JP7544539B2 - 表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示システムに関する。
従来技術として、ログ保存部を有するテレビ放送受信装置が知られている(特許文献1参照)。当該テレビ放送受信装置は、異常であるか否かを判定するために、複数のシステム制御上の情報を予め抽出し、この情報を基に異常の判定をしている。
特開2008-60968号公報(2008年3月13日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、システム制御上の情報から異常であるか否かを判定するため、システム制御上の情報から情報を得られない異常が生じた場合、異常の判定ができないという問題がある。
本発明の一態様は、表示システムにおいて、内部の制御情報以外から異常を推定することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示システムは、ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部と、上記受付部が受け付けた上記ユーザによる操作又は入力を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態に関するログを保存するログ保存部と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示システムは、当該表示システムが備える表示装置が備える電源ボタンと、上記電源ボタンにより上記表示装置の電源がオンになった場合に、上記表示装置の電源のオフからオンまでの時間が所定値以下であったときに、上記電源のオフ前に一時的に保存されたログを長期的に保存するログ保存部と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示システムは、当該表示システムが備える表示装置においてエコーキャンセルを行う処理部と、上記エコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態に関するログを保存するログ保存部と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示システムは、ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部と、上記受付部が受け付けた上記ユーザによる操作又は入力を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態が、当該表示システムの設定に沿ったものであるときに、当該表示システムの動作又は状態は当該表示システムの設定に沿ったものである旨を表示する表示部と、を備える。
本発明の一態様によれば、表示システムにおいて、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の実施形態1に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る表示システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る表示システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る表示システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る表示装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る表示システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る表示装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る表示システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係る表示システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る表示システムの具体例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
(表示システム1)
図1は、本実施形態に係る表示システム1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、表示システム1は、表示装置2及び遠隔操作装置3を備える。表示装置2と、遠隔操作装置3とは、無線による通信を可能とする。表示装置2は、画像及び動画を表示する各種表示装置であり、例えば、テレビ放送を受信するテレビジョン受像機である。遠隔操作装置3は、表示装置2を遠隔から操作する装置であり、例えば、リモートコントローラ、スマートフォン、タブレット、携帯電話等である。また、表示システム1は、ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部を備える。
