JP7523990B2 - 密封構造 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに固定される2部材の端面間の隙間を封止するガスケットを備える密封構造に関する。
互いに固定される2部材と、これら2部材の端面間の隙間を封止するガスケットとを備える密封構造においては、一般的に、2部材のうちの一方の部材にガスケットが取り付けられた後に、2部材が固定される。これらの組み立てが、連続的に行われる場合には問題はないが、一方の部材にガスケットが取り付けられた後に、例えば、別の工場に輸送されて、2部材が固定されるような場合には、ガスケットが一方の部材から脱落しないように対策する必要がある。そこで、ガスケットに、一方の部材に設けられた係合凹部に係合させる係合突起などを設ける技術が知られている。
しかしながら、ガスケットが小型の場合、弾性体からなるガスケットに係合突起を設けても、係合突起が小さく、かつ変形し易いため、十分な係合力が得られない。そのため、ガスケットの抜け落ちを抑制する効果が十分得られないことが懸念される。
特開2010-244975号公報 特開2011-103259号公報
本発明の目的は、ガスケットが小型であっても、ガスケットの抜け落ちを抑制可能とする密封構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封構造は、
ガスケットが取り付けられる被取付部材と、
前記ガスケットが取り付けられた被取付部材に固定される被固定部材と、
前記被取付部材と被固定部材の端面間の隙間を封止する前記ガスケットと、
を備える密封構造であって、
前記ガスケットは、弾性体からなるガスケット本体と、前記ガスケット本体に一体的に設けられ、かつ前記ガスケット本体よりも剛性の高い材料からなる高剛性部材とを備えると共に、
前記ガスケットと前記被取付部材との接続部分には、前記ガスケットを前記被取付部材に位置決めさせた状態で保持する保持構造部が設けられており、
前記保持構造部は、前記高剛性部材と前記被取付部材のうちの一方に設けられるガイドと、前記高剛性部材と前記被取付部材のうちの他方に設けられ、前記ガイドに沿う方向にのみスライド自在に構成されるスライド部とから構成されることを特徴とする。
本発明によれば、高剛性部材に保持構造部の構成(ガイドまたはスライド部)が設けられるので、当該構成の弾性変形によって、ガスケットが被取付部材から脱落してしまうことを抑制することができる。また、スライド部は、ガイドに沿う方向にのみスライド自在
に構成されており、つまり、それ以外の方向への移動が規制されるため、ガスケットが被取付部材から脱落してしまうことを効果的に抑制することができる。
前記ガイドに沿って前記スライド部がスライドする過程で、前記ガスケット本体が前記被取付部材に密着した状態で、前記ガスケット本体が前記被取付部材の表面に沿って摺動するように、前記ガイドが構成されているとよい。
これにより、ガスケット本体を、被取付部材の表面に沿って取付時とは反対方向に摺動させないとガスケットを被取付部材から取り外すことができないので、より一層、ガスケットが被取付部材から脱落してしまうことを抑制することができる。
前記ガイドは、前記被取付部材の外壁面に形成されたガイド溝により構成され、
前記スライド部は、前記高剛性部材に設けられ、かつ前記被取付部材の外壁面と対向する対向部により構成されており、前記対向部には、前記ガイド溝の入り口から終点位置まで前記ガイド溝に係合された状態を維持したままスライドする係合突起が設けられているとよい。
また、前記ガイドは、前記高剛性部材に設けられるガイド孔により構成され、
前記スライド部は、前記被取付部材に設けられ、かつ前記ガイド孔に挿入される挿入部により構成されており、前記挿入部の先端には、前記ガイド孔の入り口に対しては挿抜可能で、前記入り口を過ぎてから終点位置に至るまでの位置では前記ガイド孔から挿抜不可の大きさの抜け止め部が設けられていることも好適である。
また、本発明の他の密封構造は、
ガスケットが取り付けられる被取付部材と、
前記ガスケットが取り付けられた被取付部材に固定される被固定部材と、
前記被取付部材と被固定部材の端面間の隙間を封止する前記ガスケットと、
を備える密封構造であって、
前記ガスケットは、弾性体からなるガスケット本体と、前記ガスケット本体に一体的に設けられ、かつ前記ガスケット本体よりも剛性の高い材料からなる高剛性部材とを備えると共に、
