JP7560255B2 - ヘミアスタリン誘導体を含む抗体薬物複合体を含有する医薬 - Google Patents
ヘミアスタリン誘導体を含む抗体薬物複合体を含有する医薬 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7560255B2 JP7560255B2 JP2020022548A JP2020022548A JP7560255B2 JP 7560255 B2 JP7560255 B2 JP 7560255B2 JP 2020022548 A JP2020022548 A JP 2020022548A JP 2020022548 A JP2020022548 A JP 2020022548A JP 7560255 B2 JP7560255 B2 JP 7560255B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- cancer
- antibody
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
式(1-1):
[式中、
bは1~5の整数を表し、
Zは、式(Z-1)、式(Z-2)、式(Z-3)、式(Za-1)、式(Za-2)、式(Za-3)、式(Za-4)又は式(Za-5):
(式中、
nは0~4の整数を表し、ここにおいて、Zが式(Za-4)又は式(Za-5)で表される基である場合、nは1~4の整数であり、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Raaは、C1-6アルキル基を表し、
Qは、式(Qa-1)、式(Qa-2)、式(Qa-3)、式(Qa-4)、式(Qa-5)、式(Qa-6)又は式(Qa-7):
(式中、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキル基又はC1-6アルコキシ基を表し、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アミノ基、カルボキシル基、フェニル基、1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6アルキルエステル基を表す)
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、
R2は、-(CH2)u-COR4を表し、
uは1又は2を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、-OH又は-(AB)pを表し、
ABは、Glu、Asp又はLysを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
pは1~4の整数を表し、
ただし、R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和は1~5の整数である)
で表される基である]
で表される、化合物又はその塩を含有する医薬。
上記化合物が、式(1-1):
[式中、
bは1~5の整数を表し、
Zは、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3):
(式中、
nは0~4の整数を表し、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、無置換フェニル基又は式(Q-1):
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、
R2は、-(CH2)u-COR4を表し、
uは1又は2を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、-OH又は-(AB)pを表し、
ABは、Glu、Asp又はLysを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
pは1~4の整数を表し、
ただし、R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和は1~5の整数である)
で表される基である]
で表される化合物である、項1に記載の医薬。
bが2である、項1又は2に記載の医薬。
式(1-2):
[式中、
hは1~5の整数を表し、
Z’は、式(Z-4)、式(Z-5)、式(Za-6)、式(Za-7)、式(Za-8)、式(Za-9)、式(Za-10)又は式(Za-11):
(式中、
nは0~4の整数を表し、ここにおいて、Zが式(Za-6)、式(Za-7)、式(Za-8)、式(Za-9)、式(Za-10)又は式(Za-11)で表される基である場合、nは1~4の整数であり、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、式(Qa-1)、式(Qa-2)、式(Qa-3)、式(Qa-4)、式(Qa-5)、式(Qa-6)又は式(Qa-7):
(式中、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキル基又はC1-6アルコキシ基を表し、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アミノ基、カルボキシル基、フェニル基、1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6アルキルエステル基を表す)
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表す)
で表される基である]
で表される、化合物又はその塩を含有する医薬。
上記化合物が、式(1-2):
[式中、
hは1~5の整数を表し、
Z’は、式(Z-4)又は式(Z-5):
(式中、
nは0~4の整数を表し、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、無置換フェニル基又は式(Q-1):
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表す)
で表される基である]
で表される化合物である、項4に記載の医薬。
hが5である、項4又は5に記載の医薬。
Qが、式(Qa-1)又は式(Qa-2)で表される基であり、
Rab及びRacが、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1-6アルキル基又はC1-6アルコキシ基であり、
Rad、Rae及びRafが、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基である、項1又は4に記載の医薬。
nが0~2の整数である、項1~7のいずれか一項に記載の医薬。
R3又はR4が、-(AB)pであり、nとpの和が、1又は2である、項1~3のいずれか一項に記載の医薬。
R3及びR4が、-OHであり、
nが0~2の整数である、項1~3のいずれか一項に記載の医薬。
R3及びR4が、-(AB)pであり、
nが0であり、pは2であるか、又はn及びpがそれぞれ1である、項1~3のいずれか一項に記載の医薬。
式(2-1):
[式中、
mAbは、抗体を表し、
qは1~8の整数を表し、
bは1~5の整数を表し、
Zは、式(Z-1)、式(Z-2)、式(Z-3)、式(Za-1)、式(Za-2)、式(Za-3)、式(Za-4)又は式(Za-5):
(式中、
nは0~4の整数を表し、ここにおいて、Zが式(Za-4)又は式(Za-5)で表される基である場合、nは1~4の整数であり、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Raaは、C1-6アルキル基を表し、
Qは、式(Qa-1)、式(Qa-2)、式(Qa-3)、式(Qa-4)、式(Qa-5)、式(Qa-6)又は式(Qa-7):
(式中、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキル基又はC1-6アルコキシ基を表し、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アミノ基、カルボキシル基、フェニル基、1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6アルキルエステル基を表す)
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、
R2は、-(CH2)u-COR4を表し、
uは1又は2を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、-OH又は-(AB)pを表し、
ABは、Glu、Asp又はLysを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
pは1~4の整数を表し、
ただし、R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和は1~5の整数である)
で表される基である]
で表される、抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩を含有する医薬。
上記抗体薬物複合体が、式(2-1):
[式中、
mAbは、抗体を表し、
qは1~8の整数を表し、
bは1~5の整数を表し、
Zは、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3):
(式中、
nは0~4の整数を表し、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、無置換フェニル基又は式(Q-1):
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、
R2は、-(CH2)u-COR4を表し、
uは1又は2を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、-OH又は-(AB)pを表し、
ABは、Glu、Asp又はLysを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
pは1~4の整数を表し、
ただし、R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和は1~5の整数である)
で表される基である]
で表される抗体薬物複合体である、項16に記載の医薬。
bが2である、項16又は17に記載の医薬。
式(2-2):
[式中、
mAbは、抗体を表し、
qは1~8の整数を表し、
hは1~5の整数を表し、
Z’は、式(Z-4)、式(Z-5)、式(Za-6)、式(Za-7)、式(Za-8)、式(Za-9)、式(Za-10)又は式(Za-11):
(式中、
nは0~4の整数を表し、ここにおいて、Zが式(Za-6)、式(Za-7)、式(Za-8)、式(Za-9)、式(Za-10)又は式(Za-11)で表される基である場合、nは1~4の整数であり、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、式(Qa-1)、式(Qa-2)、式(Qa-3)、式(Qa-4)、式(Qa-5)、式(Qa-6)又は式(Qa-7):
(式中、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1-6アルキル基又はC1-6アルコキシ基を表し、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アミノ基、カルボキシル基、フェニル基、1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6アルキルエステル基を表す)
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表す)
で表される基である]
で表される、抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩を含有する医薬。
上記抗体薬物複合体が、式(2-2):
[式中、
mAbは、抗体を表し、
qは1~8の整数を表し、
hは1~5の整数を表し、
Z’は、式(Z-4)又は式(Z-5):
(式中、
nは0~4の整数を表し、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)、アスパラギン酸残基(Asp)又はリシン残基(Lys)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、無置換フェニル基又は式(Q-1):
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表す)
で表される基である]
で表される抗体薬物複合体である、項19に記載の医薬。
hが5である、項19又は20に記載の医薬。
Qが、式(Qa-1)又は式(Qa-2)で表される基であり、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1-6アルキル基又はC1-6アルコキシ基であり、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基である、項16又は19に記載の医薬。
nが0~2の整数である、項16~22のいずれか一項に記載の医薬。
R3又はR4が、-(AB)pであり、nとpの和が、1又は2である、項16~18のいずれか一項に記載の医薬。
R3及びR4が、-OHであり、
nが0~2の整数である、項16~18のいずれか一項に記載の医薬。
R3及びR4が、-(AB)pであり、
nが0であり、pは2であるか、又はn及びpがそれぞれ1である、項16~18のいずれか一項に記載の医薬。
mAbが、ブレンツキシマブ、トラスツズマブ、イノツズマブ、ゲムツズマブ、グレムバツムマブ、ラベツズマブ、サシツズマブ、リファスツズマブ、インデュサツマブ、ポラツズマブ、ピナツズマブ、コルツキシマブ、インダツキシマブ、ミラツズマブ、ロバルピツズマブ、アネツマブ、チソツマブ、ミアベツキシマブ、ロルボツズマブ(lorvotuzumab)、リツキシマブ、デパツキシズマブ、デニンツズマブ、エンホルツマブ、テルソツズマブ、バンドルツズマブ、ソフィツズマブ、ボルセツズマブ、ミルベツキシマブ(mirvetuximab)、ナラツキシマブ、カンツズマブ、ラプリツキシマブ、ビバツズマブ、バダスツキシマブ、ルパルツマブ、アプルツマブ、アバゴボマブ、アブシキシマブ、アビツズマブ、アブリルマブ、アクトクスマブ、アダリブマブ、アデカツムマブ、アデュカヌマブ、アファセビクマブ、アフェリモマブ、アラシズマブ、アレムツズマブ、アリロクマブ、アルツモマブ、アマツキシマブ、アナツモマブ、アニフロルマブ、アンルキンズマブ、アポリズマブ、アルシツモマブ、アスクリンバクマブ、アセリズマブ、アテゾリズマブ、アチヌマブ、アトロリムマブ、アベルマブ、アジンツキシズマブ、バピネズマブ、バシリキシマブ、バビツキシマブ、ベクツモマブ、ベゲロマブ、ベリムマブ、ベンラリズマブ、ベルチリムマブ、ベシレソマブ、ベバシズマブ、ベズロトクスマブ、ビシロマブ、ビマグルマブ、ビメキズマブ、ブレセルマブ、ブリナツモマブ、ブロンツベトマブ、ブロソズマブ、ボコシズマブ、ブラジクマブ、ブリアキヌマブ、ブロダルマブ、ブロルシズマブ、ブロンチクツズマブ、ブロスマブ、カビラリズマブ、カムレリズマブ、カプラシズマブ、カプロマブ、カルルマブ、カロツキシマブ、カツマゾマブ、セデリズマブ、セルトリズマブ、セツキシマブ、シタツズマブ、シキスツムマブ、セレノリキシマブ、クリバツズマブ、コドリツズマブ、コナツムマブ、コンシズマブ、コスフロビキシマブ、クレネズマブ、クリザンリズマブ、クロテデュマブ、ダセツズマブ、ダクリズマブ、ダロツズマブ、ダピロリズマブ、ダラツムマブ、デクトレクマブ、デムシズマブ、デノスマブ、デツモマブ、デザミズマブ、ジヌツキシマブ、ジリダブマブ、ドマグロズマブ、ドルリモマブ、ドロジツマブ、デュリゴツズマブ、デュピルマブ、デュルバルマブ、デュシギツマブ、デュボルツキシズマブ、エクロメキシマブ、エクリズマブ、エドバコマブ、エドレコロマブ、エファリズマブ、エフングマブ、エルデルマブ、エレザムマブ、エロツズマブ、エルシリモマブ、エマクツズマブ、エマパルマブ、エミベツズマブ、エミシズマブ、エナバツズマブ、エンリモマブ、エノブリツズマブ、エノキズマブ、エノチクマブ、エンシツキシマブ、エピツモマブ、エプラツズマブ、エプチネズマブ、エレヌマブ、エルリズマブ、エルツマキソマブ、エタラシズマブ、エトロリズマブ、エビナクマブ、エボロクマブ、エクスビビルマブ、ファラリモマブ、ファルレツズマブ、ファシヌマブ、フェルビズマブ、フェザキヌマブ、フィクラツズマブ、フィギツムマブ、フィリブマブ、フラボツマブ、フレチクマブ、フォントリズマブ、フォラルマブ、フォラビルマブ、フレマネズマブ、フレソリムマブ、フルネベトマブ、フルラヌマブ、フツキシマブ、ガルカネズマブ、ガリキシマブ、ガニツマブ、ガンテネルマブ、ガチポツズマブ、ガビリモマブ、ゲディブマブ、ゲボキズマブ、ギルベトマブ、ギレンツキシマブ、ゴリムマブ、グセルクマブ、イバリズマブ、イブリツモマブ、イクルクマブ、イダルシズマブ、イファボツズマブ、イゴボマブ、イマルマブ、イムシロマブ、イムガツズマブ、インクラクマブ、イネビリズマブ、インフリキシマブ、イノリモマブ、インテツムマブ、イピリムマブ、イラツムマブ、イサツキシマブ、イトリズマブ、イキセキズマブ、ケリキシマブ、ラクノツマブ、ランパリズマブ、ラナデルマブ、ランドグロズマブ、ラルカビキシマブ、レブリキズマブ、レマレソマブ、レンジルマブ、レルデリムマブ、レソファブマブ、レトリズマブ、レキサツムマブ、リビリルマブ、リファツズマブ、リゲリズマブ、リロトマブ、リンツズマブ、リリルマブ、ロデルシズマブ、ロキベトマブ、ロロボツズマブ、ロサツキシマブ、ルカツムマブ、ルリズマブ、ルムレツズマブ、ルチキズマブ、マパツムマブ、マルゲツキシマブ、マサリモマブ、マツズマブ、マブリリムマブ、メポリズマブ、メテリムマブ、ミニテルモマブ、ミツモマブ、モドツキシマブ、モガムリズマブ、モナリズマブ、モロリズマブ、モタビズマブ、モキセツモマブ、ムロモナブ、ナコロマブ、ナミルマブ、ナプツモマブ、ナルナルマブ、ナタリズマブ、ナビシキシズマブ、ナビブマブ、ネバクマブ、ネシツムマブ、ネモリズマブ、ネレリモマブ、ネスバクマブ、ニモツズマブ、ニボルマブ、オビルトキサキシマブ、オビヌツズマブ、オカラツズマブ、オクレリズマブ、オデュリモマブ、オファツムマブ、オララツマブ、オレクルマブ、オレンダリズマブ、オロキズマブ、オマリズマブ、オナルツズマブ、オンツキシズマブ、オピシヌマブ、オポルツズマブ、オレゴボマブ、オレチクマブ、オルチクマブ(orticumab)、オテリキシズマブ、オトレルツズマブ、オキセルマブ、オザネズマブ、オゾラリズマブ、パギバキシマブ、パリビズマブ、パムレブルマブ、パニツムマブ、パノバクマブ、パルサツズマブ、パスコリズマブ、パソツキシズマブ、パテクリズマブ、パトリツマブ、ペンブロリズマブ、ペラキズマブ、ペルツズマブ、ペキセリズマブ、ピディリズマブ、プラクルマブ、プロザリズマブ、ポネズマブ、ポルガビキシマブ、プレザルマブ、プリリキシマブ、プリトキサキシマブ、プリツムマブ、クイリズマブ、ラコツモマブ、ラドレツマブ、ラフィビルマブ、ラルパンシズマブ、ラムシルマブ、ラネベトマブ、ラニビズマブ、ラキシバクマブ、レファネズマブ、レガビルマブ、レムトルマブ、レスリズマブ、リロツムマブ、リニクマブ、リサンキズマブ、リババズマブ、ロバツムマブ、ロレデュマブ、ロモソズマブ、ロンタリズマブ、ロスマンツズマブ、ロベリズマブ、ロザノリキシズマブ、ルプリズマブ、サマリズマブ、サリルマブ、サトラリズマブ、サツモマブ、セクキヌマブ、セリクレルマブ、セリバンツマブ、セトキサキシマブ、セビルマブ、シブロツズマブ、シファリムマブ、シルツキシマブ、シムツズマブ、シプリズマブ、シルクマブ、ソラネズマブ、ソリトマブ、ソンツズマブ、スタムルマブ、スレソマブ、スムタブマブ、スビズマブ、スブラトクマブ、タバルマブ、タドシズマブ、タリズマブ、タムツベトマブ、タネズマブ、タプリツモマブ、タレクスツマブ、タボリキシズマブ、ファノレソマブ、ノフェツモマブ、ピンツモマブ、テフィバズマブ、テリモマブ、テリソズマブ、テナツモマブ、テネリキシマブ、テプリズマブ、テプロツムマブ、テシドルマブ、テゼペルマブ、ティガツズマブ、ティルドラキズマブ、チミグツズマブ、チモルマブ、トシリズマブ、トムゾツキシマブ、トラリズマブ、トサトクスマブ、トシツモマブ、トベツマブ、トラロキヌマブ、トレガリズマブ、トレメリムマブ、トレボグルマブ、ツコツズマブ、ツビルマブ、ウブリツキシマブ、ウロクプルマブ、ウレルマブ、ウルトキサズマブ、ウステキヌマブ、ウトミルマブ、バンチクツマブ、バヌシズマブ、バパリキシマブ、バリサクマブ、バルリルマブ、バテリズマブ、ベドリズマブ、べルツズマブ、ベパリモマブ、ベセンクマブ、ビシリズマブ、ボバリリズマブ、ボロシキシマブ、ボンレロリズマブ、ボツムマブ、ブナキズマブ、タカツズマブ、ザルツズマブ、ザノリムマブ、ジラリムマブ、ゾリモマブ、カミダンルマブ、コフェツズマブ、ラジラツズマブ、ロンカスツズマブ、テリソツズマブ、エナポタマブ、AMG595の抗体又は抗エンビジン抗体である、項16~28のいずれか一項に記載の医薬。
mAbが、ブレンツキシマブ、トラスツズマブ、イノツズマブ、ゲムツズマブ、ラベツズマブ、ポラツズマブ、コルツキシマブ、インダツキシマブ、アネツマブ、リツキシマブ、デニンツズマブ、ラプリツキシマブ、バダスツキシマブ、グレムバツムマブ、セツキシマブ、アレムツズマブ又はデパツキシズマブである、項29に記載の医薬。
mAbが、ブレンツキシマブ又はトラスツズマブである、項30に記載の医薬。
項16~31のいずれか一項に記載の医薬を含有する、医薬組成物。
項16~31のいずれか一項に記載の医薬と、
抗がん性アルキル化剤、抗がん性代謝拮抗剤、抗がん性抗生物質、抗がん性白金配位化合物、抗がん性カンプトテシン誘導体、抗がん性チロシンキナーゼ阻害剤、抗がん性セリンスレオニンキナーゼ阻害剤、抗がん性リン脂質キナーゼ阻害剤、抗がん性モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節剤、ホルモン剤、免疫チェックポイント阻害剤、エピジェネティクス関連分子阻害剤、及びタンパク質翻訳後修飾阻害剤からなる群より選択される1種以上の抗がん性化合物又はその製薬学的に許容される塩と、を含む医薬組成物。
項16~31のいずれか一項に記載の医薬を含有する、抗がん剤。
がんが、乳がん、胃がん、肺がん、肝臓がん、子宮頸がん、大腸がん、直腸がん、結腸がん、神経膠腫、リンパ腫、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、腎がん、尿路上皮がん、皮膚がん、甲状腺がん、膀胱がん、頭頸部がん、子宮体がん、中皮腫、黒色腫、多発性骨髄腫又は白血病である、項34に記載の抗がん剤。
治療が必要な患者に、項16~31のいずれか一項に記載の医薬を投与することを含む、がんの治療方法。
抗がん剤を製造するための、項1~15のいずれか一項に記載の医薬の使用。
抗がん剤を製造するための、項16~31のいずれか一項に記載の医薬の使用。
がんの治療に使用するための、項16~31のいずれか一項に記載の医薬。
抗がん性アルキル化剤、抗がん性代謝拮抗剤、抗がん性抗生物質、抗がん性白金配位化合物、抗がん性カンプトテシン誘導体、抗がん性チロシンキナーゼ阻害剤、抗がん性セリンスレオニンキナーゼ阻害剤、抗がん性リン脂質キナーゼ阻害剤、抗がん性モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節剤、ホルモン剤、免疫チェックポイント阻害剤、エピジェネティクス関連分子阻害剤、及ぶタンパク質翻訳後修飾阻害剤からなる群より選択される1種以上の抗がん性化合物又はその製薬学的に許容される塩と併用してがんを治療するための、項16~31のいずれか一項に記載の医薬。
式(1-1)若しくは式(1-2)で表される化合物及びその塩(以下、「本発明のヘミアスタリン誘導体」と称することもある。)は、以下のとおりである。
Asp…アスパラギン酸、Glu…グルタミン酸、Lys…リシン
(1-1-A)
式(1-1)において、
bが2、3、4又は5であり、
nが、0又は1の整数であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABは、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
化合物又はその塩。
で表される基を表す。ここで、n、AA、Q、R1a及びR1bは、式(1-1)におけるそれらと同義である。ただし、Z’が、式(Za-6)、式(Za-7)、式(Za-8)、式(Za-9)、式(Za-10)又は式(Za-11)で表される基である場合、nは1~4の整数である。
(1-2-A)
式(1-2)において、
hが2、3、4又は5であり、
Z’が、式(Z-4)又は式(Z-5)で表される基であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
AAが、Glu又はAspであり、
nが0、1、又は2である、
化合物又はその塩。
式(2-1)又は式(2-2)で表される抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩(以下、「本発明の抗体薬物複合体」と称することもある。)は、以下に示すように、抗体分子由来の抗体部分と薬物分子由来の薬物部分が、直接的に共有結合している複合体である。本明細書において、「抗体薬物複合体」を「ADC」という場合もある。
(2-1-A)
式(2-1)において、
mAbが、ブレンツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、 R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-B)
式(2-1)において、
mAbが、トラスツズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-C)
式(2-1)において、
mAbが、ゲムツズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-D)
式(2-1)において、
mAbが、イノツズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-E)
式(2-1)において、
mAbが、リツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-F)
式(2-1)において、
mAbが、セツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-G)
式(2-1)において、
mAbが、コルツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nは、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-H)
式(2-1)において、
mAbが、デニンツズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-I)
式(2-1)において、
mAbが、アレムツズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-J)
式(2-1)において、
mAbが、アネツマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-K)
式(2-1)において、
mAbが、ポラツズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-L)
式(2-1)において、
mAbが、バダスツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-M)
式(2-1)において、
mAbが、グレムバツムマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-N)
式(2-1)において、
mAbが、インダツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-O)
式(2-1)において、
mAbが、デパツキシズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-P)
