JP7505947B2 - 油分離エレメント、油分離器及び圧縮システム - Google Patents
油分離エレメント、油分離器及び圧縮システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7505947B2 JP7505947B2 JP2020155271A JP2020155271A JP7505947B2 JP 7505947 B2 JP7505947 B2 JP 7505947B2 JP 2020155271 A JP2020155271 A JP 2020155271A JP 2020155271 A JP2020155271 A JP 2020155271A JP 7505947 B2 JP7505947 B2 JP 7505947B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- separation element
- peripheral wall
- wall portion
- side peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 title claims description 107
- 230000006835 compression Effects 0.000 title claims description 18
- 238000007906 compression Methods 0.000 title claims description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 73
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 43
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 43
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 16
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 10
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 6
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 6
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 229920000914 Metallic fiber Polymers 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
なお、特許文献1記載の消音部の構造例の大半は、ガス流入口よりもガス出口が上方に設けられている。特許文献1の図6及び図7に示された構造例は、唯一、ガス流入口の下方にガス出口が設けられている。
油を含むガスの入口管部と、
前記入口管部が連通する内側空間を取り囲むように設けられ、前記ガスは通過可能であり、且つ、前記油の流通を阻害するように構成された側周壁部と、
を備える油分離エレメントであって、
前記入口管部よりも下方に位置する1以上の開口を有し、前記1以上の開口の総開口面積が前記入口管部の開口面積の0.4倍以上である。
容器本体と、
前記容器本体内に設けられる油分離エレメントと、
を備え、
前記油分離エレメントは、
油を含むガスの入口管部と、
前記入口管部が連通する内側空間を取り囲むように設けられ、前記ガスは通過可能であり、且つ、前記油の流通を阻害するように構成された側周壁部と、
を含み、
前記油分離エレメントの下側領域に、前記容器本体に油溜まり部が存在しない状態において、前記容器本体の内部空間のうち前記側周壁部の外側空間と前記内側空間とを連通させる開口が形成される。
同図に示すとおり、冷凍サイクル1は、圧縮機2及び油分離器10を含む圧縮システム3と、凝縮器4、膨張弁6及び蒸発器8とを備える。
なお、圧縮機2は特に限定されず、例えば、スクリュ圧縮機であってもよいし、レシプロ圧縮機であってもよい。
図1に示す例示的な実施形態では、油分離エレメント20は、圧縮機2からの吐出ガス中に含まれる油を分離する。油分離エレメント20によってガスから分離された油は、容器本体11内の下部に形成される油溜まり部12に集められ、排油口16から圧縮機2へと返送される。一方、油分離エレメント20を通過したガスは、容器本体11の内部空間のうち油溜まり部12の上方の気相部13を経てガス出口14から流出する。
油分離器10の具体的構造については、後で詳述する。
なお、容器本体11は、図2及び図3に示す例では円筒形状である。他の実施形態では、容器本体は、断面が非円形(多角形)である角柱形状である。また、図2及び図3に示す例では、容器本体11は、高さ方向の寸法(高さH)が、水平方向に沿った寸法(幅及び奥行)よりも大きいが、容器本体11の各寸法の大小関係はこの例に限定されるものではない。
