JP2015099547A - ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新装置、ソフトウェア更新プログラム、及びソフトウェア更新システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信ネットワークに接続された複数の装置に搭載されるソフトウェアを更新する場合に、更新処理に要する負荷を低減すると共に、更新処理に要する時間を短縮する、ソフトウェア更新方法が提供される。【解決手段】 通信回線を介してソフトウェアの更新対象である装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置が、特定の前記装置のソフトウェアを更新して、係る装置を第2の更新処理装置とする。第1の更新処理装置は、第2の更新処理装置以外に、ソフトウェアの更新が必要な他の前記装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、他の前記装置を割り当ててグループを形成する。第2の更新処理装置は、係るグループに属する他の前記装置に対して、前記第1の更新処理装置としてソフトウェアの更新処理を実行する。【選択図】 図17

Description

本発明は、複数の電子機器や情報処理装置等における各種ソフトウェアを更新する方法等に関する。特に、本発明は、通信ネットワークに接続された各種装置について、係る通信ネットワークを介してソフトウェアを更新する方法等に関する。
近年、ソフトウェア(コンピュータ・プログラム)を搭載し、係るソフトウェアを実行することにより各種機能を提供する電子機器や情報処理装置等が普及している。このような電子機器や情報処理装置としては、例えば、ハードウェアを制御するファームウェアとしてのソフトウェアを搭載した電子機器や、OS(Operating System)やアプリケーションとしての機能を提供するソフトウェア等を搭載する情報処理装置などがあげられる。なお、以下の説明においては、係る電子機器や情報処理装置等をまとめて、情報処理装置または装置と称する場合がある。
上述したような装置に対しては、搭載された各種ソフトウェアを更新することにより、新機能の追加や、不具合の修正等が実施される場合がある。係る状況において、通信ネットワークに接続された装置に対しては、係るソフトウェアの更新に必要な各種データ等が、当該通信ネットワークを経由して配布される場合がある。
係る装置に搭載された各種ソフトウェアの更新方法としては、例えば、全ての装置に対して手動または自動化ツール等により更新作業を実施する方法や、それぞれの装置が特定の契機によって自動的に更新処理を開始する方法等を採用できる。
しかしながら、いずれの方法を採用した場合においても、更新対象の装置が多数存在する場合には、全ての機器に対するソフトウェアの更新には長い時間を要する場合がある。また、係るソフトウェアの更新に必要な各種データ等を、特定の配布元装置から通信ネットワークを介して各装置に配布する場合、係る配布元装置や通信ネットワークに過大な負荷が生じる場合がある。また、特定の装置が一括して他の更新対象装置に対する更新処理を実行する場合、係る特定の装置について処理の負荷が増大する場合がある。
このようなソフトウェアの更新処理に関して、本願出願に先だって存在する関連技術としては、例えば以下の特許文献がある。
即ち、特許文献1は、複数のクライアント端末に対してソフトウェアを配布する際に、係るソフトウェアの配布を中継する代表端末を設け、ソフトウェア配布の負荷を低減する技術を開示する。特許文献1に開示された技術によれば、ソフトウェアの配布中継を担当する複数の代表クライアント端末がグループ化され、係る代表クライアント端末は、他の端末に対してソフトウェアを配布し、配布結果を収集する。特許文献1に開示された技術は、代表クライアントの導入することにより、ソフトウェア配布の負荷を分散可能であり、また、ソフトウェアの配布結果(更新状況)を把握可能である。
特許文献2は、ソフトウェアの更新が必要である端末をグループ化し、同一グループ内においてソフトウェアを配布することにより、ソフトウェア配布の負荷を低減する技術を開示する。特許文献2に開示された技術によれば、ソフトウェア更新の対象となる端末がグループ化される。各グループ内の端末は、グループ内に既にソフトウェア更新済みの端末が存在する場合、係る更新済み端末からソフトウェアをダウンロードする。特許文献2に開示された技術は、更新用ソフトウェアの配布を各グループ内で実行するため、一次配布元のサーバ装置と、通信ネットワークに対する負荷を低減できる。
特許文献3は、複数の機器に対して、ファームウェアの更新データを配信する際に、配信パケットの衝突を低減する技術を開示する。特許文献3に開示された技術においては、更新対象となる機器は特定のグループに分類され、係るグループ毎に更新データが配布される。また、係る更新データの配布完了後にグループ毎に更新処理が実行される。特許文献3に開示された技術によれば、一度に配布する更新データのサイズが、特定のグループのサイズに抑えられるため、配信元と通信ネットワークに対する負荷を軽減できる。
特許文献4は、特定の装置を構成する各電子デバイスをグループ分けし、係るグループ毎にソフトウェアを更新する順序を設定する技術を開示する。特許文献4に開示された技術によれば、グループ化された電子デバイス毎にソフトウェアを更新する順番を定めることにより、機器構成に応じて適切な更新順序を自動設定し、更新処理を効率化可能である。
特開2009−271904 特開2005−148840 特開2008−065505 特開2012−248029
上述したように、通信ネットワークに接続された複数の装置に搭載される各種ソフトウェアを更新する場合、以下のような課題がある。
即ち、特定の配布元からソフトウェアの更新に関するデータを配布する場合、多数の装置が同時に更新処理を実行すると、更新データの配布元と、通信ネットワークに過大な負荷が生じる場合がある。
また、多数の装置について1つずつ順番にソフトウェアを更新すると、更新処理に多大な時間が必要となる場合がある。
また、特定の装置が他の装置の更新処理を指示・制御する場合、係る特定の装置における処理負荷が増大する場合がある。
このような問題に対処するため、上述した各特許文献に開示された関連技術は、例えば、ソフトウェアの更新対象となる装置を所定のグループに分割し、グループ毎にソフトウェアを配信している。
しかしながら、上述した関連技術においては、例えば、グループの構成やグループの形成方法が固定的である。このため、更新対象となる装置の台数が非常に多い場合や、係る機器の台数が動的に変動する場合に、十分対応できるとは限らない。
そこで本発明は、通信ネットワークに接続された複数の装置に搭載されるソフトウェアを更新する場合に、配布対象の装置の数によらず、更新データの配布元や更新処理の実行元の処理負荷を低減し、更新処理に要する時間を短縮可能な更新処理方法等を提供することを主たる目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係るソフトウェアの更新方法は、以下の構成を備えることを特徴とする。即ち、本発明に係るソフトウェアの更新方法によれば、通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置が、ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知し、前記第2の更新処理装置が、前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、ことを特徴とする。
また、本発明に係るソフトウェアの更新処理装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。即ち、本発明に係るソフトウェアの更新処理装置は、通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続される通信手段と、前記通信手段を用いて装置を検索することにより、ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るソフトウェア更新プログラムは、以下の構成を備えることを特徴とする。即ち、本発明に係るソフトウェア更新プログラムは、通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置として機能するコンピュータに、ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定する処理と、当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定する処理と、当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とする処理と、前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外に、ソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知するする処理と、を実行させることを特徴とする。
なお、上記本発明の目的は、係るストレージ制御プログラムが格納された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても実現可能である。
また、本発明に係るソフトウェア更新システムは、以下の構成を備えることを特徴とする。即ち、本発明に係るソフトウェア更新システムは、通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続され、ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知する、第1の更新処理装置と、前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、第2の更新処理装置と、を有することを特徴とする、
