JP7621694B1 - 排水処理システム及び排水処理方法 - Google Patents

排水処理システム及び排水処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7621694B1
JP7621694B1 JP2024031081A JP2024031081A JP7621694B1 JP 7621694 B1 JP7621694 B1 JP 7621694B1 JP 2024031081 A JP2024031081 A JP 2024031081A JP 2024031081 A JP2024031081 A JP 2024031081A JP 7621694 B1 JP7621694 B1 JP 7621694B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wastewater
water
treatment tank
treatment
detection means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2024031081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2025133254A (ja
Inventor
穂高 向原
勇哉 音羽
京柱 金
ロマン キルゼンブラト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wota Corp
Original Assignee
Wota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wota Corp filed Critical Wota Corp
Priority to JP2024031081A priority Critical patent/JP7621694B1/ja
Priority to JP2025000078A priority patent/JP2025133691A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7621694B1 publication Critical patent/JP7621694B1/ja
Priority to PCT/JP2025/007066 priority patent/WO2025183142A1/ja
Publication of JP2025133254A publication Critical patent/JP2025133254A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/50Treatment of water, waste water, or sewage by addition or application of a germicide or by oligodynamic treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/72Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

【課題】
本発明の目的は、全体的に簡易な構成でありながら、効率良く排水処理を行う排水処理システム及び排水処理方法を提供することにある。
【解決手段】
上記目的は、排水処理システムであって、排水設備と、検出手段を有する処理槽と、制御手段とを備え、前記処理槽の検出手段は前記処理槽内の処理水の状態を予測又は検出し、及び前記制御手段は前記処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記排水設備を制御する、前記排水処理システムなどにより解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水を処理するための排水処理システム及び排水処理方法に関する。
洗面所、トイレ、浴室、ランドリールーム、キッチンなどの排水設備(水回り設備)から排出される生活排水には窒素化合物及びリン化合物が含まれ、これらの排出は河川の汚染などに繋がり得る。これらのうち、窒素化合物は、生活排水に多く含まれ、微生物の栄養源にもなることから、閉鎖性水域において富栄養化の問題をもたらし得る。
生活排水における窒素化合物の処理には、硝化脱窒反応を利用した生物学的処理が利用されている。生物学的処理により、窒素化合物は、硝酸を経由して、窒素ガスとして大気に放出される。しかし、排水の中に大量の窒素化合物が含まれる場合、或いは排水中の窒素化合物の濃度が高い場合、生物学的処理における硝化脱窒反応に時間を要すこと、不十分な生物学的処理のままでろ過処理がなされると処理水の水質や臭気、色度が担保されないこと、特に循環型の水処理において利用者に不快感を与えること、設備を傷めることなどの問題をもたらし得る。
生活排水における窒素化合物の主なものとして、し尿を発生源とするアンモニア態窒素がある。アンモニア態窒素の処理として、生物学的処理とは別に、次亜塩素酸ナトリウムなどの酸化剤を用いた化学的処理が知られている(例えば、特許文献1及び非特許文献1を参照)。このような化学的処理によれば、アンモニア態窒素を、硝酸を経由することなく、窒素ガスとして大気へ放出することができる。
特開2001-225085号公報
「窒素化合物含有排水の化学的脱窒素法」、2024年2月9日検索、[URL]https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kasen-gesuido/gesuido/shori/sokutei/chosa/koudosyori.files/0146_20180827.pdf
特許文献1及び非特許文献1に記載されているとおり、酸化剤を利用した化学的処理法を利用すれば、アンモニア態窒素を、硝酸を経由することなく、窒素ガスとして大気へ放出することができる。
しかし、特許文献1に記載されているように、酸化剤を利用した化学的処理法を反応槽(化学処理槽)を用いてしようとする場合、生物処理槽とは別に化学処理槽を設けることから排水処理システム全体の構成が複雑になるという問題がある。
一方、排水中の微生物の栄養成分が少ない場合は、排水が生物処理槽に流入した場合、生物処理槽における生物学的処理の効率が低下する。すなわち、排水には、生物学的処理が効率良く行われるために、適度に微生物の栄養成分が含まれることが望まれる。
そこで、本発明は、全体的に簡易な構成でありながら、効率良く排水処理を行う排水処理システム及び排水処理方法を提供することを、本発明が解決しようとする課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決しようとして鋭意研究を積み重ねるうちに、排水を受け取って排水処理を担い、かつ下流側に設置する処理槽における処理水の状態に基づいて、排水量を増やすこと、排水中の被処理物を分解すること、排水中の被処理物を供給することというように、上流側に設置する排水を排出する排水設備を制御すれば、全体的に簡易な構成でありながらも、効率良く排水処理が行えるのではないかと考えた。
同様に、本発明者らは、上流側に設置される排水設備における排水の状態に基づいて、下流側に設置する処理槽を制御すれば、或いはこれらを組み合わせることにより、全体的に簡易な構成でありながらも、効率良く排水処理が行えるのではないかと考えた。
そうした着想のもと、本発明者らは、試行錯誤を繰り返した結果、本発明の課題を解決するものとして、排水設備、処理槽及び制御手段を基本要素とする排水処理システム及び排水処理方法を創作することに成功した。本発明はこのような本発明者らによって初めて為された着想及び成功例に基づいて完成するに至った発明である。
すなわち、本発明の各側面によれば、以下の各態様が提供される。
[1]排水処理システムであって、
排水設備と、検出手段を有する処理槽と、制御手段とを備え、
前記処理槽の検出手段は前記処理槽内の処理水の状態を予測又は検出し、及び
前記制御手段は前記処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記排水設備を制御する、前記排水処理システム。
[2]排水処理システムであって、
検出手段を有する排水設備と、処理槽と、制御手段とを備え、
前記排水設備の検出手段は前記排水設備内の排水の状態を予測又は検出し、及び