前記ガスケットと前記被取付部材との接続部分には、前記ガスケットを前記被取付部材に位置決めさせた状態で保持する保持構造部が設けられており、
前記保持構造部は、前記高剛性部材に設けられる係合突起と、前記被取付部材に設けられ、前記係合突起が係合される係合凹部とにより構成されると共に、
前記ガスケット本体は前記被取付部材と前記被固定部材の双方にそれぞれ圧縮される部分を有しており、前記被取付部材に対する締め代の方が、前記被固定部材に対する締め代よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、高剛性部材に保持構造部を構成する係合突起が設けられるので、係合突起の弾性変形によって、ガスケットが被取付部材から脱落してしまうことを抑制することができる。
前記ガスケット本体と前記高剛性部材は接着されているとよい。
前記ガスケット本体は前記被取付部材と前記被固定部材の双方にそれぞれ圧縮される部分を有しており、前記被取付部材に対する締め代の方が、前記被固定部材に対する締め代よりも小さいとよい。
これにより、保持構造部によりガスケット本体と被取付部材とは保持されつつ、ガスケット本体の被取付部材に対する反発力を低く抑えることで、ガスケットを被取付部材に取り付ける際の作業性を高めることができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、ガスケットが小型であっても、ガスケットの抜け落ちを抑制することができる。
図1は本発明の実施例1に係る密封構造の側面図である。 図2は本発明の実施例1に係る密封構造の模式的断面図である。 図3は本発明の実施例1に係るガスケットの平面図である。 図4は本発明の実施例1に係るガスケットの模式的断面図である。 図5は本発明の実施例1に係るガスケットの模式的断面図である。 図6は本発明の実施例1に係るガスケットの取付手順を示す説明図である。 図7は本発明の実施例2に係る密封構造の側面図である。 図8は本発明の実施例2に係るガスケットの平面図である。 図9は本発明の実施例2に係るガスケットの模式的断面図である。 図10は本発明の実施例2に係るガスケットの模式的断面図である。 図11は本発明の実施例2に係る被取付部材の概略図である。 図12は本発明の実施例2に係るガスケットの取付手順を示す説明図である。 図13は本発明の実施例3に係る密封構造の側面図である。 図14は本発明の実施例3に係るガスケットの平面図である。 図15は本発明の実施例3に係るガスケットの模式的断面図である。 図16は本発明の実施例3に係るガスケットの模式的断面図である。 図17は本発明の実施例3に係るガスケットの取付手順を示す説明図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。本実施例においては、雄コネクタと、雌コネクタと、これらのコネクタの端面間の隙間を封止するガスケットとから構成される密封構造を例にして説明する。しかしながら、本発明における密封構造は、そのような構成に限定されることはなく、特に、小型の密封構造に好適に用いることができる。例えば、オイルポンプに備えられる密封構造などにも好適に用いることができる。すなわち、オイルポンプ本体と、オイルポンプ本体が接続されるエンジンヘッドの接続部との間の隙間をガスケットにより封止するための密封構造にも、本発明における密封構造を好適に用いることができる。
(実施例1)
図1~図6を参照して、本発明の実施例1に係る密封構造について説明する。図1は本発明の実施例1に係る密封構造の側面図である。図2は本発明の実施例1に係る密封構造の模式的断面図であり、図1中のA1-A1断面図に相当する。図3は本発明の実施例1に係るガスケットの平面図である。図4は本発明の実施例1に係るガスケットの模式的断面図であり、図3中のA2-A2断面図に相当する。図5は本発明の実施例1に係るガスケットの模式的断面図であり、図3中のA3-A3断面図に相当する。図6は本発明の実施例1に係るガスケットの取付手順を示す説明図であり、取付時のガスケットと被取付部材の様子を側面側から見た図である。なお、図6においては、保持構造部に関係する構成以外については、適宜省略して示している。
<密封構造の全体>
