JP7502680B2 - 無線通信方法、基地局装置、及び無線通信システム - Google Patents

無線通信方法、基地局装置、及び無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信方法、基地局装置、及び無線通信システムの技術に関する。
近年、無線通信の需要の増加に応えるため、マイクロ波帯に比べ広い帯域が利用可能である高周波数帯の活用が注目されている。しかしながら自由空間における伝搬損失は周波数の二乗に比例して増大するため、高周波数帯通信は伝送距離が短くなり、限られたエリアでしか通信を行うことができないという問題がある。この問題を解決する手段としてRoF(radio over fiber)を活用したシステム(以下、RoFシステム)が知られている。RoFシステムでは、集約局においてRadio Frequency(RF)信号をElectrical-Optical(E/O)変換し、変調された光信号を光ファイバを介して張出局に伝送し、張出局でOptical-Electrical(O/E)変換をして取り出したRF信号をアンテナに入力して放射する。RoFシステムを利用することにより高周波数帯のRF信号を長距離伝送することが可能となる。また、基地局の機能を集約局と張出局に分離し、張出局の機能を削減することで小型化・低消費電力化し設置性を向上させるシステム構成が検討されている(非特許文献1)。
高周波数帯RoFシステムでは、張出局から放射された電波でカバーできるエリアを拡大するため、アレイアンテナによるビームフォーミングが必要となる。ビームフォーミングの実現手法はいくつか知られているが、そのひとつに各アレイアンテナから送受信される信号の位相を調整し所望の方向に対して電波を強め合うよう制御するものがある。RoFシステムにおいては、張出局の簡易化の観点から張出局のビームフォーミングの制御を集約局で行う遠隔ビームフォーミングが必要となる。
RoFシステムにおける遠隔ビームフォーミング手法のひとつとして、特許文献1がある。図6及び図7は、このような遠隔ビームフォーミングの説明図である。
図6において、集約局120は、位相制御部121及び多重化/逆多重化部122を備える。位相制御部121の前段において、RF信号は光信号に変換され、変調された光信号λ~λが位相制御部121に入力される。位相制御部121は、ダウンリンク時に、各アンテナ素子131-1~131-n(nは整数)へのRF信号に対してビームフォーミング方向を制御するための位相差αを付加する。多重化/逆多重化部122は、ダウンリンク時には、RF信号で変調された各波長λ~λの光信号を合成して、WDMで光ファイバ140に送出する。
張出局130は、複数のアンテナ素子131-1~131-nからなるアレイアンテナを有している。各アンテナ素子131-1~131-nのRF信号に対して任意の位相差αを与えることで、ビーム方向を制御することができる。
また、張出局130は、多重化/逆多重化部133及び変換部134-1~134-nを備えている。多重化/逆多重化部133は、ダウンリンク時には、集約局120から光ファイバ140を介して伝送されてきた光信号から、各波長λ~λの光信号を分離する。そして、変換部134-1~134-nは、ダウンリンク時には、各波長λ~λの光信号をO/E変換して、各アンテナ素子131-1~131-nに供給する。
この遠隔ビームフォーミング手法は、各アンテナ素子131-1~131-nに対して十分狭い等間隔で波長を等間隔に割り当てることで、各波長の分散は一定とみなすことができる。この例では、各アンテナ素子131-1~131-nと波長λ~λとが対応付けて割り当てられている。各波長λ~λの間隔はΔλ(Δλは十分に小さい波長間隔)となっている。そして、各アンテナ素子131-1~131-nへのRF信号に対して位相差αが与えられている。これにより分散によって生じる隣接波長間の光ファイバ伝送時の位相回転差Δβも等間隔となるため、張出局130において各アンテナ素子131-1~131-nへのRF信号の位相差が等間隔になる。それにより、集約局120で任意の位相差αを与え、これを制御することで、任意の方向にビームを向けることができる。
ここで、図6に示すように、例えば、リニアアレイ構成でn本のアンテナ素子131-1~131-nでビームを形成する場合、アンテナ素子131-iの番号を#iとすると(i=1,2,…,n)、番号#iのアンテナ素子131-iの位相θは以下のようになる。
Figure 0007502680000001
式(1)のθIはRF信号の初期位相である。よって、隣接する#(i+1)のアンテナ素子131-(i+1)との位相差は
