JP7498363B2 - Saddle type vehicle - Google Patents
Saddle type vehicle Download PDFInfo
- Publication number
- JP7498363B2 JP7498363B2 JP2023524033A JP2023524033A JP7498363B2 JP 7498363 B2 JP7498363 B2 JP 7498363B2 JP 2023524033 A JP2023524033 A JP 2023524033A JP 2023524033 A JP2023524033 A JP 2023524033A JP 7498363 B2 JP7498363 B2 JP 7498363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- ground contact
- saddle
- inclined surface
- type vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H1/00—Supports or stands forming part of or attached to cycles
- B62H1/02—Articulated stands, e.g. in the shape of hinged arms
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/82—Elements for improving aerodynamics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
本発明は、鞍乗り型車両に関する。 The present invention relates to a saddle-type vehicle.
従来、スタンドの接地部にプレートを設けた鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、左右一対の接地部分を備える鞍乗り型車両のスタンド装置が開示されており、スタンド装置の左右一対の接地部分には、プレートが設けられている。特許文献1のプレートの前面には、傾斜面が形成されている。Conventionally, saddle-type vehicles with a plate provided on the ground-contact portion of the stand are known (see, for example, Patent Document 1).
プレートの前面に傾斜面が形成されることで、接地部分のプレートに走行風が直接当たることによる空気抵抗を抑制することが可能である。しかしながら、特許文献1に記載の傾斜面では、走行風が傾斜面に沿って下方に案内され易く、後輪の接地荷重が小さくなり易いという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、スタンドが傾斜面を備える鞍乗り型車両において、走行風による空気抵抗を抑制しながら、後輪の接地荷重を高めることを目的とする。
By forming an inclined surface on the front surface of the plate, it is possible to suppress air resistance caused by the traveling wind directly hitting the plate in the contact portion. However, with the inclined surface described in
The present invention has been made in consideration of the above-mentioned circumstances, and has an object to increase the ground contact load of the rear wheels while suppressing air resistance caused by the wind while the vehicle is running in a saddle-type vehicle having a stand with an inclined surface.
この明細書には、2021年5月24日に出願された日本国特許出願・特願2021-086924の全ての内容が含まれる。
鞍乗り型車両は、スタンドの本体部と、前記本体部の接地面に取り付けられた接地面プレートと、前記接地面プレートの前側となる部分に設けられた傾斜面と、を備える鞍乗り型車両において、前記傾斜面には、前記スタンドが走行時の格納状態で前記傾斜面から下方に突出した凸部を備えることを特徴とする。
This specification contains the entire contents of Japanese patent application No. 2021-086924, filed on May 24, 2021.
The saddle-type vehicle comprises a main body of a stand, a ground contact plate attached to the ground contact surface of the main body, and an inclined surface provided on the front portion of the ground contact plate, and is characterized in that the inclined surface has a convex portion that protrudes downward from the inclined surface when the stand is in a stored state during driving.
スタンドが傾斜面を備える鞍乗り型車両において、走行風による空気抵抗を抑制しながら、後輪の接地荷重を高めることができる。 In saddle-type vehicles where the stand has an inclined surface, it is possible to increase the ground contact load of the rear wheels while suppressing air resistance caused by the wind while driving.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the description, directions such as front, back, left, right, and up and down are the same as directions relative to the vehicle body unless otherwise specified. In addition, the symbol FR in each drawing indicates the front of the vehicle body, the symbol UP indicates the upper part of the vehicle body, and the symbol LH indicates the left side of the vehicle body.