上記本発明によれば、ソフトウェアの更新データを特定の配信元から配布する場合に比して、更新処理時間が短縮されると共に、配布対象の装置の数によらず、更新データの配布元及び通信ネットワークに対する負荷を低減できる。
図1は、本発明の第1の実施形態における、ソフトウェア更新の対象となる装置について、ソフトウェアを更新する機能を実現する構成と、通信ネットワークを介した接続構成を概略的に例示する図である。 図2は、本発明の第1の実施形態における、装置101及び装置102のソフトウェア更新処理の過程を例示するフローチャートである。 図3は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図4は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図5は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図6は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図7は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図8は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図9は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を表す図である。 図10は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図11は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図12は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図13は、本発明の第1の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図14は、本発明の第2の実施形態における、装置101及び装置102のソフトウェア更新処理の過程を例示するフローチャートである。 図15は、本発明の第2の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図16は、本発明の第2の実施形態における、各装置に対するソフトウェア更新処理の過程について、特定の実施例を例示する図である。 図17は、本発明の第3の実施形態における、ソフトウェア更新の対象となる装置について、ソフトウェアを更新する機能を実現する構成と、通信ネットワークを介した接続構成を概略的に例示する図である。 本発明の各実施形態に係る、ソフトウェアの更新処理装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成を例示したブロック図である。
次に、本発明を実施する形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における、ソフトウェア更新の対象となる装置について、ソフトウェアを更新する機能を実現する構成と、通信ネットワークを介した接続構成を概略的に例示する図である。
図1に示すように、本実施形態においては、更新対象となるソフトウェアを搭載した装置101と複数の装置102とが、通信ネットワーク103を介して通信可能に接続されている。なお、図1おいては、装置101と装置102とについて、説明の便宜上異なる図番号を付している。本実施形態において、これらの装置101及び装置102は、それぞれ同一の構成を有する装置であってもよく、異なる構成を有する装置であってもよい。
本実施形態における装置101及び装置102は、前述したように、図示しない各種ソフトウェア(コンピュータ・プログラム)を搭載し、係るソフトウェアを実行することにより、各種機能を提供する電子機器や情報処理装置等である。係るソフトウェアは、例えば電子機器を構成するハードウェアを制御するファームウェアや、情報処理装置等を制御するOSやデバイスドライバ、また情報処理装置等において実行される各種アプリケーションプログラムやミドルウェア等を含んでもよい。
また、本実施形態における装置101及び102は、外部からの指示または特定の契機に従って、係るソフトウェアを更新する機能を有する。
まず、本実施形態における装置101について説明する。本実施形態における装置101は、制御部101a及び通信部101bを有する。本実施形態における装置101は、UI(User Interface)部101c及び外部媒体受領部101dを有してもよい。なお、本実施形態における装置101を実現可能なハードウェア構成については、後述する。
装置101における制御部101aは、外部からの更新指示や、特定の契機に従って、自装置に搭載されたソフトウェアの更新処理を実行すると共に、他の装置102に対するソフトウェア更新処理を実行する。本実施形態において、係る外部からの更新指示は、例えばUI部101cを介して直接装置101に対して入力されてもよく、更新指示装置105等から通信ネットワーク103を介して入力されてもよい。また、本実施形態において、前記特定の契機は、例えば特定の日付の到来や、装置101の連続稼働時間、あるいは前回の更新処理からの時間経過等であってもよい。これらの契機は、装置101の仕様や、用途に合わせて適宜選択してよい。また、係る契機を検出する手段も適宜適切な手段を選択してよい。
なお、制御部101aは、他の装置102に対するソフトウェア更新処理を実行する際に、係る装置102に対して、後述する通信部101bを介して更新データを配信する処理を実行してもよい。制御部101aの具体的な動作については後述する。
なお、本実施形態における制御部101aは、装置101自身のソフトウェア更新処理を実行する更新実行部と、他の装置102に対してソフトウェアの更新を指示する更新指示部と、を有してもよい。
装置101における通信部101bは、通信ネットワーク103に対して各種データを送受信する、通信手段を提供する。通信部101bは、通信ネットワーク103を介して他の装置102と通信可能に接続される。また、通信部101bは、後述する更新指示装置105及び配信装置104と通信可能に接続されてもよい。通信部101bは、装置101及び装置102に対するソフトウェアの更新指示、ソフトウェア更新に必要な更新データ、などを送受信する。
装置101におけるUI部101cは、図示しないユーザや管理者などからの装置101に対する直接的な操作を受け付ける、インタフェース手段を提供する。UI部101cは、例えば、液晶パネルやディスプレイなどの表示出力手段や、あるいは、キーボード、マウス、各種スイッチやプッシュボタン等の入力手段により構成されてもよい。本実施形態においては、例えば、図示しない管理者やユーザはUI部101cにより、装置101に対する更新指示を入力してもよい。なお、本実施形態におけるUI部は、装置101の仕様や用途に合わせて適宜適切な構成を選択してよい。また、本実施形態において装置101にUI部101cを設けるか否かは、必要に応じて適宜選択してよい。
装置101における外部媒体受領部101dは、光学記録媒体や、光磁気記録媒体、磁気記録媒体、半導体記憶装置(フラッシュメモリ等)等の各種記録媒体に記録されたデータを読み込むことが可能な、データアクセス手段を提供する。本実施形態においては、図示しないユーザや管理者は、装置101のソフトウェア更新に必要なデータを特定の外部記録媒体に記録し、外部媒体受領部101dを介して装置101に読み込ませることにより、装置101のソフトウェアをアップデートしてもよい。なお、本実施形態において、装置101に外部媒体受領部101dを設けるか否かは、必要に応じて適宜選択してよい。
次に、本実施形態における装置102について説明する。本実施形態における装置102は、装置101と同様、制御部102a及び、通信部102bを有する。なお、本実施形態における装置102は、その他の構成においても、前記装置101と同様の構成を採用してもよい。
装置102における制御部102aは、前記装置101における制御部101aと同様、外部からの更新指示や、特定の契機に従って、自装置に搭載されたソフトウェアの更新処理を実行すると共に、他の装置102に対するソフトウェア更新処理を実行する。
装置102における通信部102bは、前記装置101における通信部10bと同様、通信ネットワーク103に対して各種データを送受信する、通信手段を提供する。通信部102bは、通信ネットワーク103を介して他の装置102及び前記装置101と通信可能に接続される。また、通信部102bは、配信装置104と通信可能に接続されてもよい。
次に、本実施形態における通信ネットワーク103について説明する。本実施形態における通信ネットワーク103は、前記各装置101及び102の間を通信可能に接続する、任意の通信手段を提供する。本実施形態における通信ネットワーク103は、例えば、Internet等の広域通信ネットワークでもよく、LAN(Local Area Network)等の特定の構内通信ネットワークであってもよい。また、本実施形態における通信103は、その一部または全部が有線接続または無線接続により構成されてもよい。
本実施形態においては、通信ネットワーク103について、各装置間を通信可能に接続する任意の通信プロトコルを採用してよい。例えば、通信ネットワーク103をIPネットワークにより構成し、TCP/IPや、UDP/IPプロトコル等を採用してもよい。
