JP7484757B2 - システム、表示方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示はデータ記録装置、表示制御装置、データ記録方法、表示制御方法、データシステム、及びプログラムに関する。
現在地から目的地までの走行ルートを表示する装置が特許文献1に開示されている。
特開2019-74359号公報
近年、自動運転車両が注目されている。走行ルートの中に、自動運転が可能ではない区間が存在することがある。走行ルートを表示するとき、自動運転が可能ではない区間を表示できれば、走行ルートの選択等の際に、ユーザの利便性が向上する。
本開示の1つの局面では、自動運転が可能ではない位置を記録可能なデータ記録装置、自動運転が可能ではない区間を表示可能な表示制御装置、データ記録方法、表示制御方法、データシステム、及びプログラムを提供することが好ましい。
本開示の1つの局面は、車両(3)の走行中に、前記車両の位置において前記車両の自動運転が可能であるか否かを判断するように構成された自動運転判断ユニット(9)と、前記車両の自動運転が可能ではないと前記自動運転判断ユニットが判断したときの前記車両の位置を記録するように構成されたデータ記録ユニット(9)と、を備えるデータ記録装置(9)である。
本開示の1つの局面であるデータ記録装置は、自動運転が可能ではない位置を記録することができる。本開示の1つの局面であるデータ記録装置を用いれば、例えば、走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間を表示することができる。
本開示の別の局面は、車両(3)の走行ルートを取得するように構成された走行ルート取得ユニット(7)と、データ記録装置(5、9)から、自動運転が可能ではない位置を取得するように構成されたデータ取得ユニット(7)と、前記走行ルート取得ユニットが取得した前記走行ルートと、前記データ取得ユニットが取得した前記自動運転が可能ではない位置とに基づき、前記走行ルートと、前記走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間とを表示するように構成された表示ユニット(7)と、を備える表示制御装置(7)である。
本開示の別の局面である表示制御装置は、走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間を表示することができる。
本開示の別の局面は、車両(3)の走行中に、前記車両の位置において前記車両の自動運転が可能であるか否かを判断し、前記車両の自動運転が可能ではないと判断したときの前記車両の位置を記録する、データ記録方法である。
本開示の別の局面であるデータ記録方法によれば、自動運転が可能ではない位置を記録することができる。
本開示の別の局面は、車両(3)の走行ルートを取得し、データ記録装置(5、9)から、自動運転が可能ではない位置を取得し、取得した前記走行ルートと、取得した前記自動運転が可能ではない位置とに基づき、前記走行ルートと、前記走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間とを表示する、表示制御方法である。
本開示の別の局面である表示制御方法によれば、走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間を表示することができる。
本開示の別の局面は、車両(3)に搭載されたデータ記録装置(9)と、前記車両に搭載された表示制御装置(7)と、クラウドサーバ(5)と、を備えるデータシステム(1)である。
前記データ記録装置は、前記車両の走行中に、前記車両の位置において前記車両の自動運転が可能であるか否かを判断するように構成された自動運転判断ユニット(9)と、前記車両の自動運転が可能ではないと前記自動運転判断ユニットが判断したときの前記車両の位置であるNG位置を記録するように構成されたデータ記録ユニット(9)と、を備える。
前記表示制御装置は、前記車両の走行ルートを取得するように構成された走行ルート取得ユニット(7)と、前記データ記録装置又は前記クラウドサーバから、前記NG位置を取得するように構成されたデータ取得ユニット(7)と、前記走行ルート取得ユニットが取得した前記走行ルートと、前記データ取得ユニットが取得した前記NG位置とに基づき、前記走行ルートと、前記走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間とを表示するように構成された表示ユニット(7)と、を備える。
前記クラウドサーバは、前記データ記録装置から、前記NG位置を受信し、記録するとともに、前記表示制御装置に前記NG位置を送信するように構成される。
本開示の別の局面であるデータシステムは、自動運転が可能ではない位置を記録することができる。本開示の別の局面であるデータシステムを用いれば、走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間を表示することができる。
