JP7494899B2 - 撮影制御装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、撮影制御装置、システム、方法及びプログラムに関し、特に、撮影処理を制御するための撮影制御装置、システム、方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、顔照合システムに関する技術が開示されている。特許文献1にかかるシステムは、ある施設で顔検知により多数の画像を撮影し、撮影画像とユーザIDを対応付けて保存する。その後、当該システムは、施設内の別の部屋で、ユーザIDと対応付けられた多数の撮影画像をテレビ等に表示し、その中から所望の画像の選択を受け付けて、選択された画像群を出力する。
特開2016-126414号公報
特許文献1にかかる技術では、顔検知により多数の撮影がなされ、多数の撮影画像の中からユーザが所望の画像を選択する必要がある。しかしながら、特許文献1の場合、ユーザが希望する条件で撮影された撮影画像を取得できるとは限らないという問題点がある。
本開示はこのような問題点を解決するためになされたものであり、顔認識技術を用いてユーザに対して所望の撮影画像を提供するための撮影制御装置、システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の態様にかかる撮影制御装置は、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる認証制御手段と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する出力手段と、
を備える。
本開示の第2の態様にかかる撮影制御装置は、
所定の人物の顔特徴情報を記憶した記憶手段と、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う認証制御手段と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する出力手段と、
を備える。
本開示の第3の態様にかかる撮影制御システムは、
撮影装置と、
所定の人物の顔特徴情報を記憶した記憶手段と、前記顔特徴情報を用いた顔認証を行う認証手段と、を備える認証装置と、
表示装置と、
撮影制御装置と、
を備え、
前記撮影制御装置は、
前記撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
前記認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる認証制御手段と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として前記表示装置へ出力する出力手段と、
を備える。
本開示の第4の態様にかかる撮影制御方法は、
コンピュータが、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得し、
前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせ、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定し、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する。
本開示の第5の態様にかかる撮影制御方法は、
所定の人物の顔特徴情報を記憶するコンピュータが、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得し、
前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行い、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定し、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する。
本開示の第6の態様にかかる撮影制御プログラムは、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する処理と、
前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる処理と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する処理と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する処理と、
をコンピュータに実行させる。
本開示の第7の態様にかかる撮影制御プログラムは、
所定の人物の顔特徴情報を記憶するコンピュータに、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する処理と、
前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う処理と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する処理と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する処理と、
を実行させる。
本開示により、顔認識技術を用いてユーザに対して所望の撮影画像を提供するための撮影制御装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
本実施形態1にかかる撮影制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態1にかかる撮影制御方法の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる撮影制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態2にかかる撮影制御方法の流れを示すフローチャートである。 本実施形態3にかかる撮影制御システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態3にかかる認証装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態3にかかる顔情報登録処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態3にかかる顔認証処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態3にかかるユーザ端末の構成を示すブロック図である。 本実施形態3にかかる撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態3にかかる撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態3にかかる撮影画像の例を示す図である。 本実施形態4にかかる撮影制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態4にかかる撮影制御処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態4にかかる撮影制御処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態4にかかる他人の顔にモザイク処理がされた撮影画像の例を示す図である。 本実施形態5にかかる本人が強調表示された撮影画像の例を示す図である。 本実施形態6にかかる撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態6にかかる撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態6にかかるジェスチャ認識による撮影画像の例を示す図である。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかる撮影制御装置2の構成を示すブロック図である。撮影制御装置2は、所定の撮影装置(不図示)を制御して所定の撮影条件を満たす場合に所定のタイミングで人物を撮影する情報処理装置である。撮影制御装置2は、撮影装置、認証装置(不図示)及び表示装置(不図示)と接続される。