次に、本実施形態における配信装置104について説明する。本実施形態における配信装置104は、例えば、前記装置101や装置102に対して、係る装置に搭載されたソフトウェアの更新に必要な各種データを配信する、配信サーバである。係る配信装置104は、例えば、前記装置101あるいは装置102からの要求に応じて、ソフトウェアの更新に必要なデータを、係る装置に提供してもよい。なお、本実施形態において、配信サーバ104を設けるか否かは、装置101及び装置102のソフトウェア更新に関する仕様に合わせて適宜選択してよい。
次に、本実施形態における更新指示装置105について説明する。本実施形態における更新指示装置105は、例えば、図示しないユーザや管理者によって、装置101に対するソフトウェアの更新指示を通知する、更新指示手段を提供してもよい。更新指示装置105は、例えば、図示しないユーザや管理者からの指示(操作)に基づいて、装置101に対するソフトウェアの更新指示を、通信ネットワーク103を介して装置101に通知してもよい。なお、本実施形態において、更新指示装置105を設けるか否かは、装置101及び装置102のソフトウェア更新に関する仕様に合わせて適宜選択してよい。
上記のような構成を有する、本実施形態における装置101及び装置102のソフトウェア更新処理について、図2乃至図13を参照して説明する。図2は、本実施形態における、装置101及び装置102のソフトウェア更新処理の過程を例示するフローチャートである。図3乃至図13は、本実施形態における装置101及び装置102のソフトウェア更新処理の実施例を例示する図である。なお、以下の説明において、装置101を第1の更新処理装置と称する場合がある。
まず、図示しないユーザあるいは管理者は、装置通信ネットワーク103に接続された装置101に対して、係る装置101自身のソフトウェアを更新する(図2におけるステップS201)。本実施形態においては、図示しないユーザあるいは管理者は、例えば、装置101のUI部101cを介して装置101に直接更新指示を入力してもよく、更新指示装置105を用いて、通信ネットワーク103を介して装置101に更新指示を通知してもよい。
装置101の制御部101aは、係る更新指示に基づいて、装置101a自身のソフトウェアを更新する。制御部101aは、例えば、係るソフトウェアの更新に必要な各種データ(以下本実施形態においては更新データと称する場合がある)を、外部媒体受領部101dを介して、特定の外部媒体から取得してもよい。また、制御部101aは、例えば、係る更新データを、通信ネットワーク103を介して配信装置104から取得してもよい。
装置101の制御部101aは、係る更新データを用いて、装置101に搭載されたソフトウェアを更新する。具体的なソフトウェアの更新方法は、装置101の構成や、更新するソフトウェアの特性に応じて適宜適切な方法を選択してよい。
例えば、更新データを装置101における図示しない特定の記憶装置に一時的に保持し、更新対象となる旧版のソフトウェアの処理を終了し、係る旧版ソフトウェアの一部または全部を更新データにて置き換え、置き換え後のソフトウェアを再実行するよう構成してもよい。また、必要に応じて、装置101自体を再起動してもよく、装置101において実行している他のソフトウェアを再実行してもよい。
次に、図示しないユーザあるいは管理者は、装置101に対して、ソフトウェアの更新対象である他の装置102に関する情報を通知する(ステップS202)。なお、図2に例示したフローチャートにおいては、ステップS201とステップS202とを分けているが、これらの処理は同時に実行してもよい。即ち、図示しない管理者またはユーザは、例えば、装置101に対して、装置101自身のソフトウェア更新を指示すると共に、他の更新対象装置102に対する情報を指定してもよい。
前記ステップS202において通知される他の装置に関する情報は、例えば、他の装置102が接続されているネットワーク範囲(例えば、IPネットワークにおけるサブネット等)に関する情報を含んでもよい。また、係る情報は、前記装置101が、更新処理または更新指示を行う他の装置102の台数に関する情報を含んでもよい。なお、以下において、係る装置102の台数に関する情報を最大更新対象数と称する場合がある。
また、係る情報は、他の装置102との間の通信や、各種制御のために必要となる資格情報(例えばログイン情報等)を含んでもよい。この場合、係る資格情報は、例えば他の装置にログインするためのローカルアカウント情報の他に、各種ディレクトリサービスにより提供されるアカウント情報を含んでもよい。
次に、装置101は、第1の更新処理装置として、ステップS202において通知された情報に基づいて、ソフトウェアを更新する対象となる他の装置102を検索する。本実施形態においては、係る検索の方法として、通信ネットワーク103及び装置102の構成や仕様に応じて、適宜適切な方法を採用してよい。一例として、通信ネットワーク103がIPネットワークにより構成される場合、装置101は、通信ネットワーク103に対してSSDP(Simple Service Discovery Protocol)に規定された検索パケットをマルチキャスト送信してもよく、また特定の検索用ブロードキャストパケットを送信してもよい。
次に、第1の更新処理装置である装置101は、前記ステップS203における検索の結果として検出された装置102の情報を確認する(ステップS204)。係る情報は、例えば、装置102のネットワークアドレスや、装置102に搭載されたソフトウェアの版(バージョン)情報、装置102にアクセスするために必要となる資格に関する情報、その他装置102のソフトウェアを更新するために必要となる各種情報を含んでもよい。
次に、第1の更新処理装置である装置101は、前記ステップS204の確認結果に基づいて、ステップS203において検出した全ての装置102について、ソフトウェアが更新済みか確認し(ステップS205)、全てのソフトウェアが更新済みの場合(ステップS205においてYES)、ソフトウェアの更新処理を終了してもよい。
次に、第1の更新処理装置である装置101は、前記ステップS203において検出した他の装置102の中で、所定の台数以下の装置102を選択し、係る装置102のソフトウェアを更新する(ステップS206)。なお、係る所定の台数(最大更新対象数)は、例えば、前述したようにステップS202において外部から与えられてもよく、予め機器101に設定しておいてもよい。
なお、装置102のソフトウェアを更新する具体的な方法は、装置102の仕様等に応じて、適宜適切な方法を選択して良い。例えば、装置102が電子機器であり、係る電子機器のファームウェアを更新する場合、装置101は、装置102に対して通信ネットワーク103を介して特定のソフトウェア更新用の制御コマンドを送信すると共に、更新データを配布してもよい。
また、装置102が、コンピュータ等の情報処理装置である場合、装置101は、ステップS202において取得した装置102に対するアカウント情報を利用して装置102にログインし、装置102においてソフトウェア更新のコマンドやスクリプト等を実行してもよい。
また、装置101は、係るアカウント情報を利用した自動更新ツールを実行することにより、装置102のソフトウェアを更新してもよい。この場合、装置101は装置102に対して、係るソフトウェア更新に必要な更新データを提供してもよい。また、装置102のソフトウェアの更新には、前述した装置101のソフトウェアを更新する方法と同様の方法を用いてもよい。
前記ステップS206において、どの装置を選択してソフトウェアを更新するかは、適宜適切な方法により判断してよい。装置101は、例えば、ステップS204において取得した装置102の情報を基に、演算性能やネットワーク通信速度等のリソースが潤沢な装置を選択してもよい。
前記ステップS206において、何台の装置102についてソフトウェアを更新するかは、適宜適切な方法により判断してよい。ステップS206においてソフトウェアを更新した装置102は、後述する第2の更新処理装置として、他の装置102のソフトウェアを更新する処理を実行する可能性がある。このため、装置101は、例えば、ステップS203において検出した装置102のソフトウェアを更新可能な、最低限の台数の装置102を選択し、係る装置のソフトウェアを更新してもよい。
また、前記ステップS206において、第1の更新処理装置である装置101は、前記ステップS204において確認した情報を基に、ソフトウェアの更新が必要であると判定した装置102に対して、ソフトウェアの更新処理を実行してもよい。この場合、装置101は、例えば、装置102のソフトウェアの版(バージョン)情報を基に、更新の要否を判定してもよい。
以下、ステップS206においてソフトウェアを更新した装置102を、第2の更新処理装置と称する場合がある。
次に、第1の更新処理装置である装置101は、前記ステップS206においてソフトウェアを更新した装置以外に、ソフトウェアの更新が必要な他の装置102が存在するか確認する(ステップS207)。例えば、ステップS203において検出した他の装置102の台数が前記最大更新対象数よりも多く、かつ、ステップS206においてソフトウェアを更新した装置102の台数が最大更新対象数以下の場合は、ソフトウェアの更新が必要な装置102が残存している。
第1の更新処理装置である装置101は、前記ステップS207における確認の結果、ソフトウェアの更新が必要な他の装置102が存在する場合(ステップS207においてYES)、ステップS206においてソフトウェアを更新した装置102に対して、係る他の装置102を割り当てて、グループを形成する(ステップS208)。
