JP7487774B2 - 終端判定装置及び終端判定方法 - Google Patents

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Description

本開示は、光ファイバの終端状態を判定する終端判定装置及びその方法に関する。
通信ビルとユーザ宅間のアクセスネットワークを光ファイバで結ぶFTTH(Fiber To The Home)サービスは、主に通信ビルの外部に分岐スプリッタ(以後、「所外分岐SP」と称する)を設けて光ファイバを分岐するPON形態のネットワークによって提供されている。PON形態の光回線開通工事おいて、ユーザ宅側となる所外分岐SPの光ファイバ心線が現用心線であるか、もしくは非現用心線であるかを工事現場で判別することは、工事対象の心線を特定する工程において重要な確認事項となる。ここで、現用心線とは既に特定のユーザによって使用されている光ファイバ心線を意味し、非現用心線とはどのユーザにも利用されていない光ファイバ心線を意味する。
ユーザからの光回線利用申込みに対して迅速かつ効率的に光回線開通を行うため、所外分岐SP下部の心線は、あらかじめ住宅地付近の電柱までケーブル単位で張られている。光回線開通工事は、申込みのあったユーザ宅付近の電柱にてケーブルに収容された光ファイバ心線を切断し、そこからユーザ宅へ光ファイバ心線を引き落とし、ユーザ宅内に設置された光加入者終端装置(Optical Network Unit;以後、「ONU」と称する)と光ファイバ心線を接続する工程となる。尚、このように光ファイバ心線をユーザ宅へ引き落とす電柱を引き落とし柱と呼ぶ。
ここで、引き落とし柱のケーブルには現用心線と非現用心線が混在しており、工事作業者はその中から非現用心線を切断し、ユーザ宅へ引き落とさねばならない。通常、ケーブルに収容された光ファイバ心線にはそれぞれ番号が付与されており、通信事業者の設備管理オペレーションシステムには、光ファイバ心線の番号毎に現用心線か非現用心線かの情報が登録されている。しかしながら、ヒューマンエラー等の理由により、光ファイバ心線のシステム上の登録情報と現実の利用実態が一致しない可能性もある。そのため、前述したようにPON形態の光回線開通工事おいては、工事対象外となる現用心線を誤って切断しないよう、ケーブルに収容された複数の光ファイバ心線の内、どの光ファイバ心線が現用もしくは非現用心線であるかを工事現場で確認することは極めて重要である。
PON形態の所外分岐SP下部の光ファイバ心線を工事現場で現用心線か非現用心線か判別する方法については、これまでいくつかの方法が提案されている。例えば、特許文献1には、所外SP下部の光ファイバ心線を曲げて、ONUからの上り通信光を漏洩光として検知することで対象の光ファイバ心線にONUが接続しているか否かを判別する方法が開示されている。
特許5637914号
特許文献1の方法は、ONUが発光中の状態であれば対象光ファイバ心線が現用心線であることを確認できるが、ONUの電源が一時的にオフとなった場合にはONUが発光せず検知不可能となる。従って、特許文献1の方法は、ONUの電源が入っている前提であれば対象光ファイバ心線が現用心線か非現用心線か判別可能ではあるが、電源OFFのONUを検知できないため、完全には現用心線と非現用心線の判別はできない。
一方、次の方法で、特許文献1で対応不可能であった電源OFFのONUを検知することができる。この方法は、検知対象の光ファイバ心線に対し、光時間領域反射測定器(Optical Time Domain Reflectometer;以後、「OTDR」と称する)から複数波長の試験光を対象光ファイバ心線に曲げを付与した箇所から入射する。そして、当該方法は、光ファイバ心線終端部からの反射光を当該OTDRで受光・解析することで、対象光ファイバ心線の終端部が電源OFFのONUであるか否かを判別する。本明細書では、当該方法を「別検知方法」と記載する。別検知方法と特許文献1の方法とを併用することで、ONUの電源がON・OFFの状態にかかわらず対象光ファイバ心線が現用心線であるか非現用心線であるかを判別することができる。
しかし、当該方法では、多重反射による反射信号がOTDR波形上に現れた場合、対象光ファイバ心線の終端部が電源OFFのONUであるか否か正しく判別することが困難という課題が存在する。