前記制御手段は前記排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて前記処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記処理槽を制御する、前記排水処理システム。
[3]排水処理システムであって、
検出手段を有する排水設備と、検出手段を有する処理槽と、制御手段とを備え、
前記処理槽の検出手段は前記処理槽内の処理水の状態を予測又は検出し、
前記排水設備の検出手段は前記排水設備内の排水の状態を予測又は検出し、及び
前記制御手段は前記処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記排水設備を制御し、かつ前記排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて前記処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記処理槽を制御する、前記排水処理システム。
[4]前記排水設備の制御は、前記排水設備への給水又は前記排水設備への水処理促進剤の供給である、[1]又は[3]に記載の排水処理システム。
[5]前記処理槽の制御は、前記処理槽からの処理水の排出又は前記処理槽への給水若しくは水処理促進剤の供給である、[2]又は[3]に記載の排水処理システム。
[6]前記水処理促進剤は、無機物又は有機物を分解若しくは中和する水処理促進剤であり、又は微生物の栄養成分若しくは消毒性分である水処理促進剤である、[1]~[3]のいずれか1項に記載の排水処理システム。
[7]前記処理槽の検出手段は、前記処理水の水圧、水量、水位、水温、pH、電気伝導度、臭気、色度及び濁度並びに前記処理水における微生物量、無機物及び有機物の存在からなる群から選択される少なくとも1種の処理水の状態を予測又は検出する、[1]又は[3]に記載の排水処理システム。
[8]前記排水設備の検出手段は、被処理物の供給源に基づいて処理水の状態を予測し、又は前記排水の水圧、水量、水位、水温、pH、電気伝導度、臭気、色度及び濁度並びに前記排水における無機物及び有機物の存在からなる群から選択される少なくとも1種の排水の状態を予測又は検出する、[2]又は[3]に記載の排水処理システム。
[9]処理槽内の処理水の状態を該処理槽の検出手段が検出する検出工程と、
前記処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備を制御する排水設備制御工程と
を含む、排水処理方法。
[10]排水設備内の排水の状態を該排水設備の検出手段が予測又は検出する検出工程と、
前記排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記処理槽を制御する処理槽制御工程と
を含む、排水処理方法。
[11]処理槽内の処理水の状態を該処理槽の検出手段が検出する検出工程と、
排水設備内の排水の状態を該排水設備の検出手段が予測又は検出する検出工程と、
前記処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備を制御する排水設備制御工程、及び前記排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記処理槽を制御する処理槽制御工程と
を含む、排水処理方法。
本発明によれば、処理槽内の処理水の状態を予測又は検出して、タイミング良く排水設備を制御することにより、及び/又は排水設備内の排水の状態を予測又は検出して、タイミング良く処理槽を制御することにより、処理槽による排水処理を効率良く行うことができ、それにより処理槽における処理水の状態を所定の範囲内におさめることができる。これにより、本発明の一態様の排水処理システムは、全体的に簡易な構成でありながらも、効率良く排水処理を行うことができる。
本発明によれば、排水中の被処理物の分解をより早期に行えるために、排水設備の後段に設置する処理槽の負荷を低減できる。例えば、本発明の一態様の排水処理システムを、洗面所、トイレ、浴室、ランドリールーム、キッチンなどでの排水設備とその後段の処理槽とに適用すれば、生活排水中のアンモニア態窒素を効率良く酸化して分解及び低減できる。これにより排水処理槽に送られた生活排水について微生物による硝化脱窒反応処理を効率良く行うことが期待できる。結果として、本発明によれば、排水処理を適切に行うことができる。さらに、本発明によれば、汚染物質である被処理物をより早期に分解できるので、排水設備及び処理槽並びにそれらに接続される排水管の傷み、汚れ、詰りなどを回避して、これらを清潔な状態で維持することができる。
例えば、大規模な水処理システムの場合、処理槽に滞留する水の量が多いことから、流入水の水質及び処理後の出水の量は処理槽における排水処理の効率に与える影響は小さい。しかし、小規模の循環型水処理システムの場合は、小型であるほど、処理槽に滞留する水の量を少なくせざるを得ず、流入水の水質及び処理後の出水の量が処理効率に大きく影響する。特に、小型循環型水処理システムを家庭排水の処理に応用する場合、洗面所、トイレ、浴室、キッチン、ランドリールームなどの排水の発生源に応じて、被処理物の種類や物理的・化学的性質及び量が大きく変動し、これにより排水の処理効率は大きな影響を受ける。また、風呂水や洗濯水など、界面活性剤成分を含む大量の排水が処理槽に一度に入り込み、処理の過程で発泡により噴きこぼれるおそれ等もある。そこで、小型循環型水処理システムに、本発明の一態様の排水処理システムを適用することにより、排水設備おける、又は排水設備から排出された排水中の被処理物を後段の処理槽での処理負荷を低減できる程度に分解することで、小型循環型水処理システムに流入する排水の水質の大幅な変動を抑制し、一定の範囲内におさめることができ、もって小型循環型水処理システムの処理効率を維持することが期待される。また、小型循環型水処理システムの処理効率を維持することにより、排水の処理速度を通常の水処理システムよりも高速に処理することが可能になり、使用者の要望に応じて直ぐに浄水を供給できるようになる。したがって、本発明によれば、排水処理システムの負担を低減して、通常より短い時間で排水を浄化及び再生処理することができる。
図1は、排水処理システムの一実施形態に係る排水処理システム1を示す概略構成図である。 図2は、排水処理システム1に係る制御手段40の機能構成を示すブロック図である。 図3は、排水処理システム1により排水処理を行う場合のフローチャート図である。 図4は、排水処理システムの一実施形態に係る排水処理システム2を示す概略構成図である。 図5は、排水処理システム2に係る制御手段40の機能構成を示すブロック図である。 図6は、排水処理システム2により排水処理を行う場合のフローチャート図である。 図7は、排水処理システムの一実施形態に係るシステムトイレ200を示す概略構成図である。 図8は、排水処理システムの一実施形態に係るシステムトイレ201を示す概略構成図である。
以下、本発明の各態様の詳細について説明するが、本発明はその目的を達成する限りにおいて種々の態様をとり得る。
本明細書における各用語は、別段の定めがない限り、水処理分野などの当業者により通常用いられている意味で使用され、不当に限定的な意味を有するものとして解釈されるべきではない。また、本明細書においてなされている推測及び理論は、本発明者らのこれまでの知見及び経験によってなされたものであることから、本発明はこのような推測及び理論のみによって拘泥されるものではない。
「含む」(comprise、contain、include)は、含まれるものとして明示されている要素以外の要素を付加できることを意味する(「少なくとも含む」と同義である)が、「からなる」(consist of)及び「から本質的になる」(essentially consist of)を包含する。すなわち、「含む」は、明示されている要素及び任意の1種若しくは2種以上の要素を含み、明示されている要素からなり、又は明示されている要素から本質的になることを意味し得る。「備える」(have)は「含む」と同義である。要素としては、部分、手段、成分、工程、条件、パラメーターなどの制限事項などが挙げられる。
「及び/又は」は、列記した複数の関連項目のいずれか1つ、又は2つ以上の任意の組み合わせ若しくは全ての組み合わせを意味する。
本発明の各態様を図面に基づいて説明する。各図面において、本発明と関連性の低いものは図示を省略している。なお、各図面において適宜示される矢印UP(→UP)で示す方向を鉛直方向の上方側とする。
