JP7491756B2 - 回転陽極型x線管装置およびx線撮像装置 - Google Patents

回転陽極型x線管装置およびx線撮像装置 Download PDF

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Description

本明細書および図面に開示の実施形態は、回転陽極型X線管装置およびX線撮像装置に関する。
被検体を通過したX線から画像を取得するX線撮像装置として、たとえば、X線CT(Computed Tomography)装置やX線診断装置などが知られている。この種のX線撮像装置に使用されるX線管には、陽極のターゲットを回転させる回転陽極を含むものがある。回転陽極を含むX線管を備えた回転陽極型X線管装置は、ターゲットを回転させることができるため、熱電子が局所的に集束するのを避けることができるものの、ターゲット上の熱電子が照射される箇所の温度上昇は避けられない。また、X線CT装置に利用される回転陽極型X線管装置は、出力定格が優れるものが多いため、さらに発熱量が多くなる。
ターゲットを冷却するため、近年の回転陽極型X線管装置には、使用中に発生する熱を放出するための専用の熱交換器と、この熱交換器にターゲットを冷却する冷却液を循環させるポンプとが外付けされるものがある。しかし、この種の回転陽極型X線管装置は、ポンプを駆動させるための専用の電源を確保しなければならず、装置が大型化してしまう。
特開2017-054641号公報
本明細書および図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、冷却液循環用のポンプを装置筐体内に収容することで装置を小型化することである。ただし、本明細書および図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
実施形態に係る回転陽極型X線管装置は、陽極を回転させるステータコイルと、ステータコイルの駆動力にもとづいて冷却液を循環させるポンプと、を備える。
第1実施形態に係る回転陽極型X線管装置の一構成例を概略的に示す全体図。 第1実施形態に係る回転陽極型X線管装置の一構成例を詳細に示す説明図。 第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置の一構成例を概略的に示す全体図。 第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置の一構成例を詳細に示す説明図。
以下、図面を参照しながら、回転陽極型X線管装置およびX線撮像装置の実施形態について詳細に説明する。
実施形態に係る回転陽極型X線管装置は、回転陽極型のX線管を有し、たとえばX線CT装置やX線診断装置などのX線撮像装置に適用可能である。X線診断装置には、X線TV寝台装置、X線循環器診断システムが含まれる。実施形態に係る回転陽極型X線管装置を備えたX線撮像装置は、たとえば、回転陽極型X線管装置から照射されたX線を検出するX線検出器と、X線検出器の出力にもとづいてX線画像を生成するプロセッサを含む処理回路と、をさらに備えるとよい。
図1は、第1実施形態に係る回転陽極型X線管装置1の一構成例を概略的に示す全体図である。また、図2は、第1実施形態に係る回転陽極型X線管装置1の一構成例を詳細に示す説明図である。
図1に示すように、回転陽極型X線管装置1は、筐体2、冷却液3、X線管4、ステータコイル5、ポンプ6、共用端子7、およびステータコイル5と共用端子7とを接続するケーブル8を有する。
筐体2は、X線管4、ステータコイル5、および冷却液循環用のポンプ6を収容し、筐体2の外部と内部とを電気的に接続するための共用端子7が設けられる。筐体2は密閉されており、筐体2とX線管4との間の空間には冷却液3が充填される。
冷却液3は、絶縁油であり、たとえば鉱物油や合成油などの絶縁と冷却を兼ねる油系冷熱媒体である。X線管装置の構成により水などの水系冷却液が用いられても良い。
X線管4は、真空状態で密閉されており、図2に示すように、熱電子が衝突することでX線を発生する傘状のターゲット41、ロータ42、および軸受43を有する回転陽極40と、フィラメント(陰極)44を収容する。
ターゲット41とロータ42は、軸受43に対して回転自在に支持される。ターゲット41とロータ42と軸受43の回転軸は同軸である。
ロータ42は、円盤形状を有する。ロータ42は、ターゲット41と一体的に、回転軸に沿って高速で回転する。第1実施形態において、ロータ42は、ステータコイル5の両極のうちロータ42側の極から発生する回転磁場によって生じる渦電流により回転トルクを受けて回転する。
軸受43は、潤滑剤としての液体金属を用いた動圧軸受である。液体金属としては、たとえばガリウム・インジウム(Galn)合金やガリウム・インジウム・スズ(GaInSn)合金などの材料を用いることができる。液体金属は、常温で液状かつ蒸気圧が低い。このため、軸受43の液体金属は、真空状態の回転陽極型X線管装置1の内部でも液状を維持することができる。
軸受43は、図2に示すように円筒形状を有し、その中空の内軸部に、ポンプ6によって送られた冷却液3が通過する冷却液通路を有するとよい。この場合、陽極40の各構成の熱を、液体金属および冷却液3を介して伝導放熱することができる。