式(2-1)において、
mAbが、ラプリツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-1-Q)
式(2-1)において、
mAbが、ラベツズマブであり、
qが、1~8の整数であり、
bが2、3、4又は5であり、
Zが、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、
nが、0又は1の整数であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
R2が、-(CH2)u-COR4であり、
uが、1又は2の整数であり、
AAが、Glu又はAspであり、
R3が、-OH又は-(AB)pであり、
R4が、-OH又は-(AB)pであり、
pが、1又は2の整数であり、
ABが、Glu又はAspを表し、ABが複数ある場合、それぞれのABは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AB同士はアミド結合を介して結合しており、
R3又はR4が-(AB)pであるとき、nとpの和が1又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
(2-2-A)
式(2-2)において、
mAbが、ブレンツキシマブであり、
qが、1~8の整数であり、
hが2、3、4又は5であり、
Z’が、式(Z-4)又は式(Z-5)で表される基であり、
Qが、無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、
R1aが、メチル基であり、
R1bが、水素原子であり、
AAが、Glu又はAspであり、
nが0、1、又は2である、
抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩。
Zが式(Z-1)で表される基であり、Qが式(Q-1)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基であり、R2が-(CH2)u-COOHの場合、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、AA、u、b及びnは、項2に定義されるとおりであり、Ra、Rb、Rx、Ry及びRZは、それぞれ独立に、C1-6アルキル基又はベンジル基を表し、PXはアミノ基の保護基を意味する。)
化合物a2は、化合物a1を、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、種々のメチル化試薬を反応させることにより製造することができる。メチル化試薬としては、例えば、ハロゲン化メチル等が挙げられ、好ましくはヨウ化メチル、臭化メチル、塩化メチル等が挙げられる。塩基としては、好ましくはカリウムヘキサメチルジシラジドが挙げられる。溶媒としては、好ましくはテトラヒドロフランが挙げられる。反応時間は、通常5分~48時間であり、好ましくは10分~2時間である。反応温度は、通常-78℃~100℃であり、好ましくは-78℃~10℃である。本工程は、J. Nat. Prod. 2003, 66, 183-199等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a3は、化合物a2より、上記A-1工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物a4は、化合物a3を、適当な溶媒中で、適当な還元剤と反応させることにより製造することができる。還元剤としては、通常の有機合成反応に用いられる還元剤から適宜選択されるが、好ましくは水素化ジイソブチルアルミニウムが挙げられる。溶媒としては、好ましくはジエチルエーテルが挙げられる。反応時間は、通常5分~48時間であり、好ましくは10分~24時間である。反応温度は、通常-78℃~100℃であり、好ましくは-78℃~50℃である。本工程は、J. Nat. Prod. 2003, 66, 183-199等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a5は、化合物a4を、適当な溶媒中、適当な酸化剤を用いて酸化することにより製造することができる。酸化剤としては、通常の有機合成反応に用いられる酸化剤から適宜選択することができるが、好ましくは過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウムが挙げられる。溶媒としては、好ましくはジクロロメタンが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常-78℃~100℃であり、好ましくは、-78℃~50℃である。本工程は、J. Nat. Prod. 2003, 66, 183-199等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a6は、化合物a5のアルデヒドを、適当な溶媒中、α-アミノシアノ化することにより製造することができる。溶媒としては、好ましくはトルエン及びジクロロメタンが挙げられる。反応時間は、通常5分~96時間であり、好ましくは24時間~72時間である。反応温度は、通常0℃~200℃であり、好ましくは0℃~100℃である。本工程は、Org. Lett. 2002, 4, 695-697等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a7は、化合物a6を、適当な塩基存在下又は非存在下、適当な溶媒中で、適当な酸化剤を用いて製造することができる。酸化剤としては、通常の有機合成反応で用いられる酸化剤から適宜選択することができるが、好ましくは過酸化水素が挙げられる。塩基としては、好ましくは炭酸カリウムが挙げられる。溶媒としては、好ましくはメタノールが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常0℃~200℃であり、好ましくは0℃~60℃である。本工程は、J. Org. Chem. 2001, 66, 7355-7364等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a8は、化合物a7を、適当な溶媒中、適当な触媒存在下で、還元剤を用いて還元することにより製造することができる。還元剤としては、通常の有機合成反応で用いられる還元剤から適宜選択することができるが、好ましくは水素、ギ酸アンモニウム等のギ酸の塩又はヒドラジンが挙げられる。触媒としては、パラジウム、ニッケル、ロジウム、コバルト、白金等の遷移金属、その塩若しくはその錯体又は上記遷移金属をポリマー等の担体に担持させたものが挙げられる。溶媒としては、好ましくはエタノール又はメタノールが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常0℃~200℃であり、好ましくは0℃~100℃である。本工程は、J. Org. Chem. 2001, 66, 7355-7364等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a9は、化合物a8のアミノ基を保護基PXで保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物a11は、化合物a9と種々のアシル化試薬(例えば、化合物a10)を、適当な塩基存在下又は非存在下、適当な溶媒中で、反応させることにより製造することができる。アシル化試薬としては、例えば、カルボン酸ハロゲン化物、カルボン酸無水物等が挙げられ、好ましくはジ-tertブチルジカルボネートが挙げられる。塩基としては、好ましくはジイソプロピルエチルアミンが挙げられる。溶媒としては、好ましくはクロロホルムが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常0℃~200℃であり、好ましくは0℃~50℃である。
化合物a12は、化合物a11を、適当な溶媒中、適当なアルカリ金属アルコキシド類と反応させることにより製造することができる。アルカリ金属アルコキシド類としては、通常の有機合成反応で用いられるアルカリ金属アルコキシド類から適宜選択することができるが、好ましくはリチウムメトキシド又はリチウムエトキシドが挙げられる。溶媒としては、好ましくはメタノール又はエタノールが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~6時間である。反応温度は、通常-78℃~200℃であり、好ましくは-78℃~50℃である。
化合物a13は、化合物a12に、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、種々のメチル化試薬を反応させることにより製造することができる。メチル化試薬としては、例えば、ハロゲン化メチル等が挙げられ、好ましくはヨウ化メチル、臭化メチル、塩化メチル等が挙げられる。塩基としては、好ましくは水素化ナトリウムが挙げられる。溶媒としては、好ましくはテトラヒドロフランが挙げられる。反応時間は、通常5分~48時間であり、好ましくは10分~2時間である。反応温度は、通常-78℃~100℃であり、好ましくは-78℃~10℃である。
化合物a14は、化合物a13のエステルを、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、加水分解することにより製造できる。塩基としては、好ましくは水酸化リチウムが挙げられる。溶媒としては、好ましくは水又はメタノールが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常0℃~200℃、好ましくは0℃~100℃である。
化合物a16は、化合物a14と化合物a15を、適当な溶媒中、適当な塩基存在下で、種々の縮合剤を用いて、縮合することにより製造することができる。縮合剤としては、通常の有機合成反応に用いられる種々の縮合剤を使用することができるが、好ましくは(1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド又はブロモトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェートが挙げられる。また、必要に応じて、縮合反応の効率を向上させるために、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール等のカルボニル活性化試薬を共に用いることができる。塩基としては、好ましくはジイソプロピルエチルアミンが挙げられる。溶媒としては、好ましくはN,N-ジメチルホルムアミドが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常-78℃~200℃であり、好ましくは0℃~100℃である。本工程は、Tetrahedron Lett., 1997, 38, 317-320等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a17は、化合物a16のエステルを、上記A-12工程に記載の方法に準じて加水分解することにより、製造することができる。本工程は、Tetrahedron Lett., 1997, 38, 317-320等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物a18は、化合物a17とN-ヒドロキシスクシンイミドを、適当な溶媒中、適当な塩基存在下で、種々の縮合剤を用いて反応させることにより製造することができる。縮合剤としては、通常の有機合成反応に用いられる種々の縮合剤を使用することができるが、好ましくは(1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド又はブロモトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェートが挙げられる。また、必要に応じて、反応の効率を向上させるために、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール等のカルボニル活性化試薬を共に用いることができる。塩基としては、好ましくはジイソプロピルエチルアミンが挙げられる。溶媒としては、好ましくはN,N-ジメチルホルムアミドが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常-78℃~200℃であり、好ましくは0℃~100℃である。
化合物a19は、化合物a18を、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、アミノ酸又はペプチドのエステル体と反応させることにより製造することができる。塩基としては、好ましくはジイソプロピルエチルアミンが挙げられる。溶媒としては、好ましくはN,N-ジメチルホルムアミドが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常0℃~200℃であり、好ましくは0℃~100℃である。
化合物a20は、化合物a19とアミノアルキルマレイミド化合物を、上記A-13工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。
化合物A1は、化合物a20のアミノ基の保護基PXを、脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
また、(AA)nがエステル又は保護されたアミノ基を有する場合、必要に応じて、本脱保護工程でエステルの加水分解及びアミノ基の保護基の脱保護を行なうこともできる。
化合物A2は、化合物A1とホルムアルデヒドを、適当な溶媒中で、適当な還元剤とともに反応させることで製造することができる。溶媒としては、好ましくはアセトニトリルが挙げられる。還元剤としては、通常の有機合成反応に用いられる種々の還元剤を使用することができるが、好ましくは水素化トリアセトキシホウ素ナトリウムが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常0℃~約200℃であり、好ましくは0℃~100℃である。
Zが式(Z-1)で表される基であり、Qが無置換フェニル基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基であり、R2が-(CH2)u-COOHの場合、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、AA、u、b及びnは、項2に定義されるとおりであり、Ra、Rb及びRxは、C1-6アルキル基又はベンジル基を表し、PXはアミノ基の保護基を意味する。)
化合物b2は、化合物b1に、種々のルイス酸存在下、ベンゼンを反応させることにより製造することができる。ルイス酸としては、例えば、ハロゲン化ホウ素、ハロゲン化アルミニウム、ハロゲン化ガリウム、ハロゲン化鉄、ハロゲン化チタン等が挙げられ、好ましくは塩化アルミニウム、塩化鉄等が挙げられる。反応時間は、通常5分~48時間であり、好ましくは30分~4時間である。反応温度は、通常-78℃~200℃であり、好ましくは50℃~150℃である。本工程は、J. Nat. Prod. 2003, 66, 183-199等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物b3は、化合物b2を、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、種々のカルボン酸ハロゲン化物と反応させた後、アルカリ金属化4-アルキル-2-オキサゾリジノンを反応させることにより製造することができる。塩基としては、好ましくはトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンが挙げられる。溶媒としては、好ましくはテトラヒドロフランが挙げられる。カルボン酸ハロゲン化物としては、例えば、カルボン酸塩化物等が挙げられ、好ましくはピバロイルクロライド等が挙げられる。アルカリ金属化4-アルキル-2-オキサゾリジノンとしては、4-アルキル-2-オキサゾリジノンリチウム、4-アルキル-2-オキサゾリジノンナトリウム等が挙げられ、好ましくは4-イソプロピル-2-オキサゾリジノンリチウムが挙げられる。反応時間は、通常5分~48時間であり、好ましくは10分~24時間である。反応温度は、通常-78℃~100℃であり、好ましくは-78℃~50℃である。本工程は、J. Nat. Prod. 2003, 66, 183-199等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物b4は、化合物b3を、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、種々のアジド化試薬と反応させることにより製造することができる。アジド化試薬としては、例えば、アジ化ナトリウム、トリメチルシリルアジド、ジフェニルリン酸アジド等が挙げられ、好ましくはトリメチルシリルアジドが挙げられる。塩基としては、好ましくはカリウムヘキサメチルジシラジドが挙げられる。溶媒としては、好ましくはテトラヒドロフランが挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常-78℃~200℃であり、好ましくは-78℃~75℃である。本工程は、J. Nat. Prod. 2003, 66, 183-199等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物b5は、化合物b4より、上記A-7工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物b6は、化合物b5より、上記A-8工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物b7は、化合物b6を、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、適当な酸化剤を用いることにより製造することができる。塩基としては、好ましくは水酸化リチウムが挙げられる。溶媒としては、好ましくはメタノール、テトラヒドロフラン又は水が挙げられる。酸化剤としては、通常の有機合成反応で用いられる酸化剤から適宜選択することができるが、好ましくは過酸化水素が挙げられる。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常0℃~200℃であり、好ましくは0℃~60℃である。本工程は、J. Nat. Prod. 2003, 66, 183-199等に記載されている方法に準じて行うことができる。
化合物b8は、化合物b7に、適当な塩基存在下、適当な溶媒中で、種々のアルキル化試薬を反応させることにより製造することができる。アルキル化試薬としては、例えば、ハロゲン化アルキル等が挙げられ、好ましくはヨウ化アルキル、臭化アルキル、塩化アルキル等が挙げられる。塩基としては、好ましくは炭酸ナトリウム、炭酸カリウムが挙げられる。溶媒としては、好ましくはN,N-ジメチルホルムアミドが挙げられる。反応時間は、通常5分~48時間であり、好ましくは10分~2時間である。反応温度は、通常-78℃~100℃であり、好ましくは-10℃~25℃である。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物b9は、化合物b8より、上記A-11工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物b10は、化合物b9より、上記A-12工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物b12は、化合物b10と化合物b11より、上記A-13工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物b13は、化合物b12のエステルを、上記A-12工程に記載の方法に準じて加水分解することにより、製造することができる。
化合物b14は、化合物b13より、上記A-15工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物b15は、化合物b14より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物b16は、化合物b15より、上記A-17工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物B1は、化合物b16より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物B2は、化合物B1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Zが式(Z-1)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基であり、R2が-(CH2)u-COOHの場合、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、Q、AA、u、b及びnは、項2に定義されるとおりであり、Rb及びPXは上記と同義である。)
化合物c2は、化合物c1より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物c3は、化合物c2より、上記A-15工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物c4は、化合物c3より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物c5は、化合物c4より、上記A-17工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物C1は、化合物c5より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物C2は、化合物C1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Zが式(Z-1)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基であり、R2が-(CH2)u-COR4であり、R4が-(AB)pであり、nが1、2、3又は4の場合、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、Q、AA、AB、u、b及びpは、項2に定義されるとおりであり、PYはアミノ基の保護基を意味し、Ra、Rb及びPXは上記と同義である。)
化合物d2は、化合物d1とアスパラギン酸ジエステル又はグルタミン酸ジエステルを、上記A-13工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。
化合物d3は、化合物d2のエステルを、上記A-12工程に記載の方法に準じて加水分解することにより、製造することができる。
化合物d4は、化合物d3と(AB)pを、上記A-13工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。
化合物d5は、化合物d4のエステルの加水分解及びアミノ基の保護基の脱保護を、上記A-18工程に記載の方法に準じて行うことにより、製造することができる。また、(AB)pがエステル又は保護されたアミノ基を有する場合、必要に応じて、本脱保護工程でエステルの加水分解及びアミノの保護基の脱保護を行なうこともできる。
化合物d7は、化合物d5と化合物d6より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物d8は、化合物d7より、上記A-17工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物D1は、化合物d8より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物D2は、化合物D1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Zが式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基であり、R3が-OHの場合、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、Q、AA、b、及びnは、項2に定義されるとおりであり、gは1又は2を表し、Rb及びPXは上記と同義である。)
化合物e2は、化合物e1より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物e3は、化合物e2より、上記A-17工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物E1は、化合物e3より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物E2は、化合物E1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Zが式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基であり、R3が-OHの場合、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、Q、AA、b及びnは、項2に定義されるとおりであり、g、Rb及びPXは上記と同義である。)
化合物f2は、化合物f1より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物f3は、化合物f2より、上記A-15工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物f4は、化合物f3より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物f5は、化合物f4より、上記A-17工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物F1は、化合物f5より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物F2は、化合物F1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Zが式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基であり、R3が-(AB)pの場合、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、Q、AA、AB、b、p及びnは、項2に定義されるとおりであり、g、Ra、Rb、PX及びPYは上記と同義である。)
化合物g2は、化合物g1とアスパラギン酸ジエステル又はグルタミン酸ジエステルを、上記A-13工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。
化合物g3は、化合物g2のエステルを、上記A-12工程に記載の方法に準じて加水分解することにより、製造することができる。
化合物g4は、化合物g3と(AB)pより、上記A-13工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物g5は、化合物g4のエステルの加水分解及びアミノの保護基の脱保護を、上記A-18工程に記載の方法に準じて行うことにより、製造することができる。また、(AB)pがエステル又は保護されたアミノ基を有する場合、必要に応じて、本脱保護工程でエステルの加水分解及びアミノ基の保護基の脱保護を行なうこともできる。
化合物g7は、化合物g5及び化合物g6より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物g8は、化合物g7より、上記A-17工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物G1は、化合物g8より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物G2は、化合物G1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Z’が式(Z-4)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチル基の場合、式(1-2)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、Q、AA、h及びnは、項5に定義されるとおりであり、Rx、PX及びPYは上記と同義である。)