[本発明の概要]
本発明の一側面によれば、排水処理システムが提供される。本発明の排水処理システムは、大きく3つの態様に分けられる。本発明の第1態様の排水処理システムは、排水設備と、検出手段を有する処理槽と、制御手段とを基本要素として備える。本発明の第1態様の排水処理システムは、処理槽内の処理水の状態を予測又は検出して、処理水の状態が所定の範囲内に入るように処理槽の前段に設置する排水設備を制御する。排水設備の制御は、例えば、処理水における被処理物の量が多い場合は排水設備へ給水するように制御し、処理水における被処理物の量が少ない場合は排水設備へ微生物の栄養成分となる水処理促進剤を供給するように制御する。
本発明の第2態様の排水処理システムは、検出手段を有する排水設備と、処理槽と、制御手段とを基本要素として備える。本発明の第2態様の排水処理システムは、排水設備内の排水の状態を予測又は検出して、排水設備の後段に設置する処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように処理槽を制御する。処理槽の制御は、例えば、排水における被処理物の量が少ない場合は処理槽へ処理水を排出するように制御し、排水における被処理物の量が多い場合は処理槽へ酸化剤などの被処理物を分解する水処理促進剤を供給するように制御し、及び/又は上水、処理水などの水を処理槽へ給水するように制御する。
本発明の第3態様の排水処理システムは、本発明の第1態様の排水処理システム及び本発明の第2態様の排水処理システムを組み合わせたものであり、検出手段を有する排水設備と、検出手段を有する処理槽と、制御手段とを基本要素として備える。本発明の第3態様の排水処理システムは、処理槽内の処理水の状態及び排水設備内の排水の状態を予測又は検出して、処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備及び処理槽を制御する。処理槽及び排水設備の制御は、例えば、処理水における被処理物の量が多い場合は排水設備へ給水するように排水設備を制御し、かつ処理槽へ給水又は酸化剤などの被処理物を分解する水処理促進剤を供給するように処理槽を制御する。また、処理水における被処理物の量が少ない場合は、処理槽へ処理水を排出するように処理槽を制御し、かつ排水設備へ微生物の栄養成分となる水処理促進剤を供給するように排水設備を制御する。
処理水及び排水の状態の検出(又は予測)は、それぞれ処理槽及び排水設備に備え付けられる検出手段により検出する。そして、検出手段が処理水及び排水の状態、すなわち、被処理物の存在/不存在について検出すると、シグナルを制御手段に送る。検出手段からシグナルを受け取った制御手段は、処理槽からシグナルを受け取った場合は排水設備を制御し、及び排水設備からシグナルを受け取った場合は処理槽を制御する。
結果として、処理槽内の処理水の状態の変動を抑えることができ、それにより処理槽は、排水設備から受け取る排水によって大きな負荷が与えられず、排水処理を効率良く行うことができるようになる。
[第1態様の排水処理システム]
本発明の第1態様の排水処理システムは、排水設備と、検出手段を有する処理槽と、制御手段とを含む。
第1態様の排水処理システムの具体的な一態様について、図1を例証して説明する。
排水処理システム1は、排水設備10と、検出手段30を有する処理槽60と、制御手段40とを含む。図1では、便宜的に、排水設備10に収容された排水11と、処理槽60内で処理される処理水61とが記載されている。
排水設備10は、水回り設備ともよばれ、洗面所、トイレ、キッチン、浴室、ランドリールームなどにおける系外から水を受け取り、及び系外へ水(排水)を排出するように構成される設備であり、例えば、便器、シンク、バスタブ、洗濯機及びそれらに付随する設備、例えば、排水ドレイン、排水トラップ、排水桝などであり得るが、これらに限定されない。
排水設備10は、排水設備10内の排水11へ水処理促進剤を供給する水処理促進剤供給手段20と、排水口12から延伸し、かつ処理槽60と接続する排水管50とを有する。すなわち、排水設備10は、排水11を収容する本体部と、水処理促進剤供給手段20と、排水管50とから構成される。
排水11は、排水設備10が受け取り、その後に排水設備10から排出される水であればよく、例えば、洗面所、トイレ、キッチン、浴室、ランドリールームなどから排出される生活排水、都市排水、商業施設排水、農業排水、工業排水といった排水、汚水、雨水、表流水、海水、上水などの水が挙げられるが、これらに限定されない。排水の具体例としては、し尿、風呂水、キッチン排水、洗濯排水などが挙げられる。
排水設備10は、上端側が開口した構造をとるように構成される。排水設備10は、このような構成をとることにより、系外からの水の受け取りを容易になし得る。ただし、排水設備10は、系外からの水の受け取りが可能なように構成されるのであれば、上端部が閉口又は半閉口するように構成されてもよい。
排水設備10は、本体部の下端側に窪んだ状態の凹部13を有する。水処理促進剤供給手段20からの水処理促進剤が凹部13における排水11に供給されることにより、水処理促進剤と接触する排水11の量を少なくすることができる。結果として、水処理促進剤が酸化剤などの排水の化学的処理に用いられるものである場合は、排水11内の被処理物と水処理促進剤との接触回数が増えることにより、化学的処理が効率良く行え、排水11中の被処理物の分解が促進される。ただし、水処理促進剤による化学的処理が実現できるのであれば、排水設備10は、下端側が窪みのない構造、すなわち、フラットな平面の構造をとるように構成されてもよい。
上記したとおり、排水設備10に収容される排水11の量が少ないほど、少量の水処理促進剤で、被処理物を分解することができる。そこで、排水設備10は、水処理促進剤が供給される前に、収容する排水11の量を少なくするように制御されてもよい。
排水設備10が有する水処理促進剤供給手段20は、排水設備10が収容し、又は排出する排水11内に水処理促進剤を供給可能であるように構成される。
水処理促進剤供給手段20から供給される水処理促進剤は、処理槽60における排水処理を促進するものであればよく、例えば、処理すべき被処理物を分解し得るもの及び微生物の栄養成分となるものなどが挙げられ、処理水61の状態に応じて適宜選択される。例えば、処理水61が酸化されて分解する性質を有する被処理物を多く含む場合は、水処理促進剤は酸化剤であることが好ましい。酸化剤としては、例えば、次亜塩素酸及びその塩、亜塩素酸、塩素酸、過塩素酸、塩素などのハロゲン、オゾン、過酸化水素などが挙げられる。水処理促進剤は、例えば、酸化剤を水に溶かしたものでもよいし、水道水などを電気分解して電解水として得られるものであってもよい。水処理促進剤が酸化剤である場合は、被処理物はアンモニア態窒素などの窒素化合物、尿素、アンモニア、尿酸、シュウ酸といった無機物;硫黄化合物、油分、人体やペットなどからの代謝物、炭化水素化合物、タンパク質、尿糖、食物繊維、パルプ、セルロース、化学繊維、界面活性剤などの化学品類といった有機物などが挙げられる。同様に、被処理物が還元されて分解する性質を有する物質、酸性物質、塩基性物質、難分解性物質などである場合は、水処理促進剤はそれぞれに応じて還元剤、中和剤、ラジカル剤、キレート剤などであってもよい。例えば、中和剤は、無機物又は有機物の中和に加えて、無機物又は有機物の分解物の中和も含む。中和剤として、例えば、水酸化ナトリウムなどの汎用されている中和剤などが挙げられる。
処理水61における被処理物の量が少ない、又はほとんど無い場合は、水処理促進剤は微生物の栄養成分となるものであることが好ましい。微生物の栄養成分となるものは、微生物が資化して増殖又は維持できるものであればよく、例えば、炭素、窒素、リン、ミネラルといった微生物の増殖に必須の成分などが挙げられ、具体的にはアルコール、糖、アミノ酸、脂肪酸などが挙げられる。水処理促進剤は微生物を殺滅するための消毒成分であってもよい。消毒成分には、過酸化水素や次亜塩素酸などの無機系消毒成分、エタノールなどの有機性消毒成分が含まれ、固体であると液体であるとその性状は問わない。消毒成分が供給される例としては、排水処理システムにおけるバイオフィルムの発生や、処理槽での腐敗、悪臭の発生などが検出される場合などが挙げられるが、これに限定されない。
より具体的な例としては、排水11が小便(尿)及び大便(糞)といったし尿である場合は、処理水61にはアンモニア態窒素が多く含まれることになることから、水処理促進剤は次亜塩素酸やそのナトリウム塩水溶液であることが好ましい。
