JP7473140B1 - ごみ収集状況管理システム - Google Patents

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晋一 神野
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大五産業株式会社
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Abstract

【課題】複数のごみ集積所が近隣に存在している場合であっても、正確なごみ収集状況データを得ることができるごみ収集状況管理システムを提供する。【解決手段】携帯端末1と管理サーバ2とを通信回線NWを介して接続して運用されるごみ収集状況管理システムであって、管理サーバ2は、予め登録されるごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報とを関連付けたごみ集積所リスト40を記憶する記憶手段2bと、ごみ集積所リスト40に登録されたごみ集積所のうち、携帯端末1によって取得された位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補として選択するごみ集積所候補選択手段23と、ごみ集積所候補を携帯端末1に送信する送信手段21と、ごみ集積所候補のうち、携帯端末1の操作によって選択されたごみ集積所と、ごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データ50を生成するデータ生成手段24とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ごみ集積所に立ち寄った作業員が操作する位置情報を取得可能な携帯端末と、ごみ集積所に関する情報を管理する管理サーバとを通信回線を介して接続して運用されるごみ収集状況管理システムに関する。
一般的に、可燃ごみ、及び不燃ごみ等は、ごみ集積所に集積された後、ごみ収集車両によって収集され、焼却施設等に搬送される。このような、ごみ集積所のごみがごみ収集車両によって収集されたか否かを管理するため、廃棄物収集管理システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載される廃棄物収集管理システムは、廃棄物の集積所に設置されたICタグから立寄り情報を取得するハンディターミナルと、ハンディターミナルの取得情報を情報管理センターへと送信するパケット通信端末とを備え、集積所に設置されたICタグからの立寄り情報に基づき、ごみ収集車両が収集した家庭系一般廃棄物への事業系廃棄物の混載可能性の有無を、リアルタイムで監視するように構成されている。
上記のような構成の廃棄物収集管理システムにおいては、家庭系一般廃棄物への事業系一般廃棄物の混載が排除できるとともに、ごみの収集忘れの防止、及び一般家庭側に対しごみ回収情報を開示することができる。
特開2008-15991号公報
ところが、特許文献1の廃棄物収集管理システムにおいて用いられる集積所に設置されたICタグが劣化すると、ハンディターミナルによりICタグが読み取れなくなる虞がある。なお、ICタグの代わりに、バーコードやQRコード(登録商標)等の二次元コードを用いた場合でも同様である。そこで、ごみ集積所の位置情報を利用することにより、廃棄物の収集状況を把握することも考えられるが、複数のごみ集積所が近隣に存在している場合、位置情報の誤差から、正確なごみ集積所が選択されず、誤った情報が反映される虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数のごみ集積所が近隣に存在している場合であっても、正確なごみ収集状況データを得ることができるごみ収集状況管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係るごみ収集状況管理システムの特徴構成は、
ごみ集積所に立ち寄った作業員が操作する位置情報を取得可能な携帯端末と、ごみ集積所に関する情報を管理する管理サーバとを通信回線を介して接続して運用されるごみ収集状況管理システムであって、
前記管理サーバは、
予め登録されるごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報とを関連付けたごみ集積所リストを記憶する記憶手段と、
前記ごみ集積所リストに登録されたごみ集積所のうち、前記携帯端末によって取得された位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補として選択するごみ集積所候補選択手段と、
前記ごみ集積所候補を前記携帯端末に送信する送信手段と、
前記ごみ集積所候補のうち、前記携帯端末の操作によって選択されたごみ集積所と、ごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データを生成するデータ生成手段と、
を備えることにある。
本構成のごみ収集状況管理システムによれば、ごみ集積所に立ち寄った作業員が操作する携帯端末で取得された位置情報が通信回線を介して管理サーバに送信されると、ごみ集積所リストに登録されたごみ集積所のうち、携帯端末によって取得された位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所がごみ集積所候補として選択される。そして、ごみ集積所候補が携帯端末に送信され、ごみ集積所候補のうち、携帯端末の操作によって選択されたごみ集積所と、ごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データが生成される。こうして、管理サーバから送信されたごみ集積所候補のうちから、最終的に作業員が携帯端末の操作によって選択したごみ集積所と、ごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データが生成されるので、複数のごみ集積所が近隣に存在している場合であっても、正確なごみ収集状況データを得ることができる。
