人工の顕著な部分が、様々な形態の睡眠呼吸障害(SDB)に罹患している。一部の患者では、外部呼吸療法デバイスおよび/または単なる外科的介入は、睡眠呼吸障害挙動の治療に失敗する場合がある。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成し、開示が実施され得る特定の例が例示によって示される、添付図面を参照する。本開示の範囲から逸脱することなく、他の例が利用されてもよく、または構造的もしくは論理的な変更が行われてもよいことが理解されるべきである。それゆえに、以下の詳細な説明は、限定された意味にとられるべきではない。本明細書に説明された様々な例の特徴は、特に別段の記載がない限り、部分的にまたは全体的に、互いに組み合わせられてもよいことが理解されるべきである。
本開示の少なくともいくつかの例は、診断、治療、および/または他の医学的条件のケアのためのデバイスを対象とする。少なくともいくつかの例は、移植可能なデバイスおよび/またはデバイスを移植する方法を含み得る。少なくともいくつかのそのような例は、そのようなデバイスの、および/またはそのような方法における、構成要素および要素を移植するために使用される切開の数を最小化することを含む。いくつかの例では、複数の要素は、単一の移植アクセス切開部を介して移植され得る。いくつかの例では、ケアの所与の方法またはデバイスについて、単一の移植アクセス切開部は、ケアデバイスおよび/またはケアの方法を実装するために唯一の移植アクセス切開部を含む。
例示的なデバイスおよび/または例示的な方法のうちの少なくともいくつかは、監視、診断、および/または刺激療法を含み得る、睡眠呼吸障害(SBD)ケアに関連し得る。少なくともいくつかの例は、単独であるか、または睡眠呼吸障害(SDB)ケアと関連しているかにかかわらず、心臓ケア、薬物送達、および/または他の形態のケアに関連し得る。
いくつかの例では、方法は、第1の患者身体領域内の第1の移植アクセス切開部を介して、第1の患者身体領域に少なくとも第1の要素および第2の要素を慢性的に移植することを含む。方法は、第1の要素を介して、第1の患者身体領域内の第1の生理学的情報を感知することを実施することを含み得る、および/または第1の患者身体領域内の第2の要素を動作させることを含み得る。いくつかの例では、第1の要素は、感知要素または感知デバイスを備え得る。
第2の要素の特定の動作は、第2の要素のタイプに依存し得る。例えば、いくつかの例では、第2の要素は、刺激電極を備え得、したがって、第2の要素を動作させることは、第2の要素を介して組織を刺激することを含む。
いくつかの例では、第2の要素は、心臓条件および/または他の生理学的情報もしくは条件を監視するなどの、監視デバイスを備え得る。そのような例では、第2の要素を動作させることは、そのような生理学的情報または条件を監視することを含む。いくつかの例では、第2の要素は、ポンプなどの薬物送達デバイスを備え得、第2の要素を動作させることは、患者の体内に薬物および/または他の物質を送達することを含む。
いくつかの例では、第1の要素および第2の要素は、単一の要素またはデバイスに組み合わせられ得る。
本開示の少なくともいくつかの例は、中枢神経系(CNS)情報を使用して、患者ケアを伝える、および/または推進することを含む。いくつかの例では、ケアは、監視、診断、および/または治療などを含み得る、睡眠呼吸障害(SDB)ケアを含み得、少なくともいくつかの治療例は、睡眠呼吸障害(SDB)を治療するための組織の刺激を含む。いくつかの例では、組織は、上気道開存性を維持および/または回復するために、上気道開存性神経および/または他の組織を含み得る。
いくつかの例では、CNS情報は、脳波(EEG)情報および/または他のCNS関連情報を含み得る。いくつかの例では、EEG情報を感知するために使用される感知要素は、頭蓋内位置(例えば、頭蓋骨の内部)ではなく、皮下の場所(例えば、頭蓋骨の外側の皮下の場所)などに、慢性的に移植可能である。いくつかの例では、EEG感知要素は、迷走神経を刺激することが、特に閉塞性睡眠時無呼吸に関して、睡眠時無呼吸を悪化させ得るため、少なくとも迷走神経を刺激することなく、EEG情報を感知するように配置および/または設計される。同様に、EEG感知要素は、閉塞性睡眠時無呼吸を悪化させるのを回避するために、刺激要素が、迷走神経を刺激することなく、舌下神経または他の上気道開存性神経に刺激を送達するデバイス内で使用され得る。
一部では、EEG感知要素は、EEG波形の同期を引き起こすことなく(例えば、刺激を介して)、および/またはEEG波形の脱同期を引き起こすことなく、EEG情報を感知するように配置および/または設計される。
感知要素および刺激要素が、刺激電極などの単一の要素に組み合せられ得るいくつかの例では、刺激電極は、患者の脳の外側の位置にある神経(例えば、上気道開存性神経)への刺激関係で慢性的に移植され得、そこからEEG情報の感知が実施され得る。いくつかのそのような例では、刺激電極は、EEG情報および上気道開存性神経の刺激を感知することを可能にし得る。いくつかのそのような例では、組み合わせられた感知および刺激要素は、単一チャネルEEG感知を介してEEG情報を取得し得る。いくつかのそのような例では、刺激および感知に使用される刺激電極の場所は、下顎頸部部分などの、頭頸部領域内の皮下(例えば、頭皮組織の下)に位置付けられる。いくつかの例では、刺激電極(感知にも使用される)の最終移植場所の下顎頸部部分は、非頭蓋最終移植場所と称される場合もあり得る。EEG情報を感知するために感知要素としても作用する刺激電極のいくつかのそのような例では、方法は、頭頸部領域の下顎頸部部分以外の非頭蓋場所内に刺激電極の最終移植場所を配置することを含む。以下にさらに説明されるように、いくつかの例では、刺激電極(感知要素および刺激要素を組み合わせる)は、複数の電極を含み得るが、一方で、移植目的のために単一の要素として依然として作用する。
いくつかの例では、EEG感知要素は、限定されるものではないが、睡眠状態情報および/または呼吸情報などの、睡眠呼吸障害(SDB)情報に関するEEG情報を感知する。いくつかのそのような例では、EEG感知要素は、胴体に位置する呼吸センサを使用することなく、および/またはEEG感知要素とは別個の呼吸専用センサを使用することなく、EEGベースの呼吸情報および/またはEEGベースの睡眠状態情報を感知する。いくつかのそのような例では、EEG感知要素は、外部呼吸感知配置(例えば、鼻空気流など)を使用することなく、限定されるものではないが、睡眠状態情報および/または呼吸情報などの、睡眠呼吸障害(SDB)情報に関するEEG情報を感知する。
いくつかの例では、EEG感知要素は、加速度計を使用することなく、限定されるものではないが、睡眠状態情報および/または呼吸情報などの、睡眠呼吸障害(SDB)情報に関するEEG情報を感知する。しかしながら、いくつかの例では、加速度計は、感知されたEEG情報と関連して、睡眠呼吸障害(SDB)挙動を感知、診断、および/または治療するために使用され得る。
いくつかの例では、移植可能なデバイスは、患者の胴体領域内に構成要素が位置していない、胴体フリーデバイスを含む。いくつかのそのような例では、デバイスの感知要素、刺激要素、電力/制御要素は、頭頸部領域内のみに位置する。いくつかのそのような例では、感知要素、刺激要素、電力制御要素は、皮下の場所内および/または皮下の場所の所定のエリア内で互いの所定の距離内に位置し、それによって、移植のための小設置面積を提供する。いくつかの例では、単一の要素(感知要素および刺激要素を組み合わせ得る)が、EEGを感知し、上気道開存性神経(例えば、舌下神経)を刺激するために使用され得る。
これらの例、および追加の例は、少なくとも図1~図31と関連してさらに説明される。
図1は、患者の体内の少なくとも第1の要素および/または第2の要素の慢性的な皮下移植を含む、例示的な方法52および/またはデバイスを概略的に表す図50である。いくつかの例では、移植された第1および第2の要素は、限定されるものではないが、神経刺激を介して閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を治療するなどの、睡眠呼吸障害(SDB)ケアを提供するために、方法(および/またはデバイス)において使用され得る。図1に示されるように、例示的な方法は、胴体領域、頭頸部領域、脚領域、腕領域などの様々な身体領域のうちのいずれか1つを含み得る、第1の患者身体領域60内の第1の移植アクセス切開部100を作製することを含む。いくつかの例では、第1の要素110および第2の要素120は、第1の移植アクセス切開部100を介して移植され、第1の移植アクセス切開部100に近接して皮下エリア102内で操作される。いくつかの例では、第2の要素120は、神経105に対して連結されるように移植される。いくつかの例では、神経105は、限定されるものではないが、舌下神経などの上気道開存性神経を含む。そのような例では、第1の患者身体領域60は、頭頸部領域を含む。いくつかのそのような例では、第2の要素120は、刺激信号を神経105に送達するための刺激要素を含み得る。
いくつかの例では、第1の要素は、リードの一部を形成してもよく、および/またはリードによって支持されてもよく、第2の要素は、リードの一部を形成してもよく、および/またはリードによって支持されてもよい。いくつかの例では、リードは、電気絶縁カバー内に延在し、かつ導電性対向端を有する、少なくとも1つの細長い導電性要素(例えば、配線)を含み得る。感知および/または刺激のための少なくともいくつかの例示的なリードは、以下の少なくとも図9~図16Bに示される。
いくつかの例では、例示的な刺激要素は、Bondeらの 2102年12月25日発行の「SELF EXPANDING ELECTRODE CUFF」と題された米国特許第8,340,785号、およびBondeらの 2016年1月5日発行の「SELF EXPANDING ELECTRODE CUFF」と題された米国特許第9,227,053号、Johnsonらの2015年1月13日発行の「NERVE CUFF」と題された米国特許第8,934,992号、およびRondoniらの2019年2月14日発行の「CUFF ELECTRODE」と題された国際特許出願公開第WO2019/032890号に説明されるものと実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含むカフ電極を含み得、それらの各々は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。さらに、いくつかの例では、刺激要素の一例の実装を含み得る刺激リードは、Christophersonらの米国特許第6,572,543号に説明される刺激リードと実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
いくつかの例では、各所与の刺激要素は、限定されるものではないが、1行、行(複数可)、互い違いの構成、グリッド(2×2、3×3)、およびそれらの組み合わせなどの、幅広い構成で配置され得る、導電性要素(例えば、電極、電極接点など)の配列を含み得ることが理解されるであろう。いくつかのそのような例では、これらの導電要素は、上記のように、および/または少なくとも図17A~図17Cと関連して以下に説明されるように、カフ電極として実装され得る。
第1の要素および/または第2の要素が単一の要素に組み合わせられ得るいくつかの例では、この配置は、少なくとも図17A~図17Cと関連して以下に説明される例示的なカフ電極1220に従って実装され得、少なくともいくつかの電極は、刺激のためだけに使用され得るか、少なくともいくつかの電極は、感知のためだけに使用され得るか、またはいくつかの電極は、タイミングおよび/もしくは他の使用パラメータに従って刺激および感知の両方に使用され得る。
いくつかの例では、本開示内の様々な例が、刺激電極を含むように刺激要素に言及するとき、刺激電極は、単一または複数の電極を含み得ることが理解されるであろう。
上記のいくつかのそのような例では、感知要素は、感知リードの一部を形成し得る、および/または刺激要素は、刺激リードの一部を形成し得る。図9~図17Cは、そのような感知リードおよび/または刺激リードの少なくともいくつかの例示的な例を提供する。図1~図5に示される例、および図6~図17Cの以下の例のうちの少なくともいくつかでは、そのようなリード(感知要素および/または刺激要素を支持または組み込むための)は、例示の簡略化のために示されない場合があることがさらに理解されるであろう。
図1に示されるように、破線51は、第1の患者身体領域60と第2の患者身体領域70との間の境界または移行を概略的に識別し、破線51は、必ずしも患者の身体上の物理的に識別可能な特徴に対応するとは限らないことが理解される。
いくつかの例では、第1の要素110は、第1の患者身体領域60(例えば、頭頸部領域)内の生理学的情報を感知するために使用され得る。感知された生理学的情報は、第1の患者身体領域60内および/または第2の患者身体領域70(例えば、胴体領域)内の生理学的情報または条件を示し得る。
いくつかの例では、第1の要素110を介して感知される情報の少なくともいくつかは、以下に説明され、図18と関連して例示されるように、例示的なケアエンジン2500を介して感知および/または追跡された情報を含み得る。
いくつかの例では、第2の要素120はまた、第1の患者身体領域60(例えば、頭頸部領域)内の生理学的情報を検出するために使用され得る。感知された生理学的情報は、第1の患者身体領域60内および/または第2の患者身体領域70内の生理学的情報または条件を示し得る。いくつかのそのような例では、第2の要素120は、第1の要素110と組み合わせられて単一の要素になり得る。いくつかのそのような例では、組み合わせられた第1および第2の要素は、患者の脳の外側の位置にある神経(例えば、上気道開存性神経)への刺激関係における刺激電極を含み得、そこからEEG情報の感知が実施され得る。いくつかのそのような例では、刺激電極は、下顎頸部エリア(頭頸部領域の)内に位置し得、同じ電極がEEG情報を感知するために使用され得る。いくつかの例では、組み合わせられた感知および刺激要素は、単一チャネルEEG感知を介してEEG情報を取得し得る。いくつかの例では、組み合わせられた感知および刺激要素は、少なくとも図17A~図17Cと関連して以下に説明されるように、例示的な実装のうちの1つに従って実装され得る。
図2は、患者の体内の少なくとも第1の要素および/または第2の要素の移植を含む、例示的な方法152および/またはデバイスを概略的に表す図150である。いくつかの例では、方法152は、第1の構成要素170が、第1の移植アクセス切開部100を介して第1の患者身体領域60内に導入され、次いで、その所望の場所までのトンネル通過(方向矢印T1)後に、第1の移植アクセス切開部100からある程度の距離(D1)で皮下に移植されることを除いて、方法52と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。そのような例では、トンネルまたは経路は、トンネリングロッドまたは同様の器具を第1の移植アクセス切開部100から第1の要素170の最終移植場所まで皮下前進させることを介して作成される。いくつかの例では、距離(D1)は、トンネルの長さおよび/またはトンネルを形成するために使用されるトンネルロッド(または他の器具)の長さを表し得る。いくつかの例では、距離D1は、移植アクセス切開部から、第1の要素170を介して生理学的情報の感知が実施される標的エリアまでの距離に対応する。いくつかの例では、距離D1は、第1の要素170(例えば、感知要素)の長さ(または最大寸法)の第1の倍数以上である最小値を有し得る。いくつかの例では、第1の倍数は、少なくとも3、すなわち、第1の要素170の長さ(または最大寸法)の3倍とすることができる。いくつかの例では、距離D1は、第1の要素170の長さ(または最大寸法)の第2の倍数以下である最大値を有し得る。いくつかの例では、第2の倍数は、第1の要素170の長さ(または最大寸法)の10倍とすることができる。