水処理促進剤供給手段20は、排水設備10における排水11へ水処理促進剤を供給する構造をとるのであれば、水処理促進剤の供給方法については特に限定されない。水処理促進剤供給手段20は、モーター、ポンプなどの水処理促進剤の吐出機能を備え、これにより固体、粉末、顆粒、液体、懸濁液、泡、ミストなどの水処理促進剤、好ましくは液体又はミストの水処理促進剤を排水設備10が収容した排水11に供給し得る。ただし、水処理促進剤供給手段20は、排水設備10から排出される排水11、例えば、排水管50を流れる排水11内に水処理促進剤を供給可能であるように構成されてもよい。水処理促進剤供給手段20は、供給する水処理促進剤の種類に応じて、1又は複数であり得る。
排水設備10が備える排水管50は、排水設備10の本体部が収容した排水11を通水可能であるように構成される。排水管50は、排水11を通水できるものであれば、材質、径、長さなどは特に限定されない。
排水設備10は、処理水61の状態に応じて、水処理促進剤供給手段20による水処理促進剤の供給の開始及び停止、排水設備10の本体部への水の供給の開始及び停止などの制御を受ける。
検出手段30を有する処理槽60は、排水設備10から排出される排水11を受け取り、かつ排水11を浄化及び/又は再生するように処理(排水処理)するように構成される。検出手段30は、処理槽60内の処理水61の状態を予測可能又は検出可能であるように構成される。検出手段30は、処理槽60において、処理水61の状態を予測又は検出できるように処理槽60に備え付けられればよい。
検出手段30は、処理水61に含まれる被処理物の存在を検出可能である。すなわち、検出手段30は、被処理物が処理水61に存在することにより変動する水質を物理量として検出可能である。検出手段30が検出する物理量は特に限定されず、例えば、処理水61の水圧、水量、水位、水温、pH、電気伝導度、臭気、色度、濁度などが挙げられる。排水11における微生物量であってもよい。検出手段30は、これらの物理量又はその変化量を検出して、得られた検出量を適切な信号(シグナル)に変換して制御手段40に入力する。検出手段30は、検出対象である物理量を検出しない場合にシグナルを発してもよい。検出手段30は、例えば、検出量を電気的シグナルとして制御手段40へ伝送する各種センサであることが好ましい。検出手段30は、電極などの検出プローブを有するデバイスであってもよい。
検出手段30は、処理水61に非接触になるように備え付けられてもよい。この場合、検出手段30は、焦電センサ、マイクロ波センサなどであり得る。
検出手段30による処理水61の状態の検出は、連続的であっても、断続的であってもいずれでもよい。
処理槽60による排水処理は、生物学的処理でも、化学的処理でも、これらを複合した処理でもいずれでもよいが、生物学的処理であることが好ましい。以下では、処理槽60が排水11の生物学的処理を行う槽、すなわち、生物処理槽であることを想定して説明する。
処理槽60は、受け取った排水11を生物学的処理、例えば、微生物による硝化脱窒反応処理に供することにより、排水11を浄化する。微生物は、好気性微生物であっても、嫌気性微生物であっても、これらの組合せであっても、いずれでもよい。
処理槽60は、好気性微生物及び/又は嫌気性微生物を混合した状態で保持してもよいし、好気エリアと嫌気エリアとを兼ね備えてもよく、好気槽と嫌気槽とを分けた複数槽であってもよい。処理槽60は、複数槽である場合は、例えば、水を通過し、かつ微生物を通過しない透過膜などの隔壁を設けて2槽以上の構造にすることができる。
図1において、排水管50と処理槽60とは連続的に連結されているが、例えば、これらの間に貯水槽を設けてもよいし、別の処理槽を設けてもよい。
処理槽60が排水の化学的処理を担う槽である場合は、例えば、処理槽60は酸化剤が供給可能であるように構成される。
制御手段40は、処理槽60に備え付けられた検出手段30からのシグナルを入力値として連続的又は断続的に受け取り、該シグナルに基づいて、排水設備10を制御可能であるように構成される。
制御手段40は、検出手段30からのシグナルに基づいて、処理水61の状態を判定する処理部を有することが好ましい。処理部を有する制御手段40の具体的な一態様として、制御手段40の機能構成を示すブロック図を図2に例証する。ただし、制御手段40は、検出手段30が処理水61における被処理物の存在又は不存在を検出した場合にのみシグナルを発するものである場合は、記憶部及び処理部の一部又は全部を有さないものであってもよい。
図2に示されるとおりに、制御手段40は、処理部410と、記憶部420と、入出力部430とを備える。制御手段40は、さらに表示部を備えてもよい。各構成は、バス440を介して相互に通信可能に接続されている。
処理部410は、検出手段30からのシグナルを取得可能であり、かつ排水設備10へ命令を指示可能であるように構成される。処理部410は、検出手段30からのシグナルに基づいて、指標値421、過去のシグナル履歴422などと照合することにより、又は判定プログラム423を用いることなどにより、処理水61の状態を判定する。
記憶部420は、記憶装置で構成され、指標値421、過去のシグナル履歴422、判定プログラム423などを格納する。記憶部420は、制御手段40が取得したばかりの検出手段30からのシグナル、処理部410からの判定結果である出力値などを格納してもよい。判定プログラム423は、検出手段30からのシグナルと指標値421及び/又はシグナル履歴422とに基づいて、処理水61の状態を処理部410に判定させるように機能する。
入出力部430は、検出手段30のシグナルを処理部410に伝送可能であり、かつ処理部410の判定結果に基づいて排水設備10へ命令を伝送可能であるように構成される。
制御手段40としては、例えば、制御回路、マイクロコントローラ、シングルボードコンピュータ、パーソナルコンピュータ(ノートPC、デスクトップPC)、タブレット端末、スマートフォンなどが挙げられる。
制御手段40、排水設備10及び検出手段30は、それぞれ独立して有線で繋がっていてもよいし、ルーター等を介して、又は介さずに無線で繋がっていてもよい。制御手段40、排水設備10及び検出手段30は、それぞれ物理的に分離されていることが好ましいが、それぞれの機能を果たす限り、これらの2種又は3種すべてが一体的に構成されてもよい。例えば、排水設備10を構成する構造体の一部として、制御手段40が存在してもよい。
制御手段40は、検出手段30が発するシグナルに基づいて処理水61の状態が所定の範囲内に入るように排水設備10を制御する。例えば、制御手段40は、処理水61が被処理物の量が多い状態であれば、排水設備10における排水11に被処理物の分解を促す水処理促進剤を供給し、及び/又は排水設備10の本体部に水を供給するように排水設備10を制御する。また、例えば、制御手段40は、処理水61が被処理物の量が少ない状態であれば、排水設備10における排水11に微生物の栄養成分となる水処理促進剤を供給し、及び/又は排水設備10の本体部から排水11を排出するように排水設備10を制御する。さらに、例えば、制御手段40は、処理水61が被処理物の量が所定の範囲内に入る状態であれば、水処理促進剤が供給されないように排水設備10を制御する。
制御手段40が受け取るシグナルは、定性的なものでも、定量的なものでもいずれでもよい。制御手段40が受け取るシグナルが定量的なものである場合は、シグナルの大きさによって、水処理促進剤供給手段20による水処理促進剤の供給量、排水設備10の本体部への水の供給、排水設備10からの排水の排出量などを調整してもよい。また、制御手段40が受け取るシグナルが定性的なものである場合であっても、シグナルの入力時間の長さなどによって、水処理促進剤供給手段20による水処理促進剤の供給量、排水設備10の本体部への水の供給、排水設備10からの排水の排出量などを調整してもよい。
制御手段40は、検出手段30からのシグナルに基づいて、排水設備10を即時的に制御してもよいし、遅延的に制御してもよい。例えば、検出手段30からの処理水61が被処理物の量が多い又は少ない状態にあることを検出したとのシグナルである場合は、排水設備10を即時的に制御することが好ましい。
制御手段40による排水設備10の制御は、検出手段30からのシグナルに基づいて、AI(Artificial Intelligence)などを用いて制御してもよい。