データシステムの構成を表すブロック図である。 第1実施形態におけるデータ保存処理を表すフローチャートである。 走行ルート表示処理を表すフローチャートである。 走行ルートを複数の領域に分割した例を表す説明図である。 第1表示の例を表す説明図である。 図6Aは、走行ルートの上に、他のNG位置から十分離れた1つのNG位置がある場合に、NG区間を特定する方法を表す説明図である。図6Bは、走行ルートの上に複数のNG位置が近接して存在する場合にNG区間を特定する方法を表す説明図である。 NG位置の数が多い場合に表示するアイコンを選択する方法を表す説明図である。 第2表示の例を表す説明図である。 第3実施形態におけるデータ保存処理を表すフローチャートである。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.データシステム1の構成
データシステム1の構成を図1に基づき説明する。データシステム1は、複数の車両3と、クラウドサーバ5と、を備える。
車両3は、自動運転及び手動運転が可能である。車両3は、周囲の状況に応じて、自動運転のレベルを、1~5の中から選択できる。自動運転のレベルとは、国土交通省が規定するレベルを意味する。
車両3は、自動運転ECU7と、保存処理ECU9と、周辺センサ11と、車両動作センサ13と、車両通信装置15と、表示装置17と、時計19と、を備える。
自動運転ECU7は、周辺センサ11及び車両動作センサ13から取得した情報に基づき、公知の方法で自動運転の制御を行う。また、自動運転ECU7は、後述する走行ルート表示処理を行う。
保存処理ECU9は、後述するデータ記録処理を行う。保存処理ECU9はデータを記録するメモリを備える。
周辺センサ11は、車両3の周辺の状態を検出するセンサである。周辺センサ11は、周辺カメラ11A、レーダ装置11B、及び位置センサ11Cを含む。
車両動作センサ13は、車両3の動作を検出するセンサである。車両動作センサ13は、操舵角センサ13A、ブレーキセンサ13B、車速センサ13C、及び加速度センサ13Dを含む。操舵角センサ13Aは操舵角を検出する。ブレーキセンサ13Bはブレーキの動作状態を検出する。車速センサ13Cは車速を検出する。加速度センサ13Dは加速度を検出する。
車両通信装置15は、車両3の外部と通信を行う。車両通信装置15は、クラウドサーバ5と通信を行うことができる。車両通信装置15は、GPS衛星からGPS電波を受信することができる。車両通信装置15は、外部から天候情報を取得することができる。天候情報は、車両3の位置における現在の天候を表す情報である。
表示装置17は、車両3の車室内に設置されている。表示装置17は画像を表示することができる。車両3の乗員は、表示装置17に表示された画像を見ることができる。時計19は、現在の日時を取得することができる。
クラウドサーバ5は、クラウド制御装置21と、クラウド通信装置23と、保存メモリ25と、を備える。クラウド制御装置21は、クラウド通信装置23が受信したデータを保存メモリ25に保存する処理を行う。また、クラウド制御装置21は、車両3からの要求に応じて、保存メモリ25に記録されたデータを読み出し、クラウド通信装置23を用いて車両3に送信する処理を行う。
クラウド通信装置23は、車両通信装置15との間で通信を行うことができる。保存メモリ25はデータの記録を行うことができる。
2.データ保存処理
保存処理ECU9が実行するデータ保存処理を、図2に基づき説明する。保存処理ECU9は、データ保存処理を、車両3の走行中に、所定時間ごとに繰り返し実行する。保存処理ECU9は、車両3が自動運転中である場合と、車両3が手動運転中である場合とに、それぞれ、データ保存処理を実行する。
ステップ1では、保存処理ECU9が、車両動作センサ13を用いて、車両の動作を表す情報(以下では車両情報とする)を取得する。
ステップ2では、保存処理ECU9が、周辺センサ11を用いて、車両3の周辺の状態を表す情報(以下では周辺情報とする)を取得する。
ステップ3では、保存処理ECU9が、車両通信装置15を用いて、GPS衛星からGPS電波を取得する。保存処理ECU9は、取得したGPS電波に基づき、車両3の現在の位置を取得する。
ステップ4では、保存処理ECU9が、車両通信装置15を用いて、天候情報を取得する。
ステップ5では、保存処理ECU9が、時計19を用いて、現在の日時を取得する。
ステップ6では、車両3の現在の位置において、予め設定されたNG理由に該当するか否かを保存処理ECU9が判断する。NG理由に該当することは、車両3の現在の位置において、自動運転が可能ではないことを意味する。NG理由に該当するか否かを判断することは、自動運転が可能であるか否かを判断することに対応する。
NG理由とは、自動運転が可能ではない理由である。保存処理ECU9は、前記ステップ1で取得した車両情報、前記ステップ2で取得した周辺情報、前記ステップ3で取得した車両3の現在の位置、前記ステップ4で取得した天候情報、及び前記ステップ5で取得した現在の日時を用いて、NG理由に該当するか否かを判断する。
