JP7481149B2 - 外壁貫通配管構造及び外壁貫通配管構造の点検方法 - Google Patents

外壁貫通配管構造及び外壁貫通配管構造の点検方法 Download PDF

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Description

本発明は、建物の外壁を貫通する外壁貫通配管構造及び当該外壁貫通配管構造の点検方法に関する。
従来より、例えば給湯器用配管や空気調和機用配管などのように、屋内外を配管で接続する場合に、外壁に形成した貫通孔に配管を挿入する外壁貫通配管構造が知られている(特許文献1参照)。
このような外壁貫通配管構造の中には、複数の配管を1つの外壁貫通孔に挿入させた構造も種々用いられている(特許文献2及び特許文献3参照)。複数の配管を1つの外壁貫通孔に挿入すれば、外壁貫通孔の個数を減らし、施工性を向上させるとともに、外壁の強度低下を抑制できる。
特開平09-4928号公報 特開2005-257096号公報 特開2007-271092号公報
ところで、これまで、屋内配管のメンテナンス作業は屋内側から行う必要があったため、例えば漏水などの点検や屋内配管の交換の際に、屋内壁を取り外して作業を行う必要があり、メンテナンス作業の手間が大きい問題があった。
そこで、本発明は、簡単にメンテナンスすることができる外壁貫通配管構造及び当該外壁貫通配管構造の点検方法を提供することを目的とする。
本発明の外壁貫通配管構造は、外壁材に形成された貫通孔に挿入されて固定される筒状のスリーブ管と、前記スリーブ管の屋外側の端部を覆うように固定されるプレートと、前記プレートを貫通して形成されて当該プレートに支持されており、前記プレートの屋内側に屋内配管を接続可能な屋内管接合部を有するとともに、前記プレートの屋外側に屋外配管を接続可能な屋外管接合部を有するジョイントと、前記屋内管接合部に接続される屋内配管と、前記屋外管接合部に接続される屋外配管と、を備え、前記プレートは、前記スリーブ管の屋外側に着脱可能に固定され、前記屋内配管は、前記スリーブ管の屋外側へ引き出し可能な余長部を有し、前記ジョイントは、前記屋外管接合部にジョイント固定ナット を螺着させる雄ネジ部と、前記屋外管接合部と前記屋内管接合部との間に形成されるフラ ンジ状に広がった拡径部とをさらに有しており、前記プレートは、前記ジョイントの屋内 側から屋外側に向けて前記屋外管接合部が挿入されるプレート貫通孔を有しており、前記 屋外管接合部を前記プレート貫通孔に挿入した状態で、前記雄ネジ部に前記ジョイント固 定ナットを螺着させて、前記拡径部と前記ジョイント固定ナットとで前記プレートを挟ん で、前記プレート及び前記ジョイントが固定されるものであり、前記プレート貫通孔は2 つの円弧部と、当該2つの円弧部を繋ぐ、互いに平行な2つの直線部と、により外周が形 成されており、前記雄ネジ部は、前記プレート貫通孔に挿入可能であるとともに、前記円 弧部に整合し、前記ジョイント固定ナットが螺着する2つのネジ形成部と、前記2つの直 線部に整合するねじ切られていない2つの平面部と、を有し、前記プレートは円形平板状 であり、前記プレート貫通孔は、その中心が前記プレートの中心から等しい距離を開けて 複数形成されており、且つ、複数の前記プレート貫通孔の中心が、互いに等間隔に形成さ れており、当該プレート貫通孔は、前記直線部が、前記プレートの中心点と前記プレート 貫通孔の中心点とを結んだ線に対して、平行となるように形成されるものであり、前記ジ ョイントはそれぞれの前記プレート貫通孔に挿入されて固定される複数のジョイントであ ことを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造は、前記ジョイントは複数形成されて、それぞれ前記プレートを貫通して支持されることを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造は、前記プレートは前記スリーブ管の屋外側端部、又は、前記外壁貫通孔の屋外側の外壁面に形成された掘込部に、螺着されて着脱可能に固定されることを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造は、前記屋内管接合部は、屋内側に水平方向に延びて形成されており、前記屋内配管が屋内側から水平に接続されることを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造は、前記ジョイントは前記プレートに着脱可能に固定されることを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造は、前記スリーブ管は、屋外側端部が拡径して形成されたフランジと、フランジから屋内方向に延びる円筒状で外周にネジが形成されたネジ部と、を有し、前記ネジ部に螺着する固定リングを前記外壁材の屋内側から締め付けることで、前記フランジと前記固定リングとで前記外壁材を挟んで前記貫通孔に固定するものであり、前記スリーブ管の内部の屋内側には、径方向の内側に向かって突出するリブが形成されるとともに、前記固定リングには屋内側に突出する突起が形成されることを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造は、前記プレートは、前記スリーブ管の屋外側端部に固定されるものであり、前記プレートの屋内側の面に切り欠きが形成されるとともに、前記スリーブ管の屋外側の面に前記切り欠きに勘合する突出部が形成されることを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造の点検方法は、上記のいずれかの外壁貫通配管構造の点検方法であって、前記プレートを前記スリーブ管の屋外側端部から取り外す工程と、前記プレートを屋外方向に引っ張って、前記屋内配管を引き出す工程と、前記屋内管接合部と前記屋内配管との接続部の接続を点検する点検工程と、を備えることを特徴としている。
本発明の外壁貫通配管構造によると、スリーブ管の屋外側の端部を覆うプレートを貫通して形成されてプレートに支持されるジョイントに屋内配管及び屋外配管がそれぞれ接続されるので、スリーブ管内で屋内配管と屋外配管とが連通して支持されることとなり、外壁貫通配管構造を容易に施工することができる。プレートは、スリーブ管の屋外側に着脱可能に固定されており、屋内配管は、スリーブ管の屋外側へ引き出し可能な余長部を有するので、例えば漏水の点検の際に、プレートをスリーブ管から取り外して屋外側に引っ張ることで、屋内配管が引き出されて、ジョイントと屋内配管との接続箇所の漏水を目視で点検することができる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、ジョイントは複数形成されて、それぞれプレートを貫通して支持されるので、複数の屋内配管及び屋外配管を複数のジョイントに接続させて連通させることができ、1つのスリーブ管に複数の配管を挿通させることで、外壁材に形成する貫通孔を削減させることができ、施工性を向上させつつ、外壁材の強度の低下を抑制することができる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、プレートはスリーブ管の屋外側端部、又は、外壁貫通孔の屋外側の外壁面に形成された掘込部に、螺着されて着脱可能に固定されるので、ドライバでビスを外すことで、プレートをスリーブ管から取り外すことができる。したがって、プレートをスリーブ管に単に嵌合するような場合に比べて確実に固定することができ、屋内配管や屋外配管の施工時に、プレートに余計な力が加わった場合であっても、プレートがスリーブ管の屋外側に固定された状態を維持することができる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、屋内管接合部は、屋内側に水平方向に延びて形成されており、屋内配管が屋内側から水平に接続されるので、スリーブ管の屋外側に配置されているプレートを取り外して屋外方向に引っ張ったときに、屋内配管と屋内管接合部との接続箇所に余計な力を加えることなく引き出すことができる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、ジョイントはプレートに着脱可能に固定されるので、ジョイントに不具合が発生した場合に、プレートごと交換するのではなく、ジョイントのみ交換することができ、メンテナンス性に優れる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、スリーブ管のネジ部に螺着する固定リングを外壁材の屋内側から締め付けることで、フランジと固定リングとで外壁材を挟んで前記貫通孔に固定するものであり、スリーブ管の内部の屋内側に、径方向の内側に向かって突出するリブが形成されるとともに、固定リングに屋内側に突出する突起が形成されているので、レンチなどの工具でリブを挟持してスリーブ管の回転を阻止しつつ、別のレンジなどの工具で突起を挟持して固定リングを回転させることができ、固定リングの回転に伴うスリーブ管の供回りを防止することができる。また、例えばリブをスリーブ管の内部の上側に配置することによって、スリーブ管の回転方向の位置を決める目印とすることができる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、プレートの屋内側の面に切り欠きが形成されるとともに、スリーブ管の屋外側の面に切り欠きに勘合する突出部が形成されるので、プレートをスリーブ管に固定する前に位置決めすることができる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、ジョイントの屋外管接合部をプレートのプレート貫通孔に挿入した状態で、屋外管接合部に形成された雄ネジ部にジョイント固定ナットを螺着させて、拡径部とジョイント固定ナットとでプレートを挟むことで、当該プレート及びジョイントが固定されるものであり、プレート貫通孔が2つの円弧部と、当該2つの円弧部を繋ぐ、互いに平行な2つの直線部と、により外周が形成されるとともに、雄ネジ部は、プレート貫通孔に挿入可能であるとともに、円弧部に整合し、ジョイント固定ナットが螺着する2つのネジ形成部と、2つの直線部に整合するねじ切られていない2つの平面部と、を有するので、プレートに雄ネジ部を挿入したときに、雄ネジ部の平面部がプレート貫通孔の直線部に当接して、雄ネジ部がプレート貫通孔内で回転することを防止することができ、雄ネジ部にジョイント固定ナットを締め付ける際に雄ネジ部が供回りすることを防止できる。
本発明の外壁貫通配管構造によると、プレート貫通孔の中心がプレートの中心から等しい距離を開けて複数形成されており、且つ、複数のプレート貫通孔の中心が、互いに等間隔に形成されており、当該プレート貫通孔は、直線部が、プレートの中心点とプレート貫通孔の中心点とを結んだ線に対して、平行となるように形成されるので、隣り合うプレート貫通孔に挿入されるジョイントの屋外管接合部の平面部同士の間の距離が長くなり、屋外配管を接続する際に工具の挿入を容易にすることができる。
本発明の外壁貫通配管構造の点検方法は、プレートをスリーブ管の屋外側端部から取り外し、プレートを屋外方向に引っ張って、屋内配管を引き出し、屋内管接合部と屋内配管との接続部の接続を点検するので、屋外側から簡単に、屋内配管と屋内管接合部との接続箇所を点検することができる。
外壁貫通配管構造の屋外配管が接続される給湯器の構成を説明する正面図。 外壁貫通配管構造の全体構成を説明する断面図。 外壁貫通配管構造の詳細構成を説明する拡大断面図。 外壁材の外壁貫通孔にスリーブ管を固定する構成を説明する断面分解斜視図。 外壁材の外壁貫通孔にスリーブ管を固定する構成を説明する断面図。 スリーブ管の屋外側にプレートを配置する状態を説明する分解斜視図。 外壁貫通孔の周縁部における屋外側の外壁面に形成された掘込部の底面に固定用ビスを打ち込んで、プレートをスリーブ管の屋外側に固定する本実施形態の変形例を説明する図。 (A)はジョイントが固定されたプレートの外観構成を説明する正面図であり、プレートに給湯用、給水用、及び2つの追い炊き用の4つのジョイントが配置された例を説明する図、(B)は、暖房用の3つの循環系がそれぞれ接続されるプレートの例を説明する図。 固定ビスを緩めて、プレートをスリーブ管の屋外側端部から取り外す工程を説明する断面図。 プレートを屋外方向に引っ張って、屋内配管を屋外側に引き出す工程を説明する全体構成を示す断面図。 図10の一部拡大断面図。 ジョイントの屋内管接合部の雄ネジ部からジョイント固定ナットを取り外して、プレートからジョイントを取り外す状態を説明する図。 プレートの切り欠き及びスリーブ管の突出部の形状を説明する図。 スリーブ管及び固定リングの形状を説明する斜視図。 スリーブ管を回転不能に保持しつつ、固定リングを締め付ける状態を説明する図。 プレートにジョイントを固定した状態を説明する一部拡大図。 プレートの外観構成を示す正面図。
以下、本発明の外壁貫通配管構造1及び外壁貫通配管構造の点検方法の実施形態について、各図を参照しつつ説明する。外壁貫通配管構造1は、屋内と屋外との間で外壁材5を貫通して配管する構造であり、例えば、建物の屋外側に設けられる給湯器2に配管を接続する構造である。給湯器2は、図1に示すように、本実施形態においては、給湯機能と、風呂の追い炊き機能と、床暖房や温水ルームヒータなどの温水暖房用端末機器に温水を供給する暖房機能とを有する給湯器2である。なお、本発明における外壁貫通配管構造1は、例えば給湯機能のみを有する給湯器2の配管であってもよい。
給湯器2は、図示しない複数の熱交換器やポンプを備えた給湯器本体21と、給湯器本体21の下部に形成される配管カバー22とを有している。配管カバー22の内部には各種の配管及び配線がなされているが、図1においては、図示の都合上、外壁の屋外面から給湯器2まで繋がる配管及び配線の記載は省略する。給湯器2は、建物の屋内から冷水が供給される給水管、内部で温められた温水を建物の屋内に供給する給湯管、及び浴槽に貯留されている温水を給湯器2の内部で加熱しつつ循環させる2本の追い炊き管の屋外配管4が接続される。また、給湯器2は、図示しない温水暖房用端末機器との間で温水を循環させて、屋内空間を暖房する暖房配管の屋外配管が複数接続されている。また、外壁材5を貫通して、ガス配管18、電源配線やリモコン線のコンセント19、2次熱交換器から排出される排水を受けるドレン配管20なども形成されており、これらの配線や配管はそれぞれ給湯器2に接続されている。以下に、給水管、給湯管、及び追い炊き管の屋内配管3及び屋外配管4を外壁材5を貫通させて接続する外壁貫通配管構造1について説明する。
なお、本発明の外壁貫通配管構造1は、給湯器用配管の外壁貫通部配管構造に限定されるものではなく、例えば、温水暖房用配管、ガス配管、電線管、リモコン線などの通信線用配管、排水管、エアコン配管などの様々な配管であって、外壁材5を貫通する外壁貫通配管構造1に用いることができる。
外壁貫通配管構造1は、外壁材5に形成された外壁貫通孔50に挿入されて固定される筒状のスリーブ管6と、スリーブ管6の屋外側の端部を覆うように固定されるプレート7と、プレート7を貫通して形成されて当該プレート7に支持されるジョイント8と、ジョイント8の屋内側に接続される屋内配管3と、ジョイント8の屋外側に接続される屋外配管4とを備えている。外壁材5の外壁貫通孔50は円形貫通孔であり、屋外側に拡径されるように掘り込まれた掘込部51が形成されている。掘込部51は、底面が鉛直な平坦面を形成している。
スリーブ管6は、図2から図4に示すように、外壁材5に形成された外壁貫通孔50に挿入されて固定されている。スリーブ管6は、樹脂製の円筒形状で屋外側端部が拡径してフランジ61が形成されている。当該スリーブ管6は、図4及び図5に示すように、外周面にネジ部62が形成されており、ネジ部62にリング状の固定リング63を螺着させて締め付けることで、フランジ61と固定リング63とで外壁材5を挟んで当該外壁材5の外壁貫通孔50に固定されている。固定リング63は、外壁材5の屋内側で外壁材5の屋内面に当接しており、フランジ61は、外壁材5の外壁貫通孔50の屋外側の周縁に掘り込んで形成された掘込部51の底面に、例えば合成ゴムなどの弾性体からなる円環状の屋外側シール材65を挟んで接近している。
スリーブ管6の内部の屋内側には、図14に示すように、径方向の内側に向かって突出するリブ69が形成されている。リブ69は、スリーブ管6を外壁材5の外壁貫通孔50に挿入して固定する際にスリーブ管6の内周面の例えば上側から突出するように配置しておくことで、スリーブ管6の位置決めを行うことができ、スリーブ管に固定されるプレート7及びジョイント8の位置決めを行うことができる。また、固定リング63には、屋内側に突出する突起60が形成されており、図14及び図15に示すように、レンチなどの工具でリブ69を挟持してスリーブ管6の回転を阻止しつつ、別のレンチなどの工具で突起60を挟持して固定リング63を回転させることができ、固定リング63の回転に伴うスリーブ管6の供回りを防止することができる。
外壁貫通孔50とネジ部62との間には、不織布製の環状の二次防水材64が設けられている。外壁材5の屋外面は意匠性のための凹凸が設けられているが、掘込部51の底面が平坦に形成されているので、屋外側シール材65を挟んで、フランジ61と掘込部51との間の水密性を保つことができる。フランジ61はその全体が掘込部51内に収納される大きさである。スリーブ管6の内側には、等間隔で4箇所にビス貫通孔66が形成されており、スリーブ管6のそれぞれのビス貫通孔66の屋内側にビス固定ナット67が埋設されている。
プレート7は、図3及び図6に示すように、円形平板状に形成されており、外周が屋内側に折り曲げられた周端縁部70を形成している。プレート7は、厚さ1.5mm以上のステンレス製であり、外壁貫通孔50を覆う耐火性能を満たすものである。プレート7はスリーブ管6のフランジ61の外周径よりも大きく形成されており、周端縁部70がフランジ61に当接している。
図13に示すように、プレート7の周端縁部70には等間隔で4か所に切り欠き74が形成されている。また、スリーブ管6のフランジ61における切り欠き74に整合する位置には突出部68が形成されており、当該突出部68は切り欠き74に勘合する形状である。プレート7をスリーブ管6に固定する際に、容易に位置決めすることができ施工精度を高めることができる。
また、プレート7をスリーブ管6の屋外側の端部を覆うように配置したときに、当該プレート7の、スリーブ管6のビス貫通孔66に整合する位置には、それぞれ挿入孔71が形成されている。
プレート7は、図3に示すように、フランジ61の屋外面に当接する円環状のプレート用シール材72を挟んで、フランジ61に近接している。プレート7の挿入孔71及びフランジ61のビス貫通孔66を通してビス固定ナット67に、固定ビス9を螺着させることで、プレート7がスリーブ管6の屋外側の端部を覆うように配置して、当該プレート7をフランジ61の屋外側に固定している。プレート7は固定ビス9を緩めることで、スリーブ管6の屋外側の端部から取り外すことができる。
なお、プレート7をスリーブ管6の屋外側の端部に固定する方法は上述のものに限定されるものではない。本実施形態においては、固定ビス9がフランジ61に形成されたビス固定ナット67に螺着することで、プレート7をスリーブ管6の屋外側の端部に固定しているが、固定ビス9は、図7に示すように、外壁貫通孔50の周縁部における屋外側の外壁面に形成された掘込部51の底面に打ち込まれて、プレート7をスリーブ管6の屋外側に固定するものであってもよい。具体的には、固定ビス9をプレート7に形成された挿入孔71及びスリーブ管6のビス貫通孔66を通し、フランジ61の屋内側に配置されている屋外側シール材65を貫通して、掘込部51の底面に打ち込まれることで、プレート7がスリーブ管6の屋外側に固定される。
また、プレート7は固定ビス9でスリーブ管6の屋外側に固定されるものに限定されるものではなく、プレート7から延びる図示しない爪が、スリーブ管6の内周面に形成された図示しない爪受部に嵌合して固定されるものであってもよい。プレート7のスリーブ管6の屋外側への着脱は、工具を用いる構成であることが好ましい。いたずらなどで不用意にプレート7が脱落することを防止するためである。
プレート7には、ジョイント8を挿入可能なプレート貫通孔73が形成されている。プレート貫通孔73は、1つのプレート7に例えば4つ形成されており、それぞれのプレート貫通孔73にジョイント8が挿入されて固定される。プレート貫通孔73は、図17に示すように、2つの円弧部75と、当該2つの円弧部75を繋ぐ、互いに平行な2つの直線部76と、により外周が形成されている。プレート貫通孔73は、その中心がプレート7の中心から等しい距離を開けて複数形成されている。そして、複数のプレート貫通孔73の中心は、互いに等間隔に形成されている。プレート貫通孔73は、互いに平行な直線部76が、プレート7の中心点とプレート貫通孔73の中心点とを結んだ線に対して、平行となるように形成されている。
ジョイント8は、図3、図6、及び図8(A)に示すように、プレート7から屋内側に突出する屋内管接合部80と、プレート7から屋外側に突出する屋外管接合部81と、屋外管接合部81の外周に形成される雄ネジ部82と、雄ネジ部82に螺着されるジョイント固定ナット83と、屋外管接合部と屋内管接合部との間に形成されるフランジ状に広がった拡径部84とを有している。ジョイント8の屋内管接合部80は、外壁材5の面外方向の屋内側に水平方向に延びて形成されている。ジョイント8の屋外管接合部81は、外壁材5の面外方向の屋外側に水平方向に延びて形成されている。ジョイント8は、中空筒状で、屋内管接合部80が屋内配管3の端部に挿入されて固定されて、屋内配管3を水平に接続している。また、屋外管接合部81が屋外配管4の端部に挿入されて固定されている。屋内配管3と屋外配管4とはジョイント8の内部で互いに連通しており、冷水又は温水を屋内外にやり取りしている。
雄ネジ部82は、屋外管接合部81の拡径部84に近い位置の外周に形成されている。雄ネジ部82は、図16に示すように、プレート貫通孔73に挿入可能であるとともに、当該プレート貫通孔73の円弧部75に整合し、ジョイント固定ナット83が螺着する2つのネジ形成部85と、プレート貫通孔73の2つの直線部76に整合するねじ切られていない2つの平面部86と、を有している。雄ネジ部82がこのように形成されることで、プレート貫通孔73に雄ネジ部82を挿入したときに、雄ネジ部82の平面部86がプレート貫通孔73の直線部76に当接して、雄ネジ部82がプレート貫通孔73内で回転することを防止することができ、雄ネジ部82にジョイント固定ナット83を締め付ける際に雄ネジ部82が供回りすることを防止できる。
ジョイント固定ナット83は、雄ネジ部82に螺着できる形状のナットである。プレート7を挟んで屋内側には、拡径部84が形成されており、屋外側からジョイント固定ナット83を締め付けることで、拡径部84とジョイント固定ナット83とでプレート7を挟み込んで、ジョイント8をプレート7に固定している。ジョイント8は、ジョイント固定ナット83を雄ネジ部82から取り外すことで、プレート7からジョイント8を取り外すことができる。なお、本発明におけるジョイント8は例えば溶接固定されるなどでプレート7と一体不可分の構成となっていてもよい。
ジョイント8は、その屋内管接合部80が、屋内側に水平方向に延びて形成されており、屋内配管3が屋内側から水平に接続されることで、プレート7を屋外側に水平に引っ張ると、ジョイント8の屋内管接合部80に接続されている屋内配管3もスリーブ管6を通して屋外側にスムーズに引き出すことができる。
ジョイント8は、例えば1つのプレート7に4つ配置されている。ジョイント8は、屋内側から給湯器2に冷水を供給する屋内配管3及び屋外配管4を接続する給水用のジョイント8a、給湯器2から屋内側に温水を供給する屋内配管3及び屋外配管4を接続する給湯用のジョイント8b、浴槽と給湯器2との間で温水を循環させるそれぞれ2つずつの屋内配管3及び屋外配管4を接続する追い炊き用の2つのジョイント8cが含まれる。
なお、ジョイント8は、1つのプレート7に4つ配置されるものに限定されるものではない。例えば追い炊き機能のない給湯器2に接続された屋外配管4を屋内配管3に接続する場合には、給湯用及び給水用の2つのジョイント8a,bが1つのプレート7に配置されるものであっても良い。また、例えば、図8(B)に示すように、給湯器2と温水暖房用端末機器との間で温水を循環させて、屋内空間を暖房する暖房用配管の屋内配管3及び屋外配管4を接続する場合には、1つのプレート7に循環させる暖房用配管の数のジョイント8dを配置すればよい。図8(B)では3つの循環系を有する給湯器2を示している。
屋内配管3は、架橋ポリエチレン管又はポリブデン管であり、保護管内に挿入されて配管されている。屋内配管3は、ジョイント8の屋内管接合部80から、外壁材5を支持する壁軸組10及び断熱材11の間を通過して、外壁材5と内壁下地13に固定される内壁ボード12との間の空間に配管されており、外壁材5と内壁ボード12との間の空間を通して、下方の床材14を貫通し、床材14と下階の天井板16との間の天井懐17に配管されており、天井懐17を通して、図示しないキッチンや浴室などの水周りに温水を供給している。屋内配管3は、図2及び図10に示すように、外壁材5と内壁ボード12の間の空間で大きく撓ませることにより、屋内配管3を配管に必要な長さよりも余分に20cm長く外壁材5と内壁ボード12との間に配置しており、屋内配管3の余分な長さである余長部3aを有することで、プレート7ともに屋内配管3を屋外側に引き出すことができる。また、屋外配管4は、ステンレスフレキ管であり、ジョイント8の屋外管接合部81から配管カバー22内を通って給湯器2に接続される。
以上のような外壁貫通配管構造1において、当該外壁貫通配管構造1を点検する際には、まず、図9に示すようにドライバで固定ビス9を取り外して、プレート7をスリーブ管6の屋外側端部から取り外す工程を行う。4箇所の固定ビス9を取り外すと、次に、図10及び図11に示すように、プレート7を屋外方向に引っ張って、屋内配管3をスリーブ管6の屋外側に引き出す工程を行う。このとき、屋内配管3は外壁材5と内壁ボード12との間の空間に余長部3aを有しており、屋内配管3はプレート7の屋内管接合部80に水平方向に接続されているので、屋内配管3に無理な力が加わることなく、屋内配管3を屋外側に引き出すことができる。そして、次に、屋内管接合部80と屋内配管3との接続部を点検する工程を行う。具体的には、屋内管接合部80と屋内配管3との接合箇所を目視で確認し、漏水の発生などの不具合がないか点検する。
点検の結果、不具合が発生していない場合には、屋外側に引き出した屋内配管3をスリーブ管6を通じて屋内側に押入れ、プレート7をスリーブ管6の屋外側を覆う位置に配置し、固定ビス9をプレート7の挿入孔71、及びスリーブ管6のビス貫通孔66に挿入して、ビス貫通孔66の屋内側に埋設されているビス固定ナット67に螺着して、プレート7をスリーブ管6の屋外側に固定する。このように、屋内配管3と屋内管接合部80との接合箇所を簡単に屋外側から点検することができるので、内壁ボード12を取り外すような大掛かりな作業をすることなく、点検することができる。
一方、点検の結果、不具合があると判断した場合には、不具合の内容に応じた修繕作業を行う。具体的にはジョイント8に不具合の原因があって、当該ジョイント8の交換が必要な場合には、まず、屋内配管3の端部から屋内管接合部80を取り外すとともに、屋外配管4の端部から屋外管接合部81を取り外す。そして、図12に示すように、ジョイント8の雄ネジ部82からジョイント固定ナット83を取り外し、プレート7のプレート貫通孔73から屋外管接合部81を引き抜いて取り外す。次に、新しいジョイント8を用意し、プレート貫通孔73に屋外管接合部81を挿入して、雄ネジ部82にジョイント固定ナット83を螺着させることで、ジョイント8をプレート7に固定し、屋内配管3の端部に屋内管接合部80を挿入して固定し、屋外配管4の端部に屋外管接合部81を挿入して固定し、その後、屋外側に引き出した屋内配管3をスリーブ管6を通じて屋内側に押入れ、プレート7をスリーブ管6の屋外側を覆う位置に配置し、固定ビス9をプレート7の挿入孔71、及びスリーブ管6のビス貫通孔66に挿入して、フランジ61に形成されたビス固定ナット67に螺着して、プレート7をスリーブ管6の屋外側に固定する。このように、本実施形態においては、ジョイント8が原因となる不具合の場合には、不具合のあったジョイント8のみを交換することができるので、プレート7ごと交換する場合に比べて交換する部品を削減することができる。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る外壁貫通配管構造1及び外壁貫通配管構造の点検方法は、外壁を貫通して配管する必要のある例えば給湯器2の配管に好適に用いることができる。
1 外壁貫通配管構造
3 屋内配管
4 屋外配管
5 外壁材
6 スリーブ管
7 プレート
8 ジョイント
50 外壁貫通孔(貫通孔)
51 掘込部
61 フランジ
80 屋内管接合部
81 屋外管接合部

Claims (8)

  1. 外壁材に形成された貫通孔に挿入されて固定される筒状のスリーブ管と、
    前記スリーブ管の屋外側の端部を覆うように固定されるプレートと、
    前記プレートを貫通して形成されて当該プレートに支持されており、前記プレートの屋内側に屋内配管を接続可能な屋内管接合部を有するとともに、前記プレートの屋外側に屋外配管を接続可能な屋外管接合部を有するジョイントと、
    前記屋内管接合部に接続される屋内配管と、
    前記屋外管接合部に接続される屋外配管と、
    を備え、
    前記プレートは、前記スリーブ管の屋外側に着脱可能に固定され、
    前記屋内配管は、前記スリーブ管の屋外側へ引き出し可能な余長部を有し、
    前記ジョイントは、前記屋外管接合部にジョイント固定ナットを螺着させる雄ネジ部と 、前記屋外管接合部と前記屋内管接合部との間に形成されるフランジ状に広がった拡径部 とをさらに有しており、
    前記プレートは、前記ジョイントの屋内側から屋外側に向けて前記屋外管接合部が挿入 されるプレート貫通孔を有しており、
    前記屋外管接合部を前記プレート貫通孔に挿入した状態で、前記雄ネジ部に前記ジョイ ント固定ナットを螺着させて、前記拡径部と前記ジョイント固定ナットとで前記プレート を挟んで、前記プレート及び前記ジョイントが固定されるものであり、
    前記プレート貫通孔は2つの円弧部と、当該2つの円弧部を繋ぐ、互いに平行な2つの 直線部と、により外周が形成されており、
    前記雄ネジ部は、前記プレート貫通孔に挿入可能であるとともに、前記円弧部に整合し 、前記ジョイント固定ナットが螺着する2つのネジ形成部と、前記2つの直線部に整合す るねじ切られていない2つの平面部と、を有し、
    前記プレートは円形平板状であり、
    前記プレート貫通孔は、その中心が前記プレートの中心から等しい距離を開けて複数形 成されており、且つ、複数の前記プレート貫通孔の中心が、互いに等間隔に形成されてお り、
    当該プレート貫通孔は、前記直線部が、前記プレートの中心点と前記プレート貫通孔の 中心点とを結んだ線に対して、平行となるように形成されるものであり、
    前記ジョイントはそれぞれの前記プレート貫通孔に挿入されて固定される複数のジョイ ントであることを特徴とする外壁貫通配管構造。
  2. 前記ジョイントは複数形成されて、それぞれ前記プレートを貫通して支持されることを特徴とする請求項1に記載の外壁貫通配管構造。
  3. 前記プレートは前記スリーブ管の屋外側端部、又は、前記外壁貫通孔の屋外側の外壁面に形成された掘込部に、螺着されて着脱可能に固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の外壁貫通配管構造。
  4. 前記屋内管接合部は、屋内側に水平方向に延びて形成されており、前記屋内配管が屋内側から水平に接続されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の外壁貫通配管構造。
  5. 前記ジョイントは前記プレートに着脱可能に固定されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の外壁貫通配管構造。
  6. 前記スリーブ管は、屋外側端部が拡径して形成されたフランジと、フランジから屋内方向に延びる円筒状で外周にネジが形成されたネジ部と、を有し、前記ネジ部に螺着する固定リングを前記外壁材の屋内側から締め付けることで、前記フランジと前記固定リングとで前記外壁材を挟んで前記貫通孔に固定するものであり、
    前記スリーブ管の内部の屋内側には、径方向の内側に向かって突出するリブが形成されるとともに、前記固定リングには屋内側に突出する突起が形成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の外壁貫通配管構造。
  7. 前記プレートは、前記スリーブ管の屋外側端部に固定されるものであり、
    前記プレートの周端縁に切り欠きが形成されるとともに、
    前記スリーブ管の屋外側の面に前記切り欠きに勘合する突出部が形成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の外壁貫通配管構造。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の外壁貫通配管構造の点検方法であって、
    前記プレートを前記スリーブ管の屋外側端部から取り外す工程と、
    前記プレートを屋外方向に引っ張って、前記屋内配管を引き出す工程と、
    前記屋内管接合部と前記屋内配管との接続部の接続を点検する点検工程と、
    を備えることを特徴とする外壁貫通配管構造の点検方法。
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