JP7480726B2 - 光送受信モジュール - Google Patents

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Description

本開示は、光送受信モジュールに関する。
従来の光通信システムでは、光送受信モジュールとして光送信モジュールと光受信モジュールを1組として使用していた。光送受信モジュールを小型化するために、光送信器と光受信器を1台のモジュールに集積し、かつ多層階構造とすることが検討されている。多層階構造の光送受信モジュールとして、光が別の階に移動するための中空穴の上に面受光型PD(Photo Diode)を実装したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。面受光型PDの受光面は約Φ50μmである。受光面に全ての光が入射されるような光伝搬寸法にて光が中空穴を通過する。従って、穴径として例えば150μmを想定する。面受光型PDの寸法は約□300μmであり、穴径との差が150μmある。このため、受光型PDを固定することができる。
多層階構造の光送受信モジュールで導波路型の光受信器、例えばPLC(Planar Lightwave Circuit)を使用する場合、光を光受信器の側面から入射させる必要がある。このため、別の階から移動してきた光の光路を折り曲げる光学部品が必要となる。空間を伝搬する光の広がり角度θは、集光部分の光の半径ωに反比例し、θ=λ/(π・ω)で求まる。例えば、光の波長λを1.55μm、集光部分を受光面の径と同じと仮定すると、集光部分の光の半径は25μmとなる。この場合、光が集光位置から5mm進むとビームの半径は約100μmに広がることとなる。
一方、PLCへの入力部分のビーム径は約5μmにする必要があり、レンズを用いて集光される。この光受信器の入力部分のビーム径のずれが光の結合効率となる。このため、高精度でビーム径を一致させる必要があり、光の伝搬が集光・拡散となる場合には、各部でのビーム径の管理が必要となる。また、光を集光するレンズの実装領域を確保する必要があるため、小型化が困難となる。
特開2004-20973号公報
光の伝搬のビーム径を大きくすれば、各部でのビーム径の管理が不要となる。例えば、ビーム径をΦ300μmとした場合、5mm伝搬してもほぼ同じ径のままである。しかし、ビーム径に合わせて光の光路を折り曲げる光学部品も大型になり、モジュールの小型化に反する。また、固定部分を穴径の全周にすると固定部材が光路部分に流れ出し、光が蹴られて光学損失が発生する。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は小型化を実現し、光学損失を防ぐことができる光送受信モジュールを得るものである。
本開示に係る光送受信モジュールは、第1の階層と、前記第1の階層の上方の第2の階層と、前記第1の階層と前記第2の階層の間に設けられ中空穴を持つ仕切板とを有するモジュール本体と、前記第1の階層に設けられた第1の光半導体素子と、前記第2の階層に設けられた第2の光半導体素子と、前記中空穴の上に設けられ、前記中空穴を通る光路を折り曲げて前記第2の光半導体素子に結合する光学部品とを備え、前記第1の光半導体素子は、電気信号を光信号に変換する光送信器であり、前記第2の光半導体素子は、光信号を電気信号に変換する光受信器であり、前記光学部品の下面は角部を持つ四角形であり、前記角部は平面視で前記中空穴を囲み、前記光学部品の前記下面のうち前記角部のみが固定部材により前記仕切板の上面に固定されていることを特徴とする。
本開示では、光学部品の四角形の下面の角部が平面視で中空穴を囲む。この角部を仕切板の上面に固定する。これにより、光学部品の実装面積を小さくすることが可能となり、モジュールの小型化が可能となる。また、光学部品の下面と仕切板が重なる部分全てではなく、光学部品の下面のうち角部のみを固定部材により仕切板の上面に固定する。このため、使用する固定部材の量を少なくすることができる。これにより、光路への固定部材のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
実施の形態1に係る光送受信モジュールを示す上面図である。 図1のI-IIに沿った断面図である。 図1のIII-IVに沿った断面図である。 実施の形態1に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図4のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態2に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図6のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態3に係る光送受信モジュールの光学部品を示す断面図である。 実施の形態4に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図9のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態5に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図11のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態6に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図13のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態7に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図15のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態8に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図17のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態9に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図19のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態10に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図21のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態11に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。 図23のI-IIに沿った断面図である。 実施の形態12に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。