本発明に係るごみ収集状況管理システムにおいて、
前記所定範囲を調節する調節手段をさらに備えることが好ましい。
本構成のごみ収集状況管理システムによれば、例えば、所定範囲内にごみ集積所が存在しない場合、その範囲を広げる又は変更することで当該範囲内にごみ集積所が含まれるようになり、新たに含まれたごみ集積所をごみ集積所候補として選択することができるようになる。また、所定範囲内にごみ集積所が密集している場合、その範囲を狭めることで当該範囲内に存在するごみ集積所の数が絞られるため、ごみ集積所候補を選択することが容易になる。
本発明に係るごみ収集状況管理システムにおいて、
前記ごみ集積所リストは、ごみ集積所の位置情報とともに画像、集積所名、及び住所のうち少なくとも一つが関連付けられており、
前記送信手段は、前記ごみ集積所候補の画像、集積所名、及び住所のうち少なくとも一つを前記携帯端末に送信することが好ましい。
本構成のごみ収集状況管理システムによれば、作業員は、携帯端末に送信されたごみ集積所候補の画像、集積所名、及び住所のうち少なくとも一つを確認してごみ集積所を選択するため、ごみ集積所候補から作業済みのごみ集積所を容易に選択することができる。
本発明に係るごみ収集状況管理システムにおいて、
前記携帯端末は、
前記ごみ集積所リストに登録するごみ集積所の画像を取得する画像取得手段と、
前記ごみ集積所リストに登録するごみ集積所の集積所名を入力する入力手段と、
前記ごみ集積所の画像と、前記ごみ集積所の集積所名とを前記管理サーバに送信する携帯端末送信手段と、
を備え、
前記管理サーバは、
ごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報、画像、集積所名、及び住所のうち少なくとも一つとを関連付けて前記ごみ集積所リストに登録する登録手段をさらに備え、
前記ごみ集積所の位置情報は、前記画像取得手段によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報であり、
前記ごみ集積所の住所は、前記画像取得手段によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報を変換したものであることが好ましい。
本構成のごみ収集状況管理システムによれば、例えば、ごみ集積所が新しくできた場合において、新たに登録するごみ集積所の画像を取得し、集積所名を入力するという簡単な操作で新しいごみ集積所を登録することができる。また、画像取得手段によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報に基づいて、位置情報及び住所がごみ集積所リストに登録されるため、ごみ集積所リストの精度及び信頼性が向上する。
本発明に係るごみ収集状況管理システムにおいて、
前記ごみ収集状況データを表示する表示装置をさらに備えることが好ましい。
本構成のごみ収集状況管理システムによれば、表示装置は、ごみ収集状況データを表示するため、ごみの収集状況を視認できるとともに、容易に共有することができる。
本発明に係るごみ収集状況管理システムにおいて、
前記表示装置は、ごみ収集本部、自治体管理者、又は行政管理者が確認可能な場所に設置されることが好ましい。
本構成のごみ収集状況管理システムによれば、表示装置は、ごみ収集本部、自治体管理者、又は行政管理者が確認可能な場所に設置されるため、ごみの収集状況を関係部署が容易に確認することができ、住民等からの問い合わせに対して適切に対応することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システムの全体構成図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システムの機能ブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システムにおけるごみ集積所候補の選択の概念図である。 図4は、ごみ集積所リストの一例を示す図である。 図5は、表示装置に表示される画像の一例を示す図であり、(a)は全体情報、(b)は詳細情報を示す。 図6は、携帯端末の表示画面の一例を示す図であり、(a)は条件設定画面、(b)はごみ集積所候補選択画面、(c)は確認画面、(d)は履歴画面を示す。 図7は、新規のごみ集積所の登録画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システムにおいて実施されるごみ収集状況管理の手順を示すフローチャートである。 図9は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システムにおいて実施される新規のごみ集積所の登録手順を示すフローチャートである。
以下、本発明のごみ収集状況管理システムについて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図しない。なお、本明細書において、「ごみ集積所」とは、文字通りに、ごみ集積所そのものを示す場合と、ごみ集積所に関する情報(データ)を示す場合との両方を含む。「ごみ集積所リスト」、「ごみ集積所候補」、「画像」、「集積所名」、及び「住所」についても同様に、文字通りに、ごみ集積所リスト、ごみ集積所候補、画像、集積所名、及び住所そのものを示す場合と、ごみ集積所リスト、ごみ集積所候補、画像、集積所名、及び住所に関する情報(データ)を示す場合との両方を含む。
