシャフトのそれぞれについて、各シャフトの軸方向一方側Nの端面に接する位置に、1つずつ除電装置6が配置されてもよい。シャフトの軸方向一方側Nと軸方向他方側Tのそれぞれに除電装置6を配置する場合に比べ、モータユニット1の軸方向の幅を抑えることができる。
また、図9(第5変形例)に示すように、モータシャフト22の軸方向他方側Tの端面と接する位置に1つめの除電装置6が設けられ、カウンタシャフト31の軸方向他方側Tの端面と接する位置に2つめの除電装置6が設けられてもよい。つまり、はすば歯車を備えた複数のシャフトのそれぞれについて、各シャフトの軸方向他方側Tの端面に接する位置に、1つずつ除電装置6が配置されてもよい。シャフトの軸方向一方側Nと軸方向他方側Tのそれぞれに除電装置6を配置する場合に比べ、モータユニット1の軸方向の幅を抑えることができる。
以上に、本発明の実施形態及び変形例を説明したが、実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
本発明のモータユニットは、例えば、車両駆動用のモータユニットとして用いることができる。
1、1A、1B、1C、1D、1E モータユニット
2 モータ 21 ロータ
21a ロータコア 22 モータシャフト
22a 第1シャフト 22b 第2シャフト
220 流入口 221 中空部
25 ステータ 27 コイル
28 レゾルバ 281 レゾルバロータ
282 レゾルバステータ 3 減速装置
31 カウンタシャフト 32 出力シャフト
41 第1ベアリング 42 第2ベアリング
43 第3ベアリング 44 第4ベアリング
45 第5ベアリング 46 第6ベアリング
5 ハウジング 501 モータ収容空間
502 減速装置収容空間 51 第1ハウジング
511 第1筒部 512 隔壁部
513 突出部 514 貫通孔
515 第1駆動軸通過孔 52 ベアリングホルダ
520 貫通孔 521 凹部
53 カバー部材 531 第1カバー部材(カバー部材)
532 第2カバー部材(カバー部材) 533 第3カバー部材(カバー部材)
54 第2ハウジング 541 第2筒部
542 閉塞部 543 第2駆動軸通過孔
57 オイルリザーブ皿 6 除電装置
61 接触部材 62 付勢部材
63 ケース 64 固定板
65 穴部 71 第1はすば歯車
72 第2はすば歯車 73 第3ギヤ
74 リングギヤ 8 液循環部
81 配管部 82 ポンプ
83 オイルクーラ 84 モータオイルリザーバ
L1 ストローク最大量 N 軸方向一方側
T 軸方向他方側 J2 回転軸
J4 中間軸 J5 出力軸
CL 潤滑液

Claims (10)

  1. ロータと、
    前記ロータに取り付けられて回転し、第1はば歯車が固定されるモータシャフトと、
    前記ロータの径方向外側を覆うステータと、
    前記モータシャフトの軸方向他方側に位置する減速装置と、
    接触部材、付勢部材、及び、ケースを備える除電装置と、を有し、
    前記ケースは前記接触部材と前記付勢部材とを収容し、
    前記付勢部材は、前記モータシャフトの端部の端面に向けて、前記モータシャフトの軸方向と平行な方向に前記接触部材を付勢し、
    前記接触部材は、導電性を有し、前記付勢部材の付勢によって前記端面に接触し、
    前記接触部材の前記軸方向のストロークの最大量は、回転時の前記モータシャフトの前記軸方向の移動幅よりも大きく、
    前記減速装置は、前記第1はすば歯車と噛み合う第2はすば歯車を備えるカウンタシャフトを有し、
    前記除電装置は、前記カウンタシャフトの軸方向一方側の前記端面と前記接触部材とが接する位置に設けられるモータユニット。
  2. ロータと、
    前記ロータに取り付けられて回転し、第1はすば歯車が固定されるモータシャフトと、
    前記ロータの径方向外側を覆うステータと、
    前記モータシャフトの軸方向他方側に位置する減速装置と、
    接触部材、付勢部材、及び、ケースを備える除電装置と、を有し、
    前記ケースは前記接触部材と前記付勢部材とを収容し、
    前記付勢部材は、前記モータシャフトの端部の端面に向けて、前記モータシャフトの軸方向と平行な方向に前記接触部材を付勢し、
    前記接触部材は、導電性を有し、前記付勢部材の付勢によって前記端面に接触し、
    前記接触部材の前記軸方向のストロークの最大量は、回転時の前記モータシャフトの前記軸方向の移動幅よりも大きく、
    前記減速装置は、前記第1はすば歯車と噛み合う第2はすば歯車を備えるカウンタシャフトを有し、
    前記除電装置は、前記カウンタシャフトの軸方向他方側の前記端面と前記接触部材とが接する位置に設けられるモータユニット。
  3. ロータと、
    前記ロータに取り付けられて回転し、第1はすば歯車が固定されるモータシャフトと、
    前記ロータの径方向外側を覆うステータと、
    前記モータシャフトの軸方向他方側に位置する減速装置と、
    接触部材、付勢部材、及び、ケースを備える除電装置と、を有し、
    前記ケースは前記接触部材と前記付勢部材とを収容し、
    前記付勢部材は、前記モータシャフトの端部の端面に向けて、前記モータシャフトの軸方向と平行な方向に前記接触部材を付勢し、
    前記接触部材は、導電性を有し、前記付勢部材の付勢によって前記端面に接触し、
    前記接触部材の前記軸方向のストロークの最大量は、回転時の前記モータシャフトの前記軸方向の移動幅よりも大きく、
    前記減速装置は、前記第1はすば歯車と噛み合う第2はすば歯車を備えるカウンタシャフトを備え、
    前記カウンタシャフトの軸方向一方側の前記端面と前記接触部材が接する位置に1つの前記除電装置が設けられ、
    さらに、前記カウンタシャフトの軸方向他方側の前記端面と前記接触部材が接する位置に他の前記除電装置が設けられるモータユニット。
  4. 前記ケースは、前記軸方向と平行な断面が凹形状であり、前記軸方向に延びる穴部を備え、
    前記穴部の奥側に前記付勢部材が配置され、
    前記穴部の開口側に前記接触部材が配置される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータユニット。
  5. 前記ステータおよびロータを収容する第1ハウジング、前記第1ハウジングの軸方向他方側に位置し、前記減速装置を収容する第2ハウジング、及び、カバー部材を備えるハウジングを有し
    前記カバー部材は、前記軸方向において前記ハウジングの外側から前記除電装置を覆い、前記除電装置を前記ハウジング内に収容する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータユニット。
  6. 前記除電装置は、前記カバー部材と接続されて固定される請求項に記載のモータユニット。
  7. 前記接触部材は、前記モータシャフトの軸方向一方側の前記端面と接する請求項1から請求項6いずれか1項に記載のモータユニット。
  8. 前記接触部材は、前記モータシャフトの軸方向他方側の前記端面と接する請求項1から請求項6いずれか1項に記載のモータユニット。
  9. 前記モータシャフトの軸方向一方側の前記端面と前記接触部材が接する位置に1つの前記除電装置が設けられ、
    前記モータシャフトの軸方向他方側の前記端面と前記接触部材が接する位置に他の前記除電装置が設けられる請求項1から請求項6いずれか1項に記載のモータユニット。
  10. 前記モータシャフトは、第1シャフトと第2シャフトが前記軸方向に連結されたシャフトである請求項1から請求項9いずれか1項に記載のモータユニット。

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