JP7505715B2 - 情報処理装置、プログラム、及び、情報処理方法 - Google Patents
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Description
患者を識別する患者識別情報と、前記患者の連絡先に関する患者連絡先情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
ユーザから、薬を調剤された第1患者に対するフォローアップの内容の指定を受け付ける手段を備え、
前記フォローアップの内容に応じた情報を提示する手段を備える、
情報処理装置である。
情報処理システムの構成を説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
調剤者端末10及びサーバ30は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
サーバ30及び患者端末50は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
調剤者端末10の構成を説明する。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
サーバ30の構成を説明する。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
患者端末50の構成を説明する。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
本実施形態の概要を説明する。図3は、本実施形態の概要の説明図である。
サーバ30は、調剤者端末10を介して、ユーザ(調剤者)から、薬を調剤された第1患者に対するフォローアップの内容の指定を受け付ける。
サーバ30は、フォローアップの内容に応じた情報を提示する。
本実施形態のデータベースを説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
本実施形態の調剤者情報データベースを説明する。図4は、本実施形態の調剤者情報データベースのデータ構造を示す図である。
調剤者情報データベースは、「調剤者ID」フィールドと、「調剤者名」フィールドと、「調剤者連絡先」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
・サーバ30が提供するサービスのメッセージアカウント
・サーバ30以外の外部サーバが提供するサービスのメッセージアカウント(一例として、ソーシャルネットワークサービスのアカウント)
・メールアドレス
本実施形態の患者情報データベースを説明する。図5は、本実施形態の患者情報データベースのデータ構造を示す図である。
患者情報データベースは、「患者ID」フィールドと、「患者名」フィールドと、「患者連絡先」フィールドと、「薬歴」フィールドを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
・サーバ30が提供するサービスのメッセージアカウント
・サーバ30以外の外部サーバが提供するサービスのメッセージアカウント(一例として、ソーシャルネットワークサービスのアカウント)
・メールアドレス
・電話番号
・薬が調剤された日付
・薬を識別する薬識別情報(一例として、薬の名称)
本実施形態の予約情報データベースを説明する。図6は、本実施形態の予約情報データベースのデータ構造を示す図である。
予約情報データベースは、「予約ID」フィールドと、「フォローアップ内容」フィールドと、「ステータス」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
予約情報データベースは、調剤者ID及び患者IDに関連付けられている。
本実施形態の情報処理を説明する。図7は、本実施形態の情報処理のシーケンス図である。図8は、本実施形態の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ12は、画面P100(図8)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF100aは、フォローアップの対象となる患者(以下「第1患者」ともいう)の患者名を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF100bは、フォローアップの内容を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フォローアップの内容は、例えば、フォローアップを行う日時とフォローアップメッセージとの組み合わせである。
操作オブジェクトB100は、フィールドオブジェクトF100a~F100bに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF100a~F100bにユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB100を操作すると、プロセッサ12は、予約リクエストデータをサーバ30に送信する。
予約リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF100aに指定された患者名に関する情報
・フィールドオブジェクトF100bに指定されたフォローアップの内容(フォローアップを行う日時とフォローアップメッセージとの組み合わせ)に関する情報
具体的には、プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、予約リクエストデータに含まれる患者名に関連付けられた患者ID(つまり、フォローアップの対象となる第1患者の患者ID)を特定する。プロセッサ32は、予約リクエストデータに含まれる調剤者ID及び特定された患者IDに関連付けられた予約情報データベース(図6)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「予約ID」フィールドには、新規の予約IDが格納される。
・「日時」フィールドには、予約リクエストデータに含まれる日時(以下「予約日時」という)が格納される。1つのレコードには1つの日時が格納される。
・「メッセージ」フィールドには、予約リクエストデータに含まれるフォローアップメッセージが格納される。フォローアップメッセージは、対応する日時のレコードに格納される。
・「ステータス」フィールドには、「未処理」が格納される。
具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)の「日時」フィールドを参照して、その日時となった際に、提示レスポンスデータを、第1患者の患者連絡先情報の患者連絡先に送信する。
より具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)に関連付けられた患者IDを特定する。プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、特定された患者IDに関連付けられた患者連絡先情報を特定する。プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)を参照して、当該日時に関連付けられたフォローアップメッセージを特定する。プロセッサ32は、提示レスポンスデータを、特定された患者連絡先情報の患者連絡先に送信する。提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・特定されたフォローアップメッセージ(「フォローアップの内容に応じた情報」の一例)
プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)において、当該日時のレコードの「ステータス」フィールドを更新する。具体的には、「未処理」から「処理済」に変更する。
具体的には、プロセッサ52は、提示レスポンスデータに基づいて、画面P101(図8)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA101は、提示レスポンスデータに含まれるフォローアップメッセージを含む。
また、本実施形態では、フォローアップの内容として、フォローアップを行う日時を指定ことができる。したがって、調剤者は、所望の日時において患者に対してフォローアップの実施を行うことができる。
また、本実施形態では、第1患者に関連付けられた患者連絡先情報に対応する連絡先に対して、フォローアップに対応するフォローアップメッセージが提示される。したがって、調剤者は、第1患者に対して口頭でフォローアップを行う必要がなく、第1患者に対するフォローアップの実施における労力が軽減される。