一般にOTDRを用いて被測定光ファイバの光反射率分布を計測する際、被測定光ファイバに複数の反射点があれば、反射点間で試験光パルスが複数回反射を繰り返した多重反射による反射信号が観測される。通常のOTDRと被測定光ファイバの接続形態であれば、レイリー散乱光のレベルからOTDR波形上の反射信号が多重反射による反射信号か否かを判別できる。しかしながら、別検知方法では、OTDRと被測定光ファイバは曲げを印加した箇所からの接続形態となっているため、接続損失が大きくレイリー散乱光のレベルを観測することが困難である。そのため、別検知方法では、OTDR波形上の反射信号が多重反射による反射信号か否かを判別することが困難である。
つまり、別検知方法は、対象光ファイバの終端部が電源OFFのONUであるか否かを判別する際に、光ファイバ中に複数の反射点が存在し、OTDR波形上に多重反射による反射信号が現れた場合、光ファイバ終端部からの反射信号と多重反射よる反射信号の区別が困難である。このため、別検知方法は、対象光ファイバ心線の終端部が電源OFFのONUであるか否かを正しく判別することが困難である。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、被測定光ファイバの曲げを印加した箇所からOTDRを接続する形態において、OTDR波形上に多重反射による反射信号が現れた場合においても光ファイバ終端部からの反射信号を特定することが可能な終端判定装置及び終端判定方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る終端判定装置及び終端判定方法は、OTDR波形上に多重反射による複数のピークを比較することで終端のピークを検出することとした。
具体的には、本発明に係る終端判定装置は、
被測定光ファイバに入射した試験光による反射光を受光して前記被測定光ファイバの反射率分布を計測する光反射率分布計測器と、
前記被測定光ファイバの任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成し、前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内に前記試験光を入射し、前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内を伝搬する前記反射光を外部へ出力する側方光入出力部と、
前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から前記被測定光ファイバの終端を判定する判定作業を行う計測データ解析部と、
を備える。
また、本発明に係る終端判定方法は、
被測定光ファイバの任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成すること、
前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内に試験光を入射すること、
前記試験光による反射光を前記曲げ部から前記被測定光ファイバの外部へ出力すること、
前記反射光を受光して前記被測定光ファイバの反射率分布を計測すること、及び
前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から前記被測定光ファイバの終端を判定する判定作業を行うこと、
を特徴とする。
本終端判定装置及びその方法は、多重反射で現れた複数のピークの関係性を利用して被測定光ファイバの終端によるピークを見出す判定作業を行っている。このため、本発明は、被測定光ファイバの曲げを印加した箇所からOTDRを接続する形態において、OTDR波形上に多重反射による反射信号が現れた場合においても光ファイバ終端部からの反射信号を特定することが可能な終端判定装置及び終端判定方法を提供することができる。
前記判定作業の一例を説明する。
Nを前記ピークの総数、iを前記ピークの前記光反射率分布計測器側からの番号、xを前記ピークの前記光反射率分布計測器側からの距離とすると、
前記計測データ解析部は、前記判定作業において、
前記ピークのうち、前記光反射率分布計測器から最も離れている最遠ピークについて、
前記最遠ピークを除く前記ピークの前記距離を数C1のN-1次の列ベクトルdN-1で表すこと、
前記ピーク間距離を数C2のN×Nの行列Aで表すこと、
前記行列AのうちN列目の成分を数C3の列ベクトル{x}で表すこと、
前記列ベクトル{x}の成分を、前記列ベクトルdN-1の成分及び前記行列AのN列目を除く成分と比較すること、及び