Figure 0007502680000002
となり、全アンテナ素子131-1~131-n間で位相差が等間隔となる。
しかしながら、実際には光ファイバ140の分散は波長によって異なるため、図7に示すように、張出局130における番号#iのアンテナ素子131-iの位相には誤差φが含まれる。このため、各アンテナ素子131-1~131-n間の位相差にも誤差が生じる。
Figure 0007502680000003
光ファイバ140の分散が波長によって異なるため、式(4)で示すように各アンテナ素子131-1~131-n間の位相誤差が生じる。この位相誤差による影響は、波長間隔が狭く素子数が少ない場合にはわずかだが、RF信号が高くなり波長間隔が広がる、もしくは素子数が増えて分散の差が大きくなると大きくなり、ビームが崩れるという課題がある。
位相誤差の原因となる光ファイバにおける分散の補償方法として、分散補償ファイバ(Dispersion Compensating Fiber: DCF)を用いる方法とチャープ・ファイバ・ブラッグ・グレーティング(Chirped Fiber Bragg Grating: CFBG)方式を用いる方法が広く知られている。DCF方式は伝送に用いる光ファイバと逆の分散特性を持つDCFモジュールを挿入することで、入力端から出力端までの各波長の伝送速度を一定とする方法である。伝送速度が一定となるため光ファイバ伝送時の位相回転も一定となるため、遠隔ビームフォーミング手法におけるビーム崩れを抑止することができる。しかしながら、この手法では、DCFモジュールは挿入損失が比較的大きいため、伝送損失が少ないという光ファイバの利点を損なう。また、精度よく分散補償をするためには光ファイバ長情報が必要という課題があり、適用が難しい。
CFBG方式は光ファイバ内でブラッグ反射を起こすことで反射による伝搬時間差を起こすことで伝送時間を一定にする方法である。これにより各波長における光ファイバ伝送時の位相回転も一定となるため、遠隔ビームフォーミング手法におけるビーム崩れを抑止することができる。しかしながら、この手法ではブラッグ条件を満たす波長付近の光だけが反射されるため、補償できる波長範囲が狭いという課題があり、適用が難しい。
特開2020-120252号公報
白戸裕史,伊藤耕大,菅瑞紀,後藤和人,俊長秀紀,北直樹,"RoF を適用したミリ波FWA システムの提案,"信学総大,B-5-112、2019年.
特許文献1の遠隔ビームフォーミング手法では、波長間隔の拡大やアンテナ素子数の増大に伴い、波長分散に起因する光ファイバ伝送時に生じる位相誤差によってビームが崩れてしまう。これを抑止するためには光ファイバ伝送時の位相回転を各波長で一定にする必要がある。その方法として光ファイバの分散補償があるが、既存の分散補償技術を適用することは難しいという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、波長分散に起因する光ファイバ伝送時に生じる位相誤差を補償し、遠隔ビームフォーミング手法において波長間隔の拡大やアンテナ素子数の増大を可能とする技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、集約局と張出局とに分離され、前記集約局と前記張出局との間を光ファイバで接続してなる基地局と、端末局との間で無線で情報を伝送する無線通信方法であって、前記端末局は、トレーニング信号を送信し、前記張出局は、アレイアンテナを構成する各アンテナ素子で前記トレーニング信号を受信し、前記各アンテナ素子で受信したトレーニング信号を波長分割多重で前記光ファイバを介して前記集約局に伝送し、前記集約局は、前記光ファイバを介して伝送されてきた各素子のトレーニング信号から波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、前記各アンテナ素子間の位相差が等間隔になるような補正位相を求め、ビームフォーミングを行うための位相差に前記補正位相を加算して送信を行う無線通信方法である。
本発明の一態様は、集約局と張出局とに分離され、前記集約局と前記張出局との間を光ファイバで接続してなる基地局装置であって、前記張出局は、各アンテナ素子でトレーニング信号を受信するアレイアンテナと、前記各アンテナ素子で受信したトレーニング信号を波長分割多重で前記光ファイバを介して前記集約局に伝送する伝送部を有し、前記集約局は、前記光ファイバを介して伝送されてきた各素子のトレーニング信号から波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、前記各アンテナ素子間の位相差が等間隔になるような補正位相を求める補正位相算出部を有し、前記集約局は、ビームフォーミングを行うための位相差に前記補正位相を加算して送信を行う基地局装置である。