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
[Embodiment]
FIG. 1 is a side view of a saddle-
The saddle-
The saddle-
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
The
The
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。The
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
The
The
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
The
The
The output of the
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
The saddle-
The
本実施の形態では、フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18の下部から下方斜め後方に延びるダウンフレーム19aと、ダウンフレーム19aの下端部の左右から下方斜め側方に延びて後方に屈曲して延びた後に、後方斜め上方に延びる左右一対のロアフレーム19bと、ダウンフレーム19aと左右のロアフレーム19bとの接続部よりも上方のダウンフレーム19aの部位から後方斜め下方に延びる左右一対のアッパーフレーム19cと、を備える。
また、リアフレーム20は、左右のアッパーフレーム19cの後部から後方斜め上方に延びると共に前後方向の中間部に左右のロアフレーム19bの後端が接続される左右一対のシートフレーム20aを備える。
In this embodiment, the
The
車体フレーム11は、車体カバー30で覆われている。
車体カバー30は、車体前部を覆うフロントカバー31と、フロントフォーク14の上部を後方から覆ってフロントカバー31の左右の後縁部に接続されるフロントインナーカバー32と、フロントカバー31の左右の後縁から延びてシート17の側部下方をそれぞれ後方に延びる左右一対のボディサイドカバー33と、左右のボディサイドカバー33の下方に設けられて乗員が足を載せる部分である左右一対のフロアステップとしてのステップ28を備える。
The
The
フロントカバー31の上部の前方には、スクリーンステー35に支持されたスクリーン36が配置されている。また、スクリーンステー35の後部には、メータ37が取付けられている。
フロントカバー31の下部には、左右一対のヘッドライト38が設けられる。
A
A pair of left and
本実施の形態の鞍乗り型車両10は、乗員が跨るようにして着座するシート17を備えるスクーター型の鞍乗り型車両である。パワーユニット12は、車体フレーム11の後部に支持されるユニットスイングパワーユニットである。パワーユニット12は、クランクケース23と、シリンダー部24と、スイングアーム16と、が一体に設けられる。スイングアーム16は、変速機(不図示)が収容されるケース状の変速機ケース部40と、変速機ケース部40を閉塞するケース部カバー41と、を備える。The saddle-
パワーユニット12のクランクケース23の下部前端には、前方に延出する左右一対のリンク連結部23aが形成されている。リンク連結部23aには、リンク軸42を介して前後方向に延びるリンク43が回動可能に支持される。リンク43の前端は、ピボット軸22を介して、左右のロアフレーム19bに回動可能に連結される。詳細には、ピボット軸22は、左右一対の支持ブラケット19dに回動可能に支持される。支持ブラケット19dは、ロアフレーム19bの後方斜め上方に延びる部分の下端後部に形成されている。パワーユニット12の変速機ケース部40の後端部とシートフレーム20aとの間には、リアクッション44が掛け渡される。パワーユニット12は、リンク43により上下に揺動自在である。A pair of left and right
パワーユニット12の上方には、エアクリーナーボックス45が支持されている。エアクリーナーボックス45は、変速機ケース部40の上部に取り付けられる。エアクリーナーボックス45は、パワーユニット12と一体に揺動する。エアクリーナーボックス45の左方後部には、吸気口45aが設けられている。吸気口45aは、後方に開口する。吸気口45aは、車両側面視で車軸15aよりも上方で後輪15と重複している。An air
図2は、メインスタンド50の周辺を示す左側面図である。図3は、メインスタンド50の周辺を示す右側面図である。
クランクケース23の下部には、左右一対のスタンドブラケット23b、23c(図2、図3参照)が形成されている。スタンドブラケット23b、23cは、リンク連結部23aよりも後方に形成されており、後輪15よりも前方に位置する。スタンドブラケット23b、23cには、スタンドの一例としてのメインスタンド50が回動可能に支持される。メインスタンド50は、駐車時に鞍乗り型車両10を支持する起立状態(不図示)と、起立状態から先端が後方に回動し変速機ケース部40に沿った格納状態(図2、図3参照)と、の間を回動可能である。格納状態では、メインスタンド50は、地面から離間し、車両側面視で車軸15aよりも下方で後輪15と重複している。
