JP7468122B2 - 情報提案装置、情報提案方法、およびプログラム - Google Patents

情報提案装置、情報提案方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提案装置、情報提案方法、およびプログラムに関する。
小売店などの店舗において、ユーザが購入しようとする商品を用いたレシピを提案する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、買い物客にとって利用価値の高い情報提供が可能な情報提供装置が記載されている。
特開2012-168836号公報
ユーザごとに商品の嗜好は異なる。そのため、ユーザの嗜好に応じたレシピを提案することのできる技術が望まれている。
本発明は、ユーザの嗜好に応じた情報を提案することができ、ユーザに寄り添った、パーソナライズな購入体験を提供することのできる情報提案装置、情報提案方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報提案装置は、ユーザの商品に対する視線の移動履歴および前記ユーザの商品の購入履歴を取得する取得部と、前記移動履歴と前記購入履歴とに基づいて、前記ユーザの商品の嗜好の度合いを示す嗜好度を算出する算出部と、前記嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する提案部と、を備える。
本発明の一態様に係る情報提案方法は、ユーザの商品に対する視線の移動履歴および前記ユーザの商品の購入履歴を取得するステップと、前記移動履歴と前記購入履歴とに基づいて、前記ユーザの商品の嗜好の度合いを示す嗜好度を算出するステップと、前記嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案するステップと、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、ユーザの商品に対する視線の移動履歴および前記ユーザの商品の購入履歴を取得するステップと、前記移動履歴と前記購入履歴とに基づいて、前記ユーザの商品の嗜好の度合いを示す嗜好度を算出するステップと、前記嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案するステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、ユーザの嗜好に応じた情報を提案することができ、ユーザに寄り添った、パーソナライズな購入体験を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る情報提案システムの構成例を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る情報提案装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る情報提案装置の設置例を示す図である。 図4は、第1実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、第1実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6Aは、累積注視時間に基づいて、嗜好度を算出する方法を説明するための図である。 図6Bは、注視した買い物回数に基づいて嗜好度を算出する方法を説明するための図である。 図6Cは、所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合に基づいて嗜好度を算出する方法を説明するための図である。 図6Dは、注視度を算出する方法を説明するための図である。 図6Eは、注視度と、買い物回数との関係を示す図である。 図7は、レシピ表示画面の一例を示す図である。 図8は、レシピ詳細画面の一例を示す図である。 図9は、第2実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第3実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、レシピ表示画面の一例を示す図である。 図12は、第4実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、第5実施形態に係る情報提案装置の構成例を示すブロック図である。 図14は、第5実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図15は、第6実施形態に係る情報提案システムの構成例を示す図である。 図16は、第6実施形態に係る情報提案装置の構成例を示すブロック図である。 図17は、第6実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図18は、商品までの経路案内処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図19は、おすすめ商品表示画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
[情報提案システム]
図1を用いて、第1実施形態に係る情報提案システムの構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る情報提案システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、情報提案システム1は、情報提案装置100と、サーバ装置200と、を含む。情報提案装置100と、サーバ装置200とは、例えば、無線のネットワークNを介して通信可能に接続されている。情報提案システム1には、複数台の情報提案装置100と、複数台のサーバ装置200とが含まれてよい。
情報提案装置100は、ユーザに対して各種のレシピを提案する処理を実行する。情報提案装置100は、ユーザの商品に対する視線の移動履歴を含む視線履歴情報およびユーザの商品の購入履歴を含む購入履歴情報に基づいて、ユーザにレシピを提案する。サーバ装置200は、複数のユーザの視線履歴情報と、購入履歴情報とを記憶している。情報提案装置100と、サーバ装置200とは、ユーザのレシピに関する各種の情報を送受信する。
[情報提案装置]
図2と、図3とを用いて、第1実施形態に係る情報提案装置の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る情報提案装置の構成例を示すブロック図である。図3は、第1実施形態に係る情報提案装置の設置例を示す図である。
図2に示すように、情報提案装置100は、カメラ110と、操作部120と、表示部130と、通信部140と、記憶部150と、制御部160と、を備える。図3に示すように、情報提案装置100は、例えば、ショッピングカートCに配置される。情報提案装置100は、ショッピングカートC内の商品と、ユーザUとを撮影可能に配置されている。情報提案装置100は、例えば、買い物客であるユーザUの視線履歴情報と購入履歴情報とに基づいてレシピを提案する。情報提案装置100は、例えば、店舗で商品を購入するまでの間に一時的に商品を入れておく買い物かごなどに設置されていてもよい。
カメラ110は、各種の被写体を撮影する。カメラ110は、例えば、ユーザUが購入予定の商品を撮影する。購入予定の商品は、例えば、ショッピングカートC内の商品である。カメラ110は、例えば、ユーザUの顔を撮影する。カメラ110は、例えば、ユーザUの服装などを撮影する。カメラ110は、例えば、複数台含む、複数台のカメラ110でショッピングカートC内の商品と、ユーザUとを撮影してもよい。