本発明の一態様は、集約局と張出局とに分離され、前記集約局と前記張出局との間を光ファイバで接続してなる基地局と、端末局との間で無線で情報を伝送する無線通信システムであって、前記端末局は、トレーニング信号を送信するトレーニング信号送信部を有し、前記張出局は、各アンテナ素子で前記トレーニング信号を受信するアレイアンテナと、前記各アンテナ素子で受信したトレーニング信号を波長分割多重で前記光ファイバを介して前記集約局に伝送する伝送部を有し、前記集約局は、前記光ファイバを介して伝送されてきた各素子のトレーニング信号から波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、前記各アンテナ素子間の位相差が等間隔になるような補正位相を求める補正位相算出部を有し、前記集約局は、ビームフォーミングを行うための位相差に前記補正位相を加算して送信を行う無線通信システムである。
本発明により、波長分散に起因する光ファイバ伝送時に生じる位相誤差を補償し、遠隔ビームフォーミング手法において波長間隔の拡大やアンテナ素子数の増大をすることが可能となる。
本発明が適用できる無線通信システムの基本構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムにおける集約局及び張出局の概要を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によるビーム方向を示す図である。 本発明の第4の実施形態における張出局の変換部の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における張出局の変換部の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における張出局の変換部の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係る無線通信システムにおける集約局及び張出局の概要を示すブロック図である。 遠隔ビームフォーミングの説明図である。 遠隔ビームフォーミングの説明図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明が適用できる無線通信システム1の基本構成を示すブロック図である。図1において、基地局10は、端末局50と無線通信を行って情報を伝送する。基地局10は、集約局20と張出局30に分離されている。集約局20と張出局30との間は、光ファイバ40を介して接続されている。光ファイバ40は、波長分割多重(WDM(Wavelength Division Multiplexing))により、各アンテナ素子31-1~31-nに対応する波長に変換された光信号を伝送する。
基地局10から端末局50へのダウンリンクの通信では、集約局20は、各アンテナ素子31-1~31-nに対応するRF信号で各波長の光信号を変調し、WDMで光ファイバ40を介して張出局30に伝送する。張出局30は、光ファイバ40を介して伝送されてきた各素子の光信号をO/E変換してRF信号に戻し、各アンテナ素子31-1~31-nから端末局50に向けて放射する。
端末局50から基地局10へのアップリンクの通信では、端末局50は張出局30へ向けて、RF信号を放射する。張出局30は、各アンテナ素子31-1~31-nで端末局50からのRF信号を受信する。そして、張出局30は、受信した各アンテナ素子31-1~31-nのRF信号で各波長の光信号を変調し、WDMで光ファイバ40を介して、集約局20に伝送する。集約局20は、光ファイバ40を介して伝送されてきた各波長の光信号をO/E変換して各素子の受信RF信号を取得し、受信信号の信号処理を行う。
なお、この例では、基地局10から端末局50へのダウンリンクの通信と端末局50から基地局10へのアップリンクの通信とでは、集約局20と張出局30との間の光ファイバ40区間では同一の波長を用い、アンテナ素子31-1~31-nと端末局50との間の無線区間では同一の無線周波数を用いるものとする。
また、この例では、1つの端末局50のみを図示しているが、端末局50は複数あっても良い。また、この例では、1つの基地局10のみ図示しているが、基地局10は複数あっても良い。また、この例では、1つの集約局20と1つの張出局30とを光ファイバ40で接続しているが、1つの集約局20に対して複数の張出局30を接続しても良い。
このように、本実施形態では、張出局30には、複数のアンテナ素子31-1~31-nからなるアレイアンテナが設けられる。集約局20において、各アンテナ素子31-1~31-nに対するRF信号の位相差を制御することにより、ビームの方向を制御できる。