なお、メインスタンド50の前方には、サイドスタンド39(図1参照)が設けられている。サイドスタンド39は、左側の支持ブラケット19dに回動可能に支持されている。
Fig. 2 is a left side view showing the periphery of the
A pair of left and right stand
A side stand 39 (see FIG. 1) is provided in front of the
図4は、格納状態のメインスタンド50の左側面図である。図5は、格納状態のメインスタンド50の正面図である。図6は、格納状態のメインスタンド50の底面図である。図7は、格納状態のメインスタンド50の平面図である。なお、図6は、図5の矢印VI方向に見た図に対応し、図7は、図5の印VII方向に見た図に対応する。
なお、メインスタンド50についての以下の説明では、前後および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ、格納状態のメインスタンド50に対して使用する。また、メインスタンド50の各部の固定は、特に記載がなければ、例えば、溶接で固定される。
Fig. 4 is a left side view of the
In the following description of the
メインスタンド50は、後方が開放されたU字状の本体部51を備える。本体部51は、パイプ材で形成されている。本体部51は、左右方向(車幅方向)に湾曲しながら延びる接続部51A(図6、図7参照)と、接続部51Aの左端(車幅方向一端)から後方に延びる左脚部51B(図6、図7参照)と、接続部51Aの右端(車幅方向他端)から後方に延びる右脚部51C(図6、図7参照)と、を備える。左脚部51Bと右脚部51Cとの間隔は、後輪15の幅よりも幅広に形成されている(図2、図3参照)。本体部51の開放端側の端部としての接地面51B1、51C1(図7参照)には、それぞれの接地面プレート80、90が固定されている。The
本体部51には、車幅方向に延びるパイプ状の回動軸部52が固定されている。回動軸部52は、本体部51に比べて左右方向の長さが短い。回動軸部52は、左右一対の第一プレート53、54および左右一対の第二プレート55、56を介して本体部51に固定される。本体部51および回動軸部52は、第一プレート53、54と第二プレート55、56とで挟まれた状態で固定されている。本体部51と回動軸部52とは一体に回動する。A pipe-shaped
第一プレート53、54は、平板状に形成されている。第一プレート53、54は、厚み方向が回動軸部52の径方向に対応して固定される。第一プレート53、54は、いわば、面接触するように本体部51および回動軸部52に固定されている。The
図6に示すように、第一プレート53、54は、回動軸部52に固定された回動固定部53A、54Aと、回動固定部53A、54Aから径方向外側(後側)に延びる接続部53B、54Bと、接続部53B、54Bの径方向外端(後端)に形成されて本体部51に固定される本体固定部53C、54Cと、を備える。左側の本体固定部53Cは、本体部51の左部に沿って湾曲して延びている。また、右側の本体固定部54Cは、本体部51の右部に沿って湾曲して延びている。ここで、左側の本体固定部53Cが、右側の本体固定部54Cよりも径方向外側に長く形成されている。左側の本体固定部53Cは、操作部57の接合部57A(図6参照)よりも後側まで延びている。As shown in FIG. 6, the
第一プレート53、54に対して、回動軸部52を挟んで反対側には、第二プレート55、56が固定されている。図5に示すように、第二プレート55、56は、面接触する第一プレート53、54に対して、いわば、線接触するように回動軸部52および本体部51に固定されている。すなわち、第二プレート55、56は、厚み方向が車幅方向に対応して固定されており、厚みの側面が回動軸部52および本体部51に固定される。よって、第一プレート53、54に比べて第二プレート55、56は、剛性が高くなり易い状態で回動軸部52および本体部51に固定される。
図7に示すように、左右の第二プレート55、56は、径方向(前後方向)に延びており、平面視において、それぞれが、左右の第一プレート53、54に重複するように固定されている。第二プレート55、56は、回動軸部52に固定された回動固定部55A、56Aと、回動固定部55A、56Aから径方向外側に延びる接続部55B、56Bと、接続部55B、56Bの径方向外端に形成されて本体部51に固定された本体固定部55C、56Cと、を備える。左右の第二プレート55、56の本体固定部55C、56Cは、接続部55B、56Bから径方向に離間するに連れて車幅方向外側に湾曲している。7, the left and right
本体部51の左脚部51Bには、左方に延出する折り曲げパイプ状の操作部57が固定されている。操作部57は、正面視(図5参照)では、車幅方向外側に延びており、車幅方向外側に進むに連れて上方に傾斜している。また、操作部57は、車両側面視(図4参照)では、上方に延出している。操作部57の上端(先端)には、乗員が足で押すことが可能なペダルプレート58が固定されている。ペダルプレート58は、格納状態では、上方に進むに連れて後方に傾斜する板状に形成されている。A bent pipe-shaped
