JP7479728B1 - ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法 - Google Patents

ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法を提供する。【解決手段】ブロックチェーン環境においてスマートコントラクトをデプロイし、且つ指定対象のために製品またはサービスのインタレストトークン及びそのリサイクル条件を生成する。インタレストトークンにより製品またはサービスを獲得すると、スマートコントラクトが実行され、リサイクル条件に基づいて一部分のインタレストトークンが実現され、同時に後続の分配に用いるために一部分のインタレストトークンがリサイクルされる。後続の分配を行う際に、インタレストトークンの被保有量及び流通量の比率に基づいて分配が行われ、トークンが使用されると共に収益権を兼ね備える技術的効果を達成している。【選択図】図1

Description

本発明は、インタレストトークン処理システム及びその方法に関し、より詳しくは、ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法に関する。
近年、ブロックチェーン技術の普及及び勃興、発展に伴って、様々なトークン(Token)の応用が雨後の筍のように勃興、発展している。
一般的によくあるトークンは、ユーティリティトークン(Utility Token)、セキュリティトークン(Security Token)等を含む。ユーティリティトークンはギフト券と同様に、消費の権利を実現するものにすぎない。セキュリティトークンは証券と同様に、権益を分配する権利を含むのみである。
しかしながら、現在両者を兼ね備えた運用メカニズムは存在せず、トークンは使用性と収益権を両立できないでいる。即ち、利害関係がある者が全て規定された方式により分配される権益を取得でき、同時にこのトークンを使用して消費することもできるようにし、トークンが使用性及び権益の分配を兼ね備えるようにすることが困難であるという問題があった。
上述したように、先行技術には、トークンの使用性及び権益分配を兼ね備えるのが困難であるという問題が長い間存在しており、改善するための技術的手段を提供し、この問題を解決する必要があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて本発明者の鋭意研究により成されたものであり、その目的は、ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法を提供することにある。
まず、本発明に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システムは、複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用され、このシステムは、発行者エンドノードと、ホルダーエンドノードと、ユーザーエンドノードと、を含んで構成されている。発行者エンドノードはブロックチェーン環境における前記ノードホストの1つであり、ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイするために用いられている。このインタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールとを含み、製品またはサービスに対応するインタレストトークンを生成するように発行モジュールを実行し、且つインタレストトークンのリサイクル条件を設定するようにリサイクルモジュールを実行する。ホルダーエンドノードはブロックチェーン環境における前記ノードホストの1つであり、前記インタレストトークンを保有するために用いられている。ユーザーエンドノードはブロックチェーン環境における前記ノードホストの1つであり、製品またはサービスを取得する際に、製品またはサービスに対応するインタレストトークンをインタレストトークン処理契約に転送するようにリサイクルモジュールを実行する。リサイクルモジュールはリサイクル条件に基づいてインタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、このリサイクル分割処理はリサイクル条件に基づいて実現モジュール及び分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行する。実現モジュールが実行された場合、実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、分配モジュールが実行された場合、分配モジュールは受信したインタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いる。分配されるインタレストトークンを分配する場合、ホルダーエンドノードまたは発行者エンドノードがリサイクル条件に基づいて分配モジュールをトリガーし、分配モジュールが現在の流通量に占めるインタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した分配されるインタレストトークンをホルダーエンドノードに分配する。
また、本発明に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法は、複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用され、このステップは、ブロックチェーン環境において発行者エンドノード、ホルダーエンドノード、及びユーザーエンドノードを前記ノードホストとして提供し、ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイし、このインタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含むステップと、発行者エンドノードが製品またはサービスに対応するインタレストトークンを生成するように発行モジュールを実行し、且つインタレストトークンをホルダーエンドノードに伝送し、インタレストトークンのリサイクル条件を設定するようにリサイクルモジュールを実行するステップと、ホルダーエンドノードが製品またはサービスを取得する際に、ホルダーエンドノードをユーザーエンドノードとし、製品またはサービスに対応するインタレストトークンをインタレストトークン処理契約に転送するようにリサイクルモジュールを実行し、リサイクルモジュールはリサイクル条件に基づいてインタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、このリサイクル分割処理はリサイクル条件に基づいて実現モジュール及び分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行し、実現モジュールが実行された場合、実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、分配モジュールが実行された場合、分配モジュールは受信したインタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いるステップと、分配されるインタレストトークンを分配する場合、ホルダーエンドノードまたは発行者エンドノードがリサイクル条件に基づいて分配モジュールをトリガーし、分配モジュールが現在の流通量に占めるインタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した分配されるインタレストトークンをホルダーエンドノードに分配するステップと、を含む。