<全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システム100の全体構成図である。図1に示すように、ごみ収集状況管理システム100は、ごみ集積所に立ち寄った作業員が操作する位置情報を取得可能な携帯端末1と、ごみ集積所に関する情報を管理する管理サーバ2と、任意の構成である表示装置3とを備え、これら携帯端末1、管理サーバ2、及び表示装置3を、公衆通信回線(インターネット等)NWを介して接続して運用することにより、ごみ集積所のごみがごみ収集車両によって収集されたか否かを管理するように構成されている。
図2は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システム100の機能ブロック図である。図1、及び図2を用いて、携帯端末1、管理サーバ2、及び表示装置3のそれぞれの機能等について説明する。
<携帯端末>
図2に示す携帯端末1は、通信部1a、及び処理部1cを有している。携帯端末1としては、例えば、タッチパネル操作式のタブレット型コンピュータ、スマートウォッチ、及びスマートフォン等の移動体通信端末が挙げられる。携帯端末1においては、メモリに格納されているプログラムをCPUが読み込んで実行することにより、通信部1a、及び処理部1cのそれぞれの機能が発揮される。
通信部1aは、送信手段11、及び受信手段12を有し、図1に示すように、公衆通信回線NWを介して管理サーバ2と通信する。送信手段11は、携帯端末1の位置情報、及びごみ集積所の画像等を管理サーバ2に送信する。受信手段12は、管理サーバ2から送信された後述するごみ集積所候補を受信する。通信部1aは、例えば、LTE若しくは5G等の通信規格(セルラー方式)に準拠した通信モジュールで構成される。
処理部1cは、位置情報取得手段13、表示手段14、調節手段15、画像取得手段16、及び入力手段17を有している。
[位置情報取得手段]
位置情報取得手段13は、例えば、GPSセンサを利用した測位によって携帯端末1の位置情報を取得する。本実施形態では、携帯端末1の所定の操作により、携帯端末1の位置情報が取得され、取得された位置情報が送信手段11により管理サーバ2へと送信される。なお、位置情報取得手段13にて携帯端末1の位置情報を一定時間ごとに自動で取得して管理サーバ2に送信するように構成してもよい。
[表示手段]
表示手段14は、管理サーバ2における後述するごみ集積所候補選択手段23によって選択されたごみ集積所候補等を表示するディスプレイである。ごみ集積所候補の画像や集積所名等を含む集積所の情報を表示手段14に表示させることにより、作業員が容易に集積所を選択することができる。管理サーバ2から送信された、後述するごみ集積所候補のうちから、作業員が携帯端末1の操作によってごみ集積所を選択するため、複数のごみ集積所が近隣に存在している場合であっても、正確なごみ集積所を選択することができ、正しい情報を反映することができる。なお、表示手段14において、ごみ集積所候補は、所望の順に並び替えられて表示することができる。例えば、作業員が現在居る場所から近い順に並べ替えたり、五十音順(又はアルファベット順)に並べ替えたりすることができる。
[調節手段]
調節手段15は、後述するごみ集積所候補選択手段23において、当該携帯端末1の位置情報から特定される位置を基準とする所定範囲を調節する。調節手段15は、作業員が自由に所定範囲を設定できるような構成であることが好ましい。携帯端末1において、調節手段15を備える構成を採用することにより、例えば、所定範囲内にごみ集積所が存在しない場合、その範囲を広げる又は変更することで当該範囲内にごみ集積所が含まれるようになり、新たに含まれたごみ集積所をごみ集積所候補として選択することができるようになる。一方、ごみ集積所が密集しているエリアでは、あらかじめ作業員が所定範囲を狭めることで、当該範囲内に存在するごみ集積所の数を絞ることができる。調節手段15により作業員が設定した所定範囲は、携帯端末1の位置情報とともに通信部1aにより管理サーバ2に送信される。
[画像取得手段]
画像取得手段16は、ごみ集積所リスト40に登録するごみ集積所等の画像を取得するカメラである。例えば、ごみ集積所を新しく登録する場合、作業員は、新規登録予定のごみ集積所に立ち寄り、携帯端末1のカメラでごみ集積所の画像を取得する。作業員により取得されるごみ集積所の画像は、必ずしもごみ集積所の全体が写ってなくてもよいが、ごみ集積所の位置を正確に取得するため、ごみ集積所からの離間距離が4m以内の位置で画像を取得することが好ましい。ごみ集積所からの離間距離が4m以内の位置で画像を取得することにより、画像取得手段16によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)に基づいて、ごみ集積所の位置情報及び住所を後述する登録手段26においてごみ集積所リスト40に登録するときに、ごみ集積所の正確な情報を登録することができる。
[入力手段]
入力手段17は、ごみ集積所リスト40に登録する集積所名等を入力するタッチパネル等である。集積所名は、名称、及び任意の数字のコードを含むものであり、集積所名の入力は、例えば、ディスプレイ(表示手段14)に表示された操作画面上のキーボード、及びプルダウン等により、ごみ集積所リスト40に登録するごみ集積所の集積所名等を入力可能に構成されている。入力手段17により、作業員が集積所名を入力することで、ごみ集積所の識別が容易になる。なお、入力手段17により集積所名が入力されない場合、自動で集積所名を割り当てるように構成してもよい。
<管理サーバ>
図2に示す管理サーバ2は、CPU、メモリ、ストレージ等を具備するコンピュータを主体に構成されており、通信部2a、記憶部2b、及び処理部2cを有している。管理サーバ2においては、メモリに格納されているプログラムをCPUが読み込んで実行することにより、通信部2a、記憶部2b、及び処理部2cのそれぞれの機能が発揮される。管理サーバ2は、クラウドサーバであることが好ましいが、ごみ収集状況管理システム100を運用する自治体や企業のオフィスに設置してもよい。
