JP7635018B2 - 固体燃料粉砕装置及び発電プラント並びに固体燃料粉砕装置の運転方法 - Google Patents
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Description
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置は、固体燃料を粉砕する粉砕機と、冷ガスが内部を流通する冷ガス流路と、前記冷ガスよりも高温のガスである熱ガスが内部を流通する熱ガス流路と、を有し、前記熱ガス又は前記熱ガスと前記冷ガスとを混合した混合ガスを、粉砕した前記固体燃料を搬送する搬送用ガスとして前記粉砕機へ供給する搬送用ガス供給部と、前記粉砕機へシールガスを供給する第1シールガス供給部と、を備え、前記冷ガス流路には、開度を調整することで、内部を流通する前記冷ガスの流量を調整する冷ガスダンパが設けられていて、前記第1シールガス供給部は、上流端が前記冷ガス流路の前記冷ガスダンパよりも下流側に接続される第1シールガス流路を有し、前記第1シールガス流路を介して前記冷ガス流路を流通する前記冷ガスをシールガスとして前記粉砕機へ供給する。
以降の説明では、上方とは鉛直上側の方向を、上部や上面などの“上”とは鉛直上側の部分を示している。また同様に“下”とは鉛直下側の部分を示すものであり、鉛直方向は厳密ではなく誤差を含むものである。
図1に示す固体燃料粉砕装置100とボイラ200とを含む発電プラント1は、1台の固体燃料粉砕装置100を備えるものであるが、1台のボイラ200の複数のバーナ220のそれぞれに対応する複数台の固体燃料粉砕装置100を備えるシステムとしてもよい。
ここで、バイオマス燃料とは、再生可能な生物由来の有機性資源であり、例えば、間伐材、廃木材、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ及びこれらを原料としたリサイクル燃料(ペレットやチップ)などであり、ここに提示したものに限定されることはない。バイオマス燃料は、バイオマスの成育過程において二酸化炭素を取り込むことから、地球温暖化ガスとなる二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルとされるため、その利用が種々検討されている。
ハウジング11は、鉛直方向に延びる筒状に形成されるとともに、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13と回転式分級機16と、燃料供給部17とを収容する筐体である。
ハウジング11の天井部42の中央部には、燃料供給部17が取り付けられている。この燃料供給部17は、バンカ21から導かれた固体燃料をハウジング11内に供給するものであり、ハウジング11の中心位置に上下方向に沿って配置され、下端部がハウジング11内部まで延設されている。
粉砕テーブル12は、平面視円形の部材であり、燃料供給部17の下端部が対向するように配置されている。粉砕テーブル12の上面は、例えば、中心部が低く、外側に向けて高くなるような傾斜形状をなし、外周部が上方に曲折した形状をなしていてもよい。燃料供給部17は、固体燃料(本実施形態では例えば石炭やバイオマス燃料)を上方から下方の粉砕テーブル12に向けて供給し、粉砕テーブル12は供給された固体燃料を粉砕ローラ13との間で粉砕する。
ハウジング11の外周には、一次空気流路100aの下流端が接続されている。また、粉砕テーブル12の外周には、一次空気流路100aから流入する一次空気を、ハウジング11内の粉砕テーブル12の上方の空間に流出させる吹出口(図示省略)が設けられている。吹出口には旋回羽根(図示省略)が設置されており、吹出口から吹き出した一次空気に旋回力を与える。旋回羽根により旋回力が与えられた一次空気は、旋回する速度成分を有する気流となって、粉砕テーブル12上で粉砕された固体燃料を、ハウジング11内の上方にある回転式分級機16へと搬送する。なお、粉砕された固体燃料のうち、所定粒径より大きいものは回転式分級機16により分級されて、または、回転式分級機16まで到達することなく落下して、粉砕テーブル12上に戻されて、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間で再度粉砕される。