さらに、本実施形態では、調剤者は、日時及びフォローアップメッセージを指定することによって、所望の日時において自動でフォローアップを行うことができる。したがって、調剤者は、フォローアップの実施の管理における労力が軽減される。
本実施形態の変形例を説明する。
変形例1を説明する。変形例1は、薬を調剤した日付及び処方日数の少なくとも一方に基づき、フォローアップを行う日付の候補を調剤者に提示する例である。なお、変形例1では、フォローアップを行う時間の候補、及び、フォローアップメッセージの候補も調剤者に提示する例を説明するが、変形例1はこれに限られない。
変形例1の候補情報データベースを説明する。図9は、変形例1の候補情報データベースのデータ構造を示す図である。
候補情報データベースは、「候補ID」フィールドと、「フォローアップ内容候補」フィールドと、「不提示条件」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
変形例1の情報処理について説明する。図10は、変形例1の情報処理のシーケンス図である。図11は、変形例1の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ12は、画面P200(図11)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF200aは、フォローアップの対象となる患者(第1患者)の患者名を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF200bは、第1患者に薬を調剤した日付(調剤日)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF200cは、当該薬の処方日数を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB200は、フィールドオブジェクトF200a~F200cに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF200a~F200cにユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB200を操作すると、プロセッサ12は、候補提示リクエストデータをサーバ30に送信する。
候補提示リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF200aに指定された患者名に関する情報
・フィールドオブジェクトF200bに指定された調剤日に関する情報
・フィールドオブジェクトF200cに指定された処方日数に関する情報
具体的には、プロセッサ32は、候補提示リクエストデータに含まれる調剤日及び処方日数の少なくとも一方に基づき、候補情報データベース(図9)の「候補日時」フィールドに格納されている計算式を用いて日付を算出する。また、プロセッサ32は、候補提示リクエストデータに含まれる調剤日及び処方日数の少なくとも一方に基づき、候補情報データベース(図9)の「不提示条件」フィールドに該当するか否かを判定する。例えば、処方日数が8日である場合、候補ID=T002のフォローアップ内容候補は、不提示条件に該当する。プロセッサ32は、不提示条件に該当しないフォローアップ内容候補を特定する。
プロセッサ32は、候補提示レスポンスデータを、調剤者端末10に送信する。候補提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・特定されたフォローアップ内容候補(算出された日付とフォローアップを実施する時間とフォローアップメッセージとの組み合わせ)に関する情報
具体的には、プロセッサ12は、画面P201(図11)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF201は、フォローアップの内容を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF201には、候補提示レスポンスデータに含まれるフォローアップ内容候補に関する情報が表示される。
操作オブジェクトB201は、フィールドオブジェクトF201に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF201にユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB201を操作すると、プロセッサ12は、予約リクエストデータをサーバ30に送信する。具体的には、調剤者は、フォローアップ内容候補からの変更を希望しない場合には、フィールドオブジェクトF201に表示されている内容のまま操作オブジェクトB201を操作する。一方、調剤者は、フォローアップ内容候補からの変更を希望する場合には、フィールドオブジェクトF201に表示されているフォローアップ内容を変更して、操作オブジェクトB201を操作する。フォローアップ内容の変更は、例えば、日時の変更、メッセージの変更、複数の日時及びメッセージの組み合わせのうちの一部の削除、又は、日時及びメッセージの追加等である。
予約リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF200aに指定された患者名に関する情報
・フィールドオブジェクトF201に指定されたフォローアップの内容(フォローアップを行う日時とフォローアップメッセージとの組み合わせ)に関する情報
また、変形例1によれば、フォローアップを行う時間の候補を調剤者に提示することができる。したがって、調剤者は、フォローアップを行う時間を簡便に指定することができる。また、調剤者は、フォローアップを行う適切な時間を指定することができる。
また、変形例1によれば、フォローアップメッセージの候補を調剤者に提示することができる。したがって、調剤者は、フォローアップメッセージを簡便に指定することができる。また、調剤者は、適切なフォローアップメッセージを指定することができる。
変形例2を説明する。変形例2は、第1患者から調剤者に対する返信メッセージを受け付けて提示する例である。なお、変形例2では、さらに調剤者から第1患者に対する再返信メッセージを受け付けて提示する例も説明するが、変形例2はこれに限られない。
変形例2のコミュニケーション情報データベースを説明する。図12は、変形例2のコミュニケーション情報データベースのデータ構造を示す図である。
コミュニケーション情報データベースは、「コミュニケーションID」フィールドと、「送信日時」フィールドと、「送り主」フィールドと、「送り先」フィールドと、「メッセージ」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
コミュニケーション情報データベースは、調剤者ID及び患者IDに関連付けられている。
変形例2の情報処理について説明する。図13は、変形例2の情報処理のシーケンス図である。図14は、変形例2の情報処理において表示される画面例を示す図である。図15は、変形例2の情報処理において表示される画面例を示す図である。図16は、変形例2の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)の「日時」フィールドを参照して、その日時となった際に、提示レスポンスデータを、第1患者の患者連絡先情報の患者連絡先に送信する。
より具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)に関連付けられた患者IDを特定する。プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、特定された患者IDに関連付けられた患者連絡先情報を特定する。プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)を参照して、当該日時に関連付けられたフォローアップメッセージを特定する。プロセッサ32は、提示レスポンスデータを、特定された患者連絡先情報の患者連絡先に送信する。提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・特定されたフォローアップメッセージ
・新規のコミュニケーションID
プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)において、当該日時のレコードの「ステータス」フィールドを更新する。具体的には、「未処理」から「処理済」に変更する。