ここで、集約局20と各アンテナ素子31-1~31-nの間では、各素子のRF信号は、WDMにより異なる波長によって光ファイバ40を介して信号が伝送される。ところが、光ファイバ40の区間では、異なる波長は異なる分散を持つため、この異なる分散によって位相回転差が生じ、ビーム崩れが生じる可能性がある。
そこで、本実施形態では、端末局50にトレーニング信号送信部51が設けられている。また、集約局20には、補正位相算出部25が設けられている。
端末局50は基地局10にトレーニング信号を送信し、張出局30は各アンテナ素子31-1~31-nでトレーニング信号を受信する。そして、張出局30は、各アンテナ素子31-1~31-nで受信したトレーニング信号をE/O変換し、WDMで光ファイバ40を介して集約局20に伝送する。集約局20の補正位相算出部25は、光ファイバ40を介して伝送されてきた各アンテナ素子31-1~31-nのトレーニング信号から波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、各アンテナ素子31-1~31-n間の位相差が等間隔になるような補正位相を求める。そして、集約局20は、所望の方向にビーム制御を行う際に、ビームフォーミングを行うための位相差に補正位相を加算して送信を行う。
<本実施形態のよるビームフォーミング原理>
図2は、本実施形態によるアンテナのビームフォーミングの基本原理を示す図である。
集約局20は、位相制御部21と、多重化/逆多重化部22とを有する。張出局30は、多重化/逆多重化部33と、n個(nは整数)の変換部34-1~34-nと、n個のアンテナ素子31-1~31-nを備える。
張出局30のn個のアンテナ素子31-1,…,31-nに対して、それぞれ相異なる波長λ,…,λを固定的に対応させる。
波長λ,…,λは、十分に小さい波長間隔で等間隔に配置されているものとする。つまり、十分に小さい波長間隔Δλについて、λ=λ+(i-1)Δλ(i=1,…,n)が成立しているものとする。波長間隔が十分に小さいため、各波長λ,…,λについて分散値が等しいとみなすことができる。さらに、波長間隔が等間隔であるので、波長λ,…,λの光信号が同一距離だけ光ファイバを伝送したとき、波長分散による遅延差も等間隔とみなすことができる。
集約局20は、波長λ,…,λの光を同一のRF信号により変調した光変調信号を光ファイバ40に伝送する前に、各素子に対応するRF信号に(i-1)α+ψを加算する。このψについては後述する。
集約局20の多重化/逆多重化部22は、位相制御部21が位相調整した波長λ,…,λの光変調信号を波長多重し、1本の光ファイバ40により張出局30まで伝送する。
張出局30の多重化/逆多重化部33は、張出局30と集約局20との間で光ファイバ40を介して光信号の入出力を行う際の伝送部となる。具体的に、多重化/逆多重化部33は、光ファイバ40を伝送した波長λ,…,λの光変調信号を固定的に分岐し、波長λ(i=1,…,n)の光変調信号をアンテナ素子31-iに対応した変換部34-iに向けて出力する。波長λ,…,λの光変調信号はそれぞれ、変換部34-1,…,34-nによりO/E変換され、アンテナ素子31-1,…,31-nからRF信号として放射される。
なお、図6に示す構成では、張出局30から放射する送信RF信号のビーム方向は、図3に示すようになる。アンテナ素子31-1,…,31-nが等間隔dで配列されているとする。すなわち、アンテナ素子31-iとアンテナ素子31-(i+1)との間隔はdである。また、各アンテナ素子31の送信ビーム方向をτ、送信RF信号の波長をλRF1とする。この場合、以下の式を満たす方向に送信ビームが形成される。図2に示される構成においても、集約局20は、位相差αを制御しながらビームを走査することで、ビーム方向を制御できる。
Figure 0007502680000004
前述したように、本実施形態では、端末局50は基地局10へトレーニング信号を送信し、集約局20はトレーニング信号を用いて、波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、この位相差を基に、補正位相を算出する。
すなわち、集約局20は、アンテナ素子31-1~31-nの素子間の位相差が等間隔になると想定して、位相差αを制御しながらビームを走査する。通信相手となる端末局50は、最適なビーム方向となるαを基地局10に通知する。この時、端末局50は、通知信号にトレーニング信号を付加して送信する。集約局20では受信したトレーニング信号から、位相誤差を含む各アンテナ素子31-1~31-nの素子間の位相差を取得することができる。集約局20は、取得したアンテナ素子31-1~31-n間の位相差から、各アンテナ素子31-1~31-nの素子間の位相差が(θ-θ)となるような補正位相ψを求め信号伝送の際に加算する。
