JP7489655B2 - 空気弁 - Google Patents

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Description

本発明は、水が流れる配管に繋がれ吸排気を行う空気弁に関する。
従来より、空気弁は、上下水道、工業用水のパイプライン又は農業用水のパイプラインなどの配管に繋がれ、いろいろな場所で広く用いられている。空気弁は、配管の設置工事、増設工事、又は交換工事などの際、配管の中の水を効率良く抜くために大気を配管内に導く吸気機能を有し、また、それらの工事の後に配管の中の多量の空気(その他の気体も含む)を大空気孔を経て外部に排気する多量排気(急速排気)の機能と、水が通常の圧力で配管を流れている状態で様々な原因で配管に混入した空気を少量ずつ小空気孔を経て外部に排気する少量排気の機能と、を有するもの(例えば、特許文献1~4など)が一般的に用いられている。
このような空気弁は、一般的に、基本構造として、配管に繋がれる弁箱と、大空気孔が形成され弁箱に装着される蓋体と、弁箱内に配され蓋体の大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、弁箱内に配されたフロート弁体と、を備えている。小空気孔は、蓋体に形成されたり(例えば、特許文献1など)、遊動弁体に形成されたり(例えば、特許文献2~4など)している。フロート弁体は、小空気孔を下方から塞ぎ得る。フロート弁体と遊動弁体とは、水よりも比重が小さいものである。空気弁と配管の間には、通常、弁箱への水の浸入を制御する止水弁の部分を有する別体の補修弁が連接されている。
多量排気時には、空気は、大空気孔を通って急速に排気される。多量排気は、補修弁の止水弁が開かれ配管から弁箱へ水が浸入してから、遊動弁体が下方から蓋体に密接して大空気孔を塞ぐまで行われる。多量排気が終わった後には、少量排気が行われる。少量排気時には、空気は蓋体又は遊動弁体に形成されている小空気孔を通って排気される。水面が上がり水面から小空気孔までが所定の距離になると、フロート弁体が小空気孔を下方から塞ぐようになり、排気は止まる。その後、配管から弁箱へ空気が水に混じって浸入し、水面から小空気孔までの空気の量が増え水面が下がると、フロート弁体が下がり、小空気孔が開放され、再度少量排気が行われる。そして、少量排気により水面が上がり水面から小空気孔までが所定の距離になると、フロート弁体が小空気孔を下方から塞ぐようになり、排気は止まる。
なお、特許文献4に開示される空気弁では、弁箱に設けられた複数個のレバーを回動操作し蓋体(内蓋体)に圧接することによって、蓋体(内蓋体)を弁箱に装着している。そうすることで、メンテナンス作業時などの分解後の組み立て(及び分解)において、蓋体の弁箱への装着(及び装着解除)を簡単な操作で行うことができる。
実開平4-126076号公報 特開2000-074241号公報 特開2008-138764号公報 特開2009-121678号公報
ところで、空気弁の中の水には、異物が混入することがある。特に、空気弁が水道水に比べて水質が劣る下水道、工業用水又は農業用水などの配管用に用いられる場合は、その異物は比較的多い。異物は、小空気孔に付着し目詰まりを生じさせて少量排気をできなくさせたり、或いは、小空気孔の近傍に付着し、小空気孔を塞ごうとするフロート弁体を阻止して漏水を起こさせたりすることもある。
そのため、小空気孔及びその近傍は、異物の付着を抑制できるようにするのが好ましい。
例えば、特許文献2では、大空気孔の上方から遊動弁体を押圧することにより、大空気孔を開放して水とともに異物を排出して掃除できるようにしている。特許文献3では、弁箱の周壁部に取り付けたピンでフロート弁体を押し下げることにより、小空気孔の近傍を掃除できるとしている。しかし、特許文献2及び3は、遊動弁体又はフロート弁体の全体の掃除であって小空気孔及びその近傍に集中した掃除ではないので、小空気孔及びその近傍における異物を取り除くことによる異物の付着の効率的な抑制としては改善の余地がある。