いくつかの例では、最小値(距離D1の)と関連付けられた第1の倍数、および最大値(距離D1の)と関連付けられた第2の倍数は、第1の要素170の長さまたは最大寸法の倍数である代わりに、第1の移植アクセス切開部100の長さ、幅、面積、または最大寸法の倍数であってもよい。
いくつかの例では、最小値(距離D1の)と関連付けられた第1の倍数、および最大値(距離D1の)と関連付けられた第2の倍数は、リードの直径の倍数であってもよい(第1の要素170の長さまたは最大寸法の倍数である代わりに)。リードは、第1の要素170を支持し得、リードは、少なくとも第1の移植アクセス切開部100から第1の要素170の最終移植場所まで延在する。いくつかのそのような例では、第1の倍数(最小値)は、リードの直径の5倍とすることができるが、一方、いくつかのそのような例では、第2の倍数(最大値)は、リードの直径の10倍とすることができる。
いくつかの事例では、第1の要素170の最終移植場所171と第1の移植アクセス切開部100との間の上記の距離関係は、第1の移植アクセス切開部100から遠隔に位置する第1の要素170(例えば、感知要素)と称される場合もあり得る。
第1の要素170が、その最終移植場所171から遠隔に位置し、かつその最終移植場所171に、移植アクセス切開部に近接する(すなわち、遠隔ではない)最終移植場所161内に第2の要素160を配置するために使用される移植アクセス切開部を介して配置されるという点で、第1の要素170は、第1の要素170がそれ自体の移植アクセス切開部を介して配置されず、その代わりに、第2の要素160を配置する(その最終移植場所161内に)ために主に使用された移植アクセス切開部(例えば、100)が、第1の要素170をその最終移植場所171内に導入、前進、配置するために使用されたため、切開部レスまたは切開部フリーの移植場所であると称される場合もあり得る。
図1にあるように、第1の要素170は、いくつかの例では、感知要素を備え得る。
いくつかの例では、第2の要素160は、第2の要素120(図1)などの刺激要素を含んでもよく、または神経105を刺激するための微小刺激装置を含んでもよい。いずれの場合も、第2の要素160は、第1の移植アクセス切開部100を介してその皮下の場所に導入される。図2の配置を介して、第1の要素170は、第1の要素170の標的場所で別個の移植アクセス切開部を用いることなく、皮下の場所内に移植され得る。むしろ、単一の移植アクセス切開部100は、第2の要素160および第1の要素170の両方を、第1の患者身体領域60内のそれらのそれぞれの最終移植場所の間の間隔(例えば、D1)に関係なく、移植するために使用される。
いくつかの例では、第1の要素170および第2の要素160は、例示的な明瞭さのために省略されたそのような接続配線を有するか、またはそのような接続が無線である、移植可能なパルス発生器(IPG)などの共通要素に対して電気的に接続され得る。いくつかの事例では、接続配線の例は、各要素170、160に対して別個のリードの形態をとり得る。第2の要素160が微小刺激装置または他のパルス発生器を備え得るときなどのいくつかの例では、次いで、方法および/またはデバイスは、第1の要素170を第2の要素160に電気的および機械的に接続するリードを備え得る。当然ながら、いくつかの例では、第1の要素170および第2の要素160はまた、互いに、および/または移植可能なパルス発生器(IPG)などの共通要素と無線通信してもよい。
第1の要素170がリードの一部を形成する感知要素を備える、いくつかの例では、リードは、第1の要素170の最終移植場所171と第2の要素160の最終移植場所161との間の距離D1に概して対応する長さを有し得る。
いくつかのそのような例では、図2の第1の要素170の移植は、第1の要素170が、第1の要素170の最終移植場所171に、またはそこに近接して移植アクセス切開部を有することなく、その最終移植場所171に配置されるため、切開レス移植と称される場合もあり得る。感知要素などの第1の要素170のそのような切開レス移植に関するいくつかの詳細は、少なくとも図6、8、および13Cと関連して、以下にさらに説明される。いくつかの例では、図6、8、および13Cと関連付けられた例の実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかは、図2と関連付けられた例を実装する一部として実装され得る。
図3は、患者の体内の少なくとも第1の要素および/または第2の要素の移植を含む、例示的な方法202および/またはデバイスを概略的に表す図200である。いくつかの例では、方法202は、第1の構成要素170が、第1の移植アクセス切開部100を介して第1の患者身体領域60内に導入され、次いで、その所望の場所までのトンネル通過(方向矢印T2)後に、第1の移植アクセス切開部100からある程度の距離(D10)で第2の患者身体領域70内の皮下に移植されることを除いて、方法152と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。この配置を介して、第1の要素170は、第2の患者身体領域70内の第1の要素170の標的場所に別個の移植アクセス切開部を形成することなく、その所望の場所内に配置され得る。いくつかのそのような例では、第1の患者身体領域60は、頭頸部領域を含むが、一方、第2の患者身体領域70は、胴体領域を含み、これは、結果的に、いくつかの例では、胸領域を含み得る。
図4は、患者の体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む、例示的な方法252および/またはデバイスを概略的に表す図250である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法252は、第1の移植アクセス切開部100を介して微小刺激装置260を移植して、第2の要素120と電気通信して、神経105を刺激することをさらに含むことを除いて、方法202と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。図4は、例示的な簡略化のために、神経105および第2の要素120の概ね近傍の微小刺激装置260を図示するが、いくつかの例では、微小刺激装置260は、神経105と直接係合するように位置付けられてもよく、微小刺激装置260は、第2の要素120と組み合わせられるか、または第2の要素120を置換してもよいことが理解されるであろう。いくつかの例では、微小刺激装置260は、電力/制御要素と称される場合もあり得る。
本開示のいくつかの例示的な実施態様では、微小刺激装置は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年5月26日にWO2017/087681として公開の「MICROSTIMULATION SLEEP DISORDERED BREATHING(SDB)THERAPY DEVICE」と題された国際特許出願第PCT/US2016/062546号(米国国内段階出願第15/774,471号として出願されている)に説明および例示される例示的な微小刺激装置および関連要素と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。
図5は、患者の体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む、例示的な方法302および/またはデバイスを概略的に表す図300である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法302は、第2の移植アクセス切開部313を介して、第2の患者身体領域70内にパルス発生器333を移植することをさらに含むことを除いて、図3の方法202と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。いくつかのそのような例では、第2の要素120は、第1の患者身体領域60から第2の患者身体領域70までトンネル通過(T4)して、第2の要素120をパルス発生器333に電気的に接続し得るリードを介して、パルス発生器333に接続され得る刺激要素を備える。しかしながら、第3の移植アクセス切開部を介して第1の要素170を配置する代わりに、第1の要素170は、デバイス302を移植するために(例えば、方法を実装するために)作製された移植アクセス切開部の数を低減させるために、第1の移植アクセス切開部100からその所望の場所までトンネル通過する(T3)。
いくつかの例では、感知要素170および刺激要素120は、感知リードまたは刺激リードなどのリードを介して、電力/制御要素(例えば、パルス発生器333、微小刺激装置など)に電気的および機械的に接続され得る。いくつかのそのような例では、刺激要素120を含む刺激リードは、皮下経路またはトンネル(例えば、T4)を介してなど、移植アクセス切開部100と移植アクセス切開部313との間で皮下に前進され得る。
同様に、いくつかの例では、感知要素170を含む感知リードは、皮下経路またはトンネル(例えば、T3)を介してなど、移植アクセス切開部100と感知要素170の上記の最終移植場所337との間で皮下に前進され得る。
図5に示されるように、方法302を介して、刺激要素120は、最終移植場所305に配置されるが、一方、第1の要素170は、最終移植場所337に配置され、電力/制御要素333は、その最終移植場所335に配置される。
しかしながら、少なくとも図5をさらに参照すると、いくつかの例では、刺激要素120は、パルス発生器333と無線電機通信してもよく、および/または感知要素170は、パルス発生器333と無線電機通信してもよい。さらに、いくつかの例では、図1~図17C全体を通して配置のうちのいずれか1つは、感知要素および/または刺激要素に対するそのような無線電気通信を介して実装され得る。無線通信を伴う例のうちのいくつかでは、第1の要素170は、上記の切開レス移植方法を介して、その最終移植場所に依然として配置され得る。
図6は、患者の体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む、例示的な方法352および/またはデバイスを概略的に表す図350である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法352は、第1の移植アクセス切開部100を介して第1の要素170を導入した後、第1の患者身体領域60(第2の患者身体領域70の代わりに)内に第1の要素170を移植することを除いて、図5の方法302と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。したがって、この例示的な配置では、第1の要素170および第2の要素120の両方が、第1の移植アクセス切開部100を介して第1の患者身体領域60内に移植され、いくつかの例では、第3の要素333(例えば、電力/制御要素、パルス発生器、またはモニタ)は、第2の患者身体領域70内に位置する第2の移植アクセス切開部313を介して第2の患者身体領域70内に移植される。第1の要素170(例えば、感知用)は、第1の移植アクセス切開部100からのトンネル通過(T5)を介して移植され得、第2の要素120とパルス発生器333との間のリード(第2の要素120を支持する)は、少なくとも図5と関連して既に説明されたように、第1の移植アクセス切開部100と第2の移植アクセス切開部313との間のトンネル通過(T4)を介して移植され得る。
図6に示されるように、方法352を介して、刺激要素120は、皮下移植を介して最終移植場所305に配置されるが、一方、第1の要素170は、移植アクセス切開部100における皮下移植および最終移植場所353内へのトンネル通過(T5)を介して配置され、電力/制御要素333は、移植アクセス切開部313を介してその最終移植場所335に配置される。
図6にさらに示されるように、第1の要素170(例えば、感知要素)は、距離D2だけ、移植アクセス切開部100から(および第2の要素120から)離間される。いくつかの例では、第1の要素170の切開レス移植(その最終移植場所における配置用)による第1の要素170と移植アクセス切開部100(および第2の要素120)との間の分離の距離D2は、図2と関連して既に説明された距離(D1)の関係と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含む。
図7は、患者の体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む、例示的な方法402および/またはデバイスを概略的に表す図400である。図7に示されるように、方法402は、患者身体領域70内に位置する移植アクセス切開部313を介して、第2の患者身体領域70内に第1の要素170を移植することを含む。第1の要素170は、移植アクセス切開部313に近接して位置することが可能である。しかしながら、図2~図6の上記の例のようないくつかの例では、第1の要素170は、標的場所まで皮下にトンネル通過すること(T6)を介して、移植アクセス切開部313から遠隔に配置され得る(例えば、距離D3だけ離間され得る)。いくつかの例では、第1の要素170は、感知要素を含む。
加えて、方法402は、第2の患者身体領域70内に位置する移植アクセス切開部313を介して、第2の要素333を第2の患者身体領域70内に移植することを含む。いくつかのそのような例では、第2の要素333は、いくつかの例では、電力/制御要素(例えば、パルス発生器)を含み得る、刺激要素を備え得る。しかしながら、いくつかの例では、第2の要素333は、刺激要素を有することなく、監視デバイスを備え得る。
図8は、患者の身体内における少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む例示的な方法402および/またはデバイスを概略的に表す図450である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法452は、第1の患者身体領域60内に位置する第1の移植アクセス切開部100を介して第1の患者身体領域60内に第2の要素120を移植することを除いて、図7の方法402と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。いくつかのそのような例では、第2の要素120は、第1の移植アクセス切開部100の近くで神経105への刺激関係に配置され、第1の移植アクセス切開部100(第1の患者身体領域60内)から第2の移植アクセス切開部313(第2の患者身体領域70内)の近くの第3の要素333まで皮下にトンネル通過(T4)したリードを介して、第3の要素333への電気接続で配置され得る。別の箇所に記載されているように、いくつかのそのような例では、第2の要素120と第3の要素333との間の電気接続は、無線であってもよく、第1の要素170と第3の要素333との間の電気接続は、無線であってもよい。
図1~図8に示される例示的な配置の少なくともいくつかを介して、第1の要素(例えば、110、170)は、生理学的情報(例えば、呼吸情報)を感知して、睡眠の質、睡眠呼吸障害のエピソード、呼吸情報(例えば、吸気、呼気など)などの患者情報を決定し得る。一部のそのような例では、感知された情報のうちの少なくともいくつかは、第3の要素(例えば、333)を介して制御される第2の要素(例えば、120、160)を介して神経105の刺激を調節するために閉ループ様式で使用され、そのような調節は、刺激の開始および/または終了すること、ならびに刺激の強度の増加、維持、もしくは減少の少なくとも1つを介して刺激を調節することのうちの少なくとも1つを含む。いくつかの例では、強度は、刺激信号の振幅、周波数、パルス幅などを調節することを介して調整され得る。いくつかのそのような例では、以下に少なくともいくつかの例示的な実施態様と関連してより完全に説明されるように、感知された情報は、睡眠の質、睡眠段階などに関する情報を含み得る。いくつかのそのような例では、この感知された情報は、EEG信号として取得され得る。いくつかの例では、より低い刺激レベルは、より深い睡眠状態よりもREM睡眠段階で送達され得る。いくつかのそのような例では、感知された情報は、感知されたEEG情報から取得された呼吸情報を含み得る。