前記成分の値が一致しない場合、前記最遠ピークを前記被測定光ファイバの終端と判定し、
前記成分の値が一致する場合、NをN-1として前記判定作業を繰り返すこと
を特徴とする。
Figure 0007487774000001
Figure 0007487774000002
ただし、Δxijはi番目の反射信号とj番目の反射信号との間の距離
Δxij=|x-x
であり、“*”は不要な成分である。
Figure 0007487774000003
前記判定作業の他の例を説明する。
前記光反射率分布計測器は、複数の波長の前記試験光を前記被測定光ファイバに入射し、
前記計測データ解析部は、前記判定作業において、
全ての前記波長に存在し、且つ前記光反射率分布計測器から最も離れている前記ピークを前記被測定光ファイバの終端と判定すること
を特徴とする。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明は、被測定光ファイバの曲げを印加した箇所からOTDRを接続する形態において、OTDR波形上に多重反射による反射信号が現れた場合においても光ファイバ終端部からの反射信号を特定することが可能な終端判定装置及び終端判定方法を提供することができる。
本発明に係る終端判定装置を説明する構成図である。 多重反射が含まれるOTDR波形を説明する図である。 本発明に係る終端判定方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る終端判定方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る終端判定装置が取得するOTDR波形を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の終端判定装置301を説明する構成図である。終端判定装置301は、
被測定光ファイバ50に入射した試験光による反射光を受光して被測定光ファイバ50の反射率分布を計測する光反射率分布計測器11と、
被測定光ファイバ50の任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成し、前記曲げ部から被測定光ファイバ50のコア内に前記試験光を入射し、前記曲げ部から被測定光ファイバ50のコア内を伝搬する前記反射光を外部へ出力する側方光入出力部12と、
前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から被測定光ファイバ50の終端51を判定する判定作業を行う計測データ解析部13と、
を備える。
側方光入出力部12は、被測定光ファイバ50に所定の曲げ形状を印加することで光ファイバ心線のコア内を伝搬する光を漏洩光として外部へ出力し、さらに外部からの光を光ファイバ心線のコア内に入力する。光反射率分布計測器11は、複数の波長における被測定光ファイバ50の反射率分布を計測する。計測データ解析部13は、その反射率を解析する。終端判定装置301は、これら3つの構成要素を用いることにより、被測定光ファイバ50の心線が露出している所外SP下部の任意の箇所からその光ファイバ心線の終端部51に電源OFFのONUが接続されているか否かを判定する。
光反射率分布計測器11は、複数の異なる中心波長の試験光を発光し、光ファイバ長手方向の光反射率分布を受光できる機能を持ったものであればよく、多波長OTDRやOFDR(Optical Frequency Domain Reflectometor)を用いれば良い。本実施形態では、OTDRによる測定を用いて説明する。
OTDR11から出力される試験光は、屈折率分布型(GRIN:Gradient Index)レンズ11aを先端に装着したブローブ光ファイバ11bに入力される。ここで、ブローブ光ファイバ11bは汎用のシングルモードファイバを用い、GRINレンズ11aはビームウェスト幅27μmで焦点距離1090μmのものを用いる。
GRINレンズ11aから出力される集光された試験光は、凹型ブロック12aを透過後、凸型ブロック12bおよび凹型ブロック12aに挟み込まれることで所定の曲げ形状(曲げ部)が形成された被測定光ファイバ50に入射される。凸型ブロック12bは、被測定光ファイバ50からの漏洩光が凸型ブロック12bで反射することを低減するため、光ファイバ心線被覆の屈折率(約1.5)より大きな屈折率を持つ材質のものを用いる。例えば、凸型ブロック12bは、屈折率1.57のガラスもしくはポリカーボネートである。また、被測定光ファイバ50の曲げ形状は、図1に示す平面内にて曲率半径2mm、曲げ角度90度とする。