また、本実施形態に係るミル10は、一次空気通風機31によって加圧された一次空気をミル10内に吹き込むことで、粉砕された固体燃料を乾燥しつつ、火炉210まで搬送する、いわゆる加圧式のミルである。このため、ハウジング11内の圧力が、大気よりも高い圧力となっている。
図1では、粉砕ローラ13が代表して1つのみ示されているが、粉砕テーブル12の上面を押圧するように、周方向に一定の間隔を空けて、複数の粉砕ローラ13が配置される。例えば、外周部上に120°の角度間隔を空けて、3つの粉砕ローラ13が周方向に均等な間隔で配置される。この場合、3つの粉砕ローラ13が粉砕テーブル12の上面と接する部分(押圧する部分)は、粉砕テーブル12の回転中心軸からの距離が等距離となる。
回転式分級機16は、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13により粉砕された固体燃料(以降、粉砕された固体燃料を「粉砕燃料」という。)を、所定粒径(例えば、石炭では70~100μm)より大きいもの(以降、所定粒径を超える粉砕燃料を「粗粉燃料」という。)と、所定粒径以下のもの(以降、所定粒径以下の粉砕燃料を「微粉燃料」という。)に分級する装置である。回転により分級する回転式分級機16は、ロータリセパレータとも呼ばれ、制御部50によって制御される分級機モータ18により回転駆動力を与えられ、ハウジング11の上下方向に延在する円筒軸(図示省略)を中心に燃料供給部17の周りを回転する。
なお、分級機としては、固定された中空状の逆円錐形状のケーシングと、そのケーシングの外周位置にブレード16aに替わって複数の固定旋回羽根とを備えた固定式分級機を用いてもよい。
通常、ミル10の内部には、微粉燃料をバーナ220へ搬送するための一次空気が供給されており、給炭機20やバンカ21よりも圧力が高くなっている。バンカ21の直下にある上下方向に延在する管であるダウンスパウト24には、内部に燃料が積層状態で保持されていて、ダウンスパウト24内に積層された固体燃料層により、ミル10側の一次空気と微粉燃料がバンカ21側へ逆流しないようなシール性を確保している。
ミル10へ供給される固体燃料の供給量は、例えば、搬送部22のベルトコンベアの移動速度によって調整される。
送風部30は、ハウジング11の内部へ送風される一次空気の流量と温度を適切に調整するために、本実施形態では、一次空気通風機(PAF:Primary Air Fan)31と、熱ガス流路30aと、冷ガス流路30bと、熱ガスダンパ30cと、冷ガスダンパ30dとを備えている。
本実施形態では、熱ガス流路30aと冷ガス流路30bとの合流地点Mよりも下流側の流路を一次空気流路100aとして説明する。
また、熱ガス流路30aから供給する熱ガスに、図示しないガス再循環通風機を介してボイラ200から排出された燃焼ガスの一部を導き、混合することで、一次空気流路100aからハウジング11の内部へ送風する一次空気の酸素濃度を調整してもよい。
また、本実施形態の状態検出部40は、例えば、温度計測手段であり、ハウジング11の内部へ供給される一次空気の温度(ミル入口における一次空気温度)や、ハウジング11の内部の粉砕テーブル12上部の空間から出口ポート19までの一次空気の温度を検出して、上限温度を超えないように送風部30を制御する。上限温度は、固体燃料への着火の可能性等を考慮して決定される。なお、一次空気は、ハウジング11の内部において、粉砕燃料を乾燥しながら搬送することによって冷却され、出口ポート19での一次空気の温度は、例えば約60~90度程度となる。
制御部50は、例えば、ミルモータ15に駆動指示を伝達して粉砕テーブル12の回転速度を制御してもよい。
制御部50は、例えば、分級機モータ18へ駆動指示を伝達して回転式分級機16の回転速度を制御して分級性能を調整し、ミル10の差圧、すなわちミル10内部の粉砕燃料の循環量を所定の範囲に適正化することにより、微粉燃料をバーナ220へ安定して供給することができる。