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、小空気孔及びその近傍における異物の付着を効率的に抑制できる空気弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の空気弁は、水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、前記配管に繋がれる弁箱と、前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、前記弁箱内に配されたフロート弁体と、を備えており、記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであることを特徴とする。
請求項2に記載の空気弁は、水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、前記配管に繋がれる弁箱と、前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、前記弁箱内に配されたフロート弁体と、を備えており、前記蓋体又は前記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであり、前記ピン体は、弾性体の反動力により反復動作可能なように該弾性体を介して前記蓋体又は前記遊動弁体に保持されていることを特徴とする。
請求項3に記載の空気弁は、水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、前記配管に繋がれる弁箱と、前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、前記弁箱内に配されたフロート弁体と、下部にフランジ部を有しそれよりも上方に上下方向に延びる棒部を有し、その上端部で前記遊動弁体を下方から押し得る押し棒体と、を備えており、前記蓋体は、前記小空気孔が形成されており、前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであることを特徴とする。
請求項4に記載の空気弁は、水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、前記配管に繋がれる弁箱と、前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、前記弁箱内に配されたフロート弁体と、を備えており、前記蓋体又は前記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであり、下部にフランジ部を有しそれよりも上方に上下方向に延びる棒部を有し、その上端部で前記遊動弁体を下方から押し得る押し棒体を更に備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の空気弁は、水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、前記配管に繋がれる弁箱と、前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、前記弁箱内に配されたフロート弁体と、を備えており、前記蓋体又は前記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであり、前記弁箱は、回動操作することにより前記蓋体に圧接して該蓋体を該弁箱に装着する複数個のレバーが設けられており、前記蓋体は、前記複数個のレバーが圧接する箇所にリング体が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る空気弁によれば、小空気孔及びその近傍における異物の付着を効率的に抑制できる。
本発明の実施形態に係る空気弁の断面図(図3(a)のA-Aで示す線の位置で切断した断面図)である。 同上の空気弁の弁箱(レバーは上がった状態)にフロート弁体、遊動弁体等を配置したときの平面図である。 同上の空気弁の蓋体を示すものであって、(a)が平面図、(b)が底面図である。 同上の空気弁の弁箱に蓋体を装着する直前の状態を示す断面図である。 同上の空気弁のフロート弁体と押し棒体を示すものであって、(a)がそれらの下部の斜視図、(b)がそれらの下部の変形例の斜視図である。 本発明の実施形態に係る別の空気弁の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施形態に係る空気弁1は、水が流れる配管に繋がれ、その配管内に混入する空気を大空気孔3a又は小空気孔3bを経て外部に排気できるものである。空気弁1は、基本構造として、図1に示すように、弁箱2と蓋体3と遊動弁体4とフロート弁体5とを備えている。また、空気弁1は、ピン体6と弾性体6Aを備え、押し棒体7を備えている。また、空気弁1は、カバー体8を備えている。