被測定光ファイバ50の長さを約1000mとする。被測定光ファイバ50に入力された試験光は、被測定光ファイバ50を伝搬し、その終端部51に入射される。終端部51に入射された試験光は、終端部51の光ファイバ端面の状態および光ファイバ端面に接する層の屈折率に応じた反射率にて反射する。
終端部51からの反射光は、試験光と同じ経路を逆方向から辿り、被測定光ファイバ50を1000m伝搬後、側方光入出力部12で曲げ形状を付与された被測定光ファイバ50の箇所から漏洩し、凹型ブロック12aを透過後、GRINレンズ11aに入力される。GRINレンズ11aに入射された反射光は、プローブファイバ11bを介してOTDR11に入力される。OTDR11に入力された反射光は計測データ解析部13で解析され、被測定光ファイバ50心線のファイバ長手方向に対する光反射率分布、すなわちOTDR波形が得られる。
図2は、終端判定装置301が計測したOTDR波形の一例である。ここで、試験光の波長は1550nmであり、試験光のパルス幅は10ns、測定の平均化回数は213(=8192)回である。このOTDR波形上には、OTDR11の口元の反射(曲げ部による反射)以外で6つもの反射信号(ピーク)が存在している。このため、多重反射信号が含まれているのか、どのピークが被測定光ファイバ50の終端部51からの反射であるのか、この波形を見ただけでは判断することができない。
そこで、終端判定装置301は、計測データ解析部13で判定作業を行い、OTDR波形上に多重反射が含まれているのか否かの判定に加え、どの反射信号が光ファイバ心線の終端部51からの反射であるのかの特定を行う。以下に判定作業の一例を説明する。
本判定作業の原理は、判定する反射信号とその他の反射信号との間の距離が他の反射信号間の距離と一致しているか否かで行い、判定の順番は最もOTDR11から距離の離れている反射信号から行う。ここで、前提として
「OTDR11から各反射信号までの距離と各反射信号間の距離は、等しくない」
とする。上記前提の下では、多重反射による反射信号は、多重反射であるため必ず真の反射点間の距離と等しい距離を他の反射点より多く伝搬しているため、その反射信号とその他の反射信号との間の距離が必ず他の反射信号間の距離と一致する。一方で、光ファイバ心線の終端部51からの反射信号であれば、その反射信号とその他の反射信号との間の距離は、他の反射信号間の距離と一致することはない。
この判定作業の方法を一般化して説明する。
OTDR波形上にN個の反射信号があり、OTDR11の口元から数えてi番目の反射信号が光ファイバ心線の終端部51からの反射である場合を考える。ここで、i=1,2,・・・,Nであり、OTDR11口元における反射信号は原点、すなわち0番目の反射信号として扱う。i番目の反射信号のOTDR11からの距離をxとすると、N個の反射信号のOTDR11から距離は、次のN次列ベクトル{d}で表される。
Figure 0007487774000004
また、i番目の反射信号とj番目の反射信号間の距離Δxijは、(1)式となる。
Figure 0007487774000005
(1)式より、OTDR波形上おける全ての反射信号間の距離は、以下のN×N行列Aで表される。
Figure 0007487774000006
ここで、i=jの場合は、Δxij=0であるため、(2)式の行列対角成分は全て0となる。また、式(1)の対称性より、Δxij=Δxjiである。そのため、有意な成分のみで行列Aを記述すると、以下のように表される。
Figure 0007487774000007
ここで、*は不要な成分を示し、以下の計算では取り扱わないこととする。
図3は、終端判定装置301が行う終端判定方法を説明するフローチャートである。本終端判定方法は、行列Aを用いて終端部51の状態を判定する。尚、前提条件は、前述の通り、OTDR11から各反射信号までの距離と各反射信号間の距離は、等しくないとする。
当該終端判定方法は、
被測定光ファイバ50の任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成すること(作業1)、
前記曲げ部から被測定光ファイバ50のコア内に試験光を入射すること(作業2)、
前記試験光による反射光を前記曲げ部から被測定光ファイバ50の外部へ出力すること(作業3)、