(表示装置2)
図1に示すように、表示装置2は、通信部21、制御部22、表示部23、及び記憶部24を備える。
通信部21は、遠隔操作装置3から送信されたコードを受信して制御部22に受け渡し、また、制御部22からコードを受け取って遠隔操作装置3に送信する。
制御部22は、表示装置2全体を制御する。制御部22は、ログ保存部221を備える。ログ保存部221は、後述する異常推定部321が異常の発生ありと推定した場合に、表示システム1の動作又は状態に関するログを記憶部24に保存する指示を行う。
表示部23は、制御部22から取得した各種データを表示する。
記憶部24は、ログ保存部221から保存する指示を受けたログを記憶する。
(遠隔操作装置3)
図1に示すように、遠隔操作装置3は、通信部31、制御部32、操作ボタン33、マイク34、及び加速度センサ35を備える。操作ボタン33、マイク34、及び加速度センサ35は、ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部である。操作ボタン33、マイク34、及び加速度センサ35は、全てが遠隔操作装置3に備わる必要はなく、少なくとも何れか1つがあればよい。
通信部31は、制御部32からコードを受け取って表示装置2に送信し、また、表示装置2から送信されたコードを受信して制御部32に受け渡す。
制御部32は、遠隔操作装置3全体を制御する。制御部32は、異常推定部321を備える。
異常推定部321は、受付部が受け付けたユーザによる操作又は入力を参照して、異常の発生の有無を推定する。
詳細には、異常推定部321は、後述する操作ボタンの押され方、後述するマイクが取得した音声、及び、後述する加速度センサが測定した加速度の値の少なくとも何れかを参照して、異常の発生の有無を推定する。
操作ボタン33は、ユーザが操作したボタンの信号を検出する。
マイク34は、ユーザが発生した音声を取得する。
加速度センサ35は、遠隔操作装置3の動き(移動、回転等)に関する加速度の値を取得する。
(表示システム1の動作又は状態に関するログ)
表示システム1の動作又は状態に関するログは、表示システム1がシステム全体を制御する上で必要な情報を含む。また、異常推定部321が異常の発生ありと推定した場合、ログ保存部221は、表示システム1の動作又は状態に関するログを記憶部24に保存する。この際、表示システム1の動作又は状態に関するログは、異常の原因になりうる情報を含む。
(表示システム1の処理)
<受付部が操作ボタン33の場合>
図2は、本実施形態に係る表示システム1の処理を示すフローチャートである。図2に従って、表示システム1の処理の流れを説明する。図2において、表示システム1は、操作ボタン33からの情報を基に、異常の発生の有無を推定する。
(ステップS201)
遠隔操作装置3の制御部32は、操作ボタン33の押され方として、操作ボタン33に対して短時間に連続した操作が行われたことを検出する。制御部32は、例えば、操作ボタン33が所定時間以内に所定回数以上(例えば、1秒間以内に3回以上)押されたことを検出する。
(ステップS202)
遠隔操作装置3の異常推定部321は、ステップS201で検出された操作が行われた場合、ユーザがイライラしていると(異常の発生を)推定する。詳細には、操作ボタン33に対して短時間に連続した操作が行われるのは、ユーザが遠隔操作装置3の操作ボタン33を操作しても、表示装置2が想定通りに動作していないためであり、その結果、ユーザがイライラしていることが推定される。
(ステップS203)
遠隔操作装置3の通信部31は、ユーザがイライラしていることを示す、専用のコードを表示装置2に送信する。
(ステップS204)
表示装置2の通信部21は、遠隔操作装置3から上記専用のコードを受信し、制御部22に受け渡す。
(ステップS205)
表示装置2の制御部22のログ保存部221は、通信部21から上記専用のコードを受け取った場合、記憶部24に表示システム1の動作又は状態に関するログを保存する。
<受付部がマイク34の場合>
図3は、本実施形態に係る表示システム1の処理を示すフローチャートである。図3に従って、表示システム1の処理の流れを説明する。図3において、表示システム1は、マイク34からの情報を基に、異常の発生の有無を推定する。
(ステップS301)
遠隔操作装置3の制御部32は、マイク34が取得する音声として、ユーザが通常と異なる音声を発していることを検出する。制御部32は、例えば、ユーザの不満を表す言葉を検出する。
詳細には、遠隔操作装置3は、ユーザの不満を表す言葉を予め辞書データとして記憶しておく。ユーザの不満を表す言葉とは、例えば、「あれえ」、「なんだよ、これ」、「こわれた」、「何も出ない」、「もー」などである。そして、遠隔操作装置3の制御部32は、マイク34が取得した音声の文字列データが、辞書データに含まれる言葉と一致する場合、ステップS302の処理を実行する。
(ステップS302)
遠隔操作装置3の異常推定部321は、ステップS301に示した音声の入力を検出した場合、ユーザにトラブルが起きていると(異常の発生を)推定する。
(ステップS303)