操作部120は、情報提案装置100に対する各種の操作を受け付ける。操作部120は、例えば、提案されたレシピをユーザUが選択する操作を受け付ける。操作部120は、例えば、レシピの詳細を表示するための操作や、提案されたレシピを非表示にするための操作を受け付ける。操作部120は、例えば、好きな食べ物、嫌いな食べ物、およびアレルギーのある食べ物などをユーザUが入力する操作を受け付ける。操作部120は、例えば、ユーザUの自炊の頻度、および料理のスキルなどを示す自炊度をユーザUが入力する操作を受け付ける。操作部120は、例えば、ボタン、スイッチ、タッチパネルで実現することができる。
表示部130は、各種の映像を表示する。表示部130は、例えば、レシピを表示する。表示部130は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイを含むディスプレイである。操作部120がタッチパネルを含む場合、表示部130と、タッチパネルとは、一体に構成される。
通信部140は、ネットワークNを介して、サーバ装置200といった外部の装置と無線通信する。通信部140は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。ネットワークNは、インターネットまたは電話回線網などの公衆通信網であってもよい。ネットワークNは、LAN(Local Area Network)などの限られた領域内(例えば、店舗内)に設けられた通信網であってもよい。
記憶部150は、各種の情報を記憶する。記憶部150は、例えば、各種のプログラムや設定などを記憶する。記憶部150は、例えば、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部150が記憶する情報は、視線履歴情報151と、購入履歴情報152と、レシピ情報153と、を含む。
視線履歴情報151は、ユーザUの商品に対する視線の履歴に関する情報を含む。視線履歴情報151は、ユーザUの商品へ向けられた視線の移動履歴に関する情報を含む。視線履歴情報151は、例えば、ユーザUが所定の商品(例えば、商品A)に対して注視していた時間に関する情報を含む。視線履歴情報151は、例えば、ユーザUが商品Aを所定時間以上注視していた回数に関する情報を含む。視線履歴情報151は、例えば、ユーザUの商品Aに対する累積注視時間に関する情報を含む。
購入履歴情報152は、ユーザUの商品の購入履歴に関する情報を含む。購入履歴情報152は、例えば、ユーザUの商品Aの購入回数に関する情報を含む。購入履歴情報152は、例えば、ユーザUの商品Aの購入個数に関する情報を含む。購入履歴情報152は、例えば、ユーザUが購入した商品の価格に関する情報を含む。
レシピ情報153は、レシピに関する各種の情報を含む。レシピ情報153は、例えば、必要な食材、および調味料などに関する情報を含む。レシピ情報153は、例えば、調理器具、および調理工程などに関する情報を含む。
視線履歴情報151と、購入履歴情報152とは、通信部140を介して、例えば、ユーザUが所有するスマートフォンなどの端末装置に記憶されてもよい。
制御部160は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、図示しない記憶部に記憶されたプログラム(例えば、本発明に係るプログラム)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部160は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。制御部160は、ソフトウェアと、ハードウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
制御部160は、取得部161と、算出部162と、提案部163と、視線検出部164と、商品認識部165と、ユーザ認識部166と、を備える。
取得部161は、各種の情報を取得する。取得部161は、記憶部150からユーザUの商品に対する視線の移動履歴を含む視線履歴情報151を取得する。取得部161は、記憶部150からユーザUの商品の購入履歴を含む購入履歴情報を取得する購入履歴情報152を取得する。取得部161は、記憶部150からレシピ情報153を取得する。取得部161は、通信部140を介して、サーバ装置200から視線履歴情報、購入履歴情報、レシピ情報を取得してもよい。
算出部162は、各種の情報を算出する。算出部162は、視線履歴情報と購入履歴情報とに基づいて、ユーザUの商品の嗜好の度合いを示す嗜好度を算出する。算出部162は、例えば、視線履歴情報に基づいて、注視していた時間が長い商品ほど嗜好度を高く算出する。算出部162は、例えば、視線履歴情報に基づいて、注視した回数が多い商品ほど嗜好度を高く算出する。算出部162は、例えば、購入履歴情報に基づいて、購入回数の多い商品ほど嗜好度を高く算出する。算出部162は、例えば、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「10」などのように10段階の数値で嗜好度を算出する。この場合、数値が高いほど商品に対する嗜好度が高いことを意味する。例えば、嗜好度が「5」を超えている商品は、ユーザUの好む商品であり、嗜好度が「5」を下回っている商品は、ユーザUの好まない商品であることを意味する。算出部162は、例えば、「好き」、「普通」、「嫌い」といった数値とは異なる方法で嗜好度を算出してもよい。
算出部162は、視線検出部164が検出した買い物中の商品に対するユーザUの視線に基づいて、関心度を算出する。算出部162は、例えば、注視していた時間が長い商品ほど関心度を高く算出する。算出部162は、注視した回数が多い商品ほど関心度を高く算出する。算出部162は、例えば、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「10」などのように10段階の数値で関心度を算出する。この場合、数値が高いほど商品に対する関心度が高いことを意味する。例えば、関心度が「5」を超えている商品は、ユーザUの関心がある商品であり、関心度が「5」を下回っている商品は、ユーザUの関心のない商品であることを意味する。算出部162は、例えば、「興味あり」、「普通」、「興味なし」といった数値とは異なる方法で関心度を算出してもよい。
算出部162は、例えば、季節および気温ごとのユーザの嗜好度および関心度を算出してよい。算出部162は、例えば、同一の商品について、春、夏、秋、および冬における嗜好度および関心度を算出してもよい。算出部162は、例えば、同一の商品について、気温が10℃、15℃、20℃、および25℃における嗜好度および関心度を算出しもよい。言い換えれば、算出部162は、同一の商品について、季節および気温の変化に対する嗜好度および関心度の変化を算出してもよい。
算出部162は、購入履歴情報に基づいて、所定期間内の商品の購入価格の代表値を算出する。代表値としては、例えば、平均値、中央値、最頻値、最高値、最低値などの統計値が例示される。算出部162は、購入履歴情報に基づいて、所定期間内の各商品の総購入価格を算出する。算出部162は、購入履歴情報に基づいて、所定期間内の各商品の購入回数を算出する。