前記反射光を受光して被測定光ファイバ50の反射率分布を計測すること(作業4)、及び
前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から被測定光ファイバ50の終端部51を判定する判定作業を行うこと(作業5)、
を特徴とする。
なお、作業1から作業4が図3のステップS01に相当し、作業5が図3のステップS02以降に相当する。
まず、側方光入出力部12とOTDR11とでステップS01を行い、被測定光ファイバ50の光反射率分布を計測する。
ステップS02以降の判定作業は、
前記ピークのうち、光反射率分布計測器11から最も離れている最遠ピークについて、
前記最遠ピークを除く前記ピークの前記距離を(4)式のN-1次の列ベクトルdN-1で表すこと、
前記ピーク間距離を(2)式のN×Nの行列Aで表すこと、
前記行列AのうちN列目の成分を(4)式の列ベクトル{x}で表すこと、
前記列ベクトル{x}の成分を、前記列ベクトルdN-1の成分及び前記行列AのN列目を除く成分と比較すること、及び
前記成分の値が一致しない場合、前記最遠ピークを前記被測定光ファイバの終端と判定し、
前記成分の値が一致する場合、NをN-1として前記判定作業を繰り返すこと
を特徴とする。
計測データ解析部13は、光反射率分布からピーク間の距離Δxijを取得する(ステップS02)。計測データ解析部13は、距離Δxijから(3)式で示される行列Aを計算する(ステップS03)。
次に、N個のピーク(反射信号)の内、OTDR11の口元から最も遠い距離にあるN番目の反射信号から、その反射信号が多重反射信号であるかの判定作業を行う(ステップS04)。この判定作業は、前述した、多重反射信号とそれ以外の反射信号間の距離は、必ず真の反射信号間の距離と一致するといった原理を用いる。
まず、N番目の反射信号とそれ以外の反射信号間の相対距離であるベクトル{xN-1}は、式(3)の行列AにおけるN列目のN-1次列ベクトル
Figure 0007487774000008
となる。
次に、N番目の反射信号を除いた反射信号間の距離として、OTDR11の口元における被測定光ファイバ50との接続点からの反射とN-1個の反射信号間の距離{dN-1}は、
Figure 0007487774000009
となる。つまり、OTDR11の口元の接続点からの反射とN番目の反射を除いたすべての反射信号間の距離は、行列AのN列目を除いた残りの全ての成分となる。
これより、行列AにおけるN列目のN-1次列ベクトル{xN-1}を、距離{dN-1}のN-1次列ベクトルと、行列AのN列目を除いた残りの全ての成分と、比較し、値が一致する成分が存在するかどうか判定する。
判定した結果、値が一致する成分が存在しない(ベクトル{xN-1}の全ての成分が、反射信号の距離{dN-1}と行列Aの1からN-1列目までの列ベクトルの成分と一致しない)場合(ステップS04にて“Yes”)、N番目の反射信号が被測定光ファイバ50の終端部51からの反射と特定する(ステップS05)。
一方、判定した結果、値が一致する成分が存在する(ベクトル{xN-1}の全ての成分が、反射信号の距離{dN-1}と行列Aの1からN-1列目までの列ベクトルの成分のいずれかと一致する)場合(ステップS04にて“No”)、N番目の反射信号は多重反射によるものと判定する。
N番目の反射信号が多重反射によるものと判定した場合、計測データ解析部13は、被測定光ファイバ50の終端部51を特定するため、次にN-1番目の反射信号の判定を行う(ステップS04N-1)。N-1番目の反射信号の判定については、次のように行う。
N-1番目の反射信号とそれ以外の反射信号(N番目の反射信号を除く)間の相対距離であるベクトル{xN-2}は、式(3)の行列AにおけるN-1列目のN-2次列ベクトル
Figure 0007487774000010
となる。
次に、N番目とN-1番目の反射信号を除いた反射信号間の距離として、OTDR11の口元における被測定光ファイバ50との接続点からの反射とN-1個の反射信号間の距離{dN-2}は、
Figure 0007487774000011
となる。つまり、OTDR11の口元の接続点からの反射、N番目及びN-1番目の反射を除いたすべての反射信号間の距離は、行列AのN列目とN-1列目を除いた残りの全ての成分となる。