遠隔操作装置3の通信部31は、ユーザに何かトラブルが起きていることを示す、専用のコードを表示装置2に送信する。
(ステップS304)
表示装置2の通信部21は、遠隔操作装置3から上記専用のコードを受信し、表示装置2の制御部22に受け渡す。
(ステップS305)
表示装置2の制御部22のログ保存部221は、通信部21から上記専用のコードを受け取った場合、記憶部24に表示システム1の動作又は状態に関するログを保存する。
また、表示装置2は、受付部であるマイク27(図9参照)を備えてもよく、マイク27は、ユーザの音声を取得してもよい。その場合、表示装置2が備える異常推定部223(図8参照)は、マイク27が取得した音声が通常と異なる場合に、異常の発生を推定してもよい。表示装置2のマイク27は、マイク34と同様の機能を有してもよい。
<受付部が加速度センサ35の場合>
図4は、本実施形態に係る表示システム1の処理を示すフローチャートである。図4に従って、表示システム1の処理の流れを説明する。図4において、表示システム1は、加速度センサ35からの情報を基に、異常の発生の有無を推定する。
(ステップS401)
遠隔操作装置3の制御部32は、加速度センサ35が測定した加速度の値を取得し、当該加速度により、ユーザが遠隔操作装置3を乱暴に扱っていることを推定する。制御部32は、例えば、加速度の値が通常の操作では想定できない所定値(例えば、10m/s)以上である場合、ユーザによる乱暴な扱いが行われたと推定する。
(ステップS402)
遠隔操作装置3の異常推定部321は、ステップS401の推定が行われた(加速度の値が所定値以上である)場合、ユーザにトラブルが起きていると(異常の発生を)推定する。
(ステップS403)
遠隔操作装置3の通信部31は、ユーザにトラブルが起きていることを示す、専用のコードを表示装置2に送信する。
(ステップS404)
表示装置2の通信部21は、遠隔操作装置3から上記専用のコードを受信し、制御部22に受け渡す。
(ステップS405)
表示装置2の制御部22のログ保存部221は、通信部21から上記専用のコードを受け取った場合、記憶部24に表示システム1の動作又は状態に関するログを保存する。
〔実施形態1の効果〕
本実施形態によれば、表示システム1を操作しているユーザの行動を基に異常の発生の有無を推定し、システム制御上の情報(内部の制御情報)からは分からない異常を推定することができる。すなわち、ユーザが異常を感じたときの操作又は入力を検出し、当該操作又は入力を検出したときの表示システム1の動作又は状態に関するログを記録し、異常を推定することができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(表示システム1a)
図5は、本実施形態に係る表示システム1aの要部構成を示すブロック図である。図5に示すように、表示システム1aは、表示装置2a及び遠隔操作装置3を備える。
(表示装置2a)
図5に示すように、表示装置2aは、制御部22a、電源ボタン25、時計41を備える以外は、実施形態1の表示装置2と同様の構成である。
図6は、本実施形態に係る表示装置2aの要部構成を示すブロック図である。図6に示すように、表示装置2aは、制御部22a、記憶部24及び時計41を備える。
制御部22aは、ログ保存部221、時間計測部222、異常推定部223、ワークRAM224、プログラムROM225を備える。
ログ保存部221は、実施形態1と同様の機能を有し、後述する異常推定部223が異常の発生ありと推定した場合に、表示システム1aの動作又は状態に関するログを記憶部24に保存する指示を行う。例えば、ログ保存部221は、後述する電源ボタンにより表示装置2aの電源がオンになった場合に、表示装置2aの電源のオフからオンまでの時間が所定値(例えば、5秒)以下であったときに、上記電源のオフ前に一時的に保存されたログを長期的に保存する。
時間計測部222は、後述する電源ボタン25による表示装置2aの電源のオフからオンまでの時間を計測する。
異常推定部223は、時間計測部222が計測した、後述する電源ボタン25による表示装置2の電源のオフからオンまでの時間を参照して、異常の有無を推定する。異常推定部223は、例えば、上記時間が所定値(例えば、5秒)以下であったときに、異常が発生していると推定する。
ここで、異常推定部223は、後述する電源ボタン25による表示装置2の電源のオフからオンまでの時間を参照するだけでなく、表示装置2の電源のオフからオンに切り替わる動作が短時間に繰り返されている(例えば、1分間に2回以上)か否かについても参照して、異常の有無を推定する。一般的に、ユーザは、機器の動作が異常であると認識した場合、機器本体の電源を一旦オフにした後に、比較的短時間(例えば、数秒から数十秒)後に再びオンにすることが考えられる。
電源ボタン25は、表示システム1の表示装置2aに備わり、表示装置2aの電源のオンとオフを切り替えることができる。
ワークRAM224は、実際に動作しているプログラムや、そのプログラムが参照、更新しているデータなどを一時的に記憶するメモリである。