本発明に係るシステム及び方法は上述したように、先行技術との相違点は、本発明はブロックチェーン環境においてスマートコントラクトをデプロイし、且つ指定対象のために製品またはサービスのインタレストトークン及びそのリサイクル条件を生成し、インタレストトークンにより製品またはサービスを獲得した場合、リサイクル条件に基づいて一部分のインタレストトークンを実現するようにスマートコントラクトを実行し、同時に一部分のインタレストトークンをリサイクルして後続の分配に用いる。後続の分配では、インタレストトークンの被保有量及び流通量の比率に基づいて分配を行う。
このように、本発明によれば、次のような効果がある。
上述の技術的手段により、本発明はトークンが使用性及び収益権を兼ね備える技術的効果を達成する。
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
本発明の一実施例に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システムを示すシステムブロック図である。 本発明の一実施例に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法を示すフローチャートである。 本発明の適用によるブロックチェーン環境でインタレストトークン処理契約を発行する概略図である。 本発明の適用によるインタレストトークンを発生する概略図である。 本発明の適用によるインタレストトークンを使用する概略図である。 本発明の適用によるインタレストトークンを分配する概略図である。 本発明の適用によるインタレストトークンを転送する概略図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本発明に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法を説明する前に、本発明において定義する名詞について説明する。本発明の述べる「インタレストトークン処理契約」とは、ブロックチェーン環境においてデプロイ(Deploy)され、「インタレストトークン(Interest Token)」を処理するためのスマートコントラクト(Smart Contract)を指し、前記インタレストトークンとは、インタレスト(Interest)を生成可能なユーティリティトークン(Utility Token)を指す。実際には、前記スマートコントラクトとは、既定の条件及び伝送する情報に基づいて実行命令を駆動するコンピュータープログラムを指し、具体的には、前記スマートコントラクトは、Solidity、Serpent、LLL、EtherScript、Sidechai等のプログラム言語で記述され、異なる様々な関数(Function)、イベント(Event)、パラメーターの状態等を含む。「Ethereum(登録商標)」を例に挙げると、スマートコントラクトがコンパイルされた後にバイナリコード及びアプリケーション・バイナリ・インターフェース(Application Binary Interface, ABI)を取得し、スマートコントラクトをブロックチェーン環境にブロードキャストし、マイナー(Miner)やバリデータ(Validator)がスマートコントラクトをブロックチェーンにデプロイした後に対応するアドレスを取得し、ブロックチェーン取引を行うことでスマートコントラクトのデプロイが完了する。その後、各ノードがこのアドレスに基づいて対応するスマートコントラクトを実行し、且つ異なる命令によりブロックチェーンにおけるスマートコントラクトの状態を改変し、イベントがトリガーされたかどうかを検出する。
図1は本発明の一実施例に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システムを示すシステムブロック図である。複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境100に適用され、各ノードホストはノードIDとしてウォレットアドレスを持ち、ウォレットアドレスに従ってブロックチェーン ウォレットにアクセスできます、このシステムは、発行者エンドノード101と、ホルダーエンドノード102と、ユーザーエンドノード103と、を含んで構成されている。発行者エンドノード101はブロックチェーン環境100におけるノードホストの1つであり、ブロックチェーン環境100においてインタレストトークン処理契約をデプロイするために用いられている。このインタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含み、製品またはサービスに対応するインタレストトークンを生成するように発行モジュールを実行し、且つインタレストトークンのリサイクル条件を設定するようにリサイクルモジュールを実行する。実際の実施において、発行者エンドノード101がインタレストトークンを生成すると、指定数量及び指定対象の設定を許可し、指定数量のインタレストトークンを指定対象に伝送し、指定対象をホルダーエンドノード102とする。
ホルダーエンドノード102はブロックチェーン環境100におけるノードホストの1つであり、前記インタレストトークンを保有するために用いられている。実際の実施において、ホルダーエンドノード102は1つであっても複数であってもよく、インタレストトークンをブロックチェーン環境100の他のホストに転送するために転送モジュールを実行し、例えば、発行者エンドノード101、ユーザーエンドノード103、または他のホルダーエンドノード等に転送する。ちなみに、インタレストトークンを保有するものは全てホルダーエンドノード102と見做すことができ、換言すれば、発行者エンドノード101または全てのユーザーエンドホスト103がインタレストトークンを保有すると共にホルダーエンドノード102となる。また、実際の実施では、ブロックチェーン環境100において、各ノードの間では有線またはワイヤレス方式で伝送し、有線を例にすると、銅導線、同軸ケーブル、光ファイバー、二重ツイストワイヤー、或いはそれらの相似物を伝送媒体として使用する。ワイヤレスを例にすると、電波、マイクロ波、赤外線、レーザー、またはそれらの相似物を伝送媒体として使用する。