これら、および図1~図8と関連付けられた追加の特徴および属性は、少なくとも図9~図17Cおよび少なくとも図18~図31と関連してさらに説明される。さらに、図9~図31と関連して説明される例の少なくともいくつかは、図1~図8と関連して説明される例の例示的な実施態様を含み得る。
さらに、図1~図8の配置の例示的な実施態様の少なくともいくつかの態様は、第1の患者身体領域の1つの例示的な実施態様として、頭頸部領域に対して特定の関係で、少なくとも図9~図17Cと関連してさらに説明され、例示される。
図9は、患者の身体の少なくとも頭頸部領域603に採用される例示的なデバイスおよび/または方法602を概略的に表す図600である。
いくつかの例では、メインリード620は、図1~図8の第2の患者身体領域70によって、いくつかの例で概略的に表されるように、既に例示された胴体領域のうちの1つなどの胴体領域から延在する。その近位端では、メインリード620は、センサモニタおよび/またはパルス発生器(図6~図8のIPG333などの)に電気的に接続される。リード620は、第1の遠位部分622および第2の遠位部分624を含み、これは、刺激要素610を支持する第1の遠位部分622と互いに分岐されている。いくつかの例では、刺激要素610は、神経105に解放可能に固設可能であり、かつ神経105に対して電気的に接続される、カフ電極を含み得るか(少なくとも図1および図2ならびに/または少なくとも図17A~図17Cと関連して既に説明されたように)、または神経105に対する刺激関係で別のタイプの電極を含み得る。図9のデバイス/方法602および/または図10~図16Bの以下の例に関するいくつかの例では、刺激要素610は、少なくとも図17A~図17Cと関連して説明されるカフ電極1220と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを介して実装され得る。
一方、メインリード620の第2の遠位部分624は、感知要素631、632などの少なくとも1つの感知要素を支持し得る。
1つの感知要素が提供される本開示の様々な例示的な実施態全体を通して、いくつかのそのような例では、複数の感知要素が提供され得ることが理解されるであろう。さらに、いくつかの複数の数(例えば、2、5など)の感知要素がリード上に示される、いくつかのそのような例では、さらなる例は、そのような図に示される感知要素よりも多いか、または少ない数を含んでもよい。
図9にさらに示されるように、刺激要素610および感知要素631、632の両方は、移植アクセス切開部100を介して頭頸部領域603内に皮下に移植され得る。この配置を介して、感知要素631、632は、刺激要素610が通って移植される移植アクセス切開部とは別個の第2の(例えば、別個の)移植アクセス切開部内に移植されず、それによって、全体的な移植方法および/またはデバイスを単純化する。いくつかの例では、感知要素631、632は、限定されるものではないが、EEG情報などのCNS情報を感知し得る。本明細書の別の箇所に記載されるように、いくつかの例では、EEG情報は、少なくとも睡眠状態情報および/またはSDBケアと関連して使用するための呼吸情報を含み得る。
いくつかの例では、感知要素631、632は、移植アクセス切開部100に加えて第2の(例えば、別個の)移植アクセス切開部100を介して移植され得、第2の移植アクセス切開部は、感知要素631、632の意図された最終移植場所に、またはその近くに位置する。1つのそのような例示的な第2の/別個の移植アクセス切開部は、図12~図13Aの少なくとも例示的な配置で以下に示される。
いくつかの例では、感知されたCNS情報は、睡眠の質、呼吸、睡眠呼吸障害事象などに関連し得る、睡眠呼吸障害(SDB)情報を感知および評価するために好適な情報を提供し得る。いくつかの例では、この感知された情報は、いくつかの例では閉塞性睡眠時無呼吸を含み得る、睡眠呼吸障害(SDB)を治療するために、神経105の刺激を調節するために使用され得、神経は、限定されるものではないが、舌下神経などの上気道開存性神経を含む。いくつかの例では、神経105は、中枢性睡眠時無呼吸を治療するために刺激され得る、横隔神経を含み得る。いくつかの例では、感知された情報は、上気道開存性神経(例えば、舌下神経)の刺激、および横隔神経の刺激の両方を調節して(互いに対して調整された様式で)、睡眠呼吸障害を治療するために使用され得る。
呼吸情報は、典型的には、圧力センサまたは経胸郭インピーダンスセンサを介してなど、胴体領域内で感知され得るため、刺激要素610に近接して頭頸部領域603内に位置する例示的なデバイス602の感知要素631、632を介して、呼吸情報を取得することができることは、所望の情報を依然として取得しながら、移植を単純化することになることが理解されるであろう。特に、そのような例示的な配置を介して、別個の移植アクセス切開部(呼吸感知要素を移植するために従来使用されていた)が省略され得る、はるかに低侵襲性の移植方法が使用され得る。さらに、実際の移植アクセス切開部を省略することに加えて、そのような例示的な配置はまた、呼吸感知要素を胴体領域内の場所内に配置するために、より長い距離にわたって関連するトンネル通過を回避し得る。加えて、いくつかの事例では、呼吸感知要素をそのような胴体の場所内に配置することは、感知された呼吸情報を生成すると予想される特定の生理学的解剖学的構造に対して感知関係に呼吸感知要素を配置するために、追加の侵襲性移植処置をさらに含み得る。しかしながら、限定されるものではないが、図9の例示的な配置などの、本開示の例示的な配置を介して、低侵襲性処置が、より少ない移植アクセス切開部を介して使用され得る。
図10にさらに示されるように、例示的なデバイス602のいくつかのそのような例では、コンパクトな移植が達成され得る。図10に示される配置650は、単一の移植アクセス切開部100を介して移植され、感知要素631、632(リード部分654上)および刺激要素610の近くに慢性的に移植されている電力/制御要素655を除いて、図9と関連して示され説明された例示的な配置と少なくとも実質的に同じ特徴および属性を含み得る。いくつかの例では、電力/制御要素655は、少なくとも図4と関連してより完全に説明されるように、微小刺激装置を含み得る。いくつかのそのような例では、感知要素、刺激要素、電力/制御要素(例えば、微小刺激装置)は、250平方センチメートル程度(例えば、245、250、255)未満の面積(二次元円A1を介して表される)内に一緒にそれらの最終移植場所に常駐するように移植される。いくつかの例では、体積A2は、275平方センチメートル程度(例えば、270、275、280)未満とすることができるが、一方、いくつかの例では、体積A2は、300平方センチメートル程度(例えば、295、300、305)未満とすることができる。面積A1は、いくつかの例では、多種多様な形状(例えば、長円、楕円、略長方形、三角形など)を有してもよく、例示の簡略化のために示されている図10に示されるような円形面積である必要はない。
いくつかの例では、面積A1(その中にそれぞれの要素がそれらの最終移植場所を有する)は、200平方センチメートル程度(例えば、195、200、205)未満とすることができるが、一方、いくつかの例では、面積A1は、150平方センチメートル程度(例えば、145、150、155)未満とすることができる。
いくつかの例では、面積A1は、100平方センチメートル程度(例えば、95、100、105)未満とすることができるが、一方、いくつかの例では、面積A1は、75平方センチメートル程度(例えば、70、75、80)未満とすることができる。
いくつかの例では、面積A1は、50平方センチメートル程度(例えば、45、50、55)未満とすることができる。
いくつかのそのような例では、感知要素、刺激要素、および電力/制御要素の全ては、互いに対して6インチ程度(例えば、5.8、5.9、6、6.1、6.2)未満の近接内でそれらの最終移植場所内に位置する。いくつかの例では、近接度は、互いに対して5インチ程度(例えば、5.8、5.9、6、6.1、6.2)未満とすることができる。いくつかの例では、近接度は、互いに対して4インチ程度(例えば、4.8、4.9、5、5.1、5.2)未満とすることができ、一方、いくつかの例では、近接度は、互いに対して3インチ程度(例えば、3.8、3.9、4、4.1、4.2)未満とすることができる。いくつかの例では、近接度は、互いに対して2インチ程度(例えば、1.8、1.9、2、2.1、2.2)未満とすることができる。
いくつかのそのような例では、刺激要素610とは別個の感知要素631、632を備える代わりに、コンパクトな移植は、EEGを感知し、上気道開存性神経(例えば、舌下神経)を刺激するために、単一の電極要素の使用を介して実装および強化され得る。例えば、感知要素631、632は、省略されてもよく、刺激要素610はまた、刺激送達におけるその役割に加えて、感知要素として作用してもよい。そのような事例では、要素610は、EEG情報を感知する以外に、または追加的に、生理学的情報を感知し得る。頭頸部領域内のコンパクト移植のいくつかのそのような例では、移植可能なデバイスは、構成要素が患者の胴体領域内に位置していない胴体フリーデバイスを含む。
いくつかのそのような例では、感知および刺激の両方に使用される単一の要素は、患者の脳の外側の位置の神経(例えば、上気道開存性神経)への刺激関係における刺激電極を含み得、そこからEEG情報の感知が実施され得る。いくつかのそのような例では、刺激電極要素は、下顎頸部領域607内に位置し得、同じ電極がEEG情報を感知するために使用され得る。いくつかのそのような例では、組み合わせられた感知および刺激要素は、単一チャネルEEG感知を介してEEG情報を取得し得る。
単一の要素(例えば、刺激要素610)が、感知(例えば、EEG)および刺激(例えば、舌下神経の)の両方に使用される例示的な上記の例および/または以下の例では、刺激要素610は、少なくとも図17A~図17Cと関連して説明される電極配置と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを介して、感知および刺激の両方を実施するために実装され得る。
図11は、患者の身体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む例示的な方法702および/またはデバイスを概略的に表す図700である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法702は、感知要素631、632が移植アクセス切開部100からさらに離れて移植されていることを除いて、図9および図10の方法602と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。特に、図11の例では、第2の遠位部分624は、第1の要素610および移植アクセス切開部100から離間された距離D4に感知要素631、632を配置することを可能にする、より長い第2の遠位リード部分724を介して置換される。いくつかのそのような例では、この配置は、感知要素631、632の最終移植場所633に切開部を形成することなく、感知する特定の生理学的情報に近接して感知要素631、632を配置することを可能にする。他の態様の中でも、この配置は、患者の外観を向上させ、治癒を促進するなどをもたらし得る。いくつかのそのような例では、感知要素631、632を介して取得された特定の生理学的情報は、頭蓋の特定の部分を横断することが一般的に知られている特定のEEG信号を含み得る。そのような例では、遠位リード部分724および関連付けられた感知要素631、632は、インジケータT8を介して概略的に表されるように、皮下にトンネル通過する。いくつかのそのような例では、感知要素631、632(遠位リード部分724上)をそれらの標的場所まで操作する前に、様々なトンネル形成ツールが、トンネル(T8)を作成して、感知要素631、632およびリード620の第2の遠位部分724の通過を容易にするために使用され得る。
いくつかの例では、感知要素631、632と、感知要素631、632(その最終移植場所における配置用)の切開レス移植による移植アクセス切開部100(要素610を有する)との間の分離の距離D4は、それぞれ、少なくとも図2、6、および8と関連して既に説明されたように、分離の距離(例えば、D1、D2、D3)と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含む。
図12は、患者の身体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む例示的な方法752および/またはデバイスを概略的に表す図750である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法752は、感知要素631、632(図11)を置換し、かつ移植アクセス切開部100に加えて別個の移植アクセス切開部730を介して移植される、遠位リード部分724上の感知配置787の追加の感知要素781~785のうちの少なくともいくつかを含むことを除いて、図11の方法702と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。いくつかの例では、第1の遠位リード部分724は、遠位延長部726、728を含む二分岐配置を備え、これは、反対方向に延在し得る。いくつかのそのような例では、第1の遠位延長部726は、感知要素782、783を支持し得るが、一方、第2の遠位延長部728は、感知要素784、785を支持し得る。いくつかの例では、感知要素781は、第1の遠位延長部724に沿って、第2の遠位延長部726に沿って支持されてもよく、または図12に示されるように、感知要素781は、それぞれの遠位延長部724、726の接合部727によって支持されてもよい。
図13Aは、患者の身体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む例示的な方法802および/またはデバイスを概略的に表す図800である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法802は、遠位リード部分803上の追加の感知要素781~785(感知配置787の)が、別個の移植アクセス切開部730を介して移植され、遠位リード部分805が、胴体に位置するパルス発生器(または監視デバイス)1133に電気的に接続されていることを除いて、図11および図12の方法702、752と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。いくつかのそのような例では、遠位リード部分803は、移植アクセス切開部730から、リード部分805とは別個であり、かつそれとは無関係の胴体に位置するパルス発生器(または監視デバイス)1133までトンネル通過し、リード部分805は、移植アクセス切開部100とパルス発生器(または監視デバイス)1133との間で皮下にトンネル通過する。例示の簡略化のために示されていないが、別個の移植アクセス切開部(例えば、図5~図8の313)は、パルス発生器1133を移植し、かつ他のそれぞれの移植アクセス切開部730、100に対してトンネル通過すること(一例として図5、図8のT3、T4など)を容易にするために形成され得ることが理解されるであろう。いくつかのそのような例では、短い挿入距離と関連して使用され得る、皮膚の下の感知要素の1つ以上の分岐を追加するために、鈍的切開が使用され得る。