装置101は、例えば、前記第2の更新処理装置に対して、前記最大更新対象数以下の台数の装置102を割り当てることにより、グループを形成してもよい。この場合、装置101は、例えば、前記ステップS203において検出した他の装置102のリストを作成し、係るリストの先頭から前記最大更新対象数に相当する台数ずつ係る装置102を選択して、グループを形成してもよい。
また、ステップS203において検出した装置102の台数が多い場合は、ステップS208において形成する何れかのグループについて、前記最大更新対象数以上の他の装置102を割り当ててもよい。なお、係るグループの形成方法は上述した方法には限定されない。ステップS208において、装置101は、適宜適切な方法によりグループを形成してよい。
第1の更新処理装置である装置101は、前記第2の更新処理装置に対して、係る第2の更新処理装置に割り当てられたグループに属する、他の装置102に関する情報を通知する(ステップS209)。
ステップS209において通知される他の装置102に関する情報は、例えば、前記ステップS202において装置101に通知される装置102に関する情報と同種の情報であってもよい。即ち、係る情報は、例えば、他の装置102が接続されているネットワーク範囲に関する情報や、グループを形成する他の装置102の台数に関する情報や、前述したような他の装置102に関する資格情報等を含んでもよい。
次に、前記第2の更新処理装置は、前記ステップS209において通知された情報に基づいて、当該第2の更新処理装置に割り当てられたグループに属する、他の装置102を特定し、当該他の装置102の情報を確認する(ステップS210)。
ステップS210において前記第2の更新処理装置が確認する他の装置102に関する情報は、例えば、前記ステップS204において装置101が確認する他の装置に102に関する情報と、同種の情報であってもよい。即ち、係る情報は、例えば、装置102のネットワークアドレスや、装置102に搭載されたソフトウェアの版(バージョン)情報、装置102にアクセスするために必要となる資格に関する情報、その他装置102のソフトウェアを更新するために必要となる各種情報を含んでもよい。
次に、前記第2の更新処理装置は、ステップS208において形成したグループに属する他の装置102に対して、第1の更新処理装置として、前記ステップS204乃至ステップS210の処理を実行する(ステップS211)。ステップS211の処理において、前記第2の更新処理装置は、第1の更新処理装置として機能し、他の装置102に対するソフトウェアの更新処理を実行する。
以上説明した処理をまとめると、装置101は、第1の更新処理装置として特定の装置102を選択し、係る装置102のソフトウェアを更新して第2の更新処理装置とする。また、装置101は、係る第2の更新処理装置に対して他の装置102を割り当てたグループを形成する。その後、第2の更新処理装置は、新たに第1の更新処理装置として機能することにより、係るグループに属する他の装置102に対して、ソフトウェアの更新処理や、更なる第2の更新処理装置の選択、グループ形成などの処理を実行する。換言すると、ステップS203において検出された、ソフトウェア更新の対象となる全ての装置102に対するソフトウェアの更新が完了するまで、ステップS204乃至ステップS211の処理が再帰的に実行される。
なお、本実施形態においては、図2に例示したステップS201乃至ステップS211によるソフトウェアの更新処理を実行し、一定の時間が経過した後、再度装置101に対して、ソフトウェアの更新指示(ステップS201)を実行してもよい。
以上説明した、本実施形態におけるソフトウェアの更新処理について、図3乃至図13を参照して、具体的な実施例を説明する。
図3乃至図13に例示する実施例においては、”装置−A”が、前記図1における第1の更新処理装置である装置101である。
図3乃至図13に示す実施例においては、前記最大更新対象数を3台とする。即ち、前記第1の更新処理装置及び前記第2の更新処理装置は、それぞれ3台までの他の装置102に対して、係る装置102のソフトウェアを直接更新してもよい。
図3は、前記ステップS203においてソフトウェアの更新対象である他の装置102を検索した結果、3台の装置(図3における”装置−B”乃至”装置−D”)が検出された場合を図示する。この場合、第1の更新処理装置である”装置−A”は、図4に示すように、これらの”装置−B”乃至”装置−D”に対してソフトウェアの更新処理を実行する(ステップS206)。この場合、更新が必要な他の装置が存在しないため、”装置−A”は、ソフトウェアの更新処理を終了してもよい(ステップS207においてNO)。
図5は、前記ステップS203における検索の結果、12台の装置102(図5における”装置−B”乃至”装置−D”、及び、”装置−1”乃至”装置−9”)が検出された場合を図示する。本実施例において、第1の更新処理装置である”装置−A”は、図6に示すように、最大更新対象数である3台の装置として”装置−B”乃至”装置−D”を選択し、係る装置のソフトウェアを更新する(ステップS206)。
第1の更新処理装置である”装置−A”は、図7に示すように、”装置−B”に対して”装置−1”乃至”装置−2”を、”装置−C”に対して”装置−4”乃至”装置−6”を、”装置−D”に対して”装置−7”乃至”装置−9”を割り当てて、グループ701乃至703を形成する(ステップS208)。
この場合、”装置−A”は、第2の更新処理装置である”装置−B”乃至”装置−D”に対して、それぞれ前記最大更新対象数分(図7に示す実施例においては3台)の装置102を割り当てる。また、”装置−A”は、係る割り当てた装置102に関する情報を、”装置−B”乃至”装置−D”に対して通知する(ステップS209)。
第2の更新処理装置である”装置−B”乃至”装置−D”は、それぞれが属するグループ701乃至703を形成する他の装置(”装置−1”乃至”装置−9”)を特定し(ステップS210)、係る装置に対して第1の更新処理装置として図2に示すステップS204乃至S210を実行する(ステップS211)。以下、図7に例示した”装置−B”とグループ701を例に係る処理を説明する。
”装置−B”は、第1の更新処理装置として、グループ701に属する装置102の情報を確認する(ステップS204)。次に、”装置−B”は、図8に示すように、グループ701を形成する他の装置102(”装置−1”乃至”装置−3”)のソフトウェアを更新する(ステップS206)。なお、”装置−C”及び”装置−D”も、同様の処理を実行する。以上の処理によって、図5に例示する12台の第の装置102に対するソフトウェアの更新処理が完了する。
次に、更に多数の装置102のソフトウェアを更新する実施例について説明する。
図9は、前記ステップS203において他の装置102を検索した結果、19台の装置102(図5における”装置−B”乃至”装置−D”、”装置−1”乃至”装置−16”)が検出された場合を図示する。
第1の更新処理装置である”装置−A”は、図10に示すように、最大更新対象数である3台の装置”装置−B”乃至”装置−D”を選択し、係る装置のソフトウェアを更新する(ステップS206)。この場合、更新が必要な他の装置(”装置−1”乃至”装置−16”)が残存している(ステップS207においてYES)。
次に、第1の更新処理装置である”装置−A”は、図10に示すように、”装置−B”に対して”装置−1”乃至”装置−3”を、”装置−C”に対して”装置−4”乃至”装置−6”を、”装置−D”に対して”装置−7”乃至”装置−16”を割り当てて、グループ1001乃至1003を形成する(ステップS208)。この場合、”装置−A”は、第2の更新処理装置である”装置−B”及び”装置−C”に対して、それぞれ前記最大更新対象数分(図7に示す実施例においては3台)の装置102を割り当てる。また、”装置−A”は、第2の更新処理装置である”装置−D”に対して、残り10台の装置102(”装置−7”乃至”装置−16”)を割り当てる。更に”装置−A”は ”装置−B”乃至”装置−D”に対して、割り当てられる他の装置102に関する情報を通知する(ステップS209)。
次に、第2の更新処理装置である”装置−B”乃至”装置−D”は、それぞれが属するグループ1001乃至1003を形成する他の装置(”装置−1”乃至”装置−16”)を特定し(ステップS210)、係る装置に対して第1の更新処理装置として図2に示すステップS204乃至S210を実行する。
”装置−B”乃至”装置−D”は、図8に示した実施例と同様、図11に示すように、それぞれのグループ1001乃至1003に属する装置102のソフトフェアを更新する(ステップS206)。
”装置−D”については、グループ1003に属する装置102の台数が、最大更新対象数よりも多く、ステップS206において更新した装置102以外に、ソフトウェアの更新対象となる装置102が残存している(ステップS207においてYES)。このため、”装置−D”は、図11に示すように、”装置−7”乃至”装置−9”を第2の更新処理装置として、残存している装置102のソフトウェア更新処理を進める。
即ち、”装置−D”は、図12に示すように、”装置−7”に対して”装置−10”、”装置−11”、”装置−14”を、”装置−8”に対して”装置−12”、”装置−15”、”装置−16”を、”装置−9”に対して”装置−13”を割り当てて、グループ1201乃至1203を形成する(ステップS208)。この場合、”装置−D”は、第2の更新処理装置である”装置−7”乃至”装置−9”に対して、それぞれ前記最大更新対象数分(図11に示す実施例においては3台)の装置102を割り当てる。
”装置−D”は、係る割り当てた装置102に関する情報を、それぞれ”装置−7”乃至”装置−9”に通知する(ステップS209)。