また、制御部50は、例えば給炭機20の給炭機モータ23へ駆動指示を伝達することにより、搬送部22が固体燃料を搬送して燃料供給部17へ供給する固体燃料の供給量(給炭量)を調整することができる。
また、制御部50は、開度指示を送風部30に伝達することにより、熱ガスダンパ30cおよび冷ガスダンパ30dの開度を制御して一次空気の流量と温度を調整することができる。具体的には、制御部50は、ハウジング11の内部へ供給される一次空気の流量と、出口ポート19における一次空気の温度が、固体燃料の種別毎に、給炭量に対応して設定された所定値となるように、熱ガスダンパ30cおよび冷ガスダンパ30dの開度を制御する。
ボイラ200の各熱交換器への給水は、節炭器(図示省略)において加熱された後に、蒸発器(図示省略)および過熱器(図示省略)によって更に加熱されて高温高圧の蒸気が生成され、発電部である蒸気タービン(図示省略)へと送られて蒸気タービンを回転駆動し、蒸気タービンに接続した発電機(図示省略)を回転駆動して発電が行われ、発電プラント1を構成する。
第1シールガス配管81の上流端は、冷ガス流路30bの冷ガスダンパ30dよりも下流側に接続されている。第1シールガス配管81の下流端は、給炭機20に接続されている。詳細には、第1シールガス配管81の下流端は、給炭機20の外殻を為す、給炭機ハウジング25に接続されている。
また、冷ガス流量計30fは、第1シールガス配管81の分岐位置よりも下流側に設けられてもよい。この場合には、制御部50は、熱ガス流量計30e及び冷ガス流量計30fで計測した値に加えて、シールガス流量計82が計測する値も利用して、ミル10へ導かれる一次空気の流量を導出してもよい。また、制御部50は、各計測器で計測された流量に対して、計測されるガスの温度及び/又は圧力に基づいて補正を行い、補正後の値を用いてミル10へ導かれる一次空気の流量を導出してもよい。
図1の示すように、一次空気通風機31によって系内に取り入れられた外気は、熱ガス流路30a及び冷ガス流路30bに分岐して流通する。熱ガス流路30a内に流入した外気は、熱交換器34によって加熱され熱ガスとなる。熱ガス流路30a内を流通する熱ガスは、熱ガスダンパ30cによって流量が調整され、合流地点Mから一次空気流路100aに流入する。一方、冷ガス流路30b内に流入した外気は、冷ガスとして冷ガス流路30b内を流通する。冷ガス流路30b内を流通する冷ガスの一部は、第2シールガス配管71に流入する。第2シールガス配管71に流入した冷ガスは、シールガスファン72によってミル10のシール部へ導かれる。第2シールガス配管71に流入しなかった冷ガスは、冷ガス流路30b内を流通し、冷ガスダンパ30dによって流量が調整される。流量が調整された冷ガスの一部は、第1シールガス配管81に流入する。第1シールガス配管81に流入した冷ガスは、給炭機20へ導かれる。第1シールガス配管81に流入しなかった冷ガスは、合流地点Mから一次空気流路100aに流入する。一次空気流路100aに流入した冷ガス及び熱ガスは一次空気流路100a内で混合され、一次空気としてミル10に導かれる。
本実施形態では、第1シールガス配管81が、冷ガス流路30bのうち冷ガスダンパ30dよりも下流側から分岐している。これにより、冷ガスダンパ30dを通過するガスの量は、ミル10に供給される一次空気に用いられる冷ガスと、給炭機20へ供給されるシールガスとの合計量となる。すなわち、ミル10に供給される一次空気に用いられる冷ガスのみが冷ガスダンパ30dを通過する場合と比較して、冷ガスダンパ30dを通過するガスの量が多くなる。ダンパは、その性質上、全閉付近では開度に対する流量特性が低下するが、本実施形態では、冷ガスダンパ30dを通過するガスの量が多くなるので、冷ガスダンパ30dの開度を大きくすることになり、制御性が高い(良好な)開度域にて冷ガスダンパ30dを運用することができる。以上から、冷ガスダンパ30dの制御性の低下を抑制し、ミル10に供給される一次空気の温度及び流量を好適に調整することができる。
特に、一次空気の流量の絶対値の少ない小型のミル(例えば、1時間当たりの粉砕量が20トン以下のミル)では、冷ガスダンパ30dの開度が小さくなり、ダンパの制御性が低下し易い。このため、本実施形態の構成は、小型のミルにおいて、特に有効である。