図13Bは、別個の移植アクセス切開部730を少なくとも省略することを除いて、図13Aの方法802と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含む例示的な方法822および/またはデバイスを概略的に表す図820である。いくつかのそのような例示的な実施態様では、遠位リード部分803およびセンサ配置787は、図13Bに示されるそれらの最終移植場所内に、IPG1133を移植するための移植アクセス切開部からのトンネル通過を介して、または移植アクセス切開部100からのトンネル通過(矢印T9)を介して、配置され得る。後者の例では、リード803は、単一のトンネル/経路がIPG1133と移植アクセス切開部100との間に形成され得るように、リード805と物理的に対にされ得、リード803は、移植アクセス切開部100から頭部部分605内で皮下に距離D5だけさらに延在される。
いくつかのそのような例では、センサリード部分803は、センサリード部分803が、移植アクセス切開部100の遠位の頭部部分605のみのセンサリード部分805から別個であるように、センサリード部分805から遠位に延在するように構成され得る。
図13Bと関連付けられたいくつかの例では、最終移植場所788と移植アクセス切開部100との間の距離D5は、少なくとも図2、6、8などと関連して既に説明された距離(例えば、D1、D2、D3など)関係(例えば、遠隔間隔)と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。
図13Cは、限定されるものではないが、閉塞性睡眠時無呼吸症などの睡眠呼吸障害(SDB)を治療するための例示的な方法832および/またはデバイスを概略的に表す図830である。いくつかの例では、方法および/またはデバイスは、図13Cにあるように頭頸部領域603の頭蓋部分831A内に最終移植場所を有することに代えて、胴体領域839内の最終移植場所845内に配置されたセンサ配置847(リード836上)を備えることを除いて、図13Bの方法822と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。図13Cにさらに示されるように、頭頸部領域603の頭蓋部分831Aは、顔、下顎、首などを含む頭頸部領域603の非頭蓋部分831Cとは別個であり、異なる(分離線831Bを介して概略的に表されるように)。
いくつかの例では、センサ配置847は、図13Bの感知配置787の感知要素781~785のような感知要素841、842、844の配列を備え得る。しかしながら、いくつかのそのような例では、センサ配置847は、図13Bにあるよりも少ないか、または多い感知要素を備え得る、および/またはそのような感知要素の異なる空間的構成を備え得る。
図13Cに示されるように、方法832は、移植アクセス切開部100(例えば、図13A、図13B)と同様の移植アクセス切開部835を含み得、それによって、少なくとも刺激要素610(リード805上に支持される)が、図13Cに示されるその最終移植場所835内に配置され得、それによって、リード805が、IPG1133の最終移植場所(移植アクセス切開部833/その近傍)に対してトンネル通過し得る(T4)。移植アクセス切開部835が第1の移植アクセス切開部と称される場合もあり得る、いくつかの例では、次いで、移植アクセス切開部833は、第2の移植アクセス切開部と称され得る。
いくつかの実施例では、センサ配置847は、少なくとも呼吸情報を感知し得、これは、睡眠呼吸障害(SDB)挙動、睡眠の質の情報、呼吸サイクル情報などを感知、決定、および/または評価するために使用され得る。いくつかのそのような例では、この感知された呼吸情報は、閉塞性睡眠時無呼吸の治療の一部として上気道開存性神経の刺激を開始、終了、および/または調整するために使用され得る。いくつかのそのような例では、この感知された呼吸情報は、上気道開存性神経に適用される神経刺激信号のタイミングをトリガおよび/または実施するために使用され得る。
いくつかの例では、感知配置847は、経胸腔インピーダンスなどのインピーダンスを感知するために使用され得、これは、結果的に、呼吸情報、睡眠の質の情報、睡眠障害呼吸(SDB)情報などを得るために使用され得る。いくつかの例では、感知配置847は、いくつかの例で呼吸情報を含み得る、EEG情報を取得するために使用され得る。
いくつかの例では、図13Cの例示的な配置のIPG1133は、胴体に位置する移植アクセス切開部(例えば、図7および図8の313)と同様に、移植アクセス切開部833を介して、その最終移植場所内に配置され得る。
いくつかの例では、図13Cに示される感知配置847およびリード836に加えて、またはそれらに代えて、図13Cの例示的な配置の他のおよび/または追加の要素が、インピーダンスを感知して呼吸情報を取得するために使用され得る。例えば、刺激要素610はまた、導電性感知要素として使用され得、IPG1133の外部(例えば、ケース)の少なくとも導電性部分が、胸部インピーダンスを感知するために一緒に使用され得る。いくつかのそのような例では、要素610とIPG1133との間のインピーダンスベクトルが、感知配置847と組み合わせて利用されるとき、多種多様なインピーダンスベクトルが、要素610、IPG1133、ならびに/または感知配置847の感知要素(例えば、841、842、および/もしくは844)の間で実装され得る。
いくつかの例では、感知配置847は、IPG1133用の移植アクセス切開部833を介して移植された呼吸圧力センサとして実装され得、リード836が呼吸圧力センサを支持している。いくつかのそのような例では、呼吸圧力センサは、Christophersonらの2011年6月23日公開の「METHOD AND APPARATUS FOR SENSING RESPIRATORY PRESSURE IN AN IMPLANTABLE STIMULATION SYSTEM」と題された米国特許出願公開第US2011/0152706号、および/またはVerzalらの2019年11月14日公開の「MEDICAL DEVICE INCLUDING TOOL-GRIPPING PORTION」と題された米国特許公開第2019/0344084号に説明されるものと実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得、それらの各々は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
いくつかの例では、感知配置847は、上記に既に説明されたように、少なくとも呼吸情報を感知するために、移植アクセス切開部833を介して移植された加速度計として実装され得る。いくつかのそのような例では、この感知された呼吸情報は、睡眠呼吸障害(SDB)挙動を感知、決定、および/または評価するために使用され得る。いくつかのそのような例では、この感知された呼吸情報は、閉塞性睡眠時無呼吸の治療の一部として上気道開存性神経の刺激を開始、終了、および/または調整するために使用され得る。いくつかのそのような例では、この感知された呼吸情報は、上気道開存性神経に適用される神経刺激信号のタイミングをトリガおよび/または実施するために使用され得る。例えば、この感知された呼吸情報は、感知された吸気相および/または他の感知された呼吸サイクル情報などの、感知された呼吸サイクルの一部分と刺激信号を同期させるために使用され得る。いくつかの例では、加速度計および関連付けられた呼吸感知は、2019年5月30日公開の「ACCELEROMETER-BASED SENSING FOR SLEEP DISORDERED BREATHING(SDB)CARE」と題された米国特許公開第US2019/0160282号、および2017年10月26日公開の「ACCELEROMETER-BASED SENSING FOR SLEEP DISORDERED BREATHING(SDB)CARE」と題されたPCT出願公開第WO2017/184753号に説明されるものと実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかに従って実装され得、それらの両方は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
いくつかの例では、センサ配置847(または他の感知要素)の配置は、センサ配置を、IPG1133から遠隔のその最終移植場所845に配置するために別個の移植アクセス切開部が形成されていないという点で、切開レス慢性皮下移植と称される場合もあり得る。代わりに、皮下経路を提供するためのトンネル通過および/または同様の技術を介して、センサ配置847は、移植アクセス切開部100内に挿入され、そこを通過し、次いで、その最終移植場所845に向かって、そこまで皮下に前進される(方向矢印T9によって表される)。この例示的な配置は、感知要素(例えば、センサ配置847)の最終移植場所845またはその近傍で患者の皮膚内に別個の切開部を作製することを回避し、それによって、移植方法の全体的な侵襲性を低減する。例えば、感知要素の最終移植場所またはその近傍に切開部を作製することを回避することによって、外科移植中の周囲環境への皮下組織の曝露を低減し、患者の表面的外観を維持することなどができる。
図13Cと関連付けられたいくつかの例では、センサ配置847の最終移植場所845と移植アクセス切開部833(およびIPG1133)との間の距離(D6)は、少なくとも図2、図6、図8などと関連して既に説明された距離(例えば、D1、D2、D3など)関係(例えば、遠隔間隔)と実質的に同じ属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。
いくつかの例では、感知配置847(または呼吸圧力センサなどの代替感知要素)は、トンネル通過(T9)が移植アクセス切開部833に対して任意の半径方向に実装され得るように、胴体の周りの多種多様な場所に配置され得、トンネル通過(およびリード836)が胸部にわたって延在する、図13Cに示される特定の例示的な配向に限定されない。
図14Aは、患者の体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む、例示的な方法852および/またはデバイスを概略的に表す図850である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法802は、刺激要素610に近接して位置し、移植アクセス切開部100を介して頭頸部領域603の下顎頸部部分607内のその最終場所に配置される、電力/制御要素865を含むことを除いて、図13Aまたは図13Bの方法802と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。この配置は、パルス発生器1133が胴体領域内に位置し、かつ移植アクセス切開部100とは別個である移植アクセス切開部833を介して移植され得る、図13Aおよび図13Bの例示的な配置とは対照的である。
いくつかのそのような例では、電力/制御要素865は、少なくとも図4と関連して説明されたように、微小刺激装置を含み得ることが理解されるであろう。さらに、いくつかのそのような例では、電力/制御要素865および刺激要素610は、電力/制御要素865のハウジングの外面上に露出されたか、または取り付けられた電極を含む、刺激要素などと共に、単一の要素に組み合わせられ得る。そのような例では、リード部分855が省略され、それによって、挿入を単純化し、組み合わせられた刺激要素および電力/制御要素をそれらの最終移植場所に配置する。
いくつかのそのような例では、様々な感知要素781~785を含むセンサ配置787は、電力/制御要素865から延在し、かつそれに電気的に接続される、リード部分853によって支持され得る。いくつかのそのような例では、センサ配置787は、その最終移植場所857A内に移植アクセス切開部730を介して配置され得、リード853が、それぞれの移植アクセス切開部100と730との間に皮下にトンネル通過されている(T10によって表されるように)。
さらに、いくつかの例では、方法852は、少なくとも感知配置847の移植に関して図13Cの方法832と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを伴う様式で、感知要素の切開レス移植の使用を介して、頭部部分605(例えば、図13Cの頭蓋部分831A)内に感知要素を移植するために、移植アクセス切開部730を省略することを含み得る。いくつかの例では、図14Aの感知配置787は、切開レス移植を適宜実装するために、図14Aに示されるものよりも小さい構成および/または少ない感知要素を介して実装され得る。いくつかのそのような例では、慢性的に皮下に移植された感知配置787(またはより単純な感知要素)の切開フリー最終移植場所857Aは、距離D12だけ、移植アクセス切開部100(および微小刺激装置865の最終的な「下顎頸部」移植場所857B)から離隔され得る。いくつかの例では、距離D12は、少なくとも図2、6、8、13Cなどと関連して既に説明された距離(例えば、D1、D2、D3など)関係(例えば、遠隔間隔)と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。
図14Bは、患者の身体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む例示的な方法902および/またはデバイスを概略的に表す図900である。図14Bに示されるように、いくつかの例では、方法902は、刺激要素610を神経105に対する刺激関係で配置するために、単一の移植アクセス切開部100を備え得、神経105は、いくつかの例で上気道開存性神経を含み得る。単一の移植アクセス切開部100を介して、微小刺激装置935は、リード932を介してまたは無線のいずれかで微小刺激装置935に電気的に接続され得る、刺激要素610に近接して移植され得る。いくつかのそのような例では、微小刺激装置935および刺激要素610の導電性部分(例えば、ハウジング、外部露出電極など)は、感知ベクトルS1を形成し得、それによって、頭頸部領域603内の生理学的信号(例えば、EEG信号)が感知され得る。そのような感知のための少なくともいくつかの例示的な実装は、少なくとも図17A~図17Cと関連して説明される。いくつかの例では、微小刺激装置935は、そのような感知された生理学的情報(例えば、EEG信号)を使用して、微小刺激装置935から、リード932を介して、または無線で、刺激要素610を介して神経105に送達される刺激信号を調節し得る。いくつかの例では、別個の患者外部モニタおよび/または微小刺激装置935は、感知された生理学的情報を使用して、生理学的条件(刺激ありまたは刺激なし)、診断条件、刺激療法の評価、刺激療法の開始または終了などを監視し得る。
しかしながら、いくつかの例では、微小刺激装置935および要素610の位置が切り替えられ得、要素610が感知要素として形成されて作用し、微小刺激装置935が神経105に対する刺激関係に配置される。上記のように、感知ベクトルS1は、要素610(感知要素としての)と微小刺激装置935との間に形成され得る。
そのような例示的な配置を介して、睡眠呼吸障害(または他の条件)を治療するためのデバイスおよび/または方法は、デバイスの異なる構成要素(例えば、感知要素、刺激要素、パルス発生器、モニタ)間のリードのより少ない移植アクセス切開部および/またはより少ないトンネル通過を使用する、低侵襲性の様式で実装され得る。さらに、そのような例示的な配置を介して、デバイスの(または方法で使用される)主要構成要素(例えば、感知、刺激、電力/制御)の全ては、頭頸部領域などの単一の患者身体領域内に位置する。
