JP7467844B2 - 断熱構造体および建造物 - Google Patents

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Description

本開示は、断熱構造体および建造物に関する。
一般的な建築物等の壁材の断熱層には、グラスウールや発泡ウレタン等の断熱材が使用されている。これらの断熱材を使用する場合、断熱性を向上させるためには、断熱層を厚くする必要があり、壁材が厚くなる。
ここで、真空断熱材は、芯材および外装材を有しており、外装材により構成された袋の内部は、芯材が配置されているとともに、大気圧よりも圧力が低い真空状態に保持されている。袋の内部の熱対流が抑制されるため、真空断熱材は、良好な断熱性を発揮することができる。真空断熱材は、単位厚さあたりの断熱性が一般的な発泡断熱材よりも高いので、所望の断熱性を確保しつつ、断熱層の厚さを薄くすることができる。
このように真空断熱材は、内部を減圧することで高い断熱性を発揮するため、表面が露出した状態では外力による破袋のリスクがある。また、剛直な材料であり、かつ、必ずしも面を出せずに直線的な形状を形成できないため、連続的に横並びにすると隙間が生じ、大きな熱リーク箇所となる。そのため、外力による破袋のリスクを避けるため、また、連続的に横並びにした際に隙間が生じるのを防ぐため、保護材および形状確保材として、真空断熱材以外の他の断熱材(例えば発泡断熱材)で、真空断熱材を覆うことがある。
例えば、特許文献1~4には、2枚の平板内に真空断熱材を配置し、発泡ウレタン等の発泡断熱材を充填して作製されたパネルが開示されている。
特開平1-263041号公報 特開平11-166688号公報 特開平11-167670号公報 特開2002-295970号公報
上記のように、発泡断熱材等の断熱材で真空断熱材を覆うことにより、外力による破袋や連続的に横並びにした際に生じる隙間を介した熱リークが抑制された断熱体となる。このような断熱体は多くの利点を有するが、断熱体の主面において、真空断熱材で断熱されている領域では結露が生じにくく、真空断熱材で断熱されていない領域(発泡断熱材等の断熱材で断熱されている領域)では結露が生じやすい。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、真空断熱材で断熱されていない領域における結露の発生を抑制可能な断熱構造体を提供することを主目的とする。
本開示においては、真空断熱材である第一断熱材と、上記第一断熱材の少なくとも端面に位置し、かつ、上記第一断熱材よりも断熱性が低い第二断熱材と、を有する断熱部材と、上記断熱部材の一方の主面側に配置された熱拡散部材と、を有し、上記熱拡散部材は、平面視上、上記第一断熱材および上記第二断熱材の境界を少なくとも覆うように配置されている、断熱構造体を提供する。
本開示においては、上述した断熱構造体を有する、建造物を提供する。
本開示における断熱構造体は、真空断熱材で断熱されていない領域における結露の発生を抑制できる、という効果を奏する。
本開示における断熱構造体を例示する模式図である。 断熱体における熱の移動を説明する概略断面図である。 本開示における効果を例示する概略断面図である。 本開示における断熱構造体を例示する模式図である。 本開示における断熱構造体を例示する模式図である。 本開示における断熱構造体を例示する模式図である。 本開示における断熱構造体を例示する概略断面図である。 本開示における断熱構造体を例示する概略断面図である。 本開示における第一断熱材を例示する概略断面図である。 本開示における断熱部材を例示する概略断面図である。 本開示における断熱構造体を例示する模式図である。 本開示における断熱構造体を連結した状態の概略断面図である。
A.断熱構造体
以下、図面等を参照して、本開示における断熱構造体について説明する。なお、以下に示す各図は、模式的に示している。そのため、各部の大きさ、形状は理解を容易にするために、適宜誇張している。また、各図において、部材の断面を示すハッチングを適宜省略する。本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値および材料名は、実施形態としての一例であり、これに限定されず、適宜選択して使用することができる。本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば平行や直交、垂直等の用語については、厳密に意味するところに加え、実質的に同じ状態も含む。