処理水61の状態は、処理槽60における排水処理の効率が良好に行える範囲にあることが好ましい。そのために、処理水61は、含まれる被処理物の量が多すぎず、かつ少なすぎないことが好ましく;及び/又は、含まれる被処理物のうち、微生物の栄養成分が適度に含まれており、かつ微生物の増殖を阻害し、又は微生物へ損傷を与える成分の量が少ない範囲にあることが好ましい。
排水処理システム1による排水処理の方法の一例を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図3に例証されているとおり、処理槽60の検出手段30は処理槽60における処理水61の状態、具体的には被処理物の量を検出する(S101)。次いで、検出手段30は、検出結果として、処理水61の状態に応じて異なるシグナルを制御手段40へ送る(S102)。制御手段40は、検出手段30から受け取ったシグナルに基づいて、処理水61の状態を判定する(S103)。ただし、検出手段30は、あらかじめ定めた閾値の範囲を逸脱する物理量を検出しない場合は、いかなるシグナルをも制御手段40へ送らないように設定してもよい。
判定した結果として、処理水61中の被処理物の量が多い又は少ない場合、或いは処理水61中の被処理物の量が多くも少なくもない場合は、その内容に応じて排水設備10を制御する(S104)。
処理水61中の被処理物の量が多い又は少ない場合は、その内容に応じて、処理水61における被処理物の量が所定の範囲内に入るように排水設備10を制御する(S105A)。例えば、排水設備10の水処理促進剤供給手段20内の吐出機構を作動し、具体的には電動ポンプを通電して作動する。これにより、水処理促進剤供給手段20は排水設備10内の排水11へ向けて水処理促進剤を供給する。なお、水処理促進剤供給手段20が水処理促進剤をすでに供給している場合は、水処理促進剤の供給を継続する。
一方、処理水61中の被処理物の量が多くも少なくもない場合は、処理水61の状態が維持されるように排水設備10を制御する(S105B)。例えば、排水設備10の水処理促進剤供給手段20内の吐出機構の作動を停止し、具体的には電動ポンプの通電を遮断する。これにより、水処理促進剤供給手段20は排水設備10内の排水11への水処理促進剤の供給を停止する。なお、水処理促進剤供給手段20が水処理促進剤を供給していない場合は、水処理促進剤の供給の停止を継続する。
排水処理システム1では、排水設備10を制御した(S105A)後、検出手段30により断続的又は連続的に処理水61における被処理物の存在を検出して、或いは決められた所定の時間の経過により、水処理促進剤の供給を停止すること、又は水処理促進剤を再度供給するように排水設備10を制御することが好ましい。
第1態様の排水処理システムは、排水設備、検出手段を有する処理槽及び制御手段に加えて、その他の構成を含んでもよい。例えば、第1態様の排水処理システムは、処理水の状態を表示する表示手段を備えることができる。制御手段は処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて処理水の状態を表示手段に表示し、それを見た排水設備の使用者が排水設備へ水質処理促進剤を供給すること、排水設備の本体部へ水を供給すること、排水設備からの排水の量を多くすることなどの排水設備を操作し、処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備を制御してもよい。
[第2態様の排水処理システム]
本発明の第2態様の排水処理システムは、検出手段を有する排水設備と、処理槽と、制御手段とを含む。
第2態様の排水処理システムの具体的な一態様について、図4を例証して説明する。図4では、図1と共通する符号については省略してある。また、以下では、原則として、第2態様の排水処理システムについて、第1態様の排水処理システムと異なる部分について説明し、第1態様の排水処理システムと重複する部分については説明を省略する。
排水処理システム100は、検出手段130を有する排水設備10と、処理槽60と、制御手段40とを含む。図1では、便宜的に、排水設備10に収容された排水11と、処理槽60内で処理される処理水61とが記載されている。
排水設備10は、検出手段130を有する。このように、排水設備110は、排水11の状態を予測又は検出する検出手段130と、排水設備10内の排水11へ水処理促進剤を供給する水処理促進剤供給手段20と、排水口12から延伸し、かつ処理槽60と接続する排水管50とを有する。すなわち、排水設備10は、排水11を収容する本体部と、検出手段130と、水処理促進剤供給手段20と、排水管50とから構成される。
検出手段130は、排水11の状態を予測可能又は検出可能であるように構成される。検出手段130は、排水11に含まれる被処理物の存在を検出可能である。すなわち、検出手段130は、被処理物が排水11に存在することにより変動する水質を物理量として検出可能である。検出手段130は、排水設備10の本体部における凹部13の右側側面に備え付けられている。
検出手段130の基本的な構成は、排水処理システム1の検出手段30と同じである。ただし、検出手段130は、し尿を排出するヒトといった、被処理物を含む排水の供給源の存在を感知して、排水11における被処理物の存在を予測可能であるように構成されてもよい。すなわち、検出手段130は、排水設備10内の排水11の状態を予測し得る。この場合、検出手段130は、例えば、人感センサであってもよく、具体的にはタクトスイッチ、圧電素子などの接触型人感センサ、赤外線センサ、超音波センサ、マイクロ波センサ、ミリ波センサなどの接触型人感センサなどであり得る。また、検出手段130は、排水設備10の蓋の開け閉めを感知するような、発生する光、振動などの物理量の存在を検出するものであってもよいし、これらが減じる又は消失することによる物理量の不存在を検出するものであってもよい。
検出手段130による被処理物の存在の予測及び検出は、連続的であっても、断続的であってもいずれでもよい。
制御手段40は、排水設備10に備え付けられた検出手段130からのシグナルを入力値として連続的又は断続的に受け取り、該シグナルに基づいて、処理槽60を制御可能であるように構成される。
制御手段40は、検出手段130からのシグナルに基づいて、処理水61の状態を判定する処理部を有することが好ましい。処理部を有する制御手段40の具体的な一態様として、制御手段40の機能構成を示すブロック図を図5に例証する。図5では、図2と共通する符号については省略してある。ただし、制御手段40は、検出手段130が排水11における被処理物の存在又は不存在を予測又は検出した場合にのみシグナルを発するものである場合は、記憶部及び処理部の一部又は全部を有さないものであってもよい。
処理部410は、検出手段130からのシグナルを取得可能であり、かつ処理槽60へ命令を指示可能であるように構成される。また、入出力部430は、検出手段130のシグナルを処理部410に伝送可能であり、かつ処理部410の判定結果に基づいて処理槽60へ命令を伝送可能であるように構成される。処理部410は、検出手段130からのシグナルに基づいて、指標値421、過去のシグナル履歴422などと照合することにより、又は判定プログラム423を用いることなどにより、排水11の状態を判定する。
制御手段40、処理槽60及び検出手段130は、それぞれ独立して有線で繋がっていてもよいし、ルーター等を介して、又は介さずに無線で繋がっていてもよい。制御手段40、処理槽60及び検出手段130は、それぞれ物理的に分離されていることが好ましいが、それぞれの機能を果たす限り、これらの2種又は3種すべてが一体的に構成されてもよい。例えば、処理槽60を構成する構造体の一部として、制御手段40が存在してもよい。
制御手段40は、検出手段130が発するシグナルに基づいて処理槽60内の処理水61の状態が所定の範囲内に入るように処理槽60を制御する。例えば、制御手段40は、排水11が被処理物の量が多い状態であれば、処理槽60における被処理物の分解を促す水処理促進剤を供給し、及び/又は処理槽60による水の受け取りを増やすように処理槽60を制御する。また、例えば、制御手段40は、排水11が被処理物の量が少ない状態であれば、処理槽60における処理水61に微生物の栄養成分となる水処理促進剤を供給し、及び/又は処理槽60から処理水61を排出するように処理槽60を制御する。さらに、例えば、制御手段40は、処理水61が被処理物の量が所定の範囲内に入る状態であれば、水処理促進剤が供給されないように処理槽60を制御する。