次に、第2の更新処理装置である”装置−7”乃至”装置−9”は、”装置−D”からの通知を確認すると共に、それぞれが属するグループ1201乃至1203を形成する他の装置(”装置−10”乃至”装置−16”)を特定し(ステップS210)、係る装置に対して第1の更新処理装置として図2に示すステップS204乃至S210を実行する。即ち、今度は”装置−7”乃至”装置−9”が、第1の更新処理装置として、グループ1201乃至1203に属する他の装置102のソフトウェアに対する更新処理を実行する。
以上の処理によって、図9に例示する装置102に対するソフトウェアの更新処理が完了する。
なお、上述したように、ステップS206における装置102の選択及び、ステップS208におけるグループ形成は適宜適切に選択してよい。このため、”装置−D”は、例えば、図13に示すように、”装置−7”、”装置−10”、”装置−14”を選択してソフトウェアを更新し、係る装置を第2の更新処理装置としてもよい。また、この場合、図13に示すように、”装置−7”に対して”装置−8”、”装置−9”、を、”装置−10”に対して”装置−11”、”装置−12”、”装置−13”を、”装置−14”に対して”装置−15”、”装置−16”を割り当てて、グループ1301乃至グループ1303を形成してもよい。
以上説明した、本実施形態におけるソフトウェア更新処理方法によれば、第1の更新処理装置である装置101は、ソフトウェアを更新する対象である装置102を検索し、特定の最大更新対象数以下の装置102のソフトウェアを更新し、第2の更新処理装置に対してグループを割り当てる。また、第2の更新処理装置は、割り当てられたグループに属する装置102に対して、第1の更新処理装置と同様のソフトウェア更新処理を実行する。
このため、本実施形態におけるソフトウェア更新方法によれば、第1の更新処理装置(第1の更新処理装置として機能する第2の更新処理装置を含む)は、常に特定の最大更新対象数以下の装置102に対してソフトウェアの更新処理を実行する。よって、特定の更新処理装置に対して装置102の更新処理に関する負荷が集中することが無い。
また、本実施形態におけるソフトウェア更新方法によれば、ソフトウェア更新の対象である装置102を柔軟にグループ化可能である。即ち、ソフトウェア更新の対象である装置102の台数が多ければ、随時細分化したグループが動的に生成され、グループ毎にソフトウェアの更新処理が実行される。このため、ソフトウェア更新の対象である装置102の台数が多い場合でも、特定の更新処理装置に対する更新処理の負荷を一定に抑えられる。また、細分化された各グループ内においては、複数の装置102に対して並行して更新処理を実行するため、更新処理に要する時間を短縮可能である。
このような処理によって、本実施形態におけるソフトウェア更新方法によれば、通信ネットワークに接続された複数の装置102に搭載されるソフトウェアを更新する場合に、更新データの配布元や更新処理の実行元である第1及び第2の更新処理装置における処理負荷を低減し、更新処理に要する時間を短縮可能である、という効果を奏する。
なお、本実施形態における装置101及び装置102は、物理的な情報処理装置や、電子機器に限定されない。これらの装置は、仮想環境に構築した仮想的な情報処理装置(例えばバーチャルマシンを用いて構成した仮想サーバ等)等を含んでもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な構成を中心に説明する。その際、前記第1の実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施形態における、ソフトウェア更新の対象となる装置の構成は、図1に例示した前記第1の実施形態と同様である。
以下、本実施形態における装置101及び装置102のソフトウェア更新処理について、図14乃至図15を参照して説明する。図14は、本実施形態における、装置101及び装置102のソフトウェア更新処理の過程を例示するフローチャートである。
なお、本実施形態は、ソフトウェアの更新が不要な装置102の存在を確認し、係る装置を第2の更新処理装置として用いる点において、前記第1の実施形態と異なる。以下係る相違点を中心に説明する。
まず、図14に例示したフローチャートにおいて、ステップS1401乃至ステップS1405は、前記第1の実施形態において説明した図2におけるステップS201乃至ステップS205と同様の処理としてよい。よって係るステップについては、説明を省略する。
装置101は、ステップS1403において検出したソフトウェア更新の対象である装置102に対する情報をステップS1404において確認し、当該情報に基づいて、検出した装置102に対してソフトウェア更新が必要か否かを判定する(ステップS1406)。
次に、ステップS1406において更新不要な装置が無い場合(ステップS1406においてNO)、装置101は、前記第1の実施形態におけるステップS206と同様、前記ステップS1403において検出した他の装置102の中で、特定の最大更新対象数以下の装置102を選択して、係る装置102のソフトウェアを更新する(ステップS1407)。その後、装置101は、前記ステップS1407においてソフトウェアを更新した装置102を、第2の更新処理装置として選択する(ステップS1408)。
次に、ステップS1406において更新不要な装置が存在する場合(ステップS1406においてYES)、装置101は、係る更新不要の装置を第2の更新処理装置として選択する(ステップS1409)。即ち、本実施形態においては、第1の更新処理装置である装置101は、ステップS1403において検出した装置102について、ソフトウェア更新の要否を確認し、ソフトウェア更新が不要な装置102を、第2の更新処理装置として選択する。
装置101は、例えば、ステップS1403において検出した装置102におけるソフトウェアの版(バージョン)情報を基に、ステップS1406における更新要否を判定してもよい。装置101は、例えば、検出した装置102におけるソフトウェアの版(バージョン)が、最新である場合や安定版である場合は、ステップS1406において更新不要と判断してもよい。
次に、装置101は、ソフトウェア更新が必要な他の装置102が残存しているか確認し(ステップS1410)、係る装置102が残存している場合(ステップS1410においてYES)は、前記選択した第2の更新処理装置に対して、係る装置102を割り当ててグループを形成する(ステップS1411)。また、装置101は、前記選択された第2の更新処理装置に対して、前記グループに属する他の装置102に関する情報を通知する(ステップ1412)。前記選択された第2の更新処理装置は、割り当てられたグループに属する、他の装置102を特定し、当該他の装置102の情報を確認する(ステップ1413)。なお、ステップS1410乃至S1413の処理は、前記第1の実施形態において説明した図2におけるステップS207乃至S210と同様である。
前記選択された第2の更新処理装置は、ステップS1411において形成したグループに属する他の装置102に対して、第1の更新処理装置として、前記ステップS1404乃至ステップS1413の処理を実行する(ステップS1414)。
なお、本実施形態においては、図2に例示したステップS1401乃至ステップS1414によるソフトウェアの更新処理を実行し、一定の時間が経過した後、再度装置101に対して、ソフトウェアの更新指示(ステップS201)を実行してもよい。この場合、装置101は、再度、ソフトウェアの更新対象となる装置を検索し(ステップS1403)、係る装置の情報を確認し(ステップS1404)、全装置が更新済みである場合、ソフトウェアの更新処理を終了してもよい。
以上説明した、本実施形態におけるソフトウェアの更新処理について、図15乃至図17を参照して、具体的な実施例を説明する。なお、図15乃至図17に例示する実施例においては、前記第1の実施形態における実施例と同様、”装置−A”が、前記図1における第1の更新処理装置である装置101であり、前記最大更新対象数を3台とする。
図15は、前記ステップS1403においてソフトウェアの更新対象である他の装置102を検索した結果、12台の装置(図15における”装置−B”乃至”装置−D”、及び”装置−1”乃至”装置−9”)が検出された場合を図示する。
第1の更新処理装置である”装置−A”は、検出した装置の情報を確認し(ステップS1404)、係る情報に基づいて更新不要の装置があるか判定する(ステップS1406)。図15に示す実施例においては、”装置−B”乃至”装置−D”に搭載されたソフトウェアが最新版であることを前提とする。このため、”装置−A”は、ステップS1406において”装置−B”乃至”装置−D”について更新不要と判断する。
次に、”装置−A”は、ステップS1409において”装置−B”乃至”装置−D”を第2の更新処理装置として選択する。図15に示す実施例においては、更新が必要な他の装置(”装置−1”乃至”装置−9”)が存在する(ステップS1410においてYES)ため、”装置−A”は、図15に示すように、”装置−B”乃至”装置−D”に対して、それぞれ”装置−1”乃至”装置−9”を割当て、グループ1501乃至1503を形成する(ステップS1411)。”装置−A”は、第2の更新処理装置である”装置−B”乃至”装置−D”に対して、それぞれに割り当てられたグループに属する各装置に関する情報を通知する(ステップS1412)。
第2の更新処理装置である”装置−B”乃至”装置−D”は、前記情報に基づいてそれぞれに割り当てられたグループに属する各装置を特定する(ステップS1413)。
第2の更新処理装置である”装置−B”乃至”装置−D”は、図16に示すように、割り当てられたグループに属する装置(”装置−1”乃至”装置−9”)に対して、第1の更新処理装置として、ソフトウェアの更新処理を実行する(ステップS1410)。