図1(a)は、本開示における断熱構造体を例示する概略斜視図であり、図1(b)は図1(a)のA-A’の概略断面図であり、図1(c)は図1(a)の概略平面図である。なお、便宜上、図1(a)では、部材の一部を切り欠いて示している。
図1に示す断熱構造体100は、断熱部材10と、断熱部材10の一方の主面側に配置された熱拡散部材20と、を有する。断熱部材10は、真空断熱材である第一断熱材1と、第一断熱材1の少なくとも端面Eに位置し、かつ、第一断熱材1よりも断熱性が低い第二断熱材2とを有する。さらに、熱拡散部材20は、平面視上、すなわち、断熱部材10の主面の法線方向(図1(a)における法線方向N)から見た場合に、第一断熱材1および第二断熱材2の境界Bを少なくとも覆うように配置されている。
本開示によれば、熱拡散部材が、平面視上、第一断熱材および第二断熱材の境界を少なくとも覆うように配置されていることから、真空断熱材(第一断熱材)で断熱されていない領域、より具体的には、第一断熱材で断熱されず、第二断熱材で断熱される領域における結露の発生を抑制した断熱構造体とすることができる。
ここで、上記のように、発泡断熱材等の断熱材で真空断熱材を覆うことにより、外力による破袋や連続的に横並びにした際に生じる隙間を介した熱リークが抑制された断熱体となる。このような断熱体は多くの利点を有するが、断熱体の主面において、真空断熱材で断熱されている領域では結露が生じにくく、発泡断熱材等の断熱材で断熱されている領域では結露が生じやすい。その結果、真空断熱材で断熱されていない領域に結露が生じる場合がある。この点について、図2を例示して説明する。
図2に示す断熱体50は、真空断熱材である第一断熱材11と、第一断熱材11の少なくとも端面Eに位置し、かつ、第一断熱材11よりも断熱性が低い第二断熱材12とを有する。矢印は、熱の移動方向を示す。真空断熱材は、単位厚さあたりの断熱性が、真空断熱材以外の一般的な断熱材に比べて著しく高く、例えば発泡断熱材に比べて約5倍~約10倍も高い。そのため、断熱体50の室内側の主面50aにおいて、真空断熱材である第一断熱材11で断熱されている領域では、熱の移動が遮断される。その結果、その領域の表面温度Tは比較的高く維持され、結露が生じにくい。これに対して、断熱体50の室内側の主面50aにおいて、真空断熱材である第一断熱材11で断熱されておらず、第一断熱材11よりも断熱性が低い第二断熱材12で断熱されている領域では、熱の移動が遮断されにくい。その結果、その領域の表面温度Tは低くなり、結露が生じやすい。
これに対して、本開示においては、図2における表面温度T、Tの温度差に着目した。図3に示すように、本開示においては、第一断熱材1および第二断熱材2を有する断熱部材10の一方の主面側に、熱拡散部材20を配置した。これにより、表面温度Tから表面温度Tに熱拡散が生じ、表面温度Tが低くなり過ぎることを抑制できる。その結果、真空断熱材で断熱されていない領域(第一断熱材1で断熱されず、第二断熱材2で断熱される領域)における結露の発生を抑制した断熱構造体を得ることができる。なお、図1(b)では、断熱構造体100の熱拡散部材20側の主面100aにおいて、平面視上、第一断熱材1と重複する領域A1が、第一断熱材1で断熱されている領域に該当し、第一断熱材1と重複せず、第二断熱材2と重複する領域A2が、第一断熱材11で断熱されておらず、第二断熱材12で断熱されている領域に該当する。
1.熱拡散部材
本開示における熱拡散部材は、断熱部材の一方の主面側に配置される。また、熱拡散部材は、平面視上、第一断熱材および第二断熱材の境界を少なくとも覆うように配置されている。
熱拡散部材は、熱伝導率が高いことが好ましい。熱拡散部材の熱伝導率は、例えば10W/mK以上であり、15W/mK以上であってもよく、20W/mK以上であってもよい。一方、熱拡散部材の熱伝導率は、例えば500W/mK以下である。熱伝導率は、JIS H7801に準拠したレーザーフラッシュ法を用いて求めることができる。測定環境の温度は、20℃以上25℃以下とする。
