JP7530256B2 - 基礎貫通配管 - Google Patents
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Description
そこで本態様では、パッキンが基部およびリブを備えている。リブは、基部から、さや管の内周面、または、ソケットの外周面に突出しているため、さや管の軸方向に変形し易い。よって、パッキンをさや管とソケットとの間に挿入するときに、リブを軸方向に変形させながら挿入することができる。そのため、パッキンをさや管とソケットとの間に容易に挿入することができる。
また前述したように、リブが、基部から、さや管の内周面、または、ソケットの外周面に突出している。したがって、リブをさや管の内周面、または、ソケットの外周面に接触させることで、パッキンと、さや管またはソケットと、の間の止水性を確保することができる。なおこのとき、例えば、リブが、さや管の径方向に弾性的に圧縮変形している場合、リブの弾性復元力に基づいて、リブが、さや管の内周面やソケットの外周面に強く接触(密接)する。そのため、止水性を効果的に高めることができる。
(5)本発明の一態様に係る基礎貫通配管は、基礎に埋設され、両端部が前記基礎の屋外側の面および前記基礎の屋内側の面それぞれに開口するさや管と、前記さや管の内部に配置され、屋外側の端部にソケットが設けられた排水管と、前記さや管と前記ソケットとの間に設けられたパッキンと、を備え、前記パッキンは、前記さや管の内周面と前記ソケットの外周面との間に配置され、少なくとも前記ソケットの外周面に接触する基部を備え、前記ソケットの外周面には、前記基部に対して、前記さや管の軸方向に引っ掛かる突起が、前記軸方向に1つのみ設けられている。
しかも、突起が軸方向に1つのみ設けられている。ソケットを射出成型で形成する場合においてソケットの外周面に突起を設けた場合、ソケットの内周面において突起に対応する部分にヒケが発生する。ソケットの内周面にヒケが発生すると、ソケットを受口として使用する場合、ソケットの内周面と、ソケットに差し込まれる管(差口)の外周面と、の間に予期せぬ隙間が生じるおそれがある。本態様に係る基礎貫通配管のように、突起が軸方向に複数あるのではなく、1つのみ設けられている場合には、このような隙間が生じるおそれを最小限に抑えることができる。そのため、ソケットと、ソケットに差し込まれる管と、との間の止水性を確保することができる。
以下、図1から図4を参照し、本発明の第1実施形態に係る基礎貫通配管を説明する。
図1に示すように、本実施形態の基礎貫通配管20は、家屋等の建築物11の基礎12に適用される。基礎貫通配管20は、建築物11内に配置された排水器具と、建築物11外に配置された排水枡と、を接続する。基礎貫通配管20は、排水器具からの排水を排水枡に排出する。排水器具としては、例えば、トイレ、洗面化粧台、浴室等が挙げられる。
耐圧盤13の下部は、地盤G中に埋設されている。立上り部14は、上部において壁15に接続されている。例えば、耐圧盤13および立上り部14は、鉄筋コンクリート等により一体に構成されている。
さや管21は、基礎12に埋設されている。さや管21の両端部は、基礎12の屋外側の面および基礎12の屋外側の面それぞれに開口する。図示の例では、さや管21は、耐圧盤13の外側面13aおよび上面13bそれぞれに開口する。
湾曲管部23は、配管を湾曲した形状に曲げて構成されている。直管部22、24は、真っ直ぐに延びる管状に形成されている。第1の直管部22は、湾曲管部23の第1の端部に連なる。第2の直管部24は、湾曲管部23の第2の端部に連なる。
さや管21の外周面には、防蟻テープ41が設置されることが好ましい。例えば、防蟻テープ41は、ブチルゴムを用いた薄い板状の非加硫型粘着塑性体である。防蟻テープ41は、さや管21における建築物11の屋内寄りの端部に貼付けられている。
上記ソケット28、29は、例えば樹脂を金型内に射出成型することにより形成される。
第1基部51は、さや管21と第1ソケット28との間に嵌合される。第1基部51は、環状である。第1基部51の外周面は、さや管21の内周面に接触(密接)する。第1基部51の内周面は、第1ソケット28の外周面に接触(密接)する。
各第1リブ53における径方向の外側(さや管21側)の端である先端は、さや管21の内周面に接触(密接)していることが好ましい。各第1リブ53は、径方向の内側から外側に向けて徐々に細く(軸方向に小さく)なっている。
そこで本実施形態では、パッキン50が第2基部52および第1リブ53を備えている。第1リブ53は、第2基部52から、さや管21の内周面に突出しているため、さや管21の軸方向に変形し易い。よって、パッキン50をさや管21と第1ソケット28との間に挿入するときに、第1リブ53を軸方向に変形させながら挿入することができる。そのため、パッキン50をさや管21と第1ソケット28との間に容易に挿入することができる。