取得した素子間の位相差から、各素子間の位相差が(θ-θ)となるような補正位相ψを求め信号伝送の際に加算すると、位相補償後のアンテナ素子iの位相θ'iは
Figure 0007502680000005
となり、位相誤差を補償し素子間の位相差を等間隔にすることができる。ここで、Δβ、φ、φは定数であるため、αを制御することで任意の方向にビームを形成することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、集約局20は端末局50から送られてくるトレーニング信号を用いて波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、アンテナ素子31-1~31-nの素子間の位相差が等間隔になるような補正位相を求めている。ビームフォーミングを行う際に、集約局20は、トレーニング信号から求められた補正位相を加算することで、位相誤差の影響を排除して、ビーム崩れを抑止することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、端末局50からの通知信号に付加されたトレーニング信号を用いて位相誤差補償を行ったが、ビームサーチとトレーニング信号の受信を同時に行ってもよい。つまり、端末局50は連続的にトレーニング信号を送信し、集約局20はビームサーチ(αを走査)しながらトレーニング信号を受信する。集約局20は、受信したトレーニング信号の位相情報とその時の位相差αから式(3)~式(6)に従い位相誤差補償を行う。
<第3の実施形態>
第1の実施形態では、ダウンリンクとアップリンクでは、光ファイバ40の区間では同じ波長を用い、アンテナ素子31-1~31-nと端末局50との間の無線区間では同じ周波数を用いるシステムを想定していたが、ダウンリンクとアップリンクとで無線区間で異なる無線周波数を用いてもよい。光ファイバ伝送時の位相回転は光信号の波長に依存するため、無線区間で異なる周波数を用いた場合でも、第1の実施形態と同様に、式(3)~式(6)に従い位相誤差補償を行うことができる。
<第4の実施形態>
第1の実施形態では、ダウンリンクとアップリンクでは、光ファイバ40の区間では同じ波長を用い、アンテナ素子31-1~31-nと端末局50との間の無線区間では同じ周波数を用いるシステムを想定していたが、ダウンリンクとアップリンクとで光ファイバ40の区間で異なる波長を用いるシステムにも適用可能である。
ここで、トレーニング信号の伝送には信号伝送と同じ波長を用いる必要がある。第1の実施形態では、端末局50から基地局10へのアップリンクと基地局10から端末局50へのダウンリンクとで同じ波長を用いているので、端末局50から送られてくるアップリンクのトレーニング信号を基に、基地局10から端末局50へのダウンリンクの位相補正量を算出できる。ところが、この第4の実施形態では、ダウンリンクとアップリンクとで波長が異なっているため、端末局50から送られてくるアップリンクのトレーニング信号からでは、基地局10から端末局50へのダウンリンクの位相補正量を算出できない。
そこで、第4の実施形態では、アップリンクのトレーニング信号を、ダウンリンクの位相補償で使われる波長と同一の波長で伝送できるような仕組みを持たせている。
図4(A)~図4(C)は、第4の実施形態における張出局30の変換部34-iの構成を示すブロック図である。図4(A)~図4(C)に示す構成により、張出局30のE/O変換で、端末局50から受信したRF信号をアップリンク信号伝送に用いる波長と、位相補償用のトレーニング信号取得に用いる波長の2つの波長で切り替えて変調できる。
図4(A)は、アップリンクのRF信号の伝送に用いる波長と位相補償用のトレーニング信号取得に用いる波長とのそれぞれに対応したレーザー(LD)63a及び63bを用意しておき、各波長の光信号を変調器62で変調してE/O変換を行うものである。スイッチ64により、用途に応じてレーザー63a及び63bが切り替えられる。これにより、トレーニング信号をダウンリンク時の波長と同一の波長で伝送できる。なお、ダウンリンクではトレーニング信号を送る必要はないので、ダウンリンク用のO/E変換器61の構成には変更はない。
