これからの世界として、モノとモノがよりつながる世界が期待されている。この期待は製造業界などでも注目しており、自動制御や遠隔監視など新たな技術の導入が急務となっている。実現するうえで、ありとあらゆるものを繋ぐためには有線ではなく無線で行うことが望まれる、既存設備の刷新をするとなると大幅な設備投資が必要となる、有線接続でしか制御できないような既存設備がある場合代替できない、拠点間を繋ぐようなネットワーク構築が必要となり、その構築と運用には煩雑な設定と維持管理が必要となる、セキュリティの確保も必要となる、等の課題が挙げられる。これらの課題を解決する方法として、例えば、5Gモジュール機能のついたSFP(5GSFPと記載する場合がある。)をスイッチに挿入し、スイッチを5G経由でネットワークと接続する方法、及び5Gネットワークの先に仮想スイッチを作成し各拠点に5GSFPを接続することにより、拠点間の接続を容易にする方法がある。前者によれば、既存の設備を刷新することなく設備やスイッチの無線化が可能となる。また、有線でしか制御できないような既存の設備に関してもそのスイッチと接続することで制御が可能となる。後者によれば、5Gネットワークの先に仮想スイッチの生成や5GSFPと接続するためのポートを追加できるようなWebページを用意しておくことで、Webページ上で仮想スイッチを生成し、その仮想スイッチと各拠点の5GSFPを接続することにより、拠点間の接続を容易にする。そうすることで、これまでの高度かつ専門的な煩雑な設定をすることなく拠点間ネットワークを構築することが可能となる。他の案として、5G機能のついたモバイルルータ等が考えられるが、これでは既存のスイッチなどを入れ替えなければいけないため設備投資が必要になる。また、Wi-Fi(登録商標)という案もあるが、固定回線が必要になり、拠点間を結ぶネットワークの構築には煩雑な設定が必要となる。5Gである理由としては、固定回線の有無に関わらず接続が可能なことと、遅延や帯域なども有線の代替として十分な要件を満たしていることである。本実施形態に係る設備制御システム10は、このような想定の元、構成されてよい。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、従来のシステム80の一例を概略的に示す。システム80は、工場Aと工場Bとの間での通信を実現する。近年、工場等は、自動制御及び遠隔監視等の導入が急務となっている。設備を制御する上で、設備をネットワークに接続することは必須となってきており、どういった方法でネットワークを利用するかが課題となっている。その例として、まず、有線なのか無線なのかや、どういった通信規格を用いるか等、コストの面を鑑みながら決定する必要がある。
従来のシステム80では、アームロボット等の設備を有線でネットワークに接続して管理されている。そして、他の工場との間は、広域イーサネット(登録商標)等を介して接続されている。システム80では、各工場のルータ等に煩雑な設定が必要となる。
有線接続は、工場までや、設備までのケーブル敷設のコストがかかったり、移動可能な設備には対応が難しかったりするというデメリットがある。移動するロボット等、ありとあらゆるものを接続するには、無線が望ましい。
システム80において、例えば、Wi-Fiによって、設備による無線通信を可能とすることはできるが、全ての機器を無線で統合することは難しく、同期や命令を出すタイミング等が重要な設備に対しては、Wi-Fiでは不安点になり得る。さらに、ルータ等には煩雑な設定が必要になる。
図2は、設備制御システム10の一例を概略的に示す。設備制御システム10では、設備に対して、移動体通信モジュールを含むSFPモジュール300を取り付けることによって、設備による通信を無線化してよい。また、設備制御システム10では、設備が接続されたスイッチに対して、SFPモジュール300を取り付けることによって、スイッチによる通信を無線化してよい。
SFPモジュール300は、移動体通信方式によってキャリア網20と通信可能であってよい。SFPモジュール300は、無線基地局22を介してキャリア網20にアクセスしてよい。
SFPモジュール300は、5G移動体通信方式に準拠してよい。すなわち、SFPモジュール300は、5G移動体通信方式によってキャリア網20と通信してよい。SFPモジュール300は、LTE(Long Term Evolution)移動体通信方式に準拠してもよい。SFPモジュール300は、6G移動体通信方式以降の移動体通信方式に準拠してもよい。本例では、SFPモジュール300が5G移動体通信方式に準拠する場合を主に例に挙げて説明する。
5Gでは、TSN(Time Sensitive Network)について規定されているので、命令を出すタイミングや同期が低遅延かつ高信頼性をもって行われる。そのため、5Gであれば、工場等の施設における制御の要件を満たすことが特に期待できる。