通信部2aは、送信手段21、及び受信手段22を有し、図1に示すように、公衆通信回線NWを介して携帯端末1、及び表示装置3と通信する。送信手段21は、後述するごみ集積所候補を携帯端末1に送信する。受信手段22は、携帯端末1から送信された当該携帯端末1の位置情報等を受信する。通信部2aは、例えば、有線LANモジュール、無線LANモジュール、又は、LTE若しくは5G等の通信規格(セルラー方式)に準拠した通信モジュールで構成される。
<記憶手段>
記憶部2bは、コンピュータにおけるストレージであり、各種データを記憶し保存する記憶手段として機能する。記憶部2bには、予め登録されるごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報とを関連付けたごみ集積所リスト40が記憶されており、必要に応じて読み出される。また、記憶部2bには、後述するデータ生成手段24によって生成されたごみ収集状況データ50が記憶されている。さらに、記憶部2bには、携帯端末1から送信された当該携帯端末1の位置情報とともに、送信された日時と、携帯端末1の端末名とが記憶されていてもよく、これらの情報を記憶しておくことで、後日、携帯端末1の位置情報を地図上に表示し、携帯端末1ごとの収集履歴を見返すことができる。
処理部2cは、ごみ集積所候補選択手段23、及びデータ生成手段24を有する。また、処理部2cは、調節手段25、登録手段26、住所変換手段27、及び画像生成手段28を有することが好ましい。
[ごみ集積所候補選択手段]
ごみ集積所候補選択手段23は、記憶部2bに記憶されているごみ集積所リスト40に登録されたごみ集積所のうち、携帯端末1における位置情報取得手段13によって取得された携帯端末1の位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補として選択する。ごみ集積所候補選択手段23は、例えば、選択する範囲を地球の丸みを考慮して補正する機能を有してもよい。このような補正機能を有することにより、携帯端末1の位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補としてより正確に選択することができる。なお、ごみ集積所候補としては、携帯端末1の位置情報から特定される位置から近いものが1~10箇所選択されることが好ましい。選択されるごみ集積所候補の数が上記の範囲内であれば、作業員がごみ集積所候補から作業済み(ごみ収集済み)のごみ集積所を容易に選択することができる。
[データ生成手段]
データ生成手段24は、ごみ集積所候補選択手段23によって選択されたごみ集積所候補のうち、携帯端末1の操作によって選択されたごみ集積所と、ごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データ50を生成する。ごみ収集状況とは、ごみの収集が未だ完了していないことを示す「ごみ未収集」と、ごみが収集されたことを示す「ごみ収集済」とを含むものあり、ごみ収集状況データ50は、ごみ収集日当日において、ごみ集積所リスト40に登録されている全てのごみ集積所のごみ収集状況が「ごみ未収集」である初期状態からデータの作成が開始される。データ生成手段24は、ごみ集積所候補選択手段23によって選択されたごみ集積所候補のうち、携帯端末1の操作によって選択されたごみ集積所と、「ごみ収集済」とのごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データ50を生成する。生成されたごみ収集状況データ50は、記憶部2bに記憶される。
[調節手段]
調節手段25は、ごみ集積所候補選択手段23において、携帯端末1の位置情報から特定される位置を基準とする所定範囲を調節する。所定範囲内にごみ集積所が存在しない場合、調節手段25によってその所定範囲を広げる又は変更することで当該所定範囲内にごみ集積所が含まれるようになり、新たに含まれたごみ集積所をごみ集積所候補として選択することができるようになる。また、所定範囲内にごみ集積所が密集している場合、その所定範囲を狭めることで当該範囲内に存在するごみ集積所の数が絞られるため、ごみ集積所候補を選択することが容易になる。なお、調節手段25は、所定範囲内にごみ集積所が存在するまで自動で連続的に所定範囲を調節するように構成してもよい。このように構成することにより、作業員等による所定範囲を調節する操作を省略することができるとともに、ごみ集積所候補を確実に選択することができる。なお、本実施形態のごみ収集状況管理システム100では、携帯端末1において調節手段15を設け、管理サーバ2において調節手段25を設ける構成とされているが、調節手段15及び調節手段25の何れか一方のみを設ける構成を採用してもよい。
[登録手段]
登録手段26は、ごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報、画像、集積所名、及び住所のうち少なくとも一つとを関連付けて記憶部2bのごみ集積所リスト40に登録する。ごみ集積所の画像には、撮影時の位置情報、日時、レンズ情報、及び傾き等のEXIF情報が関連付けられている。登録手段26により登録されるごみ集積所の位置情報は、携帯端末1における画像取得手段16によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)であることが好ましい。また、登録手段26により登録される住所は、ごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)が住所変換手段27により変換されたものであることが好ましい。このように、ごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)に基づいて、ごみ集積所の位置情報及び住所がごみ集積所リスト40に登録されるため、ごみ集積所リスト40の精度及び信頼性が向上する。なお、ごみ集積所の画像に付される位置情報(緯度経度)は、画像取得手段16によって取得されたごみ集積所の画像を送信手段11により管理サーバ2へと送信する際に、携帯端末1の位置情報を取得し、この位置情報をごみ集積所の画像に付された位置情報の代わりに使用して、ごみ集積所の画像と関連付けてもよい。