ユーザーエンドノード103はブロックチェーン環境100におけるノードホストの1つであり、製品またはサービスを取得する際に、製品またはサービスに対応するインタレストトークンをインタレストトークン処理契約に転送するようにリサイクルモジュールを実行する。リサイクルモジュールはリサイクル条件に基づいてインタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、このリサイクル分割処理はリサイクル条件に基づいて実現モジュール及び分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行する。実現モジュールが実行された場合、実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、分配モジュールが実行された場合、分配モジュールは受信したインタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いる。実際の実施において、ユーザーエンドノード103は同様に1つであっても複数であってもよい。また、分配モジュールは毎回分配する時間間隔(例えば、5分毎に1回実行する)を含み、インタレストトークンの保有量が既定値を満たしているホルダーエンドノード102により実行されるのを許可し、または指定時間範囲内に指定対象(例えば、発行者エンドノード101、ホルダーエンドノード102、及びユーザーエンドノード103)により実行されることのみを許可する。
前記分配されるインタレストトークンに対し分配を行う場合、ホルダーエンドノード102または発行者エンドノード101がリサイクル条件に基づいて分配モジュールをトリガーし、分配モジュールが現在の流通量に占めるインタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した分配されるインタレストトークンをホルダーエンドノード102に分配する。一例を挙げると、現在の流通量に占める保有量の比率が20%である場合、蓄積した分配されるインタレストトークンの20%を対応するホルダーエンドノード102に分配する。実際の実施において、現在の流通量は「総発行量」から「総実現量」を減算したものに等しい。
ここで留意すべき点は、実際の実施において、本発明の前記モジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、或いはそれらの組み合わせを含む各種方式により実現可能であり、例えば、いくつかの実施形態では、各モジュールはソフトウェア及びハードウェアを共に利用するか、またはそのうちの1つにより実現している。このほか、本発明は部分的にまたは完全にハードウェアに基づいて実現してもよく、例えば、システムの1つまたは複数のモジュールは、集積回路チップ、システム・オン・チップ(System on Chip,SoC)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現している。本発明は、システム、方法、及び/或いはコンピュータープログラムでもよい。コンピュータープログラムは、処理装置が本発明の各特徴を実現するためのコンピュータ読み取り可能プログラム命令を記憶したコンピュータ読み取り可能媒体を含んでもよく、コンピュータ読み取り可能媒体は命令実行装置が使用する命令を保持及び保存する有形の装置でもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、電子記憶装置、磁気記憶装置、光記憶装置、電磁気記憶装置、半導体記憶装置、或いは上述の任意の適合する組み合わせでもよいが、これらに限られない。コンピュータ読み取り可能媒体の更に具体的な例(非網羅的な例)は、ハードディスク、RAM、ROM、フラッシュメモリ、光ディスク、フロッピーディスク、及び上述の任意の適合する組み合わせを含む。ここで使用するコンピュータ読み取り可能媒体は、電波や他の自由伝播する電磁波、導波媒体や他の伝送媒体により伝播される電磁波(例えば、光ファイバーケーブルを通過する光信号)、或いは電線により伝送される電気信号のような瞬間的な信号自体であると解釈すべきではない。また、ここで描写するコンピュータ読み取り可能プログラム命令は、コンピュータ読み取り可能媒体から各計算/処理装置にダウンロードし、或いはインターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、及び/或いはワイヤレスネットワーク等のネットワークから外部のコンピューター装置や外部の記憶装置にダウンロード可能である。ネットワークは銅伝送ケーブル、光ファイバー伝送、ワイヤレス伝送、ルーター、ファイヤーウォール、スイッチ、ハブ、及び/或いはゲートウェイを含む。各計算/処理装置のネットワークカードまたはネットワークインターフェースはネットワークからコンピュータ読み取り可能プログラム命令を受信し、且つこのコンピュータ読み取り可能プログラム命令を転送し、各計算/処理装置のコンピュータ読み取り可能媒体に保存する。本発明の操作を実行するコンピュータープログラム命令は、アセンブリ言語命令、命令セットアーキテクチャ命令、機械命令、機械関連命令、マイクロ命令、ファームウェア命令、或いは1種類または複数種のプログラム言語の任意の組み合わせによりプログラムされたソースコードやオブジェクトコード(Object Code)でもよく、前記プログラム言語は、Common Lisp、Python、C++、Objective-C、Smalltalk、Delphi、Java、Swift、C#、Perl、Ruby、PHP等のオブジェクト指向のプログラム言語、及びC言語や類似するプログラム言語のような形式的な手続き型(Procedural)プログラム言語を含む。前記コンピュータープログラム命令はコンピューター上で完全に実行コンピュータ行、1つの独立したソフトウェアとして実行、一部をクライアント端のコンピュータ上で実行し、他の部分を遠隔のコンピューターで実行、或いは遠隔のコンピューターやサーバー上で完全に実行してもよい。
図2Aと図2Bは本発明の一実施例に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法を示すフローチャートである。