弁箱2は、配管に繋がれるものであり、上方端部に上方開口部2a、下方端部に通水口2bを有し、上方開口部2aの下方内部に中空部2c、その下方で通水口2b近傍に導水部2dを有している。弁箱2は、例えば、鋳鉄製とすることができる。弁箱2と配管の間には、通常、中空部2cへの水の浸入を制御する止水弁の部分を有する別体の補修弁(図示せず)が連接されている。この補修弁に替えて、導水部2dに止水弁を設けるようにしてもよい。
また、弁箱2は、蓋体3を装着する手段として、複数個(図では2個)のレバー21と複数個(図では2個)の差し込み溝22を有するようにすることができる(図2参照)。レバー21は、上がった状態(図2及び図4参照)と倒れた状態(図1参照)が可能である。レバー21は、作業者が触れて操作するところの操作部21aの部分と、倒れた状態のときに蓋体3の後述する圧接溝34に対し圧接し得る圧接部21bの部分と、を有している。レバー21は、例えば、ステンレス製とすることができる。差し込み溝22は、蓋体3を回すことで後述する差し込み部35が差し込めるように、図2の破線で示すように、周方向に一定長さ形成されている。差し込み溝22の入口近傍には、蓋体3の差し込み部35を一旦載置する窪み部22Aを設けることができる。
蓋体3は、弁箱2の上部に装着されるものである。蓋体3は、弁箱2の上方開口部2aから装着される。蓋体3は、上記の大空気孔3aが形成されている。大空気孔3aは、蓋体3の中央部に形成されている。蓋体3は、例えば、鋳鉄製とすることができる。蓋体3の下端面には、大空気孔3aを塞ぐために、遊動弁体4が良好に密接できるようにOリング31が設けられている。このOリング31のかわりに、その対応する位置の遊動弁体4の上端面にOリングが設けられていてもよい。
また、蓋体3は、上記の小空気孔3bが形成されている。小空気孔3bは、蓋体3の中心軸からずれた周辺の位置に形成されている。詳細には、蓋体3は、小空気孔3bが形成されている小空気孔形成部材32を有している。小空気孔形成部材32は、弁座ホルダー32aとその下側の弁座32bで構成され、蓋体3を上下に貫通している。小空気孔3bは、弁座ホルダー32aと弁座32bの中心を通って上下に貫通して形成されている。弁座32bは、弾性を有し、フロート弁体5が下方から密接すると小空気孔3bが閉塞する。詳細には、小空気孔3bの内径は、弁座32bよりも弁座ホルダー32aの方が少し大きくなっている。また、小空気孔3bの下端開口部は少し広がっている。また、後述するようにフロート弁体5が小空気孔3bを下方から塞いだとき、フロート弁体5が安定するように蓋体3に下方スペーサー33が複数個設けられている。下方スペーサー33は、弁座32bの下端と略同じ水平位置に下端が有り、2個以上(図3(b)では3個)設けられる。
蓋体3(詳細には小空気孔形成部材32)は、小空気孔3bに上方から挿通し得るピン体6が弾性体6Aを介して保持されている。弾性体6Aは、図示する例では、バネ体であるが、ゴムなど弾性を有する他のものを用いることも可能である。具体的には、ピン体6はピン本体部の上端部につば部を有し、そのつば部と弁座ホルダー32aの間にピン本体部を取り囲んで弾性体6Aが配置されるようにすることができる。ピン体6は、好ましくは、その先端(下端)が尖っており、また、通常の状態で、弁座32bの小空気孔3bよりも上方に位置するように保持される。
蓋体3は、弁箱2に装着する手段として、その外周面に圧接溝34と複数個(図3(b)では2個)の差し込み部35を有するようにすることができる。圧接溝34は、凹曲面で環状に形成されており、前述したレバー21の圧接部21bが圧接し得る。圧接溝34には、レバー21が接触する下部の部分に、圧接リング34aを設けることができる。圧接リング34aは、例えば、銅合金製又はステンレス製など錆び難いものとすることができる。また、差し込み部35は、外周面から少し突出している(図3(b)参照)。