熱拡散部材の材料としては、例えば、鉄、アルミニウム、銅等の金属の単体が挙げられる。また、熱拡散部材の材料は、上記金属を含有する合金または酸化物であってもよい。その場合、上記金属を主成分として含有する合金であることが好ましい。また、熱拡散部材の材料は、上記金属を2種類以上含有していてもよい。また、合金としては、例えば、ステンレス鋼等の鋼が挙げられる。熱拡散部材の具体例としては、鋼板が挙げられる。鋼板の表面は、メッキ加工されていてもよい。メッキ加工としては、例えば、亜鉛メッキ加工が挙げられる。
熱拡散部材の形状としては、例えば、板状、メッシュ状が挙げられる。また、熱拡散部材の厚さは、特に限定されないが、例えば、0.1mm以上であり、0.3mm以上であってもよい。一方、熱拡散部材の厚さは、例えば10mm以下である。
熱拡散部材は、平面視上、第一断熱材および第二断熱材の境界を少なくとも覆うように配置されている。熱拡散部材は、断熱部材の主面の全面に配置されていてもよく、断熱部材の主面の一部に配置されていてもよい。
例えば図1(b)、(c)において、熱拡散部材20は、平面視上、断熱部材10の主面の全面に配置されている。そのため、熱拡散部材20は、平面視上、第一断熱材1および第二断熱材2の境界Bを覆うように配置されている。
一方、図4(a)は、本開示における断熱構造体を例示する概略平面図であり、図4(b)は、図4(a)のA-A’の概略断面図である。同様に、図5(b)および図6(b)は、それぞれ、図5(a)および図6(a)のA-A’の概略断面図である。
例えば図4(a)、(b)において、熱拡散部材20は、平面視上、第一断熱材1と重複する位置に開口部Hを有する。開口部Hの平面視形状は、特に限定されないが、例えば、正方形、長方形等の矩形が挙げられる。また、図4(b)に示すように、境界Bと開口部Hの端部との距離をL1とした場合、L1は、例えば1mm以上であり、5mm以上であってもよく、5cm以上であってもよい。一方、図4(b)では、熱拡散部材20の端部と、断熱部材10の端部とが一致している。すなわち、熱拡散部材20は、平面視上、第一断熱材1と重複せず、第二断熱材2と重複する領域の全面に配置されている。
例えば図5(a)、(b)において、熱拡散部材20は、平面視上、第一断熱材1と重複する領域の全面に配置されている。一方、熱拡散部材20の端部20tは、平面視上、断熱部材10の端部10tよりも内側に位置している。また、図5(b)に示すように、境界Bと熱拡散部材20の端部20tの端部との距離をL2とした場合、L2は、例えば1mm以上であり、5mm以上であってもよく、5cm以上であってもよい。
例えば図6(a)、(b)において、熱拡散部材20は、平面視上、第一断熱材1と重複する位置に開口部Hを有する。さらに、熱拡散部材20の端部20tは、平面視上、断熱部材10の端部10tよりも内側に位置している。図6(a)、(b)における開口部H、距離L1、L2については、上述した通りである。
熱拡散部材の外縁の平面視形状は、特に限定されないが、正方形、長方形等の矩形が挙げられる。例えば、図1(c)、図4~図6における熱拡散部材20の外縁の平面視形状は、いずれも矩形である。
熱拡散部材は、断熱部材の一方の主面側に配置される。熱拡散部材は、断熱部材の一方の主面側のみに配置されていてもよく、断熱部材の一方の主面側と他方の主面側との両方に配置されていてもよい。前者の場合、断熱構造体は、熱拡散部材が室内側となるように用いられることが好ましい。室内における結露の発生を抑制できるからである。図7(a)に示すように、断熱部材10の一方の主面10a側のみに、熱拡散部材20が配置されていてもよい。一方、図7(b)に示すように、断熱部材10の一方の主面10a側および他方の主面10b側に、それぞれ熱拡散部材20(第一熱拡散部材20Xおよび第二熱拡散部材20Y)が配置されていてもよい。なお、図7(a)に示すように、断熱部材10の端面10cに、熱拡散部材20は配置されないことが好ましい。熱拡散部材が断熱部材の断熱性を阻害するからである。