特に、図1及び図2を参照して、本実施例に係る密封構造の全体構成について説明する。本実施例に係る密封構造は、ガスケット100と、ガスケット100が取り付けられる被取付部材500と、ガスケット100が取り付けられた被取付部材500に固定される被固定部材600とを備えている。本実施例においては、被取付部材500は雄コネクタであり、被固定部材600は雌コネクタである。ガスケット100は、被取付部材500と被固定部材600の端面間の隙間を封止する役割を担っている。すなわち、被取付部材500における被固定部材600側の平面状の端面520と、被固定部材600における被取付部材500側の平面状の端面610との間の隙間がガスケット100により封止される。このガスケット100が設けられることで、被取付部材500と被固定部材600の接続部付近が全周に亘って封止される。
ガスケット100は、弾性体からなるガスケット本体110と、ガスケット本体に一体的に設けられる高剛性部材120とから構成される。ガスケット本体110の材料としては、ゴムなどのエラストマーを好適に用いることができる。また、高剛性部材120は、ガスケット本体110よりも剛性の高い材料(金属や樹脂など)により構成される。
そして、ガスケット100と被取付部材500との接続部分には、ガスケット100を被取付部材500に位置決めさせた状態で保持する保持構造部が設けられている。この保持構造部は、被取付部材500に設けられるガイドと、高剛性部材120に設けられ、ガイドに沿う方向にのみスライド自在に構成されるスライド部とから構成される。なお、保持構造部は複数個所に設けられている。本実施例の場合には、保持構造部は、被取付部材500を上方から見た状態で、長手方向に沿って、短手方向の両側に、それぞれ3か所(合計6か所)に設けられている。
本実施例において、より具体的には、ガイドは、被取付部材500の外壁面に形成されたガイド溝510により構成される。また、スライド部は、高剛性部材120に設けられ、かつ被取付部材500の外壁面と対向する対向部121により構成される。この対向部121には、ガイド溝510の入り口511から終点位置512までガイド溝510に係合された状態を維持したままスライドする係合突起121aが設けられている。ガイド溝510は、被取付部材500の端面520に設けられる入り口511から端面520から垂直に離れた後にカーブ(湾曲部513参照)して、端面520と平行に終点位置512まで伸びるように設けられている。
<ガスケット>
特に、図3~図5を参照して、ガスケット100について、より詳細に説明する。ガスケット100は、上記の通り、ガスケット本体110と、ガスケット本体110に一体的に設けられる高剛性部材120とから構成される。これらガスケット本体110と高剛性部材120は接着により固定されている。より具体的には、高剛性部材120に接着剤を塗布した後に、この高剛性部材120をインサート部品として、インサート成形によりガスケット本体110を成形することで、ガスケット100を得ることができる。本実施例においては、略矩形状のガスケット本体110の外周面と、同じく略矩形状の高剛性部材120の内周面とが接着により固定されている。
そして、ガスケット本体110は被取付部材500と被固定部材600の双方にそれぞれ圧縮される部分111,112を有している。被取付部材500と被固定部材600とが固定された状態においては、高剛性部材120の両面が、被取付部材500と被固定部材600の双方にそれぞれ密着した状態となる。図4中の丸の中に示すように、ガスケット本体110における被取付部材500に対する締め代をH1とし、被固定部材600に対する締め代をH2とすると、H1<H2を満たす。また、対向部121は、高剛性部材
120における略矩形状の部分から垂下するように合計6か所に設けられている。
<被取付部材へのガスケットの取付手順>
特に、図6を参照して、被取付部材500へのガスケット100の取付手順について説明する。まず、複数(6か所)の対向部121の先端が、複数(6か所)のガイド溝510の入り口511に、それぞれ位置合わせがなされた状態で、ガスケット100が被取付部材500に向かって近づけられる(図6(a)参照)。すると、複数の対向部121の先端の係合突起121aが、それぞれ入り口511に入り込む(同図(b)参照)。その後、係合突起121aがガイド溝510によりガイドされることで、ガスケット本体110が被取付部材500の端面520に密着する位置に至るまで、ガスケット100は被取付部材500の端面520の垂線と平行に近づいていく。そして、ガスケット本体110が被取付部材500の端面520に密着した後に、ガスケット100は端面520と平行な方向にスライド移動される(同図(c)参照)。これにより、係合突起121aがガイド溝510の終点位置512に至ることで、ガスケット100は所定の位置に位置決めされた状態で保持される(同図(d)参照)。なお、ガスケット100が被取付部材500に取り付けられた後に、被取付部材500に被固定部材600が固定される。