フィラメント44で発生した熱電子は、高電圧によって加速され、電子線として図示しない集束機構によって集束されてターゲット41上に衝突することにより、ターゲット41の焦点においてX線が発生する。
ステータコイル5は、複数のコイル要素からなるコイル要素群を含み、共用端子7およびケーブル8を介して、筐体2の外部に設けられたステータコイル電源9から駆動力を供給される。第1実施形態に係るステータコイル5は、コイル軸がターゲット41の回転軸と平行であり、陽極40のロータ42とポンプ6のロータ61との間に設けられる(図2参照)。
ポンプ6は、ステータコイル5の駆動力にもとづいて冷却液3を循環させる。すなわち、ポンプ6は、ステータコイル電源9からステータコイル5に供給される駆動力にもとづいて、冷却液3を熱交換器(たとえばラジエータ)10に循環させる。ポンプ6は、筐体2に収容されるとともに、ポンプ6の専用の電源を必要としない。なお、熱交換器10は、筐体2に対して着脱自在であるとよい。この場合、メンテナンス時に、劣化しやすい筐体2を交換しつつ、劣化しづらい熱交換器10をそのまま利用することが可能となる。
第1実施形態においては、ポンプ6は、ステータコイル5の極のうちロータ61側の極から発生する磁場にもとづいて駆動される。具体的には、まず、ステータコイル電源9から供給された駆動力によって、ステータコイル5が磁場を発生する。次に、ステータコイル5の極のうちロータ61側の極から発生する回転磁場によって、ポンプ6の図示しないモータのロータ61が回転トルクを受けて回転する。そして、ロータ61が回転することでモータが駆動されて、ポンプ6が駆動される。
第1実施形態に係る回転陽極型X線管装置1は、冷却液循環用のポンプ6を筐体2に収容することができるため、装置を小型化することができる。また、第1実施形態に係るポンプ6は、ステータコイル5が陽極40のロータ42を回転させるにあたってステータコイル5の陽極40の対極側に必然的に発生する磁場によって、駆動することができる。このため、ポンプ6は専用の電源を必要とせず、回転陽極型X線管装置1をさらに小型化することができるとともに軽量化することができる。
また、筐体2は、ステータコイル5とポンプ6を駆動するにあたり、共用端子7のみを備えればよい。また、共用端子7の配線をポンプ6に接続する必要がないため、筐体2の内部の配線数を削減することができる。
また、図2に示すように、陽極40のロータ42は、ステータコイル5のコイル軸と交わる位置に永久磁石45が設けられてもよい。第1実施形態に係る軸受43は、液体金属軸受である。このため、軸受43の内軸部の冷却液通路に冷却液3を通す場合、ターゲット41からロータ42への熱伝導を大幅に低減することができる。したがって、この場合、ロータ42には永久磁石45を設置することが可能である。永久磁石45を備える場合、ロータ42の回転効率が大幅に向上する。この場合、ロータ42は、銅などの金属に変えて軽量な材料にすることができる。またステータコイル5に要求される磁力も低減できるため、ロータ42とステータコイル5を小型軽量に形成することができ、回転陽極型X線管装置1をさらに小型化、軽量化することができる。
また、ターゲット41は非常に高温になるため、X線管4の内部にターゲット41の輻射熱から陽極40のロータ42を遮蔽するための遮蔽板46を設けてもよい。この場合、ロータ42に永久磁石45が設けられている場合は、遮蔽板46は永久磁石45を輻射熱から守ることができる。なお、遮蔽板46は、その熱が軸受43を介して冷却液3に伝導するように構成されるとよい。
図3は、第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置1の一構成例を概略的に示す全体図である。また、図4は、第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置1の一構成例を詳細に示す説明図である。
この第2実施形態に示す回転陽極型X線管装置1は、ポンプ6がステータコイル電源9により駆動される点で第1実施形態に示す回転陽極型X線管装置1と異なる。具体的には、第2実施形態に係るポンプ6のモータ62は、共用端子7およびケーブル8mを介して、ステータコイル電源9の駆動力を供給される。すなわち、ステータコイル5とポンプ6とで、1つの外部電源を共用する。
なお、モータ62に配線されるケーブル8mは、共用端子7からモータ62に直接に伸びてもよいし、ステータコイル5のケーブル8の途中から分岐してもよい。
図3には、ステータコイル5のコイル軸がロータ42の回転軸と直交するとともに、ロータ42の面からロータ42の回転軸方向に永久磁石45が突設される場合の例を示した。この場合、X線管4は、ステータコイル5を設置する場所を確保するような凹みを有するとよい(図3参照)。このX線管4の凹みにステータコイル5を位置させることにより、回転陽極型X線管装置1を小型化することができる。
第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置1によっても、冷却液循環用のポンプ6を筐体2に収容することができるため、装置を小型化することができる。また、ポンプ6の専用の配線が必要になるものの、電源をステータコイル5と共用するためポンプ6の専用の端子は不要である。したがって、ポンプ6専用の電源を必要とする場合に比べて回転陽極型X線管装置1をさらに小型化することができる。