尚、撮影装置は、例えば、公共エリアに設置されたカメラ等である。また、表示装置は、例えば、撮影装置の近傍に設置されたデジタルサイネージ又は撮影対象の人物等が所持するユーザ端末等である。尚、撮影装置と表示装置とは、例えば、顔認証端末のような一体型の装置であってもよい。認証装置は、人物の顔特徴情報を予め記憶しているものとする。また、認証装置は、撮影制御装置2から顔画像又は顔特徴情報の入力を受け付け、予め記憶された顔特徴情報と照合を行い、一致又は不一致を判定し、判定結果を撮影制御装置2へ出力する。ここで、一致の場合、顔認証に成功した旨を判定結果とし、不一致の場合、顔認証に失敗した旨を判定結果とする。
撮影制御装置2は、取得部21と、認証制御部22と、判定部23と、出力部24とを備える。取得部21は、所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する。認証制御部22は、認証装置に対して、第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる。判定部23は、第1の顔認証に成功した場合、第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する。ここで、所定の撮影条件とは、人物等により予め設定された条件である。例えば、所定の撮影条件とは、人物の顔領域が撮影画像内の特定の領域に存在することや、撮影画像内に検出される人の混雑度合いが所定値以上であること等であり、これらの組合せであってもよい。出力部24は、撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置(不図示)へ出力する。ここで、所定のタイミングとは、例えば、3秒後や所定のジェスチャが認識された場合等である。
図2は、本実施形態1にかかる撮影制御方法の流れを示すフローチャートである。まず、取得部21は、所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する(S11)。次に、認証制御部22は、認証装置に対して、第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる(S12)。そして、判定部23は、第1の顔認証に成功したか否かを判定する(S13)。第1の顔認証に成功した場合、判定部23は、第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する(S14)。第1の撮影画像が撮影条件を満たす場合、出力部24は、所定のタイミングで撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する(S15)。尚、ステップS13でNO又はステップS14でNOの場合、処理を終了する。また、ステップS15において出力部24は、第1の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力してもよい。
このように本実施形態では、顔認識技術を用いてユーザに対して所望の撮影画像を提供することができる。尚、本実施形態では、特許文献1と比べて不要な多数の類似画像の中から選別する必要がなく、即時に撮影画像を確認できる。
尚、撮影制御装置2は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態にかかる撮影制御方法の処理が実装されたコンピュータプログラムが記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込ませ、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、取得部21、認証制御部22、判定部23及び出力部24の機能を実現する。
または、取得部21、認証制御部22、判定部23及び出力部24は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)等を用いることができる。
また、撮影制御装置2の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、撮影制御装置2の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
<実施形態2>
本実施形態2は、上述した実施形態1の変形例である。実施形態1にかかる撮影制御装置2は、外部の認証装置に顔認証を行わせていた。一方、本実施形態2にかかる撮影制御装置2aは、装置内部で顔認証を行う。
図3は、本実施形態2にかかる撮影制御装置2aの構成を示すブロック図である。撮影制御装置2aは、記憶部25と、取得部21と、認証部22aと、判定部23と、出力部24とを備える。尚、取得部21、判定部23及び出力部24の機能は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
記憶部25は、少なくとも所定の人物の顔特徴情報を記憶する。認証部22aは、第1の撮影画像について顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う。
図4は、本実施形態2にかかる撮影制御方法の流れを示すフローチャートである。図4は、図2のステップS12がステップS12aに置き換わったものであり、他のステップは図2と同様である。ステップS12aにおいて、認証部22aは、第1の撮影画像について顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う。
このように本実施形態2によっても、上述した実施形態1と同様の効果を奏することができる。
<実施形態3>
本実施形態3は、上述した実施形態1の具体例である。図5は、本実施形態3にかかる撮影制御システム1000の構成を示すブロック図である。撮影制御システム1000は、カメラ100、撮影制御装置200、ユーザ端末300及び認証装置400を備える。カメラ100、撮影制御装置200、ユーザ端末300及び認証装置400のそれぞれは、ネットワークXを介して接続されている。ネットワークXは、有線又は無線の通信回線である。
カメラ100は、人物Uの少なくとも顔を含む所定の領域を撮影し、撮影画像をネットワークXを介して撮影制御装置200へ送信する。また、カメラ100は、撮影制御装置200からネットワークXを介して撮影指示に応じて撮影を行うこともできる。尚、カメラ100は、顔認証端末の一部であってもよい。