化合物h2は、化合物h1より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物h3は、化合物h2とリシン誘導体を、上記A-13工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。
化合物h4は、化合物h3より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物H1は、化合物h4と化合物h5より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物H2は、化合物H1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Z’が式(Z-5)で表される基であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子又はメチルの場合、式(1-2)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、Q、AA、h及びnは、項5に定義されるとおりであり、Rx、PX及びPYは上記と同義である。)
化合物i2は、化合物i1より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物i3は、化合物i2とリシン誘導体を、上記A-13工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。
化合物i4は、化合物i3より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物I1は、化合物i4と化合物i5より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物I2は、化合物I1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物l6は、Zが式(Z-1)、式(Z-2)、又は式(Z-3)で表される基であり、Qが式(Qa-1)、式(Qa-2)、式(Qa-3)、式(Qa-4)、式(Qa-5)又は式(Qa-6)で表される基である、式(1-1)で表される化合物L1の、製造中間体である。化合物l6は、例えば、下記の製法によって製造することができる。また、化合物L1は、化合物l6より、製造法AのA-16工程からA-19工程に記載の製造法に準じて、製造することができる。
(式中、R1a及びbは項1に定義されるとおりであり、RaはC1-6アルキル基を表す。)
化合物l2は、例えば、Bioorg. Med. Chem. Lett. 14(2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物l3は、例えば、Bioorg. Med. Chem. Lett. 14(2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物l4は、例えば、Bioorg. Med. Chem. Lett. 14(2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物l5は、化合物l4より、製造法AのA-14工程に準じて製造することができる。
化合物l6は、化合物l5より、製造法AのA-15工程に準じて製造することができる。
化合物m7は、Zが式(Z-1)、式(Z-2)、又は式(Z-3)で表される基であり、Qが式(Qa-7)で表される基である、式(1-1)で表される化合物Ma1の製造中間体である。化合物m7は、例えば、下記の製法によって製造することができる。また、化合物Ma1は、化合物m7より、製造法AのA-16工程からA-19工程に記載の製造法に準じて、製造することができる。
(式中、R1a及びbは項1に定義されるとおりであり、RaはC1-6アルキル基を表す。)
化合物m2は、例えば、Bioorg. Med. Chem. Lett. 14(2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物m3は、例えば、Bioorg. Med. Chem. Lett. 14(2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物m4は、例えば、J. Med. Chem. 2004, 47,4774-4786等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物m5は、例えば、Bioorg. Med. Chem. Lett. 14(2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物m6は、化合物m5より、製造法AのA-14工程に準じて製造することができる。
化合物m7は、化合物m6より、製造法AのA-15工程に準じて製造することができる。
化合物n5は、Zが式(Za-1)、式(Za-2)又は式(Za-3)で表される基である、式(1-1)で表される化合物N1の、製造中間体である。化合物n5は、例えば、下記の製法によって製造することができる。また、化合物N1は、化合物n5より、製造法AのA-16工程からA-18工程に記載の製造法に準じて、製造することができる。
式中、Raa及びbは項1に定義されるとおりであり、RaはC1-6アルキル基を表す。)
化合物n2は、例えば、国際公開第2003/082268号等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物n3は、化合物n2より、A-13工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物n4は、化合物n3より、A-14工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物n5は、化合物n4より、製造法AのA-15工程に準じて製造することができる。
化合物O1及び化合物O2は、Zが式(Za-4)又は式(Za-5)で表される基である、式(1-1)で表される化合物である。化合物O1及び化合物O2は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、AA、R1a、b及びnは項1に定義されるとおりであり、ELは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフルオロメチルスルホニル基又はトシル基を表し、Rzzは水素原子又は-COORaを表し、Pxはアミノ基の保護基を表し、Pzはカルボキシル基の保護基を表し、RaはC1-6アルキル基を表す。)
化合物o2は、化合物o1より、例えば、国際公開第2004/026293号、Bioorg.Med. Chem.Lett. 14 (2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物o3は、化合物o2より、上記A-8工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物o4は、化合物o3より、上記A-11工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物o5は、化合物o4より、例えば、国際公開第2004/026293号に記載されている方法等により製造できる。
化合物o6は、化合物o5より、例えば、国際公開第2004/026293号等に記載されている方法により製造できる。
化合物o7は、化合物o6より、例えば、国際公開第2004/026293号等に記載されている方法により製造できる。
化合物o8は、化合物o7のカルボキシル基を保護基PZで保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物o9は、化合物o8より、上記A-12工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物o10は、化合物o9より、上記A-13工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物o11は、化合物o10より、上記A-14工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物o12は、化合物o11より、上記A-15工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物o13は、化合物o12より、上記A-16工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物o14は、化合物o13より、保護基Pzを脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物O1は、化合物o14より、上記A-17工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物O2は、化合物O1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物P1及び化合物P2は、Zが式(Za-8)又は式(Za-9)で表される基である、式(1-2)で表される化合物である。化合物P1及び化合物P2は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、AA、n、h及びR1aは項4に定義されるとおりであり、Pxはアミノ基の保護基を表し、Pzは水酸基の保護基を表し、RaはC1-6アルキル基を表す。)
化合物p2は、化合物p1より、例えば国際公開第2004/026293号等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物p3は、化合物p2より、保護基Pzを脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物p4は、化合物p3より、例えば国際公開第2004/026293号等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物p5は、化合物p4のアミノ基及び水酸基を、保護基Px及び保護基Pzでそれぞれ保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物p6は、化合物p5より、保護基Pzを脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法やTetrahedron Lett.45 (2004)495-499等に準じて行うことができる。
化合物p7は、化合物p6より、A-13工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物p8は、化合物p7より、上記A-18工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物p9は、化合物p8より、上記A-13工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。また、(AA)nがエステル又は保護されたアミノ基を有する場合、縮合反応後、必要に応じて、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて、エステルの加水分解及びアミノ基の保護基の脱保護を行なうこともできる。
化合物P1は、化合物p9とスクシンイミド誘導体から、上記A-16工程に記載の方法に準じて縮合することにより、製造することができる。
化合物P2は、化合物P1より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物T1及び化合物T2は、Zが式(Za-6)又は式(Za-7)で表される基である、式(1-2)で表される化合物である。化合物T1及び化合物T2は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、AA、n、h及びR1aは項4に定義されるとおりであり、ELは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフルオロメチルスルホニル基またはトシル基を表し、Px及びPyはアミノ基の保護基を表し、RaはC1-6アルキル基を表す。)
化合物t2は、化合物t1より、例えば国際公開第2004/026293号、Bioorg.Med. Chem. Lett. 14 (2004) 5317-5322等に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物t3は、化合物t2より、上記A-8工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物t4は、化合物t3より、例えば、国際公開第2016/123582号等に記載されている方法により製造できる。
化合物t5は、化合物t4のアミノ基を保護基Pyで保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物t6は、化合物t5より、上記A-13工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物t7は、化合物t6より、上記A-14工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物t8は、化合物t7より、上記A-13工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物t9は、化合物t8の保護基Px及びPyを脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法、Tetrahedron Lett.45 (2004)495-499等に準じて行うことができる。また、(AA)nがエステル又は保護されたアミノ基を有する場合、必要に応じて、本脱保護工程でエステルの加水分解及びアミノ基の保護基の脱保護を行なうこともできる。
化合物T1は、化合物t9より、上記A-13又はA-16工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物T2は、化合物T2より、上記A-19工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物U1及び化合物U2は、Zが式(Za-10)で表される基である、式(1-2)で表される化合物である。化合物U1及び化合物U2は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、AA、h、Q、n及びR1aは項4に定義されるとおりであり、Pxはアミノ基の保護基を表す。)
化合物U1は、化合物c2より、上記A-18に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物U2は、化合物U1より、上記A-13又はA-16に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物W1は、Zが式(Za-11)で表される基である、式(1-2)で表される化合物である。化合物W1は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、AA、h及びnは、項4に定義されるとおりであり、Pxはアミノ基の保護基を表し、RaはC1-6アルキル基を表す。)
化合物w2は、化合物w1のアミノ基を、保護基Pxで保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物w3は、化合物w2より、上記A-13工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物w4は、化合物w3より、上記A-14工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物w5は、化合物w4より、上記A-13工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物w6は、化合物w5の保護基Pxを脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene, Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法、Tetrahedron Lett.45 (2004)495-499等に準じて行うことができる。また、(AA)nがエステル又は保護されたアミノ基を有する場合、必要に応じて、本脱保護工程でエステルの加水分解及びアミノ基の保護基の脱保護を行なうこともできる。
化合物W1は、化合物w6より、上記A-13又は上記A-16工程に記載されている方法に準じて製造することができる。
化合物j2は、化合物j1を、適当なジスルフィド還元剤と、適当な緩衝液中で、反応させることにより製造することができる。ジスルフィド還元剤としては、例えば、ジチオトレイトール、メルカプトエタノール、トリス(2-カルボキシエチル)ホスフィン等が挙げられ、好ましくはトリス(2-カルボキシエチル)ホスフィンが挙げられる。緩衝液としては、Tris-HCl、PBS、HEPES、酢酸系、ホウ酸系、リン酸系、炭酸系緩衝液が挙げられ、好ましくは、Tris-HClやPBSが挙げられる。反応時のpHは、通常2~12であり、好ましくは4~9である。反応時間は、通常5分~24時間であり、好ましくは5分~5時間である。反応温度は、通常-10℃~50℃であり、好ましくは0℃~40℃である。
化合物J1は、化合物j2と化合物j3を、適当な緩衝液中で、反応させることにより製造することができる。緩衝液としては、Tris-HCl、PBS、HEPES、酢酸系、ホウ酸系、リン酸系、炭酸系緩衝液が挙げられ、好ましくは、Tris-HClやPBSが挙げられる。反応時のpHは、通常2~12であり、好ましくは4~9である。反応時間は、通常5分~72時間であり、好ましくは30分~24時間である。反応温度は、通常-78℃~200℃であり、好ましくは0℃~25℃である。
化合物k2は、化合物k1より、上記J-1工程に記載の方法に準じて製造することができる。
化合物K1は、化合物k2と化合物k3より、上記J-2工程に記載の方法に準じて製造することができる。
Zが式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、Qが無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、nが0であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子であり、R3が-OHである、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、bは、項1に定義されるとおりであり、Px、Rb及びgは、上記と同義である。)
化合物za2は、化合物za1より、製造法AのA-13工程に準じて製造することができる。
化合物za3は、化合物za2より、製造法AのA-18工程に準じて製造することができる。
化合物za5は、化合物za3と化合物za4を、製造法AのA-13工程に準じて製造することができる。
化合物ZA1は、化合物za5のエステル基-COORbを脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene,Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
Zが式(Z-2)又は式(Z-3)で表される基であり、Qが無置換フェニル基又は式(Q-1)で表される基であり、nが0であり、R1aがメチル基であり、R1bが水素原子であり、R3が-OHである、式(1-1)で表される化合物は、例えば、下記の製法によって製造することができる。
(式中、bは、項1に定義されるとおりであり、Px、Rb及びgは、上記と同義である。)
化合物zb2は、化合物zb1より、製造法AのA-13工程に準じて製造することができる。
化合物zb3は、化合物zb2の保護基を脱保護することにより製造することができる。本工程は、Protective Groups in Organic Synthesis(TheodoraW.Greene,Peter G. M. Wuts著、John Wiley & Sons,Inc.発行、1999年)に記載されている方法等に準じて行うことができる。
化合物zb5は、化合物zb4より、製造法AのA-15工程に準じて製造することができる。
化合物ZB1は、化合物zb5より、製造法AのA-16工程に準じて製造することができる。
検出機器:島津 LCMS-IT-TOF
Column:Phenomenex Kinetex(1.7μm C18,50mm×2.10mm)
Solvent:A液:0.1% HCOOH/CH3CN、B液:0.1% HCOOH/H2O
Gradient Condition:
0.0分;A/B=1:99
0.0-1.4分 Linear gradient from A 1% to 95%
1.4-1.6分;A/B=95:5
1.6-2.0分;A/B=1:99
Flow rate:1.2mL/分
UV:220/254nm
カラム温度:40℃
検出機器:島津 LCMS-IT-TOF
Column:Phenomenex Kinetex(1.7μm C18,50mm×2.10mm)
Solvent:A液:0.1% HCOOH/CH3CN、B液:0.1% HCOOH/H2O
Gradient Condition:
0.0分;A/B=10:90
0.0-1.4分 Linear gradient from A 10% to 90%
1.4-1.6分;A/B=90:10
1.6-2.0分;A/B=10:90
Flow rate:1.2mL/分
UV:220/254nm
カラム温度:40℃
検出機器:島津 LCMS-IT-TOF
Column:Phenomenex Kinetex(1.7μm C8,50mm×2.10mm)
Solvent:A液:0.1 % HCOOH/CH3CN、B液:0.1% HCOOH/H2O
Gradient Condition:
0.0分;A/B=1:99
0.0-1.4分 Linear gradient from A 1% to 95%
1.4-1.6分;A/B=95:5
1.6-2.0分;A/B=1:99
Flow rate:1.2mL/分
UV:220/254nm
カラム温度:40℃
検出機器:島津 LCMS-IT-TOF
Column:Phenomenex Kinetex(1.7μm C8,50mm×2.10mm)
Solvent:A液:0.1% HCOOH/CH3CN、B液:0.1% HCOOH/H2O
Gradient Condition:
0.0分;A/B=10:90
0.0-1.4分 Linear gradient from A 10% to 90%
1.4-1.6分;A/B=90:10
1.6-2.0分;A/B=10:90
Flow rate:1.2mL/分
UV:220/254nm
カラム温度:40℃
検出機器:ACQUITY(登録商標)SQdetecter(ウォーターズ社)
HPLC:ACQUITY(登録商標)system
Column:Waters ACQUITY UPLC(登録商標)BEH C18(1.7μm,2.1mm×30mm)
Solvent:A液:0.06%ギ酸/CH3CN、B液:0.06%ギ酸/H2O
Gradient Condition:0.0-1.3min Linear gradient from A 2% to 96%
Flow rate:0.8mL/分
UV:220/254nm
カラム温度:25℃
検出機器:島津 LCMS-IT-TOF
Column:Phenomenex Kinetex(1.7μm C8,50mm×2.10mm)
Solvent:A液:0.1% HCOOH/CH3CN、B液:0.1% HCOOH/H2O
Gradient Condition:
0.0分;A/B=10:90
0.0-1.4分 Linear gradient from A 10% to 95%
1.4-1.6分;A/B=95:5
1.6-2.0分;A/B=10:90
Flow rate:1.2mL/分
UV:220/254nm
カラム温度:40℃
検出機器:島津 LCMS-IT-TOF
Column:Phenomenex Kinetex(1.7μm C8,50mm×2.10mm)
Solvent:A液:0.1% HCOOH/CH3CN、B液:0.1% HCOOH/H2O
Gradient Condition:
0.0分;A/B=40:60
0.0-1.4分 Linear gradient from A 40% to 95%
1.4-1.6分;A/B=95:5
1.6-2.0分;A/B=5:95
Flow rate:1.2mL/分
UV:220/254nm
カラム温度:40℃
HPLC:Shimadzu LC-10A series
Column:nonporous TSKgel Butyl-NPR column(TosohBioscience,2.5μm,35mm×4.6mm)
Solvent:A液:1.5mol/L硫酸アンモニウム,25mmol/Lリン酸ナトリウム水溶液(pH6.95)、B液:25%イソプロパノール/25 mmol/Lリン酸ナトリウム水溶液(pH6.95)
Gradient Condition:
0.0分;A/B=100:0
0.0-12.0分 Linear gradient from B 0% to 100%
12.1-18.0分;A/B=100:0
Flowrate:0.8mL/分
UV:230nm
カラム温度:25℃
HPLC:Shimadzu LC-10A series
Column:nonporous TSKgel Butyl-NPR column
(TosohBioscience,2.5μm,35mm×4.6mm)
Solvent:A液:1.5mol/L硫酸アンモニウム,25mmol/Lリン酸ナトリウム水溶液(pH6.95)、B液:25%イソプロパノール/25mmol/Lリン酸ナトリウム水溶液(pH6.95)
Gradient Condition:
0.0分;A/B=100:0
0.0-24.0分 Linear gradient from B 0% to 100%
24.1-30.0分;A/B=100:0
Flow rate:0.8mL/分
UV:230nm
カラム温度:25℃
tert-ブチル(6S,9S,12S,13E,17R)-9-tert-ブチル-17-(3-{[2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロ-ル-1-イル)エチル]アミノ}-3-オキソプロピル)-2,2,5,11,14-ペンタメチル-6-[2-(1-メチル-1H-インドール-3-イル)プロパン-2-イル]-4、7、10、15-テトラオキソ-12-(プロパン-2-イル)-3-オキソ-5,8,11,16-テトラアザオクタデカ-13-エン-18-カルボン酸エステル
窒素雰囲気下、-78℃のインドール-3-酢酸メチルエステル(3.8g)のテトラヒドロフラン(87mL)溶液にカリウムヘキサメチルジシラジド(1mol/Lテトラヒドロフラン溶液、65.5mL)を滴下した後、0℃で2時間撹拌した。反応液を-78℃に冷却後、ヨウ化メチル(23g)を滴下した後、0℃で3時間撹拌した。反応終了後、水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A1(3.95g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.60 (3H, d, J =7.1 Hz),3.67 (3H, s), 3.76 (3H, s), 4.02(1H, q, J = 7.1 Hz), 7.00 (1H, s),7.12 (1H, t,J = 7.8 Hz), 7.23 (1H, t,J = 7.8Hz), 7.29 (1H, d,J = 7.8 Hz),7.66(1H, d, J= 7.8Hz).