操作部57の外周面の前部には、板状の係合プレート59が固定されている。係合プレート59は、操作部57の前部に沿って延びている。係合プレート59は、操作部57の外周面前部に突き当てられるように接合されている。係合プレート59の車幅方向内端には、片状のばね係合部59Aが形成されている。ばね係合部59Aには、コイルバネ70の一端70A(図6、図7参照)が引っ掛けて接続される。A plate-shaped
操作部57の外周面の後部には、板状のガセットプレート60が固定されている。ガセットプレート60は、操作部57の後部に沿って延びている。ガセットプレート60は、操作部57の外周面後部に突き当てられるように接合されている。ガセットプレート60の車幅方向内端は、本体部51の左脚部51Bに固定されている。ガセットプレート60により操作部57が補強されている。A plate-shaped
ガセットプレート60に対して、本体部51を挟んで車幅方向の反対側には、ダンパー部61が設けられている。ダンパー部61は、本体部51に固定されたプレート部62と、プレート部62に固定されたラバー(緩衝部材)63とを備える。ラバー63は、前後方向に延びており、前方から見た断面では上部が波形状を有する(図8参照)。ダンパー部61のラバー63は、接地面プレート80よりも上方に突出している(図4参照)。ダンパー部61により、メインスタンド50を起立状態から格納状態に移動させた場合に、メインスタンド50が、過回動しても、パワーユニット12の変速機ケース部40に当たる衝撃を緩和可能になっている。A
回動軸部52には、車幅方向に延びる連結軸64が挿通される。連結軸64には、左端部(車幅方向一端部)に抜け止めプレート65が固定されている。抜け止めプレート65には、連結軸64から偏心した位置に、ばね係合ピン66が設けられている。ばね係合ピン66は、抜け止めプレート65に対して左方に突出する軸部材である。ばね係合ピン66の先端部の外周面には、環状の嵌合溝66A(図6、図7参照)が形成されている。嵌合溝66Aには、コイルバネ70の他端70B(図6、図7参照)が接続される。A connecting
ここで、メインスタンド50の回動軸部52は、連結軸64を介して、左右のスタンドブラケット23b、23c(図5参照)に支持される。すなわち、回動軸部52は、左右のスタンドブラケット23b、23cの間に配置されて、連結軸64が、右端(先端)から挿通される。これにより、左側のスタンドブラケット23b、回動軸部52、右側のスタンドブラケット23cの順に連結軸64が貫通する。そして、連結軸64の右端部(車幅方向他端部)に、抜け止めピン67が取り付けられると、抜け止めプレート65と抜け止めピン67により、連結軸64が左右のスタンドブラケット23b、23cから抜け止めされる。抜け止めプレート65は、ボルト68でクランクケース23に固定される。
よって、回動軸部52が連結軸64を中心として回動可能にスタンドブラケット23b、23cに支持される。
Here, the
Therefore, the
メインスタンド50が回動軸部52を中心にして回動する場合に、ばね係合部59Aと、偏心したばね係合ピン66との距離は変化し、最も離間する位置を跨いで起立状態と格納状態が設定されている。よって、起立状態と格納状態との間を移動する際に、コイルバネ70は最大に延びた後に、起立状態と格納状態とのいずれかに移動する。コイルバネ70の弾性復元力により、メインスタンド50は、起立状態、格納状態のいずれかに保持される。When the
図8は、図6のVIII-VIII線断面図である。図9は、図6のIX-IX線断面図である。図10は、図6のX-X線断面図である。
本体部51に固定された接地面プレート80、90は、金属製の板材を曲げ加工して形成される。接地面プレート80、90は、プレス成形品である。
Fig. 8 is a cross-sectional view taken along line VIII-VIII in Fig. 6. Fig. 9 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in Fig. 6. Fig. 10 is a cross-sectional view taken along line XX in Fig. 6.
The
左側(車幅方向一側)の接地面プレート80は、左脚部51Bの下方に傾斜面81を備える。傾斜面81は、後方に進むに連れて下方に傾斜する板状に形成されている(図4参照)。傾斜面81の前部(回動軸部52側)には後方(回動軸部52から径方向に離間する側)に凹んだ外周縁81Aが形成されている。外周縁81Aには、本体部51の左脚部51Bの外周面が沿った状態で配置される。傾斜面81の後端には、上方に折れ曲がった板状の接地面82が形成されている。The
接地面82は、台形状に形成されている(図9参照)。接地面82は、上方に進むに連れて左右幅が大きくなるように形成される。接地面82の車幅方向外縁(外端)は、車幅方向内縁(内端)よりも、上方に進むに連れて車幅方向外側に大きく傾斜している。
また、接地面82は、断面では、後方に凸で弧状に湾曲している(図10参照)。接地面82の内面には、左脚部51Bの接地面51B1が固定される。これにより、接地面プレート80が、メインスタンド50の本体部51に固定される。
The
The