認証装置400は、顔情報DB(DataBase)410を有する。顔情報DB410は、ユーザID411と当該ユーザIDの顔特徴情報412とを対応付けて記憶する。顔情報DB410は、記憶部ともいう。尚、認証装置400は、顔特徴情報412の登録ユーザからの要望に応じて、顔情報DB410内の顔特徴情報412を削除してもよい。または、認証装置400は、顔特徴情報412の登録から一定期間経過後に削除してもよい。また、認証装置400は、外部から受信した顔認証要求に応じて、当該要求に含まれる顔画像又は顔特徴情報について、各ユーザの顔特徴情報と照合を行い、照合結果(認証結果)を要求元へ返信する。
次に、認証装置400の構成及び機能について詳細に説明する。図6は、本実施形態3にかかる認証装置400の構成を示すブロック図である。認証装置400は、上述した顔情報DB410と、顔検出部420と、特徴点抽出部430と、登録部440と、認証部450とを備える。
顔検出部420は、顔情報を登録するための登録画像に含まれる顔領域を検出し、特徴点抽出部430に出力する。特徴点抽出部430は、顔検出部420が検出した顔領域から特徴点を抽出し、登録部440に顔特徴情報を出力する。ここで、顔特徴情報は、抽出した特徴点の集合である。また、特徴点抽出部430は、撮影制御装置200から受信した顔画像に含まれる特徴点を抽出し、認証部450に顔特徴情報を出力する。
登録部440は、顔特徴情報の登録に際して、ユーザID411を新規に発行する。登録部440は、発行したユーザID411と、登録画像から抽出した顔特徴情報412とを対応付けて顔情報DB410へ登録する。認証部450は、顔特徴情報412を用いた顔認証を行う。具体的には、認証部450は、顔画像から抽出された顔特徴情報と、顔情報DB410内の顔特徴情報412との照合を行う。認証部450は、顔特徴情報の一致の有無を撮影制御装置200に返信する。顔特徴情報の一致の有無は、認証の成否に対応する。
図7は、認証装置400による顔情報登録処理の流れを示すフローチャートである。まず、認証装置400は、顔情報登録要求に含まれる登録画像を取得する(ステップS21)。例えば、認証装置400は、顔情報登録要求を、ユーザ端末300等からネットワークXを介して受け付ける。次に、顔検出部420は、登録画像に含まれる顔領域を検出する(ステップS22)。次に、特徴点抽出部430は、ステップS22で検出した顔領域から特徴点を抽出し、登録部440に顔特徴情報を出力する(ステップS23)。最後に、登録部440は、ユーザID411を発行し、当該ユーザID411と顔特徴情報412とを対応付けて顔情報DB410に登録する(ステップS24)。なお、認証装置400は、ユーザ端末300等から顔特徴情報412を受信し、ユーザID411と対応付けて顔情報DB410に登録してもよい。
図8は、認証装置400による顔認証処理の流れを示すフローチャートである。まず、特徴点抽出部430は、撮影制御装置200から受信した顔画像から顔特徴情報を取得する(ステップS31)。例えば、認証装置400は、撮影制御装置200から顔画像を受信し、ステップS21からS23のように顔特徴情報を抽出する。または、認証装置400は、撮影制御装置200から顔特徴情報を受信してもよい。次に、認証部450は、取得した顔特徴情報を、顔情報DB410の顔特徴情報412と照合する(ステップS32)。顔特徴情報が一致した場合(ステップS33のYes)、認証部450は、顔特徴情報が一致したユーザのユーザID411を特定し(ステップS34)、顔認証に成功した旨と特定したユーザID411とを撮影制御装置200に返信する(ステップS35)。一致する顔特徴情報が存在しない場合(ステップS33のNo)、認証部450は、顔認証に失敗した旨を撮影制御装置200に返信する(ステップS36)。
尚、ステップS32において、認証部450は、顔情報DB410内の全ての顔特徴情報412との照合を試みる必要はない。例えば、認証部450は、顔認証要求を受け付けた当日に登録が行われた顔特徴情報と優先的に照合を試みるとよい。または、前日以前に顔特徴情報の登録が行われていたとしても、予め特定日に(カメラ100と撮影制御装置200を用いた)撮影を行う旨を予約していた場合、認証部450は、予約したユーザの顔特徴情報と優先的に照合を試みるとよい。これらにより、照合速度が向上し得る。また、上記優先的な照合に失敗した場合、残り全ての顔特徴情報と照合を行うようにするとよい。
ユーザ端末300は、人物Uが所持する端末であり、上述した表示装置の一例である。ユーザ端末300は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末、カメラを搭載又は接続したPC(Personal Computer)等である。ユーザ端末300は、表示端末と呼んでも良く、人物UのユーザID又は顔特徴情報と対応付けられている。つまり、ユーザ端末300は、撮影制御装置200等においてユーザID又は顔特徴情報により特定可能な表示端末である。例えば、ユーザ端末300は、人物Uが自身のユーザIDによりログイン済みの端末である。
ユーザ端末300は、人物Uの顔認証に用いる登録画像を認証装置400に送信し、顔情報登録要求を行う。なお、ユーザ端末300は、登録画像から抽出された顔特徴情報を認証装置400に送信し、顔情報登録要求を行ってもよい。また、ユーザ端末300は、撮影制御装置200から出力画像を受信してもよい。なお、撮影制御システム1000は、出力画像を受信して表示する表示装置として、ユーザ端末300の代わりにデジタルサイネージを有していてもよい。また、撮影制御システム1000は、撮影画像を撮影する所定の撮影装置として、カメラ100を備えた顔認証端末またはユーザ端末300のいずれかを用いることができる。カメラ100が、登録画像を認証装置400に送信し、顔情報登録要求を行ってもよい。また、顔認証端末又はユーザ端末300は、登録画像から抽出された顔特徴情報を認証装置400に送信し、顔情報登録要求を行ってもよい。
次に、ユーザ端末300について詳細に説明する。図9は、本実施形態3にかかるユーザ端末300の構成を示すブロック図である。ユーザ端末300は、カメラ310と、記憶部320と、通信部330と、表示部340と、制御部350とを備える。カメラ310は、上述したカメラ100であってもよい。記憶部320は、ユーザ端末300の各機能を実現するためのプログラムが格納される記憶装置である。通信部330は、ネットワークXとの通信インタフェースである。表示部340は、上述した表示装置である。制御部350は、ユーザ端末300が有するハードウェアの制御を行う。制御部350は、撮影部351と、登録部352とを備える。
撮影部351は、カメラ310を制御し、人物Uの登録画像を撮影する。登録画像は、少なくとも当該ユーザの顔領域を含む画像である。登録部352は、登録画像を含む顔情報登録要求を、ネットワークXを介して認証装置400へ送信する。また、ユーザ端末300は、撮影制御装置200からネットワークXを介して受信した出力画像を表示部340の画面に表示する。
図5に戻って、撮影制御装置200の構成及び機能について説明する。撮影制御装置200は、記憶部210と、メモリ220と、通信部230と、制御部240とを備える。記憶部210は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部210は、プログラム211と、撮影条件212とを記憶する。プログラム211は、本実施形態にかかる撮影制御方法の処理が実装されたコンピュータプログラムである。撮影条件212は、実施形態で上述した撮影条件であり、任意の人物によって予め設定された情報である。