複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用され、そのステップは、ブロックチェーン環境100において発行者エンドノード101、ホルダーエンドノード102、及びユーザーエンドノード103を前記ノードホストとして提供し、ブロックチェーン環境100においてインタレストトークン処理契約をデプロイし、このインタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含む(ステップ201)と、発行者エンドノード101が製品またはサービスに対応するインタレストトークンを生成するように発行モジュールを実行し、且つインタレストトークンをホルダーエンドノード102に伝送し、インタレストトークンのリサイクル条件を設定するようにリサイクルモジュールを実行する(ステップ202)と、ホルダーエンドノード102が製品またはサービスを取得する際に、ホルダーエンドノード102をユーザーエンドノード103とし、製品またはサービスに対応するインタレストトークンをインタレストトークン処理契約に転送するようにリサイクルモジュールを実行し、リサイクルモジュールはリサイクル条件に基づいてインタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、このリサイクル分割処理はリサイクル条件に基づいて実現モジュール及び分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行し、実現モジュールが実行された場合、実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、分配モジュールが実行された場合、分配モジュールは受信したインタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いる(ステップ203)と、分配されるインタレストトークンを分配する場合、ホルダーエンドノード102または発行者エンドノード101がリサイクル条件に基づいて分配モジュールをトリガーし、分配モジュールが現在の流通量に占めるインタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した分配されるインタレストトークンをホルダーエンドノード102に分配する(ステップ204)と、を含む。このようにすることで、ブロックチェーン環境100においてスマートコントラクトをデプロイし、且つ指定対象のために製品またはサービスのインタレストトークン及びそのリサイクル条件を生成することで、インタレストトークンにより製品またはサービスを獲得すると、スマートコントラクトが実行され、リサイクル条件に基づいて一部分のインタレストトークンが実現され、同時に後続の分配に用いるために一部分のインタレストトークンがリサイクルされる。後続の分配を行う際には、インタレストトークンの被保有量及び流通量の比率に基づいて分配を行う。
以下、図3乃至図7を併せて実施例の方式について説明する。まず、図3は本発明の適用によるブロックチェーン環境でインタレストトークン処理契約を発行する概略図である。実際の実施において、デプロイが完了したインタレストトークン処理契約310は各ホストのブロックチェーン300に存在し、インタレストトークン処理契約310は、転送モジュール311と、発行モジュール312と、リサイクルモジュール313と、分配モジュール314と、実現モジュール315と、を含む。転送モジュール311は一般的なインタレストトークンの保有関係の記録及び転送機能を有している。発行モジュール312は製品またはサービスに対応するインタレストトークンを生成するために用いられている。リサイクルモジュール313は、リサイクル量、リサイクル時間、リサイクル上限等のインタレストトークンのリサイクル条件を設定するために用いられている。リサイクル時にどの程度の比率で実現または蓄積するかは、必要とするリサイクル回数の違いに応じて異なるリサイクル条件に設定し、一例を挙げると、仮に異なるバッチのギフト券では、異なるリサイクル条件を有している。実際の実施においては、複数のリサイクル条件が同時に存在してもよく、インタレストトークンを使用する際に、使用する製品またはサービスに基づいて適合するリサイクル条件を選択する。例えば、同じ百貨店のギフト券では、異なるカウンターや、タイプの異なる商品を販売してギフト券をリサイクルする場合、異なる実現比率に設定してもよい。次に、分配モジュールは受信したインタレストトークンを蓄積し、後続のインタレストトークンを分配するための原資とする。その目的は、インタレストトークンの保有者がこのシステムによりデプロイされたインタレストトークンを長期間保有するのを推進するためであり、現在流通するインタレストトークン量に占める保有しているインタレストトークンの比率に基づいて、複数回リサイクルされて蓄積された分配されるインタレストトークンを獲得する。ちなみに、前記実現モジュールは受信したインタレストトークンを破棄し、これはインタレストトークンの価値を消失させることを意味し、その破棄方式は無効のアドレス/イーターアドレスに転送する現行の方式とは異なる。現行の方式は有効な発行量であるが使用不能とするのみであり、本システムの破棄方式は、インタレストトークンを直接削除し、その数量を実質的に減少させるものである。
次は、図4は本発明の適用によるインタレストトークンを発生する概略図である。発行者エンドノード101がインタレストトークンを発行する場合、製品またはサービスに対応するインタレストトークン401を生成するように発行モジュール312を実行し、且つインタレストトークン401をホルダーエンドノード102に伝送し(指定数量を指定対象に提供する)、インタレストトークン401のリサイクル条件を設定するようにリサイクルモジュール313を実行し、例えば、発行者エンドノード101が状況を特定すると、ユーザーエンドノード103がインタレストトークンをリサイクルモジュール313に返信する必要がある(例えば、商品やサービスを購入した場合)。実際の実施において、リサイクルモジュール313の実行回数は1回に限られず、同様に、リサイクルモジュール313の実行回数も1回に限られず、複数のリサイクル条件を並存させて設定してもよい。
次は、図5は本発明の適用によるインタレストトークンを使用する概略図である。ホルダーエンドノード102が製品またはサービスを取得する際に、ホルダーエンドノード102を同時にユーザーエンドノード103とし、且つ製品またはサービスに対応するインタレストトークン401をインタレストトークン処理契約310に転送するようにリサイクルモジュール313を実行する。リサイクルモジュール313はリサイクル条件に基づいてインタレストトークン401に対しリサイクル分割処理を行い、このリサイクル分割処理はリサイクル条件に基づいて実現モジュール315及び分配モジュール314のうちの少なくとも1つを実行する。実現モジュール315が実行された場合、実現モジュール315が受信したインタレストトークン401を破棄し、分配モジュール314が実行された場合、この分配モジュール314は受信したインタレストトークン401を分配されるインタレストトークン402として持続的に蓄積し、後続の分配に用いる。一例を挙げると、仮にリサイクル条件が分割処理するインタレストトークンの比率を含み、例えば、インタレストトークン401の20%が分配モジュール314により実行され、インタレストトークン401の80%が実現モジュール315により実行される場合、まず、インタレストトークン401の20%を蓄積するように分配モジュール314を実行し、インタレストトークン401の80%を破棄するように実現モジュール315を実行する。仮に、インタレストトークン401の全部を蓄積する場合、100%のインタレストトークン401を蓄積するように分配モジュール314のみを実行する。仮に、インタレストトークン401の全部を実現する場合、100%のインタレストトークン401を破棄するように実現モジュール315のみを実行する。換言すれば、インタレストトークン401は全部を蓄積または実現する以外、このようなリサイクル分割処理方式は全てのインタレストトークン401を実現しなくともよく、実現していないインタレストトークン401を蓄積すると共に比率に基づいて権益を分配してもよい。
