JP7479193B2 - 成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、成形材料を金型に射出して成形品を成形する成形機に関する。
従来より、成形材料(例えば、可塑化樹脂、溶湯金属)を金型に射出して成形品を成形する成形機が知られている。このような成形機は、例えば、金型を開閉及び型締する型締装置と、型締された金型内に成形材料を射出する射出装置と、型締装置及び射出装置を支持する基台とを備える。
特許文献1、2には、型締装置及び射出装置を安定して支持するために、基台の剛性を高める技術が開示されている。また、特許文献3、4には、成形機の動作を制御する制御装置を、基台の内部空間に収容する技術が開示されている。
特開2000-84979号公報 特開2014-61655号公報 特開2007-30463号公報 特開2010-12720号公報
しかしながら、基台の剛性を高めようとすると、梁やリブなどの補強部品が増加して、制御装置の収容空間が減少する。一方、基台の剛性を低下させずに収容空間を確保しようとすると、基台のサイズ(特に、上下方向の高さ)が大きくなる。基台のサイズは、搬送コスト、成形機を設置するスペース、成形機の周辺の視界などに影響を与えるので、できるだけ小さくすることが望まれる。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、基台の強度及び収容空間を確保したうえで、さらに上下方向の高さを小さくした成形機を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、金型を開閉及び型締する型締装置と、前記型締装置に接離する方向に移動可能で、前記型締装置に当接した状態で前記金型内に成形材料を射出する射出装置と、水平方向において互いに直交する長手方向及び短手方向のうち、前記長手方向の一方側で前記射出装置を支持し、前記長手方向の他方側で前記型締装置を支持する基台とを備える成形機であって、前記基台は、底板と、前記短手方向に離間した位置で前記底板に立設された一対の縦板と、前記一対の縦板の上端に支持された天板と、前記天板の上面で且つ前記長手方向の一方側において前記長手方向に延設され、前記射出装置を前記長手方向に移動可能に支持するレールと、前記天板の上面で且つ前記レールの延設範囲において、前記短手方向に延設された梁とを備えることを特徴とする。
本発明によると、基台の強度及び収容空間を確保したうえで、さらに上下方向の高さを小さくした成形機を得ることができる。
本実施形態に係る射出成形機の斜視図である。 本実施形態に係る射出成形機の側面図である。 基台の分解斜視図である。 基台の斜視図である。 基台の正面図である。 基台の平面図である。 基台の背面図である。 (A)が基台の左側面図、(B)が基台の右側面図である。 (A)が図5のA-Aにおける断面図、(B)が図5のB-Bにおける断面図である。 梁を天面の下面或いは上面に配置した場合の内部空間及び高さを比較するための図である。
以下、本発明に係る射出成形機10を図面に基づいて説明する。射出成形機10は、金型内に計量された可塑化樹脂(成形材料)を射出して、射出成形品を成形する装置である。但し、成形機の具体例は射出成形機10に限定されず、金型内に溶湯金属(成形材料)を射出して、成形品を成形するダイカストマシンでもよい。
図1は、本実施形態に係る射出成形機10の斜視図である。図2は、本実施形態に係る射出成形機10の側面図である。図1及び図2に示すように、射出成形機10は、型締装置20と、射出装置30と、基台40とを主に備える。
型締装置20は、金型21の開閉及び型締を行う。具体的には、型締装置20は、固定側金型22を支持する固定ダイプレート23と、可動側金型24を支持する可動ダイプレート25とを主に備える。固定側金型22及び可動側金型24は、射出成形機10の左右方向(水平方向)において、互いに対面するように支持されている。
可動ダイプレート25は、型開閉モータ(図示省略)の駆動力がトグルリンク機構26を通じて伝達されることによって、タイバー27に沿って左右方向に移動する。可動ダイプレート25が左方向に移動すると、固定側金型22と可動側金型24とが離間する。一方、可動ダイプレート25が右方向に移動すると、固定側金型22と可動側金型24とが当接して、金型21の内部にキャビティ(内部空間)が形成される。そして、可動ダイプレート25を右方向に移動させる向きの圧力がさらに加わると、固定側金型22及び可動側金型24が型締される。