窒素雰囲気下、-78℃の化合物A1(3.94g)のテトラヒドロフラン(200mL)溶液にカリウムヘキサメチルジシラジド(1mol/Lテトラヒドロフラン溶液、27.7mL)を滴下した後、0℃で2時間撹拌した。反応液を-78℃に冷却後、ヨウ化メチル(15.4g)を滴下した後、0℃で3時間撹拌した。反応終了後、水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A2(3.59g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.66 (6H,s), 3.61 (3H,s), 3.73 (3H,s), 6.91 (1H,s), 7.06(1H, t,J = 8.0 Hz), 7.19 (1H, t,J = 8.0 Hz), 7.27 (1H,d,J = 8.0 Hz), 7.61 (1H,d,J =7.9 Hz).
窒素雰囲気下、-78℃の化合物A2(3.59g)のジエチルエーテル(169mL)及びジクロロメタン(47mL)溶液に水素化ジイソブチルアルミニウム(1mol/L n-ヘキサン溶液、38.8mL)を滴下した後、0℃で1時間撹拌した。反応終了後、水を加えた後、25℃の反応混合物を、飽和酒石酸カリウムナトリウム水溶液を加えた後、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A3(3.14g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.42 (6H,s), 3.74 (3H,s), 3.77 (2H,s), 6.87 (1H,s), 7.07(1H,t, J = 7.9 Hz), 7.20 (1H,t, J = 7.9 Hz), 7.29(1H,d, J = 8.0 Hz), 7.75(1H,d,J = 8.0 Hz).
窒素雰囲気下、化合物A3(3.14g)、過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム(271mg)、N-メチルモルホリン-N-オキシド(3.26g)及びモレキュラーシーブ4A(7.7g)のジクロロメタン(110mL)混合溶液を、25℃で1時間撹拌した。反応終了後、セライトにて濾過後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A4(2.4g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.53 (6H,s), 3.77 (3H,s), 6.94 (1H,s), 7.07 (1H,t, J =8.0 Hz), 7.22 (1H,t, J = 8.0 Hz), 7.30 (1H,d, J = 8.0 Hz), 7.53(1H,d, J = 8.0Hz), 9.47 (1H,s).
窒素雰囲気下、化合物A4(2.4g)及び(R)-(-)-2-フェニルグリシノール(1.63g)のトルエン(47mL)溶液を1.5時間加熱還流し、ディーン・スターク装置で水を留去した後、溶媒を留去した。窒素雰囲気下、残渣に0℃のジクロロメタン(69mL)を加えた後、トリメチルシリルシアニド(2.36g)を加え、25℃で96時間撹拌した。反応溶液にフッ化テトラ-n-ブチルアンモニウム(1mol/Lテトラヒドロフラン溶液、1mL)を加え、さらに30分間撹拌した後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A5(2.74g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.64 (3H,s), 1.65 (3H,s), 3.49-3.55 (1H,m), 3.73 (1H,dd,J = 10.9, 4.2 Hz), 3.79 (1H,s), 3.80 (3H,s), 4.05 (1H,dd, J = 7.9, 3.6 Hz),6.96-7.00 (2H,m), 7.11(2H,d, J = 8.0 Hz), 7.21-7.40 (6H,m).
化合物A5(2.74g)、ジメチルスルホキシド(6.16g)及び炭酸カリウム(10.9g)のメタノール(50mL)及び水(2.1mL)懸濁液に30%過酸化水素水(8.94mL)を0℃で加えた後、45℃で1.5時間撹拌した。反応終了後、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物A6(2.32g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.49 (3H,s),1.51 (3H, s), 2.06-2.14 (1H, br), 2.37(1H,dd, J = 6.0, 6.0 Hz), 3.44-3.50 (1H, m),3.50-3.54 (1H, m), 3.56-3.63(m,2H), 3.75 (3H, s), 5.52 (1H, brs), 6.14 (1H, brs), 6.71-6.73 (2H, m),6.81-6.85(2H, m), 6.97-7.00 (2H, m), 7.10-7.18 (2H, m), 7.24-7.28 (2H, m).
化合物A6(2.32g)のメタノール(65mL)溶液に水酸化パラジウム/炭素(2.8g)を加え、水素雰囲気下、室温にて3時間攪拌した。セライトにて濾過後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物A7(1.27g)を得た。
1H-NMR(400MHz, DMSO-d6):1.24 (2H, brs), 1.28 (3H, s), 1.42(3H, s), 3.68 (1H,s), 3.71 (3H, s), 6.93-7.00 (2H, m), 7.06 (1H, s), 7.11 (1H,t, J = 7.7 Hz),7.29 (1H, brs), 7.36 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.88 (1H, d, J = 8.2Hz).
化合物A7(1.27g)、炭酸水素ナトリウム(522mg)、ジ-tert-ブチルジカルボネート(1.35g)、テトラヒドロフラン(13mL)、クロロホルム(13mL)及び水(6.5mL)の混合液を25℃にて16時間攪拌した。反応終了後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物A8(1.80g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.33 (3H, s), 1.47 (9H, s),1.50 (3H, s), 3.73 (3H, d, J= 1.3 Hz), 4.51 (1H, brs), 4.86 (1H, brs), 5.02(1H, brd, J = 8.2 Hz), 5.59 (1H,brd, J = 6.4 Hz), 6.83 (1H, d, J = 1.8 Hz),7.15 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.21-7.25(1H, m), 7.30 (1H, d, J = 8.2 Hz), 8.05(1H, brd, J = 7.3 Hz).
LC-MS:346 (M+H)+ (1.211 min,測定条件A).
化合物A8(1.79g)、ジ-tert-ブチルジカルボネート(2.8g)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.68g)、4-ジメチルアミノピリジン(0.19g)及びクロロホルム(20mL)の混合液を25℃にて2.5時間撹拌した。反応終了後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A9(1.99g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.08-1.58 (33H, m), 3.70(3H, s), 4.67-4.90 (0.2H, m),5.25-5.45 (0.8H, m), 6.00-6.03 (1H, m), 6.81-6.87(1H, m), 7.04-7.09 (1H, m),7.13-7.18 (1H. m), 7,21-7,27 (1H, m), 7.91-7.94(1H, m).
LC-MS:546 (M+H)+ (1.630 min,測定条件A)
窒素雰囲気下、化合物A9(2.29g)のメタノール溶液(21mL)に、リチウムメトキシド(176mg)を0℃で加えた後、25℃にて2時間撹拌した。反応終了後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A10(927mg)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3): 1.17-1.59 (15H, m), 3.45 and 3.58 (3H, 2brs), 3.71(3H,s), 4.56-4.73 (1.2H, m), 5.06 (0.8H, brd, J = 7.3 Hz), 6.81-6.82 (1H,m),7.05-7.10 (1H, m), 7.16-7.21 (1H, m), 7.24-7.29 (1H, m), 7.73-7.80 (1H, m).
LC-MS: 361 (M+H)+ (1.379min, 測定条件A).
窒素雰囲気下、化合物A10(927mg)のN,N-ジメチルホルムアミド溶液(13mL)に、60%含有水素化ナトリウム(168mg)を0℃で加えた後、25℃にて15分撹拌した。反応懸濁液を0℃にした後、ヨウ化メチル(1.1g)を加え、その後、25℃にて1時間撹拌した。反応終了後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A11(915mg)を得た。
1H-NMR(400 MHz, CDCl3):1.42(9H, s), 1.52 and 1.64 (6H, 2s), 2.80 and 2.86(3H, 2s), 3.46 (3H, s), 3.71 (3H,s), 5.27 and 5.52 (1H, 2s), 6.85 (1H, s),7.07-7.27(3H, m), 7.78 and 7.92 (1H,2d, J = 7.88 Hz).
LC-MS: 397 (M+Na)+ (1.406min, 測定条件B)
化合物A11(639mg)の水(11mL)-メタノール(44mL)溶液に、1mol/L水酸化リチウム(13.5mL)を加え、60℃にて24時間撹拌した。反応終了後、1mol/Lシュウ酸水溶液を加え、反応溶液をpH4にした後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物A12(610mg)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.43 (9H, s), 1.53 (3H, s), 1.63 (3H, s), 2.76 and2.89(3H, 2s), 3.71 (3H, s), 5.36 and 5.44 (1H, 2s), 6.85 and 6.87 (1H,2s),7.02-7.11 (1H, m), 7.18 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.24-7.27 (1H, m), 7.81 and7.96 (1H,2d, J = 7.9 Hz).
LC-MS: 361 (M+H)+, 359 (M-H)-(1.300min, 測定条件A).
化合物A12(500mg)、エチル(2E,4S)-2,5-ジメチル-4-[メチル(3-メチル-L-バリル)アミノ]ヘキサ-2-エノエート(520mg)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(399mg)、1-ヒドロキシ-1H-ベンゾトリアゾール・1水和物(425mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)の混合液を、25℃にて16時間撹拌した。反応終了後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより化合物A13(759mg)を得た。
LC-MS: 655 (M+H)+ (1.714min, 測定条件A)
化合物A13(127mg)の水(1.55mL)-メタノール(4.65mL)溶液に、1mol/L水酸化リチウム(1.65mL)を加え、25℃にて24時間撹拌した。反応終了後、1mol/Lシュウ酸水溶液を加え、反応溶液をpH4にした後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物A14(93mg)を得た。
LC-MS: 627 (M+H)+ (1.508min, 測定条件A)
化合物A14(185mg)、N-ヒドロキシスクシンイミド(97mg)、ブロモトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスファート(391mg)、4-ジメチルアミノピリジン(102mg)、N、N-ジイソプロピルエチルアミン(108mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(2.8mL)の混合液を、25℃にて4時間撹拌した。反応終了後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物A15(166mg)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3): 8.27 and 7.96 (1H, 2d, J = 7.9 Hz), 7.16-7.04 (4H,m),6.88 (1H, d, J = 9.1 Hz), 6.17 and 6.09 (1H, 2d, J = 8.5 Hz), 5.96 and 5.66(1H,2s), 5.07 (1H, t, J = 9.3 Hz), 4.45 and 3.87 (1H, 2d, J = 8.6 Hz), 3.74and 3.73(3H, 2s), 2.99 (3H, s), 2.95 (3H, s), 2.83 (4H, brs), 1.97 (3H, s),1.92-1.86(1H, m), 1.57-1.42 (14H, m), 0.89 (3H, d, J = 6.1 Hz), 0.83-0.80 (3H,m), 0.48and 0.41 (9H, 2s).
LC-MS: 724 (M+H)+ (1.573min, 測定条件A)
化合物A15(30mg)、D-グルタミン酸 α-tert-ブチルエステル塩酸塩(10.7mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(49.7mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(1.0mL)の混合液を、25℃にて3時間撹拌した。反応終了後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物A16(14.2mg)を得た。
LC-MS 834 (M+Na)+ (1.574min, 測定条件D)
化合物A16(14mg)、N-(2-アミノエチル)マレイミド塩酸塩(3.0mg)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(6.6mg)、1-ヒドロキシ-1H-ベンゾトリアゾール・1水和物(5.2mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(4.4mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(0.5mL)の混合液を、25℃にて2時間撹拌した。反応終了後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより参考例1(11.6mg)を得た。
LC-MS: 934 (M+H)+ (1.597min, 測定条件D)
N-(tert-ブトキシカルボニル)-N,β,β-トリメチル-L-フェニルアラニル-N-{(3S,4E)-6-[(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル)オキシ]-2、5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル}-N,3-ジメチル-L-バリンアミド
3-メチル-2-ブテン酸(15g)のベンゼン(100mL)溶液に、10℃にて塩化アルミニウム(24.1g)を加え、30分撹拌した後、40℃で1時間撹拌した。0℃に冷却後、氷水を加え、tert-ブチルメチルエーテルで抽出し、ある程度濃縮し、有機層を飽和炭酸水素化ナトリウム水溶液で抽出した。水層を濃塩酸でpH2にし、tert-ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、化合物J1(26.3g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.46 (6H, s), 2.65 (2H, s),7.20 (1H, t, J = 7.2 Hz),7.31 (1H, t, J = 7.2 Hz), 7.37 (2H, d, J = 7.2 Hz).