提案部163は、各種の情報を提案する。提案部163は、例えば、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。提案部163は、例えば、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品と、関心度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。提案部163は、例えば、商品認識部165が認識した少なくとも1つの商品と、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。提案部163は、例えば、商品認識部165が認識した少なくとも1つの商品と、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品と、関心度が所定以上の少なくとも1つの商品とを用いたレシピを提案する。提案部163は、例えば、嗜好度が所定以上の商品のうち、販売価格が代表値よりも低い少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。提案部163は、視線履歴情報及び購入履歴情報が無い場合には予め設定された一般的なレシピ(例えば、カレー)を提案してもよいし、レシピを提案しなくてもよい。提案部163は、ユーザUが操作部に好きな食べ物、嫌いな食べ物、およびアレルギーのある食べ物を入力している場合には、ユーザが入力した食べ物に応じたレシピを提案するようにしてもよい。提案部163は、ユーザUが操作部120に自炊度を入力している場合には、自炊度に応じて提案するレシピを変更してもよい。
視線検出部164は、ユーザUの視線を検出する。視線検出部164は、例えば、カメラ110が撮影したユーザUの顔の画像データに基づいて、ユーザUの視線の方向を検出する。視線検出部164は、ユーザUが所定の商品を注視していることを検出する。視線検出部164は、ユーザUが所定の商品を注視した時間を検出する。視線検出部164は、例えば、店舗内に設置されたカメラで撮影されたユーザUと、商品との画像データに基づいて、ユーザUの視線を検出してもよい。視線検出部164は、検出した各種の情報を記憶部150に視線履歴情報151として記憶する。
商品認識部165は、各種の商品を認識する。商品認識部165は、例えば、カメラ110が撮影したユーザUの購入予定商品の画像データに対して、図示しない辞書データを用いた物体認識処理を実行して、ユーザUの購入予定の商品を認識する。商品認識部165は、例えば、ユーザUが購入した商品の履歴に関する情報を記憶部150に購入履歴情報152として記憶する。購入履歴情報152は、例えば、商品の精算の際に用いられるPOS(Point Of Sale)端末装置などから取得するようにしてもよい。
ユーザ認識部166は、情報提案装置100を使用するユーザUを認識する。ユーザ認識部166は、例えば、ユーザUから操作部120で受け付けた所定の操作(例えば、パスワードの入力)に基づいて、ユーザUを認識する。ユーザ認識部166は、例えば、カメラ110が取得したユーザUの顔の画像データに基づいて、周知の顔認証処理を実行して、ユーザUを認識してもよい。ユーザ認識部166は、例えば、通信部140でユーザUの端末装置またはRFID(Radio Frequency Identifier)などから受け付けた識別情報に基づいて、ユーザUを認識してもよい。
[サーバ装置]
図4を用いて、第1実施形態に係るサーバ装置の構成について説明する。図4は、第1実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、サーバ装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230と、を備える。
通信部210は、ネットワークNを介して、情報提案装置100といった外部の装置と無線通信する。通信部140は、例えば、NICなどによって実現される。
記憶部220は、各種の情報を記憶する。記憶部220は、例えば、各種のプログラムや設定などを記憶する。記憶部220は、例えば、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部220は、視線履歴情報データベース221と、購入履歴情報データベース222と、レシピ情報223と、を含む。
視線履歴情報データベース221は、複数のユーザの商品に対する視線の履歴に関する情報を含む。視線履歴情報データベース221は、例えば、複数のユーザの商品への視線の移動履歴に関する情報を含む。視線履歴情報データベース221は、例えば、複数のユーザが商品Aに対して注視していた時間に関する情報を含む。視線履歴情報データベース221は、例えば、複数のユーザが商品Aを所定時間以上注視していた回数に関する情報を含む。視線履歴情報データベース221は、例えば、複数のユーザの商品Aに対する累積注視時間に関する情報を含む。
購入履歴情報データベース222は、複数のユーザの商品の購入履歴に関する情報を含む。購入履歴情報データベース222は、例えば、複数のユーザの商品の購入回数に関する情報を含む。購入履歴情報データベース222は、例えば、複数のユーザの商品Aの購入個数に関する情報を含む。
レシピ情報223は、レシピに関する各種の情報を含む。レシピ情報223は、例えば、必要な食材、および調味料などに関する情報を含む。レシピ情報223は、例えば、調理器具、および調理工程などに関する情報を含む。
制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、図示しない記憶部に記憶されたプログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。制御部230は、ソフトウェアと、ハードウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
制御部230は、通信部210を介して、情報提案装置100からユーザUの視線履歴情報151と、購入履歴情報152とを取得する。制御部230は、視線履歴情報151を視線履歴情報データベース221に記憶する。制御部230は、購入履歴情報152を購入履歴情報データベース222に記憶する。制御部230は、通信部210を介して、複数のユーザの視線履歴情報と購入履歴情報とを取得する。制御部230は、複数のユーザの視線履歴情報を視線履歴情報データベース221に記憶する。制御部230は、複数のユーザの購入履歴情報を購入履歴情報データベース222に記憶する。
制御部230は、視線履歴情報データベース221から所定のユーザの視線履歴情報を取得する。制御部230は、購入履歴情報データベース222から所定のユーザの購入履歴情報を取得する。
制御部230は、所定のユーザの視線履歴情報および購入履歴情報に基づいて、特定の商品に対する嗜好度を算出する。制御部230は、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。すなわち、制御部230は、情報提案装置100の制御部160と同様の機能を有している。そのため、本実施形態では、ユーザに対してレシピを提案する処理を情報提案装置100で実行してもよいし、サーバ装置200で実行してもよい。以下では、情報提案装置100が各処理を実行するものとして説明するが、各処理はサーバ装置200が実行してもよい。
[第1実施形態の処理]
図5を用いて、第1実施形態に係るレシピ提案処理について説明する。図5は、第1実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部160は、ユーザUを認識する(ステップS100)。具体的には、ユーザ認識部166は、ユーザUからの所定の操作に基づいて、ユーザUを認識する。そして、ステップS110に進む。