[住所変換手段]
住所変換手段27は、位置情報(緯度経度)を住所に変換するものであり、例えば、住所変換エンジンを使用してごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)を基に逆ジオコーディングを行い、対応する住所に変換する。これにより、郵便番号、都道府県名、市区町村名、街区名等の住所を取得することができる。住所変換エンジンとしては、例えば、国土交通省の位置参照情報ダウンロードサービス、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の逆ジオコーディングサービス、Google社のGoogleMapsAPI、及びYahoo社のローカルサーチAPI等の公知のサービスを採用することができる。こうして、ごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)に基づいて、住所を取得するようにされているため、ごみ集積所の正確な住所をごみ集積所リスト40に登録することができる。
[画像生成手段]
画像生成手段28は、データ生成手段24によって生成されたごみ収集状況データ50に基づいて、例えば、一日ごとに、任意のエリアにおけるごみ集積所のうち、何件が収集済みであるかを示すデータを、表示装置3に表示させるための画像を生成する。生成される画像は、任意のエリアの一日ごとのデータをリアルタイムで表すものであることが好ましい。生成された画像は、通信部2aから表示装置3へと送信される。
<表示装置>
表示装置3は、画像生成手段28によって生成された画像(図5参照)を表示するものであり、通信部3aと、表示手段32とを有することが好ましい。通信部3aは、受信手段31を備え、受信手段31は、管理サーバ2における画像生成手段28によって生成された画像を受信する。表示手段32は、受信手段31によって受信した、画像生成手段28によって生成された画像を表示するディスプレイである。表示手段32によりごみ収集状況データ50の画像が表示されることで、ごみの収集状況を視認できるとともに、容易に共有することができる。
表示装置3は、ごみ収集本部、自治体管理者、又は行政管理者が確認可能な場所に設置されることが好ましい。表示装置3は、ごみ収集本部、自治体管理者、又は行政管理者が確認可能な場所に設置されるため、ごみの収集状況を関係部署が容易に確認することができ、住民等からの問い合わせに対して適切に対応することができる。
<ごみ集積所候補の選択>
図3は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システムにおけるごみ集積所候補の選択の概念図である。ごみ集積所候補選択手段23は、記憶部2bに記憶されているごみ集積所リスト40に登録されたごみ集積所のうち、携帯端末1における位置情報取得手段13によって取得された携帯端末1の位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補として選択する。図3に示す例では、集積所リスト40には、ある収集エリアにおいて、ごみ集積所60a~60iが登録されている。まず、ごみ集積所候補選択手段23は、携帯端末1の位置情報から特定される位置Pを中心とし、携帯端末1における調節手段15により設定された距離を半径とした仮想の探知円Aの内側にごみ集積所が存在するか否かを判断する。図3に示す例では、探知円Aの内側にごみ集積所が存在しない。このため、管理サーバ2における調節手段25は、探知円Aの半径をごみ集積所が内包されるまで拡大した仮想の探知円Bを設定する。図3に示す例では、探知円Bの内側にごみ集積所60a~60eが存在する。このため、ごみ集積所候補選択手段23は、ごみ集積所60a~60eをごみ集積所候補60として選択する。
<集積所リスト>
図4は、ごみ集積所リスト40の一例を示す図である。ごみ集積所リスト40は、ごみ集積所と少なくとも当該ごみ集積所の位置情報41とを関連付けたものである。図4に示すごみ集積所リスト40の例では、ごみ集積所の位置情報41とともに画像42、集積所名43、住所44、及び登録情報45が関連付けられている。また、図4に示すごみ集積所リスト40の例では、集積所名43として、コード43a、及び名称43bが登録され、登録情報45として、登録日、及び登録者が登録されている。ごみ集積所リスト40は、管理サーバ2における登録手段26によって登録される。登録されたごみ集積所の位置情報41、画像42、集積所名43、及び住所44は、後から編集できるように構成することが好ましい。ごみ集積所リスト40に登録された情報を後から編集できるように構成することにより、ごみ集積所の位置情報41の誤差、作業員の入力ミス、及びごみ集積所の場所変更があった場合でも、修正が可能となるため、ごみ集積所リスト40の精度及び信頼性が向上する。ごみ集積所リスト40は、ごみ集積所の位置情報41により、各ごみ集積所の情報を抽出できるものであれば、任意のデータ構造とすることができる。
<表示装置に表示される画像>