化合物J1(17.2g)のTHF溶液(900mL)に、-78℃でトリエチルアミン(23.7mL)及びピバロイルクロリド(15.3mL)を加えた。0℃に昇温して1時間撹拌した。別途、(S)-イソプロピルオキサゾリジノン(19.5g)のTHF溶液(760mL)に、-78℃でn-ブチルリチウム(1.64mol/Lヘキサン溶液89.8mL)を加え、30分撹拌し、リチウム塩を調製した。先の反応液を-78℃にし、リチウム塩を滴下し、1時間撹拌した後、0℃に昇温し、さらに30分撹拌した後、水を加え、tert-ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:tert-ブチルメチルエーテル)で精製し、化合物J2(27.0g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):0.723 (3H, d, J = 6.8 Hz),0.80 (3H, d, J = 6.8 Hz), 1.49(s, 6H), 2.13-2.18 (m, 1H), 3.36 (s, 3H),3.99-4.09 (m, 2H), 4.20-4.23 (m, 1H),7.16-7.20 (m, 1H), 7.28-7.32 (m, 2H),7.38-7.40 (m, 2H).
化合物J2(27.0g)のTHF懸濁液(560mL)に、-78℃に冷却し、カリウムヘキサメチルジシラジド(1.06mol/Lテトラヒドロフラン溶液、99.5mL)を加え、1.5時間した。-78℃の2,4,6-トリイソプロピルベンゼンスルホニルアザイド(40g)のTHF溶液(330mL)を加え、10分後、酢酸(24.5mL)を加え、40℃に昇温し、1時間撹拌した。飽和食塩水を加え、tert-ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:クロロホルム)にて精製し、化合物J3(16.4g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):0.80 (3H, d, J = 6.8 Hz),0.84 (3H, d, J = 7.2 Hz), 1.54(3H, s), 1.56 (3H, s), 2.28-2.33 (1H, m),3.54-3.59 (1H, m), 3.87-3.90 (1H, m),3.95-3.98 (1H, m), 5.66 (1H, s),7.23-7.420 (5H, m).
化合物J3(16.4g)の酢酸エチル溶液(1200mL)に、ジ-tert-ブチルジカルボネート(24.0g)及び10%Pd-C(11.6g、50%ウェット)を加え、水素雰囲気下、2時間撹拌した。セライトろ過し、酢酸エチルで洗浄した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:tert-ブチルメチルエーテル)にて精製し、化合物J4(16.1g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):0.77 (3H, d, J = 6.8 Hz),0.82 (3H, d, J = 6.8 Hz), 1.42(3H, s), 1.43 (9H, s), 1.48 (3H, s), 2.20-2.29(1H, m), 3.45 (1H, t, J = 8.8Hz), 3.80-3.83 (1H, m), 3.89-3.92 (1H, dd, J =2.0 Hz, J = 8.4 Hz), 5.16 (1H,brs), 6.13 (1H, d, J = 9.6 Hz), 7.21-7.26 (1H,m), 7.29-7.33 (2H, m). 7.42 (2H,d, J = 7.2 Hz).
化合物J4(16.1g)のTHF(468mL)及び水(117mL)溶液に、0℃にて30%過酸化水素水(32.5mL)及び水酸化リチウム水溶液(1mol/L,119mL)を加え、25℃に昇温し、3時間撹拌した。0℃にて硫酸水素ナトリウム水溶液(1.5mol/L,470mL)を加え、25℃に昇温し、1時間撹拌した。クエン酸水溶液(1mol/L)でpH3にし、tert-ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、化合物J5(14.2g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.38 (9H, s), 1.44 (3H, s),1.46 (3H, s), 4.56 (1H, brd,J = 11.6 Hz), 4.94 (1H, brd, J = 14.4 Hz),7.21-7.38 (5H, m).
化合物J5(14.2g)のN,N-ジメチルホルムアミド溶液(84mL)に、炭酸ナトリウム(8.44g)及びヨウ化メチル(9.91mL)を加え、25℃で15時間撹拌した。0℃に冷却後、冷水を加え、tert-ブチルメチルエーテルで抽出し、得られた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:tert-ブチルメチルエーテル)で精製し、化合物J6(11.1g)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3):1.36 (9H, s), 1.37 (3H, s),1.41 (3H, s), 3.48 (3H, brs),4.49 (1H, brd, J = 9.8 Hz), 4.98 (1H, brd, J =9.1 Hz), 7.18-7.22 (1H, m),7.27-7.33 (4H, m).
参考例1-k)と同様の手法で、化合物J6(307mg)から化合物J7(245mg)を得た。
LC-MS: 344 (M+Na)+ (1.589min, 測定条件C)
参考例1-l)と同様の手法で、化合物J7(235mg)から化合物J8(195mg)を得た。
LC-MS: 330 (M+Na)+ (1.420min, 測定条件C)
参考例1-m)と同様の手法で、化合物J8(195mg)から化合物J9(307mg)を得た。
LC-MS: 624 (M+Na)+ (1.797min, 測定条件C)
参考例1-n)と同様の手法で、化合物J9(307mg)から化合物J10(286mg)を得た。
LC-MS: 596 (M+Na)+, 572(M-H)-(1.596 min, 測定条件C)
参考例1-o)と同様の手法で、化合物J10(286mg)から参考例2(227mg)を得た。
LC-MS: 693 (M+Na)+ (1.658min, 測定条件C)
ジ-tert-ブチル(6S,9S,12S,13E,17R,22R)-9-tert-ブチル-28-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-1-イル)-2,2,5,11,14-ペンタメチル-6-[2-(1-メチル-1H-インドール-3-イル)プロパン-2-イル]-4,7,10,15,20,25-ヘキサオキソ-12-(プロパン-2-イル)-3-オキサ-5,8,11,16、21、26-ヘキサアザオクタコサ-13-エン-17、22-カルボン酸ジエステル
参考例1-o)と同様の手法で製造を行い、化合物A16(90.2mg)から化合物C1(51.8mg)を得た。
LC-MS: 931 (M+Na)+ (1.662min, 測定条件D)
参考例1-p)と同様の手法で製造を行い、化合物C1(51.8mg)から化合物C2(40mg)を得た。
LC-MS: 1019 (M+Na)+ (1.422min, 測定条件D)
参考例1-q)と同様の手法で製造を行い、化合物C2(40mg)から参考例3(14mg)を得た。
LC-MS: 1141 (M+Na)+ (1.618min, 測定条件D)
N-{(2E,4S)-2,5-ジメチル-4-[メチル(N,β,β,1-テトラメチル-L-トリプトフイル-3-メチル-L-バリル)アミノ]ヘキサ-2-エノイル}-D-γ-グルタミル-L-リシン
化合物A15(160mg)、α-エチル D-グルタミン酸エステル・トリフルオロ酢酸塩(122mg)、N、N-ジイソプロピルエチルアミン(100mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(2.2mL)の混合液を、25℃にて6時間撹拌した。反応終了後、1mol/Lシュウ酸水溶液でpH4にし、クロロホルムで抽出した。有機層を水と飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより化合物D1(155mg)を得た。
1H-NMR(400MHz, CDCl3): 8.26 and 7.97 (1H, 2d, J = 7.9 Hz), 7.32-7.05 (4H,m),6.71 (1H, t, J = 6.7 Hz), 6.45 (1H, d, J = 8.6 Hz), 6.31-6.26 (1H, m), 5.95and5.63 (1H, 2s), 4.94-4.82 (1H, m), 4.64-4.59 (1H, m), 4.51 and 4.41 (1H, 2d,J =9.1 Hz), 4.21 (2H, q, J = 7.3 Hz), 3.75 and 3.74 (3H, 2s), 3.00 (3H, s),2.97and 2.95 (3H, 2s), 2.52-2.38 (2H, m), 2.29-2.20 (1H, m), 2.10-2.00 (1H,m),1.98-1.90 (1H, m), 1.90 (3H, s), 1.57-1.45 (14H, m), 1.28 (3H, t, J = 7.3Hz),0.88 (3H, d, J = 6.1 Hz), 0.82 (3H, d, J = 6.7 Hz), 0.53 and 0.46 (9H,2s).
LC-MS 784 (M+H)+, 782 (M-H)-(1.472 min, 測定条件A)
参考例1-m)と同様の手法で、化合物D1(20mg)から化合物D2(13mg)を得た。
LC-MS: 1026 (M+H)+ (1.597min, 測定条件D)
化合物D2(13mg)のクロロホルム溶液(1.0mL)にトリフルオロ酢酸(0.2mL)を加えて、25℃で1時間撹拌した。反応終了後、反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;メタノール:クロロホルム)で精製することにより化合物D3(10mg)を得た。
LC-MS: 826 (M+H)+, 824 (M-H)-(0.978 min, 測定条件D)
参考例1-n)と同様の手法で製造を行い、逆相カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;0.1%TFAアセトニトリル:水)で精製することにより化合物D3(10mg)から参考例4(7.2mg)を得た。
LC-MS: 784 (M+H)+, 782 (M-H)-(0.889 min, 測定条件D)
BOC-D-グルタミン酸 α-tert-ブチルエステル(2.061g)、1-(2-アミノ-エチル)-ピロール-2,5-ジオン ハイドロクロリド(1.20g)、2-(1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロフォスフェイト(V)(3.87g)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(3.47mL)及びN,Nージメチルホルムアミド(10mL)の混合液を、室温にて1時間攪拌した。反応終了後、酢酸エチルを加え、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で生成することによりtert-ブチル N2-(tert-ブトキシカルボニル)-N5-(2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-1-イル)エチル)-D-グルタミネート(2.8g)を得た。
LC-MS:426(M+H)+(1.030min、測定条件F)
tert-ブチル N2-(tert-ブトキシカルボニル)-N5-(2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-1-イル)エチル)-D-グルタミネート(51.8mg)、TFA(1mL)の混合液を室温にて1時間20分攪拌した。反応液を氷冷後、減圧濃縮し、参考例5を得た。化合物は、精製せずに次の反応に用いた。
LC-MS:326(M+H)+(0.496min、測定条件F)
LC-MS:270(M+H)+(0.254min、測定条件F)
N-α-(tert-ブトキシカルボニル)-D-グルタミン酸 γ-メチルエステル(261mg)、D-グルタミン酸 ジ-tert-ブチルエステルハイドロクロリド(295mg)、2-(1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロフォスフェイト(V)(456mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.446mL)及びN,Nージメチルホルムアミド(4mL)の混合物を室温にて2時間攪拌した。反応終了後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を、水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより、(ジ-tert-ブチル ((R)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-メトキシ-5-オキソペンタノイル)-D-グルタメート(502mg)を得た。
1H-NMR(400 MHz, CDCl3):1.42 (18H, s), 1.44 (9H, s), 1.84-1.94 (2H, m),2.12 (2H, dtt, J = 22.5, 8.4, 3.0 Hz), 2.26 (2H, dtd, J = 25.2, 10.0, 4.5 Hz),2.43 (2H, tdd, J = 24.8, 14.2, 7.5 Hz), 3.67 (3H, s), 4.14 (1H, t, J = 6.1 Hz),4.43 (1H, td, J = 7.9, 4.9 Hz), 5.23 (1H, d, J = 7.3 Hz), 6.81 (1H, d, J = 7.3Hz).
ジ-tert-ブチル ((R)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-メトキシ-5-オキソペンタノイル)-D-グルタメート(502mg)、1mol/L水酸化リチウム水溶液(0.999mL)及びメタノール(5mL)混合物を室温にて16時間攪拌した。反応終了後、1mol/Lクエン酸水溶液を加え、酸性(pH4)溶液とし、メタノールを減圧留去したのちクロロホルムで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより、(R)-4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-(((R)-1,5-ジ-tert-ブトキシ-1,5-ジオキソペンタン-2-イル)アミノ)-5-オキソペンタン酸(393mg)を得た。
LC-MS:489(M+H)+(1.417min、測定条件G)
(R)-4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-5-(((R)-1,5-ジ-tert-ブトキシ-1,5-ジオキソペンタン-2-イル)アミノ)-5-オキソペンタン酸(205mg)、1-(2-アミノ-エチル)-ピロール-2,5-ジオン ハイドロクロリド(89mg)、2-(1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロフォスフェイト(V)(191mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.187mL)及びN,Nージメチルホルムアミド(3mL)の混合液を室温にて16時間攪拌した。反応終了後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより、ジ-tert-ブチル N2-(tert-ブトキシカルボニル)-N5-(2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジハイドロ-1H-ピロール-1-イル)エチル)-D-グルタミニル-D-グルタメート(13mg)を得た。
LC-MS:611(M+H)+(1.638min、測定条件G)
ジ-tert-ブチル N2-(tert-ブトキシカルボニル)-N5-(2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジハイドロ-1H-ピロール-1-イル)エチル)-D-グルタミニル-D-グルタメート(13mg)を実施例M1と同様に反応及び処理することで、参考例7を合成した。合成した参考例7は精製することなく、そのまま次の反応に用いた。
文献(Bioorg Med Chem Lett. 2004 Nov 1;14(21):5317-22、J Med Chem. 2004 Sep 9;47(19):4774-86.、国際公開第2003/082268号及び国際公開第2016/123582号)に記載の方法に従い、下表1に示す化合物を得た。
LC-MS:488(M+H)+(0.68min、測定条件F)
LC-MS:499(M+H)+(0.99min、測定条件F)
(S,E)-4-((S)-2-((S)-3-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノン酸
LC-MS:550(M+H)+(0.88min、測定条件F)
4-(4-(((S)-1-(((S,E)-5-カルボキシ-2-メチルヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキサブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)安息香酸
エチル (9S,12S,E)-6-(2-(4-(tert-ブトキシカルボニル)フェニル)プロパン-2-イル)-9-(tert-ブチル)-12-イソプロピル-2,2,5,11,14-ペンタメチル-4,7,10-トリオキソ-3-オキサ-5,8,11-トリアザペンタデク-13-エン-15-オエート(400mg)、TFA(2mL)及びクロロホルム(8mL)の混合液を室温にて4時間攪拌した。溶媒を減圧留去し、4-(4-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキサブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキサブタン-2-イル)安息香酸(376mg)を得た。得られた化合物は、精製せずに次の反応に用いた。
LC-MS:546(M+H)+(1.15min、測定条件F)
4-(4-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキサブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキサブタン-2-イル)安息香酸(55.2mg)、メタノール(3mL)及び水(1mL)の混合液を氷冷下攪拌中、水酸化リチウム(16.98mg)を加えた。室温にて2日間攪拌した。溶媒を減圧留去した。残渣を逆相HPLC(移動相は0.1%TFA水/0.035%TFA アセトニトリル溶媒)することにより参考例22(21.1mg)を得た。
LC-MS:518(M+H)+(1.18min、測定条件F)
(4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-(tert-ブトキシカルボニル)フェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタンアミド)-N,3,3-トリメチルブタンアミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エン酸
tert-ブチル 4-(4-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)ベンゾエートから、参考例1の工程n)と同様にして、参考例23に示す化合物を得た。
LC-MS:574(M+H)+(1.29min、測定条件G)
(S,E)-4-((S)-2-((S)-3-(4-(tert-ブトキシカルボニル)フェニル)-3-メチル-2-(メトキシアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノン酸
4-(4-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)安息香酸(104.0mg)及びトルエン(1mL)の混合液に、N,N-ジメチルフルオロアミド-ジ-tert-ブチルアセテート(0.456mL)を加え、14時間加熱還流した後に、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにて精製することにより、tert-ブチル 4-((S)-4-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)ベンゾエート(21.0mg)を得た。
LC-MS:602(M+H)+(1.47min、測定条件F)
tert-ブチル 4-((S)-4-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)ベンゾエート(10.5mg)、メタノール(3mL)及び水(1.000mL)の混合液に水酸化リチウム(4.39mg)を加えて、室温にて2日間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残渣を逆相HPLC(移動相は0.1%TFA水/0.035%TFA アセトニトリル溶媒)にて精製し、参考例24(7.0mg)を得た。
LC-MS:574(M+H)+(1.49min、測定条件F)
4-((S)-4-(((S)-1-(((S,E)-5-カルボキシ-2-メチルヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)アミノ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)安息香酸
LC-MS:518(M+H)+(1.08min、測定条件F)
窒素雰囲気下、3-(4-ハイドロキシフェニル)-3-メチル-2-オキソブタン酸(54.9g)の無水テトラヒドロフラン(480mL)溶液を氷冷し、メチルアミン(280mL)(2mol/Lテトラヒドロフラン溶液)を滴下した。室温にて1時間攪拌した後、ボラン-ピリジン錯体(27.5mL)を滴下して、55℃で2時間半攪拌した。氷冷下、メタノール(240mL)を滴下した後、室温にて2時間攪拌した。溶媒を減圧留去した後、テトラヒドロフランを加え懸濁液を吸引濾過した。粉末をテトラヒドロフランで洗浄し、3-(4-ハイドロキシフェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタン酸(40.7g)を得た。
1H-NMR(400 MHz, D2O):1.21 (3H, s), 1.24 (3H, s), 2.04 (3H, s), 3.06 (1H,s), 6.52 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.8).
窒素雰囲気下、化合物i1(10.2g)の1,4-ジオキサン/水(1:1)(160mL)の懸濁液に、ジ-tert-ブチルカーボネート(39.9g)及び炭酸カリウム(25.4g)を加え、40℃で終夜攪拌した。反応液に酢酸エチル及び水を加え、1mol/L硫酸水素カリウム水溶液でpH2~3とした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)にて精製することにより、2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(4-((tert-ブトキシカルボニル)オキシ)フェニル)-3-メチルブタン酸(15.7g)を得た。
1H-NMR(400 MHz, DMSO-D6):1.38 (12H, s), 1.48 (12H, s), 2.64 (3H, s), 7.09(2H, d, J = 8.4 Hz), 7.40 (2H, d, J = 8.8).