設備制御システム10は、サーバ100を備える。サーバ100は、情報処理装置の一例であってよい。
設備制御システム10は、任意の施設に設置される設備に取り付けられ、移動体通信方式によりキャリア網20との通信が可能な移動体通信部を有するSFPモジュール300を備えてよい。SFPモジュール300は、通信モジュールの一例であってよい。
図2では、施設の例として、工場40及び工場50を図示している。工場40には、設備410、設備420、及びスイッチ430が設置されている。図2に示す例においては、2つの設備410のそれぞれにSFPモジュール300が取り付けられ、2つの設備410が通信接続されたスイッチ430にSFPモジュール300が取り付けられている。設備420は、移動体通信機能を有する。
工場50には、設備510、設備520、及び530が設置されている。図2に示す例においては、2つの設備510が通信接続されたスイッチ530にSFPモジュール300が取り付けられている。設備520は、移動体通信機能を有する。
サーバ100は、SFPモジュール300からアクセス可能なネットワーク上の位置に配置されてよい。図2では、サーバ100がクラウドに配置された場合を例示している。クラウドは、インターネットを含んでよい。サーバ100は、キャリア網20内に配置されてもよい。サーバ100は、例えば、MEC24に配置される。
サーバ100は、仮想スイッチ200を生成してよい。サーバ100がクラウドに位置している場合において、サーバ100は、仮想スイッチ200をクラウドに生成してよい。サーバ100は、仮想スイッチ200をキャリア網20内に生成してもよい。サーバ100は、仮想スイッチ200をMEC24に生成してもよい。サーバ100がキャリア網20内に位置している場合において、サーバ100は、仮想スイッチ200をキャリア網20内に生成してよい。サーバ100は、仮想スイッチ200をMEC24に生成してもよい。
サーバ100は、仮想スイッチ200にポート210を生成してよい。サーバ100は、仮想スイッチ200に複数のポート210を生成してよい。
サーバ100は、工場40内における通信や情報共有を可能とすべく、工場40内の複数のSFPモジュール300のそれぞれに対応するポート210を仮想スイッチ200に生成してよい。図2に示す例において、仮想スイッチ200は、工場40内の3つのSFPモジュール300のそれぞれに対応する3つのポート210を生成してよい。サーバ100は、3つのSFPモジュール300のそれぞれと、3つのポート210のそれぞれとを紐付け、仮想スイッチ200によって、3つのSFPモジュール300の間の通信を実現すべく、ルーティングを制御してよい。
サーバ100は、設備420に対応するポート210をさらに生成して、設備420と当該ポート210とを紐付けてよい。サーバ100は、仮想スイッチ200によって、3つのSFPモジュール300及び設備420の間の通信を実現すべくルーティングを制御してよい。
工場50が工場40に関連する施設である場合に、サーバ100は、工場40及び工場50内における通信や情報共有を可能とすべく、工場40及び工場50内の複数のSFPモジュール300のそれぞれに対応するポート210を仮想スイッチ200に生成してよい。工場50が工場40に関連する施設である場合とは、例えば、工場40及び工場50が同一企業の管理下にあったり、関連企業の管理下にあったりする場合であってよい。また、例えば、工場50が、工場40の管理者等によって指定された施設である場合であってもよい。
図2に示す例において、仮想スイッチ200は、工場40内の3つのSFPモジュール300と、工場50内の1つのSFPモジュール300のそれぞれに対応する4つのポート210を生成してよい。サーバ100は、4つのSFPモジュール300のそれぞれと、4つのポート210のそれぞれとを紐付け、仮想スイッチ200によって、4つのSFPモジュール300の間の通信を実現すべく、ルーティングを制御してよい。
サーバ100は、設備420及び設備520のそれぞれに対応する2つのポート210をさらに生成して、設備420及び設備520のそれぞれと、当該2つのポート210のそれぞれとを紐付けてよい。サーバ100は、仮想スイッチ200によって、4つのSFPモジュール300、設備420、及び設備520の間の通信を実現すべくルーティングを制御してよい。
設備制御システム10では、仮想スイッチ200の設定を容易にする方法として、Webポータルを介した設定方法を提供してよい。例えば、工場40及び工場50の管理者602は、通信端末600によってWebポータルにアクセスして、設定を行ってよい。