サイトグラス18は、ガラス窓を通して容器本体11の内部の様子を目視確認するための機器である。例えば、油溜まり部12の油面が管理範囲内に収まっていることを確認するために、2個のサイトグラス18(18A,18B)が油面の上限位置と下限位置とにそれぞれ設置されてもよい。
なお、油分離エレメント20は、油分離エレメント20における油分離を行う部分が容器本体11内に収容されていれば足り、油分離エレメント20のうち油分離に直接関係しない部分が容器本体11の外部に存在していてもよい。
なお、図4Aに示す油分離エレメント20Aは、図2及び図3に示した油分離エレメント20と同一の構造である。図2及び図3に示す油分離器10において、図4B~図4Dに示す他の構成例の油分離エレメント20を用いてもよい。
図4A及び図4Bに示す例では、入口管部22は、水平方向に延在する直管部分と、内側空間100に開口するように鉛直方向に延在する直管部分とが、エルボ部分を介して繋がった構造である。これに対し、図4C及び図4Dでは、水平方向に延在する直管部分により構成される入口管部22が側周壁部30を貫通して設けられる。
図4A~図4Dに示す例では、開口32は、側周壁部30の高さ方向の中央位置よりも下側に設けられる。より具体的には、図4A~図4Cの例では、開口32は下側の蓋板26に設けられる。これに対し、図4Dに示す油分離エレメント20Dでは、開口32は側周壁部30に設けられた貫通穴により形成される。また、開口32の個数は特に限定されず、図4A、図4C及び図4Dに示すように1個の開口32を設けてもよいし、図4Bに示すように複数の開口32を設けてもよい。図4Bに示す油分離エレメント20Bにおいて、蓋板26の中央開口にパンチングメタル33が設けられ、パンチングメタル33が複数の開口32を有している。
本発明者らの知見によれば、圧縮システム3において、吐出ガスの流量をF1[L/min]としたとき、1%~10%程度の体積流量F2[L/min]の油が含まれ得る。さらに、本発明者らが、典型的な条件として、吐出ガス流量F1に対する油の体積流量F2の比F2/F1を0.065とし、油の粘性約100cPとして、体積流量F2の油を開口32から流出させるために必要な開口32の面積を試算したところ、入口管部22の開口面積S1に対して約0.45倍の開口面積S2が必要であった。実際には、開口32以外にも、側周壁部30の油溜まり部12に浸漬された部位を介して油が僅かに流通し得るため、上述したように、油分離エレメント20の開口32の開口面積は、入口管部22の開口面積(流路断面積)の0.4倍以上であれば足りると考えられる。
入口管部22の開口面積S1に対する開口32の開口面積S2の比S2/S1は、油および異物の排出促進の観点から大きいことが望ましい。例えば、前記比S2/S1は、0.5以上であってもよく、0.7以上であってもよい。
油分離エレメント20は、側周壁部30の中心軸が鉛直方向に沿い、且つ、開口32が油分離エレメント20の下側領域に位置するような姿勢で配置される。油分離エレメント20は、油分離の機能を担う側周壁部30の全体が容器本体11によって覆われるのに対し、入口管部22が容器本体11を貫通し、入口管部22の一部は油分離器10の外側に延在している。このように、入口管部22の一部が油分離器10の外部に存在する場合、吐出ガスライン2Cと入口管部22との接続を油分離器10の外部で行うことができ、圧縮システム3の組立てが容易になる。他の実施形態では、入口管部22の全体が容器本体11内に収容される。
図2及び図3に示す例では、支持部材19は、下側の蓋板26に固定される。支持部材19の数は特に限定されないが、図3に示す例では、2本の支持部材19が、入口管部22を挟んで両側に配置される。
これに対し、油分離器10の使用時には、図2に示すように、容器本体11内に油溜まり部12が形成され、側周壁部30の下端部は油溜まり部12に浸漬された状態又は油溜まり部12の油面に接した状態となる。このため、油分離エレメント20の内側空間100は、側周壁部30と油溜まり部12の油面とによって、容器本体11の気相部13(油分離エレメント20の外側空間)から仕切られる。その結果、内側空間100に流入した油を含むガスは、側周壁部30を通過して、容器本体11の気相部13(油分離エレメント20の外側空間)へと流れることになる。このとき、ガスに含まれる油は側周壁部30によって捕捉され、実質的にガスのみが気相部13へと通過する。
これにより、万が一、入口管部22を介して油分離エレメント20の内側空間100に流入したガスに異物が随伴していても、開口32を介して異物が油分離エレメント20の外へと排出され、油分離エレメント20における異物の蓄積を抑制できる。このとき、排油口16からの排油に伴い、油溜まり部12内で油の流動が生じれば、油分離エレメント20の内側空間100から開口32を介した異物の排出が促進される。なお、開口32を介して排出された異物は、不図示のオイルフィルタによって取り除かれるようになっていてもよい。
このことを考慮し、幾つかの実施形態では、開口32の位置は、容器本体11の内部空間の高さをHとしたとき、容器本体11の内部空間の下端位置を基準として0.1H以上0.5H以下の高さ範囲に設定される。