メモリ220は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部240の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信部230は、ネットワークXとの通信インタフェースである。
制御部240は、撮影制御装置200の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部240は、記憶部210からプログラム211をメモリ220へ読み込ませ、プログラム211を実行する。これにより、制御部240は、取得部241、認証制御部242、判定部243、撮影制御部244及び出力部245の機能を実現する。
取得部241は、上述した取得部21の一例である。取得部241は、カメラ100により人物Uが撮影された撮影画像をネットワークXを介して取得する。
認証制御部242は、上述した認証制御部22の一例である。認証制御部242は、取得された撮影画像を含めた顔認証要求を、ネットワークXを介して認証装置400へ送信し、認証装置400から顔認証結果を受信する。尚、認証制御部242は、撮影画像から人物Uの顔領域を検出し、顔領域の画像を顔認証要求に含めてもよい。さらに、認証制御部242は、顔領域から顔特徴情報を抽出し、顔特徴情報を顔認証要求に含めてもよい。つまり、認証制御部242は、認証装置に対して、撮影画像について顔認証を行わせる。
判定部243は、上述した判定部23の一例である。判定部243は、第1の撮影画像について顔認証に成功した場合、当該第1の撮影画像が撮影条件212を満たすか否かを判定する。
撮影制御部244は、第1の撮影画像が撮影条件212を満たす場合、人物Uの操作に応じてユーザ端末300から受け付けた撮影指示に応じて、カメラ100により第2の撮影画像を撮影させる。これにより、人物Uの所望の撮影タイミングで撮影することができる。
出力部245は、上述した出力部24の一例である。出力部245は、第2の撮影画像を出力画像としてネットワークXを介してユーザ端末300へ出力する。また、出力部245は、第1の撮影画像が撮影条件212を満たさない場合、所定のメッセージをユーザ端末300へ出力する。これにより、人物Uは、カメラ100に対する自身の位置や向きが撮影条件を満たさないことを容易に把握できる。さらに、出力部245は、撮影条件212を満たすために人物Uを誘導するメッセージを所定のメッセージとして出力するとよい。これにより、人物Uは、撮影条件212を満たすために何をすべきかを容易に把握でき、所望の撮影画像の取得を促進できる。
尚、認証制御部242は、第1の撮影画像の顔認証に成功した場合、認証装置400から顔認証に成功したユーザIDを取得する。そこで、出力部245は、取得したユーザIDに対応付けられたユーザ端末300を特定し、特定したユーザ端末300へ第1の撮影画像と共に撮影可能な旨を出力する。また、出力部245は、第2の撮影画像の顔認証に成功した場合、特定したユーザ端末300へ第2の撮影画像を出力画像として出力する。
尚、出力部245は、即時に出力画像を出力しても、一定時間経過後に出力しても構わない。
尚、撮影制御装置200は、カメラ100、表示装置としてのデジタルサイネージ及び認証装置400の一部又は全部を内蔵していてもよい。
図10及び図11は、本実施形態3にかかる撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。まず、取得部241は、カメラ100により人物Uが撮影された第1の撮影画像を取得する(S201)。次に、認証制御部242は、認証装置400に対して第1の顔認証を行わせる(S202)。具体的には、認証制御部242は、第1の撮影画像を含めた顔認証要求を、ネットワークXを介して認証装置400へ送信する。そして、認証制御部242は、認証装置400から顔認証結果を受信する。ここで、顔認証結果には、顔認証に成功した場合、成功した旨とそのユーザIDとが含まれ、顔認証に失敗した場合、失敗した旨が含まれる。
続いて、判定部243は、第1の顔認証に成功したか否かを判定する(S203)。具体的には、判定部243は、受信した顔認証結果に顔認証に成功した旨が含まれるか否かを判定する。第1の顔認証に成功した場合、判定部243は、第1の撮影画像が撮影条件212を満たすか否かを判定する(S204)。例えば、判定部243は、第1の撮影画像を解析して、人物Uの顔領域が撮影画像内の特定の領域に存在することや、撮影画像内に検出される人の混雑度合いが所定値以上であること等を満たすか否かを判定する。
ステップS204において第1の撮影画像が撮影条件212を満たさない場合、出力部245は、誘導メッセージをネットワークXを介してユーザ端末300へ出力する(S206)。ここで、誘導メッセージは例えば、人物Uの顔領域を第1の撮影画像内の特定の領域へ移動するように促すメッセージが挙げられる。または、誘導メッセージは例えば、人の混雑度合いが所定値以上となるまでその場で待機することを促すメッセージが挙げられる。但し、誘導メッセージはこれらに限定されない。
ステップS203で第1の顔認証に失敗した場合、又は、ステップS206の後、ステップS201へ戻る。
ステップS204において第1の撮影画像が撮影条件212を満たす場合、出力部245は、撮影可能な旨及び第1の撮影画像をネットワークXを介してユーザ端末300へ出力する(S205)。そして、撮影制御部244は、ユーザ端末300から撮影指示を受け付ける(S207)。そして、撮影制御部244は、ネットワークXを介してカメラ100に対して撮影指示を送信する(S208)。
その後、取得部241は、カメラ100により人物Uが撮影された第2の撮影画像を、ネットワークXを介して取得する(S209)。次に、認証制御部242は、認証装置400に対して第2の顔認証を行わせる(S210)。具体的には、認証制御部242は、第2の撮影画像を含めた顔認証要求を、ネットワークXを介して認証装置400へ送信する。そして、認証制御部242は、認証装置400から顔認証結果を受信する。
続いて、判定部243は、第2の顔認証に成功したか否かを判定する(S211)。第2の顔認証に成功した場合、出力部245は、第2の撮影画像をネットワークXを介してユーザ端末300へ出力する(S212)。これにより、ユーザ端末300は、受信した第2の撮影画像を表示部340の画面に表示する。図12は、本実施形態3にかかる撮影画像(出力画像)の例を示す図である。
このように、本実施形態3では、顔認識技術を用いてユーザ(人物U)が望む条件での撮影を実現することができる。また、ユーザから撮影指示を受け付けて撮影を行わせるため、ユーザの所望のタイミングで顔認識による撮影を実現できる。さらに、撮影条件を満たさない場合、ユーザに対して誘導メッセージを出力するため、ユーザは、誘導メッセージに応じて顔や体の向きや位置を微調整できる。そのため、ユーザの所望のアングルで顔認識による撮影を実現できる。
尚、本実施形態3において図10のステップS207は、必須ではない。代わりに、ステップS205において、出力部245は、所定のタイミングを通知するための撮影予告を出力してもよい。撮影予告としては、例えば「今からN秒後に撮影します。」といったメッセージであってもよい。そして、「N秒後」の部分はカウントダウンされるとよい。そして、所定のタイミング、例えばN秒後に撮影制御部244は、ステップS208を行うと良い。