以上のように、ガイド溝510に沿って対向部121の係合突起121aがスライドする過程で、ガスケット本体110が被取付部材500に密着した状態で、ガスケット本体110が被取付部材500の表面に沿って摺動するように、ガイド溝510が構成されている。
<本実施例に係る密封構造の優れた点>
本実施例に係る密封構造によれば、高剛性部材120に保持構造部の構成であるスライド部としての対向部121が設けられるので、対向部121の弾性変形によって、ガスケット100が被取付部材500から脱落してしまうことを抑制することができる。また、スライド部である対向部121の係合突起121aは、ガイド溝510に沿う方向にのみスライド自在に構成されており、それ以外の方向への移動が規制される。そのため、ガスケット100が被取付部材500から脱落してしまうことを効果的に抑制することができる。なお、係合突起121aのうちガイド溝510に引っ掛かる部分の寸法が、0.4mm以上5mm以下程度で短くても、係合突起121aは高剛性部材120に設けられているため、弾性変形により係合が外れてしまうことが抑制され、その機能が十分発揮される。
また、本実施例においては、ガスケット本体110を、被取付部材500の表面に沿って取付時とは反対方向に摺動させないとガスケット100を被取付部材500から取り外すことができない。したがって、より一層、ガスケット100が被取付部材500から脱落してしまうことを抑制することができる。
このように、ガスケット100は、被取付部材500に位置決めされた状態で保持されるため、安定的にシール性を発揮させることができる。また、ガスケット100が被取付部材500に取り付けられた状態で輸送等されたとしても、輸送中にガスケット100が被取付部材500から脱落してしまうことを抑制することができる。すなわち、振動が加えられたり、反転などされたりしても、ガスケット100が被取付部材500から脱落してしまうことを抑制することができる。
また、本実施例においては、ガスケット本体110は被取付部材500と被固定部材600の双方にそれぞれ圧縮される部分を有しており、被取付部材500に対する締め代H1の方が、被固定部材600に対する締め代H2よりも小さくなるように構成されている。したがって、保持構造部によりガスケット本体110と被取付部材500とは保持され
つつ、ガスケット本体110の被取付部材500に対する反発力を低く抑えることで、ガスケット100を被取付部材500に取り付ける際の作業性を高めることができる。
(実施例2)
図7~図12には、本発明の実施例2が示されている。図7は本発明の実施例2に係る密封構造の側面図である。図8は本発明の実施例2に係るガスケットの平面図である。図9は本発明の実施例2に係るガスケットの模式的断面図であり、図8中のA4-A4断面図に相当する。図10は本発明の実施例2に係るガスケットの模式的断面図であり、図8中のA5-A5断面図に相当する。図11は本発明の実施例2に係る被取付部材の概略図である。なお、図11においては、保持構造部に関係する構成以外については、適宜省略して示している。図12は本発明の実施例2に係るガスケットの取付手順を示す説明図であり、取付時のガスケットと被取付部材の様子を上面側から見た図(左側の図)と、断面的(左側の図のA7-A7断面図)に見た図(右側の図)を示している。また、図12においては、保持構造部に関係する構成以外については、適宜省略して示している。
<密封構造の全体>
特に、図7を参照して、本実施例に係る密封構造の全体構成について説明する。本実施例に係る密封構造においても、上記実施例1の場合と同様に、ガスケット200と、ガスケット200が取り付けられる被取付部材500Aと、ガスケット200が取り付けられた被取付部材500Aに固定される被固定部材600とを備えている。本実施例においては、被取付部材500Aは雄コネクタであり、被固定部材600は雌コネクタである。ガスケット200は、被取付部材500Aと被固定部材600の端面間の隙間を封止する役割を担っている。すなわち、被取付部材500Aにおける被固定部材600側の平面状の端面520と、被固定部材600における被取付部材500A側の平面状の端面610との間の隙間がガスケット200により封止される。このガスケット200が設けられることで、被取付部材500Aと被固定部材600の接続部付近が全周に亘って封止される。