通信端末600は、スマートフォンであってよい。なお、通信端末600は、タブレット端末であってもよい。通信端末600は、PC(Personal Computer)であってもよい。
サーバ100は、仮想スイッチ200を生成したり、ポート210を生成したり、ポート210とSFPモジュール300とを紐付したりする設定を可能とするWebページを提供してよい。通信端末600は、当該Webページにアクセスすることによって、仮想スイッチ200に関する設定を実行可能であってよい。
例えば、管理者602は、通信端末600によって、サーバ100が提供するWebページにアクセスしてよい。Webページには、例えば、仮想スイッチ200を生成するための項目と、ポート210を追加するための項目と、ポート210とSFPモジュール300とを紐付けるための項目が含まれてよい。
管理者602が、仮想スイッチ200を生成するための項目を選択することによって、仮想スイッチ200の生成依頼が実行される。サーバ100は、生成依頼に応じて、仮想スイッチ200を生成してよい。
管理者602が、ポート210を生成するための項目を選択することによって、ポート210の生成依頼が実行される。サーバ100は、生成依頼に応じて、仮想スイッチ200のポート210を生成してよい。
管理者602は、ポート210とSFPモジュール300とを紐付けるための項目を選択した後、対象となるSFPモジュール300を一意に識別可能なモジュール識別情報を通信端末600に読み込ませてよい。例えば、SFPモジュール300に、モジュール識別情報を含むQRコード(登録商標)が付されており、管理者602は、通信端末600によって当該QRコードを読み取ることによって、モジュール識別情報を通信端末600に読み込ませてよい。通信端末600は、モジュール識別情報を読み込んだ後、モジュール識別情報を含む、SFPモジュール300とポート210との紐付依頼をサーバ100に送信してよい。サーバ100は、紐付依頼に応じて、SFPモジュール300とポート210とを紐付けてよい。
他のSFPモジュール300と他のポート210との紐付けを希望する場合、管理者602は、改めて、ポート210を生成するための項目を選択してよい。これにより、ポート210の生成依頼が実行され、サーバ100は、ポート210を追加してよい。管理者602は、ポート210とSFPモジュール300とを紐付けるための項目を選択した後、対象となるSFPモジュール300のモジュール識別情報を通信端末600に読み込ませてよい。通信端末600は、モジュール識別情報を読み込んだ後、モジュール識別情報を含む、SFPモジュール300とポート210との紐付依頼をサーバ100に送信してよい。サーバ100は、紐付依頼に応じて、SFPモジュール300とポート210とを紐付けてよい。
異なるネットワークを構成することを希望する場合、管理者602は、改めて、仮想スイッチ200を生成するための項目を選択してよい。これにより、仮想スイッチ200の生成依頼が実行され、サーバ100は、仮想スイッチ200を生成してよい。
設備制御システム10は、仮想スイッチ200の設定を容易にする方法として、ネイティブアプリを介した設定方法を提供してもよい。例えば、工場40及び工場50の管理者602は、通信端末600にインストールしたネイティブアプリによって、仮想スイッチ200に関する設定を行う。ここでは、Webポータルを介した設定方法と異なる点を主に説明する。
ネイティブアプリは、仮想スイッチ200を生成したり、ポート210を生成したり、ポート210とSFPモジュール300とを紐付したりする設定を可能とする機能を備えてよい。サーバ100は、通信端末600のネイティブアプリからの設定依頼を受け付けることによって、仮想スイッチ200に関する設定を実行可能であってよい。例えば、ネイティブアプリは、仮想スイッチ200を生成するための項目と、ポート210を追加するための項目と、ポート210とSFPモジュール300とを紐付けるための項目とを含む。
管理者602が、仮想スイッチ200を生成するための項目を選択することによって、仮想スイッチ200の生成依頼が実行される。サーバ100は、生成依頼に応じて、仮想スイッチ200を生成してよい。管理者602が、ポート210を生成するための項目を選択することによって、ポート210の生成依頼が実行される。サーバ100は、生成依頼に応じて、仮想スイッチ200のポート210を生成してよい。
管理者602は、ポート210とSFPモジュール300とを紐付けるための項目を選択した後、対象となるSFPモジュール300を一意に識別可能なモジュール識別情報を通信端末600に読み込ませてよい。通信端末600は、モジュール識別情報を読み込んだ後、モジュール識別情報を含む、SFPモジュール300とポート210との紐付依頼をサーバ100に送信してよい。サーバ100は、紐付依頼に応じて、SFPモジュール300とポート210とを紐付けてよい。