プロセッサ32は、調剤者ID及び特定された患者IDに関連付けられたコミュニケーション情報データベース(図12)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「コミュニケーションID」フィールドには、ステップS330の提示レスポンスデータに含まれる新規のコミュニケーションIDが格納される。
・「送信日時」フィールドには、ステップS330を実行した日時が格納される。
・「送り主」フィールドには、調剤者IDが格納される。
・「送り先」フィールドには、患者IDが格納される。
・「メッセージ」フィールドには、特定されたフォローアップメッセージが格納される。
具体的には、プロセッサ52は、ステップS330の提示レスポンスデータに基づいて、画面P301(図14)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA301は、ステップS330の提示レスポンスデータに含まれるフォローアップメッセージを含む。
フィールドオブジェクトF301は、返信メッセージを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB301は、返信リクエスト(S531)を実行させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、患者が、フィールドオブジェクトF301にユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB301を操作すると、プロセッサ52は、返信リクエストデータをサーバ30に送信する。
返信リクエストデータは、以下の情報を含む。
・患者ID
・フィールドオブジェクトF301に指定された返信メッセージ
・ステップS330の提示レスポンスデータに含まれるコミュニケーションID
具体的には、プロセッサ32は、コミュニケーション情報データベース(図12)を参照して、返信リクエストデータに含まれるコミュニケーションIDに関連付けられた送り主及び送り先を特定する。プロセッサ32は、特定された送り主及び送り先と返信リクエストデータに含まれる患者IDとを比較して、返信メッセージの送り先(ここでは調剤者ID)を特定する。プロセッサ32は、調剤者情報データベース(図4)を参照して、特定された送り先(調剤者ID)に関連付けられた調剤者連絡先情報を特定する。プロセッサ32は、提示レスポンスデータを、特定された調剤者連絡先情報の調剤者連絡先に送信する。提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・フォローアップメッセージ
・返信リクエストデータに含まれる返信メッセージ
・新規のコミュニケーションID
プロセッサ32は、調剤者ID及び患者IDに関連付けられたコミュニケーション情報データベース(図12)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「コミュニケーションID」フィールドには、ステップS331の提示レスポンスデータに含まれる新規のコミュニケーションIDが格納される。
・「送信日時」フィールドには、ステップS331を実行した日時が格納される。
・「送り主」フィールドには、患者IDが格納される。
・「送り先」フィールドには、調剤者IDが格納される。
・「メッセージ」フィールドには、返信リクエストデータに含まれる返信メッセージが格納される。
具体的には、プロセッサ12は、ステップS331の提示レスポンスデータに基づいて、画面P302(図15)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA302aは、ステップS331の提示レスポンスデータに含まれるフォローアップメッセージを含む。
表示オブジェクトA302bは、ステップS331の提示レスポンスデータに含まれる返信メッセージを含む。
フィールドオブジェクトF302は、再返信メッセージを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB302は、再返信リクエスト(S131)を実行させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF302にユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB302を操作すると、プロセッサ12は、再返信リクエストデータをサーバ30に送信する。
再返信リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF302に指定された再返信メッセージ
・ステップS331の提示レスポンスデータに含まれるコミュニケーションID
具体的には、プロセッサ32は、コミュニケーション情報データベース(図12)を参照して、再返信リクエストデータに含まれるコミュニケーションIDに関連付けられた送り主及び送り先を特定する。プロセッサ32は、特定された送り主及び送り先と再返信リクエストデータに含まれる調剤者IDとを比較して、再返信メッセージの送り先(ここでは患者ID)を特定する。プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、特定された送り先(患者ID)に関連付けられた患者連絡先情報を特定する。プロセッサ32は、提示レスポンスデータを、特定された患者連絡先情報の患者連絡先に送信する。提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・フォローアップメッセージ
・返信メッセージ
・再返信リクエストデータに含まれる再返信メッセージ
・新規のコミュニケーションID
プロセッサ32は、調剤者ID及び患者IDに関連付けられたコミュニケーション情報データベース(図12)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「コミュニケーションID」フィールドには、ステップS332の提示レスポンスデータに含まれる新規のコミュニケーションIDが格納される。
・「送信日時」フィールドには、ステップS332を実行した日時が格納される。
・「送り主」フィールドには、調剤者IDが格納される。
・「送り先」フィールドには、患者IDが格納される。
・「メッセージ」フィールドには、再返信リクエストデータに含まれる再返信メッセージが格納される。
具体的には、プロセッサ52は、ステップS332の提示レスポンスデータに基づいて、画面P303(図16)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA303aは、ステップS332の提示レスポンスデータに含まれるフォローアップメッセージを含む。
表示オブジェクトA303bは、ステップS332の提示レスポンスデータに含まれる返信メッセージを含む。
表示オブジェクトA303cは、ステップS332の提示レスポンスデータに含まれる再返信メッセージを含む。
フィールドオブジェクトF303は、再々返信メッセージを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB303は、再々返信リクエストを実行させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
また、変形例2によれば、調剤者からの第1患者に対する再返信メッセージを、第1患者に提示することができる。すなわち、調剤者は、第1患者からの返信メッセージに対して再返信メッセージを送ることができる。これにより、調剤者は第1患者の状況等に応じたフォローアップを行うことができる。したがって、調剤者は、より充実したフォローアップを行うことができる。
変形例3を説明する。変形例3は、患者連絡先として、メッセージの文章を提示できないもの(例えば、固定電話の電話番号)を用いる場合の例である。
変形例3のコミュニケーション情報データベースを説明する。図17は、変形例3の予約情報データベースのデータ構造を示す図である。
予約情報データベースは、「予約ID」フィールドと、「フォローアップ内容」フィールドと、「ステータス」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
予約情報データベースは、調剤者ID及び患者IDに関連付けられている。
