JP7480478B2 - モータ制御装置 - Google Patents
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Description
示に従ってモータを駆動制御するモータ制御装置において、その上位コントローラとは異なる外部装置ともモータの駆動制御に関する通信を行えるように構成された制御装置が知られている。このような制御装置は、上位コントローラとの通信を可能とするインターフェースや外部装置との通信を可能とするインターフェース等、複数のインターフェースを有することになる。
る。
によって前記モータの前記出力軸が前記動作可能状態とされた後に、該出力軸の位置又は該出力軸の速度が所定の許容範囲を外れた場合には、前記開放電圧の印加を中止してもよい。所定の許容範囲は、安全面等の観点からモータの出力軸の動きを考慮して適宜決定すればよい。このように出力軸の位置や速度が所定の許容範囲から外れた場合、ブレーキ制御部により開放電圧の印加が中止されるため、ブレーキ制動が再開される。この場合、動いている出力軸の持つエネルギーをブレーキ装置で消費することになるため、非制御状態にあるモータ制御装置に回生エネルギーを掛けることはなく出力軸の動きを止めることができる。
実施形態に係るモータ制御装置の適用例について、図1及び図2に基づいて説明する。図1は、当該モータ制御装置が適用される制御システムの概略構成図である。当該制御システムは、フィールドネットワーク1と、サーボドライバ4と、PLC(Programmable Logic Controller)5とを備える。サーボドライバ4は、例えば2つの制御軸に対応する2
台のモータ2、3を有する装置6において各モータの出力軸をサーボ制御するためのサーボ制御装置であり、本実施形態のモータ制御装置に相当する。装置6の一例としては、ワークを所定の平面上で搬送する搬送装置が例示できる。また、図1に示す制御システムは、1台のサーボドライバ4で2台の制御軸(モータ)を駆動可能に構成されているが、そのような構成に代えて、1つの制御軸毎に1台のサーボドライバが配置され、各サーボドライバがフィールドネットワーク1で接続される構成を採用することもできる。このようなサーボドライバ4に対して、フィールドネットワーク1を介して装置6を駆動制御するための指令がPLC5から供給される。なお、フィールドネットワーク1として、例えば、EtherCAT(登録商標)を使用することができる。
次に、これらの機能部によって実現される解除処理について、図3に基づいて説明する。なお、説明を簡便にするために、以下に説明する解除処理の対象は、ブレーキ装置2aを有するモータ2に限定する。すなわち、当該解除処理は、モータ2が非制御状態に置かれているときの、ブレーキ装置2aのブレーキ制動の解除を行うための処理である。当該解除処理は、所定の制御間隔で繰り返し実行されている。また、当該解除処理が行われる際の、コンピュータ10のディスプレイに表示される画面の一例を図4に示す。図4の上段(a)は、解除処理によりブレーキ装置2aのブレーキ制動が解除されたときの画面例であり、下段(b)は、その解除処理において、ブレーキ制動の解除後に再びブレーキ制動が行われたときの画面例である。以下に解除処理の流れを説明するが、その説明に合わせてコンピュータ10の画面例についても言及する。
る。そこに入力された数値は、監視部45に引き渡されて、サーボドライバ4において、モータ2の出力軸がとり得る速度及び位置の許容範囲として認識される。S103で肯定判定されると処理はS104へ進み、否定判定されると処理はS108へ進む。そして、S104では、ブレーキ制御部44によりブレーキ用電源50に対して解除指示が出され、それを受けてブレーキ用電源50がブレーキ装置2aに対して開放電圧を印加する。また、S108では、ユーザに対して許容範囲を設定するようにリマインドするために、コンピュータ10に対して制御部40より指示が出される。当該指示を受けたコンピュータ0は、そのディスプレイに許容範囲設定のための入力を促すメッセージ等を表示する。
また、ブレーキ制御部44によりブレーキ制動の解除が行われている状態において安全性の確保を図るための他の形態について説明する。当該形態では、モータ2の出力軸の速度が所定の許容速度(設定された速度の上限値)を超えた場合には、ブレーキ用電源50からの開放電圧の印加状態が維持された状態で、モータ制御部48によりモータ2の出力軸を減速させるための減速トルクをモータ2が出力するようにそのトルク制御を行ってもよい。このトルク制御によってモータ2の出力軸を減速させて、ブレーキ制動の解除が行われているときでもその安全性を維持することができる。
上位コントローラ(5)と所定のネットワーク(1)を介して通信可能に接続され、出力軸の制動を可能とするブレーキ装置(2a)が備えられたモータ(2)を該上位コントローラ(5)からの制御指示に基づいて駆動制御するモータ制御装置(4)であって、