ガスケット200は、弾性体からなるガスケット本体210と、ガスケット本体210に一体的に設けられる高剛性部材220とから構成される。ガスケット本体210の材料としては、ゴムなどのエラストマーを好適に用いることができる。また、高剛性部材220は、ガスケット本体210よりも剛性の高い材料(金属や樹脂など)により構成される。
<保持構造部>
特に、図8~図11を参照して、保持構造部について説明する。ガスケット200と被取付部材500Aとの接続部分には、ガスケット200を被取付部材500Aに位置決めさせた状態で保持する保持構造部が設けられている。この保持構造部は、高剛性部材220に設けられるガイドと、被取付部材500Aに設けられ、ガイドに沿う方向にのみスライド自在に構成されるスライド部とから構成される。なお、保持構造部は複数個所に設けられている。本実施例の場合には、保持構造部は、被取付部材500Aを上方から見た状態で、長手方向に沿って、短手方向の両側に、それぞれ3か所(合計6か所)に設けられている。
本実施例において、より具体的には、ガイドは、高剛性部材220に設けられるガイド孔221により構成される。また、スライド部は、被取付部材500Aに設けられ、かつガイド孔221に挿入される挿入部530により構成される。この挿入部530の先端には、ガイド孔221の入り口221aに対しては挿抜可能で、入り口221aを過ぎてから終点位置221bに至るまでの位置ではガイド孔221から挿抜不可の大きさの抜け止め部531が設けられている。
ここで、ガスケット200は、上記の通り、ガスケット本体210と、ガスケット本体210に一体的に設けられる高剛性部材220とから構成される。これらガスケット本体210と高剛性部材220は接着により固定されている。より具体的には、高剛性部材220に接着剤を塗布した後に、この高剛性部材220をインサート部品として、インサート成形によりガスケット本体210を成形することで、ガスケット200を得ることができる。本実施例においては、略矩形状のガスケット本体210の内周面と、同じく略矩形状の高剛性部材220の外周面とが接着により固定されている。なお、高剛性部材220においては、略矩形状の部分の内側に、上記のガイド孔221が形成された薄板部分221Aが合計6か所に一体に設けられている。
そして、ガスケット本体210は被取付部材500Aと被固定部材600の双方にそれぞれ圧縮される部分211,212を有している。被取付部材500Aと被固定部材600とが固定された状態においては、高剛性部材220の両面が、被取付部材500Aと被固定部材600の双方にそれぞれ密着した状態となる。ガスケット本体210において、被取付部材500Aに対する締め代の方が、被固定部材600に対する締め代よりも小さくなるように構成されている点については、上記実施例1の場合と同様である。
<被取付部材へのガスケットの取付手順>
特に、図12を参照して、被取付部材500Aへのガスケット200の取付手順について説明する。まず、複数(6か所)の挿入部530の先端が、複数(6か所)のガイド孔221の入り口221aに、それぞれ位置合わせがなされた状態で、ガスケット200が被取付部材500Aに向かって近づけられる(図12(a)参照)。すると、複数の挿入部530の先端の抜け止め部531が、それぞれ入り口221aに入り込み、ガスケット本体210が被取付部材500Aの端面520に密着する位置に至るまで、ガスケット200は被取付部材500の端面520の垂線と平行に近づいていく。そして、ガスケット本体210が被取付部材500の端面520に密着した後に、ガスケット200は端面520と平行な方向にスライド移動される(同図(b)参照)。これにより、挿入部530がガイド孔221の終点位置221bに至ることで、ガスケット200は所定の位置に位置決めされた状態で保持される(同図(c)参照)。なお、ガスケット200が被取付部材500Aに取り付けられた後に、被取付部材500Aに被固定部材600が固定される。
以上のように、ガイド孔221に沿って挿入部530がスライドする過程で、ガスケット本体210が被取付部材500Aに密着した状態で、ガスケット本体210が被取付部材500Aの表面に沿って摺動するように、ガイド孔221が構成されている。
<本実施例に係る密封構造の優れた点>