変形例3の情報処理について説明する。図18は、変形例3の情報処理のシーケンス図である。図19は、変形例3の情報処理において表示される画面例を示す図である。図20は、変形例3の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ12は、画面P400(図19)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF400は、フォローアップの対象となる患者(第1患者)の電子版お薬手帳用二次元コードの画像を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB400は、フィールドオブジェクトF400に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF400に第1患者の電子版お薬手帳用二次元コードの画像データを入力し、かつ、操作オブジェクトB400を操作すると、プロセッサ12は、患者情報登録リクエストデータをサーバ30に送信する。電子版お薬手帳用二次元コードは、例えば、QRコード(登録商標)(例えば、JAHIS形式のQRコード)である。画像データの入力は、例えば、調剤者端末10に接続されたカメラ(不図示)等を介して行われる。電子版お薬手帳用二次元コードは、例えば、薬と一緒に調剤者から患者に渡される調剤報酬明細書、服用に関する説明書、又はお薬手帳に貼付するためのシール等の紙媒体等に記載されている。
患者情報登録リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF400に指定された電子版お薬手帳用二次元コードの画像データ
具体的には、プロセッサ32は、患者情報登録リクエストデータに含まれる画像データを処理して、第1患者の患者識別情報(例えば、患者名)及び連絡先に関する情報(例えば、電話番号)を取得する。プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「患者ID」フィールドには、新規の患者IDが格納される。
・「患者名」フィールドには、取得された患者名が格納される。
・「患者連絡先」フィールドには、取得された患者連絡先が格納される。
プロセッサ32は、新規の患者ID及び患者情報登録リクエストデータに含まれる調剤者IDに関連付けられた予約情報データベース(図17)を新規に生成する。ステップS340の時点では、各フィールドには何も格納されていない。
具体的には、プロセッサ12は、画面P401(図19)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF401は、フォローアップの内容を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フォローアップの内容は、例えば、フォローアップを行う日時とフォローアップ名との組み合わせである。
操作オブジェクトB401は、フィールドオブジェクトF401に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF401にユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB401を操作すると、プロセッサ12は、予約リクエストデータをサーバ30に送信する。
予約リクエストデータは、以下の情報を含む。
・フィールドオブジェクトF401に指定されたフォローアップの内容(フォローアップを行う日時とフォローアップ名との組み合わせ)に関する情報
具体的には、プロセッサ32は、ステップS340で生成した予約情報データベース(図17)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「予約ID」フィールドには、新規の予約IDが格納される。
・「日時」フィールドには、予約リクエストデータに含まれる日時が格納される。1つのレコードには1つの日時が格納される。
・「フォローアップ名」フィールドには、予約リクエストデータに含まれるフォローアップ名が格納される。フォローアップ名は、対応する日時のレコードに格納される。
・「ステータス」フィールドには、「未処理」が格納される。
具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図17)の「日時」フィールドを参照して、その日時となった際に、あるいは、その日時よりも前であって且つ予め定められたタイミング(例えば、「日時」フィールドの日時の2時間前、又は、「日時」フィールドの日付における午前9時、等)となった際に、提示レスポンスデータを、調剤者連絡先情報の調剤者連絡先に送信する。
より具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図17)に関連付けられた調剤者ID及び患者IDを特定する。プロセッサ32は、調剤者情報データベース(図4)を参照して、特定された調剤者IDに関連付けられた調剤者連絡先情報を特定する。プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、特定された患者IDに関連付けられた患者名及び患者連絡先情報を特定する。プロセッサ32は、予約情報データベース(図17)を参照して、当該日時に関連付けられたフォローアップ名を特定する。プロセッサ32は、提示レスポンスデータを、特定された調剤者連絡先情報の調剤者連絡先に送信する。提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・予約ID
・特定された患者名及び患者連絡先情報
・特定されたフォローアップの内容(フォローアップを行う日時とフォローアップ名との組み合わせ)に関する情報(「フォローアップの内容に応じた情報」の一例)
具体的には、プロセッサ12は、提示レスポンスデータに基づいて、画面P402(図20)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA402は、提示レスポンスデータに含まれる患者名、患者連絡先情報、及び、フォローアップの内容を含む。
操作オブジェクトB402は、フォローアップを行った旨のユーザ指示を受け付け、かつ、ステータス更新リクエスト(S145)を実行させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、表示オブジェクトA402に含まれる情報に基づいて第1患者に対して電話でフォローアップを実施した後、操作オブジェクトB402を操作すると、プロセッサ12は、ステータス更新リクエストデータをサーバ30に送信する。ステータス更新リクエストデータは、以下の情報を含む。
・予約ID
・フォローアップを行った旨の情報
具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図17)において、ステータス更新リクエストデータに含まれる予約IDに関連付けられた「ステータス」フィールドを更新する。具体的には、「未処理」から「処理済」に変更する。
また、変形例3によれば、調剤者に対して、フォローアップの内容に関する情報及び第1患者に関連付けられた患者連絡先情報を提示する。これにより、患者連絡先として、メッセージの文章を提示できないもの(例えば、固定電話の電話番号)を用いる場合に、調剤者に対して、フォローアップの内容に関する情報及び第1患者の患者連絡先情報を提示することができる。したがって、調剤者は、フォローアップの実施の管理における労力が軽減される。また、患者がメッセージの文章を提示できるデバイスを有していない場合でも、調剤者は患者に対してフォローアップを行うことができる。
さらに、患者がメッセージの文章を提示できるデバイスを有している場合には、本実施形態のように、患者に対して、フォローアップに対応するフォローアップメッセージを提示し、一方、患者がメッセージの文章を提示できるデバイスを有していない場合には、変形例3のように、調剤者に対して、フォローアップの内容に関する情報及び患者連絡先情報を提示することによって、患者のデバイスの保有状況に関わらず調剤者は適切な方法で容易にフォローアップを行うことができる。
また、変形例3によれば、調剤者は、患者に対する所望のフォローアップの内容を指定することができる。これにより、調剤者は、効果、副作用、服薬状況等、種々の観点でのフォローアップを実施することができる。したがって、調剤者は、患者に対して、より充実したフォローアップの実施を行うことができる。
変形例4を説明する。変形例4は、患者識別情報と、返信メッセージに基づく情報と、を含むトレーシングレポートを生成する例である。「トレーシングレポート」とは、「服薬情報提供書」とも呼ばれており、薬局で緊急性及び即時性は低いものの患者の薬物療法等に有用な情報を得た際に、その情報を薬の処方者へ伝えるために用いられている文書である。なお、変形例4では、トレーシングレポートを、薬を処方した者(以下「処方者」という)に送信する例も併せて説明する。処方者は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・病院