傾斜面81の車幅方向内端には、上方に折れ曲がった板状の内端面83が形成されている。内端面83は、本体部51の左脚部51Bよりも車幅方向内側に配置される。内端面83の後端と接地面82の車幅方向内縁は溶接される。内端面83と接地面82とは接続されている。内端面83と接地面82との傾斜面81側には、曲げ加工時の逃げ穴80A(図6参照)が形成されている。An upwardly bent plate-shaped
傾斜面81の車幅方向外端には、上方に折れ曲がった板状の外端面84が形成されている。外端面84は、車幅方向外側に進むに連れて上方に湾曲した板状である。外端面84は、図8、図9に示すように、本体部51の左脚部51Bに重複する位置から左脚部51Bよりも車幅方向外側に延出している。外端面84は、接地面82の車幅方向外縁に沿って車幅方向外側に湾曲している。外端面84と接地面82との間は溶接されていない。外端面84と接地面82との傾斜面81側には、曲げ加工時の逃げ穴80B(図6参照)が形成されている。At the outer end of the
傾斜面81には、内面側が凹んで外面側に突出する凸部85が形成されている。凸部85は傾斜面81に対して下方に突出する。本実施の形態では、凸部85は、左右に延びる軸線を有する円筒の側面形状、すなわち、円筒面形状をしている。凸部85は、傾斜面81に対して最大の突出高さ(突出量)となる頂部85A(図10参照)が前下方を指向している。頂部85Aは、円筒形状の軸線に沿って左右方向に延びている。凸部85は、曲率が小さい円筒面形状であり、前後方向で、傾斜面81に向けて徐々に突出高さが低くなり緩やかな傾斜で傾斜面81に接続されている。頂部85Aは、凸部85の前後方向中心部に形成されている。The
凸部85は、傾斜面81に向けて車幅方向外側に突出高さが低くなる。本実施の形態では、凸部85の車幅方向の両方の外端には、車幅方向外側に進むに連れて上方に傾斜する傾斜部85Bが形成されている(図9参照)。凸部85は、車幅方向では、傾斜部85B以外は突出量が略均一になっている。傾斜部85Bにより、凸部85は、車幅方向でも、傾斜面81に緩やかな傾斜で接続され易くなっている。
凸部85は、前後方向では、傾斜面81に対して45°よりも小さい傾斜角度で接続されている(図10参照)。凸部85は、傾斜部85Bにより、車幅方向では、傾斜面81に対して90°よりも小さい傾斜角度で接続されている(図9参照)。凸部85は、前後方向が、車幅方向よりも、傾斜面81に対して小さい傾斜角度で接続されている。
The protruding height of the protruding
The protruding
外端面84には、内面側が凹んで外面側に突出する第二凸部86が形成されている。第二凸部86は外端面84に対して突出し車幅方向外側下方に指向する。本実施の形態では、第二凸部86は、上下方向に沿って延びる軸線を有する円筒の側面形状をしている(図4参照)。第二凸部86の頂部86A(図6参照)は、第二凸部86の円筒形状の軸線に沿って延びている。第二凸部86は、曲率が小さい円筒面形状であり、外端面84に対して、前側から徐々に突出高さが高くなるように延びて、緩やかな傾斜で接続されている。頂部86Aは、第二凸部86の前後方向中心部に形成されている。第二凸部86は、前側では、外端面84に対して45°よりも小さい角度で接続されている(図10参照)。The
本体部51の右脚部51Cの接地面51C1(図3、図7参照)には、右側(車幅方向他側)の接地面プレート90が固定されている。右側の接地面プレート90では、左側の接地面プレート80の外端面84が省略されている点以外は、左側の接地面プレート90と略左右対称に構成される。すなわち、右側の接地面プレート90は、左側の接地面プレート80の傾斜面81、接地面82、内端面83、凸部85、頂部85A、傾斜部85B、逃げ穴80Aに対応して、傾斜面91、接地面92、内端面93、凸部95、頂部95A、傾斜部95B、逃げ穴90Aを備える。A right-side (other side in the vehicle width direction)
右側の凸部95は、図5に示すように、左側の凸部85に比べて車幅方向に幅広に形成されている。右側の凸部95では、車幅方向外端の傾斜部95Bが省略されている。これにより、メインスタンド50において、左右の接地面プレート80、90の構成を変化させることができ、例えば、右側に設けられた排気装置25のマフラー25A(図3参照)の重量を考慮して、左右で走行風を受ける影響のバランスをとることができる。
As shown in Figure 5, the right-side
接地面プレート90の前方の右脚部51Cには、ガイドプレート96が固定されている。ガイドプレート96は、図5に示すように、車幅方向外側に凸に弧状に湾曲した湾曲板状である。ガイドプレート96は、後方に進むに連れて幅広に形成されている。ガイドプレート96は、正面視では、接地面プレート90の接地面92に重複している。ガイドプレート96により、前方から当たる走行風や水を、車幅方向外側に案内し易くなっており、右側の接地面プレート90の接地面92の内面(前面)に走行風や水が当たることを抑制している。A
次に、本実施の形態の作用を説明する。
鞍乗り型車両10は、駐車時には、例えば、メインスタンド50が起立状態にされ、メインスタンド50の接地面プレート80、90が接地された状態で駐車される。そして、鞍乗り型車両10が走行する際には、メインスタンド50が起立状態から格納状態に回動される。
Next, the operation of this embodiment will be described.