<実施形態4>
本実施形態4は、上述した実施形態3の改良例である。実施形態3の撮影画像には人物U以外の人物の顔が映り込む可能性がある。その場合、人物Uの撮影条件を満たしたとしても、映り込んだ人物のプライバシーに配慮する必要がある。そこで、本実施形態4では、撮影画像のうち撮影対象の人物以外の人物の顔にモザイク処理を施して出力画像として出力する。
図13は、本実施形態4にかかる撮影制御装置200aの構成を示すブロック図である。尚、本実施形態4にかかる撮影制御システムは、撮影制御システム1000における撮影制御装置200が撮影制御装置200aに置き換わったものである。他の構成については実施形態3と同様であるため、以下では、重複する説明を省略する。
撮影制御装置200aは、撮影制御装置200に加工部246が追加されたものである。加工部246は、第1の加工部の一例である。加工部246は、第2の顔認証に成功した場合、第2の撮影画像のうち第2の顔認証に成功した顔特徴情報に対応する顔領域以外の顔領域を特定し、当該特定した顔領域における認識度が低下するように加工する。例えば、加工部246は、人物U以外の人物の顔に対してモザイク処理を施す。そして、出力部245は、加工後の画像を出力画像としてユーザ端末300へ出力する。
図14及び図15は、本実施形態4にかかる撮影制御処理の流れを示すシーケンス図である。まず、カメラ100は、人物Uを含む所定の領域を撮影した第1の撮影画像をネットワークXを介して撮影制御装置200aへ送信する。これにより、撮影制御装置200aの取得部241は、第1の撮影画像を取得する(S221)。次に、認証制御部242は、第1の撮影画像から顔領域を検出し、顔領域から顔特徴情報を抽出する(S222)。そして、認証制御部242は、抽出した顔特徴情報を含めた顔認証要求をネットワークXを介して認証装置400へ送信する(S223)。
これに応じて、認証装置400は、顔認証要求に含まれる顔特徴情報と、顔情報DB410内の顔特徴情報412との照合を行い、照合結果(顔認証結果)を撮影制御装置200aへ返信する。ここでは、顔認証に成功したものとし、認証装置400は、顔認証に成功した旨と顔認証に成功したユーザID411とを含めた顔認証結果をネットワークXを介して撮影制御装置200aへ返信する(成功応答)(S224)。
判定部243は受信した顔認証結果から第1の顔認証に成功したと判定し、続けて第1の撮影画像が撮影条件212を満たすか否かを判定する(S225)。ここで、撮影条件212を満たすものとし、出力部245は、撮影可能な旨及び第1の撮影画像をネットワークXを介してユーザ端末300へ送信する(S226)。尚、出力部245は、顔認証結果に含まれるユーザIDにより出力先のユーザ端末300を特定できるものとする。
そして、ユーザ端末300は、受信した撮影可能な旨及び第1の撮影画像を表示部340の画面に表示する(S227)。続いて、ユーザ端末300は、人物Uの操作により撮影指示の入力を受け付ける(S228)。そして、ユーザ端末300は、ネットワークXを介して撮影制御装置200aへ撮影指示を送信する。これにより、撮影制御装置200aの撮影制御部244は、ユーザ端末300から撮影指示を受け付ける(S229)。そして、撮影制御部244は、ネットワークXを介してカメラ100へ撮影指示を送信する(S230)。
そして、カメラ100は、受信した撮影指示に応じて撮影を行い、第2の撮影画像をネットワークXを介して撮影制御装置200aへ送信する。これにより、撮影制御装置200aの取得部241は、ユーザ端末300から第2の撮影画像を取得する(S231)。次に、認証制御部242は、第2の撮影画像から顔領域を検出し、顔領域から顔特徴情報を抽出する(S232)。そして、認証制御部242は、抽出した顔特徴情報を含めた顔認証要求をネットワークXを介して認証装置400へ送信する(S233)。尚、ステップS222及びS232は必須ではない。その場合、認証制御部242は、顔認証要求に、第1の撮影画像又は検出した顔領域を含める。
これに応じて、認証装置400は、顔認証要求に含まれる顔特徴情報と、顔情報DB410内の顔特徴情報412との照合を行い、照合結果(顔認証結果)を撮影制御装置200aへ返信する。ここでは、顔認証に成功したものとし、認証装置400は、顔認証に成功した旨と顔認証に成功したユーザID411とを含めた顔認証結果をネットワークXを介して撮影制御装置200aへ返信する(成功応答)(S234)。
ここで、撮影制御装置200aの判定部243は受信した顔認証結果から第2の顔認証に成功したと判定する。そして、加工部246は、第2の撮影画像のうち人物Uの顔領域以外の顔領域を特定し、当該特定した顔領域における認識度が低下するように加工する(S235)。そして、出力部245は、加工後の画像を出力画像としてネットワークXを介してユーザ端末300へ送信する(S236)。ユーザ端末300は、受信した出力画像を表示部340の画面に表示する(S237)。
図16は、本実施形態4にかかる他人の顔にモザイク処理がされた撮影画像の例を示す図である。図16では、人物UAが上述した人物Uに相当し、撮影対象であるものとする。そして、人物UA以外の人物UB,UC,UD,UE及びUFについては顔領域にモザイク加工12が施されていることを示す。
このように、本実施形態により、予期せず撮影画像に映り込んだ撮影対象外の人物についてのプライバシーを保護することができる。
<実施形態5>
本実施形態5は、上述した実施形態3の改良例であり、実施形態4の変形例である。撮影画像に複数の人物が映り込んだ場合、撮影対象の人物が判別し難くなる可能性がある。そこで、本実施形態5では、撮影画像のうち撮影対象の人物の周囲を強調表示する。
尚、本実施形態5にかかる撮影制御装置は、実施形態4にかかる撮影制御装置200aの加工部246の処理内容に変更を加えることで実現可能である。そのため、撮影制御システム及び撮影制御装置の図示を省略し、また、重複する説明も省略する。
本実施形態5にかかる加工部246は、第2の加工部の一例である。加工部246は、第2の顔認証に成功した場合、第2の撮影画像のうち第2の顔認証に成功した顔特徴情報に対応する顔領域を特定し、当該特定した顔領域の周囲を強調するように加工する。そして、出力部245は、加工後の画像を出力画像としてユーザ端末300へ出力する。尚、本実施形態5にかかる撮影制御処理の流れは、上述した図14及び図15と同等である。但し、ステップS235において、上述したように、特定した顔領域の周囲を強調するように加工するものとする。
図17は、本実施形態5にかかる本人が強調表示された撮影画像の例を示す図である。図17では、撮影対象である人物Uの顔領域の周囲に強調表示12aが施されていることを示す。
このように、本実施形態により、撮影画像に複数人が映り込んだとしても顔認証により特定された撮影対象者について強調表示されるため、撮影対象者の判別がし易くなる。
<実施形態6>
本実施形態6は、上述した実施形態3の改良例である。実施形態3では、第2の撮影画像の撮影指示を、ユーザ端末300に対する人物Uによる操作により行っていた。そのため、操作が煩雑な場合もある。そこで、本実施形態6では、人物Uのジェスチャを撮影指示とみなすものである。これにより、人物Uはユーザ端末300を操作することなく撮影指示を行うことができ、煩雑さを解消できる。