図5は、表示装置3に表示される画像の一例を示す図であり、(a)は全体情報、(b)は詳細情報を示す。図5(a)に示すように、表示装置3に表示される全体情報の一例として、最後に読み込んだ3件を示すように構成してもよい。また、図5(a)に示す例では、コード43aの上2桁が地域ごとに割り当てられており、各地域の情報として、各地域におけるごみ集積所のうち、何件が収集済みであるかを示すように構成される。各地域の詳細情報を確認する場合は、図5(b)に示すように、ごみ集積所ごとの状況を示すように構成してもよい。図5(b)に示す例では、収集済みになったごみ集積所は、時間、及び端末が表示される。
<携帯端末の表示画面>
図6は、携帯端末1の表示画面の一例を示す図であり、(a)は条件設定画面、(b)はごみ集積所候補選択画面、(c)は確認画面、(d)は履歴画面を示す。図6(a)に示すように、携帯端末1における調節手段15の一例として、ディスプレイ(表示手段14)上に表示される摘まみを模擬した操作部71をスライドさせることにより、基準位置からの所定範囲を変更することができるように構成してもよい。また、その日の作業済み(ごみ収集済み)のごみ集積所を含むか含まないか等のその他の条件45を、作業員が所定範囲と共に設定できるように構成してもよい。本実施形態において、位置情報取得手段13は、所定範囲、及びその他の条件45を設定した後に、図6(a)に示す「集積所候補を取得」の操作ボタン72をタッチすることにより、携帯端末1の位置情報を取得するように構成されている。取得された位置情報、作業員が設定した所定範囲、及びその他の条件45は、送信手段11により管理サーバ2へと送信される。
図6(b)に示すように、携帯端末1における表示手段14は、管理サーバ2におけるごみ集積所候補選択手段23によって選択されたごみ集積所候補等を表示する。ごみ集積所候補のごみ集積所リスト40に登録されている画像42、集積所名43を表示手段14に表示させることにより、作業員が容易にごみ集積所を選択することができる。ここで、表示されたごみ集積所候補の中に、作業済み(ごみ収集済み)のごみ集積所がない場合は、図6(b)に示す「再度集積所候補を探す」の操作ボタン73を選択することで、図6(a)に示す条件設定画面に戻るように構成してもよい。また、図6(c)に示すように、表示手段14は、作業員が選択したごみ集積所に対し、集積所名43等を再度確認するポップアップ画面74を表示してもよく、作業員が選択したごみ集積所に対し再度確認することで、ごみ集積所の選択間違いを減らすことができる。さらに、図6(d)に示すように、表示手段14は、作業員が選択したごみ集積所の履歴を表示するようにしてもよい。
図7は、新規のごみ集積所の登録画面の一例を示す図である。ごみ集積所を新しく登録する際に、画像取得手段16により取得された、ごみ集積所リスト40に登録するごみ集積所等の画像42、並びに入力手段17により入力されたごみ集積所リスト40に登録する集積所名43として、コード43a、及び名称43bがディスプレイ(表示手段14)上に表示される。ディスプレイ(表示手段14)に表示された画像42、及び集積所名43を送信手段11により管理サーバ2へと送信する際は、図7に示す「登録」の操作ボタン75を選択する。なお、図7に示すように「座標取得」の操作ボタン76を設けて、操作ボタン76をタッチすることにより、携帯端末1の位置情報を取得するように構成してもよく、取得された位置情報を、画像42と共に、送信手段11により管理サーバ2へと送信し、ごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)として利用してもよい。また、操作ボタン75を選択した際にも同様に、携帯端末1の位置情報を取得し、取得された位置情報を、画像42と共に、送信手段11により管理サーバ2へと送信し、ごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)として利用してもよい。
<ごみ収集状況管理システムの動作>
図8は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システム100において実施されるごみ収集状況管理の手順を示すフローチャートである。図8を用いて、ごみ収集状況管理の手順について以下に説明する。図8中記号「S」は、ステップを意味する(図9においても同様)。また、図8のフローチャートに示す手順は、ごみ収集日当日において、ごみ収集状況データ50が初期状態、すなわち全てのごみ集積所のごみ収集状況が「ごみ未収集」である状態から開始され、少なくともごみ収集作業を行う時間帯において、所定のサイクルタイムで繰り返し実行される。
<S101~S103>
携帯端末1においては、ディスプレイ(表示手段14)に表示された操作画面に対し所定の操作を行うことにより、予め条件(例えば、調節手段15による所定範囲や、その日の作業済みのごみ集積所を含むか含まないか等の条件45)を設定しておく(S101)。ごみ収集日において、ごみ集積所に立ち寄った作業員が、携帯端末1の操作画面における、「集積所候補を取得」の操作ボタン72(図6(a)参照)を押すと、位置情報取得手段13は、携帯端末1の位置情報を取得する(S102)。そして、送信手段11は、ステップ101において設定された条件、及びステップS102において取得された位置情報を管理サーバ2へと送信する(S103)。
<S104~S107>
管理サーバ2において、受信手段22は、携帯端末1(送信手段11)から送信された条件、及び位置情報を受信する(S104)。次いで、ごみ集積所候補選択手段23は、記憶部2bに記憶されているごみ集積所リスト40に登録されたごみ集積所のうち、ステップS104において受信した位置情報から特定される位置を基準として所定範囲にごみ集積所が存在するか否かを判断し(S105)、存在する場合(S105において「YES」)、所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補として選択する(S106)。そして、送信手段21は、ステップS106において選択されたごみ集積所候補を携帯端末1へと送信する(S107)。