図14Cの図940にさらに示されるように、例示的なデバイス902のいくつかのそのような例示的な実装では、コンパクトな移植が達成され得る。例えば、いくつかの例では、刺激発生を実装するための要素(例えば、電力/制御)、感知を実装するための要素、および刺激を実装するための要素(例えば、刺激電極)は、250平方センチメートル程度(例えば、245、250、255)未満の面積(二次元円A2を介して表される)内に移植される。面積A2は、いくつかの例では、多種多様な形状を有してもよく、例示の簡略化のために示されている図14Cに示されるような円形面積である必要はない。
いくつかの例では、面積A2は、200平方センチメートル程度(例えば、195、200、205)未満とすることができるが、一方、いくつかの例では、面積A2は、150平方センチメートル程度(例えば、145、150、155)未満とすることができる。
いくつかの例では、面積A2は、100平方センチメートル程度(例えば、95、100、105)未満とすることができるが、一方、いくつかの例では、体積A2は、75平方センチメートル程度(例えば、70、75、80)未満とすることができる。
いくつかの例では、面積A2は、50平方センチメートル程度(例えば、45、50、55)未満とすることができる。
いくつかのそのような例では、図14Bの感知要素、刺激要素、および電力/制御要素の全ては、互いに対して6インチ程度(例えば、5.8、5.9、6、6.1、6.2)未満の近接内でそれらの最終移植場所内に位置する。いくつかの例では、近接度は、互いに対して5インチ程度(例えば、5.8、5.9、6、6.1、6.2)未満とすることができる。いくつかの例では、近接度は、互いに対して4インチ程度(例えば、4.8、4.9、5、5.1、5.2)未満とすることができ、一方、いくつかの例では、近接度は、互いに対して3インチ程度(例えば、3.8、3.9、4、4.1、4.2)未満とすることができる。いくつかの例では、近接度は、互いに対して2インチ程度(例えば、1.8、1.9、2、2.1、2.2)未満とすることができる。
第1の患者身体領域(および/または方法)内のデバイス(および/または方法)の主要構成要素のこの相対的統合を伴っても、他の(例えば、第2の)患者身体領域と主に関連付けられた生理学的情報は、依然として、第1の患者身体領域を介して取得され、診断、監視、および/または治療の一部として使用され得る。例えば、頭頸部領域(例えば、603)に位置する全ての主要構成要素を用いて、呼吸情報(限定されない)などの胴体領域と主に関連付けられた生理学的情報は、依然として、頭頸部領域内の要素を介して取得される、ならびに/または診断、監視、および/もしくは治療の一部として使用され得る。
図15は、患者の身体内の少なくとも第1の要素および第2の要素の移植を含む例示的な方法952および/またはデバイスを概略的に表す図950である。いくつかの例では、デバイスおよび/または方法952は、頭頸部領域603の頭蓋部分605内に皮下移植(すなわち、頭蓋内ではない)のために微小刺激装置935からさらに延在する(リード995を介して)追加の感知要素991、993の延長部をさらに含むことを除いて、図14Bの方法902と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。加えて、いくつかのそのような例では、微小刺激装置935は、微小刺激装置935のハウジングの表面985上に追加の感知要素986を備え得る。いくつかのそのような例では、この配置を介して、感知ベクトル(例えば、S2)は、刺激要素610(神経105における)と感知要素991、993との間に形成され得る、および/または感知ベクトル(例えば、S3、S4)は、感知要素991、993と微小刺激装置935の表面985上の感知要素986との間に形成され得る。さらに、いくつかのそのような例では、感知ベクトルはまた、微小刺激装置935上の感知要素986と刺激要素610との間に形成され得る。そのような配置の少なくともいくつかの例示的な実装は、少なくとも図17A~図17Cと関連して以下に説明される。
少なくともいくつかのそのような例示的な感知ベクトルおよび例示的な感知要素配置を介して、方法および/またはデバイス952(図15)は、患者の解剖学的形態の変動、患者の生理学的条件の変動、患者の治療戦略の変動、および/または外科処置、外科医などの変動を考慮する様式で実装され得る。方法952(および/またはデバイス)のいくつかの例示的な実装では、上記の図に示されたものと同様の面積A1またはA2内に収まるそれぞれの感知、刺激、電力/制御要素の最終移植などの、図14C、図10などと関連して既に説明されたものと実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る、コンパクトな移植が達成され得る。
図16Aは、要素1031、1032、1033、および/または1034などの、少なくともいくつかの感知および/または刺激要素の移植を伴う例示的な方法1002および/またはデバイスを概略的に表す図1000である。いくつかの例では、方法(および/またはデバイス)1002は、少なくとも図1~図15と関連して既に説明された1つまたは数個の例示的な方法/デバイスと実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかの実施態様を含む。例えば、図16Aに示されるように、いくつかの例では、感知要素1031、1032、1033、および/または1034は、患者身体領域内に位置する移植アクセス切開部100を介して移植され得る。感知要素(例えば、1031、1032)のいくつかは、リード1020の1つの遠位延長部1024上に位置してもよく、一方、いくつかの感知要素(例えば、1033、1034)は、リード1020の別個の遠位延長部1022上に位置してもよい。リード1020が別個の(例えば、分岐した)遠位延長部または単一の遠位延長部を含むかどうかにかかわらず、いくつかの例では、方法(および/またはデバイス)1002は、患者身体領域内の組織に対して、それぞれの遠位延長部1022、1024を固設することを容易にするために、固定要素1041、1042、および/または1043を含み得る。いくつかの例では、そのような組織は、骨構造および/または腱などの非骨構造を含み得る。
図16Aに示されるように、いくつかの例では、固定要素1041、1042、および/または1043は、ねじ(例えば、骨構造)、タイン、フック、コルクねじなどの、遠位延長部を固設するために利用可能な組織のタイプに好適な固定構造を含み得る。いくつかの例では、固定要素(例えば、タイン、フック)の少なくともいくつかは、遠位延長部(例えば、1022、1024)が移植アクセス切開部100を介して標的場所内に移植される際に、自己展開し得るため、少なくとも受動固定要素と称される場合もあり得る。一方、ねじなどのいくつかの固定要素は、遠位延長部1022、1024の固定を実装するためにより能動的注意を伴う。
図16Bは、例示的な方法1052(および/またはデバイス)を概略的に表す図1050である。いくつかの例では、方法1052(および/またはデバイス)は、孔1071A、1071Bを介して縫合可能であるか、または別様に固設され得る(例えば、ねじで)、アンカー1070によって置換される固定要素のうちの1つ以上を除いて、方法1002と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得る。いくつかの例では、アンカー1070は、接合部1025に隣接するメインリード1020上に実装され、そこから別個の遠位延長部1022、1024が延在する。そのような配置を介して、いくつかの例では、両方の遠位延長部1022、1024は、より安定して固定され得る。
図16Aおよび図16Bにさらに示されるように、いくつかの例では、1つ以上の感知ベクトル(例えば、S5、S6、および/またはS7)は、感知要素1031、1032、1033、および/または1034の間に形成され得る。追加的または代替的に、1つ以上の感知ベクトルは、感知要素1031、1032、1033、および/または1034、ならびに刺激要素(例えば、図10B~図15の610)、パルス発生器(例えば、図13の1133)または微小刺激装置(例えば、図14A、図14Bの935)のケースまたはハウジングなどの、別の場所に位置する別の要素から形成され得る。
少なくとも図16Aおよび図16Bと関連して説明および例示された様々な固定要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な例のうちのいずれか1つで利用されて、感知要素、刺激要素、関連付けられたリードなどを固設して、それぞれの感知要素、刺激要素、関連付けられたリードなどを標的最終移植場所内に維持し得る。
図17Aは、第1の要素が感知要素を含み、第2の要素が刺激要素を含むときなど、第1の要素(例えば、110)および/または第2の要素(例えば、120)、ならびにそれらの変形例として作用し得る、電極の配列を含む、1つの例示的な配置1210を概略的に表す図1200である。いくつかの例では、配置1210は、図1~図16Bと関連して既に説明された例示的な第1の要素および/または第2の要素のうちの1つ以上と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含むか、またはそれらの例示的な実装を含み得る。
一態様では、例示的な配置1210は、対向端1221A、1221Bの間に延在するカフ本体1221Cを含むカフ電極1220を含み、カフ本体1221Cは、神経1205が通って延在する内腔または導管を画定する。いくつかの例では、神経1205は、限定されるものではないが、舌下神経などの上気道開存性神経を含み得る。例示の明確さのために示されていないが、カフ本体1221Cは、カフ本体1221Cを神経1205の周りに取り外し可能に取り付けるためのスリットを備え得る、および/またはカフ本体1221C内に再閉鎖可能な内腔を画定するために、互いに向かって付勢された他のフランジ、アームなどを備え得ることが理解されるであろう。
いくつかの例では、電極1230A、1230B、1230Cの配列は、神経1205と係合するために、カフ本体1221Cの内面上に取り付けられるか、または支持され、示されるように互いに軸方向に、もしくは他の離間された構成(例えば、周方向、対角方向など)で離間され得る。
図17Aにさらに示されるように、いくつかの例では、配置1210は、160、206、333、655、865、935、1133などの、例示的な電力/制御要素のうちの1つと実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得、かつ上記のようにいくつかの例で微小刺激装置として、またはいくつかの例で移植可能なパルス発生器(IPG)として具現化され得る、電力/制御要素1233を備える。
いくつかの例では、リード(図9~図16Bに示される例など)は、カフ電極1220を電力/制御要素1233に接続し得る、一方、いくつかの例では、カフ電極1220は、電力/制御要素1233に無線通信/接続し得ることが理解されるであろう。
いくつかの例では、刺激ベクトルST1は、一対の電極(例えば、1230A、1230B)の間に実装され得るが、一方、感知ベクトルSE1は、刺激に使用されない電極(例えば、1230C)のうちの1つと、電力制御要素1233の導電性外側部分(例えば、露出電極1230Dまたはケース1234)との間に実装され得る。
さらに、図17Bの同様の例示的な配置1260の図1250に示されるように、いくつかの例では、刺激ベクトルST1は、一対の電極(例えば、1230A、1230B)の間に適用されるが、一方、感知ベクトルSE2は、刺激に使用される対(例えば、1230B)のうちの1つと、電力/制御要素1233の導電性外側部分(例えば、1234または1230D)との間に適用される。したがって、この例では、電極1230Bは、いくつかの事例で刺激ベクトルを実装する際、他の事例で感知ベクトルを実装する際の使用のために共有される。
いくつかの例では、これらの配置1210、1260を介して、感知および刺激の両方が、所望される場合、同時に実施され得る。
いくつかの例では、単一の電極の対(例えば、1230A、1230B)は、刺激および感知の両方に使用され得る。例えば、刺激ベクトルST1は、そのような刺激の所定の一時停止を伴う、選択された期間にわたって電極1230A、1230Bの間に適用され得、感知ベクトルSE3は、刺激の一時停止中に同じ電極1230A、1230Bの間に実装され得る。一部の実例では、この配置は、同じ電極の対(例えば、1230A、1230B)がサイクルされ、かつ刺激および感知を交互の様式で実施し、同時に実施されないという意味で、負荷サイクル配置と称される場合があり得る。刺激期間の持続時間および/または一時停止期間の持続時間は、選択可能である。
いくつかの例では、刺激要素(例えば、少なくとも図9~図16Bの610)は、図17A~図17Cの例示的な実装の特徴および属性のうちの少なくともいくつかを含み得、EEG情報を感知するために採用され得る。いくつかの例では、呼吸情報もまた、この感知されたEEG情報から取得され得る。いくつかのそのような例では、この感知されたEEG情報は、いくつかの例で舌下神経を含み得る、上気道開存性神経などの神経から直接感知され得る。
電極の異なる例示的な組み合わせ(例えば、1230A、1230B、1230C)が、図17A~図17Cの上記の刺激および感知配置を実装するために使用され得ること、ならびに/またはより多くのまたはより少ない数の電極が、そのような刺激および/もしくは感知配置を実装する際に使用され得ることが理解されるであろう。
さらに、いくつかの例では、刺激要素(例えば、610)は、感知および/または刺激のために、電極(例えば、1230A、1230B、1230C)を支持して、神経1205に対して電気的に連結させるように使用され得る、カフ本体1221C以外の絶縁および/または構造配置を含む、担体を含み得ることが理解されるであろう。例えば、限定されるものではないが、パドル式電極のパドル担体などの他のタイプの担体が、神経1205の感知および/または刺激を可能にするために、神経1205に十分に近接して、いくつかの数の電極(例えば、1230A、1230B、1230Cなど)を配置するために使用され得、神経1205との実際の接触を伴ってもよく、または伴わなくてもよい。そのような電極は、軸方向(例えば、図17A~図17C)であり得る列に、神経1205の周りに周方向に、または他の配置(例えば、2×2、3×3のグリッドなど)に配置されてもよく、異なる数の電極を含んでもよいことが理解されるであろう。
いくつかの例では、感知および刺激の両方のためにカフ電極1220(または他の担体ベースの電極配置)を使用する代わりに、カフ電極1220(電極1230A、1230B、1230Cを含む)は、感知のみのために使用されてもよく、または刺激のみのために使用されてもよく、また、そのような感知または刺激を実装する際に電力/制御要素1233の導電性外側部分(例えば、1230D、1234)を利用してもよく、または利用しなくてもよい。
いくつかの例では、それぞれの刺激および/または感知ベクトルの開始、終了、持続時間、タイミングなどは、電力/制御要素1233内に実装され得るか、または少なくとも図18~図20と関連して以下に別様に説明されるように、制御部分(例えば、図19Aの3000)を介して制御され得る。
本開示の様々な実施例に関して、移植アクセス切開部は、感知要素および刺激要素の皮下移植を許可するように適合された切開部のタイプ、サイズ、および/または形状を含む。非移植アクセス切開部とは対照的に、移植アクセス切開部は、刺激要素および/または感知要素の移植以外の目的のための切開部であってもよい。