When the saddle-
鞍乗り型車両10は走行する場合に前方から走行風を受ける。このとき、メインスタンド50では、図2、図3の矢印A1~A3で示すように、傾斜面81、91に沿って走行風が流れる。本実施の形態では、傾斜面81、91に凸部85、95が設けられているため、凸部85、95によって走行風が案内される。すなわち、走行風は、凸部85、95によってメインスタンド50から離間する後下方向に案内されると共に、凸部85、95によって接地面プレート80、90に沿った上方に案内される。よって、傾斜面81、91に凸部85、95が設けられていない場合に比べて、凸部85、95により下方に案内される走行風が少なくなっており、走行風による揚力が抑制されて後輪15の接地荷重を増大させ易くなっている。When the saddle-
また、凸部85、95は、車幅方向に対しても、傾斜面81、91に向けて車幅方向外側に突出高さが低くなりながら接続されている。このため、鞍乗り型車両10が旋回したり、バンクしたりして、鞍乗り型車両10がロール方向に回転した場合にも走行風の流れを案内し易くなっている。
In addition, the
特に、本実施の形態では、メインスタンド50はクランクケース23に支持されており、後輪15に車両側面視で重複する。よって、メインスタンド50は、鞍乗り型車両10の重心から遠い位置に設けられると共に後輪15に近いため、車体後部への影響を与え易い位置に設けられている。本実施の形態では、このメインスタンド50に、凸部85、95を有する接地面プレート80、90が設けられるため、適切に後輪15の接地荷重を増大させ易くなっている。また、メインスタンド50の左右の接地面プレート80、90の形状を変えることにより、左右の姿勢変化を調整することができる。In particular, in this embodiment, the
なお、左側の接地面プレート80には、外端面84が形成されている。外端面84により、走行風が車幅方向外側に案内される。この際に、例えば、路上の水が跳ね上げられて走行風と共に接地面プレート80に向かう場合があるが、走行風や水が、外端面84により車幅方向外側下方に案内され易く、接地面92に水が進入することが抑制されている。よって、接地面82の内面に水が進入して、エアクリーナーボックス45の吸気口45aに向かって水が跳ね上がることが抑制されている。The left
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、メインスタンド50の本体部51と、本体部51の接地面51B1、51C1に取り付けられた接地面プレート80、90と、メインスタンド50が走行時の格納状態で接地面プレート80、90の前側となる部分に設けられた傾斜面81、91と、を備える鞍乗り型車両10において、傾斜面81、91には、メインスタンド50が走行時の格納状態で傾斜面81、91から前下方に突出した凸部85、95を備える。したがって、メインスタンド50が傾斜面81、91を備える鞍乗り型車両10において、走行風による空気抵抗を抑制しながら、後輪15の接地荷重を高めることができる。As described above, according to the embodiment of the present invention, in a saddle-
本実施の形態では、メインスタンド50の本体部51には、車幅方向に一対の接地面プレート80、90が設けられている。したがって、車幅方向で走行風を受けることができ、車幅方向で走行風の影響のバランスをとることができる。In this embodiment, a pair of
また、本実施の形態では、凸部85、95は、車幅方向における傾斜面81、91との接続部分が、傾斜面81、91に向けて車幅方向外側に突出高さが低くなる。したがって、凸部85、95が車幅方向で傾斜面81、91から徐々に突出する形状となるため、車体がバンク等で傾斜する際の空気抵抗を減らすことができる。In addition, in this embodiment, the
また、本実施の形態では、メインスタンド50が走行時の格納状態で、凸部85、95は、傾斜面81、91に対する傾斜角度が、車幅方向より、前後方向が小さくなる。したがって、凸部85、95が、傾斜面81、91に対する傾斜が緩やかな前後形状を有するため、後輪15の接地荷重をより高めることができる。In addition, in this embodiment, when the
また、本実施の形態では、メインスタンド50が走行時の格納状態で、凸部85、95の頂部85A、95Aが凸部85、95の前後中心部に位置する。したがって、前後中心部に頂部85A、95Aが位置するため、走行風をバランス良く案内し易く、後輪15の接地荷重をより高めることができる。In addition, in this embodiment, when the
[他の実施の形態]
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
[Other embodiments]
The above-described embodiment merely shows one aspect of the present invention, and any modification and application can be made without departing from the spirit and scope of the present invention.
上記実施の形態では、メインスタンド50が、ユニットスイング式のパワーユニット12に設けられており、メインスタンド50が車両の重心から後方に離れると共に、後輪15に近くて好ましいが、これに限定されない。例えば、車体フレーム11に設けられたメインスタンドを有する鞍乗り型車両10に本願構成を適用してもよい。In the above embodiment, the
上記実施の形態では、スタンドとして、車幅方向に一対の接地面51B1、51C1を備えるメインスタンド50の構成を説明したが、スタンドとしては、接地面が車幅方向で片側のみのサイドスタンドでもよく、例えば、上記実施の形態のサイドスタンド39に、傾斜面に凸部を備える接地面プレートを設けてもよい。In the above embodiment, the configuration of the
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として前輪13と後輪15とを有する自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。In the above embodiment, a motorcycle having a
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
[Configuration supported by the above embodiment]
The above embodiment supports the following configurations.