制御手段40は、検出手段130からのシグナルに基づいて、処理槽60を即時的に制御してもよいし、遅延的に制御してもよい。例えば、検出手段130からの排水11が被処理物の量が多い又は少ない状態にあることを検出したとのシグナルである場合は、処理槽60を即時的に制御することが好ましい。また、検出手段130からの排水11が被処理物の量が多い又は少ない状態にあることを予測したとのシグナルである場合は、処理槽60を遅延的に制御することが好ましい。ただし、この場合、排水11が被処理物の量が多い又は少ない状態にある前、好ましくは直前に、処理槽60内の処理水61の状態が所定の範囲に入るように処理槽60を制御してもよい。
排水処理システム100による排水処理の方法の一例を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
図6に例証されているとおり、排水設備10の検出手段130は排水設備10における排水11の状態、具体的には被処理物の量を検出する(S201)。次いで、検出手段130は、検出結果として、排水11の状態に応じて異なるシグナルを制御手段40へ送る(S202)。制御手段40は、検出手段130から受け取ったシグナルに基づいて、排水11の状態を判定する(S203)。ただし、検出手段130は、あらかじめ定めた閾値の範囲を逸脱する物理量を検出しない場合は、いかなるシグナルをも制御手段40へ送らないように設定してもよい。
判定した結果として、排水11中の被処理物の量が多い又は少ない場合、或いは排水11中の被処理物の量が多くも少なくもない場合は、その内容に応じて処理槽60を制御する(S204)。
排水11中の被処理物の量が多い又は少ない場合は、その内容に応じて、処理水61における被処理物の量が所定の範囲内に入るように処理槽60を制御する(S205A)。一方、排水11中の被処理物の量が多くも少なくもない場合は、処理水61の状態が維持されるように処理槽60を制御する(S205B)。
排水処理システム100では、処理槽60を制御した(S205A)後、検出手段130により断続的又は連続的に排水11における被処理物の存在を検出して、或いは決められた所定の時間の経過により、処理槽60を制御することが好ましい。
第2態様の排水処理システムは、第1態様の排水処理システムと同様に、検出手段を有する排水設備、処理槽及び制御手段に加えて、その他の構成を含んでもよい。
[第3態様の排水処理システム]
本発明の第3態様の排水処理システムは、検出手段を有する排水設備と、検出手段を有する処理槽と、制御手段とを含む。
第3態様の排水処理システムの具体的な一態様は、図1及び図4で例証している排水処理システム1及び排水処理システム10を組み合わせた排水処理システム101(図示しない)である。排水処理システム101は、検出手段130を有する排水設備10と、検出手段30を有する処理槽60と、制御手段40とを含む。
排水処理システム101では、処理槽60の検出手段30は処理槽60内の処理水61の状態を検出し、排水設備10の検出手段130は排水設備10内の排水11の状態を予測又は検出し、及び制御手段40は処理槽60の検出手段からのシグナルに基づいて処理水61の状態が所定の範囲内に入るように排水設備10を制御し、かつ排水設備10の検出手段130からのシグナルに基づいて処理槽60内の処理水61の状態が所定の範囲内に入るように処理槽60を制御する。
制御手段40が処理部410を有する場合は、処理部410は検出手段30及び検出手段130からのシグナルを取得可能であり、かつ排水設備10及び処理槽60へ命令を指示するように構成される。入出力部430は、検出手段30及び検出手段130のシグナルを処理部410に伝送可能であり、かつ処理部410の判定結果に基づいて排水設備10及び処理槽60へ命令を伝送可能であるように構成される。
排水処理システム101は、排水設備10が有する検出手段130からのシグナルにより処理槽60を制御可能であり、かつ処理槽60が有する検出手段30からのシグナルにより排水設備10を制御可能であることから、排水設備及び処理槽を双方向で制御可能であることに特徴がある。排水処理システム101は、処理槽60における処理水61の状態及び排水設備10における排水11の状態に応じて、排水設備10を制御し、処理槽60を制御し、又はこれらの両方を制御することにより、効率良く処理水61の状態を所定の範囲に入るようにすることができる。
[排水処理システムの具体的一態様]
排水処理システムの具体的な一態様は、システムトイレである。システムトイレの一例を、図7を例証して説明する。
システムトイレ200は、排水設備に相当する便器210と、水処理促進剤供給手段に相当する次亜塩素酸供給手段220と、検出手段に相当する光学センサ230を有する生物処理槽260と、制御手段240とを備える。
使用者270は、便器210の座面である便座214に座って、用を足すことができる。使用者270からの排泄物であるし尿は、便器210の凹部213における排水211に貯まる。
システムトイレ200では、使用者270が用を足し終え、便器210内へ洗浄水を流すことにより、し尿を含む排水211が排水管250を経由して、生物処理槽260へ流れる。生物処理槽260に配置する光学センサ230は、生物処理槽260にある処理水の濁度が大きすぎるなど処理水の状態が所定の範囲内にないことを検出して、制御手段240にシグナルを伝送する。制御手段240は、光学センサ230からのシグナルに基づいて、次亜塩素酸供給手段220に、次亜塩素酸を便器210内へ供給するように制御する。
次亜塩素酸供給手段220による次亜塩素酸の供給は、光学センサ230が生物処理槽260にある処理水の状態が所定の範囲内にないことを検出した後、好ましくはその直後に、断続的又は連続的に行われる。また、光学センサ230が処理水の状態が所定の範囲内に入ることを検出した後も、しばらくの間、例えば、処理水の状態が所定の範囲内に入った後数秒間~数十秒間は上記供給が継続されてもよい。
し尿を含む排水211に次亜塩素酸が供給されると、し尿中の窒素化合物やアンモニア態窒素が酸化分解され、排水211は、後段の生物処理槽260に対して、過剰な負荷を与えることなく、生物学的処理に供され得る。結果として、生物処理槽260における効率的な生物学的処理が達成されて、全体的な排水処理効率を高めることができる。
また、し尿と次亜塩素酸との混合効率の観点から、凹部213に貯まっている排水211の量は少ないことが好ましい。そこで、制御手段240は、光学センサ230からのシグナルを受け取った後、し尿が排泄される前に、凹部213に貯まっている排水211の一部を排出するなどして、排水211の量を減じるようにシステムトイレ200を制御してもよい。
光学センサ230は、排水設備210に人感センサとして備え付けられてもよい。この場合、システムトイレ200では、人感センサ230により使用者270を感知すると、排水211にし尿が加えられることを予測して、制御手段240にシグナルを伝送する。制御手段240は、人感センサ230からのシグナルに基づいて、生物処理槽260を曝気することなど、生物処理槽260における排水の生物学的処理が効率に行うように生物処理槽60を制御する。人感センサ230は、使用者270のし尿の排泄を検出するセンサであってもよいし、システムトイレ200の蓋の開閉を検出するセンサであってもよい。
生物処理槽260の制御のタイミングは、人感センサ230が使用者270を感知した直後であっても、感知した後数秒間、例えば、使用者270が用を足している間の時間又は用を足すのが完全に終わるまでの時間の後であってもよいが、効率良く排水を生物学的処理に供するためには、人感センサ230が使用者270を感知した直後であることが好ましい。また、システムトイレ200は、便器210の蓋が開けられたことで排水211にし尿が加えられることを予測して、使用者270によるし尿の排泄前に生物処理槽260を予め制御してもよいし、及び/又は排泄が終わった後に生物処理槽260が追加的に制御されてもよい。例えば、システムトイレ200は、便器210の蓋が開けられたことにより、生物処理槽260を制御し、次いで使用者270によるし尿の排泄が行われ、次いで排泄が終わった後に再び生物処理槽260を制御してもよい。
使用者270が用を足し終えた後は、そのことを人感センサ230が感知して、制御手段240又はその他の制御手段により便器210内に洗浄水が自動的に流されてもよいし、人感センサ230の感知状況にかかわらず、使用者270が手動で便器110内に洗浄水を流してもよい。