・診療所
・医局
・医師
・歯科医師
変形例4の処方者情報データベースを説明する。図21は、変形例4の処方者情報データベースのデータ構造を示す図である。
処方者情報データベースは、「処方者ID」フィールドと、「処方者名」フィールドと、「処方者連絡先」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
・FAX番号
・サーバ30が提供するサービスのメッセージアカウント
・サーバ30以外の外部サーバが提供するサービスのメッセージアカウント(一例として、ソーシャルネットワークサービスのアカウント)
・メールアドレス
・電話番号
変形例4のコミュニケーション情報データベースを説明する。図22は、変形例4のコミュニケーション情報データベースのデータ構造を示す図である。
コミュニケーション情報データベースは、「コミュニケーションID」フィールドと、「予約ID」フィールドと、「送信日時」フィールドと、「送り主」フィールドと、「送り先」フィールドと、「メッセージ」フィールドと、「レポートステータス」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
コミュニケーション情報データベースは、調剤者ID及び患者IDの組合せに関連付けられている。
変形例4の情報処理について説明する。図23は、変形例4の情報処理のシーケンス図である。図24は、変形例4の情報処理のシーケンス図である。図25は、変形例4の情報処理において表示される画面例を示す図である。図26は、変形例4の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)を参照して、当該到来した予約日時に関連付けられたフォローアップメッセージを特定する。
プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)に関連付けられた患者IDを特定する。プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、特定された患者IDに関連付けられた患者連絡先情報を特定する。
プロセッサ32は、提示レスポンスデータを、特定された患者連絡先情報の患者連絡先に送信する。提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・特定されたフォローアップメッセージ
・新規のコミュニケーションID
具体的には、プロセッサ32は、予約情報データベース(図6)において、当該日時のレコードの「ステータス」フィールドの情報を「未処理」から「処理済」に変更する。
プロセッサ32は、調剤者ID及び特定された患者IDに関連付けられたコミュニケーション情報データベース(図22)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「コミュニケーションID」フィールドには、ステップS350の提示レスポンスデータに含まれる新規のコミュニケーションIDが格納される。
・「予約ID」フィールドには、特定されたフォローアップメッセ―ジに関連付けられた予約IDが格納される。
・「送信日時」フィールドには、ステップS350を実行した日時が格納される。
・「送り主」フィールドには、調剤者IDが格納される。
・「送り先」フィールドには、患者IDが格納される。
・「メッセージ」フィールドには、特定されたフォローアップメッセージが格納される。
・「レポートステータス」フィールドには、「未処理」が格納される。
具体的には、プロセッサ32は、コミュニケーション情報データベース(図22)を参照して、返信リクエストデータに含まれるコミュニケーションIDに関連付けられた送り主及び送り先の組合せ(つまり、コミュニケーションの主体)を特定する。
プロセッサ32は、特定された送り主及び送り先の組合せと、返信リクエストデータに含まれる患者IDとを比較して、返信メッセージの送り先(ここでは調剤者ID)を特定する。
プロセッサ32は、調剤者情報データベース(図4)を参照して、特定された送り先(調剤者ID)に関連付けられた調剤者連絡先情報を特定する。
プロセッサ32は、提示レスポンスデータを、特定された調剤者連絡先情報の調剤者連絡先に送信する。提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・フォローアップメッセージ
・返信リクエストデータに含まれる返信メッセージ
・ステップS350の提示レスポンスデータに含まれるコミュニケーションID
具体的には、プロセッサ32は、調剤者ID及び患者IDの組合せに関連付けられたコミュニケーション情報データベース(図22)に新規レコードを追加する。新規レコードは、ステップS350の提示レスポンスデータに含まれるコミュニケーションIDに関連付けられたレコード内に追加される。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「送信日時」フィールドには、ステップS352を実行した日時が格納される。
・「送り主」フィールドには、患者IDが格納される。
・「送り先」フィールドには、調剤者IDが格納される。
・「メッセージ」フィールドには、返信リクエストデータに含まれる返信メッセージが格納される。
図24に示すように、調剤者端末10は、履歴閲覧指示の受付(S150)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P500(図25)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF500は、履歴の閲覧の対象となる患者の患者識別情報(例えば、患者名、患者ID、又は、患者名と患者IDとの組合せ)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB500は、フィールドオブジェクトF500に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF500にユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB500を操作すると、プロセッサ12は、履歴閲覧リクエストデータをサーバ30に送信する。履歴閲覧リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF500に指定された患者識別情報
具体的には、プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、履歴閲覧リクエストデータに含まれる患者識別情報に関連付けられた患者ID(つまり、履歴の閲覧の対象となる第1患者の患者ID)を特定する。プロセッサ32は、履歴閲覧リクエストデータに含まれる調剤者ID及び特定された患者IDに関連付けられたコミュニケーション情報データベース(図22)を参照して、調剤者と第1患者とに係るコミュニケーション情報を特定する。
プロセッサ32は、履歴閲覧レスポンスデータを調剤者端末10に送信する。履歴閲覧レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・特定されたコミュニケーション情報
具体的には、プロセッサ12は、画面P501(図25)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA501は、履歴閲覧レスポンスデータに含まれるコミュニケーション情報を含む。
操作オブジェクトB501は、トレーシングレポートの生成するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。操作オブジェクトB501aは、コミュニケーションID=C101(図22)で識別されるコミュニケーション情報に対応するトレーシングレポートを生成するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。操作オブジェクトB501bは、コミュニケーションID=C102(図22)で識別されるコミュニケーション情報に対応するトレーシングレポートを生成するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、複数の操作オブジェクトB501のうちの1つ(ここでは、操作オブジェクトB501bを選択した場合を説明する)を操作すると、プロセッサ12は、レポート生成リクエストデータをサーバ30に送信する。レポート生成リクエストデータは、以下の情報を含む。