また前述したように、第1リブ53が、第2基部52から、さや管21の内周面に突出している。したがって、第1リブ53をさや管21の内周面に接触させることで、パッキン50とさや管21との間の止水性を確保することができる。なおこのとき、例えば、第1リブ53が、さや管21の径方向に弾性的に圧縮変形している場合、第1リブ53の弾性復元力に基づいて、第1リブ53が、さや管21の内周面に強く接触(密接)する。そのため、止水性を効果的に高めることができる。
しかも、第1ソケット28の外周面には突起28aが1つのみ設けられているため、さや管21の内部に管本体27を挿入する際や、さや管21から管本体27を引き抜く際に、突起28aがさや管21の内周面に干渉しにくく、挿入時や引き抜き時の力が少なくてすみ施工しやすい。
さらに、突起28aを、第1ソケット28の内周面に設けられる第1の連結管31の挿入を規制するストッパ(不図示)よりも屋外側に設ける場合、突起28は軸方向に1つのみ設けられるのが好ましい。第1ソケット28を射出成型で形成する場合において第1ソケット28の外周面に突起28aを設けた場合、第1ソケット28の内周面において突起28aに対応する部分28bにヒケが発生する。第1ソケット28の内周面にヒケが発生すると、第1ソケット28を受口として使用する場合、第1ソケット28の内周面と、第1ソケット28に差し込まれる第1の連結管31(差口)の外周面と、の間に予期せぬ隙間が生じるおそれがある。本実施形態に係る基礎貫通配管20のように、突起28aが軸方向に複数あるのではなく、1つのみ設けられている場合には、このような隙間が生じるおそれを最小限に抑えることができる。そのため、第1ソケット28と、第1の連結管31と、との間の止水性を確保することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る基礎貫通配管20Aを、図5を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明の第3実施形態に係る基礎貫通配管20Bを、図6を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明の第4実施形態に係る基礎貫通配管(不図示)に用いられるパッキン50Cを、図7を参照して説明する。
なお、この第4実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
なお、各第1リブ53の径方向の大きさ(突出量、高さ)は、第2基部52の径方向の大きさよりも大きい。また、各第1リブ53の受圧面53aは、パッキン50Cの軸線に直交する面に実質的に平行である。
またこのパッキン50Cでは、凹部55が、第2基部52に設けられている。凹部55は、第2基部52における軸方向の中央よりも屋内側に配置されている。凹部55は、第2基部52において、軸方向に隣り合う2つの第1リブ53に跨る範囲に設けられている。
次に、本発明の第5実施形態に係る基礎貫通配管(不図示)に用いられるパッキン50Dを、図8を参照して説明する。
なお、この第5実施形態においては、第4実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明の第6実施形態に係る基礎貫通配管20Eを、図9を参照して説明する。
なお、この第6実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
各第2リブ56における径方向の内側(第1ソケット28側)の端である先端は、第1ソケット28の外周面に接触(密接)している。各第2リブ56は、径方向の外側から内側に向けて徐々に細く(軸方向に小さく)なっている。
突起28aに代えて、第1ソケット28の外周面にテーパーを設けてもよい。このテーパーは、例えば、屋外側から屋内側に向かうに従い拡径するようなテーパーであることが好ましい。このようなテーパーにより、突起28aと同様に、パッキン50、50A~50Eが意図せず軸方向に移動することを規制することができる。
突起28aや前記テーパーがなくてもよい。
20、20A、20B、20E 基礎貫通配管
21 さや管
26 排水管
28 第1ソケット(ソケット)
28a 突起
50、50A、50B、50C、50D、50E パッキン
52 第2基部(基部)
53 第1リブ(リブ)
56 第2リブ(リブ)
Claims (6)
- 基礎に埋設され、両端部が前記基礎の屋外側の面および前記基礎の屋内側の面それぞれに開口するさや管と、