射出装置30は、成形材料を可塑化し、計量し、射出する。本実施形態に係る射出装置30は、型締装置20と水平方向(型締装置20の右方)に離間して配置されている。射出装置30は、加熱シリンダ31と、スクリュー32と、ホッパ33と、ホッパブロック34とを主に備える。
加熱シリンダ31は、射出成形機10の左右方向に延びる円筒形状の部材である。加熱シリンダ31は、スクリュー通路35と、ノズル36とを主に備える。また、加熱シリンダ31の外周面には、加熱シリンダ31を加熱するバンドヒータ(図示省略)が取り付けられている。
スクリュー通路35は、加熱シリンダ31の内部を軸方向(長手方向)に延びる直線状の空間である。スクリュー通路35は、加熱シリンダ31の先端(前端)に設けられたノズル36を通じて、加熱シリンダ31の外部に連通している。換言すれば、スクリュー通路35は、ノズル36から軸方向に沿って延びる空間である。
スクリュー32は、円柱形状の部材である。スクリュー32の外周面には、螺旋溝が形成されている。スクリュー32は、射出成形機10の左右方向の移動(以下、「進退」と表記する。)及び回転が可能な状態で、加熱シリンダ31の内部空間に収容されている。スクリュー32は、射出モータ(図示省略)の駆動力が伝達されて進退し、計量モータ(図示省略)の駆動力が伝達されて回転する。
ホッパ33は、原料となる成形材料を貯留する漏斗形状の部材である。ホッパブロック34は、加熱シリンダ31及びホッパ33を支持する部材である。ホッパ33に貯留された成形材料は、下端に設けられた開口を通じて加熱シリンダ31のスクリュー通路35に供給される。
さらに、射出装置30は、進退モータ(図示省略)の駆動力が伝達されて、型締装置20に接離する方向に移動可能に構成されている。射出装置30が左側に移動すると、ノズル36が固定側金型22に当接し、スクリュー通路35が金型21のキャビティに連通する。この状態(射出装置30が型締装置20に当接した状態)で加熱シリンダ31から成形材料を射出すると、キャビティ内で成形品が成形される。一方、射出装置30が右側に移動すると、固定側金型22から離間したノズル36の先端が露出する。
基台40は、左右方向に離間(対面)した状態で、型締装置20及び射出装置30を支持する。基台40は、概ね直方体形状の外形を呈する。以下の説明では、水平方向において互いに直交する基台40の長手方向及び短手方向のうち、長手方向が左右方向に対応し、短手方向が前後方向に対応する。但し、基台40の長手方向及び短手方向と前後左右とは、相対的なものであって、前述の例に限定されない。さらに、基台40の高さ方向は、上下方向に対応する。
図3は、基台40の分解斜視図である。図4は、基台40の斜視図である。図5は、基台40の正面図である。図6は、基台40の平面図である。図7は、基台40の背面図である。図8は、(A)が基台40の左側面図、(B)が基台40の右側面図である。図9は、(A)が図5のA-Aにおける断面図、(B)が図5のB-Bにおける断面図である。
基台40は、底板41と、天板42と、一対の縦板43、44とを主に備える。本実施形態に係る底板41、天板42、及び一対の縦板43、44は、それぞれが平板の一枚板(すなわち、形鋼ではない)で形成されている。
底板41及び天板42は、概ね直方体形状の外形を呈する。そして、底板41及び天板42は、各々の長手方向を左右方向に向け、短手方向を前後方向に向けて配置される。また、底板41及び天板42は、上下方向に間隔を隔てて配置される。
一対の縦板43、44は、概ね直方体形状の外形を呈する。そして、一対の縦板43、44は、各々の長手方向を左右方向に向け、短手方向を上下方向に向けて配置される。また、一対の縦板43、44は、前後方向に間隔を隔てて配置される。さらに、左右方向の全域において、一対の縦板43、44の間隔は等しい。
また、一対の縦板43、44は、底板41及び天板42の間に配置される。より詳細には、一対の縦板43、44は、底板41の上面に立設される。また、一対の縦板43、44は、その上端で天板42を支持する。その結果、基台40の内部には、底板41、天板42、及び一対の縦板43、44で囲まれた内部空間が形成される。