プログラムROM225は、プログラムを記憶した、書き換え不可能なメモリである。
記憶部24は、不揮発メモリA241及び不揮発メモリB242を備える。不揮発メモリA241は、繰返し保存用に使用され、不揮発メモリA241に記憶された情報は、適宜(例えば、サイクリック方式により)上書きされる。不揮発メモリB242は、異常の発生したときに使用され、不揮発メモリB242に記憶された情報は、長期的に記憶される。ログ保存部221は、電源ボタン25が操作された時刻と、当該時刻におけるログデータとを不揮発メモリA241に逐次記憶させ、異常の発生したときに不揮発メモリA241から不揮発メモリB242に時刻およびログデータをコピーする。
時計41は、表示装置2に内蔵される時計である。時計41は、表示装置2の電源がオフの期間であっても、動作する。
(遠隔操作装置3)
図5に示すように、遠隔操作装置3は、実施形態1に係る遠隔操作装置3と同様の構成である。
(表示システム1の異常の発生に関するログの例)
本実施形態における、表示システム1aの異常の発生に関するログは、異常推定部223が電源ボタン25による表示装置2aの電源のオフからオンまでの時間を取得して、異常の発生を推定した場合に、不揮発メモリB242に記憶される。これは、電源のオフからオンまでの時間が所定値以下であった場合に、異常に関するログは、不揮発メモリB242に記憶されることを意味する。
(表示システム1aの処理)
図7は、本実施形態に係る表示システム1aの処理を示すフローチャートである。図7に従って、表示システム1aの処理の流れを説明する。図7において、表示システム1aは、電源がオフの期間の情報を基に、異常の発生の有無を推定する。
(ステップS701)
表示装置2aの制御部22aは、表示装置2aの電源がオフになったことを検出する。このとき、制御部22aの時間計測部222は、時計41から時刻を取得する。
(ステップS702)
表示装置2aの制御部22aは、記憶部24の不揮発メモリA241に、電源がオフになった時刻のログを記録する。
(ステップS703)
表示装置2aの制御部22aは、表示装置2の電源がオンになったことを検出する。このとき、制御部22aの時間計測部222は、時計41から時刻を取得し、電源オフから電源オンまでの時間を計測する。
(ステップS704)
異常推定部223は、時間計測部222が計測した、電源オフから電源オンまでの時間を取得して、当該時間が所定値以下であれば(ステップS704のYESの場合)、ステップS705の処理を実行する。異常推定部223は、当該時間が所定値より大きいのであれば(ステップS704のNOの場合)、処理を終了する。
(ステップS705)
表示装置2aの制御部22aは、記憶部24の、一時保存用の不揮発メモリA241から、長期保存用の不揮発メモリB242にログをコピーする。
〔実施形態2の効果〕
本実施形態によれば、表示装置2aに対するユーザの行動を基に異常を推定することにより、システム制御上の情報(内部の制御情報)からは分からない異常を推定することができる。すなわち、ユーザが異常を感じた結果、表示装置2の電源の操作として、当該電源をオフにしてからオンにするまでの時間が所定値以下である場合、表示システム1の異常を推定することができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1、2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(表示システム1b)
図8は、本実施形態に係る表示システム1bの要部構成を示すブロック図である。図8に示すように、表示システム1bは、表示装置2b及び遠隔操作装置3bを備える。
(表示装置2b)
図8に示すように、表示装置2bは、AEC処理部(処理部)26及び異常推定部223を備える。
AEC処理部26は、表示システム1bにおいてエコーキャンセルを行う。詳細には、AEC処理部26は、外部信号(例えば、マイクから取得した音声信号)及び参照信号(例えば、スピーカが出力する音声信号)を取得し、外部信号に対して参照信号をエコーキャンセルし、エコーキャンセルした後の音声を出力する。エコーキャンセルとは、出力音に対して逆相の音を与えることにより、出力音を減衰させることである。AECは、アコースティックエコーキャンセラ(Acoustic Echo Canceller)の略語である。
異常推定部223は、後述する音量調節ボタン36が操作された音量段階数、および、エコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を参照して、異常の発生の有無を推定する。エコー成分とは、エコーキャンセルの際に音を打ち消す対象である、マイク27から出力された入力音声信号を意味する。
例えば、異常推定部223は、音量段階数が所定数(例えば、5段階)以上上がった場合にエコー成分を参照して、エコー成分が0だったときに、異常が発生していると推定する。これによれば、音量調節ボタン36の異常な操作がなければ、必ずしもエコー成分を参照しなくても済む。
また、ログ保存部221は、異常推定部223が異常の発生ありと推定した場合に、表示システム1bの動作又は状態に関するログを保存する。