蓋体3の弁箱2への装着は、以下のようにして行われる。すなわち、蓋体3は、弁箱2に載置して回すと複数個(図では2個)の差し込み部35が弁箱2の差し込み溝22に差し込まれる。それから、図4に示すような状態から複数個(図では2個)のレバー21を倒すと、その圧接部21bが蓋体3の圧接溝34(詳細には、圧接リング34a)に複数方向(図では両側)から圧接するようになる(図1参照)。
このようにして、蓋体3の弁箱2への装着が可能である。このとき、圧接溝34に圧接リング34aを設けるようにすると、圧接時の摺動によって擦り傷が出来ても、圧接リング34aを錆び難いものにすることで蓋体3全体の耐久性を上げることができる。また、長年の使用後にもし擦り傷が大きくなった場合、圧接リング34aだけを取り換え可能であるので、安価にその後も空気弁1を使用できる。
なお、蓋体3を弁箱2に装着する手段は、上記方式に限らず様々な方式が可能である。また、上記方式は、空気弁1(及び後述する空気弁1’)以外の空気弁にも適用可能である。
また、蓋体3は、カバー体8を取り付けるために、上方スペーサー36を複数個(図では4個)設け、そのうちの何個か(図では2個)にスタットボルト36A(図3(a)及び図4参照)を固定することができる。
遊動弁体4は、弁箱2内に配されている。遊動弁体4は、例えば、図示するような大略円板状とすることができる。遊動弁体4は、蓋体3(詳細には、Oリング31)に密接できるように、上端面は平坦である。また、遊動弁体4は、下端面の中央部に、押し棒体7の上端部が入り込み得る大きさの凹部4aが形成されている。
フロート弁体5は、長尺の大略円柱状のもので、弁箱2内に配されている。フロート弁体5は、上端面の中央部に、遊動弁体4が入り込み得る大きさの凹部5aが形成されている。フロート弁体5の上端部はつば状に形成されていて上端面は平坦であり、その一部で上記の小空気孔3bを下方から塞ぎ得る。
フロート弁体5は、その中心軸に沿って上下方向に挿通孔5bが形成されている。挿通孔5bには、押し棒体7の後述する棒部7bが挿通している。また、フロート弁体5は、その下部においては、図1及び図5(a)に示すように、挿通孔5bが形成された本体部5c、底部5d、これら本体部5cと底部5dの間をつなぐ複数個の柱部5eで囲まれる内空間(下部内空間)5fが形成されており、そこには押し棒体7の後述するフランジ部7aが配置されている。底部5dには、貫通孔5daが設けられている。この下部内空間5fには、底部5dの貫通孔5daを通って、又は、複数個の柱部5eの互いの間を通って水又は空気が出入りするようになっている。本体部5c、底部5d、複数個の柱部5eは、一体成形されたものであってもよいし、又は、それぞれ別体として製作されて互いに接続されたものであってもよい。
押し棒体7は、下部にフランジ部7aを有しそれよりも上方に上下方向に延びる棒部7bを有している。押し棒体7は、フランジ部7aの下端面で流入して来た水の力を受けることができ、また、棒部7bの上端部で遊動弁体4を下方から押し得るものである。棒部7bの上端面は、曲面となっている。これにより、押し棒体7がフロート弁体5の傾きに応じて傾いたとしても、安定して遊動弁体4を下方から押し続けることができる。フランジ部7aの下端面には、脚部7cを設けることができる。脚部7cにより、押し棒体7がフロート弁体5に対して下がった状態(弁箱2内に水がない状態)でもフランジ部7aとフロート弁体5の底部5dの間に隙間が形成される。そうすると、配管が断水状態から通水状態なったとき、フランジ部7aの下端面が流入して来た水の力を受け易くなり、速やかに押し棒体7が上昇して遊動弁体4により大空気孔3aを塞ぐことができる。脚部7cは、例えば、図1及び図5(a)に示すように、複数個(図では2個)設けることができ、また、図5(b)に示すように、棒部7bの下端部分を延長してフランジ7aを貫通させることで設けたり、棒部7bの直下に別部材で1個設けたりすることも可能である。
カバー体8は、蓋体3が装着された弁箱2を覆い得るものである。カバー体8の蓋体3への取り付け方式は、様々なものが可能であるが、例えば、蓋体3のスタットボルト36A(図3(a)及び図4参照)にカバー体8に設けた孔(図示せず)を通し、それから、例えば袋ナット8Aを螺着することで取り付けるようにできる。カバー体8は、蓋体3の形状によっては、弁箱2に取り付けるようにすることも可能である。