また、発電プラント1の低負荷帯では、一次空気の流量の絶対値が少なく、さらに熱ガスの温度も低下する。このため、冷ガスダンパ30dの開度が小さくなり、ダンパの制御性が低下し易い。このため、本実施形態の構成は、発電プラント1の低負荷帯での運用においても有効である。
一方、例えば、第1シールガス配管81が、冷ガス流路30bのうち冷ガスダンパ30dよりも上流側から分岐している場合には、ミル10に供給される一次空気の量は、熱ガスダンパ30c及び冷ガスダンパ30dで調整された量となる。したがって、給炭機20へ供給されるシールガスとミル10に供給される一次空気との合計量は、熱ガスダンパ30c及び冷ガスダンパ30dで調整された一次空気に、給炭機20へ供給されるシールガスに導かれるシールガスを加えた量となる。
以上から、本実施形態では、給炭機20へ供給されるシールガスとミル10に供給される一次空気との合計量を低減することができる。特に、シールガスとして流量調整後の冷ガスを抽気しているので、ミル10へ供給される冷ガスの流量を低減することができる。上述したように、給炭機20へ供給されるシールガスとミル10に供給される一次空気とは、ミル10内で混合され火炉210へ向かう。よって、給炭機20へ供給されるシールガスとミル10に供給される一次空気との合計量を低減することができる本実施形態では、ミル10から火炉210へ向かう一次空気の流量を低減することができる。
一方、本実施形態では、給炭機20へシールガスを供給する第1シールガス配管81と、ミル10へシールガスを供給する第2シールガス配管71とが別の流路となっている。すなわち、給炭機20へシールガスを供給する系統と、ミル10へシールガスを供給する系統とが別の系統とされている。これにより、シールガスファン72で送風するガスをミル10へ供給するシールガスのみとすることができるので、シールガスファン72が送風するガスの量を低減することができる。したがって、シールガスファン72を小型化することができる。また、シールガスファン72の消費エネルギーを低減することができる。
一方、本実施形態では、給炭機20へシールガスを供給する第1シールガス配管81と、ミル10へシールガスを供給する第2シールガス配管71とが別の流路となっている。また、第1シールガス配管81には、シールガスの圧力を増大させる装置(ファン等)を設けていない。このため、シールガスの圧力を変化させる必要がないので、エネルギー効率を向上させることができる。
区間A6及び区間A5の途中において、一部の冷ガスCが、第2シールガス配管71(図1参照)にシールガスS2として流入する。第2シールガス配管71に流入したシールガスS2は、シールガスファン72によって昇圧されるため、圧力が急激に上昇する。次に、シールガスS2は、第2シールガス配管71を流通することで生じる圧力損失によって圧力が徐々に低減する。その後、シールガスS2は、ミル10のシール部へ供給されることに起因する圧力損失によって圧力が急激に低下し、ミル10内のガスと混合する。
区間A4の途中において、一部の冷ガスCが、第1シールガス配管81にシールガスS1として流入する。第1シールガス配管81に流入したシールガスS1は、第1シールガス配管81を流通することで生じる圧力損失によって圧力が徐々に低減する。その後、シールガスS1は、給炭機20へ供給されることに起因する圧力損失によって圧力が急激に低下するとともに、給炭機20からミル10へ流通し、ミル10内のガスと混合する。
なお、図2に示すように、冷ガス流路30bに、内部を流通する冷ガスに圧力損失を与える絞り部90を設けてもよい。絞り部(圧力損失増大部)90は、冷ガス流路30bのうち、第1シールガス配管81の上流端が接続する箇所よりも下流側に設けられている。絞り部90は、例えば、固定オリフィスであってもよく、また、可変オリフィスであってもよい。
また、図4に示すように、冷ガス流路30bに、ガスの逆流を防止する逆止弁(逆流防止部)91を設けてもよい。逆止弁91は、冷ガス流路30bのうち、第1シールガス配管81の上流端が接続する箇所よりも下流側(熱ガス流路30aと冷ガス流路30bとの合流地点M側)に設けられている。