制御部160は、視線履歴情報および購入履歴情報を取得する(ステップS110)。具体的には、取得部161は、ユーザ認識部166により認識されたユーザUの視線履歴情報および購入履歴情報を取得する。そして、ステップS120に進む。
制御部160は、ユーザUの嗜好度を算出する(ステップS120)。具体的には、算出部162は、取得部161により取得された視線履歴情報および購入履歴情報に基づいて、ユーザUの嗜好度を算出する。算出部162は、例えば、所定の商品に対する累積注視時間、注視した買い物回数、所定期間の買い物回数における商品を注視したことのある買い物回数の割合に基づいて、嗜好度を算出する。
図6Aは、累積注視時間に基づいて、嗜好度を算出する方法を説明するための図である。図6Aに示すように、算出部162は、所定の商品の累積注視時間に基づいて、商品の嗜好度を算出する。算出部162は、例えば、累積注視時間が「t1以上t2未満」である商品の嗜好度を「a1」と算出する。算出部162は、例えば、累積注視時間が「t2以上t3未満」である商品の嗜好度を「a2」と算出する。算出部162は、例えば、累積注視時間が「t3以上t4未満」である商品の嗜好度を「a3」と算出する。図6Aでは、累積注視時間をt1、t2、t3、t4のように概念的に示しているが、実際には累積注視時間は数値で示される。また、図6Aでは、嗜好度をa1、a2、a3のように概念的に示しているが、実際には嗜好度は数値で示される。この場合、a1、a2、a3の順に大きな数値となる。すなわち、算出部162は、累積注視時間が長いほど嗜好度を高く算出する。
図6Bは、注視した買い物回数に基づいて嗜好度を算出する方法を説明するための図である。図6Bに示すように、算出部162は、注視した買い物回数に基づいて、商品の嗜好度を算出する。図6Bに示す注視した買い物回数は、例えば、買い物において、1回でもその商品を注視した場合に、1カウントして算出している。算出部162は、例えば、注視した買い物回数が「x1」回である商品の嗜好度を「a11」と算出する。算出部162は、例えば、注視した買い物回数が「x2」回である場合の商品の嗜好度を「a12」と算出する。算出部162は、例えば、注視した買い物回数が「x3」回である場合の嗜好度を「a13」と算出する。図6Bでは、注視した買い物回数をx1、x2、x3のように概念的に示しているが、実際には注視した買い物回数は数値で示される。具体的には、x1、x2、x3の順に大きな数値となる。また、図6Bでは、嗜好度をa11、a12、a13のように概念的に示しているが、実際には嗜好度は数値で示される。この場合、a11、a12、a13の順に大きな数値となる。すなわち、算出部162は、注視した買い物回数が多いほど嗜好度を高く算出する。
図6Cは、所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合に基づいて嗜好度を算出する方法を説明するための図である。図6Cに示すように、算出部162は、所定の買い物回数(例えば、y回)における注視した買い物回数(例えば、x11、x12、x13)の割合に基づいて、商品の嗜好度を算出する。注視した買い物回数のカウントの方法は、図6Bの場合と同様である。算出部162は、例えば、所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合が「x11/y」である場合の嗜好度を「a21」と算出する。算出部162は、例えば、所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合が「x12/y」である場合の嗜好度を「a22」と算出する。算出部162は、例えば、所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合が「x13/y」である場合の嗜好度を「a23」と算出する。図6Cでは、所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合をx11/y、x12/y、x13/yのように概念的に示しているが、実際には所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合は数値で示される。具体的には、x11、x12、x13の順に大きな数値となる場合、x11/y、x12/y、x13/yの順に大きな数値となる。また、図6Cでは、嗜好度をa21、a22、a23のように概念的に示しているが、実際には嗜好度は数値で示される。この場合、a21、a22、a23の順に大きな数値となる。すなわち、算出部162は、所定の買い物回数における注視した買い物回数の割合が大きいほど嗜好度を高く算出する。
算出部162は、例えば、所定の商品に対する注視時間と、注視した買い物回数と組み合わせて嗜好度を算出してもよい。この場合、算出部162は、例えば、注視時間に応じて注視時間の度合いを示す注視度を算出すればよい。
図6Dは、注視度を算出する方法を説明するための図である。図6Dに示すように、算出部162は、所定の商品に対する注視時間に基づいて、注視度を算出する。算出部162は、例えば、注視時間が「t11以上t12未満」である場合の注視度を「b1」と算出する。算出部162は、例えば、注視時間が「t12以上t13未満」である場合の注視度を「b2」と算出する。算出部162は、例えば、注視時間が「t13以上t14未満」である場合の注視度を「b3」と算出する。図6Dでは、注視時間をt11、t12、t13、t14のように概念的に示しているが、実際には注視時間は数値で示される。具体的には、t11以上t12未満、t12以上t113未満、t13以上t14未満の順に大きな数値となる。また、図6Dでは、注視度をb1、b2、b3のように概念的に示しているが、実際には注視度は数値で示される。この場合、b1、b2、b3の順に大きな数値となる。すなわち、算出部162は、注視時間が長いほど注視度を高く算出する。
図6Eは、注視度と、買い物回数との関係を示す図である。図6Eに示すように、所定の商品に対する注視度が「b1」であった買い物回数が「c1」、注視度が「b2」であった買い物回数が「c2」、注視度が「b3」であった買い物回数が「c3」であったとする。図6Eでは、買い物回数は、c1、c2、c3のように概念的に示しているが、実際には数値で示される。図6Eに示す例の場合、算出部162は、所定の商品の嗜好度を、「b1×c1+b2×c2+b3×c3+・・・」と算出する。
また、算出部162は、ユーザUが実際に商品を購入したか否かに基づいて、嗜好度を算出してもよい。具体的には、算出部162は、商品が購入された場合には、視線履歴情報に基づいて算出された嗜好度に対して、重みを付けてもよい。例えば、ある商品の視線履歴情報に基づいて算出された嗜好度が「d」であるものとする。この場合、算出部162は、例えば、商品が購入された場合には、嗜好度を「d+f」と算出する。算出部162は、例えば、商品が購入された場合には、嗜好度を「d×e」と算出する。d、f、eは、実際には数値で示される。fとeとは、購入加算係数と呼ぶこともある。購入加算係数は、それぞれ、「d+f」と、「d×e」とがdよりも大きくなる数値であれば特に制限はない。
図5に戻る。制御部160は、算出された嗜好度に基づいてレシピを提案する(ステップS130)。具体的には、提案部163は、レシピ情報153に基づいて、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。提案部163は、例えば、表示部130にレシピを表示させる。