(遠隔操作装置3b)
図8に示すように、遠隔操作装置3bは、音量調節ボタン36を備える以外は、実施形態1に係る遠隔操作装置3と同様の構成である。
音量調節ボタン36は、ユーザによる操作を受け付ける受付部であり、後述するスピーカ28が出力する音量を調節するためのボタンである。
(表示システム1の異常の発生に関するログの例)
図9は、本実施形態に係る表示装置2bの要部構成を示すブロック図である。図9に示すように、表示装置2bは、マイク27及びスピーカ28を備える。マイク27は、スピーカ28が出力した出力音声信号を取得する。マイク27は、スピーカ28から出力され、室内の壁などで反射した出力音声信号を、他の外部音声信号とともに取得する。スピーカ28は、放送入力信号などの音声信号を出力する。同時に、制御部22bは、出力音声信号をAECリファレンス信号としてAEC処理部26に出力する。本実施形態における、表示システム1bの異常の発生に関するログは、異常推定部223が、音量調節ボタン36が操作された音量段階数、及び、エコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を参照して、異常の発生を推定した場合に、記憶部24に保存される。
(表示システム1bの処理)
図10は、本実施形態に係る表示システム1bの処理を示すフローチャートである。図10に従って、表示システム1bの処理の流れを説明する。図10において、表示システム1bは、エコー成分を基に、異常の発生の有無を推定する。
(ステップS1001)
表示装置2bの制御部22bは、放送入力信号など、ユーザが所望する視聴信号の音声を出力音声信号としてスピーカ28に出力する。
(ステップS1002)
ステップS1001と同時に、制御部22bは、出力音声信号を、AECリファレンス信号としてAEC処理部26に出力する。
(ステップS1003)
スピーカ28は、制御部22bから取得した出力音声信号を出力する。
(ステップS1004)
AEC処理部26は、マイク27から入力された入力音声信号と、制御部22bから入力されたAECリファレンス信号の逆相信号とにより、エコーキャンセルを行う。
(ステップS1005)
AEC処理部26は、エコー成分が検出されるか否かを判定する。エコー成分が検出される場合(ステップS1005のYESの場合)、AEC処理部26は、処理を終了する。エコー成分が検出されない場合(ステップS1005のNOの場合)、AEC処理部26は、ステップS1006の処理を実行する。
(ステップS1006)
AEC処理部26は、ログ保存部221に異常検知通知を送信する。異常検知通知とは、ログ保存部221が後述するステップS1007の処理を開始するためのトリガーになる。
(ステップS1007)
ログ保存部221は、ログを記憶部24に保存する指示を行う。
なお、ステップS1005の判定に加えて、異常推定部223は、エコー成分の音量段階数が所定数以上であるか否かを推定してもよい。その場合、エコー成分が検出され、かつ、音量段階数が所定数以上である場合、ログ保存部221は、ログを保存する。
〔実施形態3の効果〕
本実施形態によれば、AEC処理部26が行うエコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を基に異常を推定することにより、システム制御上の情報からは分からない異常を推定することができる。すなわち、エコー成分が無い又は皆無である場合、表示システム1の異常を推定することができる。
〔実施形態4〕
本発明の実施形態4について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1~3にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(表示システム1c)
図11は、本実施形態に係る表示システム1cの要部構成を示すブロック図である。図11に示すように、表示システム1cは、表示装置2cと、遠隔操作装置3とを備える。
(表示装置2c)
図11に示すように、表示装置2cは、制御部22cがログ保存部221を備える以外は、実施形態1に係る表示装置2と同様の構成である。
ログ保存部221は、異常推定部223が異常の発生ありと推定した場合に、表示システム1cの動作又は状態に関するログを保存する。
(遠隔操作装置3)
図11に示すように、遠隔操作装置3は、実施形態1に係る遠隔操作装置3と同様の構成である。
(表示システム1cの動作例)
本実施形態における、表示システム1cの動作例は、異常推定部223が異常の発生ありと推定した場合に、ログ保存部221によって記憶されたログから推定される表示システム1cの動作又は状態が、表示システム1cの設定に沿ったものであるときに、表示システム1cの動作又は状態は表示システム1cの設定に沿ったものである旨を表示する。これは、表示システム1cの現在の動作又は状態をユーザに知らせることができることを意味する。