実施の形態に係る光送受信モジュールについて図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る光送受信モジュールを示す上面図である。図2は図1のI-IIに沿った断面図である。図3は図1のIII-IVに沿った断面図である。モジュール本体1は、第1の階層2と、第1の階層2の上方の第2の階層3とを少なくとも有する多層階構造である。仕切板4が第1の階層2と第2の階層3の間に設けられている。仕切板4には、第1の階層2と第2の階層3をつなぐ中空穴5が設けられている。なお、モジュール本体1が3階層以上の構造の場合でも同様に各階層の間に仕切板4が設けられ、隣接する階層を中空穴5でつなぐ。
光送信器6が第1の階層2に設けられている。光受信器7が第2の階層3に設けられている。光送信器6は、電気信号を光信号に変換して出力する。光受信器7は、導波路型であり、光信号を側面で受信して電気信号に変換する。
光出力部8と光入力部9が第1の階層2においてモジュールの側壁に設けられている。光出力部8は光送信器6の出力信号を光ファイバ10に出力する。光入力部9は光ファイバ10から光を入力する。光学部品11が第2の階層3において中空穴5の上に設けられている。打上用光学部品12が第1の階層2に設けられている。光学部品11及び打上用光学部品12は、ここでは45度プリズムである。
打上用光学部品12は、光入力部9から入力した光を上方向に折り曲げ、中空穴5を介して第2の階層3に打ち上げる。光学部品11は中空穴5を通る光路を横方向に折り曲げて光受信器7に結合する。従って、第1の階層2から打ち上げられた光は、中空穴5を通って第2の階層3に移動し、光学部品11で折り曲げられて光受信器7の側面に入射される。なお、入力した光をコリメート光又は集光光等に変換するレンズ、電気信号を入出力する装置はここでは省略している。
図4は、実施の形態1に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図5は図4のI-IIに沿った断面図である。中空穴5は円形状である。光学部品11の下面は、角部を持つ四角形である。このように光学部品11の下面と中空穴5の形状は異なる。従って、光学部品11の下面の角部は、仕切板4の上面に対して垂直方向から見た平面視で中空穴5に重なっておらず、仕切板4に重なっている。光学部品11の下面の角部が平面視で円形の中空穴5を囲むように光学部品11を配置する。例えば、光学部品11の下面は□1mm、中空穴5の円形状の直径は0.8mmである。両者の比率は1.5以下とする。
光学部品11の下面のうち角部のみが固定部材13により仕切板4の上面に固定されている。固定部材13は、例えばアクリル樹脂系又はエポキシ樹脂系の接着剤である。なお、ここでは4つの角部の全てが固定されているが、これに限らず角部の一部が固定されていてもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、光学部品11の四角形の下面の角部が平面視で中空穴5を囲む。この角部を仕切板4の上面に固定する。これにより、光学部品11の実装面積を小さくすることが可能となり、モジュールの小型化が可能となる。
また、光学部品11の下面と仕切板4が重なる部分全てではなく、光学部品11の下面のうち角部のみを固定部材13により仕切板4の上面に固定する。このため、使用する固定部材13の量を少なくすることができる。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
また、光学部品11で折り曲げた光を導波路型の光受信器7の側面に高効率で入射させる必要がある。従って、光受信器7への光の入射を正しい位置で行うために光学部品11の実装位置・角度の調芯が必要である。調芯を行うと光学部品11の下面の4つの角部の仕切板4からの高さに差異が発生する。固定部材13の厚みが薄いと、高さが高くなった角部が固定部材13から外れる場合がある。そこで、固定部材13の厚みを10μm以上とする。これにより、4つの角部の高さに差異が発生しても全ての角部と固定部材13が接触するため、光学部品11の安定した固定が可能となる。なお、固定部材13がはんだの場合、厚さを10μm以上と厚くすることは困難である。固定部材13の高さを確保するため、固定部材13に直径10μm程度のフィラーを含有してもよい。
また、調芯を行った後に4つの角部の高さを確認し、それぞれの高さに合わせて適量の固定部材13を供給してもよい。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
また、本実施の形態では2階構造のモジュールであるため、光学部品11としてプリズムを用いた。3階以上の構造のモジュールでは、光学部品11として、2つのプリズムを貼り合わせて立方体又は直方体とし、貼り合わせ面に波長選択性を持たせたものを用いる。このような光学部品は光合波・光分波機能を有する。なお、本実施の形態ではモジュールの各階に光半導体素子を設けているが、必ずしも全ての階に光半導体素子を設けなくてもよい。
一般的に光送信器6の方が光受信器7よりもICの消費電力が大きい。そして、光送信器6には性能を安定させるための温度調整デバイス(TEC)が必要となる。従って、光送信器6の方が光受信器7よりも発熱量が大きくなる。また、光送受信モジュールは筐体の上に実装される。そして、2階以上に設けた光半導体素子の熱はモジュール本体の側壁を通って筐体に排熱される。一方、最も下にある1階に設けた光半導体素子の熱はモジュール本体の底面から直接的に筐体に排熱される。従って、排熱の効率は2階よりも1階の方がよい。このため、発熱量の大きい光送信器6を1階に設けることが好ましい。