次は、図6は本発明の適用によるインタレストトークンを分配する概略図である。分配されるインタレストトークン402に対し分配を行う場合、ホルダーエンドノード102または発行者エンドノード101がリサイクル条件に基づいて分配モジュール314をトリガーし、分配モジュール314が現在の流通量に占める前記インタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した分配されるインタレストトークン402をホルダーエンドノード102に分配する。実際の実施において、分配モジュール314が設定する条件は、どの程度の量以上を保有するホルダーエンドノード102が分配モジュール314をトリガーするか、或いは毎回分配する時間間隔の長さ、または指定対象が指定した時間範囲内(例えば、5分以内)にのみ実行可能である等を含む。インタレストトークンの分配を例に挙げると、仮に蓄積した分配されるインタレストトークン402が100個ある場合、2つのホルダーエンドノードが400個及び500個のインタレストトークンをそれぞれ保有し(即ち、総量1000個のインタレストトークン)、この際分配モジュール314は各ホルダーエンドノードの保有比率に基づいて40個のインタレストトークンを400個のインタレストトークンを保有するホルダーエンドノードに分配し、50個のインタレストトークンを500個のインタレストトークンを保有するホルダーエンドノードに分配し、余剰の10個のインタレストトークンは分配されるインタレストトークンとして保留し、後続の分配に用いる。実際には、分配モジュール314の実行回数は1回に限られず、例えば、複数回実行して定期的な分配の実行を実現してもよい。
次は、図7は本発明の適用によるインタレストトークンを転送する概略図である。実際の実施において、ホルダーエンドノード102は1個に限られず、例えば、同時に他のホルダーエンドノード500が存在してもよい。この場合、ホルダーエンドノード102は図3に示す転送モジュール311を実行し、インタレストトークン401をホルダーエンドノード102から他のホルダーエンドノード500に転送する。この転送はインタレストトークン401を発行した後の任意の時間点に行うことができる。
以上述べた如く、本発明はリサイクル分割処理によりインタレストトークンの使用性及び権益の分配を兼ね備え、且つ異なる様々な実施例に適用可能にし、以下、異なる状況に適用される例についてそれぞれ説明する。まず、売掛金に適用される例では、インタレストトークンは売掛金トークンと見做す(例えば、商品やサービスが既に提供されているが、分割払い)。この場合、インタレストトークンの発行側は受託した発行業者または売掛金保有者であり、発行者エンドノード101を有している。インタレストトークンの保有側はこの売掛金トークンを保有するあらゆる保有者であり(最初は売掛金保有者であるが、自由に転送可能)、ホルダーエンドノード102を有している。インタレストトークンの使用側は売掛金の支払人(債務者)であり、ユーザーエンドノード103を有している。全体的なステップのフローチャートについて下述する。
1.発行者エンドノード101は売掛金権益トークン契約(即ち、インタレストトークン処理契約310)を管理し、売掛金保有者から委託を受け、権益トークン(即ち、インタレストトークン)を発行して売掛金保有者に交付する(即ち、ホルダーエンドノード102に伝送する)。仮に売掛金の総量が5万である場合、前記量に基づいて5万個の売掛金トークンを発行する。
2.発行者エンドノード101は売掛金の契約内容に基づいてリサイクル条件を設定し、リサイクル総量は売掛金の1.1倍とし、即ち5.5万個のインタレストトークンを含み、実現比率は90%とし、分配比率は10%とし、期限は5年間の分割で毎年の支払い量は1.1万とし、且つ売掛金の支払人が支払日に支払いを行う際にはリサイクルモジュールを介して支払う。
3.ユーザーエンドノード103は支払日前に売掛金トークンを取得し、分割払いを行う。可能な方式として、受託発行業者または売掛金権益トークンのあらゆる保有者から購入することを含む。また、リサイクルモジュールにより分割支払いを行う際に、この売掛金に対応するリサイクル条件を指定し、今回の支払いがある契約の売掛金の分割払いであることを表明する。分割払いする1.1万個の売掛金トークンは、リサイクルモジュールにより分割され、90%が実現モジュールに割り振られ、10%が分配モジュールに割り振られる。実現モジュールは9900個の売掛金トークンを破棄し、価値が実現してトークンシステムから脱離したことを示す。分配モジュールは1,100個の売掛金トークンを蓄積し、権益トークン保有者に分配する。
4.この売掛金トークンメカニズムを一定期間運用した後、ホルダーエンドノード102または発行者エンドノード101は、約束した時間に、例えば、毎年1月1日0時0分に、蓄積した売掛金トークンを分配するように分配モジュールをトリガーする。仮に、前記時間点における売掛金トークンの流通量(総発行量-総実現量)が100万個である場合、分配するインタレストトークンは1万個が蓄積され、各売掛金トークン保有者は1個の売掛金トークンを各々保有し、0.01個の売掛金トークンが分配され、例えば、5万個の売掛金トークンを保有する保有者には、500個の売掛金トークンが分配される。
この状況において、同じ受託発行業者が複数の売掛金保有者から委託を受けることができ、売掛金トークンを複数回発行し、且つ複数のリサイクル条件を設定し、複数の売掛金支払人がその負債のリサイクル条件に基づいて支払いを行う。また、ステップ1、2、3を1回または複数回実行した後、ステップ4を定期的に実行する。なお、独立したステップを更に有してもよい。最初の売掛金保有者がインタレストトークンを発行し、売掛金トークン保有者となった後、これら前記売掛金トークンを自由に転送可能となり、例えば、商品として買主に受け渡して現金に換金できる。
次は、知的財産権(Intellectual Property,IP)ライセンス契約の権益トークンを例に挙げ、即ち、IPを既にライセンスされているが、ライセンス期間に分割払いする場合、売掛金の延長と見做せる。権益トークンはIPライセンストークン(即ち、インタレストトークン)である。インタレストトークン発行側は受託発行業者またはIPライセンス契約の許諾者であり、発行者エンドノード101を有している。インタレストトークン保有側は前記IPライセンストークンを保有するあらゆる保有者であり(最初はIPライセンス契約の許諾者であるが、自由に転送可能)、ホルダーエンドノード102を有している。インタレストトークン使用側はIPライセンス契約の被許諾者(支払側)であり、ユーザーエンドノード103を有している。ステップ全体のフローチャートについて下述する。