NG理由として、例えば、以下のNG理由1~5が挙げられる。
(NG理由1)
車両3は直進している。自動運転ECU7は、周辺情報を用いても、車両3の周囲の白線を認識できない。天候は雨天である。なお、日時は限定されない。
(NG理由2)
車両3の現在の位置は横断歩道の手前にある。横断歩道を横断している通行者が途切れない。日時は平日の朝である。なお、天候は限定されない。
(NG理由3)
車両3は交差点で右折する予定である。自動運転ECU7は、周辺情報を用いても、右折後の道路の形状を認識できない。なお、日時及び天候は限定されない。
(NG理由4)
車両3は右折するために交差点内で停車している。対向車が途切れない。なお、日時及び天候は限定されない。
(NG理由5)
車両3は、右折レーン又は左折レーンに車線変更する予定である。車線変更先のレーンが渋滞しているため、車両3は車線変更を行うことができない。日時は休日である。なお、天候は限定されない。
NG理由に該当すると判断した場合、本処理はステップ7に進む。NG理由に該当しないと判断した場合、本処理はステップ9に進む。
ステップ7では、保存処理ECU9が、累積NG回数を算出する。累積NG回数とは、車両3の現在の位置で、これまでに、前記ステップ6で該当すると判断されたNG理由に該当すると判断された累積回数である。
ステップ8では、保存処理ECU9が、NGデータを、保存処理ECU9のメモリに記録する。NGデータは、NG位置を表す情報を含む。NG位置とは、自動運転が可能ではないと保存処理ECU9が判断したときの車両3の位置である。車両3は、NG位置では自動運転を行うことができない。NG位置は、直前の前記ステップ3で取得した車両3の位置である。
NGデータは、さらに、前記ステップ6で該当すると判断されたNG理由と、前記ステップ4で取得した天候情報と、前記ステップ5で取得した日時と、前記ステップ7で算出した累積NG回数とを含む。NGデータにおいて、NG位置と、NG理由と、天候情報と、日時と、累積NG回数とは関連付けられている。なお、NG理由、日時、及び天候情報は追加データに対応する。
ステップ9では、保存処理ECU9が、車両3の現在の位置において可能な自動運転のレベルを算出する。保存処理ECU9は、例えば、車両3の現在の位置において可能な自動運転のレベルの上限を算出する。例えば、車両3の現在の位置において、レベル1~3の自動運転が可能であり、レベル4~5の自動運転は可能ではない場合、車両3の現在の位置において可能な自動運転のレベルの上限は3である。
ステップ10では、保存処理ECU9が、レベルデータを、保存処理ECU9のメモリに記録する。レベルデータとは、直前の前記ステップ3で取得した車両3の位置と、前記ステップ9で算出した自動運転のレベルとを関連付けたデータである。
ステップ11では、保存処理ECU9が、車両通信装置15を用いて、データをクラウドサーバ5に送信する。送信するデータは、前記ステップ6で肯定判断した場合はNGデータであり、前記ステップ6で否定判断した場合はレベルデータである。
なお、クラウドサーバ5は、クラウド通信装置23を用いて、NGデータ又はレベルデータを受信する。クラウドサーバ5は、受信したNGデータ又はレベルデータを保存メモリ25に記録する。
なお、保存処理ECU9はデータ記録装置に対応する。保存処理ECU9のうち、前記ステップ1~6の処理を実行する部分は、自動運転判断ユニットに対応する。保存処理ECU9のうち、前記ステップ8、10、11の処理を実行する部分は、データ記録ユニットに対応する。保存処理ECU9のうち、前記ステップ4~7の処理を実行する部分は、追加データ取得ユニットに対応する。保存処理ECU9のうち、前記ステップ9の処理を実行する部分は、レベル取得ユニットに対応する。
3.走行ルート表示処理
自動運転ECU7が実行する走行ルート表示処理を、図3~図8に基づき説明する。ステップ21では、自動運転ECU7が、車両3の走行ルートを取得する。走行ルートは、車両3の現在の位置から目的地までの地図上のルートである。自動運転ECU7は、例えば、カーナビ等から走行ルートを取得する。取得する走行ルートの数は1であってもよいし、複数であってもよい。
ステップ22では、自動運転ECU7は、図4に示すように、前記ステップ21で取得した走行ルート31を、例えば、複数の領域33A、33B、33C、33Dに分割する。分割する領域の数は特に限定されない。自動運転ECU7は、分割した領域33A、33B、33C、33Dのそれぞれについて、車両3が過去に通ったことがあるか否かを判断する。
なお、自動運転ECU7は、車両3が過去に通った走行ルートを記憶している。自動運転ECU7は、過去に通った走行ルートと、領域33A、33B、33C、33Dとを対比することで、車両3が領域33A、33B、33C、33を過去に通ったことがあるか否かを判断する。
ステップ23では、複数の領域33A、33B、33C、33Dのそれぞれに対し、対応するNGデータ及びレベルデータを探し、割り当てる処理を自動運転ECU7が行う。