本開示の様々な例に関して、いくつかの例では、上気道開存性神経に刺激を送達することは、上気道開存性関連筋肉の収縮を引き起こすことである。いくつかのそのような例では、収縮は、そのような筋肉の閾値下刺激(例えば、単なる緊張)とは対照的である、閾値超刺激を含む。一態様では、閾値超強度レベルは、神経興奮閾値よりも大きい刺激エネルギーに対応し、それにより、閾値超刺激は、最大上気道クリアランス(すなわち、開存性)および閉塞性睡眠時無呼吸療法の有効性を提供し得る。
いくつかの例では、治療期間は、患者が療法デバイスをオンにすることで開始し、患者が装置をオフにすることで終了する期間を含み得る。いくつかの例では、治療期間は、選択可能で所定の開始時間(例えば、午後10時)および選択可能な所定の停止時間(例えば、午前6時)を含み得る。いくつかの例では、治療期間は、自動検出された睡眠開始と、自動検出された睡眠から目覚める時間との間の期間を含み得る。これを念頭に置くと、治療期間は、上気道開存性関連神経および/または中枢性睡眠時無呼吸関連神経の刺激が、概して、患者によって知覚されないように、患者が眠っている間の期間に対応し、そのため、刺激は、睡眠呼吸障害挙動(例えば、中枢性または閉塞性睡眠時無呼吸)が起こると予想される患者の挙動(例えば、睡眠)と一致する。
別の箇所に記載されたように、いくつかの例では、治療期間の開始または終了は、感知されたEEG情報に基づいて自動的に実装され得、感知されたEEG情報は、感知された睡眠状態情報を含み得、結果的に、睡眠段階情報を含み得る。
患者が眠りに落ちる前の刺激を可能にすることを回避するために、いくつかの例では、刺激は、患者によって開始されたタイマーの満了後に可能にされるか(遠隔制御による治療を可能にするために)、または睡眠段階検出を介して自動的に可能にされ得る。患者が覚醒した後の刺激の継続を回避するために、刺激は、遠隔制御を使用して患者によって、または睡眠段階検出を介して自動的に無効化され得る。したがって、少なくともいくつかの例では、これらの期間は、治療期間の範囲外であるとみなされ得るか、または治療期間のそれぞれ開始部分およびくつろぐ部分とみなされ得る。
いくつかの例では、上気道開存性関連神経の刺激は、開ループ刺激を介して実施され得る。いくつかの例では、開ループ刺激は、刺激に対する任意の種類の任意の感覚フィードバックの使用なしで、刺激を実施することを指し得る。
いくつかの例では、開ループ刺激は、感覚フィードバックの使用なしで実施される刺激を指し得、感覚フィードバックによって、刺激のタイミング(例えば、同期)が、呼吸情報(例えば、呼吸サイクル)に対して別様に決定され得る。しかしながら、いくつかのそのような例では、いくつかの感覚フィードバックは、概して、患者が、睡眠時無呼吸挙動の重症度に基づいて刺激を受けるべきか否かを決定するために利用され得る。
逆に、いくつかの例では、および少なくとも数個の例に関連して既に説明されたように、上気道開存性関連神経の刺激は、閉ループ刺激を介して実施されてもよい。いくつかの実施例では、閉ループ刺激は、刺激のパラメータおよび/または刺激の効果に関する感覚フィードバックに基づいて、少なくとも部分的に刺激を実施することを指し得る。
いくつかの例では、閉ループ刺激は、感覚フィードバックの使用を介して実施された刺激を指し得、感覚フィードバックによって、刺激のタイミング(例えば、同期)は、限定されるものではないが、呼吸サイクルのオンセット、オフセット、持続時間、形態などを含み得る呼吸サイクル情報などの呼吸情報に関して決定される。いくつかの例では、呼吸情報は、呼吸量および/または呼吸速度を追跡することを排除する(すなわち、含まない)。いくつかの例では、そのような同期に基づく刺激は、治療期間全体を通して、または実質的に全治療期間全体を通して送達され得る。いくつかの例では、そのような刺激は、治療期間の一部分または複数の部分の間にちょうど送達され得る。
「同期」のいくつかの例では、吸気相に対する刺激は、吸気前の期間および/または吸気相の後まで延長し得る。例えば、いくつかのそのような例では、同期の開始は、吸気相のオンセットの直前である各呼吸サイクルのポイントで起こり得る。いくつかの例では、このポイントは、吸気相のオンセット前の約200ミリ秒、または300ミリ秒とすることができる。
刺激が吸気相の少なくとも一部分と同期しているいくつかの例では、上気道筋肉は、刺激を介して収縮されて、中枢神経系によって制御される呼吸駆動が吸気(吸入)を開始する時点で上気道筋肉が開放されることを確保する。いくつかのそのような例では、吸気相の間に発生する刺激と組み合わせて、上記の吸気前刺激の例示的な実装は、呼吸系内の吸気の陰圧が患者の身体の横隔膜を介して適用される前に、上気道が開放されることを確保することを助ける。一態様では、この例示的な配置は、上気道の収縮または虚脱の機会を最小化し得るが、上気道の収縮または虚脱は、そうでなければ、吸気の完全な力が発生する前に上気道流の流れが制限され過ぎた場合に生じ得る。
いくつかのそのような例では、上気道開存性関連神経の刺激は、呼気期間の少なくとも一部分と発生するように同期し得る。
少なくとも図1~図17Cと関連して既に説明されたように少なくとも睡眠時無呼吸を治療する方法に関して、少なくともいくつかのそのような方法は、呼吸サイクルの一部分に対してそのような刺激を同期することなく、上気道開存性関連の第1の神経への刺激の送達を実施することを含み得る。いくつかの事例では、そのような方法は、上記の開ループ刺激と称される場合もあり得る。
いくつかの例では、「同期なし」という用語は、呼吸サイクルのタイミングとは無関係に刺激を実施することを指し得る。いくつかの例では、「同期なし」という用語は、呼吸情報を認識して刺激を実施するが、必ずしも呼吸サイクルの特定の部分に対する刺激の開始をトリガする必要がないか、または呼吸サイクルの特定の部分(例えば、吸気相)と刺激を一致させないことを指し得る。
いくつかの例では、この文脈で「同期なし」という用語は、睡眠呼吸障害(例えば、閉塞性睡眠時無呼吸事象)の検出時に刺激を実施するが、必ずしも呼吸サイクルの特定の部分に対する刺激の開始をトリガする必要がないか、または吸気相と刺激を一致させないことを指し得る。少なくともいくつかのそのような例は、Wagnerらの2016年9月22日公開の「STIMULATION FOR TREATING SLEEP DISORDERED BREATHING」と題された国際特許出願公開WO2016/149344号に説明され得、これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
いくつかの例では、開ループ刺激は、呼吸情報(例えば、吸気相、呼気相など)のタイミングにかかわらずに連続的に実施され得、そのような例示的な方法および/またはデバイスは、診断データのために、および/または連続的な刺激が調整されるべきか否か(およびどの程度だけ)を決定するために、EEG情報を感知することを依然として含み得る。例えば、そのようなEEG感知を介して、睡眠呼吸障害(SDB)事象の数が多過ぎる(例えば、上昇したAHI)ため、連続的な刺激の強度(例えば、振幅、周波数、パルス幅など)が増加されるべきであること、またはSDB事象が相対的に低く、それにより、治療刺激を依然として提供しながら連続的な刺激の強度を減少し得ることが決定され得る。そのようなEEG感知を介して、他のSDB関連情報が決定され得、これは、診断目的のために使用される、および/または睡眠呼吸障害を治療するために、刺激の強度、刺激の開始、および/または刺激の終了に対する調整を決定するために使用され得る。
感知された呼吸情報を使用して閉ループ刺激が適用され得るいくつかのそのような例では、感知は、脳波(EEG)を介してなど、脳活動を電気的に感知することを介して実装される。いくつかのそのような例では、感知された脳活動(例えば、EEG)は、特定の睡眠段階(例えば、S1、S2、S3、S4、REM)の識別を含む、および/または各それぞれの段階で費やされた時間、各段階に入った回数などの、そのような睡眠段階の詳細を含み得る、睡眠段階情報を含む。いくつかのそのような例では、感知された睡眠段階情報は、電力ドメイン、周波数ドメインなどに従って決定され得る。
いくつかの例では、感知された睡眠段階情報は、睡眠の質の決定、追跡、評価などに使用される少なくとも1つのパラメータを含み得る。
加えて、いくつかのそのような例では、いくつかの感覚フィードバックは、概して、患者が、睡眠時無呼吸挙動の重症度に基づいて刺激を受けるべきか否かを決定するために利用され得る。言い換えると、一定数の睡眠時無呼吸事象が発生していると感知すると、デバイスは、刺激を実装し得る。
呼吸努力および流れ制限と関連付けられた様々な特徴およびパターンを認識および検出するための、そのようなデバイスおよび方法のいくつかの非限定的な例は、限定されるものではないが、Christophersonの2015年1月30日発行の「SYSTEM FOR TREATING SLEEP DISORDERED BREATHING(SDB)」と題された米国特許第8,938,299号(2010年5月27日公開の「A METHOD OF TREATING SLEEP APNEA」と題された国際特許出願公開第WO/2010/059839号として以前に公開された)、Christophersonの「RESPIRATORY EFFORT DETECTION METHOD AND APPARATUS」と題された米国特許第5,944,680号、およびTestermanの「METHOD AND APPARATUS FOR TREATING OBSTRUCTIVE SLEEP APNEA」と題された米国特許第5,522,862号を含み、これらの各々は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
さらに、いくつかの例では、様々な刺激方法が、閉塞性睡眠時無呼吸を治療するために適用され得、これは、限定されるものではないが、Niらの 2019年1月10日公開の「METHOD AND SYSTEM FOR SELECTING A STIMULATION PROTOCOL BASED ON SENSED RESPIRATORY EFFORT」と題された米国特許出願公開第2019/0009093号(「SYSTEM FOR SELECTING A STIMULATION PROTOCOL BASED ON SENSED RESPIRATORY EFFORT」と題された国際特許出願公開第WO2013/023218号として以前に公開された)、Christophersonらの 2015年1月20日発行の「SYSTEM FOR TREATING SLEEP DISORDERED BREATHING」と題された米国特許第8938299号、およびWagnerらの2018年5月3日公開の「STIMULATION FOR TREATING SLEEP DISORDERED BREATHING」と題された米国特許出願公開第2018/0117316号(2016年9月22日出願の「STIMULATION FOR TREATING SLEEP DISORDERED BREATHING」と題された国際特許出願公開第WO2016/149344号として以前に公開された)を含み、これらの各々は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
図18は、例示的なケアエンジン2500を概略的に表すブロック図である。いくつかの例では、ケアエンジン2500は、制御部分3000の一部を形成し得、少なくとも図19Aと関連して以下に説明されるように、限定されるものではないが、ケアエンジン2500は、命令3011および/または情報3012の少なくとも一部を含む。いくつかの例では、ケアエンジン2500は、図1~図17Cと関連して既に説明されたように、および/または図21~図31と関連して以下に説明されるように、本開示の様々な例示的なデバイスおよび/または例示的な方法の少なくともいくつかを実装するために使用され得る。いくつかの例では、ケアエンジン2500(図18)および/または制御部分3000(図19A)は、パルス発生器(例えば、333、1133)および/または電力/制御要素(例えば、160、206、655、865、935)の一部を形成してもよく、および/またはそれらと通信してもよく、このことは、そのような要素が微小刺激装置または他の配置を含むかどうかにかかわらない。
図18に示されるように、いくつかの例では、ケアエンジン2500は、感知部分2510、睡眠状態部分2550、睡眠呼吸障害(SDB)パラメータ2600、および/または刺激部分2700を含む。
いくつかの例では、感知部分2510は、EEG信号の単一のチャネル(2514)または複数のチャネルなどのEEG情報を感知するためのEEGパラメータ2512を含み得る。いくつかの例では、パラメータ2512によって感知されたEEG情報は、睡眠状態情報を含む。いくつかのそのような例では、睡眠状態情報は、ケアエンジン2500の以下に説明される睡眠状態部分2550に提供されるパラメータを含み得る。
本開示の少なくともいくつかの例によるEEGベースの感知および/またはEEGベースの治療(例えば、自動滴定を介してなど)は、患者の自宅で遠隔に睡眠研究の実施およびプログラミングを可能にし得る。そのような例は、研究室設定および睡眠技師の使用において実施される従来の睡眠研究とは対照的である。少なくともいくつかのそのような例示的な在宅睡眠研究は、進行性疾患である、混合型睡眠時無呼吸、ナルコレプシー、てんかん、および/またはパーキンソン病の状態の患者に対して顕著に有益であり得る。加えて、EEGベースの感知は、これらの進行性疾患と関連付けられた追加の診断データを検出するために使用され得る。
EEGベースの感知および/またはEEGベースの治療のいくつかのそのような例では、感知および/または治療は、患者の呼吸を監視するために採用され得る。しかしながら、EEGベースの感知および/またはEEGベースの治療の他のそのような例では、感知および/または治療は、患者の呼吸を監視することなく、用いられ得る。
刺激を聴くことができる患者の少数の集団が存在し得る。いくつかの例では、EEG感知の使用は、患者が刺激を聴くことができる機構を識別することが可能であり得、次いで、刺激強度レベルが、患者の刺激の聴覚を改善するために調整され得る。いくつかのそのような例では、蝸牛移植は、刺激を送達するために(刺激リードを介して)、および睡眠情報を測定するために、パルス発生器として作用し得る。いくつかのそのような例では、蝸牛移植は、インピーダンスを測定し、追加の感知ベクトルを確立するために、睡眠呼吸障害(SDB)刺激装置と無線通信し得る。
図18にさらに示されるように、いくつかの例では、感知部分2510は、感知要素が、限定されるものではないが、EEG情報などの生理学的情報を感知するタイミング(例えば、持続時間、頻度など)を制御するために、負荷サイクルパラメータ2516を含む。特に、EEG情報を感知することは、ある程度電力集約的であり得るため、感知部分2510は、EEG情報を連続的に感知する代わりに、負荷サイクルに従って、治療期間の少なくとも一部分を感知することを実施し得る。例えば、EEG情報は、毎晩段階毎に一部分のみ感知されてもよく、または毎晩の代わりに、数晩のみ感知されてもよい。しかしながら、いくつかの事例では、EEG情報の連続的な感知は、前記治療期間全体を通して、または治療期間の選択部分の間に実施されてもよい。
いくつかの例では、そのような感知されたEEG情報は、移植された感知要素(および/またはモニタ、パルス発生器)と通信して、移植された構成要素によって取得されたデータを収集する外部EEGモニタに送信され得る。
いくつかの例では、負荷サイクルパラメータ2516は、電極セット(例えば、図17A~図17Cの1230A、1230B、1230C)が刺激および感知の両方に使用され得るときに、感知と刺激との間のサイクルを制御するために用いられ得る。