逆止弁91を設けることで、熱ガス流路30aから冷ガス流路30bへ熱ガスが逆流した場合であっても、逆止弁91によって、熱ガスが妨げられる。したがって、冷ガス流路30bにおいて、高温の熱ガスが逆止弁91よりも上流側を流通しない。よって、高温の熱ガスが第1シールガス配管81に流入する事態を発生し難くすることができる。よって、給炭機20への熱ガスの流入を防止することができる。
図5に示すように、第1シールガス配管81の途中位置に合流するアシスト配管92を設けてもよい。
第1シールガス配管81の圧力損失が大きい場合等、給炭機20の要求するシールガス量を満たすシールガスを供給できない場合がある。この場合には、アシスト配管92を介して、不足する分のシールガス(アシストガス)を供給してもよい。アシスト配管92の上流端は、第1シールガス配管81の分岐点よりも圧力の高い、シールガスファン72の出口や、冷ガス流路32bの冷ガスダンパ32dよりも上流側に接続されていてもよい。また、アシスト配管92には、アシスト弁93を設けて補充されるアシストするガスの供給を制御してもよい。また、圧力の高いアシストガスが第1シールガス配管81の分岐点側(冷ガス流路30b側)への逆流を防止する逆止弁94を設けてもよい。
例えば、上述した実施形態では、本開示のミルとしたが、固体燃料としては、バイオマス燃料や石油精製時に発生するPC(石油コークス:Petroleum Coke)燃料等の固体燃料であってもよく、また、これらの固体燃料を混合して使用してもよい。
本開示の一態様に係る固体燃料粉砕装置(100)は、固体燃料を粉砕する粉砕機(60)と、冷ガスが内部を流通する冷ガス流路(30b)と、前記冷ガスよりも高温のガスである熱ガスが内部を流通する熱ガス流路(30a)と、を有し、前記熱ガス又は前記熱ガスと前記冷ガスとを混合した混合ガスを、粉砕した前記固体燃料を搬送する搬送用ガスとして前記粉砕機(60)へ供給する搬送用ガス供給部(30)と、前記粉砕機(60)へシールガスを供給する第1シールガス供給部(80)と、を備え、前記冷ガス流路(30b)には、開度を調整することで、内部を流通する前記冷ガスの流量を調整する冷ガスダンパ(30d)が設けられていて、前記第1シールガス供給部(80)は、上流端が前記冷ガス流路(30b)の前記冷ガスダンパ(30d)よりも下流側に接続される第1シールガス流路(81)を有し、前記第1シールガス流路(81)を介して前記冷ガス流路(30b)を流通する前記冷ガスをシールガスとして前記粉砕機(60)へ供給する。
上記構成では、前記第1シールガス配管の分岐点よりも圧力の高いシールガスを前記第1シールガス配管81へ供給するアシスト配管を備えている。これにより、圧力の高いシールガスを第1シールガス配管に供給することができるので、第1シールガス配管内を流通するシールガスの圧力を増大させることができる。したがって、第1シールガス配管の圧力損失が大きい場合等であっても、供給先へシールガスを送り易くすることができる。
10 :ミル(粉砕部)
11 :ハウジング
12 :粉砕テーブル
13 :粉砕ローラ
14 :駆動部
15 :ミルモータ
16 :回転式分級機
16a :ブレード
17 :燃料供給部
18 :分級機モータ
19 :出口ポート
20 :給炭機(固体燃料供給装置)
21 :バンカ
22 :搬送部
23 :給炭機モータ
24 :ダウンスパウト
25 :給炭機ハウジング
30 :送風部
30a :熱ガス流路
30b :冷ガス流路
30c :熱ガスダンパ
30d :冷ガスダンパ
30e :熱ガス流量計
30f :冷ガス流量計
31 :一次空気通風機
32 :押込気通風機
32b :冷ガス流路
32d :冷ガスダンパ
34 :熱交換器
35 :脱硝装置
36 :煙道
40 :状態検出部
41 :底面部
42 :天井部
45 :ジャーナルヘッド
47 :支持アーム
48 :支持軸
49 :押圧装置
50 :制御部
60 :粉砕機
70 :第2シールガス供給部
71 :第2シールガス配管
72 :シールガスファン
80 :第1シールガス供給部
81 :第1シールガス配管