他のSFPモジュール300と他のポート210との紐付けを希望する場合、管理者602は、改めて、ポート210を生成するための項目を選択してよい。これにより、ポート210の生成依頼が実行され、サーバ100は、ポート210を追加してよい。異なるネットワークを構成することを希望する場合、管理者602は、改めて、仮想スイッチ200を生成するための項目を選択してよい。これにより、仮想スイッチ200の生成依頼が実行され、サーバ100は、仮想スイッチ200を生成してよい。
設備制御システム10によれば、既存の設備を刷新することなく無線化をすることができる。設備制御システム10によれば、設備を仮想スイッチに接続することによって、施設間を、場所にとらわれることなく容易に接続可能となる。設備制御システム10によれば、キャリア網20を利用することによって、加入者データから接続先を決定できるので、場所にとらわれずに同じ接続先に接続することが可能となる。
また、設備制御システム10が5G移動体通信方式を用いることによって、遅延やタイミングにセンシティブな施設の制御等も可能となる。また、IMSIの秘匿化等、LTEよりも高いセキュリティを実現することができる。無線化するに当たり、家庭のWi-Fiのように安価に済ませることも可能だが、それだとセキュリティが不十分である。5Gを用いることによって、モバイルの認証方式に変わり、管理もモバイル網側で行うためセキュリティが向上する。また、工場のような施設の場合だと、設備に対して決められたタイミングで確実に命令を到達させることが重要になってくるが、Wi-Fiではその保証が難しいところ、5Gではそういったことも規格化されているので、より適しているといえる。Wi-Fi等では固定回線を引けるようなところでないと利用できないが、5Gであれば、固定回線が引けないようなところでも、場所にとらわれずに特定の宛先やネットワークにアクセスすることができる。
また、設備制御システム10によれば、Webポータルを介した設定方法が提供されたり、ネイティブアプリを介した設定方法が提供されたりするので、通信端末600を用いた、無線化及びネットワーク化に関する容易な設定を実現することができる。
サーバ100は、通信端末600によって仮想スイッチ200の生成依頼が実行された場合に、キャリア網20の複数のMEC24のうち、対象となるSFPモジュール300の位置情報又は対象となるSFPモジュール300が配置されている施設の位置情報に基づいて決定したMEC24に、仮想スイッチ200を生成してもよい。サーバ100は、通信端末600から、SFPモジュール300の位置情報を受信してよい。サーバ100は、通信端末600から、施設の位置情報を受信してよい。サーバ100は、例えば、複数のMEC24のうち、SFPモジュール300の位置に対して最も通信距離が短いMEC24に仮想スイッチ200を生成してよい。サーバ100は、例えば、複数のMEC24のうち、施設の位置に対して最も通信距離が短いMEC24に仮想スイッチ200を生成してよい。
図3は、SFPモジュール300の一例を概略的に示す。SFPモジュール300は、筐体302と、接続部304と、筐体302に付されたQRコード306と、筐体302内の移動体通信部310及び情報提供部312とを備えてよい。なお、SFPモジュール300がこれらの全てを備えることは必須とは限らない。
接続部304は、設備に接続されてよい。接続部304が設備に接続されることによって、SFPモジュール300は設備に取り付けられてよい。
QRコード306は、SFPモジュール300を一意に識別可能なモジュール識別情報を含んでよい。QRコード306は、情報コードの一例であってよい。情報コードの他の例として、バーコードが挙げられる。なお、QRコード306に代えて、又は、QRコード306とともに、モジュール識別情報を表す文字列が筐体302に印字されてもよい。この場合、管理者602は、印字されたモジュール識別情報を手入力によって通信端末600に入力してもよい。
移動体通信部310は、移動体通信方式によりキャリア網20との通信を実行してよい。移動体通信部310は、例えば、5G移動体通信方式を用いて、キャリア網20との通信を実行してよい。移動体通信部310は、LTE移動体通信方式を用いてもよい。移動体通信部310は、6G移動体通信方式以降の移動体通信方式を用いてもよい。
情報提供部312は、通信端末600に対して、SFPモジュール300を一意に識別可能なモジュール識別情報を提供してよい。情報提供部312は、例えば、モジュール識別情報を記憶したRFIDタグであってよく、通信端末600によってモジュール識別情報が読み取られてよい。情報提供部312は、例えば、Bluetooth(登録商標)、NFC、Felica(登録商標)、及び赤外線通信等のいわゆる近距離無線通信によって通信端末600と通信して、通信端末600にモジュール識別情報を提供する。情報提供部312は、その他任意の方法で、通信端末600にモジュール識別情報を提供してよい。