いくつかの例では、EEG情報2512は、大規模データセットをアップロードする際に別様に発生し得る電力および時間負荷を低下させるか、または回避するために、移植された構成要素(例えば、モニタ、パルス発生器、および/または感知要素)で少なくとも部分的に処理され得、処理の残部が、上記のように外部で実施される。いくつかのそのような例では、人工知能および/または機械学習は、データ処理/電力需要を低減するために実装され得、いくつかの例では、患者の外部に実装される。いくつかの例では、移植された構成要素(例えば、モニタ、パルス発生器)は、追跡、アップロードなどが行われるデータのタイプを単純化するために、および追跡の様式などを最適化するために、訓練され得る。
いくつかの例では、EEG情報(2512)は、睡眠状態情報を含み得、図18にさらに示されるように、ケアエンジン2500は、EEG情報パラメータ2512を介して取得された睡眠状態情報を感知および/または追跡するために、睡眠状態部分2550を含み得る。いくつかの例では、睡眠状態部分2550は、睡眠の開始および/または睡眠の終了(例えば、目覚め状態)を識別および/または追跡すると共に、患者が眠ると睡眠段階を識別および/または追跡し得る。したがって、いくつかの例では、睡眠状態部分2550は、治療部分の間またはより長い期間の間に、患者の様々な睡眠段階(例えば、S1、S2、S3、S4、REM)を識別および/または追跡するために、睡眠段階パラメータ2562を含む。他の命名法(例えば、N1、N2、N3)が、様々な睡眠段階を指すためにS1、S2、S3、S4の代わりに使用されてもよいことが理解されるであろう。睡眠状態部分2550はまた、いくつかの例では、以下にさらに説明されるように、および本開示の様々な例の全体を通して、睡眠呼吸障害(SDB)ケアの様々な態様と関連して、REM情報を感知および/または追跡するための別個の急速眼球運動(REM)パラメータ2564を含み得る。いくつかの例では、REMパラメータ2564は、睡眠段階パラメータ2562の一部を形成してもよく、またはそれと共に使用され得る。
いくつかの例では、睡眠状態部分2550は、患者の目覚め状態を感知および/または追跡するために、目覚めパラメータ2566を含み得る。患者の目覚め状態は、一般的な非睡眠期間(例えば、昼間)、ならびに/または限定されるものではないが、閉塞性睡眠時無呼吸、中枢性睡眠時無呼吸、および/もしくは低呼吸などの、睡眠時無呼吸に起因して患者が目覚める、睡眠呼吸障害(SDB)事象と関連付けられた覚醒(パラメータ2568による)などの中断された睡眠事象を示し得る。
いくつかのそのような例では、および既に説明されたように、睡眠状態情報(睡眠状態部分2550による)は、睡眠呼吸障害(SDB)挙動を感知、追跡、および/または診断するために使用され得る。いくつかのそのような例では、および既に説明されてように、睡眠状態情報は、デバイス有効性を高めるために、睡眠呼吸障害(SDB)挙動を治療するために刺激療法を開始、終了、および/または調整するために閉ループ様式で使用され得る。例えば、いくつかの例では、目覚め状態2566を感知することを介して(睡眠状態部分2550を介して)、刺激療法は、自動的に終了され得る。いくつかの例では、特定の睡眠段階(2562)の感知開始を介して、刺激療法が自動的に開始され得る。いくつかの例では、刺激療法の強度は、特定の睡眠段階および/または睡眠段階内の特定の特性に従って調整および実装され得る。いくつかの例では、より低い刺激強度レベルは、REM睡眠段階を検出する際に実装され得る。いくつかの例では、刺激強度は、電力および電池寿命を節約するために、いくつかの睡眠段階で減少し得る。
いくつかの例では、ケアエンジン2500の少なくとも睡眠段階パラメータ2562と協働して、刺激信号の送達は、各異なる睡眠段階(例えば、S1、S2、S3、S4、REM)に異なる所定の強度レベルの間でトグルされ得る。例えば、第1の刺激強度レベルは、第1の睡眠段階(例えば、S1)に対して送達され得、一方、第2の異なる刺激強度レベルは、第2の睡眠段階(例えば、S2)に対して送達され得、それぞれ第3および第4の睡眠段階に対しても同様である。いくつかのそのような例では、同じ所定の刺激強度レベルが、少なくとも2つの連続的な異なる睡眠段階(例えば、S2およびS3)、または少なくとも2つの異なる非連続的な睡眠段階(例えば、S2およびS4)に対して送達されてもよい。いくつかのそのような例では、所定の刺激強度レベルが患者に送達されるケアエンジン2500による決定は、患者の睡眠段階のみに従って行われることになり、それにより、異なる所定の刺激強度レベルの間の変化が、睡眠時無呼吸重症度指数(AHI)を感知することなく実装され得、睡眠の質の進行中の感知なしで実装され得ることなどが理解されるであろう。
いくつかのそのような例では、少なくとも睡眠段階パラメータ2562および刺激部分2700を介して、ケアエンジン2500は、特定の睡眠段階が治療期間(例えば、単一の夜の睡眠)に起こる頻度または回数に関係なく、および/または各睡眠段階がどの程度の長さで起こるかに関係なく、異なる刺激強度レベルの間で切り替え得る(例えば、自動的に)。
しかしながら、いくつかの例では、睡眠段階パラメータ2562および/または刺激部分2700を介して、ケアエンジン2500は、1つの強度レベル(特定の睡眠段階に対する)から、異なる睡眠段階に対する第2の異なる強度レベルへの切り替えを、異なる睡眠段階が所定の閾値までおよび/または閾値を越えて持続するまで、遅延し得る。この文脈では、「第2の」という用語は、慣例上番号付けされた睡眠段階(例えば、S1、S2、S3、S4、REM)のいずれか1つを指し得、睡眠段階S2を厳密に指すものではないことが理解されるであろう。所定の閾値は、臨床医によってプログラムされてもよく、またはデフォルト値に従って動作してもよい。
いくつかのそのような例では、異なる刺激強度レベルは、刺激信号の振幅、周波数、パルス幅などのうちの少なくとも1つを変化させることによって実装され得る。
いくつかのそのような例では、睡眠状態情報は、いくつかの以下の例にさらに説明されるように、睡眠の質の部分2610毎に感知および/または追跡され得る、睡眠の質を示し得る。さらに、この睡眠状態情報は、ケアエンジン2500の少なくとも刺激部分2700と関連して、以下にさらに説明される。
いくつかの例では、感知部分2510は、EEG信号(パラメータ2512による)を介して、中枢神経系情報を感知する(感知要素を介して)感知部分2510に対応する、中枢神経系(CNS)パラメータ2532を含む。しかしながら、EEG情報は、感知要素を介して感知され得るCNS情報の一部分を含むことが理解されるであろう。いくつかの例では、CNS情報は、患者の頭頸部領域内で感知されるCNS情報のみを含む。
いくつかの例では、感知部分2510は、非中枢神経系(非CNS)パラメータ2534を含み、これは、非CNS情報を感知する(感知要素を介して)感知部分2510に対応する。
いくつかの例では、頭頸部部分から取得可能な非CNS情報は、ケアを知らせる、および/または推進するために使用され得、そのような非CNS情報は、単独で、および/またはCNS情報と組み合わせて使用される。例えば、いくつかの事例では、感知部分2510は、眼球運動、眼球位置などを感知および/または追跡することに関連する、電気眼球図(EOG)パラメータ2535を含み得る。いくつかのそのような例では、感知要素は、光学センサを含み得る。
いくつかの例では、このEOG情報は、睡眠呼吸障害(SDB)挙動を感知、診断、および/または治療するために使用され得る、他のCNS情報(2532)の中でも、睡眠状態情報の決定および/または確認の一部として使用され得る。例えば、いくつかのそのような例では、このEOG情報は、睡眠中のパラメータ2564による急速眼球運動(REM)の検出および/または追跡を含み得、結果的に、目覚め状態、REM状態、および/または様々な睡眠段階を含む他の睡眠状態を区別する際に使用され得る。いくつかの例では、パラメータ2564によって追跡されるREM睡眠の欠如は、患者がREM睡眠に達していないため、睡眠の質が悪いことを示し得る。そのような情報は、SDB事象、覚醒などの数を低減させる試行において、刺激強度(例えば、周波数、振幅、および/またはパルス幅、治療期間など)を増加させることによって療法を調整するために使用され得、それにより、患者は、よりレム睡眠に達することができる。逆に、特定の患者のREM睡眠の発生を検出すること(パラメータ2564による)は、刺激療法が効果的(例えば、十分な刺激強度)であることを示し得る。いくつかのそのような例では、このREM情報(2564)は、睡眠の質を評価するために、他の睡眠状態情報および/または他のSDB関連生理学的情報と共に使用され得、結果的に、刺激療法を自動的に滴定(例えば、増加または減少)して、睡眠呼吸障害(SDB)を治療するために使用され得る。
いくつかの例では、EOG情報を取得するための感知要素は、眼、眼筋、および/または眼神経などに隣接するなど、頭頸部部分内に移植され得る。いくつかの例では、感知要素は、EOG情報を無線で、または移植されたリードを介して、頭頸部領域内に移植された制御要素(例えば、モニタ、パルス発生器など)に通信し得る。いくつかのそのような例では、感知要素は、患者の片目または両目の近くに移植された電極を含み得る。いくつかの例では、EOG感知要素は、図1~図17Cと関連して既に説明されたように、例示的な感知要素のうちの1つを含み得る。
しかしながら、いくつかの例では、EOG情報は、頭部に着用されるか、または眼球運動、位置などを観察し得る、携帯電話、患者に近接する監視ステーションを介してなど、外部感知要素を介して取得され得る。そのような外部から取得されたEOG情報は、患者の身体内に移植された感知要素および/または刺激要素を制御する、移植されたモニタ、パルス発生器などに無線で通信され得る。
いくつかの例では、頭頸部領域で取得されたCNS情報および/または非CNS情報は、移植および/または他の感知、監視、刺激、送達などの実装のための本開示の例のうちの少なくともいくつかを介して取得され得る。
いくつかの例では、感知部分2510は、患者の身体内のインピーダンスの感知を感知および/または追跡するために、インピーダンスパラメータ2536を含み、これは、呼吸情報、および/または睡眠呼吸障害(SDB)ケアと関連して他の情報を感知するために使用され得る。
いくつかの例では、感知部分2510は、感知部分2510を介して感知された既に説明された情報以外の感知された情報を感知および/または追跡するために、他のパラメータ2540を含む。例えば、いくつかの例では、EEGベースの生理学的情報を感知すること、および/または他の頭頸部ベース(例えば、非EEG)ベースの生理学的情報を感知することは、複数のタイプの睡眠時無呼吸、ナルコレプシー、てんかん、パーキンソンなどの、進行性疾患も呈する患者における睡眠呼吸障害(SDB)を治療するために使用され得、感知された生理学的情報が、そのような他の病気に関する追加の診断データを感知および追跡し得る。
いくつかの例では、他のパラメータ2540は、患者の姿勢に関する感知された情報を感知および/または追跡し得、これは、患者の目覚めまたは睡眠状態を示し得る。いくつかのそのような例では、デバイスの感知要素(例えば、図1~図17C)は、加速度計を含み得る。いくつかのそのような例では、感知要素は、パルス発生器または微小刺激装置の一部分を形成し得る。あるいは、いくつかの例では、感知された姿勢情報は、身体内または身体上の他の箇所に位置するセンサから取得され得、例示的なデバイスの制御要素(例えば、モニタまたはパルス発生器)に通信される。いくつかの例では、刺激療法レベルは、特定の姿勢または姿勢の変化に依存して、決定および/または自動的に調整され得る。
いくつかの例では、他のパラメータ2540は、感知されたEEG情報(睡眠状態情報を含む)を利用して、中枢性睡眠時無呼吸および閉塞性睡眠時無呼吸を検出し、互いに区別し得る。いくつかのそのような例では、この区別は、複数のタイプの睡眠時無呼吸の認識および/または治療を容易にし得る。
いくつかの例では、他のパラメータ2540は、心拍数情報の感知を含み得、感知要素は、胴体領域内の心電図感知要素、EEG感知要素、および/または加速度計などを含む。
図18にさらに示されるように、いくつかの例では、ケアエンジン2500は、睡眠呼吸障害(SDB)ケアと特に関連付けられたパラメータを感知および/または追跡する、SDBパラメータ部分2600を含む。例えば、いくつかの例では、SDBパラメータ部分2600は、患者の睡眠呼吸障害挙動に特に関係して患者の睡眠の質を感知および/または追跡するために、睡眠の質の部分2610を含む。したがって、いくつかの例では、睡眠の質の部分2610は、睡眠の質(またはその欠如)を示すそのような覚醒の数、頻度、持続時間などを伴う、睡眠呼吸障害(SDB)事象によって引き起こされる覚醒を感知および/または追跡するために、覚醒パラメータ2612を含む。
いくつかの例では、睡眠の質の部分2610は、治療期間の間またはより長い期間にわたって、患者の様々な睡眠状態(睡眠段階を含む)の発生を感知および/または追跡するために、状態パラメータ2614を含む。いくつかのそのような例では、状態パラメータ2614は、ケアエンジン2500の睡眠状態部分2550と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかと協働する、それらの一部を形成する、および/またはそれらを含み得る。
図18にさらに示されるように、いくつかの例では、SDBパラメータ部分2600は、患者の酸素飽和(例えば、治療期間中の)を感知および/または追跡して、患者の睡眠の質を少なくとも部分的に決定するために、酸素飽和パラメータ2620を含む。いくつかの例では、このパラメータ2620は、血液酸素脱飽和パラメータと称され得る。いくつかの例では、酸素飽和情報は、患者が経験する異なる睡眠段階の各々全体を通して感知され、そのような感知された酸素飽和情報は、睡眠呼吸障害(SDB)挙動の程度を少なくとも部分的に示す。いくつかの例では、酸素飽和情報は、移植可能な要素(例えば、感知、刺激など)と関連付けられたリード部分内に位置し得る、光学感知要素などの感知要素を介して取得される。いくつかの例では、光学感知要素は、コネクタ部分内に位置し得、コネクタ部分によって、リード部分がパルス発生器(および/または監視デバイス)に電気的および機械的に接続されている。いくつかのそのような例では、光学感知要素は、限定されるものではないが、指で取り付け可能なセンサまたは他の身体取り付け可能なセンサなどの、外部センサとして実装されてもよい。いくつかのそのような例では、酸素飽和情報の光学感知は、パルスオキシメトリ感知を含み得る。
いくつかの例では、SDBパラメータ部分2600は、患者の睡眠の質を示し得る、無呼吸低呼吸指数(AHI)情報を感知および/または追跡するために、AHIパラメータ2630を含む。いくつかの例では、AHI情報は、患者が経験する異なる睡眠段階の各々全体を通して感知され、そのような感知されたAHI情報は、睡眠呼吸障害(SDB)挙動の程度を少なくとも部分的に示す。いくつかの例では、AHI情報は、本開示の様々な例に説明される例示的な実施態様を介して実装され得る、EEG感知配置などの感知要素を介して取得される。いくつかの例では、AHI情報は、胴体または顎/首領域のいずれかに位置する加速度計などの感知要素を介して感知され得、感知要素は、本開示の様々な例に説明されたように位置することが可能であり、そのように実装されている。いくつかの例では、EEGベースの感知および加速度計ベースの感知の両方が、AHI情報を感知および/または追跡するために用いられ得る。
いくつかの例では、SDBパラメータ部分2600は、心臓情報を感知および/または追跡するために、心臓パラメータ2632を含み、心臓情報は、患者の睡眠の質を示し得、単独で、またはREM睡眠情報、酸素飽和情報などと共に使用されて、睡眠の質を決定し得る。いくつかのそのような例では、パラメータ2632を介して感知および/または追跡される心臓情報は、心拍数情報を含み得る。いくつかのそのような例では、心臓情報は、心拍数変動(HRV)情報を含み得る。