排水処理システムの具体的な別の一態様は、図8に例証されるシステムトイレ201である。図8では、図7と重複する符号は省略してある。
システムトイレ201は排水設備210が表示手段280を備え、かつ次亜塩素酸供給手段220を備えない。制御手段240は、生物処理槽260における処理水が被処理物の量が多く、所定の範囲内に入っていない状態であることを検出すると、そのことを表示手段280において表示する。それを見た使用者270は、し尿の排泄を終えた後、排水211に向けて次亜塩素酸を供給する。
[排水処理システムの応用]
本発明の一態様の排水処理システムは、全体的に簡易な構成でありながら、効率良く排水処理を行い得ることから、例えば、自立循環型の浄水装置、好適には小規模な自立循環型の浄水装置に応用可能である。
したがって、本発明の一態様の排水処理システムの具体的な好ましい態様は、本発明の一態様の排水処理システムを具現化した自立循環型の浄水装置である。
[本発明の別の一態様]
本発明の別の一態様は、排水処理方法である。本発明の一態様の排水処理方法は、処理槽内の処理水の状態を処理槽の検出手段が検出する検出工程と、処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備を制御する排水設備制御工程とを含む。本発明の別の一態様の排水処理方法は、排水設備内の排水の状態を排水設備の検出手段が予測又は検出する検出工程と、排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように処理槽を制御する処理槽制御工程とを含む。本発明の別の一態様の排水処理方法は、処理槽内の処理水の状態を処理槽の検出手段が検出する検出工程と、排水設備内の排水の状態を排水設備の検出手段が予測又は検出する検出工程と、処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備を制御する排水設備制御工程、及び排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように処理槽を制御する処理槽制御工程とを含む。
排水設備制御工程及び処理槽制御工程は、自動的に行うことが好ましいが、検出手段からのシグナルを目視により確認することなどにより手動で行ってもよい。本発明の一態様の排水処理方法は、本発明の一態様の排水処理システムにより実現されることが好ましい。
本発明の一態様の排水処理システムは、全体的に簡易な構成でありながら、効率良く排水処理を行うことができることから、例えば、洗面所、トイレ、浴室、ランドリールーム、キッチンなどの排水設備に利用可能であり、さらには自立循環型の浄水装置に利用可能である。
1 排水処理システム
10 排水設備
11 排水
12 排水口
13 凹部
20 水処理促進剤供給手段
30 検出手段
40 制御手段
410 処理部
420 記憶部
421 指標値
422 シグナル履歴
423 判定プログラム
430 入出力部
440 バス
50 排水管
60 処理槽

Claims (8)

  1. 排水処理システムであって、
    水処理促進剤供給手段を有する排水設備と、検出手段を有する生物処理槽と、制御手段とを備え、
    前記生物処理槽は、前記排水設備から排出される排水を受け取り可能であり、
    前記生物処理槽の検出手段は前記生物処理槽内の処理水の状態を予測又は検出し、及び
    前記制御手段は前記生物処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記水処理促進剤供給手段が前記排水設備内の排水へ水処理促進剤を供給し、かつ該排水設備から排出される排水を制御して前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記排水設備を制御する、前記排水処理システム。
  2. 排水処理システムであって、
    水処理促進剤供給手段及び検出手段を有する排水設備と、検出手段を有する生物処理槽と、制御手段とを備え、
    前記生物処理槽は、前記排水設備から排出される排水を受け取り可能であり、
    前記生物処理槽の検出手段は前記生物処理槽内の処理水の状態を予測又は検出し、
    前記排水設備の検出手段は前記排水設備内の排水の状態を予測又は検出し、及び
    前記制御手段は前記生物処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記水処理促進剤供給手段が前記排水設備内の排水へ水処理促進剤を供給し、かつ該排水設備から排出される排水を制御して前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記排水設備を制御し、かつ前記排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて前記生物処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記生物処理槽を制御する、前記排水処理システム。
  3. 前記生物処理槽の制御は、前記生物処理槽からの処理水の排出又は前記生物処理槽への給水若しくは水処理促進剤の供給である、請求項2に記載の排水処理システム。
  4. 前記水処理促進剤は、無機物又は有機物を分解若しくは中和する水処理促進剤であり、又は微生物の栄養成分若しくは消毒成分である水処理促進剤である、請求項1~3のいずれか1項に記載の排水処理システム。
  5. 前記生物処理槽の検出手段は、前記処理水の水圧、水量、水位、水温、pH、電気伝導度、臭気、色度及び濁度並びに前記処理水における微生物量、無機物及び有機物の存在からなる群から選択される少なくとも1種の処理水の状態を予測又は検出する、請求項1~3のいずれか1項に記載の排水処理システム。
  6. 前記排水設備の検出手段は、被処理物の供給源に基づいて処理水の状態を予測し、又は前記排水の水圧、水量、水位、水温、pH、電気伝導度、臭気、色度及び濁度並びに前記排水における無機物及び有機物の存在からなる群から選択される少なくとも1種の排水の状態を予測又は検出する、請求項2に記載の排水処理システム。
  7. 排水設備から排出される排水を受け取り可能である生物処理槽内の処理水の状態を該生物処理槽の検出手段が予測又は検出する検出工程と、
    前記生物処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記排水設備の水処理促進剤供給手段が該排水設備内の排水へ水処理促進剤を供給し、かつ該排水設備から排出される排水を制御して前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備を制御する排水設備制御工程と
    を含む、排水処理方法。
  8. 排水設備から排出される排水を受け取り可能である生物処理槽内の処理水の状態を該生物処理槽の検出手段が検出する検出工程と、
    排水設備内の排水の状態を該排水設備の検出手段が予測又は検出する検出工程と、
    前記生物処理槽の検出手段からのシグナルに基づいて前記排水設備の水処理促進剤供給手段が該排水設備内の排水へ水処理促進剤を供給し、かつ該排水設備から排出される排水を制御して前記処理水の状態が所定の範囲内に入るように排水設備を制御する排水設備制御工程、及び前記排水設備の検出手段からのシグナルに基づいて前記生物処理槽内の処理水の状態が所定の範囲内に入るように前記生物処理槽を制御する生物処理槽制御工程と
    を含む、排水処理方法。
JP2024031081A 2024-03-01 2024-03-01 排水処理システム及び排水処理方法 Active JP7621694B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024031081A JP7621694B1 (ja) 2024-03-01 2024-03-01 排水処理システム及び排水処理方法
JP2025000078A JP2025133691A (ja) 2024-03-01 2025-01-06 排水処理システム及び排水処理方法