例えば、車両3が領域33Aを通ったことがある場合、自動運転ECU7は、車両3に記録されているNGデータ及びレベルデータの中から、対応するNGデータ及びレベルデータを探し、領域33Aに割り当てる処理を行う。対応するNGデータとは、NGデータに含まれるNG位置が領域33A内にあり、NGデータを取得したときの天候及び日時が現在の天候及び日時と同じであり、累積NG回数が予め設定された閾値以上であるNGデータである。
対応するレベルデータとは、領域33A内の自動運転のレベルを記録したレベルデータであって、レベルデータを取得したときの天候及び日時が現在の天候及び日時と同じであるレベルデータである。
なお、車両3に記録されているNGデータ及びレベルデータは、走行ルート表示処理を行っている車両3が過去に記録したものである。
また、車両3が領域33Aを通ったことがない場合、自動運転ECU7は、クラウドサーバ5に記録されているNGデータ及びレベルデータの中から、対応するNGデータ及びレベルデータを探し、領域33Aに割り当てる処理を行う。
このとき、自動運転ECU7は、クラウドサーバ5に対し、対応するNGデータ及びレベルデータの送信を要求する。クラウドサーバ5は、要求に応じて、対応するNGデータ及びレベルデータを探し、対応するNGデータ及びレベルデータ見つかった場合はそれらを車両3に送信する。クラウドサーバ5が送信するNGデータ及びレベルデータは、走行ルート表示処理を行っている車両3とは別の車両3が過去に取得し、クラウドサーバ5に記録したものである。
自動運転ECU7は、領域33B、33C、33Dのそれぞれについても、同様に、対応するNGデータ及びレベルデータを探し、割り当てる処理を行う。
ステップ24では、走行ルート31の上にNG位置があるか否かを自動運転ECU7が判断する。前記ステップ23で、領域33A、33B、33C、33DのいずれかにNGデータが割り当てられた場合は、走行ルート31の上にNG位置がある。前記ステップ23で、領域33A、33B、33C、33DのいずれにもNGデータが割り当てられなかった場合は、走行ルート31の上にNG位置がない。
走行ルート31の上にNG位置がない場合、本処理はステップ25に進む。走行ルート31の上にNG位置がある場合、本処理はステップ26に進む。
ステップ25では、自動運転ECU7が、表示装置17に第1表示を行う。第1表示では、例えば、図5に示すように、走行ルート31A、31B、31Cが表示されている。走行ルート31A、31B、31Cは、前記ステップ21で取得された走行ルートである。
走行ルート31Aは、車両3の現在の位置P0から、位置P1、位置P2を経て、目的地PEに至るルートである。走行ルート31Bは、車両3の現在の位置P0から、位置P1、位置P4、位置P5を経て、目的地PEに至るルートである。走行ルート31Cは、車両3の現在の位置P0から、位置P1、位置P4、位置P6を経て、目的地PEに至るルートである。
さらに、第1表示では、走行ルート31A、31B、31Cの上の場所ごとに、実行可能な自動運転のレベルの上限が表示されている。自動運転ECU7は、前記ステップ23で取得したレベルデータに基づき、自動運転のレベルの上限を表示する。
さらに、第1表示では、走行ルート31A、31B、31Cのそれぞれについて、自動運転可能率Rが表示されている。自動運転可能率R(%)とは、以下の式1で表される値である。
(式1)
R=((Lall-LNG)/Lall)×100
式1においてLallは走行ルートの全長である。LNGは走行ルートに含まれるNG区間41の長さの和である。NG区間41については後述する。自動運転可能率Rは、走行ルートの長さに対する、走行ルートのうち自動運転が可能である区間の長さの比率である。第1表示を行う場合、NG区間41は存在しないので、自動運転可能率Rは100%である。
ステップ26では、自動運転ECU7が、走行ルート上でNG区間41を特定する。例えば、図6Aに示すように、走行ルート31Aの上に、他のNG位置35から十分離れた1つのNG位置35がある場合、NG位置35を中心とし、所定の長さを有する区間をNG区間41とする。所定の長さは、例えば、200mである。
また、例えば、図6Bに示すように、走行ルート31Aの上に複数のNG位置35が近接して存在する場合を想定する。複数のNG位置35は、同一のNG理由に該当するNG位置35である。自動運転ECU7は、まず、それぞれのNG位置35について、NG位置35を中心とし、所定の長さを有する第1次NG区間43を設定する。第1次NG区間43の一部は、隣接する他の第1次NG区間43と重なる。次に、自動運転ECU7は、いずれかの第1次NG区間43に属する連続した1つの区間を、最終的なNG区間41とする。
ステップ27では、自動運転ECU7が、アイコン45の調整を行う。後述するように、第2表示では、原則として、NG位置ごとにアイコン45が表示される。アイコン45には複数の種類がある。それぞれのアイコン45はNG理由を表示する。