詳細には、表示システム1cは、所定時間以内に所定回数以上(例えば、1秒間に3回以上)操作ボタン33が押された場合に、表示システム1cが設定通りに問題なく稼動しているときに、表示部23に表示システム1cの現在の動作又は状態をユーザに知らせるための表示(例えば、「○○の状態になっています」など)を行う。
(表示システム1cの処理)
図12は、本実施形態に係る表示システム1cの処理を示すフローチャートである。図12に従って、表示システム1cの処理の流れを説明する。
(ステップS1201)
遠隔操作装置3の制御部32は、操作ボタン33の押され方として、操作ボタン33に対して短時間に連続した操作が行われたことを検出する。制御部32は、例えば、所定時間以内に所定回数以上(例えば、1秒間以内に3回以上)操作ボタン33が押されたことを検出する。
(ステップS1202)
遠隔操作装置3の異常推定部321は、ステップS1201に示す操作を検出した場合、ユーザがイライラしていると推定する。
(ステップS1203)
遠隔操作装置3の通信部31は、ユーザがイライラしていることを示す、専用のコードを表示装置2cに送信する。
(ステップS1204)
表示装置2cの通信部21は、遠隔操作装置3から上記専用のコードを受信し、制御部22に受け渡す。
(ステップS1205)
表示装置2cの制御部22cのログ保存部221は、通信部21から上記専用のコードを受け取った場合、記憶部24に表示システム1の動作又は状態に関するログを保存する。
(ステップS1206)
表示装置2cの制御部22cは、保存されたログが、記憶部24の各種設定と一致するか否かを判定する。一致する場合(ステップS1206のYESの場合)、制御部22cは、ステップS1207の処理を実行する。一致しない場合(ステップS1206のNOの場合)、制御部22は、処理を終了する。
(ステップS1207)
制御部22は、表示システム1cの現在の動作又は状態を表示部23に表示させる。表示装置2cの表示部23は、制御部22からの指示に従って、例えば、「現在○○のモードです」と表示する。表示される文字列は、数秒間、表示装置2cの表示部23に表示し続けてもよく、また、点滅させ続けてもよい。図13は、本発明の実施形態4に係る表示システム1cの具体例を示す図である。
〔実施形態4の効果〕
本実施形態によれば、表示システム1cの動作又は状態をユーザに表示することができる。すなわち、ログ保存部221が保存したログと表示システム1cの動作又は状態が一致する場合、表示システム1cは、表示システム1cの動作又は状態を表示することができる。
〔実施形態4の変形例〕
実施形態4の変形例として、以下の例が挙げられる。
(受付部の変形例)
実施形態4の受付部の例として、操作ボタン33を挙げた。しかし、ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部としては、操作ボタン33に限らず、実施形態1において説明したように、マイク34又は加速度センサ35であってもよい。受付部がマイク34又は加速度センサ35である場合、表示システム1cの処理において、ステップS1201が、それぞれ、ステップS301又はステップS401に置き換わる。
(ログを参照しない変形例)
実施形態4では、表示装置2cの制御部22cは、保存されたログが、記憶部24の各種設定と一致するかを判定する、と説明した。この変形例として、異常推定部223が異常の発生ありと推定した場合に、表示システム1cの動作又は状態が、当該表示システム1cの設定に沿ったものであるときに、当該表示システム1cの動作又は状態は当該表示システムの設定に沿ったものである旨を表示してもよい。この場合、表示システム1cは、ログを各種設定と一致するかを判定するのではなく、異常の発生ありと推定した場合に、設定などを表示する。表示する画面の具体例は、図13と同様であってよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
表示装置2及び遠隔操作装置3の制御ブロック(特に制御部22及び制御部32)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、表示装置2及び遠隔操作装置3は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記の説明は、表示装置2a、2b、2c、及び、遠隔操作装置3b、3cに関しても同様である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示システムは、ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部と、上記受付部が受け付けた上記ユーザによる操作又は入力を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態に関するログを保存するログ保存部と、を備える。