同様に、行列AにおけるN-1列目のN-2次列ベクトル{xN-2}を、距離{dN-2}のN-2次列ベクトルと、行列AのN列目とN-1列目を除いた残りの全ての成分と、比較し、値が一致する成分が存在するかどうか判定する。
判定した結果、値が一致する成分が存在しない(ベクトル{xN-2}の全ての成分が、反射信号の距離{dN-2}と行列Aの1からN-2列目までの列ベクトルの成分と一致しない)場合(ステップS04N-1にて“Yes”)、N-1番目の反射信号が被測定光ファイバ50の終端部51からの反射と特定する(ステップS05N-1)。
一方、判定した結果、値が一致する成分が存在する(ベクトル{xN-2}の全ての成分が、反射信号の距離{dN-2}と行列Aの1からN-2列目までの列ベクトルの成分のいずれかと一致する)場合(ステップS04N-1にて“No”)、N-1番目の反射信号は多重反射によるものと判定する。
N-1番目の反射信号も多重反射であった場合、計測データ解析部13は、次にN-2番目の反射信号の判定に移る、といったようにOTDR11から最も遠いN番目の反射信号から順番に判定を行う。
同様に、i番目の反射信号について判定を行う場合(ステップS04)、当該反射信号が被測定光ファイバ50の終端部51からの反射信号であれば(ステップS04にて“Yes”)、行列Aのi列目のN-i次列ベクトル
Figure 0007487774000012
の全ての成分は、i-1番目までの反射信号の距離であるi-1次列ベクトル
Figure 0007487774000013
の全ての成分、および行列Aの1からi-1列目の列ベクトルの全ての成分と一致しない結果が得られる。
このように図3の判定フローを用いることで、OTDR波形上にN個の反射信号があり、OTDR11の口元から数えてi番目の反射信号が被測定光ファイバ50の終端部51からの反射であることを特定することができる。
上記方法を先の図2にて示したOTDR波形上に適用すると、4~6番目の反射信号は多重反射による反射信号と判別され、3番目の反射信号が光ファイバ心線の終端部51における反射信号と特定できる。
(実施形態2)
本実施形態では、判定作業の他の例を説明する。
本実施形態の判定作業は、実施形態1で説明した判定作業の前提条件「OTDR11から各反射信号までの距離と各反射信号間の距離は、等しくない」を必要としない代わりに、複数の波長で取得した反射率分布に基づいて多重反射と終端部51からの反射を特定する。
本実施形態の判定作業の原理は、取得したある距離に存在する反射信号が全ての測定波長に共通して存在するか否かとなり、全ての測定波長に共通した距離に存在する最も遠い反射信号が光ファイバ心線の終端部51における反射信号であり、その反射信号より遠い距離にある反射信号は全て多重反射による反射信号である。これは多重反射信号が現れない測定波長が少なくとも一つ以上は存在する、といった仮定の上に成り立っている。
本実施形態の終端判定装置は、実施形態1で説明した終端判定装置301の構成と同じである。本実施形態の終端判定装置は、計測データ解析部13での解析方法が終端判定装置301と異なる。
図4は、本実施形態の終端判定装置が行う終端判定方法を説明するフローチャートである。ステップS11は、実施形態1で説明した作業1から作業4に相当する。ここで、OTDR11は、複数波長の反射率分布を取得するために、被測定光ファイバ50に複数の波長の試験光を入射する。
各波長におけるOTDR波形を計測した後、計測データ解析部13は、各波長における反射信号の距離を取得する(ステップS12)。次に各波長の反射信号について判定していくが、前述した判定作業の原理に基づき、判定の順番はOTDR11から最も距離が遠い反射信号から行う(ステップS13)。当該距離の反射信号がすべての波長の反sy率分布に共通して存在している場合(ステップS13において“Yes”)、N番目の反射信号が被測定光ファイバ50の終端部51からの反射と特定する(ステップS14)。計測データ解析部13は、被測定光ファイバ50の終端部51からの反射信号を特定した時点で判定作業を終了する。
一方、当該距離にある反射信号が全ての測定波長に共通して存在していない場合(ステップS13において“No”)、N番目の反射信号は多重反射による反射信号と判定する。N番目の反射信号が多重反射によるものと判定した場合、計測データ解析部13は、次に遠い距離にある反射信号の判定を行う(ステップS13N-1)。ステップS13N-1でもステップS13と同様に判定を行い、N-1番目の反射信号が被測定光ファイバ50の終端部51からの反射であるか多重反射を判定する。