図4(B)は、可変レーザー(tunable LD)73を設け、コントローラ74により用途により出力波長を変更し、各波長の光信号を変調器72で変調してE/O変換を行うものである。これにより、トレーニング信号をダウンリンク時の波長と同一の波長で伝送できる。なお、ダウンリンクではトレーニング信号を送る必要はないので、ダウンリンク用のO/E変換器71の構成には変更はない。
図4(C)は、それぞれの波長に対応したE/O変換器82a及び82bを用意しておき、用途によりスイッチ83で切り替えるものである。これにより、トレーニング信号をダウンリンク時の波長と同一の波長で伝送できる。なお、ダウンリンクではトレーニング信号を送る必要はないので、ダウンリンク用のO/E変換器81の構成には変更はない。
以上のような仕組みによって、アップリンクとダウンリンクどちらの伝送においても式(3)~式(6)に従い位相誤差補償を行うことができる。
<第5の実施形態>
第3の実施形態と第4の実施形態とを組み合わせて、ダウンリンクとアップリンクでは、光ファイバ40の区間では異なる波長を用い、アンテナ素子31-1~31-nと端末局50との間の無線区間では異なる周波数を用いるシステムにも適用可能である。
<第6の実施形態>
第1の実施形態では、RF信号を用いて光信号を変調するRoF構成を想定していたが、RF信号をIntermediate Frequency(IF)信号に周波数変換してから光伝送を行うIF over fiber(IFoF)構成においても適用可能である。図5は、本発明の第6の実施形態に係る無線通信システムにおける集約局20及び張出局30の概要を示すブロック図である。図5では、各素子のRF信号に対して、ミキサ35-1~35-nとローカル発振器36とが設けられる。ミキサ35-1~35-nとローカル発振器36により、RF信号がIF信号に周波数変換される。
すなわち、ダウンリンクの通信では、各アンテナ素子31-1~31-n毎に波長分割多重で光ファイバ40を介して伝送されてきたIF信号は、変換部34-1~34-nでO/E変換された後、ミキサ35-1~35-nによりRF信号に周波数変換されて、各アンテナ素子31-1~31-nに供給される。また、アップリンクの通信では、各アンテナ素子31-1~31-nで受信したRF信号は、ミキサ35-1~35-nによりIF信号に周波数変換され、変換部34-1~34-nでE/O変換された後、WDMで光ファイバ40を介して集約局20に伝送される。
IFoF構成の場合でも周波数変換前後で信号の位相は保存されるため、IF信号で式(3)~式(6)に従い位相誤差補償を行うことでRF信号においても位相誤差補償がされた信号でビーム形成が可能である。
なお、IFoF構成では波長分散による光ファイバ伝送時の位相誤差に加えて、周波数変換のためのローカル発振器36の供給経路の経路長誤差によっても位相誤差が生じる。しかしながら、ローカル発振器36の供給経路の経路長誤差によって生じる位相誤差も式(3)のφiに包含することができるため、本発明を適用することでどちらの位相誤差も補償しビーム崩れを抑止することができる。
<第7の実施形態>
第3の実施形態と第4の実施形態と第6の実施形態を組み合わせて、ダウンリンクとアップリンクでは、光ファイバ区間では異なる波長を用い、無線区間では異なる周波数を用いるIFoFシステムにも適用可能である。
<第8の実施形態>
トレーニング信号の受信SNR(Signal To Noise Ratio)が低い場合は、複数回トレーニング信号を受信し平均化した信号を用いることでトレーニング信号のSNRを改善し精度のよい位相誤差補償が可能となる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、遠隔ビームフォーミングを行う無線通信方法に適用可能である。
10…基地局、20…集約局、21…位相制御部、22…多重化/逆多重化部、25…補正位相算出部、30…張出局、31-1~31-n…アンテナ素子、33…多重化/逆多重化部、34…変換部、35…ミキサ、36…ローカル発振器、40…光ファイバ、50…端末局、51…トレーニング信号送信部

Claims (10)

  1. 集約局と張出局とに分離され、前記集約局と前記張出局との間を光ファイバで接続してなる基地局と、端末局との間で無線で情報を伝送する無線通信方法であって、
    前記端末局は、トレーニング信号を送信し、
    前記張出局は、アレイアンテナを構成する各アンテナ素子で前記トレーニング信号を受信し、前記各アンテナ素子で受信したトレーニング信号を波長分割多重で前記光ファイバを介して前記集約局に伝送し、
    前記集約局は、前記光ファイバを介して伝送されてきた各素子のトレーニング信号から波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、前記波長間における位相誤差を含んだ位相差を基に、前記各アンテナ素子間の位相差が等間隔になるような補正位相を求め、ビームフォーミングを行うための位相差に前記補正位相を加算して送信を行う無線通信方法。