以上説明した空気弁1の排気動作は、以下の通りである。多量排気時には、空気は、大空気孔3aを通って急速に排気される。多量排気は、配管が断水状態から上流側のポンプが稼働し或は上流側のバルブが開かれて配管が通水状態なったとき、又は、止水弁を一旦閉じてから空気弁1の保守点検などが終わったとき、止水弁が開かれ補修弁を通って弁箱2へ水が浸入してから、遊動弁体4が下方から蓋体3に密接して大空気孔3aを塞ぐまで行われる。ここで、弁箱2へ水が浸入すると、フロート弁体5が浮き上がる前に、押し棒体7が速やかに反応して浮き上がり、遊動弁体4を押し上げる。そうすると、弁箱2へ水が浸入してから早い時点で、遊動弁体4が大空気孔3aを塞ぐようになる。
多量排気が終わった後は、少量排気が行われる。少量排気時には、空気は蓋体3に形成されている小空気孔3bを通って排気される。多量排気が終わった直後には、水面WSから小空気孔3b(詳細には弁座32bの下端)までの距離は長く、少量排気により徐々に水面WSが上がり、それに従ってフロート弁体5が上昇する。水面WSから小空気孔3bまでが所定の距離になると、フロート弁体5が小空気孔3bを下方から塞ぐようになり、排気は止まる。この所定の距離は、フロート弁体5の重量などで決めることができる。
よって、小空気孔3bには長い距離のところから徐々に水面WSが近づくので、異物が水に混入していても小空気孔3bへの付着を効率的に抑制できる。また、フロート弁体5が長尺であると、フロート弁体5が小空気孔3bを塞ぐときの水面WSから小空気孔3bまでの所定の距離を比較的長くすることができるので、異物が水に混入していても小空気孔3bへの付着を効率的に抑制できる。
その後、配管内の水が通常の状態で流れ、その水に空気が混じると、配管から弁箱2の中空部2cへ空気が水に混じって浸入する。そして、水面WSから小空気孔3bまでの空気の量が増え水面WSが下がると、フロート弁体5が下がり(詳細には、傾いて片側が下がり)、小空気孔3bが開放され、再度少量排気が行われる。そして、少量排気により水面WSが上がり水面WSから小空気孔3bまでが所定の距離になると、フロート弁体5が小空気孔3bを下方から塞ぐようになり、排気は止まる。
また、空気弁1は、通常の使用でも、配管内の水圧の変化(例えば、ウォーターハンマー現象による空気層の圧縮によるものなど)等により水面WSの突発的な揺れは避け得ず、小空気孔3b又はその近傍に水とともに異物が接触して付着する場合もある。そのため、小空気孔3b及びその近傍は、蓋体3に保持されたピン体6により、定期的又は不定期的に掃除して異物を取り除くことで、異物の付着を効率的に抑制するようにできる。具体的には、小空気孔3bの下方開口部の下までピン体6を挿通させる。そうすると、目詰まりしないよう小空気孔3bの異物を取り除きその付着を効率的に抑制できる。このとき、ピン体6が弾性体6Aを介して蓋体3に保持されていると、弾性体6Aの反動力によりピン体6を反復動作させることにより、小空気孔3bの異物を取り除き易くなる。更に、ピン体6の先端を小空気孔3bの下方開口部から出してフロート弁体5を突くことで、フロート弁体5を傾斜させてそれが再度小空気孔3bを塞ぐまでの間に、小空気孔3bの近傍の異物を水又は空気とともに小空気孔3bに吸い込ませて排出させるようにできる。そうすると、フロート弁体5が正常に小空気孔3bを塞ぐことが可能なように、小空気孔3bの近傍の異物を取り除きその付着を効率的に抑制できる。なお、特許5554394の特許請求の範囲に記載されているような、空気弁1が正常動作しているか否かを外部からの観察で判断できる手段を併用して、例えば、正常動作していないと判断したときに、ピン体6により小空気孔3b及びその近傍の掃除をするようにしてもよい。
このように、空気弁1は、異物が水に混入していても小空気孔3b及びその近傍への付着を効率的に抑制できる。空気弁1は、上水道の配管用に好適なのは勿論のこと、水道水に比べて水質が劣る下水道、工業用水又は農業用水などの配管用に特に好適であり、例えば農業用水のように配管の通水と断水の切り替わりが頻繁に(例えば、日単位又は週単位に)起こる場合は更に好適である。