図7は、提案部163が提案するレシピ表示画面の一例を示す図である。図7に示すように、レシピ表示画面300は、合計金額表示領域310と、購入履歴表示領域320と、レシピ表示領域330と、を含む。
合計金額表示領域310は、ユーザUが購入しようとしている商品の合計金額を示す領域である。合計金額表示領域310には、例えば、ショッピングカートC内の商品の合計金額が表示される。
購入履歴表示領域320は、ユーザUの商品の購入履歴を示す領域である。購入履歴表示領域320は、買い物をした日付ごとに購入品が表示される購入品表示領域321(321a、321b、321c、・・・)を含む。購入品表示領域321aには、2020年4月10日に購入した購入品の一覧が表示される。購入品表示領域321bには、2020年4月5日に購入した購入品の一覧が表示される。購入品表示領域321cには、2020年4月1日に購入した購入品の一覧が表示される。
レシピ表示領域330は、レシピが表示される領域である。レシピ表示領域330は、レシピごとにレシピ概要表示領域331(331a、331b・・・)と、レシピ画像表示領域332(332a、332b、・・・)と、を含む。
レシピ概要表示領域331aは、レシピAの概要が表示される領域である。例えば、レシピ概要表示領域331aには、レシピAをつくるために必要な材料に関する情報や、材料をそろえるために必要な金額に関する情報が表示される。レシピ画像表示領域332aには、レシピAの画像が表示される領域である。同様に、レシピ概要表示領域331bは、レシピBの概要が表示される領域であり、レシピ画像表示領域332bは、レシピBの画像が表示される領域である。
図5に戻る。制御部160は、ユーザUによってレシピが選択されたか否かを判定する(ステップS140)。具体的には、提案部163は、ユーザUによって操作部120を介して、ステップS130で表示されたレシピのいずれかが選択されたか否かを判定する。レシピが選択されたと判定された場合(ステップS140;Yes)、ステップS150に進む。レシピが選択されていないと判定された場合(ステップS140;No)、ステップS160に進む。
ステップS140でYesと判定された場合、制御部160は、選択されたレシピの詳細を表示部130に表示する(ステップS150)。具体的には、提案部163は、選択されたレシピの詳細を表示部130に表示する。
図8は、レシピ詳細画面の一例を示す図である。レシピ詳細画面400は、レシピ名表示領域410と、レシピ画像表示領域420と、材料表示領域430と、調理工程表示領域440と、を含む。
レシピ名表示領域410は、レシピ名と、レシピをつくるための材料をそろえるために必要な金額などが表示される領域である。
レシピ画像表示領域420は、選択されたレシピの画像が表示される領域である。図8に示す例では、レシピ画像表示領域420には、「家庭の味、ほくほく肉じゃが」の写真が表示される。
材料表示領域430は、選択されたレシピをつくるために必要な材料の詳細が表示される。具体的には、材料表示領域430には、牛肉、ジャガイモ、砂糖など調味料を含む材料が分量とともに表示される。
調理工程表示領域440は、選択されたレシピの調理工程の詳細が表示される。調理工程表示領域440には、例えば、第1調理工程、第2調理工程といったように選択されたレシピの工程が詳細に表示される。図8では、調理工程表示領域440には、第1調理工程、および第2調理工程といいたように概念的に示されているが、実際には具体的な工程が示される。
図5に戻る。制御部160は、レシピ提案処理を終了するか否かを判定する(ステップS160)。具体的には、制御部160は、レシピ提案処理を終了する操作を受け付けた場合、および電源をオフする操作を受け付けた場合に、レシピ提案処理を終了すると判定する。レシピ提案処理を終了すると判定された場合(ステップS160;Yes)、図5の処理を終了する。レシピ提案処理を終了しないと判定された場合(ステップS160;No)、ステップS130に進む。
上述のとおり、第1実施形態は、ユーザUの視線履歴情報および購入履歴情報に基づいて、ユーザUにレシピを提案する。これにより、第1実施形態は、ユーザUの嗜好度の高い商品を用いたレシピを提案することができる。
なお、ステップS100において、ユーザ認識部166は、ユーザUに加えて、複数のユーザを認識する処理を実行してもよい。ユーザ認識部166は、ユーザUを認識した方法と同様の方法で、複数のユーザを認識してもよい。これにより、例えば、サーバ装置200に、各ユーザの視線の履歴に関する情報と、購入履歴に関する情報とが記憶されていれば、各ユーザの嗜好度を算出することができる。これにより、例えば、友人同士が集まって調理をする場合において、各ユーザの嗜好度に応じたレシピを提案することができる。
[第2実施形態の処理]
図9を用いて、第2実施形態に係るレシピ提案処理について説明する。図9は、第2実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。第2実施形態に係る情報提案装置の構成は、図2に図示の情報提案装置100と同一の構成なので、説明を省略する。
ステップS200~ステップS220の処理は、それぞれ、図5に示すステップS100~ステップS120の処理と同一なので、説明を省略する。
制御部160は、商品に対する視線を検出する(ステップS230)。具体的には、視線検出部164は、ユーザUの顔の画像データに基づいて、リアルタイムのユーザUの商品に対する視線を検出する。そして、ステップS240に進む。
制御部160は、ユーザUの商品に対する関心度を算出する(ステップS240)。具体的には、算出部162は、視線検出部164による視線の検出結果に基づいて、商品の関心度を算出する。例えば、算出部162は、視線検出部164の視線の検出結果に基づいて、商品への注視時間が長いほど関心度を高く算出する。
制御部160は、算出された嗜好度と関心度とに基づいてレシピを提案する(ステップS250)。具体的には、提案部163は、レシピ情報153に基づいて、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品と、関心度が所定以上の少なくとも1つの商品とを用いたレシピを提案する。提案部163は、例えば、表示部130にレシピを表示させる。そして、ステップS260に進む。
ステップS260~ステップS280の処理は、それぞれ、図5に示すステップS140~ステップS160の処理と同一なので、説明を省略する。
上述のとおり、第2実施形態は、ユーザUの視線履歴情報および購入履歴情報に加えて、買い物をしているユーザUの視線の動きに基づいて、ユーザUにレシピを提案する。これにより、第2実施形態は、ユーザUの嗜好度および関心度の高い商品を用いたレシピを提案することができる。
[第3実施形態の処理]
図10を用いて、第3実施形態に係るレシピ提案処理について説明する。図10は、第3実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。第3実施形態に係る情報提案装置の構成は、図2に図示の情報提案装置100と同一の構成なので、説明を省略する。
ステップS300~ステップS320の処理は、それぞれ、図5に示すステップS100~ステップS120の処理と同一なので、説明を省略する。
制御部160は、ユーザUの購入予定の商品を認識する(ステップS330)。具体的には、商品認識部165は、カメラ110で撮影されたショッピングカートCに入っている商品の画像データに対して周知の物体認識処理を実行することで、ユーザUの購入予定の商品を認識する。そして、ステップS340に進む。