窒素雰囲気下、2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(4-((tert-ブトキシカルボニル)オキシ)フェニル)-3-メチルブタン酸(15.7g)をジクロロメタン(370mL)に溶解し、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液(15.8g)とメタノール(14mL)を加え、室温で1時間半攪拌した。反応液に酢酸エチル及び4%硫酸水素カリウム水溶液を加え抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)にて精製することにより、(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(4-ハイドロキシフェニル)-3-メチルブタン酸(153.7mg)を得た。
1H-NMR(400 MHz, DMSO-D6):1.36 (12H, s), 1.42 (3H, s), 2.60 (3H, s), 6.66(2H, d, J = 8.0 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.4).
(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(4-ハイドロキシフェニル)-3-メチルブタン酸(153.7mg)、エチル (S,E)-4-((S)-2-アミノ-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノエート塩酸塩(117.6mg)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.172mL),1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(129mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(103mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)の懸濁液を室温にて17時間攪拌した。溶媒を減圧留去した後に、クロロホルムを加え、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより、エチル (9S,12S,E)-9-(tert-ブチル)-6-(2-(4-ハイドロキシフェニル)プロパン-2-イル)-12-イソプロピル-2,2,5,11,14-ペンタメチル-4,7,10-トリオキソ-3-オキサ-5,8,11-トリアザペンタデク-13-エン-15-オエート(206.3mg)を得た。
LC-MS:618(M+H)+(1.69min、測定条件F)
エチル (9S,12S,E)-9-(tert-ブチル)-6-(2-(4-ハイドロキシフェニル)プロパン-2-イル)-12-イソプロピル-2,2,5,11,14-ペンタメチル-4,7,10-トリオキソ-3-オキサ-5,8,11-トリアザペンタデク-13-エン-15-オエート(189.2mg)及びクロロホルム(4mL)混合液にTFA(1mL)を加え室温にて1時間攪拌した後に、溶媒を減圧留去した。残渣にクロロホルムを加え、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより、エチル(4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-ハイドロキシフェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノエート(110.1mg)を得た。
LC-MS:518(M+H)+(1.09min、測定条件F)
エチル (4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-ハイドロキシフェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノエート(110.1mg)、メタノール(3mL)及び水(1mL)の混合液に氷冷下、水酸化リチウム(35.7mg)を加え室温にて2日間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残渣を逆相HPLC(移動相は0.1%TFA水/0.035%TFA アセトニトリル溶媒)で精製することにより参考例26(113.2mg)を得た。
LC-MS:490(M+H)+(1.03min、測定条件F)
((4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-ヒドロキシフェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸
(4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-ヒドロキシフェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノン酸 トリフルオロ酢酸塩(21.4mg)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(22.91mg)、ジメチル D-グルタメート 塩酸塩(15.01mg)、3-(((エチルイミノ)メチレン)アミノ)-N,N-ジメチルプロパン-1-アミン塩酸塩(13.59mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(9.58mgl)及びN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)の混合物を室温にて15時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、飽和食塩水で洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム/メタノール)で精製することにより、ジメチル ((4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-ヒドロキシフェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタメート(21.6mg)を得た。
LC-MS:647(M+H)+(1.21min、測定条件F)
ジメチル ((4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-ヒドロキシフェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタメート(21.6mg)、メタノール(3mL)及び水(1mL)の混合液に室温にて水酸化リチウム(5.61mg)を加え攪拌した。溶媒を減圧留去した。残渣を高速液体クロマトグラフィーにて精製し、参考例27(15.8mg)を得た。
LC-MS:619(M+H)+(1.04min、測定条件F)
N6-(tert-ブトキシカルボニル)-N2-((R)-4-((S,E)-4-((S)-2-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(5-フルオロ-1-メチル-1H-インドール-3-イル)-3-メチルブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エナミド)-4-カルボキシブタノイル)リジン
(6S,9S,12S,17R,E)-9-(tert-ブチル)-17-(エトキシカルボニル)-6-(2-(5-フルオロ-1-メチル-1H-インドール-3-イル)プロパン-2-イル)-12-イソプロピル-2,2,5,11,14-ペンタメチル-4,7,10,15-テトラオキソ-3-オキサ-5,8,11,16-テトラアザイコス-13-エン-20-オイック酸(54.5mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)の混合液に氷冷下、1-[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1,2,3-トリアゾール[4,5-b]ピリジニウム 3-オキシド ヘキサフルオロホスフェイト(31.0mg)を加え30分攪拌した。N-(tert-ブトキシカルボニル)-L-リジン メチルエステル塩酸塩(24.20mg)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.028mL)を加え室温にて17時間攪拌した後に、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより、メチル N6-(tert-ブトキシカルボニル)-N2-((R)-4-((S,E)-4-((S)-2-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(5-フルオロ-1-メチル-1H-インドール-3-イル)-3-メチルブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エナミド)-5-エトキシ-5-オキソペンタノイル)リジネート(71mg)を得た。
LC-MS:1067(M+Na)+(1.557min、測定条件G)
メチル N6-(tert-ブトキシカルボニル)-N2-((R)-4-((S,E)-4-((S)-2-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(5-フルオロ-1-メチル-1H-インドール-3-イル)-3-メチルブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エナミド)-5-エトキシ-5-オキソペンタノイル)リジネート(71mg)、メタノール(4mL)及び1mol/L水酸化リチウム水溶液(4mL)の混合液を60℃で17時間攪拌した。反応液に飽和クエン酸水溶液を加え酸性としたのち、酢酸エチルで抽出した。有機層を、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;水:アセトニトリル)で精製することにより参考例28(49.0mg)を得た。
LC-MS:1024(M+Na)+(1.416min、測定条件G)
ジ-tert-ブチル ((S,E)-4-((S)-2-((R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボキシアミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタメート
D-ピぺコリン酸、ジ-tert-ブチルジカーボネート(8.36mL)、5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(19.20mL)、テトラヒドロフラン(10mL)及び水(10mL)の混合液を室温にて8時間攪拌した後に、溶媒を減圧留去した。ジエチルエーテルにて水相を洗浄後、0.1mol/L塩酸水にて水相を中性(pH7)とし、ジエチルエーテルで抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、(R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸(432.3mg)、を得た。
LC-MS:228(M-H)-(1.51min、測定条件F)
(R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸(432.3mg)、エチル (S,E)-4-((S)-2-アミノ-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノエート(393mg),o-(ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェイト(953mg)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.659mL)及びN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)の懸濁液を室温にて15時間攪拌した後に、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより、tert-ブチル (R)-2-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)カルバモイル)ピペリジン-1-カルボキシレート(658mg)を得た。
LC-MS:546(M+Na)+(1.51min、測定条件F)
tert-ブチル (R)-2-(((S)-1-(((S,E)-6-エトキシ-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチル-1-オキソブタン-2-イル)カルバモイル)ピペリジン-1-カルボキシレート(508.1mg)、メタノール(8mL)、水(2mL)及び水酸化リチウム(204mg)の混合液を室温にて4日間攪拌した後に、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、(((S,E)-4-((S)-2-((R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボキシアミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノン酸を得た。得られた化合物は精製することなくそのまま次の反応に用いた。
LC-MS:518(M+Na)+(1.19min、測定条件F)
(S,E)-4-((S)-2-((R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボキシアミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノン酸(481mg)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.501mL)、3-(((エチルアミノ)メチレン)アミノ)-N,N-ジメチルプロパン-1-アミン塩酸塩(372mg),1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-1-オール(262mg)、D-グルタミン酸ジ-tert-ブチルエステル塩酸塩(287mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)の混合液を室温にて20時間攪拌した後に、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより参考例29(673.0mg)を得た。
LC-MS:759(M+Na)+(1.35min、測定条件H)
対応する原料化合物を用いて、参考例3の工程c)と同様に反応および処理をし、下表4に示す化合物を得た。
(R)-4-((R)-4-((R)-4-アミノ-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタナミド)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタナミド)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタン酸
参考例1-o)と同様の手法で、(R)-4-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタン酸(500mg)から1-(tert-ブチル) 5-(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル) (((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)-D-グルタミン酸(520mg)を得た。
LC-MS:523(M+H)+(1.324min、測定条件G)
参考例1-p)と同様の手法で、1-(tert-ブチル) 5-(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル) (((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)-D-グルタミン酸(520mg)から(R)-4-((R)-4-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタナミド)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタン酸(428.7mg)を得た。
LC-MS:611(M+H)+(1.551min、測定条件G)
参考例1-o)と同様の手法で、(R)-4-((R)-4-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタナミド)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタン酸(100mg)から1-(tert-ブチル) 5-(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル)((R)-4-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタノイル)-D-グルタミン酸(33mg)を得た。
LC-MS:708(M+H)+(1.598min、測定条件G)
参考例1-p)と同様の手法で、1-(tert-ブチル) 5-(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル)((R)-4-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-5-(tert-ブトキシ)-5-オキソペンタノイル)-D-グルタミン酸(33mg)から(5R,10R,15R)-5,10,15-トリs(tert-ブトキシカルボニル)-1-(9H-フルオレン-9-イル)-3,8,13-トリオキソ-2-オキサ-4,9,14-トリアザオクタデカン-18-オイック酸(16.6mg)を得た。
LC-MS:796(M+H)+(1.119min、測定条件F)
(5R,10R,15R)-5,10,15-トリス(tert-ブトキシカルボニル)-1-(9H-フルオレン-9-イル)-3,8,13-トリオキソ-2-オキサ-4,9,14-トリアザオクタデカン-18-オイック酸(16.6mg)のピペリジン(0.3mL)及びN,N-ジメチルホルムアミド(1.5mL)の混合液を25℃にて7時間攪拌した後に、反応溶液を逆相カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;0.1%TFAアセトニトリル:水)で精製することにより参考例97(7.5mg)を得た。
LC-MS:574(M+H)+(0.698min、測定条件F)
ジ-tert-ブチル ((4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-((2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-1-イル)エチル)カルバモイル)フェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸
2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-3-(4-(tert-ブトキシカルボニル)フェニル)-3-メチルブタン酸(1.48g)、炭酸ナトリウム(0.77g)及びN,N-ジメチルホルムアミド(7mL)の懸濁液に臭化ベンジル(0.647mL)を加え、室温にて17時間攪拌した。反応液に酢酸エチル加えた。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することにより、tert-ブチル 4-(4-(ベンジルオキシ)-3-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-2-メチル-4-オキソブタン-2-イル)ベンゾエート(1.78g)を得た。
LC-MS:520(M+Na)+(1.778min、測定条件G)
tert-ブチル 4-(4-(ベンジルオキシ)-3-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-2-メチル-4-オキソブタン-2-イル)ベンゾエート(1.78g)及びクロロホルム(40mL)の混合液にトリフルオロ酢酸(10mL)を加え、室温にて5時間攪拌した。溶媒を減圧留去し、4-(4-(ベンジルオキシ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)安息香酸 トリフルオロ酢酸塩を得た。化合物は精製せず次の反応に用いた。
LC-MS:342(M+H)+(1.05min、測定条件F)
4-(4-(ベンジルオキシ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)安息香酸 トリフルオロ酢酸塩、炭酸ナトリウム(379mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(9mL)の懸濁液にヨードメタン(0.169mL)を加え室温にて攪拌した。反応液に酢酸エチル加えた。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することによりメチル 4-(4-(ベンジルオキシ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)ベンゾエート(362.3mg)を得た。
LC-MS:356(M+H)+(1.08min、測定条件F)
メチル 4-(4-(ベンジルオキシ)-2-メチル-3-(メチルアミノ)-4-オキソブタン-2-イル)ベンゾエート(362.3mg)、パラジウム-炭素(85.5mg)及び酢酸エチル(10mL)の懸濁液を水素雰囲気下、室温にて5時間攪拌した。さらに、5時間攪拌した。反応液を濾紙により濾過後、溶媒を減圧留去し、3-(4-(メトキシカルボニル)フェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタン酸を得た。得られた化合物は精製せず参考例100-g)の反応に使用した。
LC-MS:266(M+H)+(0.82min、測定条件F)
(S,E)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノン酸(220.2mg)、ジ-tert-ブチルD-グルタミン酸塩酸塩(254mg)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.300mL)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(220mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(175mg)及びN,N-ジメチルホルムアミドの混合液を室温にて17時間攪拌した。反応液に酢酸エチル加えた。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。ジ-tert-ブチル ((S,E)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸(232.4mg)を得た。
LC-MS:626(M+H)+(1.76min、測定条件F)
ジ-tert-ブチル ((S,E)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸(232.4mg)及び酢酸エチル(3.7mL)の混合液に氷冷下、塩酸(13.54mg)酢酸エチル溶液を加え、室温にて1時間20分攪拌した。反応液を氷冷し、28%アンモニア水を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、ジ-tert-ブチル ((S,E)-4-((S)-2-アミノ-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸(62.2mg)を得た。化合物は精製せず次の反応に用いた。