このように、計測データ解析部13は、OTDR11から遠い反射信号から順番に当該判定を行い(ステップS13)、全ての測定波長に共通する距離に存在すると初めに判定された反射信号を被測定光ファイバ50の終端部51における反射信号と特定する(ステップS14)。他の反射信号は多重反射のものであるので、計測データ解析部13は、被測定光ファイバ50の終端部51からの反射信号と特定した時点で判定作業を終了する。
図5は、本実施形態のOTDR11が取得した反射率分布(OTDR波形)を説明する図である。図5の(a)、(b)、(c)は、それぞれ測定波長1310nm、1550nm、1650nmである。試験光のパルス幅および測定の平均化回数は実施形態1と同様にそれぞれ10ns、213(=8192)回である。
図5(b)および図5(c)のOTDR波形上にある4~6番目の反射信号は、図5(a)のOTDR波形上には存在しないため、多重反射による反射信号と判定される。一方で、OTDR波形上の3番目の反射信号は、図5(a)-(c)の全ての測定波長におけるOTDR波形に共通した距離に存在するため、当該反射信号が光ファイバ心線の終端部51における反射信号と特定できる。
(他の実施形態)
計測データ解析部13はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
(効果)
本発明によれば、被測定光ファイバ50の曲げを印加した箇所からOTDR11と接続する形態において、OTDR波形上に多重反射による反射信号が現れた場合においても光ファイバ終端部51からの反射信号を特定することが可能となる。
本発明は、PON(Passive Optical Network)形態の光線路において、所外分岐スプリッタ下部の光ファイバ心線の側方から試験光を心線に入射し、所外分岐スプリッタ下部の任意の位置から対象光ファイバ心線のユーザ宅側における終端状態を判別する作業に適用することができる。
11:光反射率分布計測器(OTDR)
11a:GRINレンズ
11b:ブローブ光ファイバ
12:側方光入出力部
12a:凹型ブロック
12b:凸型ブロック
13:計測データ解析部
50:被測定光ファイバ
51:終端部
301:終端判定装置

Claims (4)

  1. 被測定光ファイバに入射した試験光による反射光を受光して前記被測定光ファイバの反射率分布を計測する光反射率分布計測器と、
    前記被測定光ファイバの任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成し、前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内に前記試験光を入射し、前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内を伝搬する前記反射光を外部へ出力する側方光入出力部と、
    前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から前記被測定光ファイバの終端を判定する判定作業を行う計測データ解析部と、
    を備える終端判定装置であって、
    Nを前記ピークの総数、iを前記ピークの前記光反射率分布計測器側からの番号、x を前記ピークの前記光反射率分布計測器側からの距離とすると、
    前記計測データ解析部は、前記判定作業において、
    前記ピークのうち、前記光反射率分布計測器から最も離れている最遠ピークについて、
    前記最遠ピークを除く前記ピークの前記距離を数C1のN-1次の列ベクトルd N-1 で表すこと、
    前記ピーク間距離を数C2のN×Nの行列Aで表すこと、
    前記行列AのうちN列目の成分を数C3の列ベクトル{x}で表すこと、
    前記列ベクトル{x}の成分を、前記列ベクトルd N-1 の成分及び前記行列AのN列目を除く成分と比較すること、及び
    前記成分の値が一致しない場合、前記最遠ピークを前記被測定光ファイバの終端と判定し、
    前記成分の値が一致する場合、NをN-1として前記判定作業を繰り返すこと
    を特徴とする終端判定装置
    Figure 0007487774000014
    Figure 0007487774000015
    ただし、Δx ij はi番目の反射信号とj番目の反射信号との間の距離
    Δx ij =|x -x