制御部160は、算出された嗜好度と、購入予定の商品とに基づいてレシピを提案する(ステップS340)。具体的には、提案部163は、レシピ情報153に基づいて、購入予定の少なくとも1つの商品と、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品とを用いたレシピを提案する。提案部163は、例えば、表示部130にレシピを表示させる。
図11は、提案部163が提案するレシピ表示画面の一例を示す図である。図11に示すように、レシピ表示画面500は、選択材料表示領域510と、レシピ件数表示領域520と、レシピ表示領域530と、を含む。
選択材料表示領域510は、レシピの材料として選択された材料が表示される領域である。具体的には、選択材料表示領域510には、嗜好度の高い商品、購入予定の商品、過去に購入した商品などから、レシピの材料として選択された商品が表示される。図11に示す例では、嗜好性の高い商品として、「りんご」が表示されている。購入予定の商品として、「ターメリック」が表示されている。過去に購入した商品として、「小麦粉」が表示されている。
レシピ件数表示領域520は、選択された材料でつくることのできるレシピの件数が表示される領域である。
レシピ表示領域530は、レシピが表示される領域である。図11に示す例では、レシピ表示領域530には、「りんご」と、「ターメリック」と、「小麦粉」とを用いたレシピが表示される。レシピ表示領域530は、レシピごとにレシピ概要表示領域531(531a、531b・・・)と、レシピ画像表示領域532(532a、532b、・・・)と、を含む。
レシピ概要表示領域531aは、「リンゴたっぷりゴロゴロカレー」の概要が表示される領域である。例えば、レシピ概要表示領域531aには、「リンゴたっぷりゴロゴロカレー」をつくるために必要な材料に関する情報や、材料をそろえるために必要な金額に関する情報が表示される。レシピ画像表示領域532aには、「リンゴたっぷりゴロゴロカレー」の画像が表示される領域である。同様に、レシピ概要表示領域531bは、「スパイス香る、アメリカンアップルパイ」の概要が表示される領域であり、レシピ画像表示領域532bは、「スパイス香る、アメリカンアップルパイ」の画像が表示される領域である。
図10に戻る。ステップS350~ステップS370の処理は、それぞれ、図5に示す
ステップS140~ステップS160の処理と同一の処理なので説明を省略する。
上述のとおり、第3実施形態は、ユーザUの視線履歴情報および購入履歴情報に加えて、ユーザUが購入しようとしている商品に基づいて、ユーザUにレシピを提案する。これにより、第3実施形態は、ユーザUの嗜好度が高く、かつ購入しようとしている商品を用いたレシピを提案することができる。
なお、提案部163は、購入履歴情報と、ステップS330で認識された購入予定の商品とに基づいて、レシピをアレンジして提案してもよい。提案部163は、例えば、ユーザUが同一のメーカの商品や同一の産地の食材などを継続して買い続けている場合に、異なるメーカの商品や異なる産地の食材を用いた場合のレシピの味の変化を提供するようにしてもよい。具体的には、提案部163は、異なるメーカの商品や異なる産地の食材を用いた場合、味や風味などにこのような違いが生まれるという情報や、レシピがこのように広がるといった情報を提示するようにしてもよい。
[第4実施形態の処理]
図12を用いて、第4実施形態に係るレシピ提案処理について説明する。図12は、第4実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。第4実施形態に係る情報提案装置の構成は、図2に図示の情報提案装置100と同一の構成なので、説明を省略する。
ステップS400~ステップS440の処理は、それぞれ、図9に示すステップS200~ステップS240の処理と同一の処理なので、説明を省略する。ステップS450の処理は、図10に示すステップS340の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
制御部160は、算出された嗜好度および関心度と、購入予定の商品とに基づいて、レシピを提案する(ステップS460)。具体的には、提案部163は、購入予定の少なくとも1つの商品と、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品と、関心度が所定以上の少なくとも1つの商品とを用いたレシピを提案する。そして、ステップS470に進む。
ステップS470~ステップS490の処理は、それぞれ、図5に示すステップS140~ステップS160の処理と同一の処理なので説明を省略する。
上述のとおり、第4実施形態は、ユーザUの視線履歴情報、購入履歴情報、買い物をしているユーザUの視線の動き、およびユーザUが購入しようとしている商品に基づいて、ユーザUにレシピを提案する。これにより、第4実施形態は、ユーザUの嗜好度および関心度が高くかつユーザUが購入しようとしている商品を用いたレシピを提案することができる。
[第5実施形態]
[情報提案装置]
図13を用いて、第5実施形態に係る情報提案装置について説明する。図13は、第5実施形態に係る情報提案装置の構成例を示すブロック図である。
図13に示すように、情報提案装置100Aは、センサ170を備える点で、図2に示す情報提案装置100とは異なっている。情報提案装置100Aは、気温を含む環境情報を加味して、ユーザUに対してレシピを提案する。
センサ170は、情報提案装置100Aの周囲の環境情報を検出する。センサ170は、例えば、情報提案装置100Aの周囲の温度を検出する温度センサを含む。センサ170は、例えば、情報提案装置100Aの周囲の湿度を検出する湿度センサを含む。センサ170は、その他の環境に関する情報を取得するセンサを含み得る。
取得部161Aは、センサ170から各種の環境情報を取得する。取得部161Aは、例えば、センサ170から温度に関する温度情報および湿度に関する湿度情報などを取得する。取得部161Aは、例えば、通信部140を介して、天候情報を配信している外部のサーバなどから気温情報、湿度情報、天候情報を取得してもよい。
提案部163Aは、取得部161Aが取得した環境情報に基づいて、レシピを提案する。提案部163Aは、例えば、取得部161Aが取得した環境情報と、商品の嗜好度とに基づいて、レシピを提案する。提案部163Aは、例えば、取得部161Aが取得した環境情報と、商品の嗜好度と、購入予定の商品とに基づいて、レシピを提案する。
[第5実施形態の処理]
図14を用いて、第5実施形態に係るレシピ提案処理について説明する。図14は、第5実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS500~ステップS520の処理は、それぞれ、図5に示すステップS100~ステップS120の処理と同一なので、説明を省略する。
制御部160Aは、環境情報を取得する(ステップS530)。具体的には、取得部161Aは、センサ170および外部のサーバ装置などから温度情報などのリアルタイムの環境情報を取得する。取得部161Aは、調理予定時刻が予め設定されている場合には、調理予定時刻における予想環境情報を取得してもよい。そして、ステップS540に進む。
ステップS540の処理は、図10に示すステップS330の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