<S108~S111>
携帯端末1において、受信手段12は、ステップS107において管理サーバ2から送信されたごみ集積所候補を受信する(S108)。次いで、表示手段14は、ステップS108において受信したごみ集積所候補を操作画面上に表示する(S109)。ごみ集積所候補が表示された操作画面に対する作業員の所定の操作、例えば、操作画面上に表示された、図6(b)に示すごみ集積所候補のうちの1つのごみ集積所の画像42又は集積所名43をタッチする操作により、ごみ集積所候補の中から収集済みのごみ集積所が選択されると(S110)、送信手段11は、ステップS110において選択されたごみ集積所(収集済みごみ集積所)を、管理サーバ2へと送信する(S111)。
<S112~S113>
管理サーバ2において、受信手段22は、ステップS111において送信された収集済みごみ集積所を受信する(S112)。そして、データ生成手段24は、ステップS112において受信した収集済みごみ集積所、すなわちごみ集積所候補のうち、ステップS110において携帯端末1の操作によって選択されたごみ集積所が、収集作業を完了したごみ集積所であるとして、当該ごみ集積所に関する、ごみ収集状況データ50の初期状態においてごみの収集が未だ完了していないことを示す「ごみ未収集」とのごみ収集状況を、ごみが収集されたことを示す「ごみ収集済」とのごみ収集状況に切り替えて、ステップS112において受信したごみ収集済みごみ集積所と、「ごみ収集済」とのごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データ50を生成する(S113)。
本実施形態のごみ収集状況管理システム100においては、管理サーバ2から送信されたごみ集積所候補のうちから、最終的に作業員が携帯端末1の操作によって選択したごみ集積所と、「ごみ収集済」とのごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データ50が生成されるので、複数のごみ集積所が近隣に存在している場合であっても、正確なごみ収集状況データ50を得ることができる。その結果、ごみ集積所のごみがごみ収集車両によって収集されたか否かを正確に管理することができる。
なお、図8に示すフローチャートにおけるステップS105でのごみ集積所が存在するか否かの判断において、存在しない場合(S105において「NO」)、管理サーバ2における調節手段25は、ステップS104において受信した位置情報から特定される位置を基準とする所定範囲を、当該所定範囲にごみ集積所が存在するようになるまで広げる。すなわち、図3において、探知円Aで囲まれる領域を探知円Bで囲まれる領域まで拡大する(S114)。こうして、所定範囲内にごみ集積所が含まれるようになり、含まれたごみ集積所(図3におけるごみ集積所60a~60e)をごみ集積所候補として選択することができるようになる。なお、ステップS104において受信した位置情報から特定される位置を基準とする所定範囲内にごみ集積所が密集している場合、すなわち所定範囲内に存在するごみ集積所の数が、「ごみ集積所が密集」であるとして予め設定された上限値以上の場合、管理サーバ2における調節手段25は、図3において、探知円Cで囲まれる領域を探知円Bで囲まれる領域まで縮小するような所定範囲を狭める処理を行うことが好ましい。こうすることにより、当該範囲内に存在するごみ集積所の数が絞られるため、ごみ集積所候補を選択することが容易になる。
図9は、本発明の一実施形態に係るごみ収集状況管理システム100において実施される新規のごみ集積所の登録手順を示すフローチャートである。
<S121~S123>
ごみ集積所を新しく登録する際に、作業員が新規登録予定のごみ集積所に立ち寄り、携帯端末1のカメラ(画像取得手段16)でごみ集積所を撮影すると、画像取得手段16は、新規登録予定のごみ集積所の画像42を取得する(S121)。次いで、ディスプレイ(表示手段14)に表示された操作画面上のキーボード等に対する作業員の所定の入力により、ごみ集積所リスト40に新しく登録するごみ集積所のごみ集積所名43を入力する(S122)。携帯端末1の操作画面における、図7に示す「登録」の操作ボタン75を押すと、送信手段11は、ステップ121において取得した画像42、及びステップS122において入力されたごみ集積所名43を管理サーバ2へと送信する(S123)。
<S124~S126>
管理サーバ2において、受信手段22は、携帯端末1(送信手段11)から送信された画像、及びごみ集積所名を受信する(S124)。次いで、住所変換手段27は、ステップ124において受信した画像に付された位置情報(緯度経度)を住所に変換する(S125)。そして、登録手段26は、ステップS124において受信した画像、当該画像に付された位置情報(緯度経度)、及びごみ集積所名、並びにステップS125において変換された住所を、ごみ集積所リスト40に登録し更新する(S126)。なお、ステップ125、及びステップ126を実行する際に用いる画像に付された位置情報(緯度経度)として、画像に関連付けられたEXIF情報に含まれる位置情報や、ステップ123を実行する際に取得される携帯端末1の位置情報を用いてもよい。
本実施形態のごみ収集状況管理システム100においては、ごみ集積所が新設された場合、携帯端末1を用いて、新たに登録するごみ集積所の画像を撮影し、集積所名を入力するといった簡単な操作で新しいごみ集積所を登録することができる。しかも、ごみ集積所の画像に付された位置情報(緯度経度)に基づいて、位置情報及び住所がごみ集積所リスト40に登録されるため、ごみ集積所リスト40の精度及び信頼性が向上する。