このため、油分離器10の使用時において、油溜まり部12の油面の位置が、側周壁部30の下端部および開口32よりも上方にあるか否かを視認できるように、1以上のサイトグラス18(18A,18B)との関係で、容器本体11内における側周壁部30を決定してもよい。
同様に、開口32よりも上方に少なくとも1個のサイトグラス18Aが位置するように、開口32の高さ位置を設定してもよい。これにより、油分離器10の使用時において、開口32が油溜まり部に浸漬されているか否かをサイトグラス18Aにより視認可能となる。
また、油分離エレメント20に設けられた開口32から油とともに異物を排出可能となり、油分離エレメント20における異物の蓄積を抑制することができる。
よって、期待通りの消音効果が発現しているか否かにより、油分離器10内における油面低下を検知することも可能である。油分離器10内の油面低下を検知できれば、給油量の不足に起因した圧縮機2の運転停止や損傷を回避でき、有益である。
側周壁部30は、通気性と油捕捉機能を有する限りにおいてその具体的な構成は特に限定されない。例えば、図5に示すように、側周壁部30は、内側パンチングメタル34と、内側パンチングメタル34の外周側に設けられる外側パンチングメタル36と、内側パンチングメタル34および外側パンチングメタル36の間に設けられる金属繊維38と、を含んでいてもよい。
この場合、金属繊維38は、内側パンチングメタル34と外側パンチングメタル36との間の径方向隙間を埋めるように、側周壁部30の全周に亘って充填され、金属繊維層を形成していてもよい。
不図示の他の実施形態では、側周壁部30は、グラスウールのような非金属繊維や、金属メッシュ材、非金属メッシュ材等を含む。
これにより、開口32からの異物の排出を促進することができ、油分離エレメント20における異物の蓄積を抑制できる。
油を含むガスの入口管部22と、
前記入口管部22が連通する内側空間100を取り囲むように設けられ、前記ガスは通過可能であり、且つ、前記油の流通を阻害するように構成された側周壁部30と、
を備える油分離エレメント20であって、
前記油分離エレメント20は、前記入口管部22よりも下方に位置する1以上の開口32を有し、前記1以上の開口32の総開口面積が前記入口管部22の開口面積の0.4倍以上である。
なお、側周壁部30は、内側空間100を取り囲むように全周に亘って連続して形成されるが、側周壁部30の全領域が通気性を有している必要はない。側周壁部30の少なくとも一部が、ガスは通過可能であり、且つ、油の流通を阻害するように構成されていれば足りる。
また、油分離エレメント20に設けられた開口32から油とともに異物を排出可能となり、油分離エレメント20における異物の蓄積を抑制することができる。
また、油分離エレメント20の1以上の開口32の総開口面積を入口管部の開口面積の0.4倍以上としたので、ガスに含まれる油の排出を促進することができる。
前記1以上の開口32は、前記側周壁部30の高さ方向の中央位置よりも下側に設けられる。
さらに、側周壁部30の高さ方向の中央位置よりも上側に開口32を設ける場合に比べて、側周壁部30のうち油溜まり部12に浸漬されずガスが通過可能な領域を十分に確保しつつ、開口32よりも高所に油溜まり部12の油面を設定しやすくなる。
前記油分離エレメント20は、
前記側周壁部30の上端に隣接して設けられ、前記入口管部22を有する蓋板24を備える。
容器本体11と、
前記容器本体11内に設けられる油分離エレメント20と、
を備え、
前記油分離エレメント20は、
油を含むガスの入口管部22と、
前記入口管部22が連通する内側空間100を取り囲むように設けられ、前記ガスは通過可能であり、且つ、前記油の流通を阻害するように構成された側周壁部30と、
を含み、
前記油分離エレメント20の下側領域に、前記容器本体11に油溜まり部12が存在しない状態において、前記容器本体11の内部空間のうち前記側周壁部30の外側空間(気相部13)と前記内側空間100とを連通させる開口32が形成される。
また、油分離エレメント20に設けられた開口32から油とともに異物を排出可能となり、油分離エレメント20における異物の蓄積を抑制することができる。
前記開口32は、前記容器本体11の内部空間の高さをHとしたとき、前記内部空間の下端位置を基準として0.1H以上0.5H以下の高さ範囲に位置する。
上記(5)の構成によれば、典型的な油分離器10の使用条件として想定される油溜まり部12の油面高さを考慮して0.1H以上0.5H以下の高さ範囲に開口32が位置するようにしたので、油分離器10の使用時に油分離エレメント20の開口32が油溜まり部12に浸漬した状態を容易に実現できる。これにより、上記(4)で述べたとおり、消音性能と異物の排出性能とを両立できる。
前記油分離エレメント20は、前記油分離器10の使用時に前記容器本体11の内部に形成される油溜まり部12に前記側周壁部30の下端部が浸漬されるように配置される。
前記側周壁部30は、
内側パンチングメタル34と、
前記内側パンチングメタル34の外周側に設けられる外側パンチングメタル36と、