本実施例に係る密封構造によれば、高剛性部材220に保持構造部の構成であるガイド孔221が形成された薄板部分221Aが設けられるので、薄板部分221Aの弾性変形によって、ガスケット200が被取付部材500Aから脱落してしまうことを抑制することができる。また、スライド部である挿入部530は、ガイド孔221に沿う方向にのみスライド自在に構成されており、それ以外の方向への移動が規制される。そのため、ガスケット200が被取付部材500Aから脱落してしまうことを効果的に抑制することができる。なお、抜け止め部531のうちガイド孔221に引っ掛かる部分の寸法が、0.4mm以上5mm以下程度で短くても、ガイド孔221は高剛性部材220に設けられているため、弾性変形により抜け止め部531がガイド孔221から抜け落ちてしまうことが抑制され、その機能が十分発揮される。
また、本実施例においては、ガスケット本体210を、被取付部材500Aの表面に沿って取付時とは反対方向に摺動させないとガスケット200を被取付部材500Aから取
り外すことができない。したがって、より一層、ガスケット200が被取付部材500Aから脱落してしまうことを抑制することができる。
このように、ガスケット200は、被取付部材500Aに位置決めされた状態で保持されるため、安定的にシール性を発揮させることができる。また、ガスケット200が被取付部材500Aに取り付けられた状態で輸送等されたとしても、輸送中にガスケット200が被取付部材500Aから脱落してしまうことを抑制することができる。すなわち、振動が加えられたり、反転などされたりしても、ガスケット200が被取付部材500Aから脱落してしまうことを抑制することができる。
また、本実施例においては、ガスケット本体210は被取付部材500Aと被固定部材600の双方にそれぞれ圧縮される部分を有しており、被取付部材500Aに対する締め代の方が、被固定部材600に対する締め代よりも小さくなるように構成されている。したがって、保持構造部によりガスケット本体210と被取付部材500Aとは保持されつつ、ガスケット本体210の被取付部材500Aに対する反発力を低く抑えることで、ガスケット200を被取付部材500Aに取り付ける際の作業性を高めることができる。
(実施例3)
図13~図17には、本発明の実施例3が示されている。図13は本発明の実施例3に係る密封構造の側面図である。図14は本発明の実施例3に係るガスケットの平面図である。図15は本発明の実施例3に係るガスケットの模式的断面図であり、図14中のA8-A8断面図に相当する。図16は本発明の実施例3に係るガスケットの模式的断面図であり、図14中のA9-A9断面図に相当する。図17は本発明の実施例3に係るガスケットの取付手順を示す説明図であり、取付時のガスケットと被取付部材の様子を側面側から見た図(左側の図)と、断面的(左側の図のA10-A10断面図)に見た図(右側の図)を示している。また、図17においては、保持構造部に関係する構成以外については、適宜省略して示している。
<密封構造の全体>
特に、図13を参照して、本実施例に係る密封構造の全体構成について説明する。本実施例に係る密封構造においても、上記実施例1の場合と同様に、ガスケット300と、ガスケット300が取り付けられる被取付部材500Bと、ガスケット300が取り付けられた被取付部材500Bに固定される被固定部材600とを備えている。本実施例においては、被取付部材500Bは雄コネクタであり、被固定部材600は雌コネクタである。ガスケット200は、被取付部材500Bと被固定部材600の端面間の隙間を封止する役割を担っている。すなわち、被取付部材500Bにおける被固定部材600側の平面状の端面520と、被固定部材600における被取付部材500B側の平面状の端面610との間の隙間がガスケット300により封止される。このガスケット300が設けられることで、被取付部材500Bと被固定部材600の接続部付近が全周に亘って封止される。
ガスケット300は、弾性体からなるガスケット本体310と、ガスケット本体310に一体的に設けられる高剛性部材320とから構成される。ガスケット本体310の材料としては、ゴムなどのエラストマーを好適に用いることができる。また、高剛性部材320は、ガスケット本体310よりも剛性の高い材料(金属や樹脂など)により構成される。
<保持構造部>
特に、図14~図16を参照して、保持構造部について説明する。ガスケット300と被取付部材500Bとの接続部分には、ガスケット300を被取付部材500Bに位置決