図18にさらに示されるように、いくつかの例では、ケアエンジン2500は、限定されるものではないが、上気道開存性神経などの、標的組織の刺激を制御して、睡眠呼吸障害(SDB)挙動を治療するために、刺激部分2700を含む。いくつかの例では、刺激部分2700は、送達された刺激が感知された患者の生理学的情報に応答するように、および/またはそれに基づくように、閉ループ様式で刺激療法を送達するために、閉ループパラメータ2710を含む。
この感知された生理学的情報は、刺激が実施されるべきか否かを決定するために使用され得る。例えば、感知された生理学的情報は、睡眠の質を含み得、悪い睡眠の質は、刺激療法の開始または刺激療法強度の増加を示し得、一方、良好な睡眠の質は、刺激療法の終了または刺激療法強度の低減を示し得る。いくつかのそのような例では、そのような調整は、患者の特定の睡眠段階に従ってトリガされ得、より強い刺激療法強度が特定の睡眠段階に自動的に適用される、および/またはより低い刺激療法強度が他の睡眠段階に自動的に適用される。上記のように、そのような調整は、刺激信号の振幅、周波数、および/またはパルス幅などを調整することを介して実装され得る。
いくつかの例では、閉ループパラメータ2710は、呼吸情報に従って刺激の特定のタイミングを制御するために、感知された情報を使用する際に実装され得、刺激パルスが、患者の呼吸サイクルの特定の部分(例えば、吸気相)によってトリガされるか、またはそれらと同期される。いくつかのそのような例では、および既に説明されたように、この呼吸情報は、感知されたEEG情報(2512)を介して決定され得る。
図18にさらに示されるように、いくつかの例では、刺激部分2700は、開ループパラメータ2725を含み得、これによって、感知された生理学的情報のフィードバックループなしで刺激療法が適用される。いくつかのそのような例では、開ループモードでは、刺激療法は、患者の睡眠の質、睡眠状態、AHIなどに関して感知される情報なしで(例えば、それらとは無関係に)、治療期間中に適用される。いくつかのそのような例では、開ループモードでは、刺激療法は、患者の呼吸サイクル情報の特定の知識なしで(すなわち、それとは無関係に)、治療期間中に適用される。
図18にさらに示されるように、いくつかの例では、刺激部分2700は、自動滴定パラメータ2720を含み、これによって、刺激療法の強度は、治療期間内でより高い強度になるように(例えば、より高い振幅、より高い周波数、および/またはより大きいパルス幅)、またはより低い強度になるように、自動的に滴定(すなわち、調整)され得る。
いくつかのそのような例では、および既に説明されたように、そのような自動滴定は、いくつかの例では、感知されたEEG情報を介して取得され得る、睡眠の質および/または睡眠状態情報に基づいて実装され得る。そのような例は、感知された呼吸情報に刺激を同期させること(すなわち、閉ループ刺激)と共に用いられ得るか、または感知された呼吸情報に刺激を同期させることなく(すなわち、開ループ刺激)、用いられ得ることが理解されるであろう。
いくつかの例では、自動滴定パラメータ2720を介して、および感知されたEEG情報(睡眠状態情報を含む)を介して、在宅睡眠研究が実施され得、例示的なデバイスおよび/または例示的な方法は、技術者の観察に基づく手動滴定に先行し得る。
図19Aは、例示的な制御部分3000を概略的に表すブロック図である。いくつかの例では、制御部分3000は、図1~図18および図19B~図31と関連して本開示の例全体を通して説明されるように、刺激要素、電力/制御要素(例えば、パルス発生器、微小刺激装置)、センサ、ならびに関連要素、デバイス、ユーザインターフェース、命令、情報、エンジン、要素、機能、作用、および/または方法の一部を形成する、実装する、および/または概して管理する、制御部分の1つの例示的な実施態様を提供する。
いくつかの例では、制御部分3000は、コントローラ3002およびメモリ3010を含む。概して、制御部分3000のコントローラ3002は、少なくとも1つのプロセッサ3004および関連付けられたメモリを備える。コントローラ3002は、本開示の例全体を通して説明されるように、メモリ3010に電気的に連結可能であり、かつメモリ3010と通信して、刺激要素、電力/制御要素(例えば、パルス発生器、微小刺激装置)センサ、ならびに関連要素、デバイス、ユーザインターフェース、命令、情報、エンジン、要素、機能、作用、および/または方法のうちの少なくともいくつかの動作を指示するために、制御信号を生成する。いくつかの例では、これらの生成された制御信号は、図1~図18および図19B~図31と関連して本開示の例全体を通して説明されるように、限定されるものではないが、メモリ3010内に記憶された命令3011および/または情報3012を用いて、閉塞性睡眠時無呼吸症、低呼吸、および/または中枢性睡眠時無呼吸などの睡眠呼吸障害の治療を少なくとも指示および管理すること、限定されるものではないが、中枢神経系(CNS)情報(脳状態、睡眠段階、EEGなどを含む)、呼吸情報、心拍数を含む、生理学的情報を感知すること、および/または睡眠呼吸障害を監視することなどを含む。いくつかの事例では、コントローラ3002または制御部分3000は、上記で識別された作用、機能などを実施するようにプログラムされていると称される場合もあり得る。いくつかの例では、記憶された命令3011の少なくともいくつかは、ケアエンジン、感知エンジン、監視エンジン、および/または治療エンジンとして実装されるか、またはそのように称され得る。いくつかの例では、記憶された命令3011および/または情報3012の少なくともいくつかは、ケアエンジン(例えば、図18の2500)、感知エンジン、監視エンジン、および/または治療エンジンの少なくとも一部を形成し得る、および/またはそのように称され得る。
ユーザインターフェース(例えば、図20のユーザインターフェース3020)を介して、および/または機械可読命令を介して受信されたコマンドに応答して、またはそれらに基づいて、コントローラ3002は、本開示の例のうちの少なくともいくつかに従って上記に説明されたように、制御信号を生成する。いくつかの例では、コントローラ3002は、汎用コンピューティングデバイス内に具現化されるが、一方、いくつかの例では、コントローラ3002は、本開示の例全体を通して説明されるように、刺激要素、電力/制御要素(例えば、パルス発生器、微小刺激装置)、センサ、ならびに関連要素、デバイス、ユーザインターフェース、命令、情報、エンジン、機能、作用、および/または方法などのうちの少なくともいくつかに組み込まれるか、またはそれらと関連付けられる。
本出願の目的のために、コントローラ3002を参照すると、「プロセッサ」という用語は、メモリ内に含まれる機械可読命令を実行する、現在開発されているか、または将来開発されるプロセッサ(または処理リソース)を意味するものとする。いくつかの例では、制御部分3000のメモリ3010を介して提供されるものなどの機械可読命令の実行は、プロセッサに、コントローラ3002を動作させて、本開示の少なくともいくつかの例に概して説明される(またはそれと一致する)ように、感知、監視、処理などを実装するなどの、上記に識別された作用を実施させる。機械可読命令は、メモリ3010によって表されるように、読み出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶デバイス、またはいくつかの他の持続的な記憶装置(例えば、非一時的有形媒体または不揮発性有形媒体)における命令の記憶された場所から、プロセッサによる実行のためのランダムアクセスメモリ(RAM)内に読み込まれ得る。いくつかの例では、機械可読命令は、命令のシーケンス、プロセッサ実行可能機械学習モデルなどを含み得る。いくつかの例では、メモリ3010は、コントローラ3002のプロセスによって実行可能な機械可読命令の不揮発性記憶装置を提供する、コンピュータ可読有形媒体を含む。いくつかの例では、コンピュータ可読有形媒体は、コンピュータプログラム製品の少なくとも一部分と称される、および/またはこれを含む場合もあり得る。他の例では、ハードワイヤード回路が、説明される機能を実装するために、機械可読命令の代わりに、またはそれと組み合わせて使用され得る。例えば、コントローラ3002は、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)、少なくとも1つのフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの一部として具現化され得る。少なくともいくつかの例では、コントローラ3002は、ハードウェア回路および機械可読命令の任意の特定の組み合わせに限定されず、コントローラ3002によって実行される機械可読命令の任意の特定のソースにも限定されない。
いくつかの例では、制御部分3000は、スタンドアロンデバイス内に、またはそれによって完全に実装され得る。
いくつかの例では、制御部分3000は、感知デバイス、監視デバイス、刺激デバイス、睡眠時無呼吸治療デバイス(またはその一部分)などのうちの1つに部分的に実装され、睡眠時無呼吸治療デバイス(またはその一部分)とは別個、および無関係であるが、睡眠時無呼吸治療デバイス(またはその一部分)と通信しているコンピューティングリソース内に部分的に実装され得る。例えば、いくつかの例では、制御部分3000は、クラウドおよび/または他のネットワーク経路を介してアクセス可能なサーバを介して実装され得る。いくつかの例では、制御部分3000は、サーバ、睡眠時無呼吸治療デバイス(またはその一部分)、および/またはユーザインターフェースなどの、複数のデバイスまたはリソースの間で分散または配分され得る。
いくつかの例では、制御部分3000は、図20に示されるように、ユーザインターフェース3020を含む、および/またはそれと通信する。
図19Bは、本開示の一例による、制御部分3000(図19A)が実装され得る、制御部分3020の少なくともいくつかの例示的な実施態様を概略的に例示する図である。いくつかの例では、制御部分3020は、本開示全体を通して既に説明されたように、パルス発生器(例えば、電力/制御要素、微小刺激装置)と実質的に同じ特徴および特性のうちの少なくともいくつかを有する、IPGアセンブリ3025内に、またはそれによって完全に実装される。いくつかの例では、制御部分3020は、患者制御部3032および/または医師制御部3034などの、患者の身体の外部の遠隔制御部3030(例えば、プログラマ)内に、またはそれによって完全に実装される。いくつかの例では、制御部分3000は、IPGアセンブリ3025内に部分的に実装され、遠隔制御部3030(患者制御部3032および医師制御部3034のうちの少なくとも1つ)内に部分的に実装される。
図20は、本開示の一例による、ユーザインターフェース3040を概略的に表すブロック図である。いくつかの例では、ユーザインターフェース3040は、患者の外部のデバイスを介して、一部を形成する、および/またはアクセス可能であり、外部デバイスによって、療法システムは、少なくとも部分的に制御および/または監視され得る。ユーザインターフェース3040をホストする外部デバイスは、患者遠隔(例えば、図19Bの3032)、医師遠隔(例えば、図19Bの3034)、および/または医師ポータルを含み得る。いくつかの例では、ユーザインターフェース3040は、図1~図31と関連して説明されるように、刺激要素、電力/制御要素(例えば、パルス発生器、微小刺激装置)、センサ、ならびに関連要素、デバイス、ユーザインターフェース、命令、情報、エンジン、機能、作用、および/または方法などのうちの少なくともいくつかの同時表示、アクティブ化、および/または動作を提供する、ユーザインターフェースまたは他のディスプレイを含む。いくつかの例では、ユーザインターフェース3040の少なくともいくつかの部分または態様は、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を介して提供され、ディスプレイ3044および入力3042を含み得る。
図21~図31の各々は、少なくとも図1~図20と関連して既に説明されたように、例示的なデバイスおよび/または例示的な方法と実質的に同じ特徴および属性のうちの少なくともいくつかを表し、これらの既に説明された例のうちの少なくともいくつかの例示的な実施態様を含み得る。
図21の3102に示されるように、いくつかの例では、方法3100は、第1の患者身体領域内に第1の移植アクセス切開部、第1の患者身体領域内に少なくとも第1の要素および第2の要素を移植することを含む。図21の3104に示されるように、方法3100は、第1の要素を介して、第1の患者身体領域内の第1の生理学的情報を感知することと、第1の患者身体領域内で第2の要素を動作させることと、のうちの少なくとも1つを実施することと、を含む。
図22の3110に示されるように、いくつかの例では、方法3100は、第2の要素を電極として配置することをさらに含み、第2の要素を動作させることは、電極を介して、第1の患者身体領域内の組織を刺激することを含む。図23の3120で示されるように、いくつかのそのような例では、方法は、刺激電極と関連する微小刺激装置を含むように第2の要素を配置することを含み得る。
図24の3130に示されるように、いくつかの例では、方法3100は、第1の患者身体領域として頭頸部領域内に第1の移植アクセス切開部を形成し、睡眠時無呼吸を治療するために上気道開存性神経を刺激するように組織の刺激を実装することを含む。
図25の3200に示されるように、いくつかの例では、方法3100は、EEG情報を感知するために、第1の要素を配置することを含み得る。図26の3220に示されるように、いくつかの例では、方法3100は、感知されたEEG情報に基づいて、第2の要素を動作させて、上気道開存性神経を刺激して、睡眠呼吸障害(SDB)を治療することを含み得る。
図27の3240に示されるように、いくつかの例では、方法3100は、EEG情報を感知して、睡眠状態情報を決定し、決定された睡眠状態情報に基づいて、SDBケア情報を決定することを含み得る。いくつかの例では、そのような睡眠状態情報は、限定されるものではないが、睡眠段階情報を含む。
図28に示されるように、いくつかの例では、方法3260は、EEG情報を感知して、睡眠状態情報を決定し、決定された睡眠状態情報に基づいて、SDBケア情報を決定することを含み得る。
図29の3310に示されるように、いくつかの例では、方法3300は、頭頸部領域内のみに睡眠呼吸障害(SDB)ケアデバイスの要素を移植することを含み得る。3320に示されるように、方法3300は、SDBケアデバイスの第1の移植された電極を介して、少なくとも睡眠状態情報を含むEEG情報を感知することを含み得る。3340に示されるように、方法3300は、SDBケアデバイスの第2の移植された電極を介して、上気道開存性神経を刺激して、睡眠呼吸障害を治療することを含み得る。
図30の3350に示されるように、いくつかの例では、方法3350は、感知されたEEG情報に基づいて、閉ループ様式で刺激を実施することを含み得る。
図31の3360に示されるように、いくつかの例では、方法3360は、SDBケアデバイスの微小刺激装置と関連する第2の要素(例えば、120)の配置を含み得る。例えば、いくつかの例で既に説明されたように、第2の要素は、微小刺激装置に接続されるが、そこから延在する(リードを介して)、電極を含み得るか、もしくは微小刺激装置のハウジングの表面内または表面上に組み込まれる、電極を備え得るか、またはその変形を含み得る。いくつかのそのような例では、そのような第2の要素は、刺激要素および/または感知要素を含み得る。
具体的な例が本明細書に例示および説明されているが、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な代替的および/または同等の実施態様が、示され説明された特定の例に置換されてもよい。本出願は、本明細書に論じられる特定の例の任意の適合または変形を網羅することを意図している。