尚、本実施形態6にかかる撮影制御装置は、実施形態3にかかる撮影制御装置200の取得部241、撮影制御部244及び出力部245の処理内容に変更を加えることで実現可能である。そのため、撮影制御システム及び撮影制御装置の図示を省略し、また、重複する説明も省略する。
本実施形態6にかかる出力部245は、第1の撮影画像が撮影条件を満たす場合、少なくとも第1の撮影画像をユーザ端末300へ出力する。本実施形態6にかかる取得部241は、第1の撮影画像の出力後に、カメラ100により人物Uを撮影させた第3の撮影画像を取得する。本実施形態6にかかる撮影制御部244は、第3の撮影画像に対して所定のジェスチャの認識に成功した場合、撮影指示として受け付けたものとする。ここで、ジェスチャとは、例えば、ピースサイン、手を上げるポーズである。ジェスチャ認識の手法は公知のものを用いることができる。例えば、撮影制御部244は、第3の撮影画像を解析し、人物Uの姿勢の特徴量を抽出する。または、撮影制御部244は、第3の撮影画像から人物の動きの動き特徴量を抽出してもよい。そして、撮影制御部244は、抽出した特徴量からジェスチャの種類を特定し、所定のジェスチャの特徴量との一致度合いを判定する。一致度合いが所定値以上の場合、ジェスチャ認識に成功したとみなすとよい。
図18及び図19は、本実施形態6にかかる撮影制御処理の流れを示すフローチャートである。尚ステップS201からS206は、上述した図10と同様である。ステップS205の後、取得部241は、カメラ100により人物Uが撮影された第3の撮影画像を取得する(S207a)。そして、撮影制御部244は、第3の撮影画像がジェスチャ認識に成功したか否かを判定する(S207b)。例えば、撮影制御部244は、上述したようにジェスチャ認識を行っても良い。ジェスチャ認識に失敗した場合、ステップS206へ進む。一方、ジェスチャ認識に成功した場合、撮影制御部244は、ネットワークXを介してカメラ100に対して撮影指示を送信する(S208)。ステップS209以降は、上述した図11と同様である。
図20は、本実施形態6にかかるジェスチャ認識による撮影画像の例を示す図である。図20では、人物UAがジェスチャ認識に成功したことを示す。
このように、本実施形態により、撮影対象人物はユーザ端末300を操作することなく撮影指示を行うことができ、煩雑さを解消できる。
尚、所定のジェスチャは、ユーザごとに異なるものであってもよい。例えば、各ユーザは、顔情報登録端末やユーザ端末300等を用いて自身の顔情報を登録する際に、併せて、自身の撮影時のジェスチャ認識に用いる所定のジェスチャを登録してもよい。
<その他の実施形態>
上述した実施形態4及び5は、組み合わせて実現してよい。すなわち、第2の撮影画像に対して、モザイク処理と強調表示を行ってもよい。これにより、予期せず映り込んだ人物へのプライバシーに配慮しつつ、撮影対象人物を判別し易くなる。また、上述した実施形態6は、実施形態4及び5の一方又は両方と組わせて実現してもよい。また、上述した実施形態2に、実施形態3から6の一部又は全部を適用しても良い。
尚、上述の実施形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる認証制御手段と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する出力手段と、
を備える撮影制御装置。
(付記A2)
前記出力手段は、
前記撮影条件を満たさない場合、所定のメッセージを前記表示装置へ出力する
付記A1に記載の撮影制御装置。
(付記A3)
前記出力手段は、
前記撮影条件を満たすために前記人物を誘導するメッセージを前記所定のメッセージとして出力する
付記A2に記載の撮影制御装置。
(付記A4)
前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により前記第2の撮影画像を撮影させる撮影制御手段をさらに備える、
付記A1乃至A3のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
(付記A5)
前記出力手段は、
前記撮影条件を満たす場合、前記第1の撮影画像を前記表示装置へ出力し、
前記取得手段は、
前記第1の撮影画像の出力後に、前記撮影装置により前記人物を撮影させた第3の撮影画像を取得し、
前記撮影制御手段は、
前記第3の撮影画像に対して所定のジェスチャの認識に成功した場合、前記撮影指示として受け付けたものとする
付記A4に記載の撮影制御装置。
(付記A6)
前記表示装置は、前記人物の顔特徴情報と対応付けられた表示端末であり、
前記出力手段は、
前記第1の顔認証に成功した場合、当該第1の顔認証に成功した顔特徴情報に対応付けられた前記表示端末へ前記第1の撮影画像と共に撮影可能な旨を出力し、
前記撮影制御手段は、
前記人物からの前記撮影指示を前記表示端末から受け付け、
前記出力手段は、
前記第2の撮影画像を前記表示端末へ出力する
付記A4又はA5に記載の撮影制御装置。
(付記A7)
前記出力手段は、
前記撮影条件を満たす場合、前記所定のタイミングを通知するための撮影予告を前記表示装置へ出力し、
前記所定のタイミングで前記撮影装置により前記第2の撮影画像を撮影させる撮影制御手段をさらに備える
付記A1乃至A3のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
(付記A8)
前記認証制御手段は、
前記認証装置に対して、前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行わせ、
前記出力手段は、
前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を前記出力画像として前記表示装置へ出力する
付記A4乃至A7のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
(付記A9)
前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像のうち前記第2の顔認証に成功した顔特徴情報に対応する顔領域以外の顔領域を特定し、当該特定した顔領域における認識度が低下するように加工する第1の加工手段をさらに備え、
前記出力手段は、
前記加工後の画像を前記出力画像として前記表示装置へ出力する
付記A8に記載の撮影制御装置。
(付記A10)
前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像のうち前記第2の顔認証に成功した顔特徴情報に対応する顔領域を特定し、当該特定した顔領域の周囲を強調するように加工する第2の加工手段をさらに備え、
前記出力手段は、
前記加工後の画像を前記出力画像として前記表示装置へ出力する
付記A8又はA9に記載の撮影制御装置。
(付記A11)
前記撮影条件は、前記人物の顔領域が撮影画像内の特定の領域に存在することを含む
付記A1乃至A10のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
(付記A12)
前記撮影条件は、撮影画像内に検出される人の混雑度合いが所定値以上であることを含む
付記A1乃至A11のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
(付記B1)