LC-MS:526(M+H)+(1.14min、測定条件F)
3-(4-(メトキシカルボニル)フェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタン酸(31.4mg)、ジ-tert-ブチル ((S,E)-4-((S)-2-アミノ-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸(62.2mg)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(45.4mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(32.0mg)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.062mL)及びN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)の懸濁液を室温にて17時間攪拌した。溶媒を減圧留去した。残渣に酢酸エチルを加え水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;ヘキサン:酢酸エチル)で精製することによりジ-tert-ブチル ((4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-(メトキシカルボニル)フェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸(60.1mg)を得た。
LC-MS:774(M+H)+(1.341min、測定条件G)
tert-ブチル ((4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-(メトキシカルボニル)フェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸(56.3mg)、メタノール(4mL)及び水(1mL)の混合液に氷冷下、水酸化リチウム(9.17mg)を加え、室温にて17時間攪拌した。溶媒を減圧留去した。残渣を逆相HPLC(移動相は0.1%TFA水/0.035%TFA アセトニトリル溶媒)で精製することにより4-((7R,12S,15S,E)-7-(tert-ブトキシカルボニル)-15-(tert-ブチル)-12-イソプロピル-2,2,10,13,19-ペンタメチル-18-(メチルアミノ)-4,9,14,17-テトラオキソ-3-オキサ-8,13,16-トリアザイコス-10-エン-19-イル)安息香酸(14.8mg)を得た。
LC-MS:759(M+H)+(1.334min、測定条件G)
4-((7R,12S,15S,E)-7-(tert-ブトキシカルボニル)-15-(tert-ブチル)-12-イソプロピル-2,2,10,13,19-ペンタメチル-18-(メチルアミノ)-4,9,14,17-テトラオキソ-3-オキサ-8,13,16-トリアザイコス-10-エン-19-イル)安息香酸(14.8mg)、3-(((エチルイミノ)メチレン)アミノ)-N,N-ジメチルプロパン-1-アミン 塩酸塩(7.48mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(5.97mg)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.014mL)、1-(2-アミノエチル)-ピロール-2,5-ジオン 塩酸塩(6.86mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)の混合液を室温にて3時間攪拌した。酢酸エチルを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより参考例100(9.00mg)を得た。
LC-MS:881(M+H)+(1.287min、測定条件G)
tert-ブチル(3S,6S,9S,10E,14R)-6-tert-ブチル-14-(3-{[2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール1-イル)エチル]アミノ}-3-オキソプロピル)-8,11-ジメチル-4,7,12-トリオキソ-3-(2-フェニルプロパン-2-イル)-9-(プロパン-2-イル)-2,5,8,13-テトラアザペンタデカ-10-エン-15-オエート
参考例5(760mg)、タルトブリン(1.1g)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(896mg)、1-ヒドロキシ-1H-ベンゾトリアゾール・1水和物(715mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(604mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(11mL)の混合液を、25℃にて2時間撹拌した。反応終了後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより参考例101(1.2g)を得た。
LC-MS:781(M+H)+(1.155min,測定条件G)
N、β、β-トリメチル-L-フェニルアラニル-N-{(3S,4E)-6-[(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル)オキシ]-2,5-ジメチル-6-オキソヘキサ-4-エン-3-イル}-N、3-ジメチル-L-バリンアミド
タルトブリン(1.0g)、2-(1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロフォスフェイト(V)(803mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(273mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)の混合液を、0℃にて30分間撹拌した後、N-ヒドロキシスクシンイミド(243mg)を加え、25℃にて16時間撹拌した。反応終了後、水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール)で精製することにより参考例102(1.1g)を得た。
LC-MS:571(M+H)+(1.082min,測定条件G)
(3S,6S,9S,10E,14R)-6-tert-ブチル-14-(3-{[2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロ-ル-1-イル)エチル]アミノ}-3-オキソプロピル)-8,11-ジメチル-3-[2-(1-メチル-1H-インドール-3-イル)プロパン-2-イル]-4,7,12-トリオキソ-9-(プロパン-2-イル)-2,5,8,13-テトラアザペンタデカ-10-エン-15-カルボン酸
参考例1(14mg)のクロロホルム溶液(1.0mL)にトリフルオロ酢酸(0.2mL)を加えて、25℃で4時間撹拌した。その後、トリフルオロ酢酸(0.2mL)を追加し、さらに25℃で2時間撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧留去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;0.1%TFAアセトニトリル:水)で精製することにより実施例M1(2.8mg)を得た。
LC-MS: 778 (M+H)+, 776 (M-H)-(1.081min, 測定条件D)
N-{(2E,4S)-2,5-ジメチル-4-[メチル(N,β,β,1-テトラメチル-L-トリプトフイル-3-メチル-L-バリル)アミノ]ヘキサ-2-エノイル}-D-γ-グルタミル-N6-[6-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-1-イル)ヘキサノイル]-L-リシン
参考例4(7.2mg)、N-スクシンイミジル6-マレイミドヘキサノエート(2.8mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.3mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)の混合液を、25℃にて18時間撹拌した。反応終了後、反応溶液を逆相カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;0.1%TFAアセトニトリル:水)で精製することにより実施例M2(2.8mg)を得た。
LC-MS: 977 (M+H)+, 975 (M-H)-(1.061 min, 測定条件D)
対応する原料化合物を用いて実施例M1又はM2と同様に反応及び処理し、下表11に示す化合物を得た。なお、表11の「(AA)n」の列に示す式中、「L」は、(AA)nの2つの末端のうちLと結合している方の末端を示している。また、表11の「L」の列に示す式中、「(AA)n」は、Lの2つの末端のうち(AA)nと結合している方の末端を示している。
[化合物名:(3S,6S,9S,10E,14R)-6-tert-ブチル-14-(3-{[2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール1-イル)エチル]アミノ}-3-オキソプロピル)-8,11-ジメチル-4,7,12-トリオキソ-3-(2-フェニルプロパン-2-イル)-9-(プロパン-2-イル)-2,5,8,13-テトラアザペンタデカ-10-エン-15-カルボン酸]は以下の手法によっても製造することができる。
参考例101(390mg)、トリフルオロ酢酸(2mL)及びクロロホルム(5mL)の混合液を、25℃にて12時間撹拌した。溶媒を減圧留去した後、逆相カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;0.1%TFAアセトニトリル:水)で精製することにより実施例M4(258mg)を得た。
LC-MS:725(M+H)+(0.998min,測定条件G)
参考例102(640mg)、参考例6(430mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(435mg)及びN,N-ジメチルホルムアミド(15mL)の混合液を、25℃にて5日間撹拌した。溶媒を減圧留去した後、逆相カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;0.1%TFAアセトニトリル:水)で精製することにより実施例M4(250mg)を得た。
LC-MS:725(M+H)+(0.984min,測定条件G)
((4S,E)-4-((2S)-2-(3-(4-((2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-1-イル)エチル)カルバモイル)フェニル)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタナミド)-N,3,3-トリメチルブタナミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-D-グルタミン酸
参考例100(9.0mg)及びクロロホルム(4mL)の混合液にトリフルオロ酢酸(1mL)を加え、室温にて4時間攪拌した。溶媒を減圧留去した。残渣を逆相HPLC(移動相は0.1%TFA水/0.035%TFA アセトニトリル溶媒)で精製することにより実施例M47(5.4mg)を得た。
LC-MS:769(M+H)+(0.919min、測定条件G)
参考例96を原料化合物に用いて、実施例M2と同様に反応及び処理をし、下表16に示す化合物を得た。
N2-((S,E)-4-((S)-2-((S)-2-(ジメチルアミノ)-3-メチル-3-フェニルブタンアミド)-N,3,3-トリメチルブタンアミド)-2,5-ジメチルヘキサ-2-エノイル)-N5-(2-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロロ-1-イル)エチル)-D-グルタミン
実施例M4のモノトリフルオロ酢酸塩(10mg)のアセトニトリル(1mL)溶液にホルムアルデヒド水溶液(1mL)を加え、ナトリウムトリアセトキシボレート(15mg)を加え、室温で3時間撹拌した。反応液を濃縮後、逆相HPLC(移動相は0.1%TFA水/0.035%TFA アセトニトリル溶媒)で、精製するとにより実施例M49(5.4mg)を得た。
LC-MS:739(M+H)+(1.007min、測定条件G)
ブレンツキシマブ-実施例M3複合体(平均薬物抗体比:7.55)
ブレンツキシマブ(1mg)のリン酸緩衝生理水溶液(0.039mL)に、1mmol/Lのトリス(2-カルボキシエチル)ホスフィン(TCEP)のトリスヒドロキシメチルアミノメタン塩酸緩衝液(0.133mL)を加え、37℃にて45分間インキュベートした。抗体溶液を0℃に冷却した後、リン酸緩衝生理水溶液で予備平衡させたPD-10脱塩カラムで処理することにより、還元されたブレンツキシマブのリン酸緩衝生理水溶液を得た。これを0℃に冷却した後、リン酸緩衝生理水溶液で10倍希釈した実施例M3の1mmol/L DMSO溶液(0.133mL)を加え、完全に混合し、4℃にて16時間インキュベートした。その後、リン酸緩衝生理水溶液で予備平衡させたPD-10脱塩カラムで精製した後、遠心濃縮することで、実施例ADC1(0.819mg)を得た。
以下に、本発明の抗体薬物複合体の特定の実施例に係る薬理試験結果を示し、その薬理作用を説明するが、本発明はこれらの試験例に限定されるものではない。
ヒトリンパ腫細胞株であるKarpas-299細胞(European Collection of Authenticated Cell Cultures、以下、ECACC)を、10%のウシ胎児血清(MP Biomedicals)を含むRPMI1640(GIBCO)(以下、「培地」という)で培養した。細胞を培地で2×106cells/mLになるように調製し、96穴細胞培養用マイクロプレートに50μLずつ添加した。培地で8段階に4倍希釈した実施例の化合物又は比較例化合物を、マイクロプレートに50μLずつ添加した。これらを37度、5%CO2下で4日間培養した。培養後、マイクロプレートをインキュベーターから取り出し室温で10分間静置した。各ウェルに50μLのCellTiter-Glo Luminescent Cell Viability Assay(Promega)を添加し、撹拌した。この混合物を暗所で20分インキュベートした。マイクロプレートルミノメーターを用いて各ウェルにおける発光を計測することにより、細胞生存率を算出した。また、細胞生存率の値からIC50値を計算した。結果を表24に示す。
IC50(nM)=antilog(LOG10(a÷b)×(e-d)÷(c-d)+LOG10b)
a:被検物質の濃度a
b:被検物質の濃度b
c:濃度aの被検物質を添加した時の細胞生存率
d:濃度bの被検物質を添加した時の細胞生存率
e:各濃度の被験物質を添加した時の細胞生存率の中で、最大と最小の中間値
(a、bは細胞生存率eをまたぐ濃度で、a>bを表す。)
細胞生存率(%)=a’÷b’×100
a’:被検物質を添加したウェルの発光量の平均値(n=6)
b’:被検物質を添加しなかったウェルの発光量の平均値(n=6)
(nは被験物質1濃度当りに実施した評価の数を表す。)
ヒト乳がん細胞株であるSK-BR-3細胞(ATCC)を10%のウシ胎児血清(MP Biomedicals)を含むMcCoy’s5A(GIBCO)(以下、この試験において、「培地」という)で培養した。SK-BR-3細胞を培地で2×106cells/mLになるように調製し、96穴細胞培養用マイクロプレートに50μLずつ添加し、37度、5%CO2下で一晩培養した後、培地で8段階に4倍希釈した実施例の化合物又は比較例化合物を、マイクロプレートに50μLずつ添加した。これらを37度、5%CO2下で3日間培養した。培養後、マイクロプレートをインキュベーターから取り出し室温で10分間静置した。各ウェルに50μLのCellTiter-Glo Luminescent Cell Viability Assay(Promega)を添加し、撹拌した。この混合物を暗所で20分インキュベートした。マイクロプレートルミノメーターを用いて各ウェルにおける発光を計測することにより、細胞生存率を算出した。IC50値は、試験例1に記載の方法に従い算出した。結果を表25に示す。
CD30抗原陽性かつHER2抗原陰性であるKarpas-299細胞(ECACC)を、10%のウシ胎児血清(MP Biomedicals)を含むRPMI1640(GIBCO)(以下、この試験において、「培地A」という)で培養した。また、CD30抗原陰性かつHER2抗原陽性であるSK-BR-3細胞(ATCC)を、10%のウシ胎児血清(MP Biomedicals)を含むMcCoy’s5A(GIBCO)(以下、この試験において、「培地B」という)で培養した。Karpas-299細胞及びSK-BR-3細胞を培地A又は培地Bで2×106cells/mLになるように調製し、96穴細胞培養用マイクロプレートに50μLずつ添加した。SK-BR-3細胞は、添加後、37度、5%CO2下で一晩培養した。培地A又は培地Bで8段階に4倍希釈したADCを、マイクロプレートに50μLずつ添加し、37度、5%CO2下で、Karpas-299細胞を4日間、SK-BR-3細胞を3日間培養した。培養後、マイクロプレートをインキュベーターから取り出し、室温で10分間静置した。各ウェルに50μLのCellTiter-Glo Luminescent Cell Viability Assay(Promega)を添加し、撹拌した。この混合物を暗所で20分インキュベートした。マイクロプレートルミノメーターを用いて発光を計測することにより、ADCの濃度ごとに細胞生存率を算出した。IC50値は、試験例1に記載の方法に従い算出した。結果を表26に示す。
人工膜透過性試験(PAMPA)により、次のように実施例の化合物の膜透過性を試験した。Donor plateに実施例の化合物を添加したSystem solution(pION inc.)を200μL、GIT Lipid-0(pION inc.)を4μLずつ添加した。Acceptor plateにAcceptor Sink Buffer(pION inc.)を200μL添加した。両プレートを重ね合わせ、37℃で4時間インキュベートした後、アクセプター側及びドナー側の溶液のUVを、UV plate reader(190-500nm)にて測定した。UV吸収の乏しい化合物はLC-MSにて測定した。薬物の透過係数Pe(10-6cm/sec)を下式により算出した。結果を表27に示す。
本試験は、薬物の抗腫瘍作用を評価する代表的な試験である。Karpasヒト未分化巨大細胞のリンパ腫モデルは、CB-17SCIDマウスに、5×106個の細胞を皮下移植することにより作製する。当該腫瘍モデルにおいて、腫瘍が90~110mm3平均体積に達した後に、治療を開始した。マウスに、ADCをリン酸緩衝生理食塩水に溶かしたものを、1回静脈内注射する。腫瘍体積は、式:0.5(最長寸法×垂直寸法2)を使用して計算する。その腫瘍が約2000mm3になったとき、マウスを試験から除外し、平均腫瘍サイズはそれ以降プロットしない。なお、本試験の方法は、Hamblett K. J. et. al. Clin. Cancer Res., 2004, 10, 7063-7070等に記載されている。
本試験は、抗体薬物複合体の毒性(安全性)を評価する代表的な試験である。毒性は、マウス又はラットに、抗体薬物複合体を単回又は反復尾静脈内投与し、一般症状観察、血液学的検査、血液生化学的検査、骨髄検査、剖検、臓器重量、病理組織学的検査等を実施することによって、確認することができる。なお本試験は、新版トキシコロジー、日本トキシコロジー学会教育委員会 編、朝倉書店 (2009)、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 ブレンツキシマブ ベトチン申請資料概要等に記載されている。
実施例ADC17、実施例ADC18、実施例ADC41及び実施例ADC42を用いて細胞傷害性を測定した。具体的には、Karpas-299細胞(ECACC)を、10%のウシ胎児血清(MP Biomedicals)を含むRPMI1640(GIBCO)(以下、この試験において、「培地A」という)で培養した。Karpas-299細胞を培地Aで2×106cells/mLになるように調製し、96穴細胞培養用マイクロプレートに50μLずつ添加した。培地Aで濃度を2000ng/mLに調製したブレンツキシマブ又は実施例ADCを、マイクロプレートに50μLずつ添加し、37度、5%CO2下で、4日間培養した。培養後、マイクロプレートをインキュベーターから取り出し、室温で10分間静置した。各ウェルに50μLのCellTiter-Glo Luminescent Cell Viability Assay(Promega)を添加し、撹拌した。この混合物を暗所で20分インキュベートし、マイクロプレートルミノメーターを用いて発光を計測することにより、ブレンツキシマブで処置した際に残存した細胞数に対する、実施例ADCで処置した際に残存した細胞数の百分率を求めた。下表にその結果を示す。
試験例3又は試験例7に記載の方法に準じ、下表中に示す細胞種を用いて、実施例ADCの細胞傷害性を測定した。細胞障害性の指標として、IC50又は333nMのADCにて処理した際の細胞の残存率を測定した。ただし、ADC51については、26.6nMのADC51にて処理した際の細胞の残存率を測定した。その結果を下表に示す。
Claims (32)
- 式(2-1):
[式中、
mAbは、抗体を表し、
qは1~8の整数を表し、
bは1~4の整数を表し、
Zは、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3):
(式中、
nは0~4の整数を表し、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)又はアスパラギン酸残基(Asp)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、式(Qa-1)、式(Qa-2)又は式(Qa-7):
(式中、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子又はハロゲン原子を表し、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、カルボキシル基、フェニル基又は1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキル基を表す)
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、
R2は、-(CH2)u-COR4を表し、
uは1又は2を表し、
R 3 は、-OH又は-(AB)pを表し、
ABは、Glu又はAspを表し、
R 4 は、-OHを表し、
pは1を表す)
で表される基である]
で表される、抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩を含有する医薬。 - 前記抗体薬物複合体が、式(2-1):
[式中、
mAbは、抗体を表し、
qは1~8の整数を表し、
bは2~4の整数を表し、
Zは、式(Z-1)、式(Z-2)又は式(Z-3):
(式中、
nは0~2の整数を表し、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)又はアスパラギン酸残基(Asp)を表し、AAが複数ある場合、それぞれのAAは互いに同一であっても異なっていてもよく、また、AA同士はアミド結合を介して結合しており、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、無置換フェニル基又は式(Q-1):