ただし、第2表示の上で、走行ルート上の単位長さ当たりのNG位置の数が多い場合に全てのアイコン45を表示すると、図7の「全アイコン表示」に示すように多数のアイコン45が重なって表示され、見づらくなってしまう。そのため、自動運転ECU7は、第2表示の上で、単位長さ当たりのNG位置の数が閾値より多い場合は、図7の「選択されたアイコンのみ表示」に示すように、アイコン45の一部を選択し、選択したアイコン45のみを表示する。自動運転ECU7は、選択されなかったアイコン45を表示しない。
表示するアイコン45を選択する基準として、例えば、以下の基準がある。
(選択基準1)
複数のアイコン45の中で、最も数が多い種類のアイコン45を選択する。
(選択基準2)
予めアイコン45の種類に優先度を決めておく。優先度が高い種類のアイコン45を選択する。
(選択基準3)
アイコン45が属するNG区間41が長いほど、そのアイコン45を優先して選択する。
ステップ28では、自動運転ECU7が、走行ルートの自動運転可能率Rを算出する。複数の走行ルートがある場合、自動運転ECU7は、それぞれの走行ルートについて、自動運転可能率Rを算出する。
ステップ29では、自動運転ECU7が、表示装置17に第2表示を行う。第2表示では、例えば、図8に示すように、走行ルート31A、31B、31Cが表示されている。走行ルート31A、31B、31Cは、前記ステップ21で取得された走行ルートである。
走行ルート31Aは、車両3の現在の位置P0から、位置P1、位置P2を経て、目的地PEに至るルートである。走行ルート31Bは、車両3の現在の位置P0から、位置P1、位置P4、位置P5を経て、目的地PEに至るルートである。走行ルート31Cは、車両3の現在の位置P0から、位置P1、位置P4、位置P6を経て、目的地PEに至るルートである。
さらに、第2表示では、NG区間41が表示されている。NG区間41の色と、走行ルートのうちNG区間41ではない区間の色とは異なる。自動運転ECU7は、前記ステップ26で特定したNG区間41を表示する。
さらに、第2表示では、アイコン45が表示されている。自動運転ECU7は、原則として、それぞれのNG位置の付近にアイコン45を表示する。アイコン45は、その付近にあるNG位置のNG理由を表す。ただし、前記ステップ27で調整が行われた場合、自動運転ECU7は、選択されたアイコン45を表示する。
さらに、第2表示では、走行ルート31A、31B、31Cの上の場所ごとに、実行可能な自動運転のレベルの上限が表示されている。自動運転ECU7は、前記ステップ23で取得したレベルデータに基づき、自動運転のレベルの上限を表示する。
さらに、第2表示では、走行ルート31A、31B、31Cのそれぞれについて、自動運転可能率Rが表示されている。第2表示を行う場合、NG区間41が存在するので、少なくとも1つの走行ルートの自動運転可能率Rは100%未満である。自動運転ECU7は、前記ステップ28で算出した自動運転可能率Rを表示する。
さらに、第2表示では、NG区間41の表示の前提となった天候と日時とが表示される。すなわち、表示される天候と日時は、NG区間41の算出に用いられたNGデータが取得されたときの天候と日時である。
なお、自動運転ECU7は表示制御装置に対応する。自動運転ECU7のうち、前記ステップ21の処理を実行する部分は走行ルート取得ユニットに対応する。保存処理ECU9及びクラウドサーバ5はデータ記録装置に対応する。
自動運転ECU7のうち、前記ステップ22~23の処理を実行する部分はデータ取得ユニットに対応する。自動運転ECU7のうち、前記ステップ24~27、29の処理を実行する部分は表示ユニットに対応する。自動運転ECU7のうち、前記ステップ28の処理を実行する部分は比率算出ユニットに対応する。
4.保存処理ECU9が奏する効果
(1A)保存処理ECU9は、車両3の走行中に、車両3の位置において車両3の自動運転が可能であるか否かを判断する。保存処理ECU9は、車両3の自動運転が可能ではないと判断したとき、NGデータを記録する。NGデータはNG位置を含む。NG位置は、車両3の自動運転が可能ではないと判断したときの車両3の位置である。自動運転ECU7は、保存処理ECU9が記録したNGデータに基づき、第1表示及び第2表示を行うことができる。
(1B)保存処理ECU9は、車両3の自動運転が可能ではないと判断したとき、NG理由、日時、及び天候情報を取得する。保存処理ECU9は、NG理由、日時、及び天候情報と、NG位置とを関連付けて記録する。そのため、自動運転ECU7は、第2表示において、NG理由を表示することができる。
また、自動運転ECU7は、現在の日時、及び天候と同じ条件の下で記録されたNGデータに基づき、NG区間41等を表示する。そのため、自動運転ECU7は、現在の日時、及び天候に合ったNG区間41等を表示することができる。
(1C)保存処理ECU9は、車両3が自動運転中である場合と、車両3が手動運転中である場合とに、車両3の自動運転が可能であるか否かを判断する。そのため、保存処理ECU9は、NGデータ及びレベルデータを効率的に記録することができる。