  2. 前記集約局は、ビームフォーミングを行うための位相差を変化させながら前記各アンテナ素子に波長分割多重で前記光ファイバを介して信号を伝送し、
    前記端末局は、ビーム方向が最適になると、前記トレーニング信号を基地局に送信する請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記集約局は、ビームフォーミングを行うための位相差を変化させながら前記各アンテナ素子に波長分割多重で前記光ファイバを介して信号を伝送し、
    前記端末局は、前記トレーニング信号を連続的に基地局に送信する請求項1に記載の無線通信方法。
  4. 前記基地局から前記端末局へのダウンリンクの通信と、前記端末局から前記基地局へのアップリンクの通信とで、同一の無線周波数を用いる請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の無線通信方法。
  5. 前記基地局から前記端末局へのダウンリンクの通信と、前記端末局から前記基地局へのアップリンクの通信とで、異なる無線周波数を用いる請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の無線通信方法。
  6. 前記基地局から前記端末局へのダウンリンクの通信と、前記端末局から前記基地局へのアップリンクの通信とで、各アンテナ素子に対して同一の波長を用いて波長分割多重を行う請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の無線通信方法。
  7. 前記基地局から前記端末局へのダウンリンクの通信と、前記端末局から前記基地局へのアップリンクの通信とで、各アンテナ素子に対して異なる波長を用いて波長分割多重を行う請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の無線通信方法。
  8. 前記張出局は、ダウンリンクの通信では、各アンテナ素子毎に波長分割多重で前記光ファイバを介して伝送されてきたIF(Intermediate Frequency)信号をRF(Radio Frequency)信号に周波数変換して各アンテナ素子に供給し、
    アップリンクの通信では、前記各アンテナ素子で受信したRF信号をIF信号に周波数変換して、各アンテナ素子毎に波長分割多重で前記光ファイバを介して前記集約局に伝送する請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の無線通信方法。
  9. 集約局と張出局とに分離され、前記集約局と前記張出局との間を光ファイバで接続してなる基地局装置であって、
    前記張出局は、各アンテナ素子でトレーニング信号を受信するアレイアンテナと、前記各アンテナ素子で受信したトレーニング信号を波長分割多重で前記光ファイバを介して前記集約局に伝送する伝送部を有し、
    前記集約局は、前記光ファイバを介して伝送されてきた各素子のトレーニング信号から波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、前記波長間における位相誤差を含んだ位相差を基に、前記各アンテナ素子間の位相差が等間隔になるような補正位相を求める補正位相算出部を有し、
    前記集約局は、ビームフォーミングを行うための位相差に前記補正位相を加算して送信を行う基地局装置。
  10. 集約局と張出局とに分離され、前記集約局と前記張出局との間を光ファイバで接続してなる基地局と、端末局との間で無線で情報を伝送する無線通信システムであって、
    前記端末局は、トレーニング信号を送信するトレーニング信号送信部を有し、
    前記張出局は、各アンテナ素子で前記トレーニング信号を受信するアレイアンテナと、前記各アンテナ素子で受信したトレーニング信号を波長分割多重で前記光ファイバを介して前記集約局に伝送する伝送部を有し、
    前記集約局は、前記光ファイバを介して伝送されてきた各素子のトレーニング信号から波長間における位相誤差を含んだ位相差を取得し、前記波長間における位相誤差を含んだ位相差を基に、前記各アンテナ素子間の位相差が等間隔になるような補正位相を求める補正位相算出部を有し、
    前記集約局は、ビームフォーミングを行うための位相差に前記補正位相を加算して送信を行う無線通信システム。
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