図8(a)に示すように、断熱部材10は、第一断熱材1および熱拡散部材20の間に第二断熱材2を有していてもよい。第一断熱材1および熱拡散部材20の間に第二断熱材2が位置することで、第二断熱材2を介した熱拡散が生じ、結露の発生をより効果的に抑制できる。また、第一断熱材1および熱拡散部材20の間に位置する第二断熱材2の厚さをTとした場合、第二断熱材2の厚さTは、例えば10mm以上であり、20mm以上であってもよい。一方、第二断熱材2の厚さTは、例えば80mm以下であり、50mm以下であってもよい。
一方、図8(b)に示すように、断熱部材10は、第一断熱材1および熱拡散部材20の間に第二断熱材2を有しなくてもよい。また、図8(c)に示すように、断熱部材10は、第一断熱材1および第一熱拡散部材20Xの間に第二断熱材2を有し、第一断熱材1および第二熱拡散部材20Yの間に第二断熱材2を有しなくてもよい。さらに、図8(d)に示すように、断熱部材10は、第一断熱材1および第一熱拡散部材20Xの間に第二断熱材2を有さず、第一断熱材1および第二熱拡散部材20Yの間にも第二断熱材2を有しなくてもよい。
2.断熱部材
本開示における断熱部材は、真空断熱材である第一断熱材と、第一断熱材の少なくとも端面に位置し、かつ、第一断熱材よりも断熱性が低い第二断熱材と、を有する。
(1)第一断熱材
本開示における第一断熱材は、真空断熱材である。第一断熱材の熱貫流率は、例えば1.0W/mK以下であり、0.3W/mK以下であってもよい。熱貫流率とは、断熱材における熱の伝わりやすさを表す値であり、値が小さいほど断熱性が高いことを表している。熱貫流率(U値)は、以下のように表される。
熱貫流率(W/mK)=1/熱抵抗値(mK/W) …(1)
熱抵抗値(mK/W)=厚み(m)/熱伝導率(W/mK) …(2)
熱抵抗値および熱伝導率は、JIS A1412-1,2,3に準拠して求めることができる。測定環境の温度は、20℃以上25℃以下とする。
真空断熱材は、通常、芯材と、芯材を包む外装材とを有する。図9は、本開示における真空断熱材を例示する概略断面図である。図9(a)に示すように、真空断熱材である第一断熱材1は、芯材1aと、ガスバリア性を有する外装材1bとを有する。外装材1bの内部は減圧状態である。図9(b)は、真空断熱材の他の一例である。図9(a)では、真空断熱材である第一断熱材1の内部の両端に空隙が形成されているが、図9(b)では、空隙が形成されていない。空隙は、第一断熱材1の製造方法の違いにより形成されたり形成されなかったりする。
芯材としては、例えば、粉体、多孔質体、繊維体が挙げられる。上記粉体は、無機系粉体であってもよく、有機系粉体であってもよい。上記粉体としては、例えば、乾式シリカ、湿式シリカ、凝集シリカ粉末、導電性粉体、炭酸カルシウム粉末、パーライト、クレー、タルクが挙げられる。上記多孔質体としては、例えば、ウレタンフォーム、スチレンフォーム、フェノールフォームが挙げられる。上記繊維体は、無機繊維であってもよく、有機繊維であってもよい。無機繊維としては、例えば、グラスウール、グラスファイバー等のガラス繊維、アルミナ繊維、シリカアルミナ繊維、シリカ繊維、セラミック繊維、ロックウールが挙げられる。
外装材は、芯材の外周を覆う部材であり、例えば、芯材側から熱溶着層、ガスバリア層をこの順に有する可撓性シートが挙げられる。ガスバリア層としては、例えば、金属箔、樹脂シートの片面に蒸着層を有する蒸着シートが挙げられる。金属箔としては、例えばアルミニウムが挙げられる。蒸着層としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム酸化物、ケイ素酸化物が挙げられる。樹脂シートとして、公知の樹脂シートを用いることができる。
外装材の酸素透過度は、例えば0.5cc・m-2・day-1・atm-1以下であり、0.1cc・m-2・day-1・atm-1以下であってもよい。また、外装材の水蒸気透過度は、例えば0.2g・m-2・day-1以下であり、0.1g・m-2・day-1以下であってもよい。真空断熱材の内部真空度は、例えば5Pa以下である。真空断熱材の初期熱伝導率は、例えば25℃環境下で15mW・m-1・K-1以下であり、10mW・m-1・K-1以下であってもよく、5mW・m-1・K-1以下であってもよい。