以上説明した、本実施形態におけるソフトウェア更新処理方法によれば、第1の更新処理装置である装置101は、ソフトウェアを更新する対象である装置102を検索し、ソフトウェアを更新する必要が無い装置102が存在する場合は、係る装置102を第2の更新処理装置として選択する。
このため、例えば、既にソフトウェアを更新済みの装置が複数存在する場合は、係る装置を第2の更新処理装置として活用することにより、ソフトウェア更新処理に要する負荷を分散すると共に、ソフトウェア更新の処理に要する時間を短縮することが可能である。即ち、係るソフトウェアを更新する必要が無い装置102に対する、ソフトウェア更新処理を実行せずに済み、係る装置の台数分だけソフトウェア更新処理を分散することが可能であるため、ソフトウェア更新処理に対する負荷分散と、処理時間の短縮が可能である。
このような処理によって、本実施形態におけるソフトウェア更新方法によれば、前記第1の実施形態におけるソフトウェア更新方法と同様の効果を奏すると共に、第1及び第2の更新処理装置における処理負荷を更に低減し、更新処理に要する時間を短縮可能である、という効果を奏する。
なお、上述した本実施形態の説明においては、ソフトウェアを更新する必要が無い装置102が存在する場合、係る装置を第2の更新処理装置として選択する態様を例示した(ステップS1406、ステップS1409)。しかしながら、本実施形態はこのような態様に限定されない。例えば、ソフトウェアを更新する必要が無い装置102が存在する場合であっても、最大更新対象数以下の特定の装置102を選択してソフトウェアを更新し、係る装置を第2の更新処理装置として選択してもよい。この場合、ソフトウェアを更新する必要が無い装置102と、ソフトウェアを更新した特定の装置102とを、共に第2の更新処理装置として選択してもよい。
<第3の実施形態>
次に、上述した各実施形態に共通する構成について、本発明の第3の実施形態として、図17を参照して説明する。図17は、本発明の第1の実施形態における、ソフトウェア更新の対象となる装置について、ソフトウェアを更新する機能を実現する構成と、通信ネットワークを介した接続構成を概略的に例示する図である。
図1に示すように、本実施形態においては、更新対象となるソフトウェアを搭載した装置1701と複数の装置1702とが、通信ネットワーク1703を介して通信可能に接続されている。なお、図17おいては、説明の便宜上装置1701と装置1702とについて、異なる図番号を付している。しかしながら、本実施形態において、これらの装置1701及び装置1702は、それぞれ同一の構成を有する装置であってもよく、異なる構成を有する装置であってもよい。
本実施形態において、装置1701及び装置1703は、図示しないなんらかのソフトウェア(コンピュータ・プログラム)を搭載し、係るソフトウェアを実行することにより、各種機能を提供する電子機器や情報処理装置等である。係るソフトウェアは、例えば電子機器を構成するハードウェアを制御するファームウェアや、情報処理装置等を制御するOSやデバイスドライバ、また情報処理装置等において実行される各種アプリケーションプログラムやミドルウェア等を含んでもよい。また、本実施形態における装置1701及び1702は、外部からの指示または特定の契機に従って、係るソフトウェアを更新する機能を有する。
本実施形態における通信ネットワーク1703は、前記各装置101及び102の間を通信可能に接続する、任意の通信手段を提供する通信回線である。
次に、上記のように構成された本実施形態における装置1701及び装置1702のソフトウェア更新処理について説明する。以下の説明において、装置1701を第1の更新処理装置と称する場合がある。
まず、第1の更新処理装置である装置1701は、通信ネットワーク1703を介して、ソフトウェアを更新する対象である装置1702を特定する。装置1701は、例えば通信ネットワーク1703に接続されている装置1702を検索することにより、係る装置1702を特定してもよい。
次に、装置1701は、前記特定した装置1702から、特定の最大更新対象数以下の装置1702を選択し、係る装置に搭載されたソフトウェアを更新する。
次に、装置1701は、前記ソフトウェアを更新した装置1702以外に、ソフトウェアの更新が必要な他の装置1702が存在するか確認する。
確認の結果、ソフトウェアの更新が必要な他の装置1702が存在する場合、装置1701は、当該ソフトウェアを更新した前記装置1702を第2の更新処理装置とし、係る第2の更新処理装置に対して、他の装置1702を割り当ててグループを形成する。本実施形態においては、例えば、装置1701は、図17に示すように第2の更新処理装置である装置1702に対して、他の装置1702を割りあてたグループ1704を形成してもよい。
次に、装置1701は、第2の更新処理装置である装置1702に対して、前記グループに属する他の装置1702に関する情報を通知する。
第2の更新処理装置である装置1702は、前記通知された情報を基に、前記グループに属する他の装置1702を特定する。
第2の更新処理装置である装置1702は、前記特定した他の装置1702に対して、今度は第1の更新処理装置として、上述した装置1701と同様にソフトウェアの更新処理を実行する。
以上説明した、本実施形態におけるソフトウェア更新処理方法によれば、第1の更新処理装置である装置1701は、ソフトウェアを更新する対象である装置1702を検索し、特定の装置1702のソフトウェアを更新し、第2の更新処理装置に対してグループを割り当てる。また、第2の更新処理装置である装置1702は、割り当てられたグループに属する他の装置1702に対して、第1の更新処理装置と同様のソフトウェア更新処理を実行する。
このため、本実施形態におけるソフトウェア更新方法によれば、第1の更新処理装置(第1の更新処理装置として機能する第2の更新処理装置を含む)は、常に特定の最大更新対象数以下の装置1702に対してソフトウェアの更新処理を実行する。よって、特定の更新処理装置に対して装置1702の更新処理に関する負荷が集中することが無い。また、本実施形態におけるソフトウェア更新方法によれば、ソフトウェア更新の対象である装置1702を動的にグループ化可能である。
このような処理によって、本実施形態におけるソフトウェア更新方法によれば、通信ネットワークに接続された複数の装置に搭載されるソフトウェアを更新する場合に、更新データの配布元や更新処理の実行元である第1及び第2の更新処理装置における処理負荷を低減し、更新処理に要する時間を短縮可能である、という効果を奏する。
<ハードウェア構成>
以下、上記説明した各実施形態を実現可能なハードウェア構成について説明する。
上記各実施形態において説明した装置101及び装置102は、それぞれの機能を実現する専用のハードウェア装置により構成してもよい。その場合、図2に示した各部は、一部または全部を統合したハードウェア(処理ロジックを実装した集積回路等)として実現してもよい。
また、上述した装置101及び装置102は、図18に例示するようなハードウェアと、係るハードウェアによって実行される各種ソフトウェアプログラム(コンピュータ・プログラム)とによって構成してもよい。
図18における演算装置1801は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置1801は、例えば後述する不揮発性記憶装置1803に記憶された各種ソフトウェアプログラムを記憶装置1802に読み出し、係るソフトウェアプログラムに従って処理を実行してもよい。
記憶装置1802は、演算装置1801から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、ソフトウェアプログラムや各種データ等を記憶する。なお、記憶装置1802は、揮発性のメモリ装置であってもよい。
不揮発性記憶装置1803は、例えば磁気ディスクドライブや、フラッシュメモリによる半導体記憶装置のような、不揮発性の記憶装置であり、各種ソフトウェアプログラムやデータ等を記録してもよい。
ネットワークインタフェース1806は、通信ネットワークに接続するインタフェース装置であり、例えば有線及び無線のLAN(Local Area Network)接続用インタフェース装置等を採用してもよい。
外部記憶装置1804は、例えば、後述する外部記憶媒体1805に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
外部記録媒体1805は、例えば光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
入出力インタフェース1807は、外部入力装置(例えばキーボードやマウス等)及び外部出力装置(例えばディスプレイ装置やプリンタ等)との間の入出力を制御する装置である。
上述した各実施形態を例に説明した本発明は、例えば、図18に例示したハードウェアにより上記装置101あるいは装置102を構成し、係る装置に対して、各実施形態の説明において参照したフローチャートの機能を実現可能なソフトウェアプログラムを供給した後、そのソフトウェアプログラムを、演算装置1801が実行することによって達成されてもよい。
上述した各実施形態において、図2に示した各部は、上述したハードウェアにより実行される、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位である、ソフトウェアモジュールとして実現することができる。但し、これらの図面に示した各ソフトウェアモジュールの区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。