(構成1)スタンドの本体部と、前記本体部の接地面に取り付けられた接地面プレートと、前記接地面プレートの前側となる部分に設けられた傾斜面と、を備える鞍乗り型車両において、前記傾斜面には、前記スタンドが走行時の格納状態で前記傾斜面から下方に突出した凸部を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、スタンドが傾斜面を備える鞍乗り型車両において、走行風による空気抵抗を抑制しながら、後輪の接地荷重を高めることができる。
(Configuration 1) A saddle-ride type vehicle comprising a main body of a stand, a ground contact plate attached to the ground contact surface of the main body, and an inclined surface provided on the front portion of the ground contact plate, characterized in that the inclined surface has a convex portion that protrudes downward from the inclined surface when the stand is in a stored state during driving.
According to this configuration, in a saddle-type vehicle in which the stand has an inclined surface, it is possible to increase the ground contact load of the rear wheels while suppressing air resistance caused by the running wind.
(構成2)前記スタンドの本体部には、車幅方向に一対の前記接地面プレートが設けられていることを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、車幅方向で走行風を受けることができ、車幅方向で走行風の影響のバランスをとることができる。
(Configuration 2) The saddle-type vehicle according to
According to this configuration, the wind generated by traveling can be received in the vehicle width direction, and the influence of the wind can be balanced in the vehicle width direction.
(構成3)前記凸部は、前記傾斜面に向けて車幅方向外側に突出高さが低くなることを特徴とする構成1又は2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、凸部が車幅方向で傾斜面から徐々に突出する形状となるため、車体がバンク等で傾斜する際の空気抵抗を減らすことができる。
(Configuration 3) A saddle-type vehicle according to
According to this configuration, the convex portion is shaped to gradually protrude from the inclined surface in the vehicle width direction, so that air resistance can be reduced when the vehicle body inclines on a bank or the like.
(構成4)前記スタンドが走行時の格納状態で、前記凸部は、前記傾斜面に対する傾斜角度が、車幅方向より、前後方向が小さくなることを特徴とする構成3に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、凸部が、傾斜面に対する傾斜が緩やかな前後形状を有するため、後輪の接地荷重をより高めることができる。
(Configuration 4) A saddle-type vehicle according to configuration 3, wherein, when the stand is in a stored state during traveling, the inclination angle of the convex portion with respect to the inclined surface is smaller in the front-to-rear direction than in the vehicle width direction.
According to this configuration, the convex portion has a front-rear shape with a gentle inclination relative to the inclined surface, so that the ground contact load of the rear wheel can be increased further.
(構成5)前記スタンドが走行時の格納状態で、前記凸部の頂部が前記凸部の前後中心部に位置することを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、前後中心部に頂部が位置するため、走行風をバランス良く案内し易く、後輪の接地荷重をより高めることができる。
(Configuration 5) A saddle-type vehicle according to any one of
With this configuration, the apex is located in the front-to-rear center, which makes it easier to guide the wind while driving in a balanced manner and further increases the ground contact load of the rear wheels.
鞍乗り型車両 10
50 メインスタンド(スタンド)
51 本体部
51B1、51C1 接地面
80、90 接地面プレート
81、91 傾斜面
85、95 凸部
85A、95A 頂部
50 Main Stand (Stand)
51 Main body 51B1,
Claims (8)
前記傾斜面(81、91)は、前記スタンド(50)が走行時の格納状態で、前記接地面プレート(80、90)の接地面(82、92)に向けて前記本体部(51)から、後方に進むに連れて下方に傾斜し、
前記傾斜面(81、91)には、前記スタンド(50)が走行時の格納状態で前記傾斜面(81、91)から下方に突出した凸部(85、95)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。 A saddle-type vehicle including a main body (51) of a stand (50), a ground contact surface plate (80, 90) attached to a ground contact surface (51B1, 51C1) of the main body (51), and an inclined surface (81, 91) provided on a front portion of the ground contact surface plate (80, 90),
When the stand (50) is in a stored state during traveling, the inclined surface (81, 91) inclines downward from the main body portion (51) toward the ground contact surface (82, 92) of the ground contact surface plate (80, 90) as it proceeds rearward,
The saddle-type vehicle is characterized in that the inclined surface (81, 91) is provided with a convex portion (85, 95) that protrudes downward from the inclined surface (81, 91) when the stand (50) is in a stored state during traveling.
前記外周縁(81A、91A)には、前記本体部(51)の外周面が沿った状態で前記本体部(51)が配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。 When the stand (50) is in a stored state during traveling, a rearwardly recessed outer periphery (81A, 91A) is formed at the front of the inclined surface (81, 91),
The saddle-type vehicle according to claim 1, characterized in that the main body portion (51) is disposed with its outer peripheral surface aligned along the outer peripheral edge ( 81A , 91A).