SFPモジュール300は、QRコード306と情報提供部312の両方を備えてよい。SFPモジュール300は、QRコード306と情報提供部312のうち、いずれか一方のみを備えてもよい。
図4は、サーバ100の機能構成の一例を概略的に示す。サーバ100は、記憶部102、登録部104、提供部106、情報受信部108、スイッチ生成部110、スイッチ制御部112、紐付部114、及びルーティング制御部116を備えてよい。なお、サーバ100がこれらの全てを備えることは必須とは限らない。
登録部104は、各種情報を登録してよい。登録部104は、登録した情報を記憶部102に記憶してよい。例えば、登録部104は、仮想スイッチ200に関連するWebページを登録してよい。登録部104は、仮想スイッチ200に関する設定を可能とするWebページを登録してよい。登録部104は、サーバ100の管理者等によって生成されたWebページを登録してよい。登録部104は、例えば、サーバ100上で生成されたWebページを登録してよい。登録部104は、例えば、他の装置で生成されたWebページを当該他の装置から受信してよい。
提供部106は、通信端末600等に対して情報を提供してよい。提供部106は、例えば、記憶部102に記憶されている、仮想スイッチ200に関連するWebページを通信端末600に送信してよい。
情報受信部108は、各種情報を受信してよい。情報受信部108は、キャリア網20を介して各種情報を受信してよい。
例えば、情報受信部108は、通信端末600から情報を受信してよい。例えば、情報受信部108は、SFPモジュール300からモジュール識別情報を取得した通信端末600から、モジュール識別情報を受信してよい。
例えば、情報受信部108は、施設に設置される設備に取り付けられたSFPモジュール300のモジュール識別情報を、通信端末600から受信してよい。例えば、情報受信部108は、施設に設置される設備が通信接続されたスイッチに取り付けられたSFPモジュール300のモジュール識別情報を、通信端末600から受信してよい。
例えば、情報受信部108は、仮想スイッチ200の生成依頼を通信端末600から受信してよい。例えば、情報受信部108は、提供部106によって通信端末600に提供されたWebページにおいて、仮想スイッチ200を生成するための項目が選択されたことに応じて通信端末600が送信した生成依頼を受信してよい。
例えば、情報受信部108は、ポート210の生成依頼を通信端末600から受信してよい。例えば、情報受信部108は、提供部106によって通信端末600に提供されたWebページにおいて、ポート210を生成するための項目が選択されたことに応じて通信端末600が送信した生成依頼を受信してよい。
例えば、情報受信部108は、SFPモジュール300とポート210とを紐付ける紐付依頼を通信端末600から受信してよい。例えば、情報受信部108は、提供部106によって通信端末600に提供されたWebページにおいて、ポート210とSFPモジュール300とを紐付けるための項目が選択され、通信端末600によってSFPモジュール300のモジュール識別情報が読み込まれたことに応じて通信端末600が送信した紐付依頼を受信してよい。
スイッチ生成部110は、仮想スイッチ200を生成してよい。スイッチ生成部110は、例えば、サーバ100の管理者等の指示に従って、仮想スイッチ200を生成してよい。スイッチ生成部110は、クラウドに仮想スイッチ200を生成してよい。スイッチ生成部110は、キャリア網20内に仮想スイッチ200を生成してよい。スイッチ生成部110は、MEC24に仮想スイッチ200を生成してよい。
スイッチ生成部110は、通信端末600からの仮想スイッチ200の生成依頼に応じて仮想スイッチ200を生成してよい。例えば、スイッチ生成部110は、情報受信部108が通信端末600から仮想スイッチ200の生成依頼を受信したことに応じて、仮想スイッチ200を生成してよい。
スイッチ生成部110は、施設に対応する仮想スイッチ200の生成依頼を通信端末600から受信した場合に、当該施設に対応する仮想スイッチ200を生成してよい。通信端末600は、例えば、当該施設を識別可能な施設識別情報を含む生成依頼をサーバ100に送信してよい。通信端末600は、当該施設の位置を示す施設位置情報を更に含む生成依頼をサーバ100に送信してもよい。