前記内側パンチングメタル34および前記外側パンチングメタル36の間に設けられる金属繊維38と、
を含む。
前記開口32は、前記内側パンチングメタル34及び前記外側パンチングメタル36に設けられた孔よりも大きい寸法を有する。
前記容器本体11は、前記側周壁部30の下端部よりも上方に位置する1以上のサイトグラス(18A,18B)を有する。
前記容器本体11は、前記開口32よりも上方に位置する1以上のサイトグラス(18A,18B)を有する。
ガスを圧縮するための圧縮機2と、
前記ガスに含まれる油を分離するための上記(4)~(10)の何れかの構成の油分離器10と、
を備える。
例えば、上述の実施形態では、圧縮システム3が冷凍サイクル1の構成機器である例について説明したが、圧縮システム3はこの用途に限定されるものではない。同様に、上述の実施形態では、油分離器10が圧縮システム3の構成機器である例について説明したが、油分離器10は、油を含むガスが導入され、油とガスとを分離する用途で広く一般に使用可能である。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
2 圧縮機
2A 吸込口
2B 吐出口
2C 吐出ガスライン
3 圧縮システム
4 凝縮器
6 膨張弁
8 蒸発器
10 油分離器
11 容器本体
12 油溜まり部
13 気相部
14 ガス出口
16 排油口
18,18A サイトグラス
19 支持部材
20,20A,20B,20D 油分離エレメント
22 入口管部
24,26 蓋板
30 側周壁部
32 開口
33 パンチングメタル
34 内側パンチングメタル
36 外側パンチングメタル
38 金属繊維
100 内側空間
Claims (9)
- 油を含むガスの入口管部と、
前記入口管部が連通する内側空間を取り囲むように設けられ、前記ガスは通過可能であり、且つ、前記油の流通を阻害するように構成された側周壁部と、
を備える油分離エレメントであって、
前記入口管部よりも下方に位置する1以上の開口を有し、前記1以上の開口の総開口面積が前記入口管部の開口面積の0.4倍以上である油分離エレメントであって、
前記側周壁部の下端部は、前記油分離エレメントが組付けられる油分離器の使用時に前記油分離器の容器本体の内部に形成される油溜まり部に浸漬され、
前記側周壁部は、
内側パンチングメタルと、
前記内側パンチングメタルの外周側に設けられる外側パンチングメタルと、
前記内側パンチングメタルおよび前記外側パンチングメタルの間に設けられる金属繊維と、
を含む
油分離エレメント。 - 前記1以上の開口は、前記側周壁部の高さ方向の中央位置よりも下側に設けられる
請求項1に記載の油分離エレメント。 - 前記側周壁部の上端に隣接して設けられ、前記入口管部を有する蓋板を備える
請求項1又は2に記載の油分離エレメント。 - 容器本体と、
前記容器本体内に設けられる油分離エレメントと、
を備え、
前記油分離エレメントは、
油を含むガスの入口管部と、
前記入口管部が連通する内側空間を取り囲むように設けられ、前記ガスは通過可能であり、且つ、前記油の流通を阻害するように構成された側周壁部と、
を含み、
前記油分離エレメントの下側領域に、前記容器本体に油溜まり部が存在しない状態において、前記容器本体の内部空間のうち前記側周壁部の外側空間と前記内側空間とを連通させる開口が形成される油分離器であって、
前記油分離エレメントは、前記油分離器の使用時に前記容器本体の内部に形成される油溜まり部に前記側周壁部の下端部が浸漬されるように配置され、
前記側周壁部は、
内側パンチングメタルと、
前記内側パンチングメタルの外周側に設けられる外側パンチングメタルと、
前記内側パンチングメタルおよび前記外側パンチングメタルの間に設けられる金属繊維と、
を含む
油分離器。 - 前記開口は、前記容器本体の内部空間の高さをHとしたとき、前記内部空間の下端位置を基準として0.1H以上0.5H以下の高さ範囲に位置する
請求項4に記載の油分離器。 - 前記開口は、前記内側パンチングメタル及び前記外側パンチングメタルに設けられた孔よりも大きい寸法を有する
請求項4に記載の油分離器。 - 前記容器本体は、前記側周壁部の下端部よりも上方に位置する1以上のサイトグラスを有する
請求項4乃至6の何れか一項に記載の油分離器。 - 前記容器本体は、前記開口よりも上方に位置する1以上のサイトグラスを有する
請求項4乃至7の何れか一項に記載の油分離器。 - ガスを圧縮するための圧縮機と、
前記ガスに含まれる油を分離するための請求項4乃至8の何れか一項に記載の油分離器と、
を備える圧縮システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020155271A JP7505947B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 油分離エレメント、油分離器及び圧縮システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020155271A JP7505947B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 油分離エレメント、油分離器及び圧縮システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022049194A JP2022049194A (ja) | 2022-03-29 |