(1D)保存処理ECU9は、車両3の走行中に、車両3の位置において車両3が実行可能な自動運転のレベルを取得する。保存処理ECU9は、車両3が実行可能な自動運転のレベルと、車両3の位置とを関連付けて記録する。そのため、自動運転ECU7は、第2表示において、実行可能な自動運転のレベルを場所ごとに表示することができる。
5.自動運転ECU7が奏する効果
(1E)自動運転ECU7は、車両3の走行ルートを取得する。自動運転ECU7は、保存処理ECU9又はクラウドサーバ5から、NG位置を取得する。自動運転ECU7は、取得した走行ルートと、取得したNG位置とに基づき、走行ルートと、NG区間41とを表示する。ユーザは、表示を見ることで、走行ルートのうちどこがNG区間41であるかを容易に理解できる。
(1F)自動運転ECU7は、保存処理ECU9又はクラウドサーバ5から、NG理由をさらに取得する。自動運転ECU7は、NG理由をさらに表示する。ユーザは、表示を見ることで、NG理由を容易に理解できる。
(1G)自動運転ECU7は、NG理由を表すアイコン45を表示する。ユーザは、表示の中のアイコン45を見ることで、NG理由を一層容易に理解できる。
(1H)自動運転ECU7は、自動運転可能率Rを算出し、表示する。ユーザは、表示を見ることで、自動運転可能率Rを容易に理解できる。
(1I)自動運転ECU7は、NG区間41の色と、走行ルートのうち自動運転が可能である区間の色とが異なるように表示を行う。ユーザは、NG区間41と、走行ルートのうち自動運転が可能である区間とを容易に識別することができる。
(1J)自動運転ECU7は、保存処理ECU9又はクラウドサーバ5から、実行可能な自動運転のレベルを場所ごとに記録したデータをさらに取得する。自動運転ECU7は、走行ルート上の場所ごとに、実行可能な自動運転のレベルをさらに表示する。ユーザは、表示を見ることで、走行ルート上の場所ごとに、実行可能な自動運転のレベルを容易に理解することができる。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第1実施形態では、車両3が領域33Aを通ったことがない場合、自動運転ECU7は、クラウドサーバ5に記録されているNGデータ及びレベルデータの中から、対応するNGデータ及びレベルデータを探し、領域33Aに割り当てる処理を行った。
これに対し、第2実施形態では、車両3が領域33Aを通ったことがない場合、自動運転ECU7は、NGデータ及びレベルデータを領域33Aに割り当てない。その結果、第2表示において、領域33Aには、NG区間41、アイコン45、及び、実行可能な自動運転のレベルは表示されない。
2.自動運転ECU7が奏する効果
自動運転ECU7は、第1実施形態における効果を奏し、さらに以下の(2A)~(2B)の効果を奏する。
(2A)自動運転ECU7は、クラウドサーバ5に記録されているNGデータ及びレベルデータの中から、対応するNGデータ及びレベルデータを探し、領域33Aに割り当てる処理を行わない。そのため、自動運転ECU7は、走行ルート表示処理を一層効率的に行うことができる。
(2B)クラウドサーバ5に記録されているNGデータ及びレベルデータは、走行ルート表示処理を行っている車両3とは別の車両3により記録されたデータである可能性がある。そのため、クラウドサーバ5に記録されているNGデータ及びレベルデータは、走行ルート表示処理を行っている車両3に適合しない可能性がある。自動運転ECU7は、走行ルート表示処理を行っている車両3に適合しない可能性があるNGデータ及びレベルデータの使用を抑制できる。
<第3実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第1実施形態では、図3に示す走行ルート表示処理を行った。第3実施形態では、図9に示す走行ルート表示処理を行う。
ステップ31は、第1実施形態におけるステップ21の処理と同じである。
ステップ32では、自動運転ECU7は、クラウドサーバ5に記録されているNGデータ及びレベルデータの中から、前記ステップ31で取得した走行ルートに対応するNGデータ及びレベルデータを探す処理を行う。
走行ルートに対応するNGデータとは、NGデータに含まれるNG位置が走行ルートの上にあり、NGデータを取得したときの天候及び日時が現在の天候及び日時と同じであり、累積NG回数が予め設定された閾値以上であるNGデータである。走行ルートに対応するレベルデータとは、走行ルートの上で自動運転のレベルを記録したレベルデータであって、レベルデータを取得したときの天候及び日時が現在の天候及び日時と同じであるレベルデータである。
ステップ33では、走行ルート31の上にNG位置があるか否かを自動運転ECU7が判断する。前記ステップ32で、対応するNGデータが見つかった場合は、走行ルート31の上にNG位置がある。前記ステップ32で、対応するNGデータが見つからなかった場合は、走行ルート31の上にNG位置がない。
走行ルート31の上にNG位置がない場合、本処理はステップ34に進む。走行ルート31の上にNG位置がある場合、本処理はステップ35に進む。