スイッチ生成部110は、施設位置情報を含む生成依頼を情報受信部108が受信した場合に、キャリア網20における複数のMEC24のうち、施設位置情報に基づいて決定したMEC24に、仮想スイッチ200を生成してもよい。スイッチ生成部110は、例えば、複数のMEC24のうち、施設位置情報が示す位置に対して最も通信距離が短いMEC24に仮想スイッチ200を生成してよい。スイッチ生成部110は、例えば、複数の地域のそれぞれに対応するMEC24が登録されているMEC登録データを参照して、施設位置情報が示す位置を含む地域に対応するMEC24を特定し、当該MEC24に仮想スイッチ200を生成してもよい。MEC登録データは、事前に登録部104によって登録され、記憶部102に記憶されてよい。これにより、施設内のSFPモジュール300との通信の遅延がより少ない可能性が高い位置に仮想スイッチ200を配置することができ、施設内のSFPモジュール300による通信を効率化することができる。
通信端末600は、複数の施設の施設位置情報を含む生成依頼をサーバ100に送信してもよい。例えば、通信端末600は、互いに関連する施設の施設位置情報を含む生成依頼をサーバ100に送信する。スイッチ生成部110は、キャリア網20における複数のMEC24のうち、複数の施設位置情報に基づいて決定したMEC24に、仮想スイッチ200を生成してもよい。スイッチ生成部110は、例えば、複数のMEC24のうち、複数の施設位置情報が示す複数の位置に対する通信距離の合計が最も短いMEC24に仮想スイッチ200を生成してよい。これにより、例えば、情報を共有する複数の施設のそれぞれに対して通信遅延がより少ない可能性が高い位置に仮想スイッチ200を配置することができ、複数の施設間における通信を効率化することができる。
スイッチ制御部112は、スイッチ生成部110によって生成された仮想スイッチ200の制御を実行してよい。例えば、スイッチ制御部112は、仮想スイッチ200にポート210を生成してよい。例えば、スイッチ制御部112は、サーバ100の管理者等の指示に従って、仮想スイッチ200にポート210を生成してよい。
スイッチ制御部112は、通信端末600からのポート210の生成依頼に応じて、仮想スイッチ200にポート210を生成してよい。例えば、スイッチ制御部112は、情報受信部108が通信端末600からポート210の生成依頼を受信したことに応じて、仮想スイッチ200にポート210を生成してよい。
紐付部114は、仮想スイッチ200のポート210と、SFPモジュール300とを紐付けてよい。紐付部114は、スイッチ制御部112によって仮想スイッチ200に生成されたポート210と、SFPモジュール300とを紐づけてよい。
例えば、紐付部114は、情報受信部108が受信したモジュール識別情報に基づいて、仮想スイッチ200のポート210とSFPモジュール300とを紐付けてよい。紐付部114は、モジュール識別情報によって識別されるSFPモジュール300と、仮想スイッチ200のポート210とを紐付けてよい。
例えば、紐付部114は、SFPモジュール300のモジュール識別情報を含む、SFPモジュール300とポート210とを紐付ける紐付依頼を情報受信部108が受信したことに応じて、SFPモジュール300とポート210とを紐付けてよい。
ルーティング制御部116は、仮想スイッチ200によるルーティングを制御してよい。ルーティング制御部116は、仮想スイッチ200によって、仮想スイッチ200の複数のポート210に紐付く、施設の複数のSFPモジュール300のルーティングを制御してよい。
スイッチ生成部110は、例えば、情報受信部108が、一の施設に対応する仮想スイッチ200の生成依頼を通信端末600から受信した場合に、当該一の施設に対応する仮想スイッチ200を生成してよい。スイッチ制御部112は、仮想スイッチ200に、当該一の施設のSFPモジュール300に対応するポート210を追加してよく、紐付部114は、追加したポート210と当該一の施設のSFPモジュール300とを紐付けてよく、ルーティング制御部116は、当該仮想スイッチ200によって、仮想スイッチ200の複数のポート210に紐付く当該一の施設の複数のSFPモジュール300のルーティングを制御してよい。これにより、一の施設における複数の設備の間の無線通信を容易に実現可能にできる。
スイッチ制御部112は、例えば、通信端末600からの依頼に応じて、当該仮想スイッチ200に、当該一の施設に関連する関連施設のSFPモジュール300に対応するポート210を追加してよく、紐付部114は、追加したポート210と当該関連施設のSFPモジュール300とを紐付けてよく、ルーティング制御部116は、当該仮想スイッチ200によって、仮想スイッチ200の複数のポート210に紐付く一の施設の複数のSFPモジュール300及び関連施設の複数のSFPモジュール300のルーティングを制御してよい。これにより、一の施設及び関連施設における複数の設備の間の無線通信を容易に実現可能にできる。