81´ :第1シールガス配管
82 :シールガス流量計
90 :絞り部
91 :逆止弁
92 :アシスト配管
93 :アシスト弁
100 :固体燃料粉砕装置
100a :一次空気流路
100b :微粉燃料供給流路
101 :一次空気流量計
200 :ボイラ
210 :火炉
220 :バーナ
Claims (8)
- 固体燃料を粉砕する粉砕機と、
冷ガスが内部を流通する冷ガス流路と、前記冷ガスよりも高温のガスである熱ガスが内部を流通する熱ガス流路と、を有し、前記熱ガス又は前記熱ガスと前記冷ガスとを混合した混合ガスを、粉砕した前記固体燃料を搬送する搬送用ガスとして前記粉砕機へ供給する搬送用ガス供給部と、
前記粉砕機へシールガスを供給する第1シールガス供給部と、を備え、
前記冷ガス流路には、開度を調整することで、内部を流通する前記冷ガスの流量を調整する冷ガスダンパが設けられていて、
前記第1シールガス供給部は、上流端が前記冷ガス流路の前記冷ガスダンパよりも下流側に接続される第1シールガス流路を有し、前記第1シールガス流路を介して前記冷ガス流路を流通する前記冷ガスをシールガスとして前記粉砕機へ供給する固体燃料粉砕装置。 - 前記粉砕機は、前記固体燃料を粉砕する粉砕部と、前記粉砕部へ前記固体燃料を供給する固体燃料供給装置と、を有し、
前記第1シールガス供給部は、前記固体燃料供給装置へシールガスを供給し、
上流端が前記冷ガス流路の前記冷ガスダンパよりも上流側に接続される第2シールガス流路及び前記第2シールガス流路に設けられる送風部を有し、前記第2シールガス流路を介して前記冷ガス流路を流通する前記冷ガスをシールガスとして前記粉砕部へ供給する第2シールガス供給部をさらに備える請求項1に記載の固体燃料粉砕装置。 - 前記冷ガス流路には、前記第1シールガス流路の上流端が接続する箇所よりも下流側に、内部を流通する冷ガスの圧力損失を増大させる圧力損失増大部が設けられている請求項1または請求項2に記載の固体燃料粉砕装置。
- 前記冷ガス流路には、前記第1シールガス流路の上流端が接続する箇所よりも下流側に、ガスの逆流を防止する逆流防止部が設けられている請求項1から請求項3のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。
- 前記粉砕機へ供給される前記搬送用ガスの流量を検出する搬送用ガス流量検出部と、
前記粉砕機へ供給される前記シールガスの流量を検出するシールガス流量検出部と、を備える請求項1から請求項4のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。 - 前記第1シールガス流路の途中位置に合流するアシスト配管を備え、
前記アシスト配管は、前記第1シールガス流路の分岐点よりも圧力の高いシールガスを前記第1シールガス流路へ供給する請求項1から請求項5のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置と、
前記固体燃料粉砕装置で粉砕した固体燃料を燃焼して蒸気を生成するボイラと、
を備える発電プラント。 - 固体燃料を粉砕する粉砕機と、
冷ガスが内部を流通する冷ガス流路と、前記冷ガスよりも高温のガスである熱ガスが内部を流通する熱ガス流路と、を有し、前記熱ガス又は前記熱ガスと前記冷ガスとを混合した混合ガスを、粉砕した前記固体燃料を搬送する搬送用ガスとして前記粉砕機へ供給する搬送用ガス供給部と、
前記粉砕機へシールガスを供給する第1シールガス供給部と、を備え、
前記冷ガス流路には、開度を調整することで、内部を流通する前記冷ガスの流量を調整する冷ガスダンパが設けられている固体燃料粉砕装置の運転方法であって、
前記第1シールガス供給部によって、上流端が前記冷ガス流路の前記冷ガスダンパよりも下流側に接続される第1シールガス流路を介して、前記冷ガス流路を流通する前記冷ガスをシールガスとして前記粉砕機へ供給する工程を備える固体燃料粉砕装置の運転方法。
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-
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