制御部160Aは、算出された嗜好度と、環境情報と、購入予定の商品とに基づいて、レシピを提案する(ステップS550)。具体的には、提案部163Aは、嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品と、購入予定の少なくとも1つの商品と、環境情報とに基づいて、レシピを提案する。例えば、算出部162は、特定の香辛料の嗜好度が所定以上でありと算出したとする。商品認識部165は、購入予定の商品として豆腐を認識したとする。そして、取得部161Aは、気温が所定以上低いことを取得したとする。この場合、提案部163Aは、ユーザUが辛い物を好む傾向があり、購入予定の商品に豆腐が含まれ、かつ気温が低いため、例えば、「チゲ鍋」などを提案する。そして、ステップS560に進む。
ステップS560~ステップS580の処理は、それぞれ、図5に示すステップS140~ステップS160の処理と同一の処理なので説明を省略する。
上述のとおり、第5実施形態は、ユーザUの視線履歴情報、購入履歴情報、環境情報、およびユーザUが購入しようとしている商品に基づいて、ユーザUにレシピを提案する。これにより、第5実施形態は、ユーザUの嗜好度および関心度が高くかつユーザUが購入しようとしている商品を用いた現在の気温に応じたレシピを提案することができる。
[第6実施形態]
[情報提案システム]
図15を用いて、第6実施形態に係る情報提案システムの構成について説明する。図15は、第6実施形態に係る情報提案システムの構成例を示す図である。
図15に示すように、情報提案システム1Aは、情報提案装置100Bと、サーバ装置200と、店舗サーバ装置600と、を含む。情報提案システム1Aは、店舗サーバ装置600を含む点で、図1に示す情報提案システム1とは異なっている。店舗サーバ装置600は、情報提案装置100Bが使用される小売店などの店舗に配置されているサーバ装置である。店舗サーバ装置600は、情報提案装置100Bと通信可能に接続されている。
店舗サーバ装置600は、例えば、配置されている店舗に関する各種の店舗情報を記憶している。店舗サーバ装置600は、例えば、店舗の売り場の地図情報を記憶している。売り場の地図情報には、商品が陳列されている位置に関する商品の位置情報を含む。店舗サーバ装置600は、商品に関する商品情報を記憶している。商品情報には、特売品に関する情報と、タイムセールに関する情報とが含まれ得る。
[情報提案装置]
図16を用いて、第6実施形態に係る情報提案装置の構成について説明する。図16は、第6実施形態に係る情報提案装置の構成例を示すブロック図である。
図16に示すように、情報提案装置100Bは、制御部160Bが案内部167を備える点で、図2に示す情報提案装置100とは異なっている。情報提案装置100Bは、購入履歴に基づいて、商品の購入価格の代表値を算出する。情報提案装置100Bは、店舗で売られている商品の価格情報を取得し、購入価格の代表値よりも低い商品を用いたレシピを提案する。情報提案装置100Bは、ユーザUによって選択された商品が陳列されている位置まで、ユーザUを案内する。以下では、情報提案装置100Bは、商品の購入価格の代表値よりも低い商品を用いたレシピを提案する例を説明するが、本発明はこれに限られない。情報提案装置100Bは、例えば、商品の販売価格が商品の購入価格の代表値に対して所定範囲であるレシピを提案するようにしてもよい。ここで、所定範囲は、例えば、商品の購入価格の代表値の10%前後であるが、これに限られない。
取得部161Bは、通信部140を介して、店舗サーバ装置600から店舗情報を取得する。取得部161Bは、例えば、店舗サーバ装置600から店舗の地図情報と商品情報とを取得する。取得部161Bが取得する商品情報には、商品の価格に関する価格情報が含まれ得る。
算出部162Bは、購入履歴情報152に基づいて、商品ごとに購入価格の代表値を算出する。提案部163Bは、嗜好度が所定以上の商品のうち、販売価格が購入価格の代表値よりも低い少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。
提案部163Bは、取得部161Bが取得した商品情報に基づいて、おすすめの商品を提案する。提案部163Bは、例えば、タイムセールの時間の所定時間前(例えば、10分前)になった場合には、タイムセールの商品を表示部130に表示する。提案部163Bは、例えば、現在時刻を計時する図示しない計時部から取得すればよい。提案部163Bは、例えば、特売品を表示部130に表示してもよい。提案部163は、例えば、嗜好度が所定以上高い商品のセール情報を表示部130に表示してもよい。
案内部167は、店舗内においてユーザUが所望する商品が陳列されている位置まで案内する。案内部167は、例えば、取得部161Bにより取得された地図情報に基づいて、商品が陳列されている位置まで案内する。案内部167は、例えば、提案部163Bにより表示部130に表示された商品のうち、ユーザUによって選択された商品の位置まで案内する。案内部167は、例えば、店舗の売り場の複数の地点に配置されたアクセスポイントから送信されるビーコンなどに基づいて、現在位置および商品の位置などを取得すればよい。案内部167は、例えば、図示しないGNSS(Global Navigation Satellite System)受信器が取得したGNSS信号に基づいて、現在位置および商品の位置などを取得してもよい。
[第6実施形態の処理]
図17を用いて、第6実施形態に係るレシピ提案処理について説明する。図17は、第6実施形態のレシピ提案処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS600~ステップS620の処理は、それぞれ、図5に示すステップS100~ステップS120の処理と同一なので、説明を省略する。
制御部160Bは、商品の購入価格の代表値を算出する(ステップS630)。具体的には、算出部162Bは、購入履歴情報152に基づいて、商品ごとに購入価格の代表値を算出する。そして、ステップS640に進む。
制御部160Bは、商品情報を取得する(ステップS640)。具体的には、提案部163Bは、価格情報を含む商品情報を店舗サーバ装置600から取得する。そして、ステップS650に進む。
制御部160Bは、代表値よりも価格が低い商品が有るか否かを判定する(ステップS650)。具体的には、提案部163Bは、代表値と、店舗の商品の価格を比較することで、代表値よりも価格が低い商品が有るか否かを判定する。代表値よりも価格が低い商品があると判定された場合(ステップS650;Yes)、ステップS660に進む。代表値よりも価格が低い商品がないと判定された場合(ステップS650;No)、ステップS670に進む。
ステップS650でYesと判定された場合、制御部160Bは、代表値よりも価格が低い商品を用いたレシピを提案する(ステップS660)。具体的には、提案部163Bは、代表値よりも価格が低い少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する。そして、ステップS680に進む。
ステップS670~ステップS700の処理は、それぞれ、図5に図示のステップS130~ステップS160の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
上述のとおり、第6実施形態は、ユーザUの購入履歴情報、および価格情報に基づいて、ユーザUにレシピを提案する。これにより、第6実施形態は、代表値よりも価格が低い商品を用いたレシピを提案することができるので、コストのかからない商品を提案することができる。
[案内処理]