この内部空間には、後述する制御装置60(図10参照)の他、射出成形機10の構成部品が収容される。制御装置60は、射出成形機10(より詳細には、型締装置20、射出装置30)の動作を制御するものであって、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成される。また、基台40の内部空間に収容される構成部品としては、例えば、配電盤、冷却装置、潤滑油タンクなどが挙げられる。
さらに、天板42の前後方向の長さは、一対の縦板43、44の間隔より長い。すなわち、天板42の前端は、縦板43より前方に張り出している。また、天板42の後端は、縦板44より後方に張り出している。なお、底板41と縦板43、44との関係も同様であってよい。
縦板43には、厚み方向に貫通する窓43a、43b、43c、43dが形成されている。また、窓43a、43bに隣接する位置には、上下方向に延設された柱43e、43fが形成されている。より詳細には、窓43a(第1窓)と、窓43b(第2窓)とは、左右方向に離間して形成されている。また、柱43e(第1柱)は、窓43aの右側に配置されている。柱43f(第2柱)は、窓43aの左側で且つ窓43bの右側に配置されている。
同様に、縦板44には、厚み方向に貫通する窓44a、44b、44c、44dが形成されている。また、窓44a、44bに隣接する位置には、上下方向に延設された柱44e、44fが形成されている。より詳細には、窓44a(第1窓)と、窓44b(第2窓)とは、左右方向に離間して形成されている。また、柱44e(第1柱)は、窓44aの右側に配置されている。柱44f(第2柱)は、窓44aの左側で且つ窓44bの右側に配置されている。
窓43a~43d、44a~44dは、基台40の内部空間に収容された構成部品にアクセスするための開口である。窓43a~43d、44a~44dは、開閉可能なドアに(図示省略)よって閉塞されていてもよい。さらに図5及び図7に示すように、対応する窓43a、44a、柱43e、44e、柱43f、44fは、基台40を前後方向から平面視したときに、互いに重なる位置に形成されている。
また、図1及び図2に示すように、天板42は、その上面の右側(長手方向の一方側)で射出装置30を支持し、その上面の左側(長手方向の他方側)で型締装置20を支持する。また、天板42には、型締装置20に対面する左側に偏った位置に、厚み方向に貫通する貫通孔42aが形成されている。
さらに、天板42の前端(短手方向の端部)には、切り欠き42bが形成されている。切り欠き42bは、天板42の長手方向(すなわち、左右方向)のうち、他の部分より凹んでいる(後退している)部分を指す。切り欠き42bは、左右方向において、天板42の概ね中央に配置されている。より詳細には、切り欠き42bは、左右方向における射出装置30の位置に配置されている。さらに詳細には、切り欠き42bは、射出装置30のホッパ33及びノズル36に対面する位置に配置されている。
また、図3及び図4に示すように、天板42の上面には、レール45a、45b、46a、46b、47a、47cと、台座47bと、梁48とが取り付けられている。
レール45a、45bは、天板42の左端において、前後方向に貫通孔42aを挟んで配置されている。レール45a、45bには、トグルリンク機構26の基端を支持する支持プレートが左右方向に移動可能な状態で支持される。レール46a、46bは、レール45a、45bの右側において、前後方向に貫通孔42aを挟んで配置され、且つ左右方向に延設されている。レール46a、46bは、可動ダイプレート25を左右方向に移動可能な状態で支持する。
レール47a、47c及び台座47bは、天板42の左端において、前後方向に離間した位置に配置され、且つ左右方向に延設されている。レール47a、47cの間隔は、一対の縦板43、44の間隔より狭い。すなわち、図8(B)に示すように、縦板43はレール47aより前方に位置し、縦板44はレール47cより後方に位置している。そして、レール47a、47cは、射出装置30を左右方向(すなわち、型締装置20に接離する方向)に移動可能に支持する。
台座47bは、左右方向における射出装置30の移動範囲を規制する一対のストッパ部品(図示省略)の取付に使用される。一対のストッパ部材は、台座47b上において、左右方向に離間して配置される。そして、射出装置30は、台座47bに取り付けられた一対のストッパ部品の間において、前後進可能に構成されている。