また、第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置1は、第1実施形態と同様に、永久磁石45を備えてもよいし、遮蔽板46を備えてもよい(図4参照)。
第1実施形態および第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置1は、冷却液循環用のポンプ6を筐体2に収容することで、小型化および省配線化することができる。また、ポンプ6の専用電源が不要であるため、筐体2の周辺部品が削減される。このため、メンテナンス空間の自由度が上がり、たとえば焦点位置調整に必要な調整機構の配置やジグの取り付け、操作性などが大幅に向上する。
また、従来のX線管装置では、ポンプ6が熱交換器10の中に固設されることが多い。しかし、ポンプ6は、熱交換器10の中に設けられると、冷却液3によって特に樹脂部が早く劣化してしまう。このような構成では、ポンプ6と熱交換器10とを切り離すことが難しいため、たとえ熱交換器10がまだ利用可能だったとしても、ポンプ6を交換するときに熱交換器10ごと交換しなくてはならなかった。
この点、第1実施形態および第2実施形態に係る回転陽極型X線管装置1は、熱交換器10は、筐体2に対して着脱自在であれば、寿命管理が必要なポンプ6は、同様に寿命管理が必要な筐体2内部の他のコンポーネントとともに、筐体2ごと容易に交換することができるとともに、劣化しづらい熱交換器10をそのまま利用しつづけることができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、冷却液循環用のポンプ6を装置筐体内に収容することで装置を小型化することができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、実施形態同士の組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 回転陽極型X線管装置
2 筐体
3 冷却液
4 X線管
5 ステータコイル
6 ポンプ
7 共用端子
9 ステータコイル電源
40 回転陽極
41 ターゲット
42 陽極のロータ
43 軸受
45 永久磁石
46 遮蔽板
61 ポンプのモータのロータ
62 ポンプのモータ

Claims (8)

  1. 陽極を回転させるステータコイルと、
    前記ステータコイルの駆動力にもとづいて冷却液を循環させるポンプと
    前記陽極を収容したX線管と、前記ポンプと、前記ステータコイルと、を収容し、外部と内部とを電気的に接続するための共用端子が設けられた筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記共用端子を介して前記筐体内の前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するステータコイル電源と、
    を備え、
    前記陽極は、
    ターゲットと、前記ターゲットの回転軸と同軸の回転軸を有して前記ターゲットと一体に回転する円盤状のロータとを有し、
    前記ポンプは、
    前記ターゲットの回転軸と平行な回転軸を有するロータを備えたモータを有し、
    前記ステータコイルは、
    コイル軸が前記ターゲットの回転軸と平行であり、前記ターゲットのロータと前記ポンプのロータとの間に設けられ、前記陽極のロータ側の極から発生する磁場により前記陽極のロータを回転させることで前記陽極を回転させるとともに、前記ポンプのロータ側の極から発生する磁場により前記ポンプのロータを回転させることで前記ポンプのモータを駆動し前記ポンプを駆動する、
    転陽極型X線管装置。
  2. 陽極を回転させるステータコイルと、
    前記ステータコイルの駆動力にもとづいて冷却液を循環させるポンプと
    前記陽極を収容したX線管と、前記ポンプと、前記ステータコイルと、を収容し、外部と内部とを電気的に接続するための共用端子が設けられた筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記共用端子を介して前記筐体内の前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するステータコイル電源と、
    を備え、
    前記陽極は、
    ターゲットと、前記ターゲットの回転軸と同軸の回転軸を有して前記ターゲットと一体に回転する円盤状のロータとを有し、このロータが前記ステータコイルから発生された磁場により回転することで回転し、
    前記ポンプは、
    前記ポンプを駆動するモータを有し、
    前記ステータコイル電源は、
    前記共用端子を介して前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するとともに、当該共用端子を介して前記ポンプの前記モータに駆動力を供給する、
    転陽極型X線管装置。
  3. 前記X線管は、
    前記ターゲットの輻射熱から前記陽極のロータを遮蔽するための遮蔽板、
    をさらに収容する、
    請求項またはに記載の回転陽極型X線管装置。
  4. 前記ターゲットと前記陽極のロータとを回転自在に支持するとともに前記ターゲットの回転軸と同軸の回転軸を有する円筒形状の軸受、