所定の人物の顔特徴情報を記憶した記憶手段と、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う認証制御手段と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する出力手段と、
を備える撮影制御装置。
(付記C1)
撮影装置と、
所定の人物の顔特徴情報を記憶した記憶手段と、前記顔特徴情報を用いた顔認証を行う認証手段と、を備える認証装置と、
表示装置と、
撮影制御装置と、
を備え、
前記撮影制御装置は、
前記撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
前記認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる認証制御手段と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として前記表示装置へ出力する出力手段と、
を備える撮影制御システム。
(付記C2)
前記出力手段は、
前記撮影条件を満たさない場合、所定のメッセージを前記表示装置へ出力する
付記C1に記載の撮影制御システム。
(付記D1)
コンピュータが、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得し、
前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせ、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定し、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する、
撮影制御方法。
(付記E1)
所定の人物の顔特徴情報を記憶するコンピュータが、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得し、
前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行い、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定し、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する、
撮影制御方法。
(付記F1)
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する処理と、
前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる処理と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する処理と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する処理と、
をコンピュータに実行させる撮影制御プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記G1)
所定の人物の顔特徴情報を記憶するコンピュータに、
所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する処理と、
前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う処理と、
前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する処理と、
前記撮影条件を満たす場合、所定のタイミングで前記撮影装置により前記人物が撮影された第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する処理と、
を実行させる撮影制御プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
2 撮影制御装置
2a 撮影制御装置
21 取得部
22 認証制御部
22a 認証部
23 判定部
24 出力部
25 記憶部
251 顔特徴情報
1000 撮影制御システム
100 カメラ
200 撮影制御装置
200a 撮影制御装置
210 記憶部
211 プログラム
212 撮影条件
220 メモリ
230 通信部
240 制御部
241 取得部
242 認証制御部
243 判定部
244 撮影制御部
245 出力部
246 加工部
300 ユーザ端末
310 カメラ
320 記憶部
330 通信部
340 表示部
350 制御部
351 撮影部
352 登録部
400 認証装置
410 顔情報DB
411 ユーザID
412 顔特徴情報
420 顔検出部
430 特徴点抽出部
440 登録部
450 認証部
U 人物
UA,UB,UC、UD、UE、UF 人物
X ネットワーク
12 モザイク加工
12a 強調表示

Claims (17)

  1. 所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
    前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる認証制御手段と、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により第2の撮影画像を撮影させる撮影制御手段と、
    を備え、
    前記認証制御手段は、
    前記認証装置に対して、前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行わせ、
    前記撮影条件を満たし、かつ、前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する出力手段
    さらに備える撮影制御装置。
  2. 前記出力手段は、
    前記撮影条件を満たさない場合、所定のメッセージを前記表示装置へ出力する
    請求項1に記載の撮影制御装置。
  3. 前記出力手段は、
    前記撮影条件を満たすために前記人物を誘導するメッセージを前記所定のメッセージとして出力する
    請求項2に記載の撮影制御装置。
  4. 前記出力手段は、
    前記撮影条件を満たす場合、前記第1の撮影画像を前記表示装置へ出力し、
    前記取得手段は、
    前記第1の撮影画像の出力後に、前記撮影装置により前記人物を撮影させた第3の撮影画像を取得し、
    前記撮影制御手段は、
    前記第3の撮影画像に対して所定のジェスチャの認識に成功した場合、前記撮影指示として受け付けたものとする
    請求項に記載の撮影制御装置。
  5. 前記表示装置は、前記人物の顔特徴情報と対応付けられた表示端末であり、
    前記出力手段は、
    前記第1の顔認証に成功した場合、当該第1の顔認証に成功した顔特徴情報に対応付けられた前記表示端末へ前記第1の撮影画像と共に撮影可能な旨を出力し、
    前記撮影制御手段は、
    前記人物からの前記撮影指示を前記表示端末から受け付け、
    前記出力手段は、
    前記第2の撮影画像を前記表示端末へ出力する
    請求項又はに記載の撮影制御装置。
  6. 前記出力手段は、
    前記撮影条件を満たす場合、撮影予告を前記表示装置へ出力する
    請求項1に記載の撮影制御装置。
  7. 前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像のうち前記第2の顔認証に成功した顔特徴情報に対応する顔領域以外の顔領域を特定し、当該特定した顔領域における認識度が低下するように加工する第1の加工手段をさらに備え、