上記の構成によれば、表示システムを操作しているユーザの行動を基に異常の推定を行うことにより、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の態様2に係る表示システムは、上記態様1において、上記受付部は、当該表示システムが備える遠隔操作装置が備える操作ボタン、マイク、及び、加速度センサの少なくとも何れかであり、上記異常推定部は、上記操作ボタンの押され方、上記マイクが取得した音声、及び、上記加速度センサが測定した加速度の値の少なくとも何れかを参照して、異常の発生の有無を推定することとしてもよい。
上記の構成によれば、表示システムにおいて、操作ボタン、マイク、及び、加速度センサの少なくとも何れかを用いて、ユーザの操作又は音声が異常であるか否かを推定することにより、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の態様3に係る表示システムは、上記態様2において、上記異常推定部は、上記操作ボタンが所定時間以内に所定回数以上押された場合に、異常の発生を推定することとしてもよい。
上記の構成によれば、表示システムにおいて、操作ボタンの押され方により、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の態様4に係る表示システムは、上記態様2において、上記異常推定部は、上記マイクが取得した音声が通常と異なる場合に、異常の発生を推定することとしてもよい。
上記の構成によれば、表示システムにおいて、マイクが取得した音声により、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の態様5に係る表示システムは、上記態様2において、上記異常推定部は、上記加速度センサが測定した加速度の値が所定値以上である場合に、異常の発生を推定することとしてもよい。
上記の構成によれば、表示システムにおいて、加速度センサが測定した加速度の値により、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の態様6に係る表示システムは、上記態様1において、上記受付部は、当該表示システムが備える表示装置が備える電源ボタンであり、上記異常推定部は、上記電源ボタンによる上記表示装置の電源のオフからオンまでの時間を参照して、異常の発生の有無を推定することとしてもよい。
上記の構成によれば、電源ボタンによる表示装置の電源のオフからオンまでの時間を参照することにより、内部の制御情報からは分からない異常を推定することができる。
本発明の態様7に係る表示システムは、上記態様1において、当該表示システムが備える表示装置においてエコーキャンセルを行う処理部をさらに備え、上記受付部は、当該表示システムが備える遠隔操作装置が備える音量調節ボタンであり、上記異常推定部は、上記音量調節ボタンが操作された音量段階数、および、上記エコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を参照して、異常の発生の有無を推定してもよい。
上記の構成によれば、処理部が行うエコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を基に異常を推定することにより、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の態様8に係る表示システムは、上記態様1から4の何れかにおいて、上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、上記ログ保存部によって記憶されたログから推定される当該表示システムの動作又は状態が、当該表示システムの設定に沿ったものであるときに、当該表示システムの動作又は状態は当該表示システムの設定に沿ったものである旨を表示する表示部をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、当該表示システムの動作又は状態をユーザに表示することにより、ユーザがシステムの動作又は状態を知ることができる。
本発明の態様9に係る表示システムは、上記態様1において、上記受付部は、当該表示システムが備える表示装置が備えるマイクであり、上記異常推定部は、上記マイクが取得した音声が通常と異なる場合に、異常の発生を推定してもよい。
上記の構成によれば、当該表示システムの遠隔操作装置を用いずに、異常の発生を推定することができる。
本発明の態様10に係る表示システムは、上記電源ボタンにより上記表示装置の電源がオンになった場合に、上記表示装置の電源のオフからオンまでの時間が所定値以下であったときに、上記電源のオフ前に一時的に保存されたログを長期的に保存するログ保存部と、を備える。
上記の構成によれば、電源ボタンによる表示装置の電源のオフからオンまでの時間を参照することにより、内部の制御情報からは分からない異常を推定することができる。
本発明の態様11に係る表示システムは、当該表示システムが備える表示装置においてエコーキャンセルを行う処理部と、上記エコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態に関するログを保存するログ保存部と、を備える。