次に、本発明の実施形態に係る別の空気弁1’について説明する。空気弁1’は、空気弁1と同様に、水が流れる配管に繋がれ、その配管内に混入する空気を大空気孔3a’又は小空気孔4b’を経て外部に排気できるものである。空気弁1’は、図6に示すように、空気弁1における弁箱2、蓋体3、遊動弁体4、フロート弁体5、ピン体6、弾性体6A、カバー体8に対応する弁箱2’、蓋体3’、遊動弁体4’、フロート弁体5’、ピン体6’、弾性体6A’、カバー体8’を備えている。また、空気弁1’は、弁体案内9’を備えている。なお、空気弁1’は、空気弁1における押し棒体7に対応する部材は備えていない。
弁箱2’は、弁箱2と同様の構造のものである。蓋体3’は、小空気孔3b及びそれに関連する部材を有さないこと以外は、蓋体3と同様の構造のものである。
遊動弁体4’は、弁箱2’内に配されている。遊動弁体4’は、例えば、図示するような大略円板状とすることができる。遊動弁体4’は、蓋体3’に密接できるように、上端面に平坦部分を有する。また、遊動弁体4’は、下端面の中央部に、空気弁1の凹部4aと同様の凹部4a’を有しているが、それはフロート弁体5’の上端部が入り込むためのものである。遊動弁体4’には、その外周面から凹部4a’に空気が通過できるように横方向に貫通孔が形成されている。
また、遊動弁体4’は、上記の小空気孔4b’が形成されている。小空気孔4b’は、遊動弁体4’の中心軸の位置に形成されている。詳細には、遊動弁体4’は、小空気孔4b’が形成された小空気孔形成部材41’を有している。小空気孔形成部材41’は、弁座ホルダー41a’とその下側の弁座41b’で構成され、遊動弁体4’を上下に貫通している。小空気孔4b’は、弁座ホルダー41a’と弁座41b’の中心を通って上下に貫通して形成されている。弁座41b’は、弾性を有し、フロート弁体6’が下方から密接すると小空気孔4b’が閉塞する。
遊動弁体4’(詳細には小空気孔形成部材41’)は、小空気孔4b’に上方から挿通し得るピン体6’が弾性体6A’を介して保持されている。弾性体6A’は、図示する例では、バネ体であるが、ゴムなど弾性を有する他のものを用いることもできる。具体的には、ピン体6’はピン本体部の上端部につば部を有し、そのつば部と弁座ホルダー41a’の間にピン本体部を取り囲んで弾性体6A’が配置されるようにすることができる。また、ピン体6’は、遊動弁体4’に形成された断面逆U字状のピン体支持部4c’内に収容され、通常の状態では、ピン体支持部4c’により上方から支持されるようにすることができる。ピン体支持部4c’は、上部中央に孔部を有し、ピン体6’のつば部が上方から押さえられ得るようになっている。ピン体支持部4c’は、遊動弁体4’の他の部分と一体成形されたものであってもよいし、又は、別体として製作されて他の部分に接続されたものであってもよい。また、ピン体6’は、好ましくは、その先端(下端)が尖っている。
フロート弁体5’は、例えば、図示するような大略円柱状のものとすることができる。フロート弁体5’は、弁箱2’内に配されている。フロート弁体5’は、遊動弁体4’の凹部4a’に入り込み得る大きさの凸部5g’が形成されている。フロート弁体5’の凸部5g’の上端面は、平坦であり、上記の小空気孔4b’を下方から塞ぎ得る。
カバー体8’は、カバー体8と同様の構造のものである。
弁体案内9’は、有底円筒状であって、空気や水の流通が可能な窓孔を側部及び底部に有している。遊動弁体4’とフロート弁体5’とは、弁体案内9’の内方に配される。
以上説明した空気弁1’の排気動作は、以下の通りである。多量排気時には、空気は、大空気孔3a’を通って急速に排気される。多量排気は、配管が断水状態から上流側のポンプが稼働し或は上流側のバルブが開かれて配管が通水状態なったとき、又は、止水弁を一旦閉じてから空気弁1’の保守点検などが終わったとき、止水弁が開かれ補修弁を通って弁箱2’へ水が浸入してから、遊動弁体4’が浮き上がって下方から蓋体3’に密接して大空気孔3a’を塞ぐまで行われる。ここで、遊動弁体4’が大空気孔3a’を塞いだときには、まだ、小空気孔4b’は、フロート弁体5’により塞がれていない。
多量排気が終わった後は、少量排気が行われる。少量排気時には、空気は遊動弁体4’に形成されている小空気孔4b’を通って排気される。少量排気により徐々に水面WSが上がり、それに従ってフロート弁体5’が上昇する。水面WSから小空気孔4b’までが所定の距離になると、フロート弁体5’が小空気孔4b’を下方から塞ぐようになり、排気は止まる。この所定の距離は、フロート弁体5の重量などで決めることができる。