めさせた状態で保持する保持構造部が設けられている。本実施例に係る保持構造部は、高剛性部材320に設けられる係合突起321と、被取付部材500Bに設けられ、係合突起321が係合される係合凹部540とにより構成される。係合突起321の先端にはフック部321aが設けられている。なお、本実施例においては、これら係合突起321と係合凹部540は、合計6か所に設けられている。
ここで、ガスケット300は、上記の通り、ガスケット本体310と、ガスケット本体310に一体的に設けられる高剛性部材320とから構成される。これらガスケット本体310と高剛性部材320は接着により固定されている。より具体的には、高剛性部材320に接着剤を塗布した後に、この高剛性部材320をインサート部品として、インサート成形によりガスケット本体310を成形することで、ガスケット300を得ることができる。本実施例においては、略矩形状のガスケット本体310の外周面と、同じく略矩形状の高剛性部材320の内周面とが接着により固定されている。なお、高剛性部材220においては、略矩形状の部分から垂下するように、上記の係合突起321が設けられている。
そして、ガスケット本体310は被取付部材500Bと被固定部材600の双方にそれぞれ圧縮される部分311,312を有している。被取付部材500Bと被固定部材600とが固定された状態においては、高剛性部材320の両面が、被取付部材500Bと被固定部材600の双方にそれぞれ密着した状態となる。ガスケット本体310において、被取付部材500Bに対する締め代の方が、被固定部材600に対する締め代よりも小さくなるように構成されている点については、上記実施例1の場合と同様である。
<被取付部材へのガスケットの取付手順>
特に、図17を参照して、被取付部材500Bへのガスケット300の取付手順について説明する。まず、複数(6か所)の係合突起321の先端が、複数(6か所)の係合凹部540に、それぞれ位置合わせがなされた状態で、ガスケット300が被取付部材500Bに向かって近づけられる(図17(a)参照)。そして、フック部321aが被取付部材500Bの側壁面を摺動しながら、係合突起321の先端は外側に向かって撓んだ状態となる(同図(b)参照)。その後、フック部321aが係合凹部540に到達すると、係合突起321は弾性復元力によって元の状態に戻り、フック部321aが係合凹部540に係合された状態となる(同図(c)参照)。これにより、ガスケット300は所定の位置に位置決めされた状態で保持される。なお、ガスケット300が被取付部材500Bに取り付けられた後に、被取付部材500Bに被固定部材600が固定される。
<本実施例に係る密封構造の優れた点>
本実施例に係る密封構造によれば、高剛性部材320に保持構造部の構成である係合突起321が設けられるので、係合突起321の弾性変形によって、ガスケット300が被取付部材500Bから脱落してしまうことを抑制することができる。また、係合突起321のフック部321aが係合凹部540に係合されるため、ガスケット300が被取付部材500Bから脱落してしまうことを効果的に抑制することができる。なお、フック部321aのうち係合凹部540に引っ掛かる部分の寸法が、0.4mm以上5mm以下程度で短くても、フック部321aは高剛性部材320に設けられているため、弾性変形により係合が外れてしまうことが抑制され、その機能が十分発揮される。
このように、ガスケット300は、被取付部材500Bに位置決めされた状態で保持されるため、安定的にシール性を発揮させることができる。また、ガスケット300が被取付部材500Bに取り付けられた状態で輸送等されたとしても、輸送中にガスケット300が被取付部材500Bから脱落してしまうことを抑制することができる。すなわち、振動が加えられたり、反転などされたりしても、ガスケット300が被取付部材500Bか
ら脱落してしまうことを抑制することができる。
また、本実施例においては、ガスケット本体310は被取付部材500Bと被固定部材600の双方にそれぞれ圧縮される部分を有しており、被取付部材500Bに対する締め代の方が、被固定部材600に対する締め代よりも小さくなるように構成されている。したがって、保持構造部によりガスケット本体310と被取付部材500Bとは保持されつつ、ガスケット本体310の被取付部材500Bに対する反発力を低く抑えることで、ガスケット300を被取付部材500Bに取り付ける際の作業性を高めることができる。