ステップ34~38の処理は、第1実施形態におけるステップ25~29の処理と同様である。
2.自動運転ECU7が奏する効果
自動運転ECU7は、第1実施形態における効果を奏し、さらに以下の(3A)~(3B)の効果を奏する。
(3A)自動運転ECU7は、走行ルート表示処理において、車両3に記録されているNGデータ及びレベルデータを使用しない。そのため、保存処理ECU9は、NGデータ及びレベルデータをクラウドサーバ5に送信した後、NGデータ及びレベルデータを消去してもよい。
(3B)自動運転ECU7は、第1実施形態におけるステップ22、23の処理を行わなくてもよい。そのため、自動運転ECU7は、走行ルート表示処理を一層効率的に行うことができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)NGデータは、NG理由、日時、及び天候の一部又は全部を含まなくてもよい。
(2)保存処理ECU9は、車両3が自動運転中である場合と、手動運転中である場合とのうち、一方の場合のみでデータ保存処理を行ってもよい。
(3)第2実施形態において、保存処理ECU9は、データをクラウドサーバ5に送信しなくてもよい。
(4)前記ステップ23、32において、対応するNGデータに該当する条件は適宜設定することができる。例えば、NGデータを取得したときの天候及び日時が現在の天候及び日時と異なっていても、対応するNGデータとしてもよい。また、累積NG回数によらず、対応するNGデータとしてもよい。
(5)自動運転ECU7は、自動運転のレベルに加えて、又は、自動運転のレベルに代えて、現時点での自動運転のレベルに対応する事項を表示してもよい。自動運転のレベルに対応する事項として、所定のレベルにおいて自動運転ECU7が実行可能な処理、所定のレベルにおいてドライバが行ってもよいこと、各レベルの特徴等が挙げられる。
例えば、レベル1において自動運転ECU7が実行可能な処理として、アクティブクルーズコントロール(Adaptive Cruise Control)等が挙げられる。また、レベル2において自動運転ECU7が実行可能な処理として、アクティブクルーズコントロール及びレーントレーシングアシスト(Lane Tracing Assist)等が挙げられる。
例えば、レベル3においてドライバが行ってもよいこととして、セカンドタスク等がある。セカンドタスクとは、車両周辺の監視が不要となることによって可能となる、運転以外のタスクである。セカンドタスクとして、例えば、スマホ操作、読書、映画鑑賞等が挙げられる。
各レベルの特徴として、例えば、以下のものが挙げられる。レベル0の特徴は、例えば、自動運転化なしである。レベル1の特徴は、例えば、運転支援である。レベル2の特徴は、例えば、部分運転自動化である。レベル3の特徴は、例えば、条件付運転自動化である。条件付運転自動化とは、「システムが全ての動的運転タスクを限定領域において実行する。作動継続が困難な場合は、システムの介入要求等に適切に応答」を意味する。
自動運転ECU7は、自動運転のレベルに対応する事項を、アイコンにより表示してもよい。
(6)自動運転ECU7は、例えば、走行ルート31上の複数の場所のそれぞれにおいて、各場所で実行可能な自動運転のレベルをアイコンにより表示してもよい。
例えば、自動運転ECU7は、走行ルート31を複数の区間に区分する。自動運転ECU7は、実行可能な自動運転のレベルを、区間ごとに取得する。自動運転ECU7は、区間ごとに、実行可能な自動運転のレベルをアイコンにより表示する。
例えば、地図の縮尺等によっては、1つの区間が小さく表示されるため、区間ごとにアイコンを表示することが困難な場合がある。自動運転ECU7は、例えば、複数の区間をまとめて1つの大区間とする。走行ルート31は、例えば、1又は複数の大区間により構成される。自動運転ECU7は、例えば、大区間ごとに、実行可能な自動運転のレベルをアイコンにより表示する。
自動運転ECU7は、大区間ごとに表示するアイコンを、例えば、以下のように決定する。自動運転ECU7は、任意の1つの大区間に属する複数の区間のそれぞれについて、実行可能な自動運転のレベルを取得する。自動運転ECU7は、取得したレベルの中の最低のレベルを選択する。自動運転ECU7は、選択した最低のレベルを表すアイコンを、大区間のアイコンとする。
(7)本開示に記載の自動運転ECU7、保存処理ECU9、及びそれらの手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の自動運転ECU7、保存処理ECU9、及びそれらの手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の自動運転ECU7、保存処理ECU9、及びそれらの手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションと自動運転ECU7、及び保存処理ECU9に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(8)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(9)上述した自動運転ECU7及び保存処理ECU9の他、当該自動運転ECU7及び保存処理ECU9を構成要素とするシステム、当該自動運転ECU7及び保存処理ECU9としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、データ保存方法、表示方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…データシステム、3…車両、5…クラウドサーバ、7…自動運転ECU、9…保存処理ECU、15…車両通信装置、17…表示装置、31、31A、31B、31C…走行ルート、41…NG区間、45…アイコン