図18を用いて、商品までの経路案内処理について説明する。図18は、商品までの経路案内処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS800~ステップS820の処理は、それぞれ、図5に示すステップS100~ステップS120の処理と同一なので、説明を省略する。
制御部160Bは、店舗情報を取得する(ステップS830)。具体的には、取得部161Bは、店舗の地図情報を含む店舗情報を店舗サーバ装置600から取得する。そして、ステップS840に進む。
制御部160Bは、店舗で売られている商品に関する商品情報を取得する(ステップS840)。具体的には、取得部161Bは、商品の価格情報と陳列されている位置情報を含む商品情報を店舗サーバ装置600から取得する。そして、ステップS850に進む。
制御部160Bは、おすすめ商品を表示する(ステップS850)。具体的には、提案部163Bは、商品情報に基づいて、おすすめ商品を表示部130に表示する。
図19は、提案部163が表示するおすすめ商品表示画面の一例を示す図である。図19に示すように、おすすめ商品表示画面700は、おすすめ商品表示領域710と、経路案内開始ボタン720と、キャンセルボタン730と、を含む。
おすすめ商品表示領域710は、おすすめ商品が表示される領域である。おすすめ商品表示領域710は、説明表示領域711と、おすすめ商品画像表示領域712と、を含む。説明表示領域711には、おすすめ品の原産地、品名、金額、および詳細情報などが表示される。おすすめ商品画像表示領域712には、おすすめ品の画像が表示される。
経路案内開始ボタン720は、おすすめ品までの経路を表示させるためのボタンである。ユーザUは、おすすめ品の購入を所望する場合に、経路案内開始ボタン720を押下すると、案内部167によっておすすめ品までの経路案内が開始される。
キャンセルボタン730は、おすすめ品の表示をキャンセルするためのボタンである。ユーザUは、おすすめ品の購入を所望しない場合に、キャンセルボタン730を押下することで、提案部163Bによっておすすめ品の表示がキャンセルされる。この場合、次のおすすめ品を表示させてもよいし、おすすめ品の表示を終了してもよい。
図18に戻る。制御部160Bは、経路案内開始が選択されたか否かを判定する(ステップS860)。経路案内開始が選択されたと判定された場合(ステップS860;Yes)、ステップS870に進む。経路案内開始が選択されていないと判定された場合(ステップS860;No)、ステップS880に進む。
ステップS860でYesと判定された場合、制御部160Bは、経路案内を開始する(ステップS870)。具体的には、案内部167は、表示部130に表示させてナビゲーションを行うことで、おすすめ商品までの経路を案内する。そして、ステップS880に進む。
制御部160Bは、経路案内処理を終了するか否かを判定する(ステップS880)。具体的には、制御部160Bは、おすすめ商品がない場合、経路案内処理を終了する操作を受け付けた場合、および電源をオフする操作を受け付けた場合に、経路案内処理を終了すると判定する。経路案内処理を終了すると判定された場合(ステップS880;Yes)、図18の処理を終了する。経路案内処理を終了しないと判定された場合(ステップS880;No)、ステップS850に進む。
上述のとおり、第6実施形態は、ユーザUが購入を所望する商品までの経路案内を実行する。これにより、ユーザUは、おすすめされた商品の購入を消耗する場合に、迷わずに商品を購入することができる。
なお、第6実施形態では、おすすめ商品を表示して経路を案内する処理について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、図8に示す、レシピ詳細画面400において、レシピに必要な商品までの経路案内を実行してもよい。具体的には、レシピ詳細画面400の材料表示領域430に表示された材料を選択可能とし、材料表示領域430において選択された商品までの経路案内を実行するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1,1A 情報提案システム
100,100A,100B 情報提案装置
110 カメラ
120 操作部
130 表示部
140,210 通信部
150,220 記憶部
151 視線履歴情報
152 購入履歴情報
153 レシピ情報
160,230 制御部
161,161A 取得部
162 算出部
163,163A 提案部
164 視線検出部
165 商品認識部
166 ユーザ認識部
167 案内部
200 サーバ装置
600 店舗サーバ装置

Claims (5)

  1. ユーザの商品に対する視線の移動履歴を含む視線履歴情報および前記ユーザの商品の購入履歴を含む購入履歴情報を取得する取得部と、
    前記視線履歴情報と前記購入履歴情報とに基づいて、前記ユーザの商品の嗜好の度合いを示す嗜好度を算出する算出部と、
    前記嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案する提案部と、
    を備え
    前記取得部は、商品の販売価格に関する価格情報を取得し、
    前記算出部は、前記購入履歴に基づいて商品の購入価格の代表値を算出し、
    前記提案部は、前記嗜好度が所定以上の商品のうち、販売価格が前記購入価格の代表値に対して所定範囲である商品を用いたレシピを提案する、
    情報提案装置。
  2. 前記ユーザの商品に対する視線を検出する視線検出部を備え、
    前記算出部は、前記視線検出部が検出した視線に基づいて商品に対する興味の度合いを示す関心度を算出し、
    前記提案部は、前記嗜好度が所定以上の少なくとも1つの商品と、前記関心度が所定以上の少なくとも1つの商品とを用いたレシピを提案する、
    請求項1に記載の情報提案装置。
  3. 前記ユーザの購入予定の商品を認識する商品認識部を備え
    前記提案部は、前記商品認識部が認識した少なくとも1つの商品をさらに用いたレシピを提案する、
    請求項1または2に記載の情報提案装置。
  4. ユーザの商品に対する視線の移動履歴および前記ユーザの商品の購入履歴を取得するステップと、
    商品の販売価格に関する価格情報を取得するステップと、
    前記移動履歴と前記購入履歴とに基づいて、前記ユーザの商品の嗜好の度合いを示す嗜好度を算出するステップと、
    前記購入履歴に基づいて商品の購入価格の代表値を算出するステップと、
    前記嗜好度が所定以上の商品のうち、販売価格が前記購入価格の代表値に対して所定範囲内である商品の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案するステップと、
    コンピュータが実行する、情報提案方法。
  5. ユーザの商品に対する視線の移動履歴および前記ユーザの商品の購入履歴を取得するステップと、
    商品の販売価格に関する価格情報を取得するステップと、
    前記移動履歴と前記購入履歴とに基づいて、前記ユーザの商品の嗜好の度合いを示す嗜好度を算出するステップと、
    前記購入履歴に基づいて商品の購入価格の代表値を算出するステップと、
    前記嗜好度が所定以上の商品のうち、販売価格が前記購入価格の代表値に対して所定範囲内である商品の少なくとも1つの商品を用いたレシピを提案するステップと、
    をコンピュータに実行させる、プログラム。
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