100,200,300 ガスケット
110,210,310 ガスケット本体
120,220,320 高剛性部材
121 対向部
121a 係合突起
221A 薄板部分
221 ガイド孔
221a 入り口
221b 終点位置
321 係合突起
321a フック部
500,500A,500B 被取付部材
510 ガイド溝
511 入り口
512 終点位置
513 湾曲部
520 端面
530 挿入部
531 抜け止め部
540 係合凹部
600 被固定部材
610 端面

Claims (7)

  1. ガスケットが取り付けられる被取付部材と、
    前記ガスケットが取り付けられた被取付部材に固定される被固定部材と、
    前記被取付部材と被固定部材の端面間の隙間を封止する前記ガスケットと、
    を備える密封構造であって、
    前記ガスケットは、弾性体からなるガスケット本体と、前記ガスケット本体に一体的に設けられ、かつ前記ガスケット本体よりも剛性の高い材料からなる高剛性部材とを備えると共に、
    前記ガスケットと前記被取付部材との接続部分には、前記ガスケットを前記被取付部材に位置決めさせた状態で保持する保持構造部が設けられており、
    前記保持構造部は、前記高剛性部材と前記被取付部材のうちの一方に設けられるガイドと、前記高剛性部材と前記被取付部材のうちの他方に設けられ、前記ガイドに沿う方向にのみスライド自在に構成されるスライド部とから構成されることを特徴とする密封構造。
  2. 前記ガイドに沿って前記スライド部がスライドする過程で、前記ガスケット本体が前記被取付部材に密着した状態で、前記ガスケット本体が前記被取付部材の表面に沿って摺動するように、前記ガイドが構成されていることを特徴とする請求項1に記載の密封構造。
  3. 前記ガイドは、前記被取付部材の外壁面に形成されたガイド溝により構成され、
    前記スライド部は、前記高剛性部材に設けられ、かつ前記被取付部材の外壁面と対向する対向部により構成されており、前記対向部には、前記ガイド溝の入り口から終点位置まで前記ガイド溝に係合された状態を維持したままスライドする係合突起が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の密封構造。
  4. 前記ガイドは、前記高剛性部材に設けられるガイド孔により構成され、
    前記スライド部は、前記被取付部材に設けられ、かつ前記ガイド孔に挿入される挿入部により構成されており、前記挿入部の先端には、前記ガイド孔の入り口に対しては挿抜可能で、前記入り口を過ぎてから終点位置に至るまでの位置では前記ガイド孔から挿抜不可の大きさの抜け止め部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の密封構造。
  5. ガスケットが取り付けられる被取付部材と、
    前記ガスケットが取り付けられた被取付部材に固定される被固定部材と、
    前記被取付部材と被固定部材の端面間の隙間を封止する前記ガスケットと、
    を備える密封構造であって、
    前記ガスケットは、弾性体からなるガスケット本体と、前記ガスケット本体に一体的に設けられ、かつ前記ガスケット本体よりも剛性の高い材料からなる高剛性部材とを備えると共に、
    前記ガスケットと前記被取付部材との接続部分には、前記ガスケットを前記被取付部材に位置決めさせた状態で保持する保持構造部が設けられており、
    前記保持構造部は、前記高剛性部材に設けられる係合突起と、前記被取付部材に設けられ、前記係合突起が係合される係合凹部とにより構成されると共に、
    前記ガスケット本体は前記被取付部材と前記被固定部材の双方にそれぞれ圧縮される部分を有しており、前記被取付部材に対する締め代の方が、前記被固定部材に対する締め代よりも小さいことを特徴とする密封構造。
  6. 前記ガスケット本体と前記高剛性部材は接着されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の密封構造。
  7. 前記ガスケット本体は前記被取付部材と前記被固定部材の双方にそれぞれ圧縮される部分を有しており、前記被取付部材に対する締め代の方が、前記被固定部材に対する締め代よりも小さいことを特徴とする請求項1~4,6のいずれか一つに記載の密封構造。
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