(2)第二断熱材
本開示における第二断熱材は、第一断熱材の少なくとも端面に位置し、かつ、第一断熱材よりも断熱性が低い。
第二断熱材は、第一断熱材よりも断熱性が低い。第二断熱材の熱貫流率は、第一断熱材の熱貫流率に対して、1/5倍以下であってもよく、1/10倍以下であってもよい。言い換えると、第一断熱材の熱貫流率は、第二断熱材の熱貫流率に対して、5倍以上であってもよく、10倍以上であってもよい。第二断熱材の熱貫流率は、例えば3W/mK以下であり、2W/mK以下であってもよい。
第二断熱材は、通常、真空断熱材以外の断熱材である。第二断熱材としては、発泡断熱材等の多孔質断熱材、および、繊維断熱材が挙げられる。第二断熱材としては、例えば、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリフェノール等の発泡プラスチック系断熱材、グラスウール、グラスファイバー、ロックウール、セルロースファイバー、インシュレーションボード等の繊維系断熱材、羊毛、炭化コルク等の天然素材系断熱材が挙げられる。特に、本開示においては、第二断熱材が発泡ポリウレタンであることが好ましい。
第二断熱材は、第一断熱材の少なくとも端面に位置し、通常は、第一断熱材の少なくとも両端面に位置する。また、第二断熱材は、第一断熱材の少なくとも一方の主面に位置することが好ましい。例えば図1(b)において、第二断熱材2は、第一断熱材1の両端面に位置し、さらに、第一断熱材1の両方の主面にも位置している。すなわち、第二断熱材2は、第一断熱材1の周囲の全面に配置されている。
一方、例えば図8(a)~(c)において、第二断熱材2は、第一断熱材1の両端面に位置し、さらに、第一断熱材1の一方の主面のみに位置している。すなわち、第二断熱材2は、第一断熱材1の一方の主面が露出するように配置されている。また、例えば図8(d)において、第二断熱材2は、第一断熱材1の両端面に位置するが、第一断熱材1のいずれの主面にも位置していない。すなわち、第二断熱材2は、第一断熱材1の両端面のみに配置されている。
(3)断熱部材
断熱部材は、第一断熱材および第二断熱材を有する。断熱部材の平面視形状は、特に限定されないが、正方形、長方形等の矩形が挙げられる。断熱部材の形状は、特に限定されないが、例えばパネル状が挙げられる。
図10(a)に示すように、断熱部材10において、真空断熱材である第一断熱材1は、断熱部材10の幅方向に沿って配置されていることが好ましい。図10(a)に示すように、第一断熱材1の幅をWとし、断熱部材10の幅をWとした場合、W/Wの値は、例えば90%以上であることが好ましい。また、Wの値は、例えば600mm以上であることが好ましい。一方、図10(b)に示すように、断熱部材10は、幅方向に沿って、複数の第一断熱材1を有していてもよい。この場合、平面視上、隣り合う第一断熱材1の端面間の領域と少なくとも重複するように、熱拡散部材(図示せず)が配置されていることが好ましい。
(4)断熱部材の製造方法
断熱部材の製造方法は、特に限定されない。断熱部材の製造方法の一例としては、例えば、第一断熱材を金型にセットし、射出成形で第二断熱材を一体的に成形する方法が挙げられる。断熱部材の製造方法の他の例としては、接着剤を用いて第一断熱材に第二断熱材を接着する方法が挙げられる。
3.絶縁層
本開示における断熱構造体は、熱拡散部材の断熱部材とは反対の面側に配置された絶縁層を有することが好ましい。図11(a)は、本開示における断熱構造体を例示する概略斜視図であり、図11(b)は図11(a)のA-A’の概略断面図である。なお、便宜上、図11(a)では、部材の一部を切り欠いて示している。図11に示す断熱構造体100は、断熱部材10と、断熱部材10の一方の主面側に配置された熱拡散部材20と、熱拡散部材の断熱部材とは反対の面側に配置された絶縁層30とを有する。
断熱構造体が絶縁層を有することにより、例えば、断熱構造体を、電源用リード線や制御用リード線の近傍に配置した場合であっても、熱拡散部材による漏電リスクを低減できる。さらに、本開示における断熱構造体は、結露の発生を抑制できるため、結露による漏電リスクも低減できる。そのため、安全性の高い断熱構造体とすることができる。