・操作オブジェクトB501bに関連付けられたコミュニケーションID
具体的には、プロセッサ32は、コミュニケーション情報データベース(図22)を参照して、レポート生成リクエストデータに含まれるコミュニケーションIDに関連付けられた送信日時、送り主、送り先、及びメッセージを特定する。プロセッサ32は、特定された送信日時、送り主、送り先、及びメッセージに基づき、トレーシングレポートの原案を生成する。
プロセッサ32は、レポート提示レスポンスデータを調剤者端末10に送信する。レポート提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・生成されたトレーシングレポートの原案に関する情報
具体的には、プロセッサ12は、レポート提示レスポンスデータに基づいて、画面P502(図26)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF502aは、操作オブジェクトB501bに関連付けられたコミュニケーションIDに対応する薬を処方した処方者の処方者識別情報(例えば、処方者名、処方者ID、又は、処方者名と処方者IDとの組合せ)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF502bは、調剤者名を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF502bには、操作オブジェクトB501bに関連付けられたコミュニケーションIDに対応する調剤者名に関する情報が表示される。
フィールドオブジェクトF502cは、患者名を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF502cには、操作オブジェクトB501bに関連付けられたコミュニケーションIDに対応する患者名に関する情報が表示される。
フィールドオブジェクトF502dは、情報提供内容を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF502dには、操作オブジェクトB501bに関連付けられたコミュニケーションIDに対応するメッセージ(フォローアップメッセージ及び返信メッセージ)及び送信日時に基づく情報が表示される。
操作オブジェクトB502は、フィールドオブジェクトF502a~F502dに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF502a~F502dにユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB502を操作すると、プロセッサ12は、レポート送信リクエストデータをサーバ30に送信する。
より具体的には、調剤者は、フィールドオブジェクトF502aに処方者識別情報を入力し、フィールドオブジェクトF502b~F502dの内容を表示されているものから変更を希望する場合には、フィールドオブジェクトF502b~F502dに表示されている調剤者名、患者名、及び情報提供内容を変更し、かつ、操作オブジェクトB502を操作すると、プロセッサ12は、レポート送信リクエストデータをサーバ30に送信する。
レポート送信リクエストデータは、以下の情報を含む。
・フィールドオブジェクトF502aに指定された処方者識別情報
・フィールドオブジェクトF502bに指定された調剤者名に関する情報
・フィールドオブジェクトF502cに指定された患者名に関する情報(「第1患者の患者識別情報」の一例)
・フィールドオブジェクトF502dに指定された情報提供内容に関する情報(「返信メッセージに基づく情報」の一例)
具体的には、プロセッサ32は、レポート送信リクエストデータに含まれる各情報に基づき、送信用のトレーシングレポートを生成する。送信用のトレーシングレポートは、情報提供内容に関する情報(「返信メッセージに基づく情報」の一例)、及び第1患者の患者名に関する情報(「第1患者の患者識別情報」の一例)を含む。
送信用のトレーシングレポートはさらに、例えば、第1患者の薬歴情報(「第1患者に関する情報」の一例)を含んでいてもよい。この場合、プロセッサ32は、患者データベース(図5)を参照して、ステップS354で特定された患者IDに関連付けられた薬歴情報を特定する。プロセッサ32は、レポート送信リクエストデータに含まれる各情報及び特定された薬歴情報に基づき、送信用のトレーシングレポートを生成する。
プロセッサ32は、処方者情報データベース(図21)を参照して、レポート送信リクエストデータに含まれる処方者識別情報に関連付けられた処方者連絡先情報を特定する。プロセッサ32は、生成された送信用のトレーシングレポートを、特定された処方者連絡先情報の処方者連絡先に送信する。
プロセッサ32は、コミュニケーション情報データベース(図22)において、対応する「レポートステータス」フィールドを更新する。具体的には、「未処理」から「処理済」に変更する。
・第1患者に関する情報(患者ID、生年月日、年齢、性別、患者連絡先、既往歴、現病歴、等)
・調剤者に関する情報(調剤者ID、調剤者名、調剤者連絡先、調剤者の住所、等)
・処方者に関する情報(処方者ID、処方者名、処方者連絡先、等)
・調剤された薬に関する情報(薬名、調剤日、処方日数、処方日、用量、用法、残薬、等)
・情報提供に対する患者の同意に関する情報
・トレーシングレポートの生成日
・トレーシングレポートの送信日
・情報提供の種類(処方変更提案、有害事象報告等の分類)に関する情報
これらの情報は、サーバ30のデータベースから取得してもよいし、サーバ30以外のデータベースから取得してもよい。
また、変形例4によれば、生成されたトレーシングレポートを、サーバを介して処方者へ送信することができる。したがって、調剤者は、通常のFAX等を介して手動で送信するよりも簡便にトレーシングレポートを処方者へ送信することができる。
変形例5を説明する。変形例5は、患者に関する患者情報及び調剤された薬に関する調剤薬情報の少なくとも一方に基づいて、当該患者が第1患者としてフォローアップの対象となることが推奨されるか否かを判定する例である。ここでは、患者情報として薬歴情報を用いる例を説明する。また、変形例5では、患者情報及び調剤薬情報の少なくとも一方に基づいて、フォローアップの内容の候補を提示する例も併せて説明する。
変形例5の候補情報データベースを説明する。図27は、変形例5の候補情報データベースのデータ構造を示す図である。
候補情報データベースは、「候補ID」フィールドと、「条件」フィールドと、「フォローアップ内容候補」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
・特定の薬(例えば、副作用が強いあるいはコントロールが難しい薬)を調剤された場合
・これまでに服用したことがない薬を調剤された場合
・これまでとは用量又は用法が変更されて薬を調剤された場合
・特定の薬を服用中に別の薬を調剤された場合
変形例5の情報処理について説明する。図28は、変形例5の情報処理のシーケンス図である。図29は、変形例5の情報処理において表示される画面例を示す図である。図30は、変形例5の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ12は、画面P600(図29)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF600aは、調剤者によって薬が調剤された患者の患者識別情報(例えば、患者名、患者ID、又は、患者名と患者IDとの組合せ)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF600bは、患者に薬を調剤した日付(調剤日)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF600cは、当該薬の処方日数を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF600dは、当該薬の名称(薬名)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB600は、フィールドオブジェクトF600a~F600dに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF600a~F600dにユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB600を操作すると、プロセッサ12は、推奨判定リクエストデータをサーバ30に送信する。