例えば、図2示した各部をソフトウェアモジュールとして実現する場合、これらのソフトウェアモジュールを不揮発性記憶装置1803に記憶しておき、演算装置1801がそれぞれの処理を実行する際に、これらのソフトウェアモジュールを記憶装置1802に読み出すよう構成してもよい。また、これらのソフトウェアモジュール間は、共有メモリやプロセス間通信等の適宜の方法により、相互に各種データを伝達できるように構成してもよい。
更に、上記各ソフトウェアプログラムを外部記憶媒体1805に記録しておき、上記通信装置等の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜外部記憶装置1804を通じて当該ソフトウェアプログラムを不揮発性メモリ1803に格納するよう構成してもよい。
図2及び図18を参照して、制御部101aをソフトウェアプログラムにより実現する場合、上述したように、係る制御部101aの機能を実現したソフトウェアプログラムを記憶装置1802に読み込み、演算装置1801が係るソフトウェアプログラムを実行するよう制御してもよい。
通信部101bをソフトウェアプログラムにより実現する場合、上記演算装置1801は、係るソフトウェアプログラムの実行に際して、例えば、装置101と装置102との間で各種データの送受信等が発生するたびに、ネットワークインタフェース1806を制御して係るデータを通信ネットワーク103に対して送受信してもよい。
外部媒体受領部101dをソフトウェアプログラムにより実現する場合、上記演算装置1801は、係るソフトウェアプログラムの実行に際して、例えば、外部記憶装置1804を制御して、外部記憶媒体1805に記録された更新データを読み込んでもよい。
UI部101cをソフトウェアプログラムにより実現する場合、上記演算装置1801は、係るソフトウェアプログラムの実行に際して、例えば、入出力インタフェース1807を制御して、図示しないユーザまたは管理者との間の操作や表示の入出力を実行してもよい。
また、前記の場合において、上記装置101及び装置102へのソフトウェアプログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは出荷後のメンテナンス段階等において、適当な治具を利用して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るソフトウェアプログラムを構成するコード、あるいは係るコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
以上、本発明を、上述した模範的な実施形態に適用した例として説明した。しかしながら、本発明の技術的範囲は、上述した各実施形態に記載した範囲には限定されない。当業者には、係る実施形態に対して多様な変更または改良を加えることが可能であることは明らかである。そのような場合、係る変更または改良を加えた新たな実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得る。そしてこのことは、特許請求の範囲に記載した事項から明らかである。
なお、上述した実施形態及びその変形例の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうる。しかしながら、上述した実施形態及びその変形例により例示的に説明した本発明は、以下には限られない。
(付記1)
通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置が、
ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知し、
前記第2の更新処理装置が、
前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、
当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、
前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
ことを特徴とする、ソフトウェアの更新方法。
(付記2)
通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置が、
ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、
当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知し、
前記第2の更新処理装置が、
前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、
当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、
前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
ことを特徴とする、ソフトウェアの更新方法。
(付記3)
前記第1の更新処理装置が、前記ソフトウェアの更新に際して、
前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を前記所定数以下の台数となるように割り当てたグループを形成する、
ことを特徴とする、付記1または付記2に記載のソフトウェアの更新方法。
(付記4)
前記第1の更新処理装置が、前記ソフトウェアの更新の後一定時間が経過した際に、
前記少なくとも1台以上の装置のうち、ソフトウェアの更新が可能な装置を再度特定し、
当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が必要な装置が存在するか否かを判定し、
当該判定の結果、ソフトウェアの更新が必要と判定された装置に対するソフトウェアを更新する、
ことを特徴とする、付記1乃至付記3の何れかに記載のソフトウェアの更新方法。
(付記5)
前記第1の更新処理装置が、
前記特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、
当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とすると共に、
前記特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とする、
ことを特徴とする、付記2に記載のソフトウェアの更新方法。
(付記6)
通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続される通信手段と、
前記通信手段を用いて装置を検索することにより、ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、
当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知する制御手段と、
を有することを特徴とする、ソフトウェア更新装置。
(付記7)
自装置が、前記第2の更新処理装置である場合において、
前記通信手段は、
他の前記ソフトウェア更新装置からの前記通知を受信し、
前記制御手段は、
前記通知に基づいて、ソフトウェアの更新が可能な前記他の装置を特定し、
当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
ことを特徴とする、付記6に記載のソフトウェア更新装置。
(付記8)
前記制御手段は、
特定のネットワーク範囲に対して前記装置を検索し、
当該検索結果に基づいて、ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定する、
ことを特徴とする、付記6または付記7の何れか記載のソフトウェア更新装置。
(付記9)
前記制御手段は、ソフトウェアの更新が可能な前記装置に対して、当該ソフトウェアの更新に必要な更新情報を提供する、
ことを特徴とする、付記6乃至付記8に記載のソフトウェア更新装置。
(付記10)
通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置として機能するコンピュータに、
ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定する処理と、
当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定する処理と、
当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とする処理と、
前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外に、ソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知するする処理と、
を実行させることを特徴とする、ソフトウェア更新プログラム。
(付記11)
前記第2の更新処理装置として機能するコンピュータに、
前記第1の更新処理装置からの前記通知を受信する処理と、
前記通知に基づいて、ソフトウェアの更新が可能な前記他の装置を特定する処理と、
当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する処理と、
を実行させることを特徴とする、付記10に記載のソフトウェア更新プログラム。
(付記12)
通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続され、
ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、
当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知する、
第1の更新処理装置と、
前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、