絶縁層は、樹脂を含有することが好ましい。樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂が挙げられる。樹脂は、1種類単独で使用してもよく、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
さらに、絶縁層は、断熱構造体に意匠性を与えることを目的として、印刷層としての機能を兼ね備えていてもよい。印刷層は、絵柄であってもよく、ベタであってもよく、これらの組合せであってもよい。印刷層によって形成される模様としては、例えば、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)等の岩石の表面を模した石目模様、布目、布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様が挙げられる。
絶縁層の厚さは、例えば0.5μm以上であり、1μm以上であってもよい。一方、絶縁層の厚さは、例えば20μm以下である。
絶縁層は、平面視上、熱拡散部材の全体を覆っていてもよく、熱拡散部材の一部を覆っていてもよい。また、絶縁層は、断熱構造体の最表層であってもよく、最表層でなくてもよい。
絶縁層は、例えば、インキを使用した印刷法より形成することができる。インキとしては、例えば、樹脂に、顔料、染料等の着色剤、体質顔料、溶剤、安定剤、可塑剤、触媒、硬化剤等を適宜混合したインキが挙げられる。印刷方法としては、例えば、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷、グラビアオフセット印刷、インクジェットプリントが挙げられる。
絶縁層(印刷層)を有する熱拡散部材としては、例えば、エリオ(登録商標)鋼板(株式会社DNPエリオ製)、カラーアルミ(難波金属株式会社製)等の化粧鋼板が挙げられる。
一方、絶縁層は、金属酸化物であってもよい。例えば、熱拡散部材の表面を酸化することで、金属酸化物の絶縁層を形成することができる。この場合、熱拡散部材および金属酸化物は、同じ金属元素を含有する。熱拡散部材の表面を酸化する方法としては、例えば、陽極酸化処理が挙げられる。
4.断熱構造体
本開示における断熱構造体は、上述した断熱部材および熱拡散部材を有する。さらに、断熱構造体は、上述した絶縁層を有していてもよい。
断熱構造体は、熱拡散部材の断熱部材とは反対の面側に、吸湿層を有していてもよい。結露の発生を効果的に抑制できるからである。断熱構造体が絶縁層を有する場合は、絶縁層の熱拡散部材とは反対の面側に、吸湿層を有することが好ましい。吸湿層に用いられる吸湿剤としては、例えば、シリカゲル、ゼオライト等の無機多孔質材料、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール等の高吸水性樹脂(SAP)、活性炭、金属酸化物、金属ハロゲン化物、硫酸塩化合物が挙げられる。吸湿層は、これらの吸湿剤の少なくとも1種を樹脂に練り込んだ層であることが好ましい。吸湿層は、平面視上、第一断熱材と重複せず、第二断熱材と重複する領域(例えば図1における領域A2)に少なくとも配置されていることが好ましい。
断熱構造体は、断熱部材の熱拡散部材とは反対の面側に、補強部材を有していてもよい。補強部材としては、例えば、合板、発泡材、樹脂板、エンボス樹脂シート、板紙等の有機高分子部材、および、セラミック部材が挙げられる。また、軽量で比較的剛性のある補強部材として、例えば、プラスチックダンボール、木材を使用することもできる。
本開示における断熱構造体の形状は、特に限定されないが、例えばパネル状が挙げられる。例えば図1に示す断熱構造体100は、パネル状である。
本開示における断熱構造体は、他の断熱構造体と連結するためのジョイント部を有していてもよい。ジョイント部としては、例えば、雄構造および雌構造が挙げられる。ジョイント部は、断熱部材の端面に設けられていることが好ましい。例えば図12(a)においては、第一断熱構造体100Xが、ジョイント部Jとして、断熱部材10の端面に設けられた雄構造を有し、第二断熱構造体100Yが、ジョイント部Jとして、断熱部材10の端面に設けられた雌構造を有する。雄構造および雌構造を嵌合することで、第一断熱構造体100Xおよび第二断熱構造体100Yが連結される。