推奨判定リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF600aに指定された患者識別情報
・フィールドオブジェクトF600bに指定された調剤日に関する情報(「調剤薬情報」の一例)
・フィールドオブジェクトF600cに指定された処方日数に関する情報(「調剤薬情報」の一例)
・フィールドオブジェクトF600dに指定された薬名に関する情報(「調剤薬情報」の一例)
具体的には、プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、推奨判定リクエストデータに含まれる患者識別情報に関連付けられた薬歴を特定する。
プロセッサ32は、候補情報データベース(図27)を参照して、特定された薬歴、推奨判定リクエストデータに含まれる調剤日、推奨判定リクエストデータに含まれる処方日数、及び、推奨判定リクエストデータに含まれる薬名に基づき、患者がフォローアップの対象として推奨されるかを判定する。より具体的には、プロセッサ32は、特定された薬歴、推奨判定リクエストデータに含まれる調剤日、推奨判定リクエストデータに含まれる処方日数、及び、推奨判定リクエストデータに含まれる薬名に基づき、候補情報データベース(図27)の「条件」フィールドに含まれる各条件に該当するか否かを判定する。
該当する条件がある場合には、プロセッサ32は、当該患者について、フォローアップの対象となることが推奨されると判定する。一方、何れの条件にも該当しない場合には、プロセッサ32は、当該患者について、フォローアップの対象とならなくてもよいと判定する。プロセッサ32は、該当する条件がある場合には、当該条件を特定する。
プロセッサ32は、推奨判定レスポンスデータを、調剤者端末10に送信する。推奨判定レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・当該患者がフォローアップの対象となることが推奨されるか否かの判定結果に関する情報
・該当する条件に関する情報(該当する条件がある場合のみ)
具体的には、プロセッサ12は、画面P601(図29)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA601は、推奨判定レスポンスデータに含まれる判定結果に関する情報、及び、該当する条件に関する情報(該当する条件がある場合のみ)を含む。
操作オブジェクトB601aは、フォローアップ内容を設定しない旨のユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB601bは、フォローアップ内容を設定する旨のユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
なお、フォローアップの対象とならなくてもよいと判定された場合であっても、操作オブジェクトB601a及び操作オブジェクトB601bが表示され、調剤者は必要に応じてフォローアップ内容を設定することができる。
具体的には、調剤者が、操作オブジェクトB601bを操作すると、プロセッサ12は、設定リクエストデータをサーバ30に送信する。
具体的には、プロセッサ32は、ステップS360で特定された条件に関連付けられたフォローアップ内容候補を特定する。プロセッサ32は、変形例1のステップS320と同様に、「フォローアップ内容候補」フィールドに格納されている計算式を用いて候補日時における具体的な日付を算出する。
プロセッサ32は、候補提示レスポンスデータを、調剤者端末10に送信する。候補提示レスポンスデータは、以下の情報を含む。
・特定されたフォローアップ内容候補(算出された日付とフォローアップを実施する時間とフォローアップメッセージとの組み合わせ)に関する情報
具体的には、プロセッサ12は、画面P602(図30)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF602は、フォローアップの内容を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。フィールドオブジェクトF602には、候補提示レスポンスデータに含まれるフォローアップ内容候補に関する情報が表示される。
操作オブジェクトB602は、フィールドオブジェクトF602に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、調剤者が、フィールドオブジェクトF602にユーザ指示を入力し、かつ、操作オブジェクトB602を操作すると、プロセッサ12は、予約リクエストデータをサーバ30に送信する。
より具体的には、調剤者は、フォローアップ内容候補からの変更を希望しない場合には、フィールドオブジェクトF602に表示されている内容のまま操作オブジェクトB602を操作する。一方、調剤者は、フォローアップ内容候補からの変更を希望する場合には、フィールドオブジェクトF602に表示されているフォローアップ内容を変更して、操作オブジェクトB602を操作する。フォローアップ内容の変更は、例えば、日時の変更、メッセージの変更、複数の日時及びメッセージの組み合わせのうちの一部の削除、又は、日時及びメッセージの追加等である。
予約リクエストデータは、以下の情報を含む。
・調剤者ID
・フィールドオブジェクトF600aに指定された患者識別情報に関する情報
・フィールドオブジェクトF602に指定されたフォローアップの内容(フォローアップを行う日時とフォローアップメッセージとの組み合わせ)に関する情報
具体的には、プロセッサ32は、患者情報データベース(図5)を参照して、予約リクエストデータに含まれる患者識別情報に関連付けられた患者ID(つまり、フォローアップの対象となる第1患者の患者ID)を特定する。プロセッサ32は、予約リクエストデータに含まれる調剤者ID及び特定された患者IDに関連付けられた予約情報データベース(図6)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「予約ID」フィールドには、新規の予約IDが格納される。
・「日時」フィールドには、予約リクエストデータに含まれる日時が格納される。1つのレコードには1つの日時が格納される。
・「メッセージ」フィールドには、予約リクエストデータに含まれるフォローアップメッセージが格納される。フォローアップメッセージは、対応する日時のレコードに格納される。
・「ステータス」フィールドには、「未処理」が格納される。
具体的には、プロセッサ52は、提示レスポンスデータに基づいて、画面P603(図30)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA603は、提示レスポンスデータに含まれるフォローアップメッセージを含む。
・既往歴
・現病歴
・属性(年齢、性別)
・生活習慣(飲酒、喫煙、睡眠、食事、運動等)
・アレルギー歴
・家族歴
・妊娠の有無
・アンケート結果(例えば、薬の服用におけるリスクの有無又は当該リスクの程度を判定するためのアンケート結果(例えば、認知症リスク又は嚥下機能を判定するアンケート結果))
・その他薬の服用におけるリスクの有無
また、患者情報と調剤薬情報との組み合わせに基づく例として、妊娠中の患者が特定の薬を調剤された場合等が挙げられる。
あるいは、該当する条件が複数ある場合には、該当する全ての条件についてのフォローアップ内容候補が提示されてもよい。
また、変形例5によれば、調剤者に対して、第1患者に関する患者情報及び調剤薬情報の少なくとも一方に基づいて、フォローアップの内容の候補を提示する。したがって、調剤者は、第1患者に対する適切なフォローアップ内容を簡便に知ることができる。また、調剤者は、第1患者に対して適切なフォローアップを行うことができる。
本実施形態について小括する。
患者を識別する患者識別情報と、患者の連絡先に関する患者連絡先情報と、を関連付けて記憶する手段(例えば、患者情報データベース(図5)を管理するプロセッサ32)を備え、
ユーザ(例えば、調剤者)から、薬を調剤された第1患者に対するフォローアップの内容の指定を受け付ける手段(例えば、ステップS310の処理を実行するプロセッサ32、又は、ステップS341の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
フォローアップの内容に応じた情報を提示する手段(例えば、ステップS311の処理を実行するプロセッサ32、又は、ステップS342の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
