JP7472713B2 - 熱音響装置 - Google Patents
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Description
このような態様とすれば、熱音響装置の使用時に、複数組のフィンユニットの少なくとも一部において、第1部位と第2部位が並ぶ方向にフィンユニットが熱膨張することにより、第2部位の蓄熱器と向かい合う端の少なくとも一部が、蓄熱器に近づく向きに変位する。その結果、蓄熱器は、第2部位の蓄熱器と向かい合う端の少なくとも一部によって、第1部位を含むフィンユニットの他の部位との接触を阻止される。このため、熱交換器と蓄熱器との間に空間を設けるために、第1熱交換器と蓄熱器との間にスペーサやバネを配する必要がない。
(2)上記形態の熱音響装置において、前記複数組のフィンユニットの前記少なくとも一部は、前記一対の第1部位のうちの一方の前記第1部位と、前記一方の第1部位に接続されており、前記一方の第1部位よりも前記中心軸に近い位置に配されている一対の前記第2部位の一方と、を備える第1フィンと、前記一対の第1部位のうちの他方の前記第1部位と、前記他方の第1部位に接続されており、前記他方の第1部位よりも前記中心軸に近い位置に配されている前記一対の第2部位の他方と、を備える第2フィンと、を備える、態様とすることもできる。
このような態様においては、フィンユニットの第2部位が連続していない二つの部位で構成されるため、フィンユニットに対する加熱と冷却が繰り返された場合に、フィンユニットの第2部位の最も細い部分において疲労破壊が起こる可能性を低減できる。
(3)上記形態の熱音響装置において、前記複数組のフィンユニットの前記少なくとも一部は、前記一対の第1部位と、前記一対の第1部位の間に配される連続した一つの前記第2部位と、を備える、態様とすることもできる。
このような態様においては、一つのフィンユニットが一つの部材で構成されているため、フィンユニットが熱膨張した場合に、第2部位を構成する各部が、中心軸方向および第1部位と第2部位が並ぶ方向に垂直な方向に、ずれにくい。このため、第1部位と第2部位が並ぶ方向のフィンユニットの膨張を、適切に、蓄熱器に向かう方向の変形に変換することができる。
図1は、本発明の実施形態である熱音響装置TAの概略構成を示す説明図である。なお、図1は、熱音響装置TAの各構成要素の形状を正確に示すものではない。熱音響装置TAは、ループ管型の熱音響装置である。熱音響装置TAは、熱源HSと冷却対象COとに接続されている。熱音響装置TAは、熱源HSから熱エネルギーを供給されて、冷却対象COを冷却することができる。
図4は、第1熱交換器40のフィンモジュール44の平面図である。図4は、20℃におけるフィンモジュール44の形状を示す。フィンモジュール44は、銅合金で構成される。フィンモジュール44は、円筒部46と、複数のフィン48と、を有する。円筒部46は、ループ管LT1,LT2とほぼ同じ内径を有する環状の部材である(図2の下段および図3参照)。
第1実施形態の変形例においては、フィンユニットの第2部位の形状が、第1実施形態とは異なっている。第1実施形態の変形例の熱音響装置の他の点は、第1実施形態の熱音響装置TAと同じである。第1実施形態の各構成に対応する第1実施形態の変形例の構成には、第1実施形態の各構成の符号の末尾にvを付した符号を付す。
第2実施形態においては、フィンユニットの第2部位の形状が、第1実施形態とは異なっている。第2実施形態の熱音響装置の他の点は、第1実施形態の熱音響装置TAと同じである。第1実施形態の各構成に対応する第2実施形態の構成には、第1実施形態の各構成の符号の末尾にcを付した符号を付す。
(1)上記第1実施形態においては、第1部位1R1,1L1の蓄熱器30と向かい合う端E11と、第2部位12の蓄熱器30と向かい合う端E12は、同一直線上にある。すなわち、第2部位12の端E12は、Z軸方向について、第1部位1R1,1L1の端E11と同じ位置にある(図5参照)。しかし、第2部位12の端E12は、図8に示される第1実施形態の変形例のように、他の形状を有していてもよい。たとえば、第2部位12の端E12は、Z軸方向について1以上の凹部や1以上の突部を有していてもよい。また、第2部位12の端E12の少なくとも一部が、曲線で構成されていてもよい。
Claims (3)
- 熱音響装置であって、
配管に設置される第1熱交換器であって、外部から熱を供給されて、前記配管内の流体であって前記第1熱交換器に接する流体に熱を付与する第1熱交換器と、
前記配管に設置される第2熱交換器であって、前記配管内の流体であって前記第2熱交換器に接する流体をあらかじめ定められた温度に制御する第2熱交換器と、
前記配管のうち、前記第1熱交換器と前記第2熱交換器との間の部位に設置され、温度勾配を形成されて前記配管内に音波を発生させる蓄熱器と、を備え、
前記第1熱交換器は、
円筒部と、
前記円筒部の内部に配された互いに平行な複数組の板状のフィンユニットであって、前記円筒部の中心軸と平行に配されている複数組のフィンユニットと、を備え、
前記複数組のフィンユニットの少なくとも一部は、
それぞれ前記円筒部に固定されている一対の第1部位と、
それぞれ前記第1部位に接続されており、前記複数組のフィンユニットが並ぶ方向に沿って見たとき、前記第1部位よりも前記中心軸に近い位置に配されている1以上の第2部位と、を備え、
前記第2部位の前記中心軸の方向の寸法は、前記第1部位の前記中心軸の方向の寸法よりも小さく、
前記第2部位の前記蓄熱器と向かい合う端の少なくとも一部は、前記中心軸の方向について、前記第1部位の前記蓄熱器と向かい合う端と同じ位置か、前記第1部位の前記蓄熱器と向かい合う端よりも前記蓄熱器に近い位置にある、熱音響装置。 - 請求項1記載の熱音響装置であって、
前記複数組のフィンユニットの前記少なくとも一部は、
前記一対の第1部位のうちの一方の前記第1部位と、前記一方の第1部位に接続されており、前記一方の第1部位よりも前記中心軸に近い位置に配されている前記第2部位の一部と、を備える第1フィンと、
前記一対の第1部位のうちの他方の前記第1部位と、前記他方の第1部位に接続されており、前記他方の第1部位よりも前記中心軸に近い位置に配されている前記第2部位の他の一部と、を備える第2フィンと、を備える、熱音響装置。 - 請求項1記載の熱音響装置であって、
前記複数組のフィンユニットの前記少なくとも一部は、
前記一対の第1部位と、
前記一対の第1部位の間に配される連続した一つの前記第2部位と、を備える、熱音響装置。
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