当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、
前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
第2の更新処理装置と、
を有することを特徴とする、ソフトウェアの更新システム。
本発明は、通信ネットワークに接続された、複数の装置(電子機器や情報処理装置等)に搭載されたソフトウェアを更新する技術として、係る装置の管理システム等に適応できる。
101 装置
101a 制御部
101b 通信部
101c UI部
101d 外部媒体受領部
102 装置
103 通信ネットワーク
104 配信装置
105 更新指示装置
1701 装置
1702 装置
1703 通信ネットワーク
1801 演算装置
1802 記憶装置
1803 不揮発性記憶装置
1804 外部記憶装置
1805 記憶媒体
1806 ネットワークインタフェース
1807 入出力インタフェース

Claims (10)

  1. 通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置が、
    ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
    当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
    前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知し、
    前記第2の更新処理装置が、
    前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、
    当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、
    前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
    ことを特徴とする、ソフトウェアの更新方法。
  2. 通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置が、
    ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
    当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、
    当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
    当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
    当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
    前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知し、
    前記第2の更新処理装置が、
    前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、
    当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、
    前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
    ことを特徴とする、ソフトウェアの更新方法。
  3. 前記第1の更新処理装置が、前記ソフトウェアの更新に際して、
    前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を前記所定数以下の台数となるように割り当てたグループを形成する、
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のソフトウェアの更新方法。
  4. 前記第1の更新処理装置が、前記ソフトウェアの更新の後一定時間が経過した際に、
    前記少なくとも1台以上の装置のうち、ソフトウェアの更新が可能な装置を再度特定し、
    当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が必要な装置が存在するか否かを判定し、
    当該判定の結果、ソフトウェアの更新が必要と判定された装置に対するソフトウェアを更新する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のソフトウェアの更新方法。
  5. 通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続される通信手段と、
    前記通信手段を用いて装置を検索することにより、ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
    当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、
    当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
    当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
    当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
    前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知する制御手段と、
    を有することを特徴とする、ソフトウェア更新装置。
  6. 自装置が、前記第2の更新処理装置である場合において、
    前記通信手段は、
    他の前記ソフトウェア更新装置からの前記通知を受信し、
    前記制御手段は、
    前記通知に基づいて、ソフトウェアの更新が可能な前記他の装置を特定し、
    当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
    ことを特徴とする、請求項5に記載のソフトウェア更新装置。
  7. 前記制御手段は、ソフトウェアの更新が可能な前記装置に対して、当該ソフトウェアの更新に必要な更新情報を提供する、
    ことを特徴とする、請求項5または請求億6に記載のソフトウェア更新装置。
  8. 通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続された第1の更新処理装置として機能するコンピュータに、
    ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定する処理と、
    当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定する処理と、
    当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
    当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
    当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とする処理と、
    前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外に、ソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知するする処理と、
    を実行させることを特徴とする、ソフトウェア更新プログラム。
  9. 前記第2の更新処理装置として機能するコンピュータに、
    前記第1の更新処理装置からの前記通知を受信する処理と、
    前記通知に基づいて、ソフトウェアの更新が可能な前記他の装置を特定する処理と、
    当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する処理と、
    を実行させることを特徴とする、請求項8に記載のソフトウェア更新プログラム。
  10. 通信回線を介して少なくとも1台以上の装置と通信可能に接続され、
    ソフトウェアの更新が可能な前記装置を特定し、
    当該特定した装置のうち、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在するか否かを判定し、
    当該判定の結果、少なくとも1以上の装置について、ソフトウェアの更新を不要と判定した場合には、当該装置を第2の更新処理装置とする一方、
    当該判定の結果、ソフトウェアの更新が不要な装置が存在しないと判定した場合には、
    当該特定した装置のうち、所定数以下の装置に対して、当該装置のソフトウェアを更新することによって第2の更新処理装置とし、
    前記少なくとも1台以上の装置のうち、前記第2の更新処理装置以外にソフトウェアの更新が必要な他の装置が存在する場合には、前記第2の更新処理装置に対して、前記他の装置を割り当てることによってグループを形成すると共に、当該グループに属する前記他の装置に関する情報を通知する、
    第1の更新処理装置と、
    前記第1の更新処理装置からの通知を受信し、
    当該通知に基づいてソフトウェアを更新する対象である前記他の装置を特定し、
    前記第1の更新処理装置として、当該特定した前記他の装置のソフトウェアを更新する、
    第2の更新処理装置と、
    を有することを特徴とする、ソフトウェアの更新システム。
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