1.発行者エンドノード101はIPライセンス契約契約を管理し、IPライセンス契約の許諾者の委託を受け、IPライセンストークンを発行してIPライセンス契約の許諾者に交付する。仮に、IPライセンスの総受領額が100万であった場合、前記量に基づいて100万個のIPライセンストークンを発行する。
2.発行者エンドノード101はIPライセンス契約の内容に基づいてリサイクル条件を設定し、リサイクル総量は総受領額の1.1倍であり、即ち、101万個のIPライセンストークンであり、実現比率は90%であり、分配比率は10%であり、期限は20年間の分割で毎年の支払い量は5.5万であり、且つIPライセンス契約の被許諾側はライセンス料を定期的に支払う際に、リサイクルモジュールにより支払う。
3.ユーザーエンドノード103はライセンス料を定期的に支払う前にIPライセンストークンを取得し、ライセンス料を定期的に支払う。可能な方式として、受託発行業者またはIPライセンストークンのあらゆる保有から購入することを含む。また、リサイクルモジュールがライセンス料を定期的に支払う際に、前記IPライセンス契約に対応するリサイクル条件を指定し、今回の支払があるIPライセンス契約の分割払いであることを表明する。この分割払いする5.5万個のIPライセンストークンはリサイクルモジュールにより分割され、90%が実現モジュールに割り振られ、10%が分配モジュールに割り振られる。実現モジュールは49,500個のIPライセンストークンを破棄し、価値が実現してトークンシステムを脱離したことを示す。分配モジュールは5,500個のIPライセンストークンを蓄積し、権益トークンの保有者に分配する。
4.このIPライセンストークンメカニズムを一定期間運用した後、ホルダーエンドノード102または発行者エンドノード101は、約束した時間に、例えば、毎年1月1日0時0分に、蓄積したIPライセンストークンを分配するように分配モジュールをトリガーする。仮に、前記時間点におけるIPライセンストークンの流通量(総発行量-総実現量)が1,000万個である場合、分配するインタレストトークンは10万個が蓄積され、各IPライセンストークン保有者は1個のIPライセンストークンを各々保有し、0.01個のIPライセンストークンが分配され、例えば、10万個のIPライセンストークンを保有する保有者には、1,000個のIPライセンストークンが分配される。
この状況において、同じ受託発行業者が複数のIPライセンス契約の許諾者から委託を受けることができ、IPライセンストークンを複数回発行し、且つ複数のリサイクル条件を設定し、複数のIPライセンス契約の被許諾側がその負債のリサイクル条件に基づいて支払いを行う。また、ステップ1、2、3を1回または複数回実行した後、ステップ4を定期的に実行する。なお、独立したステップを更に有してもよい。最初のIPライセンス契約の許諾者がインタレストトークンを発行し、且つIPライセンストークン保有者となった後、これら前記IPライセンストークンを自由に転送可能となり、例えば、消費ポイントを被許諾側に交付して現金に換金してもよい。
次は、ギフト券、会員ポイント等の契約負債に適用される例を挙げ、権益トークンはギフト券トークン(即ち、インタレストトークン)である。インタレストトークン発行側は百貨店のようなギフト券発行業者であり、発行者エンドノード101を有している。インタレストトークン保有側は全てのギフト券トークン保有者であり、ホルダーエンドノード102を有している。インタレストトークン使用側は取引中のギフト券消費者であり、ユーザーエンドノード103を有している。全体的なステップのフローチャートについて下述する。
1.発行者エンドノード101はギフト券トークンの権益トークン契約を管理し、ギフト券トークンを発行して自身に交付し、例えば、200万個のギフト券トークンを発行し、法令を遵守してシステム以外の他のステップを実行してもよく、例えば、信託や200万の現金でもよい。
2.発行者エンドノード101は関連する特約店(カウンター)でもよく、契約内容に基づいてリサイクル条件を設定し、実現比率は95%であり、分配比率は5%であり、特定の支払い上限や期限はない。前記特約店のギフト券の消費者はギフト券の支払を行う場合、リサイクルモジュールにより支払い、且つ前記店に対応するリサイクル条件を指定する。
3.ユーザーエンドノード103はギフト券を使用して消費する前にギフト券トークンを取得し、商品やサービスを購入する。可能な方式として、百貨店やギフト券トークンのあらゆる保有者から購入することを含む。また、リサイクルモジュールによりギフト券トークンを消費する場合、消費する店に対応するリサイクル条件を指定し、今回の支払いが前記店での消費であることを表明する。仮に、ギフト券の消費者が今回1000個のギフト券トークンを消費した場合、これらトークンがリサイクルモジュールにより分割され、95%が実現モジュールに割り振られ、5%が分配モジュールに割り振られる。実現モジュールは950個のギフト券トークンを破棄し、価値が実現してトークンシステムを脱離したことを示す。分配モジュールは50個のギフト券トークン(即ち、分配されるインタレストトークン)を蓄積し、権益トークンの保有者に分配する。
4.このギフト券トークンメカニズムを一定期間運用した後、ホルダーエンドノード102または発行者エンドノード101は、約束した時間に、例えば、毎年1月1日0時0分に、蓄積したギフト券トークンを分配するように分配モジュールをトリガーする。仮に、前記時間点におけるギフト券トークンの流通量(総発行量-総実現量)が1,000万個である場合、分配するインタレストトークンは50万個が蓄積され、各ギフト券トークンの保有者が1個のギフト券トークンを各々保有し、0.05個のギフト券トークンが分配され、例えば、3万個のギフト券トークンを保有する保有者には、1,500個のギフト券トークンが分配される。
この状況において、同じ百貨店が商業上の需要に応じてギフト券トークンを複数回発行し、且つ複数の特約店が複数のリサイクル条件を設定し、多くのギフト券消費者がその消費店のリサイクル条件に対応して支払いを行う。また、ステップ1、2、3を1回または複数回実行した後、ステップ4を定期的に実行する。なお、独立したステップを更に有してもよい。最初のギフト券トークン保有者は百貨店がインタレストトークンを発行し、且つギフト券トークン保有者となった後、これら前記ギフト券トークンを自由に転送可能になり、例えば、商品として買主(例えば、ギフト券の消費者)に交付して現金に換金してもよい。百貨店は異なるリサイクル条件の記録及びその実現量により、各特約店との間の他のインタレストの分配や現金決済を計算することができる。