前記頂部(85A、95A)は、前記スタンド(50)が走行時の格納状態で、前下方を指向していることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。 The convex portion (85, 95) has a top portion (85A, 95A) that has a maximum protruding height relative to the inclined surface (81, 91),
3. The saddle-type vehicle according to claim 1, wherein the top portion (85A, 95A) is oriented downward and forward when the stand (50) is in a stored state during traveling.
前記接地面(82、92)は、前記スタンド(50)が走行時の格納状態で、前記傾斜面(81、91)の後端に、上方に折れ曲がって形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。 The ground plane plate (80, 90) is a press-formed product;
4. The saddle-type vehicle according to claim 1, wherein the ground contact surface (82, 92) is formed by bending upward at the rear end of the inclined surface (81, 91) when the stand (50) is in a stored state during traveling.
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021086924 | 2021-05-24 | ||
JP2021086924 | 2021-05-24 | ||
PCT/JP2022/011835 WO2022249668A1 (en) | 2021-05-24 | 2022-03-16 | Saddle riding type vehicle |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2022249668A1 JPWO2022249668A1 (en) | 2022-12-01 |
JPWO2022249668A5 JPWO2022249668A5 (en) | 2024-01-31 |
JP7498363B2 true JP7498363B2 (en) | 2024-06-11 |
Family
ID=84229786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023524033A Active JP7498363B2 (en) | 2021-05-24 | 2022-03-16 | Saddle type vehicle |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7498363B2 (en) |
WO (1) | WO2022249668A1 (en) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000062661A (en) | 1998-08-24 | 2000-02-29 | Suzuki Motor Corp | Center stand device of motorcycle |
JP2012245890A (en) | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Yamaha Motor Co Ltd | Scooter type motorcycle |
CN203511838U (en) | 2013-10-24 | 2014-04-02 | 优利工业股份有限公司 | Bicycle side stand |
WO2017018356A1 (en) | 2015-07-24 | 2017-02-02 | 本田技研工業株式会社 | Saddle riding type vehicle |
CN208559604U (en) | 2018-06-08 | 2019-03-01 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | Integral type side support of motorcycle |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04112186U (en) * | 1991-03-15 | 1992-09-29 | 修 長岡 | bicycle stand |
-
2022
- 2022-03-16 WO PCT/JP2022/011835 patent/WO2022249668A1/en active Application Filing
- 2022-03-16 JP JP2023524033A patent/JP7498363B2/en active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000062661A (en) | 1998-08-24 | 2000-02-29 | Suzuki Motor Corp | Center stand device of motorcycle |
JP2012245890A (en) | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Yamaha Motor Co Ltd | Scooter type motorcycle |
CN203511838U (en) | 2013-10-24 | 2014-04-02 | 优利工业股份有限公司 | Bicycle side stand |
WO2017018356A1 (en) | 2015-07-24 | 2017-02-02 | 本田技研工業株式会社 | Saddle riding type vehicle |
CN208559604U (en) | 2018-06-08 | 2019-03-01 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | Integral type side support of motorcycle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2022249668A1 (en) | 2022-12-01 |
JPWO2022249668A1 (en) | 2022-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5014858B2 (en) | Body frame structure | |
JP5727805B2 (en) | Motorcycle frame | |
US8256788B2 (en) | Foot rest for saddle-ride type vehicle | |
JPH0948377A (en) | Body frame of motor bicycle | |
JP4986603B2 (en) | Motorcycles and tricycles | |
WO2012008394A1 (en) | Saddled vehicle | |
JP6001892B2 (en) | Frame structure of saddle-ride type vehicle | |
JP5604124B2 (en) | Motorcycle | |
JP7498363B2 (en) | Saddle type vehicle | |
JP6837465B2 (en) | Guard structure for saddle-riding vehicles | |
JP5088088B2 (en) | Scooter-type vehicle intake system | |
JP6133662B2 (en) | Suspension structure of unit swing engine for saddle riding type vehicle | |
JP7232277B2 (en) | swing arm | |
JP7048746B2 (en) | Saddle-type vehicle | |
JP6997692B2 (en) | Saddle-type vehicle | |
JP6861665B2 (en) | Saddle-riding vehicle | |
JP7432006B2 (en) | Body frame of saddle type vehicle | |
JP6855517B2 (en) | Refueling port structure for saddle-mounted vehicles | |
JP6816081B2 (en) | Vehicle fender structure | |
JP6162189B2 (en) | Saddle riding | |
JP7470874B2 (en) | Stand stopper structure for saddle-type vehicle | |
JP7472178B2 (en) | Saddle type vehicle | |
JP7462694B2 (en) | Saddle type vehicle | |
JP6830499B2 (en) | Refueling port structure for saddle-mounted vehicles | |
JP7399917B2 (en) | Rear body structure of saddle type vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211 Effective date: 20230920 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7498363 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |