JP7481093B2 - 蓋付き包装用容器、蓋付き包装用容器の蓋及び包装用容器 - Google Patents
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Description
これによれば、凹部の基板の端縁から離間した近傍位置に形成される下方に突出する凸条と、基板の端縁から側部に至る曲がり部の双方で、基板や隆起した側部に負荷される荷重を緩衝し、緩衝作用をより高めることができる。即ち、天地圧縮強度を非常に高め、より確実に圧潰を防止することができる。従って、スーパーマーケットやコンビニエンスストアにおける段積み陳列の際に容器圧潰を生ずることがなく段積み陳列を安定して行うことができる、収容物が収容された商品の補充時により多くの蓋付き包装用容器を段積みして安定した状態で移動することができる、消費者が手に取った時や袋に入れて持ち運ぶ途中に蓋付き包装用容器が潰れることをより確実に防止することができ、顧客満足度の向上やクレームの抑制を図ることができる、店内で蓋付き包装用容器が潰れることによる商品価値の低下を一層抑制することができる等の派生的効果を得ることができる。
これによれば、薄肉板状の熱可塑性樹脂の蓋の天地圧縮強度を非常に高め、より確実に圧潰を防止することができる。また、凸条の外側壁部が隆起する側部を構成する形状、換言すれば特許文献1のように凸条の外側に位置する外側壁部が凹部の内壁を構成し、外側壁部を介して凸条の先端から隆起した側部の上端まで湾曲しながら延びる形状では、凸条から側部の上端に亘って熱成型時に大きな引張応力が負荷され、当該領域の肉厚が薄くなり易く、強度が低下し易くなる。これに対して、下方に突出する凸条が基板の端縁から離間した近傍位置に形成される場合には、熱成型時に斯様な薄肉化した領域が発生することを防止し、確実に必要な強度を得ることができる。
これによれば、蓋付き包装用容器の天地圧縮強度をより一層高めることができると共に、天地圧縮強度を向上する効果をより確実に得ることができる。
これによれば、凹部の基板の端縁から離間した近傍位置に形成される下方に突出する凸条と、基板の端縁から側部に至る曲がり部の双方で、基板や隆起した側部に負荷される荷重を緩衝し、緩衝作用をより高めることができる。即ち、天地圧縮強度を非常に高め、より確実に圧潰を防止することができる。従って、スーパーマーケットやコンビニエンスストアにおける段積み陳列の際に容器圧潰を生ずることがなく段積み陳列を安定して行うことができる、収容物が収容された商品の補充時により多くの蓋付き包装用容器を段積みして安定した状態で移動することができる、消費者が手に取った時や袋に入れて持ち運ぶ途中に蓋付き包装用容器が潰れることをより確実に防止することができ、顧客満足度の向上やクレームの抑制を図ることができる、店内で蓋付き包装用容器が潰れることによる商品価値の低下を一層抑制することができる等の派生的効果を得ることができる。
これによれば、底凹部の底基板の端縁から内方に離間した近傍位置に形成される上方に突出する底凸条と、底基板の端縁から脚部に至る曲がり部の双方で、隆起した脚部や底基板に負荷される荷重を緩衝し、緩衝作用をより高めることができる。即ち、天地圧縮強度を非常に高め、より確実に圧潰を防止することができる。従って、消費者が手に取った時や袋に入れて持ち運ぶ途中に包装用容器が潰れることをより確実に防止することができ、顧客満足度の向上やクレームの抑制を図ることができる、店内で包装用容器が潰れることによる商品価値の低下を一層抑制することができる等の派生的効果を得ることができる。また、本発明の蓋付き包装用容器の蓋など、天地圧縮強度に優れる蓋を開閉可能に嵌合して組み合わせて使用する場合には、スーパーマーケットやコンビニエンスストアにおける段積み陳列の際に容器圧潰を生ずることがなく段積み陳列を安定して行うことができる、収容物が収容された商品の補充時により多くの蓋付き包装用容器を段積みして安定した状態で移動することができる等の派生的効果を得ることもできる。
本発明による第1実施形態の蓋付き包装用容器1は、図1~図3に示すように、平面視略矩形で上方に開口する箱型の容器本体2と、容器本体2に開閉可能に嵌合されて容器本体2を閉じる蓋3とから構成される。尚、図示例の蓋付き包装用容器1の容器本体2と蓋3は平面視略矩形であるが、平面視略円形、平面視略楕円形、矩形以外の平面視略多角形など適宜の平面視形状とすることが可能である。
本発明による第2実施形態の包装用容器6は、図5及び図6に示すように、平面視略矩形で上方に開口する箱型である。尚、図示例の包装用容器6は平面視略矩形であるが、平面視略円形、平面視略楕円形、矩形以外の平面視略多角形など適宜の平面視形状とすることが可能である。また、包装用容器6には、第1実施形態の蓋3と同一構成の蓋など、天地圧縮強度に優れる蓋を開閉可能に嵌合する構成とすると好適であるが、包装用容器6を蓋を設けずに使用することも可能であり、又、第2実施形態の包装用容器6を第1実施形態の蓋付き包装用容器1における容器本体2として用いても好適である。
本発明による第3実施形態の蓋付き包装用容器1aは、図7に示すように、第1実施形態と基本的に同一構成の容器本体2に開閉可能に嵌合されて閉じられる蓋3aを備える。蓋3aは全体が板状で形成され、本実施形態では薄肉板状で形成されており、熱可塑性樹脂を材料として熱成型されて形成されている。使用する熱可塑性樹脂は第1実施形態の蓋3と同一であり、又、蓋3aの板厚も第1実施形態の蓋3と同一である。また、蓋3aも、収容物の視認性を確保するため、透明なものとすると好適である。
本明細書開示の発明は、発明として列記した各発明、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な内容を本明細書開示の他の内容に変更して特定したもの、或いはこれらの内容に本明細書開示の他の内容を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な内容を部分的な作用効果が得られる限度で削除して上位概念化して特定したものを包含する。そして、本明細書開示の発明には下記変形例や追記した内容も含まれる。
次に、第1実施形態の蓋付き包装用容器1と比較例の蓋付き包装用容器の強度試験の内容と結果について説明する。後述する強度試験〈1〉のために、第1実施形態の蓋付き包装用容器1の図示例を実施例の試作品1として作成した。試作品1の蓋付き包装用容器1は、容器本体2はポリプロピレン(PP)と無機充填材としてのタルク30重量%とを配合して得られたシートを熱成型して形成し、蓋3は延伸ポリスチレン(OPS)のシートを熱成型して形成し、サンプル数:5組(4個×5個)の試作品1を同一形状で、且つ基本的に同一サイズ、同一重量で形成した。合計20個の試作品1の蓋付き包装用容器1の平均重量は11.5g、最小重量は11.2g、最大重量は11.6gである(下記表1参照)。
Claims (5)
- 容器本体と全体が板状の蓋を有し、
前記蓋に、前記容器本体の脚部を載置可能な基板と、前記基板の端縁から上方に向かって隆起し且つ前記基板に載置された前記容器本体の脚部の横方向への移動を規制可能な側部が、平面視で全周に亘って周方向に延びて設けられ、
前記基板の端縁から離間した近傍位置の前記基板に下方に突出する凸条が平面視で全周に亘って周設されて形成されていることを特徴とする蓋付き包装用容器。 - 前記蓋の全体が薄肉板状の熱可塑性樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1記載の蓋付き包装用容器。
- 前記蓋の平面視面積が12000~90000mm2である場合に、前記凸条の前記基板の下面からの高さが0.5~6mm、前記凸条の幅が1~5mm、前記基板の端縁と前記基板の端縁側の前記凸条の端部との間の距離が0.5~6mmであることを特徴とする請求項1又は2記載の蓋付き包装用容器。
- 全体が板状で形成され、
容器本体に開閉可能に嵌合され、
前記容器本体の脚部を載置可能な基板と、前記基板の端縁から上方に向かって隆起し且つ前記基板に載置された前記容器本体の脚部の横方向への移動を規制可能な側部が、平面視で全周に亘って周方向に延びて設けられ、
前記基板の端縁から離間した近傍位置の前記基板に下方に突出する凸条が平面視で全周に亘って周設されて形成されていることを特徴とする蓋付き包装用容器の蓋。 - 全体が板状で形成され、
下面開放の底凹部が底部に設けられ、
前記底凹部が、底基板と、前記底基板の端縁から下方外側に向かって隆起し且つ平面視で全周に亘って周設された脚部とから構成され、
前記底基板の端縁から内方に離間した近傍位置に上方に突出する底凸条が、平面視で全周に亘って周設されていることを特徴とする包装用容器。
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