本発明のごみ収集状況管理システムは、主に一般家庭ごみの収集状況を管理するために利用することを想定したものであるが、産業廃棄物等の他のごみの収集状況の管理にも利用可能である。
1 携帯端末
2 管理サーバ
2b 記憶部(記憶手段)
3 表示装置
11 送信手段(携帯端末送信手段)
15 調節手段
16 画像取得手段
17 入力手段
21 送信手段
23 ごみ集積所候補選択手段
24 データ生成手段
25 調節手段
26 登録手段
40 ごみ集積所リスト
41 ごみ集積所の位置情報
42 画像
43 集積所名
44 住所
50 ごみ収集状況データ
100 ごみ収集状況管理システム
NW 通信回線

Claims (4)

  1. ごみ集積所に立ち寄った作業員が操作する位置情報を取得可能な携帯端末と、ごみ集積所に関する情報を管理する管理サーバとを通信回線を介して接続して運用されるごみ収集状況管理システムであって、
    前記管理サーバは、
    予め登録されるごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報とを関連付けたごみ集積所リストを記憶する記憶手段と、
    前記ごみ集積所リストに登録されたごみ集積所のうち、前記携帯端末によって取得された位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補として、前記携帯端末によって取得された位置情報から特定される位置から近いものを1~10箇所選択するごみ集積所候補選択手段と、
    前記ごみ集積所候補を前記携帯端末に送信する送信手段と、
    前記ごみ集積所候補のうち、前記携帯端末の操作によって選択されたごみ集積所と、ごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データを生成するデータ生成手段と、
    前記所定範囲を調節する調節手段と、
    を備え
    前記調節手段は、前記所定範囲内にごみ集積所が密集している場合、当該所定範囲を狭める処理を行い、
    前記携帯端末は、
    前記ごみ集積所リストに登録するごみ集積所の画像を取得する画像取得手段と、
    前記ごみ集積所リストに登録するごみ集積所の集積所名を入力する入力手段と、
    前記ごみ集積所の画像と、前記ごみ集積所の集積所名とを前記管理サーバに送信する携帯端末送信手段と、
    を備え、
    前記管理サーバは、
    ごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報、画像、集積所名、及び住所とを関連付けて前記ごみ集積所リストに登録する登録手段をさらに備え、
    前記ごみ集積所の位置情報は、前記画像取得手段によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報であり、
    前記ごみ集積所の住所は、前記画像取得手段によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報を変換したものであるごみ収集状況管理システム。
  2. ごみ集積所に立ち寄った作業員が操作する位置情報を取得可能な携帯端末と、ごみ集積所に関する情報を管理する管理サーバとを通信回線を介して接続して運用されるごみ収集状況管理システムであって、
    前記管理サーバは、
    予め登録されるごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報とを関連付けたごみ集積所リストを記憶する記憶手段と、
    前記ごみ集積所リストに登録されたごみ集積所のうち、前記携帯端末によって取得された位置情報から特定される位置を基準として所定範囲に存在するごみ集積所をごみ集積所候補として選択するごみ集積所候補選択手段と、
    前記ごみ集積所候補を前記携帯端末に送信する送信手段と、
    前記ごみ集積所候補のうち、前記携帯端末の操作によって選択されたごみ集積所と、ごみ収集状況とを関連付けたごみ収集状況データを生成するデータ生成手段と、
    前記所定範囲を調節する調節手段と、
    を備え、
    前記調節手段は、前記所定範囲内にごみ集積所が密集している場合、当該所定範囲を狭める処理を行い、
    前記携帯端末は、前記ごみ集積所候補を表示する表示手段を備え、
    前記ごみ集積所候補は、前記携帯端末によって取得された位置情報から特定される位置から近い順に並び替えられて前記表示手段に表示され
    前記携帯端末は、
    前記ごみ集積所リストに登録するごみ集積所の画像を取得する画像取得手段と、
    前記ごみ集積所リストに登録するごみ集積所の集積所名を入力する入力手段と、
    前記ごみ集積所の画像と、前記ごみ集積所の集積所名とを前記管理サーバに送信する携帯端末送信手段と、
    をさらに備え、
    前記管理サーバは、
    ごみ集積所と当該ごみ集積所の位置情報、画像、集積所名、及び住所を関連付けて前記ごみ集積所リストに登録する登録手段をさらに備え、
    前記ごみ集積所の位置情報は、前記画像取得手段によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報であり、
    前記ごみ集積所の住所は、前記画像取得手段によって取得されたごみ集積所の画像に付された位置情報を変換したものであるごみ収集状況管理システム。
  3. 前記ごみ収集状況データを表示する表示装置をさらに備える請求項1又は2に記載のごみ収集状況管理システム。
  4. 前記表示装置は、ごみ収集本部、自治体管理者、又は行政管理者が確認可能な場所に設置される請求項3に記載のごみ収集状況管理システム。
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