梁48は、射出装置30の重量を支持するために、基台40の右側を補強する。そのため、梁48は、レール47a、47c及び台座47bの延設範囲において、前後方向に延設されている。すなわち、レール47a、47c及び台座47bと、梁48とは、互いに交差(直交)する方向に延設されている。また、梁48は、全体として長尺棒状の平板(すなわち、形鋼ではない)で形成されている。
また、梁48の高さは、レール47a、47cの高さより低く設定されている。すなわち、図8(B)に示すように、梁48は、天板42の上面において、レール47a、47cの高さの範囲内に配置されている。
また、図5及び図7に示すように、梁48は、左右方向において、窓43a、44aの開口範囲に配置されている。より詳細には、梁48は、左右方向において、柱43e、44e(第1梁)と、柱43f、44f(第2梁)から等間隔の位置に配置されている。
さらに、梁48の前後方向の長さは、一対の縦板43、44の間隔より長い。すなわち、図8(B)及び図9(A)に示すように、梁48の両端は、一対の縦板43、44の位置より前後方向の外側に位置している。より詳細には、梁48の前端は縦板43より前方に位置し、梁48の後端は縦板44より後方に位置する。
本実施形態に係る梁48は、レール47aの前方に位置する部分梁48aと、レール47a及び台座47bの間に位置する部分梁48bと、台座47b及びレール47cの間に位置する部分梁48cと、レール47cより後方に位置する部分梁48dとで構成される。そして、梁48は、部分梁48a~48dを前後方向に一列に並べて構成される。但し、梁48の具体的な構成は、前述の例に限定されず、レール47a、47c及び台座47bを前後方向に貫通する貫通孔に挿通される一本棒であってもよい。
また、基台40の内部空間には、補強リブ49a、49b、50a、50b、51a、51bと、隔壁52と、Lアングル53a、53bと、C形梁54、55、56、57、58a、58bとが収容されている。これらの構成部品は、基台40を補強したり、基台40の内部空間を仕切る役割を担う。
補強リブ49a、49bは、基台40の右端において、縦板43、44の内面から内方に突出し、且つ上下方向に延設されている。また、補強リブ49a、49bは、一端(下端)が底板41の上面に当接し、他端(上端)が天板42の下面に当接している。但し、補強リブ49a、49bは前後方向に離間しているので、射出成形機10の構成部品は、補強リブ49a、49bの間を通じて、基台40の内部空間に進入し、基台40の内部空間から取り出される。
また、補強リブ50a、50bは、柱43f、44fの位置において、縦板43、44の内面から内方に突出し、且つ上下方向に延設されている。さらに、補強リブ51a、51bは、基台40の左端において、縦板43、44の内面から内方に突出し、且つ上下方向に延設されている。そして、補強リブ50a、50b、51a、51bは、一端(下端)が底板41の上面に当接し、他端(上端)が天板42の下面に当接している。
隔壁52は、左右方向における基台40の概ね中央において、基台40の内部空間を左右方向に隔てる。但し、隔壁52の上前端及び上後端には、Lアングル53a、53bによって形成される通路に連通する切り欠き52a、52bが形成されている。
Lアングル53a、53bは、隔壁52及びC形梁55の間において、左右方向に延設されている。Lアングル53aは、一端が天板42の下面に当接し、他端が縦板43の内面に当接している。Lアングル53bは、一端が天板42の下面に当接し、他端が縦板44の内面に当接している。
これにより、基台40の内部空間には、天板42、縦板43、及びLアングル53aで囲まれて左右方向に延びる通路と、天板42、縦板44、及びLアングル53bで囲まれて左右方向に延びる通路とが形成されている。これらの通路には、例えば、基台40の内部空間の隔壁52より右側に収容される制御装置60(図10参照)と、型締装置20とを接続する信号線などが通過する。
C形梁54、55、56、57、58a、58bは、C形鋼を所定の長さに切断したり、平板を曲げることによって形成される。そのため、前述した梁48は、C形梁54~58bと比較すると、延設方向に直交する断面のサイズ(すなわち、幅及び高さ)が小さい。C形梁54~58bは、天板42の下面に配置されている。
C形梁54、55、56、57は、各々が一対の縦板43、44の間において、前後方向に延設されている。すなわち、C形梁54、55、56、57の長さは、一対の縦板43、44の間隔より短い。また、C形梁54、55、56、57は、左右方向に離間した位置に配置されている。