また、図12(a)に示すように、熱拡散部材20は、平面視上、ジョイント部Jと重複しないように配置されていてもよい。一方、図12(b)に示すように、熱拡散部材20は、平面視上、ジョイント部Jと重複するように配置されていてもよい。熱拡散部材が、平面視上、ジョイント部と重複するように配置される場合、ジョイント部における結露の発生を効果的に抑制できる。
断熱構造体の製造方法は、特に限定されないが、例えば、接着剤を用いて断熱部材に熱拡散部材を接着する方法が挙げられる。
5.用途
本開示における断熱構造体の用途は、特に限定されない。用途の典型例としては、壁材が挙げられる。壁材は、例えば、住宅(例えば、個人住宅、集合住宅)、ビル、駅舎等の建築物の壁材であることが好ましい。また、壁材は、冷凍・空調装置、保冷庫、冷蔵庫、自販機、圧縮機等の装置の壁材であってもよい。本開示においては、断熱構造体を、断熱部材を基準として熱拡散部材が結露の発生を抑制したい壁面側に位置するように配置することが好ましい。
B.建造物
本開示における建造物は、上述した断熱構造体を有する。
本開示によれば、上述した断熱構造体を有することから、真空断熱材で断熱されていない領域における結露の発生を抑制した建造物とすることができる。断熱構造体については、上記「A.断熱構造体」に記載した内容と同様であるので、ここでの記載は省略する。断熱構造体は、例えば、建造物の壁材として用いられることが好ましい。なお、本開示においては、上述した断熱構造体を有する装置を提供することもできる。装置については、上記「A.断熱構造体」に記載した内容と同様であるので、ここでの記載は省略する。
本開示は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は例示であり、本開示における特許請求の範囲に記載された技術的思想と、実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏すれば、いかなる場合であっても本開示における技術的範囲に包含される。
1 … 第一断熱材
2 … 第二断熱材
10 … 断熱部材
20 … 熱拡散部材
30 … 絶縁層
100 … 断熱構造体

Claims (9)

  1. 真空断熱材である第一断熱材と、前記第一断熱材の少なくとも端面に位置し、かつ、前記第一断熱材よりも断熱性が低い第二断熱材と、を有する断熱部材と、
    前記断熱部材の一方の主面側に配置された、金属製の熱拡散部材と、
    前記熱拡散部材の前記断熱部材が配置された面とは反対の面側に配置された絶縁層と、を有し、
    前記熱拡散部材は、平面視上、前記第一断熱材および前記第二断熱材の境界を少なくとも覆うように配置されている、断熱構造体。
  2. 前記絶縁層は、樹脂と、顔料および染料から選ばれる着色剤と、を含む、請求項1に記載の断熱構造体。
  3. 前記断熱部材は、前記第一断熱材および前記熱拡散部材の間に、前記第二断熱材を有する、請求項1または請求項2に記載の断熱構造体。
  4. 前記断熱部材は、前記第一断熱材および前記熱拡散部材の間に、前記第二断熱材を有しない、請求項1または請求項2に記載の断熱構造体。
  5. 前記熱拡散部材は、前記断熱部材の前記主面の全面に配置されている、請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の断熱構造体。
  6. 前記熱拡散部材は、前記断熱部材の前記主面の一部に配置されている、請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の断熱構造体。
  7. 壁材に用いられる、請求項1から請求項6までのいずれかの請求項に記載の断熱構造体。
  8. 建造物の壁材に用いられる、請求項1から請求項7までのいずれかの請求項に記載の断熱構造体。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかの請求項に記載の断熱構造体を有する、建造物。
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