最後に、芸術品の現在価値をトークン化する例を挙げ(芸術品を使用してリサイクルし、芸術品を販売してリサイクルする)、権益トークンは芸術品の現在価値トークン(即ち、インタレストトークン)である。インタレストトークン発行側は美術館(芸術品を保有)であり、発行者エンドノード101を有している。インタレストトークン保有側は全ての芸術品の現在価値トークン保有者であり、ホルダーエンドノード102を有している。インタレストトークン使用側は芸術品を借用または購入する消費者であり、ユーザーエンドノード103を有している。全体的なステップのフローチャートについて下述する。
1.発行者エンドノード101は芸術品の現在価値トークン契約を管理し、芸術品の現在価値トークンを発行して自身に交付し、例えば、保有する現在価値が500万の作品に500万個の芸術品の現在価値トークンを発行する。法令を遵守してシステム以外の他のステップを実行してもよく、例えば、信託、芸術品を抵当とする、或いは同等の価値の現金でもよい。
2.発行者エンドノード101は芸術品の賃貸(借りて展示する)契約内容に基づいてリサイクル条件を設定し、実現比率が0%であり、分配比率が100%であり、支払い量及び支払い時間は、展示期間に応じて分割払いとする。前記賃貸する消費者は賃貸料を支払う際に、リサイクルモジュールにより支払いを行い、前記賃貸契約に対応するリサイクル条件を指定する。
3.ユーザーエンドノード103は賃貸料を支払う前に芸術品の現在価値トークンを取得する。可能な方式として、美術館または芸術品の現在価値トークンのあらゆる保有者から購入することを含む。また、リサイクルモジュールにより芸術品の現在価値トークンの支払いを行う際に、賃貸契約に対応するリサイクル条件を指定し、今回の支払いが前記契約の実行であることを表明する。仮に、芸術品を賃貸する消費者が今回賃貸料として10万個の芸術品の現在価値トークンを支払う場合、これらトークンがリサイクルモジュールにより分割され、100%が分配モジュールに割り振られる。実現モジュールは芸術品の現在価値トークンを破棄せず、芸術品の現在価値がトークンシステムから脱離しないことを示す。分配モジュールは10万の芸術品の現在価値トークン(即ち、分配されるインタレストトークン)を蓄積し、権益トークンの保有者に分配する。
4.この芸術品の現在価値メカニズムを一定期間運用した後、権益トークンの保有者や美術館は、約束した時間に、例えば、毎年1月1日0時0分に、蓄積した芸術品の現在価値トークンを分配するように分配モジュールをトリガーする。仮に、前記時間点における芸術品の現在価値トークンの流通量(総発行量-総実現量)が1,000万個である場合、分配するインタレストトークンは50万個が蓄積され、各芸術品の現在価値トークンの保有者が1個の芸術品の現在価値トークンを各々保有し、0.05個の芸術品の現在価値トークンが分配され、例えば、3万個の芸術品の現在価値トークンを保有する保有者には、1,500個の芸術品の現在価値トークンが分配される。
この状況において、同じ美術館が異なる芸術品の現在価値トークンを複数回に分けて発行可能であり、毎回の発行量はその評価額によって異なる。また、複数の取引状況に対応するために複数のリサイクル条件を設定する。例えば、芸術品の賃貸契約が、芸術品の価値がシステムを脱離していなければ、実現比率が0%となり、全ての(即ち、100%)の賃貸収益が蓄積されると共に分配される。例えば、芸術品の販売では、芸術品の価値がシステムから脱離しているため、実現比率はその初期発行量と販売価格との割合となる(即ち、元の発行量が実現され、余剰のインタレストが分配され、元の500万で発行されても、600万で販売され、但し、実現するのは500万である)。芸術品の賃貸者及び購入者が対応するリサイクル条件に基づいて支払いを行う。また、ステップ1、2、3を1回または複数回実行した後、ステップ4を定期的に実行する。なお、独立したステップを更に有してもよい。最初の芸術品の現在価値トークンの保有者は美術館またはその作者であり、インタレストトークンを発行し、芸術品の現在価値トークンの保有者となった後、これら前記芸術品の現在価値トークンを自由に転送可能となり、例えば、商品として買主(例えば、芸術品の賃貸者や購入者)に交付して現金に換金してもよい。美術館の発行者エンドノード101は異なるリサイクル条件の記録及びその実現量により、インタレストの分配や現金決済を計算することができる。
以上を総合すると、本発明の先行技術との相違点は、ブロックチェーン環境においてスマートコントラクトをデプロイし、指定対象のために製品またはサービスのインタレストトークン及びそのリサイクル条件を生成する。インタレストトークンにより製品またはサービスを獲得すると、スマートコントラクトが実行され、リサイクル条件に基づいて一部分のインタレストトークンが実現され、同時に後続の分配に用いるために一部分のインタレストトークンがリサイクルされる。後続の分配を行う際に、インタレストトークンの被保有量及び流通量の比率に基づいて分配が行われる。この技術的手段により、先行技術に存在する問題を解決し、トークンが使用されると共に収益権を兼ね備える技術的効果を達成している。
本発明は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本発明の範囲内のものである。
100 ブロックチェーン環境
101 発行者エンドノード
102 ホルダーエンドノード
103 ユーザーエンドノード
201 ステップ
202 ステップ
203 ステップ
204 ステップ
300 ブロックチェーン
310 インタレストトークン処理契約
311 転送モジュール
312 発行モジュール
313 リサイクルモジュール
314 分配モジュール
315 実現モジュール
401 インタレストトークン
402 分配されるインタレストトークン
500 他のホルダーエンドノード

Claims (10)

  1. 複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用されるブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システムであって、
    前記ノードホストの1つである発行者エンドノードであって、前記ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイするために用いられ、前記インタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含み、製品またはサービスに対応する少なくとも1つのインタレストトークンを生成するように前記発行モジュールを実行し、且つ前記インタレストトークンのリサイクル条件を設定するように前記リサイクルモジュールを実行する発行者エンドノードと、
    前記ノードホストの1つであるホルダーエンドノードであって、前記インタレストトークンを保有するためのホルダーエンドノードと、