上記の構成によれば、処理部が行うエコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を基に異常を推定することにより、内部の制御情報以外から異常を推定することができる。
本発明の態様12によれば、ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部と、上記受付部が受け付けた上記ユーザによる操作又は入力を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態が、当該表示システムの設定に沿ったものであるときに、当該表示システムの動作又は状態は当該表示システムの設定に沿ったものである旨を表示する表示部と、を備える。
上記の構成によれば、ユーザによる操作又は入力から異常の発生を推定しても、表示システムの動作又は状態が設定に沿ったものであれば、その旨を表示する。これによれば、表示システムに問題があると認識しているユーザに、表示システムに問題がないことを通知することができる。
本発明の各態様に係る表示装置及び遠隔操作装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置及び遠隔操作装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記表示装置及び遠隔操作装置をコンピュータにて実現させる表示装置及び遠隔操作装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1a、1b、1c 表示システム
2、2a、2b、2c 表示装置
3、3b、3c 遠隔操作装置
21、31 通信部
22、22a、22b、22c、32 制御部
23 表示部
24 記憶部
25 電源ボタン
26 AEC処理部(処理部)
27 マイク
28 スピーカ
33 操作ボタン(受付部)
34 マイク(受付部)
35 加速度センサ(受付部)
36 音量調節ボタン(受付部)
41 時計
221 ログ保存部
222 時間計測部
223、321 異常推定部
241 不揮発メモリA
242 不揮発メモリB
224 ワークRAM
225 プログラムROM

Claims (5)

  1. 表示システムであって、
    ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部と、
    上記受付部が受け付けた上記ユーザによる操作又は入力を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、
    上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態に関するログを保存するログ保存部と、
    当該表示システムが備える表示装置においてエコーキャンセルを行う処理部と、を備え
    上記受付部は、当該表示システムが備える遠隔操作装置が備える音量調節ボタンであり、
    上記異常推定部は、上記音量調節ボタンが操作された音量段階数、および、上記エコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を参照して、異常の発生の有無を推定する
    ことを特徴とする表示システム。
  2. 上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、上記ログ保存部によって記憶されたログから推定される当該表示システムの動作又は状態が、当該表示システムの設定に沿ったものであるときに、当該表示システムの動作又は状態は当該表示システムの設定に沿ったものである旨を表示する表示部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  3. 表示システムであって、
    ユーザによる操作又は入力を受け付ける受付部と、
    上記受付部が受け付けた上記ユーザによる操作又は入力を参照して、異常の発生の有無を推定する異常推定部と、
    上記異常推定部が異常の発生ありと推定した場合に、当該表示システムの動作又は状態が、当該表示システムの設定に沿ったものであるときに、当該表示システムの動作又は状態は当該表示システムの設定に沿ったものである旨を表示する表示部と、
    当該表示システムが備える表示装置においてエコーキャンセルを行う処理部と、を備え
    上記受付部は、当該表示システムが備える遠隔操作装置が備える音量調節ボタンであり、
    上記異常推定部は、上記音量調節ボタンが操作された音量段階数、および、上記エコーキャンセルにおいて検出されたエコー成分を参照して、異常の発生の有無を推定する
    ことを備えることを特徴とする表示システム。
  4. 請求項1又は2に記載の表示システムを機能させるための制御プログラムであって、上記受付部と、上記異常推定部、上記ログ保存部として表示システムを機能させるための制御プログラム。
  5. 請求項に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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