より詳細には、図5及び図7に示すように、C形梁54は、左右方向において、窓43b、44bの開口範囲内に配置されている。また、図6に示すように、C形梁54は、左右方向において、レール47a、47cの延設範囲に配置されている。そして、C形梁54は、射出装置30の重量を支持するために、基台40の右側を補強する。
また、図6に示すように、C形梁55は、左右方向において、貫通孔42aの開口範囲で且つレール46a、46bの延設範囲に配置されている。また、C形梁56は、左右方向において、貫通孔42aの開口範囲で且つレール45a、45bの延設範囲に配置されている。さらに、C形梁57は、基台40の左端に配置されている。そして、C形梁55~57は、型締装置20の重量を支持するために、基台40の左側を補強する。
C形梁58a、58bは、左右方向に延設されている。また、C形梁58a、58bは、一対の縦板43、44の間において、縦板43、44から等間隔の位置(すなわち、前後方向の中央)に配置されている。さらに、C形梁58a、58bは、左右方向に沿って一列に配置されている。さらに、C形梁58a、58bは、左右方向において、貫通孔42aの開口範囲内に配置されている。より詳細には、C形梁58aは、C形梁55、56の間に配置されている。また、C形梁58bは、C形梁56、57の間に配置されている。そして、C形梁58a、58bは、型締装置20の重量を支持するために、基台40の左側を補強する。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態によれば、天板42の上面で且つレール47a、47cの高さの範囲内に梁48を配置したので、天板42の下面に梁48を配置する場合と比較して、基台40の強度及び内部空間を確保したうえで、さらに上下方向の高さを小さくすることができる。図10は、梁48を天板42の下面或いは上面に配置した場合の内部空間及び高さを比較するための図である。
図10に示すように、基台40、40’の内部空間の高さを同じにすると、天板42の上面に梁48を配置した場合に、天板42の下面に梁48を配置した場合より、射出成形機10を高さHだけ低くすることができる。その結果、搬送コストが低減され、射出成形機10の設置スペースが小さくなり、射出成形機10の周辺の視界が確保される。
他の例として、射出成形機10、10’の高さを同じにすると、天板42の上面に梁48を配置した場合に、天板42の下面に梁48を配置した場合より、基台40の内部空間の高さを高くすることができる。その結果、基台40の内部空間に収容する構成部品のレイアウトの自由度が高まると共に、当該構成部品へのアクセスが容易になる。
また、上記の実施形態によれば、天板42の上面に梁48を配置することによって、梁48の延設長さを、一対の縦板43、44の間隔より長くすることができる。これにより、梁48の延設方向に直交する断面積を小さくしても、必要な強度を確保することができる。その結果、梁48をC形鋼に代えて平板で構成することができる。
また、上記の実施形態によれば、窓43a、44aの左右に位置する柱43e、44eと柱43f、44fから等間隔の位置に梁48を設けることによって、縦板43、44の相対的に強度が低い位置を補強することができる。その結果、少ない補強部材で基台40の強度を効果的に向上させることができる。
また、上記の実施形態によれば、C形梁54~58bをC形鋼で構成し、且つ天板42の下面に配置した。しかしながら、窓43a、43bに対面する位置(すなわち、構成部品の大部分が収容される位置)から外れていれば、基台40の内部空間が狭くなっても大きな問題は生じない。
また、上記の実施形態によれば、一枚板の縦板43、44を左右方向の全域で等間隔に配置することによって、型締装置20の支持位置(すなわち、左側)と、射出装置30の支持位置(すなわち、右側)とで縦板の間隔を変更する場合と比較して、基台40の構造をシンプルにすることができる。
また、上記の実施形態によれば、射出装置30の位置において、天板42の前端に切り欠き42bを設けることによって、ホッパ33及びノズル36へのアクセスが容易になる。より詳細には、ホッパ33に成形材料を投入する作業、パージ処理においてノズル36から排出される成形材料を受け皿で受ける作業を、切り欠き42bの位置で行うことによって、作業効率が向上する。一方、切り欠き42bから外れた位置において、天板42の前方への突出量を大きくすることによって、型締装置20及び射出装置30にオペレータが誤って手を触れることを防止できる。