スイッチ制御部112は、当該一の施設に関連しない非関連施設のSFPモジュール300に対応するポート210を、当該一の施設に対応する仮想スイッチ200とは異なる他の仮想スイッチ200に生成してよく、紐付部114は、追加したポート210と当該非関連施設のSFPモジュール300とを紐付けてよく、ルーティング制御部116は、当該他の仮想スイッチ200によって、当該他の仮想スイッチ200の複数のポート210に紐付く非関連施設の複数のSFPモジュール300のルーティングを制御してよい。これにより、一の施設と、非関連施設とで、別々に管理可能にできる。
図5は、サーバ100による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、一の施設内の複数の設備にSFPモジュール300が取り付けられた状態を開始状態とし、管理者602が通信端末600を用いて設定を行う場合における、サーバ100による処理内容を説明する。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)102では、通信端末600が、仮想スイッチ200の生成依頼を送信し、情報受信部108が、生成依頼を受信する。S104では、スイッチ生成部110が、S102において情報受信部108が生成依頼を受信したことに応じて、仮想スイッチ200を生成する。サーバ100は、ポート210の生成依頼を待ち受ける状態となってよい。
情報受信部108が、通信端末600からポート210の生成依頼を受信した場合(S106でYES)、S108に進む。S108では、スイッチ制御部112が、S104において生成された仮想スイッチ200にポート210を生成する。サーバ100は、紐付依頼を待ち受ける状態になってよい。
情報受信部108が、通信端末600からポート210とSFPモジュール300の紐付依頼を受信した場合(S110でYES)、S112に進む。S112では、紐付部114が、通信端末600によって指定されたSFPモジュール300とポート210とを紐付ける。
S114では、サーバ100が、終了指示を受領したか否かを判定する。サーバ100は、通信端末600から終了指示を受領した場合、処理を終了してよい。終了指示を受領していない場合、S106に戻る。
なお、図5では、ポート210の生成と、ポート210とSFPモジュール300との紐付けを1つずつ実施する場合の処理の流れを説明したが、これに限らない。例えば、複数のポート210を生成した後、複数のポート210に対して順番にSFPモジュール300を紐付けてもよい。
図6は、サーバ100として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、本実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、本実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、DVDドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。DVDドライブ1226は、DVD-ROMドライブ及びDVD-RAMドライブ等であってよい。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びキーボードのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVDドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD-ROM1227等から読み取り、記憶装置1224に提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをUSBポート、パラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、DVD-ROM1227又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、DVD-ROM1227、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、記憶装置1224、DVDドライブ1226(DVD-ROM1227)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウエアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
本実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。