前記上位コントローラ(5)からの前記制御指示が入力される第1インターフェース(41)と、
前記ネットワーク(1)に通信可能に接続されていない外部機器(10)との通信を可能とし、該外部機器(10)からの外部指示が入力される第2インターフェース(42)と、
前記第2インターフェース(42)を介して前記外部機器(10)から、前記外部指示として、前記ブレーキ装置(2)によるブレーキ制動を解除する解除指示を取得する取得部(43)と、
前記第1インターフェース(41)を介して前記上位コントローラ(5)からの前記制御指示が入力されていないときに、前記取得部(43)により前記解除指示を取得すると、ブレーキ制動中の前記ブレーキ装置(2a)に対してそのブレーキ制動を解除するための開放電圧を印加し、前記モータの前記出力軸を動作可能状態とするブレーキ制御部(44)と、
を備える、モータ制御装置(4)。
2、3: モータ
4:サーボドライバ
5: PLC
10: コンピュータ
41: 第1インターフェース
42: 第2インターフェース
43: 取得部
44: ブレーキ制御部
45: 監視部
46: 出力部
50: ブレーキ用電源
Claims (3)
- 上位コントローラと所定のネットワークを介して通信可能に接続され、出力軸の制動を可能とするブレーキ装置が備えられたモータを該上位コントローラからの制御指示に基づいて駆動制御するモータ制御装置であって、
前記上位コントローラからの前記制御指示が入力される第1インターフェースと、
前記ネットワークに通信可能に接続されていない外部機器との通信を可能とし、該外部機器からの外部指示が入力される第2インターフェースと、
前記第2インターフェースを介して前記外部機器から、前記外部指示として、前記ブレーキ装置によるブレーキ制動を解除する解除指示を取得する取得部と、
前記ネットワークを介して前記上位コントローラと前記モータ制御装置が接続された状態で前記第1インターフェースを介して前記上位コントローラからの前記制御指示が入力されていないときに、前記取得部により前記解除指示を取得すると、ブレーキ制動中の前記ブレーキ装置に対してそのブレーキ制動を解除するための開放電圧を印加し、前記モータの前記出力軸を動作可能状態とするブレーキ制御部と、
を備え、
前記ブレーキ制御部は、前記開放電圧の印加によって前記モータの前記出力軸が前記動作可能状態とされた後に、該出力軸の位置又は該出力軸の速度が所定の許容範囲を外れた場合には、前記開放電圧の印加を中止する、
モータ制御装置。 - 上位コントローラと所定のネットワークを介して通信可能に接続され、出力軸の制動を可能とするブレーキ装置が備えられたモータを該上位コントローラからの制御指示に基づいて駆動制御するモータ制御装置であって、
前記上位コントローラからの前記制御指示が入力される第1インターフェースと、
前記ネットワークに通信可能に接続されていない外部機器との通信を可能とし、該外部機器からの外部指示が入力される第2インターフェースと、
前記第2インターフェースを介して前記外部機器から、前記外部指示として、前記ブレーキ装置によるブレーキ制動を解除する解除指示を取得する取得部と、
前記ネットワークを介して前記上位コントローラと前記モータ制御装置が接続された状
態で前記第1インターフェースを介して前記上位コントローラからの前記制御指示が入力されていないときに、前記取得部により前記解除指示を取得すると、ブレーキ制動中の前記ブレーキ装置に対してそのブレーキ制動を解除するための開放電圧を印加し、前記モータの前記出力軸を動作可能状態とするブレーキ制御部と、
を備え、
前記開放電圧の印加によって前記モータの前記出力軸が前記動作可能状態とされた後に、該出力軸の速度が所定の許容速度を超えた場合には、前記開放電圧の印加状態が維持された状態で、該出力軸を減速させるための減速トルクを該モータが出力するように該モータの駆動制御を行う、
モータ制御装置。 - 前記開放電圧の印加によって前記モータの前記出力軸が前記動作可能状態とされた後に、該出力軸の位置又は該出力軸の速度が変動すると、該変動した出力軸の位置又は速度に関する情報を、前記第2インターフェースを介して前記外部機器に対して出力する出力部を、更に備える、
請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置。
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JP2020061313A (ja) | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 本田技研工業株式会社 | 外部駆動装置 |
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2019
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