Claims (6)

  1. データ記録装置(9)と、表示制御装置(7)とを備えるシステムであって、
    前記データ記録装置は、
    車両(3)の走行中に、前記車両の位置において前記車両の自動運転が可能であるか否かを判断するように構成された自動運転判断ユニット(9)と、
    前記車両の自動運転が可能ではないと前記自動運転判断ユニットが判断したときの前記車両の位置を記録するように構成されたデータ記録ユニット(9)と、
    を備え
    前記表示制御装置は、
    前記車両の走行ルートを取得するように構成された走行ルート取得ユニット(7)と、
    前記データ記録装置から、自動運転が可能ではない位置を取得するように構成されたデータ取得ユニット(7)と、
    前記走行ルート取得ユニットが取得した前記走行ルートと、前記データ取得ユニットが取得した前記自動運転が可能ではない位置とに基づき、前記走行ルートと、前記走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間とを表示するように構成された表示ユニット(7)と、
    を備え、
    前記データ取得ユニットは、前記データ記録装置から、前記自動運転が可能ではない位置において自動運転が可能ではない理由をさらに取得するように構成され、
    前記表示ユニットは、前記走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間において自動運転が可能ではない理由を表すアイコン(45)をさらに表示するように構成され、
    前記走行ルート上で、前記自動運転が可能ではない位置の単位長さ当たりの数が閾値より多い場合、前記表示ユニットは、選択基準により選択された前記アイコンを表示するように構成された、
    システム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記データ記録装置は、前記車両の自動運転が可能ではないと前記自動運転判断ユニットが判断したとき、自動運転が可能ではない理由、日時、及び天候から成る群から選択される1以上である追加データを取得するように構成された追加データ取得ユニット(9)をさらに備え、
    前記データ記録ユニットは、前記追加データと前記車両の位置とを関連付けて記録するように構成されたシステム
  3. 請求項1又は2に記載のシステムであって、
    自動運転判断ユニットは、前記車両が自動運転中である場合と、前記車両が手動運転中である場合とに、前記車両の自動運転が可能であるか否かを判断するように構成されたシステム
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のシステムであって、
    前記データ記録装置は、前記車両の走行中に、前記車両の位置において前記車両が実行可能な自動運転のレベルを取得するように構成されたレベル取得ユニット(9)をさらに備え、
    前記データ記録ユニットは、前記レベルと前記車両の位置とを関連付けて記録するように構成されたシステム
  5. 車両(3)の走行中に、前記車両の位置において前記車両の自動運転が可能であるか否かを判断し、
    前記車両の自動運転が可能ではないと判断したときの前記車両の位置を記録
    前記車両の走行ルートを取得し、
    取得した前記走行ルートと、前記自動運転が可能ではない位置とに基づき、前記走行ルートと、前記走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間とを表示し、
    前記自動運転が可能ではない位置において自動運転が可能ではない理由をさらに取得し、
    前記走行ルートのうち自動運転が可能ではない区間において自動運転が可能ではない理由を表すアイコン(45)を表示し、
    前記走行ルート上で、前記自動運転が可能ではない位置の単位長さ当たりの数が閾値より多い場合、選択基準により選択された前記アイコンを表示する、
    表示方法。
  6. コンピュータを、請求項1~4のいずれか1項に記載のシステムにおける前記データ記録装置及び前記表示制御装置として機能させるプログラム。
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