    であり、“*”は不要な成分である。
    Figure 0007487774000016
  2. 被測定光ファイバに入射した試験光による反射光を受光して前記被測定光ファイバの反射率分布を計測する光反射率分布計測器と、
    前記被測定光ファイバの任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成し、前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内に前記試験光を入射し、前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内を伝搬する前記反射光を外部へ出力する側方光入出力部と、
    前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から前記被測定光ファイバの終端を判定する判定作業を行う計測データ解析部と、
    を備える終端判定装置であって、
    前記光反射率分布計測器は、複数の波長の前記試験光を前記被測定光ファイバに入射し、
    前記計測データ解析部は、前記判定作業において、
    全ての前記波長に存在し、且つ前記光反射率分布計測器から最も離れている前記ピークを前記被測定光ファイバの終端と判定すること
    を特徴とする終端判定装置
  3. 被測定光ファイバの任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成すること、
    前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内に試験光を入射すること、
    前記試験光による反射光を前記曲げ部から前記被測定光ファイバの外部へ出力すること、
    前記反射光を受光して前記被測定光ファイバの反射率分布を計測すること、及び
    前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から前記被測定光ファイバの終端を判定する判定作業を行うこと、
    を特徴とする終端判定方法であって、
    Nを前記ピークの総数、iを前記ピークの光反射率分布計測器側からの番号、x を前記ピークの前記光反射率分布計測器側からの距離とすると、
    前記判定作業は、
    前記ピークのうち、前記光反射率分布計測器から最も離れている最遠ピークについて、
    前記最遠ピークを除く前記ピークの前記距離を数C1のN-1次の列ベクトルd N-1 で表すこと、
    前記ピーク間距離を数C2のN×Nの行列Aで表すこと、
    前記行列AのうちN列目の成分を数C3の列ベクトル{x}で表すこと、
    前記列ベクトル{x}の成分を、前記列ベクトルd N-1 の成分及び前記行列AのN列目を除く成分と比較すること、及び
    前記成分の値が一致しない場合、前記最遠ピークを前記被測定光ファイバの終端と判定し、
    前記成分の値が一致する場合、NをN-1として前記判定作業を繰り返すこと
    を特徴とする終端判定方法。
    Figure 0007487774000017
    Figure 0007487774000018
    ただし、Δx ij はi番目の反射信号とj番目の反射信号との間の距離
    Δx ij =|x -x
    であり、“*”は不要な成分である。
    Figure 0007487774000019
  4. 被測定光ファイバの任意位置に所定の曲げ形状の曲げ部を形成すること、
    前記曲げ部から前記被測定光ファイバのコア内に試験光を入射すること、
    前記試験光による反射光を前記曲げ部から前記被測定光ファイバの外部へ出力すること、
    前記反射光を受光して前記被測定光ファイバの反射率分布を計測すること、及び
    前記反射率分布に含まれる複数のピークを検出し、前記ピークを比較することで前記ピークの中から前記被測定光ファイバの終端を判定する判定作業を行うこと、
    を特徴とする終端判定方法であって、
    前記試験光は複数の波長であり、
    前記判定作業において、全ての前記波長に存在し、且つ光反射率分布計測器から最も離れている前記ピークを前記被測定光ファイバの終端と判定すること
    を特徴とする終端判定方法
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