受け付ける手段が、フォローアップを行う日時の指定を受け付ける、
情報処理装置である。
薬を調剤した日付及び処方日数の少なくとも一方に関する情報を取得する手段(例えば、ステップS320の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
受け付ける手段が、薬を調剤した日付及び処方日数の少なくとも一方に基づき、フォローアップを行う日付の候補をユーザ(例えば、調剤者)に提示する、
情報処理装置である。
提示する手段が、第1患者に関連付けられた患者連絡先情報に対応する連絡先に対して、フォローアップの内容に対応するフォローアップメッセージを提示する、
情報処理装置である。
第1患者から、ユーザ(例えば、調剤者)に対する返信メッセージの指定を受け付ける手段(例えば、ステップS331の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
ユーザ(例えば、調剤者)に対して、返信メッセージを提示する手段(例えば、ステップS331の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置である。
電子版お薬手帳用二次元コードの情報に基づいて患者識別情報及び患者連絡先情報を取得する手段(例えば、ステップS340の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
提示する手段が、ユーザ(例えば、調剤者)に対して、フォローアップの内容に関する情報及び第1患者に関連付けられた患者連絡先情報を提示する、
情報処理装置である。
第1患者の患者識別情報と、返信メッセージに基づく情報と、を含むトレーシングレポートを生成する手段(例えば、ステップS356の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置である。
トレーシングレポートを、薬を処方した者に送信する手段(例えば、ステップS356の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置である。
情報処理装置である。
情報処理装置である。
コンピュータ(例えば、プロセッサ32)を、上記の各手段として機能させるためのプログラムである。
その他の変形例を説明する。
例えば、調剤者端末10が上記の情報処理の全てのステップを実行可能である場合、調剤者端末10は、サーバ30にリクエストを送信することなく、スタンドアロンで動作する情報処理装置として機能する。
10 :調剤者端末
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース
50 :患者端末
51 :記憶装置
52 :プロセッサ
53 :入出力インタフェース
54 :通信インタフェース
Claims (13)
- 患者に関する患者情報と、調剤薬に関する調剤薬情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
前記患者情報及び前記調剤薬情報に基づいて、フォローアップの対象となることが推奨される推奨患者として判定する手段を備え、
前記推奨患者である第1患者をユーザに提示する手段を備え、
前記ユーザから、前記第1患者に対するフォローアップの内容の指定と、前記フォローアップを行う日時の指定と、を受け付ける手段を備え、
前記フォローアップの内容に応じたフォローアップ情報を提示する手段を備え、
薬を調剤した日付及び処方日数の少なくとも一方に関する情報を取得する手段を備え、
前記日付及び処方日数の少なくとも一方に基づき、前記フォローアップを行う日付の候補を前記ユーザに提示する手段を備え、
前記日付の候補を提示する手段は、特定の薬を調剤された場合、これまでに服用したことがない薬を調剤された場合、これまでとは用量又は用法が変更されて薬を調剤された場合、及び、前記特定の薬を服用中に別の薬を調剤された場合の少なくとも1つの場合、前記候補を提示する、
情報処理装置。 - 患者に関する患者情報と、調剤薬に関する調剤薬情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
前記患者情報及び前記調剤薬情報に基づいて、フォローアップの対象となることが推奨される推奨患者として判定する手段を備え、
前記推奨患者である第1患者をユーザに提示する手段を備え、
前記ユーザから、前記提示された推奨患者である第1患者に対するフォローアップの内容の指定を受け付ける手段を備え、
前記フォローアップの内容に応じたフォローアップ情報を提示する手段を備え、
前記第1患者に関する患者情報及び前記調剤薬情報に基づいて、前記フォローアップの内容の候補を提示する手段を備える、
情報処理装置。 - 前記候補を提示する手段は、フォローアップの候補メッセージを提示する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記判定する手段は、前記特定の薬を調剤された妊娠中の患者を前記推奨患者として判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記患者情報は、妊娠の有無を示す、
請求項1~請求項4の何れかに記載の情報処理装置。 - 前記第1患者に関連付けられた患者連絡先情報に対応する連絡先に対して、前記フォローアップに対応するフォローアップメッセージを提示する手段を備え、
前記フォローアップメッセージは、効果の有無の確認及び指導、並びに、服薬状況の確認を含む、
請求項1~請求項5の何れかに記載の情報処理装置。 - 前記フォローアップメッセージは、次回の調剤予定日の案内を含む、
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記患者から、前記ユーザに対する返信メッセージの指定を受け付ける手段を備え、
前記ユーザに対して、前記返信メッセージを提示する手段を備える、
請求項1~請求項7の何れかに記載の情報処理装置。 - 前記患者の患者識別情報と、前記返信メッセージに基づく情報と、を含むトレーシングレポートを生成する手段を備え、
前記トレーシングレポートを、薬を処方した者に送信する手段を備える、
請求項8に記載の情報処理装置。 - 電子版お薬手帳用二次元コードの情報に基づいて前記患者の患者識別情報及び患者連絡先情報を取得する手段を備え、
前記ユーザに対して、前記フォローアップの内容に関する情報及び前記第1患者に関連付けられた患者連絡先情報を提示する手段を備える、
請求項1~請求項9の何れかに記載の情報処理装置。 - コンピュータを、請求項1~請求項10に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータが、
患者に関する患者情報と、調剤薬に関する調剤薬情報と、を関連付けて記憶するステップを実行し、
前記患者情報及び前記調剤薬情報に基づいて、フォローアップの対象となることが推奨される推奨患者として判定するステップを実行し、
前記推奨患者である第1患者をユーザに提示するステップを実行し、
前記ユーザから、前記第1患者に対するフォローアップの内容の指定と、前記フォローアップを行う日時の指定と、を受け付けるステップを実行し、
前記フォローアップの内容に応じたフォローアップ情報を提示するステップを実行し、
薬を調剤した日付及び処方日数の少なくとも一方に関する情報を取得するステップを実行し、
前記日付及び処方日数の少なくとも一方に基づき、前記フォローアップを行う日付の候補を前記ユーザに提示するステップを実行し、
前記日付の候補を提示するステップは、特定の薬を調剤された場合、これまでに服用したことがない薬を調剤された場合、これまでとは用量又は用法が変更されて薬を調剤された場合、及び、前記特定の薬を服用中に別の薬を調剤された場合の少なくとも1つの場合、前記候補を提示する、
情報処理方法。 - コンピュータが、
患者に関する患者情報と、調剤薬に関する調剤薬情報と、を関連付けて記憶するステップを実行し、
前記患者情報及び前記調剤薬情報に基づいて、フォローアップの対象となることが推奨される推奨患者として判定するステップを実行し、
前記推奨患者である第1患者をユーザに提示するステップを実行し、
前記ユーザから、前記提示された推奨患者である第1患者に対するフォローアップの内容の指定を受け付けるステップを実行し、
前記フォローアップの内容に応じたフォローアップ情報を提示するステップを実行し、
前記第1患者に関する患者情報及び前記調剤薬情報に基づいて、前記フォローアップの内容の候補を提示するステップを実行する、
情報処理方法。
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