従来の光モジュールでは、光送信器を設けたユニットと光受信器を設けたユニットを横に並べていた。光モジュールは複数メーカが製造しており、互換性を確保するために外観規格がある。このため、光送信器と光受信器を1台に集積したモジュールは、それらの光入出力部を横に並べた状態で開発されている。また、光入出力部は光ファイバの保持部、レンズ等が必要となるため、ある程度の厚みを持つ。従って、複数の光入出力部を縦に並べるとモジュールの高密度化の妨げとなる。このため、本実施の形態でも光出力部8と光入力部9を横に並べて第1の階層2に設けている。
なお、位相変調の場合、光受信器7には位相を干渉させるための光源が必要となる。この光源は、小型化のために光送信器6の光源と共用化される。この場合、光源の光を光送信器6が設けられた第1の階層2から打上用光学部品12によって、光受信器7が設けられた第2の階層3に打ち上げる必要がある。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図7は図6のI-IIに沿った断面図である。本実施の形態では、仕切板4の上面において中空穴5の周りに4つの突起15が設けられている。光学部品11の下面の4つの角部はそれぞれ固定部材13により突起15に固定されている。突起15からはみ出した固定部材13は、中空穴5に流れ込む前に仕切板4の上面と突起15との段差部分に溜まる。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る光送受信モジュールの光学部品を示す断面図である。本実施の形態では、突起15は、中空穴5の反対側の側面に傾斜を有する。その他の構成は実施の形態2と同様である。突起15からはみ出した固定部材13は、傾斜によって中空穴5とは反対方向に流れる。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
また、突起15の先端に光学部品11の下面を当てて調芯時の支点としてもよい。これにより、どこかの突起15の先端が光学部品11の下面に接触するため、安定して調芯を行うことができる。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図10は図9のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、仕切板4の上面において4つの固定部材13と中空穴5との間にそれぞれ突起16が設けられている。突起16は固定部材13が中空穴5に流れ込むのを防ぐ。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
実施の形態5.
図11は、実施の形態5に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図12は図11のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、仕切板4の上面側において中空穴5の角に角R又はC面取りが設けられている。流れ出した固定部材13が中空穴5に流れ込み易くなるため、光学部品11の下面を伝って行かない。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
実施の形態6.
図13は、実施の形態6に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図14は図13のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、仕切板4の上面において4つの固定部材13と中空穴5との間にそれぞれ溝17が設けられている。流れ出した固定部材13が溝17に溜まって中空穴5に流れ込まない。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
なお、溝17は、固定部材13側を深くした斜め形状としてもよいし、多段構造として固定部材13の塗布領域側の溝に固定部材13が多く溜まるようにしてもよい。
実施の形態7.
図15は、実施の形態7に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図16は図15のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、中空穴5の側壁に溝18が設けられている。流れ出した固定部材13が溝18に溜まる。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
実施の形態8.
図17は、実施の形態8に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図18は図17のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、仕切板4の上面において固定部材13に対して中空穴5の反対側に溝19が設けられている。流れ出した固定部材13は溝19に溜まる。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
実施の形態9.
図19は、実施の形態9に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図20は図19のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、仕切板4の上面において固定部材13を囲むように溝20が設けられている。流れ出した固定部材13は溝20に溜まる。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
また、平面視で光学部品11の外側への固定部材13の流れ出しも抑制することができるため、他の部材を近くに実装することが可能となる。従って、高密度の実装を行うことができ、光モジュールの更なる小型化が可能となる。
実施の形態10.