JP7505947B2 true JP7505947B2 (ja) | 2024-06-25 |
Family
ID=80853758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020155271A Active JP7505947B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 油分離エレメント、油分離器及び圧縮システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7505947B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008039222A (ja) | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | オイルセパレータ及び蓄冷器式冷凍機用圧縮機 |
JP2016215129A (ja) | 2015-05-20 | 2016-12-22 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | オイルセパレータ |
-
2020
- 2020-09-16 JP JP2020155271A patent/JP7505947B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008039222A (ja) | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | オイルセパレータ及び蓄冷器式冷凍機用圧縮機 |
JP2016215129A (ja) | 2015-05-20 | 2016-12-22 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | オイルセパレータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022049194A (ja) | 2022-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5112152B2 (ja) | 潤滑液分離装置 | |
US5214937A (en) | Integral oil separator and muffler | |
US20080034784A1 (en) | Combined oil separator and muffler for refrigerant compressor | |
WO2013120409A1 (zh) | 气液分离器 | |
JP2015031433A (ja) | ガス圧縮機用の熱交換器 | |
JP7505947B2 (ja) | 油分離エレメント、油分離器及び圧縮システム | |
US6640559B1 (en) | Vertical oil separator for a chiller system | |
CN111256399B (zh) | 油分离器及具有其的制冷系统 | |
JP4699801B2 (ja) | 気液分離器 | |
JP5601764B2 (ja) | 気液分離器並びにこれを搭載した空気圧縮装置および空気調和装置 | |
JP2006250131A (ja) | エンジンのオイルセパレータ | |
JP3390120B2 (ja) | 油冷式圧縮機用油分離器 | |
KR20080103278A (ko) | 소음기 및 이를 포함하는 냉장고 | |
CN107677019B (zh) | 汽液分离器及压缩机 | |
KR101805783B1 (ko) | 다공 오일 흐름 콘트롤러 | |
CN208330746U (zh) | 空气压缩机 | |
CN111237189B (zh) | 具有密封-截油结构的涡旋压缩机 | |
KR100550490B1 (ko) | 라인내 오일 분리기 | |
CN215724325U (zh) | 油分离器及制冷系统 | |
CN107356029B (zh) | 冷凝器壳管和制冷设备 | |
US11371787B2 (en) | Gas cooler | |
JP6553435B2 (ja) | 油分離回収器 | |
CN107165825B (zh) | 泵体组件、压缩机和空调系统 | |
KR101095831B1 (ko) | 윤활액 분리 장치 | |
CN113686061B (zh) | 压缩机储液组件、压缩机和空调系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230815 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240613 |