前記さや管の内部に配置され、屋外側の端部にソケットが設けられた排水管と、
前記さや管と前記ソケットとの間に設けられたパッキンと、を備え、
前記パッキンは、
前記さや管の内周面と前記ソケットの外周面との間に配置され、前記さや管の内周面から離れていつつ前記ソケットの外周面に接触する基部と、
前記基部から前記さや管の内周面に突出するリブと、を備え、
前記ソケットの外周面には、前記基部に対して、前記さや管の軸方向に引っ掛かる突起が、前記軸方向に1つのみ設けられ、
前記突起は、前記基部における屋内側の端と接する、
基礎貫通配管。 - 基礎に埋設され、両端部が前記基礎の屋外側の面および前記基礎の屋内側の面それぞれに開口するさや管と、
前記さや管の内部に配置され、屋外側の端部にソケットが設けられた排水管と、
前記さや管と前記ソケットとの間に設けられたパッキンと、を備え、
前記パッキンは、
前記さや管の内周面と前記ソケットの外周面との間に配置され、前記さや管の内周面から離れていつつ前記ソケットの外周面に接触する基部と、
前記基部から前記さや管の内周面に突出するリブと、を備え、
前記ソケットの外周面には、前記基部に対して、前記さや管の軸方向に引っ掛かる突起が、前記軸方向に1つのみ設けられ、
前記基部の内周面には、凹部が設けられ、
前記突起は、前記凹部に嵌る、基礎貫通配管。 - 前記リブにおける屋外側の面は、前記基部から、前記さや管の内周面または前記ソケットの外周面に向かうに従い、屋外側に延びている、請求項1に記載の基礎貫通配管。
- 基礎に埋設され、両端部が前記基礎の屋外側の面および前記基礎の屋内側の面それぞれに開口するさや管と、
前記さや管の内部に配置され、屋外側の端部にソケットが設けられた排水管と、
前記さや管と前記ソケットとの間に設けられたパッキンと、を備え、
前記パッキンは、前記さや管の内周面と前記ソケットの外周面との間に配置され、少なくとも前記ソケットの外周面に接触する基部を備え、
前記ソケットの外周面には、前記基部に対して、前記さや管の軸方向に引っ掛かる突起が、前記軸方向に1つのみ設けられ、
前記突起は、前記基部における屋内側の端と接する、基礎貫通配管。 - 基礎に埋設され、両端部が前記基礎の屋外側の面および前記基礎の屋内側の面それぞれに開口するさや管と、
前記さや管の内部に配置され、屋外側の端部にソケットが設けられた排水管と、
前記さや管と前記ソケットとの間に設けられたパッキンと、を備え、
前記パッキンは、前記さや管の内周面と前記ソケットの外周面との間に配置され、少なくとも前記ソケットの外周面に接触する基部を備え、
前記ソケットの外周面には、前記基部に対して、前記さや管の軸方向に引っ掛かる突起が、前記軸方向に1つのみ設けられ、
前記基部の内周面には、凹部が設けられ、
前記突起は、前記凹部に嵌る、基礎貫通配管。 - 前記突起は、前記ソケットの周方向の全周にわたって連続して延びる、または、前記周方向の全周にわたって間欠的に配置されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の基礎貫通配管。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2020157169A JP7530256B2 (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | 基礎貫通配管 |
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| JP2020157169A Active JP7530256B2 (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | 基礎貫通配管 |
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Citations (1)
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| JP2012077576A (ja) | 2010-10-06 | 2012-04-19 | Aron Kasei Co Ltd | 基礎埋設用排水管および該基礎埋設用排水管の長さ調整方法 |
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| JP3288602B2 (ja) * | 1996-04-05 | 2002-06-04 | 徳厚 小島 | 管接続用パッキン |
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2020
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