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、
R2は、-(CH2)u-COR4を表し、
uは1又は2を表し、
R 3 は、-OH又は-(AB)pを表し、
ABは、Glu又はAspを表し、
pは1を表し、
R 4 は、-OHを表す)
で表される基である]
で表される抗体薬物複合体である、請求項1に記載の医薬。 - bが2である、請求項1又は2に記載の医薬。
- nが0である、請求項1~3のいずれか一項に記載の医薬。
- R 3 が、-(AB) p であり、nとpの和が、1又は2である、請求項1~3のいずれか一項に記載の医薬。
- R 3 が、-OHであり、
nが0である、請求項1~3のいずれか一項に記載の医薬。 - R 3 が、-(AB) p であり、
nが0であり、pは1である、請求項5に記載の医薬。 - bが2であり、
Zが式(Z-3)で表される基であり、
nが0であり、
Qが無置換フェニル基であり、
R 1a がメチル基であり、
R 1b が水素原子であり、
R 3 が-OHである、請求項1~3のいずれか一項に記載の医薬。 - bが2であり、
Zが式(Z-1)で表される基であり、
nが0であり、
Qが無置換フェニル基であり、
R 1a がメチル基であり、
R 1b が水素原子であり、
R 2 が、-(CH 2 ) u -COR 4 であり、
uが1又は2を表し、
R 4 が-OHである、請求項1~3のいずれか一項に記載の医薬。 - 式(2-2):
[式中、
mAbは、抗体を表し、
qは1~8の整数を表し、
hは2~5の整数を表し、
Z’は、式(Z-4)又は式(Z-5):
(式中、
nは0又は1を表し、
AAは、グルタミン酸残基(Glu)又はアスパラギン酸残基(Asp)を表し、
(AA)nのN末端窒素原子はカルボニル基(a)と共にアミド結合を形成しており、
Qは、式(Qa-1)又は式(Qa-2):
(式中、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子又はハロゲン原子を表し、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子又はハロゲン原子を表す)
で表される基を表し、
R1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表す)
で表される基である]
で表される、抗体薬物複合体又はその製薬学的に許容される塩を含有する医薬。 - hが5である、請求項10又は11に記載の医薬。
- nが0である、請求項10~12のいずれか一項に記載の医薬。
- Qが、式(Qa-1)又は式(Qa-2)で表される基であり、
Rab及びRacは、それぞれ独立して、水素原子又はフッ素原子であり、
Rad、Rae及びRafは、それぞれ独立して、水素原子又はフッ素原子である、請求項1又は10に記載の医薬。 - mAbが、ブレンツキシマブ、トラスツズマブ、イノツズマブ、ゲムツズマブ、グレムバツムマブ、ラベツズマブ、サシツズマブ、リファスツズマブ、インデュサツマブ、ポラツズマブ、ピナツズマブ、コルツキシマブ、インダツキシマブ、ミラツズマブ、ロバルピツズマブ、アネツマブ、チソツマブ、ミアベツキシマブ、ロルボツズマブ(lorvotuzumab)、リツキシマブ、デパツキシズマブ、デニンツズマブ、エンホルツマブ、テルソツズマブ、バンドルツズマブ、ソフィツズマブ、ボルセツズマブ、ミルベツキシマブ(mirvetuximab)、ナラツキシマブ、カンツズマブ、ラプリツキシマブ、ビバツズマブ、バダスツキシマブ、ルパルツマブ、アプルツマブ、アバゴボマブ、アブシキシマブ、アビツズマブ、アブリルマブ、アクトクスマブ、アダリブマブ、アデカツムマブ、アデュカヌマブ、アファセビクマブ、アフェリモマブ、アラシズマブ、アレムツズマブ、アリロクマブ、アルツモマブ、アマツキシマブ、アナツモマブ、アニフロルマブ、アンルキンズマブ、アポリズマブ、アルシツモマブ、アスクリンバクマブ、アセリズマブ、アテゾリズマブ、アチヌマブ、アトロリムマブ、アベルマブ、アジンツキシズマブ、バピネズマブ、バシリキシマブ、バビツキシマブ、ベクツモマブ、ベゲロマブ、ベリムマブ、ベンラリズマブ、ベルチリムマブ、ベシレソマブ、ベバシズマブ、ベズロトクスマブ、ビシロマブ、ビマグルマブ、ビメキズマブ、ブレセルマブ、ブリナツモマブ、ブロンツベトマブ、ブロソズマブ、ボコシズマブ、ブラジクマブ、ブリアキヌマブ、ブロダルマブ、ブロルシズマブ、ブロンチクツズマブ、ブロスマブ、カビラリズマブ、カムレリズマブ、カプラシズマブ、カプロマブ、カルルマブ、カロツキシマブ、カツマゾマブ、セデリズマブ、セルトリズマブ、セツキシマブ、シタツズマブ、シキスツムマブ、セレノリキシマブ、クリバツズマブ、コドリツズマブ、コナツムマブ、コンシズマブ、コスフロビキシマブ、クレネズマブ、クリザンリズマブ、クロテデュマブ、ダセツズマブ、ダクリズマブ、ダロツズマブ、ダピロリズマブ、ダラツムマブ、デクトレクマブ、デムシズマブ、デノスマブ、デツモマブ、デザミズマブ、ジヌツキシマブ、ジリダブマブ、ドマグロズマブ、ドルリモマブ、ドロジツマブ、デュリゴツズマブ、デュピルマブ、デュルバルマブ、デュシギツマブ、デュボルツキシズマブ、エクロメキシマブ、エクリズマブ、エドバコマブ、エドレコロマブ、エファリズマブ、エフングマブ、エルデルマブ、エレザムマブ、エロツズマブ、エルシリモマブ、エマクツズマブ、エマパルマブ、エミベツズマブ、エミシズマブ、エナバツズマブ、エンリモマブ、エノブリツズマブ、エノキズマブ、エノチクマブ、エンシツキシマブ、エピツモマブ、エプラツズマブ、エプチネズマブ、エレヌマブ、エルリズマブ、エルツマキソマブ、エタラシズマブ、エトロリズマブ、エビナクマブ、エボロクマブ、エクスビビルマブ、ファラリモマブ、ファルレツズマブ、ファシヌマブ、フェルビズマブ、フェザキヌマブ、フィクラツズマブ、フィギツムマブ、フィリブマブ、フラボツマブ、フレチクマブ、フォントリズマブ、フォラルマブ、フォラビルマブ、フレマネズマブ、フレソリムマブ、フルネベトマブ、フルラヌマブ、フツキシマブ、ガルカネズマブ、ガリキシマブ、ガニツマブ、ガンテネルマブ、ガチポツズマブ、ガビリモマブ、ゲディブマブ、ゲボキズマブ、ギルベトマブ、ギレンツキシマブ、ゴリムマブ、グセルクマブ、イバリズマブ、イブリツモマブ、イクルクマブ、イダルシズマブ、イファボツズマブ、イゴボマブ、イマルマブ、イムシロマブ、イムガツズマブ、インクラクマブ、イネビリズマブ、インフリキシマブ、イノリモマブ、インテツムマブ、イピリムマブ、イラツムマブ、イサツキシマブ、イトリズマブ、イキセキズマブ、ケリキシマブ、ラクノツマブ、ランパリズマブ、ラナデルマブ、ランドグロズマブ、ラルカビキシマブ、レブリキズマブ、レマレソマブ、レンジルマブ、レルデリムマブ、レソファブマブ、レトリズマブ、レキサツムマブ、リビリルマブ、リファツズマブ、リゲリズマブ、リロトマブ、リンツズマブ、リリルマブ、ロデルシズマブ、ロキベトマブ、ロロボツズマブ、ロサツキシマブ、ルカツムマブ、ルリズマブ、ルムレツズマブ、ルチキズマブ、マパツムマブ、マルゲツキシマブ、マサリモマブ、マツズマブ、マブリリムマブ、メポリズマブ、メテリムマブ、ミニテルモマブ、ミツモマブ、モドツキシマブ、モガムリズマブ、モナリズマブ、モロリズマブ、モタビズマブ、モキセツモマブ、ムロモナブ、ナコロマブ、ナミルマブ、ナプツモマブ、ナルナルマブ、ナタリズマブ、ナビシキシズマブ、ナビブマブ、ネバクマブ、ネシツムマブ、ネモリズマブ、ネレリモマブ、ネスバクマブ、ニモツズマブ、ニボルマブ、オビルトキサキシマブ、オビヌツズマブ、オカラツズマブ、オクレリズマブ、オデュリモマブ、オファツムマブ、オララツマブ、オレクルマブ、オレンダリズマブ、オロキズマブ、オマリズマブ、オナルツズマブ、オンツキシズマブ、オピシヌマブ、オポルツズマブ、オレゴボマブ、オレチクマブ、オルチクマブ(orticumab)、オテリキシズマブ、オトレルツズマブ、オキセルマブ、オザネズマブ、オゾラリズマブ、パギバキシマブ、パリビズマブ、パムレブルマブ、パニツムマブ、パノバクマブ、パルサツズマブ、パスコリズマブ、パソツキシズマブ、パテクリズマブ、パトリツマブ、ペンブロリズマブ、ペラキズマブ、ペルツズマブ、ペキセリズマブ、ピディリズマブ、プラクルマブ、プロザリズマブ、ポネズマブ、ポルガビキシマブ、プレザルマブ、プリリキシマブ、プリトキサキシマブ、プリツムマブ、クイリズマブ、ラコツモマブ、ラドレツマブ、ラフィビルマブ、ラルパンシズマブ、ラムシルマブ、ラネベトマブ、ラニビズマブ、ラキシバクマブ、レファネズマブ、レガビルマブ、レムトルマブ、レスリズマブ、リロツムマブ、リニクマブ、リサンキズマブ、リババズマブ、ロバツムマブ、ロレデュマブ、ロモソズマブ、ロンタリズマブ、ロスマンツズマブ、ロベリズマブ、ロザノリキシズマブ、ルプリズマブ、サマリズマブ、サリルマブ、サトラリズマブ、サツモマブ、セクキヌマブ、セリクレルマブ、セリバンツマブ、セトキサキシマブ、セビルマブ、シブロツズマブ、シファリムマブ、シルツキシマブ、シムツズマブ、シプリズマブ、シルクマブ、ソラネズマブ、ソリトマブ、ソンツズマブ、スタムルマブ、スレソマブ、スムタブマブ、スビズマブ、スブラトクマブ、タバルマブ、タドシズマブ、タリズマブ、タムツベトマブ、タネズマブ、タプリツモマブ、タレクスツマブ、タボリキシズマブ、ファノレソマブ、ノフェツモマブ、ピンツモマブ、テフィバズマブ、テリモマブ、テリソズマブ、テナツモマブ、テネリキシマブ、テプリズマブ、テプロツムマブ、テシドルマブ、テゼペルマブ、ティガツズマブ、ティルドラキズマブ、チミグツズマブ、チモルマブ、トシリズマブ、トムゾツキシマブ、トラリズマブ、トサトクスマブ、トシツモマブ、トベツマブ、トラロキヌマブ、トレガリズマブ、トレメリムマブ、トレボグルマブ、ツコツズマブ、ツビルマブ、ウブリツキシマブ、ウロクプルマブ、ウレルマブ、ウルトキサズマブ、ウステキヌマブ、ウトミルマブ、バンチクツマブ、バヌシズマブ、バパリキシマブ、バリサクマブ、バルリルマブ、バテリズマブ、ベドリズマブ、べルツズマブ、ベパリモマブ、ベセンクマブ、ビシリズマブ、ボバリリズマブ、ボロシキシマブ、ボンレロリズマブ、ボツムマブ、ブナキズマブ、タカツズマブ、ザルツズマブ、ザノリムマブ、ジラリムマブ、ゾリモマブ、カミダンルマブ、コフェツズマブ、ラジラツズマブ、ロンカスツズマブ、テリソツズマブ、エナポタマブ、AMG595の抗体又は抗エンビジン抗体である、請求項1~19のいずれか一項に記載の医薬。
- mAbが、ブレンツキシマブ、トラスツズマブ、イノツズマブ、ゲムツズマブ、ラベツズマブ、ポラツズマブ、コルツキシマブ、インダツキシマブ、アネツマブ、リツキシマブ、デニンツズマブ、ラプリツキシマブ、バダスツキシマブ、グレムバツムマブ、セツキシマブ、アレムツズマブ又はデパツキシズマブである、請求項20に記載の医薬。
- mAbが、ブレンツキシマブ又はトラスツズマブである、請求項21に記載の医薬。
- 請求項1~22のいずれか一項に記載の医薬を含有する、医薬組成物。
- 請求項1~22のいずれか一項に記載の医薬と、
抗がん性アルキル化剤、抗がん性代謝拮抗剤、抗がん性抗生物質、抗がん性白金配位化合物、抗がん性カンプトテシン誘導体、抗がん性チロシンキナーゼ阻害剤、抗がん性セリンスレオニンキナーゼ阻害剤、抗がん性リン脂質キナーゼ阻害剤、抗がん性モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節剤、ホルモン剤、免疫チェックポイント阻害剤、エピジェネティクス関連分子阻害剤、及びタンパク質翻訳後修飾阻害剤からなる群より選択される1種以上の抗がん性化合物又はその製薬学的に許容される塩とを含む医薬組成物。 - 抗がん性アルキル化剤、抗がん性代謝拮抗剤、抗がん性抗生物質、抗がん性白金配位化合物、抗がん性カンプトテシン誘導体、抗がん性チロシンキナーゼ阻害剤、抗がん性セリンスレオニンキナーゼ阻害剤、抗がん性リン脂質キナーゼ阻害剤、抗がん性モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節剤、ホルモン剤、免疫チェックポイント阻害剤、エピジェネティクス関連分子阻害剤、及びタンパク質翻訳後修飾阻害剤からなる群より選択される1種以上の抗がん性化合物又はその製薬学的に許容される塩と併用してがんを治療するための、請求項23に記載の医薬組成物。
- 乳がん、胃がん、肺がん、肝臓がん、子宮頸がん、大腸がん、直腸がん、結腸がん、神経膠腫、リンパ腫、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、腎がん、尿路上皮がん、皮膚がん、甲状腺がん、膀胱がん、頭頸部がん、子宮体がん、中皮腫、黒色腫、多発性骨髄腫及び白血病からなる群より選択されるがんの治療に用いられる、請求項23~25のいずれか一項に記載の医薬組成物。
- 請求項1~22のいずれか一項に記載の医薬を含有する、抗がん剤。
- がんが、乳がん、胃がん、肺がん、肝臓がん、子宮頸がん、大腸がん、直腸がん、結腸がん、神経膠腫、リンパ腫、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、腎がん、尿路上皮がん、皮膚がん、甲状腺がん、膀胱がん、頭頸部がん、子宮体がん、中皮腫、黒色腫、多発性骨髄腫又は白血病である、請求項27に記載の抗がん剤。
- 抗がん剤を製造するための、請求項1~22のいずれか一項に記載の医薬の使用。
- 抗がん剤が、乳がん、胃がん、肺がん、肝臓がん、子宮頸がん、大腸がん、直腸がん、結腸がん、神経膠腫、リンパ腫、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、腎がん、尿路上皮がん、皮膚がん、甲状腺がん、膀胱がん、頭頸部がん、子宮体がん、中皮腫、黒色腫、多発性骨髄腫及び白血病からなる群より選択されるがんの治療に用いられる、請求項29に記載の使用。
- 請求項1~22のいずれか一項に記載の医薬と、
抗がん性アルキル化剤、抗がん性代謝拮抗剤、抗がん性抗生物質、抗がん性白金配位化合物、抗がん性カンプトテシン誘導体、抗がん性チロシンキナーゼ阻害剤、抗がん性セリンスレオニンキナーゼ阻害剤、抗がん性リン脂質キナーゼ阻害剤、抗がん性モノクローナル抗体、インターフェロン、生物学的応答調節剤、ホルモン剤、免疫チェックポイント阻害剤、エピジェネティクス関連分子阻害剤、及びタンパク質翻訳後修飾阻害剤からなる群より選択される1種以上の抗がん性化合物又はその製薬学的に許容される塩を含む、医薬製品。 - がん治療用である、請求項31に記載の医薬製品。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019023972 | 2019-02-13 | ||
| JP2019023972 | 2019-02-13 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020132638A JP2020132638A (ja) | 2020-08-31 |
| JP2020132638A5 JP2020132638A5 (ja) | 2022-12-28 |
| JP7560255B2 true JP7560255B2 (ja) | 2024-10-02 |
Family
ID=72262311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020022548A Active JP7560255B2 (ja) | 2019-02-13 | 2020-02-13 | ヘミアスタリン誘導体を含む抗体薬物複合体を含有する医薬 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7560255B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115286820B (zh) * | 2022-10-10 | 2022-12-16 | 佛山科学技术学院 | 一种光交联胶原基水凝胶及其制备方法和应用 |
| AU2024310675A1 (en) * | 2023-06-29 | 2025-10-09 | Pinotbio, Inc. | Novel hemiasterlin derivative and use thereof |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011500725A (ja) | 2007-10-19 | 2011-01-06 | シアトル ジェネティクス,インコーポレーテッド | Cd19結合性物質およびその使用 |
| JP2012522513A (ja) | 2009-04-01 | 2012-09-27 | ジェネンテック, インコーポレイテッド | 抗FcRH5抗体および免疫接合体ならびに使用方法 |
| JP2016516063A (ja) | 2013-03-15 | 2016-06-02 | ザ センター フォー ドラッグ リサーチ アンド ディベロップメント | 細胞毒性及び抗有糸分裂性化合物とその使用方法 |
| WO2016123582A1 (en) | 2015-01-30 | 2016-08-04 | Sutro Biopharma, Inc. | Hemiasterlin derivatives for conjugation and therapy |
| JP2017506234A (ja) | 2014-02-06 | 2017-03-02 | オンコマトリックス バイオファーマ,エス.エル. | 抗体−薬物複合体及び免疫毒素 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9508195D0 (en) * | 1995-04-20 | 1995-06-07 | Univ British Columbia | Novel biologically active compounds and compositions,their use and derivation |
| WO2014057436A2 (en) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | Adamed Sp. Z O.O. | Anticancer conjugate |
| WO2015151079A2 (en) * | 2015-06-20 | 2015-10-08 | Hangzhou Dac Biotech Co, Ltd | Auristatin analogues and their conjugates with cell-binding molecules |
-
2020
- 2020-02-13 JP JP2020022548A patent/JP7560255B2/ja active Active
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011500725A (ja) | 2007-10-19 | 2011-01-06 | シアトル ジェネティクス,インコーポレーテッド | Cd19結合性物質およびその使用 |
| JP2012522513A (ja) | 2009-04-01 | 2012-09-27 | ジェネンテック, インコーポレイテッド | 抗FcRH5抗体および免疫接合体ならびに使用方法 |
| JP2016516063A (ja) | 2013-03-15 | 2016-06-02 | ザ センター フォー ドラッグ リサーチ アンド ディベロップメント | 細胞毒性及び抗有糸分裂性化合物とその使用方法 |
| JP2017506234A (ja) | 2014-02-06 | 2017-03-02 | オンコマトリックス バイオファーマ,エス.エル. | 抗体−薬物複合体及び免疫毒素 |
| WO2016123582A1 (en) | 2015-01-30 | 2016-08-04 | Sutro Biopharma, Inc. | Hemiasterlin derivatives for conjugation and therapy |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2020132638A (ja) | 2020-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7623413B2 (ja) | ヘミアスタリン誘導体を含む抗体薬物複合体 | |
| JP7605809B2 (ja) | ヘミアスタリン誘導体及びこれらの抗体薬物複合体 | |
| US12178879B2 (en) | Hemiasterlin derivative and antibody-drug conjugate thereof | |
| JP7560255B2 (ja) | ヘミアスタリン誘導体を含む抗体薬物複合体を含有する医薬 | |
| JP7432531B2 (ja) | システイン残基を有するヘミアスタリン誘導体 | |
| HK40104461A (en) | Hemiasterlin derivatives and antibody-drug conjugates including same | |
| HK40028211A (en) | Antibody-drug conjugates including hemiasterlin derivative | |
| HK40028211B (en) | Antibody-drug conjugates including hemiasterlin derivative | |
| HK40065482A (en) | Hemiasterlin derivative having cysteine residue | |
| HK40028206A (en) | Hemiasterlin derivatives and antibody-drug conjugates including same |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20200310 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200304 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221220 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221220 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230919 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230919 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20231106 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240115 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240416 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240917 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240919 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7560255 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |































































































































