その後、配管内の水が通常の状態で流れ、その水に空気が混じると、配管から弁箱2の中空部2c’へ空気が水に混じって浸入する。そして、水面WSから小空気孔4b’までの空気の量が増え水面WSが下がると、フロート弁体5’が下がり、小空気孔4b’が開放され、再度少量排気が行われる。そして、少量排気により水面WSが上がり水面WSから小空気孔4b’までが所定の距離になると、フロート弁体5’が小空気孔4b’を下方から塞ぐようになり、排気は止まる。
小空気孔4b’及びその近傍は、遊動弁体4’に保持されたピン体6’により、定期的又は不定期的に掃除して異物を取り除くことで、異物の付着を効率的に抑制できる。具体的には、小空気孔4b’ の下方開口部の下までピン体6’を挿通させる。そうすると、目詰まりしないよう小空気孔4b’の異物を取り除きその付着を効率的に抑制できる。このとき、ピン体6’が弾性体6A’を介して遊動弁体4’に保持されていると、弾性体6A’の反動力によりピン体6’を反復動作させることにより、小空気孔4b’の異物を取り除き易くなる。更に、ピン体6’の先端を小空気孔4b’の下方開口部から出してフロート弁体5’を突くことで、フロート弁体5’を押し下げてそれが再度小空気孔4b’を塞ぐまでの間に、小空気孔4b’の近傍の異物を水又は空気とともに小空気孔4b’に吸い込ませて排出させるようにできる。そうすると、フロート弁体5’が正常に小空気孔4b’を塞ぐことが可能なように、小空気孔4b’の近傍の異物を取り除きその付着を効率的に抑制できる。また、空気弁1と同様に、空気弁1’が正常動作しているか否かを外部からの観察で判断できる手段を併用して、例えば、正常動作していないと判断したときに、ピン体6’により小空気孔4b’ 及びその近傍の掃除をするようにしてもよい。
このように、空気弁1’は、押し棒体7に対応する部材を備えていないなどの点は空気弁1と異なるけれど、異物が水に混入していてもピン体6’によって異物を取り除くことで、小空気孔4b’及びその近傍への付着を効率的に抑制できる。空気弁1’は、空気弁1と同様に、上水道の配管用に好適なのは勿論のこと、下水道、工業用水又は農業用水などの配管用に特に好適であり、配管の通水と断水の切り替わりが頻繁に起こる場合は更に好適である。
以上、本発明の実施形態に係る空気弁について説明したが、本発明は、上述の実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。
1、1’ 空気弁
2、2’ 弁箱
2a 弁箱の上方開口部
2b 弁箱の通水口
2c、2c’ 弁箱の中空部
2d 弁箱の導水部
21 レバー
21a レバーの操作部
21b レバーの圧接部
22 差し込み溝
22A 窪み部
3、3’ 蓋体
3a、3a’ 大空気孔
3b 小空気孔
31 Oリング
32 小空気孔形成部材
32a 小空気孔形成部材の弁座ホルダー
32b 小空気孔形成部材の弁座
33 下方スペーサー
34 圧接溝
34a 圧接リング
35 差し込み部
36 上方スペーサー
36A スタットボルト
4、4’ 遊動弁体
4a、4a’ 遊動弁体の凹部
4b’ 小空気孔
4c’ ピン体支持部
41’ 小空気孔形成部材
41a’ 小空気孔形成部材の弁座ホルダー
41b’ 小空気孔形成部材の弁座
5、5’ フロート弁体
5a フロート弁体の凹部
5b フロート弁体の挿通孔
5c フロート弁体の本体部
5d フロート弁体の底部
5da フロート弁体の底部の貫通孔
5e フロート弁体の柱部
5f フロート弁体の下部内空間
5g’ フロート弁体の凸部
6、6’ ピン体
6A、6A’ 弾性体
7 押し棒体
7a 押し棒体のフランジ部
7b 押し棒体の棒部
7c 押し棒体の脚部
8、8’ カバー体
8A 袋ナット
9’ 弁体案内
WS 水面

Claims (5)

  1. 水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、
    前記配管に繋がれる弁箱と、
    前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、
    前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、