図21は、実施の形態10に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図22は図21のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、光学部品11の下面の角に角R又はC面取りが設けられている。流れ出した固定部材13は中空穴5の反対側に押し出される。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
実施の形態11.
図23は、実施の形態11に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。図24は図23のI-IIに沿った断面図である。本実施形態では、光学部品11の側面の角に掘り込み21が設けられている。流れ出した固定部材13は掘り込み21に溜まる。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。
また、平面視で光学部品11の外側への固定部材13の流れ出しも抑制することができるため、他の部材を近くに実装することが可能となる。従って、高密度の実装を行うことができ、光モジュールの更なる小型化が可能となる。
実施の形態12.
図25は、実施の形態12に係る光送受信モジュールの光学部品を示す平面図である。光ファイバ10を伝搬する光の形状は円形のため、光モジュール内部を伝搬する光の形状もほぼ円形となるように設計される。中空穴5の形状と光伝搬形状が異なる部分には光が通過しないため、その部分に固定部材13が流れ込んでも光学損失は増加しない。そこで、本実施形態では、中空穴5の形状を楕円形状又は十字形状として、中空穴5の形状と光伝搬形状が異なる部分に固定部材13が流れ込むようにする。これにより、光路14への固定部材13のはみ出しを抑制することができ、光が蹴られることによる光学損失を防ぐことができる。また、中空穴5の形状を十字形状とした場合、光学部品11の四角形の下面と重ならない部分が固定領域となる。これにより、領域の効率的な使用ができるため、高密度の実装を行うことができ、光モジュールの更なる小型化が可能となる。
1 モジュール本体、2 第1の階層、3 第2の階層、4 仕切板、5 中空穴、6 光送信器(第1の光半導体素子)、7 光受信器(第2の光半導体素子)、8 光出力部、9 光入力部、10 光ファイバ、11 光学部品、12 打上用光学部品、13 固定部材、14 光路、15,16 突起、17-20 溝、21 掘り込み

Claims (14)

  1. 第1の階層と、前記第1の階層の上方の第2の階層と、前記第1の階層と前記第2の階層の間に設けられ中空穴を持つ仕切板とを有するモジュール本体と、
    前記第1の階層に設けられた第1の光半導体素子と、
    前記第2の階層に設けられた第2の光半導体素子と、
    前記中空穴の上に設けられ、前記中空穴を通る光路を折り曲げて前記第2の光半導体素子に結合する光学部品とを備え、
    前記第1の光半導体素子は、電気信号を光信号に変換する光送信器であり、
    前記第2の光半導体素子は、光信号を電気信号に変換する光受信器であり、
    前記光学部品の下面は角部を持つ四角形であり、
    前記角部は平面視で前記中空穴を囲み、
    前記光学部品の前記下面のうち前記角部のみが固定部材により前記仕切板の上面に固定されていることを特徴とする光送受信モジュール。
  2. 前記第1の階層に設けられ、前記第1の光半導体素子の出力信号を光ファイバに出力する光出力部と、
    前記第1の階層に設けられ、前記光ファイバから光を入力する光入力部と、
    前記光入力部から入力した光を前記中空穴を介して前記第2の階層に打ち上げる打上用光学部品とを備えることを特徴とする請求項に記載の光送受信モジュール。
  3. 前記固定部材の厚さは10μm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光送受信モジュール。
  4. 前記仕切板の前記上面において前記中空穴の周りに突起が設けられ、
    前記角部は前記突起に固定されていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  5. 前記突起は、前記中空穴の反対側の側面に傾斜を有することを特徴とする請求項に記載の光送受信モジュール。
  6. 前記仕切板の前記上面において前記固定部材と前記中空穴との間に突起が設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  7. 前記仕切板の上面側において前記中空穴の角に角R又はC面取りが設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  8. 前記仕切板の前記上面において前記固定部材と前記中空穴との間に溝が設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  9. 前記中空穴の側壁に溝が設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  10. 前記仕切板の前記上面において前記固定部材に対して前記中空穴の反対側に溝が設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  11. 前記仕切板の前記上面において前記固定部材を囲むように溝が設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  12. 前記光学部品の下面の角に角R又はC面取りが設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  13. 前記光学部品の側面の角に掘り込みが設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
  14. 前記中空穴の形状は楕円形状又は十字形状であることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の光送受信モジュール。
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