特に、上記の実施形態では、一枚板の縦板43、44を左右方向の全域で等間隔に配置したことによって、必然的に天板42の前方への突出量が大きくなる。そこで、上記の実施形態のように、必要な位置に選択的に切り欠き42bを形成することによって、前述の作用効果がさらに顕著になる。
上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
10…射出成形機、20…型締装置、21…金型、22…固定側金型、23…固定ダイプレート、24…可動側金型、25…可動ダイプレート、26…トグルリンク機構、27…タイバー、28…型開閉モータ、30…射出装置、31…加熱シリンダ、32…スクリュー,33…ホッパ,34…ホッパブロック,35…スクリュー通路,36…ノズル、40…基台、41…底板、42…天板、42a…貫通孔、42b…切り欠き、43,44…縦板、43a,43b,43c,43d,44a,44b,44c,44d…窓、43e,43f,44e,44f…柱、60…制御装置、45a,45b,46a,46b,47a,47c…レール、47b…台座、48…梁、48a,48b,48c,48d…部分梁、49a,49b,50a,50b,51a,51b…補強リブ、52…隔壁、53a,53b…Lアングル、54,55,56,57,58a,58b…C形梁

Claims (8)

  1. 金型を開閉及び型締する型締装置と、
    前記型締装置に接離する方向に移動可能で、前記型締装置に当接した状態で前記金型内に成形材料を射出する射出装置と、
    水平方向において互いに直交する長手方向及び短手方向のうち、前記長手方向の一方側で前記射出装置を支持し、前記長手方向の他方側で前記型締装置を支持する基台とを備える成形機であって、
    前記基台は、
    底板と、
    前記短手方向に離間した位置で前記底板に立設された一対の縦板と、
    前記一対の縦板の上端に支持された天板と、
    前記天板の上面で且つ前記長手方向の一方側において前記長手方向に延設され、前記射出装置を前記長手方向に移動可能に支持するレールと、
    前記天板の上面で且つ前記レールの延設範囲において、前記短手方向に延設された梁とを備えることを特徴とする成形機。
  2. 前記梁の両端は、前記一対の縦板の位置より前記短手方向の外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の成形機。
  3. 前記梁は、長尺棒状の平板であることを特徴とする請求項1または2に記載の成形機。
  4. 前記縦板は、前記レールの延設範囲において、
    厚み方向に貫通する第1窓と、
    前記第1窓の前記長手方向の一方側に隣接する第1柱と、
    前記第1窓の前記長手方向の他方側に隣接する第2柱とを有し、
    前記梁は、前記長手方向において、前記第1柱及び前記第2柱から等間隔の位置に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の成形機。
  5. 前記天板の下面に取り付けられて、前記短手方向に延設されたC形梁を備え、
    前記縦板は、前記第2柱の前記長手方向の他方側に隣接する第2窓を有し、
    前記C形梁は、前記長手方向において、前記第2窓の開口範囲に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の成形機。
  6. 前記一対の縦板は、各々が一枚板で構成され、且つ前記長手方向の全域で間隔が等しいことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の成形機。
  7. 前記短手方向における前記天板の長さは、前記一対の縦板の間隔より長く、
    前記天板には、前記長手方向における前記射出装置の位置において、前記短手方向の端部に切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の成形機。
  8. 前記底板、前記天板、及び前記一対の縦板で囲まれた前記基台の内部空間に収容されて、前記型締装置及び前記射出装置の動作を制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の成形機。
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