PCT/JP2025/007066 WO2025183142A1 (ja) 2024-03-01 2025-02-28 排水処理システム及び排水処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024031081A JP7621694B1 (ja) 2024-03-01 2024-03-01 排水処理システム及び排水処理方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025000078A Division JP2025133691A (ja) 2024-03-01 2025-01-06 排水処理システム及び排水処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7621694B1 true JP7621694B1 (ja) 2025-01-27
JP2025133254A JP2025133254A (ja) 2025-09-11

Family

ID=94370899

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024031081A Active JP7621694B1 (ja) 2024-03-01 2024-03-01 排水処理システム及び排水処理方法
JP2025000078A Pending JP2025133691A (ja) 2024-03-01 2025-01-06 排水処理システム及び排水処理方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025000078A Pending JP2025133691A (ja) 2024-03-01 2025-01-06 排水処理システム及び排水処理方法

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP7621694B1 (ja)
WO (1) WO2025183142A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002066535A (ja) 2000-09-01 2002-03-05 Togami Electric Mfg Co Ltd 廃水処理システム
US20160272519A1 (en) 2015-03-16 2016-09-22 Environmental Operating Solutions, Inc. Control system for nitrogen and phosphorus removal
JP2019155283A (ja) 2018-03-13 2019-09-19 住友重機械エンバイロメント株式会社 薬剤添加量制御装置及び薬剤添加量制御方法
JP2019181400A (ja) 2018-04-16 2019-10-24 栗田工業株式会社 排水処理システム及び排水処理方法
JP2020114576A (ja) 2019-01-17 2020-07-30 三浦工業株式会社 管理装置
JP2021030152A (ja) 2019-08-23 2021-03-01 オシュン株式会社 水処理システム、及び水処理方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52113549A (en) * 1976-03-22 1977-09-22 Hitachi Ltd Controlling apparatus for apparatus for treating waste water
JPS5544332A (en) * 1978-09-26 1980-03-28 Hitachi Ltd Control method of activated sludge water treating apparatus
JPS58287A (ja) * 1981-06-25 1983-01-05 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 汚水流入量自動制御装置
JPS60206491A (ja) * 1984-03-29 1985-10-18 Shimizu Constr Co Ltd 廃水処理装置
JPH10176361A (ja) * 1996-12-16 1998-06-30 Inax Corp 住宅用中水処理システム
JP2023080503A (ja) * 2021-11-30 2023-06-09 Wota株式会社 循環型排水処理ユニット、および循環型排水処理システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002066535A (ja) 2000-09-01 2002-03-05 Togami Electric Mfg Co Ltd 廃水処理システム
US20160272519A1 (en) 2015-03-16 2016-09-22 Environmental Operating Solutions, Inc. Control system for nitrogen and phosphorus removal
JP2019155283A (ja) 2018-03-13 2019-09-19 住友重機械エンバイロメント株式会社 薬剤添加量制御装置及び薬剤添加量制御方法
JP2019181400A (ja) 2018-04-16 2019-10-24 栗田工業株式会社 排水処理システム及び排水処理方法
JP2020114576A (ja) 2019-01-17 2020-07-30 三浦工業株式会社 管理装置
JP2021030152A (ja) 2019-08-23 2021-03-01 オシュン株式会社 水処理システム、及び水処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2025133254A (ja) 2025-09-11
JP2025133691A (ja) 2025-09-11
WO2025183142A1 (ja) 2025-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2011269658B2 (en) A process and apparatus for purifying water
CN103492323B (zh) 灰水划分和处理
CN107923169A (zh) 坐便器用水消毒装置及其方法
JP3480173B2 (ja) 殺菌水供給機能付便器ユニット
CN101605941A (zh) 用于处理灰水的方法和控制系统
JP6955775B2 (ja) 水処理システム、及び水処理方法
JP2005299092A (ja) 便器洗浄装置
JP7621694B1 (ja) 排水処理システム及び排水処理方法
JP7681927B1 (ja) 排水処理システム及び排水処理方法
JP7681928B1 (ja) 排水処理システム及び排水処理方法
KR101870283B1 (ko) 이산화염소를 이용한 화장실 살균 시스템
JP2007332537A (ja) トイレ装置
CN210340534U (zh) 智能水循环及节能生命维持系统
JPH1147773A (ja) オゾン水のオゾン濃度調整装置
KR100414557B1 (ko) 순환식 무 방류 화장실 분뇨처리장치
JP4576671B2 (ja) 殺菌装置
CN203498969U (zh) 一种电子洁厕器
JP2001029973A (ja) 生活排水の処理方法及び生活排水処理装置
US8616156B2 (en) Water treatment system for egg processing facility
JP2002161558A (ja) 戸建て用排水再利用装置
RU28703U1 (ru) Автономная система канализации (АСК)
KR200328692Y1 (ko) 순환식 무 방류 화장실 분뇨처리장치
JPH10338958A (ja) オゾン水給水装置
JP2000117257A (ja) 生活排水利用装置
JPH11189402A (ja) 次亜塩素酸生成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240301

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20240301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20241210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7621694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150