    前記弁箱内に配されたフロート弁体と、
    を備えており、
    記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、
    前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであることを特徴とする空気弁。
  2. 水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、
    前記配管に繋がれる弁箱と、
    前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、
    前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、
    前記弁箱内に配されたフロート弁体と、
    を備えており、
    前記蓋体又は前記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、
    前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであり、
    前記ピン体は、弾性体の反動力により反復動作可能なように該弾性体を介して前記蓋体又は前記遊動弁体に保持されていることを特徴とする空気弁。
  3. 水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、
    前記配管に繋がれる弁箱と、
    前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、
    前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、
    前記弁箱内に配されたフロート弁体と、
    下部にフランジ部を有しそれよりも上方に上下方向に延びる棒部を有し、その上端部で前記遊動弁体を下方から押し得る押し棒体と、
    を備えており、
    前記蓋体は、前記小空気孔が形成されており、
    前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであることを特徴とする空気弁。
  4. 水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、
    前記配管に繋がれる弁箱と、
    前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、
    前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、
    前記弁箱内に配されたフロート弁体と、
    を備えており、
    前記蓋体又は前記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、
    前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであり、
    下部にフランジ部を有しそれよりも上方に上下方向に延びる棒部を有し、その上端部で前記遊動弁体を下方から押し得る押し棒体を更に備えていることを特徴とする空気弁。
  5. 水が流れる配管に繋がれ、該配管内に混入する空気を大空気孔又は小空気孔を経て外部に排気できる空気弁であって、
    前記配管に繋がれる弁箱と、
    前記大空気孔が形成され前記弁箱の上部に装着される蓋体と、
    前記弁箱内に配され、前記蓋体の前記大空気孔を下方から塞ぎ得る遊動弁体と、
    前記弁箱内に配されたフロート弁体と、
    を備えており、
    前記蓋体又は前記遊動弁体は、前記小空気孔が形成されており、かつ、該小空気孔に上方から挿通し得るピン体が保持されており、
    前記フロート弁体は、前記小空気孔を下方から塞ぎ得るものであり、
    前記弁箱は、回動操作することにより前記蓋体に圧接して該蓋体を該弁箱に装着する複数個のレバーが設けられており、
    前記蓋体は、前記複数個のレバーが圧接する箇所にリング体が設けられていることを特徴とする空気弁。
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