    前記出力手段は、
    前記加工後の画像を前記出力画像として前記表示装置へ出力する
    請求項に記載の撮影制御装置。
  8. 前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像のうち前記第2の顔認証に成功した顔特徴情報に対応する顔領域を特定し、当該特定した顔領域の周囲を強調するように加工する第2の加工手段をさらに備え、
    前記出力手段は、
    前記加工後の画像を前記出力画像として前記表示装置へ出力する
    請求項又はに記載の撮影制御装置。
  9. 前記撮影条件は、前記人物の顔領域が撮影画像内の特定の領域に存在することを含む
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  10. 前記撮影条件は、撮影画像内に検出される人の混雑度合いが所定値以上であることを含む
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  11. 所定の人物の顔特徴情報を記憶した記憶手段と、
    所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
    前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う認証制御手段と、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により第2の撮影画像を撮影させる撮影制御手段と、
    を備え、
    前記認証制御手段は、
    前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行い、
    前記撮影条件を満たし、かつ、前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する出力手段
    さらに備える撮影制御装置。
  12. 撮影装置と、
    所定の人物の顔特徴情報を記憶した記憶手段と、前記顔特徴情報を用いた顔認証を行う認証手段と、を備える認証装置と、
    表示装置と、
    撮影制御装置と、
    を備え、
    前記撮影制御装置は、
    前記撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する取得手段と、
    前記認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる認証制御手段と、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により第2の撮影画像を撮影させる撮影制御手段と、
    を備え、
    前記認証制御手段は、
    前記認証装置に対して、前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行わせ、
    前記撮影条件を満たし、かつ、前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を出力画像として前記表示装置へ出力する出力手段
    さらに備える撮影制御システム。
  13. 前記出力手段は、
    前記撮影条件を満たさない場合、所定のメッセージを前記表示装置へ出力する
    請求項12に記載の撮影制御システム。
  14. コンピュータが、
    所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得し、
    前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせ、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定し、
    前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により第2の撮影画像を撮影させ、
    前記認証装置に対して、前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行わせ、
    前記撮影条件を満たし、かつ、前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する、
    撮影制御方法。
  15. 所定の人物の顔特徴情報を記憶するコンピュータが、
    所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得し、
    前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行い、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定し、
    前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により第2の撮影画像を撮影させ、
    前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行い、
    前記撮影条件を満たし、かつ、前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する、
    撮影制御方法。
  16. 所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する処理と、
    前記人物の顔特徴情報を記憶した認証装置に対して、前記第1の撮影画像について第1の顔認証を行わせる処理と、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する処理と、
    前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により第2の撮影画像を撮影させる処理と、
    前記認証装置に対して、前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行わせる処理と、
    前記撮影条件を満たし、かつ、前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する処理と、
    をコンピュータに実行させる撮影制御プログラム。
  17. 所定の人物の顔特徴情報を記憶するコンピュータに、
    所定の撮影装置により人物が撮影された第1の撮影画像を取得する処理と、
    前記第1の撮影画像について前記顔特徴情報を用いた第1の顔認証を行う処理と、
    前記第1の顔認証に成功した場合、前記第1の撮影画像が所定の撮影条件を満たすか否かを判定する処理と、
    前記撮影条件を満たす場合、前記人物から受け付けた撮影指示に応じて、前記撮影装置により第2の撮影画像を撮影させる処理と、
    前記第2の撮影画像について前記第1の顔認証に成功した顔特徴情報を用いた第2の顔認証を行う処理と、
    前記撮影条件を満たし、かつ、前記第2の顔認証に成功した場合、前記第2の撮影画像を出力画像として所定の表示装置へ出力する処理と、
    を実行させる撮影制御プログラム。
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