    前記ノードホストの1つであるユーザーエンドノードであって、製品またはサービスを取得する際に、製品またはサービスに対応する前記インタレストトークンを前記インタレストトークン処理契約に転送するように前記リサイクルモジュールを実行し、前記リサイクルモジュールは前記リサイクル条件に基づいて前記インタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、前記リサイクル分割処理は前記リサイクル条件に基づいて前記実現モジュール及び前記分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行し、前記実現モジュールが実行された場合、前記実現モジュールは受信した前記インタレストトークンを破棄し、前記分配モジュールが実行された場合、前記分配モジュールは受信した前記インタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いるユーザーエンドノードと、を備え、
    前記分配されるインタレストトークンに対し分配を行う場合、前記ホルダーエンドノードまたは前記発行者エンドノードが前記リサイクル条件に基づいて前記分配モジュールをトリガーし、前記分配モジュールが現在の流通量に占める前記インタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した前記分配されるインタレストトークンを前記ホルダーエンドノードに分配することを特徴とするブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
  2. 前記発行者エンドノードが前記インタレストトークンを生成すると、指定数量及び指定対象の設定を許可し、前記指定数量の前記インタレストトークンを前記指定対象に伝送し、前記指定対象を前記ホルダーエンドノードとすることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
  3. 前記ホルダーエンドノードが前記転送モジュールを実行し、前記インタレストトークンを前記ブロックチェーン環境の他のホストに転送することを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
  4. 前記分配モジュールは毎回分配する時間間隔を含み、前記インタレストトークンの保有量が既定値を満たしている前記ホルダーエンドノードにより実行されるのを許可し、または指定時間範囲内に指定対象により実行されることのみを許可することを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
  5. 前記発行者エンドノードまたは前記ユーザーエンドノードが前記インタレストトークンを保有する場合、同時に前記ホルダーエンドノードとなることを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
  6. 複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用されるブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理方法であって、
    前記ブロックチェーン環境において発行者エンドノード、ホルダーエンドノード、及びユーザーエンドノードを前記ノードホストとして提供し、前記ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイし、前記インタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含むステップと、
    前記発行者エンドノードは製品またはサービスに対応する少なくとも1つのインタレストトークンを生成するように前記発行モジュールを実行し、且つ前記インタレストトークンを前記ホルダーエンドノードに伝送し、前記インタレストトークンのリサイクル条件を設定するように前記リサイクルモジュールを実行するステップと、
    前記ホルダーエンドノードが製品またはサービスを取得する際に、前記ホルダーエンドノードを前記ユーザーエンドノードとし、製品またはサービスに対応する前記インタレストトークンを前記インタレストトークン処理契約に転送するように前記リサイクルモジュールを実行し、前記リサイクルモジュールは前記リサイクル条件に基づいて前記インタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、前記リサイクル分割処理は前記リサイクル条件に基づいて前記実現モジュール及び前記分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行し、前記実現モジュールが実行された場合、前記実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、前記分配モジュールが実行された場合、前記分配モジュールは受信した前記インタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いるステップと、
    前記分配されるインタレストトークンに対し分配を行う場合、前記ホルダーエンドノードまたは前記発行者エンドノードが前記リサイクル条件に基づいて前記分配モジュールをトリガーし、前記分配モジュールが現在の流通量に占める前記インタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した前記分配されるインタレストトークンを前記ホルダーエンドノードに分配するステップと、を含むことを特徴とするブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
  7. 前記発行者エンドノードが前記インタレストトークンを生成すると、指定数量及び指定対象の設定を許可し、前記指定数量の前記インタレストトークンを前記指定対象に伝送し、前記指定対象を前記ホルダーエンドノードとすることを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
  8. 前記方法は、前記インタレストトークンを前記ブロックチェーン環境の他のホストに転送するように前記ホルダーエンドノードが前記転送モジュールを実行するステップを更に含むことを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
  9. 前記分配モジュールは毎回分配する時間間隔を含み、前記インタレストトークンの保有量が既定値を満たしている前記ホルダーエンドノードにより実行されるのを許可し、または指定時間範囲内に指定対象により実行されることのみを許可することを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
  10. 前記発行者エンドノードまたは前記ユーザーエンドノードが前記インタレストトークンを保有する場合、同時に前記ホルダーエンドノードとなることを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
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