    をさらに備え、
    前記軸受は、
    中空の内軸部に、前記ポンプによって送られた前記冷却液が通過する冷却液通路を有し、この冷却液を介して前記ターゲットで発生した熱を伝導放熱する、
    請求項ないしのいずれか1項に記載の回転陽極型X線管装置。
  5. 陽極を回転させるステータコイルと、
    前記ステータコイルの駆動力にもとづいて冷却液を循環させるポンプと
    前記陽極を収容したX線管と、前記ポンプと、前記ステータコイルと、を収容し、外部と内部とを電気的に接続するための共用端子が設けられた筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記共用端子を介して前記筐体内の前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するステータコイル電源と、
    を備え、
    前記陽極のロータは、
    前記ステータコイルのコイル軸と交わる位置に設けられた永久磁石を有する、
    転陽極型X線管装置。
  6. 陽極を回転させるステータコイルと、前記ステータコイルの駆動力にもとづいて冷却液を循環させるポンプと、を有する回転陽極型X線管装置と、
    前記回転陽極型X線管装置から照射されたX線を検出するX線検出器と、
    前記X線検出器の出力にもとづいてX線画像を生成する生成部と、
    を備え
    前記回転陽極型X線管装置は、
    前記陽極を収容したX線管と、前記ポンプと、前記ステータコイルと、を収容し、外部と内部とを電気的に接続するための共用端子が設けられた筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記共用端子を介して前記筐体内の前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するステータコイル電源と、
    をさらに備え、
    前記陽極は、
    ターゲットと、前記ターゲットの回転軸と同軸の回転軸を有して前記ターゲットと一体に回転する円盤状のロータとを有し、
    前記ポンプは、
    前記ターゲットの回転軸と平行な回転軸を有するロータを備えたモータを有し、
    前記ステータコイルは、
    コイル軸が前記ターゲットの回転軸と平行であり、前記ターゲットのロータと前記ポンプのロータとの間に設けられ、前記陽極のロータ側の極から発生する磁場により前記陽極のロータを回転させることで前記陽極を回転させるとともに、前記ポンプのロータ側の極から発生する磁場により前記ポンプのロータを回転させることで前記ポンプのモータを駆動し前記ポンプを駆動する、
    X線撮像装置
  7. 陽極を回転させるステータコイルと、前記ステータコイルの駆動力にもとづいて冷却液を循環させるポンプと、を有する回転陽極型X線管装置と、
    前記回転陽極型X線管装置から照射されたX線を検出するX線検出器と、
    前記X線検出器の出力にもとづいてX線画像を生成する生成部と、
    を備え
    前記回転陽極型X線管装置は、
    前記陽極を収容したX線管と、前記ポンプと、前記ステータコイルと、を収容し、外部と内部とを電気的に接続するための共用端子が設けられた筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記共用端子を介して前記筐体内の前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するステータコイル電源と、
    をさらに備え、
    前記陽極は、
    ターゲットと、前記ターゲットの回転軸と同軸の回転軸を有して前記ターゲットと一体に回転する円盤状のロータとを有し、このロータが前記ステータコイルから発生された磁場により回転することで回転し、
    前記ポンプは、
    前記ポンプを駆動するモータを有し、
    前記ステータコイル電源は、
    前記共用端子を介して前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するとともに、当該共用端子を介して前記ポンプの前記モータに駆動力を供給する、
    X線撮像装置
  8. 陽極を回転させるステータコイルと、前記ステータコイルの駆動力にもとづいて冷却液を循環させるポンプと、を有する回転陽極型X線管装置と、
    前記回転陽極型X線管装置から照射されたX線を検出するX線検出器と、
    前記X線検出器の出力にもとづいてX線画像を生成する生成部と、
    を備え
    前記回転陽極型X線管装置は、
    前記陽極を収容したX線管と、前記ポンプと、前記ステータコイルと、を収容し、外部と内部とを電気的に接続するための共用端子が設けられた筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記共用端子を介して前記筐体内の前記ステータコイルに前記ステータコイルの駆動力を供給するステータコイル電源と、
    をさらに備え、
    前記陽極のロータは、
    前記ステータコイルのコイル軸と交わる位置に設けられた永久磁石を有する、
    X線撮像装置
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